JPH11222741A - 結束複合紡績糸 - Google Patents
結束複合紡績糸Info
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- JPH11222741A JPH11222741A JP10024386A JP2438698A JPH11222741A JP H11222741 A JPH11222741 A JP H11222741A JP 10024386 A JP10024386 A JP 10024386A JP 2438698 A JP2438698 A JP 2438698A JP H11222741 A JPH11222741 A JP H11222741A
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 柔らかい風合いとふくらみに富んだ、結束複
合紡績を提供する。 【解決手段】 熱可塑性合成繊維長繊維仮撚加工糸と短
繊維とで構成された繊維束に、前記短繊維の一部が捲き
ついた結束紡績糸であって、前記仮撚加工糸の捲縮発現
率と破断強度を特定した複合紡績糸。
合紡績を提供する。 【解決手段】 熱可塑性合成繊維長繊維仮撚加工糸と短
繊維とで構成された繊維束に、前記短繊維の一部が捲き
ついた結束紡績糸であって、前記仮撚加工糸の捲縮発現
率と破断強度を特定した複合紡績糸。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は繊維束の周囲に短繊
維が巻き付いて結束した結束紡績糸の品質改良に関する
ものである。
維が巻き付いて結束した結束紡績糸の品質改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】繊維束の周囲に短繊維が捲回して該繊維
束を結束せしめたいわゆる結束紡績法は従来の紡績方法
であるリング紡績法に比べ高い生産速度であるため有力
な紡績法であるが、次工程の編織工程で問題の起きない
程度の強力を得ようとすれば結束の程度を強くする必要
がある。しかし結束の強い結束紡績糸は糸に嵩高性や柔
軟性がなく、それを用いた編織物はふくらみがなく、風
合いも硬くて、通常の衣類に用いるには難しく、そのた
め結束紡績糸はべッドカバー等の衣類以外の用途にしか
用いられていないのが現状である。
束を結束せしめたいわゆる結束紡績法は従来の紡績方法
であるリング紡績法に比べ高い生産速度であるため有力
な紡績法であるが、次工程の編織工程で問題の起きない
程度の強力を得ようとすれば結束の程度を強くする必要
がある。しかし結束の強い結束紡績糸は糸に嵩高性や柔
軟性がなく、それを用いた編織物はふくらみがなく、風
合いも硬くて、通常の衣類に用いるには難しく、そのた
め結束紡績糸はべッドカバー等の衣類以外の用途にしか
用いられていないのが現状である。
【0003】このような結束紡績糸の欠点を改良する方
法として合繊長繊維糸条を短繊維と複合して結束複合糸
にする方法が知られているが、単に合繊長繊維糸条を複
合するだけでは編織物の風合いは改善できない。
法として合繊長繊維糸条を短繊維と複合して結束複合糸
にする方法が知られているが、単に合繊長繊維糸条を複
合するだけでは編織物の風合いは改善できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の結束紡績糸の欠点、すなわちふくらみが無く、風
合いが硬くなるという欠点を改良し、次工程の取扱い性
が良く、ふくらみがあり、ソフトな風合いの結束複合紡
績糸を提供することを課題とする。
従来の結束紡績糸の欠点、すなわちふくらみが無く、風
合いが硬くなるという欠点を改良し、次工程の取扱い性
が良く、ふくらみがあり、ソフトな風合いの結束複合紡
績糸を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段、即ち本発明は、熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸
(A)と短繊維(B)とで構成された繊維束に前記短繊
維(B)の一部が巻き付いた結束紡績糸であって、下記
式(1)、(2)を満足することを特徴とする結束複合
紡績糸、 CC(A)[%]≧20.0……………………………………(1) DT(A)[g/d]≧3.0…………………………………(2) 但し、CC(A)は熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸Aの
捲縮発現率、DT(A)は熱可塑性合繊長繊維仮撚加工
糸(A)の破断強度を示す。熱可塑性合繊長繊維仮撚加
工糸(A)が繊維軸方向に太細斑を有している請求項1
記載の結束複合紡績糸、熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸
(A)がポリエステルからなる請求項1又は2に記載の
結束複合紡績糸、熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸(A)
と単繊維(B)が染色性を異にしている請求項1〜3の
いずれかに記載の結束複合紡績糸である。
の手段、即ち本発明は、熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸
(A)と短繊維(B)とで構成された繊維束に前記短繊
維(B)の一部が巻き付いた結束紡績糸であって、下記
式(1)、(2)を満足することを特徴とする結束複合
紡績糸、 CC(A)[%]≧20.0……………………………………(1) DT(A)[g/d]≧3.0…………………………………(2) 但し、CC(A)は熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸Aの
捲縮発現率、DT(A)は熱可塑性合繊長繊維仮撚加工
糸(A)の破断強度を示す。熱可塑性合繊長繊維仮撚加
工糸(A)が繊維軸方向に太細斑を有している請求項1
記載の結束複合紡績糸、熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸
(A)がポリエステルからなる請求項1又は2に記載の
結束複合紡績糸、熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸(A)
と単繊維(B)が染色性を異にしている請求項1〜3の
いずれかに記載の結束複合紡績糸である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明について更に詳細に述
べる。本発明の結束複合紡績糸は熱可塑性合繊長繊維仮
撚加工糸(A)と短繊維(B)とで構成された繊維束に
該短繊維(B)の一部が巻き付いた結束紡績糸である。
本発明で言う熱可塑性合繊長繊維とは熱可塑性で繊維形
成能を有する重合体のマルチフィラメントであり、具体
的にはポリエステルマルチフィラメント、ポリアミドマ
ルチフィラメント等を指す。これらの熱可塑性合繊長繊
維には仮撚加工が施されていることが必要である。該熱
可塑性合繊長繊維仮撚加工糸(A)は結束紡績糸にふく
らみ感を与える上で必要であり、結束紡績糸が強度不足
になりやすい点を補う上で必要である。熱可塑性合繊長
繊維仮撚加工糸(A)は後記の測定法によるCC[%]
(捲縮発現率)が20.0[%]以上であることが必要
である。これは結束複合紡績糸中に存在する熱可塑性合
繊長繊維仮撚加工糸(A)が仮撚捲縮による嵩高性を持
っていることにより、結束複合紡績糸内部に空隙を増や
して、ふくらみ感を与えるためである。CC[%]が2
0.0[%]未満の場合、仮撚捲縮の効果が薄く、結束
複合紡績糸にふくらみ感を与える効果が薄くなるため、
本発明から除外する。より好ましくは30.0[%]以
上である。
べる。本発明の結束複合紡績糸は熱可塑性合繊長繊維仮
撚加工糸(A)と短繊維(B)とで構成された繊維束に
該短繊維(B)の一部が巻き付いた結束紡績糸である。
本発明で言う熱可塑性合繊長繊維とは熱可塑性で繊維形
成能を有する重合体のマルチフィラメントであり、具体
的にはポリエステルマルチフィラメント、ポリアミドマ
ルチフィラメント等を指す。これらの熱可塑性合繊長繊
維には仮撚加工が施されていることが必要である。該熱
可塑性合繊長繊維仮撚加工糸(A)は結束紡績糸にふく
らみ感を与える上で必要であり、結束紡績糸が強度不足
になりやすい点を補う上で必要である。熱可塑性合繊長
繊維仮撚加工糸(A)は後記の測定法によるCC[%]
(捲縮発現率)が20.0[%]以上であることが必要
である。これは結束複合紡績糸中に存在する熱可塑性合
繊長繊維仮撚加工糸(A)が仮撚捲縮による嵩高性を持
っていることにより、結束複合紡績糸内部に空隙を増や
して、ふくらみ感を与えるためである。CC[%]が2
0.0[%]未満の場合、仮撚捲縮の効果が薄く、結束
複合紡績糸にふくらみ感を与える効果が薄くなるため、
本発明から除外する。より好ましくは30.0[%]以
上である。
【0007】該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸の破断強
度は3.0[g/d]以上であることが必要である。
3.0[g/d]未満の場合、結束紡績糸の強度不足を
補う効果が薄く、本発明から除外する。より好ましくは
3.5[g/d]以上である。
度は3.0[g/d]以上であることが必要である。
3.0[g/d]未満の場合、結束紡績糸の強度不足を
補う効果が薄く、本発明から除外する。より好ましくは
3.5[g/d]以上である。
【0008】該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸が繊維軸
方向に太細斑を有していることも好ましく、太部が細部
に対して濃染することから、結束複合紡績糸に霜降り調
の外観を付与することができる他、太部と細部の熱収縮
特性の差が染色加工時の熱処理により、顕在化して、結
果的に嵩高性を向上させる効果を持つ。又、該熱可塑性
合繊長繊維仮撚加工糸がポリエステルからなる時、その
弾性率の高さにより、結束複合紡績糸織編物に張り腰を
与え、好ましい。
方向に太細斑を有していることも好ましく、太部が細部
に対して濃染することから、結束複合紡績糸に霜降り調
の外観を付与することができる他、太部と細部の熱収縮
特性の差が染色加工時の熱処理により、顕在化して、結
果的に嵩高性を向上させる効果を持つ。又、該熱可塑性
合繊長繊維仮撚加工糸がポリエステルからなる時、その
弾性率の高さにより、結束複合紡績糸織編物に張り腰を
与え、好ましい。
【0009】該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸が短繊維
と染色性を異にしていることも好ましい。該熱可塑性合
繊長繊維仮撚加工糸が短繊維と染色性を異にしているこ
とにより、結束複合紡績糸に霜降り調の外観効果を付与
できる。該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸と短繊維の好
ましい組合せとして、該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸
がポリエステルで、短繊維が綿、羊毛、再生セルロース
繊維等による場合や、該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸
がカチオン染料可染性ポリエステルで短繊維が通常のポ
リエチレンテレフトレートを主成分とするレギュラーポ
リエステルの場合、また、その逆の組合せ等を示すこと
ができる。
と染色性を異にしていることも好ましい。該熱可塑性合
繊長繊維仮撚加工糸が短繊維と染色性を異にしているこ
とにより、結束複合紡績糸に霜降り調の外観効果を付与
できる。該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸と短繊維の好
ましい組合せとして、該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸
がポリエステルで、短繊維が綿、羊毛、再生セルロース
繊維等による場合や、該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸
がカチオン染料可染性ポリエステルで短繊維が通常のポ
リエチレンテレフトレートを主成分とするレギュラーポ
リエステルの場合、また、その逆の組合せ等を示すこと
ができる。
【0010】該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸の単繊維
デニールはどのようなものも適用可能であるが、結束複
合紡績糸織編物に適度な張り腰を与える上で、比較的大
きいものが好ましく、1.5〜10.0デニールを例示
できる。そのフィラメント横断面については、通常の丸
断面の他、多角、多葉、中空、扁平、その他特殊異形断
面のどのようなものを仮撚加工の供給糸にしても良い。
又、単繊維デニール、横断面については異なる種類のも
のがミックスされていても良い。一方、短繊維について
は、それが合成繊維であるとき種々の単繊維デニール、
横断面が製造でき、該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸同
様、本発明の結束複合紡績糸に適用可能である。
デニールはどのようなものも適用可能であるが、結束複
合紡績糸織編物に適度な張り腰を与える上で、比較的大
きいものが好ましく、1.5〜10.0デニールを例示
できる。そのフィラメント横断面については、通常の丸
断面の他、多角、多葉、中空、扁平、その他特殊異形断
面のどのようなものを仮撚加工の供給糸にしても良い。
又、単繊維デニール、横断面については異なる種類のも
のがミックスされていても良い。一方、短繊維について
は、それが合成繊維であるとき種々の単繊維デニール、
横断面が製造でき、該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸同
様、本発明の結束複合紡績糸に適用可能である。
【0011】本発明の結束複合紡績糸を製造する方法に
ついては特に限定されるものではないが、その例を示
す。該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸は熱可塑性合繊長
繊維(ポリエステル、ポリアミド等のマルチフィラメン
ト)に仮撚加工して得られる。その仮撚加工の供給糸
は、延伸糸でも、紡糸速度の速い高配向未延伸糸でも良
い。仮撚加工時にその供給糸の弾性率に応じて、フィー
ド率を調節して加工することができる。仮撚数は嵩高性
を考慮すれば、比較的大きいことが好ましく、熱可塑性
合繊長繊維仮撚加工糸のデニールをD、仮撚数をT[T
/m]とするとき、T√Dが20000〜36000程
度が好ましい。熱固定ヒーター温度は同様の理由で比較
的高いことが好ましく、160〜230℃程度が良い。
この様にして、CC[%](捲縮発現率)を20[%]
以上、DT[g/d](破断強度)を3.0[g/d]
以上に調節する。
ついては特に限定されるものではないが、その例を示
す。該熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸は熱可塑性合繊長
繊維(ポリエステル、ポリアミド等のマルチフィラメン
ト)に仮撚加工して得られる。その仮撚加工の供給糸
は、延伸糸でも、紡糸速度の速い高配向未延伸糸でも良
い。仮撚加工時にその供給糸の弾性率に応じて、フィー
ド率を調節して加工することができる。仮撚数は嵩高性
を考慮すれば、比較的大きいことが好ましく、熱可塑性
合繊長繊維仮撚加工糸のデニールをD、仮撚数をT[T
/m]とするとき、T√Dが20000〜36000程
度が好ましい。熱固定ヒーター温度は同様の理由で比較
的高いことが好ましく、160〜230℃程度が良い。
この様にして、CC[%](捲縮発現率)を20[%]
以上、DT[g/d](破断強度)を3.0[g/d]
以上に調節する。
【0012】前記の様にして得られた熱可塑性合繊長繊
維仮撚加工糸と短繊維スライバを結束複合紡績する。短
繊維のドラフトパートと結束紡績パートを持った結束紡
績装置(例えば村田機械製、MJS型式結束紡績装置)
に供給し、短繊維スライバ(練条スライバが良い)をド
ラフト後、互いに逆方向に仮撚を付与する2つの直列に
配された旋回流ジェット又は施撚体で結束紡績する。熱
可塑性合繊長繊維仮撚加工糸はドラフトパートの最も下
流側に位置するフロントローラに供給し、ドラフトされ
た短繊維束と合糸され旋回流ジェットに共に導かれる。
紡績された糸は熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸と短繊維
の一部が芯部となり、その外周部に短繊維が巻き付いた
結束複合紡績糸となる。
維仮撚加工糸と短繊維スライバを結束複合紡績する。短
繊維のドラフトパートと結束紡績パートを持った結束紡
績装置(例えば村田機械製、MJS型式結束紡績装置)
に供給し、短繊維スライバ(練条スライバが良い)をド
ラフト後、互いに逆方向に仮撚を付与する2つの直列に
配された旋回流ジェット又は施撚体で結束紡績する。熱
可塑性合繊長繊維仮撚加工糸はドラフトパートの最も下
流側に位置するフロントローラに供給し、ドラフトされ
た短繊維束と合糸され旋回流ジェットに共に導かれる。
紡績された糸は熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸と短繊維
の一部が芯部となり、その外周部に短繊維が巻き付いた
結束複合紡績糸となる。
【0013】次に本発明の評価に用いた測定方法につい
て説明する。 (DT(破断強度)[g/d])JIS L−1013
(1981)に準じ、東洋ボールドウィン社製テンシロ
ンを用いて、試料長200[mm]、引張速度200
[mm/min]でS−S曲線を描かせ、破断強度を算
出した。 (CC(捲縮発現率)[%])適当な枠周のラップリー
ルで、1/10[g/デニール]の荷重下において、試
料の8回巻のカセをつくる。無荷重の状態で沸騰水中に
5分間浸漬する。試料を沸水中から取り出し、湿潤状態
のまま、2/10[g/デニール]の荷重をかけて1分
後のカセの長さL1[cm]を測定する。次に、荷重を
取り除き、軽く水を切った後、60[℃]のオーブン中
で30分間乾燥する。オーブンからカセを取り出し、1
時間放冷後、2/1000[g/デニール]の荷重をか
け、1分後の長さL2[cm]を測定する。捲縮発現率
は下記により算出する。 捲縮発現率[%]={(L1−L2)/L1}×100
て説明する。 (DT(破断強度)[g/d])JIS L−1013
(1981)に準じ、東洋ボールドウィン社製テンシロ
ンを用いて、試料長200[mm]、引張速度200
[mm/min]でS−S曲線を描かせ、破断強度を算
出した。 (CC(捲縮発現率)[%])適当な枠周のラップリー
ルで、1/10[g/デニール]の荷重下において、試
料の8回巻のカセをつくる。無荷重の状態で沸騰水中に
5分間浸漬する。試料を沸水中から取り出し、湿潤状態
のまま、2/10[g/デニール]の荷重をかけて1分
後のカセの長さL1[cm]を測定する。次に、荷重を
取り除き、軽く水を切った後、60[℃]のオーブン中
で30分間乾燥する。オーブンからカセを取り出し、1
時間放冷後、2/1000[g/デニール]の荷重をか
け、1分後の長さL2[cm]を測定する。捲縮発現率
は下記により算出する。 捲縮発現率[%]={(L1−L2)/L1}×100
【0014】以下、具体的実施例をあげて説明する。
【実施例】(実施例1)ポリエチレンテレフトレートを
溶融紡糸し、80[デニール]/24[フィラメント]
の丸横断面をもつフィラメントで構成された高配向未延
伸マルチフィラメント糸を得た。該高配向未延伸マルチ
フィラメント糸を延伸同時仮撚し、50[デニール]/
24[フィラメント]の仮撚加工糸を得た。該仮撚加工
糸のCCは52.0[%]、DTは4.65[g/デニ
ール]であった。該仮撚加工糸と200[ゲレン/6ヤ
ード]のポリエチレンテレフタレート練条スライバ(単
繊維デニール1.4[デニール]、丸横断面、繊維長3
8[mm]を村田機械製MJS型式結束紡績装置に供給
し、練条スライバをドラフト後合糸紡績して、英式綿番
手30番手の結束複合紡績糸を得た。該結束複合紡績糸
に400[T/m]の追撚を施し、経緯に用いて、平織
物を製織し、リラックス、プレセット、7[%]のアル
カリ減量加工、毛焼き、染色、ファイナルセット等を施
して、染色加工織物を得た。該染色加工織物はソフトで
ふくらみ感があり、適度な張り腰を有する好ましいもの
であった。
溶融紡糸し、80[デニール]/24[フィラメント]
の丸横断面をもつフィラメントで構成された高配向未延
伸マルチフィラメント糸を得た。該高配向未延伸マルチ
フィラメント糸を延伸同時仮撚し、50[デニール]/
24[フィラメント]の仮撚加工糸を得た。該仮撚加工
糸のCCは52.0[%]、DTは4.65[g/デニ
ール]であった。該仮撚加工糸と200[ゲレン/6ヤ
ード]のポリエチレンテレフタレート練条スライバ(単
繊維デニール1.4[デニール]、丸横断面、繊維長3
8[mm]を村田機械製MJS型式結束紡績装置に供給
し、練条スライバをドラフト後合糸紡績して、英式綿番
手30番手の結束複合紡績糸を得た。該結束複合紡績糸
に400[T/m]の追撚を施し、経緯に用いて、平織
物を製織し、リラックス、プレセット、7[%]のアル
カリ減量加工、毛焼き、染色、ファイナルセット等を施
して、染色加工織物を得た。該染色加工織物はソフトで
ふくらみ感があり、適度な張り腰を有する好ましいもの
であった。
【0015】(比較例1)合繊長繊維を用いず、練条ス
ライバだけで、30番手の結束紡績糸を得た。但し、紡
績糸が弱いため糸切れが多く、製織工程においても、織
機停台回数多かった。実施例1と同様に染色加工織物を
得たが、ふくらみ、張り腰に乏しく、好ましくなかっ
た。
ライバだけで、30番手の結束紡績糸を得た。但し、紡
績糸が弱いため糸切れが多く、製織工程においても、織
機停台回数多かった。実施例1と同様に染色加工織物を
得たが、ふくらみ、張り腰に乏しく、好ましくなかっ
た。
【0016】(比較例2)実施例1で用いた仮撚加工糸
の代わりにCCが14.5[%]の仮撚加工糸を使用
し、実施例1と同様に結束複合紡績糸を得て、染色加工
織物を得た。該染色加工織物は適度な張り腰を有してい
るが、ソフト感、ふくらみ感において満足できなかっ
た。
の代わりにCCが14.5[%]の仮撚加工糸を使用
し、実施例1と同様に結束複合紡績糸を得て、染色加工
織物を得た。該染色加工織物は適度な張り腰を有してい
るが、ソフト感、ふくらみ感において満足できなかっ
た。
【0017】(比較例3)実施例1で用いた仮撚加工糸
の代わりにDTが1.5[g/デニール]の共重合ポリ
エステル仮撚加工糸を用いて、結束複合紡績糸を得た。
製織時の織機停台回数が多く、高品質の織物を得ること
ができなかった。
の代わりにDTが1.5[g/デニール]の共重合ポリ
エステル仮撚加工糸を用いて、結束複合紡績糸を得た。
製織時の織機停台回数が多く、高品質の織物を得ること
ができなかった。
【0018】(実施例2)実施例1で用いた仮撚加工糸
のかわりに、繊維軸方向に太細斑を有するポリエチレン
テレフトレートシックアンドシンマルチフィラメントに
仮撚加工を施したものを用いた。CCは45.6
[%]、DTは3.5[g/デニール]であった。製織
工程の通過性は良好で、染色加工織物は自然な霜降り調
外観を有し、ソフトでふくらみがあり、適度な張り腰を
持った好ましいものであった。
のかわりに、繊維軸方向に太細斑を有するポリエチレン
テレフトレートシックアンドシンマルチフィラメントに
仮撚加工を施したものを用いた。CCは45.6
[%]、DTは3.5[g/デニール]であった。製織
工程の通過性は良好で、染色加工織物は自然な霜降り調
外観を有し、ソフトでふくらみがあり、適度な張り腰を
持った好ましいものであった。
【0019】(実施例3)実施例2に対して、練条スラ
イバをポリノジックに変更した。ポリノジックが含まれ
ている分、染色処方を変更した他は実施例2と同様に染
色加工織物を得た。該染色加工織物はソフトでふくらみ
があり、適度は張り腰を有しながら、霜降り調外観にお
いて、実施例2より更に向上したものであった。
イバをポリノジックに変更した。ポリノジックが含まれ
ている分、染色処方を変更した他は実施例2と同様に染
色加工織物を得た。該染色加工織物はソフトでふくらみ
があり、適度は張り腰を有しながら、霜降り調外観にお
いて、実施例2より更に向上したものであった。
【0020】
【発明の効果】本発明の結束複合紡績糸は特定の捲縮発
現率と破断強度を有する熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸
と単繊維を含んで構成させていることにより、従来の結
束紡績糸がふくらみが不足し、風合いが硬く、衣料用途
に使用しづらかった点及び、強度不足により、後工程で
の取扱い性が良くなかった点を改良し、高級ファッショ
ン素材として使用可能にした新規なものである。
現率と破断強度を有する熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸
と単繊維を含んで構成させていることにより、従来の結
束紡績糸がふくらみが不足し、風合いが硬く、衣料用途
に使用しづらかった点及び、強度不足により、後工程で
の取扱い性が良くなかった点を改良し、高級ファッショ
ン素材として使用可能にした新規なものである。
Claims (4)
- 【請求項1】熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸(A)と短
繊維(B)とで構成された繊維束に前記短繊維(B)の
一部が巻き付いた結束紡績糸であって、下記式(1)、
(2)を満足することを特徴とする結束複合紡績糸。 CC(A)[%]≧20.0……………………………………(1) DT(A)[g/d]≧3.0…………………………………(2) 但し、CC(A)は熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸Aの
捲縮発現率、DT(A)は熱可塑性合繊長繊維仮撚加工
糸(A)の破断強度を示す。 - 【請求項2】熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸(A)が繊
維軸方向に太細斑を有している請求項1記載の結束複合
紡績糸。 - 【請求項3】熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸(A)がポ
リエステルからなる請求項1又は2に記載の結束複合紡
績糸。 - 【請求項4】熱可塑性合繊長繊維仮撚加工糸(A)と単
繊維(B)が染色性を異にしている請求項1〜3のいず
れかに記載の結束複合紡績糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10024386A JPH11222741A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 結束複合紡績糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10024386A JPH11222741A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 結束複合紡績糸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11222741A true JPH11222741A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12136745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10024386A Pending JPH11222741A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 結束複合紡績糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11222741A (ja) |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP10024386A patent/JPH11222741A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |