JPH11240521A - テープ類の梱包方法 - Google Patents

テープ類の梱包方法

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JPH11240521A
JPH11240521A JP10183735A JP18373598A JPH11240521A JP H11240521 A JPH11240521 A JP H11240521A JP 10183735 A JP10183735 A JP 10183735A JP 18373598 A JP18373598 A JP 18373598A JP H11240521 A JPH11240521 A JP H11240521A
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    • B65B63/04Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on articles or materials to be packaged for folding or winding articles, e.g. gloves or stockings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/76Depositing materials in cans or receptacles
    • B65H54/78Apparatus in which the depositing device or the receptacle is reciprocated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 梱包された容器からテープ類を繰り出して
使用する際に、そのテープ類にねじれや絡まりが生ずる
ことのない梱包形態に梱包することのできるテープ類の
梱包方法を提供すること。 【解決手段】テープ類1を落下させながら箱詰めして梱
包するにあたり、梱包箱4内に落下する途上にあるテー
プ類1に、梱包箱4中央部を回転の中心とする回転力を
付与すると共に、付与する回転力の方向を一定回転数毎
に順方向と逆方向とに交互に変換させて梱包を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ類の梱包方
法に関する。さらに詳しくは、テープ類をバラ梱包する
際、その梱包箱の中へ落下させる途上のテープ類に、特
定の回転力を与えながら梱包することにより、テープ類
を繰り出す時に、テープ類のねじれや絡まりを生ずるこ
とのないテープ類の梱包方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、梱包の分野においては、物品の梱
包に用いるロープやワイヤーなどの長尺物は、その製造
から使用の過程において、これらをドラムやボビンに巻
き取った形態で取り扱われることが多い。例えば、特公
平3−34424号公報で提案されているように、ワイ
ヤー等を巻芯に巻き付けておき、使用にあたって、この
巻芯を抜き取って、内側からワイヤー等を繰り出すよう
にすれば、その取扱時の梱包容積を最少にすることがで
きることから好適な方法である。
【0003】ところが、合成樹脂製のチャツクテープの
ようなテープ類にこのような方法を適用すると、テープ
類を巻芯に巻付けた後、巻付けられた状態からテープ類
を繰り出す間に、ねじれが累積し、そのままではテープ
類として正常な状態での使用が不可能になるという問題
がある。そこで、このようなテープ類を梱包する場合に
は、テープ類を梱包箱の中に自然落下させて重積する、
いわゆるバラ梱包が採用されてきた。この方法によれ
ば、梱包箱内からテープ類を繰り出す際に、テープ類に
ねじれが累積するような問題は発生しないのであるが、
梱包容積が増大するほか、梱包箱内からテープ類を繰り
出す際に、梱包箱内のテープ類が絡まりを生ずるという
問題がある。
【0004】このような問題を解決するため、実開昭6
1−197059号においては、筒状容器内に、ループ
状に落下させて重積させて収納してあるテープ類を繰り
出すに際して、この筒状容器の蓋体に円弧状のスリット
を設けておき、梱包された筒状容器内からのテープ類
を、このスリットを通して繰り出すことにより、テープ
類を絡まりなく、上方に繰り出すことができるようにし
た絡み防止具が提案されている。
【0005】しかしながら、この場合、ループ状に重積
されているテープ相互間の上下の絡みを解消することは
できるが、テープ類の繰出装置ごとに円弧状のスリット
を有する蓋体を取付けて、そのスリットにテープを挿通
する必要があるなど煩雑な操作をしなければならないと
いう難点があるこのような状況から、テープ類を梱包箱
に収納し、その梱包箱からテープ類を繰り出して使用す
る場合に、そのテープ類にねじれが生ずることなく、し
かも絡まりも発生しない、テープ類の梱包方法の開発が
要望されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、テープ類を
落下させながら箱詰めして梱包する方法において、梱包
された箱の中からテープ類を繰り出して使用する際に、
そのテープ類にねじれや絡まりが生ずることのない形態
に梱包することのできるテープ類の梱包方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため種々検討を重ねた結果、梱包箱内に落下す
る途上にあるテープ類に、特定の回転力を与えながら収
納しておくことにより、梱包箱から繰り出して使用する
際に、このテープ類にねじれや絡まりが生ずることがな
いということを見出し、これら知見に基づいて、本発明
を完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明の要旨は下記のとおりで
ある。 (1)テープ類を落下させながら箱詰めして梱包するに
あたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類に梱包箱中
央部を回転の中心とする回転力を付与すると共に、付与
する回転力の方向を特定回転数毎に順方向と逆方向とに
交互に変換させて梱包を行うことを特徴とするテープ類
の梱包方法。 (2)テープ類を落下させながら箱詰めして梱包するに
あたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類に梱包箱中
央部を回転の中心とする回転力を付与すると共に、付与
する回転力の方向を特定回転数毎に順方向と逆方向とに
交互に変換させ、かつその回転半径を連続的あるいは断
続的に変化させて梱包を行うことを特徴とするテープ類
の梱包方法。 (3)テープ類を落下させながら箱詰めして梱包するに
あたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類に梱包箱中
央部を回転の中心とする回転力を付与すると共に、付与
する回転力の方向を特定回転数毎に順方向と逆方向とに
交互に変換させ、かつその回転中心の位置を連続的ある
いは断続的に変化させて梱包を行うことを特徴とするテ
ープ類の梱包方法。 (4)テープ類を落下させながら箱詰めして梱包するに
あたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類に梱包箱中
央部を回転の中心とする回転力を付与すると共に、付与
する回転力の方向を特定回転数毎に順方向と逆方向とに
交互に変換させ、かつ回転方向を変換するまでの特定回
転数を連続的あるいは断続的に変化させて梱包を行うこ
とを特徴とするテープ類の梱包方法。 (5)テープ類を落下させながら箱詰めして梱包するに
あたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類に梱包箱中
央部を回転の中心とする回転力を付与すると共に、付与
する回転力の方向を一定の方向にして梱包を行うことを
特徴とするテープ類の梱包方法。 (6)テープ類を落下させながら箱詰めして梱包するに
あたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類に梱包箱中
央部を回転の中心とする回転力を付与すると共に、付与
する回転力の方向を一定の方向とし、かつその回転半径
を連続的あるいは断続的に変化させて梱包を行うことを
特徴とするテープ類の梱包方法。 (7)テープ類を落下させながら箱詰めして梱包するに
あたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類に梱包箱中
央部を回転の中心とする回転力を付与すると共に、付与
する回転力の方向を一定の方向とし、かつその回転中心
の位置を連続的あるいは断続的に変化させて梱包を行う
ことを特徴とするテープ類の梱包方法。 (8)テープ類への回転力の付与を、屈曲部を有する吹
出管によって行う前記(1)〜(7)のいずれかに記載
のテープ類の梱包方法。 (9)テープ類を落下させながら箱詰めして梱包するに
あたり、テープ類を梱包箱の中心と側壁との間に落下さ
せるとともに、梱包箱をその中央部を回転の中心として
回転させ、かつその回転の方向を特定回転数毎に順方向
と逆方向とに交互に変換させて梱包を行うことを特徴と
するテープ類の梱包方法。 (10)テープ類を落下させながら箱詰めして梱包する
にあたり、テープ類を梱包箱の中心と側壁との間に落下
させるとともに、梱包箱をその中央部を回転の中心とし
て回転させ、かつその回転の方向を特定回転数毎に順方
向と逆方向とに交互に変換させて行うと同時に、梱包箱
を水平方向に移動させながらテープ類の梱包を行うこと
を特徴とするテープ類の梱包方法。 (11)テープ類が、合成樹脂製チャックテープである
前記(1)〜(10)のいずれかに記載のテープ類の梱
包方法。 (12)前記(1)〜(11)に記載の方法によりテー
プ類を箱詰めしてなるテープ類の梱包体。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明においては、テープ類を落
下させながら箱詰めして梱包する、いわゆるバラ梱包を
行う際に、梱包箱内に落下する途上のテープ類に梱包箱
中央部を回転の中心とする回転力を付与し、かつその回
転力の方向を一定回転数毎に順方向と逆方向とに交互に
変換させながら梱包を行う方法である。
【0010】本発明において梱包するテープ類として
は、例えば、合成樹脂製のファスナーを装着したチャッ
クテープや装飾用のレーステープ、リボンなどである。
これらテープ類は、梱包された箱の中から繰り出して、
これを被着体に熱溶着したり、接着剤や粘着剤により接
合して使用することが多いが、この場合、梱包された箱
の中から繰り出した状態において、ねじれや梱包時の外
力による変形などがあると、そのままの状態で使用する
ことができない。このような場合には、梱包された箱の
中から繰り出した後、テープ類のねじれや変形を矯正す
る工程を経た後でなければ、使用できる状態とすること
はできない。本発明においては、このようなテープ類に
ついて、梱包された箱の中から繰り出した状態におい
て、ねじれや変形が生ずることのないテープ類の梱包方
法である。
【0011】つぎに、本発明の方法を添付の図面にした
がって、具体的に説明する。本発明の方法を実施するに
あたっては、例えば、図1に示す装置を用いて行うこと
ができる。この装置による場合、テープ類1は、ピンチ
ロール2により挟持されて引取られ、屈曲部を有する吹
出管3の内部を通過し、この間にテープ類1に回転力の
付与と回転方向の変換が行われ、ついで、この屈曲部を
有する吹出管3を通過した後のテープ類1は、梱包箱4
の中央部とその側壁との間に、右まわりあるいは左まわ
りに円弧状に落下して、積み重ねられる。
【0012】ここで、テープ類1をピンチロール2に供
給する際には、ガイドロール5を用いて行うのが好まし
く、またピンチロール2は、駆動機により一対のロール
を互いに逆方向に回転させて、ロール2間にテープ類1
を挟持して、下方に押し下げるようにする。このピンチ
ロール2は、その表面の材質がゴムや軟質合成樹脂など
の柔軟な素材で構成されたものを用い、これらロール間
の圧接力がテープ類1を挟持する間に、テープ類1を変
形させることのないように調節する。
【0013】また、前記屈曲部を有する吹出管3は、そ
の内径がテープ類1の外径の1.5〜4倍程度であるの
が適当であり、前記ピンチロール2の直下にベアリング
6を用いて固定し、さらに駆動用プーリー7を固定し
て、この駆動用プーリー7を電動機8によりベルト9を
介して動力伝達ができるように接続して、この屈曲部を
有する吹出管3が自在に回転できるようにする。
【0014】さらに、この屈曲部を有する吹出管3は、
そのベアリング6による固定部よりも下方において、こ
の吹出管3の回転中心線に対してある程度の傾きを持つ
屈曲部を設け、その屈曲部の先端からのテープ類1の吹
出方向が、吹出管3直下におかれた梱包箱4の中心と側
壁とのほぼ中間位置にテープ類1を円弧状に落下させる
ような方向となるようにする。この場合、吹出管3の屈
曲部の形状は、テープ類1の梱包速度や、吹出管3の屈
曲部先端から梱包箱4内面までの落差、梱包箱4の内径
を考慮して、その長さと吹出管3の回転中心線に対する
角度を選定すればよい。この長さは、梱包箱4の内径が
大であれば相対的に長くすればよく、吹出管3の回転中
心線に対する角度は10〜30度の傾きを有するものが
好適に用いられる。
【0015】このような装置を用いて、本発明の方法を
実施するにあたっては、まず、テープ類1をガイドロー
ル5により位置決めした後、ピンチロール2で挟持して
引き取るとともに、その下方から吹出管3の上端開口部
よりテープ類1を吹出管3内に挿通し、屈曲部を経て吹
出管3先端から吹出されたテープ類1をその直下に置か
れた梱包箱4内に収納するようにして行う。ここで、テ
ープ類1が吹出管3内を通過する間に、吹出管3には、
電動機8からベルト9を介して伝達される動力より回転
する駆動用プーリー7によって、順方向あるいは逆方向
の回転力が付与される。
【0016】このような屈曲部を有する吹出管3による
テープ類1への回転力の付与は、順方向(時計まわり)
に少なくとも1回転させた後に、逆方向(反時計まわ
り)に少なくとも1回転させるようにして、テープ類1
を順次梱包箱4内に積み重ねながら収納するのが望まし
い。この回転力の付与が1回転未満であっても、0.9
〜0.8回転程度であれば、梱包箱4内に多少の空間を
生じる程度で容積効率の低下は小さいが、例えば0.5
回転程度まで減少すると梱包箱4内の右半分(あるいは
左半分)に空所を生ずるようになり、容積効率の低下を
招くからである。この順方向から逆方向、あるいは逆方
向から順方向への変更までの1回あたりの回転数は、1
回転以上、好ましくは3〜6回転程度である。
【0017】また、このようにテープ類1に順方向と逆
方向の回転力を交互に付与すると同時に、その回転半径
すなわちテープ類1の軌跡半径を連続的あるいは断続的
に変化させることにより、テープ類1を充填率よく梱包
することができる。このテープ類1の軌跡半径を変化さ
せるには、例えば、この軌跡半径を大にするには、前記
ピンチロール2の回転速度を、駆動用プーリー7の回転
速度に対して増大させればよい。
【0018】このように、テープ類1の軌跡半径を変化
させると、梱包箱4の底面から順次積み上げられていく
テープ類1が、梱包箱4内の同一箇所に垂直上方に積み
重ねられていくことが回避され、梱包箱4内に積み上げ
られていくテープ類1が梱包箱4内に均等に分散され、
テープ類1の充填率が高められる。すなわち、軌跡半径
が大である間には、テープ類1は、梱包箱4内の側壁近
傍に積み重なり、軌跡半径を小に変化させると、テープ
類1は、梱包箱4内の中央部に積み重なることから、こ
のような軌跡半径を変化を繰り返すと、テープ類1が梱
包箱4内の水平方向に均一分散するようになるのであ
る。
【0019】したがって、このテープ類1の軌跡半径に
変化を与える際には、連続的でかつその頻度が高い方が
テープ類1の均一分散性が向上することになるのである
が、断続的に変化を与える場合でもその頻度を高めれば
実用的に充分な均一分散性が得られる。この軌跡半径に
変化を与える頻度は、テープ類1の厚みや横幅、全長、
さらにこのテープ類1が有する剛性や表面の平滑性、梱
包箱4の寸法などを考慮して適宜選択すればよい。
【0020】また、上記のようにテープ類1に順方向と
逆方向の回転力を交互に付与すると同時に、その回転中
心の位置を連続的にあるいは断続的に変化させながら、
梱包箱4内にテープ類1を積み重ねるようにしてもよ
い。この場合、前記屈曲部を有する吹出管3によるテー
プ類1への回転力の付与に際して、該吹出管3の回転軸
に歳差運動を与えればよい。そして、普通に梱包箱4内
へテープ類1を円弧状に収納する場合よりも、テープ類
1の軌跡半径を小さくして、テープ類の回転中心を梱包
箱4の中心点から外して、該回転中心を自在に変化させ
ることによって、テープ類1を梱包箱4内の水平方向に
均一に分散させ、テープ類1の充填率を向上させること
ができる。
【0021】さらに、上記のようにテープ類1に、特定
回転数毎に順方向と逆方向の回転力を交互に付与すると
同時に、その回転方向を変換するまでの特定回転数を連
続的にあるいは断続的に変化させながら、梱包箱4内に
テープ類1を積み重ねるようにしてもよい。この順方向
と逆方向の回転力を交互に付与する場合、一方向につい
て付与する回転数を一定の値に固定すると、梱包箱4内
に収納されたテープ類1の反転位置が1箇所に集中し、
殊にテープ類1の材質が剛性の高いものである場合には
梱包箱4内の水平方向に均一に分散させた収納が困難に
なる。したがって、この一方向について付与する回転数
を変化させることによって、テープ類1の反転位置が1
箇所に集中するのを回避できるようにするのである。
【0022】本発明においては、テープ類1を落下させ
ながら箱詰めして梱包するにあたり、梱包箱4内に落下
する途上にあるテープ類1に、梱包箱4の中央部を回転
の中心とする回転力を付与すると共に、付与する回転力
の方向を一定の方向にして梱包を行うことができる。こ
の場合においても、テープ類1の梱包に用いる装置は上
記と同じ装置を用いることが好ましい。そして、前記駆
動用プーリー7の駆動を屈曲部を有する吹出管3の回転
方向が一定方向になるようにするほかは、上記の操作条
件と同様の条件下に行えばよい。
【0023】さらに、このように落下途上にあるテープ
類1に、梱包箱4の中央部を回転の中心とする一定方向
の回転力を付与すると共に、その回転半径を連続的ある
いは断続的に変化させることにより、高い充填率でテー
プ類1を梱包することができる。この回転半径の増減
は、前記のように、ピンチロール2と駆動用プーリー7
の回転速度を調整することにより行うことができる。
【0024】また、このテープ類1に一定方向の回転力
を付与すると共に、その回転中心を連続的あるいは断続
的に変化させることにより、高い充填率でテープ類1を
梱包することができる。この場合、回転中心を梱包箱4
の中央部に固定して梱包を行う場合よりも相対的に回転
半径を小さ目にした方がよく、回転半径を一定の値で行
うか、あるいは回転半径を増減しながら行う方法によっ
てもよい。
【0025】このように、さまざまな態様によっつてテ
ープ類の梱包を行うことができるが、このテープ類に与
える回転半径や回転中心の変動の頻度は、テープ類の剛
性の大きさを考慮して、特にその剛性が高いものでは、
この頻度を低めにしてねじれの応力が蓄積するのを抑制
するようにするのが望ましい。さらに、上述のごとく、
テープ類1に回転力を付与することなく、テープ類1を
梱包箱4の中心と側壁との間に落下させるとともに、梱
包箱4をその中央部を回転の中心として回転させ、かつ
その回転の方向を特定回転数毎に、順方向と逆方向とに
交互に変換させて、テープ類1の梱包を行ってもよい。
ここでの梱包箱4の回転数についても、一方向の回転数
は、常に一定の値とするよりも、反転させる毎にその一
方向の回転数を変化させた方が、梱包箱4内へのテープ
類1の均一分散性が向上することから好ましい。
【0026】この場合には、図1における屈曲部を有す
る吹出管3やこれを駆動するプーリー7、電動機8、ベ
ルト9は不要であり、単に前記ピンチロール2から下降
するテープ類1の案内具、たとえば直管状や輪状のテー
プ類案内具により、テープ類1をほぼ垂直に下降させる
だけでよい。そして、梱包箱4の回転は、この梱包箱4
の台座を電動機により、順方向に少なくとも1回転させ
た後、逆方向に少なくとも1回転させるようにすること
が望ましい。
【0027】また、この梱包箱4の台座を電動機により
回転させるに際して、その台座を水平方向に、前後左右
あるいは円周運動させて、その回転中心を連続的または
断続的に移動させるようにすると、梱包箱4内へのテー
プ類1の充填率を向上させることができる。本発明の方
法により得られるテープ類の梱包体は、テープ類を自由
落下させて梱包箱に収納する従来の梱包方法により得ら
れたテープ類の梱包体に較べ、梱包箱4内に収納された
テープ類1の配置が、テープ類1の先端から末端まで
が、梱包箱4内の底面から上部開口面に向けてループ状
に順序よく積重ねた状態で配列され、かつ積重ねて配列
された互いに隣接するループ状のテープ類1相互の間で
絡み合うことなく、高い充填率で梱包された形態を有し
ている。
【0028】そして、このテープ類の梱包体からテープ
類を繰り出して使用する際には、通常のテープ類の繰り
出し操作と同様に行えばよい。すなわち、梱包箱からテ
ープ類の末端を取り出し、これをガイドロールを介して
繰り出し用のピンチロールに挟持させて繰り出すだけで
よい。本発明のテープ類の梱包体は、上記のとおりにテ
ープ類が順次よくかつテープ類同士の絡み合いのない形
態で梱包されていることから、そこからのテープ類の繰
り出しに際しても、円滑にかつ絡み合いを生ずることな
く容易に繰り出し操作を行うことができる。
【0029】
【実施例】以下に、実施例により本発明をさらに具体的
に説明する。 〔実施例1〕梱包用テープとして、幅12mmの2枚の
ポリプロピレン製テープからなり、各テープの中心部
に、一方のテープには高さ1.3mmの凸条が設けてあ
り、他方のテープにはその凸条と嵌合する凹条が設けて
あって、これら凸条と凹条とが嵌合した状態で2枚のテ
ープが重ね合わせてある包装袋用のチャックテープを用
いた。このチャックテープの重量は、1m当たり4.6
gであり、総延長は、約2000mのものであった。
【0030】このチャックテープを、図1にその概略を
示す装置に装入して、吹出管から取り出した後、一辺が
60cmで高さ50cmであり、中心部に直径6cmの
中芯を有する梱包箱に収納した。チャックテープへの回
転力の付与は、順方向、逆方向ともに5回転させた後に
回転方向を反転させるようにした。このようにして得ら
れた10個の梱包箱について、チャックテープ末端を取
り出して、これをガイドロールを介してピンチロールに
より繰り出し試験を行った結果、チャックテープの絡ま
りは全く発生しなかった。また、別途に、前記操作条件
と同一条件でチャックテープの梱包を行い、ついで、梱
包箱内に収納されているチャックテープを繰り出しなが
ら、一方向に周回されている巻き数(順方向、逆方向の
2通りの合計)を数え、同一巻き数の単位毎の個数を調
べた。その結果を第1表に示す。
【0031】〔比較例1〕梱包に用いたテープは、実施
例1と同じチャックテープとした。このチャックテープ
の梱包には、実施例1における屈曲吹出管に代えて、直
管のガイドを設け、このガイドは回転させることなく、
単にチャックテープが自然落下する状態において、実施
例1と同様な梱包箱に収納した。
【0032】このようにして得られた10個の梱包箱に
ついて、チャックテープ末端を取り出して、これをガイ
ドロールを介してピンチロールにより繰り出し試験を行
った結果、チャックテープの絡まりが3回発生し、繰り
出しを停止して梱包箱内のチャックテープの絡まりをと
きほぐす必要があった。また、別途、上記と同様にチャ
ックテープを自然落下状態で梱包し、梱包箱内に収納さ
れているチャックテープの回転方向を反転させるまでの
一方向への巻き数を確認した。その結果を第1表に示
す。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明の方法によれば、梱包された容器
からテープ類を繰り出して使用する際に、そのテープ類
にねじれや絡まりが生ずることのない、好ましい梱包形
態で梱包をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する一例を示す概略説明図
である。
【符号の説明】
1 テープ類 2 ピンチロール 3 屈曲部を有する吹出管 4 梱包用の箱 5 ガイドロール 6 固定用ベアリング 7 駆動用プーリー 8 電動機

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ類を落下させながら箱詰めして
    梱包するにあたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類
    に梱包箱中央部を回転の中心とする回転力を付与すると
    共に、付与する回転力の方向を特定回転数毎に順方向と
    逆方向とに交互に変換させて梱包を行うことを特徴とす
    るテープ類の梱包方法。
  2. 【請求項2】 テープ類を落下させながら箱詰めして
    梱包するにあたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類
    に梱包箱中央部を回転の中心とする回転力を付与すると
    共に、付与する回転力の方向を特定回転数毎に順方向と
    逆方向とに交互に変換させ、かつその回転半径を連続的
    あるいは断続的に変化させて梱包を行うことを特徴とす
    るテープ類の梱包方法。
  3. 【請求項3】 テープ類を落下させながら箱詰めして
    梱包するにあたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類
    に梱包箱中央部を回転の中心とする回転力を付与すると
    共に、付与する回転力の方向を特定回転数毎に順方向と
    逆方向とに交互に変換させ、かつその回転中心の位置を
    連続的あるいは断続的に変化させて梱包を行うことを特
    徴とするテープ類の梱包方法。
  4. 【請求項4】 テープ類を落下させながら箱詰めして
    梱包するにあたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類
    に梱包箱中央部を回転の中心とする回転力を付与すると
    共に、付与する回転力の方向を特定回転数毎に順方向と
    逆方向とに交互に変換させ、かつ回転方向を変換するま
    での特定回転数を連続的あるいは断続的に変化させて梱
    包を行うことを特徴とするテープ類の梱包方法。
  5. 【請求項5】 テープ類を落下させながら箱詰めして
    梱包するにあたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類
    に梱包箱中央部を回転の中心とする回転力を付与すると
    共に、付与する回転力の方向を一定の方向にして梱包を
    行うことを特徴とするテープ類の梱包方法。
  6. 【請求項6】 テープ類を落下させながら箱詰めして
    梱包するにあたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類
    に梱包箱中央部を回転の中心とする回転力を付与すると
    共に、付与する回転力の方向を一定の方向とし、かつそ
    の回転半径を連続的あるいは断続的に変化させて梱包を
    行うことを特徴とするテープ類の梱包方法。
  7. 【請求項7】 テープ類を落下させながら箱詰めして
    梱包するにあたり、梱包箱内に落下する途上のテープ類
    に梱包箱中央部を回転の中心とする回転力を付与すると
    共に、付与する回転力の方向を一定の方向とし、かつそ
    の回転中心の位置を連続的あるいは断続的に変化させて
    梱包を行うことを特徴とするテープ類の梱包方法。
  8. 【請求項8】 テープ類への回転力の付与を、屈曲部
    を有する吹出管によって行う請求項1〜7のいずれかに
    記載のテープ類の梱包方法。
  9. 【請求項9】 テープ類を落下させながら箱詰めして
    梱包するにあたり、テープ類を梱包箱の中心と側壁との
    間に落下させるとともに、梱包箱をその中央部を回転の
    中心として回転させ、かつその回転の方向を特定回転数
    毎に順方向と逆方向とに交互に変換させて梱包を行うこ
    とを特徴とするテープ類の梱包方法。
  10. 【請求項10】 テープ類を落下させながら箱詰めして
    梱包するにあたり、テープ類を梱包箱の中心と側壁との
    間に落下させるとともに、梱包箱をその中央部を回転の
    中心として回転させ、かつその回転の方向を特定回転数
    毎に順方向と逆方向とに交互に変換させて行うと同時
    に、梱包箱を水平方向に移動させながらテープ類の梱包
    を行うことを特徴とするテープ類の梱包方法。
  11. 【請求項11】 テープ類が、合成樹脂製チャックテー
    プである請求項1〜10のいずれかに記載のテープ類の
    梱包方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11に記載の方法によりテ
    ープ類を箱詰めしてなるテープ類の梱包体。
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