JPH11221152A - 調理装置 - Google Patents

調理装置

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JPH11221152A
JPH11221152A JP2888298A JP2888298A JPH11221152A JP H11221152 A JPH11221152 A JP H11221152A JP 2888298 A JP2888298 A JP 2888298A JP 2888298 A JP2888298 A JP 2888298A JP H11221152 A JPH11221152 A JP H11221152A
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JP
Japan
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burner
inner pot
combustion
combustion box
pot
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JP2888298A
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English (en)
Inventor
Yoshio Hattori
良男 服部
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HATTORI KOGYO KK
Original Assignee
HATTORI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内釜が水平状態でないと点火できず、且つ、
調理中に傾動機構が傾動しない安全性に優れた調理装置
の提供。 【解決手段】 調理装置Aは、燃焼函1と、底部21が
釜受開口部12を塞ぐ様に燃焼函1に載置される内釜2
と、燃焼函1方向に燃焼炎30を形成するバーナ31
と、燃焼函1との間に遮熱空間43を設けて、内釜2、
燃焼函1、燃焼器3を包囲する外釜4と、この外釜4の
外と燃焼函1内とを接続する二次空気導入管7と、燃焼
函1、燃焼器3、及び外釜4とともに内釜2を前傾させ
る傾動機構と、制御器とを備え、制御器は、傾動機構の
作動をバーナ31の燃焼停止中のみ可能にし、バーナ3
1の点火が指示されると、外釜4の水平状態を確認した
後にバーナ31を点火する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被調理物を入れる内釜と、上部開口に内
釜が載置される燃焼函と、内釜を加熱するバーナとを備
える業務用の調理装置が従来より知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の調理装置
は、内釜を前傾させることができないので、未調理物を
内釜に入れる場合や、調理が完了した調理物を内釜から
出す場合の作業が面倒である。そこで、本願発明者ら
は、電動式の傾動機構を有する以下に示す調理装置を試
作した。試作した調理装置は、内釜と、釜受開口部を上
部に形成した燃焼函と、燃焼函内に燃焼炎を形成するバ
ーナと、内釜、燃焼函、及びバーナを包囲する外釜と、
燃焼函、バーナ、及び外釜とともに内釜を前傾させる傾
動機構と、バーナの点消火や傾動機構の作動を司る制御
器とを備える。
【0004】しかし、本願発明者らは、上記試作した調
理装置が下記の課題を有することを見い出した。内釜が
傾いた状態で点火ボタンを押して点火を行ったり、調理
中に傾動機構が作動して内釜が傾くと内釜内に入れた調
理物が溢れてしまう。内釜の温度が上がり過ぎると、調
理物が焦げ付いたり、揚げ物調理の場合には油が発火し
て油火災を招く虞がある。バーナや燃焼函内に未燃焼ガ
スや排ガスが残っている場合には、爆発着火や点火ミス
を招く。又、点火時や燃焼中にバーナが失火すると生ガ
スが流出する。
【0005】本発明の第1の目的は、内釜が水平状態で
ないと点火できず、且つ、調理中に傾動機構(調理物を
入れる内釜を傾動させる機構)が傾動しない安全性に優
れた調理装置の提供にある。本発明の第2の目的は、内
釜内に入れた調理物を適切に調理できるとともに、油火
災を招くこと無く揚げ物調理が可能な、傾動機構(調理
物を入れる内釜を傾動させる機構)を有する調理装置の
提供にある。本発明の第3の目的は、点火ミスを防止で
きるとともに、点火時や燃焼時にバーナが失火しても生
ガスが流出しない安全性に優れた調理装置の提供にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)被調理物を入れる為の内釜と、内釜底部を支持す
る釜受開口部を上部に形成した燃焼函と、前記燃焼函の
下方に配設され、燃焼函内方向に燃焼炎を形成する強制
燃焼式のバーナと、前記燃焼函との間に遮熱空間を設け
て前記内釜、前記燃焼函、及び前記バーナを包囲すると
ともに、内釜縁を外釜上部で固定する外釜と、燃焼函内
に二次空気を導入する為の二次空気導入管と、燃焼函内
の排ガスを外部に排出する為の排気管と、前記燃焼函、
前記バーナ、及び前記外釜とともに前記内釜を前傾させ
る傾動機構と、前記バーナの点消火や前記傾動機構の作
動を司る制御器とを備える調理装置において、前記制御
器は、前記傾動機構の作動を前記バーナの消火中のみ可
能にし、前記バーナの点火が指示されると、前記外釜の
水平状態を確認した後に前記バーナを点火する。
【0007】(2)被調理物を入れる為の内釜と、内釜
底部を支持する釜受開口部を上部に形成した燃焼函と、
前記燃焼函の下方に配設され、燃焼函内方向に燃焼炎を
形成する強制燃焼式のバーナと、前記燃焼函との間に遮
熱空間を設けて前記内釜、前記燃焼函、及び前記バーナ
を包囲するとともに、内釜縁を外釜上部で固定する外釜
と、燃焼函内に二次空気を導入する為の二次空気導入管
と、燃焼函内の排ガスを外部に排出する為の排気管と、
前記燃焼函、前記バーナ、及び前記外釜とともに前記内
釜を前傾させる傾動機構と、前記内釜の温度を検出する
ための温度センサと、前記バーナの点消火や前記傾動機
構の作動を司る制御器とを備え、前記制御器は、前記バ
ーナの燃焼中に前記内釜の温度が設定温度以上になると
前記バーナを一旦消火し、前記バーナの燃焼停止中に前
記内釜の温度が設定温度未満に降下すると前記バーナの
再点火を行い、又、前記バーナの燃焼中に前記内釜の温
度が油火災が発生する虞がある監視温度を越えると前記
バーナを消火するとともにエラー報知を行う。
【0008】(3)被調理物を入れる為の内釜と、内釜
底部を支持する釜受開口部を上部に形成した燃焼函と、
一次空気吸入ファンを有するとともに前記燃焼函の下方
に配設され、元電磁弁及び電磁弁を配したガス管を介し
てガスが供給され燃焼函内方向に燃焼炎を形成する強制
燃焼式のバーナと、前記燃焼函との間に遮熱空間を設け
て前記内釜、前記燃焼函、及び前記バーナを包囲すると
ともに、内釜縁を外釜上部で固定する外釜と、燃焼函内
に二次空気を導入する為の二次空気導入管と、燃焼函内
の排ガスを外部に排出する為の排気管と、前記燃焼函、
前記バーナ、及び前記外釜とともに前記内釜を前傾させ
る傾動機構と、燃焼炎の有無に基づいて前記バーナの失
火を検知する失火検出手段と、前記一次空気吸入ファ
ン、前記バーナの点消火、及び前記傾動機構の作動を司
る制御器とを備える調理装置において、前記制御器は、
前記バーナの点火が指示されると、前記一次空気吸入フ
ァンを先行して数秒間作動させた後にバーナ点火を行
い、前記失火検出手段が前記バーナの失火を検出する
と、エラー報知を報知器で行うとともに、前記元電磁弁
及び電磁弁を閉弁する。
【0009】
【作用及び発明の効果】〔請求項1について〕釜受開口
部が燃焼函の上部に形成され、燃焼函の釜受開口部が内
釜の釜底部を支持している。外釜は、燃焼函との間に遮
熱空間を設けて、内釜、燃焼函、及びバーナを包囲して
いる。バーナが消火中であると、制御器が傾動機構の作
動を可能にするので、燃焼函、バーナ、及び外釜ととも
に内釜を前傾させることができる。
【0010】バーナの点火が指示されると、制御器は、
外釜が水平状態であるか否かをチェックし、外釜の水平
状態が確認されるとバーナを点火する。尚、外釜の水平
状態が確認されない場合は点火を行わない。外釜の外と
燃焼函内とを接続する二次空気導入管により燃焼函内に
二次空気が供給され、燃焼函の下方に配設される強制燃
焼式のバーナは燃焼函内方向に燃焼炎を形成して内釜の
底を加熱する。調理装置は、バーナの点火が指示されて
も内釜が水平状態でないと点火が成されず、且つ、調理
中(バーナ燃焼中)は傾動機構を作動できない構造であ
るので安全性に優れる。
【0011】〔請求項2について〕バーナの点火が指示
されると制御器は、バーナを点火する。外釜の外と燃焼
函内とを接続する二次空気導入管により燃焼函内に二次
空気が供給され、燃焼函の下方に配設される強制燃焼式
のバーナは燃焼函内方向に燃焼炎を形成して内釜の底を
加熱する。
【0012】温度センサが内釜の温度を検出し、制御器
は、内釜の温度が設定温度以上になるとバーナを一旦消
火し、バーナの燃焼停止中に内釜の温度が設定温度未満
に降下するとバーナを再点火する。この為、内釜の温度
が設定温度になる様にガスバーナの燃焼が制御されるの
で、内釜内に入れた調理物を適切に調理できる。又、バ
ーナの燃焼中に、内釜の温度が油火災が発生する虞があ
る監視温度を越えると、制御器はバーナを消火するとと
もにエラー報知を行なう。この為、油火災を起こすこと
無く揚げ物調理が可能である。
【0013】〔請求項3について〕バーナの点火が指示
されると制御器は、一次空気吸入ファンを先行して数秒
間作動させた後にバーナの点火を行っている。一次空気
吸入ファンを先行して数秒間作動させているので、バー
ナや燃焼函内に残存している未燃焼ガスや排ガスが排出
されるので、爆発着火や点火ミスを未然に防ぐことがで
きる。
【0014】外釜の外と燃焼函内とを接続する二次空気
導入管により燃焼函内に二次空気が供給され、燃焼函の
下方に配設される強制燃焼式のバーナは燃焼函内方向に
燃焼炎を形成して内釜の底を加熱する。燃焼炎検出手段
は、点火ミスが発生したり、燃焼中にバーナが立ち消え
するとバーナの失火を検出してエラー報知を行うととも
に、元電磁弁及び電磁弁を閉弁している。この為、生ガ
スの流出を防ぐことができ、調理装置は安全性に優れ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例(請求項1〜3
に対応)を図1〜図7に基づいて説明する。図に示す如
く、調理装置Aは、燃焼函1と、内釜2と、燃焼函1の
下方に配設される燃焼器3と、燃焼函1との間に遮熱空
間43を設けた外釜4と、外釜4内に配設される冷却フ
ァン5と、傾動機構6と、二次空気導入管7と、排気内
筒81及び排気外筒82と、温度センサ9と、制御器
(図示せず)とを備える。
【0016】ステンレスで形成され函状(直径580m
m、深さ330mm)を呈する燃焼函1は、後面に排気
出口11を設け、上部に釜受開口部12を形成し、下面
13を含む外周14に断熱材である耐熱用のグラスウー
ル15を貼着し、該グラスウール15を厚手のアルミ箔
(図示せず)で覆っている。
【0017】釜受開口部12は、内釜2の底部21の曲
面形状(円弧)に略等しい曲面形状を呈し、開口部内面
が内釜2の底部21を支持する。尚、燃焼函1の内底近
傍には排気の逆流を防ぐ、火炎穴10aを有する排気逆
流防止板10が水平に配設されている。排気出口11は
内釜後部の上方位置に穿設されている。又、燃焼函1の
下面13には、二次空気導入管7を挿設するための挿設
穴141と、バーナ31の炎口面を函内に出すための配
設穴142とが穿設されている。
【0018】略中華鍋形状を呈するステンレス製の内釜
2(直径860mm、深さ330mm)は、底部21が
釜受開口部12を塞ぐ様に燃焼函1に載置される。又、
内釜2の上縁は下方に延出して外釜4の上部に固定(ネ
ジ止め)されている。
【0019】燃焼函1の下方に配設される強制燃焼式の
燃焼器3は、炎口面が函内へ臨むバーナ31、下部に位
置する一次空気吸入ファン32、点火用のスパークロッ
ド33、燃焼状態を検知するフレームロッド34、高電
圧を発生するスパークユニット331等を有し、ガス管
35を介してガスが供給される。
【0020】ガス管35は脚部41内に配設され、元栓
351→元電磁弁352、353→強火・弱火用電磁弁
354、355→スイベルジョイント356を経てバー
ナ31に接続されている。尚、外釜4内のガス管35a
は基部357が支持管358に内嵌され、スイベルジョ
イント356により回動自在にガス管35に連結されて
いる。
【0021】バーナ31は、炎口面から燃焼函1方向に
燃焼炎30を形成する。一次空気吸入ファン32は、外
釜4内の空気を吸引し、燃焼用空気(一次空気)として
バーナ31に供給する。スパークロッド33は、点火の
際にスパークユニット331から高電圧が印加され火花
放電を行う。フレームロッド34は、バーナ31が燃焼
しているか、燃焼停止(失火)しているかを判別する為
に設けられ、炎電流を検出する。
【0022】円筒体形状を呈し、内釜2、燃焼函1、及
びバーナ3を包囲する外釜4(ステンレス製)は、外釜
4の底面40に空気入口401と二次空気導入管7を挿
設するための挿設穴42とを形成し、後部の上方に空気
出口402を形成している。
【0023】外釜4の底面40の前部に配設される冷却
ファン5は、空気入口401から冷却用空気(室内空
気)を吸引し案内板50により外釜4の前面17の内面
に沿って(上方向)冷却用空気を流している。この冷却
用空気は、遮熱空間43→空気出口402→排気外筒8
2を経て外部に排出される。断面正方形の排気内筒(各
幅125mm、長さ600mm)81は、略T字状を呈
し、グラスウール15を被覆し排気出口11に連結した
連絡筒部83を立設筒部812の下部に一体形成してい
る。
【0024】立設筒部812は、内筒下開口813及び
内筒上開口814を有する。排気外筒82は、外筒下開
口821と内筒下開口813とを面一的に配し、外筒上
開口822が内筒上開口814より上方に位置する様に
排気内筒81を包囲している。
【0025】脚部41内に配設される傾動機構6は、外
釜4の前上部を横貫する傾動棒60に先端611を連結
したアーム61と、リンク620を介して先端621を
アーム61の後端612に連結したアーム62と、前傾
時にアーム62を矢印方向(図5参照)に移動させる電
動式のパワーシリンダ63とからなり、アーム62の適
所にはリミットスイッチ64、65が配置されている
(図4参照)。
【0026】リミットスイッチ64は内釜2が水平状態
の場合(図2〜図4)に接点がオンになるスイッチであ
る。又、リミットスイッチ65は内釜2が最大前傾状態
になった場合(図5)に接点がオン→オフになるスイッ
チである。温度センサ9(サーミスタ)は、内釜2の外
壁中央に接触状態に配設され、内釜2の温度(=調理物
の温度)を検出する。
【0027】つぎに、調理装置Aの作動を、図6及び図
7のフローチャートに基づいて説明する。運転停止状態
では、制御器は傾動機構6を作動可能としているので、
傾動スイッチ(図示せず)により水平から前傾状態(7
5°〜85°)までの範囲で内釜2を傾動させることが
できる。
【0028】燃焼力(弱/強)、設定温度{通常調理モ
ードでは最大140℃、揚物調理モードでは最大150
℃(実際の内釜温度は180℃)}、及び調理時間等を
決めて点火ボタンをステップs1で押圧すると、制御器
はリミットスイッチ64がオンであるか否かをステップ
s2で判別し、オンである場合(YES)はステップs
3に進む。尚、リミットスイッチ64がオフである場合
(NO;内釜2が前傾状態のままで運転ボタンを押圧し
た場合)には、制御器は点火ボタンの押圧信号をキャン
セル(ステップs18)して運転停止状態に戻す。
【0029】ステップs3で制御器は温度調節ユニット
からの信号に基づいて温度調整ユニットのチェックを行
い、温度調節ユニットが正常であると判別された場合
(YES)にはステップs4に進む。又、温度調節ユニ
ットが異常であると判別された場合(NO)には表示器
に「温度調節ユニット異常」と表示してブザーを鳴動さ
せる(ステップs19;エラー停止)。
【0030】制御器は温度センサ9により検出される検
出温度が210℃以下であるか否かをステップs4で判
別し、210℃以下である場合(YES)にはステップ
s5に進む。又、210℃(=監視温度)を越える場合
(NO)には制御器は表示器に「釜異常温度」と表示し
てブザーを鳴動させる(ステップs20)。
【0031】制御器は、ステップs5で元電磁弁を開弁
し、ステップs6に進む。ステップs6で、制御器は温
度センサ9により検出される検出温度が設定温度以下で
あるか否かを判別し、設定温度以下である場合(YE
S)にはステップs7に進む。又、設定温度を越える場
合(NO)には検出温度が設定温度以下に降下するまで
待機する。
【0032】ステップs7で、制御器は一次空気吸入フ
ァン32を始動させ、ステップs8に進む。制御器はス
テップs8で一次空気吸入ファン32が回転しているか
否かをファンに付けたホール素子からの信号により判別
し、回転が検知された場合(YES)にはステップs9
に進み、回転が検知されない場合(NO)にはステップ
s21に進む。
【0033】制御器はステップs9で一次空気吸入ファ
ン32への通電を数秒間継続して、一次空気吸入ファン
32を数秒間廻す。制御器はステップs21で表示器に
「着火ミス」と表示し、元電磁弁353、352を閉弁
し、ブザーを鳴動させる。
【0034】制御器はステップs10でスパークユニッ
ト331に所定時間、通電を行い、スパークロッド33
が火花放電する。スパークロッド33が火花放電中であ
るステップs11において、制御器は、強火・弱火用電
磁弁354、355の何れかを開弁し、バーナ31が着
火するとともにステップs12に進む。
【0035】制御器は、ステップs12において燃焼炎
の有無を検知(フレームロッド34による炎電流検知)
し、燃焼炎が確認された場合(YES)にはステップs
13に進み、燃焼炎が確認されない場合(NO)にはス
テップs22に進む。制御器はステップs22において
元電磁弁352、353の何れかを閉弁し、強火・弱火
用電磁弁354、355の何れかを閉弁し、表示器に
「着火ミス」と表示し、ブザーを鳴動させる。
【0036】制御器は、ステップs13において温度セ
ンサ9により検出される検出温度が設定温度に到達して
いるか否か判別し、設定温度に到達していない場合(N
O)にはステップs14に進み、到達している場合(Y
ES)にはステップs15に進む。
【0037】制御器は、設定時間が経過しているか、消
火ボタンが押圧されたかをステップs14で判別し、何
方も成立しない場合にはステップs12に戻り、何れか
が成立する場合にはステップs24に進む。制御器は、
ステップs24で元電磁弁352、353、強火・弱火
用電磁弁354、355を閉弁し、バーナ31が消火す
る。尚、ステップs24を経て調理装置Aが正常停止し
た場合には、制御器は傾動機構6を作動可能にするの
で、傾動スイッチ(図示せず)により水平から前傾状態
(75°〜85°)までの範囲で内釜2を傾動させるこ
とができる。
【0038】バーナ31を一旦、消火させる為、制御器
はステップs15で、強火・弱火用電磁弁354、35
5の何れかを閉弁し、ステップs16に進む。制御器は
温度センサ9により検出される検出温度が210℃以下
であるか否かをステップs16で判別し、210℃以下
である場合(YES)にはステップs17に進む。又、
強火・弱火用電磁弁354、355の故障等で火が消え
ず、210℃(=監視温度)を越える場合(NO)には
制御器は元電磁弁352、353を閉弁し(ステップs
25)、表示器に「釜異常温度」と表示してブザーを鳴
動させる(ステップs26)。
【0039】制御器は、ステップs17において温度セ
ンサ9により検出される検出温度が設定温度以下に降下
しているか否か判別し、設定温度に降下していない場合
(NO)には待機し、降下している場合(YES)には
ステップs7に進む。
【0040】つぎに、調理装置Aの利点を述べる。 〔ア〕調理装置Aは、運転ボタンを押圧して調理を開始
しようとしてもリミットスイッチ64がオフ状態(内釜
2が前傾状態)であると点火ボタンの押圧信号をキャン
セル(点火されない)する構成である{ステップs2で
NO→ステップs18}。又、バーナ31燃焼中(調理
中)は、傾動スイッチを操作しても制御器が傾動機構6
を作動させない構造である。この為、内釜2に入れた調
理物が溢れるという不具合が発生せず、安全性に優れ
る。
【0041】〔イ〕調理装置Aは、温度センサ9により
検出される内釜2の温度が設定温度以上になると制御器
がバーナ31を一旦消火し、バーナ31の燃焼停止中に
内釜2の温度が設定温度未満に降下するとバーナ31を
再点火する構成である{ステップs13でYES→ステ
ップs15……→ステップs17でYES……→ステッ
プs7}。この為、内釜2の温度が設定温度になる様に
バーナ31の燃焼が制御されるので、内釜2内に入れた
調理物が焦げ付いたり半煮え状態にならず、美味しく調
理できる。
【0042】又、強火・弱火用電磁弁354、355等
の故障(火が消えない)により検出温度が油火災が発生
する虞がある監視温度(210℃)を越えると、制御器
は元電磁弁352、353を閉弁してバーナ31を消火
するとともにエラー報知を行う構成である{ステップs
15→ステップs16でNO→ステップs25→ステッ
プs26}。この為、調理装置Aは、油火災を起こすこ
と無く揚げ物調理を行うことができる。
【0043】〔ウ〕調理装置Aは、一次空気吸入ファン
32を数秒間作動させた後にバーナ31の点火を行って
いる{ステップs7→ステップs8でYES→ステップ
s9→ステップs10→ステップs11}。この為、バ
ーナ31や燃焼函1内に残存している未燃焼ガスや排ガ
スが排出されるので、爆発着火や点火ミスを未然に防ぐ
ことができる。
【0044】〔エ〕調理装置Aは、点火ミスが発生した
り、燃焼中にバーナ31が立ち消えして炎電流が検出で
きなくなると、元電磁弁352、353及び強火・弱火
用電磁弁354、355を閉弁するとともに、エラー報
知を行う構成である{ステップs11→ステップs12
でNO→ステップs22→ステップs23}。この為、
生ガスの流出を防ぐことができるので調理装置Aは安全
性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る調理装置の斜視図であ
る。
【図2】その調理装置の横断面図である。
【図3】その調理装置の後方向の断面図である。
【図4】内釜が水平状態である場合の傾動機構の状態を
示す説明図である。
【図5】内釜が前傾状態(最大傾動時)である場合の傾
動機構の状態を示す説明図である。
【図6】その調理装置の作動を示すフローチャートであ
る。
【図7】その調理装置の作動を示すフローチャート(続
き)である。
【符号の説明】
A 調理装置 1 燃焼函 2 内釜 4 外釜 6 傾動機構 7 二次空気導入管 9 温度センサ 12 釜受開口部 21 底部 31 バーナ 34 フレームロッド(失火検出手段) 43 遮熱空間 81 排気内筒(排気管) 82 排気外筒 83 連絡筒部(排気管) 352、353 元電磁弁 354 強火用電磁弁(電磁弁) 355 弱火用電磁弁(電磁弁) 812 立設筒部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調理物を入れる為の内釜と、 内釜底部を支持する釜受開口部を上部に形成した燃焼函
    と、 前記燃焼函の下方に配設され、燃焼函内方向に燃焼炎を
    形成する強制燃焼式のバーナと、 前記燃焼函との間に遮熱空間を設けて前記内釜、前記燃
    焼函、及び前記バーナを包囲するとともに、内釜縁を外
    釜上部で固定する外釜と、 燃焼函内に二次空気を導入する為の二次空気導入管と、 燃焼函内の排ガスを外部に排出する為の排気管と、 前記燃焼函、前記バーナ、及び前記外釜とともに前記内
    釜を前傾させる傾動機構と、 前記バーナの点消火や前記傾動機構の作動を司る制御器
    とを備える調理装置において、 前記制御器は、前記傾動機構の作動を前記バーナの消火
    中のみ可能にし、前記バーナの点火が指示されると、前
    記外釜の水平状態を確認した後に前記バーナを点火する
    ことを特徴とする調理装置。
  2. 【請求項2】 被調理物を入れる為の内釜と、 内釜底部を支持する釜受開口部を上部に形成した燃焼函
    と、 前記燃焼函の下方に配設され、燃焼函内方向に燃焼炎を
    形成する強制燃焼式のバーナと、 前記燃焼函との間に遮熱空間を設けて前記内釜、前記燃
    焼函、及び前記バーナを包囲するとともに、内釜縁を外
    釜上部で固定する外釜と、 燃焼函内に二次空気を導入する為の二次空気導入管と、 燃焼函内の排ガスを外部に排出する為の排気管と、 前記燃焼函、前記バーナ、及び前記外釜とともに前記内
    釜を前傾させる傾動機構と、 前記内釜の温度を検出するための温度センサと、 前記バーナの点消火や前記傾動機構の作動を司る制御器
    とを備え、 前記制御器は、前記バーナの燃焼中に前記内釜の温度が
    設定温度以上になると前記バーナを一旦消火し、 前記バーナの燃焼停止中に前記内釜の温度が設定温度未
    満に降下すると前記バーナの再点火を行い、 又、前記バーナの燃焼中に前記内釜の温度が油火災が発
    生する虞がある監視温度を越えると前記バーナを消火す
    るとともにエラー報知を行うことを特徴とする調理装
    置。
  3. 【請求項3】 被調理物を入れる為の内釜と、 内釜底部を支持する釜受開口部を上部に形成した燃焼函
    と、 一次空気吸入ファンを有するとともに前記燃焼函の下方
    に配設され、元電磁弁及び電磁弁を配したガス管を介し
    てガスが供給され燃焼函内方向に燃焼炎を形成する強制
    燃焼式のバーナと、 前記燃焼函との間に遮熱空間を設けて前記内釜、前記燃
    焼函、及び前記バーナを包囲するとともに、内釜縁を外
    釜上部で固定する外釜と、 燃焼函内に二次空気を導入する為の二次空気導入管と、 燃焼函内の排ガスを外部に排出する為の排気管と、 前記燃焼函、前記バーナ、及び前記外釜とともに前記内
    釜を前傾させる傾動機構と、 燃焼炎の有無に基づいて前記バーナの失火を検知する失
    火検出手段と、 前記一次空気吸入ファン、前記バーナの点消火、及び前
    記傾動機構の作動を司る制御器とを備える調理装置にお
    いて、 前記制御器は、前記バーナの点火が指示されると、前記
    一次空気吸入ファンを先行して数秒間作動させた後にバ
    ーナ点火を行い、 前記失火検出手段が前記バーナの失火を検出すると、エ
    ラー報知を報知器で行うとともに、前記元電磁弁及び電
    磁弁を閉弁することを特徴とする調理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101707640B1 (ko) * 2015-09-01 2017-02-27 주식회사 에이치케이 회전형 국솥의 연료 차단장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101707640B1 (ko) * 2015-09-01 2017-02-27 주식회사 에이치케이 회전형 국솥의 연료 차단장치

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