JPH11268687A - 船外機のチルトロック装置 - Google Patents

船外機のチルトロック装置

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JPH11268687A
JPH11268687A JP10071906A JP7190698A JPH11268687A JP H11268687 A JPH11268687 A JP H11268687A JP 10071906 A JP10071906 A JP 10071906A JP 7190698 A JP7190698 A JP 7190698A JP H11268687 A JPH11268687 A JP H11268687A
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JP
Japan
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piston rod
oil chamber
piston
outboard motor
valve
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JP10071906A
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English (en)
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Tamotsu Nakamura
保 中村
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Astemo Ltd
Original Assignee
Showa Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 チルトロック装置10を、ピストンロッ
ド14を一方の側に延ばしたピストン13と、ピストン
13でピストンロッド側油室S1及び反ピストンロッド
側油室S2に区画したシリンダ12と、容積補償室を兼
ねる蓄圧室S3とから構成し、ピストン13に第1・第
2連通路34,35を形成し、第1の弁15を第1連通
路34に介設し、第2連通路35内に第2の弁21を設
けて、反ピストンロッド側油室S2内の圧力が設定圧を
越えたときに、第2の弁21の開弁により、自動的にピ
ストン13を反ピストンロッド側油室S2の方向へ移動
させ、船外機5を浅瀬走行位置から使用位置まで移動し
て浅瀬走行状態を解除できるようにした。 【効果】 チルトロック装置には外部に突出するものが
なくなり、チルトロック装置をよりコンパクトにするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は船外機のチルトロッ
ク装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】船外機のチルトロック装置としては、例
えば、特開平4−5195号公報「船外機用チルトシリ
ンダ装置」が知られている。上記技術は、前進中や浅場
後進中に過大な外力が船外機本体に作用した場合に船外
機本体の損傷を回避するものであり、同公報の第1図及
び第3図に示される通り、船体と船外機本体7との間に
チルトシリンダ装置10を備え、このチルトシリンダ装
置10に、シリンダ11と、このシリンダ11に上下動
可能に挿入したピストン13及びこのピストン13の上
方に配置したフリーピストン14と、ピストン13の下
部に取付けたピストンロッド12と、シリンダ11内の
ピストン13下方に形成した第2室C2と、シリンダ1
1内のフリーピストン14上方に形成した第3室C3
と、シリンダ11外に上記第2室C2と第3室C3とを
連通させるために設けた連通路18と、この連通路18
内に設けた第2圧力逃し弁19とを備える。
【0003】上記した第2圧力逃し弁19は、船外機本
体7をやや上昇させて浅場を後進している時に船外機本
体7が大きな外力を受けた場合、第3室C3の圧力を連
通路18を介して第2室C2へ逃し、船外機本体7の損
傷を緩和するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記技術では、連通路
18及び第2圧力逃し弁19をシリンダ11外に設けた
ため、チルトシリンダ装置10を船体と船外機本体7と
の間に設置するのに大きなスペースを確保しなければな
らないという不都合がある。そこで、本発明の目的は、
よりコンパクトな船外機のチルトロック装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1は、船尾に船外機を取付け、この船
外機を使用位置から待機位置までスイングさせるときに
船外機を任意の位置で止めることができるとともに、走
行中に船外機に加わった衝撃を和らげるために、船尾と
船外機との間に介設するチルトロック装置において、チ
ルトロック装置を、ピストンロッドを一方の側に延ばし
たピストンと、このピストンを移動自在に収納し且つピ
ストンでピストンロッド側油室及び反ピストンロッド側
油室に区画したシリンダと、このシリンダの外部にピス
トンロッドの出し入れに追従して反ピストンロッド側油
室のみを介して出入する油の容積を補償するために設け
た容積補償室を兼ねる蓄圧室とから構成し、ピストンに
ピストンロッド側油室と反ピストンロッド側油室とを連
通する第1・第2連通路を形成し、外部から操作可能で
あるがピストンロッド側油室の圧力が設定圧を越えたと
きには自動的に開いて衝撃を吸収する第1の弁を第1連
通路に介設し、第2連通路内に反ピストンロッド側油室
の圧力が設定圧を越えたときに開く第2の弁を設けて、
ピストンをピストンロッド側油室の方向へ移動させ、船
外機を使用位置から待機位置への途中までスイングさせ
た浅瀬走行位置の状態で、反ピストンロッド側油室内の
圧力が設定圧を越えたときに、第2の弁の開弁により、
自動的にピストンを反ピストンロッド側油室の方向へ移
動させ、船外機を浅瀬走行位置から使用位置まで移動し
て浅瀬走行状態を解除できるようにした。
【0006】ピストンに第2連通路を形成し、この第2
連通路内に第2の弁を設けたことで、外部に突出するも
のがなくなり、チルトロック装置がよりコンパクトにな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るチルトロック装置を船
尾と船外機との間に取付けた状態を示す側面図であり、
船尾1にスターンブラケット2を固定し、このスターン
ブラケット2に水平軸3を中心にして上下に回転可能に
スイベルブラケット4を取付け、このスイベルブラケッ
ト4に船外機5を取付け、上記スターンブラケット2と
スイベルブラケット4との間にチルトロック装置10を
介設した状態を示す。なお、6は船外機5のプロペラ、
7…(…は複数個を示す。以下同様。)はスターンブラ
ケット2の後部に開けた位置調整孔である。8はストッ
パピンであり、位置調整孔7…を選択して差込むことで
船外機10のチルトダウン位置を調整するためのもので
ある。
【0008】図2は図1の2−2線断面図であり、チル
トロック装置10は、外シリンダ11と、この外シリン
ダ11の内側に配置した内シリンダ12と、この内シリ
ンダ12に上下動可能に挿入したピストン13と、この
ピストン13に取付けたピストンロッドとしての中空ピ
ストンロッド14と、この中空ピストンロッド14内に
設けた第1の弁としての第1リリーフ弁15及びこの第
1リリーフ弁15の閉時期を遅らせる遅動機構16と、
この遅動機構16を介して第1リリーフ弁15を開閉す
る手動操作機構17とからなる。なお、18はスイベル
ブラケット4(図1参照)に手動操作機構17の上部を
回転可能に取付けるための上部取付け部材である。
【0009】また、チルトロック装置10は、ピストン
13内に設けた第2の弁としての第2リリーフ弁21
と、中空ピストンロッド14を外シリンダ11上部で支
持する閉塞部材としてのロッドガイド22と、このロッ
ドガイド22の下部に内シリンダ12上部を保持するた
めに設けた閉塞部材としての上部ブロック23と、これ
らロッドガイド22、上部ブロック23で挟み込んだエ
ア抜き弁24と、内シリンダ12下部を保持するととも
に、外シリンダ11に取付けた下部ブロック25とから
なる。
【0010】ここで、22aは中空ピストンロッド14
が貫通するロッドガイド22の貫通孔、23aは上部ブ
ロック23の凹部、23bは中空ピストンロッド14が
貫通する上部ブロック23の貫通孔、25aは下部ブロ
ック25の凹部、26,31,32,33はOリング、
27,28は密封部材としてのOリングである。
【0011】更に、チルトロック装置10は、内シリン
ダ12内をピストン13で区画したピストンロッド側油
室としての上部油室S1及び反ピストンロッド側油室と
しての下部油室S2と、外シリンダ11と内シリンダ1
2との間に設けた容積補償室を兼ねる蓄圧室としてのア
キュムレータS3とからなる。
【0012】手動操作機構17は、中空ピストンロッド
14の上端に取付けた基部17aと、この基部17aに
回転可能に取付けたカムシャフト17bと、このカムシ
ャフト17bに形成したカム部17cと、このカム部1
7c周面に追従して中空ピストンロッド14内を上下動
する操作ロッド17dとからなる。なお、17eは図示
せぬハンドルを取付けるための六角状端部である。
【0013】下部ブロック25は、チルトロック装置1
0の下端をスターンブラケット2(図1参照)に取付け
る取付け部材を兼ねる。アキュムレータS3は、上部に
大気圧より高いガスを封入し、下部に作動油を満たし、
内シリンダ12の下端部に開けた通油孔12a,12a
(図3参照)にて下部油室S2と連通するものである。
【0014】上記アキュムレータS3によって、内シリ
ンダ12内に中空ピストンロッド14が進入した場合に
は、中空ピストンロッド14の進入体積分の作動油が上
・下部油室S1,S2からアキュムレータS3内へ移動
して油面FSが上昇し、内シリンダ12内から中空ピス
トンロッド14が退出した場合には、中空ピストンロッ
ド14の退出体積分の作動油がアキュムレータS3内か
ら上・下部油室S1,S2内へ移動して油面FSが下降
して、上・下部油室S1,S2内の作動油の容積変化を
補償する。
【0015】上記チルトロック装置10の組立方法を以
下に順に説明する。 中空ピストンロッド14に手動操作機構17の操作ロ
ッド17d及び遅動機構16を挿入し、ピストン13に
第1リリーフ弁15で中空ピストンロッド14を取付け
る。 内シリンダ12内にの組立体を挿入する。
【0016】中空ピストンロッド14の上端を上部ブ
ロック23の貫通孔23bに差込み、内シリンダ12の
上端を上部ブロック23の凹部23aにOリング26を
介して差込む。この場合、内シリンダ12の上端と凹部
23aとは、わずかなすきまばめとなるように設定して
おく。 の組立体を外シリンダ11内に挿入し、上部ブロッ
ク23にエア抜き弁24を組付ける。
【0017】中空ピストンロッド14の上端をロッド
ガイド22の貫通孔22aに差込むとともに外シリンダ
11内にロッドガイド22を挿入して、エア抜き弁24
を上部ブロック23とロッドガイド22とで挟み込む。 中空ピストンロッド14の上端に操作ロッド17dを
除いた手動操作機構17を取付ける。
【0018】外シリンダ11に下部ブロック25を挿
入するとともに、内シリンダ12の下端を下部ブロック
25の凹部25aに差込む。この場合、内シリンダ12
の下端と凹部25aとは、わずかなしまりばめ又はわず
かなすきまばめとなるように設定しておく。
【0019】外シリンダ11の下部を下部ブロック2
5の外周面に加締めることで固定し、外シリンダ11の
上部をロッドガイド22の外周面に加締めることで固定
する。なお、Oリング27は上部ブロック23に,Oリ
ング28,32はロッドガイド22に,Oリング37,
38(37,38とも図3参照)はピストン13に、O
リング39(図3参照)は下部ブロック25に、ダスト
シール41はロッドガイド22に組立前に予め装着して
おく。以上でチルトロック装置10の組立は完了する。
【0020】このように、外シリンダ11及び内シリン
ダ12の組立を、上・下部ブロック23,25に内シリ
ンダ12を差込みにて行い、ロッドガイド22及び下部
ブロック25に外シリンダ11を加締めにて行ったこと
で、内シリンダ12は下端に通油孔12a(図3参照)
を有するため、下部ブロック25との嵌合をラフにで
き、また、内シリンダ12は上端にOリング26を用い
るため、上部ブロック23とすきまばめで嵌合できて、
組立が容易になり、組立工数を低減することができる。
【0021】更に、外シリンダ11には、溶接で行った
ときのような歪みが発生しない。従って、このような外
シリンダ11と内シリンダ12との構成により、低コス
ト化でき、且つ高品質化できる。
【0022】図3は本発明に係るチルトロック装置の下
部拡大断面図であり、ピストン13は、中空ピストンロ
ッド14との間に第2リリーフ弁21の上端部を押える
プレート13aを備える。中空ピストンロッド14は、
外周部と内周部とを連通する第1油路14a,14aを
有する。ピストン13及び中空ピストンロッド14は、
上部油室S1と下部油室S2とを連通する第1連通路3
4を備え、ピストン13は、上部油室S1と下部油室S
2とを連通する第2連通路35とを備える。そして、こ
の第1連通路34は、途中に第1リリーフ弁15を設け
たものであり、第2連通路35は、途中に第2リリーフ
弁21を設けたものである。
【0023】第1リリーフ弁15は、中空ピストンロッ
ド14の内周にねじ結合した弁座を兼ねる弁ケース15
aと、この弁ケース15a内に設けた弁体15bと、こ
の弁体15bをリテーナ15cを介して上端で押圧する
スプリング15dと、このスプリング15dの下端を支
え、且つ弁ケース15aの下部を塞ぐ下蓋15eとから
なる。
【0024】弁ケース15aは、弁体15b上方側面に
開けた第1横油路15fと、弁体15bの上方に開けた
第1縦油路15gと、この第1縦油路15gの側方に第
1縦油路15gに下部を連通させ上部を中空ピストンロ
ッド14内に開口させた第2縦油路15hと、弁座部1
5jと、上記弁体15b、リテーナ15c及びスプリン
グ15dを収納する弁室15kと、この弁室15kと下
部油室S2とを連通する第2横油路15mとを備える。
第1連通路34は、上記した中空ピストンロッド14の
第1油路14a,14aと、中空ピストンロッド14内
周と、ピストン13内周とで構成するものである。
【0025】遅動機構16は、中空ピストンロッド14
内周に摺動可能に挿入したフリーピストン16aと、こ
のフリーピストン16aの下部に上記第1リリーフ弁1
5の弁体15bを押し下げるために一体的に設けたピン
16bと、同じくフリーピストン16aの上部に組込ん
だ第3リリーフ弁16cとからなる。
【0026】フリーピストン16aは、外周にリング溝
16dを備え、このリング溝16dにバックアップリン
グ16eを取付けたものである。バックアップリング1
6eは、上下方向に通じるオリフィスの役目をする図示
せぬスリットを有する。
【0027】ピン16bは、小径部16fと、大径部1
6gと、これら小径部16f及び大径部16gを繋ぐテ
ーパ部16hとからなり、大径部16gに上端に開口し
た縦孔16jを備え、テーパ部16hに縦孔16j下端
とテーパ部16h外周部とを連通する斜孔16kを備え
る。ピン16bの大径部16gは、弁ケース15aの第
1縦油路15gに摺動可能に挿入したものである。
【0028】第3リリーフ弁16cは、フリーピストン
16aが弁座を兼ね、ピン16bの縦孔16jからフリ
ーピストン16aの外周に連通する油路16mの途中に
弁体16nをスプリング16pの下端で閉側に押し付け
たものである。スプリング16pは、上端を手動操作機
構17(図2参照)の操作ロッド17dの下端に当てた
ものであり、第1リリーフ弁15のスプリング15dに
比べて取付け時の荷重、ばね定数とも極めて小さいもの
である。
【0029】中空ピストンロッド14は、フリーピスト
ン16aと操作ロッド17dとの間にロッド内上部油室
S4を有し、同じくフリーピストン16aと弁ケース1
5aとの間にロッド内下部油室S5を有する。
【0030】第2リリーフ弁21は、ピストン13が弁
ケース及び弁座を兼ね、弁体21aと、この弁体21a
をリテーナ21bを介して閉側である下方に押圧するス
プリング21cと、これら弁体21a、リテーナ21b
及びスプリング21cを収納する弁室21dと、この弁
室21dから下部油室S2に通じる下部油路21eと、
更に弁室21dから上部油室S1に通じる図示せぬ油路
とを備える。なお、36はスプリング21cの上端部の
位置決めをするリング、37,38,39はOリングで
ある。第2連通路35は、上記した下部油路21e、弁
室21d及び図示せぬ油路から構成するものである。
【0031】このように、チルトロック装置10を、中
空ピストンロッド14を備えたピストン13と、このピ
ストン13を上下移動自在に収納し且つピストン13で
上部油室S1と下部油室S2とに区画した内シリンダ1
2と、この内シリンダ12を囲う外シリンダ11とから
構成し、ピストン13に上部油室S1と下部油室S2と
を連通する連通路34を形成し、この連通路34内に下
部油室S2から上部油室S1への油の流れを阻止すると
ともに上部油室S1の圧力が設定圧を越えたときに上部
油室S1から下部油室S2への油の流れを許して衝撃を
吸収するショック吸収弁を兼ねる外部操作可能な第1リ
リーフ弁15を配置し、外シリンダ11と内シリンダ1
2との間に、中空ピストンロッド14の出し入れに追従
して下部油室S2のみを介して出入する油の容積を補償
する容積補償室を兼ねるアキュムレータS3を形成した
ことで、チルトロック装置10が占めるスペースは小さ
くなり、また、チルトロック装置10の取付け長が小さ
くなる。更に、外・内シリンダ11,12から外部に接
続する外部連通路が不要になる。
【0032】従って、図1に示したチルトロック装置1
0を取付けるための船尾1と船外機5との間の取付け自
由度が増し、チルトロック装置10の両端を取付けるス
ターンブラケット2及びスイベルブラケット4並びに船
外機5の形状の設計自由度を増すことができる。
【0033】また、チルトロック装置10自体がコンパ
クトになり、取付け長が小さくなることで、船体へ取付
ける以前の搬送や保管時の取扱いが容易になる。更に、
外部連通路が不要なので、配管施工又はシリンダ側部に
一体に連通路を鋳造成形する必要がなく、チルトロック
装置10の組立が容易になり、コスト低減を図ることが
できる。以上より、チルトロック装置10及び各ブラケ
ット2,4を含めた船外機5にかかるコストを抑えるこ
とができる。
【0034】図4(a)〜(d)は本発明に係るエア抜
き弁を説明する図であり、(a)は図2の4部拡大断面
図で、エア抜き弁が閉じた状態、(b)はピストンが途
中まで上昇した状態、(c)はプレートがプッシュロッ
ドに当った状態、(d)はエア抜き弁が開き、ピストン
が最も上昇した状態を示す。(a)において、ロッドガ
イド22は、下部に下方に開口した凹部22bと、上部
にダストシール41を収納する凹部22cとを備える。
【0035】上部ブロック23は、上部に上方に開口し
た凹部23cと、この凹部23cの下部から内シリンダ
12内に連通させた大径孔23d及び小径孔23eと、
凹部23cから外周に通じる横油路23fと、この横油
路23fからアキュムレータS3に通じる縦油路23g
とを備える。この縦油路23gは、外シリンダ11内周
と上部ブロック23外周との隙間で形成してもよい。
【0036】エア抜き弁24は、ロッドガイド22の凹
部22b及び上部ブロック23の凹部23cに嵌合した
弁ケース24aと、弁座となる凹部23c下端に押し付
けた弁体24bと、この弁体24bをリテーナ24cを
介して下端で閉側に押し下げるスプリング24dと、上
部ブロック23の大径孔23d及び小径孔23eに上下
動可能に挿入したプッシュロッド24eとからなる。な
お、24fは弁ケース24aの内周から外周に貫通する
貫通孔である。
【0037】上記小径孔23e、大径孔23d、凹部2
3c、貫通孔24f、横油路23f及び縦油路23gか
ら内シリンダ12の上部とアキュムレータS3とを接続
する通孔42を構成する。また、上部ブロック23の凹
部23c、弁ケース24a、弁体24b、リテーナ24
c、スプリング24d、ロッドガイド22の凹部22b
から第4リリーフ弁43を構成する。
【0038】このように、ロッドガイド22と上部ブロ
ック23との間に挟んでエア抜き弁24を配置したこと
で、エア抜き弁24の取付けが容易になり、また、エア
抜き弁24を取付けるためのボルト、ナット等の部材が
不要で、ねじ等も成形する必要がないため、低コスト化
できる。
【0039】以上に述べたエア抜き弁24の作用を次に
説明する。(a)において、チルトロック装置10を組
立るときに上部油室S1にエアA(図4(b)参照)が
混入した場合には、例えば、図2に示した下部ブロック
25を固定して、手動操作機構17にて第1リリーフ弁
15を開き、上部油室S1と下部油室S2とを連通さ
せ、図4(b)に示したように、中空ピストンロッド1
4及びピストン13をゆっくりと上昇させる。この時、
上部油室S1内の作動油は、中空ピストンロッド14の
第1油路14a及び第1リリーフ弁15内を通って、下
部油室S2(図3参照)内に至る。
【0040】(c)において、中空ピストンロッド14
及びピストン13を更に上昇させて、中空ピストンロッ
ド14の第1油路14aが上部ブロック23の側方に移
動して、第1油路14aが閉じる直前にピストン13の
プレート13aをエア抜き弁24のプッシュロッド24
eの下端に当てる。これにより、プッシュロッド24e
の上端は弁体24bに当たる。
【0041】(d)において、更に、ピストン13を上
昇させると、プッシュロッド24eが弁体24bを押し
上げ、エア抜き弁24が開き始めるため、上部油室S1
内のエアA(図4(c)参照)がエア抜き弁24内から
上部ブロック23の横油路23f、縦油路23gを通っ
て、アキュムレータS3内に逃げる。ピストン13の引
き上げは、ピストン13のプレート13aが上部ブロッ
ク23に当るまで行う。
【0042】以上のように、図4(a)において、内シ
リンダ12の上部とアキュムレータS3との間に通孔4
2を形成し、この通孔42の途中に上昇したピストン1
3(図4(b)参照)に当って移動するプッシュロッド
24eと、このプッシュロッド24eで弁体24bを押
し開いて内シリンダ12内のエアA(図4(b)参照)
をアキュムレータS3内へ逃がす第4リリーフ弁43と
からなるエア抜き弁24を設けたことで、ピストン13
を上昇させて、プッシュロッド24eにピストン13を
当て、第4リリーフ弁43を開けて内シリンダ12上部
のエアA(図4(b)参照)をアキュムレータS3へ逃
がすため、これまで、シリンダ内に溜まったエアを抜く
のに、チルトロック装置の組立時にピストンを何度も往
復させたり、チルトロック装置の上下を逆にしたりし
て、工数をかけて行っていたのに比べて、ピストン13
を引き上げるだけで、エア抜き弁24を開けることがで
き、容易にエア抜き作業を行うことができる。従って、
エア抜き工数を低減することができ、チルトロック装置
10の品質を向上させることができるとともに、コスト
を抑えることができる。
【0043】以上のエア抜き工程の中で、もし、上部油
室S1内のエアA(図4(c)参照)が第1リリーフ弁
15(図3参照)内や下部油室S2(図3参照)内に侵
入した場合には、上記工程にピストン13の押し下げ工
程を含む工程を数回繰返すと、ピストン13の押し下げ
工程で第1リリーフ弁15内や下部油室S2内のエアA
(図4(c)参照)が内シリンダ12の下部の通油孔1
2a,12a(図3参照)を通ってアキュムレータS3
内に移動するので、問題はない。
【0044】図4(a)に示したエア抜き弁24が閉じ
た状態では、内シリンダ12の上部、即ち上部油室S1
の上部とアキュムレータS3の上部とは、図2に示した
Oリング26,27,28,32により連通を遮断して
いる。特に、上部ブロック23の貫通孔23bに設けた
Oリング27及びロッドガイド22の貫通孔22aに設
けたOリング28については、ストロークの頻度は少な
いものの、中空ピストンロッド14と滑りながら密封し
ている。
【0045】このように、中空ピストンロッド14が貫
通する貫通孔22a,23bを有し且つ内シリンダ12
の上部を閉塞する閉塞部材としてのロッドガイド22及
び上部ブロック23に、中空ピストンロッド14と貫通
孔22a,23bとの隙間を密封する密封部材としての
Oリング28,27を設けることで、エア抜き弁24を
作動させないときには、内シリンダ12の上部、即ち上
部油室S1とアキュムレータS3の上部との連通状態を
遮断したので、内シリンダ12の上部とアキュムレータ
S3との作動油の流通はない。従って、チルトロック装
置10本来の機能であるチルトロック状態を維持するこ
とができる。
【0046】以上に述べたチルトロック装置10の手動
操作の作用を次に説明する。図5(a),(b)は本発
明に係るチルトロック装置の手動操作を説明する図であ
り、(a)は第1リリーフ弁が開いた状態、(b)は船
外機のチルト状態を示す。例えば、浅瀬を走行する場合
には、図5(b)に示すように、船外機5の下端が海底
又は川底に干渉しないように船外機5を上方へチルトさ
せる必要がある。このような場合には、まず、図2にお
いて、手動操作機構17のカムシャフト17bを六角状
端部17eに専用のハンドルを掛けて回転させる。これ
により、カムシャフト17bのカム部17cで操作ロッ
ド17dを下降させる。
【0047】図5(a)において、操作ロッド17dを
下降させることによって、操作ロッド17dの下端を遅
動機構16のフリーピストン16aに押し当て、ピン1
6bを下降させて第1リリーフ弁15の弁体15bを押
し下げる。これにより、第1リリーフ弁15が開き、上
部油室S1は、中空ピストンロッド14の第1油路14
a、第1リリーフ弁15の第1横油路15f、第1縦油
路15g、弁室15k及び第2横油路15mを介して下
部油室S2と連通し、中空ピストンロッド14及びピス
トン13の上下動が可能になる。
【0048】図5(b)において、図5(a)の状態の
ままで、船外機5を希望する角度に手動で上方へ傾け
る。この時、チルトロック装置10には引張力が作用す
るため、図5(a)に示したピストン13が上昇すると
ともに、上部油室S1内の圧力が高くなって、上部油室
S1内の作動油は、上記した中空ピストンロッド14の
第1油路14a、第1リリーフ弁15の第1横油路15
f、第1縦油路15g、弁室15k及び第2横油路15
mを通って下部油室S2内へ流れる。この時、アキュム
レータS3内のガス圧力は、チルトロック装置10(図
5(b)参照)が伸張するのを補助するので、上記した
上方へのチルト操作を楽に行うことができる。
【0049】この後、再び図2に示した手動操作機構1
7のカムシャフト17bを回転させて、操作ロッド17
dを上昇させる。これによって、図5(a)に示したフ
リーピストン16aから操作ロッド17dを引き離し、
弁体15bからピン16bを引き離す。これにより、弁
体15bはスプリング15dの弾性力で弁座部15jに
着座して、第1リリーフ弁15は閉じる。
【0050】従って、上・下部油室S1,S2間の作動
油の流通ができなくなり、ピストン13は上下動できな
くなって、チルトロック状態となる。これによって、浅
瀬走行ができるようになる。また、船体を陸上げする場
合にも、上記したチルトロック装置10(図2参照)の
手動操作で船外機5(図5(b)参照)を水平近くまで
傾け、その状態を維持することができる。船外機5を図
1に示したようなほぼ垂直の状態に戻すには、上記した
ような手動操作による第1リリーフ弁15の開閉を行え
ばよい。なお、この時の内シリンダ12内の作動油は、
船外機5を上方へチルトさせた場合とは逆の経路を流れ
る。
【0051】以上に述べたチルトロック装置10の自動
操作の作用を次に説明する。図6(a),(b)は本発
明に係るチルトロック装置の自動操作を説明する図(前
半)であり、(a)は船外機に外力が作用した状態、
(b)は上部油室の圧力が変化することを示す。図7は
(a)〜(c)は本発明に係るチルトロック装置の自動
操作を説明する図(後半)であり、(a)は第1リリー
フ弁及び第3リリーフ弁が開いた直後の状態、(b)は
第1リリーフ弁が更に開いてフリーピストンが下動した
状態、(c)は遅動機構が作用している状態を示す。
【0052】図6(a)において、例えば、走行中に船
外機5の前部に流木Wが衝突した場合、船外機5の下部
には矢印で示したような後方への力が作用し、チルトロ
ック装置10には引張力が作用する。図6(b)におい
て、チルトロック装置10への引張力により、ピストン
13は上昇しようとし、上部油室S1の圧力が増大す
る。この圧力は、中空ピストンロッド14の第1油路1
4a、第1リリーフ弁15の第1横油路15fを介して
第1縦油路15g内に伝達し、弁体15bを押し下げよ
うとする。
【0053】また、上記圧力は、中空ピストンロッド1
4の第1油路14a、第1リリーフ弁15の第1横油路
15f、第1縦油路15g、遅動機構16の斜孔16
k、縦孔16jを介して油路16mに伝達し、第3リリ
ーフ弁16cの弁体16nを押し上げようとする。
【0054】図7(a)において、上部油室S1の圧力
が所定値、即ち、所定値=(下部油室S2の圧力)+
(第1リリーフ弁15のスプリング15dのセット荷
重)÷(弁体15bと弁座部15jとの接触部分の断面
積)を越えた時、第1リリーフ弁15が開く。そして、
第1リリーフ弁15が開くと、ピストン13及び中空ピ
ストンロッド14は上昇し始め、上部油室S1内の作動
油は、中空ピストンロッド14の第1油路14a、第1
リリーフ弁15の第1横油路15f、第1縦油路15
g、弁室15k及び第2横油路15mを通って下部油室
S2内へ流れ始める。
【0055】また、弁体15bの下降に伴って遅動機構
16のピン16b及びフリーピストン16aが下降する
とともに、フリーピストン16aの油路16m内の作動
油は、第3リリーフ弁16cの弁体16nを押し開き、
ロッド内上部油室S4内に流れ込む。
【0056】図7(b)において、船外機5(図6
(a)参照)に作用する衝撃が大きい場合には、ピスト
ン13及び中空ピストンロッド14が更に上昇し、上部
油室S1内の圧力が更に高まって、上部油室S1から下
部油室S2へ流れる作動油の量が増え、第1リリーフ弁
15の弁体15bは更に下降し、リテーナ15cの下端
が下蓋15eに当った位置で下降は止まる。この時、フ
リーピストン16aの下降も止まる。
【0057】船外機5(図6(a)参照)に外力が作用
しなくなると、図7(c)において、ピストン13及び
中空ピストンロッド14が上昇しなくなり、上部油室S
1内の圧力は減少し、フリーピストン16aの油路16
m内の圧力も下がるので、第3リリーフ弁16cは閉じ
る。
【0058】また、第1リリーフ弁15も閉じようとす
るが、ロッド内上部油室S4内の作動油はバックアップ
リング16eに設けたオリフィスから徐々にロッド内下
部油室S5、第2縦油路15hを介して弁室15k内に
流れるため、弁体15bを押し下げていたピン16b、
フリーピストン16aは穏やかに上昇して、第1リリー
フ弁15の閉時期を遅らせる。
【0059】また、第1リリーフ弁15が開いている間
は、船外機5(図6(a)参照)の自重によって、チル
トロック装置10に圧縮力が作用するため、下部油室S
2内の圧力が高くなり、作動油は、下部油室S2内から
第1リリーフ弁15を介して上部油室S1内へ流れ、ピ
ストン13及び中空ピストンロッド14は下降する。
【0060】従って、図6(a)において、チルトロッ
ク装置10は、船外機5が流木Wに衝突した時に、自動
的に伸張して衝撃を和らげ、船外機5の破損を防止する
ことができる。また、遅動機構16を設けたことで、チ
ルトロック装置10が伸張して船外機5が傾いた後、船
外機5に後方への力が作用しなくなると、船外機5の自
重によってチルトロック装置10が穏やかに縮み、船外
機5は、図のような、元のほぼ直立した状態に自動的に
戻ることができる。
【0061】以上に述べた第2リリーフ弁の作用を次に
説明する。図8は本発明に係る第2リリーフ弁の作用を
示す断面図である。例えば、図5(b)に示したよう
な、岸近くで船外機5をチルトした状態にして浅瀬走行
した後、図1に示したような、沖合に出て船外機5をほ
ぼ直立の状態にして通常走行に移る場合がある。
【0062】この時には、船外機5の出力を高める。こ
れにより、図5(b)において、船外機5の増大した推
進力によって船外機5の下部に船体前方への力が作用す
る。これにより、チルトロック装置10には圧縮力が作
用する。
【0063】図8において、上記チルトロック装置10
の圧縮力によって、下部油室S2内の圧力が増大し、こ
の圧力と上部油室S1との差圧が所定値を越えた時に第
2リリーフ弁21が開き、下部油室S2内の作動油は、
下部油路21e、第2リリーフ弁21の弁室21d及び
図示せぬ油路を介して上部油室S1に流れるため、ピス
トン13は下降し、図5(b)に示した船外機5は図1
に示したほぼ直立の状態になる。
【0064】また、図5(b)に示したような船外機5
をチルトした状態で、浅瀬を後進している間に、船外機
5に流木等が衝突して船外機5の下部に船体前方への力
が作用した場合にも、上記したように、第2リリーフ弁
21(図8参照)が開いて衝撃を和らげ、船外機5の破
損を防止することができる。
【0065】このように、図2に示したチルトロック装
置10を、中空ピストンロッド14を一方の側に延ばし
たピストン13と、このピストン13を移動自在に収納
し且つピストン13で上部油室S1及び下部油室S2に
区画した内シリンダ12と、この内シリンダ12の外部
にピストンロッドの出し入れに追従して下部油室S2の
みを介して出入する油の容積を補償するために設けたア
キュムレータS3とから構成し、ピストン13に上部油
室S1と下部油室S2を連通する第1・第2の連通路3
4,35を形成し、外部から操作可能であるが上部油室
S1の圧力が設定圧を越えたときには自動的に開いて衝
撃を吸収する第1リリーフ弁15を第1連通路34に介
設し、第2連通路35内に下部油室S2の圧力が設定圧
を越えたときに開く第2リリーフ弁21を設けて、ピス
トン13を上部油室S1の方向へ移動させ、船外機5
(図5(b)参照)を使用位置から待機位置への途中ま
でスイングさせた浅瀬走行位置の状態で、下部油室S2
内の圧力が設定圧を越えたときに、第2リリーフ弁21
の開弁により、自動的にピストン13を下部油室S2の
方向へ移動させ、船外機5(図5(b)参照)を浅瀬走
行位置から使用位置まで移動して浅瀬走行状態を解除で
きるようにしたことにより、チルトロック装置10には
外部に突出するものがないため、チルトロック装置10
をよりコンパクトにすることができる。また、上部油室
S1と下部油室S2とを連通する外・内シリンダ11,
12の外部の外部油路が不要になる。従って、このこと
からも、図1に示したチルトロック装置10の両端を取
付けるスターンブラケット2及びスイベルブラケット4
並びに船外機5の形状の設計自由度を増すことができ、
また、船体へ取付ける以前の搬送や保管時の取扱いが容
易になり、更に、外部連通路が不要なので、配管施工又
はシリンダ側部に一体に連通路を鋳造成形する必要がな
く、チルトロック装置10の組立が容易になり、コスト
低減を図ることができる。
【0066】尚、本発明の船外機のチルトロック装置
は、船外機に限るものではなく、他の昇降装置にも採用
できる。
【0067】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の船外機のチルトロック装置は、ピスト
ンにピストンロッド側油室と反ピストンロッド側油室を
連通する第2連通路を形成し、この第2連通路内に反ピ
ストンロッド側油室の圧力が設定圧を越えたときに開く
第2の弁を設けたので、チルトロック装置には外部に突
出するものがなくなり、チルトロック装置をよりコンパ
クトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチルトロック装置を船尾と船外機
の間に取付けた状態を示す側面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係るチルトロック装置の下部拡大断面
【図4】本発明に係るエア抜き弁を説明する図
【図5】本発明に係るチルトロック装置の手動操作を説
明する図
【図6】本発明に係るチルトロック装置の自動操作を説
明する図(前半)
【図7】本発明に係るチルトロック装置の自動操作を説
明する図(後半)
【図8】本発明に係る第2リリーフ弁の作用を示す断面
【符号の説明】
1…船尾、5…船外機、10…チルトロック装置、11
…外シリンダ、12…シリンダ(内シリンダ)、13…
ピストン、14…ピストンロッド(中空ピストンロッ
ド)、15…第1の弁(第1リリーフ弁)、21…第2
の弁(第2リリーフ弁)、34…第1連通路、35…第
2連通路、S1…ピストンロッド側油室、S2…反ピス
トンロッド側油室、S3…蓄圧室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船尾に船外機を取付け、この船外機を使
    用位置から待機位置までスイングさせるときに船外機を
    任意の位置で止めることができるとともに、走行中に船
    外機に加わった衝撃を和らげるために、船尾と船外機と
    の間に介設するチルトロック装置において、このチルト
    ロック装置は、ピストンロッドを一方の側に延ばしたピ
    ストンと、このピストンを移動自在に収納し且つピスト
    ンでピストンロッド側油室及び反ピストンロッド側油室
    に区画したシリンダと、このシリンダの外部に前記ピス
    トンロッドの出し入れに追従して反ピストンロッド側油
    室のみを介して出入する油の容積を補償するために設け
    た容積補償室を兼ねる蓄圧室とからなり、前記ピストン
    にピストンロッド側油室と反ピストンロッド側油室を連
    通する第1・第2連通路を形成し、外部から操作可能で
    あるがピストンロッド側油室の圧力が設定圧を越えたと
    きには自動的に開いて衝撃を吸収する第1の弁を前記第
    1連通路に介設し、第2連通路内に反ピストンロッド側
    油室の圧力が設定圧を越えたときに開く第2の弁を設け
    て、前記ピストンをピストンロッド側油室の方向へ移動
    させ、船外機を使用位置から待機位置への途中までスイ
    ングさせた浅瀬走行位置の状態で、前記反ピストンロッ
    ド側油室内の圧力が設定圧を越えたときに、第2の弁の
    開弁により、自動的にピストンを反ピストンロッド側油
    室の方向へ移動させ、船外機を浅瀬走行位置から使用位
    置まで移動して浅瀬走行状態を解除できるようにしたこ
    とを特徴とする船外機のチルトロック装置。
JP10071906A 1998-03-20 1998-03-20 船外機のチルトロック装置 Pending JPH11268687A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108386394A (zh) * 2018-03-06 2018-08-10 深圳市仁怡安装工程有限公司 大型游乐设施座舱压紧装置液压缸

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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