JPH11279928A - タフテッド機 - Google Patents
タフテッド機Info
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- JPH11279928A JPH11279928A JP10036398A JP10036398A JPH11279928A JP H11279928 A JPH11279928 A JP H11279928A JP 10036398 A JP10036398 A JP 10036398A JP 10036398 A JP10036398 A JP 10036398A JP H11279928 A JPH11279928 A JP H11279928A
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- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 89
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 230000007123 defense Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000007943 implant Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
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- 238000009732 tufting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カットパイルとループパイルによって図柄が
描出されており、そのループパイルが連続したパイル面
が平滑で綺麗なタフテッドパイル布帛を得る。 【解決手段】 ループルーパー52の先端をカットルー
パ42の先端よりも基布に接近した位置に設定して、カ
ットルーパー42とループルーパー52を1本のニード
ルと協働させ、ステッチサイクル毎にニードルの昇降移
動距離を加減してニードル41の基布46への差込深さ
を加減し、カットルーパー42とループルーパー52の
何れか一方がパイル糸ループ50を選択的に引っ掛け
る。ループパイル47はループルーパー52にパイル糸
ループが引っ掛かって出来るが、ループルーパー52の
先端が基布の搬送方向に向けられているので、パイル糸
ループがルーパーから外れ易く、パイル長が揃って凹凸
がなく平滑なループパイル面が形成される。
描出されており、そのループパイルが連続したパイル面
が平滑で綺麗なタフテッドパイル布帛を得る。 【解決手段】 ループルーパー52の先端をカットルー
パ42の先端よりも基布に接近した位置に設定して、カ
ットルーパー42とループルーパー52を1本のニード
ルと協働させ、ステッチサイクル毎にニードルの昇降移
動距離を加減してニードル41の基布46への差込深さ
を加減し、カットルーパー42とループルーパー52の
何れか一方がパイル糸ループ50を選択的に引っ掛け
る。ループパイル47はループルーパー52にパイル糸
ループが引っ掛かって出来るが、ループルーパー52の
先端が基布の搬送方向に向けられているので、パイル糸
ループがルーパーから外れ易く、パイル長が揃って凹凸
がなく平滑なループパイル面が形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイル糸をニード
ルによって基布に差し込んでパイル(毛房)を植設する
タフテッド機に関するものである。
ルによって基布に差し込んでパイル(毛房)を植設する
タフテッド機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基布に植設されるパイルには、全体が輪
奈状をなすループパイルと、先端が切り開かれて開毛し
たカットパイルがある。ループパイルは、パイル糸が基
布に差し込まれてニードルの先端に形成されるパイル糸
ループをルーパーが引っ掛けて係止し、そのパイル糸ル
ープをニードルが基布から抜け出たとき解放することに
よって形成され、そのループパイルを形成するルーパー
(以下、ループルーパーと言う。)は、パイル糸ループ
が外れ易いように先端を基布の搬送方向に向けて取り付
けられている。カットパイルは、ルーパーが引っ掛けた
パイル糸ループをニードルが基布から抜け出た後も係止
し続け、その後ルーパーとナイフが協働してパイル糸ル
ープを切断することによって形成され、そのカットパイ
ルを形成するルーパー(以下、カットルーパーと言
う。)は、パイル糸ループが外れないように先端を基布
の搬送方向の逆方向に向けて取り付けられており、その
先端にはパイル糸ループの離脱を防止するための鉤が付
けられている。
奈状をなすループパイルと、先端が切り開かれて開毛し
たカットパイルがある。ループパイルは、パイル糸が基
布に差し込まれてニードルの先端に形成されるパイル糸
ループをルーパーが引っ掛けて係止し、そのパイル糸ル
ープをニードルが基布から抜け出たとき解放することに
よって形成され、そのループパイルを形成するルーパー
(以下、ループルーパーと言う。)は、パイル糸ループ
が外れ易いように先端を基布の搬送方向に向けて取り付
けられている。カットパイルは、ルーパーが引っ掛けた
パイル糸ループをニードルが基布から抜け出た後も係止
し続け、その後ルーパーとナイフが協働してパイル糸ル
ープを切断することによって形成され、そのカットパイ
ルを形成するルーパー(以下、カットルーパーと言
う。)は、パイル糸ループが外れないように先端を基布
の搬送方向の逆方向に向けて取り付けられており、その
先端にはパイル糸ループの離脱を防止するための鉤が付
けられている。
【0003】ルーパーには、ループルーパーとカットル
ーパーとは別に、ループパイルとカットパイルを選択的
に形成するためのルーパー(以下、カット・ループ・ル
ーパーと言う。)がある。このカット・ループ・ルーパ
ーは、カットパイルを形成する場合にパイル糸ループが
外れないようにするため、カットルーパーと同様に先端
を基布の搬送方向に逆向きに取り付けられている。そし
て、カット・ループ・ルーパーは、ループパイルを形成
する場合にパイル糸ループが外れるようにするため、パ
イル糸ループが先端に浅く係止するようにするクリップ
やゲート部材が取り付けられいるか、或いは、パイル糸
ループに深く差し込まれないようにルーパーバーへと引
っ込める装置に取り付けられている。前者には、カット
ルーパーに見られる鉤は先端になく、後者には、カット
ルーパーに見られる鉤が先端に付設されている。但し、
その後者のカット・ループ・ルーパーの鉤は、カットル
ーパーの鉤と異なり、先端に向けて上向きになった傾斜
が底面に付けられていて、パイル糸ループが外れ易くな
っている。
ーパーとは別に、ループパイルとカットパイルを選択的
に形成するためのルーパー(以下、カット・ループ・ル
ーパーと言う。)がある。このカット・ループ・ルーパ
ーは、カットパイルを形成する場合にパイル糸ループが
外れないようにするため、カットルーパーと同様に先端
を基布の搬送方向に逆向きに取り付けられている。そし
て、カット・ループ・ルーパーは、ループパイルを形成
する場合にパイル糸ループが外れるようにするため、パ
イル糸ループが先端に浅く係止するようにするクリップ
やゲート部材が取り付けられいるか、或いは、パイル糸
ループに深く差し込まれないようにルーパーバーへと引
っ込める装置に取り付けられている。前者には、カット
ルーパーに見られる鉤は先端になく、後者には、カット
ルーパーに見られる鉤が先端に付設されている。但し、
その後者のカット・ループ・ルーパーの鉤は、カットル
ーパーの鉤と異なり、先端に向けて上向きになった傾斜
が底面に付けられていて、パイル糸ループが外れ易くな
っている。
【0004】カット・ループ・ルーパーが取り付けられ
ていてカットパイルとループパイルを選択形成するタフ
テッド機(以下、カット・ループ・タフテッド機と言
う。)において、ループパイルを形成する場合、ニード
ルへのパイル糸の供給量を少なくしてパイル糸に強いテ
ンションを与え、パイル糸ループを引っ張ってルーパー
から外しており、ループパイルはカットパイルよりも短
くなる。そして、そのようにループパイルがカットパイ
ルよりも短くなるので、カット・ループ・ルーパーは、
その先に形成されたループパイルに引っ掛かることな
く、次のタフテッド動作を正常に営むことが出来る。
ていてカットパイルとループパイルを選択形成するタフ
テッド機(以下、カット・ループ・タフテッド機と言
う。)において、ループパイルを形成する場合、ニード
ルへのパイル糸の供給量を少なくしてパイル糸に強いテ
ンションを与え、パイル糸ループを引っ張ってルーパー
から外しており、ループパイルはカットパイルよりも短
くなる。そして、そのようにループパイルがカットパイ
ルよりも短くなるので、カット・ループ・ルーパーは、
その先に形成されたループパイルに引っ掛かることな
く、次のタフテッド動作を正常に営むことが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ループルーパーを用い
て形成されるループパイルは、ループルーパーの先端が
基布の搬送方向に向けられており、パイル糸ループが格
別強いテンションをパイル糸に与えなくても基布と共に
移動してルーパーの先端から外れるので、連続して形成
されるループパイルのパイル長は綺麗に揃い、平滑なル
ープパイル面が形成される。これに対しカット・ループ
・ルーパーを用いて形成されるループパイルは、パイル
糸ループが外れないように先端が基布の搬送方向に逆向
きに向けられていてカットパイルを形成するルーパーの
先端から、パイル糸に強いテンションを作用させてパイ
ル糸ループを無理に外して形成されるので、ループパイ
ルが連続したループパイル面を形成しようとする場合に
は、その連続するループパイルのパイル長が均一に綺麗
に揃い難く、そのバラツキによってループパイル面に凹
凸が生じる。
て形成されるループパイルは、ループルーパーの先端が
基布の搬送方向に向けられており、パイル糸ループが格
別強いテンションをパイル糸に与えなくても基布と共に
移動してルーパーの先端から外れるので、連続して形成
されるループパイルのパイル長は綺麗に揃い、平滑なル
ープパイル面が形成される。これに対しカット・ループ
・ルーパーを用いて形成されるループパイルは、パイル
糸ループが外れないように先端が基布の搬送方向に逆向
きに向けられていてカットパイルを形成するルーパーの
先端から、パイル糸に強いテンションを作用させてパイ
ル糸ループを無理に外して形成されるので、ループパイ
ルが連続したループパイル面を形成しようとする場合に
は、その連続するループパイルのパイル長が均一に綺麗
に揃い難く、そのバラツキによってループパイル面に凹
凸が生じる。
【0006】このためカット・ループ・タフテイング機
は、カービングによって凹溝(切り込み)を付けるよう
に、シャリングによって平滑に仕上げることが出来るカ
ットパイル面に、短いループパイルによる凹溝を付けて
図柄を描出する場合に適用されており、シャリングによ
って平滑に仕上げることが出来ないループパイル面に、
高いカットパイルによる凸山を付けて図柄を描出するた
めには適用されていない。
は、カービングによって凹溝(切り込み)を付けるよう
に、シャリングによって平滑に仕上げることが出来るカ
ットパイル面に、短いループパイルによる凹溝を付けて
図柄を描出する場合に適用されており、シャリングによ
って平滑に仕上げることが出来ないループパイル面に、
高いカットパイルによる凸山を付けて図柄を描出するた
めには適用されていない。
【0007】
【発明の目的】そこで本発明は、カット・ループ・タフ
テッド機によって形成されるループパイル面を、不規則
な凹凸がなくループパイルの長さが揃った平滑面とする
こと、そして、その平滑なループパイル面の一部に高い
カットパイルによる凸山を付けて図柄を描出した新規な
タフテッドパイル布帛を得ること、そして更には、カッ
ト・ループ・タフテッド機を、全面がループパイルで出
来たレベルループタフテッドパイル布帛をつくるループ
パイルタフテッド機にも兼用し得るようにすることを目
的とする。
テッド機によって形成されるループパイル面を、不規則
な凹凸がなくループパイルの長さが揃った平滑面とする
こと、そして、その平滑なループパイル面の一部に高い
カットパイルによる凸山を付けて図柄を描出した新規な
タフテッドパイル布帛を得ること、そして更には、カッ
ト・ループ・タフテッド機を、全面がループパイルで出
来たレベルループタフテッドパイル布帛をつくるループ
パイルタフテッド機にも兼用し得るようにすることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
るタフテッド機は、上記の目的を達成するものであり、
1本のニードルと協働する先端を基布の搬送方向に向け
たループルーパーと、先端を基布の搬送方向の逆方向に
向けたカットルーパーとの2種類のルーパーを具備し、
ループルーパーの先端がカットルーパーの先端よりも基
布に接近した位置に設定されており、基布に差し込まれ
るニードルの昇降移動距離をステッチサイクル毎に加減
する差込深さ加減装置を具備することを特徴とする。
るタフテッド機は、上記の目的を達成するものであり、
1本のニードルと協働する先端を基布の搬送方向に向け
たループルーパーと、先端を基布の搬送方向の逆方向に
向けたカットルーパーとの2種類のルーパーを具備し、
ループルーパーの先端がカットルーパーの先端よりも基
布に接近した位置に設定されており、基布に差し込まれ
るニードルの昇降移動距離をステッチサイクル毎に加減
する差込深さ加減装置を具備することを特徴とする。
【0009】本発明(請求項2)に係るタフテッド機の
他の特徴は、1本のニードルと協働する先端を基布の搬
送方向に向けたループルーパーと、先端を基布の搬送方
向の逆方向に向けたカットルーパーとの2種類のルーパ
ーを具備し、ループルーパーの先端がカットルーパーの
先端よりも基布に接近した位置に設定されており、基布
に向けて昇降移動するニードルバーにニードルが基布に
向けて昇降可能に搭載されており、ニードルバーから基
布に向けてニードルをステッチサイクル毎に選択的に昇
降駆動する昇降選択装置を具備することにある。
他の特徴は、1本のニードルと協働する先端を基布の搬
送方向に向けたループルーパーと、先端を基布の搬送方
向の逆方向に向けたカットルーパーとの2種類のルーパ
ーを具備し、ループルーパーの先端がカットルーパーの
先端よりも基布に接近した位置に設定されており、基布
に向けて昇降移動するニードルバーにニードルが基布に
向けて昇降可能に搭載されており、ニードルバーから基
布に向けてニードルをステッチサイクル毎に選択的に昇
降駆動する昇降選択装置を具備することにある。
【0010】本発明(請求項3)に係るタフテッド機の
他の特徴は、1本のニードルと協働する先端を基布の搬
送方向に向けたループルーパーと、先端を基布の搬送方
向の逆方向に向けたカットルーパーとの2種類のルーパ
ーを具備し、ループルーパーの先端がカットルーパーの
先端よりも基布に接近した位置に設定されており、機幅
方向に続くガイドバーに基布に向けて昇降自在に多数取
り付けられたニードルホルダーに、先端を基布に向けて
ニードルが取り付けられており、ニードルガイドがニー
ドルホルダーに沿って基布に向けて昇降駆動されてお
り、その昇降方向における異なる箇所に、ニードルガイ
ドバーとニードルホルダーのそれぞれに雌雄対応して係
合する雌雄2組の係合部が設けられており、それら2組
の係合部をステッチサイクル毎に選択的に係脱する係脱
選択装置を具備することにある。
他の特徴は、1本のニードルと協働する先端を基布の搬
送方向に向けたループルーパーと、先端を基布の搬送方
向の逆方向に向けたカットルーパーとの2種類のルーパ
ーを具備し、ループルーパーの先端がカットルーパーの
先端よりも基布に接近した位置に設定されており、機幅
方向に続くガイドバーに基布に向けて昇降自在に多数取
り付けられたニードルホルダーに、先端を基布に向けて
ニードルが取り付けられており、ニードルガイドがニー
ドルホルダーに沿って基布に向けて昇降駆動されてお
り、その昇降方向における異なる箇所に、ニードルガイ
ドバーとニードルホルダーのそれぞれに雌雄対応して係
合する雌雄2組の係合部が設けられており、それら2組
の係合部をステッチサイクル毎に選択的に係脱する係脱
選択装置を具備することにある。
【0011】即ち、本発明の特徴は、カットパイルのス
テッチ列とループパイルのステッチ列とからなるストラ
イプ模様を描出するためにカットルーパーとループルー
パーを単に機幅方向に交互に並べたのではなく、(1)
カットルーパーとループルーパーを同一ステッチ列上
に配置し、且つ、(2) ループルーパーを上段とし、
カットルーパーを下段として上下に重ねて配置したこ
と、そして又、単にパイルを選択的に植設するためにニ
ードルをニードルバーから出没させるのではなく、
(3) 基布への差し込み深さが変化するように基布に
向けてニードルを駆動することとした点にある。
テッチ列とループパイルのステッチ列とからなるストラ
イプ模様を描出するためにカットルーパーとループルー
パーを単に機幅方向に交互に並べたのではなく、(1)
カットルーパーとループルーパーを同一ステッチ列上
に配置し、且つ、(2) ループルーパーを上段とし、
カットルーパーを下段として上下に重ねて配置したこ
と、そして又、単にパイルを選択的に植設するためにニ
ードルをニードルバーから出没させるのではなく、
(3) 基布への差し込み深さが変化するように基布に
向けてニードルを駆動することとした点にある。
【0012】
【発明の実施の形態】タフテッドパイル布帛のパイル面
に図柄を描出する装置として、機幅方向に配列された多
数のニードルを選択的に基布に差し込んで部分的にパイ
ルを植設し、又は、ニードル毎に異なる異色のパイルを
植設する装置(以下、ニードル選択装置と言う。)が、
米国特許3056364、米国特許3177833、米
国特許3547058、特開昭59−179863、特
開昭60−88166、特開昭63−13553、特公
昭46−14227、特公昭54−10905(特開昭
50−161353)、特公昭57−43662(特開
昭56−9464)、特公平1−56181(特開昭6
3−256763)、特公平1−60587(特開昭6
3−309661)、特公平1−60588(特開昭6
3−309662)、特公平3−42340(特開昭6
0−39466)、特公平7−109052(特開平6
−207369)等に開示されていて公知である。本発
明(請求項1)の差込深さ加減装置には、これら公知の
ニードル選択装置が利用出来る。
に図柄を描出する装置として、機幅方向に配列された多
数のニードルを選択的に基布に差し込んで部分的にパイ
ルを植設し、又は、ニードル毎に異なる異色のパイルを
植設する装置(以下、ニードル選択装置と言う。)が、
米国特許3056364、米国特許3177833、米
国特許3547058、特開昭59−179863、特
開昭60−88166、特開昭63−13553、特公
昭46−14227、特公昭54−10905(特開昭
50−161353)、特公昭57−43662(特開
昭56−9464)、特公平1−56181(特開昭6
3−256763)、特公平1−60587(特開昭6
3−309661)、特公平1−60588(特開昭6
3−309662)、特公平3−42340(特開昭6
0−39466)、特公平7−109052(特開平6
−207369)等に開示されていて公知である。本発
明(請求項1)の差込深さ加減装置には、これら公知の
ニードル選択装置が利用出来る。
【0013】本発明(請求項2)の昇降選択装置は、こ
れら公知のニードル選択装置を差込深さ加減装置に利用
して構成することが出来る。即ち、本発明(請求項2)
では、これら公知のニードル選択装置において選択され
ずに残るニードルを含む全てのニードルが各ステッチサ
イクル毎に基布に差し込まれるように、ニードル選択装
置の全体、具体的に言えば、全てのニードルを搭載して
いるニードル支持フレームを基布に向けて昇降駆動す
る。
れら公知のニードル選択装置を差込深さ加減装置に利用
して構成することが出来る。即ち、本発明(請求項2)
では、これら公知のニードル選択装置において選択され
ずに残るニードルを含む全てのニードルが各ステッチサ
イクル毎に基布に差し込まれるように、ニードル選択装
置の全体、具体的に言えば、全てのニードルを搭載して
いるニードル支持フレームを基布に向けて昇降駆動す
る。
【0014】図1は、その昇降選択装置の具体例を図示
するものであり、ニードル41は、各ステッチサイクル
毎に基布46に向けて昇降駆動されるニードルバー51
に、その昇降移動方向に開けたスリット53に装着され
て上側に取り付けられているエアーシリンダー54によ
って基布に向けて出没駆動されるニードルホルダー55
に装着されている。このため、全てのニードル41は、
ニードルバー51の昇降運動に従って基布46に差し込
まれるが、エアーシリンダー54によってスリット53
から押し出されたニードルホルダー55aに装着されて
いるニードル41aは、他のニードル41bよりも深く
差し込まれることになる。ループルーパー52の先端が
カットルーパー42の先端よりも基布46に接近した位
置、即ち、基布46の下の浅い位置でニードル41に向
けて往復するように設定されている。このため、深く差
し込まれたニードル41aはカットルーパー42と協働
可能となり、他のニードル41bはループルーパー52
とだけ協働する。ニードルバー51の昇降距離は、それ
が降下して最下点に達した状態において、エアーシリン
ダー54によってスリット53から押し出されないニー
ドルホルダー55bに装着されたニードル41bが、カ
ットルーパー42の上側においてループルーパー52と
協働するレベルに達するように設定されている。
するものであり、ニードル41は、各ステッチサイクル
毎に基布46に向けて昇降駆動されるニードルバー51
に、その昇降移動方向に開けたスリット53に装着され
て上側に取り付けられているエアーシリンダー54によ
って基布に向けて出没駆動されるニードルホルダー55
に装着されている。このため、全てのニードル41は、
ニードルバー51の昇降運動に従って基布46に差し込
まれるが、エアーシリンダー54によってスリット53
から押し出されたニードルホルダー55aに装着されて
いるニードル41aは、他のニードル41bよりも深く
差し込まれることになる。ループルーパー52の先端が
カットルーパー42の先端よりも基布46に接近した位
置、即ち、基布46の下の浅い位置でニードル41に向
けて往復するように設定されている。このため、深く差
し込まれたニードル41aはカットルーパー42と協働
可能となり、他のニードル41bはループルーパー52
とだけ協働する。ニードルバー51の昇降距離は、それ
が降下して最下点に達した状態において、エアーシリン
ダー54によってスリット53から押し出されないニー
ドルホルダー55bに装着されたニードル41bが、カ
ットルーパー42の上側においてループルーパー52と
協働するレベルに達するように設定されている。
【0015】本発明者は、タフテッド機の幅方向に配列
されて隣合う複数本1組の各ニードルにそれぞれ異色の
パイル糸を引き込み、数ステッチサイクルにわたって基
布を搬送せずに停止状態におき、その間にニードルをタ
フテッド機の幅方向に1ステッチサイクル毎に1ニード
ルゲージ分(G)つづ移動し、タフテッド機の幅方向に
ニードルゲージGと同じゲージHで配列された各ルーパ
ーがそれぞれ異色のパイル糸が引き込まれた複数本1組
の何れか1本のニードルからパイル糸ループを受け取る
ようにニードルを選択的に基布に差し込んで多彩な図柄
・模様をパイル面に描出するタフテッド機(以下、カラ
ーテックと言う。)を開発し、特公平6−35701号
(特開平3−294561)等に開示しており、本発明
(請求項3)の係脱選択装置には、その先願発明のニー
ドル選択装置を利用することが出来る。
されて隣合う複数本1組の各ニードルにそれぞれ異色の
パイル糸を引き込み、数ステッチサイクルにわたって基
布を搬送せずに停止状態におき、その間にニードルをタ
フテッド機の幅方向に1ステッチサイクル毎に1ニード
ルゲージ分(G)つづ移動し、タフテッド機の幅方向に
ニードルゲージGと同じゲージHで配列された各ルーパ
ーがそれぞれ異色のパイル糸が引き込まれた複数本1組
の何れか1本のニードルからパイル糸ループを受け取る
ようにニードルを選択的に基布に差し込んで多彩な図柄
・模様をパイル面に描出するタフテッド機(以下、カラ
ーテックと言う。)を開発し、特公平6−35701号
(特開平3−294561)等に開示しており、本発明
(請求項3)の係脱選択装置には、その先願発明のニー
ドル選択装置を利用することが出来る。
【0016】図3は、先願発明に係るタフテッド機を図
示し、機幅方向に一定ゲージで配列された多数のニード
ルおよびルーパーと、各ステッチサイクル毎に各ニード
ルを選択的に基布に差し込むニードル選択装置と、ニー
ドルを選択的に基布に差し込むための指示をニードル選
択装置に与えるパターン制禦装置と、数ステッチサイク
ルに亘って連続して停止させることと1ステッチサイク
ル間に基布を機幅の直角方向に送り出すことを周期的に
繰り返す基布間欠搬送装置と、ニードル又は基布を機幅
方向に隣り合うニードル間またはルーパー間のゲージ整
数倍づつ移動させるシフト装置とを具備する。ニードル
選択装置は、タフテッド機の左右の部材から機幅方向に
突き出た上下の水平シャフト11によって水平に摺動可
能に支承された左右の縦長スライダー12に戴承されて
いる。ニードルシフト装置は、円弧カム13と、それに
よって水平方向に駆動される水平スライダー14とで構
成されている。この水平スライダー14は前記縦長スラ
イダー12に接合されており、ニードル選択装置は円弧
カム13によって機幅方向に往復駆動される。円弧カム
13は、メインシャフト(図示せず)に駆動されて8ス
テッチサイクル毎に一回転する。円弧カム13の周縁に
は、その一回転中の最初の3つの各ステッチサイクル毎
にニードル選択装置を1ゲージ分づつ前進させ、それに
続く次の一ステッチサイクル間にはニードル選択装置を
左右に移動させず停止状態におき、その次に続く3つの
各ステッチサイクル毎にニードル選択装置を1ゲージ分
づつ後退させ、最後の一ステッチサイクル間にニードル
選択装置を再び停止状態におくために必要なこれら8ス
テッチサイクルに応じたカム山が形成されている。基布
間欠搬送装置にはサーボモーター15が採用されてい
る。16は、ニードル選択装置の位置を検出しサーボモ
ーター15の伝えるセンサーを示す。サーボモーター1
5は、センサー16の指示信号を受けて基布送出ロール
17と巻取ロール(図示せず)を、ニードル選択装置が
移動する各ステッチサイクル間に亘って駆動せず停止状
態に保ち、ニードル選択装置が停止する1ステッチサイ
クル間に回転駆動する。ニードル選択装置は、ニードル
バー18と、ストッパーバー19と、ガイドバー20・
21・22と、ニードルホルダー23と、エアーシリン
ダー24と、パターン制禦装置25とによって構成され
ている。ニードルホルダー23は、ニードルバー18と
ガイドバー20・21・22の間の隙間に嵌め込まれて
機幅方向に沿って多数配列されている。各ニードルホル
ダーの間は、ニードルガイドバー18やガイドバー20
・21・22のニードルホルダー23との接触面に付け
た垂直ガイド溝26によって一定ゲージに保たれてい
る。ニードルガイドバー18の左右端は、縦長スライダ
ー12に取り付けた垂直シャフト27に沿って上下動す
る垂直スライダー28の上側に接合されている。又、ガ
イドバー21・22の各左右端は垂直スライダー28の
下側に接合されており、ニードルガイドバー18とガイ
ドバー21・22は上下可動になっている。ガイドバー
20とストッパーバー19の各左右端は、縦長スライダ
ー12に取り付けたアングル29に接合されていて上下
動しない。左右のアングル29の間は、それらのガイド
バー20とストッパー19の他に、ヤーンガイド31・
32・33によっても連結されている。ニードルホルダ
ー23の下端は、ストッパーバー19にコイルバネ30
によって連結されている。34と35は、ガイドバーに
付けられた孔であり、コイルバネ30は、それらの孔3
4・35を貫通している。ニードルガイドバー18の上
端は、上下動するプッシュロッド36のブラケット37
の蟻溝38に、機幅方向に移動可能に嵌合している。こ
のためプッシュロッド36は、ニードルガイドバー18
とガイドバー21・22を上下に往復駆動するが、ニー
ドル選択装置の機幅方向への移動を妨げることはない。
エアーシリンダー24は、ニードルガイドバー18に取
り付けられ、パターン制禦装置25の指示信号を受けて
先端のヘッド39をニードルホルダー23の切り欠き4
0に向けて出没させる。ニードルホルダー23は、この
切り欠き40に挿入されたヘッド39を介してニードル
ガイドバー18に連結され、その下端に把持するニード
ル41を基布46へと差し込む。42は、ニードルから
パイル糸ループを受け取るカットルーパーであり、43
は、ルーパーと協働してパイル糸ループをカットしてカ
ットパイルにするためのナイフである。44は、ニード
ル選択装置の位置を検出しパターン制禦装置に伝えるセ
ンサーである。パターン制禦装置25は、センサー44
によってニードル選択位置の確認をし、パターン45に
応じた指示信号を所定のエアーシリンダー24に伝え
る。基布46は、サーボモーター15と基布送出ロール
17と巻取ロールによって、3ステッチサイクル間に亘
って搬送されず停止しており、次の1ステッチサイクル
間に送り出される。そして、ニードル選択装置の把持す
るニードル41は、基布46が停止状態にある3つの各
ステッチサイクル毎に1ゲージづつ機幅方向に移動す
る。基布は一定周期内の数ステッチサイクルに亘って所
定の位置に停止しており、その停止している間の各ステ
ッチサイクル毎にニードルは機幅方向に隣り合うニード
ル間またはルーパー間のゲージの整数倍づつ移動する。
従って、若し、全てのニードルが全てのステッチサイク
ルに亘って基布に差し込まれるものとすれば、各カット
ルーパーは、移動して協働し得る位置におかれる数個の
ニードルから1個づつ、合計数個のパイル糸ループを受
け取ることになるが、先願発明では、各ステッチサイク
ル毎にニードルを基布に差し込むか否かを選択してお
り、而も、基布間欠搬送装置の作動の一周期内に、全て
のルーパーがそれぞれ何れか1個のニードルから1個の
パイル糸ループを受け取ることとしており、各1個のル
ーパーに対して、それぞれ移動して協働可能な位置にお
かれる数個のニードルの担持するパイル糸の色彩をそれ
ぞれ変えておけば、それら異色数種のパイル糸の中の1
つだけが、その対応する1個のルーパーに受け取られる
ことになる。このため、先願発明では、個々のルーパー
が異色数種のパイル糸の中の何れを受け取ってパイルを
形成するかによって、それら異色数種のパイル糸に色分
けされた多彩なパターンがタフテッドカーペットのパイ
ル面に再現されることになる。
示し、機幅方向に一定ゲージで配列された多数のニード
ルおよびルーパーと、各ステッチサイクル毎に各ニード
ルを選択的に基布に差し込むニードル選択装置と、ニー
ドルを選択的に基布に差し込むための指示をニードル選
択装置に与えるパターン制禦装置と、数ステッチサイク
ルに亘って連続して停止させることと1ステッチサイク
ル間に基布を機幅の直角方向に送り出すことを周期的に
繰り返す基布間欠搬送装置と、ニードル又は基布を機幅
方向に隣り合うニードル間またはルーパー間のゲージ整
数倍づつ移動させるシフト装置とを具備する。ニードル
選択装置は、タフテッド機の左右の部材から機幅方向に
突き出た上下の水平シャフト11によって水平に摺動可
能に支承された左右の縦長スライダー12に戴承されて
いる。ニードルシフト装置は、円弧カム13と、それに
よって水平方向に駆動される水平スライダー14とで構
成されている。この水平スライダー14は前記縦長スラ
イダー12に接合されており、ニードル選択装置は円弧
カム13によって機幅方向に往復駆動される。円弧カム
13は、メインシャフト(図示せず)に駆動されて8ス
テッチサイクル毎に一回転する。円弧カム13の周縁に
は、その一回転中の最初の3つの各ステッチサイクル毎
にニードル選択装置を1ゲージ分づつ前進させ、それに
続く次の一ステッチサイクル間にはニードル選択装置を
左右に移動させず停止状態におき、その次に続く3つの
各ステッチサイクル毎にニードル選択装置を1ゲージ分
づつ後退させ、最後の一ステッチサイクル間にニードル
選択装置を再び停止状態におくために必要なこれら8ス
テッチサイクルに応じたカム山が形成されている。基布
間欠搬送装置にはサーボモーター15が採用されてい
る。16は、ニードル選択装置の位置を検出しサーボモ
ーター15の伝えるセンサーを示す。サーボモーター1
5は、センサー16の指示信号を受けて基布送出ロール
17と巻取ロール(図示せず)を、ニードル選択装置が
移動する各ステッチサイクル間に亘って駆動せず停止状
態に保ち、ニードル選択装置が停止する1ステッチサイ
クル間に回転駆動する。ニードル選択装置は、ニードル
バー18と、ストッパーバー19と、ガイドバー20・
21・22と、ニードルホルダー23と、エアーシリン
ダー24と、パターン制禦装置25とによって構成され
ている。ニードルホルダー23は、ニードルバー18と
ガイドバー20・21・22の間の隙間に嵌め込まれて
機幅方向に沿って多数配列されている。各ニードルホル
ダーの間は、ニードルガイドバー18やガイドバー20
・21・22のニードルホルダー23との接触面に付け
た垂直ガイド溝26によって一定ゲージに保たれてい
る。ニードルガイドバー18の左右端は、縦長スライダ
ー12に取り付けた垂直シャフト27に沿って上下動す
る垂直スライダー28の上側に接合されている。又、ガ
イドバー21・22の各左右端は垂直スライダー28の
下側に接合されており、ニードルガイドバー18とガイ
ドバー21・22は上下可動になっている。ガイドバー
20とストッパーバー19の各左右端は、縦長スライダ
ー12に取り付けたアングル29に接合されていて上下
動しない。左右のアングル29の間は、それらのガイド
バー20とストッパー19の他に、ヤーンガイド31・
32・33によっても連結されている。ニードルホルダ
ー23の下端は、ストッパーバー19にコイルバネ30
によって連結されている。34と35は、ガイドバーに
付けられた孔であり、コイルバネ30は、それらの孔3
4・35を貫通している。ニードルガイドバー18の上
端は、上下動するプッシュロッド36のブラケット37
の蟻溝38に、機幅方向に移動可能に嵌合している。こ
のためプッシュロッド36は、ニードルガイドバー18
とガイドバー21・22を上下に往復駆動するが、ニー
ドル選択装置の機幅方向への移動を妨げることはない。
エアーシリンダー24は、ニードルガイドバー18に取
り付けられ、パターン制禦装置25の指示信号を受けて
先端のヘッド39をニードルホルダー23の切り欠き4
0に向けて出没させる。ニードルホルダー23は、この
切り欠き40に挿入されたヘッド39を介してニードル
ガイドバー18に連結され、その下端に把持するニード
ル41を基布46へと差し込む。42は、ニードルから
パイル糸ループを受け取るカットルーパーであり、43
は、ルーパーと協働してパイル糸ループをカットしてカ
ットパイルにするためのナイフである。44は、ニード
ル選択装置の位置を検出しパターン制禦装置に伝えるセ
ンサーである。パターン制禦装置25は、センサー44
によってニードル選択位置の確認をし、パターン45に
応じた指示信号を所定のエアーシリンダー24に伝え
る。基布46は、サーボモーター15と基布送出ロール
17と巻取ロールによって、3ステッチサイクル間に亘
って搬送されず停止しており、次の1ステッチサイクル
間に送り出される。そして、ニードル選択装置の把持す
るニードル41は、基布46が停止状態にある3つの各
ステッチサイクル毎に1ゲージづつ機幅方向に移動す
る。基布は一定周期内の数ステッチサイクルに亘って所
定の位置に停止しており、その停止している間の各ステ
ッチサイクル毎にニードルは機幅方向に隣り合うニード
ル間またはルーパー間のゲージの整数倍づつ移動する。
従って、若し、全てのニードルが全てのステッチサイク
ルに亘って基布に差し込まれるものとすれば、各カット
ルーパーは、移動して協働し得る位置におかれる数個の
ニードルから1個づつ、合計数個のパイル糸ループを受
け取ることになるが、先願発明では、各ステッチサイク
ル毎にニードルを基布に差し込むか否かを選択してお
り、而も、基布間欠搬送装置の作動の一周期内に、全て
のルーパーがそれぞれ何れか1個のニードルから1個の
パイル糸ループを受け取ることとしており、各1個のル
ーパーに対して、それぞれ移動して協働可能な位置にお
かれる数個のニードルの担持するパイル糸の色彩をそれ
ぞれ変えておけば、それら異色数種のパイル糸の中の1
つだけが、その対応する1個のルーパーに受け取られる
ことになる。このため、先願発明では、個々のルーパー
が異色数種のパイル糸の中の何れを受け取ってパイルを
形成するかによって、それら異色数種のパイル糸に色分
けされた多彩なパターンがタフテッドカーペットのパイ
ル面に再現されることになる。
【0017】本発明(請求項2)は、先願発明のニード
ル選択装置を昇降選択装置に利用して実施することも出
来る。即ち、ニードルガイドバー18とストッパーバー
19とガイドバー20・21・22とニードルホルダー
23とエアーシリンダー24を含むニードル選択装置の
全体を支えるフレーム、即ち、図3における縦長スライ
ダー12を、水平シャフト11と共にパターン制禦装置
25によって選択されずに残るニードルも基布に差し込
まれるように昇降駆動することによって実施することが
出来る。しかし、その場合は、1ステッチサイクルにお
いて、全てのニードルに通されたパイル糸が基布に差し
込まれてパイルを形成することになるので、先願発明の
目的とする多彩なパターンをパイル面に再現することは
出来ない。
ル選択装置を昇降選択装置に利用して実施することも出
来る。即ち、ニードルガイドバー18とストッパーバー
19とガイドバー20・21・22とニードルホルダー
23とエアーシリンダー24を含むニードル選択装置の
全体を支えるフレーム、即ち、図3における縦長スライ
ダー12を、水平シャフト11と共にパターン制禦装置
25によって選択されずに残るニードルも基布に差し込
まれるように昇降駆動することによって実施することが
出来る。しかし、その場合は、1ステッチサイクルにお
いて、全てのニードルに通されたパイル糸が基布に差し
込まれてパイルを形成することになるので、先願発明の
目的とする多彩なパターンをパイル面に再現することは
出来ない。
【0018】図2は、先願発明のニードル選択装置の多
彩なパターンを描出する機能を損なうことなく本発明に
利用する具体例を示し、各ニードルホルダー23には、
上下2箇所に切り欠き40a・40bが付けられてい
る。ニードルガイドバー18には、各1個のニードルホ
ルダー23の上下箇所の切り欠き40a・40bに係合
する2個のヘッド39a・39bが上下2箇所に取り付
けられている。それらのヘッド39a・39bは、それ
ぞれエアーシリンダー24a・24bに駆動されてニー
ドルホルダー側(23)に向けてパターン制禦装置(2
5)からの指示によって各ステッチサイクル毎に選択的
に出没するようになっている。上段のヘッド39aと上
段の切り欠き40aは、ニードルガイドバー18が最上
点に達しニードルホルダー23の上端がストッパーバー
19に当たって停止した時点において向き合う位置に設
定されており、下段の切り欠き40bは、その停止した
状態において、下段のヘッド39bの下側に位置するよ
うに設定されている。
彩なパターンを描出する機能を損なうことなく本発明に
利用する具体例を示し、各ニードルホルダー23には、
上下2箇所に切り欠き40a・40bが付けられてい
る。ニードルガイドバー18には、各1個のニードルホ
ルダー23の上下箇所の切り欠き40a・40bに係合
する2個のヘッド39a・39bが上下2箇所に取り付
けられている。それらのヘッド39a・39bは、それ
ぞれエアーシリンダー24a・24bに駆動されてニー
ドルホルダー側(23)に向けてパターン制禦装置(2
5)からの指示によって各ステッチサイクル毎に選択的
に出没するようになっている。上段のヘッド39aと上
段の切り欠き40aは、ニードルガイドバー18が最上
点に達しニードルホルダー23の上端がストッパーバー
19に当たって停止した時点において向き合う位置に設
定されており、下段の切り欠き40bは、その停止した
状態において、下段のヘッド39bの下側に位置するよ
うに設定されている。
【0019】このため、上段のヘッド39aがエアーシ
リンダー24aに押し出されるときは、それが直ちに上
段の切り欠き40aに係合し、ニードル41aが降下し
て基布46に深く差し込まれてカットルーパー42と協
働可能となる。一方、下段のヘッド39bがエアーシリ
ンダー24bに押し出されるときは、ニードルガイドバ
ー18と共に下段のヘッド39bが一定距離、即ち、上
段の切り欠き40aと下段の切り欠き40bの間隔分だ
け降下してから、その下段のヘッド39bが下段の切り
欠き40bに係合してニードル41bが降下する。この
場合は、下段のヘッド39bが下段の切り欠き40bに
係合するまでニードルガイドバー18が降下した分だけ
ニードル41bの基布への差し込み深さが浅くなる。従
って、下段のヘッド39bがエアーシリンダー24bに
押し出されるときは、ニードル41bが上側のループル
ーパー52とだけ協働可能となる。そして、上下何れの
ヘッド39a・39bもエアーシリンダー40a・40
bに押し出されない場合、ニードルホルダー23はニー
ドルガイドバー18に係合せず、従って、ニードル41
は基布に差し込まれない。かくして本発明(請求項3)
によれば、パイルの形態がカットパイルとループパイル
に択一的に選定されるとしても、先願発明と同様に多彩
なパターンがパイル面に描出されることになる。
リンダー24aに押し出されるときは、それが直ちに上
段の切り欠き40aに係合し、ニードル41aが降下し
て基布46に深く差し込まれてカットルーパー42と協
働可能となる。一方、下段のヘッド39bがエアーシリ
ンダー24bに押し出されるときは、ニードルガイドバ
ー18と共に下段のヘッド39bが一定距離、即ち、上
段の切り欠き40aと下段の切り欠き40bの間隔分だ
け降下してから、その下段のヘッド39bが下段の切り
欠き40bに係合してニードル41bが降下する。この
場合は、下段のヘッド39bが下段の切り欠き40bに
係合するまでニードルガイドバー18が降下した分だけ
ニードル41bの基布への差し込み深さが浅くなる。従
って、下段のヘッド39bがエアーシリンダー24bに
押し出されるときは、ニードル41bが上側のループル
ーパー52とだけ協働可能となる。そして、上下何れの
ヘッド39a・39bもエアーシリンダー40a・40
bに押し出されない場合、ニードルホルダー23はニー
ドルガイドバー18に係合せず、従って、ニードル41
は基布に差し込まれない。かくして本発明(請求項3)
によれば、パイルの形態がカットパイルとループパイル
に択一的に選定されるとしても、先願発明と同様に多彩
なパターンがパイル面に描出されることになる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、カットルーパー42と
ループルーパー52の2種類のルーパーが、1本のニー
ドル41に対して、ループルーパー52がカットルーパ
ー42の上側で協働し、カットルーパー42がループル
ーパー52の下側で協働するように設定され、その1本
のニードル41は、そのループルーパー52とだけ協働
するか、又は、カットルーパー42と協働するように、
各ステッチサイクル毎に基布への差し込み深さを変えて
駆動される。
ループルーパー52の2種類のルーパーが、1本のニー
ドル41に対して、ループルーパー52がカットルーパ
ー42の上側で協働し、カットルーパー42がループル
ーパー52の下側で協働するように設定され、その1本
のニードル41は、そのループルーパー52とだけ協働
するか、又は、カットルーパー42と協働するように、
各ステッチサイクル毎に基布への差し込み深さを変えて
駆動される。
【0021】その結果、その一本のニードル41bがル
ープルーパー52とだけ協働するときは、ループパイル
47が植設される。一方、その一本のニードル41aが
深く差し込まれてループルーパー52とカットルーパー
42の双方と協働する場合、基布に差し込まれたパイル
糸49の形成するパイル糸ループ50の下端が下側のカ
ットルーパー42に引っ掛けられるものの、ループルー
パー52は、その下端がカットルーパー42に引っ掛け
られ上端が基布46に係止されるパイル糸ループ50の
真ん中に単に押し込まれるだけの恰好になる。そして、
そのループルーパー52は、次のステッチサイクルの動
作に移るために後退するときパイル糸ループ50から抜
け出し、パイル糸ループ50は、カットルーパー42に
引っ掛かったままの状態になるので、カットルーパー4
2とナイフ43との剪断作用を受けてカットパイル48
を形成することになる。かくして、1本のニードルによ
ってループパイル47とカットパイル48が選択的に植
設されることになる。
ープルーパー52とだけ協働するときは、ループパイル
47が植設される。一方、その一本のニードル41aが
深く差し込まれてループルーパー52とカットルーパー
42の双方と協働する場合、基布に差し込まれたパイル
糸49の形成するパイル糸ループ50の下端が下側のカ
ットルーパー42に引っ掛けられるものの、ループルー
パー52は、その下端がカットルーパー42に引っ掛け
られ上端が基布46に係止されるパイル糸ループ50の
真ん中に単に押し込まれるだけの恰好になる。そして、
そのループルーパー52は、次のステッチサイクルの動
作に移るために後退するときパイル糸ループ50から抜
け出し、パイル糸ループ50は、カットルーパー42に
引っ掛かったままの状態になるので、カットルーパー4
2とナイフ43との剪断作用を受けてカットパイル48
を形成することになる。かくして、1本のニードルによ
ってループパイル47とカットパイル48が選択的に植
設されることになる。
【0022】本発明では、そのループパイル47を、先
端を基布の搬送方向に逆向きに向けたカット・ループ・
ルーパーによってではなく、先端を基布の搬送方向に向
けたレベルループパイル布帛用のループルーパー52か
らパイル糸ループ50を極自然に外して形成するので、
ループパイル47が連続形成されるときでも、そのパイ
ル長が均一に揃い、カットパイルとループパイルによっ
て図柄が描かれ、そのループパイル面が平滑で綺麗なタ
フテッドパイル布帛が得られる。
端を基布の搬送方向に逆向きに向けたカット・ループ・
ルーパーによってではなく、先端を基布の搬送方向に向
けたレベルループパイル布帛用のループルーパー52か
らパイル糸ループ50を極自然に外して形成するので、
ループパイル47が連続形成されるときでも、そのパイ
ル長が均一に揃い、カットパイルとループパイルによっ
て図柄が描かれ、そのループパイル面が平滑で綺麗なタ
フテッドパイル布帛が得られる。
【図1】本発明に係るタフテッド機の要部斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明に係るタフテッド機の要部斜視図であ
る。
る。
【図3】従来のタフテッド機の要部斜視図である。
【符号の説明】 11 水平シャフト 12 縦長スライダー 13 円弧カム 14 水平スライダー 15 サーボモーター 16 センサー 17 基布送出ロール 18 ニードルガイドバー 19 ストッパーバー 20・21・22 ガイドバー 23 ニードルホルダー 24 エアーシリンダー 25 パターン制禦装置 26 垂直ガイド溝 27 垂直シャフト 28 垂直スライダー 29 アングル 30 コイルバネ 31・32・33 ヤーンガイド 34・35 孔 36 プッシュロッド 37 ブラケット 38 蟻溝 39 ヘッド 40 切り欠き 41 ニードル 42 カットルーパー 43 ナイフ 44 センサー 45 パターン 46 基布 47 ループパイル 48 カットパイル 49 パイル糸 50 パイル糸ループ 51 ニードルバー 52 ループルーパー 53 スリット 54 エアーシリンダー 55 ニードルホルダー
Claims (3)
- 【請求項1】 1本のニードルと協働する先端を基布の
搬送方向に向けたループルーパーと、先端を基布の搬送
方向の逆方向に向けたカットルーパーとの2種類のルー
パーを具備し、ループルーパーの先端がカットルーパー
の先端よりも基布に接近した位置に設定されており、基
布に差し込まれるニードルの昇降移動距離をステッチサ
イクル毎に加減する差込深さ加減装置を具備するタフテ
ッド機。 - 【請求項2】 1本のニードルと協働する先端を基布の
搬送方向に向けたループルーパーと、先端を基布の搬送
方向の逆方向に向けたカットルーパーとの2種類のルー
パーを具備し、ループルーパーの先端がカットルーパー
の先端よりも基布に接近した位置に設定されており、基
布に向けて昇降移動するニードルバーにニードルが基布
に向けて昇降可能に搭載されており、ニードルバーから
基布に向けてニードルをステッチサイクル毎に選択的に
昇降駆動する昇降選択装置を具備するタフテッド機。 - 【請求項3】 1本のニードルと協働する先端を基布の
搬送方向に向けたループルーパーと、先端を基布の搬送
方向の逆方向に向けたカットルーパーとの2種類のルー
パーを具備し、ループルーパーの先端がカットルーパー
の先端よりも基布に接近した位置に設定されており、機
幅方向に続くガイドバーに、基布に向けて昇降自在に多
数取り付けられたニードルホルダーに、先端を基布に向
けてニードルが取り付けられており、ニードルガイドが
ニードルホルダーに沿って基布に向けて昇降駆動されて
おり、その昇降方向における異なる箇所に、ニードルガ
イドバーとニードルホルダーのそれぞれに雌雄対応して
係合する雌雄2組の係合部が設けられており、それら2
組の係合部をステッチサイクル毎に選択的に係脱する係
脱選択装置を具備するタフテッド機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10036398A JPH11279928A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | タフテッド機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10036398A JPH11279928A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | タフテッド機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11279928A true JPH11279928A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14271997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10036398A Pending JPH11279928A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | タフテッド機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11279928A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101824711A (zh) * | 2010-06-01 | 2010-09-08 | 陈维创 | 绣毯装置 |
| CN102505382A (zh) * | 2011-11-23 | 2012-06-20 | 陈维创 | 勾剪线一体化加工装置 |
| CN102677410A (zh) * | 2012-05-16 | 2012-09-19 | 广东大洋地毯机械设备厂有限公司 | 簇绒枪刺机械手的自动换枪机构 |
| CN105887377A (zh) * | 2016-05-23 | 2016-08-24 | 浙江大达家居用品有限公司 | 一种簇绒机的勾绒刀 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10036398A patent/JPH11279928A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101824711A (zh) * | 2010-06-01 | 2010-09-08 | 陈维创 | 绣毯装置 |
| CN102505382A (zh) * | 2011-11-23 | 2012-06-20 | 陈维创 | 勾剪线一体化加工装置 |
| CN102677410A (zh) * | 2012-05-16 | 2012-09-19 | 广东大洋地毯机械设备厂有限公司 | 簇绒枪刺机械手的自动换枪机构 |
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