JPH11221795A - パイプ切断方法および治具 - Google Patents
パイプ切断方法および治具Info
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- JPH11221795A JPH11221795A JP1611898A JP1611898A JPH11221795A JP H11221795 A JPH11221795 A JP H11221795A JP 1611898 A JP1611898 A JP 1611898A JP 1611898 A JP1611898 A JP 1611898A JP H11221795 A JPH11221795 A JP H11221795A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 床面から上部に突出したパイプを床面と平行
になるように容易に切断することができるようにする。 【解決手段】 床面B1から上方に突出した状態でコン
クリート床Bに埋設されたパイプ1を、切断面が床面B
1と平行になるように切断するハンド鋸2であって、鋸
本体21と、この鋸本体21の峰部21aの基端側およ
び先端側にそれぞれ設けられた一対のローラ部材23と
を備えて形成され、上記各ローラ部材23は鋸本体21
に対する垂直方向の長さ寸法が同一に設定されている。
になるように容易に切断することができるようにする。 【解決手段】 床面B1から上方に突出した状態でコン
クリート床Bに埋設されたパイプ1を、切断面が床面B
1と平行になるように切断するハンド鋸2であって、鋸
本体21と、この鋸本体21の峰部21aの基端側およ
び先端側にそれぞれ設けられた一対のローラ部材23と
を備えて形成され、上記各ローラ部材23は鋸本体21
に対する垂直方向の長さ寸法が同一に設定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート基盤
やコンクリート床等から突出した配水管等のパイプを切
断するパイプ切断方法および工具に関するものである。
やコンクリート床等から突出した配水管等のパイプを切
断するパイプ切断方法および工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、図10の(イ)に示すように、コ
ンクリート床B等の内部に配水管等のパイプ(例えばポ
リビニルクロライド製のパイプ)100を埋設してパイ
プ100の先端に排水口を形成するに際し、パイプ10
0は、二点鎖線で示すように、一旦その先端をコンクリ
ート床B上に露出させた状態で埋設され、ついで露出し
た部分を取り除いて床面B1を平にすることが行われ
る。この場合、パイプ100は、目蓋の厚み寸法分だけ
床面B1より没入した位置で切断され、これによってパ
イプ100の上端面と床面B1との間に、内径寸法がパ
イプ100の外径寸法に等しい排水口150が形成され
る。
ンクリート床B等の内部に配水管等のパイプ(例えばポ
リビニルクロライド製のパイプ)100を埋設してパイ
プ100の先端に排水口を形成するに際し、パイプ10
0は、二点鎖線で示すように、一旦その先端をコンクリ
ート床B上に露出させた状態で埋設され、ついで露出し
た部分を取り除いて床面B1を平にすることが行われ
る。この場合、パイプ100は、目蓋の厚み寸法分だけ
床面B1より没入した位置で切断され、これによってパ
イプ100の上端面と床面B1との間に、内径寸法がパ
イプ100の外径寸法に等しい排水口150が形成され
る。
【0003】このようなパイプ100の切断は、電動機
の駆動軸に共回りするように円盤状の切断刃が装着され
たグラインダを用いて行われる。すなわち、グラインダ
の切断刃を上部開口からパイプ100内に挿入して内周
面に押し当て、切断刃を回転させつつグラインダをパイ
プ100の内周面に沿って一周させることによりパイプ
100が切断される。このように内周面側からパイプ1
00を切断することにより、切断面を床面B1より下位
に位置させることが可能になる。そして、このようにし
て形成された排水口150に目蓋160が嵌め込まれる
ことにより床面B1が目蓋160を含めて面一状態にな
る。
の駆動軸に共回りするように円盤状の切断刃が装着され
たグラインダを用いて行われる。すなわち、グラインダ
の切断刃を上部開口からパイプ100内に挿入して内周
面に押し当て、切断刃を回転させつつグラインダをパイ
プ100の内周面に沿って一周させることによりパイプ
100が切断される。このように内周面側からパイプ1
00を切断することにより、切断面を床面B1より下位
に位置させることが可能になる。そして、このようにし
て形成された排水口150に目蓋160が嵌め込まれる
ことにより床面B1が目蓋160を含めて面一状態にな
る。
【0004】ところで、高さレベルを一定に維持しなが
らグラインダをパイプ100の内周面に沿って一周させ
るパイプ100の切断作業は非常に難しい。すなわち、
一周が終わった状態で切断の始点と終点とが一致しなく
なることが多く、これによってパイプ100の上端面が
同一平面上に位置しなくなり、目蓋160をパイプ10
0の上端面に安定して支持させ得なくなるという不都合
が生じ易い。
らグラインダをパイプ100の内周面に沿って一周させ
るパイプ100の切断作業は非常に難しい。すなわち、
一周が終わった状態で切断の始点と終点とが一致しなく
なることが多く、これによってパイプ100の上端面が
同一平面上に位置しなくなり、目蓋160をパイプ10
0の上端面に安定して支持させ得なくなるという不都合
が生じ易い。
【0005】かかる不都合を解消するために、従来、電
動機本体に駆動軸と同心で、かつ、軸心方向への移動が
規制された駆動軸回りに回転自在のスラスト円盤を取り
付け、このスラスト円盤の下面を床面B1から上方に突
出したパイプ100の上縁部に押し当てた状態で切断刃
をパイプ100の内周面に沿って一周させることにより
切断刃の上下方向の位置ずれが生じないようになされて
いる。
動機本体に駆動軸と同心で、かつ、軸心方向への移動が
規制された駆動軸回りに回転自在のスラスト円盤を取り
付け、このスラスト円盤の下面を床面B1から上方に突
出したパイプ100の上縁部に押し当てた状態で切断刃
をパイプ100の内周面に沿って一周させることにより
切断刃の上下方向の位置ずれが生じないようになされて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パイプ10
0は、コンクリート床等から上方に突出した部分の上端
面が常に水平面に沿っているとは限らず傾斜している場
合がある。また、たとえパイプ100の上端面が水平に
なっていても、図10の(ロ)に示すように、床面B1
が傾斜している場合がある。これらの場合は、スラスト
円盤をパイプ100の上縁部に押し当てた状態でバイン
ダをパイプ100の周壁に沿って一周させても、パイプ
100の切断面140は床面B1に対して傾斜した状態
になるため、目蓋160を排水口150に装着すると目
蓋160が床面B1に対して傾斜した状態になり、これ
によって目蓋部分が床面B1と面一にならずに見栄えが
悪いばかりか、歩行時につまずくことがある等、安全面
での問題点も存在する。
0は、コンクリート床等から上方に突出した部分の上端
面が常に水平面に沿っているとは限らず傾斜している場
合がある。また、たとえパイプ100の上端面が水平に
なっていても、図10の(ロ)に示すように、床面B1
が傾斜している場合がある。これらの場合は、スラスト
円盤をパイプ100の上縁部に押し当てた状態でバイン
ダをパイプ100の周壁に沿って一周させても、パイプ
100の切断面140は床面B1に対して傾斜した状態
になるため、目蓋160を排水口150に装着すると目
蓋160が床面B1に対して傾斜した状態になり、これ
によって目蓋部分が床面B1と面一にならずに見栄えが
悪いばかりか、歩行時につまずくことがある等、安全面
での問題点も存在する。
【0007】かかる不都合を解消するために、パイプ1
00の床面B1から上部に突出した部分を、予め床面B
1と面一になるように切断し、この切断面に上記スラス
ト円盤を押し当てた状態でグラインダによりパイプ10
0の床面B1より下位の部分を切断することが考えられ
るが、このようにすると、パイプ100を床面B1と同
一レベルで切断するに際し、床面B1を損傷することが
あるという新たな問題点が提起される。
00の床面B1から上部に突出した部分を、予め床面B
1と面一になるように切断し、この切断面に上記スラス
ト円盤を押し当てた状態でグラインダによりパイプ10
0の床面B1より下位の部分を切断することが考えられ
るが、このようにすると、パイプ100を床面B1と同
一レベルで切断するに際し、床面B1を損傷することが
あるという新たな問題点が提起される。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、床面から上部に突出したパ
イプを床面と平行になるように容易に切断することがで
きるパイプ切断方法および工具を提供することを目的と
している。
ためになされたものであり、床面から上部に突出したパ
イプを床面と平行になるように容易に切断することがで
きるパイプ切断方法および工具を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
パイプの接続方法は、床面から上方に突出した状態で床
内に埋設されたパイプの床面から上方に突出した部分を
取り除いて床面に排水口を形成するパイプ切断方法であ
って、上記パイプの上端面が床面より上の位置で床面に
対して平行になるように第1切断治具を用いて切断する
予備切断工程と、この予備切断工程で切断されたパイプ
の切断面を基準として第2切断治具で内周面からパイプ
を床面より低い位置で切断する本切断工程とからなるこ
とを特徴とするものである。
パイプの接続方法は、床面から上方に突出した状態で床
内に埋設されたパイプの床面から上方に突出した部分を
取り除いて床面に排水口を形成するパイプ切断方法であ
って、上記パイプの上端面が床面より上の位置で床面に
対して平行になるように第1切断治具を用いて切断する
予備切断工程と、この予備切断工程で切断されたパイプ
の切断面を基準として第2切断治具で内周面からパイプ
を床面より低い位置で切断する本切断工程とからなるこ
とを特徴とするものである。
【0010】このパイプの接続方法によれば、予備切断
工程で第1切断治具を用いて床面から突出したパイプを
切断することにより、パイプの切断面は床面に対して平
行に形成されるとともに、本切断工程での切断処理は第
2切断治具を用いて床面と平行なパイプの切断面を基準
として実行されるため、床面を損傷することなくこの切
断処理で形成された排水口内のパイプの切断面は床面と
平行になる。従って、目蓋の厚み寸法を適切に設定した
上で排水口内のパイプ切断面上に目蓋を装着することに
より、目蓋の表面と床面とが面一状態になる。
工程で第1切断治具を用いて床面から突出したパイプを
切断することにより、パイプの切断面は床面に対して平
行に形成されるとともに、本切断工程での切断処理は第
2切断治具を用いて床面と平行なパイプの切断面を基準
として実行されるため、床面を損傷することなくこの切
断処理で形成された排水口内のパイプの切断面は床面と
平行になる。従って、目蓋の厚み寸法を適切に設定した
上で排水口内のパイプ切断面上に目蓋を装着することに
より、目蓋の表面と床面とが面一状態になる。
【0011】本発明の請求項2記載のパイプの接続方法
は、請求項1記載のパイプの接続方法において、上記第
1切断治具として床面と平行な方向にのみ移動可能に構
成された鋸を用いることを特徴とするものである。
は、請求項1記載のパイプの接続方法において、上記第
1切断治具として床面と平行な方向にのみ移動可能に構
成された鋸を用いることを特徴とするものである。
【0012】このパイプの接続方法によれば、床面から
上方に突出したパイプを鋸で切断することにより、鋸は
床面と平行な方向にのみ移動可能になっているため、パ
イプの切断面は床面に平行になる。
上方に突出したパイプを鋸で切断することにより、鋸は
床面と平行な方向にのみ移動可能になっているため、パ
イプの切断面は床面に平行になる。
【0013】本発明の請求項3記載のパイプの接続方法
は、請求項1または2記載のパイプの接続方法におい
て、上記第2切断治具として駆動軸回りに回転自在に軸
支されかつ上記パイプの切断面に下面が当接されるスラ
スト円盤を備えたグラインダを用いることを特徴とする
ものである。
は、請求項1または2記載のパイプの接続方法におい
て、上記第2切断治具として駆動軸回りに回転自在に軸
支されかつ上記パイプの切断面に下面が当接されるスラ
スト円盤を備えたグラインダを用いることを特徴とする
ものである。
【0014】このパイプの接続方法によれば、パイプの
床面に平行な切断面にスラスト円盤の下面を当接させつ
つグラインダの切断刃をパイプ内に挿入してパイプの内
壁面を周方向に向けて1周分切断した後、切り離された
パイプを取り除くことにより、床面より所定寸法だけ凹
設された排水口が形成される。そして、この排水口内の
パイプの切断面は、スラスト円盤によるグラインダの下
方への移動の規制で床面と面一になる。
床面に平行な切断面にスラスト円盤の下面を当接させつ
つグラインダの切断刃をパイプ内に挿入してパイプの内
壁面を周方向に向けて1周分切断した後、切り離された
パイプを取り除くことにより、床面より所定寸法だけ凹
設された排水口が形成される。そして、この排水口内の
パイプの切断面は、スラスト円盤によるグラインダの下
方への移動の規制で床面と面一になる。
【0015】本発明の請求項4記載のパイプの切断治具
は、床面から上方に突出した状態で床内に埋設されたパ
イプを、切断面が床面と平行になるように切断するパイ
プ切断治具であって、鋸本体と、この鋸本体の峰部の基
端側および先端側にそれぞれ突設された一対の突片とを
備えて形成され、上記各突片は鋸本体からの突出寸法が
同一に設定されていることを特徴とするものである。
は、床面から上方に突出した状態で床内に埋設されたパ
イプを、切断面が床面と平行になるように切断するパイ
プ切断治具であって、鋸本体と、この鋸本体の峰部の基
端側および先端側にそれぞれ突設された一対の突片とを
備えて形成され、上記各突片は鋸本体からの突出寸法が
同一に設定されていることを特徴とするものである。
【0016】このパイプの切断治具によれば、一対の突
片の先端部をそれぞれ床面に当接させることにより、鋸
本体は床面と平行になるため、この状態で鋸刃をパイプ
の外周面に押し当てつつ鋸引き操作を行うことによって
パイプの切断面は床面に対して平行になる。
片の先端部をそれぞれ床面に当接させることにより、鋸
本体は床面と平行になるため、この状態で鋸刃をパイプ
の外周面に押し当てつつ鋸引き操作を行うことによって
パイプの切断面は床面に対して平行になる。
【0017】本発明の請求項5記載のパイプ切断治具
は、請求項4記載のパイプ切断治具において、上記突片
は、床面に当接する先端面が曲面であることを特徴とす
るものである。
は、請求項4記載のパイプ切断治具において、上記突片
は、床面に当接する先端面が曲面であることを特徴とす
るものである。
【0018】このパイプ切断治具によれば、突片の先端
を床面に当接させた状態で鋸本体を往復動させても、突
片の先端面が曲面であることにより床面が損傷すること
はない。
を床面に当接させた状態で鋸本体を往復動させても、突
片の先端面が曲面であることにより床面が損傷すること
はない。
【0019】本発明の請求項6記載のパイプの切断治具
は、請求項4記載のパイプの切断治具において、上記各
突片は、先端側に床面に当接した状態で支持軸回りに回
転して上記鋸本体の延びる方向に転動するローラを含む
ものであることを特徴とするものである。
は、請求項4記載のパイプの切断治具において、上記各
突片は、先端側に床面に当接した状態で支持軸回りに回
転して上記鋸本体の延びる方向に転動するローラを含む
ものであることを特徴とするものである。
【0020】このパイプの切断治具によれば、床面に当
接したローラの回転で鋸引き操作が円滑に行われる。
接したローラの回転で鋸引き操作が円滑に行われる。
【0021】本発明の請求項7記載のパイプ切断治具
は、請求項4乃至6のいずれかに記載のパイプ切断治具
において、上記鋸本体の基端側には、上記突片が突設さ
れた面の反対側の面に、握り部材が突設されていること
を特徴とするものである。
は、請求項4乃至6のいずれかに記載のパイプ切断治具
において、上記鋸本体の基端側には、上記突片が突設さ
れた面の反対側の面に、握り部材が突設されていること
を特徴とするものである。
【0022】このパイプ切断治具によれば、上下方向に
延びるパイプを切断するに際し、一方の手で把手を把持
するとともに、他方の手で握りロッドを把持することに
より、鋸挽き操作をより安定した状態で行うことが可能
になるとともに、鋸挽き操作時に鋸本体が傾くのを確実
に防止することができ、パイプの切断作業がより容易に
かつ安定して行われる。
延びるパイプを切断するに際し、一方の手で把手を把持
するとともに、他方の手で握りロッドを把持することに
より、鋸挽き操作をより安定した状態で行うことが可能
になるとともに、鋸挽き操作時に鋸本体が傾くのを確実
に防止することができ、パイプの切断作業がより容易に
かつ安定して行われる。
【0023】本発明の請求項8記載のパイプ切断治具
は、請求項7記載のパイプ切断治具において、上記鋸本
体の基端側にボルトを挿通する挿通孔が穿設され、上記
突片に上記鋸本体と直交する方向に貫通した貫通穴が穿
設され、上記握り部材には上記鋸本体に直交する方向に
延び、かつ、上記ボルトを螺着するねじ孔が螺設され、
上記ボルトが上記貫通孔および上記挿通孔に差し通され
た状態で挿通孔から外部に突出したボルトに上記握り部
材のねじ孔が螺着されていることを特徴とするものであ
る。
は、請求項7記載のパイプ切断治具において、上記鋸本
体の基端側にボルトを挿通する挿通孔が穿設され、上記
突片に上記鋸本体と直交する方向に貫通した貫通穴が穿
設され、上記握り部材には上記鋸本体に直交する方向に
延び、かつ、上記ボルトを螺着するねじ孔が螺設され、
上記ボルトが上記貫通孔および上記挿通孔に差し通され
た状態で挿通孔から外部に突出したボルトに上記握り部
材のねじ孔が螺着されていることを特徴とするものであ
る。
【0024】このパイプ切断治具によれば、ボルトを突
片の貫通孔および鋸本体の挿通孔に差し通し、鋸本体か
ら外部に突出したボルトの先端部に握り部材のねじ孔を
螺着して締結することにより、鋸本体の一方の面に突片
が突設されるとともに、他方の面に握り部材が取り付け
られた状態になる。このように、突片および握り部材の
鋸本体への固定を1本のボルトを共用することによって
行っているため、突片および握り部材の鋸本体への装着
構造が簡単なものになり、部品点数および組付け工数が
減少され、製造コストの低減化が実現する。
片の貫通孔および鋸本体の挿通孔に差し通し、鋸本体か
ら外部に突出したボルトの先端部に握り部材のねじ孔を
螺着して締結することにより、鋸本体の一方の面に突片
が突設されるとともに、他方の面に握り部材が取り付け
られた状態になる。このように、突片および握り部材の
鋸本体への固定を1本のボルトを共用することによって
行っているため、突片および握り部材の鋸本体への装着
構造が簡単なものになり、部品点数および組付け工数が
減少され、製造コストの低減化が実現する。
【0025】本発明の請求項9記載のパイプ切断治具
は、請求項4乃至8のいずれかに記載のパイプ切断治具
において、上記鋸本体の鋸刃部には、所定間隔で刃先か
ら峰部の方向に向かって切り込まれた複数の切込み溝が
形成されていることを特徴とするものである。
は、請求項4乃至8のいずれかに記載のパイプ切断治具
において、上記鋸本体の鋸刃部には、所定間隔で刃先か
ら峰部の方向に向かって切り込まれた複数の切込み溝が
形成されていることを特徴とするものである。
【0026】このパイプ切断治具によれば、鋸挽き中に
鋸刃間に挽き取られた微細な鋸屑はこの切込み溝に集ま
り、切込み溝がパイプの切断面から外れたときに外部に
排出され、これによって通常は目詰まりが生じ易い例え
ばポリビニルクロライド等からなる合成樹脂製の縦パイ
プを鋸挽きしても目詰まりが発生せず、縦パイプを常に
容易に切断することができる。また、たとえ各鋸刃間が
目詰まりしても、切込み溝は溝幅寸法および奥行き寸法
が大きいため、この部分に目詰まりの生じることはな
く、切込み溝の部分の鋸刃によって切断処理が行われ
る。
鋸刃間に挽き取られた微細な鋸屑はこの切込み溝に集ま
り、切込み溝がパイプの切断面から外れたときに外部に
排出され、これによって通常は目詰まりが生じ易い例え
ばポリビニルクロライド等からなる合成樹脂製の縦パイ
プを鋸挽きしても目詰まりが発生せず、縦パイプを常に
容易に切断することができる。また、たとえ各鋸刃間が
目詰まりしても、切込み溝は溝幅寸法および奥行き寸法
が大きいため、この部分に目詰まりの生じることはな
く、切込み溝の部分の鋸刃によって切断処理が行われ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明に係るパイ
プ切断方法を説明するための断面視の説明図であり、図
1はパイプの予備切断工程、図2はパイプの本切断工
程、図3はパイプが切断された後に排水口に目蓋が装着
された状態をそれぞれ示している。まず、図1に示すよ
うに、コンクリート床Bには予めポリビニルクロライド
製のパイプ1からなる配水管が埋設されている。
プ切断方法を説明するための断面視の説明図であり、図
1はパイプの予備切断工程、図2はパイプの本切断工
程、図3はパイプが切断された後に排水口に目蓋が装着
された状態をそれぞれ示している。まず、図1に示すよ
うに、コンクリート床Bには予めポリビニルクロライド
製のパイプ1からなる配水管が埋設されている。
【0028】このパイプ1は、横方向に延びる横パイプ
11と、一端が縦方向に延びるように折り曲げられて形
成した縦パイプ12とからなり、縦パイプ12の上端部
がコンクリート床Bから外部に突出されている。かかる
縦パイプ12は、コンクリート床Bの打設施工前に上部
が床面B1より上位に位置するように横パイプ11が配
設された後、コンクリート打設が施されることにより上
部が床面B1から上方に突出した状態になっている。
11と、一端が縦方向に延びるように折り曲げられて形
成した縦パイプ12とからなり、縦パイプ12の上端部
がコンクリート床Bから外部に突出されている。かかる
縦パイプ12は、コンクリート床Bの打設施工前に上部
が床面B1より上位に位置するように横パイプ11が配
設された後、コンクリート打設が施されることにより上
部が床面B1から上方に突出した状態になっている。
【0029】一方、図に示す例では、床面B1は、水平
面に対して所定角度だけ傾斜して形成されている。この
ような配水管の施工状態において、本発明のパイプの切
断方法が実行される。そして、パイプの予備切断工程
(図1)においては、縦パイプ12の床面B1から上部
に突出した部分を切断面13が床面B1と平行になるよ
うにハンド鋸(第1切断治具)2によって切断し、つぎ
の本切断工程(図2)においては、切断後の縦パイプ1
2を、上記切断面13を基準にしてグラインダ(第2切
断治具)3によって内周面から切断し、これによって、
図3に示すように、縦パイプ12の上縁部(第2切断面
14)が床面B1より一段下がった、縦パイプ12の外
径寸法と等しい内径寸法を有する排水口15が形成され
る。この排水口15に目蓋16が装着される。この目蓋
16が排水口15に装着された状態で目蓋16の表面と
床面B1とは面一状態になっている。
面に対して所定角度だけ傾斜して形成されている。この
ような配水管の施工状態において、本発明のパイプの切
断方法が実行される。そして、パイプの予備切断工程
(図1)においては、縦パイプ12の床面B1から上部
に突出した部分を切断面13が床面B1と平行になるよ
うにハンド鋸(第1切断治具)2によって切断し、つぎ
の本切断工程(図2)においては、切断後の縦パイプ1
2を、上記切断面13を基準にしてグラインダ(第2切
断治具)3によって内周面から切断し、これによって、
図3に示すように、縦パイプ12の上縁部(第2切断面
14)が床面B1より一段下がった、縦パイプ12の外
径寸法と等しい内径寸法を有する排水口15が形成され
る。この排水口15に目蓋16が装着される。この目蓋
16が排水口15に装着された状態で目蓋16の表面と
床面B1とは面一状態になっている。
【0030】そして、図1に示すパイプの予備切断工程
においては、縦パイプ12の直径寸法の略2倍の刃渡り
寸法を有するハンド鋸2が使用される。図4は、ハンド
鋸2の第1実施形態を示す斜視図である。この図に示す
ように、ハンド鋸2は、薄板状の鋼材で形成された鋸本
体21と、この鋸本体21の基端側に固定された把手2
2と、鋸本体21の両端部に設けられた一対のローラ部
材23とを備えて構成されている。
においては、縦パイプ12の直径寸法の略2倍の刃渡り
寸法を有するハンド鋸2が使用される。図4は、ハンド
鋸2の第1実施形態を示す斜視図である。この図に示す
ように、ハンド鋸2は、薄板状の鋼材で形成された鋸本
体21と、この鋸本体21の基端側に固定された把手2
2と、鋸本体21の両端部に設けられた一対のローラ部
材23とを備えて構成されている。
【0031】上記鋸本体21は、峰部21aと、この峰
部21aの幅方向の一方の側縁部に長手方向の全長に亘
って鋸刃の形成された鋸刃部21bとから構成されてい
る。上記鋸刃部21bを縦パイプ12に押し当てた状態
で、把手22を把持して長手方向に鋸本体21を往復動
させることにより縦パイプ12が切断されるようになっ
ている。
部21aの幅方向の一方の側縁部に長手方向の全長に亘
って鋸刃の形成された鋸刃部21bとから構成されてい
る。上記鋸刃部21bを縦パイプ12に押し当てた状態
で、把手22を把持して長手方向に鋸本体21を往復動
させることにより縦パイプ12が切断されるようになっ
ている。
【0032】上記各ローラ部材23は、鋸本体21の峰
部21aにねじ止めで固定された棒状のねじ受け部材2
3aと、このねじ受け部材23aに自軸心回りに回転自
在に支持された支持軸23bと、この支持軸23bの両
端部に軸心回りに回転自在に軸支された幅方向一対のロ
ーラ23cとからなっている。
部21aにねじ止めで固定された棒状のねじ受け部材2
3aと、このねじ受け部材23aに自軸心回りに回転自
在に支持された支持軸23bと、この支持軸23bの両
端部に軸心回りに回転自在に軸支された幅方向一対のロ
ーラ23cとからなっている。
【0033】そして、各ねじ受け部材23aの有効長さ
寸法(峰部21aと支持軸23bが貫通している孔の中
心との間の寸法)およびローラ23cの径寸法はそれぞ
れ同一に寸法設定されているとともに、上記支持軸23
bは、鋸本体21と平行でかつ鋸本体21の延びる方向
に直交する方向に延びるように方向設定されている。従
って、把手22を把持し、かつ、各ローラ23cの外周
面を床面B1に当接させた状態でハンド鋸2を鋸本体2
1の延びる方向に往復動させることにより、鋸刃部21
bは床面B1に平行に往復動するため、縦パイプ12は
切断面が床面B1に平行になるように切断される。
寸法(峰部21aと支持軸23bが貫通している孔の中
心との間の寸法)およびローラ23cの径寸法はそれぞ
れ同一に寸法設定されているとともに、上記支持軸23
bは、鋸本体21と平行でかつ鋸本体21の延びる方向
に直交する方向に延びるように方向設定されている。従
って、把手22を把持し、かつ、各ローラ23cの外周
面を床面B1に当接させた状態でハンド鋸2を鋸本体2
1の延びる方向に往復動させることにより、鋸刃部21
bは床面B1に平行に往復動するため、縦パイプ12は
切断面が床面B1に平行になるように切断される。
【0034】図5は、本切断工程において用いられるグ
ラインダ3の一実施形態を示す斜視図であり、図6は、
グラインダ3に着脱自在に装着されるアタッチメント3
2の一部断面側面図である。図5に示すように、グライ
ンダ3は、電動機が内装された筒型のグラインダ本体3
1と、このグラインダ本体31に着脱自在に装着される
アタッチメント32とからなっている。上記グラインダ
本体31の先端側には、外周面に雄ねじの螺設され、か
つ、グラインダ本体31の駆動軸と共回りする連結軸3
1aが設けられており、アタッチメント32はこの連結
軸31aを介してグラインダ本体31に接続されるよう
になっている。
ラインダ3の一実施形態を示す斜視図であり、図6は、
グラインダ3に着脱自在に装着されるアタッチメント3
2の一部断面側面図である。図5に示すように、グライ
ンダ3は、電動機が内装された筒型のグラインダ本体3
1と、このグラインダ本体31に着脱自在に装着される
アタッチメント32とからなっている。上記グラインダ
本体31の先端側には、外周面に雄ねじの螺設され、か
つ、グラインダ本体31の駆動軸と共回りする連結軸3
1aが設けられており、アタッチメント32はこの連結
軸31aを介してグラインダ本体31に接続されるよう
になっている。
【0035】上記アタッチメント32は、図5および図
6に示すように、基端側が上記連結軸31aに螺着され
る基軸33と、この基軸33の先端側に着脱自在に装着
される円盤カッター34と、この円盤カッター34より
上位で基軸33に回転自在に外嵌される円筒状のカラー
35と、このカラー35に外嵌されるスラスト円盤36
とを備えて形成されている。
6に示すように、基端側が上記連結軸31aに螺着され
る基軸33と、この基軸33の先端側に着脱自在に装着
される円盤カッター34と、この円盤カッター34より
上位で基軸33に回転自在に外嵌される円筒状のカラー
35と、このカラー35に外嵌されるスラスト円盤36
とを備えて形成されている。
【0036】上記基軸33は、円柱状に形成され、上端
面に軸心と同心でかつ上記連結軸31aに螺着される雌
ねじの螺設されたねじ孔33aを有しているとともに、
下端面からは雄ねじの螺設されたねじ軸33bが同心で
突設されている。一方、上記円盤カッター34の中心部
には上記ねじ軸33bの外径寸法より若干大きい内径寸
法の装着孔34aが穿設されている。
面に軸心と同心でかつ上記連結軸31aに螺着される雌
ねじの螺設されたねじ孔33aを有しているとともに、
下端面からは雄ねじの螺設されたねじ軸33bが同心で
突設されている。一方、上記円盤カッター34の中心部
には上記ねじ軸33bの外径寸法より若干大きい内径寸
法の装着孔34aが穿設されている。
【0037】そして、ねじ孔33aを連結軸31aに螺
着して締結することにより、基軸33がグラインダ本体
31に装着されるとともに、円盤カッター34の装着孔
34aをねじ軸33bに嵌め込んでナット37で締結す
ることにより円盤カッター34が基軸33の先端部に固
定されるようになっている。円盤カッター34の外周縁
には切断刃34bが設けられ、この切断刃34bをパイ
プ1の内周面に押し当てた状態でグラインダ本体31を
駆動することにより、円盤カッター34が基軸33回り
に回転し、この回転で切断刃34bがパイプ1を切断す
るようになっている。
着して締結することにより、基軸33がグラインダ本体
31に装着されるとともに、円盤カッター34の装着孔
34aをねじ軸33bに嵌め込んでナット37で締結す
ることにより円盤カッター34が基軸33の先端部に固
定されるようになっている。円盤カッター34の外周縁
には切断刃34bが設けられ、この切断刃34bをパイ
プ1の内周面に押し当てた状態でグラインダ本体31を
駆動することにより、円盤カッター34が基軸33回り
に回転し、この回転で切断刃34bがパイプ1を切断す
るようになっている。
【0038】上記カラー35は、図略のベアリングを介
し、かつ、軸方向への移動が規制された状態で基軸33
に外嵌され、これによってグラインダ本体31の駆動で
基軸33が軸心回りに回転してもカラー35は連れ回り
しないようになっている。かかるカラー35の上端部に
は鍔部35aが環状に設けられ、これによってカラー3
5に外嵌されたスラスト円盤36が上方に抜け出るのを
防止するようにしている。
し、かつ、軸方向への移動が規制された状態で基軸33
に外嵌され、これによってグラインダ本体31の駆動で
基軸33が軸心回りに回転してもカラー35は連れ回り
しないようになっている。かかるカラー35の上端部に
は鍔部35aが環状に設けられ、これによってカラー3
5に外嵌されたスラスト円盤36が上方に抜け出るのを
防止するようにしている。
【0039】上記スラスト円盤36は、中心位置に穿設
された貫通孔36a(図6)と、外周面からこの貫通孔
36aに向けて螺着貫設された係止ボルト36b(図
6)とを有しており、係止ボルト36bを緩めた状態で
スラスト円盤36をカラー35に沿って上下動させ得る
とともに、係止ボルト36bを締結することによりカラ
ー35の任意の位置でのスラスト円盤36の移動が規制
されるようになっている。また、スラスト円盤36の下
面部には、貫通孔36aを挟んで反対側の位置に下方に
向かって突出した棒状の係止突片36cが設けられてい
る。
された貫通孔36a(図6)と、外周面からこの貫通孔
36aに向けて螺着貫設された係止ボルト36b(図
6)とを有しており、係止ボルト36bを緩めた状態で
スラスト円盤36をカラー35に沿って上下動させ得る
とともに、係止ボルト36bを締結することによりカラ
ー35の任意の位置でのスラスト円盤36の移動が規制
されるようになっている。また、スラスト円盤36の下
面部には、貫通孔36aを挟んで反対側の位置に下方に
向かって突出した棒状の係止突片36cが設けられてい
る。
【0040】そして、本切断工程では、このようなグラ
インダ3が用いて予備切断工程で切断された縦パイプ1
2の残りの部分が、床面B1よりも低い位置で切断され
てこの部分に排水口15が形成される。具体的には、ま
ず、スラスト円盤36のカラー35に対する位置設定が
行われる。この位置設定は、図2に示すように、円盤カ
ッター34の下面とスラスト円盤36の下面との間の寸
法dが、縦パイプ12の床面B1からの突出寸法d1に
目蓋16の厚み寸法d2を加えた寸法になるように決め
られる。
インダ3が用いて予備切断工程で切断された縦パイプ1
2の残りの部分が、床面B1よりも低い位置で切断され
てこの部分に排水口15が形成される。具体的には、ま
ず、スラスト円盤36のカラー35に対する位置設定が
行われる。この位置設定は、図2に示すように、円盤カ
ッター34の下面とスラスト円盤36の下面との間の寸
法dが、縦パイプ12の床面B1からの突出寸法d1に
目蓋16の厚み寸法d2を加えた寸法になるように決め
られる。
【0041】かかるスラスト円盤36の位置設定が行わ
れた後、アタッチメント32を縦パイプ12内に挿入
し、係止突片36cとカラー35とで縦パイプ12の上
縁部を挟持した状態でスラスト円盤36の下面を縦パイ
プ12の切断面13に当接させ、この状態でグラインダ
本体31を駆動して円盤カッター34を回転させながら
スラスト円盤36を切断面13に沿って一周させる。そ
うすると、円盤カッター34の切断刃34bが縦パイプ
12の内周面を切削して縦パイプ12は内側から切断さ
れ、この切断された部分に床面B1から一段下がった排
水口15が形成される。
れた後、アタッチメント32を縦パイプ12内に挿入
し、係止突片36cとカラー35とで縦パイプ12の上
縁部を挟持した状態でスラスト円盤36の下面を縦パイ
プ12の切断面13に当接させ、この状態でグラインダ
本体31を駆動して円盤カッター34を回転させながら
スラスト円盤36を切断面13に沿って一周させる。そ
うすると、円盤カッター34の切断刃34bが縦パイプ
12の内周面を切削して縦パイプ12は内側から切断さ
れ、この切断された部分に床面B1から一段下がった排
水口15が形成される。
【0042】そして、縦パイプ12の切断面13は、予
備切断工程におけるハンド鋸2による縦パイプ12の先
端側の切断除去によって床面B1と平行になっているた
め、スラスト円盤36の下面をこの切断面13に当接さ
せながら円盤カッター34によって切断された縦パイプ
12の切断面、すなわち排水口15の環状底面は、床面
B1と平行になっており、従って、かかる排水口15に
目蓋16を装着することによって、目蓋16の表面と床
面B1とは面一状態になる。
備切断工程におけるハンド鋸2による縦パイプ12の先
端側の切断除去によって床面B1と平行になっているた
め、スラスト円盤36の下面をこの切断面13に当接さ
せながら円盤カッター34によって切断された縦パイプ
12の切断面、すなわち排水口15の環状底面は、床面
B1と平行になっており、従って、かかる排水口15に
目蓋16を装着することによって、目蓋16の表面と床
面B1とは面一状態になる。
【0043】以上詳述したように、本発明のパイプの接
続方法によれば、床面B1から上方に突出した状態でコ
ンクリート床B内に埋設されたパイプ1から床面B1上
に突出した部分(縦パイプ12)を切断して床面B1に
排水口15を形成するに際し、予備切断工程ではハンド
鋸2を用いて縦パイプ12の上端面が床面B1に対して
平行になるように縦パイプ12を切断し、つぎの本切断
工程では予備切断工程で切断された縦パイプ12の切断
面を基準としてグラインダ3で内周面から縦パイプ12
を床面B1より低い位置で切断するようにしたため、予
備切断工程では床面B1を傷付けることなく縦パイプ1
2の上縁部に床面B1に対して平行な切断面13が形成
されるとともに、本切断工程ではグラインダ3を用いた
切断処理で排水口15内の縦パイプ12の上縁部が床面
B1と平行になり、従って、目蓋16の厚み寸法を適切
に設定した上で排水口15内の縦パイプ12切断面13
上に目蓋16を装着することにより、目蓋16の表面と
床面B1とを面一状態にすることができる。
続方法によれば、床面B1から上方に突出した状態でコ
ンクリート床B内に埋設されたパイプ1から床面B1上
に突出した部分(縦パイプ12)を切断して床面B1に
排水口15を形成するに際し、予備切断工程ではハンド
鋸2を用いて縦パイプ12の上端面が床面B1に対して
平行になるように縦パイプ12を切断し、つぎの本切断
工程では予備切断工程で切断された縦パイプ12の切断
面を基準としてグラインダ3で内周面から縦パイプ12
を床面B1より低い位置で切断するようにしたため、予
備切断工程では床面B1を傷付けることなく縦パイプ1
2の上縁部に床面B1に対して平行な切断面13が形成
されるとともに、本切断工程ではグラインダ3を用いた
切断処理で排水口15内の縦パイプ12の上縁部が床面
B1と平行になり、従って、目蓋16の厚み寸法を適切
に設定した上で排水口15内の縦パイプ12切断面13
上に目蓋16を装着することにより、目蓋16の表面と
床面B1とを面一状態にすることができる。
【0044】そして、第1切断治具として床面B1と平
行な方向にのみ移動可能に構成されたハンド鋸2を用
い、第2切断治具として駆動軸回りに回転自在に軸支さ
れかつ縦パイプ12の切断面13に下面が当接されるス
ラスト円盤36を備えたグラインダ3を用いるようにし
たため、予備切断工程で床面B1から上方に突出した縦
パイプ12をハンド鋸2で切断することにより、ハンド
鋸2は床面B1と平行な方向にのみ動かされ、これによ
って縦パイプ12の切断面13を床面B1に対して平行
にすることができる。
行な方向にのみ移動可能に構成されたハンド鋸2を用
い、第2切断治具として駆動軸回りに回転自在に軸支さ
れかつ縦パイプ12の切断面13に下面が当接されるス
ラスト円盤36を備えたグラインダ3を用いるようにし
たため、予備切断工程で床面B1から上方に突出した縦
パイプ12をハンド鋸2で切断することにより、ハンド
鋸2は床面B1と平行な方向にのみ動かされ、これによ
って縦パイプ12の切断面13を床面B1に対して平行
にすることができる。
【0045】また、本切断工程において、床面B1に平
行な切断面13にスラスト円盤36の下面を当接させつ
つグラインダ3の切断刃34bを縦パイプ12内に挿入
して縦パイプ12の内壁面を周方向に向けて1周分切断
し、切り離された縦パイプ12を取り除くことにより、
床面B1より所定寸法だけ凹設された排水口15が形成
される。そして、スラスト円盤36によりグラインダ3
の下方への移動が規制されることによって排水口15内
の縦パイプ12の切断面13を、床面B1と面一にする
ことができる。
行な切断面13にスラスト円盤36の下面を当接させつ
つグラインダ3の切断刃34bを縦パイプ12内に挿入
して縦パイプ12の内壁面を周方向に向けて1周分切断
し、切り離された縦パイプ12を取り除くことにより、
床面B1より所定寸法だけ凹設された排水口15が形成
される。そして、スラスト円盤36によりグラインダ3
の下方への移動が規制されることによって排水口15内
の縦パイプ12の切断面13を、床面B1と面一にする
ことができる。
【0046】そして、ハンド鋸2を、鋸本体21と、こ
の鋸本体21の峰部21aの基端側および先端側にそれ
ぞれ突設された一対のローラ部材23とを備えて形成
し、各ローラ部材23は鋸本体21に対する垂直方向の
長さ寸法を同一に設定したため、一対のローラ部材23
の先端部をそれぞれ床面B1に当接させることにより、
鋸本体21は床面B1と平行になり、この状態でハンド
鋸2刃を縦パイプ12の外周面に押し当てつつ鋸引き操
作を行うことによって縦パイプ12の切断面13を床面
B1に対して容易に平行にすることができる。また、床
面B1に当接したローラの回転で鋸引き操作を円滑に行
うことができる。
の鋸本体21の峰部21aの基端側および先端側にそれ
ぞれ突設された一対のローラ部材23とを備えて形成
し、各ローラ部材23は鋸本体21に対する垂直方向の
長さ寸法を同一に設定したため、一対のローラ部材23
の先端部をそれぞれ床面B1に当接させることにより、
鋸本体21は床面B1と平行になり、この状態でハンド
鋸2刃を縦パイプ12の外周面に押し当てつつ鋸引き操
作を行うことによって縦パイプ12の切断面13を床面
B1に対して容易に平行にすることができる。また、床
面B1に当接したローラの回転で鋸引き操作を円滑に行
うことができる。
【0047】図7は、ハンド鋸の第2実施形態を示す斜
視図である。第2実施形態においては、ハンド鋸2aの
鋸本体21に付設される突片として、第1実施形態のロ
ーラ部材23に代えてキャスター24が採用されてい
る。このキャスター24は、正面視でコ字状を呈した軸
受金具24aと、この軸受金具24aの側板間に架橋さ
れた支持軸24bと、この支持軸24b回りに回転自在
に軸支されたローラ24cと、上記軸受金具24aの天
板に連結軸24dを介して相対回動可能に連結された軸
座24eとからなっている。
視図である。第2実施形態においては、ハンド鋸2aの
鋸本体21に付設される突片として、第1実施形態のロ
ーラ部材23に代えてキャスター24が採用されてい
る。このキャスター24は、正面視でコ字状を呈した軸
受金具24aと、この軸受金具24aの側板間に架橋さ
れた支持軸24bと、この支持軸24b回りに回転自在
に軸支されたローラ24cと、上記軸受金具24aの天
板に連結軸24dを介して相対回動可能に連結された軸
座24eとからなっている。
【0048】かかるキャスター24は、軸座24eが鋸
本体21の峰部21aにボルト(連結軸24d)止めで
固定されることによりハンド鋸2aに取り付けられてい
る。そして、キャスター24は、軸座24eが鋸本体2
1に取り付けられた状態で連結軸24d回りに正逆回動
自在になっているため、ローラ24cを床面B1に接触
させた状態でハンド鋸2aをいずれの方向に向けても移
動させることができ、パイプ切断処理がより円滑に行い
得るようになる。
本体21の峰部21aにボルト(連結軸24d)止めで
固定されることによりハンド鋸2aに取り付けられてい
る。そして、キャスター24は、軸座24eが鋸本体2
1に取り付けられた状態で連結軸24d回りに正逆回動
自在になっているため、ローラ24cを床面B1に接触
させた状態でハンド鋸2aをいずれの方向に向けても移
動させることができ、パイプ切断処理がより円滑に行い
得るようになる。
【0049】図8は、ハンド鋸2bの第3実施形態を示
す分解斜視図であり、図9はその組立て斜視図である。
これらの図に示すように、第3実施形態においては、鋸
本体210には、鋸刃部210bの刃先から峰部210
aに向けて切り込まれて形成された複数個の切込み溝2
5が設けられている。本実施形態では、この切込み溝2
5は、溝幅寸法が鋸刃二つ分の寸法に、また、奥行き寸
法が鋸刃の高さ寸法の略4倍に寸法設定されている。
す分解斜視図であり、図9はその組立て斜視図である。
これらの図に示すように、第3実施形態においては、鋸
本体210には、鋸刃部210bの刃先から峰部210
aに向けて切り込まれて形成された複数個の切込み溝2
5が設けられている。本実施形態では、この切込み溝2
5は、溝幅寸法が鋸刃二つ分の寸法に、また、奥行き寸
法が鋸刃の高さ寸法の略4倍に寸法設定されている。
【0050】また、ローラー部材230は、縦筒体23
2とこの縦筒体232に直交するように固定された横筒
体233とからなるローラ支持部材231と、このロー
ラ支持部材231の横筒体233に装着される一対のロ
ーラ234と、横筒体233に嵌装された状態で軸心回
りに回転自在に上記ローラ234を軸支する支持軸23
5とからなっている。上記支持軸235の基端部(図8
の左方)には頭部が設けられている。
2とこの縦筒体232に直交するように固定された横筒
体233とからなるローラ支持部材231と、このロー
ラ支持部材231の横筒体233に装着される一対のロ
ーラ234と、横筒体233に嵌装された状態で軸心回
りに回転自在に上記ローラ234を軸支する支持軸23
5とからなっている。上記支持軸235の基端部(図8
の左方)には頭部が設けられている。
【0051】そして、上記一対のローラ234を横筒体
233の両端部に同心で配した状態で支持軸235を一
対のローラ234および横筒体233に嵌装し、支持軸
235の先端部をかしめることによって、支持軸235
回りに回転自在に軸支された一対のローラ234を有す
るローラー部材230が形成されている。
233の両端部に同心で配した状態で支持軸235を一
対のローラ234および横筒体233に嵌装し、支持軸
235の先端部をかしめることによって、支持軸235
回りに回転自在に軸支された一対のローラ234を有す
るローラー部材230が形成されている。
【0052】一方、上記鋸本体210の峰部210aに
は、基端側(図8の右方)および先端側に一対の挿通孔
212が穿設されている。そして、上記ローラ支持部材
231の縦筒体232の貫通孔に下部からボルトBを差
し通した状態で、このボルトBの先端部にナットNを二
つ重ねにしたいわゆるダブルナットを螺着し、さらにこ
れらナットNから上部に突出したボルトBの先端部を先
端側の挿通孔212に差し通した上で、これにスプリン
グワッシャWを介してナットNを螺着し、このナットN
から上部に突出した部分に蝶ナットN1を螺着すること
によって、図9に示すように、鋸本体210の先端部に
ローラー部材230が装着された状態になる。
は、基端側(図8の右方)および先端側に一対の挿通孔
212が穿設されている。そして、上記ローラ支持部材
231の縦筒体232の貫通孔に下部からボルトBを差
し通した状態で、このボルトBの先端部にナットNを二
つ重ねにしたいわゆるダブルナットを螺着し、さらにこ
れらナットNから上部に突出したボルトBの先端部を先
端側の挿通孔212に差し通した上で、これにスプリン
グワッシャWを介してナットNを螺着し、このナットN
から上部に突出した部分に蝶ナットN1を螺着すること
によって、図9に示すように、鋸本体210の先端部に
ローラー部材230が装着された状態になる。
【0053】そして、本実施形態においては、鋸本体2
10の基端部上面に、握りロッド26が立設されてい
る。この握りロッド26は、金属製の円柱体によって形
成され、下端面から上記ボルトBに螺着する雌ねじの螺
設されたねじ孔26aを有している。また、握りロッド
26の略上半分の外周面にはローレット加工が施されて
形成した網目26bが設けられている。
10の基端部上面に、握りロッド26が立設されてい
る。この握りロッド26は、金属製の円柱体によって形
成され、下端面から上記ボルトBに螺着する雌ねじの螺
設されたねじ孔26aを有している。また、握りロッド
26の略上半分の外周面にはローレット加工が施されて
形成した網目26bが設けられている。
【0054】かかる握りロッド26は、鋸本体210の
先端側にボルトBを介してローラー部材230を取り付
けるのと同様の操作によって鋸本体210の基端側にロ
ーラー部材230を取り付けた後、上記蝶ナットN1に
代えて握りロッド26をボルトBの先端部に螺着するこ
とにより、鋸本体210に装着された状態になる。そし
て、鋸本体210の先端側にローラー部材230と蝶ナ
ットN1を装着するとともに、同基端側にローラー部材
230と握りロッド26とを装着することにより、図9
に示すような第3実施形態に係るハンド鋸2bが完成す
る。
先端側にボルトBを介してローラー部材230を取り付
けるのと同様の操作によって鋸本体210の基端側にロ
ーラー部材230を取り付けた後、上記蝶ナットN1に
代えて握りロッド26をボルトBの先端部に螺着するこ
とにより、鋸本体210に装着された状態になる。そし
て、鋸本体210の先端側にローラー部材230と蝶ナ
ットN1を装着するとともに、同基端側にローラー部材
230と握りロッド26とを装着することにより、図9
に示すような第3実施形態に係るハンド鋸2bが完成す
る。
【0055】第3実施形態のハンド鋸2bによれば、ま
ず、鋸本体210の鋸刃部210bに切込み溝25が設
けられているため、鋸挽き中に鋸刃間に挽き取られた合
成樹脂の微細な鋸屑はこの切込み溝25に集まり、切込
み溝25が縦パイプ12の切断面から外れたときに外部
に排出され、これによって通常は目詰まりが生じ易い合
成樹脂製の縦パイプ12を鋸挽きしても目詰まりが発生
せず、縦パイプ12を常に容易に切断することができ
る。また、たとえ各鋸刃間が目詰まりしても、切込み溝
25は溝幅寸法および奥行き寸法が大きいため、この部
分に目詰まりの生じることはなく、切込み溝25の部分
の鋸刃によって切断処理を継続することができる。
ず、鋸本体210の鋸刃部210bに切込み溝25が設
けられているため、鋸挽き中に鋸刃間に挽き取られた合
成樹脂の微細な鋸屑はこの切込み溝25に集まり、切込
み溝25が縦パイプ12の切断面から外れたときに外部
に排出され、これによって通常は目詰まりが生じ易い合
成樹脂製の縦パイプ12を鋸挽きしても目詰まりが発生
せず、縦パイプ12を常に容易に切断することができ
る。また、たとえ各鋸刃間が目詰まりしても、切込み溝
25は溝幅寸法および奥行き寸法が大きいため、この部
分に目詰まりの生じることはなく、切込み溝25の部分
の鋸刃によって切断処理を継続することができる。
【0056】また、鋸本体210の基端側には、上方に
向けて突出した握りロッド26が設けられているため、
縦パイプ12を切断するに際し、一方の手で把手22を
把持するとともに、他方の手で握りロッド26を把持す
ることにより、鋸挽き操作をより安定した状態で行うこ
とが可能になるとともに、鋸挽き操作時に鋸本体210
が傾くのを確実に防止することができ、縦パイプ12の
切断作業をより容易にかつ安定して行う上で好都合であ
る。
向けて突出した握りロッド26が設けられているため、
縦パイプ12を切断するに際し、一方の手で把手22を
把持するとともに、他方の手で握りロッド26を把持す
ることにより、鋸挽き操作をより安定した状態で行うこ
とが可能になるとともに、鋸挽き操作時に鋸本体210
が傾くのを確実に防止することができ、縦パイプ12の
切断作業をより容易にかつ安定して行う上で好都合であ
る。
【0057】本発明は上記の実施形態に限定されるもの
ではなく、以下の内容をも包含するものである。
ではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0058】(1)上記の実施形態においては、突片と
してローラ部材23あるいはキャスター24が用いられ
ているが、これらローラ部材23やキャスター24に代
えて単純な棒体を立設してもよい。但し、棒体を採用す
るときは、棒体の先端と床面B1との間の滑りを良好に
するために、棒体の先端面を円弧形状にする等の滑り対
策を講じることが好ましい。
してローラ部材23あるいはキャスター24が用いられ
ているが、これらローラ部材23やキャスター24に代
えて単純な棒体を立設してもよい。但し、棒体を採用す
るときは、棒体の先端と床面B1との間の滑りを良好に
するために、棒体の先端面を円弧形状にする等の滑り対
策を講じることが好ましい。
【0059】(2)上記の実施形態においては、床面B
1が傾斜面になっている場合に本発明方法を適用する例
について説明したが、床面B1が水平面であっても、縦
パイプ12の上端面が水平になっていない場合にも適用
することができる。
1が傾斜面になっている場合に本発明方法を適用する例
について説明したが、床面B1が水平面であっても、縦
パイプ12の上端面が水平になっていない場合にも適用
することができる。
【0060】(3)上記の実施形態においては、グライ
ンダ3のアタッチメント32としてカラー35にスラス
ト円盤36が付設されたものを用いたが、本発明は、ス
ラスト円盤36の設けられたアタッチメント32を使用
することに限定されるものではなく、例えば熟練者が切
断処理する場合等はスラスト円盤36のないアタッチメ
ント32を採用してもよい。この場合は、縦パイプ12
の切断面13が目視基準として利用され、作業者はこの
切断面13を目視しながらグラインダ3による縦パイプ
12の切断作業を行うことになる。
ンダ3のアタッチメント32としてカラー35にスラス
ト円盤36が付設されたものを用いたが、本発明は、ス
ラスト円盤36の設けられたアタッチメント32を使用
することに限定されるものではなく、例えば熟練者が切
断処理する場合等はスラスト円盤36のないアタッチメ
ント32を採用してもよい。この場合は、縦パイプ12
の切断面13が目視基準として利用され、作業者はこの
切断面13を目視しながらグラインダ3による縦パイプ
12の切断作業を行うことになる。
【0061】(4)上記の第3実施形態においては、握
りロッド26は直状の棒が採用されているが、本発明
は、握りロッド26が直状の棒体であることに限定され
るものではなく、棒体を直角に折り曲げた曲折棒体を握
りロッドとして採用してもよい。こうすることにより、
位置的な制約で上方に延びた握りロッド26が邪魔にな
って縦パイプ12の切断作業が困難な場合に曲折棒体か
らなる握りロッドを役立てることが可能になる。
りロッド26は直状の棒が採用されているが、本発明
は、握りロッド26が直状の棒体であることに限定され
るものではなく、棒体を直角に折り曲げた曲折棒体を握
りロッドとして採用してもよい。こうすることにより、
位置的な制約で上方に延びた握りロッド26が邪魔にな
って縦パイプ12の切断作業が困難な場合に曲折棒体か
らなる握りロッドを役立てることが可能になる。
【0062】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のパイプの接続方
法によれば、床面から上方に突出した状態で床内に埋設
されたパイプを取り除いて床面に排水口を形成するに際
し、予備切断工程では第1切断治具を用いてパイプの上
端面が床面より上の位置で床面に対して平行になるよう
にパイプを切断し、つぎの本切断工程では予備切断工程
で切断されたパイプの切断面を基準として第2切断治具
で内周面からパイプを床面より低い位置で切断するよう
にしたため、予備切断工程ではパイプの上縁部に床面に
対して平行な切断面が形成されるとともに、本切断工程
では第2切断治具を用いた切断処理で排水口内のパイプ
の上縁部が床面と平行になり、従って、目蓋の厚み寸法
を適切に設定した上で排水口内のパイプ切断面上に目蓋
を装着することにより、目蓋の表面と床面とを面一状態
にすることができる。
法によれば、床面から上方に突出した状態で床内に埋設
されたパイプを取り除いて床面に排水口を形成するに際
し、予備切断工程では第1切断治具を用いてパイプの上
端面が床面より上の位置で床面に対して平行になるよう
にパイプを切断し、つぎの本切断工程では予備切断工程
で切断されたパイプの切断面を基準として第2切断治具
で内周面からパイプを床面より低い位置で切断するよう
にしたため、予備切断工程ではパイプの上縁部に床面に
対して平行な切断面が形成されるとともに、本切断工程
では第2切断治具を用いた切断処理で排水口内のパイプ
の上縁部が床面と平行になり、従って、目蓋の厚み寸法
を適切に設定した上で排水口内のパイプ切断面上に目蓋
を装着することにより、目蓋の表面と床面とを面一状態
にすることができる。
【0063】本発明の請求項2記載のパイプの接続方法
によれば、第1切断治具として床面と平行な方向にのみ
移動可能に構成された鋸を用いたため、予備切断工程で
床面から上方に突出したパイプを鋸で切断することによ
り、鋸は床面と平行な方向にのみ動かされ、これによっ
てパイプの切断面を床面に対して平行にすることができ
る。
によれば、第1切断治具として床面と平行な方向にのみ
移動可能に構成された鋸を用いたため、予備切断工程で
床面から上方に突出したパイプを鋸で切断することによ
り、鋸は床面と平行な方向にのみ動かされ、これによっ
てパイプの切断面を床面に対して平行にすることができ
る。
【0064】本発明の請求項3記載のパイプ切断方法に
よれば、第2切断治具として駆動軸回りに回転自在に軸
支されかつパイプの切断面に下面が当接されるスラスト
円盤を備えたグラインダを用いるようにしたため、本切
断工程において、床面に平行な切断面にスラスト円盤の
下面を当接させつつグラインダの切断刃をパイプ内に挿
入してパイプの内壁面を周方向に向けて1周分切断し、
切り離されたパイプを取り除くことにより、床面より所
定寸法だけ凹設された排水口を形成することができる。
そして、この排水口内のパイプの切断面を、スラスト円
盤によるグラインダの下方への移動の規制によって床面
と面一にすることができる。
よれば、第2切断治具として駆動軸回りに回転自在に軸
支されかつパイプの切断面に下面が当接されるスラスト
円盤を備えたグラインダを用いるようにしたため、本切
断工程において、床面に平行な切断面にスラスト円盤の
下面を当接させつつグラインダの切断刃をパイプ内に挿
入してパイプの内壁面を周方向に向けて1周分切断し、
切り離されたパイプを取り除くことにより、床面より所
定寸法だけ凹設された排水口を形成することができる。
そして、この排水口内のパイプの切断面を、スラスト円
盤によるグラインダの下方への移動の規制によって床面
と面一にすることができる。
【0065】本発明の請求項4記載のパイプの切断治具
によれば、パイプ切断治具を、鋸本体と、この鋸本体の
峰部の基端側および先端側にそれぞれ突設された一対の
突片とを備えて形成し、各突片は鋸本体からの突出寸法
を同一に設定したため、一対の突片の先端部をそれぞれ
床面に当接させることにより、鋸本体は床面と平行にな
り、この状態で鋸刃をパイプの外周面に押し当てつつ鋸
引き操作を行うことによってパイプの切断面を床面に対
して容易に平行にすることができる。
によれば、パイプ切断治具を、鋸本体と、この鋸本体の
峰部の基端側および先端側にそれぞれ突設された一対の
突片とを備えて形成し、各突片は鋸本体からの突出寸法
を同一に設定したため、一対の突片の先端部をそれぞれ
床面に当接させることにより、鋸本体は床面と平行にな
り、この状態で鋸刃をパイプの外周面に押し当てつつ鋸
引き操作を行うことによってパイプの切断面を床面に対
して容易に平行にすることができる。
【0066】本発明の請求項5記載のパイプ切断治具に
よれば、突片の床面に当接する先端面に曲面を形成した
ため、突片の先端を床面に当接させた状態で鋸本体を往
復動させても、突片の先端面が曲面であることにより床
面が損傷することはなく、パイプの切断作業時に床面を
確実に保護することができる。
よれば、突片の床面に当接する先端面に曲面を形成した
ため、突片の先端を床面に当接させた状態で鋸本体を往
復動させても、突片の先端面が曲面であることにより床
面が損傷することはなく、パイプの切断作業時に床面を
確実に保護することができる。
【0067】本発明の請求項6記載のパイプの切断治具
によれば、各突片には、先端側に床面に当接した状態で
支持軸回りに回転して鋸本体の延びる方向に転動するロ
ーラを設けたため、床面に当接したローラの回転で鋸引
き操作を軽く、かつ、円滑に行うことができる。
によれば、各突片には、先端側に床面に当接した状態で
支持軸回りに回転して鋸本体の延びる方向に転動するロ
ーラを設けたため、床面に当接したローラの回転で鋸引
き操作を軽く、かつ、円滑に行うことができる。
【0068】本発明の請求項7記載のパイプ切断治具に
よれば、鋸本体の基端側であって突片の突設された面の
反対側の面に握り部材を突設したため、上下方向に延び
るパイプを切断するに際し、一方の手で把手を把持する
とともに、他方の手で握りロッドを把持することによ
り、鋸挽き操作をより安定した状態で行うことができる
とともに、鋸挽き操作時に鋸本体が傾くのを確実に防止
することができ、パイプの切断作業をより容易にかつ安
定して行うことができる。
よれば、鋸本体の基端側であって突片の突設された面の
反対側の面に握り部材を突設したため、上下方向に延び
るパイプを切断するに際し、一方の手で把手を把持する
とともに、他方の手で握りロッドを把持することによ
り、鋸挽き操作をより安定した状態で行うことができる
とともに、鋸挽き操作時に鋸本体が傾くのを確実に防止
することができ、パイプの切断作業をより容易にかつ安
定して行うことができる。
【0069】本発明の請求項8記載のパイプ切断治具に
よれば、鋸本体の基端側にボルトを挿通する挿通孔を穿
設し、突片に鋸本体と直交する方向に貫通した貫通穴を
穿設し、握り部材には鋸本体に直交する方向に延び、か
つ、ボルトを螺着するねじ孔を螺設し、ボルトを貫通孔
および挿通孔に差し通した状態で挿通孔から外部に突出
したボルトに握り部材のねじ孔を螺着しているため、ボ
ルトを突片の貫通孔および鋸本体の挿通孔に差し通し、
鋸本体から外部に突出したボルトの先端部に握り部材の
ねじ孔を螺着して締結することにより、鋸本体の一方の
面に突片を突設させることができるとともに、他方の面
に握り部材を取り付けた状態にすることができる。
よれば、鋸本体の基端側にボルトを挿通する挿通孔を穿
設し、突片に鋸本体と直交する方向に貫通した貫通穴を
穿設し、握り部材には鋸本体に直交する方向に延び、か
つ、ボルトを螺着するねじ孔を螺設し、ボルトを貫通孔
および挿通孔に差し通した状態で挿通孔から外部に突出
したボルトに握り部材のねじ孔を螺着しているため、ボ
ルトを突片の貫通孔および鋸本体の挿通孔に差し通し、
鋸本体から外部に突出したボルトの先端部に握り部材の
ねじ孔を螺着して締結することにより、鋸本体の一方の
面に突片を突設させることができるとともに、他方の面
に握り部材を取り付けた状態にすることができる。
【0070】このように、突片および握り部材の鋸本体
への固定を1本のボルトを共用することによって行って
いるため、突片および握り部材の鋸本体への装着構造を
簡単なものにすることがかのうになり、部品点数および
組付け工数を減少することができ、これによって製造コ
ストを低減化することができる。
への固定を1本のボルトを共用することによって行って
いるため、突片および握り部材の鋸本体への装着構造を
簡単なものにすることがかのうになり、部品点数および
組付け工数を減少することができ、これによって製造コ
ストを低減化することができる。
【0071】本発明の請求項9記載のパイプ切断治具に
よれば、鋸本体の鋸刃部に所定間隔で刃先から峰部の方
向に向かって切り込まれた複数の切込み溝を設けたた
め、鋸挽き中に鋸刃間に挽き取られた合成樹脂の微細な
鋸屑はこの切込み溝に集まり、切込み溝がパイプの切断
面から外れたときに外部に排出され、これによって通常
は目詰まりが生じ易い合成樹脂製の縦パイプを鋸挽きし
ても目詰まりが発生せず、縦パイプを常に容易に切断す
ることができる。また、たとえ各鋸刃間が目詰まりして
も、切込み溝は溝幅寸法および奥行き寸法が大きいた
め、この部分に目詰まりの生じることはなく、切込み溝
の部分の鋸刃によって切断処理を確実に行うことができ
る。
よれば、鋸本体の鋸刃部に所定間隔で刃先から峰部の方
向に向かって切り込まれた複数の切込み溝を設けたた
め、鋸挽き中に鋸刃間に挽き取られた合成樹脂の微細な
鋸屑はこの切込み溝に集まり、切込み溝がパイプの切断
面から外れたときに外部に排出され、これによって通常
は目詰まりが生じ易い合成樹脂製の縦パイプを鋸挽きし
ても目詰まりが発生せず、縦パイプを常に容易に切断す
ることができる。また、たとえ各鋸刃間が目詰まりして
も、切込み溝は溝幅寸法および奥行き寸法が大きいた
め、この部分に目詰まりの生じることはなく、切込み溝
の部分の鋸刃によって切断処理を確実に行うことができ
る。
【図1】本発明に係るパイプ切断方法を説明するための
断面視の説明図であり、パイプの予備切断工程を示して
いる。
断面視の説明図であり、パイプの予備切断工程を示して
いる。
【図2】本発明に係るパイプ切断方法を説明するための
断面視の説明図であり、パイプの本切断工程を示してい
る。
断面視の説明図であり、パイプの本切断工程を示してい
る。
【図3】本発明に係るパイプ切断方法を説明するための
断面視の説明図であり、パイプが切断された後に排水口
に目蓋が装着された状態を示している。
断面視の説明図であり、パイプが切断された後に排水口
に目蓋が装着された状態を示している。
【図4】ハンド鋸の第1実施形態を示す斜視図である。
【図5】グラインダの一実施形態を示す斜視図である。
【図6】グラインダに着脱自在に装着されるアタッチメ
ントの一部断面側面図である。
ントの一部断面側面図である。
【図7】ハンド鋸の第2実施形態を示す斜視図である。
【図8】ハンド鋸の第3実施形態を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図9】図8に示すハンド鋸の組立て斜視図である。
【図10】従来のパイプ切断方法を説明するための断面
視の説明図であり、(イ)は床面が水平なコンクリート
床にパイプが埋設されている状態、(ロ)は床面が傾斜
したコンクリート床にパイプが埋設されている状態をそ
れぞれ示している。
視の説明図であり、(イ)は床面が水平なコンクリート
床にパイプが埋設されている状態、(ロ)は床面が傾斜
したコンクリート床にパイプが埋設されている状態をそ
れぞれ示している。
1 パイプ 11 横パイプ 12 縦パイプ 13 切断面 14 第2切断面 15 排水口 16 目蓋 2,2a,2b ハンド鋸 21 鋸本体 21a 峰部 21b 鋸刃部 22 把手 210 鋸本体 210a 峰部 210b 鋸刃部 212 挿通孔 230 ローラー部材 231 ローラ支持部材 232 縦筒体 233 横筒体 234 ローラ 235 支持軸 26 握りロッド 26a ねじ孔 26b 網目 23 ローラ部材 23a ねじ受け部材 23b 支持軸 23c ローラ 24 キャスター 24a 軸受金具 24b 支持軸 24c ローラ 24d 連結軸 24e 軸座 3 グラインダ 31 グラインダ本体 31a 連結軸 32 アタッチメント 33 基軸 33a ねじ孔 33b ねじ軸 34 円盤カッター 34a 装着孔 34b 切断刃 35 カラー 35a 鍔部 36 スラスト円盤 36a 貫通孔3 36b 係止ボルト 37,N ナット B ボルト W スプリングワッシャ
Claims (9)
- 【請求項1】 床面から上方に突出した状態で床内に埋
設されたパイプの床面から上方に突出した部分を取り除
いて床面に排水口を形成するパイプ切断方法であって、
上記パイプの上端面が床面より上の位置で床面に対して
平行になるように第1切断治具を用いて切断する予備切
断工程と、この予備切断工程で切断されたパイプの切断
面を基準として第2切断治具で内周面からパイプを床面
より低い位置で切断する本切断工程とからなることを特
徴とするパイプ切断方法。 - 【請求項2】 上記第1切断治具として床面と平行な方
向にのみ移動可能に構成された鋸を用いることを特徴と
する請求項1記載のパイプ切断方法。 - 【請求項3】 上記第2切断治具として、駆動軸回りに
回転自在に軸支されかつ上記パイプの切断面に下面が当
接されるスラスト円盤を備えたグラインダを用いること
を特徴とする請求項1または2記載のパイプ切断方法。 - 【請求項4】 床面から上方に突出した状態で床内に埋
設されたパイプを、切断面が床面と平行になるように切
断するパイプ切断治具であって、鋸本体と、この鋸本体
の峰部の基端側および先端側にそれぞれ突設された一対
の突片とを備えて形成され、上記各突片は鋸本体からの
突出寸法が同一に設定されていることを特徴とするパイ
プ切断治具。 - 【請求項5】 上記突片は、床面に当接する先端面が曲
面であることを特徴とする請求項4記載のパイプ切断治
具。 - 【請求項6】 上記各突片は、先端側に床面に当接した
状態で支持軸回りに回転して上記鋸本体の延びる方向に
転動するローラを含むものであることを特徴とする請求
項4記載のパイプ切断治具。 - 【請求項7】 上記鋸本体の基端側には、上記突片が突
設された面の反対側の面に、握り部材が突設されている
ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のパ
イプ切断治具。 - 【請求項8】 上記鋸本体の基端側にボルトを挿通する
挿通孔が穿設され、上記突片に上記鋸本体と直交する方
向に貫通した貫通穴が穿設され、上記握り部材には上記
鋸本体に直交する方向に延び、かつ、上記ボルトを螺着
するねじ孔が螺設され、上記ボルトが上記貫通孔および
上記挿通孔に差し通された状態で挿通孔から外部に突出
したボルトに上記握り部材のねじ孔が螺着されているこ
とを特徴とする請求項7記載のパイプ切断治具。 - 【請求項9】 上記鋸本体の鋸刃部には、所定間隔で刃
先から峰部の方向に向かって切り込まれた複数の切込み
溝が形成されていることを特徴とする請求項4乃至8の
いずれかに記載のパイプ切断治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1611898A JPH11221795A (ja) | 1997-12-04 | 1998-01-28 | パイプ切断方法および治具 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33445097 | 1997-12-04 | ||
| JP9-334450 | 1997-12-04 | ||
| JP1611898A JPH11221795A (ja) | 1997-12-04 | 1998-01-28 | パイプ切断方法および治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11221795A true JPH11221795A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=26352372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1611898A Pending JPH11221795A (ja) | 1997-12-04 | 1998-01-28 | パイプ切断方法および治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11221795A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016215325A (ja) * | 2015-05-21 | 2016-12-22 | 新和産業株式会社 | 管切削除去方法及びそれに用いられるカッター |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP1611898A patent/JPH11221795A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016215325A (ja) * | 2015-05-21 | 2016-12-22 | 新和産業株式会社 | 管切削除去方法及びそれに用いられるカッター |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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|
| A977 | Report on retrieval |
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
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| A02 | Decision of refusal |
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