JPH1120824A - 2段置きパレット - Google Patents

2段置きパレット

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JPH1120824A
JPH1120824A JP18918597A JP18918597A JPH1120824A JP H1120824 A JPH1120824 A JP H1120824A JP 18918597 A JP18918597 A JP 18918597A JP 18918597 A JP18918597 A JP 18918597A JP H1120824 A JPH1120824 A JP H1120824A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上段載置部と下段載置部とを有する2段置き
パレットにおいて、上段載置部のはね上げを容易にする
ことで被運搬物の載置、取り出しを容易にする。同一方
向からの部品の載置、取り出しを容易にし、女子にとっ
ても扱いやすいパレットを提供する。 【解決手段】 上段載置部5を2分割された載置部構成
部材5a,5bによって構成し、これら載置部構成部材
を下段載置部4の周縁から立設する支柱3間に設けられ
た架設部材に回動自在に支持する。架設部材と載置部構
成部材との支持部分に、載置部構成部材の回動範囲を規
定する案内溝20a,20bと、載置部構成部材5a,
5bを所定位置においてロックする係止溝21a,21
bとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クーリングユニ
ットやブロワーユニット等の大型の被運搬物をまとめて
運搬するために利用される2段置きパレットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被運搬物を運搬するために用いら
れる2段置きパレットとしては、図6に示されるよう
に、被運搬物を載置可能とする下段載置部Aと、この下
段載置部Aの上方に設けられて被運搬物を載置可能とす
る上段載置部Bとを有し、これら上段載置部Aと下段載
置部Bとは、分割されていない1枚の床材C,Dをもっ
てそれぞれ構成され、それぞれの床材C,Dは動かない
ように支柱Eに固定されているものが多いが、パレット
によっては、上段載置部Bが人力をもってある部位を中
心にはね上げることができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
2段置きパレットにあっては、上段の床板Dが分割され
ていない1枚床となっているので、パレット巾が大きく
なるほど被運搬物を下段に積み込む際に上段載置部Bが
邪魔となり、下段載置部Aの奥に被運搬物を置きづらく
なる。したがって、上段載置部Bが固着されているもの
にあっては、同一方向からの被運搬物の積み込み作業、
取り出し作業が困難であった。
【0004】これに対して、上段載置部Bをはね上げる
ことができる2段置きパレットは、上段載置部Bのはね
上げによって下段載置部Aに被運搬物を容易に載置で
き、また、下段載置部Aから被運搬物を容易に取り出す
ことができる。しかし、上段載置部Bは、1枚の床板D
によって構成されているため、それ自体かなりの重量を
有し、特に女子にあっては上段載置部Bをはね上げるこ
とが困難となり、重労働を余儀なくされる。
【0005】そこで、この発明においては、上段載置部
のはね上げを容易にすることで被運搬物の載置、取り出
しを容易にし、引いては、同一方向からの部品の載置、
取り出しを容易にすると共に女子にとっても作業が容易
に行える2段置きパレットを提供することを課題として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明にか
かる2段置きパレットは、被運搬物を載置可能とする下
段載置部と、この下段載置部の上方に設けられて被運搬
物を載置可能とする上段載置部とを有し、前記上段載置
部は2分割された載置部構成部材によって構成され、こ
れら載置部構成部材を前記下段載置部の周縁から立設す
る支柱間に設けられた架設部材に回動自在に支持し、前
記架設部材と前記載置部構成部材との支持部分に、前記
載置部構成部材の回動範囲を規定する回動範囲規定手段
と、前記載置部構成部材を前記回動範囲内の所定位置に
おいてロックするロック手段とを設けたことを特徴とし
ている(請求項1)。
【0007】したがって、上段載置部は、これを構成す
る2分割された載置部構成部材がそれぞれ独立に回動範
囲規定手段によって規定される範囲にわたって回動可能
となり、ロック手段によって所定の回動位置で固定され
ることとなり、作業者は、上段載置部をはね上げた状態
をもって下段載置部に対して被運搬物の積み込み作業、
取り出し作業を行うことができる。また、上段載置部の
はね上げは、載置部構成部材毎にそれぞれの重量に相応
する力をもって行えば済むことから、従来よりも労力を
使わずに作業を行うことができる。
【0008】回動範囲規定手段とロック手段とは、載置
部構成部材を架設部材に設けられた支軸部をもって回動
自在に支持し、架設部材に支軸部から等距離の軌跡を有
する案内溝を設けると共に案内溝から支軸部に向かって
延びる係止溝を設け、載置部構成部材に回動に伴って前
記案内溝を移動する可動部を設け、前記支軸部と前記可
動部との距離を変更可能とする構成としてもよい(請求
項2)。
【0009】このような構成によれば、載置部構成部材
を持ち上げると、支軸部を中心として載置部構成部材の
可動部が案内溝に案内されながら移動し、載置部構成部
材の全体が回動する。この載置部構成部材は、案内溝の
範囲内で回動することとなるので、可動部が案内溝の終
端に当接すれば、載置部構成部材はそれ以上回動するこ
とがない。また、載置部構成部材を回動して可動部を係
止溝に臨ませ、この状態で可動部を支軸部に近づけるよ
う載置部構成部材を変位させると、係止溝に可動部が係
合し、載置部構成部材がその位置で固定されることとな
る。
【0010】ここで、回動範囲規定手段のより具体的な
構成例としては、架設部材に支軸部を中心とする中心角
にして略90度の円弧状溝を形成し、この円弧状溝に載
置部構成部材の可動部を挿通させ、載置部構成部材を水
平となる位置から鉛直となる位置まで回動できる構成と
するものが考えられる。また、ロック手段のより具体的
な構成例としては、円弧状溝の上部終端部に支軸部に向
かって延びる係止溝を続けて設け、載置部構成部材に支
軸部と可動部とを結ぶ仮想線上に長孔を設けてこの長孔
に支軸部を遊嵌し、載置部構成部材が鉛直となった状態
で長円に沿って載置部構成部材を下方へずらして可動部
を係止溝に導き、これによって載置部構成部材を鉛直状
態でロックする構成が考えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。図1乃至図3において、2段置きパ
レット1は、主として、矩形状の基台2と、この基台2
の四隅に設けられた支柱3と、被運搬物を載置するため
の下段載置部4と、この下段載置部4の上方に設けられ
る上段載置部5とにより構成されている。
【0012】基台2は、その四隅に支柱受け6を設け、
この支柱受け6に形成された保持凹部に支柱3の側面に
形成された隆起部を嵌合させて支柱受け6に支柱3をが
たつきなく保持するようにしている。また、各支柱3
は、支柱受け6に対して回動自在に連結されていると共
に上下に変位できるようになっており、支柱受け6の保
持凹部から支柱の隆起部が外れると、回動して折り畳む
ことができるようになっている。尚、この支柱3は、支
柱受け6に対して変位しないように溶着するものであっ
ても、支柱受け6を無くして基台の四隅に直接接合すも
のであってもよい。
【0013】下段載置部4は、基台2上にボルト等の適
当な手段によって取り外し可能に固定されている。この
下段載置部4は、2等分された2つの載置部構成部材4
a、4bによって構成され、それぞれの載置部構成部材
4a、4bは、床枠と、この床枠に固定された床板7
と、他方の載置部構成部材から遠ざかる床枠の辺に立設
された把手8とによって構成されている。この把手8
は、棒状の金属部材をコ字状に曲げてその両端部を床枠
に溶接するもの等によって構成されている。把手8より
内側には、この把手8に沿って立設された側板9が設け
られ、側板9の上部中央は、把手8を持ちやすくするた
めに矩形状に切り欠かれている。この下段載置部4は、
上述の態様に限るものではなく、取り外すことができな
いように基台2に直接溶着するものであっても、2分割
せずに1つの床材で構成するもの等であってもよい。
【0014】下段載置部4の側板9が存在しないパレッ
ト1の側面には、支柱3間の上部及び中部のそれぞれに
横杆10、11が水平に架設され、これら横杆中央部分
に保持板12が上下方向に架設され、これら横杆10、
11及び保持板12によって架設部材が構成されてい
る。したがって、架設部材によって連結された支柱同士
は同時に変位されるようになっている。
【0015】上段載置部5は、下段載置部4と同様に2
等分された2つの載置部構成部材5a、5bによって構
成され、それぞれの載置部構成部材5a、5bは、床枠
14と、この床枠14に固定された床板15と、他方の
載置部構成部材から遠ざかる床枠の辺に立設された把手
16と、前記保持板に沿って床枠から立設された連結板
17a、17bとによって構成されている。把手16
は、下段載置部4と同様に形成されおり、把手16より
内側には、この把手に沿う側板18が立設され、側板の
上部中央は、把手を持ちやすくするために矩形状に切り
かかれている。この上段載置部5の床板15は、床枠1
4と一体のものであっても、別体のものであってもよ
い。
【0016】連結板17a、17bは、各載置部構成部
材5a、5bに2つづつ対向して設けられ、一方の載置
部構成部材5aに設けられた連結板17aと他方の載置
部構成部材5bに設けられた連結板17bとは互いに並
設されている。連結板17a、17bとこれに対峙する
保持板12とは、各々の上部で連結されており、保持板
12には、その中心線寄りの部分で連結板17a、17
bを回転自在に支持する支持軸19a、19bが設けら
れ、この支持軸19a、19bをもって支軸部が構成さ
れている。
【0017】保持板12には、図4にも示されるよう
に、支持軸19a、19bから等距離の軌跡を有する円
弧状の案内溝20a、20bが形成され、この案内溝2
0a、20bは、支持軸19a、19bの上方に一方の
終端を有し、そこから中心角にして略90度の範囲にわ
たって形成されており、それぞれの連結板17a、17
bに対応する案内溝20a、20bは、互いに離れる方
向へ形成されている。また、各案内溝20a、20bの
上部終端には、それより下方へ延びる係止溝21a、2
1bが続いて形成されている。
【0018】連結板17a、17bと保持板12とは、
案内溝20a、20bの曲率中心となる部分で支持軸1
9a、19bによって連結され、載置部構成部材5a、
5bは、この支持軸19a、19bを中心として回動で
きるようになっている。また、連結板17a、17bに
は、支持軸19a、19bから前記曲率半径だけ離した
部位に可動軸22a、22bが設けられ、この可動軸2
2a、22bが案内溝20a、20bに挿入されて摺動
されるようになっている。この可動軸22a、22b
は、載置部構成部材5a、5bを水平にした状態で案内
溝20a、20bの下部終端に位置すると共に、載置部
構成部材5a、5bを回動させて鉛直に立てた状態で案
内溝20a、20bの上部終端に位置するように設けら
れており、この可動軸22a、22bによって可動部が
構成されている。
【0019】また、前記支持軸19a、19bは、保持
板12に対しては遊びなく固定され、連結板17a、1
7bに対しては、この連結板17a、17bに形成され
た長孔23a、23bに遊嵌されており、長孔23a、
23bの範囲内で連結板17a、17bが変位するよう
になっている。この長孔23a、23bは、支持軸19
a、19bと可動軸22a、22bとを結ぶ仮想線上に
延設されたものとなっており、したがって、支持軸19
a、19bを案内溝20a、20bの上部終端に位置さ
せた場合に、連結板17a、17bを長孔23a、23
bに沿って下方へ移動させると、可動軸22a、22b
を係止溝21a、21bに導くことができるようになっ
ている。
【0020】上記支持軸19a、19bの構成例として
は、保持板12に形成された通孔と連結板17a、17
bに形成された長孔23a、23bとにボルトを通し、
このボルトにナットを螺合させるものが、また、可動軸
22a、22bの構成例としては、連結板に形成された
通孔と保持板12に形成された案内溝20a、20bと
にボルトを通し、このボルトにナットを螺合させるもの
がそれぞれ考えられる。各軸のがたつきをなくす為に、
支持軸19a、19bにあっては保持板12に対して溶
着されることが、また、可動軸22a、22bにあって
は連結板17a、17bに対して溶着されることが好ま
しい。
【0021】さらに、中程の横杆11には、支柱の近傍
において、図3に特に示されるように、載置部構成部材
5a、5bを水平状態とした場合にこの載置部構成部材
5a、5bを支持する保持リブ25が設けられている。
この保持リブ25はコ字状の棒材によって構成され、両
端を横杆11に接合して全体を水平に保ち、載置部構成
部材5a、5bの床枠14を上方から受けるようになっ
ている。これに対して、載置部構成部材5a、5bの床
枠14には、床板に対して直角方向に突出する突部材2
6が接合されている。
【0022】この突部材26は、載置部構成部材5a、
5bを水平にした際に前記保持リブ25によって囲まれ
た部分に挿入されるようになっており、これら突部材2
6と保持リブ25とによって載置部構成部材5a、5b
に係る荷重を分担し、載置部構成部材5a、5bのがた
つきを防止し、載置部構成部材5a、5bの位置決めを
行い、あるいは、支持軸19a、19b等が万が一外れ
た場合に載置部構成部材がパレットの外側に飛び出るの
を抑える等の効果を期待できる。
【0023】上記構成において、水平状態に置かれた載
置部構成部材5a(又は、5b)を人力ではね上げるに
は、パレット1の側方へ寄って把手16をつかみ、載置
部構成部材5a(又は、5b)を持ち上げるように上方
へ力をかける。すると、載置部構成部材5a(又は、5
b)は、支持軸19a(又は、19b)を中心として回
動し、これに伴って可動軸22a(又は、22b)が案
内溝20a(又は、20b)に沿って移動する(図4
(a)参照)。さらに載置部構成部材5a(又は、5
b)を回動させて可動軸22a(又は、22b)が案内
溝20a(又は、20b)の上部終端に当接すると、こ
の時点で載置部構成部材5a(又は、5b)はそれ以上
回動されない。この時点で連結板17a(又は、17
b)に形成された長孔23a(又は、23b)は、鉛直
方向になるので、載置部構成部材5a(又は、5b)
は、その自重によって長孔23a(又は、23b)に沿
って変位し、可動軸22a(又は、22b)が係止溝2
1a(又は、21b)に係合される(図4(b)参
照)。したがって、可動軸22a(又は、22b)が係
止溝21a(又は、21b)に係合した時点で載置部構
成部材5a(又は、5b)から手を離しても載置部構成
部材5a(又は、5b)は倒れずに鉛直に立った状態を
保つ。
【0024】逆に、鉛直状態に保持された載置部構成部
材5a(又は、5b)を水平状態に戻すには、係止溝2
1a(又は、21b)に係合された可動軸22a(又
は、22b)を外すために載置部構成部材5a(又は、
5b)を一度上方へ持ち上げ、しかる後に案内溝20a
(又は、20b)に沿って倒せばよい。つまり、前記は
ね上げ操作と逆の操作を行えばよい。
【0025】次に、このパレット1を実際に使用する態
様を説明すると、図5に示されるように、作業現場にお
いて回転テーブル27上にパレット1を置き、予め上段
の載置部構成部材5a、5bを鉛直に立てておく。この
状態で、作業者が一方の側方に立って被運搬物28の載
置動作を行う場合には、先ず、作業者から見て手前とな
る下段の載置部4に被運搬物28を載置し(工程)、
この部分の積み込むが完了したら作業者から向かって手
前に位置する載置部構成部材5aを水平に倒し、この上
段の載置部5に被運搬物28を載置する(工程)。手
前側の上下段が載置し終わった後は、回転テーブル27
を180度回転して再び手前にくる下段の載置部から被
運搬物を載置し(工程)、しかる後に残りの載置部構
成部材5bを水平に倒し、この載置部構成部材上に被運
搬物28を載置する(工程)。これにより、被運搬物
28を積み込み作業は完了し、以後、フォークリフト等
によってパレットを所望の位置へ移動させればよい。
【0026】また、逆にパレットに詰め込まれた被運搬
物28を取り出すには、前記工程の逆を行なえばよく、
手前の上段載置部から被運搬物を取り出し(工程)、
取り出し終わった後に手前の載置部構成部材をはね上
げ、下段の載置部から手前にある被運搬物を取り出し
(工程)。しかる後に回転テーブルを180度回転さ
せ、再び手前にくる上段の載置部上の被運搬物を取り出
し(工程)、取り出し終わった時点で残りの載置部構
成部材をはね上げ、その後、下段の載置部にある残りの
被運搬物を取り出せば取り出し作業は完了する(工程
)。
【0027】したがって、載置部構成部材5a、5bを
はね上げることによって下段載置部4の上方に被運搬物
が上段載置部5と干渉しないだけの充分なスペースを確
保することができ、被運搬物の積み降ろし作業を容易に
することができる。また、パレット自体が作業者から見
て奥行きが長い場合には、上段載置部の載置部構成部材
が一枚板であればはね上げが困難となるが、本構成例に
あっては、上段の載置部が中程で分割されて手前の載置
部構成部材と奥側の載置構成部材とをそれぞれ独立には
ね上げることができるので、はね上げ作業も容易とな
り、女子によっても過労力なく操作することができる。
【0028】上述した構成のパレットは、被運搬物を降
ろした後、又は不使用時に上段の載置部構成部材5a,
5bを取り外し、必要により下段の載置部構成部材4
a,4bも取り外すことによって支柱3を折り畳み、パ
レット自体の容積を小さくして空になったパレットの運
搬を容易にすると共にパレットの収納スペースや保管場
所を大幅に削減することができる。尚、上述のパレット
にあっては、側板9、18が設けられていない面、即ち
横杆10、11や保持板12が設けられる面において
も、載置部に載置された被運搬物の脱落を防ぐために側
板を付設するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
2段置きパレットの上段載置部を2分割の載置部構成部
材によって構成し、これら載置部構成部材を下段載置部
の周縁から立設する支柱間に設けられた架設部材に回動
自在に支持し、架設部材と載置部構成部材との支持部分
に載置部構成部材の回動範囲を規定する回動範囲規定手
段と、載置部構成部材を所定の位置で回動しないように
固定するロック手段とを設けたので、作業者は、各載置
部構成部材をそれぞれの重量に相応する力をもってはね
上げればよく、従来よりも労力を使わずして上段載置部
のはね上げを行え、被運搬物の載置、取り出し作業を女
子によっても容易に行うことができるようになる。ま
た、上段載置部のはね上げによって下段載置部の上方に
充分な空間を確保できるので、巾広いパレットにあって
も下段載置部の奥まで被運搬物を容易に積み込むことが
でき、また取り出しも容易に行える。
【0030】可動範囲規制手段とロック手段とを、架設
部材の支軸部に載置部構成部材を回動自在に支持し、架
設部に支軸部から等距離の軌跡を有する案内溝を形成
し、載置部構成部材に回動に伴って案内溝を移動する可
動部を設け、支軸部に向かって延びる係止溝を案内溝か
ら延設し、支軸部と可動部との距離を変更できる構成と
する場合には、各載置部構成部材を勢いよく持ち上げて
も、案内溝によって規定される可動範囲以上に載置部構
成部材が動くことはないので、載置部構成部材の予期し
ない動きや載置部構成部材の過変位を無くすことがで
き、作業の安全を図ることができる。また、ロック手段
によって載置部構成部材の位置が固定されるので、載置
部構成部材を手で支えながら被運搬物を積み込んだり取
り出す必要もなくなり、作業効率の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係る2段置きパレットの全
体を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す2段置きパレットの正面図
であり、上段載置部の載置部構成部材の動きを示す図で
ある。
【図3】図3は、上段載置部の載置部構成部材がはね上
げられている状態を示す一部拡大の斜視図図である。
【図4】図4は、保持部材と載置部構成部材の連結板と
の関係を示す図であり、図4(a)は、載置部構成部材
が水平となっている状態を示し、図4(b)は、載置部
構成部材が鉛直状態となっている状態を示す。
【図5】図5は、被運搬物の積み込み作業又は取り出し
作業の工程を示す説明図である。
【図6】図6は、従来の2段置きパレットを示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 パレット 3 支柱 4 下段載置部 5 上段載置部 5a,5b 載置部構成部材 10、11 横杆 12 保持板 17a,17b 連結板 19a,19b 支持軸 20a,20b 案内溝 21a,21b 係合溝 22a,22b 可動軸 23a,23b 長孔 28 被運搬物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被運搬物を載置可能とする下段載置部
    と、この下段載置部の上方に設けられて被運搬物を載置
    可能とする上段載置部とを有し、前記上段載置部は2分
    割された載置部構成部材によって構成され、これら載置
    部構成部材を前記下段載置部の周縁から立設する支柱間
    に設けられた架設部材に回動自在に支持し、前記架設部
    材と前記載置部構成部材との支持部分に、前記載置部構
    成部材の回動範囲を規定する回動範囲規定手段と、前記
    載置部構成部材を前記回動範囲内の所定位置においてロ
    ックするロック手段とを設けたことを特徴とする2段置
    きパレット。
  2. 【請求項2】 前記載置部構成部材を前記架設部材に設
    けられた支軸部をもって回動自在に支持し、前記架設部
    材に前記支軸部から等距離の軌跡を有する案内溝を設け
    ると共に前記案内溝から前記支軸部に向かって延びる係
    止溝を設け、前記載置部構成部材に回動に伴って前記案
    内溝を移動する可動部を設け、前記支軸部と前記可動部
    と距離を変更できるようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の2段置きパレット。
JP18918597A 1997-06-30 1997-06-30 2段置きパレット Expired - Fee Related JP3218429B2 (ja)

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