JPH11260825A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH11260825A
JPH11260825A JP10367537A JP36753798A JPH11260825A JP H11260825 A JPH11260825 A JP H11260825A JP 10367537 A JP10367537 A JP 10367537A JP 36753798 A JP36753798 A JP 36753798A JP H11260825 A JPH11260825 A JP H11260825A
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heat treatment
film
temperature
annealing
polysilicon
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JP10367537A
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Shusaku Yanagawa
周作 柳川
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接合を浅く形成し、光照射熱処理工程における
デバイス特性の温度依存性やパターンレイアウト依存性
を抑制して均一性の向上が可能な半導体装置の製造方法
を提供する。 【解決手段】基板21上に多結晶膜23を形成し、多結
晶膜23の結晶性を回復させる第1熱処理を行い、結晶
性が回復された多結晶膜23aへ不純物を導入する。あ
るいは、基板21上に多結晶膜23を形成し、多結晶膜
23へ不純物を導入し、多結晶膜23を形成する工程の
成膜温度よりも高い温度での多結晶膜23の結晶性の回
復と不純物の活性化を行う第1熱処理を行い、光照射熱
処理による第2熱処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特にバイポーラトランジスタなどでの浅い接
合と、均一なデバイス特性を有するポリシリコン抵抗素
子などの半導体素子を有する半導体装置の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置に用いられるトランジスタと
しては、MOS電界効果トランジスタ(MOSFET)
と、バイポーラトランジスタに大別される。MOSFE
Tとしては、nチャネルMOSFET、pチャネルMO
SFET、およびその両方を用いるCMOSFETとが
用いられている。一方、バイポーラトランジスタとして
は、npn接合型およびpnp接合型が用いられてい
る。バイポーラトランジスタは、バイポーラトランジス
タ自体が高速で動作し、さらにバイポーラトランジスタ
の伝達コンダクタンスが大きく、容量性負荷に対する駆
動能力が大きいために、MOSFETと比較して高速動
作が可能となっている。
【0003】バイポーラトランジスタの利点である高速
な動作をさらに高速化するためには、浅いエミッタ・ベ
ース接合の形成、ベースの低抵抗化および寄生容量の低
減が必要である。ポリシリコンを用いて低抵抗外部ベー
ス領域であるグラフトベースを形成し、ポリシリコンか
らの導電性不純物の拡散により接合を浅くしてエミッタ
および真性ベースを形成することが上記の高速化に有効
であり、現在のバイポーラトランジスタの形成方法にお
ける主流となっている。
【0004】また、さらなる高速化を実現するためには
エミッタおよび真性ベースにおける接合をより浅く形成
することが必要となり、導電性不純物を拡散させるのに
寄与する熱処理工程の総熱処理量を低減することが重要
となってくる。このため、導電性不純物の拡散に対する
寄与が小さく、不純物の活性化を行うことができるラン
プアニール処理などの光照射熱処理による高温短時間ア
ニール(RTA処理;Rapid Thermal Annealing )が脚
光を浴びている。また、このRTA技術によれば、上記
のように接合を浅くするとともに、低エネルギーイオン
注入法により注入した不純物イオンを電気的活性化(キ
ャリア回復)させて不純物注入層を低抵抗化し、結晶欠
陥を回復させて接合リーク電流を低減することも達成さ
れつつある。このように、総熱処理量を抑えた半導体装
置の製造工程においては、ますますランプアニール技術
などのRTA処理の重要性が増しつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように接合を浅くするなどの目的のために総熱処理量を
抑えることは、デバイス特性のばらつきを増大させる結
果を招いている。従来の総熱処理量を抑えていなかった
方法においては、温度制御性に優れる拡散炉での熱処理
工程により不純物の活性化や結晶性の状態が支配されて
いたために、熱処理工程がデバイス特性のばらつきの支
配要因になることは少なかった。これに対して、上記の
ような総熱処理量が抑えられた製造工程においては、不
純物の括性化やポリシリコン膜などの結晶性の状態がラ
ンプアニール工程などのRTA処理工程によって支配さ
れることになる。ランプアニール工程などのRTA処理
工程は拡散炉での熱処理と比べて温度制御性に劣ってお
り、デバイス特性のばらつきを増大させる原因となって
きている。
【0006】エミッタやグラフトベースを形成するポリ
シリコン膜やポリシリコン抵抗においては、ポリシリコ
ンにおけるキャリア伝導が、図20に示すようにシリコ
ン粒子の境界においてポテンシャルが高くなってキャリ
アがトラップされるというキャリアトラップ機構により
説明され、例えばポリシリコンにおけるシート抵抗ρは
次式で表される。
【0007】
【数1】
【0008】上式において、Eaは活性化エネルギー、
Ntはトラップ状態密度、Lは粒子サイズ、Ndは不純
物濃度、εはシリコンの誘電率、Vcはキャリア移動度
である。トラップ状態密度Ntはポリシリコンの結晶性
によって決まる変数であり、上式(1)より、トラップ
状態密度が大きいとシート抵抗は大きくなり、トラップ
状態密度が小さいとシート抵抗は小さくなる。
【0009】拡散工程などにおける総熱処理量を抑えた
製造工程においては、不純物の活性化や結晶性の回復が
ランプアニールなどのRTA処理温度に強く依存して進
行するため、RTA工程におけるウェーハ温度を精度良
く制御する必要がある。しかし、ランプアニールのよう
な光照射熱処理によるウェーハ加熱では、ウェーハの膜
構造や膜質、不純物濃度などによりウェーハの輻射率が
変化してしまうため、光照射強度が一定(開回路制御;
Open Loop Control )のもとでは、基板の光吸収量(処
理温度)が変わってしまい、製造工程の複雑化に伴う各
種のばらつき(膜厚、膜質、不純物量あるいは構造な
ど)を含むウェーハの熱処理温度を精度良く制御するこ
とは極めて困難となっている。従って、RTA処理温度
のばらつきに起因して、不純物の活性化や結晶性の回復
の進行が変動し、デバイス特性にばらつきを発生させる
ことになる。
【0010】例として、150nmのポリシリコン膜を
酸化シリコン膜上に成膜し、その後BF2 + を40ke
V、4.3×1014atoms/cm2 の条件にてイオ
ン注入した試料ウェーハについて、N2 雰囲気下で(9
00℃、15分の熱処理)+(800℃、30分の熱処
理)を拡散炉において行った後、N2 雰囲気下でランプ
アニール処理を行なった時と、総熱処理量を少なくして
(800℃、30分の熱処理)のみを拡散炉において行
った後、N2 雰囲気下でランプアニール処理を行なった
時の、ポリシリコン膜のシート抵抗およびそのシート抵
抗のウェーハ面内均一性のランプアニール温度依存性を
図21に示す。
【0011】図21より判るように、拡散炉による総熱
処理量が少なくなると、ランプアニールにおけるシート
抵抗の温度依存性が顕著となり、これに伴いシート抵抗
のウェーハ面内均一性も悪化することとなる。
【0012】この評価において行った拡散炉による熱処
理は、高速バイポーラデバイスにおけるベース、エミッ
タ領域の形成、あるいはMOSデバイスにおけるソー
ス、ドレイン領域形成やポリシリコンゲートの形成に用
いられる一般的な熱処理であり、接合を浅く形成するた
めに低温化される方向にある。特に、高速バイポーラデ
バイスのNPNトランジスタにおける外部ベース領域、
エミッタ領域、L−PNPトランジスタのエミッタ、コ
レクタ領域、あるいは、Sub‐PNPトランジスタに
おけるエミッタ領域の形成には、ポリシリコン膜に導入
した不純物からの拡散が用いられており、拡散による総
熱処理量が少なくなることで、不純物の活性化やポリシ
リコン膜の結晶性回復がランプアニール工程において顕
著に進行し、温度制御性に劣り、温度のばらつきを生じ
ているランプアニール工程がデバイス特性のばらつきの
支配工程となっている。
【0013】また、ポリシリコン抵抗素子においても同
様であり、MOSデバイスにおいても、ソース・ドレイ
ン領域の浅い接合層の形成のためにランプアニールが使
われており、総熱処理量の低減と伴にデバイス特性のラ
ンプアニール処理などのRTA温度に対する依存性はま
すます顕著となり、デバイス特性の均一化のためにラン
プアニール工程などのRTA処理における温度制御性の
向上が不可欠となっている。
【0014】ランプアニール処理における温度制御の精
度向上のための技術としては、特願平9−43166号
に記載されているように、、被覆部材で被覆した熱電対
を加熱処理をしているウェーハに接触させて、その温度
を測定し、ランプの出力にフィードバックする閉回路制
御(Closed Loop Control )が検討されている。しかし
ながら、拡散炉の温度制御精度(±l℃以下)に比べる
と、ランプアニール処理などのRTA処理における制御
精度ははるかに劣ってしまうため、ランプアニールの高
精度化だけでは対応が難しくなりつつある。
【0015】さらに、上記の閉回路制御を用いても、ウ
ェーハ上に様々なパターンが存在する系では、パターン
構造に依存したウェーハの面内温度の不均一性を生じて
しまい、上記の抵抗値などのデバイス特性のパターンレ
イアウト依存性が顕在化するという問題があった。この
パターン効果を抑制する方法としては、光の照射をウェ
ーハの両面上において行うのではなく、パターンが形成
されていない面からの照射とする方法が報告されている
(1997 International Conference on Rapid Thermal P
rocess forFuture ULSI の発表論文(Temperature and
Interface Engineering in RTP, Z.NENYEI))。しかし
ながら、上記のパターン効果はランプアニール装置など
の光照射装置において発生するだけでなく、拡散炉など
の熱処理炉においても発生してしまうため、光照射装置
だけでの対策では実際の半導体装置の製造工程において
は効果が小さい。
【0016】例えば、図22は、150nmのポリシリ
コン膜を酸化シリコン膜上に成膜し、さらにその上層に
キャッピング酸化シリコン膜を形成した試料ウェーハに
対する光の吸収強度のキャッピング酸化シリコン膜厚依
存性のシミュレーション結果であり、(a)はランプア
ニール装置(処理温度1030℃、タングステンハロゲ
ンランプ温度2500Kと設定)によるシミュレーショ
ン結果であり、(b)は拡散炉(Furnace Anneal装置、
処理温度900℃、ウェーハ間の反射率30%と設定)
によるシミュレーション結果である。図22からわかる
ように、例えばキャッピング酸化シリコン膜厚を300
nmとした領域Aと100nmとした領域Bとでは、ラ
ンプアニール装置、拡散炉の場合のどちらにおいても領
域Aの方が光の吸収強度が高く、領域Aの熱処理温度が
領域Bよりも高くなってしまう。このために、上記のパ
ターンレイアウト依存性が発生することになる。
【0017】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、従って、本発明の目的は、接合を浅く形成す
ることができる拡散工程などにおける総熱処理量を抑え
た製造工程において、ランプアニール工程などの光照射
熱処理工程におけるデバイス特性の温度依存性やパター
ンレイアウト依存性を抑制し、デバイス特性の均一性を
向上させることができる半導体装置の製造方法を提供す
ることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体装置の製造方法は、基板上に多結晶
膜を形成する工程と、前記多結晶膜の結晶性を回復させ
る第1熱処理工程と、前記結晶性が回復された多結晶膜
へ不純物を導入する工程とを有する。
【0019】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
基板上に多結晶膜を形成し、多結晶膜の結晶性を回復さ
せる第1熱処理を行い、結晶性が回復された多結晶膜へ
不純物を導入する。
【0020】上記の本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、不純物の導入前の第1熱処理により多結晶膜の結
晶性を回復させるので、その後のランプアニール工程な
どの光照射熱処理工程におけるデバイス特性の温度依存
性やパターンレイアウト依存性を抑制し、デバイス特性
の均一性を向上させることができる。また、第1熱処理
は不純物を導入する前に行っており、不純物の拡散に寄
与しないので十分な温度で熱処理を行うことが可能であ
る。不純物の導入後の総熱処理量を抑えることで不純物
拡散層の接合を浅く形成することができる。
【0021】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記多結晶膜へ不純物を導入する工程より後
に、光照射熱処理による第2熱処理工程を有する。光照
射熱処理は高温短時間の熱処理が可能であり、導電性不
純物の拡散に対する寄与が小さく、不純物の活性化を行
うことができるので拡散層の接合を浅くして形成するこ
とができる。
【0022】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記多結晶膜として、ポリシリコン膜を形成
する。さらに好適には、前記ポリシリコン膜により、抵
抗素子を形成する。ポリシリコン膜による抵抗素子の抵
抗値はポリシリコンの結晶性により変わるため、結晶性
を制御して形成する必要があり、本発明によれば第1熱
処理工程においてポリシリコン膜の結晶性を回復させる
ので、ランプアニール工程などの光照射熱処理工程にお
けるポリシリコン抵抗素子の抵抗値の温度依存性やパタ
ーンレイアウト依存性を抑制し、抵抗値の均一性を向上
させることができる。
【0023】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第1熱処理工程において、拡散炉を用い
る。あるいは、好適には、光照射熱処理を行う。拡散炉
あるいは光照射処理により熱処理を行うことで結晶性を
回復させているので、その後のランプアニール工程など
の光照射熱処理工程におけるデバイス特性の温度依存性
やパターンレイアウト依存性を抑制し、デバイス特性の
均一性を向上させることができる。
【0024】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記多結晶膜を形成する工程の成膜温度より
も、前記第1熱処理工程の処理温度を高く設定する。こ
れにより、多結晶膜の結晶性の回復を有効に行うことが
できる。
【0025】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記多結晶膜を形成する工程の後、前記第1
熱処理工程の前に、前記多結晶膜を酸化シリコン膜で被
覆する工程をさらに有し、前記第1熱処理工程を窒素雰
囲気下で行い、前記第1熱処理工程の後、前記不純物を
導入する工程の前に、前記酸化シリコン膜を除去する工
程をさらに有する。窒素雰囲気下での熱処理において多
結晶膜を窒化してしまうことがあるが、予め酸化シリコ
ン膜で被覆することでこの窒化を防止できる。
【0026】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第2熱処理工程を、ランプアニール処理
により行う。これにより、導電性不純物の拡散に対する
寄与が小さい高温短時間の熱処理を行うことができる。
【0027】また、上記の目的を達成するため、本発明
の半導体装置の製造方法は、基板上に多結晶膜を形成す
る工程と、前記多結晶膜へ不純物を導入する工程と、前
記多結晶膜を形成する工程の成膜温度よりも高い温度で
処理し、前記多結晶膜の結晶性の回復と前記不純物の活
性化を行う第1熱処理工程と、光照射熱処理による第2
熱処理工程とを有する。
【0028】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
基板上に多結晶膜を形成し、多結晶膜へ不純物を導入
し、多結晶膜を形成する工程の成膜温度よりも高い温度
で処理し、多結晶膜の結晶性の回復と不純物の活性化を
行う第1熱処理を行い、光照射熱処理による第2熱処理
を行う。
【0029】上記の本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、多結晶膜を形成する工程の成膜温度よりも高い温
度で施す第1熱処理により多結晶膜の結晶性の回復と不
純物の活性化を行うので、その後のランプアニール工程
などの光照射熱処理工程におけるデバイス特性の温度依
存性やパターンレイアウト依存性を抑制し、デバイス特
性の均一性を向上させることができる。また、第2熱処
理は光照射熱処理によって行い、高温短時間の熱処理が
可能であるので不純物の拡散に対する寄与が小さい。こ
れにより、第1熱処理と第2熱処理の各工程の間の工程
で不純物が導入された場合、この不純物については、不
純物拡散層の接合を浅く形成することができる。
【0030】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記多結晶膜として、ポリシリコン膜を形成
する。さらに好適には、前記ポリシリコン膜により、抵
抗素子を形成する。ポリシリコン膜による抵抗素子の抵
抗値はポリシリコンの結晶性により変わるため、結晶性
を制御して形成する必要があり、本発明によれば第1熱
処理工程においてポリシリコン膜の結晶性を回復させる
ので、ランプアニール工程などの光照射熱処理工程にお
けるポリシリコン抵抗素子の抵抗値の温度依存性やパタ
ーンレイアウト依存性を抑制し、抵抗値の均一性を向上
させることができる。
【0031】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第1熱処理工程において、拡散炉を用い
る。あるいは好適には、光照射熱処理を行う。拡散炉あ
るいは光照射処理により熱処理を行うことで結晶性を回
復させているので、その後のランプアニール工程などの
光照射熱処理工程におけるデバイス特性の温度依存性や
パターンレイアウト依存性を抑制し、デバイス特性の均
一性を向上させることができる。
【0032】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記多結晶膜へ不純物を導入する工程の後、
前記第1熱処理工程の前に、前記多結晶膜を酸化シリコ
ン膜で被覆する工程をさらに有し、前記第1熱処理工程
を窒素雰囲気下で行う。窒素雰囲気下での熱処理におい
て多結晶膜を窒化してしまうことがあるが、予め酸化シ
リコン膜で被覆することでこの窒化を防止できる。
【0033】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第2熱処理工程を、ランプアニール処理
により行う。これにより、導電性不純物の拡散に対する
寄与が小さい高温短時間の熱処理を行うことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0035】第1実施形態 本実施形態にかかる半導体装置の製造方法について説明
する。まず、本実施形態において用いる光照射熱処理装
置について説明する。図1は、光照射熱処理装置10の
構成例を示す模式図である。この光照射熱処理装置10
は、金でコーティングされたリアクター11の壁面に対
向してハロゲンランプなどの光照射用の光源12が複数
個設置されている。リアクター11内部には、赤外線に
対し高い透過性を有する石英ガラスによりなる石英チュ
ーブ13が設置され、ウェーハ20の挿入、取り出しの
際に開閉し、さらに加熱炉の密閉時には加熱炉内を気密
に保持できるように、樹脂製のパッキンが装着されたド
ア14を備えている。石英チューブ13の中には、ウェ
ーハ20を支持するための石英製のトレー15が置か
れ、トレー15のウェーハ支持部15aにウェーハ20
が水平に載置される。
【0036】上記の光照射熱処理装置10において光照
射によりウェーハ20を加熱する方法においては、膜構
造や膜質、不純物濃度などによりウェーハ20の輻射率
が変化してしまうため、光照射強度が一定(開回路制
御;Open Loop Control )のもとでは、基板の光吸収量
(処理温度)が変わってしまい、製造工程の複雑化に伴
う各種のばらつき(膜厚、膜質、不純物量あるいは構造
など)を含むウェーハの熱処理温度を精度良く制御する
ことは極めて困難となっている。さらに基板加熱装置を
構成する石英チューブ13の透過率やチャンバー内壁の
反射率、ランプ出力の経時的な変化などによってもウェ
ーハ20の処理温度が変わってしまう。この問題に対処
するため、ウェーハの温度を接触式熱電対により計測し
て、計測温度をランプの出力にフィードバックする閉回
路制御(Closed Loop Control )を採用することが好ま
しい。
【0037】次に、本実施形態で用いる縦型拡散炉につ
いて説明する。図2は、縦型拡散炉30の構成例を示す
模式図である。この縦型拡散炉30においては、ヒータ
ー32から発せられる熱を石英ボート31に載置された
ウェーハ20に伝導して加熱処理を行う。前述の光照射
熱処理装置では、ウェーハの加熱が、輻射吸収により行
われるために短時間でのウェーハ加熱が可能なのに対
し、この縦型拡散炉30は、熱伝導による加熱が支配的
であるために、光照射熱処理と比べて長時間処理が必要
となる。このため、シリコン基板、あるいは、ポリシリ
コン膜などに導入した不純物の拡散が起こり、浅い接合
形成のためには、熱処理温度を下げる必要がある。
【0038】次に、本実施形態にかかる半導体装置の製
造方法の工程について説明する。本実施形態において
は、ポリシリコン抵抗素子を有する半導体装置を製造す
る。まず、図3(a)に示すように、例えばシリコン半
導体基板21を熱酸化法により酸化して、800nmの
膜厚で酸化膜を形成し、第1絶縁膜22とする。ここ
で、熱酸化には例えば図2に示す縦型拡散炉を用い、水
素/酸素雰囲気化で1050℃の熱処理を施す。次に、
例えば610℃の成膜温度での減圧CVD(Chemical V
apor Deposition )法により第1絶縁膜31の上層にポ
リシリコンを150nmの膜厚で堆積させ、ポリシリコ
ン膜23を形成する。
【0039】次に、図3(b)に示すように、例えば常
圧CVD法により酸化シリコンを300nmの膜厚でポ
リシリコン膜23の上層に堆積させ、第2絶縁膜24を
形成する。
【0040】次に、図3(c)に示すように、例えば図
2に示す縦型拡散炉を用いて、窒素雰囲気下で、例えば
900〜1100℃の温度で15分〜45分程度の熱処
理(プレイオン注入(ion implantation; 以下、IIと
省略) アニール処理)を施す。このとき、ポリシリコン
膜23中の各シリコン結晶粒子が成長して粒子サイズが
大きくなり、結晶性が回復されたポリシリコン膜23a
となる。
【0041】次に、図3(d)に示すように、例えばフ
ッ酸系のウェットエッチングにより、第2絶縁膜24を
除去する。次に、例えばBF2 + などの不純物イオンD
1を40keVのエネルギーで、1014atoms/cm2 程度
のドーズ量でイオン注入し、結晶性が回復され、不純物
が導入されたポリシリコン膜23bとする。
【0042】次に、図4(e)に示すように、例えばフ
ォトリソグラフィー工程によりレジスト膜を形成し、R
IE(反応性イオンエッチング)などのエッチングを施
すことで、結晶性が回復され、不純物が導入されたポリ
シリコン膜23bを所望のパターン(例えば抵抗素子の
パターン)に加工する。
【0043】次に、図4(f)に示すように、例えばT
EOS(tetraethylorthosilicate)を原料とした成膜
温度690℃の減圧CVD法により図示しない酸化シリ
コンを10nm程度堆積させ、次に例えば酸素雰囲気下
において850℃で25分加熱処理を行い、図示しない
領域においてポリシリコン膜の酸化などを行い、次に例
えば常圧CVD法により酸化シリコンを300nmの膜
厚でポリシリコン膜23bの上層に堆積させ、第3絶縁
膜25を形成する。
【0044】次に、図4(g)に示すように、例えば図
2に示す縦型拡散炉を用いて、窒素雰囲気下で、例えば
850℃の温度で30分程度のアニール処理をする。次
に、例えば図1の光照射熱処理装置(ランプアニール装
置)を用いて、窒素雰囲気下で、例えば900〜110
0℃の温度で10秒程度の高温短時間アニール処理(R
TA処理)をする。このアニール処理において、例えば
バイポーラトランジスタのベース、エミッタ領域などの
図示しない拡散領域の不純物を活性化して、接合を浅く
形成することができる一方、ポリシリコン膜23bにつ
いて、結晶性が回復され、不純物が活性化されたポリシ
リコン膜23cとすることができる。
【0045】次に、図4(h)に示すように、例えば第
3絶縁膜25にポリシリコン膜23cに達する電極形成
用の開口部を形成し、電極26を取り付けるなどして、
所望の半導体装置を形成する。
【0046】上記の本実施形態の半導体装置の製造方法
によれば、不純物の導入前の熱処理によりポリシリコン
膜の結晶性を回復させるので、その後のランプアニール
工程などの光照射熱処理(RTA処理)工程におけるポ
リシリコン抵抗素子の抵抗値の温度依存性を抑制し、デ
バイス特性の均一性を向上させることができる。また、
上記の熱処理は不純物の拡散に寄与しないので十分な温
度で熱処理を行うことが可能であり、不純物の導入後の
総熱処理量を抑えることで不純物拡散層の接合を浅く形
成することができる。
【0047】第1実施例 本実施例においては、ポリシリコン抵抗素子を有する試
料を作成した。図3(a)に示すように、シリコン半導
体基板21を熱酸化法により酸化して、800nmの膜
厚で酸化膜を形成し、第1絶縁膜22とした。ここで、
熱酸化には図2に示す縦型拡散炉を用い、水素/酸素雰
囲気化で1050℃の熱処理を施した。次に、例えば6
10℃の成膜温度での減圧CVD法により第1絶縁膜3
1の上層にポリシリコンを150nmの膜厚で堆積さ
せ、ポリシリコン膜23を形成した。
【0048】次に、図3(b)に示すように、常圧CV
D法により酸化シリコンを300nmの膜厚でポリシリ
コン膜23の上層に堆積させ、第2絶縁膜24を形成し
た。
【0049】次に、図3(c)に示すように、図2に示
す縦型拡散炉を用いて、窒素雰囲気下で熱処理(プレI
Iアニール処理)を施し、結晶性が回復されたポリシリ
コン膜23aとした。ここで、処理温度と時間の組み合
わせとして、(950℃,30分)、(1000℃,1
5分)、(1000℃,30分)、(1000℃,45
分)、(1050℃,30分)の各条件とし、また、こ
の熱処理を行わない試料も作成した。
【0050】次に、図3(d)に示すように、フッ酸系
のウェットエッチングにより、第2絶縁膜24を除去
し、BF2 + の不純物イオンD1を40keVのエネル
ギーで、4.3×1014atoms/cm2 のドーズ量でイオン
注入し、結晶性が回復され、不純物が導入されたポリシ
リコン膜23bとした。
【0051】次に、図4(e)に示すように、フォトリ
ソグラフィー工程によりレジスト膜を形成し、RIEな
どのエッチングを施して、ポリシリコン膜23bを抵抗
素子のパターンに加工した。
【0052】次に、図4(f)に示すように、TEOS
を原料とした成膜温度690℃の減圧CVD法により図
示しない酸化シリコンを10nm程度堆積させ、次に酸
素雰囲気下において850℃で25分加熱処理を行い、
次に常圧CVD法により酸化シリコンを300nmの膜
厚でポリシリコン膜23bの上層に堆積させ、第3絶縁
膜25を形成した。
【0053】次に、図4(g)に示すように、図2に示
す縦型拡散炉を用いて、窒素雰囲気下で、850℃の温
度で30分のアニール処理を施し、次に、図1に示すよ
うなランプアニール装置を用いて、窒素雰囲気下で10
秒の高温短時間のランプアニール処理(RTA処理)を
施し、結晶性が回復され、不純物が活性化されたポリシ
リコン膜23cとした。ここで、処理温度として、90
0℃、950℃、1000℃、1050℃、1100℃
の各条件とした。
【0054】上記の各試料について、第3絶縁膜25を
フッ酸溶液により剥離し、四端子法にてポリシリコン膜
23cのシート抵抗を測定した。得られた結果であるシ
ート抵抗のRTA温度依存性について図5(a)に示
す。
【0055】また、シート抵抗の工程変動を調べるため
に、上記の各工程後における試料を抜き取り、上記と同
様の測定方法により各試料の各工程後におけるシート抵
抗を測定した。ここで、ランプアニール(RTA)処理
後の試料としては、最も条件が厳しい1050℃のもの
を用いた。得られた結果であるシート抵抗の工程変動に
ついて図5(b)に示す。
【0056】図5(a)に示すように、不純物の導入前
に1000℃以上のプレIIアニール処理を行った試料
では、ポリシリコン膜におけるシート抵抗のランプアニ
ール(RTA)温度依存性がほぼ無くなっていることが
わかる。ここで不純物イオンの注入前に行うプレIIア
ニールにより、シート抵抗のランプアニール(RTA)
温度依存性の抑制効果が現れていることから、従来プロ
セスにおけるポリシリコン膜のシート抵抗の温度依存性
は、不純物の活性化よりもむしろポリシリコン膜の結晶
性の回復がランプアニール(RTA)温度の上昇に伴い
進行していたと考えられる。
【0057】また、図5(b)に示すように、プレII
アニール処理によってポリシリコン膜におけるシート抵
抗の工程変動が従来プロセスに比べて大幅に抑制されて
いることがわかり、プレIIアニール処理においてはポ
リシリコン膜の結晶性の回復が十分に行われ、その後の
工程において、結晶性回復が進行しなくなっていると言
える。
【0058】その他の効果として、プレIIアニールで
は、不純物の導入前に行うため、不純物導入後の熱処理
を低減することにより浅い接合を形成することが可能で
あり、また、従来は、総熱処理量の低下とともに、ポリ
シリコン膜の結晶性の回復が不十分となってしまうため
に、ポリシリコン膜中のトラップ状態密度が低くなら
ず、式1から判るように抵抗値が上昇してしまう問題が
あった。特に、高速バイポーラデバイスのNPNトラン
ジスタにおけるグラフトベース(外部ベース領域)やM
OSデバイスにおけるポリシリコンゲート抵抗の上昇を
招く結果となったが、これに対し、プレIIアニールを
導入することで、トラップ状態密度を十分に下げられる
ため、不純物導入後の熱処理温度を低減しても、ポリシ
リコン膜の抵抗値上昇を抑えることが可能である。さら
に、ポリシリコン抵抗素子においては、トラップ状態密
度を下げることは、式1中の活性化エネルギーEaを下
げることとなるため、抵抗の温度係数を小さくすること
が期待される。
【0059】今回示した評価結果では、ポリシリコンの
成膜温度を610℃にて行っているが、成膜温度がプレ
IIアニール温度以下で有れば、プレIIアニールの効
果は現れる。また、ポリシリコンの成膜温度をばらつか
せても、プレIIアニールによってポリシリコンの膜質
の成膜温度による違いが均一化され、ポリシリコンの成
膜温度ばらつきに起因したデバイス特性のばらつきを抑
制する効果もある。
【0060】第2実施例 第1実施例においてはシリコン基板21の上に形成され
た第1絶縁膜22の上層にポリシリコン膜を形成した
が、本実施例においては、シリコン基板21の上層に直
接ポリシリコン膜を形成し、その後は第1実施例と同様
の熱処理などの各工程を行い、ポリシリコン膜のシート
抵抗を測定した。ここで、不純物を導入する前のプレI
Iアニール処理としては、処理温度と時間の組み合わせ
として、(950℃,30分)、(975℃,30
分)、(1000℃,30分)の各条件とし、また、こ
の処理を行わない試料も作成した。また、不純物イオン
の注入は、BF2 + の不純物イオンを40keVのエネ
ルギーで、2.13×1015atoms/cm2 のドーズ量でイ
オン注入した。また、ランプアニール処理の処理温度と
して、950℃、1000℃、1050℃、1100℃
の各条件とした。図6は、上記の各試料のシート抵抗の
面内均一性をランプアニール(RTA)温度についてプ
ロットした図である。
【0061】図6において、プレIIアニール処理なし
の試料の面内均一性がランプアニール(RTA)温度に
ついて1000℃程度から急速に悪化しているのはソリ
ッドフェイズエピ(Solid Phase Epi )という現象によ
るもので、ポリシリコン膜中のシリコンが下地のシリコ
ン基板の結晶軸に沿って結晶化してしまうものである。
ソリッドフェイズエピが発生し始める温度では、ランプ
アニールにおける面内温度分布に依存して、ウェーハ面
内でソリッドフェイズエピが不均一に起こり、さらにソ
リッドフェイズエピの発生領域と未発生領域とでシート
抵抗が大幅に異なるために、シート抵抗の面内均一性が
悪化する。
【0062】図6において、プレIIアニール処理を行
った試料については、ランプアニール(RTA)温度に
ついて1050℃のランプアニール温度まで面内均一性
の悪化が見られず、プレIIアニール処理がソリッドフ
ェイズエピの発生を抑制することが判る。これは、ポリ
シリコン成膜後の小さな結晶粒径を、プレIIアニール
処理によって成長させることができ、その後のイオン注
入において形成されたポリシリコン膜中のダメージ層
(アモルファス層)を核として、ランプアニールなどの
熱処理によって急激に成長するグレイン成長の際にも、
既にシリコン基板とポリシリコン膜との界面において、
安定なポリシリコン膜がプレIIアニール処理により形
成されているために、界面付近で急激なグレイン成長が
起こらないことによると考えられる。
【0063】ソリッドフェイズエピが生じた状態におい
ては、シート抵抗の面内均一性が悪化するために、デバ
イス特性の均一性を悪化させる原因となり、プレIIア
ニール処理は、ソリッドフェイズエピを抑制することに
よって、デバイス特性の均一性改善に効果がある。
【0064】第2実施形態 本実施形態にかかる半導体装置の製造方法の工程につい
て説明する。本実施形態においても第1実施形態と同様
に、ポリシリコン抵抗素子を有する半導体装置を製造す
る。まず、図7(a)に示すように、例えばシリコン半
導体基板21を熱酸化法により酸化して、800nmの
膜厚で酸化膜を形成し、第1絶縁膜22とする。ここ
で、熱酸化には例えば図2に示す縦型拡散炉を用い、水
素/酸素雰囲気化で1050℃の熱処理を施す。次に、
例えば610℃の成膜温度での減圧CVD(Chemical V
apor Deposition )法により第1絶縁膜22の上層にポ
リシリコンを150nmの膜厚で堆積させ、ポリシリコ
ン膜23を形成する。
【0065】次に、図7(b)に示すように、例えばB
2 + などの不純物イオンD2を40keVのエネルギ
ーで、1014atoms/cm2 程度のドーズ量でイオン注入
し、不純物が導入されたポリシリコン膜23dとする。
【0066】次に、図7(c)に示すように、例えば常
圧CVD法により酸化シリコンを300nmの膜厚でポ
リシリコン膜23dの上層に堆積させ、第2絶縁膜24
を形成する。
【0067】次に、図7(d)に示すように、例えば図
2に示す縦型拡散炉を用いて、窒素雰囲気下で、例えば
900〜1100℃の温度で15分〜45分程度の熱処
理(ポストIIアニール)を施す。このとき、ポリシリ
コン膜23d中の各シリコン結晶粒子が成長して粒子サ
イズが大きくなり、結晶性が回復され、不純物が導入
(および活性化)されたポリシリコン膜23bとなる。
【0068】以降の工程としては、第1実施形態と同様
にして行うことができる。例えば、第2絶縁膜24の除
去、ポリシリコン膜23bのパターン加工、TEOSを
原料とした減圧CVD法による酸化シリコン膜の堆積、
ポリシリコン膜の酸化、常圧CVD法による第3絶縁膜
25の形成などを行う。次に、例えば図2に示す縦型拡
散炉を用いて、窒素雰囲気下で、例えば850℃の温度
で30分程度のアニール処理をする。次に、例えば図1
の光照射熱処理装置(ランプアニール装置)を用いて、
窒素雰囲気下で、例えば900〜1100℃の温度で1
0秒程度の高温短時間アニール処理(RTA処理)を施
す。このアニール処理において、例えばバイポーラトラ
ンジスタのベース、エミッタ領域などの図示しない拡散
領域の接合を浅く形成することができる一方、ポリシリ
コン膜23bについて、結晶性が回復され、不純物が活
性化されたポリシリコン膜23cとすることができる。
次に、例えば第3絶縁膜25にポリシリコン膜23cに
達する電極形成用の開口部を形成し、電極26を取り付
けるなどして、所望の半導体装置を形成する。
【0069】上記の本実施形態の半導体装置の製造方法
においては、ポリシリコン膜23の成膜温度(例えば6
10℃)よりも高い温度(例えば900〜1100℃)
で、不純物導入後の熱処理(ポストIIアニール)を行
う。また、光照射熱処理装置による高温短時間アニール
処理の処理温度(RTA温度)としては、例えば900
〜1100℃として、上記のポストIIアニール処理温
度程度以上とすることが好ましい。
【0070】上記の本実施形態の半導体装置の製造方法
によれば、ポリシリコン膜を形成する工程の成膜温度よ
りも高い温度で施すポストIIアニール処理によりポリ
シリコン膜の結晶性の回復と不純物の活性化を行うの
で、その後のランプアニール工程などの光照射熱処理
(RTA)工程におけるデバイス特性の温度依存性を抑
制し、デバイス特性の均一性を向上させることができ
る。また、光照射熱処理では高温短時間の熱処理が可能
であるので不純物の拡散に対する寄与が小さい。これに
より、ポストIIアニール処理とランプアニール工程な
どの光照射熱処理の間の工程で不純物が導入された場
合、この不純物については、不純物拡散層の接合を浅く
形成することができる。
【0071】第3実施例 本実施例においては、ポリシリコン抵抗素子を有する試
料を作成した。図7(a)に示すように、シリコン半導
体基板21を熱酸化法により酸化して、800nmの膜
厚で酸化膜を形成し、第1絶縁膜22とした。ここで、
熱酸化には図2に示す縦型拡散炉を用い、水素/酸素雰
囲気化で1050℃の熱処理を施した。次に、例えば6
10℃の成膜温度での減圧CVD法により第1絶縁膜2
2の上層にポリシリコンを150nmの膜厚で堆積さ
せ、ポリシリコン膜23を形成した。
【0072】次に、図7(b)に示すように、BF2 +
の不純物イオンD2を40keVのエネルギーで、5.
0×1014atoms/cm2 のドーズ量でイオン注入し、不純
物が導入されたポリシリコン膜23dとした。
【0073】次に、図7(c)に示すように、常圧CV
D法により酸化シリコンを300nmの膜厚でポリシリ
コン膜23dの上層に堆積させ、第2絶縁膜24を形成
した。
【0074】次に、図7(d)に示すように、図2に示
す縦型拡散炉を用いて、窒素雰囲気下で、30分の熱処
理(ポストIIアニール)を施し、結晶性が回復され、
不純物が導入および活性化されたポリシリコン膜23b
とした。ここで、処理温度としては900℃あるいは1
000℃とした。また、この熱処理を行わない試料も作
成した。
【0075】以降の工程としては、第1実施例と同様に
して行い、第2絶縁膜24の除去、ポリシリコン膜23
bのパターン加工、TEOSを原料とした減圧CVD法
による酸化シリコン膜の堆積、ポリシリコン膜の酸化、
常圧CVD法による第3絶縁膜25の形成を行った。次
に、図2に示す縦型拡散炉を用いて、窒素雰囲気下で、
850℃の温度で30分のアニール処理を施し、次に、
図1に示すようなランプアニール装置を用いて、窒素雰
囲気下で10秒の高温短時間のランプアニール処理を施
し、結晶性が回復され、不純物が活性化されたポリシリ
コン膜とした。ここで、処理温度として、900℃、9
50℃、1000℃、1050℃、1100℃の各条件
とした。
【0076】上記の各試料について、第3絶縁膜25を
弗酸溶液により剥離し、四端子法にてポリシリコン膜2
3cのシート抵抗を測定した。結果を図8(a)に示
す。
【0077】また、シート抵抗の工程変動を調べるため
に、上記の各工程後における試料を抜き取り、上記と同
様の測定方法により各試料の各工程後におけるシート抵
抗を測定した。ここで、ランプアニール(RTA)処理
後の試料としては、最も条件が厳しい1050℃のもの
を用いた。結果を図8(b)に示す。
【0078】図8(a)に示すように、不純物の導入後
に1000℃のポストIIアニール処理を行った試料で
は、ポリシリコン膜におけるシート抵抗のランプアニー
ル(RTA)温度依存性がほぼ無くなっていることがわ
かる。
【0079】また、図8(b)に示すように、ポストI
Iアニール処理によってポリシリコン膜におけるシート
抵抗の工程変動が従来プロセスに比べて大幅に抑制され
ていることがわかり、ポストIIアニール処理において
はポリシリコン膜の結晶性の回復および不純物の活性化
が十分に行われ、ランプアニール(RTA)工程におい
て、結晶性回復と不純物の活性化が進行しなくなってい
ると言える。
【0080】ポストIIアニールでは、プレIIアニー
ルと同様な効果が有る一方で、導入した不純物の拡散を
進行させてしまうので、浅い接合形成を目的としている
場合には、浅い接合形成のための工程以前に行う必要が
ある。
【0081】第4実施例 (試料101〜105の作成)本実施例においては、図
9に示すように、ウェーハ上の領域Aと領域Bの2つの
領域を交互に繰り返すパターンにおいて、ポリシリコン
膜の上層に形成される第3絶縁膜(キャッピング酸化シ
リコン膜)の膜厚が異なる試料を作成した。まず、図1
0(a)に示すように、シリコン半導体基板21の領域
Aおよび領域Bにおいて、熱酸化法により酸化して、8
00nmの膜厚で酸化膜を形成し、第1絶縁膜22とし
た。ここで、熱酸化には図2に示す縦型拡散炉を用い、
水素/酸素雰囲気化で1050℃の熱処理を施した。次
に、例えば610℃の成膜温度での減圧CVD法により
第1絶縁膜31の上層にポリシリコンを150nmの膜
厚で堆積させ、ポリシリコン膜23を形成した。
【0082】次に、図10(b)に示すように、後工程
でのプレIIアニール処理時のポリシリコン膜の窒化を
防ぐため、常圧CVD法により酸化シリコンを300n
mの膜厚でポリシリコン膜23の上層に堆積させ、第2
絶縁膜24を形成した。
【0083】次に、図10(c)に示すように、窒素雰
囲気下で熱処理(プレIIアニール処理)を施し、結晶
性が回復されたポリシリコン膜23aとした。ここで、
プレIIアニール処理としては、(試料101:縦型拡
散炉,950℃,30分)、(試料102:縦型拡散
炉,1000℃,30分)、(試料103:ランプアニ
ール装置,1050℃,10秒)、(試料104:ラン
プアニール装置,1075℃,10秒)、(試料10
5:ランプアニール装置,1100℃,10秒)とし
た。
【0084】次に、図11(d)に示すように、フッ酸
系のウェットエッチングにより、第2絶縁膜24を除去
し、BF2 + の不純物イオンD1を40keVのエネル
ギーで、4.3×1014atoms/cm2 のドーズ量でイオン
注入し、結晶性が回復され、不純物が導入されたポリシ
リコン膜23bとした。
【0085】次に、図11(e)に示すように、常圧C
VD法により酸化シリコンを200nmの膜厚でポリシ
リコン膜23bの上層に堆積させ、下層第3絶縁膜25
aを形成した。
【0086】次に、図11(f)に示すように、フォト
リソグラフィー工程により領域Aを保護するレジスト膜
(不図示)をパターン形成し、例えばフッ酸系のウェッ
トエッチング(オーバーエッチング量20%)などのエ
ッチング処理を施して、領域Bにおける下層第3絶縁膜
25aを除去した。
【0087】次に、図12(g)に示すように、常圧C
VD法により酸化シリコンを100nmの膜厚で全面に
堆積させ、上層第3絶縁膜25bを形成した。領域Aに
おいては、下層第3絶縁膜25aおよび上層第3絶縁膜
25bの合計膜厚である300nmの第3絶縁膜25と
し、領域Bにおいては、上層第2絶縁膜25bのみから
なる第3絶縁膜25とした。
【0088】次に、図12(h)に示すように、図2に
示す縦型拡散炉を用いて、窒素雰囲気下で、600℃の
温度で180分、900℃の温度で15分、800℃の
温度で30分のアニール処理を順に施し、次に、図1に
示すようなランプアニール装置を用いて、窒素雰囲気下
で1030℃の温度で10秒の高温短時間のランプアニ
ール処理(RTA処理)を施し、結晶性が回復され、不
純物が活性化されたポリシリコン膜23cとした。
【0089】次に、図12(i)に示すように、第3絶
縁膜25をフッ酸溶液により剥離して、試料101〜1
05を形成した。
【0090】(試料201〜203の作成)まず、図1
3(a)に示すように、シリコン半導体基板21の領域
Aおよび領域Bにおいて、熱酸化法により酸化して、8
00nmの膜厚で酸化膜を形成し、第1絶縁膜22とし
た。ここで、熱酸化には図2に示す縦型拡散炉を用い、
水素/酸素雰囲気化で1050℃の熱処理を施した。次
に、例えば610℃の成膜温度での減圧CVD法により
第1絶縁膜31の上層にポリシリコンを150nmの膜
厚で堆積させ、ポリシリコン膜23を形成した。次に、
常圧CVD法により酸化シリコンを300nmの膜厚で
ポリシリコン膜23の上層に堆積させ、第2絶縁膜(不
図示)を形成した後、フッ酸系のウェットエッチング処
理により除去した。
【0091】次に、図13(b)に示すように、BF2
+ の不純物イオンD2を40keVのエネルギーで、
4.3×1014atoms/cm2 のドーズ量でイオン注入し、
不純物が導入されたポリシリコン膜23dとした。
【0092】次に、図14(c)に示すように、後工程
でのポストIIアニール処理時のポリシリコン膜の窒化
を防ぐため、常圧CVD法により酸化シリコンを200
nmの膜厚でポリシリコン膜23dの上層に堆積させ、
下層第3絶縁膜25aを形成した。
【0093】次に、図14(d)に示すように、窒素雰
囲気下で熱処理(ポストIIアニール処理)を施し、結
晶性が回復され、不純物が導入されたポリシリコン膜2
3bとした。ここで、ポストIIアニール処理として
は、(試料201:ランプアニール装置,1050℃,
10秒)、(試料202:ランプアニール装置,107
5℃,10秒)、(試料203:ランプアニール装置,
1100℃,10秒)とした。
【0094】次に、図14(e)に示すように、フォト
リソグラフィー工程により領域Aを保護するレジスト膜
(不図示)をパターン形成し、例えばフッ酸系のウェッ
トエッチング(オーバーエッチング量20%)などのエ
ッチング処理を施して、領域Bにおける下層第3絶縁膜
25aを除去した。以降の工程は、試料101〜105
の作成と同様にして、領域Aにおいては第3絶縁膜の膜
厚を300nmとし、領域Bにおいては100nmとし
て、縦型拡散炉による600℃の温度で180分、90
0℃の温度で15分、800℃の温度で30分のアニー
ル処理を順に施し、さらに1030℃の温度で10秒の
ランプアニール処理を施し、第3絶縁膜を除去して、試
料201〜203を形成した。
【0095】(試料301〜304の作成)試料101
〜105の作成方法において、BF2 + の不純物イオン
注入工程まえの熱処理(プレIIアニール処理)を施さ
ない試料を作成した。但し、領域Aにおいて膜厚を30
0nm、領域Bにおいて膜厚100nmの第3絶縁膜を
形成した後に、縦型拡散炉による600℃の温度で18
0分までを施して第3絶縁膜25を除去した試料を試料
301とした。縦型拡散炉による600℃の温度で18
0分の処理の後、900℃の温度で15分の処理を施し
て、第3絶縁膜25を除去した試料を試料302とし
た。縦型拡散炉による600℃の温度で180分の処理
と900℃の温度で15分の処理の後に、800℃の温
度で30分の処理を施して、第3絶縁膜25を除去した
試料を試料303とした。縦型拡散炉による600℃の
温度で180分の処理、900℃の温度で15分の処
理、および、800℃の温度で30分の処理を施した後
に、1030℃の温度で10秒のランプアニール処理を
施して、第3絶縁膜を除去した試料を試料304とし
た。
【0096】上記のようにして作成した試料101〜1
05、201〜203、301〜304について、四端
子法にてポリシリコン膜23cのシート抵抗を測定し
た。ここで、図9に示すように、領域Aおよび領域Bを
横切るようにして、図中のX方向およびY方向にそれぞ
れのシート抵抗を測定した。
【0097】試料101のポリシリコン膜23cのX方
向およびY方向のシート抵抗を図15(a)に、試料1
02のシート抵抗を図15(b)に、試料103のシー
ト抵抗を図16(a)に、試料104のシート抵抗を図
16(b)に、試料105のシート抵抗を図16(c)
に示す。
【0098】試料201のポリシリコン膜23cのX方
向およびY方向のシート抵抗を図17(a)に、試料2
02のシート抵抗を図17(b)に、試料203のシー
ト抵抗を図17(c)に示す。
【0099】試料301のポリシリコン膜23cのX方
向およびY方向のシート抵抗を図18(a)に、試料3
02のシート抵抗を図18(b)に、試料303のシー
ト抵抗を図19(c)に、試料304のシート抵抗を図
19(d)に示す。
【0100】図18および図19からわかるように、上
記のプレIIアニール処理あるいはポストIIアニール
処理を行わない場合には、600℃の温度で180分の
処理後、900℃の温度で15分の処理後、800℃の
温度で30分の処理後、あるいは、1030℃の温度で
10秒のランプアニール処理後のいずれも、領域Aと領
域Bとの境で抵抗値が極端に変化し、ほぼ矩形形状とな
る第3絶縁膜のパターンレイアウト依存性が顕著に現れ
ており、シート抵抗の面内均一性は低いものとなってい
ることが確認された。上記の各熱処理工程において、ポ
リシリコンの結晶成長に加えて、ホウ素イオンの拡散も
同時に起こるために、拡散炉での熱処理あるいはランプ
アニール処理での光吸収量の差による領域A,B間の温
度差が少なくても、より多くのシート抵抗値の差として
現れやすい結果となっている。
【0101】また、図15および図16からわかるよう
に、上記のプレIIアニール処理を行うことにより、行
わない場合に顕著に現れる第3絶縁膜のパターンレイア
ウト依存性が抑制され、抵抗値の領域A,B間差は小さ
くなっており、デバイス特性の均一性を向上させること
ができたことが確認された。この傾向は、プレIIアニ
ール処理を高くするほどパターンレイアウト依存性が抑
制される結果となった。
【0102】また、図17からわかるように、上記のポ
ストIIアニール処理を行うことによっても、行わない
場合に顕著に現れる第3絶縁膜のパターンレイアウト依
存性が抑制され、抵抗値の領域A,B間差は小さくなっ
ており、デバイス特性の均一性を向上させることができ
たことが確認された。この傾向は、ポストIIアニール
処理を高くするほどパターンレイアウト依存性が抑制さ
れる結果となった。また、プレまたはポストIIアニー
ル処理としてランプアニール処理を行う場合には、プレ
IIアニール処理よりもポストIIアニール処理の方が
改善の効果が大きいことがわかった。
【0103】上記のように、プレあるいはポストIIア
ニール処理を行うことにより第3絶縁膜のパターンレイ
アウト依存性が抑制されることは、このレイアウト依存
性が不純物の拡散の効果よりもポリシリコンの結晶性の
向上の効果(トラップ状態密度の減少)に支配されてお
り、プレあるいはポストIIアニール処理を行うことに
より低減されたトラップ状態密度がその後の熱処理で変
動しにくくなり、パターン形成後の熱処理で領域A,B
間での温度差が生じてもシート抵抗値の差として出現し
にくくなったためと考えられる。
【0104】本発明は上記の実施の形態に限定されな
い。例えば、基板上に形成する多結晶膜としてのポリシ
リコンは、アモルファスシリコンの状態を含むものとし
て形成することができる。また、光照射熱処理として
は、ランプアニール処理の他、レーザ光や他の光源を用
いる処理を行うことが可能である。その他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
【0105】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、接合を浅く形成し、ランプアニール工程などの光照
射熱処理工程におけるデバイス特性の温度依存性やパタ
ーンレイアウト依存性を抑制し、デバイス特性の均一性
を向上させることができる半導体装置を製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は光照射熱処理の構成例を示す模式図であ
る。
【図2】図2は縦型拡散炉の構成例を示す模式図であ
る。
【図3】図3は第1実施形態にかかる半導体装置の製造
方法の工程を示す断面図であり、(a)はポリシリコン
膜の形成工程まで、(b)は第2絶縁膜の形成工程ま
で、(c)はプレIIアニール処理工程まで、(d)は
不純物導入工程までを示す。
【図4】図4は図3の続きの工程を示す断面図であり、
(e)はポリシリコン膜のパターン加工工程まで、
(f)は第3絶縁膜の形成工程まで、(g)はランプア
ニール処理工程まで、(h)は電極形成工程までを示
す。
【図5】図5(a)は第1実施例におけるシート抵抗の
RTA温度依存性を示す図であり、図5(b)は第1実
施例におけるシート抵抗の工程変動を示す図である。
【図6】図6は第2実施例におけるシート抵抗の面内均
一性のRTA温度依存性を示す図である。
【図7】図7は第2実施形態にかかる半導体装置の製造
方法の工程を示す断面図であり、(a)はポリシリコン
膜の形成工程まで、(b)は不純物導入工程まで、
(c)は第2絶縁膜の形成工程まで、(d)はポストI
Iアニール処理工程までを示す。
【図8】図8(a)は第3実施例におけるシート抵抗の
RTA温度依存性を示す図であり、図8(b)は第3実
施例におけるシート抵抗の工程変動を示す図である。
【図9】図9は第4実施例において作成する試料のパタ
ーンレイアウトを示す図である。
【図10】図10は第4実施例の試料101〜105を
作成する工程を示す断面図であり、(a)はポリシリコ
ン膜の形成工程まで、(b)は第2絶縁膜の形成工程ま
で、(c)はプレIIアニール処理工程までを示す。
【図11】図11は図10の続きの工程を示す断面図で
あり、(d)は不純物導入工程まで、(e)は下層第3
絶縁膜の形成工程まで、(f)は下層第3絶縁膜のパタ
ーン加工工程までを示す。
【図12】図12は図11の続きの工程を示す断面図で
あり、(g)は上層第3絶縁膜の形成工程まで、(h)
はランプアニール処理工程まで、(i)は第3絶縁膜の
除去工程までを示す。
【図13】図13は第4実施例の試料201〜103を
作成する工程を示す断面図であり、(a)はポリシリコ
ン膜の形成工程まで、(b)は不純物導入工程まを示
す。
【図14】図14は図13の続きの工程を示す断面図で
あり、(c)は下層第3絶縁膜の形成工程まで、(d)
はポストIIアニール処理工程まで、(e)は下層第3
絶縁膜のパターン加工工程までを示す。
【図15】図15(a)は第4実施例の試料101のポ
リシリコン膜23cのX方向およびY方向のシート抵抗
を示し、図15(b)は試料102のシート抵抗を示
す。
【図16】図16(a)は第4実施例の試料103のポ
リシリコン膜23cのX方向およびY方向のシート抵抗
を示し、図16(b)は試料104のシート抵抗を示
し、図16(c)は試料105のシート抵抗を示す。
【図17】図17(a)は第4実施例の試料201のポ
リシリコン膜23cのX方向およびY方向のシート抵抗
を示し、図17(b)は試料202のシート抵抗を示
し、図17(c)は試料203のシート抵抗を示す。
【図18】図18(a)は第4実施例の試料301のポ
リシリコン膜23cのX方向およびY方向のシート抵抗
を示し、図18(b)は試料302のシート抵抗を示
す。
【図19】図19(c)は第4実施例の試料303のポ
リシリコン膜23cのX方向およびY方向のシート抵抗
を示し、図19(d)は試料304のシート抵抗を示
す。
【図20】図20は、ポリシリコン膜のキャリア伝導を
説明するための模式図である。
【図21】図21は従来技術におけるシート抵抗のRT
A温度依存性を示す図である。
【図22】図22は(a)はランプアニール装置および
(b)は拡散炉におけるウェーハの光吸収強度のキャッ
ピング酸化シリコン膜厚依存性のシミュレーション結果
である。
【符号の説明】
10…光照射熱処理装置、11…リアクター、12…光
源、13…石英チューブ、14…ドア、15…トレー、
15a…ウェーハ支持部、20…ウェーハ、21…シリ
コン基板、22…第1絶縁膜、23,23a,23b,
23c,23d…ポリシリコン膜、24…第2絶縁膜、
25…第3絶縁膜、25a…下層第3絶縁膜、25b…
上層第3絶縁膜、26…電極、30…縦型拡散炉、31
…石英ボート、32…ヒーター、D1,D2…不純物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/822

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に多結晶膜を形成する工程と、 前記多結晶膜の結晶性を回復させる第1熱処理工程と、 前記結晶性が回復された多結晶膜へ不純物を導入する工
    程とを有する半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記多結晶膜へ不純物を導入する工程より
    後に、光照射熱処理による第2熱処理工程を有する請求
    項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記多結晶膜として、ポリシリコン膜を形
    成する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記ポリシリコン膜により、抵抗素子を形
    成する請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記第1熱処理工程において、拡散炉を用
    いる請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記第1熱処理工程において、光照射熱処
    理を行う請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記多結晶膜を形成する工程の成膜温度よ
    りも、前記第1熱処理工程の処理温度を高く設定する請
    求項1記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記多結晶膜を形成する工程の後、前記第
    1熱処理工程の前に、前記多結晶膜を酸化シリコン膜で
    被覆する工程をさらに有し、 前記第1熱処理工程を窒素雰囲気下で行い、 前記第1熱処理工程の後、前記不純物を導入する工程の
    前に、前記酸化シリコン膜を除去する工程をさらに有す
    る請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記第2熱処理工程を、ランプアニール処
    理により行う請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】基板上に多結晶膜を形成する工程と、 前記多結晶膜へ不純物を導入する工程と、 前記多結晶膜を形成する工程の成膜温度よりも高い温度
    で処理し、前記多結晶膜の結晶性の回復と前記不純物の
    活性化を行う第1熱処理工程と、 光照射熱処理による第2熱処理工程とを有する半導体装
    置の製造方法。
  11. 【請求項11】前記多結晶膜として、ポリシリコン膜を
    形成する請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】前記ポリシリコン膜により、抵抗素子を
    形成する請求項11記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】前記第1熱処理工程において、拡散炉を
    用いる請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】前記第1熱処理工程において、光照射熱
    処理を行う請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】前記多結晶膜へ不純物を導入する工程の
    後、前記第1熱処理工程の前に、前記多結晶膜を酸化シ
    リコン膜で被覆する工程をさらに有し、 前記第1熱処理工程を窒素雰囲気下で行う請求項10記
    載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】前記第2熱処理工程を、ランプアニール
    処理により行う請求項10記載の半導体装置の製造方
    法。
JP10367537A 1998-01-08 1998-12-24 半導体装置の製造方法 Pending JPH11260825A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012204807A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 半導体装置の製造方法

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