JPH1124227A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH1124227A
JPH1124227A JP9174999A JP17499997A JPH1124227A JP H1124227 A JPH1124227 A JP H1124227A JP 9174999 A JP9174999 A JP 9174999A JP 17499997 A JP17499997 A JP 17499997A JP H1124227 A JPH1124227 A JP H1124227A
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JP
Japan
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film
loading member
spool shaft
processing
processing tank
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JP9174999A
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English (en)
Inventor
Toshio Kurokawa
俊夫 黒川
Hideaki Nomura
秀昭 野村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1のフィルム収容容器内のフィルムと第2
のフィルム収容容器内のフィルムを共通の機構で処理す
る。 【解決手段】 135サイズのフィルム96を収容した
パトローネ94を装填する第1の装填部材142を設け
る。APS用のカートリッジを装填する第2の装填部材
を設ける。第1の装填部材142または第2の装填部材
を着脱可能に保持する取付座140を設ける。取付座1
40に対して135サイズのフィルム96を装填する第
1の装填部材142及びAPS用のカートリッジを装填
する第2の装填部材を取り替え可能としたので、ローラ
125B及びモータ121等を共用でき、感光材料処理
装置の小型化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム収容容器
に収容されたフィルムを装填部に装填して現像処理する
感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に用いられている135サイ
ズのネガフィルムは、ネガフィルムをスプール軸から外
し又はスプール軸の近傍で切断し、複数の処理槽を搬送
ローラ等で搬送しながら現像処理を行うようになってい
る。
【0003】また、現像済みのネガフィルムは、所定コ
マ数毎に切断されてピースネガとして顧客に返却される
ようになっていた。
【0004】近年、このようにネガフィルムを切断せず
に、現像済みのネガフィルムをフィルム収容容器(カー
トリッジ)に収容した状態で返却する新システムとして
のAPS(「アドバンスト・フォト・システム」の略
で、以下この新システムのことを単に「APS」とい
う)が提案されている。
【0005】このAPSでは、顧客から預かったカート
リッジからネガフィルムを取り出して現像処理を行い、
現像処理したネガフィルムは元のカートリッジに収容し
て顧客に返却するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のネガ
フィルムの自動現像機の処理では、135サイズのネガ
フィルム先端を切って処理槽内の搬送装置に合致する専
用のリーダに貼付させる作業をしたり、フィルムが貼付
されたリーダを自動現像機の所定の位置にセットしたり
するめんどうな作業が必要であった。
【0007】さらに、処理槽もネガフィルム付リーダを
屈曲させて搬送する複雑な機構とローラが必要であり、
処理槽も専用の大きな内容積の複雑な機構を有するもの
であり、大きなスペースと液量を必要としていた。
【0008】また、自動現像機では、発色現像、定着漂
白、水洗等の複数の処理を行うため、複数個の処理槽を
必要とする関係で、機械が大型化し、広い設置スペース
を必要としていた。このため、狭い場所では設置出来
ず、設置場所が限られてしまうという問題があった。
【0009】さらに、135サイズのネガフィルムで
は、予めネガフィルムを切断して現像処理することを前
提としているので、ネガフィルムのスプール軸の係止付
近即ちネガフィルムの最後端まで画像コマが形成されて
いる。
【0010】また、135サイズのネガフィルムでは、
予めネガフィルムの先端付近をカートリッジから引き出
した状態とし、カートリッジをカメラに装填し引き出し
たネガフィルムのパーフォレーション(フィルムの孔)
をカメラのスプロケット(ギヤ)に噛み合わせる必要が
あるため、ネガフィルムの先端から若干の長さに亘って
は画像が形成されない。
【0011】そのため、135サイズのネガフィルムを
その最後端を保持した状態で現像処理しようとすると、
ネガフィルムの後端付近の画像コマが現像されない場合
がある。
【0012】一方、自動現像機に前述した新システムを
採用しようとすると、カートリッジのスプール軸からネ
ガフィルムを分離する装置や現像処理した後のネガフィ
ルムを再びスプール軸に係止する装置が必要となり、さ
らに機械が複雑化すると共に大型化してしまうという問
題がある。
【0013】また、135サイズのネガフィルムを現像
処理する処理装置でAPSのネガフィルムを現像処理で
きれば処理装置を別々に設ける場合に比べ安価になると
共に、小さなスペースでも設置できる。しかし、135
サイズのフィルム収容容器とAPSのフィルム収容容器
とではその構成(外形等)が異なり、両者のフィルム収
容容器を同一の容器装填部に装填することができないと
いう問題がある。
【0014】本発明は上記事実を考慮し、小さなスペー
スでも設置することができると共に、第1のフィルム収
容容器内のフィルムと第2のフィルム収容容器内のフィ
ルムを共通の機構で処理する感光材料処理装置を提供す
ることが目的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、第1のスプール軸に巻き取られた長尺状の第1のフ
ィルムを前記第1のスプール軸から前記第1のフィルム
を離間させた状態で現像処理し、かつ返却する種類の前
記第1のフィルムを収容した第1のフィルム収容容器を
装填し前記第1のフィルム収容容器から前記第1のフィ
ルムを巻き取り保持する第1の装填部材と、第2のスプ
ール軸に巻き取られた長尺状の第2のフィルムを出し入
れする挿通口が形成されると共に前記第2のフィルムを
前記第2のスプール軸に巻き取られた状態で返却する種
類の前記第2のフィルムを収容した第2のフィルム収容
容器を装填する第2の装填部材と、前記第2のスプール
軸と連結する連結手段と、前記連結手段を着脱可能に連
結して回転させる回転駆動手段と、前記第1または第2
の装填部材を着脱可能に保持する保持手段と、を有する
ことを特徴としている。
【0016】請求項1に記載の感光材料処理装置では、
未現像の第1または第2のフィルムの収容された第1ま
たは第2のフィルム収容容器を第1または第2の装填部
材に装填する。保持手段が第1の装填部材または第2の
装填部材を着脱可能に保持する。連結手段を第2のスプ
ール軸に連結すると共に、回転駆動手段を回転させて第
2のフィルムを挿通口から出し入れする。
【0017】請求項1に記載の感光材料処理装置によれ
ば、保持手段に対して第1のフィルム収容容器を装填す
る第1の装填部材及び第2のフィルム収容容器を装填す
る第2の装填部材を取り替え可能としたので、フィルム
を装填部材から送り出すローラやこのローラを駆動する
モータ等を共用でき、感光材料処理装置の小型化を図る
ことができる。
【0018】ここで、第1のスプール軸に巻き取られた
長尺状の第1のフィルムを第1のスプール軸から第1の
フィルムを離間させた状態で現像処理し、かつ返却する
種類の第1のフィルムとは、画面位置が予め規定されて
おらず使用の仕方によって異なるフィルムで、その代表
的な例は135サイズのフィルムがある。なお、135
サイズのフィルム等においては、撮影の仕方によって標
準の画面数(つまり、露光枚数)より多く用いられるこ
ともあり、その場合にはフィルム上に未露光部分が非常
に少なくなる。なお、ここでの返却とは、現像済みのフ
ィルムを所定コマ数毎に切断し、ピースネガとして顧客
等に返却することを意味する。
【0019】また、第2のフィルムを第2のスプール軸
に巻き取られた状態で返却する種類の第2のフィルムと
は、画面位置がパーフォレーションなどによって予め規
定されているようなフィルムであり、その代表的な例は
APSフィルムがある。なお、ここでの返却とは、第2
のフィルムを第2のスプール軸に巻き取られた状態での
第2のフィルム収容容器を顧客等に返却することを意味
する。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の感光材料処理装置において、前記第1の装填部材に配
置され、前記第1のフィルムの長手方向一端を保持して
前記第1のフィルム収容容器から前記第1のフィルムを
巻き取る中間スプール軸を備え、この中間スプール軸ま
たは前記連結手段を前記回転駆動手段で着脱可能に連結
して回転させることを特徴としている。
【0021】請求項2に記載の感光材料処理装置では、
第1の装填部材に装填された第1のフィルム収容容器内
の第1のフィルムを中間スプール軸に巻き取る。その他
の作用効果は、請求項1に記載の発明と同様である。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の感光材料処理装置において、前記第1の装填
部材に装填された前記第1のフィルム収容容器内の前記
第1のフィルムを前記第1の装填部材内に巻き取った後
に、前記第1のフィルムの長手方向他端を切断する切断
手段と、前記第1または第2の装填部材に配置された前
記第1または第2のフィルムの長手方向一端を前記第1
または第2の装填部材に係止した状態で前記第1または
第2のフィルムを送り出す送出手段と、フィルム挿入口
が形成され、前記第1の装填部材に巻き取られた前記第
1のフィルムの長手方向他端または前記第2の装填部材
に装填された前記第2のフィルム収容容器の挿通口を前
記処理槽のフィルム挿入口に対向させた状態で前記フィ
ルム挿入口から前記送出手段により送り出された前記第
1および第2のフィルムを挿入して現像処理する単一の
共用の処理槽と、を有することを特徴としている。
【0023】請求項3に記載の感光材料処理装置では、
第1の装填部材に第1のフィルム収容容器を装填する。
第1の装填部材に装填された第1のフィルム収容容器内
の第1のフィルムは、第1の装填部材内に巻き取られ
る。そして、送出手段により送り出された第1のフィル
ムは、処理槽内で現像処理される。
【0024】また、第2の装填部材に第2のフィルム収
容容器を装填する。第2のフィルム収容容器内の第2の
スプール軸に巻き取られた第2のフィルムの長手方向一
端を係止した状態で、送出手段によって第2のフィルム
が処理槽内へ送り出される。そして、送出手段により送
り出された第2のフィルムは、処理槽内で現像処理され
る。
【0025】請求項3に記載の感光材料処理装置によれ
ば、第1の装填部材と第2の装填部材とを保持手段に対
して着脱可能としたので、種類の異なる第1または第2
のフィルムを単一の処理槽で現像処理でき、別々に送出
手段及び処理槽を設ける必要がなくなり、安価となると
共に小さなスペースでも設置することができる。なお、
その他の作用効果は、請求項1または2に記載の発明と
同様である。
【0026】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の感光材料処理装置において、前記第1の装填
部材に装填された前記第1のフィルム収容容器内の前記
第1のフィルムを前記第1の装填部材内に巻き取った後
に、前記第1のフィルムの長手方向他端を切断する切断
手段と、前記第1または第2の装填部材に配置された前
記第1または第2のフィルムの長手方向一端を前記第1
または第2の装填部材に係止した状態で前記第1または
第2のフィルムを送り出す送出手段と、フィルム挿入口
が形成されると共に前記第1のフィルムの幅よりも長い
内壁が形成され、前記送出手段により送り出された前記
第1のフィルムを現像処理する第1の処理槽と、フィル
ム挿入口が形成されると共に前記第2のフィルムの幅よ
りも長い内壁が形成され、前記送出手段により送り出さ
れた前記第2のフィルムを現像処理する第2の処理槽
と、前記第1の装填部材に巻き取られた前記第1のフィ
ルムの長手方向他端を前記第1の処理槽のフィルム挿入
口に対向するように移動させると共に、前記第2の装填
部材に装填された前記第2のフィルム収容容器の挿通口
を前記第2の処理槽のフィルム挿入口に対向するように
移動させる移動手段と、を有することを特徴としてい
る。
【0027】請求項4に記載の感光材料処理装置では、
例えば、移動手段によって第1の装填部材に巻き取られ
た第1のフィルムの長手方向他端を第1の処理槽のフィ
ルム挿入口に対向するように移動させる。この移動後
に、第1の装填部材内に巻き取られた第1のフィルムの
長手方向一端を係止した状態で、第1の送出手段によっ
て第1のフィルムが送り出される。なお、初期位置にお
いて、第1の装填部材に巻き取られた第1のフィルムの
長手方向他端が第1の処理槽のフィルム挿入口に対向し
ている場合には、移動手段によって第1の装填部材を移
動させる必要がない。
【0028】また、移動手段で第2の装填部材に装填さ
れた第2のフィルム収容容器の挿通口を第2の処理槽の
フィルム挿入口に対向させる。第2のフィルム収容容器
内の第2のスプール軸に巻き取られた第2のフィルムの
長手方向一端を係止した状態で、送出手段によって第2
のフィルムが送り出される。
【0029】請求項4に記載の感光材料処理装置によれ
ば、第1のフィルムのフィルム幅または第2のフィルム
のフィルム幅に対応した各処理槽に挿入するので、第1
または第2のフィルムの幅方向両端部分が各処理槽の内
壁面の幅方向両側部分でより確実にガイドされる。
【0030】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の感光材料処理装置において、前記処理槽内の
処理液の循環、置換及び排出を行う処理液供給手段を有
することを特徴としている。
【0031】請求項5に記載の感光材料処理装置では、
処理液供給手段が処理槽内の処理液(例えば、発色現像
液、定着漂白液、リンス液等)の循環、置換(例えば、
発色現像液と定着漂白液との置換、漂白定着液とリンス
液との置換等)及び排出を行う。
【0032】請求項5に記載の感光材料処理装置によれ
ば、処理液供給手段を用いて発色現像、定着漂白、水洗
等の複数の処理を単一の処理槽内で行うため、複数個の
処理槽が不要となるので、機械が小型化となると共に、
小さなスペースでも設置できる。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明に係る感光材料処理装置
の第1実施形態を図1乃至図18に基づき説明する。な
お、前側を矢印FRで、右側を矢印RLで、上側を矢印
UPでそれぞれ図示する。 (プロセッサ)図1に示す第1のフィルム収容容器とし
てのパトローネ94内に収容されかつその第1のスプー
ル軸94A(図3参照)に係止された135サイズの第
1のフィルム96及び図16に示す第2のフィルム収容
容器としてのAPS用カートリッジ(以下、単に「カー
トリッジ」という)14内に収容されかつその第2のス
プール軸16に係止された第2のフィルムFIの現像処
理を行う感光材料処理装置としてのプロセッサ100
は、図1に示すように、内部を遮光するための箱状のケ
ーシング102を備えている。
【0034】ケーシング102の上部には、パトローネ
94を装填する装填部106が設けられており、この装
填部106を覆い隠すL字状のカバー104が回転可能
に配置されている。
【0035】図3に示すように、装填部106にはパト
ローネ94を載置させる載置部材108が配置されてお
り、この載置部材108は装填部106に配置された支
持部材110に対して左右方向へスライド可能となって
いる。
【0036】なお、この支持部材110と載置部材10
8とには、パトローネ94内のフィルム96の引出し完
了時において後述する中間スプール軸204側(右側)
へスライドした載置部材108を図2に示す初期位置に
引き戻すためのコイルスプリング112が配置されてい
る。
【0037】載置部材108には、この載置部材108
上に載置された図7に示すパトローネ94の出入口94
B側(右側)に円柱状のストッパ114がパトローネ9
4から引き出したフィルム96の長手方向と直交する方
向(前後方向)に向かって2本配置されている。図7に
示すように、これらのストッパ114は、その軸心が上
下方向において同一線上に位置するように配置され、パ
トローネ94の外周面に当接する。
【0038】パトローネ94の出入口94Bに対向する
部位には、円柱状のガイド軸116が一対のストッパ1
14と同一方向に向いて取付けられている。そして、こ
のガイド軸116はフィルム96をガイドするものであ
り、フィルム96はガイド軸116の上側の周面に当接
した状態で送り出される。
【0039】載置部材108と中間スプール軸204が
配置されている中間カートリッジ120との間に仕切り
板118が配置されており、この仕切り板118には切
欠118Aがガイド軸116の上側の周面に対応する部
位に形成されている。図3に示すように、この切欠11
8Aは、仕切り板118の前側端面から連続して形成さ
れており、フィルム96が仕切り板118の前側端面か
ら挿入できるようになっている。なお、切欠118A
は、フィルムの厚みよりも若干だけ長くなっている。ま
た、切欠118Aの前側端面に、フィルム96を切欠1
18Aに挿通し易くするためのテーパ状のガイド面を形
成しても良い。
【0040】仕切り板118には、その載置部材108
に対応する部位にスイッチ122が配置されている。こ
のスイッチ122は、載置部材108が中間スプール軸
204側へスライドしたときに載置部材108と当接す
る。そのため、スイッチ122に接続された図2に示す
制御装置202(マイクロコンピュータ)は、パトロー
ネ94内のフィルム96の引出しが完了したことを制御
装置202が判断する。
【0041】また、図3の破線に示すように、仕切り板
118内には、切欠118Aに対向する部位に切断手段
としての一対のカッタ124A,124Bが配置されて
いる。上側のカッタ124Aは昇降可能となっており、
下側のカッタ124Bは図3に示す位置に固定されてい
る。
【0042】そして、図8に示すように、中間スプール
軸204に対するフィルム96の巻取終了状態において
は、パトローネ94がその後端96Bのフィルム96の
張力によって移動するので、ストッパ114を介して載
置部材108が中間スプール軸204側へスライドす
る。そのため、載置部材108で押圧されたスイッチ1
22がオンとなり、制御装置202はフィルム96が巻
取終了されたことを判断する。この制御装置202から
の制御信号によって上部のカッタ124Aが下降し、フ
ィルム96は後端96B(図8参照)で切断される。
【0043】図3に示すように、装填部106の中間カ
ートリッジ120は、取付座140とこの取付座140
に対して着脱可能に配置された第1の装填部材142ま
たは図17に示す第2の装填部材152とを備える。取
付座140と装填部材142または152との係止手段
は、例えば図示しないボルト等の締結手段や,パッチン
錠,マグネットの固定手段等を適用しても良い。
【0044】図7に示すように、取付座140には、仕
切り板118の切欠118Aに対応する部位に所定の隙
間65を介して一対のガイド板64,66が対向して配
置されている。図5に示すように、ガイド板66の先端
66Aは、後述する処理槽300のフィルム挿入口31
8の大きさに対応しており、先端66Aがフィルム挿入
口318に挿入可能となっている。
【0045】図3に示すように、取付座140及び装填
部材142には、その中間スプール軸204の左側にフ
ィルム96を中間スプール軸204側またはその反対側
へ送り出すローラ125A,125Bがそれぞれ配置さ
れている。即ち、図4に示すように、ローラ125Aは
装填部材142に回転可能に軸支されており、ローラ1
25Bは取付座140内に配置されている。また、図5
に示すように、ローラ125は、取付座140に形成さ
れた孔140Aに挿入されると共に、正逆方向へ回転す
るモータ123に連結されている。なお、このモータ1
23はステッピングモータであり、制御装置202がモ
ータ123のパルス数をカウントすることによってフィ
ルム96の送り出し量を判断する。
【0046】また、モータ123は、図示しない昇降手
段(例えば、ラックアンドピニオン及びこのピニオンに
連結されたモータ等)によって昇降する。即ち、モータ
123は、後述するスイッチ76または77が押圧され
ることによって上昇し、スイッチ122がオンになるこ
とによって下降する。
【0047】図4及び図5に示すように、中間スプール
軸204は、装填部材142に形成された孔142Bに
挿入されると共に、モータ121のモータ軸121Aに
対して着脱可能に連結されている。即ち、中間スプール
軸204の後側には、中間スプール軸204と同一径の
連結手段としてのマグネット204Cが設けられてい
る。
【0048】モータ軸121Aには、その先端に中間ス
プール軸204のマグネット204Cに対応する連結手
段としてのマグネット121Bが取付けられている。マ
グネット204C及び121Bには、周方向の相隣接す
る区分が異極となるようにN極とS極とが着磁されてい
る。そして、マグネット204CのN極とマグネット1
21BのS極とを対向させ、磁気によってマグネット2
04C及び121Bを同軸上に位置決めして固定する。
【0049】即ち、マグネット121Bは、図6に示す
ように、取付座140に形成された孔140Bに挿入さ
れると共に、中間スプール軸204を同軸上に磁気によ
って位置決めして固定する。モータ121は、正逆方向
に回転すると共に、ローラ125Bのモータ123と同
期して回転するようになっている。
【0050】なお、本発明においては、中間スプール軸
204とモータ121Aとを連結する連結手段は、磁気
を利用する磁気手段の他に、例えばボルト等の締結手段
やピン等の手段を用いても良い。
【0051】また、図4に示すように、中間スプール軸
204には、その軸心を通って外周面上の2点を結ぶ直
線状でフィルム96の厚みようも若干長いスリット20
4Aが形成されている。このスリット204Aには、フ
ィルム96が挿通され、かつこの挿通されたフィルム9
6をスリット204Aに位置決めして係止するための係
止手段が設けられている。
【0052】例えば、この係止手段としては、中間スプ
ール軸204の幅方向略中間にフィルム96を位置決め
する図示しないボールが配置されており、このボールの
一部が図示しないコイルスプリングによって常に外方即
ちフィルム96側へ向うように付勢されている。この係
止手段により、フィルム96はスリット204Aに係止
される。さらに、係止手段としては、板バネ等の構成と
しても良い。
【0053】そして、図7に示すように、フィルム96
の先端が図示しないボールの付勢力によって中間スプー
ル軸204に位置決めされ、この状態で中間スプール軸
204が回転すると、図8に示すように、中間スプール
軸204にフィルム96が巻き取られる。
【0054】本実施形態では、予めフィルム96の先端
96Aを引き出す引出し装置(例えば特開昭55−22
29公報参照)によって先端96Aを引き出した後に、
中間スプール軸204に取付けるものである。なお、本
発明では、中間カートリッジ120内に先端96Aを引
き出す引出し装置を設けるようにしても良い。
【0055】さらに、図7に示すように、中間スプール
軸204の回りには略円状の孔142Aが形成されてお
り、この孔204Cの左側は隙間65に連続して斜状に
形成されている。図8に示すように、孔142Aは、フ
ィルム96を巻き取り、保持するための逃げである。な
お、図3に示すように、中間スプール軸204の前端
(先端)には、そのスリット204Aに対応する部位に
テーパ状のガイド面204Bが形成されている。このガ
イド面204Bは、スリット204B内にフィルム96
を挿入し易くするものである。
【0056】図1及び図2に示すように、中間カートリ
ッジ120はモータ70のモータ軸70Aに連結されて
おり、このモータ70が回転することによって図11に
示すように中間カートリッジ120が反時計方向(矢印
CCW方向)へ90度回転する。なお、モータ70は、
ステッピングモータであり、制御装置202がモータ1
23のパルス数をカウントすることによって中間カート
リッジ120の回転量を判断する。
【0057】また、図16及び図17に示すように、取
付座140は、前述したように、第2のフィルム収容容
器としてのAPS用のカートリッジ14を装填する第2
の装填部材152を着脱可能に配する。この装填部材1
52にはAPS用のカートリッジ14を挿入する凹部1
54が設けられており、この凹部154はカートリッジ
14の外形と同一の形状に形成されている。
【0058】ここで、このカートリッジ14の構成につ
いて説明する。カートリッジ14には、その接線方向に
突出した突出部22が形成されている。この突出部22
の先端には、スリット状の挿通口28が形成されてい
る。この挿通口28は、通常、ドア30によって閉止さ
れており、これによってカートリッジ14内が遮光状態
となっている。また、カートリッジ14にはフィルムF
Iの終端を固定したスプール軸16が配置されており、
このスプール軸16はその軸方向の両端が回転可能に軸
支されている。
【0059】突出部22には、ドアシャフト32が回転
可能に軸支されている。このドアシャフト32は図示し
ないドアと一体的に回転するようになっており、ドアシ
ャフト32と共にドアが回動して挿通口28が開閉され
る。なお、ドアシャフト32の両端には、ドアシャフト
32を回転する手段(後述するドアドライバ158)の
係合用のキー孔34が形成されている。
【0060】なお、カートリッジ14の外周面には、図
示しないラベルが貼り付けられている。このラベルに
は、カートリッジ14を識別するためのカートリッジI
D(識別番号)、フィルム種、撮影枚数(コマ数)情報
等の各種情報の含まれたバーコードが2段印刷されてい
る。
【0061】また、カートリッジ14には、スプール軸
16の端面にキー孔62が形成されており、このキー孔
62に係合した場合にスプール軸16に回転力を伝達す
ることができるようになっている。
【0062】このように、カートリッジ14の構成(外
形等)は、上記した135サイズのフィルム96のパト
ローネ94(図1参照)の構成とは異なっている。その
ため、装填部材152の構成は、装填部材140の構成
と異なっている。
【0063】なお、図17及び図18に示すフィルムF
Iには、その画像コマの位置を明示する図示しないパー
フォレーションが所定間隔で幅方向の一端部に形成され
ており、このパーフォレーションは、画像の露光やプリ
ント作業を行うときの画像コマの位置決めに用いられる
ようになっている。
【0064】また、フィルムFIには、カートリッジの
バーコードに対応する図示しないバーコードが形成され
ている。このバーコードは、画像コマのコマナンバー、
製造メーカー、フィルム種等を表すものであり、フィル
ムFIの製造段階で予め潜像として形成されており、現
像処理することで顕像化されるものである。
【0065】図16に示すように、装填部材152の凹
部154は、カートリッジ14の突出部22(挿通口2
8)が装填部材152の先端66A側に向かうように形
成されている。また、装填部材152には、その凹部1
54に収容されたカートリッジ14の挿通口28に対向
する部位にカートリッジ14内のフィルム96を出入り
可能とするためのスリット156が設けられている。こ
のスリット156の装填部材152側には、フィルムF
Iを装填部材152の先端66A側またはその反対側へ
送り出すローラ162がローラ152Bに対向して回転
可能に配置されている。
【0066】図17に示すように、装填部材152に
は、ドアシャフト32に形成されたキー孔34に対向す
る部位にカートリッジ14のドア30を開閉するドアド
ライバ158及びスプール軸16を回転させる連結手段
としてのスプールドライバ160を備えている。このス
プールドライバ160には、マグネット121Bに対応
するマグネット164が設けられており、このマグネッ
ト164とモータ121側のマグネット121Bとが磁
気によって同軸上に位置決めされ固定される。
【0067】また、ドアドライバ158は図16及び図
17では後側に配置されているが、本来前側にのみ設け
られている。さらに、ドアドライバ158は、図示しな
いモータに連結されている。
【0068】なお、スプールドライバ160は、図示し
ないが、前側にも設けられ、図示しないチャッキング手
段によってカートリッジ14をチャッキングする。そし
て、通常は、ドアドライバ158及び図示しないスプー
ルドライバがカートリッジ14から所定寸法離れた位置
に退避している。
【0069】図1に示すスイッチ77がオンになると、
ドアドライバ158及び図示しないスプールドライバが
カートリッジ14側に所定寸法移動する。そのため、ド
アドライバ158はドアシャフト32のキー孔34に係
合すると共に、スプールドライバはスプール軸16のキ
ー孔62に係合する。また、ドアドライバ158及びス
プールドライバ160には、軸側面にキー孔と係合する
キー(突起)が形成されている。
【0070】なお、請求項1の発明においては、中間カ
ートリッジ120に中間スプール軸204を設けなくて
もよく、例えばマグネット121Bから中間スプール軸
204を取り外した状態で孔142A内にフィルム96
を巻き取ってもよい。この場合、フィルム96の巻き癖
によってフィルム96が中間カートリッジ120の孔1
42Aに巻き込まれ係止される。即ち、孔142A内に
巻き込まれたフィルム96は、その後端96Bがローラ
125A,125Bで挟持された状態で保持される。
【0071】中間カートリッジ120のガイド板64及
び66には、発光素子72と受光素子74とがフィルム
96に対応する仕切り板118側(左端側)に設けられ
ている。この発光素子72からの発光が受光素子74に
供給されることにより、制御装置202はフィルム96
の後端96B(図8参照)の位置を判断する。
【0072】図1に示すように、ケーシング102の前
パネル102Aには押しボタン式のスイッチ76,77
が配置されており、スイッチ76は135サイズの第1
のフィルム96を現像処理及び乾燥処理の一連の処理を
行わせるものであり、スイッチ77はAPS用の第2の
フィルムFIを現像処理及び乾燥処理の一連の処理を行
わせるものである。
【0073】そして、スイッチ76が押圧されると、モ
ータ121,123が回転し中間スプール軸204に挟
持されたフィルム96が中間スプール軸204に巻き取
られると共に、この巻き取られたフィルム96が後述す
る現像処理及び乾燥処理される。
【0074】また、スイッチ77が押圧されると、モー
タ70が回転し、この後モータ121,123が回転し
てフィルムFIをカートリッジ14から引き出し後述す
る現像処理及び乾燥処理される。
【0075】なお、図2の想像線に示すケーシング10
2の内部には、図5に示す中間カートリッジ搬送装置1
26,図2に示す現像処理部128,及び図2に示す乾
燥部130が設けられている。
【0076】(中間カートリッジ搬送装置)以下、中間
カートリッジ搬送装置126の構成について説明する。
【0077】図5に示すように、中間カートリッジ搬送
装置126は、中間カートリッジ120を昇降させるも
のであり、図11に示すフィルム96の先端96Aを後
述する処理槽300のフィルム挿入口318に対向させ
た状態で中間カートリッジ120を昇降させるものであ
る。
【0078】図10に示すように、中間カートリッジ1
20は、断面L字状のブラケット80を介して昇降可能
に配置された中間カートリッジ搬送装置126に連結さ
れている。即ち、中間カートリッジ120を回転させる
モータ70のモータ軸70Aの先端には円形の取付板7
0Bが配置されており、この取付板70Bには複数本
(本実施形態では3本)のボルト82によって中間カー
トリッジ120が固定されている。
【0079】さらに、このモータ70には矩形のベース
70Cが設けられており、このベース70Cがブラケッ
ト80の側片80Bに複数本(本実施形態では4本)の
ボルト84によって固定されている。なお、図5に示す
ように、側片80Bには、取付板70Bよりも径大な孔
80Cが形成されており、この孔80Cを挿通した取付
板70Bが中間カートリッジ120の取付座140に取
付けられている。
【0080】中間カートリッジ搬送装置126は、シリ
ンダ126Aとこのシリンダ126Aに連結されて上下
方向へ移動するロッド126Bとで構成されている。こ
のロッド126Bは、その先端がブラケット80の下片
80Aにナット86によって固定されている。
【0081】また、シリンダ126Aにはモータ90が
連結されており、このモータ90に連結された図示しな
いラックを回転させることによってロッド126Bを昇
降させる。さらに、ブラケット80の下片80Aには、
ガイドロッド部材127の先端がナット88によって固
定されている。なお、本実施形態のロッド126Bは、
エアー,油圧,スクリュ等で作動するようにしても良
い。 (現像処理部)図2に示すように、現像処理部128
は、合成樹脂等で形成された刀の鞘状を呈した処理槽3
00を有している。この処理槽300は、鉛直方向(上
下方向)に配置されており、図5に示すように、上端が
開口しているフィルム挿入口318が形成されている。
【0082】即ち、本実施形態では、処理槽300の長
手方向一方(上側)にのみフィルム96の出入を可能と
するフィルム挿入口318が形成されている。なお、処
理槽300は、その長さがパトローネ94の外に送り出
されたフィルム96の処理長さよりも長くなっている。
【0083】図12に示すように、フィルム96はロー
ラ125A,125Bによってパトローネ94から送り
出され、先端96Aが処理槽300のフィルム挿入口3
18へ挿入される。この状態では、ガイド板66の先端
66Aがフィルム挿入口318に挿入されている。
【0084】図9に示すように、処理槽300の内壁面
302は、互いに対向し、幅方向(図9では前後方向)
両側(フィルム96の幅方向両端部と対向する部分)の
間隔が狭く、幅方向中央部(フィルム96の画像コマと
対向する部分)の間隔が広くなるように湾曲している。
【0085】このため、フィルム96をフィルム挿入口
318から挿入すると、フィルム96の幅方向両端部分
が処理槽300の内壁面302の幅方向両側部分でガイ
ドされ、フィルム96の幅方向中央部分、即ち画像コマ
と処理槽300の内壁面302との接触が防止される。
また、135サイズのフィルム96のフィルム幅はAP
SのフィルムFIのフィルム幅よりも広いので、本実施
形態の内壁面302ではその幅方向をフィルム幅が広い
135サイズのフィルム96のフィルム幅に対応させて
いる。
【0086】なお、処理槽300の構成は、直線の鞘状
に限定されるものではなく、例えばU字状(この場合、
フィルム挿入口318は処理槽300の長手方向両端に
形成しても良い)等としてもよく、またフィルム96を
合成樹脂等からなるエンボスフィルムと伴巻きにして槽
内に収容する円筒形状としてもよい。 (密閉装置)図2に示すように、フィルム挿入口318
と対応する位置には密閉装置320が設けられている。
図5に示すように、密閉装置320は、フィルム挿入口
318と密着するブロック322を備えている。なお、
ブロック322には、フィルム挿入口318と密着する
部分にゴム等の弾性体からなる厚肉のパッキン324が
貼り付けられている。
【0087】このブロック322は、図9に示すよう
に、ソレノイド326の可動鉄心326Aに連結されて
おり、図13に示すように、ソレノイド326に通電が
なされると、可動鉄心326Aがブロック322をフィ
ルム挿入口318に押圧して槽内が密閉される。 (処理液の循環経路)図2に示すように、処理槽300
の上部付近には、槽内と連通しているパイプ状の接続部
330が設けられており、この接続部330は配管33
6を介してストックタンク332に接続されている。こ
のストックタンク332内には、発色処理液,漂白定着
液,リンス液等の1種類の処理液が収容されている。な
お、図示しないが、ストックタンクは、各処理液に応じ
た個数が配置されている。
【0088】また、配管336の処理槽300とストッ
クタンク332との間には電磁弁338が接続されてお
り、この電磁弁338によって処理槽300の処理液が
元のストックタンク332内に戻される。
【0089】処理槽300の下端には、槽内と連通して
いるパイプ状の接続部334が設けられており、この接
続部334の一端は配管344を介してストックタンク
332の接続部342に接続されている。
【0090】配管344の処理槽300とストックタン
ク332との間には正逆回転可能なポンプ346及び電
磁弁348が接続されており、これらのポンプ346及
び電磁弁348によって処理液が処理槽300内に供給
される。なお、電磁弁338,348及びポンプ346
は制御装置202に接続されており、制御装置202の
制御信号に基づき制御される。ここで、本発明の処理液
供給手段は、配管336及び344,電磁弁338及び
348,ポンプ346等である。 (押出部)図10に示すように、押出部210は、中間
カートリッジ120の下方で、かつガイドロッド部材1
27と処理槽300との間に配置されている。この押出
部210は、長尺で上方が開放された箱状のガイド部材
212,このガイド部材212の両端に配置された図示
しない一対の支軸,この右端の支軸を連結しかつガイド
部材212の右端に固定されたモータ214,このモー
タ214によって回転される図示しないベルト,このベ
ルト上に固定されかつガイド部材212上に左右方向へ
移動するスライダ216,このスライダ216に軸支さ
れたガイドシャフト218,及びこのガイドシャフト2
18の先端に固定された円筒状のローラ220で構成さ
れている。
【0091】図9に示すように、そのローラ220の初
期位置(図9に示す位置)においては、ローラ220が
密閉装置320に対向するように配置されている。そし
て、ローラ220は、実線に示す初期位置から想像線に
示す押出位置まで移動する。
【0092】なお、ローラ220の材質は、アルミ等の
金属、POM等の合成樹脂、CR等のゴム、その他の材
質でも良く、表面が平滑でフィルム96に傷を付けない
ものとする。また、本実施形態のローラ220は、円筒
状に形成されているが、例えばフィルム96の画像部分
に接触しないように、ローラ220の中央部を円弧状に
凹ませても良い。 (乾燥部)図2に示すように、装填部106の下側でか
つ処理槽300の左側には、現像処理されたフィルム9
6を乾燥させる乾燥部130が設けられている。この乾
燥部130は、断面略コ字状のダクト500を備えてい
る。ダクト500の一方の側壁には、開口502が形成
されている。この開口502は、フィルム96が進入す
る空間となっている。
【0093】図2及び図5に示すように、ダクト500
の開口502の部位には、スリット状の複数の空気吹出
口508が所定間隔をもって前後方向に沿って形成され
ている。ダクト500の左側には、ファン及びヒータか
らなるドライヤー506が連結されている。なお、本実
施形態においては、ダクト500に図示しない温度セン
サーを配置しても良い。
【0094】本実施形態では、ドライヤー506によっ
てダクト500内の空気が加熱され、空気吹出口508
からフィルム96に向けて温風が吹き付けられるように
なっている。そのため、フィルム96は、乾燥される。
【0095】なお、本実施形態では、制御装置202に
予めフィルムFI及び96の種類(例えば、製造メーカ
ー、カラー、白黒、ネガ、リバーサル等のフィルム種
別)と、これに対応する乾燥条件(本実施形態では、乾
燥温度)を記憶し、カートリッジ14及びパトローネ9
4のバーコードから読み取ったフィルム種別に応じて乾
燥条件の設定を行うようにしても良い。
【0096】また、図15に示すように、ダクト500
には、フィルム96がローラ220によってダクト50
0の開口502内に押し込まれた状態においてフィルム
96と当接する部位に、フィルム96の移動を円滑にさ
せる図示しないローラ,ガイド等を設けるようにしても
良い。
【0097】さらに、フィルム96を中間スプール軸2
04に巻き戻す際に、図示しない読み取りユニットによ
ってフィルム96の画像コマを読み取り、プリント処理
させても良い。即ち、読み取りユニットは、フィルム9
6の画像コマを読み取った画像データとして制御装置2
02へ出力する。制御装置202へ供給された画像デー
タは図示しないプリンタ装置に出力され、プリンタ装置
によりプリント処理される。
【0098】この場合、読み取りユニットで読み取った
画像データに基づき別体のプリンタ装置でプリント処理
を行うように構成したので、巻き戻したフィルム96又
は現像処理したフィルム96において、その後の露光処
理及び焼付け処理等が不要となる。 (作用)次に、本実施形態の作用を説明する。
【0099】本実施形態においては、135サイズのフ
ィルム96を現像処理する場合について説明する。ユー
ザー(顧客及び顧客からフィルム96を預かった作業者
等を含む)は、図1に示すように、カバー104を開放
状態とし、図5に示す中間スプール軸204のマグネッ
ト204Cをモータ121のマグネット121Bに磁気
によって連結すると共に、図4に示す装填部材142を
取付座140に挿入して取付ける。なお、未現像のフィ
ルム96の先端96Aを図示しない引出し装置(例えば
特開昭55−2229公報参照)によってパトローネ1
9内から引き出す。
【0100】図7に示すように、フィルム96の先端9
6Aを切欠118A,隙間65,孔142A,及び中間
スプール軸204のスリット204Aに挿入して位置決
めすると共に、パトローネ94を載置部材108に載置
させる(図3の想像線及び図7参照)。なお、ユーザー
は、フィルム96を装填部106に装填した後、図1に
示すカバー104を閉める。
【0101】図1に示す前パネル102Aのスイッチ7
6がオンにすると、図4に示すモータ121,123が
回転し中間スプール軸204のスリット204Aに挟持
されたフィルム96が中間スプール軸204に巻き取ら
れる(図6参照)。載置部材108がスイッチ122を
押圧してオンになると、図2に示す制御装置202はフ
ィルム96が巻取終了されたことを判断する。この制御
装置202からの制御信号により、図8に示すように、
上部のカッタ124Aが下降し、フィルム96の後端9
6Bを切断する。
【0102】さらに、発光素子72からの発光が受光素
子74に供給され、制御装置202がフィルム96の後
端96B(図8参照)を検出するまで、フィルム96が
中間スプール軸204に巻き取られる。
【0103】この後、図1及び図10に示すモータ70
が回転し、図11に示すように、中間カートリッジ12
0を反時計方向(矢印CCW方向)へ90度回転させ
る。すると、図11に示すように、ガイド板66の先端
66Aが処理槽300のフィルム挿入口318に対向す
る。この状態で、中間カートリッジ搬送装置126のロ
ッド126Bを下方へ移動させ中間カートリッジ120
を下降させる。
【0104】図12に示すように、中間カートリッジ1
20は、そのガイド板66の先端66Aが処理槽300
のフィルム挿入口318に挿入された状態で停止し、モ
ータ121,123が回転してフィルム96を処理槽3
00内に挿入する。
【0105】なお、このフィルム96の挿入量は、モー
タ121,123のパルス数を制御装置202がカウン
トすることによって判断される。即ち、フィルム96は
中間スプール軸204から離間せず、所定の長さ(最終
の画像コマが形成されている範囲の長さ)のフィルム9
6が処理槽300内に挿入される。
【0106】この後、中間カートリッジ120は中間カ
ートリッジ搬送装置126によって図13に示す位置ま
で上昇し、ガイド板66の先端66Aを処理槽300の
フィルム挿入口318から離間させる。
【0107】図13に示すように、中間カートリッジ1
20の上昇と同時に、密閉装置320のブロック322
(パッキン324)をフィルム挿入口318に密着さ
せ、フィルム96の後端部を押さえた槽内の密閉状態
で、現像処理が行われる。なお、密閉装置320及び中
間カートリッジ搬送装置126の動作タイミングは、図
示しないセンサ等で検出され、制御装置202により制
御される。
【0108】次に処理液によるフィルム96の現像処理
について説明する。処理槽300が密閉されると、図2
に示すポンプ346、電磁弁338,348が制御装置
202によって所定の順番で作動し、発色現像液、漂白
液、定着液、水洗液、安定液の順で処理槽300内が充
填され、フィルム96の現像処理が行われる。
【0109】ここで、一つの処理液でフィルム96を処
理する場合、ポンプ346を作動させて処理液をストッ
クタンク332と処理槽300との間で一方向に循環さ
せるが、適宜ポンプ412を停止してポンプ346を作
動させ、処理槽300内の処理液を逆方向に循環させ
る。これにより、長尺のフィルム96を長手方向に渡っ
て安定して処理できる。
【0110】また、一つの処理液で処理が終了するとポ
ンプ346によって処理槽300及び配管336,34
4内の処理液が元のストックタンク332へと戻され、
処理槽300及び配管336,344内が一旦空にな
る。この時、ブロック322が適時開閉することで、処
理槽300内は処理液/空気の置換が出来る。なお、処
理槽300内と外気とを連通可能なように専用の電磁弁
を設け、処理槽300に処理液を供給、排出する際に、
その電磁弁で処理槽300内のエアー排出、吸引を行っ
てもよい。
【0111】その後、電磁弁338が切り換えられ、ポ
ンプ346が作動して次の処理液が処理槽300内に送
液される。
【0112】このようにしてフィルム96が発色現像
液、漂白液、定着液、水洗液及び安定液によって順に処
理されると、密閉装置320のブロック322がフィル
ム挿入口318から離間する。
【0113】なお、フィルム96の処理液による処理が
終了する前に、制御装置202はドライヤ506に通電
を行い、ダクト500の内部が制御装置202に予め設
定された温度としても良い。
【0114】その後、図14に示すように、モータ70
により、中間カートリッジ120を図13の状態から図
14に示す状態まで時計方向(図14では矢印CW方
向)へ回転させる。なお、この中間カートリッジ120
の位置は、モータ70のパルス数を制御装置202がカ
ウントすることによって判断される。
【0115】押出部210のモータ214を回転させて
スライダ216を左側へスライドさせると、ローラ22
0が左側へ移動し、ローラ220と当接するフィルム9
6が順次処理槽300から引き出され、ダクト500の
開口502内に送り込まれる。なお、図15に示すよう
に、ローラ220は、ダクト500の開口502の最も
奥で停止する。
【0116】ダクト500の開口502内へ送り込まれ
たフィルム96は、ドライヤ506の温風が吹き付けら
れ、例えばフィルム96の種類に対応して設定された乾
燥時間と乾燥温度等で乾燥が行われる。
【0117】なお、本実施形態では、ドライヤ506を
使用したが、これに限らず、例えば、遠赤外線ヒーター
等の赤外線をフィルム96に向けて放射するように設置
しても良い。また、ドライヤ506の図示しないファン
の送風量を変えることによって乾燥能力に差をつけるこ
ともできる。
【0118】モータ121,123の回転により、フィ
ルム96が処理槽300から引き出され、かつこの処理
槽300から出たフィルム96が一定速度(=ダクト5
00の開口502内のフィルム96の搬送距離/フィル
ム96の種類に対応して設定された乾燥時間)でダクト
500の開口502内を通過し、順次中間スプール軸2
04に巻き取られて行く。
【0119】なお、搬送しながらフィルム96を乾燥す
る場合には、前半を高めの温度、後半を前半よりも低め
の温度で乾燥することにより、全体を一様の温度に設定
したものに比較して同じエネルギーでも短時間で乾燥を
行うことができる。
【0120】このように、中間カートリッジ120に近
い側と遠い側との乾燥能力に差を付け、停止中の乾燥条
件と搬送中の乾燥条件を上記のように設定すことによ
り、最少のエネルギーで短時間にフィルム96の乾燥を
行うことができる。
【0121】フィルム96が中間スプール軸204に全
て巻き取られた後は、モータ70によって中間カートリ
ッジ120が図15に示す状態から図8に示す状態(初
期位置)へと時計方向へ回転する。なお、上記一連の動
作が終了した後に、終了ブザーを鳴らすようにしたり、
表示部に「現像処理終了」等を表示させても良い。
【0122】この後、ユーザーは、図1に示すカバー1
04を開ける。さらに、フィルム96の先端96Aを中
間スプール軸204のスリット204Aから取り外し、
フィルム96を中間カートリッジ120から取り出す。
なお、パトローネ94も、載置部材108から取り去
る。
【0123】次に、APSのフィルムFIを現像処理す
る場合について説明する。図17に示すように、ドアド
ライバ158を図示しないモータに連結すると共に、ス
プールドライバ160のマグネット164をモータ12
1のマグネット121Bに磁気によって連結する。さら
に、図4に示すように、装填部材152を取付座140
に挿入して取付けると共に、APS用のカートリッジ1
4を装填部材152の凹部154内に挿入する。
【0124】この後、図1に示すカバー104を閉め、
スイッチ77を操作すると、モータ70が回転する。こ
の後の動作は、135サイズのフィルム96を現像処理
する場合と同様であるので、説明は省略する。
【0125】なお、フィルムFIの現像処理及び乾燥等
の処理が全て終了すると、図17に示すスプールドライ
バ160がカートリッジ14を前側へ装填部材152の
凹部154から摘まみ出せる位置まで押圧する。このカ
ートリッジ14の取出し手段は、ソレノイド等を設けて
も良い。
【0126】本実施形態においては、135サイズのフ
ィルム96をパトローネ94から装填部材142の中間
スプール軸204に巻き付けて装填部材142内に保持
し、かつこの状態で装填部材142から処理槽300内
に挿入されて現像処理できると共に、APS用のカート
リッジ14を装填部材152に装填してフィルムFIを
現像処理できる。
【0127】即ち、本実施形態によれば、取付座140
に対して135サイズのフィルム96を装填する装填部
材142及びAPS用のカートリッジ14(フィルムF
I)を装填する装填部材152を取り替え可能としたの
で、ローラ125B及びモータ121等を共用でき、感
光材料処理装置の小型化を図ることができる。
【0128】また、本実施形態によれば、配管336,
344、電磁弁338,348、及びポンプ346等で
構成される処理液供給手段を用いて発色現像、定着漂
白、水洗等の複数の処理を単一の処理槽300内で行う
ため、複数個の処理槽が不要となるので、機械が小型化
となると共に、小さなスペースでも設置できる。
【0129】本発明の感光材料用処理装置は各種フィル
ム、つまり感光材料の処理に用いることができるが、と
りわけ、撮影用感光材料の処理に使用するのが望まし
い。具体的には、カラーネガフィルム、カラー反転フィ
ルム、黒白フィルムの処理である。さらに、本発明で
は、フィルムの種類は2種類のみならず、3種類以上の
複数の種類(例えば、120サイズのフィルム,110
サイズのフィルム等)を装填し、現像処理できるように
構成してもよい。
【0130】なお、本発明の感光材料処理装置は各種感
光材料の処理に用いることができるが、とりわけ、撮影
感光材料の処理に使用するのが望ましい。具体的には、
カラーネガフィルム、カラー反転フィルム、黒白フィル
ムの処理である。
【0131】本発明の感光材料処理装置には各種処理液
が使用される。カラーネガフィルムの現像処理に使用さ
れるカラー現像タンク液やカラー現像補充液は、芳香族
第一級アミン系発色現像主薬を主成分とするアルカリ性
水溶液である。この発色現像主薬としては、アミノフェ
ノール系化合物も有用であるが、p-フェニレンジアミン
系化合物が好ましく使用され、その代表例としては3-メ
チル-4- アミノ-N,Nジエチルアニリン、3-メチル-4- ア
ミノ-N- エチル-N- β-ヒドロキシエチルアニリン、3-
メチル-4- アミノ-N- エチル-N- β-メタンスルホンア
ミドエチルアニリン、3-メチル-4- アミノ-N- エチル-
β- メトキシエチルアニリン、4-アミノ-3- メチル-N-
メチル-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミノ
-3- メチル-N- エチル-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニ
リン、4-アミノ-3- メチル-N- エチル-N-(2-ヒドロキシ
プロピル)アニリン、4-アミノ-3-エチル-N- エチル-N-
(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メチ
ル-N- プロピル-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、
4-アミノ-3- プロピル -N-メチル-N-(3-ヒドロキシプロ
ピル)アニリン、4-アミノ-3- メチル-N- メチル-N-(4-
ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3- メチル-N-
エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3
- メチル-N- プロピル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリ
ン、4-アミノ-3- エチル-N- エチル-N-(3-ヒドロキシ-2
- メチルプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メチル-N,N
- ビス(4- ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3-
メチル-N,N- ビス(5- ヒドロキシペンチル)アニリン、
4-アミノ-3- メチル-N-(5-ヒドロキシペンチル)-N-(4-
ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3- メトキシ-N
-エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-
3-エトキシ-N,N- ビス(5- ヒドロキシペンチル)アニリ
ン、4-アミノ-3- プロピル-N-(4-ヒドロキシブチル)ア
ニリン、及びこれらの硫酸塩、塩酸塩もしくはp-トルエ
ンスルホン酸塩などが挙げられる。これらの中で、特
に、3-メチル-4- アミノ-N- エチル-N -β-ヒドロキシ
エチルアニリン、4-アミノ-3- メチル-N- エチル-N-(3-
ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メチル-N
- エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、及びこれ
らの塩酸塩、p-トルエンスルホン酸塩もしくは硫酸塩が
好ましい。これらの化合物は目的に応じ2種以上併用す
ることもできる。
【0132】芳香族第一級アミン現像主薬の使用量はカ
ラー現像液1リットル当たり好ましくは0.0002モ
ル〜0.2モル、さらに好ましくは0.001モル〜
0.1モルである。
【0133】カラー現像液(発色現像液)は、アルカリ
金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしくはリン酸塩5−スルフォ
サリチル酸塩のようなpH緩衝剤、塩化物塩、臭化物
塩、沃化物塩、ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾー
ル類もしくはメルカプト化合物のような現像抑制剤また
はカブリ防止剤などを含むのが一般的である。また必要
に応じて、ヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシル
アミンの他、特開平3−144446号の一般式(I)
で表されるヒドロキシルアミン類、亜硫酸塩、N,N-ビス
カルボキシメチルヒドラジンの如きヒドラジン類、フェ
ニルセミカルバジド類、トリエタノールアミン、カテコ
ールスルホン酸類の如き各種保恒剤、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコールのような有機溶剤、ベンジル
アルコール、ポリエチレングリコール、四級アンモニウ
ム塩、アミン類のような現像促進剤、色素形成カプラ
ー、競争カプラー、1-フェニル-3-ピラゾリドンのよう
な補助現像主薬、粘性付与剤、アミノポリカルボン酸、
アミノポリホスホン酸、アルキルホスホン酸、ホスホノ
カルボン酸に代表されるような各種キレート剤、例え
ば、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ジエチ
レントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢
酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、1-ヒドロキシエチ
リデン-1,1- ジホスホン酸、ニトリロ-N,N,N-トリメチ
レンホスホン酸、エチレンジアミン-N,N,N,N- テトラメ
チレンホスホン酸、エチレンジアミン- ジ(o- ヒドロ
キシフェニル酢酸) 及びそれらの塩等に代表される各種
配合材を含むことができる。
【0134】上記のうち、保恒剤としては無置換ヒドロ
キシルアミンや置換ヒドロキシルアミンが最も好まし
く、中でもジエチルヒドロキシルアミン、モノメチルヒ
ドロキシルアミン或いはスルホ基やカルボキシ基、水酸
基などの水溶性基で置換されたアルキル基を置換基とし
て有するものが好ましい。最も好ましい例としては、
N,N−ビス(2−スルホエチル)ヒドロキシルアミン
及びそのアルカリ金属塩である。
【0135】また、キレート剤としては生分解性を有す
る化合物が好ましい。この例としては、特開昭63−1
46998号、同63−199295号、同63−26
7750号、同63−267751号、特開平2−22
9146号、同3−186841号、独国特許第3,7
39,610号、欧州特許第468,325号等に記載
のキレート剤を挙げることができる。
【0136】発色現像液での処理温度は20〜55℃、
好ましくは30〜55℃である。処理時間は30秒〜4
分、好ましくは45秒〜3分20秒である。最も好まし
くは60秒〜120秒の範囲である。
【0137】この処理方法において、感光材料は、カラ
ー現像の後、脱銀処理される。脱銀工程においては、双
方の感光材料は、共通のタンク液及び共通の補充液で処
理される場合が望ましい。但し、補充量は、各々の感光
材料において異なった設定することができる。以下、脱
銀工程について詳細を説明する。
【0138】脱銀工程においては、漂白工程、漂白定着
工程、定着工程を有することが一般的であり、各種工程
が存在する。具体的な工程を以下に示すが、これらに限
定されるものではない。
【0139】(工程1) 漂白定着 (工程2) 漂白−漂白定着 (工程3) 漂白−漂白定着−定着 (工程4) 定着−漂白定着 (工程5) 漂白−定着 上記記載の各処理浴は、必要に応じて2浴以上に分割さ
れてもよく、カスケード法にて補充されても良い。
【0140】漂白能を有する処理液に用いられる漂白剤
としては、アミノポリカルボン酸鉄(III)錯体、過
硫酸塩、臭素酸塩、過酸化水素、及び赤血塩等が用いら
れるが、アミノポリカルボン酸(III) 錯体を最も好まし
く用いることができきる。
【0141】この処理方法で使用される第二鉄錯塩は、
予め錯形成された鉄錯塩として添加して溶解してもよ
く、また、錯形成化合物と第二鉄塩(例えば、硫酸第二
鉄、塩化第二鉄、臭化第二鉄、硝酸鉄(III)、硫酸鉄
(III)アンモニウムなど)とを共存させて漂白能を有す
る液中で錯塩を形成させてもよい。
【0142】錯形成化合物は、第二鉄イオンとの錯形成
に必要とする量よりもやや過剰にしてもよく、過剰に添
加するときには通常0.01〜10%の範囲で過剰にす
ることが好ましい。
【0143】なお、漂白能を有する液中の第二鉄錯塩を
形成する化合物としては、エチレンジアミン四酢酸(E
DTA)、1,3−プロパンジアミン四酢酸(1,3−
PDTA)、ジエチレントリアミン五酢酸、1,2−シ
クロヘキサンジアミン四酢酸、イミノ二酢酸、メチルイ
ミノ二酢酸、N−(2−アセトアミド)イミノ二酢酸、
ニトリロ三酢酸、N−(2−カルボキシエチル)イミノ
二酢酸、N−(2−カルボキシメチル)イミノジプロピ
オン酸、β−アラニンジ酢酸、αーメチルーニトリロ三
酢酸、1,4−ジアミノブタン四酢酸、グリコールエー
テルジアミン四酢酸、N−(2−カルボキシフェニル)
イミノジ酢酸、エチレンジアミン−N−(2−カルボキ
シフェニル)−N,N’,N’−三酢酸、エチレンジア
ミン−N,N’−ジコハク酸、1,3−ジアミノプロパ
ン−N,N’−ジコハク酸、エチレンジアミン−N,
N’−ジマロン酸、1,3−ジアミノプロパン−N,
N’−ジマロン酸等が挙げられるが、特にこれらに限定
されるものではない。
【0144】漂白能を有する処理液における第二鉄錯塩
の濃度としては、0.005〜1.0モル/リットルの
範囲が適当であり、0.01〜0.50モル/リットル
の範囲が好ましく、より好ましくは、0.02〜0.3
0モル/リットルの範囲である。
【0145】また漂白能を有する処理液の補充液中の第
2鉄錯塩の濃度としては、好ましくは、0.005〜2
モル/リットル、より好ましくは0.01〜1.0モル
/リットルである。
【0146】漂白能を有する浴またはこれらの前浴に
は、漂白促進剤として種々の化合物を用いることができ
る。例えば、米国特許第3,893,858 号明細書、ドイツ特
許第1,290,812 号明細書、特開昭53-95630号公報、リサ
ーチディスクロージャー第17129 号( 1978年7月号)に
記載のメルカプト基またはジスルフィド結合を有する化
合物や、特公昭45−8506号、特開昭52-20832号、同53-3
2735号、米国特許3,706,561 号等に記載のチオ尿素系化
合物、あるいは沃素、臭素イオン等のハロゲン化物が漂
白能に優れる点で好ましい。
【0147】その他、漂白能を有する浴には、臭化物
(例えば、臭化カリウム、臭化ナトリウム、臭化アンモ
ニウム)、又は塩化物(例えば、塩化カリウム、塩化ナ
トリウム、塩化アンモニウム)、又は沃化物(例えば、
沃化アンモニウム)等の再ハロゲン化剤を含むことがで
きる。必要に応じ硼砂、メタホウ酸ナトリウム、酢酸、
酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、亜燐
酸、燐酸、燐酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリ
ウム、酒石酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸など
のpH緩衝能を有する1種類以上の無機酸、有機酸およ
びこれらのアルカリ金属またはアンモニウム塩、又は、
硝酸アンモニウム、グアニジンなどの腐蝕防止剤などを
添加することができる。
【0148】また漂白能を有する浴には、その他各種の
蛍光増白剤や消泡剤あるいは界面活性剤、ポリビニルピ
ロリドン、メタノール等の有機溶媒を含有させることが
できる。
【0149】漂白定着液中や定着液中の定着剤成分は、
チオ硫酸塩を用いる場合が好ましい。チオ硫酸塩はチオ
硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸アンモニ
ウム等を挙げることができる。その他公知の定着剤、チ
オシアン酸ナトリウム、チオシアン酸アンモニウムなど
のチオシアン酸塩;エチレンビスチオグリコール酸、
3,6−ジチア−1,8−オクタンジオールなどのチオ
エーテル化合物、メソイオン化合物、およびチオ尿素類
などの水溶性のハロゲン化銀溶解剤も使用することもで
きる。本発明においては、チオ硫酸塩、特にチオ硫酸ア
ンモニウム塩、チオ硫酸カリウム塩及び及びチオ硫酸ナ
トリウム塩の使用が好ましい。1リットルあたりの定着
剤の総量は、0.3〜3モルが好ましく、更に好ましく
は 0.5〜2.0 モルの範囲である。
【0150】漂白定着液や定着液には保恒剤として、亜
硫酸塩(或いは重亜硫酸塩やメタ重亜硫酸塩類)を含有
するのが望ましいが、とりわけ0.03〜0.5モル/
リットル、更に好ましくは0.05〜0.3モル/リッ
トル含有するとが好ましい。
【0151】漂白定着液や定着液は、保恒剤として前述
した亜硫酸塩(例えば、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリ
ウム、亜硫酸アンモニウム)、重亜硫酸塩(例えば、重
亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カ
リウム)、メタ重亜硫酸塩(例えば、メタ重亜硫酸カリ
ウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸アンモニ
ウム)等の亜硫酸イオン放出化合物を含有する以外に、
アルデヒド類(ベンズアルデキド、アセトアルデヒド
等)、ケトン類(アセトン等)、アスコルビン酸類、ヒ
ドロキシルアミン類、ベンゼンスルフィン酸類、アルキ
ルスルフィン酸類等を必要に応じて添加することができ
る。特に、ベンゼンスルフィン酸、p−メチルベンゼン
スルフィン酸、p−アミノベンゼンスルフィン酸等の使
用も好ましい。好ましい添加量は0.005モル〜0.
3モル/リットル程度である。
【0152】さらに、漂白液、漂白定着液、定着液に
は、緩衝剤、蛍光増白剤、キレート剤、消泡剤、防カビ
剤等を必要に応じて添加しても良い。
【0153】漂白液、漂白定着液、定着液において、好
ましいpH領域は、4〜8であり、更には4.5〜6.
5が好ましい。
【0154】漂白液、漂白定着液、定着液への補充量は
感光材料1m2 当たり、50〜2000ミリリットルで
ある。また、後浴である水洗水や安定浴のオーバーフロ
ー液を、必要に応じて補充しても良い。
【0155】漂白液、漂白定着液、定着液の処理温度は
20〜50℃であり、好ましくは30〜45℃である。
各工程の処理時間は10秒〜3分、好ましくは20秒〜
2分である。
【0156】漂白能を有する処理液は、処理に際し、エ
アレーションを実施することが写真性能をきわめて安定
に保持するため特に好ましい。エアレーションには当業
界で公知の手段が使用でき、漂白能を有する処理液中へ
の、空気の吹き込みやエゼクターを利用した空気の吸収
などが実施できる。
【0157】エアレーションは直接処理タンク内で実施
してもよいが、本発明の感光材料処理装置は小タンク容
量であるため、処理液貯留用タンク内でエアレーション
を実施するのが好ましい態様である。
【0158】空気の吹き込みに際しては、微細なポアを
有する散気管を通じて、液中に空気を放出させることが
好ましい。このような散気管は、活性汚泥処理における
曝気槽等に、広く使用されている。エアレーションに関
しては、イーストマン・コダック社発行のZ−121、
ユージング・プロセス・C−41第3版(1982
年)、BL−1〜BL−2頁に記載の事項を利用でき
る。本発明の漂白能を有する処理液を用いた処理におい
ては、攪拌が強化されていることが好ましく、その実施
には特開平3−33847号公報の第8頁、右上欄、第
6行〜左下欄、第2行に記載の内容が、そのまま利用で
きる。
【0159】本発明の感光材料処理装置において、エア
レーションを行う場合には、循環系や処理液貯留用タン
ク等で行うことが好ましい。
【0160】感光材料は、脱銀処理後、水洗及び/又は
安定工程を経るのが一般的である。水洗及び/又は安定
工程においては、処理済感光材料の残存チオ硫酸濃度が
30〜1500マイクロモル/m2 になるように調製す
ることが必要である。
【0161】具体的には、最終浴のチオ硫酸塩の濃度
が、0.001〜0.04モル/リットル程度になるよ
うに調製するのが望ましい。即ち、最終浴に上記濃度を
添加しても良いし、定着成分としてチオ硫酸塩を使用し
ている場合には、後続する水洗や安定工程の補充量を低
減して、最終浴が上記濃度になるように調製すること
も、望ましい態様である。
【0162】具体的な補充量は、定着工程のチオ硫酸塩
の濃度、水洗工程や安定工程の浴数等により異なるが、
大略、感光材料1m2 あたり、100〜1000ミリリ
ットル、好ましくは130〜700ミリリットル程度で
ある。
【0163】また、水洗工程での水洗水量においては、
多段向流方式における水洗タンク数と水量の関係は、Jo
urnal of the Society of Motion Picture and Televis
ionEngineers 第64巻、P. 248〜253 (1955 年5月号)
に記載の方法で、求めることができる。前記文献に記載
の多段向流方式によれば、水洗水量を大幅に減少し得る
が、タンク内における水の滞留時間の増加により、バク
テリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光材料に付着する
等の問題が生じる。
【0164】カラー感光材料の処理において、このよう
な問題が解決策として、特開昭62-288,838号に記載のカ
ルシウムイオン、マグネシウムイオンを低減させる方法
を極めて有効に用いることができる。また、特開昭57-
8,542号に記載のイソチアゾロン化合物やサイアベンダ
ゾール類、塩素化イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素
系殺菌剤、その他ベンゾトリアゾール等、堀口博著「防
菌防黴剤の化学」(1986年)三共出版、衛生技術会編
「微生物の滅菌、殺菌、防黴技術」(1982年)工業技術
会、日本防菌防黴学会編「防菌防黴剤事典」(1986年)
に記載の殺菌剤を用いることもできる。
【0165】感光材料の処理における最終浴のpHは、
いかなる値にも設定できるが、好ましくは3.5〜8、
更に好ましくは4〜7である。上記pHは、処理済感光
材料の膜pHに反映するように設定するのが好ましく、
その目的で各種緩衝剤を用いることもできる。具体的に
は、酢酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン
酸、フタール酸等を挙げることができる。
【0166】また、水洗水温、水洗時間も、感光材料の
特性、用途等で種々設定し得るが、一般には、20〜45℃
で20秒〜5 分、好ましくは25〜40℃で30秒〜3 分の範囲
が選択される。更に、本発明の感光材料は、上記水洗に
代り、直接安定液によって処理することもできる。この
ような安定化処理においては、特開昭57-8543 号、同58
-14834号、同60-220345 号に記載の公知の方法はすべて
用いることができる。
【0167】また、安定液には色素画像を安定化させる
化合物、例えば、ホルマリン、m−ヒドロキシベンズア
ルデヒド等のベンズアルデヒド類、ホルムアルデヒド重
亜硫酸付加物、ヘキサメチレンテトラミン及びその誘導
体、ヘキサヒドロトリアジン及びその誘導体、ジメチロ
ール尿素、N−メチロールピラゾールなどのN−メチロ
ール化合物、有機酸やpH緩衝剤等が含まれる。これら
の化合物の好ましい添加量は安定液1リットルあたり
0.001〜0.02モルであるが、安定液中の遊離ホ
ルムアルデヒド濃度は低い方がホルムアルデヒドガスの
飛散が少なくなるため好ましい。このような点から色素
画像安定化剤としては、m−ヒドロキシベンズアルデヒ
ド、ヘキサメチレンテトラミン、N−メチロールピラゾ
ールなどの特開平4−270344号記載のN−メチロ
ールアゾール類、N,N′−ビス(1,2,4−トリア
ゾール−1−イルメチル)ピペラジン等の特開平4−3
13753号記載のアゾリルメチルアミン類が好まし
い。特に特開平4−359249号(対応、欧州特許公
開第519190A2号)に記載の1,2,4−トリア
ゾールの如きアゾール類と、1,4−ビス(1,2,4
−トリアゾール−1−イルメチル)ピペラジンの如きア
ゾリルメチルアミン及びその誘導体の併用が、画像安定
性が高く、且つホルムアルデヒド蒸気圧が少なく好まし
い。また、その他必要に応じて塩化アンモニウムや亜硫
酸アンモニウム等のアンモニウム化合物、Bi、Alな
どの金属化合物、蛍光増白剤、硬膜剤、米国特許4,7
86,583号に記載のアルカノールアミンや、前記の
定着液や漂白定着液に含有することができる保恒剤、例
えば、特開平1−231051号公報に記載のスルフィ
ン酸化合物を含有させることも好ましい。
【0168】水洗水及び/又は安定液には処理後の感光
材料の乾燥時の水滴ムラを防止するため、種々の界面活
性剤を含有することができる。中でもノニオン性界面活
性剤を用いるのが好ましく、特にアルキルフェノールエ
チレンオキサイド付加物が好ましい。アルキルフェノー
ルとしては特にオクチル、ノニル、ドデシル、ジノニル
フェノールが好ましく、またエチレンオキサイドの付加
モル数としては特に8〜14が好ましい。さらに消泡効
果の高いシリコン系界面活性剤を用いることも好まし
い。
【0169】水洗水及び/又は安定液中には、各種キレ
ート剤を含有させることが好ましい。好ましいキレート
剤としては、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリ
アミン五酢酸などのアミノポリカルボン酸や1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、N,N,N′
−トリメチレンホスホン酸、ジエチレントリアミン−
N,N,N′,N′−テトラメチレンホスホン酸などの
有機ホスホン酸、あるいは、欧州特許345,172A
1号に記載の無水マレイン酸ポリマーの加水分解物など
を挙げることができる。 (第2実施形態)図19及び図20に示すように、第2
実施形態としては、上述したように、135サイズのフ
ィルム96のフィルム幅とAPSのフィルムFIのフィ
ルム幅とが異なることから、フィルム96及びFIのフ
ィルム幅にそれぞれ対応した処理槽300A,300B
が一対設けた例である。なお、本実施形態は、本発明の
請求項4に対応する例である。また、図1に示す第1実
施形態と同一構成については、同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。
【0170】図19に示す処理槽300Aの内壁302
(図9参照)は、その内幅寸法がフィルム96のフィル
ム幅に対応するものである。図20に示す処理槽300
Bの内壁302(図9参照)は、その内幅寸法がフィル
ムFIのフィルム幅に対応するものである。また、本実
施形態では、処理槽300A及び300Bをそれぞれ設
けているので、押出部210もそれぞれ設けている。な
お、処理槽300A及び300Bは、フィルム94及び
FIの処理長さよりも若干長い長さにそれぞれ形成され
ている。
【0171】さらに、一対の処理槽300A,300B
には、配管174が電磁弁176(3ポート2位置切替
弁)を介して配管344に接続されている。なお、図2
に示す電磁弁338(本実施形態では、3ポート2位置
切替弁とする)には、配管178を介して処理槽300
Bが連結されている。
【0172】一方、本実施形態においても、取付座14
0が単一であるので、取付座140をそれぞれの処理槽
300Aまたは300Bのフィルム挿入口318に対向
させるために、以下に説明する移動手段が設けられてい
る。
【0173】図19及び20に示すように、装填部材1
42及び装填部材152は、図5に示す中間カートリッ
ジ搬送装置126を介してスライダ168に固定されて
いる。このスライダ168は、支持部材170を介して
移動手段の一部を構成する図示しないギヤに連結されて
いる。このギヤはモータ172に連結されており、この
モータ172が駆動することによってギヤが回転しスラ
イダ168が左右方向へ移動する。なお、本発明の移動
手段は、例えばワイヤ,スプロケット,ベルト,エア
ー,油圧等の機構を適用しても良い。
【0174】本実施形態において、第1の装填部材14
2に装填されたフィルム96及び第2の装填部材152
に装填されたフィルムFIをそれぞれ対応する処理槽3
00A及び300Bのフィルム挿入口318に対向さ
せ、現像処理する。その他の作用効果は、図1の実施形
態と同様であるので、説明は省略する。
【0175】本実施形態によれば、フィルム94及びF
Iのフィルム幅に対応した処理槽300A及び300B
に挿入するので、フィルム96及びFIの幅方向両端部
分が処理槽300A及び300Bの内壁面302の幅方
向両側部分でより確実にガイドされる。
【0176】なお、第2実施形態では中間カートリッジ
120を移動手段によって移動させる例であるが、本発
明の請求項4においては処理槽300A及び300Bを
中間カートリッジ120に対応するように移動させても
良い。また、本実施形態では処理槽の数を2個とした
が、処理槽を3個以上の複数個として複数本のフィルム
の現像処理を同時に行えるようにしても良い。
【0177】なお、上記各実施形態では、プロセッサ1
00内にプリンタを設けるようにしてもよく、この場合
フィルム画像をCCD等で読み取ってインクジェット
式、感熱式等によるカラープリンタでプリントを得る方
法としても良く、またプリントを通常の印画紙を処理液
で現像処理して得る方法としても良く、プリントを得る
方式は上記に限定されない。
【0178】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に記載の感
光材料処理装置は上記の構成としたので、小さなスペー
スでも設置することができると共に、第1のフィルム収
容容器内のフィルムと第2のフィルム収容容器内のフィ
ルムを共通の機構で処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のプロセッサの全体
斜視図である。
【図2】図1に示すプロセッサ内の主要部を示す断面図
である。
【図3】図1に示す第1の装填部材の要部を示す斜視図
である。
【図4】図3に示す装填部材を取付座から取り外した状
態を示す斜視図である。
【図5】プロセッサ内の主要部を示す分解斜視図であ
る。
【図6】図3に示す中間スプール軸にフィルムが巻き取
られた状態を示す断面図である。
【図7】図3に示す装填部材の要部を示す正面図であ
る。
【図8】図7に示す中間スプール軸に巻き取られたフィ
ルムの後端を切断した状態を示す正面図である。
【図9】図2に示すプロセッサ内の主要部を示す平面図
である。
【図10】図2に示すプロセッサ内の主要部を示す左側
面図である。
【図11】図2に示す中間カートリッジが回転した状態
を示す図である。
【図12】図11に示す中間カートリッジが下降した状
態を示す図である。
【図13】図12に示す中間カートリッジが若干上昇し
かつ処理槽が密閉された状態を示す図である。
【図14】図13に示す中間カートリッジが若干回転し
かつフィルムがローラで処理槽から若干引き出された状
態を示す図である。
【図15】図14に示すフィルムがローラで処理槽から
引き出され乾燥される状態を示す図である。
【図16】図3に示す取付具に第2の装填部材を取付け
た状態を示す斜視図である。
【図17】図16に示す装填部材を取付座から取り外し
た状態を示す斜視図である。
【図18】図17に示す装填部材にカートリッジを装填
した状態を示す断面図である。
【図19】本発明に係る第2実施形態のプロセッサ内の
主要部を示す図である。
【図20】図19に示す中間カートリッジが移動手段で
移動した状態を示す図である。
【符号の説明】
14 カートリッジ(第2のフィルム収容容器) 16 スプール軸(第2のスプール軸) 28 挿通口 94 パトローネ(第1のフィルム収容容器) 94A スプール軸(第1のスプール軸) 96 フィルム(第1のフィルム) 97A モータ(送出手段) 100 プロセッサ(感光材料処理装置) 123 モータ(送出手段) 125A ローラ(送出手段) 125B ローラ(送出手段) 121 モータ(回転駆動手段) 121A モータ軸(回転駆動手段) 121B マグネット(連結手段) 124A カッタ(切断手段) 124B カッタ(切断手段) 140 取付座(保持手段) 142 装填部材(第1の装填部材) 152 装填部材(第2の装填部材) 160 スプールドライバ(連結手段) 162A ローラ(第2の送出手段) 162B ローラ(第2の送出手段) 164 モータ(第2の送出手段) 168 スライダ(移動手段) 170 支持部材(移動手段) 172 モータ(移動手段) 204 中間スプール軸 204C マグネット(連結手段) 300 処理槽 300A 処理槽(第1の処理槽) 300B 処理槽(第2の処理槽) 318 フィルム挿入口 338 電磁弁(処理液供給手段) 340 配管(処理液供給手段) 344 配管(処理液供給手段) 346 ポンプ(処理液供給手段) FI フィルム(第2のフィルム)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のスプール軸に巻き取られた長尺状
    の第1のフィルムを前記第1のスプール軸から前記第1
    のフィルムを離間させた状態で現像処理し、かつ返却す
    る種類の前記第1のフィルムを収容した第1のフィルム
    収容容器を装填し前記第1のフィルム収容容器から前記
    第1のフィルムを巻き取り保持する第1の装填部材と、 第2のスプール軸に巻き取られた長尺状の第2のフィル
    ムを出し入れする挿通口が形成されると共に前記第2の
    フィルムを前記第2のスプール軸に巻き取られた状態で
    返却する種類の前記第2のフィルムを収容した第2のフ
    ィルム収容容器を装填する第2の装填部材と、 前記第2のスプール軸と連結する連結手段と、 前記連結手段を着脱可能に連結して回転させる回転駆動
    手段と、 前記第1または第2の装填部材を着脱可能に保持する保
    持手段と、 を有することを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の装填部材に配置され、前記第
    1のフィルムの長手方向一端を保持して前記第1のフィ
    ルム収容容器から前記第1のフィルムを巻き取る中間ス
    プール軸を備え、この中間スプール軸または前記連結手
    段を前記回転駆動手段で着脱可能に連結して回転させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の装填部材に装填された前記第
    1のフィルム収容容器内の前記第1のフィルムを前記第
    1の装填部材内に巻き取った後に、前記第1のフィルム
    の長手方向他端を切断する切断手段と、 前記第1または第2の装填部材に配置された前記第1ま
    たは第2のフィルムの長手方向一端を前記第1または第
    2の装填部材に係止した状態で前記第1または第2のフ
    ィルムを送り出す送出手段と、 フィルム挿入口が形成され、前記第1の装填部材に巻き
    取られた前記第1のフィルムの長手方向他端または前記
    第2の装填部材に装填された前記第2のフィルム収容容
    器の挿通口を前記処理槽のフィルム挿入口に対向させた
    状態で前記フィルム挿入口から前記送出手段により送り
    出された前記第1および第2のフィルムを挿入して現像
    処理する単一の共用の処理槽と、 を有することを特徴とする請求項1または2に記載の感
    光材料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の装填部材に装填された前記第
    1のフィルム収容容器内の前記第1のフィルムを前記第
    1の装填部材内に巻き取った後に、前記第1のフィルム
    の長手方向他端を切断する切断手段と、 前記第1または第2の装填部材に配置された前記第1ま
    たは第2のフィルムの長手方向一端を前記第1または第
    2の装填部材に係止した状態で前記第1または第2のフ
    ィルムを送り出す送出手段と、 フィルム挿入口が形成されると共に前記第1のフィルム
    の幅に対応した内幅寸法を有し、前記送出手段により送
    り出された前記第1のフィルムを現像処理する第1の処
    理槽と、 フィルム挿入口が形成されると共に前記第2のフィルム
    の幅に対応した内幅寸法を有し、前記送出手段により送
    り出された前記第2のフィルムを現像処理する第2の処
    理槽と、 前記第1の装填部材または前記第1の処理槽のいずれか
    一方を移動させて前記第1のフィルムの長手方向他端を
    前記第1の処理槽のフィルム挿入口に対向させ、または
    前記第2の装填部材または前記第2の処理槽のいずれか
    一方を移動させて前記第2のフィルム収容容器の挿通口
    を前記第2の処理槽のフィルム挿入口に対向させる移動
    手段と、 を有することを特徴とする請求項1または2に記載の感
    光材料処理装置。
  5. 【請求項5】 前記処理槽内の処理液の循環、置換及び
    排出を行う処理液供給手段を有することを特徴とする請
    求項3または4に記載の感光材料処理装置。
JP9174999A 1997-06-30 1997-06-30 感光材料処理装置 Pending JPH1124227A (ja)

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