JPH11140017A - エステルの製造法 - Google Patents

エステルの製造法

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JPH11140017A
JPH11140017A JP9310925A JP31092597A JPH11140017A JP H11140017 A JPH11140017 A JP H11140017A JP 9310925 A JP9310925 A JP 9310925A JP 31092597 A JP31092597 A JP 31092597A JP H11140017 A JPH11140017 A JP H11140017A
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aldehyde
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孝志 佐藤
Toshio Hagiwara
敏男 萩原
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TOKUYAMA SEKIYU KAGAKU KK
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルデヒド2分子を反応させてエステルを合
成する反応において、高活性で副生成物の少ない触媒系
を用いるエステルの製造法を提供する。 【解決手段】 アルミニウムアルコキサイドを触媒と
し、ルイス酸を助触媒としてアルデヒド2分子を反応さ
せエステルを合成する方法において、アルコールを添加
して反応を行う。アルコールはアルデヒドの0.1〜1
0重量%添加して反応することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインキ、塗料などの
溶剤として有用なエステルの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】式1や式2で示されるアルデヒド2分子
を反応させてエステルを合成する反応はチシチェンコ反
応として知られており、広くアセトアルデヒドからの酢
酸エチル製造に用いられている。このチシチェンコ反応
はアルミニウムアルコキサイドを触媒として進行する
[J.Russ.Phys.Chem.Soc.38
355(1906)、有機合成化学、第23巻、第2
号、144〜150頁(1965)など参照]。式2中
のRはアルキル基を示し、R’はRと異なるアルキル基
を示す。
【0003】
【化1】
【0004】
【化2】
【0005】アルミニウムアルコキサイドのみでも反応
は進行するが反応速度が非常に遅いのでルイス酸を助触
媒として添加している。実際、酢酸エチル製造触媒とし
ては塩化亜鉛や無水塩化第二鉄を助触媒として添加して
使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】アセトアルデヒドを用
いた場合、塩化亜鉛や無水塩化第二鉄を助触媒として添
加した系では反応速度は増加するものの、反応途中での
触媒の失活で十分な触媒活性を引き出すことができなか
った。式3、式4にて示される反応副生成物、アセトア
ルデヒドジエチルアセタール(以下、ATLと称す)及
びエチリデンエトキシアセテート(以下、EEAと称
す)の生成が酢酸エチルの選択率を下げていた。
【0007】
【化3】
【0008】
【化4】
【0009】これら副生成物は選択率を下げるばかりで
なく、触媒を急激に失活させるという問題も引き起こし
ていた。従って、本発明の目的はアルデヒド2分子を反
応させてエステルを製造する触媒系として活性が高く副
生成物が少ない触媒系を使用したエステルの製造法を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的に
対して種々検討したところ、アルミニウムアルコキサイ
ドを触媒とし、ルイス酸を助触媒としてアセトアルデヒ
ドを反応させる反応において、反応系にアルコールを添
加することにより副生EEAの生成量が少なく、しかも
著しく高活性で効率よく酢酸エチルを生成することを見
いだし本発明に至った。
【0011】即ち、本発明は、アルミニウムアルコキサ
イドを触媒とし、ルイス酸を助触媒としてアルデヒド2
分子を反応させてエステルを合成する方法において、ア
ルコールを添加して反応することを特徴とするエステル
の製造法である。アルコールはアルデヒドの0.1〜1
0重量%添加して反応することが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において添加されるアルコ
ールは、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコ
ール、sec−ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、ペンチルアルコー
ル、イソペンチルアルコール、sec−ペンチルアルコ
ール、ヘキシルアルコール、シクロヘキシルアルコー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、エチ
レングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、1、3−ブタンジオール、1、4
−ブタンジオール、グリセロール、アリルアルコール等
が挙げられる。
【0013】添加するアルコールの効果については、触
媒を保護していると考えているが明確ではない。添加さ
れるアルコールは効果、目的に応じて使い分けることが
できる。例えば、使用するアルデヒドがアセトアルデヒ
ドで目的エステルが酢酸エチルの場合、副生成物のこと
を考えるとエチルアルコールが望ましいが、エチルアル
コールは高価であり分離再使用のことを考慮すると高沸
点アルコールを添加して廃棄と言うことも考えられる。
炭素数の多いアルコールは保護効果が大きく反応が進み
難くなるので望ましくは炭素数1〜7のアルキル基を持
つアルコールが望ましい。
【0014】アルコールの添加量は少なすぎると触媒を
保護する効果が少なく、多いと回収にコストがかかり無
駄であることから、アルデヒドの0.1〜10重量%添
加して反応することが望ましい。しかしながら、目的と
するエステルによっては保護効果を優先する場合も考え
られ、添加量はこの範囲に限ったことではない。
【0015】また、添加方法は反応系に直接添加しても
構わないし、触媒または助触媒溶液に混合して添加して
も構わない。アルデヒドとは酸触媒の存在下、アセター
ルが生成することが考えられるのでアルデヒドに混合し
て添加することは避けた方が望ましい。
【0016】本発明で使用されるアルミニウムアルコキ
サイドは一般式Al(OR)3 で表される化合物、例え
ばORがエトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、sec−ブトキシ、イソブトキシ、tert−ブ
トキシ、ペンチロキシ、イソペンチロキシ、sec−ペ
ンチロキシ、ヘキシロキシ、シクロヘキシロキシ、ベン
ジロキシ等である、アルミニウムトリアルコキサイドが
挙げられる。また、縮合したアルミニウムアルコキサイ
ド、例えばAl10(O)4 (OC2522、Al4
(O)(OCH(CH325 [H(OCH(CH
322 ]Cl4等の化合物も触媒として使用でき
る。これらアルミニウムアルコキサイドは使用するアル
デヒドに無関係に触媒として使用することができる。
【0017】しかしながら、アルミニウムアルコキサイ
ドのアルコキサイドが反応に使用するアルデヒドの還元
したアルコールと同一であることが望ましい。例えば、
アセトアルデヒドの場合にはエトキシ、プロピオンアル
デヒドの場合にはプロポキシである。なぜならば、エス
テルの一部にアルミニウムアルコキサイドのアルコキサ
イドが組み込まれるからである。例えば、アルデヒドと
してアセトアルデヒド、アルミニウムアルコキサイドと
してアルミニウムトリイソプロポキサイドを用いた場
合、酢酸イソプロピルが少量生成する。触媒量が少なく
て副生成物が無視できる場合には、触媒活性を重視して
最も活性の高い触媒をアルデヒドに無関係に使用するこ
とができる。
【0018】本発明で使用される触媒、アルミニウムア
ルコキサイドの使用量はアルデヒド使用量に対して0.
001〜10モル%で十分である。触媒量が多いと無駄
であり、少ないと反応速度が遅くなるので、望ましく
は、0.01〜1モル%である。
【0019】触媒の添加は溶液に溶かして添加すること
が望ましい。一般的に、触媒合成時には溶液になってい
るのでそのまま用いることができる。固形物の場合、溶
解させる溶剤としては反応を阻害させるものでなければ
基本的にどのような溶剤でも構わないが、反応後の分離
を考えた場合、添加するアルコール若しくは生成するエ
ステルに溶解することが望ましい。例えば、使用するア
ルデヒド、アルコールがそれぞれアセトアルデヒド、エ
チルアルコールの場合にはエチルアルコール若しくは酢
酸エチルに触媒を溶解させ反応系に添加する。また、場
合によっては助触媒溶液に混合して添加しても構わな
い。
【0020】本発明の助触媒はルイス酸である。ルイス
酸としてはスカンジウム、チタン、バナジウム、クロ
ム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ガ
リウム、イットリウム、ランタノイド等のハロゲン化
物、又はスカンジウム、イットリウム及びランタノイド
系列のトリフルオロメタンスルホン酸塩が挙げられる。
これらの中で、望ましいルイス酸としてはハロゲン化第
二鉄、ハロゲン化亜鉛、ハロゲン化ランタノイド及びラ
ンタノイドトリストリフルオロメタンスルホナートが挙
げられる。これらルイス酸は、無水和物であることが望
ましい。少量の水は影響を及ぼさないが、鉄等の水和物
は結晶構造が変化し、ルイス酸としての性質を示さなく
なると共に、触媒であるアルミニウムアルコキサイドの
加水分解による失活を引き起こすからである。これらル
イス酸は1種類を用いても構わないし、2種類以上を混
合しても構わない。本発明におけるルイス酸は反応の助
触媒としての役割であり、これらに限定されるものでは
なくその他のルイス酸ももちろん使用できるものであ
る。
【0021】助触媒であるルイス酸の本発明における使
用量は、触媒であるアルミニウムアルコキサイドの活性
点に対して10〜150モル%で使用される。助触媒が
触媒を失活させる場合には使用量を減少して使用する場
合もある。また、助触媒の種類あるいはアルデヒドの種
類、反応形態により使用量も変化してくるので、使用量
は一概に限定することはできない。
【0022】ルイス酸の添加方法は溶液で添加する方法
が望ましい。溶解させる溶剤としては反応を阻害させる
ものでなければ基本的にどのような溶剤でも構わない
が、反応後の分離を考えた場合、添加するアルコール若
しくは生成するエステルに溶解することが望ましい。例
えば、使用するアルデヒド、アルコールがそれぞれアセ
トアルデヒド、エチルアルコールの場合にはエチルアル
コール若しくは酢酸エチルにルイス酸を溶解させ反応系
に添加する。また、場合によっては触媒溶液に混合して
添加しても構わない。
【0023】本発明におけるアルデヒドとしては以下の
化合物を挙げることができる。即ち、ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチル
アルデヒド、イソブチルアルデヒド、バレルアルデヒ
ド、イソバレルアルデヒド、ピバルアルデヒド、シクロ
ヘキシルアルデヒド、ベンズアルデヒド、アクロレイ
ン、メタクロレイン等である。
【0024】対応する生成エステルはそれぞれ、ギ酸メ
チル、酢酸エチル、プロピオン酸プロピル、酪酸ブチ
ル、イソ酪酸イソブチル、吉草酸アミル、イソ吉草酸イ
ソアミル、ピバル酸ネオペンチル、シクロヘキサンカル
ボン酸シクロヘキシルメチル、安息香酸ベンジル、アク
リル酸アリル、メタクリル酸メタリルである。これらは
1種のアルデヒドを用いた場合であるが、2種以上のア
ルデヒドを同時に反応するいわゆる交差チシチェンコ反
応にも使用することができる。例えば、アセトアルデヒ
ドとプロピオンアルデヒドを使用すると生成エステルは
酢酸エチル、酢酸プロピル、プロピオン酸エチル、プロ
ピオン酸プロピルである。
【0025】本発明の反応はいわゆるバッチ反応、連続
反応どちらでも可能である。バッチ反応の場合には、例
えば、アルデヒド又は溶剤で希釈したアルデヒドに触
媒、アルミニウムアルコキサイドと助触媒を添加する方
法が挙げられる。連続反応はワンパス方式、循環方式の
反応器にアルデヒド、触媒及び助触媒を連続的にフィー
ドし反応させる。反応溶液からの生成エステルの分離
は、触媒を水で失活、固形物を分離した後蒸留で行うこ
とができる。
【0026】本発明のチシチェンコ反応は発熱反応で反
応が速いので、反応温度は低く保つ必要がある。反応温
度が低すぎると反応が進まず、反応温度が高いと触媒の
失活が起こるので、望ましい反応温度は、−10〜30
℃である。しかしながら、用いるアルデヒドによって反
応速度が異なるので場合によってはこの温度範囲を越え
ることがある。
【0027】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
するが、本発明は以下の実施例にのみ限定されるもので
はない。 (アルミニウムエトキサイド化合物合成例)還流冷却
器、温度計を備えた300ml三口フラスコに粒状アル
ミニウムメタル8.75g、無水三塩化アルミニウム
3.45gを入れ、オイルバスで80℃に加温した。こ
れに95%エチルアルコール50gを酢酸エチル180
gで希釈した溶液を3時間で滴下した。滴下終了後、8
0℃で5時間後反応を行った。反応終了後、室温まで冷
却し、上澄みをデカンテーションで分離し、反応に使用
した。アルミニウムエトキサイド化合物溶液は窒素下保
存した。
【0028】(実施例1) 〈反応器準備〉窒素雰囲気下、ジャケット付き循環式ス
テンレス製チューブリアクター(内径10mm、容積4
00ml)に400ml酢酸エチルを入れ、温度を0℃
に保ちながら、3.8l/分の速度で循環した。 〈触媒溶液調製〉アルミニウムエトキサイド化合物溶液
4.67重量部、塩化亜鉛0.091重量部、エチルア
ルコール37重量部を混合し全体が60重量部になるよ
うに酢酸エチルを窒素雰囲気下加え、触媒溶液とした。 〈反応〉反応器の温度を0℃に保ち、3.8l/分の速
度で循環しながら、窒素下、アセトアルデヒド及び触媒
溶液をそれぞれ1時間当たり380g及び60gで連続
的にプランジャーポンプでフィードした。反応温度は上
昇し、2〜3℃であった。出てくる反応液は1時間毎に
5mlサンプリングし、水1滴で触媒を失活した後、ガ
スクロマトグラフィーで分析した。完全に安定した4時
間後と5時間後の分析値を平均して表1に示した。
【0029】(比較例1)比較のために触媒調整時エチ
ルアルコールを添加しないこと以外は実施例1と同様に
反応した。結果を表1に示した。エタノールを添加した
実施例1では触媒活性が高く速やかにアセトアルデヒド
が消費されている。更に、エタノール添加により副生物
EEAの生成も抑えられ、好適な触媒系を構成してい
る。
【0030】(実施例2及び実施例3)エチルアルコー
ル重量部が3.7及び1.85であること以外は実施例
1と同様に行った。分析した結果を表1に示した。比較
例1と比べ、エタノールを添加した実施例2及び実施例
3では触媒活性が高く速やかにアセトアルデヒドが消費
されている。更に、エタノール添加により副生物EEA
の生成も抑えられ、好適な触媒系を構成している。
【0031】(実施例4〜6)触媒調整時、塩化亜鉛が
0.121重量部であり、エチルアルコールの添加量が
それぞれ37、3.7、1.85重量部であること以外
は実施例1と同様に反応した。反応結果を表1に示し
た。
【0032】(比較例2)比較のために触媒調整時、塩
化亜鉛が0.121重量部であること以外は比較例1と
同様に反応した。反応結果を表1に示した。
【0033】(実施例7)助触媒ルイス酸として塩化亜
鉛の替わりに無水塩化第二鉄を用いた。触媒液はアルミ
ニウムエトキサイド化合物溶液と助触媒溶液の二液と
し、別々に反応器にフィードした。 〈触媒溶液調製〉 アルミニウムエトキサイド化合物溶液 アルミニウムエトキサイド化合物液6.33重量部、エ
チルアルコール3.7重量部を混合し、酢酸エチルで全
体が30重量部になるように加えた。 〈助触媒溶液〉無水塩化第二鉄0.102重量部を酢酸
エチルで30重量部になるように加えた。 〈反応〉実施例1と同様の反応器で温度を0℃に保ち、
3.8l/分の速度で循環しながら、窒素下、アセトア
ルデヒド、アルミニウムエトキサイド溶液及び助触媒溶
液をそれぞれ1時間当たり380g、30g及び30g
で連続的にプランジャーポンプでフィードした。反応温
度は上昇し、2〜3℃であった。出てくる反応液は1時
間毎に5mlサンプリングし、水1滴で触媒を失活した
後、ガスクロマトグラフィーで分析した。完全に安定し
た4時間後と5時間後の分析値を平均して表2に示し
た。
【0034】(比較例3)比較のために、エチルアルコ
ールを添加しないこと以外は実施例7と同様に反応し
た。反応結果を表2に示した。比較例3と比べ、エタノ
ールを添加した実施例7では触媒活性が高く速やかにア
セトアルデヒドが消費されている。更に、エタノール添
加により副生物EEAの生成も抑えられ、好適な触媒系
を構成している。
【0035】(実施例8)触媒調製が以下であること以
外は実施例7と同様に反応した。反応結果を表2に示し
た。 〈触媒調製〉 アルミニウムエトキサイド化合物溶液 アルミニウムエトキサイド化合物液9.50重量部、エ
チルアルコール3.7重量部を混合し、酢酸エチルで全
体が30重量部になるように加えた。 〈助触媒溶液〉無水塩化第二鉄0.153重量部を酢酸
エチルで30重量部になるように加えた。
【0036】(比較例4)比較のために、エチルアルコ
ールを添加しないこと以外は実施例8と同様に反応し
た。反応結果を表2に示した。
【0037】(実施例9)助触媒としてイッテルビウム
トリストリフルオロメタンスルホナート0.337重量
部を用いて助触媒溶液を調製した以外は実施例7と同様
に行った。反応結果として未反応アセトアルデヒド9.
21重量%(アセトアルデヒド反応率89%)、生成E
EAの選択率0.61%であった。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【発明の効果】本発明の方法によりアルデヒド2分子か
らエステルを合成するチシチェンコ反応において触媒が
高活性になったため従来の触媒系に比較して少量です
み、廃棄物の量も減少する。さらに、本発明の方法を用
いることにより副生成物を非常に少なくすることがで
き、効率よくエステルを合成することができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムアルコキサイドを触媒と
    し、ルイス酸を助触媒としてアルデヒド2分子を反応さ
    せエステルを合成する方法において、アルコールを添加
    して反応することを特徴とするエステルの製造法。
  2. 【請求項2】 炭素数1〜7のアルキル基を持つアルコ
    ールをアルデヒドの0.1〜10重量%添加して反応す
    ることを特徴とする請求項1に記載のエステルの製造
    法。
  3. 【請求項3】 アルミニウムアルコキサイドが炭素数1
    〜7のアルコキサイドであり、アルデヒドが炭素数1〜
    7のアルキル基を持つアルデヒドであることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載のエステルの製造法。
  4. 【請求項4】 ルイス酸がハロゲン化第二鉄、ハロゲン
    化亜鉛、ランタノイドトリストリフルオロメタンスルホ
    ナートから選ばれた1種または2種以上の混合物である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載のエステルの製造法。
  5. 【請求項5】 アルミニウムアルコキサイド、アルデヒ
    ド、アルコールがそれぞれアルミニウムエトキサイド化
    合物、アセトアルデヒド、エチルアルコールであること
    を特徴とする請求項1または請求項4に記載のエステル
    の製造法。
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Cited By (3)

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