JPH11277747A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH11277747A JPH11277747A JP8687198A JP8687198A JPH11277747A JP H11277747 A JPH11277747 A JP H11277747A JP 8687198 A JP8687198 A JP 8687198A JP 8687198 A JP8687198 A JP 8687198A JP H11277747 A JPH11277747 A JP H11277747A
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- ink droplet
- droplet ejection
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Abstract
(57)【要約】
【課題】インク中の色材成分をインク滴吐出位置に安定
に供給でき、かつ駆動電圧波形を特に変えることなく、
要求される解像度の異なる部分をそれぞれ最適な大きさ
の画点で記録できるインクジェット記録装置を提供す
る。 【解決手段】形状の異なる第1、第2のインク滴吐出部
6a,6bを有し、これらの各インク滴吐出部6a,6
bは、絶縁性基板7上の貫通孔8a,8bの周囲に形成
されたインクに静電力を作用させるための個別電極9
a,9bと、貫通孔8a,8bからインク滴飛翔方向に
先端部を突出させて設けられ、インク室5から供給され
たインクをガイドする凸状インクガイド10a,10b
とから構成され、凸状インクガイド10a,10bは異
なる幅のスリット11a,11bを有する。
に供給でき、かつ駆動電圧波形を特に変えることなく、
要求される解像度の異なる部分をそれぞれ最適な大きさ
の画点で記録できるインクジェット記録装置を提供す
る。 【解決手段】形状の異なる第1、第2のインク滴吐出部
6a,6bを有し、これらの各インク滴吐出部6a,6
bは、絶縁性基板7上の貫通孔8a,8bの周囲に形成
されたインクに静電力を作用させるための個別電極9
a,9bと、貫通孔8a,8bからインク滴飛翔方向に
先端部を突出させて設けられ、インク室5から供給され
たインクをガイドする凸状インクガイド10a,10b
とから構成され、凸状インクガイド10a,10bは異
なる幅のスリット11a,11bを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に係り、特に色材を分散させた液状インクを用い、
このインク中の少なくとも色材成分をインク滴として記
録媒体上に飛翔させて記録を行うインクジェット記録装
置に関する。
装置に係り、特に色材を分散させた液状インクを用い、
このインク中の少なくとも色材成分をインク滴として記
録媒体上に飛翔させて記録を行うインクジェット記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】液状インクをインク滴と呼ばれる小さな
液滴として記録媒体上に飛翔させて画点(記録ドット)
を形成することにより画像を記録する装置は、インクジ
ェットプリンタとして実用化されている。インクジェッ
トプリンタは、他の記録方法のプリンタと比べて騒音が
少なく、現像や定着などの処理が不要であるという利点
を有し、普通紙記録技術として注目されている。インク
ジェットプリンタの方式は、現在までに数多く提案され
ているが、特に(a)発熱体の熱により発生する蒸気の
圧力でインク滴を飛翔させる方式(例えば特公昭56−
9429、特公昭61−59911など)や、(b)圧
電素子によって発生される機械的な圧力バルスによりイ
ンク滴を飛翔させる方式(例えば特公昭53−1213
8など)が代表的なものである。
液滴として記録媒体上に飛翔させて画点(記録ドット)
を形成することにより画像を記録する装置は、インクジ
ェットプリンタとして実用化されている。インクジェッ
トプリンタは、他の記録方法のプリンタと比べて騒音が
少なく、現像や定着などの処理が不要であるという利点
を有し、普通紙記録技術として注目されている。インク
ジェットプリンタの方式は、現在までに数多く提案され
ているが、特に(a)発熱体の熱により発生する蒸気の
圧力でインク滴を飛翔させる方式(例えば特公昭56−
9429、特公昭61−59911など)や、(b)圧
電素子によって発生される機械的な圧力バルスによりイ
ンク滴を飛翔させる方式(例えば特公昭53−1213
8など)が代表的なものである。
【0003】インクジェットプリンタに使用される記録
へッドとしては、キャリッジに搭載されて記録紙の搬送
方向(副走査方向)に対し直交する方向(主走査方向)
に移動しながら記録を行うシリアル走査型へッドが実用
化されている。このシリアル走査型へッドは、記録速度
の高速化は困難である。そこで、記録へッドの長さを記
録紙の幅と同一にしたライン走査型へッドを用いて高速
にしたプリンタも考えられているが、このようなライン
走査型へッドを実現することは、次の理由により容易で
はない。
へッドとしては、キャリッジに搭載されて記録紙の搬送
方向(副走査方向)に対し直交する方向(主走査方向)
に移動しながら記録を行うシリアル走査型へッドが実用
化されている。このシリアル走査型へッドは、記録速度
の高速化は困難である。そこで、記録へッドの長さを記
録紙の幅と同一にしたライン走査型へッドを用いて高速
にしたプリンタも考えられているが、このようなライン
走査型へッドを実現することは、次の理由により容易で
はない。
【0004】インクジェット記録用の記録ヘッドは、一
般に解像度に対応する個別のノズルが多数設けられてい
るが、本質的に溶媒の蒸発や揮発によって局部的なイン
クの濃縮が生じやすく、これがノズルの目詰まりの原因
となる。さらに、インクジェットの形成に蒸気の圧力を
使う方式では、インクと熱的あるいは化学的に反応して
形成された不溶物質の付着がノズルの目詰まりを誘起
し、また圧電素子による圧力を使う方式では、インク流
路等の複雑な構造がさらに目詰まりを誘起し易くしてい
る。インクジェットヘッドの中でも、特に数十から百数
十程度のノズルを使用するシリアル走査型ヘッドよりも
さらに多い数千もの多数のノズルを必要とするライン走
査型へッドでは、確率的にかなり高い頻度で目詰まりが
発生し、実用上の信頼性を欠くという問題を有してい
た。
般に解像度に対応する個別のノズルが多数設けられてい
るが、本質的に溶媒の蒸発や揮発によって局部的なイン
クの濃縮が生じやすく、これがノズルの目詰まりの原因
となる。さらに、インクジェットの形成に蒸気の圧力を
使う方式では、インクと熱的あるいは化学的に反応して
形成された不溶物質の付着がノズルの目詰まりを誘起
し、また圧電素子による圧力を使う方式では、インク流
路等の複雑な構造がさらに目詰まりを誘起し易くしてい
る。インクジェットヘッドの中でも、特に数十から百数
十程度のノズルを使用するシリアル走査型ヘッドよりも
さらに多い数千もの多数のノズルを必要とするライン走
査型へッドでは、確率的にかなり高い頻度で目詰まりが
発生し、実用上の信頼性を欠くという問題を有してい
た。
【0005】さらに、蒸気の圧力を使う方法では、記録
紙上で直径50数μmの記録ドットに相当する直径20
μm以下の粒径のインク粒を生成するのが難しいため
に、解像度の高い記録へッドを製造するのが困難であ
る。また、圧電素子が発生する圧力を使う方式では、記
録ヘッドが複雑な構造となるために、加工技術上の問題
で解像度の高いへッドを製造することが困難である。こ
のため、従来の記録ヘッドは、いずれの方式であっても
解像度の向上を図ることが困難であるという問題を有し
ていた。
紙上で直径50数μmの記録ドットに相当する直径20
μm以下の粒径のインク粒を生成するのが難しいため
に、解像度の高い記録へッドを製造するのが困難であ
る。また、圧電素子が発生する圧力を使う方式では、記
録ヘッドが複雑な構造となるために、加工技術上の問題
で解像度の高いへッドを製造することが困難である。こ
のため、従来の記録ヘッドは、いずれの方式であっても
解像度の向上を図ることが困難であるという問題を有し
ていた。
【0006】これらの問題を解決するために、基板上に
薄膜からなる複数の個別電極を配列して形成した電極ア
レイに電圧を印加し、静電力を用いてインク液面からイ
ンクあるいはその中の色材成分をインク滴として飛翔さ
せるインクジェット記録方式が提案されている。具体的
には、静電的引力でインク滴を飛翔させる方式(特開昭
49−62024号公報、特開昭56−4467号公報
参照)や、帯電した色材成分を含むインクを用い、色材
の濃度を高めてインク滴を飛翔させる方式(特表平7−
502218号公報参照)などが提案されている。
薄膜からなる複数の個別電極を配列して形成した電極ア
レイに電圧を印加し、静電力を用いてインク液面からイ
ンクあるいはその中の色材成分をインク滴として飛翔さ
せるインクジェット記録方式が提案されている。具体的
には、静電的引力でインク滴を飛翔させる方式(特開昭
49−62024号公報、特開昭56−4467号公報
参照)や、帯電した色材成分を含むインクを用い、色材
の濃度を高めてインク滴を飛翔させる方式(特表平7−
502218号公報参照)などが提案されている。
【0007】これらの方式では、記録へッドの構成が個
別のドット毎のノズルを必要としないスリット状ノズル
構成か、あるいは個別のドット毎のインク流路の隔壁を
必要としないノズルレス構成であるために、ライン走査
型記録へッドを実現する上で大きな障害であった目詰ま
り防止と復旧に対して有効である。また、後者は非常に
小さい径のインク粒を安定に生成して飛翔させることが
できるため、高解像度化にも適している。
別のドット毎のノズルを必要としないスリット状ノズル
構成か、あるいは個別のドット毎のインク流路の隔壁を
必要としないノズルレス構成であるために、ライン走査
型記録へッドを実現する上で大きな障害であった目詰ま
り防止と復旧に対して有効である。また、後者は非常に
小さい径のインク粒を安定に生成して飛翔させることが
できるため、高解像度化にも適している。
【0008】しかし、上述した静電力で色材成分をイン
ク滴として飛翔させる方式のインクジェット記録装置で
は、記録へッドがノズルレスであることから、目詰まり
防止に有効である反面、記録へッドの基板上でインクが
主走査方向に対して自由に移動できるためにインク滴の
吐出位置が不安定となるという問題がある。また、色材
の帯電極性と同極性の電圧でインク滴を吐出させて記録
媒体に飛翔させることから、記録へッド上の電極位置か
ら色材成分が反発して逃げてしまい、色材成分をインク
滴の吐出位置に安定に供給できないという問題点もあ
る。従って、インク滴を所定の吐出点から安定した状態
で十分な量だけ吐出させて飛翔させることが難しく、文
字や画像を記録媒体上に良好に記録できないという問題
がある。
ク滴として飛翔させる方式のインクジェット記録装置で
は、記録へッドがノズルレスであることから、目詰まり
防止に有効である反面、記録へッドの基板上でインクが
主走査方向に対して自由に移動できるためにインク滴の
吐出位置が不安定となるという問題がある。また、色材
の帯電極性と同極性の電圧でインク滴を吐出させて記録
媒体に飛翔させることから、記録へッド上の電極位置か
ら色材成分が反発して逃げてしまい、色材成分をインク
滴の吐出位置に安定に供給できないという問題点もあ
る。従って、インク滴を所定の吐出点から安定した状態
で十分な量だけ吐出させて飛翔させることが難しく、文
字や画像を記録媒体上に良好に記録できないという問題
がある。
【0009】一方、画像は一般的に高解像度が要求され
る部分と、低解像度で十分な部分とからなる。従って、
記録時には要求される解像度に対応して記録する画点の
大きさを変えられることが望ましい。このように複数種
類の大きさの画点を記録することで、階調表現に富んだ
高精細、高画質の画像を記録することが可能となる。記
録画点の大きさを変える一つの方式として、駆動電圧波
形を変える方式が知られている(例えば、電子写真学会
誌、Vo1.34,No.3,p.226,1995)。しかし、この方式は駆
動電圧波形を変えるために駆動回路の構成が複雑とな
り、コストアップにつながるという問題点がある。
る部分と、低解像度で十分な部分とからなる。従って、
記録時には要求される解像度に対応して記録する画点の
大きさを変えられることが望ましい。このように複数種
類の大きさの画点を記録することで、階調表現に富んだ
高精細、高画質の画像を記録することが可能となる。記
録画点の大きさを変える一つの方式として、駆動電圧波
形を変える方式が知られている(例えば、電子写真学会
誌、Vo1.34,No.3,p.226,1995)。しかし、この方式は駆
動電圧波形を変えるために駆動回路の構成が複雑とな
り、コストアップにつながるという問題点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の静電力で色材成分をインク滴として飛翔させる方式の
インクジェット記録装置では、記録へッドの基板上でイ
ンクが主走査方向に対して自由に移動できるためにイン
ク滴の吐出位置が不安定となり、また色材の帯電極性と
同極性の電圧でインク滴を吐出させて記録媒体に飛翔さ
せることから、記録へッド上の電極位置から色材成分が
反発して逃げてしまい、色材成分をインク滴の吐出位置
に安定に供給できないため、インク滴を所定の吐出点か
ら安定した状態で十分な量だけ吐出させて飛翔させるこ
とが難しく、文字や画像を記録媒体上に良好に記録でき
ないという問題があり、さらに要求される解像度に対応
して記録する画点の大きさを変えるために、駆動電圧波
形を変える方式は駆動回路の構成が複雑となり、装置の
価格が高くなるという問題点があった。
の静電力で色材成分をインク滴として飛翔させる方式の
インクジェット記録装置では、記録へッドの基板上でイ
ンクが主走査方向に対して自由に移動できるためにイン
ク滴の吐出位置が不安定となり、また色材の帯電極性と
同極性の電圧でインク滴を吐出させて記録媒体に飛翔さ
せることから、記録へッド上の電極位置から色材成分が
反発して逃げてしまい、色材成分をインク滴の吐出位置
に安定に供給できないため、インク滴を所定の吐出点か
ら安定した状態で十分な量だけ吐出させて飛翔させるこ
とが難しく、文字や画像を記録媒体上に良好に記録でき
ないという問題があり、さらに要求される解像度に対応
して記録する画点の大きさを変えるために、駆動電圧波
形を変える方式は駆動回路の構成が複雑となり、装置の
価格が高くなるという問題点があった。
【0011】本発明は、インク中の色材成分をインク滴
の吐出位置である個別電極の最先端に安定に供給でき、
また駆動電圧波形を特に変えることなく、要求される解
像度の異なる部分をそれぞれ最適な大きさの画点で記録
できるインクジェット記録装置を提供することを目的と
する。
の吐出位置である個別電極の最先端に安定に供給でき、
また駆動電圧波形を特に変えることなく、要求される解
像度の異なる部分をそれぞれ最適な大きさの画点で記録
できるインクジェット記録装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は記録媒体上に形成すべき画点に対応して個
別に設けられた複数のインク滴吐出部と、これらのイン
ク滴吐出部にインクを供給するインク供給手段とを備
え、溶媒中に色材成分を分散させたインクに静電力を作
用させて、少なくとも該色材成分を含むインク滴を記録
媒体に向けて飛翔させることにより画点を形成して記録
を行うインクジェット記録装置であって、インク滴吐出
部は形状の異なる少なくとも第1および第2のインク滴
吐出部からなる。第1および第2のインク滴吐出部は、
例えば記録媒体の相対移動方向に関して異なる位置に該
相対移動方向に対し直交する方向に配列される。
め、本発明は記録媒体上に形成すべき画点に対応して個
別に設けられた複数のインク滴吐出部と、これらのイン
ク滴吐出部にインクを供給するインク供給手段とを備
え、溶媒中に色材成分を分散させたインクに静電力を作
用させて、少なくとも該色材成分を含むインク滴を記録
媒体に向けて飛翔させることにより画点を形成して記録
を行うインクジェット記録装置であって、インク滴吐出
部は形状の異なる少なくとも第1および第2のインク滴
吐出部からなる。第1および第2のインク滴吐出部は、
例えば記録媒体の相対移動方向に関して異なる位置に該
相対移動方向に対し直交する方向に配列される。
【0013】第1および第2のインク滴吐出部の各々
は、貫通孔を有する絶縁性基板上の該貫通孔の周囲に形
成されたインクに静電力を作用させるための個別電極
と、貫通孔からインク滴飛翔方向に突出して設けられ、
インク供給手段から供給されたインクをガイドする凸状
インクガイドとから構成される。
は、貫通孔を有する絶縁性基板上の該貫通孔の周囲に形
成されたインクに静電力を作用させるための個別電極
と、貫通孔からインク滴飛翔方向に突出して設けられ、
インク供給手段から供給されたインクをガイドする凸状
インクガイドとから構成される。
【0014】そして、第1および第2のインク滴吐出部
は凸状インクガイドの形状が異なっている。具体的に
は、凸状インクガイドは、(a)インク滴飛翔方向に沿
って形成されたスリットを有し、第1および第2のイン
ク滴吐出部で該スリットの幅が異なるか、または(b)
第1および第2のインク滴吐出部で貫通孔から突出した
先端部の幅が異なるように構成される。
は凸状インクガイドの形状が異なっている。具体的に
は、凸状インクガイドは、(a)インク滴飛翔方向に沿
って形成されたスリットを有し、第1および第2のイン
ク滴吐出部で該スリットの幅が異なるか、または(b)
第1および第2のインク滴吐出部で貫通孔から突出した
先端部の幅が異なるように構成される。
【0015】このように構成される本発明のインクジェ
ット記録装置では、第1、第2のインク滴吐出部で凸状
インクガイドのスリットの幅や、凸状インクガイドの貫
通孔から突出した先端部の幅を異ならせることにより、
両者で形成する画点の大きさを変えることができ、要求
される解像度の異なる部分をそれぞれ最適な大きさの画
点で記録することが可能となる。
ット記録装置では、第1、第2のインク滴吐出部で凸状
インクガイドのスリットの幅や、凸状インクガイドの貫
通孔から突出した先端部の幅を異ならせることにより、
両者で形成する画点の大きさを変えることができ、要求
される解像度の異なる部分をそれぞれ最適な大きさの画
点で記録することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
るインクジェット記録装置におけるライン走査型記録ヘ
ッド部の平面図であり、図2(a)(b)は図1のA−
A′およびB−B′断面図である。
の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
るインクジェット記録装置におけるライン走査型記録ヘ
ッド部の平面図であり、図2(a)(b)は図1のA−
A′およびB−B′断面図である。
【0017】図2において、ヘッドブロック1はプラス
チックやセラミックス等の絶縁性部材からなり、図示し
ないポンプおよびインク流路を含むインク還流機構によ
りインク供給口2およびインク排出口3を通して還流す
るインク4を溜めるインク室5を有する。インク4は、
例えばプラス帯電性の色材成分を帯電制御剤やバインダ
などと共に10+8Ωcm以上の抵抗率を持つ絶縁性の溶
媒中にコロイド状に分散したものである。このヘッドブ
ロック1の上に、後述する記録媒体上に形成すべき画点
に対応して個別に設けられた第1、第2のインク滴吐出
部6a,6bが設けられている。
チックやセラミックス等の絶縁性部材からなり、図示し
ないポンプおよびインク流路を含むインク還流機構によ
りインク供給口2およびインク排出口3を通して還流す
るインク4を溜めるインク室5を有する。インク4は、
例えばプラス帯電性の色材成分を帯電制御剤やバインダ
などと共に10+8Ωcm以上の抵抗率を持つ絶縁性の溶
媒中にコロイド状に分散したものである。このヘッドブ
ロック1の上に、後述する記録媒体上に形成すべき画点
に対応して個別に設けられた第1、第2のインク滴吐出
部6a,6bが設けられている。
【0018】第1、第2のインク滴吐出部6a,6b
は、図1(a)(b)に示すように、副走査方向y(記
録紙の相対移動方向)に関して異なる位置、つまり副走
査方向の所定距離ずれた位置に、主走査方向x(副走査
方向yに対し直交する方向)に配列されており、その各
々は以下に示すように構成されている。
は、図1(a)(b)に示すように、副走査方向y(記
録紙の相対移動方向)に関して異なる位置、つまり副走
査方向の所定距離ずれた位置に、主走査方向x(副走査
方向yに対し直交する方向)に配列されており、その各
々は以下に示すように構成されている。
【0019】ヘッドブロック1の上には、例えば25μ
m程度の厚さのポリイミドからなる絶縁性基板7が設け
られている。この絶縁性基板7には、第1、第2のイン
ク滴吐出部6a,6bに対応する位置に貫通孔8a,8
bが形成されており、さらに絶縁性基板7上の貫通孔8
a,8bの周囲に、個別電極9a,9bが形成されてい
る。貫通孔8a,8bの直径は、例えば200〜300
μmφ程度である。個別電極9a,9bは18μm程度
の厚さの銅泊からなり、貫通孔8a,8bの径とほぼ同
一の内径を有する。個別電極9a,9bには、後述する
ヘッド駆動回路と接続するための引き出し配線が接続さ
れている。
m程度の厚さのポリイミドからなる絶縁性基板7が設け
られている。この絶縁性基板7には、第1、第2のイン
ク滴吐出部6a,6bに対応する位置に貫通孔8a,8
bが形成されており、さらに絶縁性基板7上の貫通孔8
a,8bの周囲に、個別電極9a,9bが形成されてい
る。貫通孔8a,8bの直径は、例えば200〜300
μmφ程度である。個別電極9a,9bは18μm程度
の厚さの銅泊からなり、貫通孔8a,8bの径とほぼ同
一の内径を有する。個別電極9a,9bには、後述する
ヘッド駆動回路と接続するための引き出し配線が接続さ
れている。
【0020】一方、貫通孔8a,8bからインク滴飛翔
方向(図1では紙面に垂直な方向、図2では上方)に先
端を突出させて凸状インクガイド10a,10bがそれ
ぞれ設けられている。凸状インクガイド10a,10b
はプラスチックやセラミックス等の絶縁性部材からな
り、根元部分がインク室5に位置してインク室5内で一
体に形成され、かつヘッドブロック1に適当な方法で固
定されている。凸状インクガイド10a,10bは、図
のように貫通孔8a,8bから突出した先端部が尖った
形状となっており、さらに中央部にインク滴飛翔方向に
沿って先端まで延びたスリット11a,11bが形成さ
れている。
方向(図1では紙面に垂直な方向、図2では上方)に先
端を突出させて凸状インクガイド10a,10bがそれ
ぞれ設けられている。凸状インクガイド10a,10b
はプラスチックやセラミックス等の絶縁性部材からな
り、根元部分がインク室5に位置してインク室5内で一
体に形成され、かつヘッドブロック1に適当な方法で固
定されている。凸状インクガイド10a,10bは、図
のように貫通孔8a,8bから突出した先端部が尖った
形状となっており、さらに中央部にインク滴飛翔方向に
沿って先端まで延びたスリット11a,11bが形成さ
れている。
【0021】このように、第1のインク滴吐出部6aは
貫通孔8aと個別電極9aおよび第1の凸状インクガイ
ド10aからなり、同様に第2のインク滴吐出部6bは
貫通孔8bと個別電極9bおよび第2の凸状インクガイ
ド10bからなる。ここで、第1の凸状インクガイド1
0aと第2のインクガイド10bとは後述するように形
状が異なっており、それぞれ異なる大きさの画点形成を
可能としている。
貫通孔8aと個別電極9aおよび第1の凸状インクガイ
ド10aからなり、同様に第2のインク滴吐出部6bは
貫通孔8bと個別電極9bおよび第2の凸状インクガイ
ド10bからなる。ここで、第1の凸状インクガイド1
0aと第2のインクガイド10bとは後述するように形
状が異なっており、それぞれ異なる大きさの画点形成を
可能としている。
【0022】以下、第1、第2の凸状インクガイド10
a,10bについて詳しく説明すると、第1の凸状イン
クガイド10aは例えば幅160μm、厚みが約60μ
mの平板の先端を三角あるいは台形状に切り出し、かつ
中心に幅40μmのスリット11aを形成したものであ
る。第2の凸状インクガイド10bは基本的には第1の
凸状インクガイド10aと同様の構成であるが、幅18
0μm、厚み60μmの平板の先端を三角あるいは台形
状に切り出し、かつ中心に幅60μmのスリット11b
を形成した構成となっており、スリット11bの幅が第
1の凸状インクガイド10aにおけるスリット11aの
幅より大きくなっている。また、第1、第2の凸状イン
クガイド10a,10bは共に、その貫通孔8a,8b
から突出した先端部がインク滴飛翔位置となる。
a,10bについて詳しく説明すると、第1の凸状イン
クガイド10aは例えば幅160μm、厚みが約60μ
mの平板の先端を三角あるいは台形状に切り出し、かつ
中心に幅40μmのスリット11aを形成したものであ
る。第2の凸状インクガイド10bは基本的には第1の
凸状インクガイド10aと同様の構成であるが、幅18
0μm、厚み60μmの平板の先端を三角あるいは台形
状に切り出し、かつ中心に幅60μmのスリット11b
を形成した構成となっており、スリット11bの幅が第
1の凸状インクガイド10aにおけるスリット11aの
幅より大きくなっている。また、第1、第2の凸状イン
クガイド10a,10bは共に、その貫通孔8a,8b
から突出した先端部がインク滴飛翔位置となる。
【0023】一方、この記録ヘッド部の第1、第2のイ
ンク滴吐出部6a,6bの凸状インクガイド10a,1
0bの先端に対向して、図3に示すように記録媒体であ
る記録紙21が配置され、さらにその背面に記録紙21
を案内するプラテンの役割を兼ねる対向電極22が配置
されている。
ンク滴吐出部6a,6bの凸状インクガイド10a,1
0bの先端に対向して、図3に示すように記録媒体であ
る記録紙21が配置され、さらにその背面に記録紙21
を案内するプラテンの役割を兼ねる対向電極22が配置
されている。
【0024】次に、図3を参照して本実施形態によるイ
ンクジェット記録装置の記録動作を説明する。図3は、
第1のインク滴吐出部6aによる記録動作を説明するた
めの図である。なお、第2のインク滴吐出部6bによる
記録動作も同様である。記録時には、図2に示すインク
室5に充填されているインク4が貫通孔8aを通り、さ
らに第1の凸状インクガイド10aによりガイドされて
凸状インクガイド10aの先端のインク飛翔位置14に
供給される。ここで、個別電極9aにはヘッド駆動回路
に設けられたバイアス電圧源12から常時バイアスとし
て例えばDC1.5kVの電圧が与えられ、これに同じ
くヘッド駆動回路に設けられた信号電圧源13から画像
信号に応じた信号電圧として例えばON時に500Vの
パルス電圧が重畳される。一方、記録媒体21の背面に
設けられた対向電極22は図のように接地電位(0V)
に保持されている。
ンクジェット記録装置の記録動作を説明する。図3は、
第1のインク滴吐出部6aによる記録動作を説明するた
めの図である。なお、第2のインク滴吐出部6bによる
記録動作も同様である。記録時には、図2に示すインク
室5に充填されているインク4が貫通孔8aを通り、さ
らに第1の凸状インクガイド10aによりガイドされて
凸状インクガイド10aの先端のインク飛翔位置14に
供給される。ここで、個別電極9aにはヘッド駆動回路
に設けられたバイアス電圧源12から常時バイアスとし
て例えばDC1.5kVの電圧が与えられ、これに同じ
くヘッド駆動回路に設けられた信号電圧源13から画像
信号に応じた信号電圧として例えばON時に500Vの
パルス電圧が重畳される。一方、記録媒体21の背面に
設けられた対向電極22は図のように接地電位(0V)
に保持されている。
【0025】今、個別電極9aがON状態(500Vが
印加された状態)となり、バイアスDC1.5kVに5
00Vのパルス電圧が重畳された合計2kVの電圧が加
わると、凸状インクガイド10aの先端部のインク滴飛
翔位置14から、正極性に帯電している色材成分を中心
とするインク滴15が静電反発力によって吐出する。こ
の吐出したインク滴15は、対向電極22により形成さ
れた電界で引っ張られて記録媒体21に向けて飛翔し、
記録媒体21上に画点を形成する。このような一連の動
作が繰り返されることにより、記録媒体21上に画像が
記録される。
印加された状態)となり、バイアスDC1.5kVに5
00Vのパルス電圧が重畳された合計2kVの電圧が加
わると、凸状インクガイド10aの先端部のインク滴飛
翔位置14から、正極性に帯電している色材成分を中心
とするインク滴15が静電反発力によって吐出する。こ
の吐出したインク滴15は、対向電極22により形成さ
れた電界で引っ張られて記録媒体21に向けて飛翔し、
記録媒体21上に画点を形成する。このような一連の動
作が繰り返されることにより、記録媒体21上に画像が
記録される。
【0026】ここで、インク滴飛翔位置14へのインク
4の流路は凸状インクガイド10aにより決められてお
り、インク滴飛翔位置14は凸状インクガイド10aの
ほぼ中央位置に決まるので、飛翔時に個別電極9aへの
電圧の印加により色材成分が主走査方向に逃げることは
ない。
4の流路は凸状インクガイド10aにより決められてお
り、インク滴飛翔位置14は凸状インクガイド10aの
ほぼ中央位置に決まるので、飛翔時に個別電極9aへの
電圧の印加により色材成分が主走査方向に逃げることは
ない。
【0027】また、独立した貫通孔8aにインク4を搬
送し、この貫通孔8aから略垂直に突出した凸状インク
ガイド10aの表面およびこの凸状インクガイド10a
の中央に形成されているスリット11a中を濡れや表面
張力でインク滴飛翔位置14にインクが供給されるの
で、インク滴飛翔位置15に形成されるインクメニスカ
スのサイズおよび位置は、インク供給系の圧力、大気圧
および機械的な振動の影響などの影響を受けることな
く、安定に維持される。従って、インク滴15の飛翔が
安定化され、記録媒体21上に濃度の安定した良好な画
像を記録することができる。
送し、この貫通孔8aから略垂直に突出した凸状インク
ガイド10aの表面およびこの凸状インクガイド10a
の中央に形成されているスリット11a中を濡れや表面
張力でインク滴飛翔位置14にインクが供給されるの
で、インク滴飛翔位置15に形成されるインクメニスカ
スのサイズおよび位置は、インク供給系の圧力、大気圧
および機械的な振動の影響などの影響を受けることな
く、安定に維持される。従って、インク滴15の飛翔が
安定化され、記録媒体21上に濃度の安定した良好な画
像を記録することができる。
【0028】さらに、飛翔するインク滴15の量や大き
さは、凸状インクガイド10aの形状、特にスリット1
1aの幅によって大きく異なり、スリット11aの幅が
比較的小さい凸状インクガイド10aを有する第1のイ
ンク滴吐出部6aでは、インク滴15の量や大きさは小
さい。従って、記録紙21上に形成される画点のサイズ
も比較的小さくなり、高解像度部分の記録に適すること
になる。これに対し、図1および図2に示したようにス
リット11bの幅が比較的広い凸状インクガイド10b
を有する第2のインク滴吐出部6bでは、インク滴の量
や大きさはより大きくなるので、記録紙21上に形成さ
れる画点のサイズも大きくなり、低解像度部分の記録に
適することになる。
さは、凸状インクガイド10aの形状、特にスリット1
1aの幅によって大きく異なり、スリット11aの幅が
比較的小さい凸状インクガイド10aを有する第1のイ
ンク滴吐出部6aでは、インク滴15の量や大きさは小
さい。従って、記録紙21上に形成される画点のサイズ
も比較的小さくなり、高解像度部分の記録に適すること
になる。これに対し、図1および図2に示したようにス
リット11bの幅が比較的広い凸状インクガイド10b
を有する第2のインク滴吐出部6bでは、インク滴の量
や大きさはより大きくなるので、記録紙21上に形成さ
れる画点のサイズも大きくなり、低解像度部分の記録に
適することになる。
【0029】このように本実施形態によれば、第1、第
2のインク滴吐出部6a,6bで凸状インクガイド10
a,10bのスリット11a,11bの幅を異ならせる
ことにより、両者で形成する画点の大きさを変えること
ができ、高解像度部分と低解像度部分をそれぞれ最適な
大きさの画点で記録することが可能となる。
2のインク滴吐出部6a,6bで凸状インクガイド10
a,10bのスリット11a,11bの幅を異ならせる
ことにより、両者で形成する画点の大きさを変えること
ができ、高解像度部分と低解像度部分をそれぞれ最適な
大きさの画点で記録することが可能となる。
【0030】(第2の実施形態)図4(a)(b)は、
本発明の第2の実施形態に係るインクジェット記録装置
のおけるライン走査型記録ヘッド部の図2(a)(b)
と同様の断面図を示している。
本発明の第2の実施形態に係るインクジェット記録装置
のおけるライン走査型記録ヘッド部の図2(a)(b)
と同様の断面図を示している。
【0031】以下、図2と相対応する部分に同一符号を
付して説明すると、本実施形態では図4(a)に示す第
1のインク滴吐出部6aは第1の実施形態と同様の構成
であるが、第2のインク滴吐出部6bにおける凸状イン
クガイド10bの構成が第1の実施形態とは異なってい
る。
付して説明すると、本実施形態では図4(a)に示す第
1のインク滴吐出部6aは第1の実施形態と同様の構成
であるが、第2のインク滴吐出部6bにおける凸状イン
クガイド10bの構成が第1の実施形態とは異なってい
る。
【0032】すなわち、第1のインク滴吐出部6aにお
ける凸状インクガイド10aは、貫通孔8aから突出し
た先端が尖った形状となっており、その先端の幅(直
径)は非常に小さい。これに対し、第2のインク滴吐出
部6bにおける凸状インクガイド10bは、貫通孔8b
から突出した先端が平坦に切り取られた形状となってお
り、その先端の幅(直径)は凸状インクガイド10aの
それより大きくなっている。
ける凸状インクガイド10aは、貫通孔8aから突出し
た先端が尖った形状となっており、その先端の幅(直
径)は非常に小さい。これに対し、第2のインク滴吐出
部6bにおける凸状インクガイド10bは、貫通孔8b
から突出した先端が平坦に切り取られた形状となってお
り、その先端の幅(直径)は凸状インクガイド10aの
それより大きくなっている。
【0033】このような構成にすると、第2のインク滴
吐出部6bにおいて凸状インクガイド10bの先端のイ
ンク滴飛翔位置に形成されるインクメニスカスのサイズ
が第1のインク滴吐出部6aにおける凸状インクガイド
10aの先端のインク滴飛翔位置に形成されるインクメ
ニスカスのサイズよりも大きくなり、ここから吐出する
インク滴の量や大きさも大きくなる。従って、第1のイ
ンク滴吐出部6aは高解像度部分の記録に適し、第2の
インク滴吐出部6bは低解像度部分の記録に適すことに
なる。
吐出部6bにおいて凸状インクガイド10bの先端のイ
ンク滴飛翔位置に形成されるインクメニスカスのサイズ
が第1のインク滴吐出部6aにおける凸状インクガイド
10aの先端のインク滴飛翔位置に形成されるインクメ
ニスカスのサイズよりも大きくなり、ここから吐出する
インク滴の量や大きさも大きくなる。従って、第1のイ
ンク滴吐出部6aは高解像度部分の記録に適し、第2の
インク滴吐出部6bは低解像度部分の記録に適すことに
なる。
【0034】(第3の実施形態)図5および図6は、本
発明の第3の実施形態に係るインクジェット記録装置の
おけるライン走査型記録ヘッド部の第1、第2のインク
滴吐出部6a,6bの構成をそれぞれ示す平面図であ
る。
発明の第3の実施形態に係るインクジェット記録装置の
おけるライン走査型記録ヘッド部の第1、第2のインク
滴吐出部6a,6bの構成をそれぞれ示す平面図であ
る。
【0035】上述した第1、第2の実施形態では、第
1、第2のインク滴吐出部6a,6bを主走査方向に一
列に形成しいたが、本実施形態では図5、図6に示すよ
うに第1、第2のインク滴吐出部6a,6bをそれぞれ
主走査方向に1/2ピッチ分位置をずらせて、つまり千
鳥状に2列ずつ形成している。そして、これら千鳥状配
列の第1、第2のインク滴吐出部6a,6bが副走査方
向に位置をずらせて同一の絶縁性基板7上に配置されて
いる。
1、第2のインク滴吐出部6a,6bを主走査方向に一
列に形成しいたが、本実施形態では図5、図6に示すよ
うに第1、第2のインク滴吐出部6a,6bをそれぞれ
主走査方向に1/2ピッチ分位置をずらせて、つまり千
鳥状に2列ずつ形成している。そして、これら千鳥状配
列の第1、第2のインク滴吐出部6a,6bが副走査方
向に位置をずらせて同一の絶縁性基板7上に配置されて
いる。
【0036】このようにすることで、第1、第2のイン
ク滴吐出部6a,6bの主走査方向の配列ピッチを細か
くしてより解像度の高い記録を行うことができる。ま
た、第1、第2のインク滴吐出部6a,6bがそれぞれ
1列の場合に比較して、解像度が同じ場合は、それぞれ
の列の配列ピッチを大きくとることができるため、記録
ヘッド部の製造が容易となる。
ク滴吐出部6a,6bの主走査方向の配列ピッチを細か
くしてより解像度の高い記録を行うことができる。ま
た、第1、第2のインク滴吐出部6a,6bがそれぞれ
1列の場合に比較して、解像度が同じ場合は、それぞれ
の列の配列ピッチを大きくとることができるため、記録
ヘッド部の製造が容易となる。
【0037】なお、この例では第1、第2のインク滴吐
出部6a,6bをそれぞれ2列形成したが、3列あるい
はそれ以上形成してもよいことはいうまでもない。ま
た、第1のインク滴吐出部6aと第2のインク滴吐出部
6bを1列ずつ組み合わせて千鳥状に配列したものを2
組用意し、これらを副走査方向にずらせて配置しても構
わない。
出部6a,6bをそれぞれ2列形成したが、3列あるい
はそれ以上形成してもよいことはいうまでもない。ま
た、第1のインク滴吐出部6aと第2のインク滴吐出部
6bを1列ずつ組み合わせて千鳥状に配列したものを2
組用意し、これらを副走査方向にずらせて配置しても構
わない。
【0038】さらに、図5、図6では第1、第2のイン
ク滴吐出部6a,6bにおける凸状インクガイド10
a,10bの形状について、第1の実施形態と同様にス
リット11a,11bの幅を異ならせることにより、そ
れぞれが形成する画点の大きさを異ならせるようにした
が、第2の実施形態と同様に凸状インクガイド10a,
10bの先端の幅を異ならせて、それぞれが形成する画
点の大きさを異ならせるようにしてもよい。
ク滴吐出部6a,6bにおける凸状インクガイド10
a,10bの形状について、第1の実施形態と同様にス
リット11a,11bの幅を異ならせることにより、そ
れぞれが形成する画点の大きさを異ならせるようにした
が、第2の実施形態と同様に凸状インクガイド10a,
10bの先端の幅を異ならせて、それぞれが形成する画
点の大きさを異ならせるようにしてもよい。
【0039】その他、本発明は種々変形して実施が可能
である。例えば、上記実施形態では2種類のインク滴吐
出部(第1、第2のインク滴吐出部)を設けたが、凸状
インクガイドの形状が異なる3種類以上のインク滴吐出
部を設け、3種類以上の解像度に対応した大きさの異な
る画点を形成できるように構成してもよい。
である。例えば、上記実施形態では2種類のインク滴吐
出部(第1、第2のインク滴吐出部)を設けたが、凸状
インクガイドの形状が異なる3種類以上のインク滴吐出
部を設け、3種類以上の解像度に対応した大きさの異な
る画点を形成できるように構成してもよい。
【0040】また、インク滴吐出部の形状を異ならせる
例として、凸状インクガイドのスリット幅および先端の
幅を異ならせる例を示したが、これに限定されるもので
はなく、要するに吐出するインク滴の大きさや量を異な
らせることができる形状であれば、どのような形状変化
を持たせてもよい。
例として、凸状インクガイドのスリット幅および先端の
幅を異ならせる例を示したが、これに限定されるもので
はなく、要するに吐出するインク滴の大きさや量を異な
らせることができる形状であれば、どのような形状変化
を持たせてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるイン
クジェット記録装置は、インク中の色材成分に静電力を
作用させるインク滴吐出部の凸状インクガイド表面及び
スリット中をぬれや表面張力でインクをインク滴飛翔位
置まで運び、個別電極に所定の電圧を印加することで記
録媒体にインク滴を飛翔させる構成としたことにより、
ノズルでの目詰まりがなく、しかもインク滴飛翔位置や
インク滴飛翔位置でのメニスカスが一様に決まるので、
インクの圧力や大気圧、機械的な振動、および隣接ドッ
トの影響を受けることなく、インク滴の飛翔が安定化さ
れ、濃度の安定した高品質の記録を行うことができる。
クジェット記録装置は、インク中の色材成分に静電力を
作用させるインク滴吐出部の凸状インクガイド表面及び
スリット中をぬれや表面張力でインクをインク滴飛翔位
置まで運び、個別電極に所定の電圧を印加することで記
録媒体にインク滴を飛翔させる構成としたことにより、
ノズルでの目詰まりがなく、しかもインク滴飛翔位置や
インク滴飛翔位置でのメニスカスが一様に決まるので、
インクの圧力や大気圧、機械的な振動、および隣接ドッ
トの影響を受けることなく、インク滴の飛翔が安定化さ
れ、濃度の安定した高品質の記録を行うことができる。
【0042】さらに、本発明では形状の異なる少なくと
も2種類のインク滴吐出部を設け、これら各インク滴吐
出部における凸状インクガイドの形状、具体的にはスリ
ットの幅や凸状インクガイドの先端部の幅を異ならせる
ことにより、駆動電圧波形を変えることなく複数種類の
大きさの画点を形成できるので、要求される解像度に応
じた最適な画点で記録でき、階調表現に富んだ高精細・
高画質の画像記録が可能なインクジェット記録装置を低
価格で提供することができる。
も2種類のインク滴吐出部を設け、これら各インク滴吐
出部における凸状インクガイドの形状、具体的にはスリ
ットの幅や凸状インクガイドの先端部の幅を異ならせる
ことにより、駆動電圧波形を変えることなく複数種類の
大きさの画点を形成できるので、要求される解像度に応
じた最適な画点で記録でき、階調表現に富んだ高精細・
高画質の画像記録が可能なインクジェット記録装置を低
価格で提供することができる。
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るインクジェッ
ト記録装置における記録ヘッド部の平面図
ト記録装置における記録ヘッド部の平面図
【図2】 同実施形態におけるA−A′およびB−B′
矢視断面図
矢視断面図
【図3】 同実施形態における基本的な記録動作を説明
するための図
するための図
【図4】 本発明の第2の実施形態に係るインクジェッ
ト記録装置における記録ヘッド部の平面図
ト記録装置における記録ヘッド部の平面図
【図5】 本発明の第3の実施形態に係るインクジェッ
ト記録装置における記録ヘッド部の第1のインク滴吐出
部の構成を説明するための平面図
ト記録装置における記録ヘッド部の第1のインク滴吐出
部の構成を説明するための平面図
【図6】 同実施形態に係るインクジェット記録装置に
おける記録ヘッド部の第2のインク滴吐出部の構成を説
明するための平面図
おける記録ヘッド部の第2のインク滴吐出部の構成を説
明するための平面図
1…ヘッドブロック 2…インク供給口 3…インク排出口 4…インク 5…インク室 6a,6b…インク滴吐出部 7…絶縁性基板 8a,8b…貫通孔 9a,9b…個別電極 10a,10b…凸状インクガイド 11a,11b…スリット 21…記録紙(記録媒体) 22…対向電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保坂 靖夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 中尾 英之 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 石井 浩一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 樋口 和彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内
Claims (4)
- 【請求項1】溶媒中に色材成分を分散させたインクに静
電力を作用させて、少なくとも該色材成分を含むインク
滴を記録媒体に向けて飛翔させることにより画点を形成
して記録を行うインクジェット記録装置において、 前記記録媒体上に形成すべき画点に対応して個別に設け
られた複数のインク滴吐出部と、 前記インク滴吐出部に前記インクを供給するインク供給
手段とを備え、 前記インク滴吐出部は、形状の異なる少なくとも第1お
よび第2のインク滴吐出部からなり、 前記第1および第2のインク滴吐出部の各々は、貫通孔
を有する絶縁性基板上の該貫通孔の周囲に形成された前
記インクに静電力を作用させるための個別電極と、前記
貫通孔からインク滴飛翔方向に突出して設けられ、前記
インク供給手段から供給されたインクをガイドする凸状
インクガイドとから構成され、第1および第2のインク
滴吐出部で該凸状インクガイドの形状が異なることを特
徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】前記第1および第2のインク滴吐出部は、
前記記録媒体の相対移動方向に関して異なる位置に該相
対移動方向に対し直交する方向に配列されていることを
特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】前記凸状インクガイドは、前記インク滴飛
翔方向に沿って形成されたスリットを有し、前記第1お
よび第2のインク滴吐出部で、該スリットの幅が異なる
ことを特徴とする請求項1または2記載のインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項4】前記凸状インクガイドは、前記第1および
第2のインク滴吐出部で、前記貫通孔からの突出した先
端部の幅が異なることを特徴とする請求項1または2記
載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8687198A JPH11277747A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8687198A JPH11277747A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11277747A true JPH11277747A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13898898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8687198A Pending JPH11277747A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11277747A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004028813A1 (ja) | 2002-09-24 | 2004-04-08 | Konica Minolta Holdings, Inc. | 液体吐出装置 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP8687198A patent/JPH11277747A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004028813A1 (ja) | 2002-09-24 | 2004-04-08 | Konica Minolta Holdings, Inc. | 液体吐出装置 |
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