JPH1157748A - 脱リン方法 - Google Patents
脱リン方法Info
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- JPH1157748A JPH1157748A JP22147297A JP22147297A JPH1157748A JP H1157748 A JPH1157748 A JP H1157748A JP 22147297 A JP22147297 A JP 22147297A JP 22147297 A JP22147297 A JP 22147297A JP H1157748 A JPH1157748 A JP H1157748A
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Abstract
らMAP粒子を分離、回収する脱リン方法において、大
粒径のMAP粒子を選択的かつ効率的に回収する。 【解決手段】 原水を反応塔1下部に供給し、処理水を
反応塔1上部より取り出すと共に、処理水の一部を該反
応塔1下部へ循環させ、生成したMAP粒子を反応塔1
下部より取り出す。MAP粒子取り出しに当り、処理水
の循環を停止する。
Description
をMAP(リン酸マグネシウムアンモニウム)として除
去、回収する方法に係り、特に粒径の大きいMAP粒子
を選択的に分離、回収することができる脱リン方法に関
する。
程で発生する汚泥脱水濾液、消化脱離液等のリン含有水
からリンを除去する方法として、従来、リン含有水中に
マグネシウムイオンを添加して、該水中に含有されるア
ンモニア及びリンとマグネシウムとからMAPを生成さ
せ、生成したMAP粒子を分離回収する方法が提案され
ている。
ン方法は、MAP粒子を充填した反応塔に、リン含有水
を上向流で通水し、マグネシウム塩を添加すると共に必
要に応じてアルカリを添加してpH8以上に調整し、空
気曝気でMAP充填層を流動させ、MAP粒子を撹拌混
合して造粒する流動床型式で行われている。
うな流動床型式の脱リン装置において、リンの除去効率
を高めると共に、MAP粒子の肥大化を促進するため
に、処理水の一部を反応塔下部に循環する循環手段を設
けることが記載されている。なお、この特許第2576
679号公報には、この処理水の循環を継続した状態で
間欠的にMAP粒子を引き抜く旨記載されている。
れたMAP粒子は、緩効性肥料として有効利用されてい
るが、このためには、反応塔内の有機懸濁物質(SS)
と効率的に分離して純度の高い高品質のMAP粒子を回
収することが望まれる。
原水の供給を停止した後、反応塔下部の原水導入部から
反応塔内に空気を吹き込んで反応塔内を撹拌し、その後
空気吹き込みを停止して静置することにより、MAP粒
子とその他の浮遊物質とを分離することが提案されてい
る。この方法によれば、空気吹き込み後静置することに
より、MAP粒子とその他の浮遊物質とが沈降過程で比
重差により分離されるため、比重の重いMAP粒子のみ
を反応塔底部から回収することができる。
て、MAP粒子の回収に当り、高純度のMAP粒子を回
収することはもとより、反応塔内の大粒径のMAP粒子
を選択的に回収することが、反応効率及び回収したMA
P粒子の処理効率の面で重要となる。
化すると、空気撹拌や原水或いは循環水による上向流に
よってもMAP粒子が流動しなくなり、MAP粒子表面
でのMAP析出反応効率が悪くなる。
P粒子はその後乾燥工程で乾燥した後、更に後処理工程
に送給されるが、この乾燥に当り、粒径の大きいMAP
粒子程水切り性が良いため、効果的な乾燥を行える。
子は、一般にメッシュフィルターで受けて回収するが、
引き抜いたMAP粒子が小粒径であると、このメッシュ
フィルターが目詰りする。
粒子の回収に当っては、MAP粒子のみを分離回収する
ことはもとより、大粒径のMAP粒子を選択的に引き抜
き、小粒径のMAP粒子を反応塔内に残留させることが
望まれるが、従来の方法では、大粒径のMAP粒子を選
択的に回収することは困難であった。
ば、MAP粒子と有機SSとを分離することはできる
が、大粒径のMAP粒子のみを選択的に分離することは
困難である。
ン装置において、循環水の通水LVを小さくすることに
より、大粒径のMAP粒子が反応塔底部に沈降し易くな
り、大粒径のMAP粒子の引き抜き量を増やすことも可
能ではあるが、この場合においても良好な選択性は得ら
れず、むしろ、循環水の通水LVを小さくすることによ
る反応効率の低下の問題が生じる。
を反応塔に上向流通水し、反応塔下部からMAP粒子を
分離、回収する脱リン方法において、大粒径のMAP粒
子を選択的かつ効率的に回収する方法を提供することを
目的とする。
原水を反応塔下部から導入し、処理水を反応塔上部より
取り出すと共に、処理水の一部を該反応塔下部へ循環さ
せ、反応生成物を反応塔下部より取り出す脱リン方法に
おいて、該反応生成物の取り出しに当り、前記処理水の
循環を停止することを特徴とする。
で、有機SSが反応塔上部へ押し上げられると共に、M
AP粒子が効果的に分級され、循環停止後は、同比重の
MAP粒子であっても大粒径のMAP粒子ほど反応塔下
部に、小粒径のMAP粒子は、その大粒径のMAP粒子
層の上に沈積するようになる。従って、反応塔下部から
は、大粒径のMAP粒子のみを選択的に引き抜くことが
できる。
気手段で曝気を行い、該散気手段よりも下方位置に前記
処理水を循環させるのが好ましい。
施の形態を詳細に説明する。
示す断面図、図2は本発明によるMAP粒子の沈積状態
を示す断面図である。
り、下部に原水(下水、し尿の嫌気消化脱離液、生し尿
等のリン含有水)の導入配管2が、上部に処理水の取出
配管3が設けられている。反応塔1の底部はMAP粒子
を引き抜き易いようにコーン状とされている。反応塔1
の下部にはMgCl2 等のマグネシウム塩溶液(マグネ
シウム塩を含有するものであれば良く、海水であっても
良い。)の供給管4及びNaOH等のアルカリ剤の供給
管5が設けられ、底部にはMAP粒子の排出管6が設け
られている。
槽7に貯留され、一部は配管8より反応塔1下部に循環
され、残部は配管9より系外へ排出される。
計である。
き抜きバルブである。
件、即ちpH7.7〜9.0、好ましくはpH8.1と
なるように、供給管5よりNaOH等のアルカリ剤が注
入される。また、MAPの析出にマグネシウムが不足す
る場合には、供給管4よりMgCl2 等のマグネシウム
塩溶液を注入する。
粒子を種晶としてMAPが造粒される。即ち、原水の流
入と処理水の循環及び散気管10からの曝気によりMA
P粒子が流動状態となり、このMAP粒子の表面に新た
なMAPが析出して、大粒のMAP粒子が造粒される。
度が高いと、種晶の不存在下でMAPの微小結晶が自己
析出し、大粒のMAP粒子が得られないという不具合が
あるが、この脱リン装置では、反応塔1の処理水を処理
水槽7より配管8及びポンプP2 により抜き出して循環
することにより、反応塔1内のMAP造粒反応部のリン
濃度を低下させることができる。これにより反応塔1内
のMAPの過飽和度が低下し、MAPは微小結晶として
自己析出することなく、種晶のMAP粒子の表面でのみ
析出してMAP粒子の大粒子化を促進する。この処理水
の循環は、反応塔1内のMAP造粒反応部のリン濃度を
リン酸塩濃度100mg/L以下、特に40〜80mg
/Lとなるように行うのが好ましい。
処理水は反応塔1内を上昇して取出配管3より排出され
る。この際、MAP粒子は大粒子化しているため、多量
の有機SSを含む原水を処理する場合においても、MA
P粒子がSSと共に排出されることなく、良好に沈殿分
離される。即ち、MAP粒子は、有機SSよりも十分に
大きい比重、粒度であるため、良好な分離性にて沈降分
離し、有機SSのみが処理水中に含有されて溢流堰11
を越流して排出される。
応塔1下部の排出管6より間欠的に取り出される。
粒子と有機SSとが分離され、しかもMAP粒子も粒径
毎に効果的に分級される。そして、MAP粒子の引き抜
きに当り、ポンプP2 を停止してこの循環を停止するこ
とにより、図2に示す如く、大粒径のMAP粒子(A)
程、反応塔1の底部側へ、そして、小粒径のMAP粒子
(B)は大粒径のMAP粒子(A)の沈積層の上部に沈
積し、更にその上に有機SS(C)が沈積するようにな
る。
MAP粒子と有機SSとの分離及びMAP粒子の分級を
効果的に行うためには、運転中の反応塔1内のLVが4
0〜70m/hr、特に45〜60m/hrとなるよう
に、処理水を循環するのが好ましく、この循環を5分以
上継続した後MAP粒子の引き抜きを行うのが好まし
い。
部側へ効率的に沈積させるためには、循環を停止すると
共に、散気管10からの曝気及び原水の導入も停止し、
これら循環、曝気及び原水導入停止後2〜5分静置した
後MAP粒子を引き抜くのが好ましい。ただし、曝気及
び原水導入は必ずしも停止する必要はなく、原水を循環
水の導入部よりも上方に導入する場合には、原水の導入
を継続したままでも良い。
されないが、散気管を設けることにより、反応塔内の液
の撹拌が効率良く行える。散気管は、反応塔1内の反応
塔下部に設けるのが好ましく、これによりMAP反応造
粒部の有効体積を大きくとれるという効果が奏される。
この散気管による曝気は0.02〜0.06m3 /分/
m3 (造粒反応部体積)で行うのが好ましい。また、原
水は、この散気管よりも下方位置に導入するのが好まし
く、これにより適度な過飽和域の生成によるMAP反応
速度の向上という効果が奏される。
アルカリ剤のみを添加しているが、MAPの生成にアン
モニアが不足する場合には、反応塔に更にアンモニアを
添加する必要がある。
り具体的に説明する。
径50mm,高さ2000mmの反応管に入れ、反応管
の上部から引き抜いた水を反応管底部に導入し、LV6
0m/hrの循環水による撹拌を5分間行った後、循環
を停止した。なお、用いたMAP粒子の見掛け体積は7
00mLであり、粒径分布及び平均粒径は表1に示す通
りである。
部からMAP粒子を見掛け体積で100mL引き抜き、
この引き抜いたMAP粒子について画像解析により粒径
分布及び平均粒径を調べ、結果を表1に示した。
底部から2000mL/分の空気吹き込みを行ってエア
ー撹拌し、その後静置したこと以外は同様に行って、引
き抜いたMAP粒子の粒径分布及び平均粒径を調べ、結
果を表1に示した。
発明の方法によれば、エアー撹拌後静置する方法に比べ
て、MAP粒子を効果的に分級することができ、大粒径
のMAP粒子を選択的に回収することができることがわ
かる。
によれば、原水のリンをMAP粒子として除去、回収す
る脱リン方法において、有機SSを含まず、しかも大粒
径のMAP粒子を選択的かつ効率的に分離、回収するこ
とができる。このため、反応塔内には小粒径のMAP粒
子が残留するため、MAP粒子の流動性が良く、粒子表
面でのMAP析出反応性が良好となり、脱リン効率が向
上する。また、回収されたMAP粒子は高純度で大粒径
であるため、その後の取り扱い性、水切り性に優れ、効
率的な乾燥を行って、緩効性肥料として有効に利用する
ことができる。
である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 原水を反応塔下部から導入し、処理水を
反応塔上部より取り出すと共に、処理水の一部を該反応
塔下部へ循環させ、反応生成物を反応塔下部より取り出
す脱リン方法において、 該反応生成物の取り出しに当り、前記処理水の循環を停
止することを特徴とする脱リン方法。 - 【請求項2】 請求項1において、反応塔下部に設けた
散気手段で曝気を行い、該散気手段よりも下方位置に前
記処理水を循環させることを特徴とする脱リン方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22147297A JPH1157748A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 脱リン方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22147297A JPH1157748A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 脱リン方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1157748A true JPH1157748A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16767261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22147297A Pending JPH1157748A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 脱リン方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1157748A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005007585A1 (en) * | 2003-07-16 | 2005-01-27 | Bushwater Holdings Pty Ltd | Waste water treatment |
| CN105174528A (zh) * | 2015-07-18 | 2015-12-23 | 常州市鼎日环保科技有限公司 | 一种养殖场沼液中磷回收方法 |
| KR101615615B1 (ko) * | 2015-10-12 | 2016-04-27 | 한국산업기술시험원 | 약품저감형 스트루바이트의 제조방법 |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP22147297A patent/JPH1157748A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005007585A1 (en) * | 2003-07-16 | 2005-01-27 | Bushwater Holdings Pty Ltd | Waste water treatment |
| CN105174528A (zh) * | 2015-07-18 | 2015-12-23 | 常州市鼎日环保科技有限公司 | 一种养殖场沼液中磷回收方法 |
| KR101615615B1 (ko) * | 2015-10-12 | 2016-04-27 | 한국산업기술시험원 | 약품저감형 스트루바이트의 제조방법 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080520 |