JPH11213411A - 光路折曲げミラー及びこれを利用した光学ピックアップ - Google Patents
光路折曲げミラー及びこれを利用した光学ピックアップInfo
- Publication number
- JPH11213411A JPH11213411A JP10008896A JP889698A JPH11213411A JP H11213411 A JPH11213411 A JP H11213411A JP 10008896 A JP10008896 A JP 10008896A JP 889698 A JP889698 A JP 889698A JP H11213411 A JPH11213411 A JP H11213411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical path
- optical
- path bending
- bending mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度変化による光軸倒れが生じないようにし
た、光路折曲げミラー,光学ピックアップ及びこれを利
用した光ディスク装置を提供すること。 【解決手段】 入射光ビームに対して傾斜した反射面2
3bと、この反射面で反射された光ビームを反射させる
ための立上げミラーを支持するための取付面26とを備
えており、樹脂成形により形成されていて、ベース部2
1に取り付けられる、光路折曲げミラー23であって、
その一端の領域のみが、ベース部21に対して固定され
ると共に、他端の領域が、ベース部21に対して弾性部
材28によって押圧されるように、光路折曲げミラー2
3を構成する。
た、光路折曲げミラー,光学ピックアップ及びこれを利
用した光ディスク装置を提供すること。 【解決手段】 入射光ビームに対して傾斜した反射面2
3bと、この反射面で反射された光ビームを反射させる
ための立上げミラーを支持するための取付面26とを備
えており、樹脂成形により形成されていて、ベース部2
1に取り付けられる、光路折曲げミラー23であって、
その一端の領域のみが、ベース部21に対して固定され
ると共に、他端の領域が、ベース部21に対して弾性部
材28によって押圧されるように、光路折曲げミラー2
3を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミニディスク(M
D),光磁気ディスク(MO),相変化型ディスク,コ
ンパクトディスク(CD),CD−ROM等(以下、
「光ディスク」という)の信号を記録及び/又は再生す
るための光学ピックアップ、及びこの光学ピックアップ
を備えた光ディスク装置に関するものである。
D),光磁気ディスク(MO),相変化型ディスク,コ
ンパクトディスク(CD),CD−ROM等(以下、
「光ディスク」という)の信号を記録及び/又は再生す
るための光学ピックアップ、及びこの光学ピックアップ
を備えた光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク用の光学ピックアップ
は、例えば図6及び図7に示すように構成されている。
図6及び図7において、光学ピックアップ1は、光源と
しての半導体レーザ素子及び光検出器が一体化された受
発光装置2と、内面反射式光路折曲げミラー3と、立上
げミラー4及び対物レンズ5とを有している。
は、例えば図6及び図7に示すように構成されている。
図6及び図7において、光学ピックアップ1は、光源と
しての半導体レーザ素子及び光検出器が一体化された受
発光装置2と、内面反射式光路折曲げミラー3と、立上
げミラー4及び対物レンズ5とを有している。
【0003】ここで、上記光路折曲げミラー3は、反射
すべき光ビームを内部に導くための入射面3aと、反射
面として作用する内面3bと、内面3bで反射された光
ビームを外部に向かって透過させる出射面3cとを備え
ている。さらに、上記光路折曲げミラー3は、図示の場
合、立上げミラー4を支持するための取付面3dが一体
に形成されており、全体が樹脂による一体成形によって
形成されている。これにより、光路折曲げミラー3の反
射面としての内面3bと立上げミラー4との相互の位置
決めが容易に行われるようになっている。そして、この
ような構成の光路折曲げミラー3は、図7に示すよう
に、両端即ち反射面としての内面3bの領域及び取付面
3dの領域が、それぞれ接着剤7によって、板金シャー
シから成る光学ベース6に対して固定保持されている。
すべき光ビームを内部に導くための入射面3aと、反射
面として作用する内面3bと、内面3bで反射された光
ビームを外部に向かって透過させる出射面3cとを備え
ている。さらに、上記光路折曲げミラー3は、図示の場
合、立上げミラー4を支持するための取付面3dが一体
に形成されており、全体が樹脂による一体成形によって
形成されている。これにより、光路折曲げミラー3の反
射面としての内面3bと立上げミラー4との相互の位置
決めが容易に行われるようになっている。そして、この
ような構成の光路折曲げミラー3は、図7に示すよう
に、両端即ち反射面としての内面3bの領域及び取付面
3dの領域が、それぞれ接着剤7によって、板金シャー
シから成る光学ベース6に対して固定保持されている。
【0004】このような構成の光学ピックアップ1にお
いては、受発光装置2の半導体レーザ素子からの光ビー
ムは、内面反射式光路折曲げミラー3の入射面3aから
内部に入射した後、その内面3bで反射されて、出射面
3cから外部に出射し、さらに立上げミラー4によって
光ディスクDの方向に光路を折曲げられて、対物レンズ
5により光ディスクDの信号記録面に照射される。そし
て、この信号記録面で反射された戻り光ビームは、対物
レンズ5,立上げミラー4から、再び光路折曲げミラー
3の内面3bで反射されて、受発光装置2の光検出器の
受光面で受光され、記録信号が検出されるようになって
いる。
いては、受発光装置2の半導体レーザ素子からの光ビー
ムは、内面反射式光路折曲げミラー3の入射面3aから
内部に入射した後、その内面3bで反射されて、出射面
3cから外部に出射し、さらに立上げミラー4によって
光ディスクDの方向に光路を折曲げられて、対物レンズ
5により光ディスクDの信号記録面に照射される。そし
て、この信号記録面で反射された戻り光ビームは、対物
レンズ5,立上げミラー4から、再び光路折曲げミラー
3の内面3bで反射されて、受発光装置2の光検出器の
受光面で受光され、記録信号が検出されるようになって
いる。
【0005】そして、正確な再生信号の検出のために、
受発光装置2の半導体レーザ素子からの光ビームが光デ
ィスクDの信号記録面の正しい位置にスポットを形成し
て、正確な記録信号の再生が行なわれるように、光路折
曲げミラー3の内面3b及び立上げミラー4が正確に位
置決めされると共に、上記対物レンズ5が、所定のサー
ボ信号に基づいて微動されるようになっている。この対
物レンズ5のサーボとしては、光ディスクDの記録トラ
ックに対して、光ディスクDの径方向に沿って対物レン
ズ5を微動させるトラッキングサーボと、光軸に沿って
光ディスクDの信号記録面に接近,離間させる方向に対
物レンズ5を微動させるフォーカシングサーボとが行な
われている。
受発光装置2の半導体レーザ素子からの光ビームが光デ
ィスクDの信号記録面の正しい位置にスポットを形成し
て、正確な記録信号の再生が行なわれるように、光路折
曲げミラー3の内面3b及び立上げミラー4が正確に位
置決めされると共に、上記対物レンズ5が、所定のサー
ボ信号に基づいて微動されるようになっている。この対
物レンズ5のサーボとしては、光ディスクDの記録トラ
ックに対して、光ディスクDの径方向に沿って対物レン
ズ5を微動させるトラッキングサーボと、光軸に沿って
光ディスクDの信号記録面に接近,離間させる方向に対
物レンズ5を微動させるフォーカシングサーボとが行な
われている。
【0006】ここで、特に、上記光路折曲げミラー3の
内面3bの位置決めは、高精度に行なう必要があり、例
えば立上げミラー4の位置決めに比較して、約5倍程度
の精度が必要である。
内面3bの位置決めは、高精度に行なう必要があり、例
えば立上げミラー4の位置決めに比較して、約5倍程度
の精度が必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の光ピックアップ1においては、上記光路折曲げミ
ラー3は、光学ベース6上に対して、図8に示すよう
に、その両端が、それぞれ接着剤7によって固定保持さ
れている。従って、光路折曲げミラー3を構成する樹脂
と光学ベース6を構成する板金シャーシとは、互いに異
なる熱膨張率を有していることから、温度が変化した場
合、例えば図8に示すように、比較的強度の弱い樹脂か
ら成る光路折曲げミラー3に、図8にて点線Lで示すよ
うに歪曲しようとする力が働く。このため、光路折曲げ
ミラー3の内面3b及び取付面3dに取り付けられた立
上げミラー4が位置ずれ及び傾きを生じてしまい、これ
ら内面3b及び立上げミラー4による反射光路の光軸が
傾斜してしまうことになり、光ディスクDの正確な再生
が行なわれ得なくなってしまうという問題があった。
構成の光ピックアップ1においては、上記光路折曲げミ
ラー3は、光学ベース6上に対して、図8に示すよう
に、その両端が、それぞれ接着剤7によって固定保持さ
れている。従って、光路折曲げミラー3を構成する樹脂
と光学ベース6を構成する板金シャーシとは、互いに異
なる熱膨張率を有していることから、温度が変化した場
合、例えば図8に示すように、比較的強度の弱い樹脂か
ら成る光路折曲げミラー3に、図8にて点線Lで示すよ
うに歪曲しようとする力が働く。このため、光路折曲げ
ミラー3の内面3b及び取付面3dに取り付けられた立
上げミラー4が位置ずれ及び傾きを生じてしまい、これ
ら内面3b及び立上げミラー4による反射光路の光軸が
傾斜してしまうことになり、光ディスクDの正確な再生
が行なわれ得なくなってしまうという問題があった。
【0008】これに対して、光路折曲げミラー3が、一
端のみで光学ベース6に対して固定されると共に、他端
が固定されていない場合には、落下等の衝撃によって、
他端がずれてしまうことになり、光学ピックアップそし
て光ディスク装置の信頼性が著しく低下してしまうとい
う問題があった。
端のみで光学ベース6に対して固定されると共に、他端
が固定されていない場合には、落下等の衝撃によって、
他端がずれてしまうことになり、光学ピックアップそし
て光ディスク装置の信頼性が著しく低下してしまうとい
う問題があった。
【0009】本発明は、以上の点に鑑み、温度変化によ
る光軸倒れが発生せず、落下等の衝撃にも強い、光路折
曲げミラー,光学ピックアップ及びこれを利用した光デ
ィスク装置を提供することを目的としている。
る光軸倒れが発生せず、落下等の衝撃にも強い、光路折
曲げミラー,光学ピックアップ及びこれを利用した光デ
ィスク装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、入射光ビームに対して傾斜した反射面と、この反
射面で反射された光ビームをさらに反射させるための立
上げミラーを支持するための取付面とを備えており、樹
脂成形により形成されていて、ベース部に取り付けられ
る光路折曲げミラーであって、この光路折曲げミラーの
一端の領域のみが、ベース部に対して固定されると共
に、他端の領域がベース部に対して弾性部材によって押
圧される、光路折曲げミラーにより、達成される。
れば、入射光ビームに対して傾斜した反射面と、この反
射面で反射された光ビームをさらに反射させるための立
上げミラーを支持するための取付面とを備えており、樹
脂成形により形成されていて、ベース部に取り付けられ
る光路折曲げミラーであって、この光路折曲げミラーの
一端の領域のみが、ベース部に対して固定されると共
に、他端の領域がベース部に対して弾性部材によって押
圧される、光路折曲げミラーにより、達成される。
【0011】上記構成によれば、光源から出射した光ビ
ームは、光路折曲げミラーの反射面で反射された後、光
集束手段を介して、光ディスクの信号記録面に集束す
る。ここで、光路折曲げミラーは、その一端の領域のみ
が、ベース部に対して固定されていると共に、他端の領
域が、弾性部材によってベース部に対して押圧されてい
る。このため、光路折曲げミラーとベース部の材質の違
いによる熱膨張率が異なっていても、光路折曲げミラー
の他端の領域は、ベース部に対して固定されておらず、
その表面に沿って自由に移動できるので、温度変化に際
して、樹脂製の光路折曲げミラー全体が歪曲してしまう
ようなことはない。さらに、光路折曲げミラーの他端の
領域は、弾性部材によってベース部に対して押圧されて
いるので、ベース部の表面から浮き上がってしまうよう
なことはなく、ベース部に対して確実に当接することに
なる。
ームは、光路折曲げミラーの反射面で反射された後、光
集束手段を介して、光ディスクの信号記録面に集束す
る。ここで、光路折曲げミラーは、その一端の領域のみ
が、ベース部に対して固定されていると共に、他端の領
域が、弾性部材によってベース部に対して押圧されてい
る。このため、光路折曲げミラーとベース部の材質の違
いによる熱膨張率が異なっていても、光路折曲げミラー
の他端の領域は、ベース部に対して固定されておらず、
その表面に沿って自由に移動できるので、温度変化に際
して、樹脂製の光路折曲げミラー全体が歪曲してしまう
ようなことはない。さらに、光路折曲げミラーの他端の
領域は、弾性部材によってベース部に対して押圧されて
いるので、ベース部の表面から浮き上がってしまうよう
なことはなく、ベース部に対して確実に当接することに
なる。
【0012】上記光路折曲げミラーの他端の領域に設け
られた係合ピンが、上記ベース部に設けられた長手方向
に延びる長孔に対して、係合する場合には、この係合ピ
ンの長孔への係合によって、光路折曲げミラーの他端の
領域の横方向への位置ずれが防止されると共に、温度変
化による熱膨張または熱収縮に際して、係合ピンが長孔
内を移動することにより、光路折曲げミラーの歪曲が防
止されるようになっている。
られた係合ピンが、上記ベース部に設けられた長手方向
に延びる長孔に対して、係合する場合には、この係合ピ
ンの長孔への係合によって、光路折曲げミラーの他端の
領域の横方向への位置ずれが防止されると共に、温度変
化による熱膨張または熱収縮に際して、係合ピンが長孔
内を移動することにより、光路折曲げミラーの歪曲が防
止されるようになっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図5を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
を図1乃至図5を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
【0014】図1は、本発明の実施形態に係る光学ピッ
クアップを組み込んだ光ディスク装置を示している。図
1において、光ディスク装置10は、光ディスク11を
回転駆動する駆動手段としてのスピンドルモータ12
と、回転する光ディスク11の信号記録面に対して光ビ
ームを照射して信号を記録し、この信号記録面からの戻
り光ビームにより記録信号を再生する光学ピックアップ
20を備えている。
クアップを組み込んだ光ディスク装置を示している。図
1において、光ディスク装置10は、光ディスク11を
回転駆動する駆動手段としてのスピンドルモータ12
と、回転する光ディスク11の信号記録面に対して光ビ
ームを照射して信号を記録し、この信号記録面からの戻
り光ビームにより記録信号を再生する光学ピックアップ
20を備えている。
【0015】光ディスクコントローラ14は、スピンド
ルモータ12を所定の回転数で駆動制御する。信号復調
器15は、光学ピックアップ20からの記録信号を復調
して誤り訂正し、インターフェイス17を介して外部コ
ンピュータ等に送出する。これにより、外部コンピュー
タ等は、光ディスク11に記録された信号を再生信号と
して受け取ることができるようになっている。
ルモータ12を所定の回転数で駆動制御する。信号復調
器15は、光学ピックアップ20からの記録信号を復調
して誤り訂正し、インターフェイス17を介して外部コ
ンピュータ等に送出する。これにより、外部コンピュー
タ等は、光ディスク11に記録された信号を再生信号と
して受け取ることができるようになっている。
【0016】ヘッドアクセス制御部18は、光学ピック
アップ20を例えば光ディスク11上の所定の記録トラ
ックまでトラックジャンプ等により移動させる。サーボ
回路19は、この移動された所定位置において、光学ピ
ックアップ20の二軸アクチュエータに保持されている
対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向
に移動させる。
アップ20を例えば光ディスク11上の所定の記録トラ
ックまでトラックジャンプ等により移動させる。サーボ
回路19は、この移動された所定位置において、光学ピ
ックアップ20の二軸アクチュエータに保持されている
対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向
に移動させる。
【0017】図2(a)は、上記光ディスク装置10に
組み込まれた光学ピックアップを示している。図におい
て、光学ピックアップ20は、それぞれ光学ベース21
上に配設された、光源としての半導体レーザ素子及び光
検出器が一体に組み込まれた受発光装置22(図3参
照)と、光路折曲げミラー23と、立上げミラーとして
の平面ミラー24及び光集束手段としての対物レンズ2
5と、対物レンズ25を二軸方向に移動させるための二
軸アクチュエータ(図示せず)とから構成されている。
組み込まれた光学ピックアップを示している。図におい
て、光学ピックアップ20は、それぞれ光学ベース21
上に配設された、光源としての半導体レーザ素子及び光
検出器が一体に組み込まれた受発光装置22(図3参
照)と、光路折曲げミラー23と、立上げミラーとして
の平面ミラー24及び光集束手段としての対物レンズ2
5と、対物レンズ25を二軸方向に移動させるための二
軸アクチュエータ(図示せず)とから構成されている。
【0018】ここで、上記対物レンズ25を除く各光学
素子、即ち受発光装置22,光路折曲げミラー23,平
面ミラー24は、図示しない手段によって、光ディスク
11の半径方向に移動可能に支持されたベース部として
の光学ベース21上に、それぞれ固定保持されている。
素子、即ち受発光装置22,光路折曲げミラー23,平
面ミラー24は、図示しない手段によって、光ディスク
11の半径方向に移動可能に支持されたベース部として
の光学ベース21上に、それぞれ固定保持されている。
【0019】上記受発光装置22は、例えば図3に示す
ように、構成されている。図3において、受発光装置2
2は、第一の半導体基板22a上に光出力用の第二の半
導体基板22bが載置され、この第二の半導体基板22
b上に発光素子としての半導体レーザ素子22cが搭載
されている。半導体レーザ素子22cの前方の第一の半
導体基板22a上には、縦断面が台形形状のマイクロプ
リズム22dが、その半透過面としての傾斜面22eを
半導体レーザ素子22c側にして、設置されている。こ
こで、上記マイクロプリズム22dは、その傾斜面22
eに、半透過膜(図示せず)が形成されている。
ように、構成されている。図3において、受発光装置2
2は、第一の半導体基板22a上に光出力用の第二の半
導体基板22bが載置され、この第二の半導体基板22
b上に発光素子としての半導体レーザ素子22cが搭載
されている。半導体レーザ素子22cの前方の第一の半
導体基板22a上には、縦断面が台形形状のマイクロプ
リズム22dが、その半透過面としての傾斜面22eを
半導体レーザ素子22c側にして、設置されている。こ
こで、上記マイクロプリズム22dは、その傾斜面22
eに、半透過膜(図示せず)が形成されている。
【0020】これにより、半導体レーザ素子22cから
第二の半導体基板22bの表面に沿って出射した光ビー
ムは、マイクロプリズム22dの傾斜面22eにて反射
されて、上方に向かって進み、前述した光路折曲げミラ
ー23,平面ミラー24及び対物レンズ25を介して、
光ディスク11に達することになる。また、光ディスク
11の信号記録面からの戻り光は、対物レンズ25,平
面ミラー24及び光路折曲げミラー23を介して、マイ
クロプリズム22dの傾斜面22eを透過して、マイク
ロプリズム22dの底面に達する。このマイクロプリズ
ム22dの底面に達した戻り光は、一部がこの底面を透
過すると共に、一部がこの底面で反射され、マイクロプ
リズム22dの上面に向かって進む。
第二の半導体基板22bの表面に沿って出射した光ビー
ムは、マイクロプリズム22dの傾斜面22eにて反射
されて、上方に向かって進み、前述した光路折曲げミラ
ー23,平面ミラー24及び対物レンズ25を介して、
光ディスク11に達することになる。また、光ディスク
11の信号記録面からの戻り光は、対物レンズ25,平
面ミラー24及び光路折曲げミラー23を介して、マイ
クロプリズム22dの傾斜面22eを透過して、マイク
ロプリズム22dの底面に達する。このマイクロプリズ
ム22dの底面に達した戻り光は、一部がこの底面を透
過すると共に、一部がこの底面で反射され、マイクロプ
リズム22dの上面に向かって進む。
【0021】ここで、マイクロプリズム22dの戻り光
入射位置の下部の第一の半導体基板22a上には、第一
の光検出器22fが形成されている。また、上記底面で
反射された戻り光は、マイクロプリズム22dの上面に
て反射されて、再びマイクロプリズム22dの底面に入
射される。そして、マイクロプリズム22dの上面で反
射された戻り光の入射されるマイクロプリズム22dの
底面部分の下部の第一の半導体基板22aには、第二の
光検出器22gが形成されている。
入射位置の下部の第一の半導体基板22a上には、第一
の光検出器22fが形成されている。また、上記底面で
反射された戻り光は、マイクロプリズム22dの上面に
て反射されて、再びマイクロプリズム22dの底面に入
射される。そして、マイクロプリズム22dの上面で反
射された戻り光の入射されるマイクロプリズム22dの
底面部分の下部の第一の半導体基板22aには、第二の
光検出器22gが形成されている。
【0022】上記第一の光検出器22f,第二の光検出
器22gは、それぞれ複数の受光部に分割されており、
各受光部の検出信号がそれぞれ独立して出力されるよう
になっている。尚、第二の半導体基板22b上には、半
導体レーザ素子22cの出射側とは反対側に、第三の光
検出器22hが備えられている。この第三の光検出器2
2hは、半導体レーザ素子22cの発光強度をモニタす
るためのものである。
器22gは、それぞれ複数の受光部に分割されており、
各受光部の検出信号がそれぞれ独立して出力されるよう
になっている。尚、第二の半導体基板22b上には、半
導体レーザ素子22cの出射側とは反対側に、第三の光
検出器22hが備えられている。この第三の光検出器2
2hは、半導体レーザ素子22cの発光強度をモニタす
るためのものである。
【0023】上記半導体レーザ素子22cは、半導体の
再結合発光を利用した発光素子であり、光源として使用
される。
再結合発光を利用した発光素子であり、光源として使用
される。
【0024】上記光路折曲げミラー23は、図4乃至図
5に示すように、半導体レーザ素子22cから上方に向
かう光ビームを内部に導くための入射面23aと、実際
の光路折曲げミラーとして作用する内面23bと、内面
23bで反射された光ビームを外部に向かって透過させ
る出射面23cを備えている。さらに、上記光路折曲げ
ミラー23は、立上げミラー24を支持するための取付
面26が一体に形成されており、全体が透明樹脂による
一体成形によって形成されると共に、光学ベース21上
の所定位置に載置されることにより、光路折曲げミラー
としての内面23b及び取付面26に取り付けられた立
上げミラー24が所定位置に位置決めされるようになっ
ている。ここで、上記光路折曲げミラー23は、入射面
23aが水平に、即ち半導体レーザ素子22cからの光
ビームに対して垂直に配設されていると共に、内面23
bの外側面には、蒸着膜(図示せず)が形成されること
により、内面23bが内側にて反射面(光路折曲げミラ
ー)として作用するように構成されている。
5に示すように、半導体レーザ素子22cから上方に向
かう光ビームを内部に導くための入射面23aと、実際
の光路折曲げミラーとして作用する内面23bと、内面
23bで反射された光ビームを外部に向かって透過させ
る出射面23cを備えている。さらに、上記光路折曲げ
ミラー23は、立上げミラー24を支持するための取付
面26が一体に形成されており、全体が透明樹脂による
一体成形によって形成されると共に、光学ベース21上
の所定位置に載置されることにより、光路折曲げミラー
としての内面23b及び取付面26に取り付けられた立
上げミラー24が所定位置に位置決めされるようになっ
ている。ここで、上記光路折曲げミラー23は、入射面
23aが水平に、即ち半導体レーザ素子22cからの光
ビームに対して垂直に配設されていると共に、内面23
bの外側面には、蒸着膜(図示せず)が形成されること
により、内面23bが内側にて反射面(光路折曲げミラ
ー)として作用するように構成されている。
【0025】平面ミラー24は、光学ベース21上に
て、斜め45度に配設されたミラーであって、光路折曲
げミラー23からのほぼ水平方向に進む光ビームを垂直
方向上方に向かって反射させるようになっている。
て、斜め45度に配設されたミラーであって、光路折曲
げミラー23からのほぼ水平方向に進む光ビームを垂直
方向上方に向かって反射させるようになっている。
【0026】上記対物レンズ25は、凸レンズであっ
て、平面ミラー24からの光を、回転駆動される光ディ
スク11の信号記録面の所望のトラック上に集束させ
る。さらに、対物レンズ25は、図示しない二軸アクチ
ュエータにより、二軸方向即ちフォーカシング方向及び
トラッキング方向に移動可能に支持されている。
て、平面ミラー24からの光を、回転駆動される光ディ
スク11の信号記録面の所望のトラック上に集束させ
る。さらに、対物レンズ25は、図示しない二軸アクチ
ュエータにより、二軸方向即ちフォーカシング方向及び
トラッキング方向に移動可能に支持されている。
【0027】ここで、上記光路折曲げミラー23は、一
端、即ち立上げミラー24を支持する取付面26の領域
のみが、光学ベース21に対して固定保持されると共
に、他端、即ち内面23bの領域が、後述するように、
光学ベース21に対して押圧されるようになっている。
即ち、光路折曲げミラー23は、その内面23bの領域
の端部と取付面26の領域の端部の下面に、それぞれ位
置決め用ダボ23d,23eを備えている。これに対し
て、光学ベース21は、図4に示すように、上記位置決
め用ダボ23d,23eを受容するための位置決め孔2
1a,21bを有しており、内面23b側の位置決め用
ダボ2deを受容するための位置決め孔21aは、長手
方向即ち位置決め孔21a,21bを結ぶ方向に関して
長い長孔として形成されている。
端、即ち立上げミラー24を支持する取付面26の領域
のみが、光学ベース21に対して固定保持されると共
に、他端、即ち内面23bの領域が、後述するように、
光学ベース21に対して押圧されるようになっている。
即ち、光路折曲げミラー23は、その内面23bの領域
の端部と取付面26の領域の端部の下面に、それぞれ位
置決め用ダボ23d,23eを備えている。これに対し
て、光学ベース21は、図4に示すように、上記位置決
め用ダボ23d,23eを受容するための位置決め孔2
1a,21bを有しており、内面23b側の位置決め用
ダボ2deを受容するための位置決め孔21aは、長手
方向即ち位置決め孔21a,21bを結ぶ方向に関して
長い長孔として形成されている。
【0028】これにより、光路折曲げミラー23は、位
置決め用ダボ23d,23eが光学ベース21の位置決
め孔21a,21bに係合することにより、光学ベース
21上にて正確に位置決めされる。そして、光路折曲げ
ミラー23は、その一端の領域にて、位置決め用ダボ2
3eと位置決め孔21bの係合部分に接着剤27が塗布
されることにより、光学ベース21の表面に対して接着
・固定される。他方、光路折曲げミラー23は、その他
端領域にて、図2(a)及び図2(b)に示すような弾
性部材としての横向きのU字形状もしくは横向きのコ字
形状に形成されたクランプ部材28によって、光学ベー
ス21に対して押圧される。
置決め用ダボ23d,23eが光学ベース21の位置決
め孔21a,21bに係合することにより、光学ベース
21上にて正確に位置決めされる。そして、光路折曲げ
ミラー23は、その一端の領域にて、位置決め用ダボ2
3eと位置決め孔21bの係合部分に接着剤27が塗布
されることにより、光学ベース21の表面に対して接着
・固定される。他方、光路折曲げミラー23は、その他
端領域にて、図2(a)及び図2(b)に示すような弾
性部材としての横向きのU字形状もしくは横向きのコ字
形状に形成されたクランプ部材28によって、光学ベー
ス21に対して押圧される。
【0029】即ち、このクランプ部材28は、弾性材料
から形成されており、それぞれ水平にかつ平行に延びる
下辺28aと上辺28bを備えている。この下辺28a
は図示されているように光学ベース21の下面に差し込
まれ、上辺28bは、光路折曲げミラー23の上面に位
置される。そして、クランプ部材28の上辺28bと下
辺28aの間に、光路折曲げミラー23と光学ベース2
1が挟まれるように配置されることで、その弾性に基づ
いて、光路折曲げミラー23及び光学ベース21を挟持
して、光路折曲げミラー23を光学ベース21に対して
押圧する。尚、このクランプ部材28は、例えば光学ベ
ース21に設けられたボスに対してカシメることによ
り、固定されるようになっている。
から形成されており、それぞれ水平にかつ平行に延びる
下辺28aと上辺28bを備えている。この下辺28a
は図示されているように光学ベース21の下面に差し込
まれ、上辺28bは、光路折曲げミラー23の上面に位
置される。そして、クランプ部材28の上辺28bと下
辺28aの間に、光路折曲げミラー23と光学ベース2
1が挟まれるように配置されることで、その弾性に基づ
いて、光路折曲げミラー23及び光学ベース21を挟持
して、光路折曲げミラー23を光学ベース21に対して
押圧する。尚、このクランプ部材28は、例えば光学ベ
ース21に設けられたボスに対してカシメることによ
り、固定されるようになっている。
【0030】本実施形態による光学ピックアップ20を
組み込んだ光ディスク装置10は、以上のように構成さ
れており、次のように動作する。先づ、光ディスク装置
10のスピンドルモータ12が回転することにより、光
ディスク11が回転駆動される。そして、光学ピックア
ップ20が、光ディスク11の半径方向に移動されるこ
とにより、対物レンズ25の光軸が、光ディスク11の
所望のトラック位置まで移動されることにより、アクセ
スが行なわれる。
組み込んだ光ディスク装置10は、以上のように構成さ
れており、次のように動作する。先づ、光ディスク装置
10のスピンドルモータ12が回転することにより、光
ディスク11が回転駆動される。そして、光学ピックア
ップ20が、光ディスク11の半径方向に移動されるこ
とにより、対物レンズ25の光軸が、光ディスク11の
所望のトラック位置まで移動されることにより、アクセ
スが行なわれる。
【0031】この状態にて、光学ピックアップ20に
て、受発光装置22の半導体レーザ素子22cからの光
ビームは、光路折曲げミラー23の入射面23aから内
部に入射し、その内面23bにて内面反射することによ
り、光路が折曲げられて、その出射面23cから出射し
た後、平面ミラー24で光ディスク11に向かって反射
され、対物レンズ25を介して、光ディスク11の信号
記録面に集束される。光ディスク11からの戻り光は、
再び対物レンズ25,平面ミラー24及び光路折曲げミ
ラー23を介して、受発光装置22に入射する。そし
て、受発光装置22の台形プリズム22d内に入射した
光ビームは、光検出器22f,22gに集束する。これ
により、光検出器22f,22gの検出信号に基づい
て、光ディスク11の信号が再生される。
て、受発光装置22の半導体レーザ素子22cからの光
ビームは、光路折曲げミラー23の入射面23aから内
部に入射し、その内面23bにて内面反射することによ
り、光路が折曲げられて、その出射面23cから出射し
た後、平面ミラー24で光ディスク11に向かって反射
され、対物レンズ25を介して、光ディスク11の信号
記録面に集束される。光ディスク11からの戻り光は、
再び対物レンズ25,平面ミラー24及び光路折曲げミ
ラー23を介して、受発光装置22に入射する。そし
て、受発光装置22の台形プリズム22d内に入射した
光ビームは、光検出器22f,22gに集束する。これ
により、光検出器22f,22gの検出信号に基づい
て、光ディスク11の信号が再生される。
【0032】その際、信号復調器15は、光検出器22
f,22gからの検出信号により、トラッキングエラー
信号及びフォーカシングエラー信号を検出する。そし
て、サーボ回路19は、光ディスクドライブコントロー
ラ14を介して、二軸アクチュエータをサーボ制御する
ことにより、対物レンズ25のフォーカシング及びトラ
ッキングが行なわれる。
f,22gからの検出信号により、トラッキングエラー
信号及びフォーカシングエラー信号を検出する。そし
て、サーボ回路19は、光ディスクドライブコントロー
ラ14を介して、二軸アクチュエータをサーボ制御する
ことにより、対物レンズ25のフォーカシング及びトラ
ッキングが行なわれる。
【0033】ここで、光路折曲げミラー23は、上述し
たように、一端の取付面26の領域のみが、板金シャー
シから成る光学ベース21に対して、接着によって固定
保持されているので、温度変化に際して、光路折曲げミ
ラー23が光学ベース21に対して、熱膨張の差に基づ
いて伸縮したとしても、その伸縮は、位置決め用ダボ2
3dが、位置決め孔21a内を摺動することによって、
吸収されることになる。また、光路折曲げミラー23
は、その他端が、クランプ部材28によって、光学ベー
ス21に対して押圧されているので、落下等の衝撃によ
って位置ずれを生ずることはなく、信頼性が向上するこ
とになる。その際、光路折曲げミラー23は、取付面2
6の領域が光学ベース21に対して固定保持されている
ことにより、取付面26の位置は、温度変化によって殆
ど変化しない。
たように、一端の取付面26の領域のみが、板金シャー
シから成る光学ベース21に対して、接着によって固定
保持されているので、温度変化に際して、光路折曲げミ
ラー23が光学ベース21に対して、熱膨張の差に基づ
いて伸縮したとしても、その伸縮は、位置決め用ダボ2
3dが、位置決め孔21a内を摺動することによって、
吸収されることになる。また、光路折曲げミラー23
は、その他端が、クランプ部材28によって、光学ベー
ス21に対して押圧されているので、落下等の衝撃によ
って位置ずれを生ずることはなく、信頼性が向上するこ
とになる。その際、光路折曲げミラー23は、取付面2
6の領域が光学ベース21に対して固定保持されている
ことにより、取付面26の位置は、温度変化によって殆
ど変化しない。
【0034】かくして、光路折曲げミラー23は、温度
変化があったときには、内面23bが長手方向に平行移
動することになり、取付面26に取り付けられた立上げ
ミラー24による反射光ビームが、光軸に垂直な方向に
平行にずれることになる。この光軸ずれは、比較的僅か
であり、対物レンズ25のトラッキングサーボの制御範
囲内であるので、容易に補正されることになる。
変化があったときには、内面23bが長手方向に平行移
動することになり、取付面26に取り付けられた立上げ
ミラー24による反射光ビームが、光軸に垂直な方向に
平行にずれることになる。この光軸ずれは、比較的僅か
であり、対物レンズ25のトラッキングサーボの制御範
囲内であるので、容易に補正されることになる。
【0035】図5は、本発明による光路折曲げミラーの
第二の実施形態を備えた光学ピックアップを示してい
る。図5において、光学ピックアップ30は、それぞれ
光学ベース31上に配設された、光源としての半導体レ
ーザ素子及び光検出器が一体に組み込まれた受発光装置
32と、光路折曲げミラー33と、立ち上げミラーとし
ての平面ミラー34及び光集束手段としての対物レンズ
35と、対物レンズ35を二軸方向に移動させるための
二軸アクチュエータ(図示せず)と、カバー36と、か
ら構成されている。上記受発光装置32,平面ミラー3
4及び対物レンズ35は、図2乃至図4に示した光学ピ
ックアップ20の受発光装置22,平面ミラー24,対
物レンズ25と同じ構成である。
第二の実施形態を備えた光学ピックアップを示してい
る。図5において、光学ピックアップ30は、それぞれ
光学ベース31上に配設された、光源としての半導体レ
ーザ素子及び光検出器が一体に組み込まれた受発光装置
32と、光路折曲げミラー33と、立ち上げミラーとし
ての平面ミラー34及び光集束手段としての対物レンズ
35と、対物レンズ35を二軸方向に移動させるための
二軸アクチュエータ(図示せず)と、カバー36と、か
ら構成されている。上記受発光装置32,平面ミラー3
4及び対物レンズ35は、図2乃至図4に示した光学ピ
ックアップ20の受発光装置22,平面ミラー24,対
物レンズ25と同じ構成である。
【0036】上記光路折曲げミラー33は、図2乃至図
4に示した光学ピックアップ20における光路折曲げミ
ラー23と同様の構成であって、一側即ち取付面側の領
域が、光学ベース31に対して固定されているが、クラ
ンプ部材28の代わりに、カバー36の内面に取り付け
られた圧縮コイルバネ37が備えられている点でのみ、
異なる構成になっている。ここで、上記カバー36は、
光学ベース31上の光路折曲げミラー33及び対物レン
ズ35そして図示しない二軸アクチュエータ全体を覆う
ように、形成されていると共に、その内面に、上記圧縮
コイルバネ37がインサート成形により一体成形されて
いる。これにより、カバー36が光学ベース31に対し
て取り付けられることにより、上記圧縮コイルバネ37
が、光路折曲げミラー33の他端の領域を光学ベース3
1の表面に押圧するようになっている。尚、上記圧縮コ
イルバネ37の代わりに、カバー36に、他の形式の板
バネ等の弾性部材や、カバー36内に一体に形成された
可橈性を有する部材が備えられていてもよいことは明ら
かである。
4に示した光学ピックアップ20における光路折曲げミ
ラー23と同様の構成であって、一側即ち取付面側の領
域が、光学ベース31に対して固定されているが、クラ
ンプ部材28の代わりに、カバー36の内面に取り付け
られた圧縮コイルバネ37が備えられている点でのみ、
異なる構成になっている。ここで、上記カバー36は、
光学ベース31上の光路折曲げミラー33及び対物レン
ズ35そして図示しない二軸アクチュエータ全体を覆う
ように、形成されていると共に、その内面に、上記圧縮
コイルバネ37がインサート成形により一体成形されて
いる。これにより、カバー36が光学ベース31に対し
て取り付けられることにより、上記圧縮コイルバネ37
が、光路折曲げミラー33の他端の領域を光学ベース3
1の表面に押圧するようになっている。尚、上記圧縮コ
イルバネ37の代わりに、カバー36に、他の形式の板
バネ等の弾性部材や、カバー36内に一体に形成された
可橈性を有する部材が備えられていてもよいことは明ら
かである。
【0037】このような構成の光学ピックアップ30に
よれば、受発光装置32の半導体レーザ素子からの光ビ
ームは、光路折曲げミラー33の反射面にて反射するこ
とにより、光路が折曲げられ、平面ミラー34で光ディ
スク11に向かって反射され、対物レンズ35を介し
て、光ディスク11の信号記録面に集束される。光ディ
スク11からの戻り光は、再び対物レンズ35,平面ミ
ラー34及び光路折曲げミラー33を介して、受発光装
置32に入射して、受発光装置32の光検出器に集束す
る。これにより、光検出器の検出信号に基づいて、光デ
ィスク11の信号が再生される。
よれば、受発光装置32の半導体レーザ素子からの光ビ
ームは、光路折曲げミラー33の反射面にて反射するこ
とにより、光路が折曲げられ、平面ミラー34で光ディ
スク11に向かって反射され、対物レンズ35を介し
て、光ディスク11の信号記録面に集束される。光ディ
スク11からの戻り光は、再び対物レンズ35,平面ミ
ラー34及び光路折曲げミラー33を介して、受発光装
置32に入射して、受発光装置32の光検出器に集束す
る。これにより、光検出器の検出信号に基づいて、光デ
ィスク11の信号が再生される。
【0038】この実施形態においては、上記光路折曲げ
ミラー33は、一端即ち取付面の領域のみが、板金シャ
ーシから成る光学ベース31に対して、接着によって固
定保持されていると共に、他端即ち反射面の領域が、圧
縮コイルバネ37によって下方に向かって光学ベース3
1の表面に対して押圧される。これにより、光路折曲げ
ミラー33は、図2乃至図4に示した光学ピックアップ
20の場合と同様に、一端の領域が光学ベース31に対
して固定保持されていることにより、反射面33aの位
置は、温度変化によって殆ど変化せず、且つ他端が光学
ベース31上を長手方向に移動することにより、温度変
化による伸長が吸収されることになる。かくして、光路
折曲げミラー33は、温度変化があったときには、他端
の領域が長手方向に平行移動することになり、立ち上げ
ミラー34による反射光ビームが、光軸に垂直な方向に
平行にずれることになるが、この光軸ずれは、比較的僅
かであり、対物レンズ35のトラッキングサーボの制御
範囲内であるので、容易に補正されることになる。さら
に、光路折曲げミラー33は、その他端の領域が、圧縮
コイルバネ37によって、光学ベース31に対して押圧
されているので、落下等の衝撃によって位置ずれを生ず
ることはなく、信頼性が向上することになる。
ミラー33は、一端即ち取付面の領域のみが、板金シャ
ーシから成る光学ベース31に対して、接着によって固
定保持されていると共に、他端即ち反射面の領域が、圧
縮コイルバネ37によって下方に向かって光学ベース3
1の表面に対して押圧される。これにより、光路折曲げ
ミラー33は、図2乃至図4に示した光学ピックアップ
20の場合と同様に、一端の領域が光学ベース31に対
して固定保持されていることにより、反射面33aの位
置は、温度変化によって殆ど変化せず、且つ他端が光学
ベース31上を長手方向に移動することにより、温度変
化による伸長が吸収されることになる。かくして、光路
折曲げミラー33は、温度変化があったときには、他端
の領域が長手方向に平行移動することになり、立ち上げ
ミラー34による反射光ビームが、光軸に垂直な方向に
平行にずれることになるが、この光軸ずれは、比較的僅
かであり、対物レンズ35のトラッキングサーボの制御
範囲内であるので、容易に補正されることになる。さら
に、光路折曲げミラー33は、その他端の領域が、圧縮
コイルバネ37によって、光学ベース31に対して押圧
されているので、落下等の衝撃によって位置ずれを生ず
ることはなく、信頼性が向上することになる。
【0039】上記実施形態による光ディスク装置10及
び光学ピックアップ20,30においては、光源とし
て、半導体レーザ素子及び光検出器が一体に構成された
受発光装置22,32が使用されているが、これに限ら
ず、光源と光検出器が別体に構成されていてもよいこと
は明らかである。
び光学ピックアップ20,30においては、光源とし
て、半導体レーザ素子及び光検出器が一体に構成された
受発光装置22,32が使用されているが、これに限ら
ず、光源と光検出器が別体に構成されていてもよいこと
は明らかである。
【0040】また、上記実施形態においては、光学ピッ
クアップ20,30は、光ディスク再生用として構成さ
れているが、これに限らず、光ディスク記録・再生用の
光学ピックアップ用の光路折曲げミラーに対して本発明
を適用できることは明らかである。
クアップ20,30は、光ディスク再生用として構成さ
れているが、これに限らず、光ディスク記録・再生用の
光学ピックアップ用の光路折曲げミラーに対して本発明
を適用できることは明らかである。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、温
度変化による光軸倒れが生じないようにした、光路折曲
げミラー,光学ピックアップ及びこれを利用した光ディ
スク装置を提供することができる。
度変化による光軸倒れが生じないようにした、光路折曲
げミラー,光学ピックアップ及びこれを利用した光ディ
スク装置を提供することができる。
【図1】本発明による光路折曲げミラーの第一の実施形
態を備える光学ピックアップを組み込んだ光ディスク装
置の全体構成を示すブロック図である。
態を備える光学ピックアップを組み込んだ光ディスク装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の光ディスク装置における光学ピックアッ
プの構成を示す概略斜視図である。
プの構成を示す概略斜視図である。
【図3】図2の光学ピックアップにおける受発光装置の
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
【図4】図2の光学ピックアップにおける光路折曲げミ
ラーを含む要部の断面図である。
ラーを含む要部の断面図である。
【図5】本発明による光路折曲げミラーの第二の実施形
態を備えた光学ピックアップの概略斜視図である。
態を備えた光学ピックアップの概略斜視図である。
【図6】従来の光学ピックアップの一例を示す概略断面
図である。
図である。
【図7】図6の光学ピックアップにおける要部を示す平
面図である。
面図である。
【図8】図6の光学ピックアップにおける要部を示す断
面図である。
面図である。
10・・・光ディスク装置、11・・・光ディスク、1
2・・・スピンドルモータ、13・・・制御部、14・
・・光ディスクトライブコントローラ、15・・・信号
復調器、16・・・誤り訂正回路、17・・・インター
フェイス、18・・・ヘッドアクセス制御部、20・・
・光学ピックアップ、21・・・光学ベース、22・・
・受発光装置、23・・・光路折曲げミラー、23a・
・・入射面、23b・・・内面(反射面)、23c・・
・出射面、23d,23e・・・位置決め用ダボ、24
・・・平面ミラー、25・・・対物レンズ、26・・・
取付面、27・・・接着剤、28・・・クランプ部材、
30・・・光学ピックアップ、31・・・光学ベース、
32・・・受発光装置、33・・・光路折曲げミラー、
34・・・平面ミラー、35・・・対物レンズ、36・
・・カバー、37・・・圧縮コイルバネ。
2・・・スピンドルモータ、13・・・制御部、14・
・・光ディスクトライブコントローラ、15・・・信号
復調器、16・・・誤り訂正回路、17・・・インター
フェイス、18・・・ヘッドアクセス制御部、20・・
・光学ピックアップ、21・・・光学ベース、22・・
・受発光装置、23・・・光路折曲げミラー、23a・
・・入射面、23b・・・内面(反射面)、23c・・
・出射面、23d,23e・・・位置決め用ダボ、24
・・・平面ミラー、25・・・対物レンズ、26・・・
取付面、27・・・接着剤、28・・・クランプ部材、
30・・・光学ピックアップ、31・・・光学ベース、
32・・・受発光装置、33・・・光路折曲げミラー、
34・・・平面ミラー、35・・・対物レンズ、36・
・・カバー、37・・・圧縮コイルバネ。
Claims (6)
- 【請求項1】 入射光ビームに対して傾斜した反射面
と、この反射面で反射された光ビームをさらに反射させ
るための立上げミラーを支持するための取付面とを備え
ており、樹脂成形により形成されていて、ベース部に取
り付けられる光路折曲げミラーであって、 この光路折曲ミラーは、その一端の領域のみがベース部
に対して固定されると共に、他端の領域が前記ベース部
に対して弾性部材によって押圧されることを特徴とする
光路折曲げミラー。 - 【請求項2】 前記弾性部材が、光路折曲げミラー自体
とベース部を挟持するクランプ部材であることを特徴と
する請求項1に記載の光路折曲げミラー。 - 【請求項3】 前記弾性部材が、上方から光路折曲げミ
ラー自体をベース部の表面に対して押圧するバネである
ことを特徴とする請求項1に記載の光路折曲げミラー。 - 【請求項4】 前記光路折曲げミラーの取付面の領域に
設けられた係合ピンが、前記ベース部に設けられた長孔
に対して、係合することを特徴とする請求項1に記載の
光路折曲げミラー。 - 【請求項5】 光ビームを出射する光源と、 この光源から出射された光ビームを回転駆動される光デ
ィスクの信号記録面上に集束させる光集束手段と、 前記光源と光集束手段との間に配設された光分離手段
と、 この光分離手段で分離された光ディスクの信号記録面か
らの戻り光ビームを受光する受光部を有する光検出器
と、 前記光源からの光ビームに対して傾斜した反射面と、こ
の反射面で反射された光ビームをさらに反射させるため
の立上げミラーを支持するための取付面とを備えてお
り、樹脂成形により形成されていて、ベース部に取り付
けられる光路折曲げミラーと、 を備えており、 前記光路折曲げミラーの一端の領域のみが、ベース部に
対して固定されると共に、他端の領域がベース部に対し
て弾性部材によって押圧されることを特徴とする光学ピ
ックアップ。 - 【請求項6】 光源から出射した光ビームを光ディスク
の信号記録面上に集束する光集束手段と、 光ディスクの信号記録面からの戻り光ビームを受光する
受光部を有する光検出手段と、 前記光集束手段を二軸方向に移動可能な駆動手段と、 前記光検出手段の受光部からの信号に基づいて、サーボ
信号を得る演算部と、 このサーボ信号に基づいて、上記光集束手段の駆動手段
に駆動電流を供給するサーボ手段と、 前記光源からの光ビームに対して傾斜した反射面と、こ
の反射面で反射された光ビームをさらに反射させるため
の立上げミラーを支持するための取付面とを備えてお
り、樹脂成形により形成されていて、ベース部に取り付
けられる光路折曲げミラーとを備えており、 前記光路折曲げミラーの一端の領域のみが、ベース部に
対して固定されると共に、他端の領域がベース部に対し
て弾性部材によって押圧されることを特徴とする光ディ
スク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10008896A JPH11213411A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 光路折曲げミラー及びこれを利用した光学ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10008896A JPH11213411A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 光路折曲げミラー及びこれを利用した光学ピックアップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11213411A true JPH11213411A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11705454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10008896A Pending JPH11213411A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 光路折曲げミラー及びこれを利用した光学ピックアップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11213411A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6865743B2 (en) | 1999-02-24 | 2005-03-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical head and method of manufacturing the same |
| US7209411B1 (en) | 1998-07-30 | 2007-04-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing optical head |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP10008896A patent/JPH11213411A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7209411B1 (en) | 1998-07-30 | 2007-04-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing optical head |
| US7317675B2 (en) | 1998-07-30 | 2008-01-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing optical head |
| US6865743B2 (en) | 1999-02-24 | 2005-03-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical head and method of manufacturing the same |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3792462B2 (ja) | 光ピックアップ装置およびその製造方法 | |
| CN1179332C (zh) | 光学读/写系统 | |
| JP3855931B2 (ja) | 光ヘッド装置 | |
| US7414926B2 (en) | Optical head device that prevents the displacement of the optical axis caused by expansion or contraction due to temperature change | |
| JPH1031843A (ja) | 光路折曲げミラー及びこれを利用した光学ピックアップ | |
| JP2002100053A (ja) | ディスクプレーヤーのピックアップ装置 | |
| JP3379250B2 (ja) | 光ヘッド複合体及び光記録再生装置 | |
| JP2008112555A (ja) | 光ピックアップ、光ディスクドライブ、光情報記録再生装置及びチルト調整方法 | |
| JP4586242B2 (ja) | 光ヘッドおよび光ディスク装置 | |
| JP3564829B2 (ja) | 光学ピックアップ | |
| JP2011113581A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
| JP2941997B2 (ja) | 半導体レーザ装置及びこの半導体レーザ装置を使用した光ピックアップ装置 | |
| KR20040024122A (ko) | 액츄에이터 및 이를 채용한 광픽업 | |
| JP2728211B2 (ja) | 光ヘッド | |
| US20030035359A1 (en) | Optical pickup device | |
| JPH1064108A (ja) | 受発光装置とこれを利用した光学ピックアップ | |
| JPH1092006A (ja) | 光学ピックアップ及び光ディスク装置 | |
| JPH07240035A (ja) | 光ピックアップ及び光ピックアップの製造方法 | |
| US20060164957A1 (en) | Optical unit, an optical pick-up apparatus and a method of adjusting an optical axis | |
| JPH1031834A (ja) | 発光部カバー及びこれを利用した光学ピックアップ | |
| JPH08335327A (ja) | 光情報記録再生装置、光ディスク、チルト補正方法およびチルトセンサ | |
| JPH06349102A (ja) | 浮上式光ヘッド及び光記録再生装置 | |
| JPH065031A (ja) | 光ディスクドライブ装置 | |
| JP2005346836A (ja) | 光ピックアップおよび光学部品 | |
| JPH02162533A (ja) | 光ピックアップ装置 |