JPH11230253A - ダンパー - Google Patents
ダンパーInfo
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- JPH11230253A JPH11230253A JP5277098A JP5277098A JPH11230253A JP H11230253 A JPH11230253 A JP H11230253A JP 5277098 A JP5277098 A JP 5277098A JP 5277098 A JP5277098 A JP 5277098A JP H11230253 A JPH11230253 A JP H11230253A
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- damper
- spiral
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- displacement
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 微少な変形に対しても有効に抵抗力を発揮す
ることができる粘性体または粘弾性体を用いたダンパー
を提供する。 【解決手段】 相対変位する一対の上下部材間に介装さ
れるダンパー10であって、下方の部材に取り付けられ
る有底筒状の本体部11と、上方の部材に取り付けられ
る変位部12とを備えてなり、かつ本体部11は内部に
螺旋状の壁部13が形成され、変位部12は螺旋状の壁
部13間に挿入される螺旋状の板部16が形成されてい
るとともに、螺旋状の壁部13と板部16との間には、
粘性体17が充填されている。
ることができる粘性体または粘弾性体を用いたダンパー
を提供する。 【解決手段】 相対変位する一対の上下部材間に介装さ
れるダンパー10であって、下方の部材に取り付けられ
る有底筒状の本体部11と、上方の部材に取り付けられ
る変位部12とを備えてなり、かつ本体部11は内部に
螺旋状の壁部13が形成され、変位部12は螺旋状の壁
部13間に挿入される螺旋状の板部16が形成されてい
るとともに、螺旋状の壁部13と板部16との間には、
粘性体17が充填されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対変位する一対
の部材間に介装されて、これら部材間に生じる相対変位
を緩衝するためのダンパーに関するものである。
の部材間に介装されて、これら部材間に生じる相対変位
を緩衝するためのダンパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、耐震構造の建物や振動を伴う各
種の機器類においては、振動入力側の部材から他方の部
材に有害な振動が伝達しないように、これら一対の部材
間に当該振動を遮断または抑制するための各種形態のダ
ンパーが介装されている。図5は、このようなダンパー
の一種である上記耐震建物の上下階の梁間に介装されて
いる従来の粘性体を用いたダンパー1を示すものであ
る。このダンパー1は、下方の梁に固定される本体部2
と、上方の梁に固定される変位板3とから構成されてい
る。ここで、本体部2は、上部が開口したほぼ壁厚と同
等の幅寸法を有する箱状のもので、内部にオイル等の粘
性体4が収納されている。
種の機器類においては、振動入力側の部材から他方の部
材に有害な振動が伝達しないように、これら一対の部材
間に当該振動を遮断または抑制するための各種形態のダ
ンパーが介装されている。図5は、このようなダンパー
の一種である上記耐震建物の上下階の梁間に介装されて
いる従来の粘性体を用いたダンパー1を示すものであ
る。このダンパー1は、下方の梁に固定される本体部2
と、上方の梁に固定される変位板3とから構成されてい
る。ここで、本体部2は、上部が開口したほぼ壁厚と同
等の幅寸法を有する箱状のもので、内部にオイル等の粘
性体4が収納されている。
【0003】他方、変位板3は、上方の梁から垂下する
平板状の部材で、本体部2の上部開口から内部に相対変
位自在に挿入されている。これにより、変位板3と本体
部2の内壁との間には、粘性体4が充填されている。上
記構成からなるダンパー1によれば、地震時等に下部構
造が振動した場合に、図中矢印方向に相対変位する本体
部2と変位板3との間の粘性体4の剪断抵抗によって当
該振動を減衰させることにより、上部構造にこの振動が
伝わることを抑制することができる。
平板状の部材で、本体部2の上部開口から内部に相対変
位自在に挿入されている。これにより、変位板3と本体
部2の内壁との間には、粘性体4が充填されている。上
記構成からなるダンパー1によれば、地震時等に下部構
造が振動した場合に、図中矢印方向に相対変位する本体
部2と変位板3との間の粘性体4の剪断抵抗によって当
該振動を減衰させることにより、上部構造にこの振動が
伝わることを抑制することができる。
【0004】また、図6は、上記耐震建物の架構フレー
ムのブレースに介装されている粘弾性体を用いたダンパ
ー5を示すものである。このダンパー5は、上記フレー
ムの下部構造の角隅部から延出する上記ブレースの上端
部に取り付けられる本体部6と、フレームの上部構造の
対向角隅部に取り付けられる変位部7との間に、所定の
厚さ寸法を有する粘弾性体8を挟み込んだものである。
このダンパー5によれば、地震時等に下部構造に加わる
振動によって架構フレームが変形しようとする際に、上
下部構造間に架設された上記ブレースに作用する圧縮力
および引張り力に対して、上記粘弾性体8がその粘性お
よび弾性によって剪断抵抗することにより、上記圧縮力
および引張り力を緩衝して、振動が上部構造に伝わるこ
とを抑制することができる。
ムのブレースに介装されている粘弾性体を用いたダンパ
ー5を示すものである。このダンパー5は、上記フレー
ムの下部構造の角隅部から延出する上記ブレースの上端
部に取り付けられる本体部6と、フレームの上部構造の
対向角隅部に取り付けられる変位部7との間に、所定の
厚さ寸法を有する粘弾性体8を挟み込んだものである。
このダンパー5によれば、地震時等に下部構造に加わる
振動によって架構フレームが変形しようとする際に、上
下部構造間に架設された上記ブレースに作用する圧縮力
および引張り力に対して、上記粘弾性体8がその粘性お
よび弾性によって剪断抵抗することにより、上記圧縮力
および引張り力を緩衝して、振動が上部構造に伝わるこ
とを抑制することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ダンパー1、5のうち、粘性体を用いたダンパー1にあ
っては、粘性体4に充分な剪断抵抗を発揮させるため
に、変位板3と本体部2の内壁との間の粘性体の厚さが
数ミリメートル程度必要になる。また、粘弾性体を用い
たダンパー5にあっても、粘弾性体8に所望のエネルギ
ー吸収能力を持たせて有効な抵抗力を発揮させるために
は、一般的にその厚さ寸法に対して10%程度の剪断歪
を生じさせる必要がある。このため、いずれのダンパー
1、5においても、1ミリメートル以下の微少変形に対
しては、有効な抵抗力を得ることが難しいという問題点
があった。
ダンパー1、5のうち、粘性体を用いたダンパー1にあ
っては、粘性体4に充分な剪断抵抗を発揮させるため
に、変位板3と本体部2の内壁との間の粘性体の厚さが
数ミリメートル程度必要になる。また、粘弾性体を用い
たダンパー5にあっても、粘弾性体8に所望のエネルギ
ー吸収能力を持たせて有効な抵抗力を発揮させるために
は、一般的にその厚さ寸法に対して10%程度の剪断歪
を生じさせる必要がある。このため、いずれのダンパー
1、5においても、1ミリメートル以下の微少変形に対
しては、有効な抵抗力を得ることが難しいという問題点
があった。
【0006】本発明は、上記従来のダンパーが有する課
題を有効に解決すべくなされたもので、微少な変形に対
しても有効に抵抗力を発揮することができる粘性体また
は粘弾性体を用いたダンパーを提供することを目的とす
るものである。
題を有効に解決すべくなされたもので、微少な変形に対
しても有効に抵抗力を発揮することができる粘性体また
は粘弾性体を用いたダンパーを提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係るダンパーは、相対変位する一対の上下部材間に介
装されるダンパーであって、下方の部材に取り付けられ
る有底筒状の本体部と、上方の部材に取り付けられる変
位部とを備えてなり、かつ上記本体部は内部に螺旋状の
壁部が形成され、上記変位部は螺旋状の上記壁部間に隙
間を介して挿入される螺旋状の板部が形成されていると
ともに、螺旋状の上記壁部と板部との間には、粘性体が
充填されていることを特徴とするものである。
に係るダンパーは、相対変位する一対の上下部材間に介
装されるダンパーであって、下方の部材に取り付けられ
る有底筒状の本体部と、上方の部材に取り付けられる変
位部とを備えてなり、かつ上記本体部は内部に螺旋状の
壁部が形成され、上記変位部は螺旋状の上記壁部間に隙
間を介して挿入される螺旋状の板部が形成されていると
ともに、螺旋状の上記壁部と板部との間には、粘性体が
充填されていることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に記載の本発明に係るダン
パーは、相対変位する一対の部材間に介装されるダンパ
ーであって、一方の部材に取り付けられる螺旋状の本体
部と、他方の部材に取り付けられるとともに螺旋状の上
記本体部間に隙間を介して挿入される螺旋板状に形成さ
れた変位部と、これら本体部と変位部との間に挟装され
た粘弾性体とを備えてなることを特徴とするものであ
る。
パーは、相対変位する一対の部材間に介装されるダンパ
ーであって、一方の部材に取り付けられる螺旋状の本体
部と、他方の部材に取り付けられるとともに螺旋状の上
記本体部間に隙間を介して挿入される螺旋板状に形成さ
れた変位部と、これら本体部と変位部との間に挟装され
た粘弾性体とを備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項1に記載のダンパーにおいては、本
体部における螺旋状の壁部と、変位部の螺旋状の板部と
の間の隙間に粘性体を充填しているので、地震等の振動
によって上記板部の挿入方向に相対変位が生じると、上
記壁部と板部とは、その間にある粘性体から剪断抵抗を
受ける。この際に、上記壁部と板部は螺旋状に形成され
ており、これらの間に粘性体が充填されているために、
それぞれと粘性体との接触面積が大きくなり、よって極
微少変形時から粘性体が有効に剪断抵抗を発揮し、これ
によって大きな剪断抵抗力を得ることができる。加え
て、壁部と板部とが螺旋状に形成されているために、そ
れぞれが面外方向に拘束し合うことになり、よって部材
の座屈を防止するという効果も得られる。この結果、当
該振動を効果的に減衰させて上記振動が変位部側に伝わ
ることが抑制される。
体部における螺旋状の壁部と、変位部の螺旋状の板部と
の間の隙間に粘性体を充填しているので、地震等の振動
によって上記板部の挿入方向に相対変位が生じると、上
記壁部と板部とは、その間にある粘性体から剪断抵抗を
受ける。この際に、上記壁部と板部は螺旋状に形成され
ており、これらの間に粘性体が充填されているために、
それぞれと粘性体との接触面積が大きくなり、よって極
微少変形時から粘性体が有効に剪断抵抗を発揮し、これ
によって大きな剪断抵抗力を得ることができる。加え
て、壁部と板部とが螺旋状に形成されているために、そ
れぞれが面外方向に拘束し合うことになり、よって部材
の座屈を防止するという効果も得られる。この結果、当
該振動を効果的に減衰させて上記振動が変位部側に伝わ
ることが抑制される。
【0010】また、請求項2に記載のダンパーにおいて
は、螺旋状に形成した本体部と変位部との間に粘弾性体
を挟み込んでいるので、請求項1に記載のダンパーと同
様に、地震等の振動によって変位部の挿入方向に相対変
位が生じた時に、本体部と変位部との間の粘弾性体が剪
断変形し、これによって剪断抵抗が生じる。この際に、
上記粘弾性体が抵抗力を発揮するには、その厚さに対し
て約10%程度の相対変位が必要となるが、上記本体部
と変位部とが螺旋状に形成されているために、粘弾性体
の厚さが薄くなり、よって極微少変形時から有効に剪断
抵抗を生じることが可能になる。また、本体部および変
位部を螺旋状に形成し、これらの間に粘弾性体を螺旋状
に介装しているので、これらと上記粘弾性体との接触面
積が大きくなり、かつ上述したように粘弾性体の厚さが
薄くなるため、装置全体としての剪断抵抗力を低下させ
ることなく装置の機能を維持させることが可能になる。
加えて、本体部と変位部とを螺旋状に形成した結果、請
求項1に記載の発明と同様に、それぞれが面外方向に拘
束し合うことになり、よって部材の座屈を防止するとい
う効果も得られる。以上のように、請求項1または2に
記載のダンパーによれば、1mm以下といった微少な変
形に対しても有効に抵抗力を発揮することができ、優れ
た応答性が得られる。
は、螺旋状に形成した本体部と変位部との間に粘弾性体
を挟み込んでいるので、請求項1に記載のダンパーと同
様に、地震等の振動によって変位部の挿入方向に相対変
位が生じた時に、本体部と変位部との間の粘弾性体が剪
断変形し、これによって剪断抵抗が生じる。この際に、
上記粘弾性体が抵抗力を発揮するには、その厚さに対し
て約10%程度の相対変位が必要となるが、上記本体部
と変位部とが螺旋状に形成されているために、粘弾性体
の厚さが薄くなり、よって極微少変形時から有効に剪断
抵抗を生じることが可能になる。また、本体部および変
位部を螺旋状に形成し、これらの間に粘弾性体を螺旋状
に介装しているので、これらと上記粘弾性体との接触面
積が大きくなり、かつ上述したように粘弾性体の厚さが
薄くなるため、装置全体としての剪断抵抗力を低下させ
ることなく装置の機能を維持させることが可能になる。
加えて、本体部と変位部とを螺旋状に形成した結果、請
求項1に記載の発明と同様に、それぞれが面外方向に拘
束し合うことになり、よって部材の座屈を防止するとい
う効果も得られる。以上のように、請求項1または2に
記載のダンパーによれば、1mm以下といった微少な変
形に対しても有効に抵抗力を発揮することができ、優れ
た応答性が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1〜図3は、
本発明に係るダンパーの第1の実施形態を示すもので、
図中符号10がダンパーを示すものである。このダンパ
ー10は、相対変位する一対の上下部材間に介装される
ものであり、下方の部材に取り付けられる有底筒状の本
体部11と、上方の部材に取り付けられる変位部12と
を備えている。ここで、本体部11の内部には、螺旋板
状の壁部13が底板14に一体的に立設されているとと
もに、所定の深さまでオイル等の粘性体17が充填され
ている。他方、変位部12は、天板15の下面に上記壁
部13間に挿入される螺旋状の板部16が一体に垂設さ
れており、この板部16が螺旋板状の壁部13間に隙間
を介して挿入されている。これにより、互いに螺旋状を
なす壁部13と板部16との間に、上記粘性体17が充
填されている。
本発明に係るダンパーの第1の実施形態を示すもので、
図中符号10がダンパーを示すものである。このダンパ
ー10は、相対変位する一対の上下部材間に介装される
ものであり、下方の部材に取り付けられる有底筒状の本
体部11と、上方の部材に取り付けられる変位部12と
を備えている。ここで、本体部11の内部には、螺旋板
状の壁部13が底板14に一体的に立設されているとと
もに、所定の深さまでオイル等の粘性体17が充填され
ている。他方、変位部12は、天板15の下面に上記壁
部13間に挿入される螺旋状の板部16が一体に垂設さ
れており、この板部16が螺旋板状の壁部13間に隙間
を介して挿入されている。これにより、互いに螺旋状を
なす壁部13と板部16との間に、上記粘性体17が充
填されている。
【0012】以上の構成からなるダンパー10にあって
は、本体部11における螺旋状の壁部13と、変位部1
2の螺旋状の板部16との間に粘性体17を充填してい
るので、地震等の振動によって図中矢印で示すように板
部16の挿入方向に相対変位が生じると、壁部13と板
部16とは、その間にある粘性体17から剪断抵抗を受
ける。この際に、壁部13と板部16は互いに対向する
螺旋状に形成されており、これらの間に粘性体17が充
填されているために、それぞれと粘性体17との接触面
積が大きくなり、よって極微少変形時から粘性体17が
有効に剪断抵抗を発揮し、これによって大きな剪断抵抗
力を得ることができる。加えて、壁部13と板部16と
が螺旋状に形成されているために、それぞれが面外方向
に拘束し合うことになり、よって部材の座屈を防止する
という効果も得られる。この結果、当該振動を効果的に
減衰させて上記振動が変位部側に伝わることを抑制する
ことができる。
は、本体部11における螺旋状の壁部13と、変位部1
2の螺旋状の板部16との間に粘性体17を充填してい
るので、地震等の振動によって図中矢印で示すように板
部16の挿入方向に相対変位が生じると、壁部13と板
部16とは、その間にある粘性体17から剪断抵抗を受
ける。この際に、壁部13と板部16は互いに対向する
螺旋状に形成されており、これらの間に粘性体17が充
填されているために、それぞれと粘性体17との接触面
積が大きくなり、よって極微少変形時から粘性体17が
有効に剪断抵抗を発揮し、これによって大きな剪断抵抗
力を得ることができる。加えて、壁部13と板部16と
が螺旋状に形成されているために、それぞれが面外方向
に拘束し合うことになり、よって部材の座屈を防止する
という効果も得られる。この結果、当該振動を効果的に
減衰させて上記振動が変位部側に伝わることを抑制する
ことができる。
【0013】このように、上記ダンパー10によれば、
粘性体17の剪断抵抗が極僅かな本体部11の変位によ
っても発生するとともに、さらに壁部13および板部1
6と粘性体17との接触面積が極めて大きくなるため
に、1mm以下といった微少な変形に対しても有効に抵
抗力を発揮することができ、よって優れた応答性を得る
ことができる。
粘性体17の剪断抵抗が極僅かな本体部11の変位によ
っても発生するとともに、さらに壁部13および板部1
6と粘性体17との接触面積が極めて大きくなるため
に、1mm以下といった微少な変形に対しても有効に抵
抗力を発揮することができ、よって優れた応答性を得る
ことができる。
【0014】(実施の形態2)図4は、本発明に係るダ
ンパーの第2の実施形態を示すもので、このダンパー2
0は、相対変位する一対の部材間に介装される粘弾性体
を用いたダンパーであって、一方の部材に取り付けられ
る螺旋板状の本体部21と、他方の部材に取り付けられ
るとともに螺旋状の上記本体部21間に挿入される螺旋
板状に形成された変位部22と、これら本体部21と変
位部22との間に挟み込まれた粘弾性体23とから構成
されたものである。
ンパーの第2の実施形態を示すもので、このダンパー2
0は、相対変位する一対の部材間に介装される粘弾性体
を用いたダンパーであって、一方の部材に取り付けられ
る螺旋板状の本体部21と、他方の部材に取り付けられ
るとともに螺旋状の上記本体部21間に挿入される螺旋
板状に形成された変位部22と、これら本体部21と変
位部22との間に挟み込まれた粘弾性体23とから構成
されたものである。
【0015】上記構成からなるダンパー20において
は、螺旋状に形成した本体部21と変位部22との間に
粘弾性体23を挟み込んでいるので、第1の実施形態に
示したダンパー10と同様に、地震等の振動によって変
位部22の挿入方向に相対変位が生じた時に、本体部2
1と変位部22との間の粘弾性体23が剪断変形し、こ
れによって剪断抵抗が生じる。ここで、粘弾性体23が
抵抗力を発揮するには、その厚さに対して約10%程度
の相対変位が必要となるが、本体部21と変位部22と
が螺旋状に形成されているために、粘弾性体23の厚さ
が薄くなり、よって極微少変形時から有効に剪断抵抗を
生じることが可能になる。
は、螺旋状に形成した本体部21と変位部22との間に
粘弾性体23を挟み込んでいるので、第1の実施形態に
示したダンパー10と同様に、地震等の振動によって変
位部22の挿入方向に相対変位が生じた時に、本体部2
1と変位部22との間の粘弾性体23が剪断変形し、こ
れによって剪断抵抗が生じる。ここで、粘弾性体23が
抵抗力を発揮するには、その厚さに対して約10%程度
の相対変位が必要となるが、本体部21と変位部22と
が螺旋状に形成されているために、粘弾性体23の厚さ
が薄くなり、よって極微少変形時から有効に剪断抵抗を
生じることが可能になる。
【0016】また、本体部21および変位部22を螺旋
状に形成し、これらの間に粘弾性体23を螺旋状に介装
しているので、これらと粘弾性体23との接触面積が大
きくなり、かつ上述したように粘弾性体の厚さが薄くな
るため、装置全体としての剪断抵抗力を低下させること
なく装置の機能を維持させることが可能になる。加え
て、第1の実施形態に示したものと同様に、本体部21
と変位部22とを螺旋状に形成した結果、それぞれが面
外方向に拘束し合うことになり、よって部材の座屈を防
止するという効果も得られる。したがって、上記ダンパ
ー20にあっても、第1の実施形態に示したものと同様
の効果を得ることができる。
状に形成し、これらの間に粘弾性体23を螺旋状に介装
しているので、これらと粘弾性体23との接触面積が大
きくなり、かつ上述したように粘弾性体の厚さが薄くな
るため、装置全体としての剪断抵抗力を低下させること
なく装置の機能を維持させることが可能になる。加え
て、第1の実施形態に示したものと同様に、本体部21
と変位部22とを螺旋状に形成した結果、それぞれが面
外方向に拘束し合うことになり、よって部材の座屈を防
止するという効果も得られる。したがって、上記ダンパ
ー20にあっても、第1の実施形態に示したものと同様
の効果を得ることができる。
【0017】なお、上記実施の形態に示したダンパー
は、いずれも耐震構造物における相対変位する部材間に
介装することができるほか、他の耐震を必要とする各種
機器類の相対変位する部材間にも広く使用することがで
きる。
は、いずれも耐震構造物における相対変位する部材間に
介装することができるほか、他の耐震を必要とする各種
機器類の相対変位する部材間にも広く使用することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または2
に記載のダンパーによれば、相対変位する部材に取り付
けられた螺旋状の本体部および変位部の螺旋状部分間
に、それぞれ粘性体あるいは粘弾性体を介装しているの
で、これら本体部または変位部の一方に振動等が加わっ
て相対変位が生じた際に、極僅かな変位によっても粘性
体または粘弾性体に剪断抵抗が発生することになり、よ
って1mm以下といった微少な変形に対しても有効に抵
抗力を発揮することができ、優れた応答性を得ることが
できる。
に記載のダンパーによれば、相対変位する部材に取り付
けられた螺旋状の本体部および変位部の螺旋状部分間
に、それぞれ粘性体あるいは粘弾性体を介装しているの
で、これら本体部または変位部の一方に振動等が加わっ
て相対変位が生じた際に、極僅かな変位によっても粘性
体または粘弾性体に剪断抵抗が発生することになり、よ
って1mm以下といった微少な変形に対しても有効に抵
抗力を発揮することができ、優れた応答性を得ることが
できる。
【図1】本発明のダンパーの第1の実施形態を示す側面
図である。
図である。
【図2】図1のII−II線視断面図である。
【図3】図1のIII−III線視断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す横断面図であ
る。
る。
【図5】従来のダンパーを示す側面図である。
【図6】従来の他のダンパーを示す要部の斜視図であ
る。
る。
10、20 ダンパー 11、21 本体部 12、22 変位部 13 壁部 16 板部 17 粘性体 23 粘弾性体
Claims (2)
- 【請求項1】 相対変位する一対の上下部材間に介装さ
れるダンパーであって、下方の上記部材に取り付けられ
る有底筒状の本体部と、上方の上記部材に取り付けられ
る変位部とを備えてなり、かつ上記本体部は内部に螺旋
状の壁部が形成され、上記変位部は螺旋状の上記壁部間
に隙間を介して挿入される螺旋状の板部が形成されてい
るとともに、螺旋状の上記壁部と上記板部との間には、
粘性体が充填されていることを特徴とするダンパー。 - 【請求項2】 相対変位する一対の部材間に介装される
ダンパーであって、一方の上記部材に取り付けられる螺
旋状の本体部と、他方の上記部材に取り付けられるとと
もに螺旋状の上記本体部間に隙間を介して挿入される螺
旋板状に形成された変位部と、これら本体部と変位部と
の間に挟装された粘弾性体とを備えてなることを特徴と
するダンパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5277098A JPH11230253A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5277098A JPH11230253A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ダンパー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11230253A true JPH11230253A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12924110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5277098A Withdrawn JPH11230253A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ダンパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11230253A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008261099A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Shimizu Corp | 桁間連結装置 |
| CN106401001A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-02-15 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 低屈服点钢耗能与粘滞耗能阻尼器 |
| KR101829767B1 (ko) * | 2017-12-29 | 2018-02-19 | 박해동 | 가변 전단형 점성 댐퍼 |
| JP2018082966A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | ナカ工業株式会社 | 回動式手摺り装置 |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP5277098A patent/JPH11230253A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008261099A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Shimizu Corp | 桁間連結装置 |
| CN106401001A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-02-15 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 低屈服点钢耗能与粘滞耗能阻尼器 |
| CN106401001B (zh) * | 2016-11-09 | 2019-05-17 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 低屈服点钢耗能与粘滞耗能阻尼器 |
| JP2018082966A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | ナカ工業株式会社 | 回動式手摺り装置 |
| KR101829767B1 (ko) * | 2017-12-29 | 2018-02-19 | 박해동 | 가변 전단형 점성 댐퍼 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041105 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20070123 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |