JPH11258794A - 着色画像形成用材料、着色画像形成用感光液、感光性エレメント、着色画像の製造法及びカラーフィルタの製造法 - Google Patents

着色画像形成用材料、着色画像形成用感光液、感光性エレメント、着色画像の製造法及びカラーフィルタの製造法

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JPH11258794A
JPH11258794A JP13518598A JP13518598A JPH11258794A JP H11258794 A JPH11258794 A JP H11258794A JP 13518598 A JP13518598 A JP 13518598A JP 13518598 A JP13518598 A JP 13518598A JP H11258794 A JPH11258794 A JP H11258794A
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resin
colored image
image forming
photosensitive
pigment
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JP13518598A
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English (en)
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Yoichi Kimura
陽一 木村
Koji Yamazaki
浩二 山崎
Tetsuya Okazaki
哲也 岡崎
Seigo Yokochi
精吾 横地
Shinya Kato
慎也 加藤
Tomohiro Nagoya
友宏 名児耶
Yuji Kobayashi
雄二 小林
Shiyouichi Sasaki
晶市 佐々木
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 顔料を分散させた感光性樹脂の問題点である
顔料の分散性、光感度を向上させた着色画像形成用材
料、この着色画像形成用材料を含む感光液、この着色画
像形成用材料を含む感光層を有する感光性エレメント、
画素の塗膜の顔料の分散がよく、光学特性の優れた着色
画像の製造法及び画素の塗膜の顔料の分散がよく、光学
特性の優れた高品位なカラーフィルタを提供する。 【解決手段】 樹脂、色素、光重合性不飽和結合を分子
内に1個以上含有するモノマー及び光開始剤を含有する
着色画像形成用感光液において、樹脂が酸価20〜20
0及び不飽和当量200〜1000の樹脂である着色画
像形成用材料、前記着色画像形成用材料を含む感光層を
基板上に積層し、露光現像する着色画像形成工程を含む
着色画像の製造法並びにこの着色画像の製造法により同
一基板上に複数の着色画像を作製することを特徴とする
カラーフィルタの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色画像形成用材
料、着色画像形成用感光液、感光性エレメント、着色画
像の製造法及びカラーフィルタの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示デバイス、センサー及び
色分解デバイス等にカラーフィルタが多用されている。
このカラーフィルタの製造法として、従来は、染色可能
な樹脂、例えば天然のゼラチンやカゼインをパターニン
グし、そこに、主に染料を用いて染色し、画素を得ると
いう方法がとられていた。しかし、この方法で得た画素
は、材料からの制約で、耐熱性、耐光性が低いという問
題があった。そこで、最近、耐熱性及び耐光性を改良す
る目的で、顔料を分散した感光材料を用いる方法が注目
され、多くの検討が行われるようになった。この方法に
よれば、製造も簡略化され、得られたカラーフィルタも
安定で、寿命の長いものになることが知られている。
【0003】しかし、顔料を安定に分散させるための技
術が難しく、特に顔料の分散性に対して大きな影響を及
ぼす分散樹脂の選定が困難であった。また、顔料を多く
含む感光性樹脂の膜の光感度を高めることも重要な課題
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】請求項1乃至3におけ
る発明は、顔料を分散させた感光性樹脂の問題点である
顔料の分散性、光感度を向上させた着色画像形成用材料
を提供するものである。請求項4における発明は、顔料
を分散させた感光性樹脂の問題点である顔料の分散性、
光感度を向上させた着色画像形成用材料を含む感光液を
提供するものである。請求項5又は6における発明は、
顔料を分散させた感光性樹脂の問題点である顔料の分散
性、光感度を向上させた着色画像形成用材料を含む感光
層を有する感光性エレメントを提供するものである。請
求項7における発明は、画素の塗膜の顔料の分散がよ
く、光学特性の優れた着色画像の製造法を提供するもの
である。請求項8における発明は画素の塗膜の顔料の分
散がよく、光学特性の優れた高品位なカラーフィルタを
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、樹脂、色素、
光重合性不飽和結合を分子内に1個以上含有するモノマ
ー及び光開始剤を含有する着色画像形成用感光液におい
て、樹脂が酸価20〜200及び不飽和当量200〜1
000の樹脂である着色画像形成用材料樹脂に関する。
また、本発明は、上記の着色画像形成用材料において、
樹脂が、重量平均分子量1,500〜200,000の
樹脂である着色画像形成用材料に関する。
【0006】また、本発明は、これらの着色画像形成用
材料において、樹脂が、下記一般式(I)
【化3】 (ただし、式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、
2及びR3はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数
1〜12のアルキル基又は炭素数1〜12のアルコキシ
基を示す)で表される繰り返し単位及び下記一般式(I
I)
【化4】 (ただし、式中、R4及びR5は、それぞれ独立に水素原
子、炭素数1〜12のアルキル基又は光反応性不飽和結
合を有する基を示し、R6は水素原子又は炭素数1〜1
2のアルキル基を示す)で表される繰り返し単位を、一
般式(I)/一般式(II)が1/1〜5/1(モル比)
の比率で有し、一般式(II)であらわされる繰り返し単
位の少なくとも一部が一般式(II)においてR4及びR5
のうち少なくとも一方が光反応性不飽和結合を有する基
を示す繰り返し単位である樹脂である着色画像形成用材
料に関する。
【0007】また、本発明は、これらの着色画像形成用
材料に、さらに、有機溶剤を含み、有機溶剤以外の成分
をその有機溶剤に溶解又は分散させてなる着色画像形成
用感光液に関する。また、本発明は、前記着色画像形成
用材料のいずれかを含む感光層を支持体上に積層してな
る感光性エレメントに関する。また、本発明は、この感
光性エレメントにおいて、感光層の上にカバーフィルム
を積層してなる感光性エレメントに関する。また、本発
明は、前記着色画像形成用材料のいずれかを含む感光層
を基板上に積層し、露光現像する着色画像形成工程を含
む着色画像の製造法に関する。また、本発明は、この着
色画像の製造法により同一基板上に複数の着色画像を作
製することを特徴とするカラーフィルタの製造法に関す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いる着色画像形成用材
料に使用される樹脂は、酸価20〜200及び不飽和基
当量200〜1000の樹脂であり、これ以外に着色画
像形成材料としたときに、感光性を有し、顔料分散性、
成膜性、現像性を有するものであれば特に制限はない。
前記の樹脂は、感光層が露光後アルカリ現像性を有する
という観点から、酸価が20〜200の範囲内であり、
40〜180の範囲内であることが好ましく、特に、6
0〜170の範囲であることが好ましい。酸価が低すぎ
るとアルカリ現像性が低下する傾向があり、また、酸価
が高すぎるとアルカリ現像後の画像パターンの形状が不
鮮明となる傾向がある。不飽和当量が小さすぎると着色
画像形成用材料又は着色画像形成用感光液の調整時、特
に、顔料を樹脂に分散させる時に一部硬化する傾向があ
り、不飽和当量が大きすぎると、不飽和基の導入による
光感度の向上硬化が低下する傾向がある。なお、ここで
いう不飽和当量とは、不飽和結合一つあたりの樹脂の分
子量を意味している。前記樹脂の不飽和当量は200〜
1000の範囲内であり、230〜800の範囲内であ
ることが好ましく、特に、250〜750の範囲である
ことが好ましい。
【0009】このようなの樹脂としては、光感度を目的
として光重合性不飽和結合を有するものであるが、好ま
しい例としては、カルボキシル基含有樹脂にグリシジル
メタクリレート、グリシジルアクリレート、アリルグリ
シジルエーテル、α−エチルグリシジルアクリレート、
クロトニルグリシジルエーテル、イタコン酸モノアルキ
ルグリシジルエーテル等のオキシラン環とエチレン性不
飽和結合をそれぞれ1個有する化合物やアリルアルコー
ル、2−ブテン−4−オール、フルフリルアルコール、
オレイルアルコール、シンナミルアルコール、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート、N−メチロールアクリルアミド等の水酸基
とエチレン性不飽和結合をそれぞれ1個有する化合物
(不飽和アルコール)を反応させた樹脂、水酸基を有す
るカルボキシル基含有樹脂に遊離イソシアネート基含有
不飽和化合物を反応させた樹脂、エポキシ樹脂と不飽和
カルボン酸との付加反応物に多塩基酸無水物を反応させ
た樹脂、共役ジエン重合体や共役ジエン共重合体と不飽
和ジカルボン酸無水物との付加反応物に水酸基含有重合
性モノマーを反応させた樹脂などが挙げられる。
【0010】また、前記の樹脂の重量平均分子量は1,
500〜200,000の範囲内であることが好まし
く、さらに5,000〜100,000の範囲内である
ことが好ましく、特に10,000〜50,000の範
囲内であることが好ましい。重量平均分子量が1,50
0未満では顔料の分散安定性が低下する傾向があり、ま
た、200,000を超えると感光液にしたときに粘度
が高くなり、塗布性、特に、スピンコートする際の塗布
性が低下する傾向がある。なお、本明細書において、重
量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィーによって測定し、標準ポリスチレンの検量線を用い
て換算した値である。
【0011】前記の樹脂としては、特に、前記一般式
(I)で表される繰り返し単位及び前記一般式(II)で
表される繰り返し単位を、一般式(I)/一般式(II)
が1/1〜5/1(モル比)の比率で有する樹脂が顔料
の分散安定性、光感度の点で特に好ましい。
【0012】前記樹脂としては、次のものがさらに好ま
しい。すなわち、(i)一般式(II)において、R4
光反応不飽和結合を有する基、R5が水素原子、R6が水
素原子である繰り返し単位、(ii)一般式(II)におい
て、R4が光反応不飽和結合を有する基、R5が水素原子
又は光反応不飽和結合を有する基、R6が水素原子であ
る繰り返し単位、(iii)一般式(II)において、R4
びR5がそれぞれ独立に水素原子又は光反応不飽和結合
を有する基であり、これらのうち少なくとも一方は光反
応不飽和結合を有する基であり、R6が炭素数1〜12
のアルキル基である繰り返し単位を有するものであるこ
とが好ましい。
【0013】上記一般式(I)で表される繰り返し単位
及び一般式(II)で表される繰り返し単位を有する樹脂
の製造法としては、例えば、一般式(I)及び一般式
(II)で表される繰り返し単位を有する樹脂の前駆体
に、不飽和アルコール(アリルアルコール、2−ブテン
−4−オール、フルフリルアルコール、オレイルアルコ
ール、シンナミルアルコール、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、N
−メチロールアクリルアミド等)をエステル化反応させ
て製造する方法、一般式(I)で表される繰り返し単位
及び一般式(II)で表される繰り返し単位を有する樹脂
の前駆体に、オキシラン環とエチレン性不飽和結合をそ
れぞれ1個有する化合物(グリシジルメタクリレート、
グリシジルアクリレート、アリルグリシジルエーテル、
α−エチルグリシジルアクリレート、クロトニルグリシ
ジルエーテル、イタコン酸モノアルキルモノグリシジル
エステル等)を付加反応させて製造する方法などが挙げ
られる。
【0014】一般式(I)及び一般式(II)で表される
繰り返し単位を有する樹脂の前駆体としては、スチレン
又はその誘導体と、無水マレイン酸又はマレイン酸モノ
アルキルエステル(マレイン酸のハーフエステル)とを
共重合することにより得ることができる。スチレン誘導
体としては、例えば、α−メチルスチレン、m又はp−
メトキシスチレン、p−ヒドロキシスチレン、2−メト
キシ−4−ヒドロキシスチレン、2−ヒドロキシ−4−
メチルスチレン等が挙げられる。マレイン酸モノアルキ
ルエステルとしては、例えば、マレイン酸モノメチル、
マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノ−n−プロピ
ル、マレイン酸モノ−イソプロピル、マレイン酸モノ−
n−ブチル、マレイン酸モノ−n−ヘキシル、マレイン
酸モノ−n−オクチル、マレイン酸モノ−2−エチルヘ
キシル、マレイン酸モノ−n−ノニル、マレイン酸モノ
−n−ドデシル等が挙げられる。
【0015】また、本発明の着色画像形成用材料又は着
色画像形成用材料感光液に使用する樹脂としては、前記
した一般式(I)及び一般式(II)で表される繰り返し
単位を有する樹脂を使用するとき、他の樹脂を併用して
もよい。他の樹脂としては、前記した樹脂のうち前記し
た一般式(I)及び一般式(II)で表される繰り返し単
位を有する樹脂以外の樹脂が使用されるが、さらに、ア
クリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹
脂等を使用してもよい。他の樹脂は樹脂の総量100重
量部に対して、50重量部以下で使用することが好まし
い。
【0016】次に、前記着色画像形成用材料又は着色画
像形成用感光液に使用される色素は、染料及び顔料のい
ずれも使用することができるが、耐熱性、耐光性を考え
ると顔料の方が好ましい。顔料には無機顔料と有機顔料
があり、いずれも使用することができるが、色調の豊富
さ等から黒色のカーボンブラック(無機顔料)と有機顔
料が好ましい。有機顔料としては、例えば、アゾ系、フ
タロシアニン系、インジゴ系、アントラキノン系、ペリ
レン系、キナクリドン系、メチン・アゾメチン系、イソ
インドリノン系等が挙げられる。本発明のカラーフィル
ターを製造する場合には、赤、緑、青及び黒色等の着色
画像に適した各顔料系が用いられる。本発明の着色画像
形成用感光液をカラーフィルタの製造に使用する場合に
は、赤、緑、青、黒色等の着色画像に適した各顔料系が
使用される。
【0017】赤色の着色画像としては、単一の赤色顔料
系を用いてもよく、黄色顔料系を赤色顔料系に混合して
調色を行ってもよい。赤色顔料系としては、例えば、カ
ラーインデックス名で、C.I.ピグメントレッド9、12
3、155、168、177、180、217、22
0、224等が挙げられる。黄色顔料系としては、例え
ば、カラーインデックス名で、C.I.ピグメントイエロー
20、24、83、93、109、110、117、1
25、139、147、154等が挙げられる。これら
の赤色顔料系及び黄色顔料系は、それぞれ2種類以上を
混合して使用することもできる。なお、赤色顔料系と黄
色顔料系を混合して使用する場合には、黄色顔料系を、
赤色顔料系と黄色顔料系の総量100重量部に対して、
50重量部以下で使用することが好ましい。
【0018】緑色の着色画像としては、単一の緑色顔料
系を用いてもよく、上記の黄色顔料系を緑色顔料系に混
合して調色を行ってもよい。緑色顔料系としては、例え
ば、カラーインデックス名で、C.I.ピグメントグリーン
7、36、37等が挙げられる。これらの緑色顔料系及
び黄色顔料系は、それぞれ2種類以上を混合して使用す
ることもできる。なお、緑色顔料系と黄色顔料系を混合
して使用する場合には、黄色顔料系を、緑色顔料系と黄
色顔料系の総量100重量部に対して、50重量部以下
で使用することが好ましい。
【0019】青色の着色画像としては、単一の青色顔料
系を用いてもよく、紫色顔料系を青色顔料系に混合して
調色を行ってもよい。青色顔料系としては、例えば、カ
ラーインデックス名で、C.I.ピグメントブルー15、1
5:3、15:4、15:6、22、60等が挙げられ
る。紫色顔料系としては、例えば、カラーインデックス
名で、C.I.ピグメントバイオレツド19、23、29、
37、50等が挙げられる。これらの青色顔料系及び紫
色顔料系は、それぞれ2種類以上を混合して使用するこ
ともできる。なお、青色顔料系と紫色顔料系を混合して
使用する場合には、紫色顔料系を、青色顔料系と紫色顔
料系の総量100重量部に対して、50重量部以下で使
用することが好ましい。
【0020】黒色の着色画像としては、例えば、カーボ
ンブラック、黒鉛、チタンカーボン、黒鉄、二酸化マン
ガン等の黒色顔料が使用される。
【0021】前記着色画像形成用材料又は着色画像形成
用感光液に使用される光重合性不飽和結合を分子内に1
個以上有するモノマーのうち、光重合性不飽和結合を分
子内に1個有するモノマーとしては、メチルメタクリレ
ート、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタ
クリレート等のアルキルメタクリレート、メチルアクリ
レート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアク
リレート等のアルキルアクリレート、ベンジルメタクリ
レート等のアラルキルメタクリレート、ベンジルアクリ
レート等のアラルキルアクリレート、ブトキシエチルメ
タクリレート等のアルコキシアルキルメタクリレート、
ブトキシエチルアクリレート等のアルコキシアルキルア
クリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレ
ート等のアミノアルキルメタクリレート、N,N−ジメ
チルアミノエチルアクリレート等のアミノアルキルアク
リレート、(ジエチレングリコールエチルエーテル)の
メタクリル酸エステル、(トリエチレングリコールブチ
ルエーテル)のメタクリル酸エステル、(ジプロピレン
グリコールメチルエーテル)のメタクリル酸エステル等
の(ポリアルキレングリコールアルキルエーテル)のメ
タクリル酸エステル、(ジエチレングリコールエチルエ
ーテル)のアクリル酸エステル、(トリエチレングリコ
ールブチルエーテル)のアクリル酸エステル、(ジプロ
ピレングリコールメチルエーテル)のアクリル酸エステ
ル等の(ポリアルキレングリコールアルキルエーテル)
のアクリル酸エステル、(ヘキサエチレングリコールフ
ェニルエーテル)のメタクリル酸エステル等の(ポリア
ルキレングリコールアリールエーテル)のメタクリル酸
エステル、(ヘキサエチレングリコールフェニルエーテ
ル)のアクリル酸エステル等の(ポリアルキレングリコ
ールアリールエーテル)のアクリル酸エステル、ジシク
ロペンタニルメタクリレート、ジシクロペンタニルアク
リレート、イソボルニルメタクリレート、メトキシ化シ
クロデカトリエンメタクリレート、イソボルニルアクリ
レート、メトキシ化シクロデカトリエンアクリレート、
グリセロールメタクリレート、グリセロールアクリレー
ト、ヘプタデカフロロデシルメタクリレート等のフッ素
化アルキルメタクリレート、ヘプタデカフロロデシルア
クリレート等のフッ素化アルキルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチル
アクリレート等がある。
【0022】光重合性不飽和結合を分子内に1個以上有
するモノマーのうち、光重合性不飽和結合を分子内に2
個以上有するモノマーとしては、ビスフェノールAジメ
タクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、ジ
エチレングリコールジメタクリレート、グリセロールジ
メタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリ
プロピレングリコールジメタクリレート、テトラエチレ
ングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリメタ
クリレート、トリス(メタクリロキシエチル)イソシア
ヌレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレー
ト、ジペンタエリスリトールテトラメタクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサメタクリレート、ジペンタ
エリスリトールペンタメタクリレート、ビスフェノール
Aジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレ
ート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート、グリセロールジア
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレ
ングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコー
ルジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリ
ス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、ペンタエ
リスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリト
ールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキ
サアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリ
レート等が挙げらる。
【0023】前記着色画像形成用材料又は着色画像形成
用感光液に使用される光重合性不飽和結合を分子内に2
個以上有するモノマーとしては、さらに一般式(a)
【化5】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、m及びnはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す)で示されるビスフェノールAのアルキレンオキシド
付加物のジアクリレート、一般式(b)
【化6】 (ただし、式中、m及びnはそれぞれ独立に、1〜10
の整数を示す)で示されるビスフェノールAのエピクロ
ルヒドリン変性物とアクリル酸の付加エステル化物、ビ
スフェノールAジメタクリレート、1,4−ブタンジオ
ールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジア
クリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、
グリセロールジメタクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジアクリレート、一般式(c)
【化7】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、m及びnはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す)で示されるリン酸のアルキレンオキシド付加物のジ
アクリレート、一般式(d)
【化8】 (ただし、式中、m及びnはそれぞれ独立に、1〜10
の整数を示す)で示されるフタル酸のエピクロリン変性
物とアクリル酸の付加エステル化物、ポリエチレングリ
コールのジアクリレート、ポリプロピレングリコールの
ジメタクリレート、テトラエチレングリコールジアクリ
レート、一般式(e)
【化9】 (ただし、式中、m及びnはそれぞれ独立に、1〜20
の整数を示す)で示される1,6−ヘキサンジオールの
エピクロリン変性物とアクリル酸の付加エステル化物
(アクイリル基を一分子中に2個有するもの)、トリメ
チロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリト
ールトリアクリレート、一般式(f)
【化10】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、3個のmはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す)で示されるリン酸のアルキンオキシド付加物のトリ
アクリレート、一般式(g)
【化11】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、m、m′及びm″はそれぞれ独立に、1〜20の整
数を示す)で示されるトリメチロールプロパンのアルキ
レンオキシド付加物のトリアクリレート、トリス(メタ
クリロキシエチル)イソシアヌレート、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールテ
トラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート
などが挙げられる。これらのモノマーは、単独で又は2
種以上を組み合わせて用いることができる。
【0024】前記着色画像形成用材料又は着色画像形成
感光液に使用される光開始剤としては、例えば、ベンゾ
フェノン、N,N′−テトラエチル−4,4′−ジアミ
ノベンゾフェノン、4−メトキシ−4′−ジメチルアミ
ノベンゾフェノン、ベンジル、2,2−ジエトキシアセ
トフェノン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、
ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール、α−ヒドロキシイソブチルフェノン、チオキサン
トン、2−クロロチオキサントン、1−ヒドロキシシク
ロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノ−1−プロ
パン、t−ブチルアントラキノン、1−クロロアントラ
キノン、2,3−ジクロロアントラキノン、3−クロル
−2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノ
ン、1,4−ナフトキノン、9,10−フェナントラキ
ノン、1,2−ベンゾアントラキノン、1,4−ジメチ
ルアントラキノン、2−フェニルアントラキノン、2−
(o−クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾ
ール二量体等が挙げられる。これらの光開始剤は単独で
又は2種類以上を組み合わせて使用される。
【0025】前記着色画像形成用感光液に使用される樹
脂、顔料、光重合性不飽和結合を分子内に1個以上有す
るモノマー及び光開始剤の配合割合は、これらの総量に
対して、(a)樹脂は、好ましくは10〜85重量%、
より好ましくは20〜60重量%、特に好ましくは25
〜50重量%、(b)顔料は、好ましくは5〜50重量
%、より好ましくは10〜40重量%、特に好ましくは
15〜30重量%、(c)光重合性不飽和結合を分子内
に1個以上有するモノマーは、好ましくは2〜50重量
%、より好ましくは5〜40重量%、特に好ましくは1
0〜30重量%、(d)光開始剤は、好ましくは0.0
1〜20重量%、より好ましくは2〜15重量%、特に
好ましくは5〜10重量%とされる。
【0026】前記着色画像形成用感光液中に樹脂が少な
くなりすぎると顔料の分散安定性が低下する傾向があ
り、多すぎると感光液にしたときの粘度が高くなり、塗
布性、特にスピンコートする際の塗布性が低下する傾向
がある。また、顔料が少なくなりすぎると画像の色濃度
が低くなる傾向があり、多すぎると光感度が低下する傾
向がある。また、光重合性不飽和結合を分子内に1個以
上有するモノマーが少なくなりすぎると光感度が低くな
る傾向があり、多すぎると顔料の分散安定性が低下する
傾向がある。さらに、光開始剤少なすぎると光感度が低
くなる傾向があり、多すぎると密着性が低下する傾向が
ある。
【0027】本発明の着色画像形成用材料又は着色画像
形成用感光液には、暗反応を抑制するための熱重合禁止
剤(ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル、ピロガロール、t−ブチルカテコール等)、基板と
の密着性を向上させるためのチタネートカップリング剤
(ビニル基、エポキシ基、アミノ基、メルカプト基等を
有したシランカップリング剤やイソプロピルトリメタク
リロイルチタネート、ジイソプロピルイソステアロイル
−4−アミノベンゾイルチタネート等)、膜の平滑性を
向上させるための界面活性剤(フッ素系、シリコン系、
炭化水素系等)及びその他、紫外線吸収剤、酸化防止剤
などの各種添加剤を必要に応じて適宜使用することがで
きる。
【0028】本発明の着色画像形成用感光液に使用され
る有機溶剤としては、例えば、ケトン化合物、アルキレ
ングリコールエーテル化合物、アルコール化合物、芳香
族化合物、ラクトンなどが挙げられる。具体的には、ケ
トン化合物として、アセトン、メチルエチルケトン、シ
クロヘキサノン、ジオキサン等があり、アルキレングリ
コールエーテル化合物として、ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、
ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレン
グリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメ
チルエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールジプロピルエーテル、ジ
エチレングリコールジブチルエーテル等のジエチレング
リコールのモノ又はジアルキルエーテル、ジエチレング
リコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレング
リコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレング
リコールモノプロピルエーテルアセテート、ジエチレン
グリコールモノブチルエーテルアセテート等のジエチレ
ングリコールモノアルキルエーテルのアセチル化物、ト
リエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノプロピルルエーテル、トリエチレングリコール
モノブチルエーテル、トリエチレングリコールジメチル
エーテル、トリエチレングリコールメチルエチルエーテ
ル、トリエチレングリコールジエチルエーテル、トリエ
チレングリコールジプロピルエーテル、トリエチレング
リコールジブチルエーテル等のトリエチレングリコール
のモノ又はジアルキルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチル
エーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピ
レングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコー
ルジエチルエーテル、プロピレングリコールメチルエチ
ルエーテル、プロピレングリコールジプロピルエーテ
ル、プロピレングリコールジブチルエーテル等のプロピ
レングリコールのモノ又はジアルキルエーテル、プロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピ
レングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロ
ピレングリコールモノブチルエーテルアセテート等のプ
ロピレングリコールモノアルキルエーテルのアセチル化
物、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロ
ソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソル
ブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、エチレン
グリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコール
モノヘキシルエーテル、エチレングリコールジメチルエ
ーテル等のエチレングリコールのモノ又はジアルキルエ
ーテルなどがあり、アルコール化合物として、メチルア
ルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、3−メチル−3−メトキシ
ブタノール、テトラヒドロフラン等があり、芳香族化合
物として、ベンゼン、トルエン、キシレン、N−メチル
−2−ピロリドン、N−ヒドロキシメチル−2−ピロリ
ドン等があり、ラクトンとしては、β−ラクトン、γ−
ラクトン、δ−ラクトンがあり、その他として、3−メ
チル−3−メトキシブチルアセテート、酢酸エチル等の
有機溶剤が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を
組み合わせて用いることができる。
【0029】これらの有機溶剤のうち、ジエチレングリ
コールのモノ又はジアルキルエーテル、ジエチレングリ
コールモノアルキルエーテルのアセチル化物、トリエチ
レングリコールのモノ又はジアルキルエーテル、プロピ
レングリコールのモノ又はジアルキルエーテル、プロピ
レングリコールモノアルキルエーテルのアセチル化物、
ラクトン化合物が、顔料の分散安定性、塗膜外観、画像
パターンの解像度の点で特に好ましい。
【0030】有機溶剤は、感光液中の樹脂、色素、光重
合性不飽和結合を分子内に1個以上含有するモノマー及
び光開始剤を含む全固形分が5〜40重量%の範囲にな
るように用いられることが好ましい。全固形分が40重
量%を超えると粘度が高くなり、塗布性が悪くなる傾向
がある。全固形分が5重量%未満であると粘度が低くな
り、塗布性が悪くなる傾向がある。
【0031】次に、本発明に用いる着色画像形成用感光
液の製造法について説明する。顔料を樹脂及び有機溶剤
並びに必要に応じて分散剤と混合し、分散させる。この
とき、混合物は超音波分散機、三本ロール、ボールミ
ル、サンドミル、ビーズミル、ホモジナイザー、ニーダ
ー等の分散・混練装置を用いて混練することにより分散
処理することが好ましい。光重合性不飽和結合を分子内
に2個以上有するモノマー及び光開始剤は、この分散処
理の前に混合してもよく、分散処理後に混合してもよ
い。
【0032】前記分散剤としては、ポリカルボン酸型高
分子界面活性剤、ポリスルホン酸型高分子界面活性剤等
のアニオン系分散剤、ポリオキシエチレン・ポリオキシ
プロピレンブロックポリマー等のノニオン系分散剤、ア
ントラキノン系、ペリレン系、フタロシアニン系、キナ
クドリン系等の有機色素にカルボキシル基、スルホン酸
塩基、カルボン酸アミド基、水酸基等の置換基を導入し
た有機色素の誘導体などがある。顔料の分散性や分散安
定性が向上し、好ましい。これら顔料分散剤や有機色素
の誘導体は、顔料100重量部に対して50重量部以下
で用いることが好ましい。50重量部を超えると色度が
ずれる傾向がある。
【0033】前記の分散処理に際して、樹脂は、その全
量を分散処理時に顔料と共に用いてもよく、樹脂の一部
を分散処理後に加えてもよい。ただし、分散処理時に樹
脂は顔料100重量部に対して少なくとも20重量部用
いることが好ましい。20重量部未満では顔料の分散安
定性が低下する傾向がある。同様に有機溶剤もその全量
を分散処理時に顔料と共に用いてもよく、有機溶剤の一
部を分散処理後に加えてもよい。ただし、有機溶剤は、
分散処理時の顔料及び樹脂の全量100重量部に対し
て、分散処理時に少なくとも100重量部用いることが
好ましい。100重量部未満では分散処理時の粘度が高
すぎて、特にボールミル、サンドミル、ビーズミルなど
で分散する場合には分散が困難になる可能性がある。
【0034】本発明における着色画像形成用感光液を用
いて基板上へ感光層を積層するには、感光液を基板に直
接塗布するか、あるいはその感光液を一旦支持体に塗布
して成膜した後、基板に積層するなどして行うことがで
きる。上記の基板としては、用途により選択されるが、
例えば、白板ガラス、青板ガラス、シリカコート青板ガ
ラス等の透明ガラス板、ポリエステル樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹
脂製シート、フィルム又は板、アルミニウム板、銅板、
ニッケル板、ステンレス板等の金属板、その他セラミッ
ク板、光電変換素子を有する半導体基板などが挙げられ
る。これらの基板には予めクロム蒸着等によりブラック
マトリックスが形成されているものであってもよい。
【0035】感光液を基板に塗布する方法としては、ロ
ールコーター塗布、スピンコーター塗布、スプレー塗
布、ホエラー塗布、ディップコーター塗布、カーテンフ
ローコーター塗布、ワイヤーバーコーター塗布、グラビ
アコーター塗布、エアナイフコーター塗布などがある。
塗布後、50〜130℃の温度で1〜30分乾燥するこ
とが好ましい。このようにして着色画像形成材料からな
る膜を得ることができる。このようにして形成された感
光層の厚みは、用途によって適宜定まるが、0.1〜3
00μmの範囲とされることが好ましい。また、カラー
フィルターに用いる場合には、0.2〜5μmの範囲と
されることが好ましい。
【0036】また、支持体上に上記と同様にして感光層
を形成して感光性エレメントを作製することができる。
支持体としては、ポリエチレンフィルム、アクリル樹脂
フィルム、ポリエステルフィルム等を用いることができ
る。さらに、感光層の上に剥離可能なカバーフィルムを
積層することができる。剥離可能なカバーフィルムとし
ては、ポリエチレンフィルム、テフロンフィルム、ポリ
プロピレンフィルム、表面処理した紙等が用いられ、剥
離するときに感光層と支持体との接着力よりも感光層と
カバーフィルムの接着力の方が小さいものが選択して使
用される。感光性エレメントの感光層を前記の基板に積
層するには、カバーフィルムがある場合は、これを剥離
した後又は剥離しつつ基板に感光層を重ねてローラを通
して圧着する方法がある。このとき、ローラを少し加熱
することが好ましい。また、圧着を減圧下に行うことが
好ましい。支持体は、基板に感光層を積層してから剥離
することが好ましい。
【0037】基板上に積層された感光層への露光は、そ
の感光層に活性光線を画像状に照射することにより行う
ことができる。これにより露光部の膜を硬化させること
ができる。露光に際し、その膜の表面にポリビニルアル
コール等の酸素遮断膜を0.5〜30μmの厚みで形成
し、その上から露光してもよい。活性光線の光源として
は、例えば、カーボンアーク灯、超高圧水銀灯、高圧水
銀灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ、蛍光ラ
ンプ、ラングステンランプ、可視光レーザーなどが好適
である。これらの光源を用いてフォトマスクを介したパ
ターン露光や走査による直接描写などにより画像状に活
性光線が照射される。
【0038】上記の露光に続いて現像工程を行う。水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、メタ
ケイ酸ナトリウム等の無機アルカリ、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、テ
トラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、トリエチ
ルアミン、n−ブチルアミン等の有機塩基、又は塩を含
む水溶液(アルカリ現像液)、有機溶剤等の現像液を吹
き付けるか、現像液に浸漬するなどして未露光部を除去
し、画像に対応した硬化膜の着色画像パターンを得るこ
とができる。現像後、さらに、着色画像パターンをより
強固に硬化させるため、ポストベークを行うことが好ま
しい。ポストベーク温度は、60〜280℃の温度が好
ましく、加熱時間は1〜60分間程度が好ましい。
【0039】このような着色画像形成工程により着色画
像が形成されるが、特に、カラーフィルターの製造法に
おいては、着色画像形成工程を異なる3〜4色の着色画
像について繰り返し行うことが好ましい。本発明におい
て、異なる3〜4色の着色画像とは、先にクロム蒸着な
どにより形成したブラックマトリックス上に赤、緑、青
の着色画像を形成する場合には、赤、緑、青の3色を示
し、黒色の着色画像形成材料を用いてブラックマトリッ
クスを形成した後、赤、緑、青の着色画像を形成する場
合、あるいは赤、緑、青の着色画像を形成した後に、こ
れらの着色画像の間隙に黒色の画像形成材料を用いてブ
ラックマトリックスを形成する場合には、黒、赤、緑、
青の4色を示す。赤、緑、青の着色画像の形成の順序は
任意である。着色画像は各色について画素を形成するよ
うにされる。
【0040】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。 (1)使用する樹脂: 共重合体A:スチレン50モル%−マレイン酸モノ(2
−アクリロイルオキシエチル)エステル30モル%−マ
レイン酸誘導体A20モル%からなり、重量平均分子量
が9000、酸価91、不飽和当量264の共重合体 上記マレイン酸誘導体Aに基づく繰り返し単位は、次の
構造を有するものである。
【化12】 共重合体B:スチレン75モル%−マレイン酸モノ(2
−アクリロイルオキシエチル)エステル20モル%−マ
レイン酸誘導体A5モル%からなり、重量平均分子量が
10000、酸価76、不飽和当量495の共重合体
【0041】共重合体C:スチレン50モル%−マレイ
ン酸モノ(2−メタクリロイルオキシエチル)エステル
35モル%−マレイン酸誘導体B15モル%からなり、
重量平均分子量が12000、酸価106、不飽和当量
285の共重合体 上記マレイン酸誘導体Bに基づく繰り返し単位は、次の
構造を有するものである。
【化13】
【0042】共重合体D:スチレン75モル%−マレイ
ン酸モノ(2−アクリロイルオキシエチル)エステル2
5モル%からなり、重量平均分子量が7000、酸価1
06、不飽和当量526の共重合体 共重合体E:スチレン83モル%−マレイン酸モノ(2
−アクリロイルオキシエチル)エステル17モル%から
なり、重量平均分子量が8000、酸価76、不飽和当
量734の共重合体 共重合体F:α−メチルスチレン50モル%−マレイン
酸モノ(2−アクリロイルオキシエチル)エステル50
モル%からなり、重量平均分子量が12000、酸価1
62、不飽和当量346の共重合体
【0043】共重合体G:スチレン50モル%−シトラ
コン酸モノ(2−アクリロイルオキシエチル)エステル
30モル%−シトラコン酸誘導体C20モル%からな
り、重量平均分子量が9000、酸価86、不飽和当量
278の共重合体 上記シトラコン酸誘導体Cに基づく繰り返し単位は、次
の構造を有するものである。
【化14】 (RおよびR′のうち一方が水素原子で他方がメチル基
である) 共重合体H:α−メチルスチレン75モル%−シトラコ
ン酸モノ(2−アクリロイルオキシエチル)エステル4
0モル%−シトラコン酸誘導体C10モル%からなり、
重量平均分子量が10000、酸価79、不飽和当量4
74の共重合体
【0044】共重合体I:スチレン75モル%−シトラ
コン酸モノ(2−アクリロイルオキシエチル)エステル
25モル%からなり、重量平均分子量が7000、酸価
104、不飽和当量540の共重合体 共重合体J:スチレン75モル%−マレイン酸モノ(n
−プロピル)エステル25モル%からなり、重量平均分
子量が8000、酸価119の共重合体 共重合体K:スチレン75モル%−マレイン酸モノ(n
−プロピル)エステル25モル%からなり、重量平均分
子量が8000、酸価116の共重合体 共重合体L:メタクリル酸16モル%−メチルメタクリ
レート58モル%−ブチルアクリレート26モル%から
なり、重量平均分子量が20000、酸価85の共重合
【0045】実施例1 樹脂として共重合体Aを40g、顔料としてピグメント
レッド177を25g及びピグメントイエロー83を5
g、有機溶剤であるジエチレングリコールジメチルエー
テル200gに加え、これをビーズミルを用いて2時間
分散処理をした。この分散液に、モノマーとしてトリメ
チロールプロパントリアクリレート30g、光開始剤と
してベンゾフェノン6g及びN,N′−テトラエチル−
4,4′−ジアミノベンゾフェノン2g並びに有機溶剤
であるジエチレングリコールジメチルエーテル280g
を加えて混合し、着色画像形成用感光液を得た。得られ
た感光液を、25℃で静置した際に、二次凝集が起き始
めるまでの日数を分散安定性とし、結果を表1に示し
た。また、得られた感光液を、ガラス基板(コーニング
社製、商品名7059)上にスピンコート法により塗布
した後、80℃で5分間の乾燥を行い、膜厚2.0μm
の膜を形成した。塗布した際の塗膜の外観を目視にて評
価し、結果を表1に示した。
【0046】得られた膜に、ネガマスクを通して超高圧
水銀灯により、画像状に100mJ/cm2の露光を行い、次
いで、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(東
邦化学株式会社製、ノナール912A)を0.5重量%
及び水酸化カリウムを0.3重量%含む水溶液により、
現像を行い、赤色の画像パターンを得た。得られた赤色
の画像パターンの光感度、解像度及びパターン形状を下
記の試験方法で評価した結果を表1に示した。
【0047】試験方法 光感度:光学密度0.05を1段目とし、1段ごとに光
学密度が0.15ずつ増加する21段のステップタブレ
ットを用いて評価した。この値が大きいほど、光感度が
優れる。 解像度:ライン及びスペースの幅(μm)の等しいパタ
ーンを有するネガマスクを用いて評価した。完全に現像
できた最少のライン及びスペースの幅(μm)で示さ
れ、この値が小さいほど、解像度が優れる。 パターン形状:画像パターンの表面状態、断面形状につ
いて評価した。表面が均一で、断面形状が短形に近いほ
ど、パターン形状が優れる。
【0048】実施例2 樹脂として共重合体Bを60g、顔料としてカラーイン
デックス名でC.I.ピグメントグリーン36を22g及び
C.I.ピグメントイエロー83を8g、有機溶剤であるジ
エチレングリコールジメチルエーテル250gの溶剤に
加え、これをビーズミルを用いて2時間分散処理をし
た。この分散液に、モノマーとしてペンタエリスリトー
ルテトラアクリレート32g、光開始剤としてベンゾフ
ェノン6g及びN,N′−テトラエチル−4,4′−ジ
アミノベンゾフェノン3g並びに有機溶剤であるジエチ
レングリコールジメチルエーテル125gを加えて混合
し、緑色の着色画像形成用感光液を得た。得られた感光
液の分散安定性を実施例1と同様にして測定した。得ら
れた感光液を用い、実施例1と同様にして、膜厚2.0
μmの膜を形成し、塗膜の外観を評価し、また、画像パ
ターンの光感度、解像度及びパターン形状を評価した。
結果を表1に示した。
【0049】実施例3 樹脂として、共重合体C25g、顔料としてカラーイン
デックス名でC.I.ピグメントブルー15−6を24g及
びC.I.ピグメントバイオレット23を1g、有機溶剤で
あるジエチレングリコールジメチルエーテル200gに
加え、これをビーズミルを用いて2時間分散処理をし
た。この分散液に、モノマーとしてジペンタエリスリト
ールヘキサアクリレート30g、光開始剤としてベンゾ
フェノン6g及びN,N′−テトラエチル−4,4′−
ジアミノベンゾフェノン2g並びに有機溶剤であるジエ
チレングリコールジメチルエーテル230gを加えて混
合し、青色の着色画像形成用感光液を得た。得られた感
光液の分散安定性を実施例1と同様にして測定した。得
られた感光液を用い、実施例1と同様にして、膜厚2.
0μmの膜を形成し、塗膜の外観を評価し、また、画像
パターンの光感度、解像度及びパターン形状を評価し
た。結果を表1に示した。
【0050】比較例1 共重合体Bを用いる代わりに、共重合体Jを用いたこと
以外は、実施例2と同様な組成及び条件で感光液を得
た。得られた感光液の分散安定性を実施例1と同様にし
て測定した。得られた感光液を用い、実施例1と同様に
して、膜厚2.0μmの膜を形成し、塗膜の外観を評価
し、また、画像パターンの光感度、解像度及びパターン
形状を評価した。結果を表1に示した。
【0051】比較例2 共重合体Bを用いる代わりに、共重合体Lを用いたこと
以外は、実施例2と同様な組成及び条件で感光液を得
た。得られた感光液の分散安定性を実施例1と同様にし
て測定した。得られた感光液を用い、実施例1と同様に
して、膜厚2.0μmの膜を形成し、塗膜の外観を評価
し、また、画像パターンの光感度、解像度及びパターン
形状を評価した。結果を表1に示した。
【0052】比較例3 共重合体Cを用いる代わりに、ポリビニルピロリドン
(GAF社製、商品名k−90)を用いたこと以外は、
実施例3と同様な組成及び方法、条件で感光液を得た。
得られた感光液の分散安定性を実施例1と同様にして測
定した。得られた感光液を用い、実施例1と同様にし
て、膜厚2.0μmの膜を形成し、塗膜の外観を評価
し、また、画像パターンの光感度、解像度及びパターン
形状を評価した。結果を表1に示した。
【0053】比較例4 共重合体Cを用いる代わりに、酢酸フタル酸セルロース
(重合度100、和光純薬製)を用いたこと以外は、実
施例3と同様な組成及び方法、条件で感光液を得た。得
られた感光液の分散安定性を実施例1と同様にして測定
した。得られた感光液を用い、実施例1と同様にして、
膜厚2.0μmの膜を形成し、塗膜の外観を評価し、ま
た、画像パターンの光感度、解像度及びパターン形状を
評価した。結果を表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】表1から、本発明における樹脂とは異なる
光反応性不飽和結合を有しない樹脂を用いると(比較例
1、2、3及び4)、感光性が実施例に比べ劣ることが
分かる。また、本発明における樹脂とは異なる主骨格を
有する樹脂を用いると(比較例2、3及び4)、いずれ
も、感光液の分散安定性及び得られた膜の外観が実施例
に比べ劣ることが分かる。これに対し、本発明における
樹脂を用いると、(実施例1、2及び3)、感光液の分
散安定性は30日経過しても全く変化無く、安定に存在
し、膜の外観も良好で、膜厚も均一であった。また、感
光性も比較例1、2、3及び4に比べると極めて高く、
高解像度の画像パターンが得られた。また、比較例3及
び4のように吸湿性の高い樹脂を用いた場合は、露光時
に湿度の影響を受けやすく、湿度が75%RH以上の環
境で露光すると光感度が1段以下と著しく低下し、画像
パターンが得られなくなるという問題があった。これに
対し、本発明における樹脂を用いた実施例1、2及び3
の場合は、湿度の影響を受けず、高湿下で露光しても、
表1の結果と同等の十分な高感度が得られるという特長
のあることを確認した。
【0056】実施例4 実施例1で得られた感光液を、厚さ6μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム上に、グラビアコート法によ
り塗布し、100℃で2分間、乾燥し、膜厚2.0μm
の膜を形成し、その上に厚さ40μmのポリエチレンフ
ィルムで被覆して感光性エレメントを得た。得られた感
光性エレメントからポリエチレンフィルムを剥がした
後、実施例1で用いたものと同様のガラス基板上に、ラ
ミネートした。ラミネート条件は、ガラス基板温度40
℃、ラミネートロール温度110℃、ラミネート圧力
3.5kgf/cm2、ラミネート速度1.5m/分で行っ
た。次に、ネガマスクを通して、ポリエチレンテレフタ
レートフィルムの上から超高圧水銀灯により画像状に1
0mJ/cm2の露光を行い、次いで、ポリエチレンテレフタ
レートフィルムを剥離した後、実施例1と同様な方法及
び条件で現像を行って赤色の着色画像を得た。また、実
施例2で得られた感光液及び実施例3で得られた感光液
を用いて、それぞれ、上記と同様にして感光性エレメン
ト作製し、上記と同様にして緑色の着色画像及び青色の
着色画像を得た。上記のいずれの感光性エレメントを用
いた場合も、それぞれ、対応する実施例1,2及び3の
場合に比べて光感度がより向上し、10mJ/cm2の露光量
でも、実施例1,2及び3の場合と同等な段数と解像度
を示した。
【0057】実施例5 実施例1で用いたのと同じガラス基板上にクロム蒸着に
よりブラックマトリックスを形成したものに、実施例1
と同様な方法及び条件で赤色に画像パターンを形成した
後、200℃で20分間、加熱処理を行った。次いで、
その基板を用いて、実施例2と同様な方法及び条件で、
赤色画像パターンの隣に緑色の画像パターンを形成し
た。その後、200℃で20分間、加熱処理をを行っ
た。次いで、その基板を用いて、実施例3と同様な方法
及び条件で、緑色画像パターンの隣に青色の画像パター
ンを形成した。その後、200℃で20分間、加熱処理
を行った。以上により、1つの画素が、30μm×1O
Oμmの赤、緑及び青色の三色からなるモザイク状に画
素が並んだカラーフィルターを作製した。
【0058】実施例6 実施例1で用いたのと同じガラス基板上にクロム蒸着に
よりブラックマトリックスを形成したものに、赤色の感
光性エレメントを用いて実施例4と同様な方法及び条件
で赤色に画像パターンを形成した後、200℃で20分
間、加熱処理を行った。次いで、その基板を用いて、緑
色の感光性エレメントを用いて実施例4と同様な方法及
び条件で、赤色の画像パターンの隣に緑色の画像パター
ンを形成した。その後、200℃で20分間、加熱処理
を行った。次いで、その基板を用いて、青色の感光性エ
レメントを用いて実施例4と同様な方法及び条件で、緑
色画像パターンの隣に青色の画像パターンを形成した。
その後、200℃で20分間、加熱処理を行った。以上
により、1つの画素が、30μm×1OOμmの赤、緑
及び青色の三色からなるモザイク状に画素が並んだカラ
ーフィルターを作製した。
【0059】実施例5及び実施例6のように、従来にな
く分散安定性の良好な感光液を用いて作製したカラーフ
ィルタは、いずれも消偏性が1000以上と光学特性に
優れ、画像表示素子として優れたものであることを確認
した。
【0060】実施例7 樹脂として共重合体Aの代わりに共重合体Dを用いたこ
と以外は実施例1に準じて行った。得られた着色画像形
成用感光液の分散安定性、塗布した際の塗膜の外観、画
像パターンの光感度、解像度及びパターン形状を試験し
た結果を表2に示した。
【0061】実施例8 樹脂として共重合体Bの代わりに共重合体Eを用いたこ
と以外は実施例2に準じて行った。得られた着色画像形
成用感光液の分散安定性、塗布した際の塗膜の外観画像
パターンの光感度、解像度及びパターン形状を試験した
結果を表2に示した。
【0062】実施例9 樹脂として共重合体Cの代わりに共重合体Fを用いたこ
と以外は実施例3に準じて行った。得られた着色画像形
成用感光液の分散安定性、塗布した際の塗膜の外観画像
パターンの光感度、解像度及びパターン形状を試験した
結果を表2に示した。
【0063】
【表2】
【0064】表2から、本発明における樹脂を用いる
と、(実施例6、7及び8)、感光液の分散安定性は3
0日経過しても全く変化無く、安定に存在し、膜の外観
も良好で、膜厚も均一であった。また、感光性も極めて
高く、高解像度の画像パターンが得られた。本発明にお
ける樹脂を用いた実施例6、7及び8の場合は、湿度の
影響を受けず、高湿下で露光しても、十分な高感度が得
られるという特長のあることを確認した。
【0065】実施例10 実施例1で得られた感光液の代わりに実施例7で得られ
た感光液を用いること以外は、実施例4に準じて感光性
エレメントを作製した。得られた感光性エレメントを用
いて実施例4に準じて赤色の着色画像を得た。また、実
施例8で得られた感光液及び実施例9で得られた感光液
を用いて、それぞれ、上記と同様にして感光性エレメン
トを作製し、上記と同様にして緑色の着色画像及び青色
の着色画像を得た。上記のいずれの感光性エレメントを
用いた場合も、それぞれ、対応する実施例7、8及び9
の場合に比べて光感度がより向上し、10mJ/cm2の露光
量でも、実施例7、8及び9の場合と同等な段数と解像
度を示した。
【0066】実施例11 実施例1で用いたのと同じガラス基板上にクロム蒸着に
よりブラックマトリックスを形成したものに、実施例7
と同様な方法及び条件で赤色に画像パターンを形成した
後、200℃で20分間、加熱処理を行った。次いで、
その基板を用いて、実施例8と同様な方法及び条件で、
赤色画像パターンの隣に緑色の画像パターンを形成し
た。その後、200℃で20分間、加熱処理をを行っ
た。次いで、その基板を用いて、実施例9と同様な方法
及び条件で、緑色画像パターンの隣に青色の画像パター
ンを形成した。その後、200℃で20分間、加熱処理
を行った。以上により、1つの画素が、30μm×1O
Oμmの赤、緑及び青色の三色からなるモザイク状に画
素が並んだカラーフィルターを作製した。
【0067】実施例12 実施例1で用いたのと同じガラス基板上にクロム蒸着に
よりブラックマトリックスを形成したものに、赤色の感
光性エレメントを用いて実施例10と同様な方法及び条
件で赤色に画像パターンを形成した後、200℃で20
分間、加熱処理を行った。次いで、その基板を用いて、
緑色の感光性エレメントを用いて実施例10と同様な方
法及び条件で、赤色の画像パターンの隣に緑色の画像パ
ターンを形成した。その後、200℃で20分間、加熱
処理を行った。次いで、その基板を用いて、青色の感光
性エレメントを用いて実施例10と同様な方法及び条件
で、緑色画像パターンの隣に青色の画像パターンを形成
した。その後、200℃で20分間、加熱処理を行っ
た。以上により、1つの画素が、30μm×100μm
の赤、緑及び青色の三色からなるモザイク状に画素が並
んだカラーフィルターを作製した。
【0068】実施例11及び実施例12のように、従来
になく分散安定性の良好な感光液を用いて作製した着色
画像及びカラーフィルタは、いずれも消偏性が1000
以上と光学特性に優れ、画像表示素子として優れたもの
であることを確認した。
【0069】実施例13 樹脂として共重合体Aの代わりに共重合体Gを用いたこ
と以外は実施例1に準じて行った。得られた着色画像形
成用感光液の分散安定性、塗布した際の塗膜の外観画像
パターンの光感度、解像度及びパターン形状を試験した
結果を表3に示した。
【0070】実施例14 樹脂として共重合体Bの代わりに共重合体Hを用いたこ
と以外は実施例2に準じて行った。得られた着色画像形
成用感光液の分散安定性、塗布した際の塗膜の外観画像
パターンの光感度、解像度及びパターン形状を試験した
結果を表3に示した。
【0071】実施例15 樹脂として共重合体Cの代わりに共重合体Iを用いたこ
と以外は実施例3に準じて行った。得られた着色画像形
成用感光液の分散安定性、塗布した際の塗膜の外観画像
パターンの光感度、解像度及びパターン形状を試験した
結果を表3に示した。
【0072】比較例5 共重合体Bを用いる代わりに、共重合体Jを用いたこと
以外は、実施例2と同様な組成及び条件で感光液を得
た。得られた感光液の分散安定性を実施例1と同様にし
て測定した。得られた感光液を用い、実施例1と同様に
して、膜厚2.0μmの膜を形成し、塗膜の外観を評価
し、また、画像パターンの光感度、解像度及びパターン
形状を評価した。結果を表3に示した。
【0073】
【表3】
【0074】表3から、本発明における樹脂を用いる
と、(実施例13、14及び15)、感光液の分散安定
性は30日経過しても全く変化無く、安定に存在し、膜
の外観も良好で、膜厚も均一であった。また、感光性も
極めて高く、高解像度の画像パターンが得られた。本発
明における樹脂を用いた実施例13、14及び15の場
合は、湿度の影響を受けず、高湿下で露光しても、十分
な高感度が得られるという特長のあることを確認した。
これに対して比較例5では、光感度、解像度、パターン
形成性が劣るものであった。
【0075】実施例16 実施例1で得られた感光液の代わりに実施例13で得ら
れた感光液を用いること以外は、実施例4に準じて感光
性エレメントを作製した。得られた感光性エレメントを
用いて実施例4に準じて赤色の着色画像を得た。また、
実施例14で得られた感光液及び実施例15で得られた
感光液を用いて、それぞれ、上記と同様にして感光性エ
レメントを作製し、上記と同様にして緑色の着色画像及
び青色の着色画像を得た。上記のいずれの感光性エレメ
ントを用いた場合も、それぞれ、対応する実施例13、
14及び15の場合に比べて光感度がより向上し、10
mJ/cm2の露光量でも、実施例13、14及び15の場合
と同等な段数と解像度を示した。
【0076】実施例17 実施例1で用いたのと同じガラス基板上にクロム蒸着に
よりブラックマトリックスを形成したものに、実施例1
3と同様な方法及び条件で赤色に画像パターンを形成し
た後、200℃で20分間、加熱処理を行った。次い
で、その基板を用いて、実施例14と同様な方法及び条
件で、赤色画像パターンの隣に緑色の画像パターンを形
成した。その後、200℃で20分間、加熱処理をを行
った。次いで、その基板を用いて、実施例15と同様な
方法及び条件で、緑色画像パターンの隣に青色の画像パ
ターンを形成した。その後、200℃で20分間、加熱
処理を行った。以上により、1つの画素が、30μm×
100μmの赤、緑及び青色の三色からなるモザイク状
に画素が並んだカラーフィルターを作製した。
【0077】実施例18 実施例1で用いたのと同じガラス基板上にクロム蒸着に
よりブラックマトリックスを形成したものに、赤色の感
光性エレメントを用いて実施例16と同様な方法及び条
件で赤色に画像パターンを形成した後、200℃で20
分間、加熱処理を行った。次いで、その基板を用いて、
緑色の感光性エレメントを用いて実施例16と同様な方
法及び条件で、赤色の画像パターンの隣に緑色の画像パ
ターンを形成した。その後、200℃で20分間、加熱
処理を行った。次いで、その基板を用いて、青色の感光
性エレメントを用いて実施例16と同様な方法及び条件
で、緑色画像パターンの隣に青色の画像パターンを形成
した。その後、200℃で20分間、加熱処理を行っ
た。以上により、1つの画素が、30μm×100μm
の赤、緑及び青色の三色からなるモザイク状に画素が並
んだカラーフィルターを作製した。
【0078】実施例17及び実施例18のように、従来
になく分散安定性の良好な感光液を用いて作製した着色
画像及びカラーフィルタは、いずれも消偏性が1000
以上と光学特性に優れ、画像表示素子として優れたもの
であることを確認した。
【0079】
【発明の効果】請求項1乃至3における着色画像形成用
材料は、顔料の分散性、分散安定性が高く、光感度がよ
く、これから塗膜外観の優れた膜を得ることができる。
請求項4における着色画像形成用感光液は、顔料の分散
性、光感度を向上させた着色画像形成用材料を含むもの
である。請求項5又は6における感光性エレメントは、
顔料の分散性、分散安定性が高く、光感度がよく、これ
から塗膜外観の優れた膜を得ることができる。請求項7
における製造法によれば、画素の塗膜の顔料の分散がよ
く、光学特性の優れた着色画像を提供するものである。
請求項8におけるカラーフィルタは、画素の塗膜の顔料
の分散がよく、光学特性の優れた高品位なを提供するも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 4/00 C09D 4/00 (72)発明者 横地 精吾 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 加藤 慎也 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 名児耶 友宏 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 小林 雄二 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 佐々木 晶市 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社茨城研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂、色素、光重合性不飽和結合を分子
    内に1個以上含有するモノマー及び光開始剤を含有する
    着色画像形成用感光液において、樹脂が酸価20〜20
    0及び不飽和当量200〜1000の樹脂である着色画
    像形成用材料。
  2. 【請求項2】 樹脂が、重量平均分子量1,500〜2
    00,000の樹脂である請求項1記載の着色画像形成
    用材料。
  3. 【請求項3】 樹脂が、下記一般式(I) 【化1】 (ただし、式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、
    2及びR3はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数
    1〜12のアルキル基又は炭素数1〜12のアルコキシ
    基を示す)で表される繰り返し単位及び下記一般式(I
    I) 【化2】 (ただし、式中、R4及びR5は、それぞれ独立に水素原
    子、炭素数1〜12のアルキル基又は光反応性不飽和結
    合を有する基を示し、R6は水素原子又は炭素数1〜1
    2のアルキル基を示す)で表される繰り返し単位を、一
    般式(I)/一般式(II)が1/1〜5/1(モル比)
    の比率で有し、一般式(II)であらわされる繰り返し単
    位の少なくとも一部が一般式(II)においてR4及びR5
    のうち少なくとも一方が光反応性不飽和結合を有する基
    を示す繰り返し単位である樹脂である請求項1又は2記
    載の着色画像形成用材料。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の着色画像形成用材
    料に、さらに、有機溶剤を含み、有機溶剤以外の成分を
    その有機溶剤に溶解又は分散させてなる着色画像形成用
    感光液。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の着色画
    像形成用材料を含む感光層を支持体上に積層してなる感
    光性エレメント。
  6. 【請求項6】 さらに、感光層の上にカバーフィルムを
    積層してなる請求項5記載の感光性エレメント。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれかに記載の着色画
    像形成用材料を含む感光層を基板上に積層し、露光現像
    する着色画像形成工程を含む着色画像の製造法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の着色画像の製造法によ
    り同一基板上に複数の着色画像を作製することを特徴と
    するカラーフィルタの製造法。
JP13518598A 1997-07-31 1998-05-18 着色画像形成用材料、着色画像形成用感光液、感光性エレメント、着色画像の製造法及びカラーフィルタの製造法 Pending JPH11258794A (ja)

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JP10-3865 1998-01-12
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1098287A1 (en) * 1999-11-08 2001-05-09 Mannesmann VDO Aktiengesellschaft Vehicle route planning method
US8163447B2 (en) * 2007-03-29 2012-04-24 Fujifilm Corporation Colored photocurable composition for solid state image pick-up device, color filter and method for production thereof, and solid state image pick-up device
US8785087B2 (en) 2006-12-27 2014-07-22 Fujifilm Corporation Pigment-dispersed composition, curable composition, color filter and production method thereof

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