JPH11150025A - 油入誘導電器 - Google Patents
油入誘導電器Info
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- JPH11150025A JPH11150025A JP9315311A JP31531197A JPH11150025A JP H11150025 A JPH11150025 A JP H11150025A JP 9315311 A JP9315311 A JP 9315311A JP 31531197 A JP31531197 A JP 31531197A JP H11150025 A JPH11150025 A JP H11150025A
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- insulating
- winding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】放熱器からの絶縁油が巻線の外周側へ漏れ難い
ようにする。 【解決手段】下フレーム3Bが長さ方向の両端が塞がれ
た角形鋼管よりなり、放熱器13から密閉容器1へ戻さ
れる絶縁油2が下フレーム3Bに明けられた導油穴を介
して下フレーム3B内に導かれ、下フレーム3Bの上部
に設けられた貫通穴から巻線5A、5Bの下部へ導か
れ、巻線の下部外周には絶縁油2が巻線外周へ流れるの
を止める絶縁性の油止め24が巻かれる。
ようにする。 【解決手段】下フレーム3Bが長さ方向の両端が塞がれ
た角形鋼管よりなり、放熱器13から密閉容器1へ戻さ
れる絶縁油2が下フレーム3Bに明けられた導油穴を介
して下フレーム3B内に導かれ、下フレーム3Bの上部
に設けられた貫通穴から巻線5A、5Bの下部へ導か
れ、巻線の下部外周には絶縁油2が巻線外周へ流れるの
を止める絶縁性の油止め24が巻かれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、強制送油冷却方
式の変圧器やリアクトルなどの油入誘導電器に関し、特
に、冷却効率の高い油入誘導電器に関する。
式の変圧器やリアクトルなどの油入誘導電器に関し、特
に、冷却効率の高い油入誘導電器に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の異なる油入誘導電器の構
成を示す要部断面図である。絶縁油2が満たされた密閉
容器1内に、鉄心4に互いに同軸に巻回された1次巻線
5Aおよび2次巻線5Bと、いずれも角形鋼管よりなる
上フレーム3Aおよび下フレーム3Bとが収納されてい
る。この上フレーム3Aおよび下フレーム3Bは、それ
ぞれ一対ずつ備えられ、鉄心4の上端部および下端部を
それぞれ締め付けている。また、上フレーム3Aと下フ
レーム3Bとで、1次巻線5Aおよび2次巻線5Bが絶
縁スペーサ6と絶縁性のコイル受け8と絶縁支持30と
を介して上下から挟持されている。密閉容器1内で加熱
された絶縁油2は、密閉容器1の上側から配管22を介
して放熱器13へ送られる。放熱器13で冷却された絶
縁油2は、配管23に介装された送油ポンプ12でもっ
て密閉容器1の下側へ戻される。送油ポンプ12でもっ
て密閉容器1へ送り込まれた絶縁油2は、矢印Cの経路
で1次巻線5Aおよび2次巻線5Bの下部へ導かれる。
絶縁スペーサ6は、絶縁ブロックや絶縁板よりなり絶縁
油2の流れを妨げないようになっている。さらに、絶縁
油2は、1次巻線5Aおよび2次巻線5Bの内部を経由
して上昇し、矢印Dの経路で再び放熱器13へ送られ、
以下、絶縁油2を強制的に循環させるようになってい
る。
成を示す要部断面図である。絶縁油2が満たされた密閉
容器1内に、鉄心4に互いに同軸に巻回された1次巻線
5Aおよび2次巻線5Bと、いずれも角形鋼管よりなる
上フレーム3Aおよび下フレーム3Bとが収納されてい
る。この上フレーム3Aおよび下フレーム3Bは、それ
ぞれ一対ずつ備えられ、鉄心4の上端部および下端部を
それぞれ締め付けている。また、上フレーム3Aと下フ
レーム3Bとで、1次巻線5Aおよび2次巻線5Bが絶
縁スペーサ6と絶縁性のコイル受け8と絶縁支持30と
を介して上下から挟持されている。密閉容器1内で加熱
された絶縁油2は、密閉容器1の上側から配管22を介
して放熱器13へ送られる。放熱器13で冷却された絶
縁油2は、配管23に介装された送油ポンプ12でもっ
て密閉容器1の下側へ戻される。送油ポンプ12でもっ
て密閉容器1へ送り込まれた絶縁油2は、矢印Cの経路
で1次巻線5Aおよび2次巻線5Bの下部へ導かれる。
絶縁スペーサ6は、絶縁ブロックや絶縁板よりなり絶縁
油2の流れを妨げないようになっている。さらに、絶縁
油2は、1次巻線5Aおよび2次巻線5Bの内部を経由
して上昇し、矢印Dの経路で再び放熱器13へ送られ、
以下、絶縁油2を強制的に循環させるようになってい
る。
【0003】また、図5において、1次巻線5Aの下部
外周に絶縁性のオイルガイド9が設けられている。この
オイルガイド9は、絶縁油2を矢印Cのように導き、1
次巻線5Aおよび2次巻線5Bを効果的に冷却するため
のものである。オイルガイド9は、1次巻線5Aの下端
部に取り付けられた絶縁性のオイルガイドテーブル10
に絶縁ボルト12を介して固定されている。オイルガイ
ド9の外周は湾曲させられ、その先端が密閉容器1の内
壁に接するようになっていて、絶縁油2が1次巻線5A
の外周側へ流れないように防いでいる。
外周に絶縁性のオイルガイド9が設けられている。この
オイルガイド9は、絶縁油2を矢印Cのように導き、1
次巻線5Aおよび2次巻線5Bを効果的に冷却するため
のものである。オイルガイド9は、1次巻線5Aの下端
部に取り付けられた絶縁性のオイルガイドテーブル10
に絶縁ボルト12を介して固定されている。オイルガイ
ド9の外周は湾曲させられ、その先端が密閉容器1の内
壁に接するようになっていて、絶縁油2が1次巻線5A
の外周側へ流れないように防いでいる。
【0004】図6は、図5の一部破砕平面図であり、密
閉容器1の上蓋1Aの一部を破砕して内部を見たもので
ある。オイルガイドテーブル10は、外周が四角形の絶
縁板であり、各相毎に構成されてる。各相のオイルガイ
ドテーブル10同士は、油漏れしないように互いに接合
されている。また、このオイルガイドテーブル10の全
周にオイルガイド9が取り付けられ、オイルガイド9の
所々には、切れ込み9Aが入れられ、湾曲加工し易いよ
うになっている。
閉容器1の上蓋1Aの一部を破砕して内部を見たもので
ある。オイルガイドテーブル10は、外周が四角形の絶
縁板であり、各相毎に構成されてる。各相のオイルガイ
ドテーブル10同士は、油漏れしないように互いに接合
されている。また、このオイルガイドテーブル10の全
周にオイルガイド9が取り付けられ、オイルガイド9の
所々には、切れ込み9Aが入れられ、湾曲加工し易いよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、オイルガイドから絶縁油が漏れ
易いという問題があった。すなわち、図6において、オ
イルガイド9の端部を密閉容器1の四隅14の内壁に接
触させるのが困難であり、四隅14から絶縁油が漏れ易
くなっていた。そのために、巻線の内部側へ流れ込む絶
縁油の量が減り、その分だけ巻線の冷却性能が低下して
いた。そのために、その絶縁油の漏れ分を保証するため
に、従来は冷却器13を大きくする必要があった。
たような従来の装置は、オイルガイドから絶縁油が漏れ
易いという問題があった。すなわち、図6において、オ
イルガイド9の端部を密閉容器1の四隅14の内壁に接
触させるのが困難であり、四隅14から絶縁油が漏れ易
くなっていた。そのために、巻線の内部側へ流れ込む絶
縁油の量が減り、その分だけ巻線の冷却性能が低下して
いた。そのために、その絶縁油の漏れ分を保証するため
に、従来は冷却器13を大きくする必要があった。
【0006】図7は、従来の異なる油入誘導電器の構成
を示す要部断面図である。油入誘導電器には、密閉容器
1の内壁に磁気シ−ルド15が取り付けられる場合があ
る。磁気シ−ルド15は薄い珪素鋼板を積層したもので
あり、巻線から漏れて来る磁束を吸収し、密閉容器1が
加熱しないようにするためのものである。密閉容器1の
内壁に絶縁片18,19を介して磁気シ−ルド15が張
られ、締付けボルト16がワッシャー21を介して密閉
容器1から突設させたスタッド17にねじ込まれ、磁気
シ−ルド15が固定されている。この磁気シ−ルド15
にオイルガイド9の湾曲部先端を接触させる。図7のそ
の他は、図5の構成と同じである。
を示す要部断面図である。油入誘導電器には、密閉容器
1の内壁に磁気シ−ルド15が取り付けられる場合があ
る。磁気シ−ルド15は薄い珪素鋼板を積層したもので
あり、巻線から漏れて来る磁束を吸収し、密閉容器1が
加熱しないようにするためのものである。密閉容器1の
内壁に絶縁片18,19を介して磁気シ−ルド15が張
られ、締付けボルト16がワッシャー21を介して密閉
容器1から突設させたスタッド17にねじ込まれ、磁気
シ−ルド15が固定されている。この磁気シ−ルド15
にオイルガイド9の湾曲部先端を接触させる。図7のそ
の他は、図5の構成と同じである。
【0007】図8は、図7の磁気シ−ルド15を密閉容
器1の内部側から見た要部斜視図である。磁気シ−ルド
15は、幾片にも分割されて図示されていない密閉容器
の内壁に取り付けられている。各磁気シ−ルド15の間
には、絶縁性のコマ20が介装されている。図9は、図
8の絶縁片18,19とコマ20だけを取り出して示し
た斜視図である。絶縁片18は、穴18Aにスタッド1
7(図7)が通され、磁気シ−ルド15と密閉容器1と
間に一定の絶縁間隙を保つためのものである。一方、絶
縁片19は、コマ20を接着によって固定するためのも
のである。
器1の内部側から見た要部斜視図である。磁気シ−ルド
15は、幾片にも分割されて図示されていない密閉容器
の内壁に取り付けられている。各磁気シ−ルド15の間
には、絶縁性のコマ20が介装されている。図9は、図
8の絶縁片18,19とコマ20だけを取り出して示し
た斜視図である。絶縁片18は、穴18Aにスタッド1
7(図7)が通され、磁気シ−ルド15と密閉容器1と
間に一定の絶縁間隙を保つためのものである。一方、絶
縁片19は、コマ20を接着によって固定するためのも
のである。
【0008】図8に戻り、オイルガイド9(図7)の湾
曲部を点線15Aの所で接するようにして油漏れを防い
でいる。そのためには、点線15Aの位置で凹凸が発生
したないように磁気シ−ルド15とコマ20とを構成す
る必要がある。すなわち、磁気シ−ルド15同士の間に
隙間なくコマ20を嵌め込むとともに、コマ20の厚さ
を磁気シ−ルド15の積層厚さに一致させねばならな
い。点線15Aの位置で凹凸が決して発生しないように
コマ20を正確に加工し組み立てることは、殆ど不可能
であり、そのために、従来のオイルガイド9は、磁気シ
−ルド15の部分からも油漏れし易かった。また、コマ
20の加工時間も嵩んでいた。
曲部を点線15Aの所で接するようにして油漏れを防い
でいる。そのためには、点線15Aの位置で凹凸が発生
したないように磁気シ−ルド15とコマ20とを構成す
る必要がある。すなわち、磁気シ−ルド15同士の間に
隙間なくコマ20を嵌め込むとともに、コマ20の厚さ
を磁気シ−ルド15の積層厚さに一致させねばならな
い。点線15Aの位置で凹凸が決して発生しないように
コマ20を正確に加工し組み立てることは、殆ど不可能
であり、そのために、従来のオイルガイド9は、磁気シ
−ルド15の部分からも油漏れし易かった。また、コマ
20の加工時間も嵩んでいた。
【0009】この発明の目的は、放熱器からの絶縁油が
巻線の外周側へ漏れ難いようにすることにある。
巻線の外周側へ漏れ難いようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、絶縁油が満たされた密閉容器内
に鉄心に巻回された巻線と、上フレームおよび下フレー
ムとが収納され、この上下フレームで鉄心の上端部およ
び下端部がそれぞれ締め付けられるとともに巻線が上下
から挟持され、前記絶縁油が密閉容器から放熱器へ送ら
れ、送油ポンプでもって密閉容器へ戻され巻線の下部へ
導かれる油入誘導電器において、下フレームが長さ方向
の両端が塞がれた角形鋼管よりなり、放熱器から密閉容
器へ戻される絶縁油が下フレームに明けられた導油穴を
介して下フレーム内に導かれ、下フレームの上部に設け
られた貫通穴から巻線の下部へ導かれ、下フレームの上
部に設けられた貫通穴から巻線の下部へ導かれ、巻線の
下部外周には絶縁油が巻線外周へ流れるのを止める絶縁
性の油止めが巻かれるようにするとよい。それによっ
て、放熱器から絶縁油が角形鋼管の内部を介して巻線の
下部へ導かれ、巻線外周へ流れようとする絶縁油は油止
めで止められるので、従来の構成のように絶縁油が巻線
の外周側へ漏れ難くなる。
に、この発明によれば、絶縁油が満たされた密閉容器内
に鉄心に巻回された巻線と、上フレームおよび下フレー
ムとが収納され、この上下フレームで鉄心の上端部およ
び下端部がそれぞれ締め付けられるとともに巻線が上下
から挟持され、前記絶縁油が密閉容器から放熱器へ送ら
れ、送油ポンプでもって密閉容器へ戻され巻線の下部へ
導かれる油入誘導電器において、下フレームが長さ方向
の両端が塞がれた角形鋼管よりなり、放熱器から密閉容
器へ戻される絶縁油が下フレームに明けられた導油穴を
介して下フレーム内に導かれ、下フレームの上部に設け
られた貫通穴から巻線の下部へ導かれ、下フレームの上
部に設けられた貫通穴から巻線の下部へ導かれ、巻線の
下部外周には絶縁油が巻線外周へ流れるのを止める絶縁
性の油止めが巻かれるようにするとよい。それによっ
て、放熱器から絶縁油が角形鋼管の内部を介して巻線の
下部へ導かれ、巻線外周へ流れようとする絶縁油は油止
めで止められるので、従来の構成のように絶縁油が巻線
の外周側へ漏れ難くなる。
【0011】また、かかる構成において、前記導油穴の
開口部が、開口部の径より小さい差込み穴の空いたクッ
ション材で覆われ、開口部の径より小さい外径の導油管
が密閉容器の外部から開口部内へ差込み穴を経由しクッ
ション材を折り曲げながら挿入され、クッション材の厚
さは開口部の径と導油管の外径との差の2分の1以上と
し、導油管内に放熱器から密閉容器へ戻される絶縁油が
導かれるようにしてもよい。それによって、導油管が下
フレームの導油穴に油密で、かつ導油管の軸方向に移動
自由に挿入できる。したがって、密閉容器と下フレーム
との離隔寸法に変動が多少発生しても油漏れしなくな
る。
開口部が、開口部の径より小さい差込み穴の空いたクッ
ション材で覆われ、開口部の径より小さい外径の導油管
が密閉容器の外部から開口部内へ差込み穴を経由しクッ
ション材を折り曲げながら挿入され、クッション材の厚
さは開口部の径と導油管の外径との差の2分の1以上と
し、導油管内に放熱器から密閉容器へ戻される絶縁油が
導かれるようにしてもよい。それによって、導油管が下
フレームの導油穴に油密で、かつ導油管の軸方向に移動
自由に挿入できる。したがって、密閉容器と下フレーム
との離隔寸法に変動が多少発生しても油漏れしなくな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる油入誘
導電器の構成を示す断面図である。図5の従来の構成と
異なる所は、送油ポンプ12から送られてくる絶縁油2
が、導油管27と下フレーム3Bの角形鋼管の内部を介
して1次巻線5Aおよび2次巻線5Bの下部へ導かれ、
1次巻線5A外周へ流れようとする絶縁油2は油止め2
4で止められている点だけである。図1のその他は、図
5の従来の構成と同じであり、従来と同じ部分は同一参
照符号を付けることによって詳細な説明は省略する。
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる油入誘
導電器の構成を示す断面図である。図5の従来の構成と
異なる所は、送油ポンプ12から送られてくる絶縁油2
が、導油管27と下フレーム3Bの角形鋼管の内部を介
して1次巻線5Aおよび2次巻線5Bの下部へ導かれ、
1次巻線5A外周へ流れようとする絶縁油2は油止め2
4で止められている点だけである。図1のその他は、図
5の従来の構成と同じであり、従来と同じ部分は同一参
照符号を付けることによって詳細な説明は省略する。
【0013】図2は、図1のX部拡大断面図である。下
部のコイル受け11に穴11Aが明けられるとともに、
下フレーム3Bの角形鋼管の上部に貫通穴28が明けら
れている。絶縁支持29に穴29Aが形成され、これら
の穴11A、28、29Aは互いに同じ位置に設けら
れ、絶縁油2が矢印Aのように巻線の下部へ導かれる。
下フレーム3Bの角形鋼管の横側にも導油穴25が形成
され、この導油穴25の開口部に導油管27が挿入され
ている。導油穴25を形成している配管33の右端に
は、ドーナツ状のクッション材26がボルト止めされ、
クッション材26を折り曲げながら導油管27が挿入さ
れている。導油管27の右端には、つば部27Aが形成
され、導油管27を密閉容器1の外側(図2の右側)か
ら挿入できるようになっている。つば部27Aは、その
ストッパーの役目を担っている。
部のコイル受け11に穴11Aが明けられるとともに、
下フレーム3Bの角形鋼管の上部に貫通穴28が明けら
れている。絶縁支持29に穴29Aが形成され、これら
の穴11A、28、29Aは互いに同じ位置に設けら
れ、絶縁油2が矢印Aのように巻線の下部へ導かれる。
下フレーム3Bの角形鋼管の横側にも導油穴25が形成
され、この導油穴25の開口部に導油管27が挿入され
ている。導油穴25を形成している配管33の右端に
は、ドーナツ状のクッション材26がボルト止めされ、
クッション材26を折り曲げながら導油管27が挿入さ
れている。導油管27の右端には、つば部27Aが形成
され、導油管27を密閉容器1の外側(図2の右側)か
ら挿入できるようになっている。つば部27Aは、その
ストッパーの役目を担っている。
【0014】図3は、図2の下フレーム3B周りの構成
を示す要部斜視図である。下フレーム3Bの長さ方向の
両端は、絶縁油が流れ出ないように蓋32で塞がれてい
る。下フレーム3Bの所々には絶縁支持29が配されて
いる。絶縁支持29はコの字状の絶縁材が向い合わせに
張り付けられ、絶縁油が下フレーム3Bの貫通穴28か
ら流れ出る位置の穴29Aが形成されている。また、ク
ッション材26の差込み穴26Aの径は、配管33の開
口部33Aの径より小さく形成され、導油管27を配管
33の開口部33Aに挿入したときにクッション材26
が折れ曲がるようになっている。
を示す要部斜視図である。下フレーム3Bの長さ方向の
両端は、絶縁油が流れ出ないように蓋32で塞がれてい
る。下フレーム3Bの所々には絶縁支持29が配されて
いる。絶縁支持29はコの字状の絶縁材が向い合わせに
張り付けられ、絶縁油が下フレーム3Bの貫通穴28か
ら流れ出る位置の穴29Aが形成されている。また、ク
ッション材26の差込み穴26Aの径は、配管33の開
口部33Aの径より小さく形成され、導油管27を配管
33の開口部33Aに挿入したときにクッション材26
が折れ曲がるようになっている。
【0015】図4は、図2のコイル受け11の構成を示
す斜視図である。コイル受け11は各相の巻線をそれぞ
れ受けるようになっており、中心の穴11Bは鉄心の主
脚を貫通させるためのものである。穴11Aが、下フレ
ーム3Bの所々に配された絶縁支持29の穴29Aのあ
る位置に設けられ、絶縁油が通るようになっている。図
2に戻り、導油管27の外径は開口部33Aの径より小
さく形成されているが、クッション材26の厚さは、開
口部33Aの径と導油管27の外径との差の2分の1以
上とし、下フレーム3Bと導油管27との間に油漏れが
発生しないようになっている。絶縁油2が矢印Aの方向
に流れるので、クッション材26が左方へ押し出される
ことは決してない。また、導油管27が左右方向に移動
自由である。したがって、密閉容器1と下フレーム3B
との離隔寸法に多少の変動が発生しても絶縁油が漏れる
ことはない。また、油止め24は、各相の1次巻線5A
の下部外周を巻くだけなので、巻回作業も簡単である上
に絶縁油2が巻線外周へ決して流れ出ないようにするこ
とができる。
す斜視図である。コイル受け11は各相の巻線をそれぞ
れ受けるようになっており、中心の穴11Bは鉄心の主
脚を貫通させるためのものである。穴11Aが、下フレ
ーム3Bの所々に配された絶縁支持29の穴29Aのあ
る位置に設けられ、絶縁油が通るようになっている。図
2に戻り、導油管27の外径は開口部33Aの径より小
さく形成されているが、クッション材26の厚さは、開
口部33Aの径と導油管27の外径との差の2分の1以
上とし、下フレーム3Bと導油管27との間に油漏れが
発生しないようになっている。絶縁油2が矢印Aの方向
に流れるので、クッション材26が左方へ押し出される
ことは決してない。また、導油管27が左右方向に移動
自由である。したがって、密閉容器1と下フレーム3B
との離隔寸法に多少の変動が発生しても絶縁油が漏れる
ことはない。また、油止め24は、各相の1次巻線5A
の下部外周を巻くだけなので、巻回作業も簡単である上
に絶縁油2が巻線外周へ決して流れ出ないようにするこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】この発明は前述のように、下フレームが
長さ方向の両端が塞がれた角形鋼管よりなり、放熱器か
ら密閉容器へ戻される絶縁油が下フレームに明けられた
導油穴を介して下フレーム内に導かれ、下フレームの上
部に設けられた貫通穴から巻線の下部へ導かれ、下フレ
ームの上部に設けられた貫通穴から巻線の下部へ導か
れ、巻線の下部外周には絶縁油が巻線外周へ流れるのを
止める絶縁性の油止めが巻かれる。それによって、絶縁
油が巻線の外周側へ漏れ難くなり、冷却効率が向上する
ので、放熱器を従来のものより小さくすることができ
る。また、密閉容器に磁気シールドが設けられていて
も、この発明の効果には全く影響しない。
長さ方向の両端が塞がれた角形鋼管よりなり、放熱器か
ら密閉容器へ戻される絶縁油が下フレームに明けられた
導油穴を介して下フレーム内に導かれ、下フレームの上
部に設けられた貫通穴から巻線の下部へ導かれ、下フレ
ームの上部に設けられた貫通穴から巻線の下部へ導か
れ、巻線の下部外周には絶縁油が巻線外周へ流れるのを
止める絶縁性の油止めが巻かれる。それによって、絶縁
油が巻線の外周側へ漏れ難くなり、冷却効率が向上する
ので、放熱器を従来のものより小さくすることができ
る。また、密閉容器に磁気シールドが設けられていて
も、この発明の効果には全く影響しない。
【0017】また、かかる構成において、前記導油穴の
開口部が、導油穴の径より小さい差込み穴の空いたクッ
ション材で覆われ、導油穴の径より小さい外径の導油管
が密閉容器の外部から導油穴内へ差込み穴を経由しクッ
ション材を折り曲げながら挿入され、クッション材の厚
さは導油穴の開口部の径と導油管の外径との差の2分の
1以上とし、導油管内に放熱器から密閉容器へ戻される
絶縁油が導かれるようにする。それによって、密閉容器
と下フレームとの離隔寸法に変動が多少発生しても油漏
れしないので、装置の製作が容易で、かつ信頼性も高
い。
開口部が、導油穴の径より小さい差込み穴の空いたクッ
ション材で覆われ、導油穴の径より小さい外径の導油管
が密閉容器の外部から導油穴内へ差込み穴を経由しクッ
ション材を折り曲げながら挿入され、クッション材の厚
さは導油穴の開口部の径と導油管の外径との差の2分の
1以上とし、導油管内に放熱器から密閉容器へ戻される
絶縁油が導かれるようにする。それによって、密閉容器
と下フレームとの離隔寸法に変動が多少発生しても油漏
れしないので、装置の製作が容易で、かつ信頼性も高
い。
【図1】この発明の実施例にかかる油入誘導電器の構成
を示す断面図
を示す断面図
【図2】図1のX部拡大断面図
【図3】図2の下フレーム周りの構成を示す要部斜視図
【図4】図2のコイル受けの構成を示す斜視図
【図5】従来の油入誘導電器の構成を示す断面図
【図6】図5の一部破砕平面図
【図7】従来の異なる油入誘導電器の構成を示す要部断
面図
面図
【図8】図7の磁気シ−ルドを密閉容器の内部側から見
た要部斜視図
た要部斜視図
【図9】図8の絶縁片とコマだけを取り出して示す斜視
図
図
1:密閉容器、2:絶縁油、3A:上フレーム、3B:
下フレーム、4:鉄心、5A:1次巻線、5B:2次巻
線、12:送油ポンプ、13:放熱器、22,23,3
3:配管、24:油止め、25:導油穴、26:クッシ
ョン材、26A:差込み穴、28:貫通穴、33A:開
口部
下フレーム、4:鉄心、5A:1次巻線、5B:2次巻
線、12:送油ポンプ、13:放熱器、22,23,3
3:配管、24:油止め、25:導油穴、26:クッシ
ョン材、26A:差込み穴、28:貫通穴、33A:開
口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高萩 隆司 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】絶縁油が満たされた密閉容器内に鉄心に巻
回された巻線と、上フレームおよび下フレームとが収納
され、この上下フレームで鉄心の上端部および下端部が
それぞれ締め付けられるとともに巻線が上下から挟持さ
れ、前記絶縁油が密閉容器から放熱器へ送られ、送油ポ
ンプでもって密閉容器へ戻され巻線の下部へ導かれる油
入誘導電器において、下フレームが長さ方向の両端が塞
がれた角形鋼管よりなり、放熱器から密閉容器へ戻され
る絶縁油が下フレームに明けられた導油穴を介して下フ
レーム内に導かれ、下フレームの上部に設けられた貫通
穴から巻線の下部へ導かれ、巻線の下部外周には絶縁油
が巻線外周へ流れるのを止める絶縁性の油止めが巻かれ
てなることを特徴とする油入誘導電器。 - 【請求項2】請求項1に記載の油入誘導電器において、
前記導油穴の開口部が、開口部の径より小さい差込み穴
の空いたクッション材で覆われ、開口部の径より小さい
外径の導油管が密閉容器の外部から開口部内へ差込み穴
を経由しクッション材を折り曲げながら挿入され、クッ
ション材の厚さは開口部の径と導油管の外径との差の2
分の1以上とし、導油管内に放熱器から密閉容器へ戻さ
れる絶縁油が導かれてなることを特徴とする油入誘導電
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9315311A JPH11150025A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 油入誘導電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9315311A JPH11150025A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 油入誘導電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11150025A true JPH11150025A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18063877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9315311A Withdrawn JPH11150025A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 油入誘導電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11150025A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106992061A (zh) * | 2017-05-30 | 2017-07-28 | 朱盖想 | 一种电抗器 |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP9315311A patent/JPH11150025A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106992061A (zh) * | 2017-05-30 | 2017-07-28 | 朱盖想 | 一种电抗器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041029 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041109 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050112 |