JPH11116465A - 迅速溶解性製剤およびその製造法 - Google Patents
迅速溶解性製剤およびその製造法Info
- Publication number
- JPH11116465A JPH11116465A JP29184297A JP29184297A JPH11116465A JP H11116465 A JPH11116465 A JP H11116465A JP 29184297 A JP29184297 A JP 29184297A JP 29184297 A JP29184297 A JP 29184297A JP H11116465 A JPH11116465 A JP H11116465A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- preparation
- polyvinylpyrrolidone
- drug
- drugs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 口腔内などの水分の限られた服用箇所で迅速
に崩壊・溶解し、実用に耐え得る硬度を併せ持つ迅速溶
解性製剤の提供。 【解決手段】 薬物、糖類およびポリビニルピロリドン
を有機溶媒に溶解・分散した後、有機溶媒を除去するこ
とにより得られる迅速溶解性製剤。
に崩壊・溶解し、実用に耐え得る硬度を併せ持つ迅速溶
解性製剤の提供。 【解決手段】 薬物、糖類およびポリビニルピロリドン
を有機溶媒に溶解・分散した後、有機溶媒を除去するこ
とにより得られる迅速溶解性製剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は迅速溶解性製剤に係
り、詳細には、口腔内などの水分の限られた服用箇所で
迅速に崩壊・溶解する迅速溶解性製剤およびその製造法
に関する。
り、詳細には、口腔内などの水分の限られた服用箇所で
迅速に崩壊・溶解する迅速溶解性製剤およびその製造法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、薬剤の嚥下が困難な患者、高
齢者あるいは小児のために、服用しやすい剤形として、
口腔内で迅速に崩壊・溶解する固形製剤の開発が進めら
れている。例えば、特開昭53−44619、特開昭5
8−113124、特開平3−56412、特開平3−
86837、特表平9−502622の各公報には、凍
結乾燥を用いた製剤が提案されている。また、特開昭5
8−194808あるいは特開平5−271054に
は、湿潤させた粉末を低圧で加圧成型したのち、乾燥さ
せることにより得られる湿製錠剤による製造法が提案さ
れている。
齢者あるいは小児のために、服用しやすい剤形として、
口腔内で迅速に崩壊・溶解する固形製剤の開発が進めら
れている。例えば、特開昭53−44619、特開昭5
8−113124、特開平3−56412、特開平3−
86837、特表平9−502622の各公報には、凍
結乾燥を用いた製剤が提案されている。また、特開昭5
8−194808あるいは特開平5−271054に
は、湿潤させた粉末を低圧で加圧成型したのち、乾燥さ
せることにより得られる湿製錠剤による製造法が提案さ
れている。
【0003】さらに、特開昭58−194808、特表
平6−502194、特開平5−310558、特開平
8−99904、特開平8−208520、特開平8−
208521、特開平8−333243、特開平9−7
1523の各公報には、圧縮成型による口腔内で溶解・
崩壊する固形製剤が提案されており、WO93/127
69には、薬物と乳糖および/またはマンニトールとの
混合粉末を寒天水溶液に分散させ、鋳型に充填したの
ち、乾燥することにより得られる固形製剤が提案されて
いる。
平6−502194、特開平5−310558、特開平
8−99904、特開平8−208520、特開平8−
208521、特開平8−333243、特開平9−7
1523の各公報には、圧縮成型による口腔内で溶解・
崩壊する固形製剤が提案されており、WO93/127
69には、薬物と乳糖および/またはマンニトールとの
混合粉末を寒天水溶液に分散させ、鋳型に充填したの
ち、乾燥することにより得られる固形製剤が提案されて
いる。
【0004】しかしながら、上記で提案されている従来
の各製剤は、製造工程中に水を使用する必要があるため
水分に対して不安定な薬物を製剤化することは困難であ
り、さらに、水を除去するには多大なエネルギーが必要
であるなどの問題点を含んでいる。また、凍結乾燥法を
用いた製剤では、空隙率が大きな製剤となるため口腔内
における溶解性は非常に迅速ではあるが、製剤自体が嵩
張り、薬物の含有量を高めることが困難である。さら
に、製剤の硬度が低いため壊れやすく、吸湿性が強いな
ど日常での製剤の保管や取扱いに困難なことが多い。ま
た、凍結乾燥を行うことは生産工程が煩雑であり、製剤
の生産性が低くなるという欠点を有している。
の各製剤は、製造工程中に水を使用する必要があるため
水分に対して不安定な薬物を製剤化することは困難であ
り、さらに、水を除去するには多大なエネルギーが必要
であるなどの問題点を含んでいる。また、凍結乾燥法を
用いた製剤では、空隙率が大きな製剤となるため口腔内
における溶解性は非常に迅速ではあるが、製剤自体が嵩
張り、薬物の含有量を高めることが困難である。さら
に、製剤の硬度が低いため壊れやすく、吸湿性が強いな
ど日常での製剤の保管や取扱いに困難なことが多い。ま
た、凍結乾燥を行うことは生産工程が煩雑であり、製剤
の生産性が低くなるという欠点を有している。
【0005】一方、加圧成型を行う製造方法では、通常
の圧縮成型によるものだけでなく、湿製錠剤による製造
法でも、硬度を高めることは可能であるが、口腔内での
溶解・崩壊時間が長くなってしまうことが多い。さら
に、天然物であるゼラチンや寒天を用いたものは、経時
的に変色などを起こしやすく、組み合わせる薬物の安定
性を損なうこともあり、さらに雑菌が繁殖しやすいとい
う欠点もある。
の圧縮成型によるものだけでなく、湿製錠剤による製造
法でも、硬度を高めることは可能であるが、口腔内での
溶解・崩壊時間が長くなってしまうことが多い。さら
に、天然物であるゼラチンや寒天を用いたものは、経時
的に変色などを起こしやすく、組み合わせる薬物の安定
性を損なうこともあり、さらに雑菌が繁殖しやすいとい
う欠点もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
上述した問題点を解決した、口腔内などで迅速に崩壊・
溶解し、実用に耐え得る硬度を併せ持つ迅速溶解性製剤
ならびにその製造法を提供することを課題とする。
上述した問題点を解決した、口腔内などで迅速に崩壊・
溶解し、実用に耐え得る硬度を併せ持つ迅速溶解性製剤
ならびにその製造法を提供することを課題とする。
【0007】かかる課題を解決するべく本発明者らは、
加圧成型や凍結乾燥を行わないで、迅速に口腔内で崩壊
・溶解する固形製剤の製造法を検討したところ、薬物、
糖類およびポリビニルピロリドンを有機溶媒に溶解・分
散した後、通風乾燥または減圧乾燥することで有機溶媒
を除去し得られた固形製剤は、水分に対して不安定な薬
物にも適用することができるとともに、煩雑な製造工程
を必要とせずに製造できること、さらに得られた製剤は
実用に耐え得る硬度を有するうえ、口腔内での崩壊・溶
解性が非常に迅速であり、必要に応じて薬物の含有量を
高めることもでき、安定性も良好なものであること等を
新規に見い出し本発明を完成させた。
加圧成型や凍結乾燥を行わないで、迅速に口腔内で崩壊
・溶解する固形製剤の製造法を検討したところ、薬物、
糖類およびポリビニルピロリドンを有機溶媒に溶解・分
散した後、通風乾燥または減圧乾燥することで有機溶媒
を除去し得られた固形製剤は、水分に対して不安定な薬
物にも適用することができるとともに、煩雑な製造工程
を必要とせずに製造できること、さらに得られた製剤は
実用に耐え得る硬度を有するうえ、口腔内での崩壊・溶
解性が非常に迅速であり、必要に応じて薬物の含有量を
高めることもでき、安定性も良好なものであること等を
新規に見い出し本発明を完成させた。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、その
ひとつの態様として、薬物、糖類およびポリビニルピロ
リドンを有機溶媒に溶解・分散した後、有機溶媒を除去
することにより得られる迅速溶解性製剤を提供する。
ひとつの態様として、薬物、糖類およびポリビニルピロ
リドンを有機溶媒に溶解・分散した後、有機溶媒を除去
することにより得られる迅速溶解性製剤を提供する。
【0009】また本発明は、別の態様として、薬物、糖
類およびポリビニルピロリドンを有機溶媒に溶解・分散
し、懸濁液を得、次いでこの懸濁液を製剤用鋳型に充填
した後、有機溶媒を除去することからなる迅速溶解性製
剤の製造法を提供する。
類およびポリビニルピロリドンを有機溶媒に溶解・分散
し、懸濁液を得、次いでこの懸濁液を製剤用鋳型に充填
した後、有機溶媒を除去することからなる迅速溶解性製
剤の製造法を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明が提供する迅速溶解性製剤
は、薬物に対して、糖類とポリビニルピロリドンを組み
合わせて使用し、有機溶媒に溶解・分散させた懸濁液と
したのち有機溶媒を除去する点に特徴を有するものであ
る。
は、薬物に対して、糖類とポリビニルピロリドンを組み
合わせて使用し、有機溶媒に溶解・分散させた懸濁液と
したのち有機溶媒を除去する点に特徴を有するものであ
る。
【0011】かかる本発明の迅速溶解性製剤に用いられ
る薬物としては、その種類が特に限定されるものではな
く、種々の薬物を配合することができる。例えば代表的
なものとして以下を例示することができる。催眠鎮静
薬、抗てんかん薬、解熱鎮痛消炎薬、興奮薬、覚醒薬、
鎮暈薬、精神神経用薬などの中枢神経用薬;骨格筋弛緩
薬、自律神経薬、自律神経遮断薬、植物製剤等の末梢神
経用薬;眼科用薬、耳鼻科用薬等の感覚器官用薬;強心
薬、不整脈用薬、利尿薬、血圧降下薬、血管補強薬、血
管収縮薬、血管拡張薬、動脈硬化用薬などの循環器官用
薬。
る薬物としては、その種類が特に限定されるものではな
く、種々の薬物を配合することができる。例えば代表的
なものとして以下を例示することができる。催眠鎮静
薬、抗てんかん薬、解熱鎮痛消炎薬、興奮薬、覚醒薬、
鎮暈薬、精神神経用薬などの中枢神経用薬;骨格筋弛緩
薬、自律神経薬、自律神経遮断薬、植物製剤等の末梢神
経用薬;眼科用薬、耳鼻科用薬等の感覚器官用薬;強心
薬、不整脈用薬、利尿薬、血圧降下薬、血管補強薬、血
管収縮薬、血管拡張薬、動脈硬化用薬などの循環器官用
薬。
【0012】さらに、呼吸促進薬、鎮咳去痰薬等の呼吸
器官用薬;消化性潰瘍用薬、健胃消化薬、制酸薬、下
剤、利胆薬、整腸薬等の消化器官用薬;ホルモン薬、抗
ホルモン薬等のホルモン薬;尿路消毒薬、子宮収縮薬、
泌尿生殖器官用薬、痔疾用薬、肛門用薬等の泌尿生殖器
官および肛門用薬;ビタミン、滋養強壮変質剤、血液お
よび体液用薬、肝臓疾患用薬、解毒薬、習慣性中毒用
薬、痛風治療薬、酵素製剤、糖尿病治療薬等の代謝性医
薬品;細胞賦活用薬、腫瘍用薬等の組織細胞の機能用医
薬品;抗生物質、化学療法薬、抗原虫薬、駆虫薬等の病
原生物に対する医薬品;アルカロイド系麻薬、非アルカ
ロイド系麻薬等の麻薬等が挙げられる。これらの薬物は
一種または二種以上を混合して用いてもよい。
器官用薬;消化性潰瘍用薬、健胃消化薬、制酸薬、下
剤、利胆薬、整腸薬等の消化器官用薬;ホルモン薬、抗
ホルモン薬等のホルモン薬;尿路消毒薬、子宮収縮薬、
泌尿生殖器官用薬、痔疾用薬、肛門用薬等の泌尿生殖器
官および肛門用薬;ビタミン、滋養強壮変質剤、血液お
よび体液用薬、肝臓疾患用薬、解毒薬、習慣性中毒用
薬、痛風治療薬、酵素製剤、糖尿病治療薬等の代謝性医
薬品;細胞賦活用薬、腫瘍用薬等の組織細胞の機能用医
薬品;抗生物質、化学療法薬、抗原虫薬、駆虫薬等の病
原生物に対する医薬品;アルカロイド系麻薬、非アルカ
ロイド系麻薬等の麻薬等が挙げられる。これらの薬物は
一種または二種以上を混合して用いてもよい。
【0013】本発明に用いるこれらの薬物は、糖類およ
びポリビニルピロリドンと共に有機溶媒としての懸濁液
に溶解または分散できるものであれば、固体、粉体、ま
たは液体の形状であってもよい。固体の薬物は微粉砕等
を行い、微粉末として用いると口腔内で崩壊・溶解した
時に感触が滑らかで服用感が良好である。また、本発明
に用いる薬物はマイクロカプセル、マイクロスフィア
ー、ナノカプセル、ナノスフィアーのようにカプセル化
されたものであってもよい。また2種以上の薬物を別層
に配することもできる。
びポリビニルピロリドンと共に有機溶媒としての懸濁液
に溶解または分散できるものであれば、固体、粉体、ま
たは液体の形状であってもよい。固体の薬物は微粉砕等
を行い、微粉末として用いると口腔内で崩壊・溶解した
時に感触が滑らかで服用感が良好である。また、本発明
に用いる薬物はマイクロカプセル、マイクロスフィア
ー、ナノカプセル、ナノスフィアーのようにカプセル化
されたものであってもよい。また2種以上の薬物を別層
に配することもできる。
【0014】なお、本発明が提供する製剤中に含有され
るこれら薬物の量は、1服用あたりの服用量や薬物の物
理化学的性質にもよるが、全固形成分の60重量%以下
が好ましく、さらに好ましくは全固形成分の40重量%
以下である。
るこれら薬物の量は、1服用あたりの服用量や薬物の物
理化学的性質にもよるが、全固形成分の60重量%以下
が好ましく、さらに好ましくは全固形成分の40重量%
以下である。
【0015】一方、本発明で使用する糖類としては、水
に溶解するものであれば特に制限されない。そのような
糖類としては、例えば、単糖類、二糖類、オリゴ糖、糖
アルコール、還元糖、異性化糖などを用いることができ
る。より具体的には、ブドウ糖、果糖、乳糖、麦芽糖、
しょ糖、キシロース、トレハロース、デキストリン、ソ
ルビトール、キシリトール、マンニトール、エリスリト
ール、マルチトール、ラクチトール、ラクチュロース等
が挙げられ、これらの糖類は、単独であるいは2種以上
を混合して用いることができる。
に溶解するものであれば特に制限されない。そのような
糖類としては、例えば、単糖類、二糖類、オリゴ糖、糖
アルコール、還元糖、異性化糖などを用いることができ
る。より具体的には、ブドウ糖、果糖、乳糖、麦芽糖、
しょ糖、キシロース、トレハロース、デキストリン、ソ
ルビトール、キシリトール、マンニトール、エリスリト
ール、マルチトール、ラクチトール、ラクチュロース等
が挙げられ、これらの糖類は、単独であるいは2種以上
を混合して用いることができる。
【0016】本発明で薬物と共に使用する上記の糖類の
製剤中への配合量は、使用する薬物の性質や、共に配合
する添加物により変化するが、実用に耐え得る硬度と迅
速な溶解性を保つためには、一般的に、製剤の全固形分
として、40重量%以上配合することが好ましく、さら
に好ましくは60重量%以上である。
製剤中への配合量は、使用する薬物の性質や、共に配合
する添加物により変化するが、実用に耐え得る硬度と迅
速な溶解性を保つためには、一般的に、製剤の全固形分
として、40重量%以上配合することが好ましく、さら
に好ましくは60重量%以上である。
【0017】また、本発明で薬物および糖類と共に使用
するポリビニルピロリドンの使用量は、薬物の性質や共
に配合する添加物により変化するが、実用に耐え得る硬
度と迅速な溶解性を保つためには、一般的に、製剤の全
固形分として1〜20重量%を配合することが好まし
く、さらに好ましくは2〜15重量%である。
するポリビニルピロリドンの使用量は、薬物の性質や共
に配合する添加物により変化するが、実用に耐え得る硬
度と迅速な溶解性を保つためには、一般的に、製剤の全
固形分として1〜20重量%を配合することが好まし
く、さらに好ましくは2〜15重量%である。
【0018】本発明の迅速溶解性製剤において、薬物、
糖類およびポリビニルピロリドンを溶解・分散させる有
機溶媒としては、ポリビニルピロリドンを良く溶解し、
それに対して糖類が溶解しにくいものであれば特に制限
されないが、特に好ましい具体例としては、エタノール
を挙げることができる。また、本発明においてかかる有
機溶媒は、水との混液として用いることもでき、混液と
して用いる場合には水は全溶媒中の30重量%以下であ
ることが好ましい。
糖類およびポリビニルピロリドンを溶解・分散させる有
機溶媒としては、ポリビニルピロリドンを良く溶解し、
それに対して糖類が溶解しにくいものであれば特に制限
されないが、特に好ましい具体例としては、エタノール
を挙げることができる。また、本発明においてかかる有
機溶媒は、水との混液として用いることもでき、混液と
して用いる場合には水は全溶媒中の30重量%以下であ
ることが好ましい。
【0019】しかして、本発明が提供する迅速溶解性製
剤の好ましい具体的態様としては、全固形分の60重量
%以下、好ましくは40重量%以下の薬物と、全固形分
の40重量%以上、好ましくは60重量%以上の糖類
と、全固形分の1〜20重量%、好ましくは2〜15重
量%のポリビニルピロリドンを、エタノールまたはエタ
ノールと水との混液である有機溶媒に溶解・分散した
後、乾燥させることにより得られる迅速溶解性製剤であ
る。
剤の好ましい具体的態様としては、全固形分の60重量
%以下、好ましくは40重量%以下の薬物と、全固形分
の40重量%以上、好ましくは60重量%以上の糖類
と、全固形分の1〜20重量%、好ましくは2〜15重
量%のポリビニルピロリドンを、エタノールまたはエタ
ノールと水との混液である有機溶媒に溶解・分散した
後、乾燥させることにより得られる迅速溶解性製剤であ
る。
【0020】本発明の迅速溶解性製剤にあっては、さら
に、その崩壊性・溶解性や硬度を著しく悪化させない範
囲内で、天然あるいは合成高分子化合物、甘味料、酸味
料、香料、着色剤等を配合することができる。
に、その崩壊性・溶解性や硬度を著しく悪化させない範
囲内で、天然あるいは合成高分子化合物、甘味料、酸味
料、香料、着色剤等を配合することができる。
【0021】このような天然あるいは合成高分子化合物
の具体例としては、バレイショデンプン、トウモロコシ
デンプン、コメデンプン、コムギデンプン、アルファー
化デンプン、部分アルファー化デンプン、カルボキシメ
チルスターチナトリウム、ヒドロキシプロピルスターチ
などのデンプンおよびその誘導体;結晶セルロース、メ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度ヒドロキ
シプロピルセルロース、エチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシ
ウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低置換
度カルボキシメチルセルロースナトリウム、クロスカル
メロースナトリウム、酢酸セルロース、酢酸フタル酸セ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレ
ート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテート
サクシネート、カルボキシメチルエチルセルロース、結
晶セルロース・カルボキシメチルセルロースナトリウム
などのセルロースおよびその誘導体などが挙げられる。
の具体例としては、バレイショデンプン、トウモロコシ
デンプン、コメデンプン、コムギデンプン、アルファー
化デンプン、部分アルファー化デンプン、カルボキシメ
チルスターチナトリウム、ヒドロキシプロピルスターチ
などのデンプンおよびその誘導体;結晶セルロース、メ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度ヒドロキ
シプロピルセルロース、エチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシ
ウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低置換
度カルボキシメチルセルロースナトリウム、クロスカル
メロースナトリウム、酢酸セルロース、酢酸フタル酸セ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレ
ート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテート
サクシネート、カルボキシメチルエチルセルロース、結
晶セルロース・カルボキシメチルセルロースナトリウム
などのセルロースおよびその誘導体などが挙げられる。
【0022】さらに、アラビアゴム末、トラガントガ
ム、カラヤガム、ガティーガム、ペクチン、アラビノガ
ラクタン、マルメロ、ローカストビーンガム、グアーガ
ム、タマリンド種子多糖類、アルギン酸、カラギーナ
ン、ファーセレラン、キサンタンガム、カードラン、カ
ゼイン、アルブミンなどの天然高分子化合物;ポリ酢酸
ビニル、マクロゴール、ポリビニルアルコール、アミノ
アルキルメタアクリレートコポリマーE、アミノアルキ
ルメタアクリレートコポリマーRS、メタアクリル酸コ
ポリマーL、メタアクリル酸コポリマーLD、メタアク
リル酸コポリマーS、カルボキシビニルポリマー、ポリ
ビニルアセタールジエチルアミノアセテート、ジメチル
ポリシロキサンなどの合成高分子化合物が挙げられる。
ム、カラヤガム、ガティーガム、ペクチン、アラビノガ
ラクタン、マルメロ、ローカストビーンガム、グアーガ
ム、タマリンド種子多糖類、アルギン酸、カラギーナ
ン、ファーセレラン、キサンタンガム、カードラン、カ
ゼイン、アルブミンなどの天然高分子化合物;ポリ酢酸
ビニル、マクロゴール、ポリビニルアルコール、アミノ
アルキルメタアクリレートコポリマーE、アミノアルキ
ルメタアクリレートコポリマーRS、メタアクリル酸コ
ポリマーL、メタアクリル酸コポリマーLD、メタアク
リル酸コポリマーS、カルボキシビニルポリマー、ポリ
ビニルアセタールジエチルアミノアセテート、ジメチル
ポリシロキサンなどの合成高分子化合物が挙げられる。
【0023】また、甘味料の具体例としては、グリチル
リチン、グリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチ
ン酸三ナトリウム、ステビア、ステビオサイド、レバウ
ディアサイド、サッカリン、サッカリンナトリウム、ア
スパルテームなどが挙げられる。
リチン、グリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチ
ン酸三ナトリウム、ステビア、ステビオサイド、レバウ
ディアサイド、サッカリン、サッカリンナトリウム、ア
スパルテームなどが挙げられる。
【0024】さらに、酸味料の具体例としては、クエン
酸、酒石酸、リンゴ酸などが挙げられ、また、香料の具
体例としては、いちご、レモン、レモンライム、オレン
ジ、ペパーミント、ハッカ油、メントールなどが挙げら
れる。着色料の具体例としては、カラメル、アナトー抽
出色素、β−カロチン、ビートレッドなどを挙げること
ができる。
酸、酒石酸、リンゴ酸などが挙げられ、また、香料の具
体例としては、いちご、レモン、レモンライム、オレン
ジ、ペパーミント、ハッカ油、メントールなどが挙げら
れる。着色料の具体例としては、カラメル、アナトー抽
出色素、β−カロチン、ビートレッドなどを挙げること
ができる。
【0025】本発明の迅速溶解性製剤の、製剤形態とし
ての大きさおよび形状は特に限定されるものではない。
例えば、通常の製剤形態としての顆粒剤、ペレット、錠
剤、坐剤などとすることができ、なかでも錠剤とするの
が好ましい。
ての大きさおよび形状は特に限定されるものではない。
例えば、通常の製剤形態としての顆粒剤、ペレット、錠
剤、坐剤などとすることができ、なかでも錠剤とするの
が好ましい。
【0026】本発明の迅速溶解性製剤の製造方法は、具
体的には以下のようにして行うことができる。すなわ
ち、薬物、糖類およびポリビニルピロリドンの混合末に
有機溶媒を添加し、溶解・分散させ懸濁液とした後、こ
の懸濁液を所望の製剤鋳型、例えば凹型鋳型の穴に充填
し、乾燥することにより目的とする製剤を得ることがで
きる。なお、ポリビニルピロリドンは、有機溶媒に溶解
して薬物と糖類の混合末に添加してもよい。また、乾燥
は常温で通風乾燥あるいは減圧乾燥で行うことができ
る。
体的には以下のようにして行うことができる。すなわ
ち、薬物、糖類およびポリビニルピロリドンの混合末に
有機溶媒を添加し、溶解・分散させ懸濁液とした後、こ
の懸濁液を所望の製剤鋳型、例えば凹型鋳型の穴に充填
し、乾燥することにより目的とする製剤を得ることがで
きる。なお、ポリビニルピロリドンは、有機溶媒に溶解
して薬物と糖類の混合末に添加してもよい。また、乾燥
は常温で通風乾燥あるいは減圧乾燥で行うことができ
る。
【0027】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
【0028】実施例1 クアゼパム15g、しょ糖169.5g、コーンスター
チ50g、アスパルテーム2gおよびl−メントール
0.5gを均一に混合した。次いでこの混合末に、ポリ
ビニルピロリドン12.5gをエタノール150gに溶
解した液を添加、混合して懸濁液を得た。この懸濁液を
直径9mmの凹型の穴に400mgずつ充填し、30℃
で3時間通風乾燥した後、12時間減圧乾燥し、本発明
の迅速溶解性製剤を得た。
チ50g、アスパルテーム2gおよびl−メントール
0.5gを均一に混合した。次いでこの混合末に、ポリ
ビニルピロリドン12.5gをエタノール150gに溶
解した液を添加、混合して懸濁液を得た。この懸濁液を
直径9mmの凹型の穴に400mgずつ充填し、30℃
で3時間通風乾燥した後、12時間減圧乾燥し、本発明
の迅速溶解性製剤を得た。
【0029】実施例2 実施例1のしょ糖に代えトレハロースを使用し、その他
は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0030】実施例3 実施例1のしょ糖に代えマンニトールを使用し、その他
は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0031】実施例4 実施例1のしょ糖に代えエリスリトールを使用し、その
他は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
他は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0032】実施例5 実施例1のしょ糖に代えソルビトールを使用し、その他
は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0033】実施例6 実施例1のしょ糖に代え乳糖を使用し、その他は同様に
して本発明の迅速溶解性製剤を得た。
して本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0034】実施例7 実施例1のしょ糖に代え粉末還元麦芽糖水飴を使用し、
その他は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
その他は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0035】実施例8 実施例1のしょ糖に代えキシリトールを使用し、その他
は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0036】実施例9 実施例1のしょ糖に代えブドウ糖を使用し、その他は同
様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0037】実施例10 実施例1のしょ糖に代え果糖を使用し、その他は同様に
して本発明の迅速溶解性製剤を得た。
して本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0038】実施例11 実施例1のしょ糖に代えデキストリンを使用し、その他
は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
は同様にして本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0039】試験例1 実施例1から実施例11で製造した各製剤の硬度を、富
山産業製錠剤硬度計(TH−303RP型)で測定し
た。また、崩壊時間を、試験液として精製水を用いて、
日本薬局方13改正崩壊試験法に準じて測定した。さら
に、口腔内溶解時間を測定した。それらの結果を表1に
まとめて示す。
山産業製錠剤硬度計(TH−303RP型)で測定し
た。また、崩壊時間を、試験液として精製水を用いて、
日本薬局方13改正崩壊試験法に準じて測定した。さら
に、口腔内溶解時間を測定した。それらの結果を表1に
まとめて示す。
【0040】
【表1】
【0041】表中の結果からも明らかなように、本発明
の製剤は、硬度も実用に耐え得るものであり、口腔内に
おける溶解時間もほぼ30秒以内であり、特に優れたも
のであることが理解される。
の製剤は、硬度も実用に耐え得るものであり、口腔内に
おける溶解時間もほぼ30秒以内であり、特に優れたも
のであることが理解される。
【0042】実施例12 クアゼパム15g、しょ糖177g、コーンスターチ5
0g、アスパルテーム2g、l−メントール0.5gお
よびポリビニルピロリドン5gを均一に混合した。次い
でこの混合末にエタノール150gを添加して混合し、
懸濁液を得た。この懸濁液を直径9mmの凹型の穴に4
00mgずつ充填し、30℃で3時間通風乾燥した後、
12時間減圧乾燥し、本発明の迅速溶解性製剤を得た。
0g、アスパルテーム2g、l−メントール0.5gお
よびポリビニルピロリドン5gを均一に混合した。次い
でこの混合末にエタノール150gを添加して混合し、
懸濁液を得た。この懸濁液を直径9mmの凹型の穴に4
00mgずつ充填し、30℃で3時間通風乾燥した後、
12時間減圧乾燥し、本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0043】実施例13 実施例12のしょ糖の量を157gに、またポリビニル
ピロリドンの量を25gに変更した以外は同様にして、
本発明の迅速溶解性製剤を得た。
ピロリドンの量を25gに変更した以外は同様にして、
本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0044】実施例14 実施例12のしょ糖の量を144.5gに、またポリビ
ニルピロリドンの量を37.5gに変更した以外は同様
にして、本発明の迅速溶解性製剤を得た。
ニルピロリドンの量を37.5gに変更した以外は同様
にして、本発明の迅速溶解性製剤を得た。
【0045】比較例1 実施例12のしょ糖の量を127gに、またポリビニル
ピロリドンの量を55gに変更した以外は同様にして、
比較例1の製剤を得た。
ピロリドンの量を55gに変更した以外は同様にして、
比較例1の製剤を得た。
【0046】比較例2 実施例12のしょ糖の量を182gにし、ポリビニルピ
ロリドンを除き、その他は同様にして、比較例2の製剤
を得た。
ロリドンを除き、その他は同様にして、比較例2の製剤
を得た。
【0047】試験例2 実施例12から実施例14で製造された本発明の製剤お
よび比較例1、2の製剤の硬度、崩壊時間を試験例1と
同様にして測定した。それらの結果を表2にまとめて示
す。
よび比較例1、2の製剤の硬度、崩壊時間を試験例1と
同様にして測定した。それらの結果を表2にまとめて示
す。
【0048】
【表2】
【0049】表中の結果からも明らかなように、ポリビ
ニルピロリドンを添加しなかった比較例2の製剤は非常
に脆いものであった。また、ポリビニルピロリドンの添
加量が多い比較例1の製剤では崩壊時間が4分以上と長
くなっている。これに対して本発明の製剤は、硬度も実
用に耐え得るものであり、崩壊時間も迅速なものであ
り、特に優れたものであることが理解される。
ニルピロリドンを添加しなかった比較例2の製剤は非常
に脆いものであった。また、ポリビニルピロリドンの添
加量が多い比較例1の製剤では崩壊時間が4分以上と長
くなっている。これに対して本発明の製剤は、硬度も実
用に耐え得るものであり、崩壊時間も迅速なものであ
り、特に優れたものであることが理解される。
【0050】実施例15 クアゼパム15g、しょ糖179.5g、コーンスター
チ50g、アスパルテーム2g、l−メントール0.5
gおよびポリビニルピロリドン2.5gを均一に混合し
た。次いでこの混合末にエタノール105gと水45g
の混液を添加して混合し、懸濁液を得た。この懸濁液を
直径9mmの凹型の穴に400mgずつ充填し、30℃
で3時間通風乾燥した後、12時間減圧乾燥し、本発明
の迅速溶解性製剤を得た。この製剤の硬度は1.58K
g(10個の平均値)、崩壊時間は8.3秒(6個の平
均値)、口腔内での溶解時間は37.3秒(3人の平均
値)であった。
チ50g、アスパルテーム2g、l−メントール0.5
gおよびポリビニルピロリドン2.5gを均一に混合し
た。次いでこの混合末にエタノール105gと水45g
の混液を添加して混合し、懸濁液を得た。この懸濁液を
直径9mmの凹型の穴に400mgずつ充填し、30℃
で3時間通風乾燥した後、12時間減圧乾燥し、本発明
の迅速溶解性製剤を得た。この製剤の硬度は1.58K
g(10個の平均値)、崩壊時間は8.3秒(6個の平
均値)、口腔内での溶解時間は37.3秒(3人の平均
値)であった。
【0051】実施例16 塩酸ピリドキシン30g、エリスリトール151g、コ
ーンスターチ50g、クエン酸1g、アスパルテーム1
gおよび香料2gを均一に混合した。次いでこの混合末
にポリビニルピロリドン15gをエタノール110gに
溶解した液を添加して混合し、懸濁液を得た。この懸濁
液を直径10mmの凹型の穴に360mgずつ充填し、
30℃で3時間通風乾燥した後、12時間減圧乾燥し、
本発明の迅速溶解性製剤を得た。この製剤の口腔内での
溶解時間は、19.7秒(3人の平均値)であった。
ーンスターチ50g、クエン酸1g、アスパルテーム1
gおよび香料2gを均一に混合した。次いでこの混合末
にポリビニルピロリドン15gをエタノール110gに
溶解した液を添加して混合し、懸濁液を得た。この懸濁
液を直径10mmの凹型の穴に360mgずつ充填し、
30℃で3時間通風乾燥した後、12時間減圧乾燥し、
本発明の迅速溶解性製剤を得た。この製剤の口腔内での
溶解時間は、19.7秒(3人の平均値)であった。
【0052】実施例17 塩酸ピリドキシン30g、キシリトール151g、コー
ンスターチ50g、クエン酸1g、アスパルテーム1g
および香料2gを均一に混合した。次いでこの混合末に
ポリビニルピロリドン15gをエタノール100gに溶
解した液を添加して混合し、懸濁液を得た。この懸濁液
を直径10mmの凹型の穴に350mgずつ充填し、3
0℃で3時間通風乾燥した後、15時間減圧乾燥し、本
発明の迅速溶解性製剤を得た。この製剤の口腔内での溶
解時間は、16秒(3人の平均値)であった。
ンスターチ50g、クエン酸1g、アスパルテーム1g
および香料2gを均一に混合した。次いでこの混合末に
ポリビニルピロリドン15gをエタノール100gに溶
解した液を添加して混合し、懸濁液を得た。この懸濁液
を直径10mmの凹型の穴に350mgずつ充填し、3
0℃で3時間通風乾燥した後、15時間減圧乾燥し、本
発明の迅速溶解性製剤を得た。この製剤の口腔内での溶
解時間は、16秒(3人の平均値)であった。
【0053】
【発明の効果】以上のようにして提供される本発明の迅
速溶解性製剤は、口腔内において、迅速に崩壊・溶解す
るため、服用するのが簡便であり、実用に耐える硬度を
有しているため、通常の取扱いも簡便である。さらに、
製造方法も凍結乾燥を必要としないため、効率よく生産
することができる。また、水を使用しないでも製造でき
るため、水に不安定な薬物に対しても適用できる利点を
有するものである。
速溶解性製剤は、口腔内において、迅速に崩壊・溶解す
るため、服用するのが簡便であり、実用に耐える硬度を
有しているため、通常の取扱いも簡便である。さらに、
製造方法も凍結乾燥を必要としないため、効率よく生産
することができる。また、水を使用しないでも製造でき
るため、水に不安定な薬物に対しても適用できる利点を
有するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠井 收一 千葉県成田市吾妻2−2−11−102 (72)発明者 今森 勝美 千葉県四街道市志津新田2521−86
Claims (10)
- 【請求項1】 薬物、糖類およびポリビニルピロリドン
を有機溶媒に溶解・分散した後、有機溶媒を除去するこ
とにより得られる迅速溶解性製剤。 - 【請求項2】 薬物が全固形分の60重量%以下であ
り、糖類が全固形分の40重量%以上であり、ポリビニ
ルピロリドンが全固形分の1〜20重量%である請求項
1記載の迅速溶解性製剤。 - 【請求項3】 薬物が全固形分の40重量%以下であ
り、糖類が全固形分の60重量%以上であり、ポリビニ
ルピロリドンが全固形分の2〜15重量%である請求項
1記載の迅速溶解性製剤。 - 【請求項4】 有機溶媒がエタノールである請求項1記
載の迅速溶解性製剤。 - 【請求項5】 有機溶媒がエタノールと水の混液である
請求項1記載の迅速溶解性製剤。 - 【請求項6】 さらに天然のあるいは合成の高分子を添
加したものである請求項1記載の迅速溶解性製剤。 - 【請求項7】 さらに甘味料、酸味料、香料、着色剤の
いずれか1種以上を配合したものである請求項1記載の
迅速溶解性製剤。 - 【請求項8】 薬物、糖類およびポリビニルピロリドン
を有機溶媒に溶解・分散し、懸濁液を得、次いでこの懸
濁液を製剤用鋳型に充填した後、有機溶媒を除去するこ
とからなる迅速溶解性製剤の製造法。 - 【請求項9】 薬物が全固形分の60重量%以下であ
り、糖類が全固形分の40重量%以上であり、ポリビニ
ルピロリドンが全固形分の1〜20重量%である請求項
8記載の迅速溶解性製剤の製造法。 - 【請求項10】 薬物が全固形分の40重量%以下であ
り、糖類が全固形分の60重量%以上であり、ポリビニ
ルピロリドンが全固形分の2〜15重量%である請求項
8記載の迅速溶解性製剤の製造法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29184297A JPH11116465A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 迅速溶解性製剤およびその製造法 |
| TW087116540A TW527195B (en) | 1997-10-09 | 1998-10-06 | Fast-soluble solid pharmaceutical combinations |
| EP98947768A EP1022021A1 (en) | 1997-10-09 | 1998-10-07 | Quickly soluble solid preparations |
| PCT/JP1998/004526 WO1999018936A1 (en) | 1997-10-09 | 1998-10-07 | Quickly soluble solid preparations |
| CA002305756A CA2305756A1 (en) | 1997-10-09 | 1998-10-07 | Rapidly dissolving solid preparation |
| US09/509,988 US6455053B1 (en) | 1997-10-09 | 1998-10-07 | Quickly soluble solid preparations |
| KR1020007003808A KR20010024464A (ko) | 1997-10-09 | 1998-10-07 | 신속 용해성 고형 제제 |
| CN98812014A CN1281356A (zh) | 1997-10-09 | 1998-10-07 | 迅速溶解型固体制剂 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29184297A JPH11116465A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 迅速溶解性製剤およびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11116465A true JPH11116465A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17774134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29184297A Withdrawn JPH11116465A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 迅速溶解性製剤およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11116465A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011184378A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Zensei Yakuhin Kogyo Kk | 口腔内崩壊製剤 |
| KR20110109954A (ko) | 2010-03-30 | 2011-10-06 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 필름형 제제 및 그 제조 방법 |
| KR20110117125A (ko) | 2009-01-29 | 2011-10-26 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 구강내 필름형 기제 및 제제 |
| KR20130082465A (ko) | 2012-01-11 | 2013-07-19 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 구강내 필름형 기제 및 제제 |
| JP2016505005A (ja) * | 2012-12-31 | 2016-02-18 | 株式会社エフエヌジーリサーチFng Research Co., Ltd. | 不連続相および連続相からなる凝集単位を含む微粒剤形 |
| EP2990030A1 (en) | 2014-08-27 | 2016-03-02 | Nitto Denko Corporation | Oral film-form base and preparation |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP29184297A patent/JPH11116465A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110117125A (ko) | 2009-01-29 | 2011-10-26 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 구강내 필름형 기제 및 제제 |
| US9289386B2 (en) | 2009-01-29 | 2016-03-22 | Nitto Denko Corporation | Oral film-form base and oral film-form preparation |
| JP2011184378A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Zensei Yakuhin Kogyo Kk | 口腔内崩壊製剤 |
| KR20110109954A (ko) | 2010-03-30 | 2011-10-06 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 필름형 제제 및 그 제조 방법 |
| US9724309B2 (en) | 2010-03-30 | 2017-08-08 | Nitto Denko Corporation | Film-form preparation and method for producing the same |
| KR20130082465A (ko) | 2012-01-11 | 2013-07-19 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 구강내 필름형 기제 및 제제 |
| US10092505B2 (en) | 2012-01-11 | 2018-10-09 | Nitto Denko Corporation | Oral film-form base and preparation |
| JP2016505005A (ja) * | 2012-12-31 | 2016-02-18 | 株式会社エフエヌジーリサーチFng Research Co., Ltd. | 不連続相および連続相からなる凝集単位を含む微粒剤形 |
| JP2019089798A (ja) * | 2012-12-31 | 2019-06-13 | 株式会社コアファームCorePharm Co., Ltd. | 不連続相および連続相からなる凝集単位を含む微粒剤形 |
| EP2990030A1 (en) | 2014-08-27 | 2016-03-02 | Nitto Denko Corporation | Oral film-form base and preparation |
| KR20160025468A (ko) | 2014-08-27 | 2016-03-08 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 구강 내 필름형 기제 및 제제 |
| US9439872B2 (en) | 2014-08-27 | 2016-09-13 | Nitto Denko Corporation | Oral film-form base and preparation |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6455053B1 (en) | Quickly soluble solid preparations | |
| Goel et al. | Orally disintegrating systems: innovations in formulation and technology | |
| ES2347968T3 (es) | Preparacion solida que se disgrega rapidamente. | |
| KR101590115B1 (ko) | 약학 조성물 | |
| JP4284017B2 (ja) | 固形製剤 | |
| WO2005037254A1 (ja) | 口腔内速崩壊性錠剤 | |
| JP4802436B2 (ja) | 口腔内崩壊型組成物及び口腔内崩壊型製剤 | |
| WO2002030400A1 (fr) | Preparations solides | |
| HUP0202927A2 (hu) | Egységes szerkezetű gyógyszerkészítmények és eljárás előállításukra | |
| JP2000504028A (ja) | 口内薬剤輸送系 | |
| WO2007074856A1 (ja) | 口腔内崩壊性固形製剤の製造法 | |
| WO2006133349A2 (en) | Orally disintegrable sleep aid formulations | |
| JP2000119175A (ja) | 口腔内速崩壊性固形製剤 | |
| JP2002255796A (ja) | 口腔内速崩壊型錠剤及びその製造方法 | |
| JP4939680B2 (ja) | 固形製剤 | |
| CN112426408B (zh) | 一种褪黑素组合物及其制备工艺 | |
| JPH11116465A (ja) | 迅速溶解性製剤およびその製造法 | |
| EP1469848B1 (en) | Sedative non-benzodiazepine formulations | |
| CN101401796A (zh) | 普拉克索口腔崩解片及其制备方法 | |
| JPH11116464A (ja) | 迅速溶解性固形製剤およびその製造法 | |
| KR20100034057A (ko) | 쓴맛이 저감된 프란루카스트 수화물을 함유하는 제제 | |
| JP2650493B2 (ja) | 速溶錠 | |
| JPH11116466A (ja) | 急速溶解型固形製剤およびその製造法 | |
| JP2002154988A (ja) | 口腔内崩壊錠剤およびその製造方法 | |
| JPH1112162A (ja) | 口腔内速崩錠及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |