JPH11119838A - Pwm制御された流体圧駆動装置のノイズ除去装置 - Google Patents

Pwm制御された流体圧駆動装置のノイズ除去装置

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JPH11119838A
JPH11119838A JP28833697A JP28833697A JPH11119838A JP H11119838 A JPH11119838 A JP H11119838A JP 28833697 A JP28833697 A JP 28833697A JP 28833697 A JP28833697 A JP 28833697A JP H11119838 A JPH11119838 A JP H11119838A
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JP
Japan
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noise
frequency
pwm
fluid pressure
noise reduction
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Application number
JP28833697A
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English (en)
Inventor
Shigehiko Higaki
重彦 日垣
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Tokyo Seimitsu Sokki KK
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Sokki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な構成を付加することなくPWM制御部
におけるノイズを低減させる。 【解決手段】 PWM駆動型制御弁10に、PWM制御
信号を供給するサーボアンプ14内に正弦波発振回路2
0と加算器15を組み込み、指令信号100にノイズリ
ダクションキャリア200を重畳させる。このノイズリ
ダクションキャリア200は可聴周波数を超える発振周
波数をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPWM制御された流
体圧駆動装置のノイズ除去装置、特に油圧あるいは空気
圧を用いて各種の駆動装置を制御する直動弁等における
高周波ノイズの発生を低減させる改良されたノイズ除去
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧あるいは空気圧等の流体圧を用いて
各種大荷重を駆動する装置が実用化されており、近年の
流体圧駆動装置においては、制御弁として、比例制御
弁、直動型サーボ弁等が用いられ、これらの制御弁をP
WM制御することによって高速かつ応答性の高い駆動制
御を実現することができる。
【0003】この種の流体圧駆動装置においては、PW
M制御時の制御弁等において高周波ノイズが発生し易
く、静粛性を要求される各種用途において大きな問題と
なっていた。例えば、この種の流体圧駆動装置を劇場あ
るいはコンサートホール等の可動床、回転床あるいは吊
り幕の駆動に用いる場合、前記ノイズの発生は大きな障
害をもたらすこととなる。
【0004】従来、このようなノイズ対策として、ノイ
ズ発生源となる制御弁自体を防音遮蔽体によってシール
することが行われていたが、このようなノイズ遮蔽装置
は全体の構造を大きくしてしまい、また、完全なノイズ
遮蔽を行うことが不可能であり、根本的な解決にはなら
なかった。
【0005】従来における他のノイズ除去方法として、
PWM制御周波数を可聴周波数を超える高周波領域に設
定することによってノイズの問題を実質的に解決する方
法がとられていた。
【0006】通常、20KHz以上の高周波領域に対し
ては人間の可聴範囲を超え、通常の場合13〜15KH
z以上であれば、ほとんどの場合、ノイズが認識され
ず、これによって実質的なノイズ対策が行われていた。
【0007】しかしながら、このようにPWM周波数を
高周波領域にするためには高速かつ大容量のトランジス
タ(FET)が必要となり、装置が高価格となるという
問題があった。また、一般的なPWM駆動型制御弁にお
いては、LVDT(線型可変差動変圧器)等によって制
御位置が検出され、これをサーボアンプへフィードバッ
クして正確な位置制御が行われる。そして、この時のL
VDTの励磁周波数も一方のノイズ源となり、前記PV
M周波数とLVDT周波数とが互いにビートを発生さ
せ、このビート周波数及びこれに対する整数倍の周波数
ノイズが発生してしまうという問題があった。
【0008】このため、従来装置においては、個別の駆
動装置ごとに、実際の騒音源の周波数に対してそれぞれ
ノッチフィルタを設け、このノッチフィルタによってノ
イズ周波数の音圧レベルを低減することが行われてい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなノッチフィルタは騒音源ごとに必要となり、またそ
のフィルタ周波数を各騒音源の周波数に合わせる調整が
必要となり、装置が大型化し、またそのメンテナンスが
面倒であるという各種の欠点があった。
【0010】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、簡単な構成によって流体圧駆動
装置の発生ノイズを著しく低減することのできる改良さ
れたノイズ除去装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、PWM駆動型制御弁にPWM制御信号を
供給するサーボアンプ内にノイズリダクションキャリア
混合器を設け、このノイズリダクションキャリア混合器
から、可聴周波数を超える発振周波数をもったノイズリ
ダクションキャリアを指令信号に与えてこれを重畳させ
てPWM駆動型制御弁を駆動することによって効果的に
可聴周波数領域のノイズを除去することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、本発明に係る流体圧駆
動装置の好適な実施形態が示されている。図において、
被制御対象である舞台装置等の回転床駆動装置はそれ自
体図示されていないが、このような駆動装置に供給され
る流体圧を制御するPWM駆動型制御弁が符号10で示
されている。この制御弁10は汎用型直動弁からなり、
シリンダ内を左右方向に移動するプランジャ弁11によ
って流体源から流路12aを通って供給される流体圧を
2個の流路12b及び12cのいずれかへ導き駆動装置
に所定の流体圧を供給することができる。なお、流路1
2dは大気の開口流路を形成している。プランジャ弁1
1を左右方向へ移動するためにプランジャ弁11の左端
には励磁コイル13が設けられており、この励磁コイル
13にサーボアンプ14から所望のPWM制御されたP
WM制御信号が供給される。
【0013】サーボアンプ14の入力端14aには指令
信号100が供給され、この指令信号100は加算器1
5及び減算器16を経てPWMアンプ17に送られ、P
WMアンプ17からPWM制御信号が前記励磁コイル1
3へ供給される。前記制御弁10にはプランジャ弁11
の位置を検出するためにLVDT18が備えられ、LV
DT位置検出信号がサーボアンプ14のLVDTアンプ
19へフィードバックされ、この位置信号が減算器16
において指令信号100と比較され、駆動装置の駆動位
置を正確にフィードバック制御することができる。
【0014】本発明で特徴的なことは、前記指令信号1
00にノイズリダクションキャリアが重畳されることで
あり、このために実施形態においては正弦波発振回路2
0が設けられ、この正弦波発振回路20と前述した加算
器15とによってノイズリダクションキャリア混合器が
形成されている。発振回路20の発振出力は可聴周波数
を超える発振周波数をもった正弦波信号を出力し、この
ノイズリダクションキャリア200が前記指令信号10
0と加算器15によって重畳される。このノイズリダク
ションキャリア200は発振周波数が可聴周波数を超え
る通常20KHz以上の周波数であることが好ましい
が、実施形態においては13KHz以上であれば有効な
ノイズ除去作用が得られる。
【0015】図2には、前述したPWMアンプ17の具
体的な回路構成が示されている。図において、励磁コイ
ル13に対して4個のトランジスタTR1、TR2、T
R3、TR4がブリッジ接続されている。したがって、
PWM制御信号を各トランジスタのベースに対して順次
TR1、TR4そしてTR2、TR3の組み合わせで供
給することにより、励磁コイル13に正逆の電流を印加
することができる。PWMの制御信号が高周波数帯域で
駆動されている場合、励磁コイル13には小さい幅のパ
ルス電流が印加されることとなるが、実際上は励磁コイ
ル13のインダクタンスにより積分されて滑らかな電流
がコイルの励磁電流となる。しかしながら、高周波成分
の一部は残存し、これが駆動部における制御弁等のノイ
ズを生じる。理論的に、各トランジスタが同一の特性で
同時にオンオフ動作すればこのようなノイズは著しく低
減されるが、実際上は各トランジスタの0点デッドバン
ドがばらついていたり、あるいはオン動作時の立ち上が
りに差があるような時にはノイズ的な信号が発生し、こ
れが制御弁等のノイズとして知覚される。
【0016】本発明においては、前述したようにノイズ
リダクションキャリア200が指令信号100に重畳さ
れているので、各トランジスタTR1、TR2、TR
3、TR4はその0点動作付近において常に動作状態と
され、前述した特性のばらつきによる非線形要素が解消
され、ノイズ的なPWM制御信号が生じ難く、これによ
って制御弁等におけるノイズも著しく低減することとな
る。
【0017】図3、4は本発明に基づく流体圧駆動装置
のノイズ除去効果が示されている。図3はノイズリダク
ションキャリア混合器がない従来の流体駆動装置におけ
るノイズ周波数特性であり、横軸に周波数、縦軸にノイ
ズレベルが示されている。
【0018】図3から明らかなように、15KHz近辺
の周波数でPWMノイズが発生しており、また、6.5
KHz周辺の周波数においてLVDTノイズが大きく発
生している。
【0019】図4は前述した本発明の実施形態において
ノイズリダクションキャリア混合器を設けた状態で測定
したノイズ周波数特性であり、ノイズリダクションキャ
リアの周波数である20KHzにおいて大きな騒音が発
生しているが、図3で現れたPWMノイズ及びLVDT
ノイズについてはほとんど解消していることが理解され
る。また、全体のノイズレベルが図3と図4を比較する
ことによって数デシベル低下していることが理解され、
本発明によって可聴周波数領域でのノイズ低減の効果が
著しいことが理解される。
【0020】本発明において、ノイズリダクションキャ
リアは実施形態において正弦波信号で実施されている
が、キャリアの波形はこれ以外に三角波あるいはステッ
プ波とすることも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
PWM制御された流体圧駆動装置のサーボアンプにノイ
ズリダクションキャリア混合器を設け、指令信号に可聴
周波数を超える発振周波数をもったノイズリダクション
キャリアを重畳させることによって簡単に可聴周波数領
域でのノイズを低減することが可能となり、静粛性を要
求される用途に対して極めて有効なノイズ除去装置を提
供することができる。
【0022】また、本発明におけるノイズリダクション
キャリアは、流体圧駆動装置あるいはPWM駆動型制御
弁のノイズ周波数に依存することなく一定の周波数とす
ることができ、複雑な調整その他を必要とすることがな
い利点がある。
【0023】そして、本発明によれば、ノイズ除去のた
めの追加フィルタ等を必要としない極めて簡単な構成の
ノイズ除去装置が提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るノイズ除去装置に組み込まれた
PWM制御された流体圧駆動装置の制御弁とサーボアン
プの構造を示す説明図である。
【図2】 本発明を実施したサーボアンプのPWMアン
プの具体的な構成を示す回路図である。
【図3】 従来の流体圧駆動装置におけるノイズ周波数
特性図である。
【図4】 本発明を実施した流体圧駆動装置におけるノ
イズ周波数特性図である。
【符号の説明】
10 PWM駆動型制御弁、13 励磁コイル、14
サーボアンプ、15加算器、17 PWMアンプ、18
LVDT、19 LVDTアンプ、20正弦波発振回
路、100 指令信号、200 ノイズリダクションキ
ャリア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧駆動装置に所望の流体圧を供給す
    るPWM駆動型制御弁と、 前記制御弁に所望の指令信号に基づいてPWM制御信号
    を供給するサーボアンプと、 を含むPWM制御された流体圧駆動装置において、 前記サーボアンプに、指令信号に可聴周波数を超える発
    振周波数を持ったノイズリダクションキャリアを重畳さ
    せるノイズリダクションキャリア混合器を設けたことを
    特徴とするPWM制御された流体圧駆動装置のノイズ除
    去装置。
JP28833697A 1997-10-21 1997-10-21 Pwm制御された流体圧駆動装置のノイズ除去装置 Pending JPH11119838A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100747968B1 (ko) * 2001-11-15 2007-08-08 유영태 유압 진동유동 발생장치
JP2015218466A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 三井金属アクト株式会社 ドア開閉装置およびドア開閉方法

Cited By (3)

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US10135371B2 (en) 2014-05-15 2018-11-20 Mitsui Kinzoku Act Corporation Door opening/closing device and door opening/closing method

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