JPH11257652A - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
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- JPH11257652A JPH11257652A JP10057795A JP5779598A JPH11257652A JP H11257652 A JPH11257652 A JP H11257652A JP 10057795 A JP10057795 A JP 10057795A JP 5779598 A JP5779598 A JP 5779598A JP H11257652 A JPH11257652 A JP H11257652A
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- burner
- combustion
- silicon oxide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼装置に関するもので、燃焼用空気中に揮
発性のシリコーン化合物が混入し、バーナや電極手段の
表面に絶縁性のシリコン酸化物の被膜が形成されても正
確に燃焼状態を検出する。 【解決手段】 バーナ1と、第一および第二電極手段
(3cおよび3d)と、第一電圧供給手段4aと、第一
電流検出手段5aと、燃焼制御手段6を備え、第一およ
び第二電極手段(3cおよび3d)が同一火炎2中に配
置され、それぞれの表面が高温に加熱されているので、
たとえ燃焼空気中に揮発性の有機シリコーンが混入し、
表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成されても、シリコ
ン酸化物の導電性が増加し、シリコン酸化物による電流
の減少が従来に比べて緩やかになり、燃焼装置のシリコ
ン酸化物に対する寿命を延ばすことができる。
発性のシリコーン化合物が混入し、バーナや電極手段の
表面に絶縁性のシリコン酸化物の被膜が形成されても正
確に燃焼状態を検出する。 【解決手段】 バーナ1と、第一および第二電極手段
(3cおよび3d)と、第一電圧供給手段4aと、第一
電流検出手段5aと、燃焼制御手段6を備え、第一およ
び第二電極手段(3cおよび3d)が同一火炎2中に配
置され、それぞれの表面が高温に加熱されているので、
たとえ燃焼空気中に揮発性の有機シリコーンが混入し、
表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成されても、シリコ
ン酸化物の導電性が増加し、シリコン酸化物による電流
の減少が従来に比べて緩やかになり、燃焼装置のシリコ
ン酸化物に対する寿命を延ばすことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料を燃焼させる燃
焼装置の電極へのシリコン酸化物の生成時の安定燃焼に
関する。
焼装置の電極へのシリコン酸化物の生成時の安定燃焼に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の燃焼装置は、特開平6−2
13432号公報に記載されているようなものが一般的
であった。
13432号公報に記載されているようなものが一般的
であった。
【0003】この装置は図6に示されているようにバー
ナ1と、バーナ1に形成された火炎2に接触して配置さ
れた電極手段3を備え、直流電源などの電圧供給手段4
により電極手段3とバーナ1間に一定の電圧を印加して
いた。そして電極手段3とバーナ1間に流れる電流を電
流検出手段5により検出し、燃焼制御手段6がこの電流
とあらかじめ設定していた閾値とを比較し、燃焼が正常
であるか異常であるかを判断し、異常であれば強制的に
燃焼を停止させるなどの燃焼制御を行っていた。
ナ1と、バーナ1に形成された火炎2に接触して配置さ
れた電極手段3を備え、直流電源などの電圧供給手段4
により電極手段3とバーナ1間に一定の電圧を印加して
いた。そして電極手段3とバーナ1間に流れる電流を電
流検出手段5により検出し、燃焼制御手段6がこの電流
とあらかじめ設定していた閾値とを比較し、燃焼が正常
であるか異常であるかを判断し、異常であれば強制的に
燃焼を停止させるなどの燃焼制御を行っていた。
【0004】灯油などの液体燃料は気化筒7内部に臨ま
せたノズル8より噴出され、気化筒7に埋設されたヒー
タ9により加熱され、気化し、燃料ガスとなる。燃料ガ
スは一次空気通孔10より供給される一次空気と混合さ
れ、予混合ガスとなり、予混合ガスはバーナ1と気化筒
7の間に配置された絞り板11を通り、バーナ底壁の通
孔12を通ってバーナ1内部に導入される。さらに予混
合ガスはバーナ1周壁の炎孔13を通過するときにバー
ナベース14に固定された点火ロッド15により高圧放
電されて着火し、火炎2を形成していた。
せたノズル8より噴出され、気化筒7に埋設されたヒー
タ9により加熱され、気化し、燃料ガスとなる。燃料ガ
スは一次空気通孔10より供給される一次空気と混合さ
れ、予混合ガスとなり、予混合ガスはバーナ1と気化筒
7の間に配置された絞り板11を通り、バーナ底壁の通
孔12を通ってバーナ1内部に導入される。さらに予混
合ガスはバーナ1周壁の炎孔13を通過するときにバー
ナベース14に固定された点火ロッド15により高圧放
電されて着火し、火炎2を形成していた。
【0005】火炎2は予混合された燃料ガスと一次空気
との燃焼反応により炎孔13に形成された内炎2aと、
周囲の二次空気との燃焼反応により内炎2aの外側に形
成された外炎2bから成る。内炎2aおよび外炎2bに
は熱電離したイオンや電子などの荷電粒子が多く存在
し、特に内炎2aの荷電粒子の密度は外炎2bのそれよ
り大きい。
との燃焼反応により炎孔13に形成された内炎2aと、
周囲の二次空気との燃焼反応により内炎2aの外側に形
成された外炎2bから成る。内炎2aおよび外炎2bに
は熱電離したイオンや電子などの荷電粒子が多く存在
し、特に内炎2aの荷電粒子の密度は外炎2bのそれよ
り大きい。
【0006】電極手段3は、バーナベース14に固定さ
れ、電極手段3の先端部3aは大きな電流を流すために
荷電粒子の密度の大きい内炎2aに接触して配置されて
いた。また、先端部3aには、電極手段3と熱膨張係数
の異なる材質で構成されている補助ロッド3bが一体に
設けられておる。
れ、電極手段3の先端部3aは大きな電流を流すために
荷電粒子の密度の大きい内炎2aに接触して配置されて
いた。また、先端部3aには、電極手段3と熱膨張係数
の異なる材質で構成されている補助ロッド3bが一体に
設けられておる。
【0007】上記構成により、電極手段3とバーナ1間
に一定の電圧を印加すると、火炎2中に多くの荷電粒子
が含まれているので、燃焼量などの燃焼条件に応じ、電
極手段3とバーナ1間に一定の電流が流れる。この電流
があらかじめ設定した閾値に達していれば、着火あるい
は燃焼は正常であると判断し、そうでなければ失火ある
いは燃焼は異常であると判断し、異常と判断した場合、
不完全燃焼などを未然に防止するため強制的に燃焼を停
止していた。
に一定の電圧を印加すると、火炎2中に多くの荷電粒子
が含まれているので、燃焼量などの燃焼条件に応じ、電
極手段3とバーナ1間に一定の電流が流れる。この電流
があらかじめ設定した閾値に達していれば、着火あるい
は燃焼は正常であると判断し、そうでなければ失火ある
いは燃焼は異常であると判断し、異常と判断した場合、
不完全燃焼などを未然に防止するため強制的に燃焼を停
止していた。
【0008】また、整髪スプレーなどに含まれる揮発性
の有機シリコーン化合物が燃焼空気中に混入すると、燃
焼火炎中で酸素と化学反応を起こし、バーナ1や電極手
段3の表面にシリコン酸化物の被膜を形成する。シリコ
ン酸化物は絶縁性であるので、電極手段3とバーナ1間
の抵抗値が増加し、燃焼が正常であるにもかかわらず電
極手段3とバーナ1間に流れる電流は減少してしまう。
形成されるシリコン酸化物の量の増加とともに電流が減
少し、閾値に達すると燃焼制御手段6は電流の減少がシ
リコン酸化物によるものなのか、あるいは不完全燃焼な
どの異常燃焼によるものなのかを判断することができな
いので、燃焼を強制的に停止していた。
の有機シリコーン化合物が燃焼空気中に混入すると、燃
焼火炎中で酸素と化学反応を起こし、バーナ1や電極手
段3の表面にシリコン酸化物の被膜を形成する。シリコ
ン酸化物は絶縁性であるので、電極手段3とバーナ1間
の抵抗値が増加し、燃焼が正常であるにもかかわらず電
極手段3とバーナ1間に流れる電流は減少してしまう。
形成されるシリコン酸化物の量の増加とともに電流が減
少し、閾値に達すると燃焼制御手段6は電流の減少がシ
リコン酸化物によるものなのか、あるいは不完全燃焼な
どの異常燃焼によるものなのかを判断することができな
いので、燃焼を強制的に停止していた。
【0009】しかし、電極手段3の先端部3aには補助
ロッド3bを一体に設けることにより、絶縁性のシリコ
ン酸化物の被膜が形成されても、電極手段3と補助ロッ
ド3bの熱膨張率がそれぞれ異なるので、温度変化によ
り被膜の表面に亀裂や孔食が生じ、その部分が新たな導
通部となり、電流は減少せず、シリコン酸化物の影響を
受けることが少なく燃焼状態を検出することができると
している。
ロッド3bを一体に設けることにより、絶縁性のシリコ
ン酸化物の被膜が形成されても、電極手段3と補助ロッ
ド3bの熱膨張率がそれぞれ異なるので、温度変化によ
り被膜の表面に亀裂や孔食が生じ、その部分が新たな導
通部となり、電流は減少せず、シリコン酸化物の影響を
受けることが少なく燃焼状態を検出することができると
している。
【0010】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、従来の
燃焼装置では、電極手段3の先端部3aに補助ロッド3
bを設けることにより、電極手段3の表面に絶縁性のシ
リコン酸化物の被膜が形成されても、表面の亀裂や孔食
により電流は減少しないとしているが、シリコン酸化物
の被膜は電極手段3だけでなくバーナ1の表面にも形成
される。したがってバーナ1の表面にシリコン酸化物の
被膜が形成されると、たとえ燃焼が正常であっても電流
はやはり減少するので、燃焼は異常であると判断され、
燃焼は誤って停止させられるという課題を有していた。
燃焼装置では、電極手段3の先端部3aに補助ロッド3
bを設けることにより、電極手段3の表面に絶縁性のシ
リコン酸化物の被膜が形成されても、表面の亀裂や孔食
により電流は減少しないとしているが、シリコン酸化物
の被膜は電極手段3だけでなくバーナ1の表面にも形成
される。したがってバーナ1の表面にシリコン酸化物の
被膜が形成されると、たとえ燃焼が正常であっても電流
はやはり減少するので、燃焼は異常であると判断され、
燃焼は誤って停止させられるという課題を有していた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、バーナと、第一および第二電極手段と、電
圧供給手段と、電流検出手段と、燃焼制御手段を備えた
ものである。
するために、バーナと、第一および第二電極手段と、電
圧供給手段と、電流検出手段と、燃焼制御手段を備えた
ものである。
【0012】上記発明によれば、たとえ燃焼空気中に揮
発性の有機シリコーンが混入し、第一および第二電極手
段の表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成されても、第
一および第二電極手段が同一火炎に配置され、それぞれ
の表面はバーナに形成された火炎により高温に加熱され
ているので、シリコン酸化物の導電性が増加し、シリコ
ン酸化物による電流の減少が従来に比べて緩やかにな
り、燃焼装置のシリコン酸化物に対する寿命を延ばすこ
とができる。
発性の有機シリコーンが混入し、第一および第二電極手
段の表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成されても、第
一および第二電極手段が同一火炎に配置され、それぞれ
の表面はバーナに形成された火炎により高温に加熱され
ているので、シリコン酸化物の導電性が増加し、シリコ
ン酸化物による電流の減少が従来に比べて緩やかにな
り、燃焼装置のシリコン酸化物に対する寿命を延ばすこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、バーナと、前記バーナ
に形成された火炎に接触して配置される第一電極手段
と、前記第一電極手段と同一火炎に接触して配置される
第二電極手段と、前記第一電極手段と前記第二電極手段
間に電圧を供給する第一電圧供給手段と、前記第一電極
手段と前記第二電極手段間に流れる電流を検出する第一
電流検出手段と、前記電流により燃焼を制御する燃焼制
御手段を備えたものである。
に形成された火炎に接触して配置される第一電極手段
と、前記第一電極手段と同一火炎に接触して配置される
第二電極手段と、前記第一電極手段と前記第二電極手段
間に電圧を供給する第一電圧供給手段と、前記第一電極
手段と前記第二電極手段間に流れる電流を検出する第一
電流検出手段と、前記電流により燃焼を制御する燃焼制
御手段を備えたものである。
【0014】そして、たとえ燃焼空気中に揮発性の有機
シリコーンが混入し、第一および第二電極手段の表面に
絶縁性のシリコン酸化物が形成されても、第一および第
二電極手段が同一火炎に配置され、それぞれの表面はバ
ーナに形成された火炎により高温に加熱されているの
で、シリコン酸化物の導電性が増加し、シリコン酸化物
による電流の減少が従来に比べて緩やかになり、燃焼装
置のシリコン酸化物に対する寿命を延ばすことができ
る。
シリコーンが混入し、第一および第二電極手段の表面に
絶縁性のシリコン酸化物が形成されても、第一および第
二電極手段が同一火炎に配置され、それぞれの表面はバ
ーナに形成された火炎により高温に加熱されているの
で、シリコン酸化物の導電性が増加し、シリコン酸化物
による電流の減少が従来に比べて緩やかになり、燃焼装
置のシリコン酸化物に対する寿命を延ばすことができ
る。
【0015】また、バーナに形成された火炎に接触して
配置される第三電極手段と、前記第三電極手段と前記バ
ーナ間に電圧を供給する第二電圧供給手段と、前記第三
電極手段と前記バーナ間に流れる電流を検出する第二電
流検出手段を備えたものである。
配置される第三電極手段と、前記第三電極手段と前記バ
ーナ間に電圧を供給する第二電圧供給手段と、前記第三
電極手段と前記バーナ間に流れる電流を検出する第二電
流検出手段を備えたものである。
【0016】そして、第三電極手段とバーナ間に流れる
電流も検出し、燃焼状態を二重に確認するので、安全性
を増すことができる。
電流も検出し、燃焼状態を二重に確認するので、安全性
を増すことができる。
【0017】また、バーナに形成された火炎に接触して
配置される第三電極手段と、前記第三電極手段と前記バ
ーナ間に流れる電流を検出する第二電流検出手段を備え
たものである。
配置される第三電極手段と、前記第三電極手段と前記バ
ーナ間に流れる電流を検出する第二電流検出手段を備え
たものである。
【0018】そして、第一および第二電極手段間に電圧
を供給する電圧供給手段と、第三電極手段とバーナ間に
電圧を供給する電圧供給手段を共用しているので、構成
が簡単になり、コストを下げることができる。
を供給する電圧供給手段と、第三電極手段とバーナ間に
電圧を供給する電圧供給手段を共用しているので、構成
が簡単になり、コストを下げることができる。
【0019】また、第一電極手段とバーナ間に流れる電
流を検出する第二電流検出手段を備えたものである。
流を検出する第二電流検出手段を備えたものである。
【0020】そして、第一電極手段と、第三電極手段を
共用しているので、構成が簡単になり、コストを下げる
ことができる。
共用しているので、構成が簡単になり、コストを下げる
ことができる。
【0021】また、第一電流検出手段と第二電流検出手
段により検出される電流から比を算出し、前記比からシ
リコン酸化物の付着量を検出するシリコン酸化物検出手
段を備えたものである。
段により検出される電流から比を算出し、前記比からシ
リコン酸化物の付着量を検出するシリコン酸化物検出手
段を備えたものである。
【0022】そして、シリコン酸化物により減少する第
三電極手段とバーナ間に流れる電流と、減少が緩やかで
ある第一および第二電極手段間に流れる電流を検出して
いるので、シリコン酸化物検出手段により、これら電流
の比を算出し、その比からシリコン酸化物の付着量を検
出することができ、シリコン酸化物が多量に付着した各
電極手段およびバーナの交換時期を知らせることができ
る。
三電極手段とバーナ間に流れる電流と、減少が緩やかで
ある第一および第二電極手段間に流れる電流を検出して
いるので、シリコン酸化物検出手段により、これら電流
の比を算出し、その比からシリコン酸化物の付着量を検
出することができ、シリコン酸化物が多量に付着した各
電極手段およびバーナの交換時期を知らせることができ
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【0024】(実施例1)図1は本発明の実施例1の燃
焼装置の概略構成図である。
焼装置の概略構成図である。
【0025】図1において1は燃料を燃焼させるバーナ
である。バーナ1には火炎2が形成されており、同一の
火炎2に接触するように第一電極手段3cおよび第二電
極手段3dが配置されている。そして第一電極手段3c
と第二電極手段3d間に一定の直流電圧を印加すること
のできる第一電圧供給手段4aが接続されている。さら
に、第一電極手段3cと第二電極手段3d間に流れる電
流を検出するために第一電流検出手段5aが接続されて
いる。そして電流から燃焼状態を判断し、燃焼が正常で
あれば燃焼を継続し、異常であれば燃焼を強制的に停止
する燃焼制御手段6が設けられている。
である。バーナ1には火炎2が形成されており、同一の
火炎2に接触するように第一電極手段3cおよび第二電
極手段3dが配置されている。そして第一電極手段3c
と第二電極手段3d間に一定の直流電圧を印加すること
のできる第一電圧供給手段4aが接続されている。さら
に、第一電極手段3cと第二電極手段3d間に流れる電
流を検出するために第一電流検出手段5aが接続されて
いる。そして電流から燃焼状態を判断し、燃焼が正常で
あれば燃焼を継続し、異常であれば燃焼を強制的に停止
する燃焼制御手段6が設けられている。
【0026】燃料である灯油は電磁ポンプなどで気化素
子16に供給される。灯油は気化筒7に埋設されたヒー
タ9により加熱され、気化し燃料ガスとなり、ノズル8
よりバーナ1内部へ噴出される。このときイジェクタ作
用により一次空気通孔10より一次空気が供給され、燃
料ガスと混合され、予混合ガスとなる。予混合ガスはバ
ーナ1内部を通って炎孔13を通過するときにバーナベ
ース14に固定された高圧放電する点火ロッド15によ
り着火し、火炎2を形成する。
子16に供給される。灯油は気化筒7に埋設されたヒー
タ9により加熱され、気化し燃料ガスとなり、ノズル8
よりバーナ1内部へ噴出される。このときイジェクタ作
用により一次空気通孔10より一次空気が供給され、燃
料ガスと混合され、予混合ガスとなる。予混合ガスはバ
ーナ1内部を通って炎孔13を通過するときにバーナベ
ース14に固定された高圧放電する点火ロッド15によ
り着火し、火炎2を形成する。
【0027】火炎2は燃料ガスと予混合された燃焼用一
次空気の燃焼反応により炎孔13に形成された内炎2a
と、周囲の燃焼用二次空気の燃焼反応により内炎2aの
外側に形成された外炎2bから成る。内炎2aおよび外
炎2bには熱電離したイオンや電子などの荷電粒子が多
く存在し、特に内炎2aの荷電粒子密度は外炎2bのそ
れに比べて高い。第一電極手段3cおよび第二電極手段
3dは荷電粒子密度の高い内炎2aに接触するように配
置した。
次空気の燃焼反応により炎孔13に形成された内炎2a
と、周囲の燃焼用二次空気の燃焼反応により内炎2aの
外側に形成された外炎2bから成る。内炎2aおよび外
炎2bには熱電離したイオンや電子などの荷電粒子が多
く存在し、特に内炎2aの荷電粒子密度は外炎2bのそ
れに比べて高い。第一電極手段3cおよび第二電極手段
3dは荷電粒子密度の高い内炎2aに接触するように配
置した。
【0028】上記構成により、第一電圧供給手段4aで
ある直流電源により第一電極手段3cと第二電極手段3
d間に一定の電圧を印加すると、火炎2中の荷電粒子
(イオンや電子)が加速され、それぞれ第一電極手段3
cあるいは第二電極手段3dに向かって移動し、第一電
極手段3cと第二電極手段3d間に燃焼に応じた一定の
電流が流れた。
ある直流電源により第一電極手段3cと第二電極手段3
d間に一定の電圧を印加すると、火炎2中の荷電粒子
(イオンや電子)が加速され、それぞれ第一電極手段3
cあるいは第二電極手段3dに向かって移動し、第一電
極手段3cと第二電極手段3d間に燃焼に応じた一定の
電流が流れた。
【0029】本実施例1によれば、第一電極手段3cお
よび第二電極手段3dが同一火炎中に配置され、それぞ
れの表面はバーナ1に形成された火炎2により高温に加
熱されているので、たとえ燃焼空気中に揮発性の有機シ
リコーンが混入し、第一電極手段3cおよび第二電極手
段3dの表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成されて
も、シリコン酸化物の導電性が増加し、シリコン酸化物
による電流の減少が従来に比べて緩やかになり、燃焼装
置のシリコン酸化物に対する寿命を延ばすことができ
る。
よび第二電極手段3dが同一火炎中に配置され、それぞ
れの表面はバーナ1に形成された火炎2により高温に加
熱されているので、たとえ燃焼空気中に揮発性の有機シ
リコーンが混入し、第一電極手段3cおよび第二電極手
段3dの表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成されて
も、シリコン酸化物の導電性が増加し、シリコン酸化物
による電流の減少が従来に比べて緩やかになり、燃焼装
置のシリコン酸化物に対する寿命を延ばすことができ
る。
【0030】つぎに実施例1の燃焼装置のシリコン酸化
物に対する寿命を確認するため、燃焼量2,500kc
al/hにおいて灯油中に有機シリコーンオイルを20
0wtppm添加した試験灯油で燃焼させた場合の電流
変化を測定した。また比較例として別途設けた電極手段
(図示せず)とバーナ1間に同じ電圧を印加したときの
電流変化も測定した。それぞれの電圧供給手段により第
一電極手段3cおよび第二電極手段3d間および電極手
段とバーナ1間に直流電圧24Vを印加したときそれぞ
れ電流が1.9および58μA流れた。正極である第一
電極手段3cと電極手段の形状および電極有効面積はほ
ぼ同じであるが、負極である第二電極手段3dはバーナ
1に比べて電極有効面積は極めて小さいので、流れる電
流値が大きく異なった。
物に対する寿命を確認するため、燃焼量2,500kc
al/hにおいて灯油中に有機シリコーンオイルを20
0wtppm添加した試験灯油で燃焼させた場合の電流
変化を測定した。また比較例として別途設けた電極手段
(図示せず)とバーナ1間に同じ電圧を印加したときの
電流変化も測定した。それぞれの電圧供給手段により第
一電極手段3cおよび第二電極手段3d間および電極手
段とバーナ1間に直流電圧24Vを印加したときそれぞ
れ電流が1.9および58μA流れた。正極である第一
電極手段3cと電極手段の形状および電極有効面積はほ
ぼ同じであるが、負極である第二電極手段3dはバーナ
1に比べて電極有効面積は極めて小さいので、流れる電
流値が大きく異なった。
【0031】それぞれの初期値に対する変化率を図2に
示す。図2より比較例はシリコン酸化物の付着とともに
電流は減少し、約7時間後初期値の0.3倍にまで減少
した。一方、そのとき本実施例では初期値の0.7倍程
度までしか減少せず、従来と比較しておよそ2.3倍シ
リコン酸化物に対して寿命が延びることが判った。
示す。図2より比較例はシリコン酸化物の付着とともに
電流は減少し、約7時間後初期値の0.3倍にまで減少
した。一方、そのとき本実施例では初期値の0.7倍程
度までしか減少せず、従来と比較しておよそ2.3倍シ
リコン酸化物に対して寿命が延びることが判った。
【0032】(実施例2)図3は本発明の実施例2の燃
焼装置の概略構成図である。なお実施例1と同一符号の
ものは同一構造を有し、説明は省略する。
焼装置の概略構成図である。なお実施例1と同一符号の
ものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0033】図3において実施例1と異なる点は、第一
電極手段3cおよび第二電極手段3dに加えて、さらに
バーナ1に形成された火炎2に接触するように配置され
る第三電極手段3eと、第三電極手段3eとバーナ1間
に電圧を供給する第二電圧供給手段4bと、第三電極手
段3eとバーナ1間に流れる電流を検出する第二電流検
出手段5bと、第一電流検出手段5aおよび第二電流検
出手段5bにより検出される電流から比を算出し、その
比からシリコン酸化物の付着量を検出するシリコン酸化
物検出手段17を備えているところである。
電極手段3cおよび第二電極手段3dに加えて、さらに
バーナ1に形成された火炎2に接触するように配置され
る第三電極手段3eと、第三電極手段3eとバーナ1間
に電圧を供給する第二電圧供給手段4bと、第三電極手
段3eとバーナ1間に流れる電流を検出する第二電流検
出手段5bと、第一電流検出手段5aおよび第二電流検
出手段5bにより検出される電流から比を算出し、その
比からシリコン酸化物の付着量を検出するシリコン酸化
物検出手段17を備えているところである。
【0034】実施例2の燃焼装置によれば、第一電流検
出手段5aおよび第二電流検出手段5bによりそれぞれ
第一電極手段3cと第二電極手段3d間に流れる電流
と、第三電極手段3eとバーナ1間に流れる電流を検出
し、燃焼状態を二重に確認するので、安全性を増すこと
ができる。
出手段5aおよび第二電流検出手段5bによりそれぞれ
第一電極手段3cと第二電極手段3d間に流れる電流
と、第三電極手段3eとバーナ1間に流れる電流を検出
し、燃焼状態を二重に確認するので、安全性を増すこと
ができる。
【0035】また、シリコン酸化物検出手段17が第一
電極手段3cと第二電極手段3d間に流れる電流と、第
三電極手段3eとバーナ1間に流れる電流の比を算出
し、その比からシリコン酸化物の付着量を検出すること
ができる。第一電極手段3cと第二電極手段3d間に流
れる電流は、第一電極手段3cおよび第二電極手段3d
が同一火炎に配置され、それら表面は高温に加熱されて
いるので、それぞれの表面にシリコン酸化物が付着して
も、シリコン酸化物の導電性が増し、シリコン酸化物に
よる電流の減少が緩やかになる。一方、第三電極手段3
eとバーナ1間に流れる電流は、バーナ1の表面が第三
電極手段3eの表面に比べて高温でないので、シリコン
酸化物が付着するとともに電流が減少する。したがって
これら電流の比を検出し、その比からシリコン酸化物の
付着量を検出することができるので、シリコン酸化物が
多量に付着した各電極手段(3c、3dおよび3e)お
よびバーナ1の交換時期を知らせることができる。
電極手段3cと第二電極手段3d間に流れる電流と、第
三電極手段3eとバーナ1間に流れる電流の比を算出
し、その比からシリコン酸化物の付着量を検出すること
ができる。第一電極手段3cと第二電極手段3d間に流
れる電流は、第一電極手段3cおよび第二電極手段3d
が同一火炎に配置され、それら表面は高温に加熱されて
いるので、それぞれの表面にシリコン酸化物が付着して
も、シリコン酸化物の導電性が増し、シリコン酸化物に
よる電流の減少が緩やかになる。一方、第三電極手段3
eとバーナ1間に流れる電流は、バーナ1の表面が第三
電極手段3eの表面に比べて高温でないので、シリコン
酸化物が付着するとともに電流が減少する。したがって
これら電流の比を検出し、その比からシリコン酸化物の
付着量を検出することができるので、シリコン酸化物が
多量に付着した各電極手段(3c、3dおよび3e)お
よびバーナ1の交換時期を知らせることができる。
【0036】(実施例3)図4は本発明の実施例3の燃
焼装置の概略構成図である。
焼装置の概略構成図である。
【0037】図4において実施例2と異なる点は、第一
電圧供給手段4aと第二電圧供給手段4bを共用してい
るところである。なお実施例2と同一符号のものは同一
構造を有し、説明は省略する。
電圧供給手段4aと第二電圧供給手段4bを共用してい
るところである。なお実施例2と同一符号のものは同一
構造を有し、説明は省略する。
【0038】実施例3の燃焼装置によれば、第一電極手
段3cおよび第二電極手段3d間に電圧を供給する第一
電圧供給手段4aと、第三電極手段3eとバーナ1間に
電圧を供給する第二電圧供給手段4bを共用しているの
で、構成が簡単になり、コストを下げることができる。
段3cおよび第二電極手段3d間に電圧を供給する第一
電圧供給手段4aと、第三電極手段3eとバーナ1間に
電圧を供給する第二電圧供給手段4bを共用しているの
で、構成が簡単になり、コストを下げることができる。
【0039】(実施例4)図5は本発明の実施例4の燃
焼装置の概略構成図である。
焼装置の概略構成図である。
【0040】図5において実施例3と異なる点は、さら
に第一電極手段3cと第三電極手段3eを共用している
ところである。なお実施例3と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。実施例4の燃焼装置によれ
ば、第一電極手段3cと、第三電極手段3eを共用して
いるので、構成が簡単になり、コストを下げることがで
きる。
に第一電極手段3cと第三電極手段3eを共用している
ところである。なお実施例3と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。実施例4の燃焼装置によれ
ば、第一電極手段3cと、第三電極手段3eを共用して
いるので、構成が簡単になり、コストを下げることがで
きる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
燃焼装置によれば、以下の効果が得られる。
燃焼装置によれば、以下の効果が得られる。
【0042】(1)たとえ燃焼空気中に揮発性の有機シ
リコーンが混入し、第一および第二電極手段の表面に絶
縁性のシリコン酸化物が形成されても、第一および第二
電極手段が同一火炎に配置され、それぞれの表面はバー
ナに形成された火炎により高温に加熱されているので、
シリコン酸化物の導電性が増加し、シリコン酸化物によ
る電流の減少が従来に比べて緩やかになり、燃焼装置の
シリコン酸化物に対する寿命を延ばすことができる。
リコーンが混入し、第一および第二電極手段の表面に絶
縁性のシリコン酸化物が形成されても、第一および第二
電極手段が同一火炎に配置され、それぞれの表面はバー
ナに形成された火炎により高温に加熱されているので、
シリコン酸化物の導電性が増加し、シリコン酸化物によ
る電流の減少が従来に比べて緩やかになり、燃焼装置の
シリコン酸化物に対する寿命を延ばすことができる。
【0043】(2)第三電極手段とバーナ間に流れる電
流も検出し、燃焼状態を二重に確認するので、安全性を
増すことができる。
流も検出し、燃焼状態を二重に確認するので、安全性を
増すことができる。
【0044】(3)第一および第二電極手段間に電圧を
供給する電圧供給手段と、第三電極手段とバーナ間に電
圧を供給する電圧供給手段を共用しているので、構成が
簡単になり、コストを下げることができる。
供給する電圧供給手段と、第三電極手段とバーナ間に電
圧を供給する電圧供給手段を共用しているので、構成が
簡単になり、コストを下げることができる。
【0045】(4)第一電極手段と、第三電極手段を共
用しているので、構成が簡単になり、コストを下げるこ
とができる。
用しているので、構成が簡単になり、コストを下げるこ
とができる。
【0046】(5)シリコン酸化物により減少する第三
電極手段とバーナ間に流れる電流と、減少が緩やかであ
る第一および第二電極手段間に流れる電流を検出してい
るので、シリコン酸化物検出手段により、シリコン酸化
物の付着量を検出することができ、シリコン酸化物が多
量に付着した各電極手段およびバーナの交換時期を知ら
せることができる。
電極手段とバーナ間に流れる電流と、減少が緩やかであ
る第一および第二電極手段間に流れる電流を検出してい
るので、シリコン酸化物検出手段により、シリコン酸化
物の付着量を検出することができ、シリコン酸化物が多
量に付着した各電極手段およびバーナの交換時期を知ら
せることができる。
【図1】本発明の実施例1の燃焼装置の概略構成図
【図2】実施例1のシリコン酸化物付着時の電流変化特
性図
性図
【図3】本発明の実施例2の燃焼装置の概略構成図
【図4】本発明の実施例3の燃焼装置の概略構成図
【図5】本発明の実施例4の燃焼装置の概略構成図
【図6】従来の燃焼装置の正面断面図
1 バーナ 2 火炎 3c 第一電極手段 3d 第二電極手段 3e 第三電極手段 4a 第一電圧供給手段 4b 第二電圧供給手段 5a 第一電流検出手段 5b 第二電流検出手段 6 燃焼制御手段 17 シリコン酸化物検出手段
Claims (5)
- 【請求項1】バーナと、前記バーナに形成された火炎に
接触して配置される第一電極手段と、前記第一電極手段
と同一火炎に接触して配置される第二電極手段と、前記
第一電極手段と前記第二電極手段間に電圧を供給する第
一電圧供給手段と、前記第一電極手段と前記第二電極手
段間に流れる電流を検出する第一電流検出手段と、前記
電流により燃焼を制御する燃焼制御手段を備えた燃焼装
置。 - 【請求項2】バーナに形成された火炎に接触して配置さ
れる第三電極手段と、前記第三電極手段と前記バーナ間
に電圧を供給する第二電圧供給手段と、前記第三電極手
段と前記バーナ間に流れる電流を検出する第二電流検出
手段を備えた請求項1記載の燃焼装置。 - 【請求項3】バーナに形成された火炎に接触して配置さ
れる第三電極手段と、前記第三電極手段と前記バーナ間
に流れる電流を検出する第二電流検出手段を備えた請求
項1記載の燃焼装置。 - 【請求項4】第一電極手段とバーナ間に流れる電流を検
出する第二電流検出手段を備えた請求項1記載の燃焼装
置。 - 【請求項5】第一電流検出手段と第二電流検出手段によ
り検出される電流から比を算出し、前記比からシリコン
酸化物の付着量を検出するシリコン酸化物検出手段を備
えた請求項1記載の燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10057795A JPH11257652A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10057795A JPH11257652A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257652A true JPH11257652A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13065838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10057795A Withdrawn JPH11257652A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11257652A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008115459A (ja) * | 2006-11-03 | 2008-05-22 | Korea Electric Power Corp | 燃料添加剤によるガスタービン高温部品の耐食・耐酸化コーティング層形成方法 |
-
1998
- 1998-03-10 JP JP10057795A patent/JPH11257652A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008115459A (ja) * | 2006-11-03 | 2008-05-22 | Korea Electric Power Corp | 燃料添加剤によるガスタービン高温部品の耐食・耐酸化コーティング層形成方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040818 |
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| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040914 |
|
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|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060202 |