JPH11129225A - セメント系硬化材の着色・装飾工法 - Google Patents

セメント系硬化材の着色・装飾工法

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JPH11129225A
JPH11129225A JP31612297A JP31612297A JPH11129225A JP H11129225 A JPH11129225 A JP H11129225A JP 31612297 A JP31612297 A JP 31612297A JP 31612297 A JP31612297 A JP 31612297A JP H11129225 A JPH11129225 A JP H11129225A
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JP
Japan
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concrete
coloring
colored layer
mixed
colored
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JP31612297A
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Masao Sugiyama
政夫 杉山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 型枠にコンクリートなどを流し込んでもコン
クリートなどの表面に着色・装飾が可能で、型枠のまま
保管しても着色層が剥がれ落ちることがないようにす
る。 【解決手段】 水和作用により凝固或いは硬化する無機
質の材料に、繊維状物質、合成樹脂、及び顔料又は染
料、或いは両者の混合の着色材料を混ぜ合わせて水分に
より溶く。水和作用により凝固或いは硬化する無機質の
材料としては、酸化カルシウムなどやポルトランドセメ
ントなど様々な材料が使用できる。合成樹脂としては酢
酸ビニールやフッ素樹脂などが使用できる。繊維状材料
としてはポリビニールアルコールなどの合成樹脂繊維の
他、植物繊維も使用可能である。このような混ぜ合わせ
た材料3・4を型枠1表面に吹付け或いは塗り、着色し
たり模様を描いて着色層を硬化する。この型枠1にコン
クリートを流し込み、コンクリートの表面に着色層を付
着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はモルタルやコンク
リートなどのセメント系硬化材の段階にて、若しくは既
に硬化した構造物のなどの硬化物の表面に着色したり、
或いはみかげ石表面のような趣きを醸し出すような装飾
を施すことが可能な着色・装飾工法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】モルタルやコンクリートなどのセメント
系硬化材で形成した構造物表面に、自然的な潤いや雰囲
気を与えるため、これら表面を着色することが採用され
始めている。この着色の方法として、構造物などの表面
に直接顔料や染料を混ぜ合わせた着色材料を吹付けた
り、打設する型枠の表面に予め着色材料を塗るか吹付け
ておき、この型枠にコンクリートなどを打設して表面に
着色を施す方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】構造物などの表面に直
接顔料や染料を直接吹付ける方法は、複数色の着色材料
を用いて様々な模様やみかげ石などの雰囲気を与えるこ
とができる。しかしながら、作業は作業員が現場にて足
場を組み、広い面積を吹付けていくため施工コストが高
くつくという課題がある。他方、型枠に予め着色材料を
吹付けておく方法は、コンクリートなどを流し込む際に
着色材料がコンクリートと一緒に流れ出してしまい、表
面に着色のムラができてしまうという課題がある。また
型枠内にコンクリートを流し込むため、様々な模様を描
いておいても、コンクリートと一緒に流れてしまい、み
かげ石表面を摸したような複雑な模様などは付着させる
ことができなかった。
【0004】このために、型枠の表面に顔料などを浸み
込ませた布状繊維を敷いておき、コンクリートなどを打
設した際に顔料等が浸み出すようにする方法もある。こ
の方法であると顔料などが流れずにコンクリート中に拡
散して良好に表面を着色できるという特徴を備えてい
る。しかしながら、顔料がコンクリートのノロに混ざる
ように浸み出すため、やはり複雑な模様を描くことは不
可能であった。
【0005】予め型枠に硬化材料に顔料などを混ぜたも
のを吹付けて硬化材による着色層を形成しておき、その
型枠にコンクリートなどを流し込んで着色層を構造物表
面に付着させる方法も考えられる。この方法であれば、
模様などの予め描いたり吹付けておくため、硬化物の表
面に模様を描くことが可能である。しかしながら余り厚
い層であると型枠の重量が重くなり、搬入作業が困難と
なる課題があるし、硬化物表面に付着させる方法である
ため前記した着色料だけを吹付けるのと同じく雨水に晒
されて流れる可能性が残っている。また型枠に薄く着色
層を硬化させる方法は、型枠を運搬する際に着色層にヒ
ビが入って剥がれることもあり、保管や運搬上が難しい
ことも考えられる。
【0006】この発明は、現場或いは工場のいずれであ
っても、みかげ石表面を摸するなどの複雑な極めて容易
に着色・装飾が可能であるとともに、顔料等が剥がれた
ち流れ落ちることのないセメント系硬化物の着色・装飾
工法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるセメン
ト系硬化材の着色・装飾工法は、セメント系硬化材やそ
の硬化した構造物などセメント系硬化物の表面に、同じ
く硬化材中に顔料などを混ぜ合わせた着色層を形成する
ものである。この発明で着色層となる硬化材としては、
水和作用により凝固或いは硬化する無機質の材料を使用
する。水和作用により凝固或いは硬化する無機質の材料
としては、酸化カルシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸三
カルシウム、シリカ、アルミナ、フライアッシュ、石
膏、など様々な材料が使用可能で、この中のいずれかひ
とつ、或いはふたつ以上の混合の材料を主成分とする無
機質の材料も使用可能である。例えば、ポルトランドセ
メントは酸化カルシウムやシリカ、アルミナを主成分と
して製造されたが、このポルトランドセメントを無機質
材料として採用することも可能である。ともかく、水分
と合わせることにより凝固或いは硬化する物質ならば広
く使用可能である。
【0008】この無機質材料に、合成樹脂、繊維状物
質、顔料若しくは染料、或いは顔料と染料の混合を混ぜ
合わせる。合成樹脂としてはアクリル樹脂や酢酸ビニー
ル樹脂、フッ素樹脂、共重合樹脂等が使用可能である。
繊維状物質とは合成樹脂繊維や木製繊維などが広く使用
可能で、合成繊維としてはガラス繊維、ポリプロピレン
繊維、ポリエチレン繊維、ポリ塩化ビニール繊維、ビニ
ロン繊維、レーヨン繊維、アセテート繊維など、様々な
繊維状材料が広く使用可能である。ともかく、この繊維
状物質は、凝固或いは硬化した無機質材料にヒビが入っ
ても、容易に剥がれ落ちないようにするためであり、繋
ぎの役目をする繊維状のものであれば、広く使用可能で
ある。各繊維の長さは、1mm、3mm、5mm等様々
である。製造時の状況に応じて適宜選択する。これに水
で溶いた顔料又は染料、或いは両者の混合の着色材料を
混ぜ合わせる。
【0009】以上のようにして混ぜ合わせた材料を型枠
の内側表面に吹付け或いは塗る。型枠としては木製の
他、鋼製、ゴム製や発泡樹脂製や紙などの型枠を広く使
用可能である。着色材料は一色だけを使用するとは限ら
ず、例えばみかげ石の表面を摸した着色層を形成しよう
とする場合は、まず黒の顔料等を混ぜた着色材料を型枠
の表面に細かく粒子状で飛ばすように吹付け、その上に
白色系の顔料を混ぜた着色材料を全体に吹付ける。上述
のように混合した材料の中には水和作用にて凝固或いは
硬化する無機質の材料が入っているため、時間の経過と
ともに型枠表面に硬化する。以上の作業により、型枠の
表面に1〜数mmの着色層を形成する。着色層の中には
繊維状物質が混合してあるため、乾燥してヒビが入った
りしても、繊維状物質が繋ぎの役目をして、運搬や設置
作業の間にもポロポロと剥がれたりしない。この型枠に
モルタルやコンクリートなどのセメント系硬化材を流し
込めば、硬化材表面に着色層が形成されることになる。
着色材料は既に硬化して着色層となっているため、硬化
材を流し込んでも模様などが流れず、そのままの模様で
硬化物の表面に模様や色づけが可能となる。着色材料の
中には合成樹脂が混ぜ合わせてあるため、着色層が雨水
に晒されても顔料等が流れ落ちない。
【0010】また、工場にて着色材料を型枠に吹付けて
コンクリートなどを流し込むだけでなく、現場において
も構造物の表面に直接吹付けるなどして、着色・装飾を
施すことができる。樹脂を混ぜてあるため、雨などによ
って流れないだけでなく、着色材料に混入する繊維状材
料が着色層に更に強度を与え、表面がカケるなどの損傷
が起こり難くなる。
【0011】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づきこの発明を詳
細に説明する。実施例で使用する着色材料は、合成樹脂
である酢酸ビニールにポルトランドセメントと繊維状物
質であるポリプロピレン繊維を混入し、顔料を混ぜ合わ
せたものである。図の実施例は、工場生産のコンクリー
ト版の製造に本願発明を実施したものであって、型枠1
としては発泡樹脂製の使い捨て型枠を使用する。型枠1
の表面には石垣の表面を摸した凹凸2が形成されてい
る。この表面に着色材料4を吹付ける。(図1)実施例
ではみかげ石の表面を摸するため、まず黒い顔料を混入
した着色材料3を粒子を飛ばすように吹付け、それが或
程度乾燥した後、白色系の顔料を混入した着色材料4を
全体を覆うよう吹付ける。つまりコンクリートを流し込
んだ際に、粒々の黒い点状の着色材料3が最も外側とな
り、これを含んで白色系の着色材料4が重なって着色層
5が形成されることになる。着色層5には繊維状物質が
混入してあるため、着色層5が硬化した状態で保存した
り運搬してヒビが入っても、容易に剥がれ落ちることが
ない。
【0012】この型枠1周囲に木枠6を嵌め、ここにコ
ンクリート7を流し込む。(図2)着色材料3・4は着
色層5として硬化しているため、コンクリート7を流し
込んでも剥がれたり流れ出すようなことがない。このま
まコンクリート7の硬化を待てば、コンクリート版8の
表面に着色層5が付着するように形成されることにな
る。これを脱型すれば、表面に着色層5の模様がそのま
ま付着したコンクリート版8となる。脱型に必要な場合
は、着色材料2・4を塗る前に離型剤を塗っておく。こ
のコンクリート版8を現場に運んで起立し、背面に適宜
間隔離して木製型枠9を起立し、間にコンクリート10
を打設して構造物である擁壁を構築する。(図3)この
ようにすれば型枠1に吹付けた着色層5がそのまま構造
物の表面に表われ、図4に示すようなみかげ石表面状の
模様を備える構造物となる。着色層5には樹脂が混入し
てあるため、雨水に晒されても顔料が流れ落ちることが
ない。また繊維状物質が表面を補強しており、表面強度
が増している。この表面に何かがぶつかったりしても容
易にカケたりしない。
【0013】以上の実施例は工場にてコンクリート製品
の表面に着色や装飾を施す場合であるが、現場に着色層
5を付着させた型枠をそのまま搬入し、その型枠を立て
て、そのままコンクリートを流し込んで構造物を構築す
ることもある。着色層5は流し込んだコンクリートの表
面に直接付着して表面が着色或いは装飾された構造物と
なる。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上のような構成を有し、以
下の効果を得ることができる。 型枠に予め着色層を形成しておくため、現場や工場で
行なう作業は硬化材を打つだけでよく、極めて容易に施
工期間を短くして構造物などに着色装飾を行なうことが
できる。 着色層を形成するための材料の中には水和作用により
凝固或いは硬化する材料を含んでいるため、これが型枠
表面で凝固或いは硬化して着色層を成すことになる。こ
の型枠に工場や現場でコンクリートなどの硬化材を型枠
に流し込んでも着色層は流れず、単一色の着色だけでな
く、思い通りの模様や複数種の色を付することが可能で
ある。 着色層となる材料の中には樹脂が混ぜ合わせてあるた
め、着色層が雨水に晒されても顔料や染料が流れ出すこ
とがない。 着色層となる材料の中には繊維状物質が混入してあ
り、その繊維状物質が硬化した着色層の繋ぎの役目を果
たす。これにより、薄い着色層であっても強度が増して
容易に欠けたり剥がれ落ちることがなくなり、型枠に吹
付けたまま在庫としてストックしたり運搬する際に支障
がない。 現場において構造物などの表面に直接吹付けたり塗る
などして着色層を形成する場合も、樹脂によって顔料な
どが流れ落ちることなく、また繊維状物質を混ぜたこと
により表面となる着色層の強度が更に増し、表面が欠け
るなどの損傷が起こり難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】型枠に着色材料を吹付ける作業を示す斜視図で
ある。
【図2】木枠を嵌めコンクリートを流し込む作業の斜視
図である。
【図3】着色層を形成したコンクリート版を使用して擁
壁を構築する断面図である。
【図4】着色層の一部正面図である。
【符号の説明】 1 型枠 2 凹凸 3 着色材料 4 着色材料 5 着色層 6 木枠 7 コンクリート 8 コンクリート版 9 木製型枠 10 コンクリート
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 セメント系硬化材の着色・装飾工法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水和作用により凝固或いは硬化する無機
    質の材料に繊維状物質、合成樹脂、及び顔料若しくは染
    料、或いは顔料及び染料の混合着色材料を混ぜ合わせて
    水分によって溶き、これを型枠に吹付け又は塗布して着
    色層を形成し、この型枠にセメント系硬化材を打設して
    硬化させ、セメント系硬化材表面に着色層を付着させて
    なるセメント系硬化物の着色・装飾工法。
JP31612297A 1997-11-01 1997-11-01 セメント系硬化材の着色・装飾工法 Pending JPH11129225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31612297A JPH11129225A (ja) 1997-11-01 1997-11-01 セメント系硬化材の着色・装飾工法

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ID=18073500

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JP31612297A Pending JPH11129225A (ja) 1997-11-01 1997-11-01 セメント系硬化材の着色・装飾工法

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JP (1) JPH11129225A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11498869B2 (en) 2017-03-28 2022-11-15 Etex Services Nv Pale-colored fiber cement products and methods for the production thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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