JPH11277071A - リンの除去方法 - Google Patents
リンの除去方法Info
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- JPH11277071A JPH11277071A JP8162098A JP8162098A JPH11277071A JP H11277071 A JPH11277071 A JP H11277071A JP 8162098 A JP8162098 A JP 8162098A JP 8162098 A JP8162098 A JP 8162098A JP H11277071 A JPH11277071 A JP H11277071A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 原水を反応塔に上向流通水し、反応塔下部か
らMAP粒子を分離、回収する脱リン方法において、処
理水中のリン濃度が著しく低くなるようにする。 【解決手段】 原水を反応塔1下部に供給し、処理水を
反応塔1上部より取り出すと共に、処理水の一部を該反
応塔1下部へ循環させ、生成したMAP粒子を反応塔1
下部より取り出す。原水中のリンのそれぞれモル比で3
倍以上のマグネシウム塩及びアンモニウム塩を反応塔1
に供給する。
らMAP粒子を分離、回収する脱リン方法において、処
理水中のリン濃度が著しく低くなるようにする。 【解決手段】 原水を反応塔1下部に供給し、処理水を
反応塔1上部より取り出すと共に、処理水の一部を該反
応塔1下部へ循環させ、生成したMAP粒子を反応塔1
下部より取り出す。原水中のリンのそれぞれモル比で3
倍以上のマグネシウム塩及びアンモニウム塩を反応塔1
に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリン含有水中のリン
をMAP(リン酸マグネシウムアンモニウム)として除
去する方法に係り、特にリン濃度の低い処理水を得るこ
とができるリンの除去方法に関する。
をMAP(リン酸マグネシウムアンモニウム)として除
去する方法に係り、特にリン濃度の低い処理水を得るこ
とができるリンの除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】下水、し尿、排水等の嫌気、好気処理工
程で発生する汚泥脱水濾液、消化脱離液等のリン含有水
からリンを除去する方法として、リン含有水中にマグネ
シウム塩又は水酸化マグネシウムを添加し、該水中に含
有されるアンモニア成分及びリンとマグネシウム成分と
からMAPを生成させ、生成したMAP粒子を分離する
方法がある。
程で発生する汚泥脱水濾液、消化脱離液等のリン含有水
からリンを除去する方法として、リン含有水中にマグネ
シウム塩又は水酸化マグネシウムを添加し、該水中に含
有されるアンモニア成分及びリンとマグネシウム成分と
からMAPを生成させ、生成したMAP粒子を分離する
方法がある。
【0003】このMAP生成反応を利用する従来のリン
除去方法(脱リン方法)では、MAP粒子を充填した反
応塔にリン含有水を上向流で通水し、マグネシウム塩を
添加すると共に必要に応じてアルカリを添加してpH8
〜10に調整し、空気曝気でMAP種晶を流動させ、M
AP粒子とリン成分とを接触させる。従来行われている
このMAPプロセスによるリン除去方法においては、リ
ンに対するマグネシウム、アンモニア成分のモル比は大
略1程度とされている。なお、近年、リンに対するマグ
ネシウムイオンのモル比(Mg2+/PO4 3-)を1〜2
とし、リンに対するアンモニウムイオンのモル比(NH
4 +/PO4 3-)を1〜10とすることが提案されてい
る。
除去方法(脱リン方法)では、MAP粒子を充填した反
応塔にリン含有水を上向流で通水し、マグネシウム塩を
添加すると共に必要に応じてアルカリを添加してpH8
〜10に調整し、空気曝気でMAP種晶を流動させ、M
AP粒子とリン成分とを接触させる。従来行われている
このMAPプロセスによるリン除去方法においては、リ
ンに対するマグネシウム、アンモニア成分のモル比は大
略1程度とされている。なお、近年、リンに対するマグ
ネシウムイオンのモル比(Mg2+/PO4 3-)を1〜2
とし、リンに対するアンモニウムイオンのモル比(NH
4 +/PO4 3-)を1〜10とすることが提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】MAP生成反応を利用
した上記従来の脱リン方法では、処理水中のリン濃度を
7mg/L以下にすることはできない。
した上記従来の脱リン方法では、処理水中のリン濃度を
7mg/L以下にすることはできない。
【0005】処理水中の正リン酸態リン(PO4−P)
の濃度がこのように高い場合、そのままでは放流するこ
とができない。このため、従来のMAPプロセスによる
リン除去方法は、嫌気性消化脱離液など、リン濃度がか
なり高い排水を処理し、且つ処理水をそのまま放流する
ことがない分野に用いられている。
の濃度がこのように高い場合、そのままでは放流するこ
とができない。このため、従来のMAPプロセスによる
リン除去方法は、嫌気性消化脱離液など、リン濃度がか
なり高い排水を処理し、且つ処理水をそのまま放流する
ことがない分野に用いられている。
【0006】本発明は、処理水中のリン濃度が従来より
も著しく低いものとなるMAPプロセスによるリン除去
方法を提供することを目的とする。
も著しく低いものとなるMAPプロセスによるリン除去
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のリンの除去方法
は、リン含有水を反応塔内に導入し、マグネシウム塩
と、アンモニウム塩との共存下、pHを所定範囲に維持
してリンを除去する方法において、リンに対しモル比で
3倍以上のマグネシウム塩と、リンに対しモル比で3倍
以上のアンモニウム塩とを共存させることを特徴とする
ものである。
は、リン含有水を反応塔内に導入し、マグネシウム塩
と、アンモニウム塩との共存下、pHを所定範囲に維持
してリンを除去する方法において、リンに対しモル比で
3倍以上のマグネシウム塩と、リンに対しモル比で3倍
以上のアンモニウム塩とを共存させることを特徴とする
ものである。
【0008】かかる本発明においては、MAP生成反応
領域においてリン酸イオンの周囲にMAP生成当量より
も大過剰のマグネシウムイオン及びアンモニウムイオン
が存在することになり、MAP生成速度が増大し、処理
水中のリン濃度が従来よりも格段に低くなるまでMAP
が生成する。
領域においてリン酸イオンの周囲にMAP生成当量より
も大過剰のマグネシウムイオン及びアンモニウムイオン
が存在することになり、MAP生成速度が増大し、処理
水中のリン濃度が従来よりも格段に低くなるまでMAP
が生成する。
【0009】本発明においては、リン含有水としては嫌
気性消化脱離液のようにリンを高濃度で含むものの他、
食品排水、化学排水や医薬品製造排水などのようにリン
濃度が比較的低いものであっても十分にリン除去処理す
ることができる。
気性消化脱離液のようにリンを高濃度で含むものの他、
食品排水、化学排水や医薬品製造排水などのようにリン
濃度が比較的低いものであっても十分にリン除去処理す
ることができる。
【0010】マグネシウム塩としては、塩化マグネシウ
ム、硫酸マグネシウムなど溶解度が高い無機マグネシウ
ム塩が好適であるが、水酸化マグネシウムを用いること
もできる。(即ち、本明細書においてマグネシウム塩と
は酸と塩基との化合物のほか、水酸化マグネシウムをも
包含するものとする。)この水酸化マグネシウムは溶解
度が低いので、マグネシウム源として水酸化マグネシウ
ムを添加するときには、リンに対しモル比(Mg2+/P
O4 3-)として5倍以上とくに6倍以上の添加量とする
のが好ましい。
ム、硫酸マグネシウムなど溶解度が高い無機マグネシウ
ム塩が好適であるが、水酸化マグネシウムを用いること
もできる。(即ち、本明細書においてマグネシウム塩と
は酸と塩基との化合物のほか、水酸化マグネシウムをも
包含するものとする。)この水酸化マグネシウムは溶解
度が低いので、マグネシウム源として水酸化マグネシウ
ムを添加するときには、リンに対しモル比(Mg2+/P
O4 3-)として5倍以上とくに6倍以上の添加量とする
のが好ましい。
【0011】なお、マグネシウム塩の添加量が過大であ
ると処理コストが嵩むので、リンに対するマグネシウム
のモル比が10以下とくに8以下とするのが好ましい。
ると処理コストが嵩むので、リンに対するマグネシウム
のモル比が10以下とくに8以下とするのが好ましい。
【0012】マグネシウム塩は、マグネシウム塩の水溶
液として添加するのが簡便であるが、マグネシウムイオ
ンを含む排水や、海水が添加されても良い。水酸化マグ
ネシウムは、その溶解を促進するために酸やアンモニ
ア、水酸化アンモニウム又はアンモニウム塩(以下、こ
れらをアンモニウム源ということがある。)が添加され
たものであっても良い。マグネシウム塩と水酸化マグネ
シウムとは併用されても良いことは明らかである。
液として添加するのが簡便であるが、マグネシウムイオ
ンを含む排水や、海水が添加されても良い。水酸化マグ
ネシウムは、その溶解を促進するために酸やアンモニ
ア、水酸化アンモニウム又はアンモニウム塩(以下、こ
れらをアンモニウム源ということがある。)が添加され
たものであっても良い。マグネシウム塩と水酸化マグネ
シウムとは併用されても良いことは明らかである。
【0013】アンモニウム塩としては、塩化アンモニウ
ム、硫酸アンモニウムなど溶解度が高い無機アンモニウ
ム塩が好適であるが、これら以外のものであっても良
い。なお、水酸化アンモニウムの場合は、リンに対しモ
ル比で5倍以上添加するのが好ましい。
ム、硫酸アンモニウムなど溶解度が高い無機アンモニウ
ム塩が好適であるが、これら以外のものであっても良
い。なお、水酸化アンモニウムの場合は、リンに対しモ
ル比で5倍以上添加するのが好ましい。
【0014】処理されるリン含有水が嫌気性消化脱離液
などのようにアンモニウム塩やアンモニアを多量に含ん
でいる場合、アンモニウム源は、リン含有水中のアンモ
ニウム成分との合量がリン濃度に対しモル比で3倍以上
となれば良い。もしリン含有水中のアンモニウム塩等の
濃度がリン濃度に対しモル比で3倍以上であるときに
は、アンモニウム源を添加しなくても良い。
などのようにアンモニウム塩やアンモニアを多量に含ん
でいる場合、アンモニウム源は、リン含有水中のアンモ
ニウム成分との合量がリン濃度に対しモル比で3倍以上
となれば良い。もしリン含有水中のアンモニウム塩等の
濃度がリン濃度に対しモル比で3倍以上であるときに
は、アンモニウム源を添加しなくても良い。
【0015】なお、反応塔において曝気を行なうことな
どにより被処理水中からアンモニアが気散する場合に
は、リン濃度に対するアンモニウム成分のモル比が4倍
以上となるようにアンモニウム塩を添加し、水酸化アン
モニウムであればモル比で6倍以上添加するのが好まし
い。
どにより被処理水中からアンモニアが気散する場合に
は、リン濃度に対するアンモニウム成分のモル比が4倍
以上となるようにアンモニウム塩を添加し、水酸化アン
モニウムであればモル比で6倍以上添加するのが好まし
い。
【0016】本発明では、反応塔として、曝気併用型、
充填塔型、流動床型、プラグフロー型、完全混合型など
各種のものを用いることができる。
充填塔型、流動床型、プラグフロー型、完全混合型など
各種のものを用いることができる。
【0017】本発明では、反応塔内の反応領域ではpH
8〜10とくにpH8〜9.5であることが好ましい。
通常は反応塔にNaOH等のアルカリ剤を添加して上記
のpHとするが、アンモニウム源として水酸化アンモニ
ウムを添加することにより上記のpH範囲となる場合に
はNaOH等のアルカリ剤を添加する必要はない。反応
塔内の反応領域のpHが上記範囲である場合、反応塔上
部の処理水のpHも上記範囲になるので、反応塔上部に
設けたpH計の検出pHが上記範囲となるようにすれば
良い。
8〜10とくにpH8〜9.5であることが好ましい。
通常は反応塔にNaOH等のアルカリ剤を添加して上記
のpHとするが、アンモニウム源として水酸化アンモニ
ウムを添加することにより上記のpH範囲となる場合に
はNaOH等のアルカリ剤を添加する必要はない。反応
塔内の反応領域のpHが上記範囲である場合、反応塔上
部の処理水のpHも上記範囲になるので、反応塔上部に
設けたpH計の検出pHが上記範囲となるようにすれば
良い。
【0018】反応塔内には種晶を存在させておくのが好
ましい。この種晶はMAP粒子であることが好ましい
が、砂など他の粒子であっても良い。
ましい。この種晶はMAP粒子であることが好ましい
が、砂など他の粒子であっても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に図1を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0020】なお、以下の実施の形態では反応塔にマグ
ネシウム塩とアンモニウム塩とを添加しているが、前記
の通り水酸化マグネシウム、水酸化アンモニウムであっ
ても良い。
ネシウム塩とアンモニウム塩とを添加しているが、前記
の通り水酸化マグネシウム、水酸化アンモニウムであっ
ても良い。
【0021】1は頂部が開放した反応塔であり、下部に
ポンプP1を備えた原水(下水、し尿の嫌気消化脱離
液、生し尿等のリン含有水)の導入配管2が接続されて
いる。なお、この配管2は反応塔1の下端から20cm
以内の箇所に接続されていることが好ましい。反応塔1
の底部はMAP粒子を引き抜き易いように円錐形(好ま
しくは傾斜角度60°以上の円錐形)のコーン状とされ
ている。反応塔1の下部にはマグネシウム塩溶液供給管
4、NaOH等のアルカリ剤の供給管5及びアンモニウ
ム塩溶液の供給管8が接続されている。
ポンプP1を備えた原水(下水、し尿の嫌気消化脱離
液、生し尿等のリン含有水)の導入配管2が接続されて
いる。なお、この配管2は反応塔1の下端から20cm
以内の箇所に接続されていることが好ましい。反応塔1
の底部はMAP粒子を引き抜き易いように円錐形(好ま
しくは傾斜角度60°以上の円錐形)のコーン状とされ
ている。反応塔1の下部にはマグネシウム塩溶液供給管
4、NaOH等のアルカリ剤の供給管5及びアンモニウ
ム塩溶液の供給管8が接続されている。
【0022】反応塔1の底部にはMAP粒子の排出管6
が接続され、バルブ6aが該排出管6に設けられてい
る。
が接続され、バルブ6aが該排出管6に設けられてい
る。
【0023】反応塔1の最上部には溢流堰11を介して
処理水の取出配管3が接続されている。
処理水の取出配管3が接続されている。
【0024】反応塔1の上部に循環配管7が接続されて
いる。
いる。
【0025】処理水の一部は、反応塔1の上部からこの
循環配管7へ取り出され、ポンプP2を介して反応塔1
下部に循環される。10は散気管、12はpH計であ
る。散気管10は反応塔1下部のコーン状部分よりも上
位に設けるのが好ましい。
循環配管7へ取り出され、ポンプP2を介して反応塔1
下部に循環される。10は散気管、12はpH計であ
る。散気管10は反応塔1下部のコーン状部分よりも上
位に設けるのが好ましい。
【0026】反応塔1では、pH計12で検出されるp
HがMAPが析出する範囲、即ちpH8〜10となるよ
うに、供給管5よりNaOH等のアルカリ剤が注入され
る。また、マグネシウム塩及びアンモニウム塩がそれぞ
れ原水中のリン酸濃度の3モル倍以上の割合となるよう
に配管4よりマグネシウム塩溶液を注入し、配管8より
アンモニウム塩を注入する。
HがMAPが析出する範囲、即ちpH8〜10となるよ
うに、供給管5よりNaOH等のアルカリ剤が注入され
る。また、マグネシウム塩及びアンモニウム塩がそれぞ
れ原水中のリン酸濃度の3モル倍以上の割合となるよう
に配管4よりマグネシウム塩溶液を注入し、配管8より
アンモニウム塩を注入する。
【0027】反応塔1内では、既に析出しているMAP
粒子を種晶としてMAPが析出する。即ち、原水の流入
と処理水の循環及び散気管10からの曝気によりMAP
粒子が流動状態となり、このMAP粒子の表面に新たな
MAPが析出し、MAP粒子が成長する。
粒子を種晶としてMAPが析出する。即ち、原水の流入
と処理水の循環及び散気管10からの曝気によりMAP
粒子が流動状態となり、このMAP粒子の表面に新たな
MAPが析出し、MAP粒子が成長する。
【0028】このMAPの析出プロセスにおいて、原水
のリン濃度が過度に高いと、反応塔1内でMAPの過飽
和度が過度に高くなりMAPの微小結晶が種晶表面以外
の液中に自己析出し、大粒のMAP粒子が得られないと
いう不具合があるが、この脱リン装置では、反応塔1内
の処理水をその上部より配管7及びポンプP2により抜
き出して循環することにより、反応塔1内のMAP析出
反応部のリン濃度を低下させることができる。これによ
り反応塔1内のMAPの過飽和度が低下し、MAPは微
小結晶として自己析出することなく、殆どが種晶のMA
P粒子の表面でのみ析出してMAP粒子の成長を促進す
る。この処理水の循環は、反応塔1内のMAP析出反応
部のリン濃度がリン酸塩濃度100mg/L以下、特に
40〜80mg/Lとなるように行うのが好ましい。
のリン濃度が過度に高いと、反応塔1内でMAPの過飽
和度が過度に高くなりMAPの微小結晶が種晶表面以外
の液中に自己析出し、大粒のMAP粒子が得られないと
いう不具合があるが、この脱リン装置では、反応塔1内
の処理水をその上部より配管7及びポンプP2により抜
き出して循環することにより、反応塔1内のMAP析出
反応部のリン濃度を低下させることができる。これによ
り反応塔1内のMAPの過飽和度が低下し、MAPは微
小結晶として自己析出することなく、殆どが種晶のMA
P粒子の表面でのみ析出してMAP粒子の成長を促進す
る。この処理水の循環は、反応塔1内のMAP析出反応
部のリン濃度がリン酸塩濃度100mg/L以下、特に
40〜80mg/Lとなるように行うのが好ましい。
【0029】MAPの析出により、リン濃度が低下した
処理水は反応塔1内を上昇して取出配管3より排出され
る。
処理水は反応塔1内を上昇して取出配管3より排出され
る。
【0030】反応塔1内で成長したMAP粒子は、反応
塔1下部の排出管6より連続的又は間欠的に取り出され
る。
塔1下部の排出管6より連続的又は間欠的に取り出され
る。
【0031】本発明において、散気管10は必ずしも必
要とされないが、散気管を設けることにより、反応塔内
の液の撹拌が効率良く行える。
要とされないが、散気管を設けることにより、反応塔内
の液の撹拌が効率良く行える。
【0032】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
り具体的に説明する。
【0033】実施例1 内径30mm,高さ2000mmの塩ビ製カラムよりな
る図1に示す形状の反応塔に、リン酸1カリウムをリン
として30mg/Lの割合にて純水に溶解させた合成排
水を250mL/minの流速で通液した。また、塩化
マグネシウムの0.1%水溶液及び塩化アンモニウムの
0.1%水溶液をモル比でMg:P=3,N:P=3と
なるよう連続添加した。pHはカラム内の上部に設けた
pH計で検出し、このpH計の検出値が8.7となるよ
うに塔内にNaOH溶液を添加して調整した。
る図1に示す形状の反応塔に、リン酸1カリウムをリン
として30mg/Lの割合にて純水に溶解させた合成排
水を250mL/minの流速で通液した。また、塩化
マグネシウムの0.1%水溶液及び塩化アンモニウムの
0.1%水溶液をモル比でMg:P=3,N:P=3と
なるよう連続添加した。pHはカラム内の上部に設けた
pH計で検出し、このpH計の検出値が8.7となるよ
うに塔内にNaOH溶液を添加して調整した。
【0034】循環配管は塔頂から500mmの箇所に接
続されている。循環水量は250mL/minとした。
続されている。循環水量は250mL/minとした。
【0035】その結果、処理水中のPO4−P濃度は
3.5mg/Lであった。
3.5mg/Lであった。
【0036】実施例2 塩化マグネシウム及び塩化アンモニウムの添加量をそれ
ぞれMg:P=5,N:P=5としたこと以外は実施例
1と同様にして通液したところ、処理水中のPO4−P
濃度は3.3mg/Lであった。
ぞれMg:P=5,N:P=5としたこと以外は実施例
1と同様にして通液したところ、処理水中のPO4−P
濃度は3.3mg/Lであった。
【0037】比較例1 塩化マグネシウム及び塩化アンモニウムの添加量をそれ
ぞれMg:P=2,N:P=2としたこと以外は実施例
1と同様にして通液したところ、処理水中のPO4−P
濃度は7.1mg/Lであった。
ぞれMg:P=2,N:P=2としたこと以外は実施例
1と同様にして通液したところ、処理水中のPO4−P
濃度は7.1mg/Lであった。
【0038】比較例2 塩化マグネシウム及び塩化アンモニウムの添加量をそれ
ぞれMg:P=2.8,N:P=2.8としたこと以外
は実施例1と同様にして通液したところ、処理水中のP
O4−P濃度は7.0mg/Lであった。
ぞれMg:P=2.8,N:P=2.8としたこと以外
は実施例1と同様にして通液したところ、処理水中のP
O4−P濃度は7.0mg/Lであった。
【0039】比較例3 塩化マグネシウム及び塩化アンモニウムの添加量をそれ
ぞれMg:P=1,N:P=5としたこと以外は実施例
1と同様にして通液したところ、処理水中のPO4−P
濃度は7.2mg/Lであった。
ぞれMg:P=1,N:P=5としたこと以外は実施例
1と同様にして通液したところ、処理水中のPO4−P
濃度は7.2mg/Lであった。
【0040】比較例4 塩化マグネシウム及び塩化アンモニウムの添加量をそれ
ぞれMg:P=5,N:P=1としたこと以外は実施例
1と同様にして通液したところ、処理水中のPO4−P
濃度は7.0mg/Lであった。
ぞれMg:P=5,N:P=1としたこと以外は実施例
1と同様にして通液したところ、処理水中のPO4−P
濃度は7.0mg/Lであった。
【0041】以上の実施例1,2及び比較例1〜4の通
り、Mg:P及びN:P比をいずれも3以上とすること
により処理水中のP濃度が著しく低下することが明らか
である。
り、Mg:P及びN:P比をいずれも3以上とすること
により処理水中のP濃度が著しく低下することが明らか
である。
【0042】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のリン除去方
法によれば、原水のリンをMAP粒子として除去する方
法において、処理水中のリン濃度を著しく低いものとす
ることができる。
法によれば、原水のリンをMAP粒子として除去する方
法において、処理水中のリン濃度を著しく低いものとす
ることができる。
【図1】本発明のリン除去方法の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
1 反応塔 6 MAP取出用配管 7 循環配管 10 散気管 11 溢流堰 12 pH計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 恒川 正雄 東京都新宿区西新宿3丁目4番7号 栗田 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 リン含有水を反応塔内に導入し、マグネ
シウム塩と、アンモニウム塩との共存下、pHを所定範
囲に維持してリンを除去する方法において、リンに対し
モル比で3倍以上のマグネシウム塩と、リンに対しモル
比で3倍以上のアンモニウム塩とを共存させることを特
徴とするリンの除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8162098A JPH11277071A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | リンの除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8162098A JPH11277071A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | リンの除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11277071A true JPH11277071A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13751383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8162098A Pending JPH11277071A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | リンの除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11277071A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005095726A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Mitsubishi Materials Corp | 反応晶析処理方法およびその装置 |
| JP2005205357A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Ngk Insulators Ltd | アンモニアおよび/またはアンモニウムイオンの吸収装置 |
| JP2022008913A (ja) * | 2018-05-24 | 2022-01-14 | 水ing株式会社 | 被処理液の処理方法及び被処理液の処理装置 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8162098A patent/JPH11277071A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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