JPH11199636A - 塩化ビニル系マス - Google Patents

塩化ビニル系マス

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JPH11199636A
JPH11199636A JP10005885A JP588598A JPH11199636A JP H11199636 A JPH11199636 A JP H11199636A JP 10005885 A JP10005885 A JP 10005885A JP 588598 A JP588598 A JP 588598A JP H11199636 A JPH11199636 A JP H11199636A
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JP
Japan
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vinyl chloride
weight
resin
mass
polymerization
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JP10005885A
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English (en)
Inventor
Kenichi Matsumura
健一 松村
Tadashi Shinko
忠 新子
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Graft Or Block Polymers (AREA)
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性、高速変形性に優れ、かつ、接着接合
が可能であり、従来の硬質ポリ塩化ビニルと同様の設備
を用いて、射出成形により成形され、後加工を必要とし
ない塩化ビニル系マスを提供する。 【解決手段】 熱可塑性ポリウレタン10〜30重量%
に、塩化ビニル単独、又は、塩化ビニル及びその他の共
重合性モノマーを、90〜70重量%グラフト共重合し
て得られるウレタングラフト塩化ビニル系樹脂組成物を
射出成形してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性、高速変形
性、施工性、生産性に優れた塩化ビニル系マスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル系樹脂は、機械強度、耐候
性、耐薬品性等において優れた材料であるので、パイプ
や継ぎ手等の管路材料、建築部材、住宅資材等の分野に
広く用いられている。
【0003】ところが近年、地震後に管路構成部材が破
損や抜け等の為、使用不能となる等の問題が顕在化して
きており、これら管路構成部材の耐震性の要求が大きく
なっている。現在、一般的に使用されている硬質ポリ塩
化ビニル樹脂を用いた管路構成部材は、剛性が高いがた
めに、地震波による縦及び横振動に追随することができ
ずに、破損や抜けが発生している。
【0004】これらの問題を解決するために、可とう性
及び耐衝撃性に優れたポリエチレンを用いた管路構成部
材が使用されつつあるが、このものは、耐震性には優れ
るものの、ポリ塩化ビニルの大きな長所である簡便な接
着接合ができないという欠点があった。
【0005】特開昭58−131025号公報には、熱
可塑性材料を本体とした電気溶着装置に関する技術が開
示されている。この装置は、本体である熱可塑性材料を
溶融させて溶着されるべき部材を溶着させるものであ
る。しかしながら、この方法では、装置が複雑でコスト
等にも問題があった。
【0006】また、特開昭55−500185号公報、
特開昭55−500479号公報等には、熱可塑性材料
からなる溶接ブシュや溶接スリーブが開示されている
が、いずれも複雑な構造を有し、施工性が悪く、簡便な
接合方法にはほど遠かった。
【0007】従来の水道管、排水管等を接続する伸縮継
手としては、実開昭61−126180号公報に開示さ
れている構造がよく知られている。この伸縮継手は、構
造上、高速変形性に優れているものの、地震等により生
じる地盤変動で被接続管に伸縮許容範囲を超えた大きな
抜け力が作用すると、被接続管は継手本体から抜けはず
れることがあった。
【0008】そこで、伸縮継手に耐震性を付与するた
め、特開平9−4774号公報には、伸縮継手本体に、
接続管を嵌挿する部分に一対の抜け止めコアーと、互い
に対向する先端部外周にパッキングを係止する係止突起
とを設け、締め付け手段にて全体を締め付けることによ
りパッキングが一対の抜け止めコアーの外周面を圧接
し、地震等により生じる地盤変動で被接続管に伸縮許容
範囲を超えた大きな抜け力が作用しても、被接続管が継
手本体から抜けはずれることを防ぐ手法が開示されてい
る。しかしながら、成形品の構造が複雑であり、精密な
後加工を必要とするため、成形品の生産性に問題があ
り、施工も簡便な接着接合に比べて非常に手間のかかる
ものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、可とう性、高速変形性に優れ、かつ、接着接合が可
能であり、従来の硬質ポリ塩化ビニルと同様の設備を用
いて、射出成形により成形され、後加工を必要としない
塩化ビニル系マスを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明(以
下本発明1という)は、熱可塑性ポリウレタン(以下T
PUIという)10〜30重量%に、塩化ビニル単独、
又は、塩化ビニル及びその他の共重合性モノマーを、9
0〜70重量%グラフト共重合して得られるウレタング
ラフト塩化ビニル系樹脂(以下UG樹脂という)を主成
分とする樹脂組成物を射出成形してなる塩化ビニル系マ
スであって、前記UG樹脂の粘度平均重合度が、400
〜1200であり、その成形体の曲げ弾性率が、100
00〜20000kgf/cm2 であることを特徴とす
る。
【0011】請求項2記載の発明(以下本発明2とい
う)は、塩化ビニル単独重合体、又は、塩化ビニルを主
体とする共重合体91〜60重量%を溶融状態下で、ポ
リオールとポリイソシアネートを反応させて得られる熱
可塑性ポリウレタン(以下TPUIIという)9〜40重
量%と共重合してなるウレタン共重合塩化ビニル系樹脂
(以下UVC樹脂という)を主成分とする樹脂組成物を
射出成形してなる塩化ビニル系マスであって、前記UV
C樹脂の粘度平均重合度が、400〜1200であり、
その成形体の曲げ弾性率が、10000〜20000k
gf/cm2 であることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明(以下本発明3とい
う)は、粘度平均重合度が400〜1200である塩化
ビニル系樹脂87〜70重量%と、熱可塑性ポリウレタ
ン(以下TPUIIIという)13〜30重量%とをブレ
ンドしてなる塩化ビニル系樹脂(以下UBC樹脂とい
う)を主成分とする樹脂組成物を射出成形してなる塩化
ビニル系マスであって、前記塩化ビニル系樹脂は、成形
体の曲げ弾性率が、10000〜20000kgf/c
2 であることを特徴とする。
【0013】以下に本発明を詳述する。本発明1で用い
られるUG樹脂は、TPUIを10〜30重量%に、塩
化ビニル単独、又は、塩化ビニル及びその他の共重合性
モノマーを、90〜70重量%グラフト共重合したもの
である。
【0014】上記TPUIは、塩化ビニルモノマーに可
溶であれば特に限定されず、その高分子中にハードセグ
メントを含まず、重量平均分子量が300以上、好まし
くは500以上であり、両末端に水酸基有するポリオー
ルと両末端にNCO基を有するポリイソシアネートから
得られるものが好ましいが、塩化ビニルモノマーに溶解
するTPUIであれば若干のハードセグメントを含むも
のも用いることができる。
【0015】上記ポリオールとしては、水酸基を2個以
上有するものであれば特に限定されず、例えば、ポリエ
ステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリカー
ボネートポリオール、ビニル系ポリオール、ジエン系ポ
リオール、ひまし油系ポリオール、シリコーンポリオー
ル、ポリオレフィン系ポリオール及びこれらの共重合体
等が挙げられ、これらは単独で用いられてもよく、2種
以上が併用されてもよい。
【0016】上記ポリオールの重量平均分子量は300
〜10000が好ましく、500〜5000がより好ま
しい。
【0017】上記ポリイソシアネートとしては、特に限
定されず、例えば、2、4−及び2、6−トリレンジイ
ソシアネート、m−及びp−フェニレンジイソシアネー
ト、1−クロロフェニレン−2、4−ジイソイアネー
ト、1、5−ナフタレンジイソシアネート、メチレンビ
スフェニレン4、4’−ジイソシアネート、m−及びp
−キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、リジンジイソシアネート、4、4’−メチレ
ンビスシクロヘキシルジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシア
ネート等のジイソシアネートの3量体;1、6、11−
ウンデカントリイソシアネート、リジンエステルトリイ
ソシアネート、4−イソシアネートメチル−1、8−オ
クタメチルトリイソシアネート等のトリイソシアネート
類;又はポリフェニルメタンポリイソシアネート等の多
官能イソシアネート類が挙げられ、これらは単独で用い
られてもよく、2種以上が併用されてもよい。
【0018】上記ポリオールとポリイソシアネートにお
けるイソシアネートと水酸基のモル比はポリオールとし
てジオールを用いた場合、少ないと架橋密度が不足し
て、充分な性能が得られず、多いと加工が困難になる恐
れがあるので、0.3〜1.3の範囲が好ましい。
【0019】上記TPUIに塩化ビニル単独又は塩化ビ
ニルを主成分とするビニルモノマーをグラフト共重合す
る方法は、特に限定されず、例えば、懸濁重合法、乳化
重合法、溶液重合法等が挙げられ、一般的には、TPU
I存在下で塩化ビニルモノマーを懸濁重合する方法が用
いられる。
【0020】上記塩化ビニルと共重合できるモノマーと
しては、例えば、エチレン、プロピレン、ブチレン等の
αオレフィン類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の
ビニルエステル類;エチルビニルエーテル、ブチルビニ
ルエーテル等のビニルエーテル類;メチルアクリレー
ト、ブチルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレー
ト等のアクリル酸エステル類;メチルメタクリレート、
ブチルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト等のメタクリル酸エステル類;スチレン、αメチルス
チレン等の芳香族ビニル類;フッ化ビニル、フッ化ビニ
リデン、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル類;N−
フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド等
のN−置換マレイミド類が挙げられ、これらは単独で用
いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。ポリ塩
化ビニル中のこれらの含有量は、目的に応じて適宜使用
されるが、20重量%以下が好ましい。20重量%を超
えるとポリ塩化ビニルが持つ本来の特性を失うからであ
る。
【0021】本発明1で使用するUG樹脂中のポリ塩化
ビニルの粘度平均重合度は、小さいと耐久性に劣り、大
きいと成形性が悪くなるので、400〜1200に限定
される。上記粘度平均重合度は、ポリ塩化ビニルをテト
ラヒドロフラン(THF)に溶解させ、不溶成分を除去
した後に、THFを乾燥除去した樹脂を、JIS K6
721に準拠して測定したものである。
【0022】本発明1のUG樹脂は、必要に応じて、安
定剤、安定化助剤、滑剤、加工助剤、紫外線吸収剤、光
安定剤、酸化防止剤、可塑剤、顔料、充填剤等の添加剤
が添加されてもよい。これらの配合剤の添加順序や方法
は特に限定されず、任意の方法を用いることができる。
【0023】上記安定剤としては特に限定されず、例え
ば、ジブチル錫マレート、ジオクチル錫ラウレート等の
有機錫系化合物;鉛白、塩基性亜硫酸鉛、二塩基性亜硫
酸鉛、三塩基性硫酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛、シリカゲ
ル共沈硅酸鉛、ステアリン酸鉛、安息香酸鉛、二塩基性
ステアリン酸鉛、ナフテン酸鉛等の鉛系化合物;ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン
酸亜鉛等の金属石鹸;ハイドロタルサイト、ゼオライト
等の無機系安定剤等が挙げられる。
【0024】上記安定化助剤としては特に限定されず、
例えば、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、りん
酸エステル等が挙げられる。上記滑剤としては特に限定
されず、例えば、ステアリン酸等の脂肪酸類;脂肪酸エ
ステル類;オレフィンワックス類等が挙げられる。上記
加工助剤としては特に限定されず、例えば、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチ
ル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート系モ
ノマーの単独重合体;上記(メタ)アクリレート系モノ
マーから選ばれた2種以上のモノマーの共重合体;(メ
タ)アクリレートとスチレン、ビニルトルエン、アクリ
ロニトリル等のビニルモノマーとの共重合体等が挙げら
れる。
【0025】上記紫外線吸収剤としては特に限定され
ず、例えば、サリチル酸エステル系、ベンゾフェノン
系、ベンゾトリアゾール系、シアノアクリレート系等が
挙げられる。上記光安定剤としては特に限定されず、例
えば、ヒンダードアミン系の光安定剤等が挙げられる。
上記充填剤としては特に限定されず、例えば、炭酸カル
シウム、タルク等が挙げられる。上記酸化防止剤として
は特に限定されず、例えば、フェノール系抗酸化剤等が
挙げられる。上記可塑剤としては特に限定されず、例え
ば、ジオクチルテレフタレート等の芳香族エステル類等
が挙げられる。上記顔料としては特に限定されず、例え
ば、アゾ系、フタロシアン系、スレン系、染料レーキ系
等の有機顔料;クロム酸モリブデン系、フェロシアン化
物系等の無機顔料等が挙げられる。
【0026】本発明2で用いられるUVC樹脂は、塩化
ビニル系樹脂91〜60重量%及びTPUII、9〜40
重量%から構成される。
【0027】上記塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニ
ル含有重合体であって、塩化ビニル単独重合体、塩素化
塩化ビニル重合体、塩化ビニルモノマーと共重合可能な
モノマーのうち1種以上のモノマーとのランダム共重
合、グラフト共重合、あるいはブロック共重合して得ら
れる塩化ビニル共重合体等が挙げられ、これらは単独で
用いられてもよく、2種以上が併用されても良い。
【0028】上記塩化ビニルモノマーと共重合できるモ
ノマーとしては、本発明1で例示したもの等が挙げられ
る。
【0029】本発明2で用いられる塩化ビニル系樹脂中
のポリ塩化ビニルの粘度平均重合度は本発明1と同様な
理由により400〜1200に限定される。
【0030】上記TPUIIは、ポリオールとポリイソシ
アネートから得られる。上記ポリオールとしては、本発
明1で例示したもの等が挙げられる。又、ポリオールの
重量平均分子量は300〜10000が好ましく、50
0〜5000がより好ましい。
【0031】上記ポリイソシアネートとしては、本発明
1で例示したもの等が挙げられる。
【0032】上記ポリオールとポリイソシアネートにお
けるイソシアネートと水酸基のモル比は本発明1と同様
な理由により0.3〜1.3の範囲が好ましい。
【0033】上記ポリオールとポリイソシアネートの合
計配合量(即ちTPUIIの量)は、塩化ビニル系樹脂に
対して、少ないと得られる成形品に十分な可とう性と高
速変形性が得られず、多いと十分な強度が得られず、土
中埋設時に成形品に座屈を生じるので、9〜40重量%
に限定される。
【0034】上記ポリオールとポリイソシアネートの反
応に用いるウレタン化反応触媒は、特に限定されず、例
えば、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン等のア
ミン系触媒、テトラメチル錫、テトラオクチル錫、ジブ
チル錫ジラウレート等の錫系触媒等が挙げられ、これら
は単独で使用されてもよく、2種以上が併用されてもよ
い。
【0035】上記押出機としては、特に限定されず、例
えば、単軸押出機、2軸押出機、多軸押出機等が挙げら
れる。
【0036】本発明2のUVC樹脂組成物は、必要に応
じて、安定剤、安定化助剤、滑剤、加工助剤、紫外線吸
収剤、光安定剤、酸化防止剤、可塑剤、顔料、充填剤等
の添加剤が添加されてもよい。これらの配合剤の添加順
序や方法は特に限定されず、任意の方法を用いることが
できる。
【0037】上記安定剤、上記安定化助剤、上記滑剤、
上記加工助剤、上記紫外線吸収剤、上記光安定剤、上記
酸化防止剤、上記可塑剤、上記顔料及び上記充填剤とし
ては、本発明1の説明中で例示したもの等が挙げられ
る。
【0038】本発明3で用いられるUBC樹脂は、塩化
ビニル系樹脂87〜70重量%及びTPUIII、15〜
30重量%から構成されている。
【0039】上記塩化ビニル系樹脂としては、本発明2
で例示したもの等が挙げられる。
【0040】上記塩化ビニルモノマーと共重合できるモ
ノマーとしては、本発明1で例示したもの等が挙げられ
る。
【0041】本発明3で用いられるUBC樹脂中のポリ
塩化ビニルの粘度平均重合度は本発明1と同様な理由に
より400〜1200に限定される。
【0042】本発明3で用いられるTPUIIIとして
は、特に限定されず、例えば、ポリオール等の多官能性
活性水素化合物と全反応系のイソシアネート化合物とを
反応させて線状高分子又は一部架橋構造を取るもの等が
挙げられ、一般的には、カプロラクトン型、アジペート
型、エーテル型のもの等が挙げられる。
【0043】上記TPUIIIの塩化ビニル系樹脂中の含
有量は、少ないと得られる成形品に十分な可とう性と高
速変形性が得られず、多いと十分な強度が得られず、土
中埋設時に成形品に座屈を生じるので、13〜30重量
%に限定される。
【0044】本発明3のUBC樹脂は、必要に応じて、
安定剤、安定化助剤、滑剤、加工助剤、紫外線吸収剤、
光安定剤、酸化防止剤、可塑剤、顔料、充填剤等の添加
剤が添加されてもよい。これらの配合剤の添加順序や方
法は特に限定されず、任意の方法を用いることができ
る。
【0045】上記安定剤、上記安定化助剤、上記滑剤、
上記加工助剤、上記紫外線吸収剤、上記光安定剤、上記
酸化防止剤、上記可塑剤、上記顔料及び上記充填剤とし
ては、本発明1の説明中で例示したもの等が挙げられ
る。
【0046】本発明1、2及び3の塩化ビニル系マスを
成形する方法としては、材料を加熱軟化し、金型に射出
して成形する射出成形であれば、特に限定されず、上記
各成分を、混合粉体やペレット体として、またそれらの
混合物として、射出成形機を用いて成形される。
【0047】本発明1、2及び3の塩化ビニル系樹脂組
成物は、成形体としたときの曲げ弾性率が、10000
〜20000kgf/cm2 である。上記曲げ弾性率
は、JIS K 7203に準拠して測定されたもので
ある。上記曲げ弾性率が、10000kgf/cm2
満であると、充分な強度が得られず、土中埋設時に成形
品の座屈を生じ、塩化ビニル本来の特徴である接着性が
低下し、20000kgf/cm2 を超えると、得られ
る塩化ビニル系マスの可とう性、高速変形性が充分でな
くなるため、上記範囲に限定される。
【0048】本発明1、2及び3において、塩化ビニル
系マスのマス径は、150〜350mmであり、マス本
体に管を挿入するための管路受け口は2〜4個で、その
管路受け口に挿入する管の呼び径は、75〜150mm
であって、挿入する管を接着するための接着しろ長さ
は、40〜80mmであることが好ましい。
【0049】本発明1は、TPUIに塩化ビニル単独、
又は、塩化ビニル及びその他の共重合性モノマーをグラ
フト共重合させることで、本発明2は、TPUIIに塩化
ビニル単独、又は、塩化ビニル及びその他の共重合性モ
ノマーを共重合させることで、また、本発明3は、塩化
ビニル単独、又は、塩化ビニル及びその他の共重合性塩
化ビニル系樹脂にTPUIIIをブレンドすることで、そ
れぞれ、後加工することなく、可とう性と高速変形性を
向上させ、地震時における地盤変動に追従できる塩化ビ
ニル系マスを製造可能とした。
【0050】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を掲げて更
に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定され
るものではない。
【0051】(実施例1) 〔ウレタングラフト塩化ビニル系樹脂の作成〕攪拌機、
温度調整機を備えた反応器(内容積15リットル)に、
純水7.5kg、TPUI(パンデックスT−526
5、大日本インキ社製)0.37kg、及び分散剤とし
て部分鹸化ポリビニルアルコール(クラレポバールL−
8、クラレ社製)の3%水溶液を300g添加し、反応
器内の空気を真空ポンプで排出した後、攪拌下、塩化ビ
ニルモノマー3.1kgを添加した。TPUIを塩化ビ
ニルに溶解させるため、50℃で2時間攪拌した。反応
器内の温度を一度35℃まで冷却し、重合開始剤として
t−ブチルパーオキシネオデカノエート1.1g、α−
クミルパーオキシネオデカノエートを1.1g添加し
た。その後反応器を64℃に昇温し重合を開始した。反
応器内の圧力の低下で反応の終了を確認し、未反応の塩
化ビニルモノマーを排出して、ウレタングラフト塩化ビ
ニル系樹脂(UG)を得た。
【0052】〔ウレタングラフト塩化ビニル系樹脂組成
物〕上記UG樹脂を下記の配合剤とともに内容量100
リットルのヘンシェルミキサー(川田工業社製)を用い
て混合し、塩化ビニル製マスの射出成形に供した。各配
合剤の添加量は、上記UG樹脂100重量部に対し、安
定剤として有機錫系安定剤ONZ−142F(三共有機
社製)1.0重量部、滑剤としてポリエチレン系滑剤H
iwax220MP(三井石油化学社製)0.5重量
部、エステル系滑剤リケスターEW100(理研ビタミ
ン社製)0.5重量部、及び加工助剤としてメタブレン
P551A(三菱レーヨン社製)2.0重量部とした。
【0053】〔プレスシートの作製〕得られたUG樹脂
組成物を8インチロールにて混練し、200℃でプレス
成形して厚さ3mmのシートに成形した。これを用い
て、可撓性の尺度を示す曲げ弾性率の測定を行った。 〔塩化ビニル製マスの作製〕得られたUG樹脂組成物か
ら塩化ビニル系マスを得るために、下記の条件におい
て、造粒(ペレット化)し、射出成形した。
【0054】イ)ペレットの作製 上記配合粉を、下記の押出条件でペレット化した。 成形温度 ;バレル部 100〜130℃、金型部 140℃ ペレットカット方式;ホットカット
【0055】ロ)射出成形 イ)で作成したペレットを原料に型締め圧1200トン
の射出成形機(東芝社製、IS−1200DE)を用い
て、日本下水道協会規格(JSWAS K−7)に記載
される宅地マス90度合流左(略号:90Y左、マス径
150mmφ)を成形した。射出条件は、バレル部温度
165〜185℃、金型部温度30℃であった。かくし
て得られた塩化ビニル製マスを用い、圧縮試験を下記の
方法により行った。結果を表1に示した。
【0056】(実施例2、3)UG樹脂中のTPUIの
成分が表1に示した量になるように重合したこと以外
は、実施例1と同様にして各種の特性値を測定した。そ
の結果を表1に示した。
【0057】(比較例1)UG樹脂中のTPUIの成分
が8重量%となるように重合したこと以外は、実施例1
と同様にして各種の特性値を測定した。その結果を表1
に示した。UG樹脂中のTPUI含有量が少ないと、高
速引張破断点伸度が低下し、地震時における高速変形性
が十分に発現されず、耐震性に劣る。
【0058】(比較例2)UG樹脂中のTPUIの成分
が34重量%となるように重合したこと以外は、実施例
1と同様にして各種の特性値を測定した。その結果を表
1に示した。UG樹脂中のTPUI含有量が多すぎる
と、高速変形性は十分であるが、曲げ弾性率が低すぎる
ため、成形品の土中埋設時の強度が不足し、土圧に負け
るので、埋設管路材料として用いることができない。
【0059】(比較例3)ポリ塩化ビニルのホモポリマ
ーTS−800E(粘度平均重合度800、徳山積水工
業社製)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして各
種の特性値を測定した。その結果を表1に示した。ポリ
塩化ビニル単独であると、高速引張破断点伸度が更に低
下し、大地震時における高速且つ大変形に殆ど追従でき
ない。
【0060】(比較例4)高密度ポリエチレンQB78
0(旭化成社製)を用いたこと以外は、実施例1と同様
にして各種の特性値を測定した。その結果を表1に示し
た。ポリエチレンは、高速変形性に優れているが、接着
不可であり、施工性として重要な接着接合ができない。
【0061】
【表1】
【0062】(実施例4) 〔ウレタン共重合塩化ビニル系樹脂組成物の作製〕下記
の配合剤を内容量100リットルのヘンシェルミキサー
(川田工業社製)を用いて混合し、押出機でペレット化
した後、塩化ビニル系マスの射出成形に供した。各配合
剤の添加量は、ポリ塩化ビニルTS−800E(粘度平
均重合度800、徳山積水工業社製)100重量部に対
し、安定剤として有機錫系安定剤ONZ−142F(三
共有機社製)2.0重量部、滑剤としてポリエチレン系
滑剤Hiwax220MP(三井石油化学社製)0.5
重量部、エステル系滑剤リケスターEW100(理研ビ
タミン社製)0.5重量部、及びウレタン化反応触媒と
してジブチル錫ジラウレート0.1重量部とした。
【0063】イ)ペレットの作製 上記配合粉を、通常の原料供給口に加え、ベント部手前
に供給口を備えた押出機にペレタイザーを備付け、下記
の押出条件でペレット化した。上記配合粉を、通常の原
料供給口から定量フィーダーを用いて導入した。又これ
とは別にヘキサメチレンジイソシアネートの3量体(商
品名「コロネートHX」、日本ポリウレタン社製)7.
3重量部とポリオール(商品名「ニッポラン401
0」、日本ポリウレタン社製)35.6重量部をベント
部手前の供給口より導入した。これは、塩化ビニル系樹
脂組成物中のポリウレタン(TPUII)含有量として3
0重量%である。
【0064】押出機の温度条件は以下の通りである。 成形温度 ;バレル部 110〜130℃、金型部 140℃ ペレットカット方式;ホットカット 得られたペレットは、ポリ塩化ビニルとポリオールとポ
リイソシアネートから得られるTPUIIとを共重合され
たものである(UVC樹脂)。
【0065】ロ)射出成形 イ)で作成したペレットを原料にしたこと以外は実施例
1と同様にして射出成形し、得られた塩化ビニル系マス
を用い、圧縮試験下記の方法により行った。結果を表2
に示した。
【0066】〔プレスシートの作製〕得られた上記UV
C樹脂組成物のペレットを8インチロールにて混練し、
200℃でプレス成形して厚さ3mmのシートに成形し
た。これを用いて、可撓性の尺度を示す曲げ弾性率の測
定を行った。
【0067】(実施例5、6)UVC樹脂組成物中のT
PUIIの成分が表2に示した量になるように共重合した
こと以外は、実施例4と同様にして各種の特性値を測定
した。その結果を表2に示した。
【0068】(比較例5)UVC樹脂組成物中のTPU
IIの成分が8重量%となるように重合したこと以外は、
実施例4と同様にして各種の特性値を測定した。その結
果を表2に示した。UVC樹脂中のTPUII含有量が少
ないと、高速引張破断点伸度が低下し、地震時における
高速変形性が十分に発現されず、耐震性に劣る。
【0069】(比較例6)UVC樹脂組成物中のTPU
IIの成分が45重量%となるように重合したこと以外
は、実施例4と同様にして各種の特性値を測定した。そ
の結果を表2に示した。UVC樹脂中のTPUII含有量
が多すぎると、高速変形性は十分であるが、曲げ弾性率
が低すぎるため、成形品の土中埋設時の強度が不足し、
土圧に負けてしまい、埋設管路材料として用いることが
できない。
【0070】
【表2】
【0071】(実施例7) 〔塩化ビニル系樹脂組成物の作製〕ポリ塩化ビニルTS
−800E(粘度平均重合度800、徳山積水工業社
製、表中、St−PVCと記す)100重量部、TPU
III(大日本インキ社製、商品名「パンデックス500
E」)30重量部、安定剤としてジブチル錫メルカプト
(三共有機社製、商品名「ONZ−41F」)1.5重
量部、外滑剤としてポリエチレンワックス(三井石油化
学社製、商品名「Hiwax220MP」)0.3重量
部、内滑剤としてモノグリセライド(理研ビタミン社
製、商品名「S−100」)1.0重量部の割合でヘン
シェルミキサーでブレンドし、UBC樹脂組成物の作製
した。さらに、この樹脂組成物を30mm二軸押出機を
用い、樹脂温度が180℃となるようにシリンダー温度
を調整し、ペレタイザーによりペレット化した。
【0072】〔プレスシートの作製〕上記UBC樹脂組
成物のペレットを加熱温度180℃の2本ロールで3分
間混練し、得られた粗シートを加熱温度200℃の熱プ
レス機で4分間予備加熱した後、同温度で面圧力75k
g/cm2 、4分間加圧し、次いで、同じ面圧力で、1
5℃で5分間冷却し、厚さ2mm、3mm、5mmの板
を作製した。
【0073】〔塩化ビニル系マスの作製〕上記UBC樹
脂組成物のペレットを実施例1と同様にして射出成形
し、宅地マス90度合流左を作製した。
【0074】(実施例8)ブレンドするTPUIIIの添
加量を表3に示した量としたこと以外は実施例7と同様
にして各種の特性値を測定した。結果を表3に示した。
【0075】(実施例9)塩化ビニル系樹脂を、塩化ビ
ニル−エチレン共重合体VE−T(粘度平均重合度70
0、エチレン含有量8重量%、徳山積水工業社製、表中
VC−Etと記した)に変更したこと以外は、実施例7
と同様にして各種の特性値を測定した。結果を表3に示
した。
【0076】(比較例7)塩化ビニル系樹脂をポリ塩化
ビニルTS−1400K(粘度平均重合度1400、徳
山積水工業社製、表中、St−PVCと記す)を用いた
こと以外は実施例7と同様にして評価を行った。結果を
表3に示した。樹脂の重合度が高いため、溶融状態にお
いて流動性が不足し、成形不能であった。
【0077】(比較例8)塩化ビニル系樹脂中のTPU
IIIを8重量部ブレンドしたこと以外は、実施例7と同
様にして各種の特性値を測定した。その結果を表3に示
した。TPUIIIの含量が少ないため、高速引張破断点
伸度が低下し、高速変形性が発現されず、耐震性に劣っ
たものとなった。
【0078】(比較例9)塩化ビニル系樹脂中のTPU
IIIを55重量部ブレンドしたこと以外は、実施例7と
同様にして各種の特性値を測定した。その結果を表3に
示した。TPUIIIの含有が多すぎるため、高速変形性
は充分であるが、曲げ弾性率が低すぎることとなり、成
形品の土中埋設時の土圧に負け、埋設管路材料としては
使用できない。
【0079】
【表3】
【0080】(評価方法) [粘度平均重合度]得られた樹脂をニトロベンゼンに溶
解させた。TPUはニトロベンゼンに溶解しないことを
利用して、可溶成分であるPVCのみを抽出分離した。
洗浄後、乾燥させた樹脂を、JIS K 6721に準
拠して粘度平均重合度を測定した。
【0081】[可とう性]ペレットを180℃のロール
で3分間混練した後、200℃のプレス機で加熱、冷却
して試験片を作成した。この試験片を用いて、JIS
K 7203に準拠して、23℃における曲げ弾性率を
測定した。 [高速変形性]ペレットを180℃のロールで3分間混
練した後、200℃のプレス機で加熱、冷却して2mm
の板を作成した。この板からJIS K 7113に規
定された2号形試験片を打ち抜き器で切り出し、23
℃、24時間放置して状態調節を行った後、高速引張試
験機(オリエンテック社製、MODEL UTM−5)
を用い、試験速度0.9m/秒の条件での破断点伸度を
測定した。試験速度を0.9m/秒とした理由は、19
95年に発生した兵庫県南部地震における神戸海洋気象
台発表の最大振動速度が、0.9m/秒とされているか
らである。又、兵庫県南部地震に関する、各種測定値
(最大加速度818gal、最大速度91kine、最
大変位21cm:神戸海洋気象台発表)を用いたコンピ
ューターシミュレーションの結果、最大変位量は約20
cmであり、高速変形時の引張破断点伸度が30%以上
ないものは破壊したり、接合部の抜けが発生する確率が
高い。
【0082】[圧縮強度]上記で得られた成形品を圧縮
試験装置に固定し、圧縮速度10mm/分で圧縮した。
試験時の温度は、23℃であった。JSWAS K−7
に記載される荷重試験規格により荷重12KN時に割
れ、ひび、座屈等外観に異常がなければ充分な圧縮強度
があると判断した。
【0083】[接着強度測定試験]ペレットを180℃
のロールで3分間混練した後、200℃のプレス機で加
熱、冷却して3mmの板を作成した。この板から10m
m×50mmの試験片を切り出し、図1のような形状
に、接着剤(積水化学工業社製、エスダイン#73)を
用いて接着し、23℃、24時間放置した後、抗張力試
験機を用いて接着面が剥離するまでの応力を測定し、接
着強度とした。
【0084】
【発明の効果】本発明の塩化ビニル系マスは上述の構成
からなるので、可とう性、高速変形性に優れ、更に、従
来の設備をそのまま利用して射出成形でき、特に後加工
を要することなく耐震性に優れる。また、本発明に用い
られる各樹脂組成物(UG、UVC、UBC等)は、接
着性を損なうことがないため、これらの特徴を生かし
て、従来の塩化ビニル系管路構成部材では用いることの
できなかった、可撓性と高速変形性が必要とされるライ
フライン管路等の用途に好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1イ)は接着強度測定試験を行うための試験
片の接着方法を示す平面図であり、ロ)はその断面図で
ある。
【符号の説明】
1、2 塩化ビニル系マス試験片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 27:06 75:00 96:02 B29L 31:24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性ポリウレタン10〜30重量%
    に、塩化ビニル単体、又は、塩化ビニル及びその他の共
    重合性モノマーを、90〜70重量%グラフト共重合し
    て得られるウレタングラフト塩化ビニル系樹脂を主成分
    とする樹脂組成物を射出成形してなる塩化ビニル系マス
    であって、 前記ウレタングラフト塩化ビニル系樹脂の粘度平均重合
    度が、400〜1200であり、その成形体の曲げ弾性
    率が、10000〜20000kgf/cm2であるこ
    とを特徴とする塩化ビニル系マス。
  2. 【請求項2】 塩化ビニル単独重合体、又は、塩化ビニ
    ルを主体とする共重合体91〜60重量%を溶融状態下
    で、ポリオールとポリイソシアネートを反応させて得ら
    れる熱可塑性ポリウレタン9〜40重量%と共重合して
    なるウレタン共重合塩化ビニル系樹脂を主成分とする樹
    脂組成物を射出成形してなる塩化ビニル系マスであっ
    て、 前記ウレタン共重合塩化ビニル系樹脂の粘度平均重合度
    が、400〜1200であり、その成形体の曲げ弾性率
    が、10000〜20000kgf/cm2 であること
    を特徴とする塩化ビニル系マス。
  3. 【請求項3】 粘度平均重合度が、400〜1200で
    ある塩化ビニル系樹脂87〜70重量%と、熱可塑性ポ
    リウレタン17〜30重量%とをブレンドしてなる塩化
    ビニル系樹脂を主成分とする樹脂組成物を射出成形して
    なる塩化ビニル系マスであって、前記塩化ビニル系樹脂
    の成形体の曲げ弾性率が、10000〜20000kg
    f/cm2 であることを特徴とする塩化ビニル系マス。
  4. 【請求項4】 マス径は、150〜350mmであり、
    マス本体に管を挿入するための管路受け口は2〜4個
    で、その管路受け口に挿入する管の呼び径は、75〜1
    50mmであって、挿入する管を接着するための接着し
    ろ長さは、40〜80mmである請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の塩化ビニル系マス。
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