JPH11230041A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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Publication number
JPH11230041A
JPH11230041A JP10027193A JP2719398A JPH11230041A JP H11230041 A JPH11230041 A JP H11230041A JP 10027193 A JP10027193 A JP 10027193A JP 2719398 A JP2719398 A JP 2719398A JP H11230041 A JPH11230041 A JP H11230041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retainer
discharge
compressor
discharge valve
valve
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10027193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hashimoto
見次 橋本
Yoshinobu Ichikawa
喜伸 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Publication of JPH11230041A publication Critical patent/JPH11230041A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出脈動を効果的に減衰させること。 【解決手段】 リテーナ31には、複数の連通孔33が
形成されている。前記リテーナ31に対向するようにの
びている吐出弁26の先端部分26aが連通孔33の間
に配置されている。前記リテーナ31には、第1のリテ
ーナ面31bと第2のリテーナ面31cとが形成されて
おり、該第1のリテーナ面31bの曲面と前記吐出弁2
6との間の空間部をリフト規制部Aとし、前記リテーナ
31は、前記吐出弁26に当接する部分にリフト規制部
Aを有し、それ以外の部分は流体通路部を有し、吐出室
21の空間部が2分割されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストンを往復動
させるタイプの往復動型の圧縮機に属する。
【0002】
【従来の技術】従来の往復動型の圧縮機は、駆動軸に備
えた斜板にピストンを連結し、駆動軸の回転に従う斜板
の動きによりピストンをシリンダ内で往復動させるよう
に構成されている。このような圧縮機は次の二つのタイ
プに大別される。
【0003】第1のタイプの圧縮機は、駆動軸の回転に
したがって斜板を揺動させ、その斜板の揺動を利用して
ピストンを往復動させる容量可変型圧縮機がある。
【0004】第2のタイプの圧縮機は、例えば特開平8
−291790公報に記載されているように、駆動軸に
斜板を同期回転可能に支持し、斜板とピストンとの間に
は、自転を阻止された揺動板が存在し、この揺動板とピ
ストンとが連結されているものである。
【0005】従来技術として、以下に、図5に示す容量
固定型の斜板式圧縮機を参照して説明する。図5におい
て、1はハウジングを示している。ハウジング1の両端
は、フロントハウジング2と、シリンダヘッド3とによ
って閉塞されており、その内部にクランク室4が形成さ
れている。クランク室4の内部には、斜板5が配置され
ている。斜板5は、スラスト軸受7によって、フロント
ハウジング2の内壁にスラスト支持されている。また、
斜板5の一面にはスラスト軸受8を介して揺動板9が設
けられている。
【0006】揺動板9の外周部には、球面座10が設け
られている。球面座10には、ピストンロッド11の一
端のピボット12aが接続されている。一方、ピストン
ロッド11の他端のピボット12bには、シリンダボア
13内に往復自在に挿入されたピストン14が接続され
ている。なお、圧縮機の周方向には、複数のシリンダボ
ア13が設けられており、各シリンダボア13内にピス
トン14が往復運動自在に設けられている。
【0007】揺動板9の中央部には、球面座15aを有
する歯車15が設けられている。また、ハウジング1に
回転阻止された球面座16aを有する歯車16がバネ1
7によって歯車15方向に付勢されており、ボールジョ
イントのボール18が球面座15a,16aによって挟
持され、歯車15,16によって揺動板9は回転を阻止
され揺動運動を行うことができる構造となっている。
【0008】シリンダヘッド3の内部は壁19によっ
て、吸入室20と吐出室21とに画成されている。ま
た、シリンダヘッド3とハウジング1との間には、ガス
ケット22a,22bを介して弁板装置22が設けられ
ており、弁板装置22には吸入孔23と吐出孔24とが
形成されている。
【0009】そして、図6に詳細に示すように、弁板装
置22は、シリンダボア13側にかつ吸入室23に対向
する位置に吸入弁25と、吐出室21側に吐出弁26と
を有している。吸入室20は吸入弁25を有する吸入孔
23を介してシリンダボア13内と連通されている。ま
た、吐出室21は吐出弁26を有する吐出孔24を介し
てシリンダボア13内と連通されている。
【0010】吐出室21内には、図7にも示すように、
金属板でなるリテーナ27が設けられている。リテーナ
27には、その中央部にネジ貫通孔27aが形成されて
おり、このリテーナ27をネジ貫通孔27aに挿通して
ネジ30によって弁板装置22に固定されている。ま
た、吐出弁26のリフト量(図6に示したリフト量L
1)は、リテーナ27に当接し規制されるようになって
いる。
【0011】また、吸入室20には、流体(冷媒ガス)
を圧縮機内部へと送る吸入路28が接続されている。一
方、吐出室21には、圧縮流体を圧縮機外部へと送る吐
出路29が接続されている。
【0012】このような圧縮機においては、駆動源(た
とえば、自動車のエンジン、駆動モータ等)から駆動力
が駆動軸6に伝達されると、斜板5が回転するとともに
揺動板9が揺動する。そして、揺動板9の揺動に伴い、
揺動板9に接続されているピストン14がシリンダボア
13内を往復運動する。この往復動に伴い、吸入室20
からシリンダボア13内へ吸入された流体が圧縮され、
圧縮流体が吐出室21内に吐出され、さらに、吐出路2
9を介して圧縮機から外へと送られるようになってい
る。圧縮機には、凝縮器が接続されており、回路配管へ
と送られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧縮機では、弁板装置22の吐出孔24から吐出された
流体が、シリンダヘッド3の吐出室21に至る経路(長
さ寸法、形状)が異なるために、流体の流れに伴う圧力
損失によって、大きな圧力差が生じ、いわゆる吐出脈動
を引き起こし、凝縮器に接続された回路配管に振動や騒
音を発生させる。
【0014】このような吐出脈動を低減する対策として
は、従来より、シリンダヘッド3を2段としてマフラ効
果をもたせる吐出サイレンサが提案されているが、これ
も軸方向の長さ寸法が拡大していまい、圧縮機の小形化
が要求される車両空調用の圧縮機のネックとなってい
る。
【0015】それ故に本発明に課題は、軸長さを延長さ
せることなく、吐出脈動を低減することができる圧縮機
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シリン
ダヘッドに形成した吐出室に連通する吐出孔、前記シリ
ンダヘッドに形成した吸入室に連通する吸入孔、前記吐
出孔を開閉する吐出弁、前記吸入孔を開閉する吸入弁を
具備する弁板装置と、前記吐出弁が開く方向のリフト量
を規制するリテーナとを含む圧縮機において、前記リテ
ーナは、その先端部分において前記吐出弁が開く方向で
前記吐出弁に当接する部分にリフト規制部を有し、該リ
フト規制部以外の部分は流体通路部を有し、前記リテー
ナの前記先端部分には、複数の連通孔が配置されてお
り、かつ前記リテーナの端面は、前記吐出室と前記吸入
室との間に形成されている隔壁の近傍に位置しており、
前記吐出室の空間部が2分割されていることを特徴とす
る圧縮機が得られる。
【0017】また、本発明によれば、前記吐出弁は、前
記リテーナの中央部分から周縁近傍に対向するようにの
びている前記先端部分が複数の連通孔の間に配置されて
いることを特徴とする圧縮機が得られる。
【0018】さらに、本発明によれば、前記吐出弁が対
向している前記リテーナには、第1のリテーナ面と第2
のリテーナ面が形成されており、該第1及び第2ののリ
テーナ面は、前記リテーナの中央部分から板厚寸法が薄
くなるように曲面形状に形成されており、前記第1のリ
テーナ面の曲面と前記吐出弁との間の前記空間部を前記
リフト規制部とし、前記第1のリテーナ面の曲面の半径
が前記第2のリテーナ面の曲面の半径よりも大きいこと
を特徴とする圧縮機が得られる。
【0019】
【作用】弁板装置の吐出孔から順次、吐出室に吐出され
た流体(冷媒ガス)は、弁板装置の連通孔を通過する間
に整流されて吐出室へ流入し、吐出室で吐出脈動は十分
に減衰されて、シリンダヘッドの吐出孔から回路配管へ
吐出される。この際、リテーナによって吐出室は、2分
割され吐出室から効果的な吐出サイレンサとして機能す
るので、圧縮機の軸長さ寸法を伸ばすことなく吐出脈動
の減衰部を形成することが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る容量固定型の斜板式圧縮機の要部を示す。なお、図1
に示す圧縮機は、発明の要部を除き、図5及び図6に示
した圧縮機と同様な構成であるため、同じ部分には同じ
符号を付して説明を省略する。
【0021】図1において、一実施の形態に係る圧縮機
の弁板装置22は、シリンダヘッド3に形成された吐出
室21に連通する吐出孔24、シリンダヘッド3に形成
された吸入室20に連通する吸入孔23、吐出孔24を
開閉する吐出弁26、吸入孔23を開閉する吸入弁25
を有している。
【0022】リテーナ31は、吐出孔24を開閉する吐
出弁26が開く方向のリフト量を規制するように吐出弁
26に対向している。このリテーナ31は、円板形状を
呈している。
【0023】リテーナ31には、図2に示すように、そ
の中央部分にネジ30を挿通するネジ孔31aと、リテ
ーナ31の周縁近傍で互いに等しい間隔をもって配置さ
れている6つの連通孔33とが形成されている。吐出弁
26は、リテーナ31の中央部分から周縁近傍に対向す
るようにのびている先端部分26aが6つの連通孔33
の間に配置されている。
【0024】さらに、図3及び図4に示すように、吐出
弁26が対向しているリテーナ31には、第1のリテー
ナ面31bと第2のリテーナ面31cとが形成されてい
る。第1及び第2ののリテーナ面31b,31cは、リ
テーナ31の中央部分から周縁方向へ板厚寸法が薄い寸
法になるように曲面形状に形成されている。ここで、第
1のリテーナ面31bの曲面と吐出弁26との間の空間
部をリフト規制部Aとし、第1のリテーナ面31bの曲
面の半径をR1 とし、第2のリテーナ面31cの曲面の
半径をR2 とする。なお、前述した連通孔33は、第2
のリテーナ面31cに形成されている。
【0025】すなわち、リテーナ31は、図3に示した
ように、その先端部分において吐出弁26に当接する部
分にリフト規制部A(L1 ×R1 )有し、図4に示した
ように、それ以外の部分は流体通路部(L3 ×R2 )を
有している。
【0026】リテーナ31には、円周上に連通孔33を
配し、かつリテーナ31の端面は、吐出室21の隔壁1
9の近傍に位置し、吐出室21の空間部を2分割してい
る。なお、リテーナ31の端面の板厚寸法は、図4に示
したように、L4 とする。
【0027】上記したように、シリンダヘッド3の吐出
室21をリテーナ31によって、2分割することによ
り、吐出弁26の脈動減衰部として機能させている。
【0028】そのために以下の構成とする。リテーナ3
1の周端面をシリンダヘッド3の吐出室21の隔壁19
近傍に位置させる。リテーナ31が吐出弁26に当接す
る部分は、従来の吐出弁26のリフト量L1 を規制する
第1のリテーナ面31bの曲面の半径R1 を設け、リテ
ーナ31の寸法(リフト量)L1 上方の寸法(リフト
量)L2 をL1 <L2 とする。
【0029】リテーナ31が吐出弁26に当接しない部
分は、流体通路部として確保されるL3 ×R2 を有し、
リテーナ31の端面の板厚寸法L4 をL4 <L3 とし、
かつR1 >R2 とする。そして、吐出孔24から吐出さ
れた流体を吐出室21へ流出するためにリテーナ31の
先端部の円周上に連通孔33を配する。
【0030】このように構成すると、吐出される流体
は、リテーナ31の連通孔33を通過する間に整流され
る。このとき、リフト規制部Aでは、従来のリフト量L
1 がリテーナ31で規制される。
【0031】また、上記リテーナ31は従来より板厚寸
法が十分に大きくとれるので樹脂成形品に置き換えて
も、流体圧縮荷重に十分に耐える構成となる。
【0032】なお、本実施の形態においては、本発明を
容量固定型圧縮機に適用したものを示しているが、容量
可変型圧縮機に適用することもできる。また、両頭式ピ
ストンタイプの圧縮機に適用することも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、吐
出流体は、リテーナの連通孔を通過する間に整流され、
吐出脈動が十分に減衰されることから、吐出サイレンサ
機能をもたせることができる。
【0034】また、吐出室は従来のリフト量がリテーナ
で規制されることから、軸長さ寸法を大きくすることな
く吐出脈動を効果的に減衰させることができる。
【0035】さらに、リテーナは従来より板厚寸法が十
分に大きくとれるので、樹脂成形品に置き換えても、流
体圧縮荷重に十分に耐えることができ、軽量化、低コス
ト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る圧縮機の要部を示
す縦断面図である。
【図2】図1に示した吐出弁、吐出孔及びリテーナの関
係を説明するための側面図である。
【図3】図2のIII-III 線の断面図である。
【図4】図2のIV-IV 線の断面図である。
【図5】従来の圧縮機の一例の縦断面図である。
【図6】図5に示した圧縮機の要部を示す縦断面図であ
る。
【図7】図5に示した吐出弁、吐出孔及びリテーナの関
係を説明するための側面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 フロントハウジング 3 シリンダヘッド 4 クランク室 5 斜板 8 スラスト軸受 9 揺動板 13 シリンダボア 14 ピストン 15 歯車 18 ボール 19 隔壁 20 吸入室 21 吐出室 22 弁板装置 24 吐出孔 25 吸入弁 26 吐出弁 26a 先端部分 27,31 リテーナ 31b 第1のリテーナ面 31c 第2のリテーナ面 33 連通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドに形成した吐出室に連通
    する吐出孔、前記シリンダヘッドに形成した吸入室に連
    通する吸入孔、前記吐出孔を開閉する吐出弁、前記吸入
    孔を開閉する吸入弁を具備する弁板装置と、前記吐出弁
    が開く方向のリフト量を規制するリテーナとを含む圧縮
    機において、 前記リテーナは、その先端部分において前記吐出弁が開
    く方向で前記吐出弁に当接する部分にリフト規制部を有
    し、該リフト規制部以外の部分は流体通路部を有し、前
    記リテーナの前記先端部分には、複数の連通孔が配置さ
    れており、かつ前記リテーナの端面は、前記吐出室と前
    記吸入室との間に形成されている隔壁の近傍に位置して
    おり、前記吐出室の空間部が2分割されていることを特
    徴とする圧縮機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧縮機において、前記吐
    出弁は、前記リテーナの中央部分から周縁近傍に対向す
    るようにのびている前記先端部分が複数の連通孔の間に
    配置されていることを特徴とする圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の圧縮機において、前記吐
    出弁が対向している前記リテーナには、第1のリテーナ
    面と第2のリテーナ面が形成されており、該第1及び第
    2のリテーナ面は、前記リテーナの中央部分から板厚寸
    法が薄くなるように曲面形状に形成されており、前記第
    1のリテーナ面の曲面と前記吐出弁との間の前記空間部
    を前記リフト規制部とし、前記第1のリテーナ面の曲面
    の半径が前記第2のリテーナ面の曲面の半径よりも大き
    いことを特徴とする圧縮機。
JP10027193A 1998-02-09 1998-02-09 圧縮機 Withdrawn JPH11230041A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002339869A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Honda Motor Co Ltd 往復動ピストン型圧縮機
CN100343510C (zh) * 2002-12-04 2007-10-17 三电有限公司 具有包括带特别设计曲面的阀座圈的排出阀机构的压缩机

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510