JPH11113783A - 浴用タオル - Google Patents

浴用タオル

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JPH11113783A
JPH11113783A JP27870497A JP27870497A JPH11113783A JP H11113783 A JPH11113783 A JP H11113783A JP 27870497 A JP27870497 A JP 27870497A JP 27870497 A JP27870497 A JP 27870497A JP H11113783 A JPH11113783 A JP H11113783A
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義和 近藤
Hiroshi Kajiyama
宏史 梶山
Hideki Hinako
秀樹 日名子
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】非石油資源より製造され、地中や活性汚泥中で
容易に生分解され、焼却時にも燃焼熱が紙と同等という
環境に優しい素材であるポリ乳酸を原料として、皮膚に
優しく且つ洗浄性能に優れた浴用タオルを工業的に安価
に提供する。 【構成】経糸、緯糸の各々に光学純度90%以上のポリ
乳酸繊維を50重量%以上使用した浴用タオル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリ乳酸繊維を使っ
た生分解性に優れる浴用タオルに関する。
【0002】
【従来の技術】浴用タオルは、従来から綿、麻、シルク
等の天然繊維が使用されてきた。更に、近年はナイロ
ン、ポリプロピレン、塩化ビニリデン等の合成繊維の製
品が開発されている。
【0003】従来から使用されている綿、麻、シルク等
の天然繊維のタオルでは、繊維自体の耐久性が乏しく長
期間の使用で使用感が硬くなったり、黒ずみ・黄ばみが
生じたり、使用中にかびが発生したり、或いは強度が低
下しやすく破れが生じたりする事があり、実用的な使用
性に劣る。一方、ナイロン、ポリプロピレン、塩化ビニ
リデン等の合成繊維のタオルでは、耐久性は改善する
が、使用感が悪く、又、黄ばみや黒ずみ等の品質の変
化、等の問題を内存している。特に、合成繊維のごわご
わした硬さは皮膚への刺激がきつく、黒皮病といった皮
膚障害も引き起こす事がある。更に、近年注目されてい
る廃棄物質の環境へ及ぼす影響も、無視できない。
【0004】合成繊維からなる浴用タオルは、コストの
点や供給の点で天然繊維を使用したものに比べてはるか
に、安価になり、安定的な供給が可能となったが、使用
後の廃棄に関しては殆ど永久的に分解しない等の、従来
の天然繊維にはない困難さがある。即ち、通常の廃棄で
は分解することなく、半永久的にその形のまま残存し、
又、焼却する際に、多大の燃焼熱を発生し、焼却炉を傷
めたり、排気ガス中のNOX 、SOX の量を増大させ、
或いは発ガン性が有るダイオキシンを発生させる事があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安定した品
質や供給の安定性を有し、又キシミ感があり使用感に優
れ、且つ廃棄時には土中や活性汚泥中、コンポスト中に
て比較的短期間の内に分解するか、或いは焼却時には有
毒ガスを発生せず、又、セルローズ並に低い燃焼熱の為
に有害なNOX やSOX の発生量を極力抑制できる環境
に優しい浴用タオルを提案する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、経糸及び緯糸
のそれぞれに光学純度90%以上のポリ乳酸繊維を少な
くとも50重量%使用した浴用タオルである。浴用タオ
ルとは、浴室内で主にあかすり等の為に用いられるタオ
ルを言う。
【0007】
【発明の実施の形態】本願発明に使用するポリ乳酸の光
学純度(以下、OPと略称する)は、通常90%以上、
好ましくは94%以上、更に好ましくは96%以上、特
に好ましくは98%以上である。OPが90%に至らな
いとポリマーの結晶性が低く、又結晶化速度も遅い為
に、繊維製造の際に糸切れが生じやすく操業性の低下や
得られた繊維の結晶性も低下させる為に繊維の強度が低
く、熱安定性がなく、又染色性の変化等の、製造工程で
の問題や使用時の問題がある。また、タオル地の製造に
必須であるニット・デニットを作る際の熱セット性が不
良であり、良好なクリンプ糸を製造できず、或いは、ウ
ーリー加工糸等の嵩高糸を製造できない等の問題があ
る。OPが90%以上では、結晶性が良好で、上述の問
題が少ない。特に、OPが98%以上では、繊維の結晶
性に特に優れ、繊維製造時の問題も少なく、且つ得られ
た繊維の強度や耐熱性、及びニット・デニットでのセッ
ト性も極めて良好である。
【0008】一般にポリ乳酸は光学異性体となるL−
体、D−体乳酸の混合したポリマー(広い意味での共重
合物)であり、それらの比率でポリ乳酸の光学純度が決
まる。自然界の生物の体は殆どL−体化合物からなり、
従ってL−体よりなるポリマーや化合物を分解する酵素
は豊富に存在している。しかし、D−体は自然界には殆
ど存在せず、D−体を多く含むポリマーや化合物は自然
界で分解されにくい。従って、本願発明のポリ乳酸繊維
もL−乳酸の含有率が高いポリL−乳酸の方が好まし
い。
【0009】従って、ポリ乳酸繊維の組成ではD−体の
比率が増加するに従い、生分解性が低下していく。こう
いった意味でも、OPは高い方が好ましい。
【0010】ポリ乳酸繊維は、ポリ乳酸を溶融紡糸や溶
液紡糸して製造するが、溶融紡糸が生産効率や製品の多
様性、製造における環境へ及ぼす負荷が小さいと言う点
で好ましい。
【0011】溶融紡糸は、ポリ乳酸樹脂を融点以上に加
熱・溶融させ、微小な孔を有する紡糸口金から空中に吐
出・冷却させ繊維とする。吐出・冷却した繊維は、次の
工程へ行く為に、巻き取られるが、長繊維では、その巻
き取り速度は、コンベンショナル紡糸と呼ばれる巻き取
り速度略2000m/分以下の方法、POY(Part
ially Oriented Yarn)法と呼ばれ
る巻き取り速度略5500m/分以下の方法、HOY
(Highly Oriented Yarn)法と呼
ばれる巻き取り速度略5500m/分以上の方法、或い
は紡糸後同じ装置にて直ちに延伸を行うSPD(Spi
n Draw)法等が採用できる。又、短繊維では、長
繊維に比べて圧倒的に多数のノズルから押し出す為に、
巻き取り速度は長繊維より遅くなるのがふつうであり、
通常2000m/分以下にて行われる。特に、1500
m/分以下で行われるのが最も一般的なことである。
【0012】本願発明のタオルでは、織物の経糸、緯糸
のそれぞれに少なくとも50重量%のポリ乳酸繊維を使
用する。タオルの他の成分(以下、「非ポリ乳酸繊維成
分」と略称する)は、従来の合成繊維でもよく、又、天
然繊維でも良い。好ましくは、非ポリ乳酸繊維成分の過
半数は天然繊維であり、更に好ましくは2/3以上が天
然繊維であり、特に好ましくは総てが天然繊維である。
ポリ乳酸繊維がタオルの50%未満では、耐久性や使用
感の改善がないか、或いは生分解性に乏しくなる。
【0013】本発明に使用するポリ乳酸繊維は、通常の
○断面繊維や扁平断面繊維、△断面繊維、中空断面繊維
(○、△)、U字断面繊維等の非円形断面繊維等、いず
れの繊維断面も使用できる。使用感等を考慮すると単純
な○断面繊維よりも、扁平断面繊維、△断面繊維やU断
面繊維等の異形断面繊維を混合したものも使用可能であ
る。風合いやふくらみ感、洗浄力、泡立ち性等の改善の
為には、異形断面繊維を10%程度以上、好ましくは2
0%以上、更に好ましくは30%以上混合する。混合す
る場合、混繊糸の方法でも良いが織物の経糸或いは緯糸
として、或いはその一部に使用しても良い。
【0014】ポリ乳酸繊維の太さは、経糸では、通常1
5〜150dのモノフィラメント或いは単糸デニール2
〜30dのマルチフィラメント、好ましくは20〜10
0dのモノフィラメント或いは単糸デニール3〜25d
のマルチフィラメント、更に好ましくは25〜75dの
モノフィラメント或いは単糸デニール4〜20dのマル
チフィラメントである。モノフィラメントを使うかマル
チフィラメントを使うかは、用途や目標性能に応じて決
める事が出来る。又、マルチフィラメントでは、無撚糸
や甘撚糸或いは中撚糸が使うことが出来るが、コストの
点では無撚糸を使う方が好ましい。
【0015】本発明のタオルの緯糸に使用するポリ乳酸
繊維は、通常50〜700dのマルチフィラメント、好
ましくは75〜500dのマルチフィラメント、更に好
ましくは100〜400dのマルチフィラメントであ
る。単糸デニールは通常3〜15dであるが、この範囲
以外でも目的、用途によっては使用する事が出来る。緯
糸は、タオルの洗浄効果や肌触りの点で重要な役目を持
つ為に、ニット・デニット法による捲縮糸、スタフィン
方式による捲縮糸、ギア方式による捲縮糸、或いはパン
ロン方式による捲縮糸、等の機械捲縮糸や、サイド・バ
イ・サイド複合糸によるスパイラル状の捲縮糸、或いは
仮撚り糸等の加工糸を使用する事が好ましいが、なかで
も、ウーリー糸等と呼ばれる仮撚糸、又はニット・デニ
ット糸が特に好ましい。繊維は、一種類でも良いし、風
合いや使用感、耐久性の改善のために数種類の繊維を混
合使用することも出来る。特に、太い繊度を有する繊維
と細い繊度を持つ繊維との混合使いであれば、使用感も
又耐久性も改善される。これらの繊維の組み合わせで
は、繊度の違いと、各々の繊維の持つ収縮率(例えば、
熱収縮率)を変えることにより、糸自身が膨らみを有す
るようになり、ふっくらとした風合いとソフトな使用感
を生み出すことが出来より好ましい。特に、太繊度の糸
の収縮率が大きく、細繊度の糸の収縮率を低く設定する
ことによって、この効果をより顕著に発現することが出
来る。
【0016】ポリ乳酸の短繊維を使用する場合は、ポリ
乳酸繊維100%の紡績糸はもとより、他の繊維、例え
ば綿、麻、シルク等の天然繊維やナイロン、ポリエステ
ル、アクリル繊維を混紡して使用することも出来る。但
し、環境負荷の点からは、混紡相手としては、天然繊維
を使用する方が好ましい。又、ポリ乳酸繊維のステープ
ル繊維の繊度の異なるものや熱水収縮率の異なる繊維を
混合使用する事により、より豊かな風合い、使用感、耐
久性、等を発現させる事が出来る。
【0017】本発明のタオルでは、上述したようにポリ
乳酸繊維やポリ乳酸繊維と他の繊維の混紡糸を使用する
事が出来るが、更にこれらの繊維の中に他の合成繊維や
天然繊維を織り込んで織り模様や染色時の異染性を発現
させる事が出来る。
【0018】織物の組織は、通常タオル地に使用される
織組織であれば、特に限定はされない。例えば、通常の
平織り、綾織り、朱子織りを基本とし、その変化組織の
ものも利用できる。又、通常織りの一重織物であるが、
高級感を出すために二重織物も可能である。特に、他の
繊維との交織等では、繊維の特性に応じて表面に出す糸
の種類を変えるために、平織り以外の組織にする事が好
ましい。例えば、より柔らかい繊維を緯糸に使用した場
合、柔らかい風合いを出す場合、綾織り或いは朱子織り
で緯糸を多く出すような組織にする事が好ましい。
【0019】織物の密度は、経糸は通常3〜50本/イ
ンチ、好ましくは5〜40本/インチ、更に好ましくは
10〜30本/インチである。又、緯糸は通常15〜5
0本/インチ、好ましくは18〜45本/インチ、更に
好ましくは20〜40本/インチである。
【0020】染色は、ポリ乳酸繊維100%では、分散
染料により95〜120℃の温度で染色する事が出来る
が、ポリ乳酸繊維は従来のポリエステル繊維に比較して
やや染色堅牢度が落ちる。しかし、染料を適当に選定す
ることによって、染色堅牢度を維持できる。例えば、中
位の堅さ(SF〜Fタイプ)を有するものが好ましい。
染色濃度は、用途・目的により適宜選定できる。又、他
の繊維との交織、混紡使いのタオルでは、他の繊維を染
色する場合は2浴染色、或いは他の繊維の染料も同時に
加えての1浴染色により染色する事が出来る。染色時に
或いは染色後紫外線吸収剤、滑り剤、抗菌剤、等の加工
をすることも可能である。特に、耐光堅牢度の向上の為
には、紫外線吸収剤を、1%/owf以上使用するのが
好ましい。
【0021】本発明の浴用タオルは使用後の廃棄は、生
分解性にも優れ、且つ、焼却処理の場合も燃焼熱が34
00〜3500cal/gと新聞紙と同程度である為
に、炉を傷めたりNOX やSOX 等のガスやダイオキシ
ンといった有毒なガスを発生する事もなく、簡単に焼却
する事もできる。生分解性である為、家庭の庭の片隅に
埋めたり、家庭用のコンポスト機で処理したり、地域の
コンポスト工場にて容易にコンポスト化する事が出来
る。こういう点で、本発明の浴用タオルは非常に環境に
優しい素材といえる。
【0022】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。実施例中「部」とあるのはことわりのない限り「重
量部」を意味し、「%」とあるのはことわりのない限り
「重量%」を意味する。相対粘度:ηrelは、フェノ
ール/テトラクロロエタン=6/4(重量比)の混合溶
剤中20℃で常法により求めた。融点(Tm)は理学電
気社製示差走査熱量計(以下DSCと記す)の吸熱ピ−
クのピーク値より求めた。
【0023】実施例1 L−乳酸の含有率が99.2%、ηrel=3.1、重
量平均分子量が13万、融点が175℃のポリ乳酸を2
30℃の溶融温度にて溶融し、孔径0.25mm、孔数
48ケを有する紡糸ノズルより空中に押し出し、通常の
フィラメントの方式にて紡糸をして75d/24fの2
分繊フィラメントを得た。同様に一本採りにて400d
/48fのフィラメントを得た。各々、強度4.5g/
d、4.2g/d、伸度34%、37%、弾性率685
Kg/mm2 、645Kg/mm 2 の物性を有してい
た。75d/24f糸は、300T/mのトルクを入れ
て経糸として使用する。又、400d/48f糸は筒編
物を110℃×40分熱処理後デニットしてクリンプ糸
とし緯糸として使用する。該繊維を使い、経:10本/
インチ、緯:35本/インチ糸の設計で緯糸を表に出る
ようにした緯繻子織物を製造した。該織物の浴用タオル
としての性能は、皮膚との摩擦が非常にソフトであり、
且つ石鹸の泡立ちも良好であった。又、使用後の水切り
性も良好であり、室内で十分に乾燥する事が出来た。
【0024】実施例2 L−乳酸の含有率が99.1%、ηrel=3.3、重
量平均分子量が15万、融点が173℃のポリ乳酸を2
35℃の溶融温度にて溶融し、孔径0.3mm、孔数1
2ケを有する紡糸ノズルより空中に押し出し、通常のフ
ィラメントの方式にて紡糸をして30d/1fの12分
繊用のモノフィラメントを得た。実施例1と同様に40
0d/24fのフィラメントを得た。各々、強度4.0
g/d、4.3g/d、伸度38%、36%、弾性率6
17Kg/mm2 、640Kg/mm2 の物性を有して
いた。30d/1fのモノフィラメントはそのまま経糸
として使用する。400d/24fはスピンドルタイプ
の仮撚機にて約1500T/mの仮撚を入れた緯糸を実
施例1の緯糸の10本の内の1本として使用する。該繊
維を使い、経:10本/インチ、緯:35本/インチ糸
の設計で平織物を製造した。該織物の浴用タオルとして
の性能は、非常に柔らかく、又軽量感に優れており皮膚
との摩擦が非常にソフトであった。石鹸の泡立ちも良好
であった。又、使用後の水切り性も良好であり、室内で
十分に乾燥する事が出来た。
【0025】実施例3 実施例1のポリ乳酸を使い、220℃の押し出し温度に
て空中に押しだし、通常の製法にて1.5d(38mm
カット)のステープルを得た。該繊維にて1/20糸を
得、これを実施例1の緯糸5本の内の1本として使用す
る。紡績糸の強度は750g、伸度30%であった。実
施例2で製造した30d/1fを経糸に使い、経:10
本/インチ、緯:30本/インチ糸の設計で経斜文織物
を製造した。該織物の浴用タオルとしての性能は、非常
に柔らかく、又軽量感とバルキー性に優れており皮膚と
の摩擦が非常にソフトであった。石鹸の泡立ちも良好で
あった。又、使用後の水切り性も良好であり、室内で十
分に乾燥する事が出来た。
【0026】実施例4 実施例3のポリ乳酸ステープル/約1.3dのコットン
を75/25の比率で混合し、1/15糸を得た。これ
を緯糸として使用し、実施例3と同じ組織の織物を得
た。該織物の浴用タオルとしての性能は、非常に柔らか
く、又軽量感に優れており皮膚との摩擦が非常にソフト
であった。石鹸の泡立ちも良好であった。又、使用後の
水切り性も良好であり、室内で十分に乾燥する事が出来
た。
【0027】実施例4 実施例1のポリ乳酸を用い225℃溶融温度にて溶融
し、孔径0.12mmの小孔5ケよりなる96対のノズ
ルより空中に押し出し、小孔5が繋がりU断面を有する
150d/96f(単糸1.56d)のフィラメントを
得た。該繊維は、強度4.5g/d、伸度35%、弾性
率658Kg/mm2 の物性を有していた。該繊維を2
本併せてスピンドルタイプり仮撚機にて仮撚した。この
仮撚糸と、実施例2の400d/24fのニット・デニ
ット糸を2本/8本の割合いで緯糸として使用する。実
施例2の30d/1fを経糸として使用する。経糸とし
て、300d/192f加工糸と400d/24fのニ
ット・デニット糸を交互に10本/インチ、緯:30本
/インチ糸の設計で平織物を製造した。該織物の浴用タ
オルとしての性能は、非常に柔らかく、又軽量感に優れ
ており皮膚との摩擦が非常にソフトであった。石鹸の泡
立ちも良好であった。又、使用後の水切り性も良好であ
り、室内で十分に乾燥する事が出来た。
【0028】
【発明の効果】本発明のポリ乳酸繊維よりなる浴用タオ
ルは、使用感に優れ且つ使用後の廃棄処理においても埋
め立て処理により分解し最終的に水と炭酸ガスに分解す
る。焼却時においても過大な発熱を生じることがなく、
焼却炉への影響や燃焼ガス中のNOX ,SOX 等の有害
ガスの発生量を低下させる事が出来る、極めて環境に優
しいタオルといえる。又、ポリ乳酸繊維よりなる浴用タ
オルの特徴としては、若干加水分解し弱酸性となり、皮
膚に優しい状況を作り出す事が出来る等、環境的にも且
つ健康的にも好ましい製品である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶山 宏史 山口県防府市鐘紡町6−9−106 (72)発明者 日名子 秀樹 兵庫県宝塚市すみれガ丘1丁目7−1− 1306号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】経糸及び緯糸のそれぞれに光学純度90%
    以上のポリ乳酸繊維を少なくとも50重量%使用した浴
    用タオル。
  2. 【請求項2】経糸に用いられるポリ乳酸繊維が20〜1
    00dのポリ乳酸モノフィラメントである請求項1記載
    の浴用タオル。
  3. 【請求項3】緯糸に用いられるポリ乳酸繊維の少なくと
    も一部に75〜500dのポリ乳酸加工糸を用いる請求
    項1或いは請求項2記載の浴用タオル。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000027030A (ja) * 1998-07-03 2000-01-25 Unitika Ltd ポリ乳酸モノフィラメントとその製造方法
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