JPH1121282A - エポキシ化合物及び粘着性組成物 - Google Patents

エポキシ化合物及び粘着性組成物

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JPH1121282A
JPH1121282A JP19206997A JP19206997A JPH1121282A JP H1121282 A JPH1121282 A JP H1121282A JP 19206997 A JP19206997 A JP 19206997A JP 19206997 A JP19206997 A JP 19206997A JP H1121282 A JPH1121282 A JP H1121282A
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acid
compound
formula
epoxy
group
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JP19206997A
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Hideyuki Takai
英行 高井
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規なエポキシ化合物および耐屈曲性、耐衝
撃性、密着性に優れる粘着性組成物を提供する。 【解決手段】 下記式(1)で表されるエポキシ化合物
である。また、当該エポキシ化合物からなる粘着性組成
物である。本発明にかかるエポキシ化合物は、同一分子
中に分子鎖内部エポキシと共に分子末端または側鎖に少
なくとも1個のエポキシとを有するため、アミン系の硬
化剤で容易に硬化し、かつ硬化物が耐屈曲性、耐衝撃
性、密着性に優れる。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一分子中に、分
子鎖内部のエポキシ環(以下、実施例を除きエポキシ環
というときは水素原子がメチル基に置換されたエポキシ
環を含む。)と共に分子末端または側鎖に少なくとも1
個のエポキシ環を有するエポキシ化合物、および当該エ
ポキシ化合物からなりアミン系の硬化剤で容易に硬化す
る耐屈曲性、耐衝撃性、密着性に優れる粘着性組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】エポ
キシ樹脂としてビスフェノールA型やF型のエポキシ樹
脂、フェノールやクレゾールから得られるノボラック型
エポキシ樹脂等が知られているが、これらの硬化物は固
くてもろい場合が多い。
【0003】これに対し、不飽和脂肪酸やゴム系化合物
のエポキシ化合物であって炭素−炭素二重結合を酸化し
て得たエポキシ環を分子鎖内部に有するものは、炭素鎖
の構造自体がフレキシブルであり硬化後も可撓性があ
る。しかし、分子鎖内部のエポキシ環はアミン系化合物
との反応性が低く、低温硬化ができない場合が多い。こ
のため内部エポキシ環を有するエポキシ樹脂は、耐熱性
のないものや熱硬化できないものであり、接着にはあま
り使用されていない。
【0004】一方、環境保全の観点から、塗料などの粘
着性組成物の脱溶剤の動きの一つとして水系の組成物が
近年注目されている。しかし分子鎖内部にエポキシ環を
持つエポキシ化合物は、アミンとの反応が困難であるた
め親水性に劣り、親水性を有する粘着性組成物として用
いられていない。従って、可撓性を有する新たなエポキ
シ化合物の開発や硬化物が耐屈曲性、耐衝撃性、密着性
に優れ、親水性を有する粘着性組成物の開発が期待され
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、同一分子内
に分子鎖内部のエポキシ環と共に分子末端または側鎖に
エポキシ環を有するエポキシ化合物が、アミン系の硬化
剤との反応性に優れかつ得られた硬化物が耐衝撃性、耐
屈曲性、密着性に優れることを見い出し、本発明を完成
させるに至った。
【0006】すなわち本発明は、式(1)で表されるエ
ポキシ化合物を提供するものである。また、式(1)に
おけるR2が、式(2)、(3)、(4)で表される置
換基であることを特徴とするエポキシ化合物を提供する
ものである。更に、前記エポキシ化合物からなる粘着性
組成物を提供するものである。以下、本発明を詳細に説
明する。
【0007】
【化5】
【0008】
【化6】
【0009】
【化7】
【0010】
【化8】
【0011】
【発明の実施の形態】エポキシ化合物 本発明のエポキシ化合物は、上記式(1)で表される化
合物である。式中、R1の分岐を含んでいてもよい炭素
数1〜10のアルキル基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等が例示
でき、これらの中でも炭素数2〜5のアルキル基である
ことが好ましい。R2は、少なくとも鎖端または側鎖に
エポキシ環を有する置換基であり、上記式(2)、
(3)または(4)で表される置換基であることが好ま
しい。式(2)で表される好ましい置換基として、2,
3−エポキシプロピル基、3,4−エポキシブチル基、
2−メチル−3,4−エポキシブチル基、3−メチル−
3,4−エポキシブチル基が例示できる。また、式
(3)中における好ましいR4としては、トリメチレ
ン、テトラメチレン、メチルテトラメチレン、ペンタメ
チレン、プロピレン、ヘキシルテトラメチレンが例示で
きる。また、式(4)で表される置換基の好ましいもの
としては、基の鎖内部および側鎖にエポキシ環を有する
数平均分子量500〜5000のポリエン鎖が例示され
る。更に、その末端に式(1)を構成するエポキシ化さ
れた不飽和脂肪酸残基がエステル結合したものが例示さ
れる。式(1)において、m1は1〜10の整数を示
し、特に好ましくは2〜6である。またm2は0〜10
までの整数を示し、特に好ましくは0〜1である。更
に、m1およびm2の合計は1〜20までの整数を示
し、特に好ましくは4〜6である。この範囲で十分な粘
着性を発揮し得るからである。nは、1〜20の整数を
示し、特に好ましくは1〜7である。なお、m1、m2
およびn個の各基の結合順序は任意である。不飽和脂肪
酸は、混合物で入手されることが多く、しかも結合位置
によって硬化物の物性に大差はないからである。
【0012】エポキシ化合物の製造方法 (1)原料 本発明のエポキシ化合物は、下記式(6)で表される不
飽和脂肪酸またはその誘導体(A)を少なくとも分子末
端または側鎖に炭素−炭素二重結合を有する1価または
2価のアルコールでエステル化し、下記式(7)で表さ
れる不飽和脂肪酸誘導体(B)を得た後、不飽和脂肪酸
誘導体(B)を酸化反応によりエポキシ化して製造する
ことができる。
【0013】
【化9】
【0014】式(6)で表される不飽和脂肪酸またはそ
の誘導体(A)において、R1は、エポキシ化合物を表
す式(1)のR1と同じものである。また、R11の炭素
数1〜10のアルキル基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等が例示
できる。また、アリール基としてはフェニル基、o−ト
ルイル基、m−トルイル基、p−トルイル基、α−ナフ
チル基が例示できる。アルケニル基としては、ビニル
基、プロペニル基、イソプロペニル基が例示できる。こ
れらの中でも炭素数2〜5のアルキル基であることが好
ましく、特にはエチル基またはメチル基が好ましい。入
手及び精製が容易だからである。
【0015】式(6)で表される不飽和脂肪酸またはそ
の誘導体(A)の好ましいものとしては炭素数16〜2
2、特には20〜22の不飽和脂肪酸のエステル誘導体
であり、mが4〜6、nが1〜7のものである。不飽和
脂肪酸としては、炭素数16のヘキサデカトリエン酸
(6,10,14−ヘキサデカトリエン酸、6,9,1
2−ヘキサデカトリエン酸、7,10,13−ヘキサデ
カトリエン酸)、ヘキサデカテトラエン酸、炭素数18
のオクタデカテトラエン酸(4,8,12,15−オク
タデカテトラエン酸)、炭素数21のヘンエイコサペン
タエン酸(6,9,12,15,18−ヘンエイコサペ
ンタエン酸)、炭素数20のエイコサテトラエン酸
(5,8,11,14−エイコサテトラエン酸、4,
8,12,16−エイコサテトラエン酸)、エイコサペ
ンタエン酸(5,8,11,14,17−エイコサペン
タエン酸、4,8,12,15,18−エイコサペンタ
エン酸)、炭素数22のドコサテトラエン酸(10,1
3,16,19−ドコサテトラエン酸)、ドコサペンタ
エン酸(7,10,13,16,19−ドコサペンタエ
ン酸)、ドコサヘキサエン酸(4,7,10,13,1
6,19−ドコサヘキサエン酸、4,8,12,15,
18,21−ドコサヘキサエン酸、4,8,11,1
4,17,20−ドコサヘキサエン酸)の各不飽和脂肪
酸が例示される。本発明のエポキシ化合物の製造に使用
できる不飽和脂肪酸の誘導体としては、上記不飽和脂肪
酸のメチルエステル体やエチルエステル体が好ましい。
【0016】式(6)で表される化合物と反応させる少
なくとも分子鎖末端または側鎖に炭素−炭素二重結合を
有する1価または2価のアルコールとして、下記式
(8)、(9)、(10)で表される化合物が例示でき
る。
【0017】
【化10】
【0018】式(8)で表される好ましい化合物として
アリルアルコール、2−メチルアリルアルコール、イソ
プレノールがある。式(9)で表される好ましい化合物
としてγ−ブチロラクトン、ε−カプロラクトン、δ−
バレロラクトン、δ−デカラクトン等のラクトン類の1
〜20個、より好ましくは1〜10個の重合体と、上記
(7)で表される化合物とのエステル結合物がある。ま
た、式(10)中、k6およびk7は各々1〜150で
あることが好ましく、より好ましくは各々2〜130で
ある。式(10)で表される好ましい化合物としては、
数平均分子量500〜5000である水酸基両末端のポ
リブタジエン(日本曹達(株)製「G−1000」、
「G−3000」、出光石油化学(株)製「R−15H
T」、「R−45HT」)がある。これより、式(7)
におけるR12は、式(8)、(9)または(10)で表
される化合物のアルコール残基であることが好ましい。
なお、式(10)の化合物を用いたときは、その両端が
前記不飽和脂肪酸またはその誘導体(A)でエステル化
されていてもよい。
【0019】不飽和脂肪酸またはその誘導体(A)と少
なくとも分子末端または側鎖に炭素−炭素二重結合を有
する1価または2価ののアルコールとを反応させ不飽和
脂肪酸誘導体(B)を得る方法は、特に限定を受けない
が、通常の酸触媒またはカルボン酸のクロル化剤を用い
て酸クロライドを経由するエステル化法、エステル交換
法等が好ましい。
【0020】(2)エステル化 例えば、エステル交換反応は、不飽和脂肪酸誘導体
(A)100重量部に対し少なくとも分子末端または側
鎖に炭素−炭素二重結合を有する1価または2価のアル
コールを50〜200重量部、特には60〜190重量
部使用することが好ましい。また反応は、常圧下でもよ
いが減圧下でも反応させることができる。減圧下で反応
させる場合は600mmHg以下、好ましくは500m
mHg以下の減圧下で行う。反応温度は、120〜25
0℃、特には150〜220℃で行うことが好ましい。
反応時の着色及びゲル化を防止するためである。
【0021】エステル交換には触媒を使用することがで
きる。使用できる触媒としては、スズ化合物、チタン化
合物、アルミニウム化合物、亜鉛化合物、モリブデン化
合物及びジルコニウム化合物等を使用することができ
る。これらの中でも取り扱い易さ、低毒性、反応性、無
着色性、熱安定性等からスズ化合物、チタン化合物、ア
ンチモン化合物が好ましく用いられる。スズ化合物とし
ては、たとえば塩化第一スズ、オクチル酸第一スズ、モ
ノブチルスズオキシド、モノブチルスズトリス(2−エ
チルヘキシルヘキサネート)等のモノブチルスズ化合
物、ジブチルスズオキシド等のジブチルスズ化合物が挙
げられる。チタン化合物としては、テトラブトキシチタ
ネート、テトラブチルチタネート、テトライソプロピル
チタネートが挙げられる。アンチモン化合物としては、
三酸化アンチモン等が挙げられる。これらの触媒は単独
でも2種以上を併用してもよい。
【0022】(3)エポキシ化 本発明で提供されるエポキシ化合物は、不飽和脂肪酸誘
導体(B)を酸化反応によりエポキシ化して得ることが
できる。酸化反応は、酸化剤を使用して行うことができ
る。
【0023】酸化剤としては、不飽和結合をエポキシ化
できて工業的に製造可能なものであれば特に制限は無
く、過酢酸、過ギ酸、過プロピオン酸、過安息香酸等の
有機過酸、t−ブチルハイドロパーオキシド、クミルハ
イドロパーオキシド、テトラリルハイドロパーオキシ
ド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキシド等の
ハイドロパーオキシド類、過酸化水素等を例として挙げ
ることができる。これらの中でも無水の過酢酸を使用す
ることが好ましい。反応時のエポキシの開環を防ぐこと
ができるからである。
【0024】エポキシ化の際には必要に応じて触媒を用
いることができる。例えば、酸化剤として過酢酸等の過
酸を使用する場合には、炭酸ソーダ等のアルカリや硫酸
等の酸を触媒として用いることができる。また、ハイド
ロパーオキシド類を酸化剤として使用する場合には、タ
ングステン酸と苛性ソーダの混合物を過酸化水素と共
に、または有機酸を過酸化水素と共に、またはモリブデ
ンヘキサカルボニルをt−ブチルハイドロパーオキシド
と共に使用することができる。
【0025】不飽和脂肪酸誘導体(B)の二重結合1個
に対する酸化剤の使用モル比は、理論的には1である
が、実際には0.05〜3の範囲、特には0.1〜2の
範囲であることが好ましい。モル比が3よりも大きい場
合は、不飽和脂肪酸誘導体中の二重結合の転化率及び反
応時間の短縮の点で好ましいが、過剰の酸化剤による副
反応や酸化剤の選択率及び未反応の酸化剤の回収に多大
な費用を要するため、好ましくない。逆にモル比が0.
05未満の場合、酸化剤の転化率、選択率、酸化剤によ
る生成物の副反応を防ぐという点で好ましいが、エポキ
シ環導入率が低すぎ、また、未反応不飽和脂肪酸誘導体
の回収に多大な費用を要する等の欠点がある。
【0026】エポキシ化の際、酸化剤の使用量を変更
し、あるいは反応時間を変更する等によりエポキシ化
率、エポキシ環数を調整することができる。なお、本発
明においては、上記エポキシ化により不飽和脂肪酸誘導
体(B)の分子内部炭素−炭素二重結合と分子末端また
は側鎖の炭素−炭素二重結合とは同程度にエポキシ化さ
れる。
【0027】エポキシ化の反応温度は、エポキシ化反応
が酸化剤の分解反応に優先するような上限値以下で行
い、例えば、過酢酸を使用する場合は、70℃以下、t
−ブチルハイドロパーオキシドを使用する場合には、1
50℃以下が好ましい。反応温度が低いと、反応完結に
長時間を要するので、過酢酸あるいは、t−ブチルハイ
ドロパーオキシドを使用する場合は、20℃以上で行う
ことが好ましい。
【0028】エポキシ化反応には、酸化剤の希釈による
安定化等のため溶媒を使用することができる。具体的に
は、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族類、クロ
ロホルム、ジメチルクロライド、四塩化炭素、クロロベ
ンゼン等のハロゲン化物、酢酸エチル、酢酸ブチル等の
エステル化合物、アセトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン化合物、1,2−ジメトキシエタン等のエーテ
ル化合物等を用いることができる。なお、反応は、原料
および製品の着色を防ぐため、窒素雰囲気下で行うこと
が好ましい。
【0029】酸化剤の滴下終了後の熟成時間は、反応速
度によっても変わるが通常1〜5時間である。熟成時間
が1時間未満の場合、二重結合の転化率が低く実用的で
はない。また、5時間以上になると、たとえば過酸化物
として過酢酸を用いた場合、エポキシ化物と酢酸の付加
反応が増大し、収率低下、製品の粘度上昇の原因となる
ので好ましくない。
【0030】エポキシ化合物を含む反応粗液は、酸化剤
として有機酸を用いた場合は、生成物のエポキシの開環
を防ぐために、反応粗液を水洗あるいは中和し、有機酸
を除去することが好ましい。中和に用いるアルカリ水溶
液としては、例えば、NaOH、KOH、K2CO3、N
2CO3、NaHCO3またはNH3等の水溶液を使用す
ることができる。また中和後は水洗することが好まし
い。次いでエポキシ化合物を含む反応粗液を薄膜式蒸発
器によって蒸留し、精製することができる。
【0031】用途 本発明のエポキシ化合物は分子末端または側鎖にエポキ
シ環を有し、二液型、一液型、熱硬化型、光硬化型など
のタイプに応じて選択し、各種の粘着性組成物である接
着剤、シーラントおよびコーティング組成物として用い
ることができ、これらの硬化物の強度および耐熱性を上
げることができる。これらを配合した粘着性組成物は、
親水性塗料、シーラント剤、コーティング剤、インキ、
繊維、FRP、SMC、アスファルト、ポリマーアロイ
として有用である。
【0032】以下、本発明のエポキシ化合物を用いて粘
着性組成物を製造するに際し使用し得る配合物、粘着性
組成物について説明する。 (1)硬化剤 本発明のエポキシ化合物に配合し得るアミン系硬化剤と
しては、例えばエチレンジアミン、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミ
ン、ジプロピレンジアミン、ジエチルアミノプロピルア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、メンセンジアミン、イ
ソホロンジアミン、ビス(アミノメチル)シクロヘキサ
ン、N−アミノエチルピペラジン、3,9−ビス(3−
アミノプロピル)−2,4,8,10−テトラオキサス
ピロ〔5.5〕ウンデカン、m−キシリレンジアミン、
ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルホ
ン、ジアミノジエチルジフェニルメタン等の芳香族ポリ
アミン、ベンジルジメチルアミン、2−(ジメチルアミ
ノメチル)フェノール、テトラメチルグアニジン、N,
N−ジメチルピペラジン、トリエチレンジアミン、1,
8−ジアザビスシクロ[5.4.0]ウンデセン、トリ
エタノールアミン、ピペラジン、ピロリジン、ポリアミ
ドアミン、フッ化ホウ素モノエチルアミン錯体等の第2
級または第3級アミン等が挙げられる。
【0033】酸無水物系硬化剤としては、無水メチルナ
ジック酸、ドデセニル無水コハク酸、テトラヒドロ無水
フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルコンドメ
チレンテトラヒドロ無水フタル酸、無水クロトン酸、エ
チレングリコール無水トリメリット酸エステル、メチル
テトラヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フ
タル酸等が挙げられる。
【0034】エポキシ化合物と酸無水物系硬化剤を反応
させる際の硬化触媒として、ベンジルトリエチルアンモ
ニウムクロライドあるいはブロマイド、テトラメチルア
ンモニウムクロライドあるいはブロマイド等の4級アン
モニウム塩、ジメチルスズビス(メチルマレート)、ジ
メチルスズビス(エチルマレート)、ジメチルスズビス
(ブチルマレート)、ジブチルスズビス(メチルマレー
ト)等のスズ系触媒、あるいはトリフェニルホスフィ
ン、テトラフェニルホスホニウムクロライドあるいはブ
ロマイド等のリン化合物、イミダゾール、2−メチルイ
ミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2
−フェニルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾー
ル、2−ヘプタデシルイミダゾール、1−ベンジル−2
−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチル
イミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダ
ゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイ
ミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダ
ゾール等のイミダゾール類、アルミニウムイソプロポキ
サイド等のアルミニウム系触媒を使用することもでき
る。
【0035】水酸基系硬化剤としては、例えば、ブタノ
ール、エタノール、プロパノール、エチレングリコー
ル、トリメチロールプロパン、などのアルコール類、β
ーヒドロキシエチル(メタ)アクリレートあるいはβ−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートにカプロラクト
ンを付加した重合性単量体(ダイセル化学製PCLFA
‐l、PCLFM‐1)、4−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、(メタ)アクリル酸にエチレンオキ
サイドあるいはプロピレンオキサイドなどを付加した重
合性モノマー(日本油脂製ブレンマーPP、ブレンマー
PE)等のヒドロキシル基含有モノマーのアクリル重合
体を例示することができる。
【0036】また、エポキシ化合物と水酸基系硬化剤と
を反応させる触媒として、アミン系、アルカリ系及び酸
系の触媒が好適に用い得る。このような触媒として4−
メチルイミダゾール等のイミダゾール類、トリス(ジメ
チルアミノ)フェノール、N,N‐ジメチルベンジルア
ミン等の3級アミン類、KOH、NaOH等の無機アル
カリ類、ナトリウムアルコラート等のアルコラート類が
使用できる。また酸系触媒としては、カチオン重合触媒
反応を促進するリン酸、リン酸のエステル類、あるいは
酸性リン酸基含有(メタ)アクリレート、シュウ酸、コ
ハク酸、トリメリツト酸、p‐トルエンスルホン酸等の
酸性度の高い触媒を含有することが望ましい。これらの
触媒は、エポキシ化合物および硬化剤の合計に対して
0.1ppmからl0%、好ましくは10ppmから2
%の範囲である。0.1ppm以下では硬化促進効果が
乏しく、10%以上では塗膜物性の低下を招く。
【0037】また硬化剤としては、シラノール基または
加水分解性アルコキシシリル基を有するもの、およびこ
れをアクリル系樹脂に導入した化合物も例示できる。具
体的にはγ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキ
シシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリエト
キシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリプ
ロポキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメ
チルジエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロ
ピルメチルジプロポキシシラン、γ−(メタ)アクリロ
キシブチルフェニルジメトキシシラン、γ−(メタ)ア
クリロキシブチルフェニルジエトキシシラン、γ−(メ
タ)アクリロキシブチルフェニルジプロポキシシラン、
γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルメトキシシ
ラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルエト
キシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルフェニ
ルメチルメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプ
ロピルフェニルメチルエトキシシランなどを使用するこ
とができる。
【0038】エポキシ化合物とシラノール基、加水分解
性アルコキシシリル基とを反応させる際の触媒として、
カチオン重合反応を促進し、好適なポットライフを与え
る公知のアルミニウムキレート、チタンキレート、ジル
コニウムキレート化合物触媒を含有することができる。
これらのキレート化合物の中でもケト、エノール互変異
性を構成し得る化合物を安定なキレート環を形成する配
位子として含むキレート化合物が望ましい。ケト、エノ
ール互変異性を構成し得る化合物としては、β−ジケト
ン類(アセチルアセトン等)、アセト酢酸エステル類
(アセト酢酸メチル等)、マロン酸エステル類(マロン
酸エチル等)、およびβ位に水酸基を有するケトン類
(ジアセトンアルコール等)、β位に水酸基を有するア
ルテヒド類(サリチルアルデヒド等)、β位に水酸基を
有するエステル類(サリチル酸メチル)等を使用するこ
とができる。特にアセト酢酸エステル類、β−ジケトン
類を使用するのが好適である。アルミニウムキレート化
合物、ジルコニウムキレート化合物、およびチタニウム
キレート化合物のいずれか一種類あるいは数種類を混合
してもよい。キレート化合物の配合量は、エポキシ化合
物および硬化剤の合計を100重量部とした場合に、
0.01〜30重量部の範囲が好ましく、より好ましく
は0.05〜l5重量部の範囲であり、さらに好ましく
は0.5〜10重量部の範囲である。触媒量が0.01
重量部より少ないと架橋硬化性が低下する傾向にあり、
逆に触媒量が30重量部より多いと硬化物中に残存する
硬化触媒が塗膜の吸水性や耐候性を悪化させる原因にな
り得る。
【0039】硬化剤としては、その他、尿素誘導体、ポ
リメルカプタン系硬化剤、フェノール樹脂、ユリア樹
脂、メラミン樹脂などのメチロール基含有化合物、ポリ
イソシアネート、さらに紫外線硬化触媒である芳香族ジ
アゾニウム塩などを使用することができる。これらは同
時に2種類以上を併用してもよい。
【0040】硬化剤の使用量は、通常、硬化剤の有する
活性水素基が、エポキシ環とほぼ等モル量となる量を使
用することが好ましい。また、用いる硬化剤の種類や硬
化条件などに応じ、適宜硬化促進剤の種類や適正量を選
択使用することができる。
【0041】(2)汎用エポキシ化合物 本発明のエポキシ化合物は低粘度であるため、汎用エポ
キシ化合物と混合することにより、エポキシ化合物を含
む組成物の粘度を低下させることができ、また硬化後、
架橋するため、硬化物の強度も維持できる。汎用エポキ
シ化合物としては、例えば、エピクロルヒドリンと多価
アルコールまたは多価フェノールとの縮合生成物、エピ
クロルヒドリンとフェノールノボラック、クレゾールノ
ボラックなどのノボラックとの縮合生成物、環状脂肪族
エポキシ化合物、グリシジルアミン系エポキシ化合物、
複素環式エポキシ化合物、ポリオレフィンの重合体また
は共重合体より誘導されるエポキシ化合物、エポキシ含
有(メタ)アクリレートの(共)重合によって得られる
エポキシ化合物、高度不飽和脂肪酸のグリセライドより
得られるエポキシ化合物、ポリアルキレンエーテル型エ
ポキシ化合物等が挙げられる。これらの汎用エポキシ化
合物は、本発明で使用されているエポキシ化合物と0〜
99重量%の割合、好ましくは1〜90重量%の割合で
混合して使用することができる。本発明のエポキシ化合
物の割合が、組成物中1重量%未満の場合は、架橋密度
が上がらず、硬化物の強度が不足することになるため、
好ましくない。
【0042】(3)粘着性組成物 本発明の粘着性組成物は、本発明にかかるエポキシ化合
物および汎用エポキシ化合物が配合された場合には、こ
れらの合計100重量部に対し、硬化剤を1〜100重
量部、更に一般的な添加剤、粘着付与剤、柔軟性賦与
剤、公知の接着剤組成成分、レベリング剤、消泡剤、紫
外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、顔料、増粘剤、沈
降防止剤、帯電防止剤、防曇剤、有機溶剤等を0.00
1〜50重量部の範囲で配合して調製することができ
る。使用される配合剤の種類によりホットメルト接着
剤、溶媒溶解型接着剤、感圧タイプ接着剤、シーラント
剤などを製造することができる。本発明の粘着性組成物
は、温度25〜125℃で3時間未満の混練で、均一な
粘着性組成物を得ることができる。得られた粘着性組成
物は、そのままで、または溶媒や水などで希釈して使用
することができる。本発明の粘着性組成物の塗布方法と
しては、ハケ塗り、スプレーコート、ディップコート、
スピンコート、カーテンコート等の方法が用いられる。
本発明の粘着性組成物の硬化は、室温での放置の他、接
着性を上げるために接着の前後に接着剤を加熱すること
により硬化を促進してもよく、接着の前後に放射線を照
射することによって硬化を促進してすることもできる。
【0043】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお
「%」は、特に示す場合を除くほか「重量%」を示す。
なお、NMRは日本電子製「GXS270WB」を、G
PCは島津製作所製「HPLC LC−6A SYST
EM」(カラム:ポリスチレンカラム,溶媒:THF)
を用いた。
【0044】(実施例1)ドコサヘキサエン酸エチルエ
ステル(GC純度50%:魚油より有効成分蒸留後の残
渣/ヨウ素価354)300g、アリルアルコール4
8.9gおよびテトラブトキシチタン0.35gを脱水
管付きフラスコに仕込み220℃で24時間反応させ
た。これにより、ドコサヘキサエン酸アリルエステル
(A−1)を295.4g得た。尚、反応物は、NMR
により内部二重結合のピークδ5.1〜5.4及び、末
端二重結合のピークδ4.8〜5.0が存在すること、
及びGCによりアリルアルコールのピークがほぼ消滅し
たことで確認した。次いで、(A−1)295gに酢酸
エチル150gを加え、窒素ガスを吹き流しながら反応
系内の温度を50℃に保ちながら約3時間かけて過酢酸
の酢酸エチル溶液1499.5g(過酢酸濃度:29.
1%)を滴下した。過酢酸溶液の滴下終了後、50℃で
6時間熟成し反応を終了した。50℃で反応粗液を水洗
し、70℃/10mmHgで低沸分を溜去してドコサヘ
キサエン酸アリルエステルのエポキシ化物(A−2)を
340.9g得た。エポキシ化物(A−2)は、NMR
測定で内部エポキシ環のピークδ2.9〜3.3ppm
および末端エポキシ環のピークδ2.1〜2.8ppm
が存在し、分子末端および分子内部がエポキシ化されて
いた。得られた製品の性状は、オキシラン酸素濃度1
4.9重量%、粘度860cP/25℃であった。
【0045】(実施例2)ドコサヘキサエン酸エチルエ
ステル(GC純度50%:魚油より有効成分蒸留後の残
渣/ヨウ素価354)300g、イソプレノール72.
5gおよびテトラブトキシチタン0.37gを脱水管付
きフラスコに仕込み220℃で24時間反応させた。こ
れにより、ドコサヘキサエン酸イソプレレニルエステル
(B−1)を330.5g得た。尚、反応物は、NMR
により内部二重結合のピークδ5.1〜5.4及び、末
端二重結合のピークδ4.8〜5.0が存在すること、
及びGCによりイソプレノールのピークがほぼ消滅した
ことで確認した。次いで、(B−1)330gに酢酸エ
チルを160g加え、窒素ガスを吹き流しながら反応系
内の温度を50℃になるように約2時間かけて過酢酸溶
液1558.6g(過酢酸濃度:29.1%)を滴下し
た。過酢酸溶液の滴下終了後、50℃で3時間熟成し反
応を終了した。50℃で反応粗液を水洗し70℃/10
mmHgで低沸分を溜去しドコサヘキサエン酸イソプレ
ニルエステルのエポキシ化物(B−2)を386g得
た。エポキシ化物(B−2)は、NMR測定により内部
エポキシ環のピークδ2.9〜3.3ppmおよび末端
エポキシ環のピークδ2.1〜2.8ppmが存在し、
分子末端および分子内部がエポキシ化されていた。得ら
れた製品の性状は、オキシラン酸素濃度13.1重量
%、粘度1060cP/25℃であった。
【0046】(実施例3)ドコサヘキサエン酸エチルエ
ステル(GC純度50%:魚油より有効成分蒸留後の残
渣/ヨウ素価354)300g、アリルアルコール4
8.9g、ε−カプロラクトン95.9gおよびテトラ
ブトキシチタン0.45gを脱水管付きフラスコに仕込
み220℃で24時間反応させた。これにより、ドコサ
ヘキサエン酸アリルエステルのε−カプロラクトン変性
物(C−1)を399.4g得た。反応物は、分子量分
布のGPC測定により、スチレン換算で分子量が350
付近のピークがほぼ消失していること、NMRにより内
部二重結合のピークδ5.1〜5.4及び、末端二重結
合のピークδ4.8〜5.0が存在すること、及びGC
によりアリルアルコール、ε−カプロラクトンのピーク
がほぼ消滅したことで確認した。次いで、(C−1)3
99gに酢酸エチルを200g加え、窒素ガスを吹き流
しながら反応系内の温度を50℃になるように約2時間
かけて過酢酸溶液1548g(過酢酸濃度:29.1
%)を滴下した。過酢酸溶液の滴下終了後、50℃で5
時間熟成し反応を終了した。50℃で反応粗液を水洗し
70℃/10mmHgで低沸を溜去しドコサヘキサエン
酸アリルエステルのε−カプロラクトン変性物のエポキ
シ化物(C−2)を430.2g得た。エポキシ化物
(C−2)は、NMR測定により内部エポキシ環のピー
クδ2.9〜3.3ppmおよび末端エポキシ環のピー
クδ2.1〜2.8ppmが存在し、分子末端および分
子内部がエポキシ化されていた。得られた製品の性状
は、オキシラン酸素濃度11.3重量%、粘度2560
cP/25℃であった。
【0047】(実施例4)ドコサヘキサエン酸エチルエ
ステル(GC純度50%:魚油より有効成分蒸留後の残
渣/ヨウ素価354)300g、及び水酸基末端ポリブ
タジエン(日本曹達(株)製「G−1000」)648
g、テトラブトキシチタン0.45gを脱水管付きフラ
スコに仕込み200℃で24時間反応させた。これによ
り、ドコサヘキサエン酸ポリブタジエンエステル(D−
1)を903.4g得た。反応物の分子量分布をGPC
で測定すると、スチレン換算で分子量350付近のピー
クがほぼ消失していること、NMRにより内部二重結合
のピークδ5.1〜5.4及び、側鎖二重結合のピーク
δ4.8〜5.0が存在することを確認した。次いで、
(D−1)400g及び酢酸エチル200gをフラスコ
に仕込み、窒素ガスを吹き流しながら反応系内の温度を
50℃になるように約2時間かけて過酢酸溶液1334
g(過酢酸濃度:29.1%)を滴下した。過酢酸溶液
の滴下終了後、50℃で5時間熟成し反応を終了した。
50℃で反応粗液を水洗し70℃/10mmHgで低沸
を溜去し、ドコサヘキサエン酸ポリブタジエンエステル
のエポキシ化物(D−2)を410.2g得た。得られ
た製品の性状は、オキシラン酸素濃度9.7重量%、粘
度32400cP/25℃であった。エポキシ化物(D
−2)は、NMR測定により内部二重結合のピークδ
5.1〜5.4ppmおよび側鎖二重結合のピークδ
4.8〜5.0ppmが減少し、内部エポキシ環のピー
クδ2.9〜3.3ppm、側鎖エポキシ環のピーク
2.1〜2.8ppmのピークが現れ、ドコサヘキサエ
ン酸ポリブタジエンエステル(D−1)がエポキシ化さ
れていることを確認した。
【0048】(実施例5〜10、比較例1、2)実施例
1〜4で得たエポキシ化合物およびビスフェノールA型
エポキシ樹脂(油化シェル社製「エピコート828」:
エポキシ当量189)、硬化剤としてアミン系硬化剤
(富士化成(株)製「フジキュアー4025」)を使用
し、表−1の配合割合に従い塗料を調製した。この塗料
を、試験片(SPTE)にバーコーターを用いて膜厚4
0μmになるように塗工し、23℃の室温で7日間乾燥
させて、塗膜を形成させた。得られた塗膜について、密
着性、耐屈曲性、耐衝撃性、鉛筆硬度を試験し、その結
果を表−2に示した。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】[測定項目] (1)密着性 JIS K5400 8.5の碁盤目テープ法に準じ
て、隙間間隔1mmの切り傷を碁盤目状につけ、この碁
盤目の上に粘着テープを貼り、剥がした後の塗膜の付着
状態を目視で観察し10段階の評価を行った。 (2)耐屈曲性 JIS K5400.8.1に準じて、心棒の直径を2
mmにして塗膜を折り曲げたときの塗膜外観を目視で観
察し、割れ、はがれを認めない場合は○、認められる場
合を×とした。 (3)耐衝撃性 JIS K5400 3.3.2に準じて、デュポン式
衝撃変形試験機を用いて塗膜の割れ、剥がれのない場合
のおもりの高さを表示した。 (4)鉛筆硬度 JIS K5400 8.4に準じて、三菱ユニ(三菱
鉛筆(株)製)を用いて、塗膜が傷つき始める時点の鉛
筆の硬度を表示した。
【0052】
【発明の効果】本発明のエポキシ化合物は、同一分子中
に分子鎖内部エポキシ環と分子末端または側鎖に少なく
とも1個のエポキシ環とを有する。このためアミン系の
硬化剤で容易に硬化し、当該エポキシ化合物を用いて、
粘着性組成物を製造することができる。本発明の粘着性
組成物は、耐屈曲性、耐衝撃性、密着性に優れる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1)で表されるエポキシ化合物。 【化1】
  2. 【請求項2】 R2が、式(2)で表される置換基であ
    ることを特徴とする請求項1記載のエポキシ化合物。 【化2】
  3. 【請求項3】 R2が、式(3)で表される置換基であ
    ることを特徴とする請求項1記載のエポキシ化合物。 【化3】
  4. 【請求項4】 R2が、式(4)で表される置換基であ
    ることを特徴とする請求項1記載のエポキシ化合物。 【化4】
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のエポキ
    シ化合物からなる粘着性組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023024174A (ja) * 2021-08-06 2023-02-16 古河電気工業株式会社 高耐熱性粘着性樹脂架橋体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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