JPH11273085A - プリピット検出装置 - Google Patents
プリピット検出装置Info
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Abstract
下を防止し、検出精度が高く、ノイズに強いプリピット
検出装置を提供する。 【解決手段】 DVDリライタブルの反射光を受光する
受光素子は、A、B、C、Dの4領域に分割され、それ
ぞれ検出信号を出力し、反射率を変化させる情報ピット
と、位相ピットであるプリピットによって変調される。
情報ピットに対しては、各領域とも同じタイミングで変
化するが、プリピットに対してはΔt2の遅延が現れ
る。まず、A−C及びD−Bの差分信号をそれぞれ求め
てから、遅延を補正するため、D−BをΔt2だけ遅延
させた(D−B)'を求め、プリピット検出信号(A−
C)+(D−B)'を出力する。このプリピット検出信
号は検出マージンm2が確保され、ノイズ等の変動の影
響を受けにくくなる。
Description
る記録密度の高い情報記録媒体のうち、DVDリライタ
ブル(以下、DVD−RWと呼ぶ)などのように繰り返
し書き込み可能な情報記録媒体において、アドレス情報
等の各種制御情報が予め記録されるプリピットを検出す
るプリピット検出装置の技術分野に属する。
記録媒体においては、予めプリフォーマット段階でアド
レス情報等の各種制御情報を記録したプリピットがディ
スク上に形成される。そして、当該情報記録媒体に対す
る記録又は再生を行うに際し、このプリピットを検出す
ることにより、必要な制御情報の取得が可能となる。
ブトラックに、結晶状態か非晶質状態かによって反射率
を変化させることで情報ピットが形成され、ランドトラ
ックに、凹凸形状による位相ピットとしてのプリピット
が予め形成されている。
再生、記録を行うために用いる光ピックアップには、非
点収差によるファーカシングサーボや、プッシュプルに
よるトラッキングサーボを実現するために、4分割型受
光素子が使用されることが多い。従って、前記プリピッ
ト検出は、このような受光素子を利用することにより行
うことができる。
ック1上に照射されるビームスポットの反射光を、受光
素子にて領域A乃至Dの4つに分割してそれぞれ検出信
号を得て、ランドトラック2に形成されたプリピット3
を、(A−B)+(D−C)を求めることにより検出す
ればよい。
来のプリピット検出においては、位相ピットの特性によ
る検出信号の遅延を考慮する必要がある。すなわち、例
えば、DVD−Rなどの情報記録媒体において、情報ピ
ットとプリピットは、共に基板を凹凸形状にして光ビー
ムに位相差を与え、ピットでの回折により変調された光
強度を検出するものである。よって、この位相ピットで
の回折効率や回折角などの特性の相違に起因して、受光
素子のそれぞれの領域ごとに検出タイミングが変わって
くる。
プリピット検出を行う方法を示す。図6から明らかなよ
うに、4つの領域中、CとDが光ディスクに対する光ビ
ームの相対的な進行方向の前方に、AとBが後方にそれ
ぞれ位置するので、情報ピットの検出タイミングは、A
とBがΔt1だけ遅延している。一方、プリピットの検
出タイミングは、ビームスポットがグルーブトラックに
あり、プリピットがランドトラック上にあることによ
り、複雑な回折特性となる結果、BとDが先に変化し、
AとCはΔt2だけ遅延して変化する。加えて、AとD
は光強度を弱める方向に変化し、BとCは光強度を強め
る方向に変化する。
ると、これらの信号中、情報ピットによる変化分はキャ
ンセルされ、プリピットによる変化分だけが残存する。
最後に、これらを加えて(A−B)+(D−C)で算出
される信号によりプリピット検出を行う。このとき、図
中のm1がプリピット検出範囲であり、検出マージンと
なる。このm1の範囲内で適宜にスレッシュホールドを
設定してプリピットが読み取られる。
あると場合には、得られるプリピット検出範囲m1は大
きくなるはずである。ところが、実際にはΔt2の遅延
があることによって、プリピットによる変化部分のピー
クが一致せず、m1を小さくしてしまう結果になってい
る。これにより、プリピット検出精度が制約を受けると
共に、ノイズにより誤動作の影響がその分だけ大きくな
ってしまうことが問題である。
れたものであり、その課題は、検出遅延によるプリピッ
トの検出マージンの低下を防止し、検出精度が高く、ノ
イズの影響を受けにくいプリピット検出装置を提供する
ことにある。
に、請求項1に記載のプリピット検出装置は、記録情報
を記録可能であると共に、当該記録情報が記録される記
録トラックへ光ビームを誘導するためのガイドトラック
に制御情報を記録するためのプリピットが予め形成され
た情報記録媒体に対し、当該プリピットを検出するプリ
ピット検出装置であって、前記記録トラックに照射され
た光ビームの反射光を、前記記録トラックに光学的に略
平行な第1の分割線と、前記記録トラックに光学的に略
直交する第2の分割線により分割し、前記第1の分割線
に対して前記プリピットが形成されたガイドトラック側
であって、前記第2の分割線に対して前記光ビームの進
行方向の反対側に位置する第1分割領域と、前記第1の
分割線に対して前記プリピットが形成されたガイドトラ
ックの反対側であって、前記第2の分割線に対して前記
光ビームの進行方向の反対側に位置する第2分割領域
と、前記第1の分割線に対して前記プリピットが形成さ
れたガイドトラックの反対側であって、前記第2の分割
線に対して前記光ビームの進行方向側に位置する第3分
割領域と、前記第1の分割線に対して前記プリピットが
形成されたガイドトラック側であって、前記第2の分割
線に対して前記光ビームの進行方向側に位置する第4分
割領域とが設けられ、それぞれが前記反射光を受光する
受光手段と、前記第1分割領域による検出信号の前記第
3分割領域による検出信号に対する差分をとって、第1
差分信号を生成する第1差分信号生成手段と、前記第4
分割領域による検出信号の前記第2分割領域による検出
信号に対する差分をとって、第2差分信号を生成する第
2差分信号生成手段と、前記第2差分信号に対し、前記
光ビームの進行方向側とその反対側における受光タイミ
ングの遅延に対応して予め設定される遅延時間だけ、当
該第2差分信号を遅延させて補正信号を出力する補正手
段と、前記第1差分信号と前記補正信号を加算して、プ
リピット検出信号を出力するプリピット検出信号出力手
段とを備えることを特徴とする。
が情報記録媒体の記録トラックに照射されると、その反
射光は、記録トラックに略平行な第1の分割線と略直交
する第2の分割線により分割された4つの分割領域を有
する受光手段により受光される。そして、ガイドトラッ
ク側で、かつ光ビームの進行方向の反対側にある第1分
割領域と、ガイドトラックの反対側で、かつ光ビームの
進行方向側にある第3分割領域の検出信号の差分をと
り、第1差分信号が生成される。また、ガイドトラック
側で、かつ光ビームの進行方向側にある第4分割領域
と、ガイドトラックの反対側で、かつ光ビームの進行方
向側にある第3分割領域の検出信号の差分をとり、第2
差分信号が生成される。
検出の受光タイミングの遅延を補正するため、補正手段
により第2差分信号に対し、予め設定される遅延時間だ
け遅延させた補正信号が出力される。その後、第1差分
信号と補正信号とを加算して、プリピット検出信号が出
力される。
いては、情報ピットによる変化分はキャンセルされる一
方、プリピットによる変化分は、各分割領域の変化分が
加えられ、しかも遅延時間がキャンセルされてピークが
一致した状態に補正されるので、検出マージンは最大化
される。そのため、ノイズ等による検出信号の変動の影
響を受けにくいプリピット検出を行うことができる。
載のプリピット検出装置は、記録情報を記録可能である
と共に、当該記録情報が記録される記録トラックへ光ビ
ームを誘導するためのガイドトラックに制御情報を記録
するためのプリピットが予め形成された情報記録媒体に
対し、当該プリピットを検出するプリピット検出装置で
あって、前記記録トラックに照射された光ビームの反射
光を、前記記録トラックに光学的に略平行な第1の分割
線と、前記記録トラックに光学的に略直交する第2の分
割線により分割し、前記第1の分割線に対して前記プリ
ピットが形成されたガイドトラック側であって、前記第
2の分割線に対して前記光ビームの進行方向の反対側に
位置する第1分割領域と、前記第1の分割線に対して前
記プリピットが形成されたガイドトラックの反対側であ
って、前記第2の分割線に対して前記光ビームの進行方
向の反対側に位置する第2分割領域と、前記第1の分割
線に対して前記プリピットが形成されたガイドトラック
の反対側であって、前記第2の分割線に対して前記光ビ
ームの進行方向側に位置する第3分割領域と、前記第1
の分割線に対して前記プリピットが形成されたガイドト
ラック側であって、前記第2の分割線に対して前記光ビ
ームの進行方向側に位置する第4分割領域とが設けら
れ、それぞれが前記反射光を受光する受光手段と、前記
第2分割領域による検出信号に対し、前記光ビームの進
行方向側とその反対側における受光タイミングの遅延に
対応して予め設定される遅延時間だけ、当該検出信号を
遅延させて第1補正信号を出力する第1補正手段と、前
記第4分割領域による検出信号に対し、前記遅延時間だ
け、当該検出信号を遅延させて第2補正信号を出力する
第2補正手段と、前記第1分割領域による検出信号と前
記第2補正信号を加算して第1加算信号を生成する第1
加算信号生成手段と、前記第3分割領域による検出信号
と前記第1補正信号を加算して第2加算信号を生成する
第1加算信号生成手段と、前記第1加算信号と前記第2
加算信号の差分をとって、プリピット検出信号を出力す
るプリピット検出信号出力手段とを備えることを特徴と
する。
が情報記録媒体の記録トラックに照射されると、その反
射光は、記録トラックに略平行な第1の分割線と略直交
する第2の分割線により分割された4つの分割領域を有
する受光手段により受光される。このとき、位相ピット
としてのプリピット検出の受光タイミングの遅延を補正
するため、ガイドトラックの反対側で、かつ光ビームの
進行方向の反対側にある第2分割領域の検出信号に対
し、予め設定される遅延時間だけ遅延させた第1補正信
号が出力される。また、ガイドトラック側で、かつ光ビ
ームの進行方向側にある第4分割領域の検出信号に対し
ても、前記遅延時間だけ遅延させた第2補正信号が出力
される。
正信号が加算された第1加算信号、及び、第3分割領域
の検出信号と第1補正信号が加算された第2加算信号
が、それぞれ生成される。その後、第1加算信号と第2
加算信号の差分をとり、プリピット検出信号が出力され
る。
いては、請求項1の場合と同様、情報ピットによる変化
分はキャンセルされる一方、プリピットによる変化分
は、各分割領域の変化分が加えられ、しかも遅延時間が
キャンセルされてピークが一致した状態に補正されるの
で、検出マージンは最大化される。そのため、ノイズ等
による検出信号の変動の影響を受けにくいプリピット検
出を行うことができる。
載のプリピット検出装置は、請求項1又は請求項2に記
載のプリピット検出装置において、前記記録トラックは
グルーブトラックであり、前記ガイドトラックはランド
トラックであることを特徴とする。
媒体のグルーブトラック上を光ビームで照射して情報ピ
ットを検出し、並列するランドトラック上に形成された
プリピットの検出が別個に行われる。
検出とで、相互に与える影響を軽減しつつ、高性能にプ
リピット検出を行うことができる。
を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、本
発明をDVD−RWに対応するプリピット検出装置に対
して説明する場合について説明を行う。
装置の第1実施形態の概略構成を示すブロック図であ
る。なお、本実施形態に係るプリピット検出装置におい
て使用される4分割型受光素子の分割形状とビームスポ
ットとの対応関係は、既に説明した図6に示す従来の分
割型受光素子と同様であるものとして、以下の説明を行
う。
リピット検出装置は、減算器10、11と、プログラマ
ブルディレイライン12と、CPU13と、加算器14
とを備えている。図1においては、前述したように、4
分割型受光素子はディスクに照射された光ビームの反射
光を、A、B、C、Dの4つの領域に分割して受光す
る。そして、A乃至Dの各分割領域から、それぞれ反射
光による検出信号を出力する。
信号のパターンを説明する。図2では、始めにグルーブ
トラック1の情報ピットが検出されるが、従来の場合の
図7における遅延時間Δt1は現れないことがわかる。
すなわち、情報ピットを検出する際のA乃至Dの変化は
同タイミングとなる。
ットが位相ピットではなく、相変化記録を用いて、記録
膜が結晶状態か非晶質状態かで異なる反射率の変化を検
出するものである。そのため、光ビームの位相差に基づ
く回折特性の違いに起因する各分割領域ごとの検出遅延
が生じないのである。
(朝倉書店発行、応用物理学会・光学懇話会編)」等に
より知られている。
検出される。この場合は、図7と同様に変化し、先に変
化するBとDに対して、後に変化するAとCは、Δt2
だけ遅延を生じる。すなわち、プリピット3は、DVD
−RWにおいても出荷の際、予め形成されているもので
あり、書き換え不要であるため凹凸形状の位相ピットと
なっているためである。なお、A乃至Dの光強度の強弱
の変化も図7の場合と同様となっている。
10に入力される。そして、減算器10では、AとCの
検出信号の差分をとって、A−Cに対応する差分信号が
出力される。その結果、差分信号A−Cは、図2に示す
パターンで変化する。すなわち、情報ピットによる変化
はキャンセルされ、プリピット3に対応する変化のみが
現れる波形パターンとなる。
は、減算器11に入力される。そして、減算器11で
は、BとDの検出信号の差分をとって、D−Bに対応す
る差分信号が出力される。その結果、差分信号D−B
は、図2に示すパターンで変化し、この場合も、情報ピ
ットによる変化はキャンセルされ、プリピット3に対応
する変化のみが現れる波形パターンが得られる。
化の方向がどちらも同じであるが、差分信号D−Bに対
し、差分信号A−Cは、前述の遅延時間Δt2だけ遅れ
て変化のピークが現れる関係になっている。そこで、本
実施形態では、図1に示すように、差分信号D−Bを、
補正手段としてのプログラマブルディレイライン12に
入力して、遅延時間Δt2をキャンセルさせた補正信号
が出力されるように構成する。
力された差分信号D−Bを、CPU13により設定され
る遅延時間だけ保持し、当該遅延時間だけずらした補正
信号(D−B)'を出力する。例えば、計時手段を用い
て、信号が入力されるタイミングに対して、出力すべき
タイミングを定めればよい。なお、プログラマブルディ
レイライン12には、設定される遅延時間に対応する差
分信号D−Bを保持できるだけのメモリ容量が必要とな
る。
ブルディレイライン12に対して、遅延時間の設定を行
う。ここで、設定される遅延時間は、複数用意すること
ができ、この中の特定の遅延時間を選択するようにでき
る。すなわち、Δt2に一致する遅延時間を設定するこ
とが望ましいのであるが、実際には、Δt2は、ディス
クの種別やディスクに対する線速度によって大きさが変
化する。よって、複数の設定値の中から、Δt2に最も
近いものを選択して設定するようにしたものである。
A−Cと、プログラマブルディレイライン12から出力
された補正信号(D−B)'は、加算器14に入力され
る。この加算器14では、差分信号A−Cと補正信号
(D−B)'とを加えることにより、プリピット検出信
号(A−C)+(D−B)'を出力する。
Cと、補正信号(D−B)'は、プリピット3に対して
同様の変化パターンを示すと共に、変化は同一タイミン
グであって、ピークも一致している。従って、加算器1
0から出力されるプリピット検出信号(A−C)+(D−
B)'も、差分信号A−C、補正信号(D−B)'と同一
タイミングで変化すると共に、2倍の大きさでピークが
現れる。これにより、プリピット検出範囲m2は、図7
に示す従来のプリピット検出の場合のプリピット検出範
囲m1に比べると大きく取れることになる。
切にスレッシュホールドを設定することにより、当該ス
レッシュホールドを超えるか否かで、プリピット3の判
定が行われる。このとき、受光素子にて受光される光ビ
ームの反射光の強度がノイズ等の影響で変動する場合
に、プリピット検出範囲m2が大きければ大きいほど、
検出マージンが十分に確保されるため、検出信号レベル
の変動の影響を受けにくくなる。よって、第1実施形態
によりプリピット検出装置を構成した場合には、従来の
プリピット装置に比べると、同じ検出信号を用いた場合
でも、検出精度が高く、良好な検出性能が得られること
になる。
装置の第2実施形態の概略構成を示すブロック図であ
る。なお、プリピット検出装置において使用される4分
割型受光素子の分割形状とビームスポットとの対応関係
は、第1実施形態の場合と同様である。
リピット検出装置は、プログラマブルディレイライン2
0、21と、加算器22、23と、減算器24と、CP
U25とを備えている。図3におけるA乃至Dは、図1
の場合と同様、ディスクに照射された光ビームの反射光
を、4分割型受光素子の4つの分割領域で分割して受光
し、出力される検出信号に対応するものである。
パターンは、図1に示す第1実施形態の場合と同様に変
化する。すなわち、情報ピット検出時の検出パターンは
同一タイミングで変化し、プリピット検出時の検出パタ
ーンは、BとDに対してAとCでは、Δt2だけの遅延
を伴って変化する。
出の際に、時間的に検出パターンの変化が先行するBと
Dの検出信号に対して、加減算処理を行う前に予め遅延
をキャンセルさせるように構成されている。そして、同
一の変化タイミングとなったA乃至Dの補正された検出
信号を用いてプリピット検出が行われる。
ログラマブルディレイライン20に入力され、CPU2
5により設定される遅延時間だけ保持され、当該遅延時
間だけずらした補正信号B'が出力される。また、検出
信号Dは、プログラマブルディレイライン21に入力さ
れ、前記遅延時間だけすらした補正信号D'が出力され
る。
ィレイライン20、21に対する遅延時間の設定は、同
じ設定値を用いることができると共に、第1実施形態の
場合と同様、複数の設定値の中から最適なものを選択し
て設定を行うことが可能である。
レイライン21から出力された補正信号D'が、加算器
22に入力される。この加算器22では、AとD'を加
えることで、A+D'に対応する加算信号が出力され
る。その結果、加算信号A+D'は、図4に示すパター
ンで変化し、情報ピットに対応する変化分と、プリピッ
ト3に対応する変化分が含まれる波形パターンが得られ
る。
から出力された補正信号B'と検出信号Cが、加算器2
3に入力される。この加算器23では、B'とCを加え
ることで、B'+Cに対応する加算信号が出力される。
この場合も、図4に示すように、情報ピットによる対応
する変化分と、プリピット3に対応する変化分が含まれ
る波形パターンが得られる。
A+D'と、加算器23から出力された加算信号B'+C
は、減算器24に入力される。この減算器24では、2
つの加算信号A+D'とB'+Cの差分をとって、プリピ
ット検出信号(A+D')−(B'+C)を出力する。
B'+Cに含まれていた情報ピットによる変化分がキャ
ンセルされる。一方、A、D'、B'、Cの各信号は、プ
リピット3に対して同一タイミングで変化し、同方向に
ピークがそろう。よって、プリピット検出信号(A+
D')−(B'+C)は、第1実施形態の場合のプリピッ
ト検出信号(A−C)+(D−B)'と同様な波形パター
ンとなる。すなわち、第1実施形態と第2実施形態と
は、加減算処理と遅延時間に対する補正を行う順序が前
後する点で異なるだけにすぎない。よって、当該プリピ
ット検出信号(A+D')−(B'+C)は、第1実施形
態と同様に、プリピット検出範囲m2を有することにな
る。
出装置を構成した場合にも、第1実施形態により構成し
たプリピット検出装置と同様、ノイズ等の影響による変
動に対して、十分な検出マージンが確保され、従来のプ
リピット検出装置に比べて、良好な検出性能を得ること
が可能となる。
実施形態においては、何れの場合も、プリピット3は位
相ピットである一方、情報ピットは位相ピットではな
く、相変化記録等の反射率の変化により情報が記録され
るピットであることが、本発明を適用するための必要条
件となる。これを、図5を用いて説明する。
検出を、DVD−R(DVD−Recordable)に対して行
う場合を説明する図である。すなわち、DVD−Rは、
相変化記録等は用いられず、情報ピットとプリピット3
は共に位相ピットであるので、前記必要条件は満たされ
ていない。なお、以下の説明においても、4分割型受光
素子の分割形状とビームスポットとの対応関係は、第1
実施形態、第2実施形態の場合と同様であるものとす
る。
波形パターンは、図7に示す従来例と同様であり、情報
ピット検出時の検出パターンは、進行方向前方のCとD
に対してAとDはΔt1だけ遅延し、プリピット検出時
の検出パターンは、BとDに対してAとCでは、Δt2
だけ遅延して、それぞれ変化する。
に示した構成を用いて、プリピット検出を行う場合を考
える。まず、減算器10から出力される差分信号A−C
と、減算器11から出力される差分信号D−Bは、図5
に示すように、プリピット3に対応する変化分に加え、
情報ピットの検出パターンのエッジに、パルスが現れ
る。これは、情報ピットが位相ピットであるため。Aと
C、BとDは、それぞれ光ビームの進行方向に対して前
後の位置関係となり、遅延時間Δt1だけ波形パターン
がずれるために生じるものである。
キャンセルするため、プログラマブルディレイライン1
2により、補正信号(D−B)'を出力した後、加算器
14において、この補正信号(D−B)'と、差分信号
(A−C)とを加えて、プリピット検出信号(A−C)
+(D−B)'が出力される。
号(A−C)+(D−B)'には、図2の場合と同様、
プリピット検出範囲m2に相当する変化が現れるが、こ
れに加えて、情報ピットの検出パターンの影響によるパ
ルスが多く含まれている。これにより、プリピット3が
誤検出されることになるので、実際のプリピット検出範
囲はm2からこの情報ピットの誤差分を差し引いたm3
しか確保されなくなる。よって、図1の構成をDVD−
Rにおけるプリピット検出に適用するのは困難であるこ
とがわかる。
リピット検出装置を用いたDVD−RWに対するプリピ
ット検出においては、受光素子の分割領域ごとのプリピ
ット検出タイミングの遅延を補正すると共に、所定の加
減算処理を行ってプリピット検出信号を得るようにし
た。その結果、位相ピットではない情報ピットの変化分
のみが除去される一方、位相ピットとして形成されるプ
リピット3の変化分は、プリピット検出範囲m2とな
り、大きな検出マージンが確保される。よって、検出信
号のノイズ等による変動に伴うプリピット3の誤検出の
可能性を低くする。
繰り返し記録可能なDVD−RWに対して本発明を適用
した場合について説明したが、これ以外にも、情報ピッ
トが反射率の変化で記録され、プリピット3が位相ピッ
トとして形成される情報記録媒体に対して、本発明を適
用することが可能である。
情報記録媒体だけではなく、情報ピットの位相変化が少
なく、m3>m1を満足するような情報記録媒体であっ
ても本発明の適用が可能であり、同様の効果を得られ
る。また、情報ピットが位相ピットとして形成される情
報記録媒体であっても、ピットの深さがλ/4nであれ
ば、本発明の適用が可能であり、同様の効果を得られ
る。
ット検出信号中、情報ピットによる変化分はキャンセル
され、プリピットによる変化分は、遅延時間をキャンセ
ルした上で、各分割領域の変化分が加えられ、ピークが
一致した状態となるので、プリピットの検出マージンが
最大化され、ノイズ等による検出信号の変動の影響を受
けにくいプリピット検出を行うことができる。
に記載の発明と同様、情報ピットによる変化分はキャン
セルされ、プリピットによる変化分は、遅延時間をキャ
ンセルした上で、各分割領域の変化分が加えられ、ピー
クが一致した状態となるので、プリピットの検出マージ
ンが最大化され、ノイズ等による検出信号の変動の影響
を受けにくいプリピット検出を行うことができる。
ックはグルーブトラック、ガイドトラックはランドトラ
ックとなるようにしたので、情報ピットの検出とプリピ
ットの検出とで、相互に与える影響を軽減しつつ、高性
能にプリピット検出を行うことができる。
装置の概略構成図である。
による検出信号のパターン図である。
装置の概略構成図である。
による検出信号のパターン図である。
場合のプリピット検出による検出信号のパターン図であ
る。
に対する受光素子の分割形状を示す図である。
ン図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 記録情報を記録可能であると共に、当該
記録情報が記録される記録トラックへ光ビームを誘導す
るためのガイドトラックに制御情報を記録するためのプ
リピットが予め形成された情報記録媒体に対し、当該プ
リピットを検出するプリピット検出装置であって、 前記記録トラックに照射された光ビームの反射光を、前
記記録トラックに光学的に略平行な第1の分割線と、前
記記録トラックに光学的に略直交する第2の分割線によ
り分割し、前記第1の分割線に対して前記プリピットが
形成されたガイドトラック側であって、前記第2の分割
線に対して前記光ビームの進行方向の反対側に位置する
第1分割領域と、前記第1の分割線に対して前記プリピ
ットが形成されたガイドトラックの反対側であって、前
記第2の分割線に対して前記光ビームの進行方向の反対
側に位置する第2分割領域と、前記第1の分割線に対し
て前記プリピットが形成されたガイドトラックの反対側
であって、前記第2の分割線に対して前記光ビームの進
行方向側に位置する第3分割領域と、前記第1の分割線
に対して前記プリピットが形成されたガイドトラック側
であって、前記第2の分割線に対して前記光ビームの進
行方向側に位置する第4分割領域とが設けられ、それぞ
れが前記反射光を受光する受光手段と、 前記第1分割領域による検出信号の前記第3分割領域に
よる検出信号に対する差分をとって、第1差分信号を生
成する第1差分信号生成手段と、 前記第4分割領域による検出信号の前記第2分割領域に
よる検出信号に対する差分をとって、第2差分信号を生
成する第2差分信号生成手段と、 前記第2差分信号に対し、前記光ビームの進行方向側と
その反対側における受光タイミングの遅延に対応して予
め設定される遅延時間だけ、当該第2差分信号を遅延さ
せて補正信号を出力する補正手段と、 前記第1差分信号と前記補正信号を加算して、プリピッ
ト検出信号を出力するプリピット検出信号出力手段と、 を備えることを特徴とするプリピット検出装置。 - 【請求項2】 記録情報を記録可能であると共に、当該
記録情報が記録される記録トラックへ光ビームを誘導す
るためのガイドトラックに制御情報を記録するためのプ
リピットが予め形成された情報記録媒体に対し、当該プ
リピットを検出するプリピット検出装置であって、 前記記録トラックに照射された光ビームの反射光を、前
記記録トラックに光学的に略平行な第1の分割線と、前
記記録トラックに光学的に略直交する第2の分割線によ
り分割し、前記第1の分割線に対して前記プリピットが
形成されたガイドトラック側であって、前記第2の分割
線に対して前記光ビームの進行方向の反対側に位置する
第1分割領域と、前記第1の分割線に対して前記プリピ
ットが形成されたガイドトラックの反対側であって、前
記第2の分割線に対して前記光ビームの進行方向の反対
側に位置する第2分割領域と、前記第1の分割線に対し
て前記プリピットが形成されたガイドトラックの反対側
であって、前記第2の分割線に対して前記光ビームの進
行方向側に位置する第3分割領域と、前記第1の分割線
に対して前記プリピットが形成されたガイドトラック側
であって、前記第2の分割線に対して前記光ビームの進
行方向側に位置する第4分割領域とが設けられ、それぞ
れが前記反射光を受光する受光手段と、 前記第2分割領域による検出信号に対し、前記光ビーム
の進行方向側とその反対側における受光タイミングの遅
延に対応して予め設定される遅延時間だけ、当該検出信
号を遅延させて第1補正信号を出力する第1補正手段
と、 前記第4分割領域による検出信号に対し、前記遅延時間
だけ、当該検出信号を遅延させて第2補正信号を出力す
る第2補正手段と、 前記第1分割領域による検出信号と前記第2補正信号を
加算して第1加算信号を生成する第1加算信号生成手段
と、 前記第3分割領域による検出信号と前記第1補正信号を
加算して第2加算信号を生成する第1加算信号生成手段
と、 前記第1加算信号と前記第2加算信号の差分をとって、
プリピット検出信号を出力するプリピット検出信号出力
手段と、 を備えることを特徴とするプリピット検出装置。 - 【請求項3】 前記記録トラックはグルーブトラックで
あり、前記ガイドトラックはランドトラックであること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリピット
検出装置。
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|---|---|---|---|
| JP07279598A JP3887480B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | プリピット検出装置 |
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|---|---|---|---|
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1999
- 1999-03-19 DE DE69925527T patent/DE69925527T2/de not_active Expired - Fee Related
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| DE69925527D1 (de) | 2005-07-07 |
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