JPH11261887A - 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JPH11261887A
JPH11261887A JP6011098A JP6011098A JPH11261887A JP H11261887 A JPH11261887 A JP H11261887A JP 6011098 A JP6011098 A JP 6011098A JP 6011098 A JP6011098 A JP 6011098A JP H11261887 A JPH11261887 A JP H11261887A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の画像サイズのJPEG圧縮データをD
RAMを用いて伸張した後、ブロックラスタ変換してT
V表示する場合に、DRAMの容量を小さくする。 【解決手段】 DRAM内に蓄積されたJPEG圧縮デ
ータを伸張回路で伸張し、伸張したデータを水平方向に
分割してラスタ走査順次に変換し、256×8画素の矩
形データを作成する。次にこの矩形データを94×2
(又は3)の矩形データに縮小し、この縮小した矩形デ
ータを順次に連続してDRAM内の連続する矩形領域に
順次に蓄積していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号の記録再
生処理装置で用いられ圧縮画像データの伸張再生処理を
行う場合に用いて好適な画像処理装置、画像処理方法及
びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像の圧縮には、JPEG(J
oint PhotographicExpert G
roup)などのDCT(Discrete Cosi
neTransform)を利用してブロック単位で圧
縮する方式が一般的に行われている。DCTで圧縮した
データを伸張して表示する場合は、伸張データに対して
ブロック→ラスタ変換を行う必要がある。ブロックラス
タ変換を行うためには、最低でも画像データの水平ピク
セル数をHaとするときHa×8(ライン)ワード分の
変換用メモリを必要とする。従って、変換用メモリの大
きさが伸張可能な画像データサイズを制限していたが、
変換用メモリの大きさに依存せずに任意の画素サイズの
伸張を行う方法が提案されている。
【0003】図20は、任意の画素サイズの伸張を行う
従来の伸張装置の例である。同図において、2001は
メモリカード等の記録媒体、2002は記録媒体200
1のためのインタフェース(I/F)回路、2003は
JPEGデータをブロック単位で伸張する伸張回路、2
004は伸張データをブロック→ラスタ変換するブロッ
クラスタ変換回路、2005はHa×8ワードの大きさ
を持つブロックラスタ変換用のバッファメモリ、200
7は伸張した画像データを蓄積するDRAM、2006
は、DRAM2006を制御するコントローラである。
【0004】記録媒体2001に蓄積されたJPEGデ
ータを再生する場合、まずI/F回路2002を通して
読み出された圧縮データは伸張回路2003によって伸
張され、ブロック順の伸張画像データとなる。伸張画像
データは、ブロックラスタ変換回路2004によってバ
ッファメモリ2005にブロック順で書き込まれ、ラス
タ順で読み出されることによって、ラスタ画像データに
変換され、メモリコントローラ2006を通してDRA
M2007に蓄積される。
【0005】図21は、HpがHaより大きい場合のD
RAM2007上での処理の概念を表す図である。例え
ば、Hp=1024、Ha=640の場合、従来では、
図21に示すように画像データを640ピクセル×8ラ
イン、384ピクセル×8ラインの領域に分割して伸張
処理を行う。すなわち、伸張回路2003によって64
0×8ライン分のMCU(Minimum Code
Unit)の画像データが伸張され、ブロックラスタ変
換回路2004によってバッファメモリ2005に書き
込まれたならば、ブロックラスタ変換を行い、DRAM
コントローラ2006によって図21のポインタP1か
ら640ピクセル×8ラインのラスタ画像データをラス
タ1の領域に書き込み、次の384×8ライン分の画像
データが伸張され、バッファメモリ2005に書き込ま
れたならば、ブロックラスタ変換を行い、DRAMコン
トローラ2006によって図21のポインタP2から3
84ピクセル×8ラインのラスタ画像データをラスタ2
の領域に書き込む。以降同様にラスタ3、ラスタ4、ラ
スタ5...と順次処理することによってバッファメモ
リ2005の大きさに依存せずに任意の画素サイズの伸
張を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、デジタルカメラ等で生成される可能性のある
非正方画素の画像データを正方画素へ変換するための考
慮がなされていない。また、伸張された画像をTV等に
表示するためには、760×490ピクセル程度に画像
データを縮小、拡大する処理が必要となるが、そのため
の考慮がなされていない。すなわち従来例では、例えば
1024×768ピクセルに伸張したときのデータ量
は、YUV422フォーマットとして1024×768
×2×8=12582912(bit)、2048×1
536ピクセルでは、50331648(bit)とな
り、表示のために必要とされるデータ量、約4Mbit
と比較してあまりにも大きなメモリ(DRAM)及び多
くのDRAMアクセスを必要とし、処理速度、消費電力
およびコストの面から効率が悪いという問題があった。
【0007】本発明は、以上の問題に鑑みてなされたも
ので、任意の画像サイズのJPEG圧縮画像データをよ
り少ないメモリを用いて高速に、伸張し、変倍して再生
することができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による画像処理装
置においては、ブロック単位で入力される画像データを
ラスタ走査順次に変換する変換手段と、上記変換された
画像データを水平方向及び垂直方向に変倍する変倍手段
とを設けている。
【0009】本発明による他の画像処理装置において
は、圧縮画像データをブロック単位に伸張する伸張手段
と、上記伸張された画像データを水平方向に分割してラ
スタ走査順次に変換し矩形データを出力する変換手段
と、上記矩形データを水平、垂直方向に変倍する変倍手
段と、上記変倍された矩形データを蓄積する蓄積手段と
を設けている
【0010】本発明による他の画像処理装置において
は、圧縮画像データをブロック単位に伸張する伸張手段
と、上記伸張された画像データを水平方向に分割してラ
スタ走査順次に変換し矩形データを出力する変換手段。
上記矩形データを水平方向に変倍する第1の変換手段
と、上記変倍された矩形データを蓄積する蓄積手段と、
上記蓄積手段から転送された上記変倍された矩形データ
を水平、垂直方向に変倍して上記蓄積手段に転送する第
2の変倍手段とを設けている。
【0011】本発明による記憶媒体においては、ブロッ
ク単位で入力される画像データをラスタ走査順次に変換
する処理と、上記変換された画像データを水平方向及び
垂直方向に変倍する処理とを実行するためのプログラム
を記憶している。
【0012】本発明による他の記憶媒体においては、圧
縮画像データをブロック単位に伸張する伸張処理と、上
記伸張された画像データを水平方向に分割してラスタ走
査順次に変換し矩形データを出力する変換処理と、上記
矩形データを水平、垂直方向に変倍する変倍処理と、上
記変倍された矩形データを蓄積する蓄積処理とを実行す
るためのプログラムを記憶している。
【0013】本発明による他の記憶媒体においては、圧
縮画像データをブロック単位に伸張する伸張処理と、上
記伸張された画像データを水平方向に分割してラスタ走
査順次に変換し矩形データを出力する変換処理と、上記
矩形データを水平、垂直方向に変倍する第1の変倍処理
と、上記変倍された矩形データを蓄積手段に蓄積する蓄
積処理と、上記蓄積手段から転送された上記変倍された
矩形データを水平、垂直方向に変倍して上記蓄積手段に
転送する第2の変倍処理とを実行するためのプログラム
を記憶している。
【0014】本発明による画像処理方法においては、ブ
ロック単位で入力される画像データをラスタ走査順次に
変換するステップと、上記変換された画像データを水平
方向及び垂直方向に変倍するステップとを有している。
【0015】本発明による他の画像処理方法において
は、圧縮画像データをブロック単位に伸張する伸張ステ
ップと、上記伸張された画像データを水平方向に分割し
てラスタ走査順次に変換し矩形データを出力する変換ス
テップと、上記矩形データを水平、垂直方向に変倍する
変倍ステップと、上記変倍された矩形データを蓄積する
蓄積ステップとを有している。
【0016】本発明による他の画像処理方法において
は、圧縮画像データをブロック単位に伸張する伸張ステ
ップと、上記伸張された画像データを水平方向に分割し
てラスタ走査順次に変換し矩形データを出力する変換ス
テップと、上記矩形データを水平、垂直方向に変倍する
第1の変倍ステップと、上記変倍された矩形データを蓄
積手段に蓄積する蓄積ステップと、上記蓄積手段から転
送された上記変倍された矩形データを水平、垂直方向に
変倍して上記蓄積手段に転送する第2の変倍ステップと
を有している。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態を示す。図1において、101はシステム全体をコン
トロールするCPU(Central Process
or Unit)、102はCPU101のためのイン
タフェース回路、103はメモリカード等の記録媒体、
104は記録媒体103のためのインタフェース回路、
105は、画像データを記憶するためのDRAM、10
6はシステムのシーケンシャルな制御やバスアービトレ
ーション等のコントロールを司るシステムコントロー
ラ、108はJPEGデータをブロック単位で伸張する
公知の伸張回路である。
【0018】107はDRAM105上のデータを伸張
回路108へ転送するためのダイレクトメモリアクセス
コントローラ(以下DMAC)、109は伸張回路10
8によって伸張されたブロックスキャンの画像データを
ラスタスキャン画像データに変換するためのブロックラ
スタ変換回路、110はブロックラスタ変換用のバッフ
ァメモリで、Ha×8ワードの容量を持つ。従ってブロ
ックラスタ変換回路109は、水平ピクセルHaまでの
ブロックスキャンデータを一度にラスタデータに変換す
ることができる。111は線形補間等によって水平方向
に縮小を行う変倍手段を構成する水平縮小回路であり、
内部構成等は後述する。113は線形補間等によって垂
直方向に縮小を行う変倍手段を構成する垂直縮小回路で
あり、内部構成等は後述する。
【0019】114は垂直縮小回路113のためのバッ
ファメモリであり、Hbワードの容量、すなわち水平H
bピクセル1ライン分のディレイラインとなる。112
は垂直縮小回路113の出力をDRAM105に2次元
的にDMA転送するためのDMACであり、動作等は後
述する。115はDRAM105上の画像データを再生
回路116に転送するためのDMACであり、これも2
次元DMACである。116は画像データに対して変
調、同期信号の付加、DA変換等をしてビデオ信号を生
成する再生回路である。
【0020】100は本発明による記憶媒体を構成する
ROMであり、CPU101の後述する図4、6、7、
9のフローチャートを含む処理を実行するためのプログ
ラムを記憶する。この記憶媒体としては、半導体メモ
リ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気媒体等を用いて
よい。
【0021】図2は、水平縮小回路111の詳細図であ
る。図2において、201、202はフリップフロップ
(以下FF)であり、シフトレジスタを構成する。20
3は線形補間回路であり、入力Pは上記シフトレジスタ
でラッチされ、Pi、Pi+1が得られる。Pi、Pi
+1は線形補間回路203に入力され、縮小出力Qjを
得る。
【0022】図3は縮小比率をN/Mとするとき、N/
M=3/7の時の入力画素Piと出力画素Qjとの対応
の縮小例を示している。また図4は、線形補間回路20
3の動作のフローチャートである。図3、図4を用いて
実際の縮小動作について説明する。まず、ステップS4
01で定数KhおよびIhが設定される。KhおよびI
hは初期値が与えられれば以後変化しない定数である。
Ihは縮小比率の逆数の整数部分int(M/N)(3
/7時は2)に設定され、Khは縮小比率の逆数の分数
部分M/N−Ih(3/7時は1/3)に設定される。
【0023】次のステップS402で入力画素カウンタ
i、出力画素カウンタjおよび補間係数kが0に初期化
される。次のステップS403で線形補間処理 Qj=(Pi+1 −Pi )×k+Pi ………(1) を行う。これは、 Qj=Pi+1 ×k+Pi ×(1−k) ………(2) と展開され、線形補間そのものであり、i=0、j=
0、k=0では、Q0=P0となる。
【0024】その後、ステップS404で、出力画素カ
ウンタjがインクリメントされ、入力画素カウンタiに
はIhが加算され、kにはKhが加算される。よってi
=2、j=1、k=1/3となる。次のステップS40
5で、kは1より小さいのでNのパスに分岐し、再びス
テップS403で線形補間処理を行う。このとき、 Q1=P3×1/3+P2×2/3 ………(3) となる。
【0025】そして次のステップS404で同様にし
て、i=4、j=2、k=2/3となり、ステップS4
05で再びNに分岐してステップS403で線形補間処
理を行う。このとき、 Q2=P5×2/3+P4×1/3 ………(4) となる。
【0026】そして次のステップS404で同様にし
て、i=6、j=3、k=1となり、ステップS405
でYに分岐する。そしてステップS406でk=0、i
=7となり、次のステップS403で線形補間処理を行
う。このとき、 Q3=P7 ………(5) となる。以後同様のフローによって縮小処理を行うこと
ができる。
【0027】図5は垂直縮小回路113およびそのバッ
ファメモリ114の詳細図である。図5において、バッ
ファメモリ114は、前述の通りHbワードの容量、す
なわち水平Hbピクセル1ライン分のディレイラインで
ある。505はバッファメモリ114のアドレスを生成
しメモリアクセスを制御するアドレス発生回路である。
バッファメモリ114に蓄積されたデータは、アドレス
発生回路505によって生成されたアドレスのデータが
リードされて画像データPi、uとなり、その直後同ア
ドレスに対して入力データPi、u+1がライトされ
る。入力データPi、u+1は同時に線形補間回路50
6にも入力される。502は1ラインのピクセル数:A
を設定するレジスタ、503は1ラインのピクセル数:
Bを設定するレジスタである。501は繰り返しのライ
ン数を設定するライン数Lレジスタであり、504はア
ドレスの分割管理する数を設定する分割数Dレジスタで
ある。
【0028】なお、バッファメモリ114の容量Hbと
A、B、Dには、 Hb=A×(D−1)+B ………(6) の関係がある。
【0029】506は線形補間回路203と類似の線形
補間回路である。但し、垂直縮小回路113はライン単
位で処理を行うので、カウンタの更新はライン単位で行
う。507は垂直走査の不連続点の線形補間回路506
の状態を位相情報としてストアしたり、ロードしたりす
る位相記憶回路である。
【0030】図7はアドレス発生回路505の動作フロ
ーチャートである。次に図7を用いてアドレス発生回路
505の動作について述べる。図7において、ライン数
レジスタ501に設定された値をL、ピクセル数A設定
レジスタ502に設定された値をA、ピクセル数B設定
レジスタ503に設定された値をB、分割数Dレジスタ
に設定された値をDとしている。また、HはAもしくは
Bの値をとり、h、d、1は変数であり、hはピクセル
カウント、Iはラインカウント、dは分割ブロック数カ
ウントを表す。iはアドレス出力である。
【0031】まず、ステップS701で変数の初期化が
行われ、また位相記憶回路507から線形補間回路50
6へ初期位相情報がロードされ、次のステップに進む。
ステップS702では、h、dからアドレスを計算し出
力する。次のステップS703ではhをインクリメント
し、ステップS704の分岐によってA回のループの
後、ステップS705に進み、ピクセルカウントhはリ
セット、ラインカウント1がインクリメントされ、また
線形補間回路506に対してHRSTがアサートされ
る。次のステップS706で、ラインカウント1が設定
値Lと等しければ1分割ブロックの終了となる。その場
合、次のステップS707でラインカウント1はリセッ
トされブロックカウントdがインクリメントされる。ま
た、ここで位相記憶回路507から線形補間回路506
へ位相情報がロードされる。
【0032】次のステップS708で、ブロックカウン
トdが設定値D−1と等しかったらH=Bとなり、最後
のブロックでは1ラインのピクセル数はBとなる。ま
た、Dと等しかったならば、ブロック数dはリセットさ
れ、ここで位相記憶回路507へ線形補間回路506の
位相情報がストアされる。ストアされた位相情報は次回
からのロード情報となる。
【0033】図6は垂直縮小動作のフローチャートであ
る。図4との相違点は、uは入力画素カウンタ、vは出
力画素カウンタ、iはバッファメモリ114のアドレス
で水平方向の画素位置を表しており、アドレス発生回路
505によって管理され、前記ステップS702に示さ
れるようにi=h+A×dで与えられる。またステップ
S604でアドレス発生回路505の出力であるHRS
Tによってラインの終了を判定しており、Nの分岐を繰
り返すことによって1ライン分の線形補間処理を連続し
て行っている。ステップS604でYに分岐するのは1
ラインの処理を終了したときである。その他は図4と同
一の動作をする。
【0034】また、位相記憶回路505のロード、スト
アはアドレス発生回路505によって制御され、ロード
時は、u、v、kが位相情報として位相記憶回路507
からロードされ、ストア時には逆にu、v、kが位相情
報として位相記憶回路507からストアされる。
【0035】図8はDMAC112の動作概念図であ
る。DMAC112はDRAM105を2次元の平面と
みなした時にDRAM105上の矩形領域に対してデー
タ転送を行う。図8において、P1、P2、P3、P
4、P5、P6はアドレスを、Nはデータ転送する矩形
領域のライン数を、Mは1ラインのピクセル数(ワード
数)を示している。また、点線で示されている距離Jの
値はすべて同じであり、P3−P2等と等しい。従っ
て、矩形の領域のDMAは、左端のポインタから始まる
MワードのDMAをN回繰り返すことによって実現する
ことができる。
【0036】図9は2次元DMAの動作フローチャート
である。図9において、PI、M、N、Jは図8に対応
しており、2次元DMA112の設定レジスタにセット
される。まず、ステップS901でカウンタ値h、lが
リセットされる。次のステップS902でh、vからア
ドレスaが求められ、次のステップS903でアドレス
aに対してデータがライトされる。ステップS904で
は、カウンタhがインクリメントされ、次のステップS
905でラインの終了を判定しており、Nの分岐を繰り
返すことによって、1ライン分の線形補間処理を連続し
て行っている。ステップS905でYに分岐するのは1
ラインの処理を終了したときである。
【0037】ステップS906に進むとhはリセットさ
れ、1がインクリメントされる。そして次のステップS
907でライン数の比較を行い、全ラインが転送されて
いたならば終了し、そうでなければステップS902に
進んで次のラインのDMAを行う。以上のフローによっ
て2次元DMAが実現できる。
【0038】次にシステムの伸張再生動作を具体的に説
明する。JPEG圧縮ファイルの元画像サイズの縦横比
が4:3、水平2048ピクセル、垂直1536ピクセ
ルで、YUV422の画像データを、752×485に
縮小する場合で、バッファメモリ110の水平方向の容
量Ha=320、および114の容量Hb=752とす
る時について考える。
【0039】まず縮小率は、水平方向が、 752/2048=47/128 となり、垂直方向が、 485/1536〜7/22 となる。
【0040】従って、水平縮小回路111のIh、Kh
は、 1h=int(128/47)=2 Kh=128/47−2=34/47 となり、垂直縮小回路113のIv、Kvは、 Iv=int(22/7)=3 Kv=22/7−3=1/7 となる。
【0041】また、図1のブロックラスタ変換回路10
9の水平方向の処理単位Ha′を256に設定する。こ
れは、水平縮小率47/128の分母128とJPEG
データのMCU(Minimum Coded Uni
t)の水平方向のピクセル数16(YUV422の場
合)の最小公倍数で、かつHaの最大値である。また、
図5のライン数レジスタ501を8(YUV422の場
合)に設定する。これはJPEGデータのMCUの垂直
方向のピクセル数である。ピクセル数レジスタ502お
よび503を94に設定する。これは水平縮小率47/
128にHa′を乗算したものであり、水平縮小後に2
56ピクセルが94ピクセルになることを意味する。
【0042】また、分割数レジスタ504を8に設定す
る。これは元画像の水平サイズ2048をHa′で除算
し切り上げした値である。また、位相記憶回路507の
初期位相情報、u、v、kはすべて0にリセットされ
る。また、2次元DMAC112の設定レジスタMはピ
クセル数レジスタ502等と同じ94に、Nは3に設定
される。但し、Nは処理の進行に合わせて2もしくは3
に再設定される。それは,垂直縮小率7/22に垂直処
理単位8を乗算すると2.5程度になり、これは8ライ
ン入力されたときに2ラインもしくは3ライン出力され
ることを意味するからである。また、スタートポインタ
P1は図10のPbに、オフセットJは適宜設定され
る。
【0043】以上の初期設定での動作を図10を用いて
説明する。まず、CPU101はDRAM105上にJ
PEGデータ用のメモリ領域と再縮小データ用の領域を
確保する。そして記録媒体103に蓄積されているJP
EGファイルを読み出し、DRAM105上のポインタ
Paから順に書き込むことによってJPEGデータ領域
に転送する。そしてDMAC107はPaから順次デー
タをJPEGデータを読み出し伸張回路108へ出力す
る。
【0044】伸張回路108は順次伸張を行い、伸張デ
ータをブロックラスタ変換回路109へブロックスキャ
ンで出力する。ブロックラスタ変換回路109はHa′
×8ワード単位でブロックラスタ変換を行うので、H
a′=256であるから16MCU分伸張データが入力
されたなら、順次ラスタスキャンに変換して出力してい
く。16MCU分の伸張ラスタスキャンデータは、25
6×8ワード、すなわち1ライン256ピクセルの8ラ
インのデータとなる。
【0045】ラスタスキャンに変換された画像データは
水平縮小回路111に順次入力され、水平縮小処理され
る。ここで1ラインは256×47/128=94ピク
セルに縮小され、94ピクセル×8ラインに変換されて
垂直縮小回路113に入力される。垂直縮小回路113
では前述の図6、7のフローチャートに従って処理を行
う。ここで、AおよびBは94、Lは8、Dは8に設定
されているので、アドレス発生は94×8の矩形画像デ
ータに対して0から93の繰り返しを8回行って垂直縮
小処理し、94×3の矩形画像データをラスタスキャン
で順次出力する。2次元DMAC112は、94×3の
矩形画像データをPbを左上の角とする94×3の矩形
領域に転送する。これで1分割矩形領域の処理が終了す
る。
【0046】そして次の矩形領域の処理を行うため2次
元DMAC112のスタートポインタP1を図10のP
cに再設定する。M、N、Jは変更の必要はない。ま
た、PcはPb+Mによって2次元DMAC112自身
で再設定することもできる。2回目の矩形処理では、1
回目と同様にブロックラスタ変換回路109から256
ピクセル×8ラインの矩形画像データが出力され、水平
縮小回路111から94ピクセル×8ラインの矩形画像
データが出力される。
【0047】垂直縮小回路113では、94から187
のアドレス発生を8回繰り返して94×3の矩形画像デ
ータを出力し、2次元DMAC112によってPcを左
上の角とする94×3の矩形領域に転送されて2回目の
処理が終了する。以後同様にして8回目の処理まで終了
すると、元画像での2048ピクセル×8ライン、縮小
画像にして752×2ラインの処理が終了する。
【0048】このとき、位相記憶回路507の位相情
報、u、v、kは、u=9、v=3、k=3/7が位相
記憶回路507にストアされ、次回の処理ではこの位相
情報が最初にロードされて垂直縮小処理を行う。またこ
のとき、バッファメモリ114には元画像の8ライン目
が水平752ピクセルに縮小されて蓄積されており、次
回の垂直縮小処理に使用される。
【0049】次に2次元DMAC112のスタートポイ
ンタP1を図10のPdに、Nを2に再設定する。Pd
はPb+(J+M)×Nによって2次元DMAC112
自身で再設定することもできる。そして9回目の処理で
は、1回目と同様にブロックラスタ変換回路109から
256ピクセル×8ラインの矩形画像データが出力さ
れ、水平縮小回路111から94ピクセル×8ラインの
矩形画像データが出力される。垂直縮小回路113で
は、0から93のアドレス発生を8回繰り返して94×
2の矩形画像データを出力し、2次元DMAC112に
よってPdを左上の角とする94×2の矩形領域に転送
されて9回目の処理が終了する。
【0050】以後同様の処理を繰り返すことによって、
元画像を水平8分割、垂直192分割して処理すること
ができ、全再生縮小画像データ752ピクセル×489
ラインを得る。489−485の4ラインは誤差である
ので、上下2ラインを削除するもしくは下4ライン分の
処理を行わない等して調整すればよい。
【0051】全再生縮小画像データが準備できたら、D
MAC115のスタートポインタを図10のPbに、水
平ピクセル数を752に、垂直ライン数を243に、オ
フセットをDMAC112に設定したJ×2+752に
設定し、再生回路116へ1フィールド分の画像データ
を転送する。再生回路116は画像データに対して変
調、同期信号の付加、DAコンバート等をしてビデオ信
号を生成する。
【0052】また、次のTVフィールドでは、スタート
ポインタをPbの直下のポインタに、垂直ライン数を2
42に再設定し、再生回路116へ1フィールド分の画
像データを転送する。以後2フィールドのDMA転送を
繰り返す。以上の動作によって2048ピクセル×15
36ラインのJPEG伸張データに対して4:3縦横比
のままフル画面のビデオ信号を生成し再生することがで
きる。
【0053】また、ブロックラスタ変換器109の水平
方向の処理単位Ha′をHaとして処理することもでき
る。すなわち、水平方向の縮小率47/128を118
/320と近似する。そしてHa′=320、ライン数
レジスタ501を8(YUV422の場合)ピクセル数
Aレジスタ502を118に、ピクセル数Bレジスタ5
03を47に設定する。但し、画像の右端の分割矩形領
域を処理するときには、Ha′=128に再設定され
る。
【0054】また、分割レジスタ504を7に設定し、
位相記憶回路507の初期位相情報、u、v、kはすべ
て0にリセットされる。また、2次元DMAC112の
設定レジスタMはピクセル数レジスタ502等と同じ1
18に、Nは3に設定される。但し、Mは画像の右端の
分割矩形領域を処理するときには47に、Nは処理の進
行によって適宜2もしくは3に再設定される。また、ス
タートポインタP1は図10のPbに、オフセットJは
適宜設定される。
【0055】以上の設定で前述の分割処理と同様の処理
を行うことによって、元画像を水平7分割、垂直192
分割して処理することができ、全再生縮小画像データ7
56ピクセル×489ラインを得る。但し、バッファメ
モリ114の容量Hbは756以上必要となる。また、
水平方向の誤差4ピクセルと垂直方向の誤差4ラインは
縮小処理後に調整すればよい。
【0056】また、水平縮小回路111をわずかに変更
することで水平拡大縮小回路を実現することができる。
図11は水平方向に4/3倍拡大する処理の概念図であ
る。図11においてブロックラスタ変換が矩形領域Aと
矩形領域Bに分割されて行むれる時、矩形領域A′と矩
形領域B′はその拡大処理後の分割を表している。矩形
領域B′の三角で示された画素は、矩形領域Aおよび矩
形領域Bの両方を参照しなければ補間することができな
い。従って、矩形領域Aの白丸で示される画素の値とそ
の時の補間比率Khを矩形領域Bを処理するときまで記
憶しておく必要がある。
【0057】図12は水平拡大縮小回路の詳細図であ
る。図12において、1203は線形補間回路であり、
その動作は図4のフローチャートと同一である。但し、
拡大の場合はIhは必ず0になる。1201および12
02はFFである。1206は1:8のセレクタ、12
08は8:1のセレクタ、1207はラッチであり、こ
れらによりデータ記憶回路1209を構成する。120
4は通常のデータフローとデータ記憶回路1209から
のデータロードとを切り替えるセレクタ、1205は線
形補間回路1203の補間比率Khのロード、ストアを
行う位相記憶回路である。
【0058】図11の白丸のデータをセレクタ1206
をコントロールすることにより、ラッチ1207に順次
蓄積し、また最下位ラインの白丸のときのKhを位相記
憶回路1205にストアし、矩形領域Bのそれぞれのラ
インの先頭でKhを線形補間回路1203に対してロー
ドし、セレクタ1204でデータ記憶回路1209側を
選択し、セレクタ1208を適宜選択することによって
白丸のデータをロードし水平拡大処理を行うことができ
る。
【0059】また、バッファメモリ114の容量を倍に
することで、垂直拡大縮小回路を実現することができ
る。図14は垂直拡大縮小回路の詳細図である。図14
において、1408および1409はHbワードのライ
ンメモリであり、その他は、図5の回路と同一構成であ
る。また、アドレス発生回路1405の動作は図7のフ
ローチャートと、線形補間回路1406の動作は図6の
フローチャートと同じである。但し、拡大の場合はIv
は必ず0になり、ライン数レジスタ1401のLは入力
のライン数ではなく出力のライン数に設定される。ま
た、入力は片方のラインメモリにライトされるだけで、
線形補間回路1406にはラインメモリのリードデータ
だけが入力される。また、ラインメモリ1408と14
09はHRSTによってスワップされる。その他の動作
は垂直縮小回路113と同様である。
【0060】図13は垂直方向に5/2倍拡大する処理
の概念図である。例えば出力の第2ラインおよび第3ラ
インはどちらも入力の第1ラインおよび第2ラインから
補間される。従って、垂直の拡大処理を行いラスタ出力
するためには、入力のラインバッファを2ライン分設け
る必要がある。アドレス発生回路1405は、そのよう
な時に第3入力ラインのバッファメモリ1408への書
き込みディセーブルし、2つのラインメモリからのリー
ドのみ行う。従って、図13の場合、アドレスのスキャ
ンを6回繰り返すことにより、垂直拡大処理を実現する
ことができる。
【0061】また、拡大縮小回路の前段にLPF(Lo
w Pass Filter)を挿入することによっ
て、エイリアスの少ない、良好な縮小、拡大画像を得る
ことができる。図15は水平LPF回路の例である。図
15において1503および1504はFF、1501
および1502はスイッチ、1505、1506はLP
Fの特性を決定するα、βのレジスタ、1507、15
08は乗算器、1509、1510は加算器である。
α、βの設定によってフィルタ係数[121]、[11
1]、[101]等のフィルタを実現することが可能で
ある。
【0062】レジスタ1505および1506、乗算器
1507および1508はシフト加算等の組み合わせで
構成することもできる。例えば、α=0.5、β=0.
25とすると、出力は 0.25×Pi-1 +0.5×Pi +0.25×Pi+1 となり、フィルタ係数[1/4、1/2、1/4]のフ
ィルタとなる。
【0063】1511および1512はデータ記憶回路
である。データ記憶回路1512は、データ記憶回路1
209と同様に分割矩形領域の境界において右端の8つ
のデータを、データ記憶回路1511は右端の1つ手前
の8つのデータを蓄積し、右隣りの矩形領域の処理を行
う時に各ラインの最初にスイッチ1501および150
2によってロードする。以上の動作によって分割矩形領
域の境界においても出力が不連続にならずに帯域制限す
ることができる。
【0064】図16は垂直LPF回路の例である。16
04はアドレス発生回路、1601はライン数レジス
タ、1602、1603はピクセル数レジスタであり、
図5のそれぞれの回路と同一のものである。1605、
1606はLPFの特性を決定するα、βのレジスタで
あり、1607、1608は乗算器、1609、161
0は加算器である。α、βの設定によってフィルタ係数
[121]、[111]、[101]等のフィルタを実
現することが可能である。レジスタ1605および16
06、乗算器1607および1608はシフト加算等の
組み合わせで構成することもできる。
【0065】1611、1612はバッファメモリ11
4に相当するバッファメモリであり、先に述べたように
合わせてHb×2ワードの容量、すなわち水平Hbピク
セル2ライン分のディレイラインとなる。バッファメモ
リ1611に蓄積されたデータは、アドレス発生回路1
604によって生成されたアドレスのデータがリードさ
れ画像データPi、u−1となり、その直後同アドレス
に対して入力データPi、u−1がライトされる。
【0066】また、バッファメモリ1612に蓄積され
たデータは、アドレス発生回路1604によって生成さ
れたアドレスのデータがリードされ画像データPi、u
−1となる。例えば、α=0.5、β=0.25とする
と、出力は 0.25×Pi 、 u-1 +0.5×Pi 、 u +0.25×Pi 、 u+1 となり、フィルタ係数[1/4、1/2、1/4]のフ
ィルタとなる。
【0067】また、アドレス発生回路1604において
ステート705に相当するHRSTが発生したならば、
バッファメモリ1611と1612をスワップしてデー
タチャネルを切り替える。また、スワップすることによ
り、次のラインにおいても同様のデータフローで同一係
数のフィルタ処理を行うことができる。なお、本実施の
形態においては、補間方法は線形補間を用いて説明した
が、キュービック補間法を用いてもよい。
【0068】次に第2の実施の形態を説明する。図17
は本発明の第2の実施の形態を示す。図17において、
1701はシステム全体をコントロールするCPU(C
entral Processor Unit)、17
02はCPUのためのインタフェース回路、1703は
メモリカード等の記録媒体、1704は記録媒体170
3のためのインタフェース回路、1705は、画像デー
タを記憶するためのDRAM、1706はシステムのシ
ーケンシャルな制御やバスアービトレーション等のコン
トロールを司るシステムコントローラである。
【0069】1708はJPEGデータをブロック単位
で伸張する公知の伸張回路、1707はDRAM170
5上のデータを伸張回路1708へ転送するためのダイ
レクトメモリアクセスコントローラ(以下DMAC)、
1709は伸張回路1708によって伸張されたブロッ
クスキャンの画像データをラスタスキャン画像データに
変換するためのブロックラスタ変換回路、1710はブ
ロックラスタ変換用のバッファメモリで、Ha×8ワー
ドの容量を持つ。従って、ブロックラスタ変換回路17
09は、水平ピクセル11aまでのブロックスキャンデ
ータを一度にラスタデータに変換することができる。
【0070】1711は垂直方向に任意の整数比で間引
きすることのできる垂直間引き回路、1712は水平方
向に線形補間等によって任意の変倍率で変倍することの
できる水平変倍回路であり、動作は図4のフローチャー
トと同一である。1713はDRAM1705に2次元
的にDMA転送するためのDMAであり、図1のDMA
C112と同様の動作をする。1715は線形補間等に
よって水平方向に変倍する水平変倍回路113であり、
動作は図4のフローチャートと同一である。
【0071】1717は線形補間等によって垂直方向に
変倍する垂直変倍回路であり、図1の垂直縮小回路11
3と類似している。但し、分割処理には対応しなくても
よいので、図5のピクセル数レジスタ503、分割数レ
ジスタ504、および位相記憶回路507は必要ない。
1716は垂直変倍回路1717のためのバッファメモ
リであり、Hbワードの容量、すなわち水平Hbピクセ
ル1ライン分のディレイラインとなる。1718は垂直
変倍回路1717の出力をDRAM1705に転送する
ためのDMACである。1719はKRAM1705の
上の画像データを再生回路1720に転送するためのD
MACである。1720は画像データに対して変調、同
期信号の付加、DA変換等をしてビデオ信号を生成する
再生回路である。また1700はCPU1701のプロ
グラムを記憶するROMであり、図1のROM100と
同様に構成される。
【0072】図18は、第2の実施の形態の動作概念図
である。次に図18と共に伸張再生動作について説明す
る。JPEG圧縮ファイルの元画像サイズの縦横比が
4:3、水平2048ピクセル、垂直1536ピクセル
で、YUV422の画像データを、724×485に縮
小する場合で、バッファメモリ1710の水平方向の容
量Ha=320、および1714の容量Hb=752と
する時について考える。また、ブロックラスタ変換回路
109の水平方向の処理単位Ha′を320に、垂直間
引き回路1711の間引き率を1/3に、水平変倍回路
1712の変倍率を3/8に、水平変倍回路1715の
変倍率を47/48に、垂直変倍回路1717の変倍率
を97/102に設定する。
【0073】まず、CPU1701はDRAM1705
上にJPEGデータ用のメモリ領域と再生縮小データの
領域確保する。また、テンポラリデータ領域は処理の進
行に合わせて適宜確保および開放を行う。そして記録媒
体1703に蓄積されているJPEGファイルを読み出
し、DRAM1705上のポインタPaから順に書き込
むことによってJPEGデータ領域に転送する。そして
DMAC1707はPaから順次データをJPEGデー
タを読み出し伸縮回路1708へ出力する。伸縮回路1
708は順次伸縮を行い、伸縮データをブロックラスタ
変換回路1709へブロックスキャンで出力する。
【0074】ブロックラスタ変換回路1709は320
×8ワード単位でプロックラスタ変換を行い、垂直間引
き回路1711に320ピクセル×8ラインの矩形領域
のラスタスキャン画像データを出力する。垂直間引き回
路1711は、仮想的な全伸張画像における垂直方向の
位相を考慮して、垂直8ラインに対して1/3の間引き
になるように2もしくは3ラインに適宜間引いて水平変
倍回路1712へ出力する。水平変倍回路1712は、
水平320ピクセルを3/8に縮小し、120ピクセル
×2(もしくは3)ラインの縮小画像データをDMAC
1713へ出力する。
【0075】DMAC1713は、120ピクセル×2
(もしくは3)ラインの縮小画像データをテンポラリデ
ータ領域に対して2次元DMAを転送する。テンポラリ
データ領域は、768ピクセル×3ライン×2個のダブ
ルバッファで確保されており、768×3ラインの1つ
のバッファに対する全転送が終了したならば、そのバッ
ファ領域のデータは、DMAC1714によって2次元
的に読み出され、水平変倍回路1715に転送される。
水平変倍回路1715は、1ライン768ピクセルを4
7/48に縮小し、752ピクセルとして垂直変倍回路
1717へ出力する。垂直変倍回路1717は垂直方向
に97/102に縮小してDMAC1718へ出力す
る。DMAC1718はポインタPdから順次縮小画像
データをDMA転送する。これは2次元DMAである必
要はない。
【0076】全伸張および縮小処理が終了すると、75
2×487の再生縮小データが得られる。垂直方向の誤
差2ラインは上下1ラインを削除する。もしくは下2ラ
イン分の処理を行わない等して調整する。DMAC17
19はポインタPdからTVフィールド毎に順次画像デ
ータを2次元DMA転送し再生回路1720へ出力す
る。再生回路116は画像データに対して変調、周期の
信号の付加、DAコンバート等をしてビデオ信号を生成
する。以上の動作によって2048ピクセル×1536
ラインのJPEG伸張データに対して4:3縦横比のま
まフル画面のビデオ信号を生成し再生することができ
る。
【0077】なお、テンポラリーデータ領域を768ピ
クセル×8ライン×2個とすれば、垂直間引き回路17
11は省略することができる。その場合垂直変倍回路1
717の変倍率は7/22に設定する。また、上述の動
作は縮小について説明したが、DMAC1714によっ
て1ラインの転送を何回か繰り返す制御を行うことによ
り、1ライン分のバッファメモリ1716だけで垂直拡
大処理を行うことが可能である。
【0078】また、水平の拡大は、水辺変倍回路171
2では行わず、水平変倍回路1715で行うことによっ
てパフォーマンスが良くなる。このとき分割処理は行わ
ないので、水平変倍回路1715に位相記憶回路、デー
タ記憶回路等は必要ない。また、本実施の形態において
は、変倍回路の前段のLPF回路は省略したが、LPF
回路を挿入することにより、エイリアスの少ないより良
好な画像を得ることができる。また補間方法は線形補間
を用いて説明したが、キュービック補間法を用いてもよ
い。
【0079】次に、第3の実施の形態を説明する。図1
9は本発明の第2の実施の形態を示す。この図19は第
2の実施の形態の図17とほぼ同様の構成となってお
り、1921から1924までの4つのスイッチが追加
されたところだけが異なっている。
【0080】垂直間引き回路1911と水平変倍回路1
912を第1の変倍回路、水平変倍回路1915と垂直
変倍回路1917を第2の変倍回路とするとき、スイッ
チ1921は第2の変倍回路の入力を選択するスイッチ
であり、DMAC1914の出力とブロックラスタ変換
回路1909の出力とを切り替えることができる。ま
た、スイッチ1922〜1924により水平変倍回路1
915と垂直変倍回路1917の順番を切り替えること
ができる。すなわち、スイッチ1922〜1924をす
べて1に接続すると、水平変倍回路1915→垂直変倍
回路1917の順番に、すべて2に接続すると、垂直変
倍回路1917→水平変倍回路1915の順番で処理が
行われる。
【0081】次に、本実施の形態の動作について、IP
EG圧縮ファイルの元画像サイズの縦横比が4:3、水
平320ピクセル、垂直240ピクセルで、YUV42
2の画像データを、752×485に拡大する場合で、
バッファメモリ1910の水平方向の容量Ha=32
0、および1914の容量Hb=640とする時を説明
する。この場合、Haが元画像の水平画像サイズと等し
いので、水平分離処理を行う必要はない。従って、スイ
ッチ1921を1に、スイッチ1922から1924を
すべて2に接続し、ブロックラスタ変換回路1909→
垂直変倍回路1917→水平変倍回路1915→DMA
C1918→DMAC1905のデータフローで処理を
行う。
【0082】まず、垂直変倍回路1917はバッファメ
モリ1916を図14のように320ピクセル×2個の
ラインメモリとしてコンフィグレーションする。但し、
分割処理は行わないので、図14のようなピクセル数B
レジスタ1403、分割数レジスタ1404、位相記憶
回路1407等は必要ない。そして、垂直変倍回路19
17の変倍率を97/48に、水平変倍回路1915の
変倍率を47/20に設定し、伸張変倍処理を行うこと
により、水平は320×47/20=752、垂直は2
40×97/48=485に拡大され、図18のテンポ
ラリデータ領域を使用することなく、752×485の
再生拡大データを得ることができる。
【0083】なお、本実施の形態においては、垂直変倍
回路1917に2ラインのラインメモリを持たせること
によって拡大処理を実現したが、ブロックラスタ変換回
路1909からの1ラインの出力を複数回繰り返すよう
に制御することによっても垂直拡大処理を実現すること
ができる。また変倍回路の前段のLPF回路は省略した
が、LPF回路を挿入することにより、エイリアスの少
ないより良好な画像を得ることができる。さらに補間方
法は線形補間を用いて説明したが、キュービック補間法
を用いてもよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればブ
ロックラスタ変換した画像データを変倍することによ
り、少量のメモリ容量で変換、変倍を行って表示等に適
した画像データを得ることができる。また、任意の画像
サイズのJPEG圧縮データを少量のメモリで高速に、
伸張変換、変倍することができる、また DRAM等の
蓄積手段へのアクセスが減少するので低消費電力化をは
かることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】水平縮小回路のブロック図である。
【図3】縮小処理の概念を示す構成図である。
【図4】水平縮小処理の動作フローチャートである。
【図5】垂直縮小回路のブロック図である。
【図6】垂直縮小処理の動作フローチャートである。
【図7】アドレス発生回路の動作フローチャートであ
る。
【図8】2次元DAMデータ転送の概念を示す構成図で
ある。
【図9】2次元DMACの動作フローチャートである。
【図10】システムの動作例の構成図である。
【図11】分割処理における水平拡大の概念を示す構成
図である。
【図12】水平拡大縮小回路のブロック図である。
【図13】分割処理における垂直拡大の概念を示す構成
図である。
【図14】垂直拡大縮小回路のブロック図である。
【図15】水平LPF回路のブロック図である。
【図16】垂直LPF回路のブロック図である。
【図17】第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図18】第2の実施の形態の動作の概念を示す構成図
である。
【図19】第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図20】従来の画像処理装置のブロック図である。
【図21】従来の動作を概念的に示す構成図である。
【符号の説明】
100、1700、1900 ROM 101、1701、1901 CPU 105、1705、1905 DRAM 106 システムコントローラ 108、1708、1908 伸縮回路 109、1709、1909 ブロックラスタ変換回路 110、1710、1910 ブロックラスタ変換回路
用バッファメモリ 111 水平縮小回路 113 垂直縮小回路 114 垂直縮小回路用バッファメモリ 1711、1911 垂直間引き回路 1712、1715、1912、1915 水平変倍回
路 1717、1917 垂直変倍回路 1716、1916 垂直変倍用バッファメモリ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック単位で入力される画像データを
    ラスタ走査順次に変換する変換手段と、 上記変換された画像データを水平方向及び垂直方向に変
    倍する変倍手段とを設けたことを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 圧縮画像データをブロック単位に伸張す
    る伸張手段と、 上記伸張された画像データを水平方向に分割してラスタ
    走査順次に変換し矩形データを出力する変換手段と、 上記矩形データを水平、垂直方向に変倍する変倍手段
    と、 上記変倍された矩形データを蓄積する蓄積手段とを備え
    た画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記変倍されて順次に得られる矩形デー
    タを上記蓄積手段の連続する矩形領域に順次に転送する
    制御手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 上記変換手段から出力される矩形データ
    の水平方向のピクセル数をa、上記圧縮画像データのM
    CUの水平方向のピクセル数をb、上記変倍手段におけ
    る水平方向の変倍比率をd/cとするとき、aがbとc
    の最小公倍数の整数倍になるように制御することを特徴
    とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記変換手段から出力される矩形データ
    の水平方向のピクセル数をa、上記変倍手段における水
    平方向の変倍比率をd/cとするとき、d/cをd′/
    aで近似して変倍することを特徴とする請求項2記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 圧縮画像データをブロック単位に伸張す
    る伸張手段と、 上記伸張された画像データを水平方向に分割してラスタ
    走査順次に変換し矩形データを出力する変換手段と、 上記矩形データを水平方向に変倍する第1の変倍手段
    と、 上記変倍された矩形データを蓄積する蓄積手段と、 上記蓄積手段から転送された上記変倍された矩形データ
    を水平、垂直方向に変倍して上記蓄積手段に転送する第
    2の変倍手段とを備えた画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記第1の変倍手段で変倍されて順次に
    得られる矩形データを上記蓄積手段の連続する矩形領域
    に順次に転送すると共に、その連続する複数の矩形デー
    タを新たな矩形データとして上記第2の変倍手段に転送
    する制御手段を設けたことを特徴とする請求項6記載の
    画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記変換手段の出力と上記蓄積手段の出
    力との一方を選択して上記第2の変倍手段に転送する選
    択手段と、上記変換手段の出力が選択されたときは、そ
    の出力に対して上記第2の変倍手段により垂直方向の変
    倍、水平方向の変倍の順で行わせ、上記蓄積手段の出力
    が選択されたときはその出力に対して上記と逆の順によ
    る変倍を行わせる制御手段とを設けたことを特徴とする
    請求項6記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記変倍により画像を拡大するときは上
    記選択手段により変換手段を選択することを特徴とする
    請求項8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記変換手段から出力される矩形デー
    タの水平方向のピクセル数をa、圧縮データのMCUの
    水平方向のピクセル数をb、上記第1の変倍手段におけ
    る変倍比率をd/cとするとき、aがbとcの最小公倍
    数の整数倍になるように制御することを特徴とする請求
    項6記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 上記変倍が画像の縮小であることを特
    徴とする請求項1、2又は6記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 上記変倍が画像の拡大であることを特
    徴とする請求項1、2又は6記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 ブロック単位で入力される画像データ
    をラスタ走査順次に変換する処理と、 上記変換された画像データを水平方向及び垂直方向に変
    倍する処理とを実行するためのプログラムを記憶したコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】 圧縮画像データをブロック単位に伸張
    する伸張処理と、 上記伸張された画像データを水平方向に分割してラスタ
    走査順次に変換し矩形データを出力する変換処理と、 上記矩形データを水平、垂直方向に変倍する変倍処理
    と、 上記変倍された矩形データを蓄積する蓄積処理とを実行
    するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り
    可能な記憶媒体。
  15. 【請求項15】 圧縮画像データをブロック単位に伸張
    する伸張処理と、 上記伸張された画像データを水平方向に分割してラスタ
    走査順次に変換し矩形データを出力する変換処理と、 上記矩形データを水平、垂直方向に変倍する第1の変倍
    処理と、 上記変倍された矩形データを蓄積手段に蓄積する蓄積処
    理と、 上記蓄積手段から転送された上記変倍された矩形データ
    を水平、垂直方向に変倍して上記蓄積手段に転送する第
    2の変倍処理とを実行するためのプログラムを記憶した
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  16. 【請求項16】 ブロック単位で入力される画像データ
    をラスタ走査順次に変換するステップと、 上記変換された画像データを水平方向及び垂直方向に変
    倍するステップとを有することを特徴とする画像処理方
    法。
  17. 【請求項17】 圧縮画像データをブロック単位に伸張
    する伸張ステップと、 上記伸張された画像データを水平方向に分割してラスタ
    走査順次に変換し矩形データを出力する変換ステップ
    と、 上記矩形データを水平、垂直方向に変倍する変倍ステッ
    プと、 上記変倍された矩形データを蓄積する蓄積ステップとを
    有することを特徴とする画像処理方法。
  18. 【請求項18】 圧縮画像データをブロック単位に伸張
    する伸張ステップと、 上記伸張された画像データを水平方向に分割してラスタ
    走査順次に変換し矩形データを出力する変換ステップ
    と、 上記矩形データを水平、垂直方向に変倍する第1の変倍
    ステップと、 上記変倍された矩形データを蓄積手段に蓄積する蓄積ス
    テップと、 上記蓄積手段から転送された上記変倍された矩形データ
    を水平、垂直方向に変倍して上記蓄積手段に転送する第
    2の変倍ステップとを有することを特徴とする画像処理
    方法。
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