JPH11274071A - 塗布用ノズル - Google Patents

塗布用ノズル

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JPH11274071A
JPH11274071A JP10149734A JP14973498A JPH11274071A JP H11274071 A JPH11274071 A JP H11274071A JP 10149734 A JP10149734 A JP 10149734A JP 14973498 A JP14973498 A JP 14973498A JP H11274071 A JPH11274071 A JP H11274071A
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Futoshi Shimai
太 島井
Koichi Nagasawa
耕一 永澤
Junji Kutsuzawa
潤司 沓澤
Hirohito Sago
宏仁 佐合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリット状開口部を有するノズルの塗布液ボ
タ落ちを防止する。 【解決手段】 ノズル10は左右の半体11,11をボ
ルト12,13で結合して構成され、各半体11はその
合わせ面に塗布液の流路15となる凹部16、流路15
とつながるスリット状開口部17となる凹部18が形成
され、凹部18内には一定間隔でスリット状開口部17
の幅を設定する凸部19が設けられ、また、各半体11
には流路15となる凹部16の上方に前記ボルト12の
挿通穴20が形成され、凹部16の下方に前記ボルト1
3の挿通穴21が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばガラス基板や
半導体ウェーハ等の板状被処理物表面にレジスト液や現
像液等の塗布液を塗布するノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェーハやガラス基板等の板状被
処理物表面に塗布するレジスト液等の量を極力少なくす
る手段として、特開昭61−65435号公報、特開昭
63−156320号公報及び特開平4−118073
号公報に開示されるようにスリット状開口部を有するノ
ズルを用いることが知られている。
【0003】上記スリット状開口部を有するノズルの具
体的な構造は上記公報からは明確ではないが、本発明者
等はノズルの具体的な構造として図10に示すものを製
作した。即ち、ノズルは左右の半体101,102の流
路となる凹部103及びスリット状開口部となる凹部1
04を形成した面を合わせ、流路となる凹部103より
も上方位置をボルト105にて結合してノズルを製作し
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように流路よ
りも上方をボルトにて結合すると、必然的にスリット状
開口部の下端が開き、塗布液のボタ落ちが生じる。ま
た、逆に流路よりも下方をボルトにて結合すると、上方
から液漏れを起こしたり、スリット状開口部の幅を設定
することが難しく塗布液の途切れ等を生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明に係るノズルは、左右の半体を合わせてノズルを構
成し、左右の半体の合わせ面間には流路とスリット状開
口部を形成し、また左右の半体の合わせ面のうちの少な
くとも一方には前記スリット状開口部の幅を設定する凸
部を設け、更に前記流路の上方位置及び下方位置におい
てボルトにて左右の半体を結合する構成とした。
【0006】また、本発明に係る他のノズルは、前記流
路の一端を塗布液の供給管が嵌合する供給口とし、他端
を塗布液の排出管が嵌合する排出口とし、更に前記供給
口に連続する部分の流路断面形状を塗布液の供給管の流
路断面形状に実質的に等しく、また前記排出口に連続す
る部分の流路断面形状を塗布液の排出管の流路断面形状
に実質的に等しいくした。このような構成とすること
で、管と流路との継ぎ目に段差が生じることなく、気泡
の発生を防止することができる。
【0007】更に、本発明に係る他のノズルは、前記流
路の一端を塗布液の供給管が嵌合する供給口とし、他端
を閉塞し、更に前記供給口に連続する部分の流路断面形
状を塗布液の供給管の流路断面形状に実質的に等しくし
た。このように構成することで、前記同様気泡の発生を
防止することができる。
【0008】尚、下方のボルトの挿通穴については、凸
部の部分に設ける方が塗布液にボルトが接触しないので
好ましい。
【0009】また、凸部の形状としては、例えば正面か
ら見て略紡錘形状をなすようにする。このようにするこ
とで、スムーズに塗布液が流下し、スリット状開口部内
での発泡を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る
塗布用ノズルを適用した回転カップ式の塗布ユニットの
全体図、図2は本発明に係る塗布用ノズルの断面図、図
3は本発明に係る塗布用ノズルを構成する左右の半体の
うちの一方の正面図、図4は図3の塗布液の供給部の部
分の拡大図、図5はボルト挿通穴の部分の拡大図、図6
は図5のA−A線断面図、図7は図5のB−B線断面図
である。尚、本発明はノズルに関するものなので、実施
の形態は塗布用ノズルに限らない。
【0011】回転カップ式の塗布ユニットは下部分1と
上部分2からなり、下部分1はベースに固定されたアウ
ターカップ3とこのアウターカップ3内に設けられスピ
ンナーにて回転せしめられるインナーカップ4とを備
え、インナーカップ4内にはインナーカップ4と一体的
に回転する載置テーブル5が設けられ、この載置テーブ
ル5の中央部は図示しないが、独立して昇降動し且つ上
昇した位置でガラス基板W(板状被処理物)の受け渡し
を行い、下降位置で載置テーブル5と面一になるサブテ
ーブルが設けられている。
【0012】一方、上部分2は下降した位置でアウター
カップ3の周縁を閉塞するアウターカップ用蓋体6と、
図示しないが、アウターカップ用蓋体6内に設けられ下
降した位置でインナーカップ4の周縁を閉塞するインナ
ーカップ用蓋体とを備え、アウターカップ用蓋体6はア
ーム7に支持され、インナーカップ用蓋体はアウターカ
ップ用蓋体6とは独立して回転可能に支持されている。
【0013】一方、回転カップ式の塗布ユニットの両側
にはレール8,8を備え、これらレール8,8間に門型
フレーム9を移動可能に係合し、この門型フレーム9に
本発明に係るノズル10を取り付けている。
【0014】ノズル10は図2〜図7に示すように、左
右の半体11,11をボルト12,13で結合して構成
される。各半体11はその合わせ面に塗布液の流路15
となる凹部16が形成され、流路15とつながるスリッ
ト状開口部17となる凹部18と、凹部18内には一定
間隔でスリット状開口部17の幅を設定する凸部19が
一方の半体11のみに設けられている。
【0015】凸部19の形状は正面から見て略紡錘形状
をなし、流路15からの塗布液が出来るだけ抵抗を受け
ずにスリット状開口部17を流下するようにしている。
【0016】また、各半体11には流路15となる凹部
16の上方に前記ボルト12の挿通穴20が形成され、
凹部16の下方に前記ボルト13の挿通穴21が形成さ
れている。特に挿通穴21については前記凸部19の部
分に開口せしめ、塗布液がボルト13に接触しない構成
になっている。尚、挿通穴21を凸部19から外して開
口させてもよい。
【0017】また、ノズル10に形成された直線状の流
路15の一端は塗布液の供給管31が嵌合する供給口1
5aとされ、他端は塗布液の排出管32が嵌合する排出
口15bとされ、これら供給口15a及び排出口15b
は流路15よりも若干大径とされ、供給口15aに供給
管31を、また排出口15bに排出管32をそれぞれ嵌
合させた状態で、図4に示すように、供給口15a及び
排出口15bの流路断面形状と流路15の流路断面形状
とが略同一になるようにしている。斯かる構成とするこ
とで、供給管31及び排出管32と流路15との継ぎ目
において段差がなくなり、塗布液が流れることにつれて
気泡が発生するのを防止することができる。
【0018】図8は別実施例を示す図であり、前記実施
例は左右の半体11,11を同一形状とすることで、製
作の容易性を確保しているが、この実施例にあってはス
リット状開口部17となる凹部18とスリット状開口部
17の幅決定する凸部19を両方の半体11に形成して
いる。尚、流路15となる凹部16を一方の半体11の
みに形成してもよい。
【0019】図9は別実施例を示す図3と同様の断面図
であり、この実施例にあっては流路15の他端を栓33
で閉塞している。上述したように一端に供給口を他端に
排出口を設けたノズルは、例えば現像液の循環流路の一
部に設けるのに適しており、図9に示すように他端を閉
じたノズルは、例えばレジスト液の塗布流路に適してい
る。
【0020】また、図示しない別実施例にあっては、供
給管と排出管を流路に対し、流路の端部においてL字型
に連結してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
左右の半体を合わせてスリット状開口部を有するノズル
を作製するにあたり、左右の半体の合わせ面のうちの少
なくとも一方にはスリット状開口部の幅を設定する凸部
を設け、且つ左右の半体をボルトで結合する場合に、前
記流路の上方位置及び下方位置をそれぞれ結合するよう
にしたので、スリット状開口部の下端が広がることがな
く、また左右の半体の合わせ面のうちの少なくとも一方
にスリット状開口部の幅を設定する凸部を設けたので、
安定した塗布液を供給が可能になる。
【0022】また、下方のボルトの挿通穴を、凸部の部
分に設けるようにすれば、塗布液にボルトが接触しない
ので異物等の混入を確実に防止することができ、更に、
凸部の形状として、例えば正面から見て略紡錘形状とす
ることで、スムーズに塗布液が流下し、スリット状開口
部内での発泡を防止することができる。
【0023】更に、ノズルに形成した塗布液の流路の断
面形状と、塗布液の供給管の断面形状或いは塗布液の排
出管の断面形状とをほぼ同一にしたので、管と流路との
継ぎ目に段差が生じることなく、したがって気泡の発生
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗布用ノズルを適用した回転カッ
プ式の塗布ユニットの全体図
【図2】本発明に係る塗布用ノズルの断面図
【図3】本発明に係る塗布用ノズルを構成する左右の半
体のうちの一方の正面図
【図4】図3の塗布液の供給部の部分の拡大図
【図5】図3のボルト挿通穴の部分の拡大図
【図6】図5のA−A線断面図
【図7】図5のB−B線断面図
【図8】別実施例を示す図2と同様の断面図
【図9】別実施例を示す図3と同様の断面図
【図10】従来例を示す図2と同様の断面図
【符号の説明】
1…塗布ユニットの下部分、2…塗布ユニットの上部
分、3…アウターカップ、4…インナーカップ、5…載
置テーブル、6…アウターカップ用蓋体、10…ノズ
ル、11…ノズル半体、12,13…ボルト、15…流
路、15a…供給口、15b…排出口、16…流路とな
る凹部、17…スリット状開口部、18…スリット状開
口部となる凹部、19…凸部、20,21…ボルト挿通
穴、33…栓。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐合 宏仁 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物表面に所定幅で塗布液を塗布す
    るノズルにおいて、このノズルは左右の半体を合わせて
    構成され、左右の半体の合わせ面間には長手方向に流路
    とこれに並走して下方にスリット状開口部が形成され、
    また左右の半体の合わせ面のうちの少なくとも一方の流
    路より下方には前記スリット状開口部の幅を設定する凸
    部が設けられ、更に前記流路の上方位置及び下方位置に
    おいてボルトにて左右の半体が結合されていることを特
    徴とする塗布用ノズル。
  2. 【請求項2】 被処理物表面に所定幅で塗布液を塗布す
    るノズルにおいて、このノズルは左右の半体を合わせて
    構成され、左右の半体の合わせ面間には長手方向に流路
    とこれに並走して下方にスリット状開口部が形成され、
    前記流路の一端は塗布液の供給管が嵌合する供給口とさ
    れ、他端は塗布液の排出管が嵌合する排出口とされ、更
    に前記供給口に連続する部分の流路断面形状は塗布液の
    供給管の流路断面形状に実質的に等しく、また前記排出
    口に連続する部分の流路断面形状は塗布液の排出管の流
    路断面形状に実質的に等しいことを特徴とする塗布用ノ
    ズル。
  3. 【請求項3】 被処理物表面に所定幅で塗布液を塗布す
    るノズルにおいて、このノズルは左右の半体を合わせて
    構成され、左右の半体の合わせ面間には長手方向に流路
    とこれに並走して下方にスリット状開口部が形成され、
    前記流路の一端は塗布液の供給管が嵌合する供給口とさ
    れ、他端は閉塞され、更に前記供給口に連続する部分の
    流路断面形状は塗布液の供給管の流路断面形状に実質的
    に等しいことを特徴とする塗布用ノズル。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載の塗布用ノ
    ズルにおいて、前記凸部の部分に下方のボルトの挿通穴
    が設けられていることを特徴とする塗布用ノズル。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4に記載の塗布用ノ
    ズルにおいて、前記凸部の形状は正面から見て略紡錘形
    状をなすことを特徴とする塗布用ノズル。
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