JPH11165301A - 化粧板の製造方法と化粧板 - Google Patents

化粧板の製造方法と化粧板

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JPH11165301A
JPH11165301A JP33425797A JP33425797A JPH11165301A JP H11165301 A JPH11165301 A JP H11165301A JP 33425797 A JP33425797 A JP 33425797A JP 33425797 A JP33425797 A JP 33425797A JP H11165301 A JPH11165301 A JP H11165301A
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JP
Japan
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decorative
decorative sheet
adhesive
wooden
kiguchi
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JP33425797A
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Takashi Noda
隆 野田
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NODA SHOKAI KK
CI Kasei Co Ltd
Original Assignee
NODA SHOKAI KK
CI Kasei Co Ltd
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木質基材に対して樹脂製の化粧シートを接着
することで得られる化粧板を容易に得ることができると
ともに、意匠性の良好な化粧板を得る。 【解決手段】 矩形板状の木質基材2の平行2辺の各木
口面2bに、木口用化粧シート3Cを接着し、各木口面
2bと表面2aとの稜線部を傾斜面2cに切削加工し
て、熱硬化型合成樹脂よりなる接着剤を塗布した後、予
め切断加工した色彩や模様の異なる2種類の化粧シート
3A,3Bを、互いの端縁を隙間なく密接させて継ぎ合
わせるように、木質基材2の表面2aに載置して、メン
ブレンプレス成形機10にて各化粧シート3A,3Bを
表面より加熱・加圧し、各化粧シート3A,3Bを木質
基材2の表面2a,木口面2b,傾斜面2cに接着を行
い、その後、木質基材2の端縁より延出する化粧シート
3A,3Bの余剰縁部を切除して化粧板1を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具や、住宅など
における扉材やパネル材などに用いられる化粧板の製造
方法とその製造方法にて得られる化粧板に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】家具や住宅などにおける扉材やパネル材
などに用いられる化粧板は、木質基材の表面に、樹脂製
の化粧シートを接着した構造とされ、従来では、裏面側
にホットメルト接着剤を塗布した熱可塑性樹脂系化粧シ
ートを用い、この化粧シートを加熱させ真空成形や圧空
成形を行うことによって、木質基材の表面より、その木
質基材の形状に沿わせて三次元に成形するとともに、こ
の木質基材に対して接着する加工方法が用いられてい
る。
【0003】また、木質基材に対して、2種類以上の化
粧シートを接着させて化粧板を得るには、裏面側に粘着
剤付きの熱可塑性樹脂系化粧シートを用い、この化粧シ
ートを所望の形状等に切断加工して、手作業にてそれぞ
れを順次木質基材に貼り付ける方法が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の化粧板の製造方法では、前者の真空成形や圧空
成形による方法では、木質基材に対して化粧シートの成
形及び接着を1工程のみで行うことから、この木質基材
に、1枚のみの化粧シートを貼り付ける製法となり、こ
のことから、化粧シートの印刷模様は1種類のみとな
り、多様な意匠性を得ることができないという欠点があ
る。
【0005】また、後者の製造方法では、2種類以上の
印刷模様を設けることが可能であるが、各化粧シートを
手作業で順次貼り付ける方法であることから、熟練を必
要とするとともに、多大な時間を要し、生産性が低いと
いう欠点があった。
【0006】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、木質基材に対して樹脂製の化粧シートを接着する
ことで得られる化粧板を容易に得ることができるととも
に、意匠性の良好な化粧板を得ることの可能な製造方法
と、この製造方法にて得られる化粧板を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の化粧板の製造方法は、矩形状の
木質基材2の少なくとも平行2辺の木口面2bと表面2
aとの稜線部を、平面あるいは曲面の傾斜面2cに切削
加工する切削工程、前記木質基材2の表面2aと、前記
木口面2b及び傾斜面2cに、熱硬化型合成樹脂よりな
る接着剤を塗布する接着剤塗布工程、予め切断加工した
2種類以上の化粧シート3A,3Bを、互いの端縁を隙
間なく密接させて継ぎ合わせるように、前記木質基材2
の表面2aに載置する載置工程、メンブレンプレス成形
機10にて前記各化粧シート3A,3Bを表面より加熱
・加圧し、各化粧シート3A,3Bを前記木質基材2の
表面2a,木口面2b,傾斜面2cに被着させるととも
に、前記接着剤を硬化させ、前記各化粧シート3A,3
Bを前記表面2a,木口面2b及び傾斜面2cに接着す
る接着工程、前記木質基材2への接着の後に、該木質基
材2の端縁より延出する前記化粧シート3A,3Bの余
剰縁部を切除するトリミング工程、からなることを特徴
としている。
【0008】また、この発明の化粧板の製造方法は、矩
形状の木質基材2の平行2辺の木口面2bに、木口用化
粧シート3Cを接着する木口貼り工程、少なくとも該木
口用化粧シート3Cを接着した木口面2bと表面2aと
の稜線部を、平面あるいは曲面の傾斜面2cに切削加工
する切削工程、前記各木口面2bに接着した前記木口用
化粧シート3Cの各表面をそれぞれ被覆材4にて被覆さ
せ、前記木質基材2の表面2aと、各被覆材4を除く他
の各木口面2bと、前記傾斜面2cとに、熱硬化型合成
樹脂よりなる接着剤を塗布した後、前記被覆材4を除去
する接着剤塗布工程、予め切断加工した2種類以上の化
粧シート3A,3Bを、互いの端縁を隙間なく密接させ
て継ぎ合わせるように、前記木質基材2の表面2aに載
置する載置工程、メンブレンプレス成形機10にて前記
各化粧シート3A,3Bを表面より加熱・加圧し、各化
粧シート3A,3Bを前記木質基材2の表面2a,木口
面2b,傾斜面2cに被着させるとともに、前記接着剤
を硬化させ、前記各化粧シート3A,3Bを前記表面2
a,木口面2b及び傾斜面2cに接着する接着工程、前
記木質基材2への接着の後に、該木質基材2の端縁より
延出する前記化粧シート3A,3Bの余剰縁部を切除す
るトリミング工程、からなることを特徴としている。
【0009】さらに、この発明の化粧板の製造方法は、
矩形状の木質基材2の3面の木口面2bに、木口用化粧
シート3Cを接着する木口貼り工程、少なくとも該木口
用化粧シート3Cを接着した平行2辺の木口面2bと表
面2aとの稜線部を、平面あるいは曲面の傾斜面2cに
切削加工する切削工程、前記各木口面2bに接着した前
記木口用化粧シート3Cの各表面をそれぞれ被覆材4に
て被覆させ、前記木質基材2の表面2aと、各被覆材4
を除く他の木口面2bと、前記傾斜面2cとに、熱硬化
型合成樹脂よりなる接着剤を塗布した後、前記被覆材4
を除去する接着剤塗布工程、予め切断加工した2種類以
上の化粧シート3A,3Bを、互いの端縁を隙間なく密
接させて継ぎ合わせるように、前記木質基材2の表面2
aに載置する載置工程、メンブレンプレス成形機10に
て前記各化粧シート3A,3Bを表面より加熱・加圧
し、各化粧シート3A,3Bを前記木質基材2の表面2
a,木口面2b,傾斜面2cに被着させるとともに、前
記接着剤を硬化させ、前記各化粧シート3A,3Bを前
記表面2a,木口面2b及び傾斜面2cに接着する接着
工程、前記木質基材2への接着の後に、該木質基材2の
端縁より延出する前記化粧シート3A,3Bの余剰縁部
を切除するトリミング工程、からなることを特徴として
いる。
【0010】また、この発明の化粧板の製造方法は、矩
形状の木質基材2の各木口面2bに、木口用化粧シート
3Cを接着する木口貼り工程、少なくとも該木口用化粧
シート3Cを接着した平行2辺の木口面2bと表面2a
との稜線部を、平面あるいは曲面の傾斜面2cに切削加
工する切削工程、前記各木口面2bに接着した前記木口
用化粧シート3Cの各表面をそれぞれ被覆材4にて被覆
させ、前記木質基材2の表面2a及び傾斜面2cに、熱
硬化型合成樹脂よりなる接着剤を塗布した後、前記被覆
材4を除去する接着剤塗布工程、予め切断加工した2種
類以上の化粧シート3A,3Bを、互いの端縁を隙間な
く密接させて継ぎ合わせるように、前記木質基材2の表
面2aに載置する載置工程、メンブレンプレス成形機1
0にて前記各化粧シート3A,3Bを表面より加熱・加
圧し、各化粧シート3A,3Bを前記木質基材2の表面
2a及び傾斜面2cに被着させるとともに、前記接着剤
を硬化させ、前記各化粧シート3A,3Bを前記表面2
a及び傾斜面2cに接着する接着工程、前記木質基材2
への接着の後に、該木質基材2の端縁より延出する前記
化粧シート3A,3Bの余剰縁部を切除するトリミング
工程、からなることを特徴としている。
【0011】なお、前記載置工程の後に、前記木質基材
2上の各化粧シート3A,3Bに対し、部分的に加熱し
て、前記接着剤を硬化させて仮固定させる仮固定工程を
含むこととしてもよく、また、前記載置工程が、予め切
断加工した2種類以上の化粧シート3A,3Bを、互い
の端縁を隙間なく密接させて継ぎ合わせるように、前記
各化粧シート3A,3Bの表面よりマスキングフィルム
によって仮接着した後に、前記木質基材2の表面2aに
載置することとされ、前記接着工程の後に、前記マスキ
ングフィルムを除去する方法としてもよい。
【0012】また、前記接着剤は、ウレタン系あるいは
エポキシ系の熱硬化型合成樹脂であることが好ましく、
さらには、各化粧シート3A,3Bが、熱可塑性樹脂系
化粧シートであることが好ましい。
【0013】さらに、前記木質基材2が、MDFボード
よりなることとしてもよい。
【0014】また、前記予め切断加工される2種類以上
の化粧シート3のうち少なくとも1種が熱可塑性樹脂系
化粧シートであり、他の少なくとも1種が木質系突板化
粧シートよりなる製造方法としてもよい。
【0015】また、この発明の化粧板1,1’は、前述
した製造方法にて得られる、矩形板状の木質基材2の表
面2a及び木口面2b,傾斜面2cに2種類以上の化粧
シート3A,3Bが被覆形成されたことを特徴としてい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の化粧板1は、矩形板状の
木質基材2の表面2a及び木口面2bに、2種類以上の
化粧シート3A,3Bを接着して得られるものであり、
図3に示すように、異なる模様の2種以上の化粧シート
3A,3Bを所望の形状にそれぞれ切断加工して、木質
基材2の表面2a及び木口面2bに、各化粧シート3
A,3Bが隙間なく貼り付けられた構成とされている。
【0017】本実施の形態では、木質基材としてMDF
(Medium DensityFiber)ボード2
を用い、その表面2aと四辺の木口面2bとの稜線部分
を例えば曲面となるよう切削加工し、この曲面2cと各
木口面2bと表面2aに、色彩や模様の異なる2種類の
化粧シート3A,3Bを貼着させた構成となっており、
家具や、住宅などにおける扉材やパネル材などに用いら
れる化粧板である。
【0018】以下、各実施の形態毎に説明する。
【0019】1.第1の実施の形態 第1の実施の形態の化粧板1は、木質基材である矩形な
平板状のMDFボード2の平行な2辺の木口面2bに木
口用化粧シート3Cが貼り着けられ、他の2辺の木口面
2bと表面2aとは連続した化粧シート3A,3Bにて
覆われており、また、その表面2aには、図1に示すよ
うに、矩形状に形成されている所望の模様,色彩の化粧
シート3Aが略中央に位置し、この化粧シート3Aを囲
繞するように異なる模様およびまたは色彩のロ字状の化
粧シート3Bが貼着される構造となっている。なお、木
口用化粧シート3Cは、ロ字状の化粧シート3Aと同等
の化粧シートであり、同色,同模様とされている。
【0020】次に、この化粧板1の製造方法について説
明する。
【0021】まず、木質基材であるMDFボード2の平
行な2辺の各木口面2aに、予め帯状に形成されてい
る、表面に接着される化粧シート3Aと同素材の木口用
化粧シート3Cをそれぞれ接着する(図1参照)。
【0022】この接着に用いる接着剤は、ウレタン系の
熱硬化型合成樹脂よりなる接着剤とされる。
【0023】次に、MDFボード2の表面2aと、木口
用化粧シート3Cが接着された各木口面2bとの稜線部
分、及び、他の木口面2bとの稜線部分を、図2(a)
に示すように、それぞれルーターにて切削加工して、テ
ーパ状の平面あるいは曲面となる傾斜面2cを形成させ
る。このとき、木口面2bより食みだす木口用化粧シー
ト3Cの縁部分があれば、同時に切除が行われる。
【0024】次に、MDFボード2の木口面2bに貼り
着けられた木口用化粧シート3Cの表面に、被覆材とし
てのマスキングテープ4を貼り付け、この木口面2bを
被覆させる(図2(b)参照)。
【0025】次に、MDFボード2の表面2a,傾斜面
2c及び、マスキングテープ4の貼られていない両木口
面2bに、図2(b)に示すように、接着剤を均一に塗
布する。この接着剤は、ウレタン系またはエポキシ系の
熱硬化型合成樹脂よりなる接着剤とされる。
【0026】接着剤の塗布の終了後、木口面2bに貼着
されたマスキングテープ4を剥離させ、木口用化粧シー
ト3Cを表出させる。
【0027】次に、熱可塑性樹脂系化粧シートよりなる
色彩や模様の異なる2種類の化粧シート3A,3Bを、
予め切断加工、例えば図1に示すように、MDFボード
2の表面2aの形状より小型な矩形状に形成される化粧
シート3Aと、この矩形状の化粧シート3Aが嵌入可能
な矩形な穴部3Baを有するとともに、MDFボード2
より十分に大型なロ字状に形成される化粧シート3Bと
を用い、それぞれの端縁、すなわち、矩形状の化粧シー
ト3Aの四辺となる各端縁と、ロ字状の化粧シート3B
の矩形穴部3Ba周縁の各端縁とを隙間なく密接させて
継ぎ合わせるように、MDFボード2の表面2aに載置
させる(図1参照)。
【0028】次に、載置された各化粧シート3A,3B
に対し、部分的に複数カ所、例えば点状に各化粧シート
3A,3Bの継ぎ合わせ部分近傍に加熱を行い、MDF
ボード2上の接着剤を複数カ所硬化させ、各化粧シート
3A,3Bの位置ズレを防止するために仮固定させる。
【0029】次に、各化粧シート3A,3Bが仮固定状
態となっているMDFボード2をメンブレンプレス成形
機10にて成形を行う。
【0030】このメンブレンプレス成形は、メンブレン
ゴム11を介してメンブレンプレス成形機10により各
化粧シート3A,3Bの表面より圧力を加えるととも
に、各化粧シート3A,3Bに対して加熱を行い、各化
粧シート3A,3BをMDFボード2の表面2a,傾斜
面2c及び木口面2bになじませて沿わせるとともに、
MDFボード表面2a,傾斜面2c及び木口面2bの接
着剤を硬化させ、各化粧シート3A,3BをMDFボー
ド2上に被着させ、MDFボード2の表面2a、各傾斜
面2c及び木口面2bに接着させる(図2(c)参
照)。
【0031】なお、メンブレンプレス成形は、上記のよ
うなゴムシート(メンブレンゴム)11を用いた加圧プ
レス(エアープレス)方式や、同様のゴムシート(メン
ブレンゴム)を用いた水圧プレス方式でもよい。メンブ
レン成形時の圧力は、水圧の場合5〜20kg/c
2 、好ましくは10〜15kg/cm2 、空気圧の場
合4〜6kg/cm2 、好ましくは2〜10kg/cm
2 が良い。但し、メンブレンプレス成形機10の能力に
依存する。また、加熱条件は、被着させる化粧シート3
A,3Bおよび接着剤の種類にもよるが、50〜150
℃、好ましくは70〜100℃程度とする。
【0032】次に、化粧シート3A,3Bの接着を終え
ると、MDFボード2の周端縁、本実施の形態では、木
口用化粧シート3Cが接着されている部分では、この木
口用化粧シート3CのMDFボード表面2a側端縁と、
木口面2bにメンブレンプレス成形にて化粧シート3
A,3Bが接着されている部分では、この木口面2bと
MDFボード2の裏面との稜線部分と、隣り合う各木口
面2b同士の稜線部分となる端縁とから延出している、
接着されていない化粧シート3A,3Bの余剰な縁部を
カッターなどで切除しトリミングを行う。そして、図3
に示すような製品となる。
【0033】このような製造方法により得られた化粧板
1によれば、色彩や模様が異なる2種類の化粧シート3
A,3Bが貼着される構成となることから、意匠性の良
好な化粧板1を得ることができる。
【0034】また、この化粧板1の製造方法によれば、
各化粧シート3A,3Bを1度の工程でMDFボード2
の表面2aに貼着させることができるので、従来のよう
な手作業による煩雑な貼り着け作業がなく、熟練を要せ
ず、短時間に容易に化粧板1を得ることができるもので
あり、生産性が向上することとなる。
【0035】また、各化粧シート3A,3Bが熱可塑性
樹脂系であることから、メンブレンプレス成形を行うこ
とでMDFボード2に対して立体的に被覆するように貼
着でき、意匠性の向上が図られることとなる。
【0036】さらに、上述した製造方法によれば、各化
粧シート3A,3BをMDFボード2上に載置した後
に、部分的に加熱を行い化粧シート3A,3Bの仮固定
を行う工程があることから、メンブレンプレス成形時に
各化粧シート3A,3Bがずれることがなく、各化粧シ
ート3A,3Bの継ぎ目部分に間隙などが生じない異な
る模様または色彩が連続した略面一状の表面となる化粧
板1を得ることが可能となる。
【0037】2.第2の実施の形態 この第2の実施の形態の化粧板1’は、木質基材である
矩形な平板状のMDFボード2の周縁である各木口面2
bに木口用化粧シート3Cが貼り着けられ、また表面2
aには、図4に示すように、木口用化粧シート3Cを同
色,同模様の化粧シート3Bと、これと異なる色彩およ
びまたは模様の化粧シート3Aが並列して貼着される構
造となっている。
【0038】次に、上記の化粧板1’の製造方法につい
て説明する。なお、この第2の実施の形態の木質基材で
あるMDFボード2は、矩形な平板状に形成されるとと
もに、四辺の各木口面2b間の稜線部分、すなわち、各
角隅部分が予め曲面状に形成されている。
【0039】まず、矩形な平板状のMDFボード2の各
木口面2bに、予め帯状に形成されている、表面に接着
される化粧シート3Bと同素材の木口用化粧シート3C
が各木口面2bを連続して周回するように接着される。
【0040】この接着に用いる接着剤は、ウレタン系の
熱硬化型合成樹脂よりなる接着剤とされる。なお、この
第2の実施の形態の木口用化粧シート3Cの両端部3C
aは、図5に示すように、略楔状にそれぞれ形成され
て、この木口用化粧シート3Cが略無端状となるよう接
着固定される。
【0041】次に、MDFボード2の表面2aと、木口
用化粧シート3Cが接着された各木口面2bとの稜線部
分を、ルーターにて切削加工して、テーパ状となる平面
あるいは曲面となる傾斜面2cを形成させる(図2
(a)参照)。このとき、木口面2bより食みだす木口
用化粧シート3Cの縁部分があれば、同時に切除が行わ
れる。
【0042】次に、MDFボード2の木口面2bに貼り
着けられた木口用化粧シート3Cの表面に、被覆材とし
てのマスキングテープ4を貼り付け、この木口面2bを
被覆させる(図2(b)参照)。
【0043】次に、MDFボード2の表面2a及び各傾
斜面2cに、接着剤を均一に塗布する(図2(b)参
照)。この接着剤は、ウレタン系またはエポキシ系の熱
硬化型合成樹脂よりなる接着剤とされる。
【0044】接着剤の塗布の終了後、木口面2bに貼着
されたマスキングテープ4を剥離させ、木口用化粧シー
ト3Cを表出させる。
【0045】次に、熱可塑性樹脂系化粧シートよりなる
色彩や模様の異なる2種類の化粧シート3A,3Bを、
予め切断加工、例えば図4及び図5に示すように、MD
Fボード2の幅長より短尺なやや帯形状に形成される化
粧シート3Aと、この帯形状の化粧シート3Aを両側か
ら挟むように一対で構成される、同様に帯形状に形成さ
れる化粧シート3Bとを用い、それぞれの端縁、すなわ
ち、真直な各側端縁を隙間なく密接させて継ぎ合わせる
ように、MDFボード2の表面2aに載置させる。
【0046】次に、載置された各化粧シート3A,3B
に対し、部分的に複数カ所、例えば点状に各化粧シート
3A,3Bの継ぎ合わせ部分近傍に加熱を行い、MDF
ボード2上の接着剤を複数カ所硬化させ、各化粧シート
3A,3Bの位置ズレを防止するために仮固定させる。
【0047】次に、各化粧シート3A,3Bが仮固定状
態となっているMDFボード2をメンブレンプレス成形
機10にて、上述した第1の実施の形態と同様に成形を
行う。
【0048】そして、このメンブレンプレス成形機10
にて、メンブレンゴム11を介して各化粧シート3A,
3Bの表面より圧力を加えるとともに、各化粧シート3
A,3Bに対して加熱を行い、各化粧シート3A,3B
をMDFボード2の表面2a及び傾斜面2cになじませ
て沿わせるとともに、MDFボード表面2a及び傾斜面
2cの接着剤を硬化させ、各化粧シート3A,3BをM
DFボード2上に被着させ、MDFボード2の表面2a
及び各傾斜面2cに接着させる(図2(c)参照)。
【0049】次に、化粧シート3A,3Bの接着を終え
ると、MDFボード2の周端縁、本実施の形態では、木
口用化粧シート3Cが接着されている部分での、この木
口用化粧シート3CのMDFボード表面2a側となる周
端縁から延出している、接着されていない化粧シート3
A,3Bの余剰な縁部をカッターなどで切除しトリミン
グを行う。そして、図4に示すような製品となる。
【0050】このような製造方法により得られた化粧板
1’によれば、上述した第1の実施の形態と同様に、色
彩や模様が異なる2種類の化粧シート3A,3Bが貼着
される構成となることから、意匠性の良好な化粧板1’
を得ることができる。
【0051】また、この化粧板1’の製造方法によれ
ば、各化粧シート3A,3Bを1度の工程でMDFボー
ド2の表面2aに貼着させることができるので、従来の
ような手作業による煩雑な貼り着け作業がなく、熟練を
要せず、短時間に容易に意匠性の良い化粧板1’を得る
ことができるものであり、生産性が向上することとな
る。
【0052】また、各化粧シート3A,3Bが熱可塑性
樹脂系であることから、メンブレンプレス成形を行うこ
とでMDFボード2に対してその表面になじませて立体
的に被覆するように貼着でき、意匠性の向上が図られる
こととなる。
【0053】さらに、上述した製造方法によれば、各化
粧シート3A,3BをMDFボード2上に載置した後
に、部分的に加熱を行い各化粧シート3A,3Bの仮固
定を行う工程があることから、メンブレンプレス成形時
に各化粧シート3A,3Bがずれることがなく、各化粧
シート3A,3Bの継ぎ目部分に間隙などが生じない異
なる模様または色彩が連続した略面一状の化粧板1’を
得ることが可能となる。
【0054】なお、上述した実施の形態では、木口用化
粧シート3Cを用い、MDFボード2よりなる木質基材
2の各木口面2bまたは平行2辺の各木口面2bに、こ
の木口用化粧シート3Cを接着した構成の化粧板1,
1’とし、この化粧板の製造方法の例について述べた
が、この木質基材2の木口面2bに対して木口用化粧シ
ート3Cを接着せずに、化粧シート3A,3Bをメンブ
レンプレス成形にて木質基材2の表面2a,傾斜面2
c,木口面2bのそれぞれに被着させ接着させる方法と
して化粧板1を得ることとしてもよい。
【0055】この場合、木質基材2は、少なくとも平行
2辺の各木口面2bと表面2aとの稜線部分を、平面あ
るいは曲面よりなる傾斜面2cを切削加工して形成さ
せ、すなわち、始めに木質基材2を所望の形状に形成し
て、この木質基材2の表面2a及び各傾斜面2c,各木
口面2bのそれぞれに熱硬化型合成樹脂よりなる接着剤
を塗布し、予め切断加工されている2種類以上の化粧シ
ート3A,3Bをこの木質基材2の表面2aに載置して
メンブレンプレス成形を行うこととする。
【0056】この製造方法によれば、木質基材2に対し
て、1度の工程にて化粧シート3A,3Bを被覆させ、
接着させることとなり、さらに容易に化粧板1を得るこ
とが可能となる。
【0057】また、木質基材2の3面の木口面2bに木
口用化粧シート3Cを接着し、これら木口面2bを除く
他の木口面2bと、表面2aとに化粧シート3A,3B
を貼着させる方法として、化粧板1を得ることとしても
よい。
【0058】さらに、上述した各実施の形態では、木質
基材2の表面2aに化粧シート3A,3Bを接着させる
際に、各化粧シート3A,3Bを木質基材2上に仮固定
してメンブレンプレス成形する工程としたが、木質基材
2に対して、各化粧シート3A,3Bがずれることがな
いようであれば、この仮固定の工程を省略し、各化粧シ
ート3A,3Bが載置した状態でメンブレンプレス成形
を行うようにしてもよい。
【0059】また、木質基材2に化粧シート3A,3B
を載置する際に、これら化粧シート3A,3Bを、互い
の端縁を隙間なく密接させて継ぎ合わせるように、これ
ら化粧シート3A,3Bの表面より、容易に剥離可能な
マスキングフィルムにて仮接着させ、その後に、この化
粧シート3A,3Bをマスキングフィルムとともに、木
質基材2に載置し、メンブレンプレス成形を行うように
してもよい。
【0060】この場合、各化粧シート3A.3Bに対し
て、木質基材2への載置後に、仮固定の工程を省略で
き、煩雑さが軽減することとなるとともに、接着以前の
段階で、各化粧シート3A,3Bの位置合わせを目視で
き、また、多数の化粧シート3A,3Bを接着する際に
有効となる。なお、このマスキングフィルムの材質とし
て、化粧シート3A,3Bと同様に熱変形の可能な材質
とし、メンブレンプレス成形時に、木質基材2の形状に
追従可能な材質とすることが好ましい。
【0061】さらに、上述した各実施の形態では、化粧
シート3A,3Bとして、それぞれ熱可塑性樹脂系と
し、所望の色彩や模様を有することについて述べたが、
2種以上の化粧シートのうち、少なくとも1種が熱可塑
性樹脂系化粧シートとされ、他の少なくとも1種が木質
系突板化粧シートにて構成されることとしてもよい。こ
の場合、木質系突板化粧シートは、熱変形が少ないこと
から、化粧板1としての平滑な位置に貼着されるよう
に、メンブレンプレス成形を行い、化粧板1を得る構成
とすることが好ましい。
【0062】また、上述した各実施の形態では、木質基
材であるMDFボード2に対して2種類の異なる色彩お
よびまたは模様の化粧シート3A,3Bが用いられ製造
される化粧板1,1’の構成について述べたが、化粧シ
ートの種類を増やし、3種類や4種類、またはそれ以上
の種類の化粧シートを用いて化粧板1を製造することと
してもよく、例えば、図6に示すような、化粧板表面の
略中央部分に短冊状の各色または各模様の化粧シート3
を並列させ、またそれらの周囲に異なる色彩の化粧シー
ト3を接着させた化粧板1や、図7に示すように、帯状
の化粧シート3を用い、線状のデザインを施した化粧板
1など、種々の模様や色彩を生かした化粧板を得ること
が可能である。
【0063】この場合も各化粧シート3の互いの端縁を
隙間なく密接させて継ぎ合わせるように木質基材2の表
面2aに載置し、好ましくは、部分的な加熱を行う仮固
定工程や、上記したマスキングフィルムによる仮接着を
行う工程を経て、各化粧シート3の仮固定を行い、それ
ぞれのズレを防いだ後に、メンブレンプレス成形を行う
こととする。
【0064】また、上述した各実施の形態では、木質基
材2として、MDFボードを用いた例について述べた
が、これに限定されることはない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明による化粧板
の製造方法では、メンブレンプレス成形を行うことで、
木質基材に化粧シートを接着する方法であることから、
この木質基材の形状に対して化粧シートがなじむように
成形でき、特に、この化粧シートの素材を熱可塑性樹脂
系化粧シートとすることで、容易に、2次元あるいは3
次元の形状に成形加工を行うことができる。
【0066】また、熱硬化型合成樹脂よりなる接着剤を
用いたことにより、メンブレンプレス成形時に、化粧シ
ートに対して加熱が行われて化粧シートを変形させると
同時に、接着剤が硬化して木質基材との接着が行われる
こととなるので、化粧シートが木質基材に対してずれる
ことなく成形加工が行えることとなり、特に化粧シート
が2種類以上とされていても、1度のメンブレンプレス
成形による工程で、各化粧シートを押さえながら立体形
状の成形加工と接着が行えることとなる。
【0067】このようなことから、従来のような手作業
による煩雑な貼り着け作業がなく、熟練を要せず、短時
間に容易に化粧板を得ることができる効果があり、生産
性が向上する効果を得られる。
【0068】さらに、木口面に木口用化粧シートを貼っ
た後に、木質基材の表面側縁部分である稜線部分を切削
加工するので、この木口面に接着された木口用化粧シー
トが食み出るようであっても、その切除が同時に行われ
ることとなり、仕上がりが良好となる。
【0069】また、木質基材上に各化粧シートを載置し
た後に、各化粧シートに対して部分的に加熱を行う工程
を有することにより、各化粧シートは木質基材上に仮固
定が行われることとなり、木質基材上に載置される各化
粧シートのズレを防止することが可能となり、各化粧シ
ートの密接状態が保たれ、継ぎ目部分に間隙などが生じ
ことのない略面一状の化粧板を得ることができる効果が
ある。
【0070】さらに、木質基材の木口面に接着される木
口用化粧シートが厚みを有する化粧シートよりなる場合
であっても、この木口用化粧シートを接着した後に、メ
ンブレンプレス成形を行うので、この木口用化粧シート
の厚み部分が表出する端縁部分をも木質基材の表面に接
着される化粧シートにて覆い隠すことができ、意匠性を
損ねることがない。
【0071】また、木質基材に化粧シートを載置する際
に、これら化粧シートを、互いの端縁を隙間なく密接さ
せて継ぎ合わせるように、これら化粧シートの表面よ
り、マスキングフィルムにて仮接着させ、その後に、こ
の化粧シートをマスキングフィルムとともに、木質基材
に載置し、メンブレンプレス成形を行う工程を有する製
造方法とすれば、各化粧シートに対して、木質基材への
載置後に、仮固定の工程を省略でき、煩雑さが軽減する
こととなるとともに、接着以前の段階で、各化粧シート
の位置合わせを目視でき、また、多数の化粧シートを接
着する際に有効となる効果を得られる。
【0072】また、本発明の化粧板によれば、色彩や模
様が異なる2種類以上の化粧シートが貼着される構成と
なり、また、木口面に対しても、木口用化粧シートが接
着されることとなるともに、上記メンブレンプレス成形
によって、木質基材の表面形状等に沿って、立体的に被
覆が行われ、その表面を形成することとなり、意匠性の
良好な化粧板を得ることが可能となる。
【0073】また、各化粧シートを、予め切断加工され
る2種類以上の化粧シートのうち少なくとも1種が熱可
塑性樹脂系化粧シートととし、他の少なくとも1種が木
質系突板化粧シートとすることで、所望の木質を表現で
きる化粧板を得ることができ、さらに意匠性が向上する
効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による化粧板の第1の実施の形態を示す
概略分解斜視図
【図2】(a)同第1の実施の形態の製造手順を示す側
断面図 (b)同製造手順を示す側断面図 (c)同製造手順を示す側断面図
【図3】同第1の実施の形態の化粧板の平面図
【図4】本発明による化粧板の第2の実施の形態を示す
平面図
【図5】同第2の実施の形態を示す化粧板の概略分解斜
視図
【図6】他の実施の形態の化粧板の平面図
【図7】他の実施の形態の化粧板の平面図
【符号の説明】
1,1’…化粧板 2…木質基材(MDFボード) 2a…表面 2b…木口面 2c…傾斜面 3,3A,3B…化粧シート 3C…木口用化粧シート 4…被覆材(マスキングテープ) 10…メンブレンプレス成形機

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の木質基材の少なくとも平行2辺
    の木口面と表面との稜線部を、平面あるいは曲面の傾斜
    面に切削加工する切削工程、 前記木質基材の表面と、前記木口面及び傾斜面に、熱硬
    化型合成樹脂よりなる接着剤を塗布する接着剤塗布工
    程、 予め切断加工した2種類以上の化粧シートを、互いの端
    縁を隙間なく密接させて継ぎ合わせるように、前記木質
    基材の表面に載置する載置工程、 メンブレンプレス成形機にて前記各化粧シートを表面よ
    り加熱・加圧し、各化粧シートを前記木質基材の表面,
    木口面,傾斜面に被着させるとともに、前記接着剤を硬
    化させ、前記各化粧シートを前記表面,木口面及び傾斜
    面に接着する接着工程、 前記木質基材への接着の後に、該木質基材の端縁より延
    出する前記化粧シートの余剰縁部を切除するトリミング
    工程、 からなることを特徴とする化粧板の製造方法。
  2. 【請求項2】 矩形状の木質基材の平行2辺の木口面
    に、木口用化粧シートを接着する木口貼り工程、 少なくとも該木口用化粧シートを接着した木口面と表面
    との稜線部を、平面あるいは曲面の傾斜面に切削加工す
    る切削工程、 前記各木口面に接着した前記木口用化粧シートの各表面
    をそれぞれ被覆材にて被覆させ、前記木質基材の表面
    と、各被覆材を除く他の各木口面と、前記傾斜面とに、
    熱硬化型合成樹脂よりなる接着剤を塗布した後、前記被
    覆材を除去する接着剤塗布工程、 予め切断加工した2種類以上の化粧シートを、互いの端
    縁を隙間なく密接させて継ぎ合わせるように、前記木質
    基材の表面に載置する載置工程、 メンブレンプレス成形機にて前記各化粧シートを表面よ
    り加熱・加圧し、各化粧シートを前記木質基材の表面,
    木口面,傾斜面に被着させるとともに、前記接着剤を硬
    化させ、前記各化粧シートを前記表面,木口面及び傾斜
    面に接着する接着工程、 前記木質基材への接着の後に、該木質基材の端縁より延
    出する前記化粧シートの余剰縁部を切除するトリミング
    工程、 からなることを特徴とする化粧板の製造方法。
  3. 【請求項3】 矩形状の木質基材の3面の木口面に、木
    口用化粧シートを接着する木口貼り工程、 少なくとも該木口用化粧シートを接着した平行2辺の木
    口面と表面との稜線部を、平面あるいは曲面の傾斜面に
    切削加工する切削工程、 前記各木口面に接着した前記木口用化粧シートの各表面
    をそれぞれ被覆材にて被覆させ、前記木質基材の表面
    と、各被覆材を除く他の木口面と、前記傾斜面とに、熱
    硬化型合成樹脂よりなる接着剤を塗布した後、前記被覆
    材を除去する接着剤塗布工程、 予め切断加工した2種類以上の化粧シートを、互いの端
    縁を隙間なく密接させて継ぎ合わせるように、前記木質
    基材の表面に載置する載置工程、 メンブレンプレス成形機にて前記各化粧シートを表面よ
    り加熱・加圧し、各化粧シートを前記木質基材の表面,
    木口面,傾斜面に被着させるとともに、前記接着剤を硬
    化させ、前記各化粧シートを前記表面,木口面及び傾斜
    面に接着する接着工程、 前記木質基材への接着の後に、該木質基材の端縁より延
    出する前記化粧シートの余剰縁部を切除するトリミング
    工程、 からなることを特徴とする化粧板の製造方法。
  4. 【請求項4】 矩形状の木質基材の各木口面に、木口用
    化粧シートを接着する木口貼り工程、 少なくとも該木口用化粧シートを接着した平行2辺の木
    口面と表面との稜線部を、平面あるいは曲面の傾斜面に
    切削加工する切削工程、 前記各木口面に接着した前記木口用化粧シートの各表面
    をそれぞれ被覆材にて被覆させ、前記木質基材の表面及
    び傾斜面に、熱硬化型合成樹脂よりなる接着剤を塗布し
    た後、前記被覆材を除去する接着剤塗布工程、 予め切断加工した2種類以上の化粧シートを、互いの端
    縁を隙間なく密接させて継ぎ合わせるように、前記木質
    基材の表面に載置する載置工程、 メンブレンプレス成形機にて前記各化粧シートを表面よ
    り加熱・加圧し、各化粧シートを前記木質基材の表面及
    び傾斜面に被着させるとともに、前記接着剤を硬化さ
    せ、前記各化粧シートを前記表面及び傾斜面に接着する
    接着工程、 前記木質基材への接着の後に、該木質基材の端縁より延
    出する前記化粧シートの余剰縁部を切除するトリミング
    工程、 からなることを特徴とする化粧板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記載置工程の後に、前記木質基材上の
    化粧シートに対し、部分的に加熱し、前記接着剤を硬化
    させて仮固定させる仮固定工程を含むことを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の化粧板の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記載置工程が、予め切断加工した2種
    類以上の化粧シートを、互いの端縁を隙間なく密接させ
    て継ぎ合わせるように、前記各化粧シートの表面よりマ
    スキングフィルムによって仮接着した後に、前記木質基
    材の表面に載置することとされ、前記接着工程の後に、
    前記マスキングフィルムを除去することを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1つに記載の化粧板の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記接着剤が、ウレタン系あるいはエポ
    キシ系の熱硬化型合成樹脂であることを特徴とする請求
    項1〜6のいずれか1つに記載の化粧板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記木質基材が、MDFボードであるこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の化
    粧板の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記各化粧シートは、熱可塑性樹脂系化
    粧シートであることを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    か1つに記載の化粧板の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記予め切断加工される2種類以上の
    化粧シートのうち少なくとも1種が熱可塑性樹脂系化粧
    シートであり、他の少なくとも1種が木質系突板化粧シ
    ートであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1
    つに記載の化粧板の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記請求項1〜10のいずれか1つに
    記載の製造方法にて得られる、矩形板状の木質基材の表
    面及び木口面に化粧シートが被覆形成されたことを特徴
    とする化粧板。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100800553B1 (ko) 2007-05-09 2008-02-04 남궁상 곡면무늬 구현이 가능한 가구의 멀티톤 가공방법
JP2016108814A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 Dic株式会社 化粧板、化粧板製造方法、及び化粧テープ貼付補助装置
JP2023183685A (ja) * 2022-06-16 2023-12-28 株式会社ノダ 化粧板の製造方法

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KR100800553B1 (ko) 2007-05-09 2008-02-04 남궁상 곡면무늬 구현이 가능한 가구의 멀티톤 가공방법
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