JPH1120620A - ワイパピボット - Google Patents

ワイパピボット

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JPH1120620A
JPH1120620A JP9187296A JP18729697A JPH1120620A JP H1120620 A JPH1120620 A JP H1120620A JP 9187296 A JP9187296 A JP 9187296A JP 18729697 A JP18729697 A JP 18729697A JP H1120620 A JPH1120620 A JP H1120620A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮止部材の外れ止めも十分に図ることができ
るワイパピボットを提供することにある。 【解決手段】 ピボットシャフト12を回動自在に保持
するピボットホルダ14と、ピボットホルダ14を裏側
から挿通するための取付孔1aを有するボディ板1と、
ピボットホルダ14が挿通されて仮り止めを行う仮止部
材20と、含み、仮止部材20は、ボディ板1の表側に
配置されるリング部22と、このリング部22の下端か
ら延設されて外方向に突出してボディ板1の取付孔1a
に係合する係合部29と、リング部22の内側に形成さ
れる係合部27と、を有し、ピボットホルダ14は、係
合部29の係合が外れることを防止する程度の隙間を以
てリング部22に挿通されるとともに、係合部27に係
合するネジ16aを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮止機能を有する
ワイパピボットに関する。
【0002】
【発明の背景】自動車に取り付けられるワイパ装置は、
ワイパアームを揺動させるためのピボットシャフトがピ
ボットホルダにて回動可能に保持され、このピボットホ
ルダが車体に形成された取付孔にはめ込まれて固定され
る構造になっている。
【0003】ここで、ピボットホルダは、車体の下側か
ら上に向けてはめ込まれ、車体の上側からナット等で固
定されていた。また、はめ込み作業を下から上に向けて
行うため、ピボットホルダは仮り止めされるようになっ
ていた。
【0004】例えば、特開平7−17365号公報に
は、ピボットホルダに仮止部材が取り付けられ、仮止部
材の係合部を取付孔に係合させる構成が開示されてい
た。この構成によれば、同公報の図3に示すようにし
て、ピボットホルダをカウルトップパネルの裏側から取
付孔に挿入したときに、その抜け止めを図ることはでき
る。
【0005】しかし、仮止部材は、ピボットホルダの挿
入方向に対して抜け止めを図るだけであって、ピボット
ホルダの挿入と同じ方向に沿った外れ止めが不十分であ
る。すなわち、仮止部材は、ピボットホルダとの係合だ
けによって、外側への外れ止めがなされているので、力
が加えられると仮止部材は簡単に外れてしまうという問
題がある。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、仮止部材の外れ止めも十分
に図ることができるワイパピボットを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ワイパアームを揺動するピ
ボットシャフトと、該ピボットシャフトを回動自在に保
持するピボットホルダと、前記ピボットホルダをボディ
板の裏側から該ボディ板の取付孔に挿通して係止する仮
止部材と、を備えたワイパピボットにおいて、前記仮止
部材は、前記ボディ板の表側に配置されるリング部と、
このリング部の内周部下端から延設されるとともに径方
向外側に突出して前記取付孔に係合する外係合部と、前
記リング部の内周部から径方向内側に突出する内係合部
と、を有し、前記ピボットホルダは、前記リング部に挿
通されるとともに、前記内係合部と係合する被係合部を
有することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、ボディ板の表側に仮止部
材のリング部が配置される。また、リング部の内周部下
端から外係合部が形成されており、この外係合部は径方
向外側に突出してボディ板の取付孔に係合する。したが
って、外係合部によって仮止部材がボディ板の表側に外
れることが防止される。そして、仮止部材のリング部に
ピボットホルダが挿通され、リング部の内周部から径方
向内側に突出する内係合部と、ピボットホルダの被係合
部とが係合することで、ピボットホルダが仮り止めされ
る。
【0009】さらに、本発明によれば、リング部の内側
にピボットホルダが挿通されることで、このリング部は
内側に変形しにくくなる。したがって、リング部の内周
部下端から延設されて径方向外側に突出する外係合部
が、内側に変形しにくくなって、ボディ板の取付孔との
係合が外れないようになる。こうして、仮止部材の外れ
止めを図ることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のワ
イパピボットにおいて、前記リング部部と前記ボディ板
の表面との間及び前記リング部と前記ピボットホルダと
の間に設けられる止水部材を有することを特徴とする。
【0011】本発明によれば、ワイパピボットとボディ
板との間の止水を図ることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のワイパピボットにおいて、前記ピボットホル
ダは、前記仮止部材の外側において固定手段を介して前
記ボディ板に固定されることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、仮止部材とは関係なく、
ピボットホルダがボディ板に固定される。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のワイパピボットにおいて、前記ピボットホル
ダは、前記仮止部材の前記リング部に挿通されるととも
に前記ボディ板の表側に少なくとも一部が突出する筒部
を有し、前記筒部の外周面には、前記ボディ板の表側か
ら突出する位置にネジが形成され、前記ネジは、前記内
係合部に係合する前記被係合部となり、ナットが締め付
けられることで、前記ピボットホルダが前記ボディ板に
固定されることを特徴とする。
【0015】本発明によれば、リング部の挿通された筒
部にネジが形成されており、このネジにナットを締め付
けることで、ピボットホルダが前記ボディ板に固定され
る。したがって、仮止部材も、ピボットホルダとボディ
板との間に固定されるので、外れることがなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の
実施形態に係るワイパピボットの取付構造を示す図であ
る。同図において、ワイパピボット10がボディ板1に
取り付けられている。ワイパピボット10の取付には、
ナット2が使用される。
【0017】ボディ板1は、自動車のボディを構成して
おり、ワイパピボット10は、図示しないワイパ装置の
一部となる。ワイパピボット10を取り付けるために、
ボディ板1には取付孔1aが形成されている。
【0018】ワイパピボット10は、ワイパアーム(図
示せず)を揺動させるために回動するピボットシャフト
12と、このピボットシャフト12を回動自在に保持す
るピボットホルダ14と、仮止部材20と、を有する。
【0019】ピボットホルダ14は、筒部16と、この
筒部16の端部から広がって取付孔1aの内径よりも大
きくなった固定部18と、で構成される。そして、筒部
16を、ボディ板1の裏側から取付孔1aを介して挿通
すると、固定部18にて筒部16の挿通方向の抜け止め
が図られる。固定部18には、仮止部材20の係合部2
9を避けるために、凹部18aが形成されている。
【0020】筒部16には、取付孔1aから挿通される
側の端部から中央部にかけて、ナット2との締め付けが
可能なネジ16aが形成されている。そして、ピボット
ホルダ14は、ボディ板1の裏面側から筒部16を挿通
して、この筒部16のネジ16aにナット2を締め付け
て固定される。
【0021】本実施形態では、ナット2とボディ板1と
の間に、仮止部材20が介在している。仮止部材20
は、ナット2による締め付け前に、ピボットホルダ14
の仮り止めを行うものである。
【0022】図2は、仮止部材20の一部を切り欠いた
分解斜視図である。仮止部材20は、リング部22及び
止水部30からなる。
【0023】リング部22は、合成樹脂にて成形されて
おり、全体形状がほぼリング状をなす。詳しくは、リン
グ部22は、筒状をなして内周部となる内壁部24と、
この内壁部24の上端から外方向にリング状に延設され
る上壁部26と、上壁部26の外周端から立ち下がる外
壁部28と、で構成され、断面が下向きのコ字状をなし
ている。外壁部28は、内壁部24よりも高さにおいて
短くなっている。
【0024】リング部22には、複数の係合部29が設
けられている。各係合部29は、内壁部24の下端から
立ち下げられてから外方向に突出して、図1に示すよう
に、ボディ板1の取付孔1aに係合するようになってい
る。
【0025】本実施形態のように、2つの係合部29を
設ける場合には、内壁部24の下端の少なくとも180
°ずれた2つの位置に設けられることが好ましい。
【0026】なお、上壁部26には、係合部29に対応
して、型抜き孔26aが形成されている。型抜き孔26
aは、リング部22を上下の金型で成形するときに、係
合部29の外方向への突出部分を形成するための型抜き
として用いられる。
【0027】また、図2に示すように、ボディ板1の取
付孔1aには、係合部29の厚み分の切欠部1bを形成
してある。こうすることで、仮止部材20の回り止めを
図ることができる。
【0028】内壁部24の内壁面には、複数の係合部2
7が設けられている。この係合部27は、上記係合部2
9に対応する2つの位置で、内側に突出して形成されて
いる。そして、係合部27は、図1に示すように、ピボ
ットホルダ14の筒部16に形成されたネジ16aと係
合するようになっている。この係合によって、ピボット
ホルダ14の抜け止めが図られる。なお、2つの係合部
27は、ネジ16aのねじ山が、らせん状に傾斜してい
ることに対応して、高さが変えられていることが好まし
い。
【0029】次に、止水部30は、ゴム等の弾性部材に
て構成されている。詳しくは、止水部30は、リング部
22の内壁部24と外壁部28との間に密着状態ではめ
こまれる本体部32と、この本体部32の下端から外方
向にリング状に延設される外側凸部34と、本体部32
の下端から内方向にリング状に延設される内側凸部36
と、を有する。
【0030】内側凸部36は、内側の先端が三角形状に
突出しており、図1に示すように、ピボットホルダ14
の筒部16に密着するようになっている。詳しくは、筒
部16におけるネジ16aの下で、内側凸部36は密着
している。こうすることで、リング部22の内壁部24
と、ピボットホルダ14との間の止水を図ることができ
る。
【0031】内側凸部36には、嵌入孔36aが形成さ
れている。嵌入孔36aは、リング部22の係合部29
に対応して形成されており、この嵌入孔36aに係合部
29を嵌入するようになっている。嵌入孔36aは、図
1に示すように、係合部29の立ち下がる部位において
密着する大きさとなっている。したがって、嵌入孔36
aが形成されているものの、係合部29の外周において
止水が図られている。
【0032】また、止水部30は、底面にシール部38
を有する。シール部38は、止水部30の底面におい
て、リング状で断面が逆三角形をなす凸部として形成さ
れている。このシール部38は、図1に示すように、ボ
ディ板1に密着して取付孔1aへの水の侵入を防止でき
るようになっている。
【0033】また、内側凸部36は、図1に示すよう
に、仮止部材20の係合部29とピボットホルダ14の
筒部16との間に介在する。したがって、係合部29
は、筒部16及び内側凸部36によって、内側に変形し
にくくなって、取付孔1aに対する係合が外れないよう
になっている。
【0034】本実施形態は、上述したように構成されて
おり、以下その作用について説明する。図3は、本発明
を適用した実施形態におけるワイパピボットの取付作用
を説明する図である。
【0035】同図において、仮止部材20は、予めボデ
ィ板1に取り付けられている。詳しくは、ボディ板1の
表側から取付孔1aに係合部29を係合させて、仮止部
材20がボディ板1に取り付けられている。この取付作
業は、ボディ板1の表側からはめ込むという簡単な作業
で足りる。
【0036】次に、ボディ板1にピボットホルダ14を
取り付ける。具体的には、まず、ボディ板1の裏側か
ら、取付孔1aに筒部16を挿通する。そうすると、筒
部16に形成されたネジ16aと、仮止部材20の係合
部27とが係合する。こうして、ワイパピボット10の
仮り止めを行うことができるので、作業者がワイパピボ
ット10を保持している必要がない。また、ワイパピボ
ット10が仮り止めされると、係合部29の内側に筒部
16があるので、係合部29が内側に変形しにくい。こ
のことによって、係合部29の係合が外れにくくなって
いる。
【0037】続いて、ボディ板1の表側において、ナッ
ト2を、ピボットホルダ14の筒部16のネジ16aに
締め付けて、ワイパピボット10の取付が完了する。
【0038】本実施形態によれば、ワイパピボット10
の仮り止めを行えるのみならず、固定のためのナット2
によって、仮止部材20が挟まれるので、この仮止部材
20の外れ止めをも図ることができる。また、仮止部材
20が挟まれると、シール部38による止水効果も向上
する。さらに、本実施形態では、ナット2を締め付ける
ためのピボットホルダ14のネジ16aを、仮止のため
の被係合部としているため、ネジ16aを避けた下方位
置に被係合部を設ける必要がなく、筒部16のボディ板
1からの突出量が大きくなることがない。
【0039】次に、図4は、本発明を適用した他の実施
形態の構成を示す図である。また、図5は、本発明を適
用した他の実施形態の作用を説明する図である。これら
の図において、仮止部材20は上述したものと同一であ
る。ボディ板3には、取付孔3a及びボルト孔3bが形
成されており、仮止部材20は取付孔3aに取り付けら
れる。
【0040】また、ワイパピボット40は、筒部46及
び固定部48において、上述したワイパピボット10と
異なる。つまり、ワイパピボット40の筒部46には、
ネジが形成されていない代わりに、フランジ44が形成
されている。このフランジ44は、仮止部材20の係合
部27に対する被係合部となっている。
【0041】したがって、ボディ板3の取付孔3aに、
ワイパピボット40の筒部16を挿通すると、フランジ
44と係合部27とが係合して、ワイパピボット40の
仮止を図ることができる。
【0042】また、ワイパピボット40の固定部48に
は、ボルト42が設けられている。このボルト42は、
ボディ板3に形成されたボルト孔3bに挿通され、ナッ
ト4にて締め付けられる。こうして、ワイパピボット4
0の固定が行われる。
【0043】本実施形態においても、ワイパピボット4
0の仮り止めに加えて、仮止部材20の外れ止めを図る
ことができる。すなわち、仮止部材の係合部29の内側
には、ワイパピボットの筒部46が挿通されており、係
合部29が内側に変形しにくくなっている。したがっ
て、係合部29の係合が外れにくくなっている。しか
も、仮止部材20は、係合部29が取付孔3aに係合し
ていることの他に、係合部27がフランジ44に係合し
ているので、二重の係合力によって外れ止めが図られて
いる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るワイパピボットの取付
構造を示す図である。
【図2】仮止部材の一部を切り欠いた分解斜視図であ
る。
【図3】本発明を適用した実施形態におけるワイパピボ
ットの取付作用を説明する図である。
【図4】本発明の他の施形態に係るワイパピボットの取
付構造を示す図である。
【図5】本発明を適用した他の実施形態におけるワイパ
ピボットの取付作用を説明する図である。
【符号の説明】
1、3 ボディ板 2、4 ナット(固定手段) 1a、3a 取付孔 10、40 ワイパピボット 12 ピボットシャフト 14 ピボットホルダ 16 筒部 16a ネジ(固定手段) 20 仮止部材 22 リング部 24 内壁部(内周部) 27 係合部(内係合部) 29 係合部(外係合部) 30 止水部 42 ボルト(固定手段) 44 フランジ(被係合部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパアームを揺動するピボットシャフ
    トと、該ピボットシャフトを回動自在に保持するピボッ
    トホルダと、前記ピボットホルダをボディ板の裏側から
    該ボディ板の取付孔に挿通して係止する仮止部材と、を
    備えたワイパピボットにおいて、 前記仮止部材は、前記ボディ板の表側に配置されるリン
    グ部と、このリング部の内周部下端から延設されるとと
    もに径方向外側に突出して前記取付孔に係合する外係合
    部と、前記リング部の内周部から径方向内側に突出する
    内係合部と、を有し、 前記ピボットホルダは、前記リング部に挿通されるとと
    もに、前記内係合部と係合する被係合部を有することを
    特徴とするワイパピボット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワイパピボットにおい
    て、 前記リング部と前記ボディ板の表面との間及び前記リン
    グ部と前記ピボットホルダとの間に設けられる止水部材
    を有することを特徴とするワイパピボット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のワイパピボ
    ットにおいて、 前記ピボットホルダは、前記仮止部材の外側において固
    定手段を介して前記ボディ板に固定されることを特徴と
    するワイパピボット。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載のワイパピボ
    ットにおいて、 前記ピボットホルダは、前記仮止部材の前記リング部に
    挿通されるとともに前記ボディ板の表側に少なくとも一
    部が突出する筒部を有し、 前記筒部の外周面には、前記ボディ板の表側から突出す
    る位置にネジが形成され、 前記ネジは、前記内係合部に係合する前記被係合部とな
    り、ナットが締め付けられることで、前記ピボットホル
    ダが前記ボディ板に固定されることを特徴とするワイパ
    ピボット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1676761A1 (de) * 2004-12-29 2006-07-05 Robert Bosch Gmbh Scheibenwischvorrichtung

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EP1676761A1 (de) * 2004-12-29 2006-07-05 Robert Bosch Gmbh Scheibenwischvorrichtung

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