JPH11281402A - 波形整形回路、回転検出装置及び回転検出方法 - Google Patents

波形整形回路、回転検出装置及び回転検出方法

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JPH11281402A
JPH11281402A JP10087218A JP8721898A JPH11281402A JP H11281402 A JPH11281402 A JP H11281402A JP 10087218 A JP10087218 A JP 10087218A JP 8721898 A JP8721898 A JP 8721898A JP H11281402 A JPH11281402 A JP H11281402A
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JP
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signal
detection
level
peak hold
peak
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Application number
JP10087218A
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Inventor
Motomu Hayakawa
求 早川
Akira Shinpo
晃 真保
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Electric Clocks (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調整工程を設けず、経時変化の影響を受ける
ことなく、より高精度で回転方向及び回転角度を検出す
る。 【解決手段】 初期動作時においては所定の信号レベル
に基づいて、また、初期動作時を除く動作状態では各検
出信号に対応するそれぞれ二つのピークホールド信号に
基づいて、第1基準レベル信号SREF1及び第2基準レベ
ル信号SREF2を生成し、第1検出信号A及び第2検出信
号の波形整形を行うので、波形整形を行う第1基準信号
レベルSREF1及び第2基準信号レベルSREF2を自動的に
最適な値とすることができ、調整工程を設けることな
く、経時変化の影響も低減して、確実に回転方向及び回
転角度を検出することが可能となる。さらに初期動作状
態においては、ピークホールド信号のサンプリング周波
数を高くするので、より迅速に第1基準信号レベルSRE
F1及び第2基準信号レベルSREF2を自動的に最適な値と
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波形整形回路、回
転検出装置及び回転検出方法に係り、特に、回転体を用
いて情報を入力することが可能な情報処理装置に用いら
れ、回転方向及び回転角度を検出するために用いられる
波形整形回路、回転検出装置及び回転検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、腕時計などの小型機器のモード切
替装置や時刻修正装置などとして、図21に示すような
回転ベゼルBZを使用したものが知られている。これら
の装置は、メカニカルスイッチを回転ベゼルBZの動作
により切り替えるものであり、例えば、腕時計の胴にピ
ンを貫通させて、このピンで回路バネを押すことによっ
てモードの切り替えを行う装置がある。この装置では、
ピンが回転ベゼルBZの裏側の面に係合されており、使
用者が回転ベゼルBZを回転させてピンの位置を移動さ
せることにより複数の回路の切り替えを行うようになっ
ている。また、卓上テープ印字装置などでは、ロータリ
ースイッチを使用する回転式文字入力装置が用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
なピン等のメカニカルスイッチを回転ベゼルの回転動作
により切り替える構成の入力装置で、文字入力のように
数十個にもおよぶ多数の回路の切り替えを行うには構造
が複雑となるため、装置が大がかりなものになってしま
い、腕時計などの小型携帯情報機器などに搭載すること
は困難であるという問題点があった。
【0004】また、上述した回転式文字入力装置には、
小型・薄型化されているものがなく、腕時計型などの小
型情報処理装置には搭載されていなかった。さらに他種
類の文字入力を行う回転式文字入力装置を腕時計などの
小型携帯情報器に搭載した場合を想定すると、装置構成
が簡単で、経時変化の影響を受けずに、高精度で回転位
置を検出し、正確に文字を入力することが可能な装置が
望まれる。
【0005】さらにまた、回転検出を光エンコーダで行
う場合を想定すると、光センサ(発光ダイオード+フォ
トダイオード)の出力信号の波形整形を行う波形整形回
路を設ける必要があるが、この波形整形回路において、
光センサの出力レベルの個体差及び経時変化の影響を受
けないように構成できれば、出荷時の出力レベル調整工
程を省略でき、製造コストを低減できるとともに、メン
テナンスフリーの回転位置検出装置を構成することがで
きる。
【0006】そこで、本発明の第1の目的は、光センサ
の個体差及び経時変化の影響を受けることなく、より高
精度な波形整形を行うことが可能な波形整形回路及び波
形整形方法並びにより高精度で回転方向及び回転角度を
検出することが可能な検出装置及び回転検出方法を提供
することにある。また、本発明の第2の目的は、光セン
サの出力信号の波形整形を行うに際し、迅速に基準レベ
ル信号(スレッショルド信号)を設定することができる
波形整形回路、回転検出装置、波形整形方法及び回転検
出方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、初期状態において所定の信
号レベルを保持するとともに、入力信号の正ピーク信号
レベルを第1ピークホールド信号として保持する第1ピ
ークホールド手段と、初期状態において前記所定の信号
レベルを保持するとともに、前記入力信号の負ピーク信
号レベルを第2ピークホールド信号として保持する第2
ピークホールド手段と、前記第1ピークホールド信号及
び前記第2ピークホールド信号に基づいて、基準レベル
信号を生成し出力する基準レベル信号生成手段と、前記
入力信号を前記基準レベル信号と比較することにより前
記入力信号の波形整形を行って波形整形信号として出力
する波形整形手段と、を備えたことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記第1ピークホールド手段は、所定周期
を有するタイミングにおいてサンプリングを行い前記入
力信号の信号レベルを前記第1ピークホールド信号とし
て保持し、前記第2ピークホールド手段は、所定周期を
有するタイミングにおいてサンプリングを行い前記入力
信号の信号レベルを前記第2ピークホールド信号として
保持する、ことを特徴としている。
【0009】請求項3記載の構成は、請求項2記載の構
成において、前記タイミングの周期は、動作開始時から
所定時間の間、前記所定時間経過後おける前記タイミン
グの周期よりも短く設定される、ことを特徴としてい
る。
【0010】請求項4記載の構成は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の構成において、前記初期状態
において保持される前記所定の信号レベルは、想定され
る前記入力信号のうち最も信号レベルが低い前記入力信
号の最大信号レベルと、想定される前記入力信号の信号
レベルのうち最も信号レベルが高い前記入力信号の最小
信号レベルと、の間の信号レベルに設定される、ことを
特徴としている。
【0011】請求項5記載の構成は、初期状態において
所定の信号レベルを保持するとともに、入力信号の正ピ
ーク信号レベルを第1ピークホールド信号として保持す
る第1ピークデテクタと、初期状態において前記所定の
信号レベルを保持するとともに、前記入力信号の負ピー
ク信号レベルを第2ピークホールド信号として保持する
第2ピークデテクタと、前記第1ピークホールド信号及
び前記第2ピークホールド信号に基づいて、基準レベル
信号を生成し出力する基準レベル信号生成回路と、前記
入力信号を前記基準レベル信号と比較することにより前
記入力信号の波形整形を行って波形整形信号として出力
するコンパレータと、を備えたことを特徴としている。
【0012】請求項6記載の構成は、吸収領域と反射領
域とを有する所定の光学パターンが形成された反射部材
と、前記反射部材に第1検出光を照射し、前記反射部材
により反射された前記第1検出光を受光して前記光学パ
ターンに対応する第1検出信号を出力する第1検出手段
と、前記第1検出手段と回転中心に対して所定角度離間
して配設され、前記反射部材に第2検出光を照射し、反
射された前記第2検出光を受光して前記光学パターンに
対応する第2検出信号を出力する第2検出手段と、初期
状態において所定の第1信号レベルを保持するととも
に、前記第1検出信号の正ピーク信号レベルを第1ピー
クホールド信号として保持する第1ピークホールド手段
と、初期状態において所定の第1信号レベルを保持する
とともに、前記第1検出信号の負ピーク信号レベルを第
2ピークホールド信号として保持する第2ピークホール
ド手段と、前記第1ピークホールド信号及び前記第2ピ
ークホールド信号に基づいて、第1基準レベル信号を生
成し出力する第1基準レベル信号生成手段と、前記第1
検出信号を前記第1基準レベル信号と比較することによ
り前記第1検出信号の波形整形を行って波形整形信号と
して出力する第1波形整形手段と、初期状態において所
定の第2信号レベルを保持するとともに、前記第2検出
信号の正ピーク信号レベルを第3ピークホールド信号と
して保持する第3ピークホールド手段と、初期状態にお
いて所定の第2信号レベルを保持するとともに、前記第
2検出信号の負ピーク信号レベルを第4ピークホールド
信号として保持する第4ピークホールド手段と、前記第
3ピークホールド信号及び前記第4ピークホールド信号
に基づいて、第2基準レベル信号を生成し出力する第2
基準レベル信号生成手段と、前記第2検出信号を前記第
2基準レベル信号と比較することにより前記第2検出信
号の波形整形を行って第2波形整形信号として出力する
第2波形整形手段と、前記第1波形整形信号及び前記第
2波形整形信号に基づいて前記反射部材の前記第1検出
手段及び前記第2検出手段に対する相対的な回転方向及
び回転角度を算出する信号処理手段と、を備えたことを
特徴としている。
【0013】請求項7記載の構成は、吸収領域と透過領
域とを有する所定の光学パターンが形成された光透過部
材と、前記光透過部材に第1検出光を照射し、前記光透
過部材を透過した前記第1検出光を受光して前記光学パ
ターンに対応する第1検出信号を出力する第1検出手段
と、前記第1検出手段と回転中心に対して所定角度離間
して配設され、前記光透過部材に第2検出光を照射し、
前記光透過部材を透過した前記第2検出光を受光して前
記光学パターンに対応する第2検出信号を出力する第2
検出手段と、初期状態において所定の第1信号レベルを
保持するとともに、前記第1検出信号の正ピーク信号レ
ベルを第1ピークホールド信号として保持する第1ピー
クホールド手段と、初期状態において所定の第1信号レ
ベルを保持するとともに、前記第1検出信号の負ピーク
信号レベルを第2ピークホールド信号として保持する第
2ピークホールド手段と、前記第1ピークホールド信号
及び前記第2ピークホールド信号に基づいて、第1基準
レベル信号を生成し出力する第1基準レベル信号生成手
段と、前記第1検出信号を前記第1基準レベル信号と比
較することにより前記第1検出信号の波形整形を行って
波形整形信号として出力する第1波形整形手段と、初期
状態において所定の第2信号レベルを保持するととも
に、前記第2検出信号の正ピーク信号レベルを第3ピー
クホールド信号として保持する第3ピークホールド手段
と、初期状態において所定の第2信号レベルを保持する
とともに、前記第2検出信号の負ピーク信号レベルを第
4ピークホールド信号として保持する第4ピークホール
ド手段と、前記第3ピークホールド信号及び前記第4ピ
ークホールド信号に基づいて、第2基準レベル信号を生
成し出力する第2基準レベル信号生成手段と、前記第2
検出信号を前記第2基準レベル信号と比較することによ
り前記第2検出信号の波形整形を行って第2波形整形信
号として出力する第2波形整形手段と、前記第1波形整
形信号及び前記第2波形整形信号に基づいて前記反射部
材の前記第1検出手段及び前記第2検出手段に対する相
対的な回転方向及び回転角度を算出する信号処理手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0014】請求項8記載の構成は、請求項6または請
求項7記載の構成において、前記第1ピークホールド手
段は、所定第1周期を有するタイミングにおいてサンプ
リングを行い前記第1検出信号の信号レベルを前記第1
ピークホールド信号として保持し、前記第2ピークホー
ルド手段は、所定第1周期を有するタイミングにおいて
サンプリングを行い前記第1検出信号の信号レベルを前
記第2ピークホールド信号として保持し、前記第3ピー
クホールド手段は、所定第2周期を有するタイミングに
おいてサンプリングを行い前記第2検出信号の信号レベ
ルを前記第3ピークホールド信号として保持し、前記第
4ピークホールド手段は、所定第2周期を有するタイミ
ングにおいてサンプリングを行い前記第2検出信号の信
号レベルを前記第4ピークホールド信号として保持す
る、ことを特徴としている。
【0015】請求項9記載の構成は、請求項8記載の構
成において、前記第1周期は、動作開始時から所定時間
の間、前記所定時間経過後における前記第1周期よりも
短く設定され、前記第2周期は、動作開始時から所定時
間の間、前記所定時間経過後における前記第2周期より
も短く設定される、ことを特徴としている。
【0016】請求項10記載の構成は、請求項6ないし
請求項9のいずれかに記載の構成において、前記初期状
態において保持される前記所定の第1信号レベルは、想
定される前記第1検出信号のうち最も信号レベルが低い
前記第1検出信号の最大信号レベルと、想定される前記
第1検出信号のうち最も信号レベルが高い前記第1検出
信号の最小信号レベルと、の間の信号レベルに設定さ
れ、前記初期状態において保持される前記所定の第2信
号レベルは、想定される前記第2検出信号のうち最も信
号レベルが低い前記第2検出信号の最大信号レベルと、
想定される前記第2検出信号のうち最も信号レベルが高
い前記第2検出信号の最小信号レベルと、の間の信号レ
ベルに設定される、ことを特徴としている。
【0017】請求項11記載の構成は、請求項6ないし
請求項10のいずれかに記載の構成において、前記第1
基準レベル信号生成手段は、前記第1ピークホールド信
号及び前記第2ピークホールド信号の電圧差を所定の第
1分圧比で分圧して前記第1基準レベル信号を生成し、
前記第2基準レベル信号生成手段は、前記第3ピークホ
ールド信号及び前記第4ピークホールド信号の電圧差を
所定の第2分圧比で分圧して前記第2基準レベル信号を
生成する、ことを特徴としている。
【0018】請求項12記載の構成は、請求項6ないし
請求項11のいずれかに記載の構成において、前記光学
パターンを前記第1検出手段及び前記第2検出手段に対
して相対的に回転させた場合に出力される前記第1検出
信号の位相と前記第2検出信号の位相とが1/4波長ず
れるように前記第1検出手段と前記第2検出手段との間
の離間角度を設定したことを特徴としている。
【0019】請求項13記載の構成は、請求項6ないし
請求項11のいずれかに記載の構成において、前記光学
パターンは、前記吸収領域と、前記反射領域あるいは前
記透過領域とが、前記回転中心を中心とした角度θ2が
360/n[゜](nは偶数)となるように交互に形成
され、前記第1検出手段または前記第2検出手段のそれ
ぞれと、前記回転中心とを結ぶ線がなす角度θ1が θ1=(θ2×m)+θ2/2 (ただし、mは整数 ) とされていることを特徴としている。
【0020】請求項14記載の構成は、請求項6記載の
構成において、前記反射部材は、円環状の回転ベゼルに
形成されており、前記第1検出手段及び前記第2検出手
段は、使用者の手首に巻き付けることが可能なバンド部
を有し、前記回転ベゼルが回転可能の取り付けられる腕
時計型本体側に形成されていることを特徴としている。
【0021】請求項15記載の構成は、吸収領域と反射
領域とを有する所定の光学パターンが形成された反射部
材と、前記反射部材に第1検出光を照射し、前記反射部
材により反射された前記第1検出光を受光して前記光学
パターンに対応する第1検出信号を出力する第1光セン
サと、前記第1検出手段と回転中心に対して所定角度離
間して配設され、前記反射部材に第2検出光を照射し、
反射された前記第2検出光を受光して前記光学パターン
に対応する第2検出信号を出力する第2光センサと、初
期状態において所定の第1信号レベルを保持するととも
に、前記第1検出信号の正ピーク信号レベルを第1ピー
クホールド信号として保持する第1ピークデテクタと、
初期状態において所定の第1信号レベルを保持するとと
もに、前記第1検出信号の負ピーク信号レベルを第2ピ
ークホールド信号として保持する第2ピークデテクタ
と、前記第1ピークホールド信号及び前記第2ピークホ
ールド信号に基づいて、第1基準レベル信号を生成し出
力する第1基準レベル信号生成回路と、前記第1検出信
号を前記第1基準レベル信号と比較することにより前記
第1検出信号の波形整形を行って波形整形信号として出
力する第1コンパレータと、初期状態において所定の第
2信号レベルを保持するとともに、前記第2検出信号の
正ピーク信号レベルを第3ピークホールド信号として保
持する第3ピークデテクタと、初期状態において所定の
第2信号レベルを保持するとともに、前記第2検出信号
の負ピーク信号レベルを第4ピークホールド信号として
保持する第4ピークデテクタと、前記第3ピークホール
ド信号及び前記第4ピークホールド信号に基づいて、第
2基準レベル信号を生成し出力する第2基準レベル信号
生成回路と、前記第2検出信号を前記第2基準レベル信
号と比較することにより前記第2検出信号の波形整形を
行って第2波形整形信号として出力する第2コンパレー
タと、前記第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミン
グに前記第2波形整形信号のサンプリングを行って第1
サンプリングデータを得るとともに、前記第2波形整形
信号の信号レベル遷移タイミングに前記第1波形整形信
号のサンプリングを行って第2サンプリングデータを
得、前記第1サンプリングデータ及び前記第2サンプリ
ングデータに基づいて前記反射部材の前記第1検出手段
及び前記第2検出手段に対する相対的な回転方向及び回
転角度を算出する信号処理回路と、を備えたことを特徴
としている。
【0022】請求項16記載の構成は、吸収領域と反射
領域とを有する所定の光学パターンが形成された反射部
材に第1検出光を照射し、前記反射部材により反射され
た前記第1検出光を受光して前記光学パターンに対応す
る第1検出信号を出力する第1検出工程と、前記第1検
出光の照射位置と、回転中心に対して所定角度離間した
位置に第2検出光を照射し、反射された前記第2検出光
を受光して前記光学パターンに対応する第2検出信号を
出力する第2検出工程と、初期状態において所定の第1
信号レベルを保持するとともに、前記第1検出信号の正
ピーク信号レベルを第1ピークホールド信号として保持
する第1ピークホールド工程と、初期状態において所定
の第1信号レベルを保持するとともに、前記第1検出信
号の負ピーク信号レベルを第2ピークホールド信号とし
て保持する第2ピークホールド工程と、前記第1ピーク
ホールド信号及び前記第2ピークホールド信号に基づい
て、第1基準レベル信号を生成し出力する第1基準レベ
ル信号生成工程と、前記第1検出信号を前記第1基準レ
ベル信号と比較することにより前記第1検出信号の波形
整形を行って波形整形信号として出力する第1波形整形
工程と、初期状態において所定の第2信号レベルを保持
するとともに、前記第2検出信号の正ピーク信号レベル
を第3ピークホールド信号として保持する第3ピークホ
ールド工程と、初期状態において所定の第2信号レベル
を保持するとともに、前記第2検出信号の負ピーク信号
レベルを第4ピークホールド信号として保持する第4ピ
ークホールド手段と、前記第3ピークホールド信号及び
前記第4ピークホールド信号に基づいて、第2基準レベ
ル信号を生成し出力する第2基準レベル信号生成工程
と、前記第2検出信号を前記第2基準レベル信号と比較
することにより前記第2検出信号の波形整形を行って第
2波形整形信号として出力する第2波形整形工程と、前
記第1波形整形信号及び前記第2波形整形信号に基づい
て前記反射部材の前記第1検出手段及び前記第2検出手
段に対する相対的な回転方向及び回転角度を算出する信
号処理工程と、を備えたことを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態について説明する。 [1] 実施形態 [1.1] 実施形態の構成 [1.1.1] 腕時計型データ情報処理装置の構成 図1に本発明の回転検出装置を有する腕時計型データ情
報処理装置の正面図を示す。腕時計型情報処理装置10
0の本体101の上部(紙面手前側)には、円環状に形
成された回転ベゼル102が本体101に対して摺動可
能に配置されている。また、回転ベゼル102の上面に
は、等間隔に「ア、イ、ウ、……、9、:、〜」の文字
等が印刷等により形成されている。回転ベゼル102の
内周側には、カバーガラス103が配設されており、こ
のカバーガラス103の下面側(紙面奥側)に、腕時計
型情報処理装置100に入力された情報等が表示される
表示部104が配設されている。表示部104の図面上
側には回転ベゼル102上に形成された文字等の1つを
指示する指示マーク110が印刷等により形成されてい
る。また、本体101の周囲には、確定スイッチ10
5、削除スイッチ106、濁点スイッチ107および原
点スイッチ108がそれぞれ配設されている。なお、こ
れらのスイッチは、カバーガラス103上に設けるよう
にしてもよい。
【0024】図2に腕時計型情報処理装置100から回
転ベゼル102を取り外した状態を示す。図2に示すよ
うに、本体101には孔31a,31bが形成されてお
り、この孔31a,31b内に第1検出手段として機能
する第1センサユニット32と第2検出手段として機能
する第2センサユニット33とがそれぞれ配置されてい
る。この場合において、第1センサユニット32と回転
ベゼル102の回転中心Oとを結ぶ線と、第2センサユ
ニット33と回転中心Oとを結ぶ線とが角度θ1を形成
するように第1センサユニット32および第2センサユ
ニット33がそれぞれ配置されている。また、第1セン
サユニット32は、上述した指示マーク110が指示す
る文字等(図2の場合「ア」)の下方(図2の紙面奥
側)に配置されている。なお、角度θ1については後述
する。
【0025】図3に、図2のIV−IV線に沿って視た図を
示す。図3に示すように、回転ベゼル102の下面に
は、回転ベゼル102の上面に形成された文字等に対応
する位置に光学パターン41が形成されている。この光
学パターン41が形成された面の下方にはセンサーカバ
ーガラス42が本体101に取り付けられている。この
とき、本体101とセンサカバーガラス42の間にはパ
ッキン43が配設されており、これによりセンサカバー
ガラス42の下部への水等の侵入を防止することができ
る。センサカバーガラス42の下方には、第1センサユ
ニット32が配設されている。第1センサユニット32
は、LED(Light Emitting Diode)44と、フォトダ
イオード45と、LED44とフォトダイオード45と
の間に配置される遮光板44aと、基板46とから構成
されており、LED44が光学パターン41に向けて第
1検出光L1を射出、照射し、その反射光をフォトダイ
オード45が受光し、受光した第1検出光L1に基づい
て第1検出信号Aを生成する。同様に第2センサユニッ
ト33は、LED46(図7参照)と、フォトダイオー
ド47(図7参照)と、LED46とフォトダイオード
47との間に配置される遮光板と、基板とから構成され
ており、LED46が光学パターン41に向けて第2検
出光L2を射出、照射し、その反射光をフォトダイオー
ド47が受光し、受光した第2検出光L2に基づいて第
2検出信号Bを生成する。このように第1センサユニッ
ト32の生成した第1検出信号A及び第2センサユニッ
ト33が生成した第2検出信号Bが後述する情報処理部
81(図6参照)によってカウントされ、これにより回
転ベゼル102の回転角度及び回転っ方向を検出してい
る。
【0026】第1センサユニット32の基板46の下側
には、接点バネ47が設けられており、この接点バネ4
7により第1センサユニット32及び第2センサユニッ
ト33と腕時計型情報処理装置100のCPU等が電気
的に接続されている。なお、接点バネ47の代わりにリ
ード線を設けるようにしてもよい。図2および図3に示
すように、本体101の上部には、円周上に溝34が形
成されている。一方、図3に示すように回転ベゼル10
2の下面には、下側に突出する突条46が形成されてお
り、この突条46が溝34に摺動可能に嵌合されてい
る。また、回転ベゼル102の図中右側の側面と本体1
01との間にはOリング47が配置されており、これに
より腕時計型情報処理装置100内部への水や光などの
侵入を防止している。
【0027】[1.1.2] 光学パターンについて 次に、光学パターン41について説明する。図4は、反
射部材として機能する回転ベゼル102の下面を示す図
である。光学パターン41は、図4に示すように、LE
D44の照射する光を吸収する吸収領域41aとLED
44の光を反射する反射領域41bとが交互に形成され
ている。このとき、吸収領域41aと反射領域41bと
は、回転中心Oを中心とした角度θ2毎に形成されてい
る。この場合において、上述した回転ベゼル102の上
面に形成された文字等がn個(nは偶数)の場合には、
θ2=360/n[゜]となる。
【0028】第1センサユニット32は、使用者が回転
ベゼル102を回転させたときに、図5(a)に示す光
学パターン41の吸収領域41aと反射領域41bとを
交互に読み取ることにより、図5(b)に示すような略
正弦波形を有する第1検出信号Aを生成することができ
る。一方、第2センサユニット33も同様に、図5
(c)に示すような略正弦波形を有する第2検出信号B
を生成することとなる。この場合において、第1検出信
号Aと第2検出信号Bの位相は、後に詳述するように、
1/4波長だけずれるように吸収領域41a及び反射領
域41b並びに第1センサユニット32及び第2センサ
ユニット33の配置が設定されている。
【0029】[1.1.3] センサユニットの配置 次に、第1センサユニット32と第2センサユニット3
3との間の角度θ2について説明する。本実施形態で
は、 θ1=(θ2×m)+θ2/2 (ただし、mは整数) となるように第1センサユニット32および第2センサ
ユニット33が配置されている。これにより、回転ベゼ
ル102が使用者により回転させられた場合には、第1
センサユニット32が生成する第1検出信号Aと第2セ
ンサユニット33が生成する第2検出信号Bに1/4の
位相差が生じることになる。
【0030】図5に示すように、回転ベゼル102を時
計回りに回転させた場合には、第2センサユニット33
の生成する第2検出信号Bに第1センサユニット32の
生成する第1検出信号Aより1/4の位相進みが生じ、
回転ベゼル102を反時計回りに回転させた場合には、
第2センサユニット33の生成するパルス信号に第1セ
ンサユニット32の生成するパルス信号より1/4の位
相遅れが生じることになる。このような位相遅れ・位相
進みを検知することによって後述するように回転ベゼル
102の回転方向を検出することが可能となっている。
【0031】[1.1.4] 機能構成 次に、上述のように検出された回転ベゼル102の回転
角度および回転方向から文字等の情報を生成して表示部
104に表示し、情報を格納する機能構成について図6
を用いて説明する。情報処理部111は、パルス数カウ
ンタ及び正/逆反転検出部を有しており、第1センサユ
ニット32が生成する第1検出信号Aおよび第2センサ
ユニット33が生成する第2検出信号Bに基づいて情報
データを生成し、ユーザにより確定された情報データの
メモリ113への格納を行うものである。このとき、情
報処理部111は、回転ベゼル102の回転位置に対応
した情報データが記憶された情報テーブル112を参照
することにより情報信号を生成する。このようにして生
成された情報信号に基づいてキャラクタージェネレータ
114が表示部104に文字等の情報を表示する。
【0032】原点スイッチ108は、腕時計型情報処理
装置100を情報入力状態に切り替えるものであり、原
点スイッチ108がオンされると、情報処理部81のパ
ルス数カウンタが0にリセットされ、第1センサユニッ
ト32および第2センサユニット33により回転ベゼル
102の回転角度および回転方向の検出を開始するよう
になっている。確定スイッチ105、削除スイッチ10
6は、情報処理部81において生成された情報データを
それぞれ確定あるいは削除するものである。濁点スイッ
チ107は、情報処理部111において生成された情報
が仮名文字の場合には、濁点を付加するものである。ま
た、情報が英文字の場合には、濁点スイッチ107は小
文字と大文字とを切り替える機能を持っている。なお、
情報処理部111が生成する情報は文字情報に限らず、
改行などの文字編集や、この情報処理装置におけるモー
ド切換(例えば、時間表示モードと文字入力モードとを
切り換える)などの指令データを生成することも可能で
ある。この場合、情報テーブル112には、文字編集や
モード切換などの指令情報が回転ベゼル102の回転位
置に対応して記憶されており、検出された回転ベゼル1
02の回転位置に基づいて情報処理部81が指令データ
を生成することとなる。
【0033】[1.1.5] 情報処理部及びセンサユ
ニットの構成 [1.1.5.1] 情報処理部の原理説明 次に情報処理部111、第1センサユニット32及び第
2センサユニット33の構成の説明に先立ち、情報処理
部111の主要部の原理説明を行う。図7に情報処理部
111の主要部の原理説明図を示す。情報処理部111
は、電源電圧VDDを所定分圧比で分圧して所定の信号レ
ベル(第1信号レベル及び第2信号レベル相当)の初期
信号電圧VINITを生成する初期信号レベル生成回路PIN
ITと、初期状態において初期信号電圧VINITを保持する
とともに、第1センサユニット32の出力した第1検出
信号Aの正ピーク信号レベルを第1ピークホールド信号
SPH1として保持する第1ピークホールド回路PH1
と、初期状態において初期信号電圧VINITを保持すると
ともに、第1検出信号Aの負ピーク信号レベルを第2ピ
ークホールド信号SPH2として保持する第2ピークホー
ルド回路PH2と、第1ピークホールド信号SPH1及び
第2ピークホールド信号SPH2を分圧し、第1基準レベ
ル信号SR1を生成し出力する第1分圧回路SP1(第1
基準レベル信号生成手段相当)と、第1検出信号Aを第
1基準レベル信号SR1と比較することにより第1検出信
号Aの波形整形を行って波形整形信号SAとして出力す
る第1コンパレータCP1(第1波形整形手段相当)
と、初期状態において初期信号電圧VINITを保持すると
ともに、第2検出信号Bの正ピーク信号レベルを第3ピ
ークホールド信号SPH3として保持する第3ピークホー
ルドPH3と、初期状態において初期信号電圧VINITを
保持するとともに、第2検出信号Bの負ピーク信号レベ
ルを第4ピークホールド信号SPH4として保持する第4
ピークホールド回路PH4と、第3ピークホールド信号
SPH3及び第4ピークホールド信号SPH4を分圧し、第2
基準レベル信号SR2を生成し出力する第2分圧回路SP
2(第2基準レベル信号生成手段相当)と、第2検出信
号Bを第2基準レベル信号SR2と比較することにより第
2検出信号Bの波形整形を行って第2波形整形信号SB
として出力する第2コンパレータCP2(第2波形整形
手段相当)と、第1波形整形信号SAの信号レベル遷移
タイミングに第2波形整形信号SBのサンプリングを行
って第1サンプリングデータを得るとともに、第2波形
整形信号SBの信号レベル遷移タイミングに第1波形整
形信号SAのサンプリングを行って第2サンプリングデ
ータを得、第1サンプリングデータ及び第2サンプリン
グデータに基づいて光学パターンの第1センサユニット
32及び第2センサユニット33に対する相対的な回転
方向及び回転角度を算出する信号処理ユニットSPU
と、初期化信号INIT入力時に初期信号レベル生成回
路PINITを第1〜第4ピークホールド回路PH1〜PH
4を接続するとともに、第1センサユニット32を第1
ピークホールド回路PH1及び第2ピークホールド回路
PH2から切り離し、第2センサユニット33を第3ピ
ークホールド回路PH3及び第4ピークホールド回路P
H4から切り離すスイッチSW1〜SW4と、を備えて
構成されている。
【0034】本構成によれば、初期信号レベル生成回路
PINITは、電源電圧VDDを所定分圧比で分圧して所定の
信号レベル(第1信号レベル及び第2信号レベル相当)
の初期信号電圧VINITを生成する。そして、初期化信号
INITが入力されると、スイッチSW1〜SW4は、
初期信号レベル生成回路PINITを第1〜第4ピークホー
ルド回路PH1〜PH4を接続するとともに、第1セン
サユニット32を第1ピークホールド回路PH1及び第
2ピークホールド回路PH2から切り離し、第2センサ
ユニット33を第3ピークホールド回路PH3及び第4
ピークホールド回路PH4から切り離す。これにより、
第1ピークホールド回路PH1〜第4ピークホールド回
路PH4は、初期信号電圧VINITを保持する。これによ
り第1分圧回路SP1は、第1基準レベル信号SR1の電
圧として初期信号電圧VINITを第1コンパレータCP1
出力し、第2分圧回路SP2は、第2基準レベル信号S
R2として、初期信号電圧VINITを第2コンパレータCP
2に出力する。
【0035】これらの結果、第1コンパレータCP1
は、第1検出信号Aを第1基準レベル信号SR1、すなわ
ち、初期信号電圧VINITと比較することにより第1検出
信号Aの波形整形を行って波形整形信号SAとして出力
する。また、第2コンパレータCP2は、第2検出信号
Bを第2基準レベル信号SR2、すなわち、初期信号電圧
VINITと比較することにより第2検出信号Bの波形整形
を行って波形整形信号SBとして出力する。信号処理ユ
ニットSPUは、第1波形整形信号SAの信号レベル遷
移タイミングに第2波形整形信号SBのサンプリングを
行って第1サンプリングデータを得るとともに、第2波
形整形信号SBの信号レベル遷移タイミングに第1波形
整形信号SAのサンプリングを行って第2サンプリング
データを得、第1サンプリングデータ及び第2サンプリ
ングデータに基づいて光学パターンの第1センサユニッ
ト32及び第2センサユニット33に対する相対的な回
転方向及び回転角度を算出する。
【0036】従って、第1センサユニット32及び第2
センサユニット33の特性、より具体的には、第1検出
信号Aあるいは第2検出信号Bの電圧及び振幅の影響を
受けることなく、波形整形のための初期値(スレッショ
ルド電圧初期値)の設定を行え、調整工程を設けなくと
も、確実に正確な回転方向及び回転角度を算出すること
ができる。そして、初期化信号INITの入力が終了す
ると、スイッチSW1〜SW4は、初期信号レベル生成
回路PINITを第1〜第4ピークホールド回路PH1〜P
H4から切り離すとともに、第1センサユニット32を
第1ピークホールド回路PH1及び第2ピークホールド
回路PH2に接続し、第2センサユニット33を第3ピ
ークホールド回路PH3及び第4ピークホールド回路P
H4に接続する。これにより、第1ピークホールド回路
PH1は、第1センサユニット32の出力した第1検出
信号Aの正ピーク信号レベルを第1ピークホールド信号
SPH1として保持し、第2ピークホールド回路PH2
は、第1センサユニット32の出力した第1検出信号A
の負ピーク信号レベルを第2ピークホールド信号SPH2
として保持する。
【0037】一方、第3ピークホールド回路PH3は、
第2センサユニット33の出力した第2検出信号Bの正
ピーク信号レベルを第3ピークホールド信号SPH3とし
て保持し、第4ピークホールド回路PH4は、第2セン
サユニット33の出力した第2検出信号Bの負ピーク信
号レベルを第4ピークホールド信号SPH4として保持す
る。これにより第1分圧回路SP1は、第1ピークホー
ルド信号SPH1及び第2ピークホールド信号SPH2を分圧
し、第1基準レベル信号SR1として第1コンパレータC
P1に出力する。
【0038】また、第2分圧回路SP2は、第3ピーク
ホールド信号SPH3及び第4ピークホールド信号SPH4を
分圧し、第2基準レベル信号SR2として第2コンパレー
タCP2に出力する。これらの結果、第1コンパレータ
CP1は、第1検出信号Aを第1基準レベル信号SR1と
比較することにより第1検出信号Aの波形整形を行って
波形整形信号SAとして出力する。また、第2コンパレ
ータCP2は、第2検出信号Bを第2基準レベル信号S
R2と比較することにより第2検出信号Bの波形整形を行
って波形整形信号SBとして出力する。
【0039】信号処理ユニットSPUは、第1波形整形
信号SAの信号レベル遷移タイミングに第2波形整形信
号SBのサンプリングを行って第1サンプリングデータ
を得るとともに、第2波形整形信号SBの信号レベル遷
移タイミングに第1波形整形信号SAのサンプリングを
行って第2サンプリングデータを得、第1サンプリング
データ及び第2サンプリングデータに基づいて光学パタ
ーンの第1センサユニット32及び第2センサユニット
33に対する相対的な回転方向及び回転角度を算出する
こととなる。従って、第1センサユニット32及び第2
センサユニット33の特性、より具体的には、第1検出
信号Aあるいは第2検出信号Bの電圧及び振幅の影響を
受けることなく、回転方向及び回転角度を算出すること
ができるので、経時変化の影響を受けることなく回転方
向及び回転角度を算出することができる。
【0040】[1.1.5.2] 情報処理部及びセン
サユニットの具体的構成 次に情報処理部及びセンサユニットの具体的構成につい
て図8を参照して説明する。第1センサユニット32
は、第1検出光L1を射出するLED(Light Emitting
Diode)44と、光学パターン41により反射された第
1検出光L1を受光し、第1トランジスタQ1を介して
第1検出信号Aとして出力するフォトダイオード45
と、を備えて構成されている。また、第2センサユニッ
ト33も同様に第2検出光L2を射出するLED46
と、光学パターン41により反射された第2検出光L2
を受光し、第2トランジスタQ2を介して第2検出信号
Bとして出力するフォトダイオード47と、を備えて構
成されている。
【0041】情報処理部111は、大別すると、第1検
出信号Aを第1サンプリングタイミング信号SAMP1
に基づいてサンプリングし、ホールドする第1サンプリ
ングホールド回路120と、第1サンプリングホールド
回路120にホールドされた第1検出信号Aに基づいて
第1基準レベル信号SREF1を生成し、出力する第1基準
レベル信号生成回路121と、第1サンプリングホール
ド回路120の出力信号、すなわち、第1検出信号Aと
第1基準レベル信号SREF1とを比較することにより第1
検出信号Aの波形整形を行って第1波形整形信号SAを
出力する第1コンパレータ122と、第2検出信号Bを
第2サンプリングタイミング信号SAMP2に基づいて
サンプリングし、ホールドする第2サンプリングホール
ド回路123と、第2サンプリングホールド回路123
にホールドされた第2検出信号Bに基づいて第2基準レ
ベル信号SREF2を生成し、出力する第2基準レベル信号
生成回路124と、第2サンプリングホールド回路12
3の出力信号、すなわち、第2検出信号Bと第2基準レ
ベル信号SREF2とを比較することにより第2検出信号B
の波形整形を行って第2波形整形信号SBを出力する第
2コンパレータ125と、第1波形整形信号SA及び第
2波形整形信号SBに基づいて光学パターンの第1セン
サユニット32及び第2センサユニット33に対する相
対的な回転方向及び回転角度を算出する信号処理ユニッ
ト126と、第1サンプリングタイミング信号SAMP
1に基づいて第1センサユニット32を動作可能状態と
し、第1サンプリングホールド回路120に第1検出信
号Aのサンプリングを行わせるための第1スイッチS1
及び第2スイッチS2と、第2サンプリングタイミング
信号SAMP2に基づいて第2センサユニット33を動
作可能状態とし、第2サンプリングホールド回路123
に第2検出信号Bのサンプリングを行わせるための第3
スイッチS3及び第4スイッチS4と、を備えて構成さ
れている。
【0042】[1.1.5.2.1] 信号処理ユニッ
トの構成 信号処理ユニット126は、第1波形整形信号SA及び
第2波形整形信号SBに基づいて光学パターンの第1セ
ンサユニット32及び第2センサユニット33に対する
相対的な回転方向(=正方向あるいは逆方向)を検出
し、正逆判定信号SRDを出力する正/逆判定回路130
と、第1波形整形信号SAのエッジ検出を行い、第1エ
ッジ検出信号SE1を出力する第1エッジ検出回路131
と、正逆判定信号SRD及び第1エッジ検出信号SE1に基
づいて光学パターンの第1センサユニット32及び第2
センサユニット33に対する回転角度に対応するカウン
ト値を求める第1アップダウンカウンタ132と、第1
アップダウンカウンタ132のLSB値を1/2分周し
て第1コントロール信号CNT1を生成する1/2分周
回路133と、第1コントロール信号CNT1に基づい
て第1サンプリングタイミング信号SAMP1を生成し
出力する第1タイミングジェネレータ134と、第2波
形整形信号SBのエッジ検出を行い、第2エッジ検出信
号SE2を出力する第2エッジ検出回路135と、正逆判
定信号SRD及び第2エッジ検出信号SE2に基づいて光学
パターンの第1センサユニット32及び第2センサユニ
ット33に対する回転角度に対応するカウント値を求め
る第2アップダウンカウンタ136と、第2アップダウ
ンカウンタ136のLSB値を1/2分周して第2コン
トロール信号CNT2を生成する1/2分周回路137
と、第2コントロール信号CNT2に基づいて第2サン
プリングタイミング信号SAMP2を生成し出力する第
2タイミングジェネレータ138と、を備えて構成され
ている。
【0043】[1.1.5.2.2] 基準レベル信号
生成回路の構成 次に基準レベル信号生成回路の構成について説明する。
この場合において、第1基準レベル信号生成回路121
と第2基準レベル信号生成回路124とは、同一構成で
あるので、第1基準レベル信号生成回路121について
図9を参照して説明する。第1基準レベル信号生成回路
121は、第1検出信号Aの正ピーク信号レベルを第1
ピークホールド信号SP1として保持する第1ピークホー
ルド回路140と、第1検出信号Aの負ピーク信号レベ
ルを第2ピークホールド信号SP2として保持する第2ピ
ークホールド回路141と、第1ピークホールド信号S
P1と第2ピークホールド信号SP2の差電圧を分圧して、
第1基準レベル信号SREF1を生成し出力する分圧回路1
42と、初期化信号INIT入力時に第1検出信号Aの
第1ピークホールド回路140への入力を禁止する第1
スイッチ143と、初期化信号SINIT入力時に第1検出
信号Aの第2ピークホールド回路141への入力を禁止
する第2スイッチ144と、電源電圧を所定分圧比で分
圧して初期信号電圧VINITを生成する分圧回路145
と、初期化信号INIT入力時に分圧回路145を第1
ピークホールド回路140に接続する第3スイッチ14
6と、初期化信号INIT入力時に分圧回路145を第
2ピークホールド回路141に接続する第4スイッチ1
47と、を備えて構成されている。
【0044】ここで、図10を参照して、初期信号電圧
VINITの設定について説明する。初期信号電圧VINIT
は、想定される第1検出信号Aのうち最も信号レベルが
低い、すなわち、第1センサユニット32の感度が最も
小の場合に得られるであろう第1検出信号Aの最大信号
電圧VMINMAXと、想定される第1検出信号Aのうち最も
信号レベルが高い、すなわち、第1センサユニット32
の感度が最も大の場合に得られるであろう第1検出信号
Aの最小信号電圧VMAXMINと、の間の電圧(信号レベ
ル)に設定される。これにより確実に波形整形を行うこ
とができる。
【0045】[1.1.5.2.2] タイミングジェ
ネレータの構成 次にタイミングジェネレータの構成について説明する。
この場合において、第1タイミングジェネレータ134
と第2タイミングジェネレータ138とは、同一構成で
あるので、第1タイミングジェネレータ134について
図11を参照して説明する。第1タイミングジェネレー
タ134は、所定の基準周波数を有する基準周波数信号
fREFを生成し出力する発振器150と、基準周波数信
号fREFを分周して、高い周波数(例えば、8k[H
z])を有する第1周波数信号fHと、低い周波数(例
えば、512[Hz])を有する第2周波数信号fL
と、を生成し出力する分周器151と、第2周波数信号
fL及び第1コントロール信号CNT1の論理積(AN
D)をとって、第1論理積信号AND1を出力するAN
D回路152と、第1周波数信号fH及び第1コントロ
ール信号CNT1の反転信号の論理積(AND)をとっ
て、第2論理積信号AND2を出力するAND回路15
3と、第1論理積信号AND1及び第2論理積信号AN
D2の論理和(OR)をとって、論理和信号OR1を出
力するOR回路154と、論理和信号OR1を所定時間
遅延させて遅延論理和信号DOR1として出力する遅延
回路155と、論理和信号OR1及び遅延論理和信号D
OR1の論理積(AND)をとって、第1サンプリング
タイミング信号SAMP1を出力するAND回路156
と、を備えて構成されている。
【0046】ここで、第1タイミングジェネレータ13
4の動作について図8及び図12を参照して説明する。
第1タイミングジェネレータ134の発振器150は、
所定の基準周波数を有する基準周波数信号fREFを分周
器151に出力する。分周器151は、基準周波数信号
fREFを分周して、高い周波数(例えば、8k[H
z])を有する第1周波数信号fHと、低い周波数(例
えば、512[Hz])を有する第2周波数信号fL
と、を生成し、第1周波数信号fHをAND回路153
に出力し、第2周波数信号fLをAND回路152に出
力する。これらの動作と並行して、初期化信号INIT
が“H”レベルとなると、1/2分周回路133は、リ
セットされ、第1コントロール信号CNT1は、“L”
レベルとなる。
【0047】この結果、AND回路152から出力され
る第1論理積信号AND1は、“L”レベルとなる。一
方、第1コントロール信号CNT1の反転信号の信号レ
ベルは“H”レベルとなり、第1周波数信号fH及び第
1コントロール信号CNT1の反転信号の論理積(AN
D)をとることにより、第1周波数信号fHに同期し
て、AND回路153の出力する第2論理積信号AND
2は“H”レベルとなる。従って、OR回路154は、
第1周波数信号fHの周波数で“H”レベルとなる論理
和信号OR1を遅延回路155及びAND回路156に
出力する。これにより、遅延回路155は、論理和信号
OR1を所定時間遅延させて遅延論理和信号DOR1と
してAND回路156に出力し、AND回路156は、
遅延論理和信号DOR1及び論理和信号OR1の論理積
をとり、第1サンプリング信号SAMP1を生成する。
【0048】これらの結果、第1サンプリング信号SA
MP1は、遅延回路155により所定時間遅延された後
に、第1周波数信号fHの周波数(例えば、8k[H
z])で“H”レベルとなる信号となる。その後、第1
エッジ検出信号SE1が“H”レベルとなることにより、
第1アップダウンカウンタ132のLSB値が“H”と
なることにより、第1コントロール信号CNT1がH”
レベルとなる。この結果、AND回路153から出力さ
れる第2論理積信号AND2は、“L”レベルとなる。
一方、第2周波数信号fH及び第1コントロール信号C
NT1の反転信号の論理積(AND)をとることによ
り、第2周波数信号fLに同期して、AND回路152
の出力する第1論理積信号AND1は“H”レベルとな
る。従って、OR回路154は、第2周波数信号fLの
周波数で“H”レベルとなる論理和信号OR1を遅延回
路155及びAND回路156に出力する。
【0049】これにより、遅延回路155は、論理和信
号OR1を所定時間遅延させて遅延論理和信号DOR1
としてAND回路156に出力し、AND回路156
は、遅延論理和信号DOR1及び論理和信号OR1の論
理積をとり、第1サンプリング信号SAMP1を生成す
る。これらの結果、第1サンプリング信号SAMP1
は、遅延回路155により所定時間遅延された後に、第
2周波数信号fLの周波数(=例えば、512[H
z])で“H”レベルとなる信号となり、その後、再び
初期化信号INITが“H”レベルとなるまで、動作を
継続することとなる。従って、初期動作時のみ、第1サ
ンプリングタイミング信号SAMP1の周波数を高くす
ることができるため、迅速に第1基準レベル信号SREF1
を通常動作状態の信号レベルに移行させることができ、
迅速、かつ、正確に通常動作状態に移行させることが可
能となるのである。
【0050】[1.1.6] 情報処理部及びセンサユ
ニットの具体的動作 次に、情報処理部11、1第1センサユニット32及び
第2センサユニット33の具体的な初期動作及び通常動
作について図8を参照して説明する。 [1.1.6.1] 初期動作 初期動作においては、初期化信号INITが“H”レベ
ルとされる。まず、基準レベル信号生成回路の動作につ
いて説明する。以下の説明においては、第1基準レベル
信号生成回路121と第2基準レベル信号生成回路12
4とは、同一構成であるので、第1基準レベル信号生成
回路121の動作を主として説明する。初期化信号IN
ITが“H”レベルとなると、第1スイッチ143入力
時に第1検出信号Aの第1ピークホールド回路140へ
の入力を禁止すべく、オフ(開)状態となる。また、第
2スイッチ144は、第1検出信号Aの第2ピークホー
ルド回路141への入力を禁止すべく、オフ(開)状態
となる。一方、第3スイッチ146は、分圧回路145
を第1ピークホールド回路140に接続すべく、オン
(閉)状態となる。また、第4スイッチ147は、初期
化信号INIT入力時に分圧回路145を第2ピークホ
ールド回路141に接続すべく、オン(閉)状態とな
る。さらに分圧回路145は、電源電圧を所定分圧比で
分圧して初期信号電圧VINITを生成する。
【0051】これらの結果、第1ピークホールド回路1
40は、初期信号電圧VINITを第1ピークホールド信号
SP1として保持し、第2ピークホールド回路141は、
初期信号電圧VINITを第2ピークホールド信号SP2とし
て保持する。分圧回路142は、第1ピークホールド信
号SP1と第2ピークホールド信号SP2の差電圧を分圧し
て、初期信号電圧VINITを有する第1基準レベル信号S
REF1を第1コンパレータ122に出力する。同様にし
て、第2基準レベル信号生成回路124は、初期信号電
圧VINITを有する第2基準レベル信号SREF2を第2コン
パレータ125に出力する。また、第1アップダウンカ
ウンタ132、1/2分周回路133、第2アップダウ
ンカウンタ136及び1/2分周回路137は、初期化
信号INITが“H”レベルとされることにより初期化
される。このとき、第1タイミングジェネレータ134
は、“L”レベルの第1コントロール信号CNT1(図
12参照)に基づいて第1サンプリングタイミング信号
SAMP1を生成し第1スイッチS1及び第2スイッチ
S2に出力する。
【0052】同様に、第2タイミングジェネレータ13
8は、“L”レベルの第2コントロール信号CNT2に
基づいて第2サンプリングタイミング信号SAMP2を
生成し第3スイッチS3及び第4スイッチS4に出力す
ることとなる。このとき、第1サンプリング信号SAM
P1は、上述したように、遅延回路155により所定時
間遅延された後に、第1周波数信号fHの周波数(例え
ば、8k[Hz])で“H”レベルとなる信号となって
いるので、第1スイッチS1及び第2スイッチS2は、
第1サンプリングタイミング信号SAMP1に基づい
て、すなわち、第1周波数信号fHの周波数で第1セン
サユニット32を動作可能状態とし、第1サンプリング
ホールド回路120に第1検出信号Aのサンプリングを
行わせることとなる。同様に、第2サンプリング信号S
AMP2は、第2タイミングジェネレータ138により
第1周波数信号fHと同様の初期動作状態における高い
周波数を有する信号となっているので、第3スイッチS
3及び第4スイッチS4は、第2サンプリングタイミン
グ信号SAMP2に基づいて、高い周波数で第2センサ
ユニット33を動作可能状態とし、第2サンプリングホ
ールド回路123に第2検出信号Bのサンプリングを行
わせることとなる。
【0053】これらにより、第1コンパレータ122
は、第1サンプリングホールド回路120にホールドさ
れた第1検出信号A及び第1基準レベル信号生成回路1
21の出力した第1基準レベル信号SREF1、すなわち、
第1検出信号Aと初期信号電圧VINITとを比較すること
により第1検出信号Aの波形整形を行って第1波形整形
信号SAを信号処理ユニット126の第1エッジ検出回
路及び正/逆判定回路130に出力する。また、第2コ
ンパレータ125は、第2サンプリングホールド回路1
23にホールドされた第2検出信号B及び第2基準レベ
ル信号SREF2、すなわち、第2検出信号Bと初期信号電
圧VINITとを比較することにより第2検出信号Bの波形
整形を行って第2波形整形信号SBを信号処理ユニット
126の第2エッジ検出回路135及び正/逆判定回路
130に出力することとなる。
【0054】[1.1.6.2] 通常動作 上記初期動作の後、初期化信号INITが“L”レベル
となると、通常胴債に移行する。まず、基準レベル信号
生成回路の動作について説明する。以下の説明において
は、第1基準レベル信号生成回路121と第2基準レベ
ル信号生成回路124とは、同一構成であるので、第1
基準レベル信号生成回路121の動作を主として説明す
る。初期化信号INITが“L”レベルとなると、第1
スイッチ143は、第1検出信号Aの第1ピークホール
ド回路140への入力を許可すべく、オン(閉)状態と
なる。また、第2スイッチ144は、第1検出信号Aの
第2ピークホールド回路141への入力を許可すべく、
オン(閉)状態となる。一方、第3スイッチ146は、
分圧回路145を第1ピークホールド回路140と非接
続とすべく、オフ(開)状態となる。また、第4スイッ
チ147は、分圧回路145を第2ピークホールド回路
141と非接続とすべく、オフ(開)状態となる。
【0055】これらの結果、第1ピークホールド回路1
40は、第1検出信号Aの正ピーク信号レベルを第1ピ
ークホールド信号SP1として保持し、第2ピークホール
ド回路141は、第1検出信号Aの負ピーク信号レベル
を第2ピークホールド信号SP2として保持する。従っ
て、分圧回路142は、第1ピークホールド信号SP1と
第2ピークホールド信号SP2の差電圧を分圧して、第1
基準レベル信号SREF1を生成し、第1基準レベル信号S
REF1を第1コンパレータ122に出力する。同様にし
て、第2基準レベル信号生成回路124は、第2基準レ
ベル信号SREF2を生成し、第2基準レベル信号SREF2を
第2コンパレータ125に出力する。このとき、第1タ
イミングジェネレータ134は、“L”レベルの第1コ
ントロール信号CNT1(図12参照)に基づいて第1
サンプリングタイミング信号SAMP1を生成し第1ス
イッチS1及び第2スイッチS2に出力する。同様に、
第2タイミングジェネレータ138は、“L”レベルの
第2コントロール信号CNT2に基づいて第2サンプリ
ングタイミング信号SAMP2を生成し第3スイッチS
3及び第4スイッチS4に出力することとなる。このと
き、第1サンプリング信号SAMP1は、上述したよう
に、遅延回路155により所定時間遅延された後に、第
1周波数信号fHの周波数(例えば、8k[Hz])で
“H”レベルとなる信号となっているので、第1スイッ
チS1及び第2スイッチS2は、第1サンプリングタイ
ミング信号SAMP1に基づいて、すなわち、第1周波
数信号fHの周波数で第1センサユニット32を動作可
能状態とし、第1サンプリングホールド回路120に第
1検出信号Aのサンプリングを行わせることとなる。
【0056】同様に、第2サンプリング信号SAMP2
は、第2タイミングジェネレータ138により第1周波
数信号fHと同様の初期動作状態における高い周波数を
有する信号となっているので、第3スイッチS3及び第
4スイッチS4は、第2サンプリングタイミング信号S
AMP2に基づいて、高い周波数で第2センサユニット
33を動作可能状態とし、第2サンプリングホールド回
路123に第2検出信号Bのサンプリングを行わせるこ
ととなる。これらにより、第1コンパレータ122は、
第1サンプリングホールド回路120にホールドされた
第1検出信号A及び第1基準レベル信号生成回路121
の出力した第1基準レベル信号SREF1とを比較すること
により第1検出信号Aの波形整形を行って第1波形整形
信号SAを信号処理ユニット126の第1エッジ検出回
路及び正/逆判定回路130に出力する。
【0057】また、第2コンパレータ125は、第2サ
ンプリングホールド回路123にホールドされた第2検
出信号B及び第2基準レベル信号SREF2とを比較するこ
とにより第2検出信号Bの波形整形を行って第2波形整
形信号SBを信号処理ユニット126の第2エッジ検出
回路135及び正/逆判定回路130に出力することと
なる。これにより、信号処理ユニット126の正/逆判
定回路130は、、第1波形整形信号SA及び第2波形
整形信号SBに基づいて光学パターンの第1センサユニ
ット32及び第2センサユニット33に対する相対的な
回転方向(=正方向あるいは逆方向)を検出し、正逆判
定信号SRDを第1アップダウンカウンタ132及び第2
アップダウンカウンタ136に出力する。一方、第1エ
ッジ検出回路131は、第1波形整形信号SAのエッジ
(立ち上がり及び立下がり)検出を行い、第1エッジ検
出信号SE1を第1アップダウンカウンタ132に出力す
る。
【0058】この結果、第1アップダウンカウンタ13
2は、第1エッジ検出信号SE1及び正逆判定信号SRDに
基づいてカウント値のアップカウントあるいはダウンカ
ウントを行うこととなり、第1アップダウンカウンタ1
32のカウント値は、光学パターンの第1センサユニッ
ト32及び第2センサユニット33に対する回転角度に
相当するものとなる。また、第2エッジ検出回路135
は、第2波形整形信号SBAのエッジ(立ち上がり及び立
下がり)検出を行い、第2エッジ検出信号SE2を第1ア
ップダウンカウンタ132に出力する。この結果、第2
アップダウンカウンタ136は第2エッジ検出信号SE2
及び正逆判定信号SRDに基づいてカウント値のアップカ
ウントあるいはダウンカウントを行うこととなり、第2
アップダウンカウンタ136のカウント値は、光学パタ
ーンの第1センサユニット32及び第2センサユニット
33に対する回転角度に相当するものとなる。
【0059】これに伴い、1/2分周回路133は、第
1アップダウンカウンタ132のLSB値を1/2分周
して第1コントロール信号CNT1を生成し、第1タイ
ミングジェネレータ134に出力し、1/2分周回路1
37は、第2アップダウンカウンタ136のLSB値を
1/2分周して第2コントロール信号CNT2を生成
し、第2タイミングジェネレータに出力する。第1タイ
ミングジェネレータ134は、第1コントロール信号C
NT1に基づいて第1サンプリングタイミング信号SA
MP1を生成し第1スイッチS1及び第2スイッチS2
に出力する。また、第2タイミングジェネレータ138
は、第2コントロール信号CNT2に基づいて第2サン
プリングタイミング信号SAMP2を生成し第3スイッ
チS3及び第4スイッチS4に出力することとなる。こ
のとき、第1サンプリング信号SAMP1は、上述した
ように、遅延回路155により所定時間遅延された後
に、第2周波数信号fLの周波数(例えば、512[H
z])で“H”レベルとなる信号となっているので、第
1スイッチS1及び第2スイッチS2は、第1サンプリ
ングタイミング信号SAMP1に基づいて、すなわち、
第2周波数信号fLの周波数で第1センサユニット32
を動作可能状態とし、第1サンプリングホールド回路1
20に第1検出信号Aのサンプリングを行わせることと
なる。
【0060】同様に、第2サンプリング信号SAMP2
は、第2タイミングジェネレータ138により第2周波
数信号fLと同様の低い周波数を有する信号となってい
るので、第3スイッチS3及び第4スイッチS4は、第
2サンプリングタイミング信号SAMP2に基づいて、
低い周波数で第2センサユニット33を動作可能状態と
し、第2サンプリングホールド回路123に第2検出信
号Bのサンプリングを行わせることとなる。これらによ
り、第1コンパレータ122は、第1サンプリングホー
ルド回路120にホールドされた第1検出信号A及び第
1基準レベル信号生成回路121の出力した第1基準レ
ベル信号SREF1とを比較することにより第1検出信号A
の波形整形を行って第1波形整形信号SAを信号処理ユ
ニット126の第1エッジ検出回路及び正/逆判定回路
130に出力する。また、第2コンパレータ125は、
第2サンプリングホールド回路123にホールドされた
第2検出信号B及び第2基準レベル信号SREF2とを比較
することにより第2検出信号Bの波形整形を行って第2
波形整形信号SBを信号処理ユニット126の第2エッ
ジ検出回路135及び正/逆判定回路130に出力する
こととなる。
【0061】これにより、信号処理ユニット126の正
/逆判定回路130は、第1波形整形信号SA及び第2
波形整形信号SBに基づいて光学パターンの第1センサ
ユニット32及び第2センサユニット33に対する相対
的な回転方向(=正方向あるいは逆方向)を検出し、正
逆判定信号SRDを第1アップダウンカウンタ132及び
第2アップダウンカウンタ136に出力する。一方、第
1エッジ検出回路131は、第1波形整形信号SAのエ
ッジ(立ち上がり及び立下がり)検出を行い、第1エッ
ジ検出信号SE1を第1アップダウンカウンタ132に出
力する。この結果、第1アップダウンカウンタ132
は、第1エッジ検出信号SE1及び正逆判定信号SRDに基
づいてカウント値のアップカウントあるいはダウンカウ
ントを行うこととなり、第1アップダウンカウンタ13
2のカウント値は、光学パターンの第1センサユニット
32及び第2センサユニット33に対する回転角度に相
当するものとなる。また、第2エッジ検出回路135
は、第2波形整形信号SBAのエッジ(立ち上がり及び立
下がり)検出を行い、第2エッジ検出信号SE2を第1ア
ップダウンカウンタ132に出力する。この結果、第2
アップダウンカウンタ136は第2エッジ検出信号SE2
及び正逆判定信号SRDに基づいてカウント値のアップカ
ウントあるいはダウンカウントを行うこととなり、第2
アップダウンカウンタ136のカウント値は、光学パタ
ーンの第1センサユニット32及び第2センサユニット
33に対する回転角度に相当するものとなる。
【0062】以上の説明のように、信号処理ユニット1
26は、第1波形整形信号SA及び第2波形整形信号SB
に基づいて光学パターン、ひいては、回転ベゼル102
の第1センサユニット32及び第2センサユニットに対
する相対的な回転角度及び回転方向を算出することとな
る。このようにして、図13に示すように、第1検出信
号Aの振幅が小さく、第2検出信号Bの振幅が大きい場
合でも、図14(a)に示すように、第1基準レベル信
号SREF1を第1検出信号Aの変動に合わせて順次適正な
信号レベルとするため、図14(b)に示した理想的な
第1波形整形信号に近い第1波形整形信号SAを得るこ
とができ、調整工程を設けなくても、調整工程を設ける
ことなく、自動的に順次検出精度を高くして、確実に回
転ベゼル102の回転方向及び回転角度を検出すること
が可能となる。また図15に示すように、第1検出信号
Aの振幅が大きく、第2検出信号Bの振幅が小さい場合
でも、図16(a)に示すように、第1基準レベル信号
SREF1を第1検出信号Aの変動に合わせて順次適正な信
号レベルとするため、図16(b)に示した理想的な第
1波形整形信号に近い第1波形整形信号SAを得ること
ができ、調整工程を設けることなく、自動的に順次検出
精度を高くして、確実に回転ベゼル102の回転方向及
び回転角度を検出することが可能となる。
【0063】[1.1.6.3] 動作のまとめ 上記動作を要約すれば、初期動作状態においては、第1
検出信号A及び第2検出信号Bを波形整形を行う初期ス
レッショルド電圧として初期信号電圧VINITを用いて、
波形整形して第1波形整形信号SA及び第2波形整形信
号SBを生成するとともに、サンプリング周波数を高く
することにより、迅速に波形整形を行うコンパレータの
第1基準信号レベルSREF1及び第2基準信号レベルSRE
F2を自動的に最適な値とすることができる。従って、調
整工程を設けることなく、経時変化の影響も低減して、
確実に回転ベゼル102の回転方向及び回転角度を検出
することが可能となる。
【0064】[1.2]次に回転方向検出及び回転位置
検出動作について図17ないし図19を参照して説明す
る。 [1.2.1] 正方向に回転している場合 回転ベゼル102が正方向に回転している場合には、図
17に符号で示す場合のように第2波形整形信号SB
のピークの手前で回転方向を逆転した場合及び図11に
符号で示す場合のように第2波形整形信号SBのピー
クを越えてから回転方向を逆転した場合のいずれにおい
ても、図18に示すように、第1波形整形信号SAの立
ち上がりタイミングにおいては、第2波形整形信号SB
=“L”となり、第1波形整形信号SAの立ち下がりタ
イミングにおいては、第2波形整形信号SB=“H”と
なる。同様に、回転ベゼル102が正方向に回転してい
る場合には、第2波形整形信号SBの立ち上がりタイミ
ングにおいては、第1波形整形信号SA=“H”とな
り、第2波形整形信号SBの立ち下がりタイミングにお
いては、第1波形整形信号SA=“L”となる。
【0065】従って、信号処理ユニット53は、例え
ば、図19に示すように、第1波形整形信号SAの立ち
上がりタイミング→第2波形整形信号SBの立ち上がり
タイミング→第1波形整形信号SAの立ち下がりタイミ
ング→第2波形整形信号SBの立ち下がりタイミング→
……における第2波形整形信号SB及び第2波形整形信
号SBを観測し、第2波形整形信号SB=“L”→第1波
形整形信号SA=“H”→第2波形整形信号SB=“H”
→第1波形整形信号SA=“L”→……となっていれ
ば、回転ベゼル102が正方向に回転していると判断
し、正方向に対応するカウントアップ(またはカウント
ダウン)を行い、原点位置にカウント値を加算して回転
ベゼル102の回転位置を検出することとなる。この場
合において、第1波形整形信号SAの信号遷移タイミン
グ及び第2波形整形信号SDIFの信号遷移タイミングの
双方を用いて相互に信号レベルを参照しているので、位
置検出精度は、第1検出信号及び第2検出信号の周期の
1/8周期となる。従って、一のセンサユニットを用い
る場合と比較して、倍の精度で位置を検出することがで
きる。
【0066】[1.2.2] 逆方向に回転している場
合 また、回転ベゼル102が逆方向に回転している場合に
は、図17に示すように、第1波形整形信号SAの立ち
上がりタイミングにおいては、第2波形整形信号SB=
“H”となり、第1波形整形信号SAの立ち下がりタイ
ミングにおいては、第2波形整形信号SB=“L”とな
る。同様に、回転ベゼルが逆方向に回転している場合に
は、第2波形整形信号SBの立ち上がりタイミングにお
いては、第1波形整形信号SA=“L”となり、第2波
形整形信号SBの立ち下がりタイミングにおいては、第
1波形整形信号SA=“H”となる。従って、信号処理
ユニット53は、例えば、図19に示すように、第1波
形整形信号SAの立ち上がりタイミング→第2波形整形
信号SBの立ち下がりタイミング→第1波形整形信号SA
の立ち下がりタイミング→第2波形整形信号SBの立ち
上がりタイミング→……における第1波形整形信号SA
及び第2波形整形信号SBを観測し、第2波形整形信号
SB=“H”→第1波形整形信号SA=“H”→第2波形
整形信号SB=“L”→第1波形整形信号SA=“L”→
……となっていれば、回転ベゼル102が逆方向に回転
していると判断し、逆方向に対応するカウントアップ
(またはカウントダウン)を行い、原点位置にカウント
値を加算して回転ベゼル102の回転位置を検出するこ
ととなる。この場合においても、第1波形整形信号SA
の信号遷移タイミング及び第2波形整形信号SDIFの信
号遷移タイミングの双方を用いて相互に信号レベルを参
照しているので、位置検出精度は、第1検出信号及び第
2検出信号の周期の1/8周期となる。従って、一のセ
ンサユニットを用いる場合と比較して、倍の精度で位置
を検出することができる。
【0067】[1.3] 腕時計型情報処理装置の情報
入力方法および動作 次に、上記の腕時計型情報処理装置100の情報入力方
法および動作について説明する。まず、使用者は、予め
定められた原点位置に回転ベゼル102を合わせてお
く。本実施形態では、原点位置を図2に示す状態、すな
わち、「ア」が指示マーク110に指示されている状態
にする。この状態で使用者は原点スイッチ108を押下
し、これにより腕時計型情報処理装置100は情報入力
状態となり、第1センサユニット32および第2センサ
ユニット33が回転ベゼル102の回転角度および回転
方向の検出を開始する。そして、使用者は入力したい情
報、例えば、文字「カ」を入力したい場合には、図20
に示すように、回転ベゼル102上に形成された「カ」
が指示マーク110に指示される位置に回転ベゼルを反
時計回りに回転させる。このとき、パルス数検出センサ
ユニット32は回転ベゼル102の回転角度θを検出
し、第2センサユニット33は、回転ベゼル102の回
転方向を検出する。このように検出された回転角度およ
び回転方向に基づいて入力情報「カ」が情報処理部81
により生成され、表示部104に表示される。この状態
で確定スイッチ105を押下すると文字「カ」が確定
し、次の情報の入力待ち状態になる。また、削除スイッ
チ106を押下すると、「カ」が削除され、入力待ち状
態となる。また、濁点スイッチ107を押下すると、
「ガ」が表示部104に表示される。
【0068】[1.4] 効果 本発明に係る情報処理装置は、文字などの情報やモード
選択など指令情報などの多数の情報の入力を可能とする
場合にも、構成が簡易であるため小型化が容易である。
従って、上述したように腕時計型とすることが可能であ
る。また、腕時計型情報処理装置100は、上述したよ
うに回転ベゼル102を回転させて情報を入力するに際
し、第1波形整形信号SAの信号遷移タイミング及び第
2波形整形信号SBの信号遷移タイミングの双方を用い
て相互に信号レベルを参照しているので、位置検出精度
は、第1検出信号及び第2検出信号の周期の1/8周期
とすることができ、高精度で回転ベゼル102の回転位
置を検出して、確実に情報入力を行うことが可能とな
る。また、互いに連関する第1波形整形信号SA及び第
2波形整形信号SBを相互に参照しているため、センサ
ユニットの経時変化の影響を低減することができる。
【0069】[2] 変形例 [2.1] 第1変形例 上記実施形態においては、第1センサユニット32及び
第2センサユニット33として、反射型のセンサを用い
ていたが、光学パターン41を光透過部材で形成し、光
学パターン41に吸収領域(非透過領域)及び透過領域
を設けることにより透過型のセンサユニットを用いても
同様の効果を得ることが可能となる。 [2.2] 第2変形例 また、本発明に係る回転検出装置は、上述した腕時計型
の情報処理装置に限らず、携帯電話などの他のタイプの
情報処理装置等にも応用することも可能である。この場
合、回転部分は回転ベゼルに限らず、円盤状、円筒状、
半球状等の他の形状を用いることができる。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、初期動作時においては
所定の第1信号レベルに基づいて、また、初期動作時を
除く動作状態においては、第1ピークホールド信号及び
第2ピークホールド信号に基づいて、第1基準レベル信
号を生成し、第1検出信号を第1基準レベル信号と比較
することにより前記第1検出信号の波形整形を行って波
形整形信号として出力するとともに、初期状態において
は所定の第2信号レベルに基づいて、また、通常動作状
態においては、第3ピークホールド信号及び第4ピーク
ホールド信号に基づいて、第2基準レベル信号を生成
し、第2検出信号を第2基準レベル信号と比較すること
により第2検出信号の波形整形を行って第2波形整形信
号として出力するので、波形整形を行う第1基準信号レ
ベル及び第2基準信号レベルを自動的に最適な値とする
ことができ、調整工程を設けることなく、経時変化の影
響も低減して、確実に回転方向及び回転角度を検出する
ことが可能となる。
【0071】さらに動作開始時から所定時間の間、すな
わち、初期動作状態において、第1ピークホールド手段
及び第2ピークホールド手段におけるサンプリングのタ
イミング周期である第1周期を所定時間経過後、すなわ
ち、通常動作状態における第1周期よりも短く設定し、
動作開始時から所定時間の間、すなわち、初期動作状態
において、第3ピークホールド手段及び第4ピークホー
ルド手段におけるサンプリングのタイミングの周期であ
る第2周期を所定時間経過後、すなわち、通常動作状態
における第2周期よりも短く設定するので、迅速に波形
整形を行う第1基準信号レベル及び第2基準信号レベル
を自動的に最適な値とすることができ、より迅速な回転
検出が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る腕時計型情報処理装
置の正面図である。
【図2】 図1の腕時計型情報処理装置から回転ベゼル
を取り外した状態を示す図である。
【図3】 図1のIV−IV線に沿って視た図である。
【図4】 回転ベゼルの下面を示す図である。
【図5】 回転ベゼルに形成された光学パターンと、第
1検出信号及び第2検出信号との関係を説明する図であ
る。
【図6】 腕時計型情報処理装置の入力情報信号を生成
するための機能構成ブロック図である。
【図7】 情報処理部の原理説明図である。
【図8】 センサユニット及び情報処理部の具体的構成
ブロック図である。
【図9】 第1基準レベル信号生成回路の概要構成ブロ
ック図である。
【図10】 初期信号電圧VINITの設定の説明図であ
る。
【図11】 第1タイミングジェネレータの概要構成ブ
ロック図である。
【図12】 第1タイミングジェネレータの動作タイミ
ングチャートである。
【図13】 実施形態の波形整形動作を説明する図(そ
の1)である。
【図14】 実施形態の波形整形動作を説明する図(そ
の2)である。
【図15】 実施形態の波形整形動作を説明する図(そ
の3)である。
【図16】 実施形態の波形整形動作を説明する図(そ
の4)である。
【図17】 回転方向検出及び回転位置検出動作を説明
する図(その1)である。
【図18】 回転方向検出及び回転位置検出動作を説明
する図(その2)である。
【図19】 回転方向検出及び回転位置検出動作を説明
する図(その2)である。
【図20】 図2に示す腕時計型情報処理装置の回転ベ
ゼルを反時計回りにθ[゜]回転させた状態を示す図で
ある。
【図21】 従来の回転ベゼルを備える腕時計を示す斜
視図である。
【符号の説明】
32…第1センサユニット 33…第2センサユニット 41…光学パターン 41a…吸収領域 41b…反射領域、 44、46…LED 45、47…フォトダイオード 50…第1波形整形回路 51…第1アップダウン判定回路 52…第1正/逆判定回路 53…第2波形整形回路 54…第2アップダウン判定回路 55…第2正/逆判定回路 56…第1検出タイミング生成回路 57…第2検出タイミング生成回路 100…腕時計型情報処理装置 102…回転ベゼル 111…情報処理部 112…情報テーブル 113…メモリ 114…キャラクタジェネレータ 120…第1サンプリングホールド回路 121…第1基準レベル生成回路 122…第1コンパレータ 123…第2サンプリングホールド回路 124…第2基準レベル生成回路 125…第2コンパレータ 126…信号処理ユニット 130…正/逆反転回路 131…第1エッジ検出回路 132…第1アップダウンカウンタ 133…1/2分周回路 134…第1タイミングジェネレータ 135…第2エッジ検出回路 136…第2アップダウンカウンタ 137…1/2分周回路 138…第2タイミングジェネレータ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初期状態において所定の信号レベルを保
    持するとともに、入力信号の正ピーク信号レベルを第1
    ピークホールド信号として保持する第1ピークホールド
    手段と、 初期状態において前記所定の信号レベルを保持するとと
    もに、前記入力信号の負ピーク信号レベルを第2ピーク
    ホールド信号として保持する第2ピークホールド手段
    と、 前記第1ピークホールド信号及び前記第2ピークホール
    ド信号に基づいて、基準レベル信号を生成し出力する基
    準レベル信号生成手段と、 前記入力信号を前記基準レベル信号と比較することによ
    り前記入力信号の波形整形を行って波形整形信号として
    出力する波形整形手段と、 を備えたことを特徴とする波形整形回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の波形整形回路において、 前記第1ピークホールド手段は、所定周期を有するタイ
    ミングにおいてサンプリングを行い前記入力信号の信号
    レベルを前記第1ピークホールド信号として保持し、 前記第2ピークホールド手段は、所定周期を有するタイ
    ミングにおいてサンプリングを行い前記入力信号の信号
    レベルを前記第2ピークホールド信号として保持する、 ことを特徴とする波形整形回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の波形整形回路において、 前記タイミングの周期は、動作開始時から所定時間の
    間、前記所定時間経過後における前記タイミングの周期
    よりも短く設定される、 ことを特徴とする波形整形回路。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の波形整形回路において、 前記初期状態において保持される前記所定の信号レベル
    は、想定される前記入力信号のうち最も信号レベルが低
    い前記入力信号の最大信号レベルと、想定される前記入
    力信号の信号レベルのうち最も信号レベルが高い前記入
    力信号の最小信号レベルと、の間の信号レベルに設定さ
    れる、 ことを特徴とする波形整形回路。
  5. 【請求項5】 初期状態において所定の信号レベルを保
    持するとともに、入力信号の正ピーク信号レベルを第1
    ピークホールド信号として保持する第1ピークデテクタ
    と、 初期状態において前記所定の信号レベルを保持するとと
    もに、前記入力信号の負ピーク信号レベルを第2ピーク
    ホールド信号として保持する第2ピークデテクタと、 前記第1ピークホールド信号及び前記第2ピークホール
    ド信号に基づいて、基準レベル信号を生成し出力する基
    準レベル信号生成回路と、 前記入力信号を前記基準レベル信号と比較することによ
    り前記入力信号の波形整形を行って波形整形信号として
    出力するコンパレータと、 を備えたことを特徴とする波形整形回路。
  6. 【請求項6】 吸収領域と反射領域とを有する所定の光
    学パターンが形成された反射部材と、 前記反射部材に第1検出光を照射し、前記反射部材によ
    り反射された前記第1検出光を受光して前記光学パター
    ンに対応する第1検出信号を出力する第1検出手段と、 前記第1検出手段と回転中心に対して所定角度離間して
    配設され、前記反射部材に第2検出光を照射し、反射さ
    れた前記第2検出光を受光して前記光学パターンに対応
    する第2検出信号を出力する第2検出手段と、 初期状態において所定の第1信号レベルを保持するとと
    もに、前記第1検出信号の正ピーク信号レベルを第1ピ
    ークホールド信号として保持する第1ピークホールド手
    段と、 初期状態において所定の第1信号レベルを保持するとと
    もに、前記第1検出信号の負ピーク信号レベルを第2ピ
    ークホールド信号として保持する第2ピークホールド手
    段と、 前記第1ピークホールド信号及び前記第2ピークホール
    ド信号に基づいて、第1基準レベル信号を生成し出力す
    る第1基準レベル信号生成手段と、 前記第1検出信号を前記第1基準レベル信号と比較する
    ことにより前記第1検出信号の波形整形を行って波形整
    形信号として出力する第1波形整形手段と、 初期状態において所定の第2信号レベルを保持するとと
    もに、前記第2検出信号の正ピーク信号レベルを第3ピ
    ークホールド信号として保持する第3ピークホールド手
    段と、 初期状態において所定の第2信号レベルを保持するとと
    もに、前記第2検出信号の負ピーク信号レベルを第4ピ
    ークホールド信号として保持する第4ピークホールド手
    段と、 前記第3ピークホールド信号及び前記第4ピークホール
    ド信号に基づいて、第2基準レベル信号を生成し出力す
    る第2基準レベル信号生成手段と、 前記第2検出信号を前記第2基準レベル信号と比較する
    ことにより前記第2検出信号の波形整形を行って第2波
    形整形信号として出力する第2波形整形手段と、 前記第1波形整形信号及び前記第2波形整形信号に基づ
    いて前記反射部材の前記第1検出手段及び前記第2検出
    手段に対する相対的な回転方向及び回転角度を算出する
    信号処理手段と、 を備えたことを特徴とする回転検出装置。
  7. 【請求項7】 吸収領域と透過領域とを有する所定の光
    学パターンが形成された光透過部材と、 前記光透過部材に第1検出光を照射し、前記光透過部材
    を透過した前記第1検出光を受光して前記光学パターン
    に対応する第1検出信号を出力する第1検出手段と、 前記第1検出手段と回転中心に対して所定角度離間して
    配設され、前記光透過部材に第2検出光を照射し、前記
    光透過部材を透過した前記第2検出光を受光して前記光
    学パターンに対応する第2検出信号を出力する第2検出
    手段と、 初期状態において所定の第1信号レベルを保持するとと
    もに、前記第1検出信号の正ピーク信号レベルを第1ピ
    ークホールド信号として保持する第1ピークホールド手
    段と、 初期状態において所定の第1信号レベルを保持するとと
    もに、前記第1検出信号の負ピーク信号レベルを第2ピ
    ークホールド信号として保持する第2ピークホールド手
    段と、 前記第1ピークホールド信号及び前記第2ピークホール
    ド信号に基づいて、第1基準レベル信号を生成し出力す
    る第1基準レベル信号生成手段と、 前記第1検出信号を前記第1基準レベル信号と比較する
    ことにより前記第1検出信号の波形整形を行って波形整
    形信号として出力する第1波形整形手段と、 初期状態において所定の第2信号レベルを保持するとと
    もに、前記第2検出信号の正ピーク信号レベルを第3ピ
    ークホールド信号として保持する第3ピークホールド手
    段と、 初期状態において所定の第2信号レベルを保持するとと
    もに、前記第2検出信号の負ピーク信号レベルを第4ピ
    ークホールド信号として保持する第4ピークホールド手
    段と、 前記第3ピークホールド信号及び前記第4ピークホール
    ド信号に基づいて、第2基準レベル信号を生成し出力す
    る第2基準レベル信号生成手段と、 前記第2検出信号を前記第2基準レベル信号と比較する
    ことにより前記第2検出信号の波形整形を行って第2波
    形整形信号として出力する第2波形整形手段と、 前記第1波形整形信号及び前記第2波形整形信号に基づ
    いて前記反射部材の前記第1検出手段及び前記第2検出
    手段に対する相対的な回転方向及び回転角度を算出する
    信号処理手段と、 を備えたことを特徴とする回転検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載の回転検出
    装置において、 前記第1ピークホールド手段は、所定第1周期を有する
    タイミングにおいてサンプリングを行い前記第1検出信
    号の信号レベルを前記第1ピークホールド信号として保
    持し、 前記第2ピークホールド手段は、所定第1周期を有する
    タイミングにおいてサンプリングを行い前記第1検出信
    号の信号レベルを前記第2ピークホールド信号として保
    持し、 前記第3ピークホールド手段は、所定第2周期を有する
    タイミングにおいてサンプリングを行い前記第2検出信
    号の信号レベルを前記第3ピークホールド信号として保
    持し、 前記第4ピークホールド手段は、所定第2周期を有する
    タイミングにおいてサンプリングを行い前記第2検出信
    号の信号レベルを前記第4ピークホールド信号として保
    持する、 ことを特徴とする回転検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の回転検出装置において、 前記第1周期は、動作開始時から所定時間の間、前記所
    定時間経過後における前記第1周期よりも短く設定さ
    れ、 前記第2周期は、動作開始時から所定時間の間、前記所
    定時間経過後における前記第2周期よりも短く設定され
    る、 ことを特徴とする回転検出装置。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし請求項9のいずれかに
    記載の回転検出装置において、 前記初期状態において保持される前記所定の第1信号レ
    ベルは、想定される前記第1検出信号のうち最も信号レ
    ベルが低い前記第1検出信号の最大信号レベルと、想定
    される前記第1検出信号のうち最も信号レベルが高い前
    記第1検出信号の最小信号レベルと、の間の信号レベル
    に設定され、 前記初期状態において保持される前記所定の第2信号レ
    ベルは、想定される前記第2検出信号のうち最も信号レ
    ベルが低い前記第2検出信号の最大信号レベルと、想定
    される前記第2検出信号のうち最も信号レベルが高い前
    記第2検出信号の最小信号レベルと、の間の信号レベル
    に設定される、 ことを特徴とする回転検出装置。
  11. 【請求項11】 請求項6ないし請求項10のいずれか
    に記載の回転検出装置において、 前記第1基準レベル信号生成手段は、前記第1ピークホ
    ールド信号及び前記第2ピークホールド信号の電圧差を
    所定の第1分圧比で分圧して前記第1基準レベル信号を
    生成し、 前記第2基準レベル信号生成手段は、前記第3ピークホ
    ールド信号及び前記第4ピークホールド信号の電圧差を
    所定の第2分圧比で分圧して前記第2基準レベル信号を
    生成する、 ことを特徴とする回転検出装置。
  12. 【請求項12】 請求項6ないし請求項11のいずれか
    に記載の回転検出装置において、 前記光学パターンを前記第1検出手段及び前記第2検出
    手段に対して相対的に回転させた場合に出力される前記
    第1検出信号の位相と前記第2検出信号の位相とが1/
    4波長ずれるように前記第1検出手段と前記第2検出手
    段との間の離間角度を設定したことを特徴とする回転検
    出装置。
  13. 【請求項13】 請求項6ないし請求項11のいずれか
    に記載の回転検出装置において、 前記光学パターンは、前記吸収領域と、前記反射領域あ
    るいは前記透過領域とが、前記回転中心を中心とした角
    度θ2が360/n[゜](nは偶数)となるように交
    互に形成され、 前記第1検出手段または前記第2検出手段のそれぞれ
    と、前記回転中心とを結ぶ線がなす角度θ1が θ1=(θ2×m)+θ2/2 (ただし、mは整数 ) とされていることを特徴とする回転検出装置。
  14. 【請求項14】 請求項6記載の回転検出装置におい
    て、 前記反射部材は、円環状の回転ベゼルに形成されてお
    り、 前記第1検出手段及び前記第2検出手段は、使用者の手
    首に巻き付けることが可能なバンド部を有し、前記回転
    ベゼルが回転可能の取り付けられる腕時計型本体側に形
    成されていることを特徴とする回転検出装置。
  15. 【請求項15】 吸収領域と反射領域とを有する所定の
    光学パターンが形成された反射部材と、 前記反射部材に第1検出光を照射し、前記反射部材によ
    り反射された前記第1検出光を受光して前記光学パター
    ンに対応する第1検出信号を出力する第1光センサと、 前記第1検出手段と回転中心に対して所定角度離間して
    配設され、前記反射部材に第2検出光を照射し、反射さ
    れた前記第2検出光を受光して前記光学パターンに対応
    する第2検出信号を出力する第2光センサと、 初期状態において所定の第1信号レベルを保持するとと
    もに、前記第1検出信号の正ピーク信号レベルを第1ピ
    ークホールド信号として保持する第1ピークデテクタ
    と、 初期状態において所定の第1信号レベルを保持するとと
    もに、前記第1検出信号の負ピーク信号レベルを第2ピ
    ークホールド信号として保持する第2ピークデテクタ
    と、 前記第1ピークホールド信号及び前記第2ピークホール
    ド信号に基づいて、第1基準レベル信号を生成し出力す
    る第1基準レベル信号生成回路と、 前記第1検出信号を前記第1基準レベル信号と比較する
    ことにより前記第1検出信号の波形整形を行って波形整
    形信号として出力する第1コンパレータと、 初期状態において所定の第2信号レベルを保持するとと
    もに、前記第2検出信号の正ピーク信号レベルを第3ピ
    ークホールド信号として保持する第3ピークデテクタ
    と、 初期状態において所定の第2信号レベルを保持するとと
    もに、前記第2検出信号の負ピーク信号レベルを第4ピ
    ークホールド信号として保持する第4ピークデテクタ
    と、 前記第3ピークホールド信号及び前記第4ピークホール
    ド信号に基づいて、第2基準レベル信号を生成し出力す
    る第2基準レベル信号生成回路と、 前記第2検出信号を前記第2基準レベル信号と比較する
    ことにより前記第2検出信号の波形整形を行って第2波
    形整形信号として出力する第2コンパレータと、 前記第1波形整形信号及び前記第2波形整形信号に基づ
    いて前記反射部材の前記第1検出手段及び前記第2検出
    手段に対する相対的な回転方向及び回転角度を算出する
    信号処理回路と、 を備えたことを特徴とする回転検出装置。
  16. 【請求項16】 吸収領域と反射領域とを有する所定の
    光学パターンが形成された反射部材に第1検出光を照射
    し、前記反射部材により反射された前記第1検出光を受
    光して前記光学パターンに対応する第1検出信号を出力
    する第1検出工程と、 前記第1検出光の照射位置にと、回転中心に対して所定
    角度離間した位置に第2検出光を照射し、反射された前
    記第2検出光を受光して前記光学パターンに対応する第
    2検出信号を出力する第2検出工程と、 初期状態において所定の第1信号レベルを保持するとと
    もに、前記第1検出信号の正ピーク信号レベルを第1ピ
    ークホールド信号として保持する第1ピークホールド工
    程と、 初期状態において所定の第1信号レベルを保持するとと
    もに、前記第1検出信号の負ピーク信号レベルを第2ピ
    ークホールド信号として保持する第2ピークホールド工
    程と、 前記第1ピークホールド信号及び前記第2ピークホール
    ド信号に基づいて、第1基準レベル信号を生成し出力す
    る第1基準レベル信号生成工程と、 前記第1検出信号を前記第1基準レベル信号と比較する
    ことにより前記第1検出信号の波形整形を行って波形整
    形信号として出力する第1波形整形工程と、 初期状態において所定の第2信号レベルを保持するとと
    もに、前記第2検出信号の正ピーク信号レベルを第3ピ
    ークホールド信号として保持する第3ピークホールド工
    程と、 初期状態において所定の第2信号レベルを保持するとと
    もに、前記第2検出信号の負ピーク信号レベルを第4ピ
    ークホールド信号として保持する第4ピークホールド手
    段と、 前記第3ピークホールド信号及び前記第4ピークホール
    ド信号に基づいて、第2基準レベル信号を生成し出力す
    る第2基準レベル信号生成工程と、 前記第2検出信号を前記第2基準レベル信号と比較する
    ことにより前記第2検出信号の波形整形を行って第2波
    形整形信号として出力する第2波形整形工程と、 前記第1波形整形信号及び前記第2波形整形信号に基づ
    いて前記反射部材の前記第1検出手段及び前記第2検出
    手段に対する相対的な回転方向及び回転角度を算出する
    信号処理工程と、 を備えたことを特徴とする回転検出方法。
JP10087218A 1998-03-31 1998-03-31 波形整形回路、回転検出装置及び回転検出方法 Pending JPH11281402A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002071840A (ja) * 2000-08-29 2002-03-12 Seiko Instruments Inc 電子機器

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