JPH11263033A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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JPH11263033A
JPH11263033A JP10089222A JP8922298A JPH11263033A JP H11263033 A JPH11263033 A JP H11263033A JP 10089222 A JP10089222 A JP 10089222A JP 8922298 A JP8922298 A JP 8922298A JP H11263033 A JPH11263033 A JP H11263033A
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JP
Japan
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recording paper
ink
ink ribbon
transparent
transfer agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP10089222A
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English (en)
Inventor
Naomi Osada
尚省 長田
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成領域にバリのない良好なオーバーコ
ートを形成可能な熱転写プリンタを提供する。 【解決手段】 Y、M、Cのインクを塗布した色インク
形成領域と、透明インクを塗布した透明インク形成領域
と、インクを塗布しない領域とをこの順に一組として複
数組基材上に設けたインクリボン7と、このインクリボ
ン7と記録紙15とをプラテンローラ12とラインサー
マルヘッド9とで挟持して記録紙15の画像形成領域に
画像を転写形成した後、透明インクでオーバーコートを
施す転写手段9、12を有する熱転写プリンタであっ
て、インクリボン7における透明インク形成領域は画像
形成領域の下流側端部を含むように形成し、転写手段
9、12はインクリボン7のインクを塗布しない領域で
ラインサーマルヘッド9への通電を停止する構成とした
熱転写プリンタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーバーコート処
理が行える溶融型又は昇華型熱転写プリンタに関し、特
に色インクで画像を記録した面上に良好なオーバーコー
トを転写する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ラインサーマルヘッドを用いてインクリ
ボン上の溶融性または昇華性インクを記録紙に熱で転写
するいわゆる熱転写プリンタが知られている。この種の
プリンタではラインサーマルヘッドの複数の発熱抵抗体
素子に個別に通電して発熱量を制御し溶融性インクの溶
解量や昇華性インクの昇華量を制御し、転写するインク
の面積または濃度を可変にすることが可能である。しか
し、溶融性インクで記録したプリントは擦過傷に弱い欠
点を持っており、昇華性インクも指紋等の油脂や可塑剤
に弱く、紫外線による退色や熱による記録紙上のインク
の再昇華が発生する。このため、記録された画像を保護
するために特開昭61−51391に開示されているよ
うなインクリボンに画像形成用の色インク以外に透明イ
ンクを設けて、画像形成後、この透明インクを記録紙上
に転写して強度を保つ方法、所謂オーバーコート技術が
知られている。この方法を用いれば溶融性インクの場合
は擦過傷に対して強くなり、昇華性インクの場合も油脂
や可塑剤との接触を防止でき、再昇華も押さえられる。
また、透明インクに紫外線吸収剤を入れることで紫外線
に対する退色も防止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
オーバーコートを安定して転写するには、転写時の転写
熱エネルギーの最適化と転写後の記録紙とインクリボン
の剥離条件の最適化が必要である。これらが最適化され
ていない場合、オーバーコート転写開始時に透明インク
が転写できない部分がわずかに発生したり、オーバーコ
ート終了後も透明インクが部分的に転写される現象(バ
リ)が発生する。このバリの発生した状態を図6に示
す。同図において、15は記録紙であり、右下がりのハ
ッチングを施した部分が画像形成領域であり、右上がり
の粗いハッチングを施した部分はオーバーコート領域で
ある。また、矢印Aは副走査の方向を示す。画像形成領
域に画像を転写印刷後、図中上から下へ副走査方向にオ
ーバーコートを行い、インクリボンのオーバーコート用
の透明インクが存在する状態でラインサーマルへの通電
を停止すると、オーバーコートの終端部バリ30が発生
する。
【0004】また、透明インクが転写されていない部分
では擦過傷等の上記問題に加え、透明インクを転写する
ことによって下の色インクの濃度が変化するため、透明
インクが転写されている部分と、転写されていない部分
では濃度差が発生する。更にまた、オーバーコートを施
すことにより光沢が生じるため、透明インクが転写され
ている部分と、転写されていない部分では光沢差が発生
し、結果として画質劣化を招くことになる。一方、バリ
が発生すると、光沢差で違和感が発生するだけでなく、
バリ部分は記録紙との接着力が弱いため、転写終了後剥
離してプリンタ内に飛散し、以後のプリント時に記録紙
やインクリボンに付着して画像不良を発生する虞があ
る。
【0005】また、オーバーコートが安定して転写され
たとしても、色を有するインクによる画像の記録と、オ
ーバーコートの転写にレジずれが発生する場合がある。
例えば、図2のような機構の場合、搬送ローラ16と従
動ローラ17で記録紙15の搬送を行い、ステッピング
モータで搬送ローラを駆動している。この場合、ステッ
ピングモータを記録すべき画像の副走査方向の大きさに
応じたステップ数だけ回転駆動し、色を有するインクに
よる画像の記録を行った後、ステッピングモータを同じ
ステップ数だけ逆転して記録紙を逆送した後、再度透明
インクの転写を行う。これらの記録時または逆送時に搬
送ローラ16と記録紙15間でスリップが生じると、色
を有するインクによる画像の記録開始位置と透明インク
の転写開始位置が異なることになる。この結果、色イン
クによる記録開始位置付近または終了位置付近にオーバ
ーコートが行われていない部分が発生し、濃度差として
検知されてしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点に
鑑みなされたものであり、請求項1に係る発明は、「単
色又は複数色の転写剤を塗布した色転写剤形成領域と、
副走査方向上該色転写剤形成領域の下流側に透明色の転
写剤を塗布した透明転写剤形成領域と、副走査方向上該
透明転写剤形成領域の下流側に連続して設けた転写剤非
形成領域とを一組として基材上に面順次に複数組設けた
インクリボンと、主走査方向に複数の発熱抵抗素子を配
列したラインサーマルヘッドとプラテンローラで該イン
クリボンと記録紙とを押圧しながら該複数の発熱抵抗素
子に通電し、該インクリボンと該記録紙とを副走査方向
に搬送して該単色又は複数色の転写剤を該記録紙の画像
形成領域に転写して画像を形成した後該透明色の転写剤
を該画像形成領域の上に転写する転写手段とを有する熱
転写プリンタであって、該インクリボンにおける該透明
転写剤形成領域は該記録紙の該画像形成領域の副走査方
向上の下流側端部を含むように形成し、該転写手段は該
透明色の転写剤の転写に際し該転写剤非形成領域で該複
数の発熱抵抗体素子への通電を停止する構成とした熱転
写プリンタ。」を提供するものであり、
【0007】請求項2に係る発明は、「該インクリボン
における該透明転写剤形成領域は該記録紙の該画像形成
領域の副走査方向上の上流側端部を含むように形成し、
該転写手段は該透明色の転写剤の転写に際し該画像形成
領域の副走査方向上の上流側端部の上流で該複数の発熱
抵抗体素子への通電を開始する構成とした請求項1記載
の熱転写プリンタ。」を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本願の発明に係る熱転写プ
リンタの実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、ラインサーマルヘッド9がプラテンローラ12
から離間した状態を示す熱転写プリンタの水平断面図で
あり、図2は、ラインサーマルヘッド9がプラテンロー
ラ12からわずかに離間した状態を示す熱転写プリンタ
の水平断面図、図3は、画像記録時にラインサーマルヘ
ッド9がプラテンローラ12に圧着した状態を示す熱転
写プリンタの水平断面図、図4はインクリボンの説明
図、図5はインクリボンのオーバーコート部の説明図で
ある。
【0009】図1において、インクリボンカセット1
は、インクリボン7を巻回した供給ロール2と巻取りロ
ール3を収納した収納部4、5と両ロールの収納部4、
5を繋ぐステー6から概略構成される。ステー6にはイ
ンクリボンカセット1を熱転写プリンタ(以下プリン
タ)の所定位置で着脱操作するための図示しない取っ手
が設けてあり、この取っ手を持って、両ロールと平行方
向にインクリボンカセット1をプリンタの図示しない挿
入口から着脱することができる。インクリボンカセット
1をプリンタに装着した状態では、プリンタ側の図示し
ないモータにより巻取りロール3を回転駆動することが
できる。また、図示しないモータと巻取りロール3間に
は図示しないトルクリミッタが設けてあり、巻取りロー
ル径に影響を受けずに記録中の記録紙15の搬送速度に
合せてインクリボン7の巻取りが可能になっている。供
給ロール2と巻取りロール3間のインクリボン7は両ロ
ール収納部4、5に設けた走行ガイド8に案内されてお
り、両ロール径の変化によってインクリボン7の走行経
路が変化しないようにしている。
【0010】図4に示すように、インクリボン7はイエ
ロー色、マゼンタ色、シアン色のインクをそれぞれ塗布
した領域7Y、7M、7Cが長さ方向に面順次で並んで
おり、更にシアン色のインクを塗布した領域7Cの後に
透明色のインクを塗布した領域7Tが設けてある。イエ
ロー色のインクを塗布した領域7Yと透明色のインクを
塗布した領域7Tとの間には2本の光不透過のマーク2
4aが設けてあり、イエロー色のインクを塗布した領域
7Yとマゼンタ色のインクを塗布した領域7M間、マゼ
ンタ色のインクを塗布した領域7Mとシアン色のインク
を塗布した領域7C間及びシアン色のインクを塗布した
領域7Cと透明色のインクを塗布した領域7T間にはそ
れぞれ1本の光不透過のマーク24b、24c、24d
が設けてある。
【0011】ラインサーマルヘッド9は軸10を回動中
心としたヘッドアーム11に固定されており、図示しな
いヘッドアーム駆動手段によって、ラインサーマルヘッ
ド9を、図1に示すインクリボンカセット着脱位置、図
2に示すインクリボン位置出し位置、図3に示すライン
サーマルヘッド圧着位置に移動可能な構成になってい
る。ラインサーマルヘッド9の巻取りロール3側先端に
はインクリボンガイド13が固定されており、記録中、
記録紙15とインクリボン7の剥離位置を規定してい
る。インクリボンガイド13には反射型光センサからな
るインクリボンセンサ14が固定されており、発光部と
受光部がラインサーマルヘッド9の発熱抵抗素子列(図
中、9bの位置に紙面と直交する方向に配列)と平行方
向に並んでいる。
【0012】表面が弾性部材からなるプラテンローラ1
2は、プリンタのフレーム間に回転自在に支持されてお
り、記録中、ラインサーマルヘッド9がプラテンローラ
12にインクリボン7と記録紙15とを共に押圧するこ
とによって、インクリボン7を記録紙15に密着させ
る。プラテンローラ12の副走査方向の上流側(図中左
側、以下、この方向を単に「上流側」と言い、この逆方
向を単に「下流側」と言う。)には記録紙搬送ローラ1
6がプリンタのフレーム間で回転自在に支持されてお
り、この記録紙搬送ローラ16には図示しないステッピ
ングモータの出力軸が減速機構を介して直結されてい
る。このため、記録紙搬送ローラ16はステッピングモ
ータの回転制御によって、正逆自在に回転駆動される。
例えば、ラインサーマルヘッド9による1ライン分の記
録ピッチを175μmとし、記録紙15上の画像形成領
域の副走査方向の長さを112mm、記録紙15を1ラ
イン分搬送するためにステッピングモータを4ステップ
分回転させるとすると、記録紙15上には最大640ラ
イン記録可能であり、ステッピングモータは2560ス
テップ分回転させれば良い。
【0013】記録紙搬送ローラ16の上方には金属材質
からなる従動ローラ17が設けられ、図示しない弾性部
材がこの従動ローラ17を記録紙搬送ローラ16に押圧
付勢している。記録紙搬送ローラ16の上流側にはガイ
ド板18、19がプリンタのフレームに固定されてお
り、これらのガイド板18、19は図示しない手段によ
って給排紙口21に給紙された記録紙15を案内して、
記録紙搬送ローラ16と従動ローラ17間に導くととも
に、記録中の記録紙15もガイド板18、19で給排紙
口21の方向に導く。記録紙搬送ローラ16とガイド板
19間には反射型光センサ20が設けてあり給排紙口2
1から搬送されてきた記録紙15、または記録紙搬送ロ
ーラ16と従動ローラ17で搬送される記録紙15の先
端または後端を検出する。
【0014】次に斯かる構成のプリンタの動作につい
て、図1〜図3を参照して説明する。図1はラインサー
マルヘッド9がプラテンローラ12から離間した状態を
示すものであり、例えば、記録前の待機時、インクリボ
ンカセット1の着脱時などがこの状態である。この状態
から記録開始すると、ラインサーマルヘッド9を支持す
るヘッドアーム11が図示しないヘッドアーム駆動手段
により軸10の周りに反時計方向に回動し、ラインサー
マルヘッド9が図2の位置に移動する。この時、インク
リボンセンサ14は従動ローラ17に近接し、インクリ
ボンセンサ14の発光、受光部の並びは従動ローラ17
の軸方向に平行で、発光、受光面は従動ローラ17の放
線方向に対向する位置になる。一方、インクリボン7は
インクリボンガイド13によって搬送経路が変わり、従
動ローラ17に接触する位置まで移動し、概略インクリ
ボンセンサ14の発光、受光面と対向する面が走行経路
となる。
【0015】この状態で、図示しない手段によって巻取
りロール3を図2中反時計方向に回転させるとインクリ
ボン7が移動して第1色目であるイエロー色の位置出し
を始める。各色のインクはインクリボンセンサ14の発
光波長に対して透過する性質を持っているので、発光部
から照射された光はインクリボン7を透過して従動ロー
ラ17に達し、従動ローラ17は金属製であるので反射
して、再びインクリボン7を透過して受光部に戻る。イ
エロー色用のマーク24aだけ2本であるので、1本目
のマークを検出し、再び透明部分に達し、2本目のマー
クを検出したら巻取りロール3の回転を停止させる。こ
の時、透明部分に達したときから時間測定を開始し、所
定時間内に2本目のマークを検出できれば、イエロー色
用のマークと判断する。このような処理でイエロー色の
位置出し時に他の色のマークを検出することはない。
【0016】イエロー色用の2本のマークを検出し、イ
ンクリボン7の送りを停止させると、次に記録紙15が
図示しない手段によって給排紙口21から搬送される。
記録紙15の先端が記録紙搬送ローラ16と従動ローラ
17間の直前に達すると、反射型光センサ20によりこ
れを検出し、記録紙搬送ローラ16は図示しないステッ
ピングモータに駆動されて時計方向に回転を始める。こ
の状態で、更に記録紙15の先端が記録紙搬送ローラ1
6と従動ローラ17間に達すると、以後、記録紙15は
記録紙搬送ローラ16と従動ローラ17で搬送されるこ
とになる。記録紙15の先端はプラテンローラ12とラ
インサーマルヘッド9間を通過してラインサーマルヘッ
ド9上の記録紙ガイド9aによって下方向に曲げられ、
更にリボンカセット1の供給ロール2の収納部4とプリ
ンタ下フレーム23間に導かれる。このとき、記録紙1
5の後端を反射型光センサ20で検出すると、記録紙搬
送ローラ16と従動ローラ17間から記録紙15が抜け
ない範囲で所定ライン数(ステッピングモータのステッ
プ数)、例えば50ライン分、記録紙搬送ローラ16を
更に回転させて停止させる。
【0017】記録紙15をこの位置まで搬送すると、ラ
インサーマルヘッド9を図示しないヘッドアーム駆動手
段でプラテンローラ12に圧着させる(図3)。この状
態で、記録紙搬送ローラ16を反時計方向に回転して記
録紙を給排紙口21の方向に送りながら、インクリボン
7を巻取りロール3で巻取りを行う。記録紙15の後端
(記録方向では先端になる)が再び反射型光センサ20
にて検出されるとラインサーマルヘッド9に通電を開始
する。以後、1ライン毎に所定の通電を行うことによっ
て、インクリボン7上のイエローインクを記録紙15に
転写する。例えば、先に述べたように、ラインサーマル
ヘッド1ライン分の記録ピッチを175μmとし、記録
紙15上の画像形成領域の長さを112mmとすれば、
記録紙15上に640ラインの記録を行う。この時ステ
ッピングモータは、記録紙15を1ライン分搬送するの
に4ステップ分回転させるとすると、ステッピングモー
タは2560ステップ分回転させれば良い。640ライ
ンの記録が終了したら、ラインサーマルヘッド9を冷却
するために、更に所定ライン数(例えば5ライン)ライ
ンサーマルヘッド9に通電しないで記録紙15を搬送
し、記録紙搬送ローラ16の回転及びインクリボンカセ
ット1の巻取りロール3の巻取りを停止させる。
【0018】次に、ラインサーマルヘッド9を図2の状
態のように図示しない手段により離間させた後、再びイ
ンクリボンカセット1の巻取りロール3の巻取りを行
い、マゼンタインクのマーク24b検出をインクリボン
センサ14にて行う。この場合、イエローの記録は終了
しているので、最初に検出されるマーク24bをマゼン
タインク用として判断して、巻取りロール3の巻取りを
停止させる。次に、記録紙搬送ローラ16を時計方向に
回転させて、記録紙15を戻す。先と同じように、記録
紙15の後端を反射型光センサ20で検出すると、記録
紙搬送ローラ16と従動ローラ17間から記録紙15が
抜けない範囲で所定ライン数(例えば50ライン分)記
録紙搬送ローラ16を更に回転させて停止させる。
【0019】以下イエローインクの記録時と同じよう
に、ラインサーマルヘッド9を図示しないヘッドアーム
駆動手段でプラテンローラ12に圧着させ、記録紙搬送
ローラ16を反時計方向に回転して記録紙15を給排紙
口21の方向に送りながら、インクリボン7を巻取りロ
ール3で巻取る。記録紙15の後端(記録方向では先端
になる)が再び反射型光センサ20で検出されるとライ
ンサーマルヘッド9に通電を開始して、以後、1ライン
毎に所定の通電を行うことによって、インクリボン7上
のマゼンタインクを記録紙15に転写する。先に述べた
ように、記録紙15上に640ラインの記録を行うと、
更に所定ライン数(例えば5ライン)ラインサーマルヘ
ッド8に通電しないで記録紙15を搬送し、記録紙搬送
ローラ16の回転及びインクリボンカセット1の巻取り
ロール3の巻取りを停止する。そして同様に、ラインサ
ーマルヘッド9をプラテンローラ12から離間させ、シ
アンインクのマーク24c検出を行う。この場合、マゼ
ンタの記録は終了しているので、最初に検出されるマー
ク24cをシアンインク用として判断して、巻取りロー
ル3の巻取りを停止させる。
【0020】次に記録紙搬送ローラ16を時計方向に回
転させて、記録紙15を戻す。先と同じように、記録紙
15の後端を反射型光センサ20で検出すると、記録紙
搬送ローラ16と従動ローラ17間から記録紙15が抜
けない範囲で所定ライン数(例えば50ライン分)記録
紙搬送ローラ16を更に回転させて停止させる。再び、
ラインサーマルヘッド9を図示しないヘッドアーム駆動
手段でプラテンローラ12に圧着させ、記録紙搬送ロー
ラ16を反時計方向に回転して記録紙15を給排紙口2
1の方向に送りながら、インクリボン7を巻取りロール
3で巻取りを行う。記録紙15の後端(記録方向では先
端になる)が再び反射型光センサ20にて検出されると
ラインサーマルヘッド9に通電を開始して、以後、1ラ
イン毎に所定の通電を行うことによって、インクリボン
7上のシアンインクを記録紙15に転写する。先に述べ
たように、記録紙15上に640ラインの記録を行う
と、更に所定ライン数(例えば5ライン)ラインサーマ
ルヘッド9に通電しないで記録紙15を搬送させ、記録
紙搬送ローラ16の回転及びインクリボンカセット1の
巻取りロール3の巻取りを停止させる。以上で3色のイ
ンクが記録紙上に重ね合わされ、カラー記録が完了し、
次にオーバーコート転写が行われる。
【0021】まず、ラインサーマルヘッド9を図2の状
態のようにヘッドアーム駆動手段により離間させた後、
再びインクリボンカセット1の巻取りロール3の巻取り
を行い、インクリボンセンサ14で透明インクのマーク
24dを検出する。この場合、シアンインクの記録は終
了しているので、最初に検出されるマーク24dを透明
インク用として判断して、巻取りロール3の巻取りを停
止させる。次に、記録紙搬送ローラ16を時計方向に回
転させて、記録紙15を戻す。先と同じように、記録紙
15の後端を反射型光センサ20で検出すると、記録紙
搬送ローラ16と従動ローラ17間から記録紙15が抜
けない範囲で所定ライン数(例えば50ライン分)記録
紙搬送ローラ16を更に回転させて停止させる。
【0022】そして、シアンインクの記録時と同じよう
に、ラインサーマルヘッド9をヘッドアーム駆動手段で
プラテンローラ12に圧着させ、記録紙搬送ローラ16
を反時計方向に回転して記録紙を給排紙口21の方向に
送りながら、インクリボン7を巻取りロール3で巻取
る。この時、イエローインク、マゼンタインク、シアン
インクの転写時とは異なり、記録紙15の後端(記録方
向では先端になる)が再び反射型光センサ20にて検出
されてからラインサーマルヘッド9に通電を開始するの
ではなく、記録紙搬送ローラ16を反時計方向に回転さ
せると同時にラインサーマルヘッド9への通電を開始す
る。この結果、色インクの記録開始位置より手前側(約
50ライン分手前から)から透明インクの転写が開始さ
れる。そして透明インクの転写終了位置は色インクの最
終転写ライン位置より更に記録紙を搬送した位置まで行
う。
【0023】透明色のインクを塗布した領域7Tは、図
5に示すように、透明色のインクを塗布した透明インク
塗布部7T-1と、この透明インク塗布部7T-1に連続し
て下流側に設けた透明インクを塗布していない透明イン
ク非塗布部7T-2とから成っている。そして、この透明
インク塗布部7T-1の範囲は、透明インク用のマーク2
4dの先端からL1+ΔL+L2+L3以上L1+L2
+L3+L4以下(ただしΔL<L3)の長さまで塗布
されている。ここで、L1は透明インク用のマーク24
d先端から透明インクの先頭ラインを転写する位置まで
の長さであり、理論上は図2の状態でのインクリボンセ
ンサ14からラインサーマルヘッド9の発熱抵抗素子位
置9bまでのインクリボン走行経路長であるが、実際に
は、インクリボンセンサ14がマークを検出して巻取り
ロール3を駆動するモータへの通電を停止しても、巻取
りロール3、モータ等の慣性によって更に巻取られる。
よって、巻取りロール径、巻取り負荷、プリンタ機体差
等で発生する停止位置誤差ΔLがある。
【0024】L2は、先に述べたように、記録紙15の
後端を反射型光センサ20で検出し、記録紙搬送ローラ
16と従動ローラ17間から記録紙15が抜けない範囲
で更に記録紙15を搬送する所定ライン数(例えば50
ライン分)の長さであり、L3は色インクを転写する画
像形成領域の副走査方向の長さ(例えば640ライン)
であり、L4は色インクの最終転写ライン位置より更に
記録紙に透明インクを転写する長さである。よって、色
インクの最終転写位置から透明インクの最終転写位置ま
での長さをΔL以上になるライン数にすると、透明イン
クの転写はラインサーマルヘッド9への通電中に透明イ
ンクの塗布領域が終了することになる。また、色インク
の最終転写位置より手前(上流側)で透明インクの塗布
領域が終了することはない。すなわち、このプリンタで
は、透明インクの転写の場合、ラインサーマルヘッド9
への通電の停止は、透明インクを塗布していない透明イ
ンク非塗布部7T-2において行われる。このため、透明
インクの転写終端部においてバリを生じることがない。
【0025】ラインサーマルヘッド9への通電が終了す
ると、記録紙搬送ローラ16の駆動を停止し、ラインサ
ーマルヘッド9をプラテンローラ12から離間させ、巻
取りロール3の巻取りも停止させる。この後再び、記録
紙搬送ローラ16を反時計方向に回転させ、記録紙15
が完全に記録紙搬送ローラ16と従動ローラ17から離
間させ、図示しない手段で記録紙15を給排紙口21か
らプリンタ外に排出する。そして、反射型光センサ20
が記録紙15を検出しなくなると記録紙搬送ローラ16
の回転を停止させる。なお、ここで説明したプリンタ
は、イエロー、マゼンタ、シアンのインクを用いてカラ
ープリントを行いこれにオーバーコートする場合につい
て説明したが、単色の色インクによる記録でも、オーバ
ーコート動作は同じである。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、オーバーコート転写が
色インクによる記録開始位置より手前から行われ、記録
終了位置より更にオーバーコート転写を行い、転写剤非
形成領域でラインサーマルヘッドの発熱抵抗素子への通
電を停止するように構成したため、レジずれによる記録
開始付近または終了付近のオーバーコート不良域がなく
なる。また、オーバーコート転写開始時に透明インクが
転写できない部分が発生しても、画像形成領域にオーバ
ーコート転写不良域が発生せず、濃度差による画質不良
を発生させたり、耐候性に劣る部分を発生することもな
い。そして、色インクの記録終了位置より更にオーバー
コート転写を行っている途中で透明インク塗布領域が終
了するので、透明インクのバリが発生することがなく、
目視上良好な画質を得るだけでなく、透明インクのプリ
ンタ内部飛散を防止でき、透明インクによる画像不良を
発生させることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラインサーマルヘッドがプラテンローラから離
間した状態を示す熱転写プリンタの水平断面図である。
【図2】ラインサーマルヘッドがプラテンローラからわ
ずかに離間した状態を示す熱転写プリンタの水平断面図
である。
【図3】画像記録時にラインサーマルヘッドがプラテン
ローラに圧着した状態を示す熱転写プリンタの水平断面
図である。
【図4】インクリボンの説明図である。
【図5】インクリボンのオーバーコート部の説明図であ
る。
【図6】従来の熱転写プリンタでオーバーコートを行っ
た場合に生じるオーバーコート終端部のバリの説明図で
ある。
【符号の説明】
1 インクリボンカセット 2 供給ロール 3 巻取りロール 4 収納部 5 収納部 6 ステー 7 インクリボン 8 走行ガイド 9 ラインサーマルヘッド 10 軸 11 ヘッドアーム 12 プラテンローラ 13 インクリボンガイド 14 インクリボンセンサ 15 記録紙 16 記録紙搬送ローラ 17 従動ローラ 18 ガイド板 19 ガイド板 20 反射型光センサ 21 給排紙口 23 下フレーム 24 マーク 30 バリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単色又は複数色の転写剤を塗布した色転写
    剤形成領域と、副走査方向上該色転写剤形成領域の下流
    側に透明色の転写剤を塗布した透明転写剤形成領域と、
    副走査方向上該透明転写剤形成領域の下流側に連続して
    設けた転写剤非形成領域とを一組として基材上に面順次
    に複数組設けたインクリボンと、 主走査方向に複数の発熱抵抗素子を配列したラインサー
    マルヘッドとプラテンローラで該インクリボンと記録紙
    とを押圧しながら該複数の発熱抵抗素子に通電し、該イ
    ンクリボンと該記録紙とを副走査方向に搬送して該単色
    又は複数色の転写剤を該記録紙の画像形成領域に転写し
    て画像を形成した後該透明色の転写剤を該画像形成領域
    の上に転写する転写手段とを有する熱転写プリンタであ
    って、 該インクリボンにおける該透明転写剤形成領域は該記録
    紙の該画像形成領域の副走査方向上の下流側端部を含む
    ように形成し、 該転写手段は該透明色の転写剤の転写に際し該転写剤非
    形成領域で該複数の発熱抵抗体素子への通電を停止する
    構成とした熱転写プリンタ。
  2. 【請求項2】該インクリボンにおける該透明転写剤形成
    領域は該記録紙の該画像形成領域の副走査方向上の上流
    側端部を含むように形成し、 該転写手段は該透明色の転写剤の転写に際し該画像形成
    領域の副走査方向上の上流側端部の上流で該複数の発熱
    抵抗体素子への通電を開始する構成とした請求項1記載
    の熱転写プリンタ。
JP10089222A 1998-03-18 1998-03-18 熱転写プリンタ Pending JPH11263033A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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