JPH11114902A - スピンドルレス切削自在なベニヤレースにおける鉋台の後退作動制御方法及びスピンドルレス切削自在なベニヤレース - Google Patents

スピンドルレス切削自在なベニヤレースにおける鉋台の後退作動制御方法及びスピンドルレス切削自在なベニヤレース

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JPH11114902A
JPH11114902A JP28728197A JP28728197A JPH11114902A JP H11114902 A JPH11114902 A JP H11114902A JP 28728197 A JP28728197 A JP 28728197A JP 28728197 A JP28728197 A JP 28728197A JP H11114902 A JPH11114902 A JP H11114902A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1本の原木の切削終了後、最終切削原木が刃
先に残留していても、次に供給される原木にぶつから
ず、或はぶつかったとしてもわずかに接触する程度であ
るように鉋台の後退距離を制御して、原木の切削軸芯の
狂いや鉋台の損傷を防ぐ。 【解決手段】 鉋台11には、切削刃19の刃先に最終
切削原木が残留しているか否かを検知する検知器41が
設けられる。最終切削原木の残留が検知器41によって
検知された場合、次に供給される原木の最大半径Rに相
当する距離Lに更に切削を終了した最終切削原木の直径
Dに相当する距離を加算した距離だけ離れた位置まで鉋
台11が後退するよう制御される。最終切削原木の残留
が検知されない場合は、次に供給される原木の最大半径
Rに相当する距離Lだけ離れた位置まで鉋台11が後退
するよう制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピンドルレス切
削自在なベニヤレース、更に詳しくは切削終了時におけ
る鉋台の後退作動制御の方法及び鉋台の作動制御器に関
する。ここに、スピンドルレス切削自在なベニヤレース
とは、文字通りスピンドルが全く無いもの、或は原木を
挟持するスピンドルは存在するも、そのスピンドルは遊
転自在に構成されており、原木を回転させる駆動力は全
て原木外周から供給するもの、更には切削当初はスピン
ドルと原木外周の双方から原木の回転駆動力を供給する
も、切削の途中からスピンドルによる原木の挟持を解放
し、原木外周のみから原木の回転駆動力を供給するも
の、のいずれをも含む意である。
【0002】
【従来の技術】従来から、スピンドルレス切削自在なレ
ースに順次原木を供給するに際し、予め鉋台をスピンド
ルから離れる方向に一旦後退させることが行われていた
が、レ−スの稼働率を向上させるためには、この後退さ
せる距離をできるだけ小さくする必要があり、大体、次
に供給する原木の切削軸芯を中心とした最大半径相当の
距離、鉋台を自動で後退させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の技術は次のような問題を生じていた。即ち、図1に
示すように、切削を終了した最終切削原木(剥き芯)2
が切削刃119の刃先に喰い込んで、下方に落下しない
まま刃先付近に残留することがあり、この最終切削原木
2を残留させたまま鉋台111を、次に供給する原木1
の切削軸芯を中心とした最大半径Rに相当する距離Lし
か後退させないと、次に供給する原木1が前記最終切削
原木2にぶつかったり、或は原木1と外周駆動ロール1
21、切削刃119、ノーズバー139等との間に前記
最終切削原木を挟み込んだりして、挟持部材167によ
る前記原木1の挟持状態を変化させて切削軸芯が狂った
り、或は前記外周駆動ロール121、切削刃119、ノ
ーズバー139等を損傷させたりするのである。このよ
うに最終切削原木2が刃先付近に残留するのは、切削が
終了しているため、外周駆動ロ−ル121による回転駆
動力がほとんど原木に伝わらないという理由以外に、ス
ピンドルレス切削であるため最終切削原木の直径を比較
的小さく(たとえば40〜45mm)することができ、そ
の結果最終切削原木の自重も軽くなり、従ってその自重
の力では原木部と単板部とを分離することができず、自
然落下できない、ということも理由としてあげることが
できる。そこで本発明は、最終切削原木が刃先付近に残
留していても、次に供給する原木が定位置に供給される
まではぶつからず、或はぶつかったとしてもわずかに接
触する程度に接触する、鉋台の後退距離を制御すること
を目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を解
決するために、本発明のうち請求項1の発明は、切削刃
の刃先に切削を終了した最終切削原木が残留しているか
否かを基準とし、前記最終切削原木が残留している場合
には、前記最大半径相当の距離に任意の距離を加算し、
その加算した結果の距離だけ前記鉋台を後退作動させる
よう鉋台の後退作動を制御することを特徴とする。ここ
に任意の距離としては、請求項2の発明である切削を終
了した最終切削原木の直径相当の距離以上の距離はもと
より、次に供給する原木とわずかに接触する程度の距離
以上で且つ稼動率を大幅に低下させない程度の距離以下
をいう。このように鉋台の後退作動を制御すると、次の
原木を供給しても切削刃の刃先に残留している最終切削
原木にぶつかることはなく、或はぶつかったとしてもわ
ずかに接触する程度ですむ。請求項3の発明は、前記目
的を達成するために、切削終了後に、切削刃の刃先に切
削を終了した最終切削原木が残留しているか否かを検知
する検知器と、前記検知器が最終切削原木の残留を検知
した場合、前記最大半径相当の距離に任意の距離を加算
し、その加算した結果の距離だけ前記鉋台を後退作動さ
せる制御を含む制御器とを備えたことを特徴としてい
る。また請求項5の発明は、前記目的を達成するため
に、切削終了後に、切削刃の刃先に切削を終了した最終
切削原木が残留しているか否かを作業者の操作によって
表示する表示信号発信器と、前記表示信号発信器が最終
切削原木の残留を表示した場合、前記最大半径相当の距
離に任意の距離を加算し、その加算した結果の距離だけ
前記鉋台を後退作動させる制御を含む制御器とを備えた
ことを特徴としている。ここに作業者の操作によって表
示するとは、作業者が目視によって最終切削原木の残留
を確認し、表示することをいう。またこれら請求項3及
び請求項5の発明における任意の距離に関しては、前記
請求項1および請求項2の発明における説明と同様の為
省略する。このように構成すると、次の原木を供給して
も切削刃の刃先に残留している最終切削原木にぶつかる
ことはなく、或はぶつかったとしてもわずかに接触する
程度ですむ。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、図2から図5に基づいて説明する。図2はスピンド
ルレス切削自在なベニヤレースの一部断面側面図、図3
から図4は図2に示すベニヤレ−スの作動説明図、図5
は図2に示すベニヤレ−スの制御系統図である。
【0006】本実施の形態は、原木の切削開始時点に於
いてはスピンドルで原木を挟持しつつ切削を行ない、適
当な時期に至ると該スピンドルによる挟持を解放し原木
の外周のみから単板切削に要する全動力を供給する方式
のスピンドルレス切削自在なベニヤレースについて説明
する。
【0007】まず図2において、スピンドルレス切削自
在なベニヤレース全体を説明する。図中5は原木を挟持
するスピンドル、11は切削刃19、ノ−ズバ−39、
外周駆動ロ−ル21等を備えた鉋台、59、61は押圧
ロ−ル、67は次に切削される原木を供給する供給部材
を示す。スピンドル5は、原木1を挟持できるよう左右
に一対設けられ、図示しない油圧シリンダ等の進退機構
により、原木1の切削軸芯線方向に進退自在にフレ−ム
3に取り付けられている。そして同じくフレ−ム3に取
り付られている直流電動モータ7によって回転駆動させ
られ、挟持した原木1を回転させる。勿論、本ベニヤレ
−スはスピンドルレス切削自在なベニヤレ−スであるか
ら、切削の途中からスピンドル5による原木の挟持は解
放され、前記原木に加える回転駆動力は外周駆動ロ−ル
からのみとなる。9は、スピンドル5の回転数を計測す
るためのロータリエンコーダを示す。
【0008】鉋台11は、矢印E−F方向に往復移動自
在にフレーム3に取り付けられている。即ち、一方をサ
−ボモ−タ13に取り付けたボ−ルねじ15の他方を、
鉋台11に螺合させ、このサ−ボモ−タ13の駆動によ
って鉋台11が往復移動するように構成されている。1
7は、切削刃19の刃先の位置を計測するためのロータ
リエンコーダを示し、前記サーボモータ13に取り付け
られている。
【0009】外周駆動ロール21は、外周に多数の突刺
体23を有する回転体25を駆動軸27の軸芯方向に適
数個(たとえば154個)、適宜間隔(たとえば17.
5mm)をおいて配置することによって構成される。駆動
軸27は2個の揺動アーム29の揺動端に回転自在に支
持されており、後述するノーズバー取付台31に備えら
れた三相誘導電動モータ33の駆動によって、一定の速
度で回転する。また前記揺動アーム29の基端は、軸3
5を介してノーズバー取付台31に回動自在に取り付け
られており、前記駆動軸27にピストンロッドの先端を
取り付けたシリンダ37の進退作動によって、前記揺動
ア−ム29が前記軸35を中心として回動する。
【0010】39は、切削刃19の刃先付近の原木を押
圧するための短冊状のノーズバー片で、前記外周駆動ロ
ール21を構成する回転体25の内、隣接する2つの回
転体25、25の空間に配置され、その上端はノーズバ
ー取付台31に取り付けられている。そしてこのノ−ズ
バ−片39を各回転体の空間毎に複数配置することによ
って、1つの所謂ノ−ズバ−としての機能を有する部材
を構成している。このノ−ズバ−取付台31は前記鉋台
11と一体に構成されており、鉋台11と共にE−F方
向へ移動する。
【0011】またこのノ−ズバ−取付台31には、支持
ア−ム43を介して、切削刃19の刃先に切削を終了し
た最終切削原木が残留しているか否か(最終切削原木の
有無)を検知するための検知器41が取り付けられてい
る。この検知器としては、光電スイッチはもとより、リ
ミットスイッチ、近接スイッチ等、最終切削原木の有無
を検知できる部材であれば如何なる種類のものでもよ
い。更にその取付部位についても、ノーズバー取付台3
1ではなく、フレーム3、挟持部材67等いずれの部位
であってもよい。
【0012】鉋台11の前記スピンドル5を挟んだ反対
側には、原木を押圧する押圧ロ−ル59、61が押圧ロ
−ル用支持台51に取り付けられた状態で配置される。
この押圧ロ−ル用支持台51は、フレ−ム3に矢印G−
H方向に往復移動自在に取り付けられており、一方をサ
−ボモ−タ53と連結したボ−ルねじ55の他方と螺合
し、サ−ボモ−タ53の回転駆動によって往復移動す
る。57は、前記押圧ロール59、61の位置を計測す
るためのロータリエンコーダであり、前記サーボモータ
53に取り付けられている。また63は、前記押圧ロー
ル59の回転数を計測するためのロータリエンコーダで
あり、押圧ロール59に取り付けられている。
【0013】押圧ロ−ル59の上方には、次に切削され
る原木1を供給する供給部材67が配置されている。こ
の供給部材67は、前工程で演算された原木の切削軸芯
Aとスピンドルの軸芯とが一致するよう、挟持個所を修
正して或は供給位置を修正しつつ原木を供給するもので
あるが、その詳細な構成や作動については本発明とは直
接関係ないため省略し、ここでは単に、次に切削される
原木を供給するため、挟持した原木1をスピンドル5に
供給するよう設けられていると説明するにとどめる。
【0014】また、これらロータリエンコーダ9、1
7、57、63や検知器41からの信号、更には、単板
厚、最終切削原木の直径D及び次に切削される原木の切
削軸芯Aを中心とする最大半径R等に基づいて、前記直
流電動モータ7、サーボモータ13、53等の作動を後
述するように自動制御する制御器が設けられ、それら
は、図5に示すように関連付けられている。尚前記モー
タ類の各々の作動は如何なる時でも任意に手動制御でき
る。
【0015】次に、このような実施の形態の作動を、図
2乃至図4に従って説明する。尚単板厚及び最終切削原
木の直径Dは手動にて予め制御器に入力され、運転と同
時に三相誘導電動モータ33が回転作動する。また、原
木の材質状態により最終切削原木の直径Dより大きい径
で切削を手動制御にて終了させる場合もあり、そのとき
は終了した時点での前記大きい径が最終切削原木の直径
Dとして制御器に記憶される。
【0016】まず、図2に示す初期状態に於いて、前工
程で切削軸芯Aが演算された原木1を供給部材67で挟
持し、スピンドル5の斜め上方に待機させておく。ここ
に、Rは前記演算により求められた切削軸芯Aを中心と
する最大半径であって、前記演算が行われる毎に最大半
径Rに対応する信号が制御器に送られる。鉋台11は、
鉋台11の切削刃19の刃先がスピンドル5の軸芯から
最大半径Rに相当する距離Lだけ離れた位置まで矢印F
方向に後退させておく。また押圧ロ−ル用支持台51
は、原木1をスピンドル5に供給する際押圧ロール59
が障害にならない位置まで矢印G方向に後退させてお
く。
【0017】制御器からの出力信号によって供給部材6
7を矢印P方向に移動させ、原木1の切削軸芯Aをスピ
ンドル5の軸芯上に一致(図2の二点鎖線)させる。そ
して手動制御又は自動制御によりスピンドル5を進出さ
せ、原木1を挟持させると共に、前記供給部材67によ
る原木1の挟持を解放させ、この挟持部材67を前記待
機位置(実線の位置)まで戻す。
【0018】続いて制御器からの出力信号によって直流
電動モータ7を作動させ、スピンドル5を回転させる。
同時に出力信号によってサーボモータ13を作動させ
て、鉋台11を矢印E方向に前進させる。制御器は、ロ
ータリエンコーダ17からの信号及び外周駆動ロール2
1の回転速度(一定速)に基づいてスピンドル5の回転
数を順次決定し、出力信号によってスピンドル5を回転
させる。同時にロータリエンコーダ9からの信号により
スピンドル5の回転を判断し、出力信号によって、スピ
ンドル5の1回転毎に切削する単板厚(たとえば3.6
mm)に相当する距離だけ鉋台11を矢印E方向に前進さ
せる。
【0019】更に切削が進行して原木1の外周が略円柱
状になったとき、サーボモータ53を自動制御にする。
制御器は、ロータリエンコーダ17からの信号によって
原木径を判断し、出力信号によってサーボモータ53を
作動させ、押圧ロ−ル用支持台51を矢印H方向へ段階
的に移動させる。即ち、押圧ロール59、61を高速で
原木外周近辺へ、続いて中速で原木径に対応する位置で
あるところの原木外周に当接する位置へ移動させる。更
に制御器は、移動終了と同時に、出力信号によりサーボ
モータ53を作動させ、押圧ロ−ル用支持台51を原木
の回転中心方向に一定の距離だけ前進させる。即ち、ス
ピンドル5の1回転毎に押圧ロール59、61の軸心か
ら原木1の回転中心までの距離が前記単板厚だけ減るよ
うに、押圧ロ−ル用支持台51を原木の回転中心方向に
前進させる。
【0020】続いて制御器は、出力信号によって、スピ
ンドル5による原木の挟持を解放し、図3に示すよう
に、外周駆動ロール21と押圧ロール59、61の3つ
の部材で原木を保持させ、所謂スピンドルレス切削の準
備をする。同時にロータリエンコーダ17、63からの
信号によって、現時点の原木径と原木の回転数とを判断
し、出力信号によって、鉋台11及び押圧ロ−ル用支持
台51を前述と同様に前進させ、スピンドルレス切削を
開始する。
【0021】スピンドルレス切削が進行して、原木が最
終切削原木の直径Dになると、制御器からの出力信号に
よって、鉋台11及び押圧ロ−ル用支持台51の前進を
停止させ、スピンドルレス切削を終了する。
【0022】そして制御器からの出力信号によって、サ
ーボモータ13、53を作動させ、鉋台11及び押圧ロ
−ル用支持台51を前述の前進とは逆方向に高速で後退
させる。鉋台11を、切削刃19の刃先がスピンドル5
の軸芯から次に供給される原木の最大半径Rに相当する
距離L離れた位置まで後退させ、制御器が、その位置を
ロータリエンコーダ17からの信号で判断すると、出力
信号によってサーボモータ13を制動させる。同様に押
圧ロ−ル用支持台51を、次の原木1をスピンドル5に
供給する際に押圧ロール59が障害にならない位置まで
後退させ、制御器が、その位置をロータリエンコーダ5
7からの信号で判断すると、出力信号によってサーボモ
ータ53を制動させる。
【0023】この鉋台11の後退時に、最終切削原木が
切削刃19の刃先から落下しない場合、即ち最終切削原
木が残留している場合には、検知器41より最終切削原
木有りの信号が制御器に送られる。すると次に供給する
原木の最大半径Rに対応する距離Lに更に切削を終了し
た最終切削原木の直径Dに相当する距離を加算した距離
(図4参照)だけ離れた位置まで鉋台11を後退させ
る。具体的には、前記最大半径Rに対応する信号と前記
最終切削原木の直径Dに対応する信号とに基づく制御器
の出力信号によって、鉋台11を後退作動させるのであ
る。そして鉋台11が、前記加算した距離だけ離れた位
置まで後退し、制御器が、その位置をロータリエンコー
ダ17からの信号で判断すると、出力信号によってサー
ボモータ13を制動させ、供給部材67による次に切削
される原木の供給を待つのである。勿論、前記検知器4
1が最終切削原木の残留を検知しない場合は、前記最終
切削原木の直径Dに相当する距離を加算しないことはい
うまでもない。以上の繰り返しにより順次新たな原木を
供給し、スピンドルレス切削が行われるのであるが、前
記残留している最終切削原木は、新たに供給する原木の
回転によって落下させられる。
【0024】尚本実施の態様は、切削当初はスピンドル
からの原木の回転力を供給するも、切削の途中からその
駆動力を全てなくすタイプのベニヤレ−スであるが、ス
ピンドルが全くないタイプのベニヤレ−スにおいても前
記同様に実施でき、その場合は、切削当初から外周駆動
ロール21と押圧ロール59、61の3つの部材で原木
を保持することになり、この場合は、「スピンドルから
離れる方向」を「切削回転中心から離れる方向」と読み
替えるものとする。
【0025】前記実施の態様においては、最終切削原木
が残留している場合に、その最終切削原木の直径Dに相
当する距離を加算するが、直径D相当の距離以上、或は
次に供給する原木とわずかに接触する程度の距離以上で
且つベニヤレ−スの稼動率を大幅に低下させない程度ま
での範囲の距離を加算することも可能である。
【0026】また最終切削原木が残留しているか否かを
検知器41で直接検知しているが、操作ボックス等に表
示信号発信器を設け、作業者が目視によって最終切削原
木の残留を確認し、前記表示信号発信器を操作すること
によって表示信号を発信し、その信号によって任意の距
離を加算するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上にように本発明は、スピンドルレス
切削自在なベニヤレ−スにおいて、切削終了時に鉋台を
後退させるに際し、切削刃の刃先に切削を終了した最終
切削原木が残留している場合には、次に供給する原木の
切削軸芯を中心とする最大半径に相当する距離に任意の
距離を加算し、その加算した結果の距離だけ鉋台を後退
作動させるので、次の原木を供給しても、原木が切削刃
の刃先に残留している最終切削原木にぶつることはな
く、或はぶつかったとしてもわずかに接触する程度です
み、原木の切削軸芯が狂ったり、鉋台の外周駆動ロール
や切削刃が損傷したりすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置の説明図である。
【図2】一部断面側面図である。
【図3】作動説明図である。
【図4】作動説明図である。
【図5】制御系統図である。
【符号の説明】
1・・・・・原木 5・・・・・スピンドル 11・・・・・鉋台 19・・・・・切削刃 41・・・・・検知器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルレス切削自在なベニヤレース
    の切削終了時における鉋台の後退作動制御方法であっ
    て、 鉋台を、スピンドルから離れる方向に且つ次に供給する
    原木の切削軸芯を中心とした最大半径相当の距離だけ自
    動的に後退させるに際し、 切削刃の刃先に切削を終了した最終切削原木が残留して
    いるか否かを基準とし、前記最終切削原木が残留してい
    る場合には、前記最大半径相当の距離に任意の距離を加
    算し、その加算した結果の距離だけ前記鉋台を後退作動
    させるスピンドルレス切削自在なベニヤレースにおける
    鉋台の後退作動制御方法。
  2. 【請求項2】 加算する距離が、切削を終了した最終切
    削原木の直径相当の距離以上である請求項1記載のスピ
    ンドルレス切削自在なベニヤレースにおける鉋台の後退
    作動制御方法。
  3. 【請求項3】 切削終了時に、鉋台を、スピンドルから
    離れる方向であって且つ次に供給する原木の切削軸芯を
    中心とした最大半径相当の距離だけ自動的に後退させる
    鉋台の後退作動機構を有するスピンドルレス切削自在な
    ベニヤレースにおいて、 切削終了後に、切削刃の刃先に切削を終了した最終切削
    原木が残留しているか否かを検知する検知器と、 前記検知器が最終切削原木の残留を検知した場合、前記
    最大半径相当の距離に任意の距離を加算し、その加算し
    た結果の距離だけ前記鉋台を後退作動させる制御を含む
    制御器と、 を有するスピンドルレス切削自在なベニヤレース。
  4. 【請求項4】 加算する距離が、切削を終了した最終切
    削原木の直径相当の距離以上である請求項3記載のスピ
    ンドルレス切削自在なベニヤレース。
  5. 【請求項5】 切削終了時に、鉋台を、スピンドルから
    離れる方向であって且つ次に供給する原木の切削軸芯を
    中心とした最大半径相当の距離だけ自動的に後退させる
    鉋台の後退作動機構を有するスピンドルレス切削自在な
    ベニヤレースにおいて、 切削終了後に、切削刃の刃先に切削を終了した最終切削
    原木が残留しているか否かを作業者の操作によって表示
    する表示信号発信器と、 前記表示信号発信器が最終切削原木の残留を表示した場
    合、前記最大半径相当の距離に任意の距離を加算し、そ
    の加算した結果の距離だけ前記鉋台を後退作動させる制
    御を含む制御器と、 を有するスピンドルレス切削自在なベニヤレース。
  6. 【請求項6】 加算する距離が、切削を終了した最終切
    削原木の直径相当の距離以上である請求項5記載のスピ
    ンドルレス切削自在なベニヤレース。
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