JPH11267665A - 脱リン装置 - Google Patents

脱リン装置

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JPH11267665A
JPH11267665A JP7231598A JP7231598A JPH11267665A JP H11267665 A JPH11267665 A JP H11267665A JP 7231598 A JP7231598 A JP 7231598A JP 7231598 A JP7231598 A JP 7231598A JP H11267665 A JPH11267665 A JP H11267665A
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JP
Japan
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reaction tower
map
pipe
water
particles
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Pending
Application number
JP7231598A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Tsunekawa
正雄 恒川
Tetsuro Fukase
哲朗 深瀬
Masahide Shibata
雅秀 柴田
Satoshi Ishizuka
諭 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MAP粒子が大径に成長しても十分に流動す
るようになり、沈下したまま固着することが無い脱リン
装置を提供する。 【解決手段】 反応塔1は、下部が小径円筒状の貯留部
11となっており、この貯留部11の上側が上方に向っ
て拡径するテーパ部12となっており、該テーパ部12
の上側が大径の大径部13となっている。このテーパ部
12に原水の導入配管2が接続され、大径部13下部に
はMgCl2等のマグネシウム塩溶液の供給管3及びN
aOH等のアルカリ剤の供給管4が接続されている。反
応塔1の上部には循環配管5の流入側が接続されてお
り、この循環配管5の流出側は貯留部11の下部に接続
されている。反応塔1の最上部には溢流堰8が設けら
れ、この溢流堰8に処理水の取出用の配管9が接続され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリン含有水中のリン
をMAP(リン酸マグネシウムアンモニウム)として除
去、回収する装置に係り、特に反応塔内の下部における
MAP粒子同士の固着を防止するよう改良した脱リン装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】下水、し尿、排水等の嫌気、好気処理工
程で発生する汚泥脱水濾液、消化脱離液等のリン含有水
からリンを除去する装置として、リン含有水中にマグネ
シウムイオンを添加して、該水中に含有されるアンモニ
ア及びリンとマグネシウムとからMAPを生成させ、生
成したMAP粒子を分離回収する装置がある。
【0003】このMAP生成反応を利用する従来の脱リ
ン装置の一つとして、原水を反応塔下部に導入し、処理
水を反応塔上部より取り出すと共に、循環手段により該
反応塔の上部から処理水の一部を該反応塔下部へ循環さ
せるものがある。
【0004】この脱リン装置において、MAP粒子は上
昇する水流により展開されている。この上昇水流は、原
水と循環水とが混ざったものである。
【0005】この脱リン装置から回収されたMAP粒子
を移送、脱水、乾燥等する場合、MAP粒子は1mm以
上の大きな粒径を有していることが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような大径のMA
P粒子は、反応塔内において上昇流によっても展開され
ず沈降したままとなり易い。即ち、粒径3mmのMAP
粒子の流動化開始速度(空塔速度)は、約100m/H
rであり、上昇水流がそれよりも低速であるとMAP粒
子は反応塔下部に沈降したままとなる。このように沈降
したままのMAP粒子は、粒子同士の間にMAPが析出
し粒子同士が固着してしまい、やがて反応塔下部のMA
P粒子が固形化するようになる。このようにMAP粒子
が固形化すると、MAP粒子を反応塔の底部から引き抜
くことは不可能となり、酸溶解や棒で突くなどの特別な
対策をとらざるを得なくなる。
【0007】本発明は、このようなMAP粒子の固形化
を防止し、反応塔下部から常にMAP粒子をスムーズに
抜き出すことが可能な脱リン装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の脱リン装置
は、原水を反応塔下部に導入し、処理水を反応塔上部よ
り取り出すと共に、循環手段により該反応塔の上部から
水の一部を該反応塔下部へ循環させる脱リン装置におい
て、該反応塔の下部に該塔の水平断面積よりも小さい水
平断面積を有した(好ましくは筒状の)貯留部を設け、
該貯留部に対し前記循環手段により水を循環させるよう
にしたことを特徴とするものである。
【0009】かかる脱リン装置においては、循環水を水
平断面積が小さい貯留部に導入するため、貯留部におけ
る上昇水流速が大きなものとなり、大径のMAP粒子で
あっても貯留部内において流動するようになる。このた
め、反応塔下部内におけるMAP粒子同士の固着が防止
される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は実施の形態に係る脱リン装
置の模式的な断面図である。
【0011】反応塔1は、下部が小径円筒状の貯留部1
1となっており、この貯留部11の上側が上方に向って
拡径するテーパ部12となっており、該テーパ部12の
上側が大径の大径部13となっている。この反応塔1の
頂部は開放している。
【0012】このテーパ部12に原水(下水、し尿の嫌
気消化脱離液、生し尿等のリン含有水)の導入配管2が
接続され、テーパ部12の直上の大径部13下部にはM
gCl2等のマグネシウム塩溶液(マグネシウム塩を含
有するものであれば良く、海水であっても良い。)の供
給管3及びNaOH等のアルカリ剤の供給管4が接続さ
れている。
【0013】反応塔1の上部には循環配管5の流入側が
接続されており、この循環配管5の流出側は貯留部11
の下部(底部であっても良い。)に接続されている。こ
の配管5には循環ポンプ5aが設けられている。
【0014】該貯留部11の底部にはMAP粒子の抜き
出し用の配管6が接続されており、この配管6にはバル
ブ7が設けられている。反応塔1の最上部には溢流堰8
が設けられ、この溢流堰8に処理水の取出用の配管9が
接続されている。
【0015】このように構成された脱リン装置の作動に
ついて次に説明する。
【0016】反応塔1には、MAPが析出するpH条
件、即ちpH8〜10となるように、供給管4よりNa
OH等のアルカリ剤が注入される。また、MAPの析出
にマグネシウムが不足する場合には、供給管3よりMg
Cl2等のマグネシウム塩溶液を注入する。
【0017】反応塔1内では、既に析出しているMAP
粒子を種晶としてMAPが造粒される。即ち、原水の流
入と処理水の循環とによりMAP粒子が流動状態とな
り、このMAP粒子の表面に新たなMAPが析出して、
MAP粒子が粒成長する。
【0018】このMAPの析出プロセスにおいて、原水
のリン濃度が高いと、種晶の不存在下でMAPの微小結
晶が自己析出し、大粒のMAP粒子が得られないという
不具合があるが、この脱リン装置では、反応塔1の処理
水を配管5及びポンプ5aにより抜き出して循環するこ
とにより、反応塔1内のMAP造粒反応部のリン濃度を
低下させることができる。これにより反応塔1内のMA
Pの過飽和度が低下し、MAPは微小結晶として自己析
出することなく、種晶のMAP粒子の表面でのみ析出し
てMAP粒子の大粒子化を促進する。この処理水の循環
は、反応塔1内のMAP造粒反応部のリン濃度をリン酸
塩濃度100mg/L以下、特に40〜80mg/Lと
なるように行うのが好ましい。
【0019】MAPの析出により、リン濃度が低下した
処理水は反応塔1内を上昇して溢流堰8を越え、配管9
より排出される。
【0020】反応塔1内で粒大化したMAP粒子は、反
応塔1下部の貯留部11に沈降してくるが、この貯留部
11の径(水平断面積)が小さく、循環配管5から流入
する循環水の上昇流速が100m/Hr以上となってい
る。このため、粒径1mm程度の大径のMAP粒子もこ
の貯留部11内で流動するようになり、貯留部11にお
けるMAP粒子の固化が防止される。
【0021】反応塔1内のMAP粒子量が過剰になった
場合は、ポンプ5aを停止し、バルブ7を開いて貯留部
11からMAP粒子を排出する。この場合、MAP粒子
相互が固着していないので、MAP粒子はきわめてスム
ーズに排出される。
【0022】なお、図1の脱リン装置において、テーパ
部12の水平に対する傾斜角度は60°以上(例えば6
0〜75°)とするのが好ましい。
【0023】大径部13及び貯留部11を円筒形とする
場合、貯留部11の径は大径部13の径の1/5以下
(例えば1/5〜1/8)とするのが好ましい。
【0024】循環配管5の流入端は、反応塔1内の液面
から100cm以内(例えば50〜100cm)の高さ
に接続されるのが好ましい。
【0025】配管3,4の接続部は、テーパ部12の上
端から30cm以内(例えば10〜30cm)に接続さ
れるのが好ましい。原水配管2は、テーパ部12の下端
から20cm以内(例えば5〜20cm)に接続される
のが好ましい。
【0026】貯留部11における上昇流速は100m/
Hr以上とくに120m/Hr以上(例えば120〜1
60m/Hr)とするのが好ましい。この流速の場合、
粒径1〜2mmのMAP粒子の展開率は約30〜50%
となる。
【0027】なお、図示の例では、マグネシウム塩及び
アルカリ剤のみを添加しているが、MAPの生成にアン
モニア成分が不足する場合には、反応塔に更にアンモニ
ウムやアンモニウム塩を添加する。
【0028】本発明において、反応塔及び貯留部の水平
断面は円に限らず、方形や多角形の筒形であっても良い
が、円筒形であることが好ましい。
【0029】
【発明の効果】以上の通り、本発明によるとMAP粒子
が大径に成長しても反応塔の貯留部内で十分に流動する
ようになり、沈下したまま固着することが無い。従っ
て、本発明の脱リン装置によると、反応塔の底部からM
AP粒子をスムーズに排出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る脱リン装置の断面図である。
【符号の説明】
1 反応塔 5 循環配管 11 貯留部 12 テーパ部 13 大径部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石塚 諭 東京都新宿区西新宿3丁目4番7号 栗田 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水を反応塔下部に導入し、処理水を反
    応塔上部より取り出すと共に、循環手段により該反応塔
    の上部から水の一部を該反応塔下部へ循環させる脱リン
    装置において、 該反応塔の下部に該塔の水平断面積よりも小さい水平断
    面積を有した貯留部を設け、該貯留部に対し前記循環手
    段により水を循環させるようにしたことを特徴とする脱
    リン装置。
JP7231598A 1998-03-20 1998-03-20 脱リン装置 Pending JPH11267665A (ja)

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