JPH11214253A - 複合フィルムコンデンサ - Google Patents
複合フィルムコンデンサInfo
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- JPH11214253A JPH11214253A JP10009383A JP938398A JPH11214253A JP H11214253 A JPH11214253 A JP H11214253A JP 10009383 A JP10009383 A JP 10009383A JP 938398 A JP938398 A JP 938398A JP H11214253 A JPH11214253 A JP H11214253A
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- dielectric film
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ブラウン管ディスプレイ等の高圧回路、特に
フライバックトランスには、高圧用フィルムコンデンサ
が複数個使用されており、部品点数を削減することで、
生産性を向上する。 【解決手段】 誘電体フィルム1の面に、金属電極2
a、2b、2cを互いに絶縁して複数形成する。さらに
誘電体フィルム5についても誘電体フィルム1と同様に
複数の金属電極を形成し、フィルム5の面に配置された
金属電極2d、2e、2fと対向するように重ね合わせ
て、巻回してコンデンサ素子を形成することにより、1
個のコンデンサ素子の中に互いに絶縁された3個のコン
デンサを有する複合フィルムコンデンサを得ることがで
きる。
フライバックトランスには、高圧用フィルムコンデンサ
が複数個使用されており、部品点数を削減することで、
生産性を向上する。 【解決手段】 誘電体フィルム1の面に、金属電極2
a、2b、2cを互いに絶縁して複数形成する。さらに
誘電体フィルム5についても誘電体フィルム1と同様に
複数の金属電極を形成し、フィルム5の面に配置された
金属電極2d、2e、2fと対向するように重ね合わせ
て、巻回してコンデンサ素子を形成することにより、1
個のコンデンサ素子の中に互いに絶縁された3個のコン
デンサを有する複合フィルムコンデンサを得ることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラウン管(以下
CRT)を使用するディスプレイの高圧回路等1つの回
路に複数個使用されるフィルムコンデンサに関するもの
である。
CRT)を使用するディスプレイの高圧回路等1つの回
路に複数個使用されるフィルムコンデンサに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばCRTを使用するディスプ
レイの高圧回路、特にフライバックトランスには、高圧
整流用に20〜40kVの耐圧を持つコンデンサ1個と
ダブルフォーカス回路用に10〜15kVの耐圧をもつ
コンデンサを2個用意し、1個ずつ別々にホルダー等で
固定して回路に接続し組み立てが行われており、部品点
数を削減して、生産性を向上する上で問題となってい
た。
レイの高圧回路、特にフライバックトランスには、高圧
整流用に20〜40kVの耐圧を持つコンデンサ1個と
ダブルフォーカス回路用に10〜15kVの耐圧をもつ
コンデンサを2個用意し、1個ずつ別々にホルダー等で
固定して回路に接続し組み立てが行われており、部品点
数を削減して、生産性を向上する上で問題となってい
た。
【0003】そのため、従来より1個のコンデンサ素子
の中に、複数個のコンデンサ素子を持つ複合コンデンサ
が考案されてきており、特公平7−46667号公報に
開示されている。その構造を第9図に、また同等価回路
を第10図に、同外観を第11図に示しており、誘電体
フィルムの長さ方向に複数のコンデンサ要素が直列に接
続されるように電極を配置し、両端と任意の中間電極か
ら端子を引き出すことで、2個のコンデンサを有する複
合フィルムコンデンサを構成している。
の中に、複数個のコンデンサ素子を持つ複合コンデンサ
が考案されてきており、特公平7−46667号公報に
開示されている。その構造を第9図に、また同等価回路
を第10図に、同外観を第11図に示しており、誘電体
フィルムの長さ方向に複数のコンデンサ要素が直列に接
続されるように電極を配置し、両端と任意の中間電極か
ら端子を引き出すことで、2個のコンデンサを有する複
合フィルムコンデンサを構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、1個のコンデンサ素子に含まれる2個
の高耐圧コンデンサは、中間電極が共通であるため、前
記ダブルフォーカス回路用のように、2個のコンデンサ
が独立した回路に接続され共通端子がない場合は使用で
きない欠点があった。ましてや3個のコンデンサが互い
に絶縁された複合コンデンサの発明はなされていなかっ
た。
従来の構成では、1個のコンデンサ素子に含まれる2個
の高耐圧コンデンサは、中間電極が共通であるため、前
記ダブルフォーカス回路用のように、2個のコンデンサ
が独立した回路に接続され共通端子がない場合は使用で
きない欠点があった。ましてや3個のコンデンサが互い
に絶縁された複合コンデンサの発明はなされていなかっ
た。
【0005】本発明は、このように共通端子がなく独立
した回路にも使用できる複合フィルムコンデンサを提供
することを目的とする。
した回路にも使用できる複合フィルムコンデンサを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の複合フィルムコ
ンデンサは、誘電体フィルム(1)の片面に配置する電
極を、長さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割し、別
の誘電体フィルム(2)の片面に配置した電極が、前記
の誘電体フィルム(1)の面に配置された電極と重なり
合って対向するように配置して、それぞれの電極からリ
ード端子を引き出し、巻回することで2個のコンデンサ
を形成するとともに、それらの電極とは絶縁した電極
を、さらに誘電体フィルム(1)の長さ方向の片面に電
極を絶縁して配置し、前記の誘電体フィルム(2)の片
面に前記誘電体フィルム(1)の長さ方向に重なり合っ
て対向するように電極を配置して、もう1個コンデンサ
を形成することによって、1つのコンデンサ素子の中に
3個のコンデンサ要素を得ることができ、これにより共
通端子がなく独立した回路にも使用できる複合フィルム
コンデンサを提供することができる。
ンデンサは、誘電体フィルム(1)の片面に配置する電
極を、長さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割し、別
の誘電体フィルム(2)の片面に配置した電極が、前記
の誘電体フィルム(1)の面に配置された電極と重なり
合って対向するように配置して、それぞれの電極からリ
ード端子を引き出し、巻回することで2個のコンデンサ
を形成するとともに、それらの電極とは絶縁した電極
を、さらに誘電体フィルム(1)の長さ方向の片面に電
極を絶縁して配置し、前記の誘電体フィルム(2)の片
面に前記誘電体フィルム(1)の長さ方向に重なり合っ
て対向するように電極を配置して、もう1個コンデンサ
を形成することによって、1つのコンデンサ素子の中に
3個のコンデンサ要素を得ることができ、これにより共
通端子がなく独立した回路にも使用できる複合フィルム
コンデンサを提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、誘電体フィルム(1)の片面に配置する電極を、長
さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割し、別の誘電体
フィルム(2)の片面に配置した電極が、前記の誘電体
フィルム(1)の面に配置された電極と重なり合って対
向するように配置して、それぞれの電極からリード端子
を引き出し、巻回することで2個のコンデンサを形成す
るとともに、それらの電極とは絶縁した電極を、さらに
誘電体フィルム(1)の長さ方向の片面に任意の数の電
極を絶縁して配置し、前記の誘電体フィルム(2)の片
面に前記誘電体フィルム(1)の長さ方向に隣合う電極
と重なり合って対向するように電極を配置して、絶縁し
て配置した任意の数の電極の両端の電極から、それぞれ
リード端子を引き出し、巻回することでもう1個コンデ
ンサを形成することによって、1つのコンデンサ素子の
中に3個のコンデンサ要素を得ることができる。
は、誘電体フィルム(1)の片面に配置する電極を、長
さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割し、別の誘電体
フィルム(2)の片面に配置した電極が、前記の誘電体
フィルム(1)の面に配置された電極と重なり合って対
向するように配置して、それぞれの電極からリード端子
を引き出し、巻回することで2個のコンデンサを形成す
るとともに、それらの電極とは絶縁した電極を、さらに
誘電体フィルム(1)の長さ方向の片面に任意の数の電
極を絶縁して配置し、前記の誘電体フィルム(2)の片
面に前記誘電体フィルム(1)の長さ方向に隣合う電極
と重なり合って対向するように電極を配置して、絶縁し
て配置した任意の数の電極の両端の電極から、それぞれ
リード端子を引き出し、巻回することでもう1個コンデ
ンサを形成することによって、1つのコンデンサ素子の
中に3個のコンデンサ要素を得ることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、誘電体フィルム
(1)の片面に配置する電極を、長さ方向の絶縁部によ
って幅方向に2分割し、別の誘電体フィルム(2)の片
面に配置した電極が、前記の誘電体フィルム(1)の面
に配置された電極と重なり合って対向するように配置し
て、それぞれの電極からリード端子を引き出し、巻回す
ることで2個のコンデンサを形成するとともに、それら
の電極とは絶縁した電極を、さらに誘電体フィルム
(1)の長さ方向の片面に、長さ方向の絶縁部によって
幅方向に2分割した任意の数の電極を絶縁して配置し、
前記の誘電体フィルム(2)の片面に前記誘電体フィル
ム(1)の長さ方向に隣合う電極と重なり合って対向す
るように電極を配置する。この時、リード端子の引き出
しは、長さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割された
電極の両端の電極から、それぞれ共通の端子となるよう
に引き出し、巻回することで1個のコンデンサを形成す
る。それらによって、1つのコンデンサ素子の中に3個
のコンデンサ要素を得ることができる。
(1)の片面に配置する電極を、長さ方向の絶縁部によ
って幅方向に2分割し、別の誘電体フィルム(2)の片
面に配置した電極が、前記の誘電体フィルム(1)の面
に配置された電極と重なり合って対向するように配置し
て、それぞれの電極からリード端子を引き出し、巻回す
ることで2個のコンデンサを形成するとともに、それら
の電極とは絶縁した電極を、さらに誘電体フィルム
(1)の長さ方向の片面に、長さ方向の絶縁部によって
幅方向に2分割した任意の数の電極を絶縁して配置し、
前記の誘電体フィルム(2)の片面に前記誘電体フィル
ム(1)の長さ方向に隣合う電極と重なり合って対向す
るように電極を配置する。この時、リード端子の引き出
しは、長さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割された
電極の両端の電極から、それぞれ共通の端子となるよう
に引き出し、巻回することで1個のコンデンサを形成す
る。それらによって、1つのコンデンサ素子の中に3個
のコンデンサ要素を得ることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1、なら
びに請求項2記載において、誘電体フィルム(1)の片
面に配置する電極を、長さ方向の絶縁部によって幅方向
に2分割し、別の誘電体フィルム(2)の片面に配置し
た電極が、前記の誘電体フィルム(1)に配置された電
極と重なり合って対向するように配置して形成する2個
のコンデンサについて、前記の誘電体フィルム(1)の
長さ方向に任意の数の電極を絶縁して配置し、前記の誘
電体フィルム(2)の片面に前記誘電体フィルム(1)
の長さ方向に隣合う電極に重なり合って対向するように
電極を配置して、絶縁して配置した任意の数の電極の両
端の電極から、それぞれリード端子を引き出し、巻回す
ることで2個コンデンサを形成し、さらに請求項1、な
らびに2記載のコンデンサを加え、1つのコンデンサ素
子の中に3個のコンデンサ要素を得ることができる。
びに請求項2記載において、誘電体フィルム(1)の片
面に配置する電極を、長さ方向の絶縁部によって幅方向
に2分割し、別の誘電体フィルム(2)の片面に配置し
た電極が、前記の誘電体フィルム(1)に配置された電
極と重なり合って対向するように配置して形成する2個
のコンデンサについて、前記の誘電体フィルム(1)の
長さ方向に任意の数の電極を絶縁して配置し、前記の誘
電体フィルム(2)の片面に前記誘電体フィルム(1)
の長さ方向に隣合う電極に重なり合って対向するように
電極を配置して、絶縁して配置した任意の数の電極の両
端の電極から、それぞれリード端子を引き出し、巻回す
ることで2個コンデンサを形成し、さらに請求項1、な
らびに2記載のコンデンサを加え、1つのコンデンサ素
子の中に3個のコンデンサ要素を得ることができる。
【0010】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図8を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の複合フィルムコンデン
サの構造図である。同図において、帯状の誘電体フィル
ム1、例えばポリエステルフィルム上にアルミニウム等
の金属電極2a、2b、2cを、蒸着等によって誘電体
フィルム1の長さ方向の絶縁部3および幅方向の絶縁部
4により互いに絶縁して複数形成する。さらに誘電体フ
ィルム5についても誘電体フィルム1と同様に複数の金
属電極を形成し、誘電体フィルム1の面に配置された金
属電極2a、2bは、誘電体フィルム5の面に配置され
た金属電極2d、2eと対向するように重ね合わせ、誘
電体フィルム1の面に配置された金属電極2cは、誘電
体フィルム5の面に配置された金属電極2fの長さ方向
に隣合う電極に対向するように重ね合わせて、ロール状
に巻回してコンデンサ素子を形成し、長さ方向の両端の
電極より端子6〜11を引き出し複合フィルムコンデン
サを構成する。この構成により端子6と端子7の間およ
び端子8と端子9の間には、図2に示す等価回路のよう
に独立した2個のコンデンサ要素C1、C2が得られ、
端子10と端子11の間には図2に示す等価回路のよう
に複数のコンデンサ要素C3−1〜C3−nが直列接続
された1個の高耐圧コンデンサが得られ、1個のコンデ
ンサ素子の中に互いに絶縁された3個の高耐圧コンデン
サを有する複合フィルムコンデンサを得ることができ
る。図3、図4はロール状に巻回した本発明の複合フィ
ルムコンデンサの外観図である。図4は、ロール状に巻
回した後、プレスして扁平形状に成形した素子である。
から図8を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の複合フィルムコンデン
サの構造図である。同図において、帯状の誘電体フィル
ム1、例えばポリエステルフィルム上にアルミニウム等
の金属電極2a、2b、2cを、蒸着等によって誘電体
フィルム1の長さ方向の絶縁部3および幅方向の絶縁部
4により互いに絶縁して複数形成する。さらに誘電体フ
ィルム5についても誘電体フィルム1と同様に複数の金
属電極を形成し、誘電体フィルム1の面に配置された金
属電極2a、2bは、誘電体フィルム5の面に配置され
た金属電極2d、2eと対向するように重ね合わせ、誘
電体フィルム1の面に配置された金属電極2cは、誘電
体フィルム5の面に配置された金属電極2fの長さ方向
に隣合う電極に対向するように重ね合わせて、ロール状
に巻回してコンデンサ素子を形成し、長さ方向の両端の
電極より端子6〜11を引き出し複合フィルムコンデン
サを構成する。この構成により端子6と端子7の間およ
び端子8と端子9の間には、図2に示す等価回路のよう
に独立した2個のコンデンサ要素C1、C2が得られ、
端子10と端子11の間には図2に示す等価回路のよう
に複数のコンデンサ要素C3−1〜C3−nが直列接続
された1個の高耐圧コンデンサが得られ、1個のコンデ
ンサ素子の中に互いに絶縁された3個の高耐圧コンデン
サを有する複合フィルムコンデンサを得ることができ
る。図3、図4はロール状に巻回した本発明の複合フィ
ルムコンデンサの外観図である。図4は、ロール状に巻
回した後、プレスして扁平形状に成形した素子である。
【0011】(実施の形態2)図5は本発明の請求項2
に記載の複合フィルムコンデンサの構造図である。同図
において、帯状の誘電体フィルム12、例えばポリエス
テルフィルム上にアルミニウム等の金属電極13a、1
3b、13c、13dを蒸着等によって誘電体フィルム
12の長さ方向の絶縁部14および幅方向の絶縁部15
により互いに絶縁して複数形成する。さらに誘電体フィ
ルム16についても誘電体フィルム12と同様に複数の
金属電極を形成し、誘電体フィルム12の面に配置され
た金属電極13a、13bは、誘電体フィルム16の面
に配置された金属電極13e、13fと対向するように
重ね合わせ、誘電体フィルム12の面に配置された金属
電極13c、13dは、誘電体フィルム16の面に配置
された金属電極13g、13hの長さ方向に隣合う電極
に対向するように重ね合わせて、ロール状に巻回してコ
ンデンサ素子を形成し、長さ方向の両端の電極より端子
17〜22を引き出し複合フィルムコンデンサを構成す
る。この時端子21および端子22は、電極13cおよ
び13d、あるいは電極13gおよび13hの共通端子
となるように引き出す。この構成により端子17と端子
18の間および端子19と端子20の間には、図6に示
す等価回路のように独立した2個のコンデンサ要素C
4、C5が得られ、端子21と端子22の間には図6に
示す等価回路のように複数のコンデンサ要素C6−1〜
C6−nおよびC7−1〜C7−nが直列接続されたそ
れぞれ1個のコンデンサが得られ、共通端子21および
22により1個の高耐圧コンデンサが得られる。よっ
て、1個のコンデンサ素子の中に互いに絶縁された3個
の高耐圧コンデンサを有する複合フィルムコンデンサを
得ることができる。
に記載の複合フィルムコンデンサの構造図である。同図
において、帯状の誘電体フィルム12、例えばポリエス
テルフィルム上にアルミニウム等の金属電極13a、1
3b、13c、13dを蒸着等によって誘電体フィルム
12の長さ方向の絶縁部14および幅方向の絶縁部15
により互いに絶縁して複数形成する。さらに誘電体フィ
ルム16についても誘電体フィルム12と同様に複数の
金属電極を形成し、誘電体フィルム12の面に配置され
た金属電極13a、13bは、誘電体フィルム16の面
に配置された金属電極13e、13fと対向するように
重ね合わせ、誘電体フィルム12の面に配置された金属
電極13c、13dは、誘電体フィルム16の面に配置
された金属電極13g、13hの長さ方向に隣合う電極
に対向するように重ね合わせて、ロール状に巻回してコ
ンデンサ素子を形成し、長さ方向の両端の電極より端子
17〜22を引き出し複合フィルムコンデンサを構成す
る。この時端子21および端子22は、電極13cおよ
び13d、あるいは電極13gおよび13hの共通端子
となるように引き出す。この構成により端子17と端子
18の間および端子19と端子20の間には、図6に示
す等価回路のように独立した2個のコンデンサ要素C
4、C5が得られ、端子21と端子22の間には図6に
示す等価回路のように複数のコンデンサ要素C6−1〜
C6−nおよびC7−1〜C7−nが直列接続されたそ
れぞれ1個のコンデンサが得られ、共通端子21および
22により1個の高耐圧コンデンサが得られる。よっ
て、1個のコンデンサ素子の中に互いに絶縁された3個
の高耐圧コンデンサを有する複合フィルムコンデンサを
得ることができる。
【0012】(実施の形態3)図7は本発明の請求項3
に記載の複合フィルムコンデンサの構造図である。同図
は、実施の形態1および2に加え、前記発明の実施の形
態に記載した誘電体フィルム(1)の片面に配置する電
極を、長さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割し、別
の誘電体フィルム(2)の片面に配置した電極が、前記
の誘電体フィルム(1)に配置された電極と重なり合っ
て対向するように配置して形成する2個のコンデンサに
ついて、前記の誘電体フィルム(1)の長さ方向に任意
の数の電極を絶縁して配置し、前記の誘電体フィルム
(2)の片面に前記誘電体フィルム(1)の長さ方向に
隣合う電極に重なり合って対向するように電極を配置し
て絶縁して配置した任意の数の電極の両端の電極から、
それぞれリード端子を引き出し、巻回することで形成し
た2個コンデンサの構造である。同図において、帯状の
誘電体フィルム23、例えばポリエステルフィルム上に
アルミニウム等の金属電極24a、24bを、蒸着等に
よって誘電体フィルム23の長さ方向の絶縁部25およ
び幅方向の絶縁部26により互いに絶縁して複数形成す
る。さらに誘電体フィルム27についても誘電体フィル
ム23と同様に複数の金属電極を形成し、誘電体フィル
ム23の面に配置された金属電極24a、24bは、誘
電体フィルム27面に配置された金属電極24c、24
dの長さ方向に隣合う電極と対向するように重ね合わせ
て、ロール状に巻回してコンデンサ素子を形成し、長さ
方向の両端の電極より端子28〜31を引き出し、複合
フィルムコンデンサを構成する。この構成により端子2
8と端子29の間および端子30と端子31の間には、
図8に示す等価回路のように複数のコンデンサ要素C8
−1〜C8−nおよびC9−1〜C9−nが直列接続さ
れ、互いに絶縁された2個のコンデンサが得られ、前記
実施の形態1および2の記載同様、1個のコンデンサ素
子の中に互いに絶縁された3個の高耐圧コンデンサを有
する複合フィルムコンデンサを得ることができる。
に記載の複合フィルムコンデンサの構造図である。同図
は、実施の形態1および2に加え、前記発明の実施の形
態に記載した誘電体フィルム(1)の片面に配置する電
極を、長さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割し、別
の誘電体フィルム(2)の片面に配置した電極が、前記
の誘電体フィルム(1)に配置された電極と重なり合っ
て対向するように配置して形成する2個のコンデンサに
ついて、前記の誘電体フィルム(1)の長さ方向に任意
の数の電極を絶縁して配置し、前記の誘電体フィルム
(2)の片面に前記誘電体フィルム(1)の長さ方向に
隣合う電極に重なり合って対向するように電極を配置し
て絶縁して配置した任意の数の電極の両端の電極から、
それぞれリード端子を引き出し、巻回することで形成し
た2個コンデンサの構造である。同図において、帯状の
誘電体フィルム23、例えばポリエステルフィルム上に
アルミニウム等の金属電極24a、24bを、蒸着等に
よって誘電体フィルム23の長さ方向の絶縁部25およ
び幅方向の絶縁部26により互いに絶縁して複数形成す
る。さらに誘電体フィルム27についても誘電体フィル
ム23と同様に複数の金属電極を形成し、誘電体フィル
ム23の面に配置された金属電極24a、24bは、誘
電体フィルム27面に配置された金属電極24c、24
dの長さ方向に隣合う電極と対向するように重ね合わせ
て、ロール状に巻回してコンデンサ素子を形成し、長さ
方向の両端の電極より端子28〜31を引き出し、複合
フィルムコンデンサを構成する。この構成により端子2
8と端子29の間および端子30と端子31の間には、
図8に示す等価回路のように複数のコンデンサ要素C8
−1〜C8−nおよびC9−1〜C9−nが直列接続さ
れ、互いに絶縁された2個のコンデンサが得られ、前記
実施の形態1および2の記載同様、1個のコンデンサ素
子の中に互いに絶縁された3個の高耐圧コンデンサを有
する複合フィルムコンデンサを得ることができる。
【0013】なお、以上の説明では、誘電体フィルムを
ポリエステルフィルムとしたが、ポリプロピレン、ポリ
エチレンアフタレートフィルム等も同様に使用でき限定
するものではない。
ポリエステルフィルムとしたが、ポリプロピレン、ポリ
エチレンアフタレートフィルム等も同様に使用でき限定
するものではない。
【0014】リード端子を引き出す誘電体フィルムにつ
いても、直列接続数により任意に引き出すことができ
る。
いても、直列接続数により任意に引き出すことができ
る。
【0015】また、誘電体フィルムは電極間に1枚で説
明したが、複数枚重ねても同様に実施可能である。
明したが、複数枚重ねても同様に実施可能である。
【0016】また、誘電体フィルム上に形成する金属電
極は金属箔も同様に使用でき、特に端子を接続する電極
にのみ金属箔を用いその他を蒸着電極とする構成が信頼
性の向上には好ましい。
極は金属箔も同様に使用でき、特に端子を接続する電極
にのみ金属箔を用いその他を蒸着電極とする構成が信頼
性の向上には好ましい。
【0017】また、特に実施の形態2において、共通端
子21および22を接続する電極にのみ金属箔を用い、
さらにその電極箔を誘電体フィルム16の片面に配置さ
れた金属電極13e、13fと対向するように重ね合わ
せて、共通電極としてもよい。また、図1のX、Yの寸
法を任意に設定することによって2個のコンデンサの静
電容量を任意に得ることができる。
子21および22を接続する電極にのみ金属箔を用い、
さらにその電極箔を誘電体フィルム16の片面に配置さ
れた金属電極13e、13fと対向するように重ね合わ
せて、共通電極としてもよい。また、図1のX、Yの寸
法を任意に設定することによって2個のコンデンサの静
電容量を任意に得ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上の本発明によれば、1個のコンデン
サ素子の中に互いに絶縁された3個の高耐圧コンデンサ
を有する複合フィルムコンデンサを得ることができ、使
用回路での部品点数を削減して、生産性向上ができる効
果がある。
サ素子の中に互いに絶縁された3個の高耐圧コンデンサ
を有する複合フィルムコンデンサを得ることができ、使
用回路での部品点数を削減して、生産性向上ができる効
果がある。
【図1】本発明の一実施の形態1による複合フィルムコ
ンデンサを示す構造図
ンデンサを示す構造図
【図2】本発明の一実施の形態1による複合フィルムコ
ンデンサの等価回路を示す図
ンデンサの等価回路を示す図
【図3】本発明の一実施の形態1〜3による複合フィル
ムコンデンサ外観図(円筒)
ムコンデンサ外観図(円筒)
【図4】本発明の一実施の形態1〜3による複合フィル
ムコンデンサ外観図(扁平)
ムコンデンサ外観図(扁平)
【図5】本発明の一実施の形態2による複合フィルムコ
ンデンサを示す構造図
ンデンサを示す構造図
【図6】本発明の一実施の形態2による複合フィルムコ
ンデンサの等価回路を示す図
ンデンサの等価回路を示す図
【図7】本発明の一実施の形態3による複合フィルムコ
ンデンサを示す構造図
ンデンサを示す構造図
【図8】本発明の一実施の形態3による複合フィルムコ
ンデンサの等価回路を示す図
ンデンサの等価回路を示す図
【図9】従来の複合フィルムコンデンサの構造図
【図10】従来の複合フィルムコンデンサの等価回路を
示す図
示す図
【図11】従来の複合フィルムコンデンサの外観図
1、5、12、16、23、27、32 誘電体フィル
ム 2、13、24、33 金属電極 3、14、25 誘電体フィルムの長さ方向の絶
縁部 4、15、26、34 誘電体フィルムの幅方向の絶縁
部 6〜9、17〜22、28〜31、35〜37 リード
端子 38 金属箔電極
ム 2、13、24、33 金属電極 3、14、25 誘電体フィルムの長さ方向の絶
縁部 4、15、26、34 誘電体フィルムの幅方向の絶縁
部 6〜9、17〜22、28〜31、35〜37 リード
端子 38 金属箔電極
フロントページの続き (72)発明者 杉本 ▲高▼則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 ▲高▼田 康輝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】誘電体フィルム(1)の片面に配置する電
極を、長さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割し、別
の誘電体フィルム(2)の片面に配置した電極が、前記
の誘電体フィルム(1)の面に配置された電極と重なり
合って対向するように配置して、それぞれの電極からリ
ード端子を引き出し、巻回することで2個のコンデンサ
を形成するとともに、それらの電極とは絶縁した電極
を、さらに誘電体フィルム(1)の長さ方向の片面に任
意の数の電極を絶縁して配置し、前記の誘電体フィルム
(2)の片面に前記誘電体フィルム(1)の長さ方向に
隣合う電極と重なり合って対向するように電極を配置し
て、絶縁して配置した任意の数の電極の両端の電極か
ら、それぞれリード端子を引き出し、巻回することでも
う1個コンデンサを形成することによって、1つのコン
デンサ素子の中に3個のコンデンサ要素を得ることを特
徴とする複合フィルムコンデンサ。この場合、電極を配
置した誘電体フィルム間に、別の誘電体フィルムを任意
の枚数重ね合わせて巻回することもできる。また、リー
ド線を引き出す誘電体フィルムも、任意に設定できる。 - 【請求項2】誘電体フィルム(1)の片面に配置する電
極を、長さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割し、別
の誘電体フィルム(2)の片面に配置した電極が、前記
の誘電体フィルム(1)の面に配置された電極と重なり
合って対向するように配置して、それぞれの電極からリ
ード端子を引き出し、巻回することで2個のコンデンサ
を形成するとともに、それらの電極とは絶縁した電極
を、さらに誘電体フィルム(1)の長さ方向の片面に、
長さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割した任意の数
の電極を絶縁して配置し、前記の誘電体フィルム(2)
の片面に前記誘電体フィルム(1)の長さ方向に隣合う
電極と重なり合って対向するように電極を配置する。こ
の時、リード端子の引き出しは、長さ方向の絶縁部によ
って幅方向に2分割された電極の両端の電極から、それ
ぞれ共通の端子となるように引き出し、巻回することで
1個のコンデンサを形成する。それらによって、1つの
コンデンサ素子の中に3個のコンデンサ要素を得ること
を特徴とする複合フィルムコンデンサ。この場合、電極
を配置した誘電体フィルム間に、別の誘電体フィルムを
任意の枚数重ね合わせて巻回することもできる。また、
リード線を引き出す誘電体フィルムも、任意に設定でき
る。 - 【請求項3】請求項1、ならびに請求項2記載におい
て、誘電体フィルム(1)の片面に配置する電極を、長
さ方向の絶縁部によって幅方向に2分割し、別の誘電体
フィルム(2)の片面に配置した電極が、前記の誘電体
フィルム(1)に配置された電極と重なり合って対向す
るように配置して形成する2個のコンデンサについて、
前記の誘電体フィルム(1)の長さ方向に任意の数の電
極を絶縁して配置し、前記の誘電体フィルム(2)の片
面に前記誘電体フィルム(1)の長さ方向に隣合う電極
に重なり合って対向するように電極を配置して、絶縁し
て配置した任意の数の電極の両端の電極から、それぞれ
リード端子を引き出し、巻回することで2個コンデンサ
を形成し、さらに請求項1、ならびに2記載のコンデン
サを加え、1つのコンデンサ素子の中に3個のコンデン
サ要素を得ることを特徴とする複合フィルムコンデン
サ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10009383A JPH11214253A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 複合フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10009383A JPH11214253A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 複合フィルムコンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11214253A true JPH11214253A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11718937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10009383A Pending JPH11214253A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 複合フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11214253A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023046228A (ja) * | 2021-09-22 | 2023-04-03 | 京セラ株式会社 | フィルムコンデンサ、連結型コンデンサ、インバータおよび電動車輌 |
-
1998
- 1998-01-21 JP JP10009383A patent/JPH11214253A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023046228A (ja) * | 2021-09-22 | 2023-04-03 | 京セラ株式会社 | フィルムコンデンサ、連結型コンデンサ、インバータおよび電動車輌 |
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