JPH11281401A - 波形整形回路、回転検出装置及び回転検出方法 - Google Patents

波形整形回路、回転検出装置及び回転検出方法

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JPH11281401A
JPH11281401A JP10087217A JP8721798A JPH11281401A JP H11281401 A JPH11281401 A JP H11281401A JP 10087217 A JP10087217 A JP 10087217A JP 8721798 A JP8721798 A JP 8721798A JP H11281401 A JPH11281401 A JP H11281401A
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JP
Japan
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signal
timing
detection
waveform shaping
peak hold
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JP10087217A
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Inventor
Motomu Hayakawa
求 早川
Akira Shinpo
晃 真保
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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  • Electric Clocks (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調整工程を設けず、経時変化の影響を受ける
ことなく、より高精度で回転方向及び回転角度を検出す
る。 【解決手段】 第1ピークホールド信号SP1及び第2ピ
ークホールド信号SP2に基づいて、第1基準レベル信号
SREF1を生成し、第1検出信号Aを第1基準レベル信号
SREF1と比較することにより第1検出信号Aの波形整形
を行って第1波形整形信号SAとして出力するととも
に、第3ピークホールド信号SP3及び第4ピークホール
ド信号SP4に基づいて、第2基準レベル信号SREF2を生
成し、第2検出信号Bを第2基準レベル信号SREF2と比
較することにより第2検出信号Bの波形整形を行って第
2波形整形信号SBとして出力するので、波形整形を行
う第1基準信号レベルSREF1及び第2基準信号レベルS
REF2を自動的に最適な値とすることができ、調整工程を
設けることなく、経時変化の影響も低減して、確実に回
転方向及び回転角度を検出することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波形整形回路、回
転検出装置及び回転検出方法に係り、特に、回転体を用
いて情報を入力することが可能な情報処理装置に用いら
れ、回転方向及び回転角度を検出することが可能な波形
整形回路、回転検出装置及び回転検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、腕時計などの小型機器のモード切
替装置や時刻修正装置などとして、図21に示すような
回転ベゼルBZを使用したものが知られている。これら
の装置は、メカニカルスイッチを回転ベゼルBZの動作
により切り替えるものであり、例えば、腕時計の胴にピ
ンを貫通させて、このピンで回路バネを押すことによっ
てモードの切り替えを行う装置がある。この装置では、
ピンが回転ベゼルBZの裏側の面に係合されており、使
用者が回転ベゼルBZを回転させてピンの位置を移動さ
せることにより複数の回路の切り替えを行うようになっ
ている。また、卓上テープ印字装置などでは、ロータリ
ースイッチを使用する回転式文字入力装置が用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
なピン等のメカニカルスイッチを回転ベゼルの回転動作
により切り替える構成の入力装置で、文字入力のように
数十個にもおよぶ多数の回路の切り替えを行うには構造
が複雑となるため、装置が大がかりなものになってしま
い、腕時計などの小型携帯情報機器などに搭載すること
は困難であるという問題点があった。また、上述した回
転式文字入力装置には、小型・薄型化されているものが
なく、腕時計型などの小型情報処理装置には搭載されて
いなかった。さらに他種類の文字入力を行う回転式文字
入力装置を腕時計などの小型携帯情報器に搭載した場合
を想定すると、装置構成が簡単で、経時変化の影響を受
けずに、高精度で回転位置を検出し、正確に文字を入力
することが可能な装置が望まれる。
【0004】さらにまた、回転検出を光エンコーダで行
う場合を想定すると、光センサ(発光ダイオード+フォ
トダイオード)の出力信号の波形整形を行う波形整形回
路を設ける必要があるが、この波形整形回路において、
光センサの出力レベルの個体差及び経時変化の影響を受
けないように構成できれば、出荷時の出力レベル調整工
程を省略でき、製造コストを低減できるとともに、メン
テナンスフリーの回転位置検出装置を構成することがで
きる。そこで、本発明の目的は、光センサの個体差及び
経時変化の影響を受けることなく、より高精度な波形整
形を行うことが可能な波形整形回路及び波形整形方法並
びにより高精度で回転方向及び回転角度を検出すること
が可能な検出装置及び回転検出方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、所定の第1タイミングにお
ける入力信号の正ピーク信号レベルを第1ピークホール
ド信号として保持する第1ピークホールド手段と、所定
の第2タイミングにおける前記入力信号の負ピーク信号
レベルを第2ピークホールド信号として保持する第2ピ
ークホールド手段と、前記第1ピークホールド信号及び
前記第2ピークホールド信号に基づいて、基準レベル信
号を生成し出力する基準レベル信号生成手段と、前記入
力信号を前記基準レベル信号と比較することにより前記
入力信号の波形整形を行って波形整形信号として出力す
る波形整形手段と、を備えたことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の構成は、所定の第1タイミ
ングにおける入力信号の正ピーク信号レベルを第1ピー
クホールド信号として保持する第1ピークデテクタと、
所定の第2タイミングにおける前記入力信号の負ピーク
信号レベルを第2ピークホールド信号として保持する第
2ピークデテクタと、前記第1ピークホールド信号及び
前記第2ピークホールド信号に基づいて、基準レベル信
号を生成し出力する基準レベル信号生成回路と、前記入
力信号を前記基準レベル信号と比較することにより前記
入力信号の波形整形を行って波形整形信号として出力す
るコンパレータと、を備えたことを特徴としている。
【0007】請求項3記載の構成は、吸収領域と反射領
域とを有する所定の光学パターンが形成された反射部材
と、前記反射部材に第1検出光を照射し、前記反射部材
により反射された前記第1検出光を受光して前記光学パ
ターンに対応する第1検出信号を出力する第1検出手段
と、前記第1検出手段と回転中心に対して所定角度離間
して配設され、前記反射部材に第2検出光を照射し、反
射された前記第2検出光を受光して前記光学パターンに
対応する第2検出信号を出力する第2検出手段と、第2
波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第1検
出信号のピーク信号レベルを確定し、保持する第1ピー
ク確定保持手段と、第1波形整形信号の信号レベル遷移
タイミングに前記第2検出信号のピーク信号レベルを確
定し、保持する第2ピーク確定保持手段と、前記第1検
出信号のピーク信号レベルに基づいて前記第1検出信号
の波形整形を行って前記第1波形整形信号として出力す
る第1波形整形手段と、前記第2検出信号のピーク信号
レベルに基づいて前記第2検出信号の波形整形を行って
前記第2波形整形信号として出力する第2波形整形手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0008】請求項4記載の構成は、請求項3記載の構
成において、前記第1波形整形信号の信号レベル遷移タ
イミングに前記第2波形整形信号のサンプリングを行っ
て第1サンプリングデータを得るとともに、前記第2波
形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第1波形
整形信号のサンプリングを行って第2サンプリングデー
タを得、前記第1サンプリングデータ及び前記第2サン
プリングデータに基づいて前記反射部材の前記第1検出
手段及び前記第2検出手段に対する相対的な回転方向及
び回転角度を算出する信号処理手段と、を備えたことを
特徴としている。
【0009】請求項5記載の構成は、請求項4記載の構
成において、前記信号処理手段は、前記反射部材の前記
第1検出手段及び前記第2検出手段に対する相対的な回
転方向が正転方向か逆転方向かを判別し、正転/逆転判
別信号を出力する正転/逆転判別手段を有し、前記第1
ピーク確定保持手段は、前記第2波形整形信号の信号レ
ベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信号に基づ
いて、当該第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミン
グが正ピークホールドタイミングか負ピークホールドタ
イミングかを判別し第1正/負タイミング判別信号を出
力する第1正/負タイミング判別手段と、前記第1正/
負タイミング判別信号が正ピークホールドタイミングに
相当する場合に、当該第1正/負タイミング判別信号に
対応する前記第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミ
ングに前記第1検出信号の信号レベルを第1ピークホー
ルド信号として保持する第1ピークホールド手段と、前
記第1正/負タイミング判別信号が負ピークホールドタ
イミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミング
判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベル
遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第2
ピークホールド信号として保持する第2ピークホールド
手段と、を有し、前記第2ピーク確定保持回路は、前記
第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミング及び前記
正転/逆転判別信号に基づいて、当該第1波形整形信号
の信号レベル遷移タイミングが正ピークホールドタイミ
ングか負ピークホールドタイミングかを判別し第2正/
負タイミング判別信号を出力する第2正/負タイミング
判別手段と、前記第2正/負タイミング判別信号が正ピ
ークホールドタイミングに相当する場合に、当該第2正
/負タイミング判別信号に対応する前記第1波形整形信
号の信号レベル遷移タイミングに前記第2検出信号の信
号レベルを第3ピークホールド信号として保持する第3
ピークホールド手段と、前記第2正/負タイミング判別
信号が負ピークホールドタイミングに相当する場合に、
当該第2正/負タイミング判別信号に対応する前記第1
波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第2検
出信号の信号レベルを第4ピークホールド信号として保
持する第4ピークホールド手段と、を有する、ことを特
徴としている。
【0010】請求項6記載の構成は、吸収領域と透過領
域とを有する所定の光学パターンが形成された光透過部
材と、前記光透過部材に第1検出光を照射し、前記光透
過部材を透過した前記第1検出光を受光して前記光学パ
ターンに対応する第1検出信号を出力する第1検出手段
と、前記第1検出手段と回転中心に対して所定角度離間
して配設され、前記光透過部材に第2検出光を照射し、
前記光透過部材を透過した前記第2検出光を受光して前
記光学パターンに対応する第2検出信号を出力する第2
検出手段と、第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミ
ングに前記第1検出信号のピーク信号レベルを確定し、
保持する第1ピーク確定保持手段と、第1波形整形信号
の信号レベル遷移タイミングに前記第2検出信号のピー
ク信号レベルを確定し、保持する第2ピーク確定保持手
段と、前記第1検出信号のピーク信号レベルに基づいて
前記第1検出信号の波形整形を行って前記第1波形整形
信号として出力する第1波形整形手段と、前記第2検出
信号のピーク信号レベルに基づいて前記第2検出信号の
波形整形を行って前記第2波形整形信号として出力する
第2波形整形手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項7記載の構成は、請求項6記載の構
成において、前記第1波形整形信号の信号レベル遷移タ
イミングに前記第2波形整形信号のサンプリングを行っ
て第1サンプリングデータを得るとともに、前記第2波
形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第1波形
整形信号のサンプリングを行って第2サンプリングデー
タを得、前記第1サンプリングデータ及び前記第2サン
プリングデータに基づいて前記光透過部材の前記第1検
出手段及び前記第2検出手段に対する相対的な回転方向
及び回転角度を算出する信号処理手段と、を備えたこと
を特徴としている。
【0012】請求項8記載の構成は、請求項7記載の構
成において、前記信号処理手段は、前記光透過部材の前
記第1検出手段及び前記第2検出手段に対する相対的な
回転方向が正転方向か逆転方向かを判別し、正転/逆転
判別信号を出力する正転/逆転判別手段を有し、前記第
1ピーク確定保持手段は、前記第2波形整形信号の信号
レベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信号に基
づいて、当該第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミ
ングが正ピークホールドタイミングか負ピークホールド
タイミングかを判別し第1正/負タイミング判別信号を
出力する第1正/負タイミング判別手段と、前記第1正
/負タイミング判別信号が正ピークホールドタイミング
に相当する場合に、当該第1正/負タイミング判別信号
に対応する前記第2波形整形信号の信号レベル遷移タイ
ミングに前記第1検出信号の信号レベルを第1ピークホ
ールド信号として保持する第1ピークホールド手段と、
前記第1正/負タイミング判別信号が負ピークホールド
タイミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミン
グ判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベ
ル遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第
2ピークホールド信号として保持する第2ピークホール
ド手段と、を有し、前記第2ピーク確定保持回路は、前
記第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミング及び前
記正転/逆転判別信号に基づいて、当該第1波形整形信
号の信号レベル遷移タイミングが正ピークホールドタイ
ミングか負ピークホールドタイミングかを判別し第2正
/負タイミング判別信号を出力する第2正/負タイミン
グ判別手段と、前記第2正/負タイミング判別信号が正
ピークホールドタイミングに相当する場合に、当該第2
正/負タイミング判別信号に対応する前記第1波形整形
信号の信号レベル遷移タイミングに前記第2検出信号の
信号レベルを第3ピークホールド信号として保持する第
3ピークホールド手段と、前記第2正/負タイミング判
別信号が負ピークホールドタイミングに相当する場合
に、当該第2正/負タイミング判別信号に対応する前記
第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第
2検出信号の信号レベルを第4ピークホールド信号とし
て保持する第4ピークホールド手段と、を有する、こと
を特徴としている。
【0013】請求項9記載の構成は、請求項5または請
求項8記載の構成において、前記第1波形整形手段は、
前記第1ピークホールド信号及び前記第2ピークホール
ド信号の電圧差を所定の第1分圧比で分圧して前記第1
基準レベル信号を生成し、前記第1検出信号と前記第1
基準レベル信号を比較することにより波形整形を行い、
前記第2波形整形手段は、前記第3ピークホールド信号
及び前記第4ピークホールド信号の電圧差を所定の第2
分圧比で分圧して前記第2基準レベル信号を生成し、前
記第2検出信号と前記第2基準レベル信号を比較するこ
とにより波形整形を行う、ことを特徴としている。
【0014】請求項10記載の構成は、請求項3ないし
請求項5のいずれかに記載の構成において、前記反射部
材を前記第1検出手段及び前記第2検出手段に対して相
対的に回転させた場合に出力される前記第1検出信号の
位相と前記第2検出信号の位相とが1/4波長ずれるよ
うに前記第1検出手段と前記第2検出手段との間の離間
角度を設定したことを特徴としている。
【0015】請求項11記載の構成は、請求項3ないし
請求項5のいずれかに記載の構成において、前記光学パ
ターンは、前記第1検出光及び前記第2検出光を吸収す
る前記吸収領域と前記第1検出光及び前記第2検出光を
反射する前記反射領域とが、前記回転中心を中心とした
角度θ2が360/n[゜](nは偶数)となるように
交互に形成され、前記第1検出手段または前記第2検出
手段のそれぞれと、前記回転中心とを結ぶ線がなす角度
θ1が θ1=(θ2×m)+θ2/2 (ただし、mは整数) とされていることを特徴としている。請求項12記載の
構成は、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の構
成において、前記反射部材は、円環状の回転ベゼルに形
成されており、前記第1検出手段及び前記第2検出手段
は、使用者の手首に巻き付けることが可能なバンド部を
有し、前記回転ベゼルが回転可能に取り付けられる腕時
計型本体側に形成されていることを特徴としている。
【0016】請求項13記載の構成は、吸収領域と反射
領域とを有する所定の光学パターンが形成された反射部
材と、前記反射部材に第1検出光を照射し、前記反射部
材により反射された前記第1検出光を受光して前記光学
パターンに対応する第1検出信号を出力する第1センサ
と、前記第1センサと回転中心に対して所定角度離間し
て配設され、前記反射部材に第2検出光を照射し、反射
された前記第2検出光を受光して前記光学パターンに対
応する第2検出信号を出力する第2センサと、第2波形
整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第1検出信
号のピーク信号レベルを確定し、保持する第1ピーク確
定保持回路と、第1波形整形信号の信号レベル遷移タイ
ミングに前記第2検出信号のピーク信号レベルを確定
し、保持する第2ピーク確定保持回路と、前記第1検出
信号のピーク信号レベルに基づいて前記第1検出信号の
波形整形を行って前記第1波形整形信号として出力する
第1コンパレータと、前記第2検出信号のピーク信号レ
ベルに基づいて前記第2検出信号の波形整形を行って前
記第2波形整形信号として出力する第2コンパレータ
と、を備えたことを特徴としている。
【0017】請求項14記載の構成は、請求項13記載
の構成において、前記第1波形整形信号の信号レベル遷
移タイミングに前記第2波形整形信号のサンプリングを
行って第1サンプリングデータを得るとともに、前記第
2波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第1
波形整形信号のサンプリングを行って第2サンプリング
データを得、前記第1サンプリングデータ及び前記第2
サンプリングデータに基づいて前記反射部材の前記第1
センサ及び前記第2センサに対する相対的な回転方向及
び回転角度を算出する信号処理回路と、を備えたことを
特徴としている。
【0018】請求項15記載の構成は、請求項14記載
の構成において、前記信号処理回路は、前記反射部材の
前記第1センサ及び前記第2センサに対する相対的な回
転方向が正転方向か逆転方向かを判別し、正転/逆転判
別信号を出力する正転/逆転判別回路を有し、前記第1
ピーク確定保持回路は、前記第2波形整形信号の信号レ
ベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信号に基づ
いて、当該第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミン
グが正ピークホールドタイミングか負ピークホールドタ
イミングかを判別し第1正/負タイミング判別信号を出
力する第1正/負タイミング判別回路と、前記第1正/
負タイミング判別信号が正ピークホールドタイミングに
相当する場合に、当該第1正/負タイミング判別信号に
対応する前記第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミ
ングに前記第1検出信号の信号レベルを第1ピークホー
ルド信号として保持する第1ピークホールド回路と、前
記第1正/負タイミング判別信号が負ピークホールドタ
イミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミング
判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベル
遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第2
ピークホールド信号として保持する第2ピークホールド
回路と、を有し、前記第2ピーク確定保持回路は、前記
第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミング及び前記
正転/逆転判別信号に基づいて、当該第1波形整形信号
の信号レベル遷移タイミングが正ピークホールドタイミ
ングか負ピークホールドタイミングかを判別し第2正/
負タイミング判別信号を出力する第2正/負タイミング
判別回路と、前記第2正/負タイミング判別信号が正ピ
ークホールドタイミングに相当する場合に、当該第2正
/負タイミング判別信号に対応する前記第1波形整形信
号の信号レベル遷移タイミングに前記第2検出信号の信
号レベルを第3ピークホールド信号として保持する第3
ピークホールド回路と、前記第2正/負タイミング判別
信号が負ピークホールドタイミングに相当する場合に、
当該第2正/負タイミング判別信号に対応する前記第1
波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第2検
出信号の信号レベルを第4ピークホールド信号として保
持する第4ピークホールド回路と、を有する、ことを特
徴としている。
【0019】請求項16記載の構成は、吸収領域と反射
領域とを有する所定の光学パターンが形成された反射部
材に第1検出光を照射し、前記反射部材により反射され
た前記第1検出光を受光して前記光学パターンに対応す
る第1検出信号を出力する第1センサと、前記第1セン
サと回転中心に対して所定角度離間して配設され、前記
反射部材に第2検出光を照射し、反射された前記第2検
出光を受光して前記光学パターンに対応する第2検出信
号を出力する第2センサと、を有する回転検出装置の回
転検出方法において、第2波形整形信号の信号レベル遷
移タイミングに前記第1検出信号のピーク信号レベルを
確定し、保持する第1ピーク確定保持工程と、第1波形
整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第2検出信
号のピーク信号レベルを確定し、保持する第2ピーク確
定保持工程と、前記第1検出信号のピーク信号レベルに
基づいて前記第1検出信号の波形整形を行って前記第1
波形整形信号として出力する第1波形整形工程と、前記
第2検出信号のピーク信号レベルに基づいて前記第2検
出信号の波形整形を行って前記第2波形整形信号として
出力する第2波形整形工程と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0020】請求項17記載の構成は、請求項16記載
の構成において、前記第1波形整形信号の信号レベル遷
移タイミングに前記第2波形整形信号のサンプリングを
行って第1サンプリングデータを得るとともに、前記第
2波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第1
波形整形信号のサンプリングを行って第2サンプリング
データを得、前記第1サンプリングデータ及び前記第2
サンプリングデータに基づいて前記反射部材の前記第1
センサ及び前記第2センサに対する相対的な回転方向及
び回転角度を算出する信号処理工程と、を備えたことを
特徴としている。
【0021】請求項18記載の構成は、請求項17記載
の構成において、前記信号処理工程は、前記反射部材の
前記第1センサ及び前記第2センサに対する相対的な回
転方向が正転方向か逆転方向かを判別し、正転/逆転判
別信号を出力する正転/逆転判別工程を有し、前記第1
ピーク確定保持工程は、前記第2波形整形信号の信号レ
ベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信号に基づ
いて、当該第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミン
グが正ピークホールドタイミングか負ピークホールドタ
イミングかを判別し第1正/負タイミング判別信号を出
力する第1正/負タイミング判別工程と、前記第1正/
負タイミング判別信号が正ピークホールドタイミングに
相当する場合に、当該第1正/負タイミング判別信号に
対応する前記第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミ
ングに前記第1検出信号の信号レベルを第1ピークホー
ルド信号として保持する第1ピークホールド工程と、前
記第1正/負タイミング判別信号が負ピークホールドタ
イミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミング
判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベル
遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第2
ピークホールド信号として保持する第2ピークホールド
工程と、を有し、前記第2ピーク確定保持工程は、前記
第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミング及び前記
正転/逆転判別信号に基づいて、当該第1波形整形信号
の信号レベル遷移タイミングが正ピークホールドタイミ
ングか負ピークホールドタイミングかを判別し第2正/
負タイミング判別信号を出力する第2正/負タイミング
判別工程と、前記第2正/負タイミング判別信号が正ピ
ークホールドタイミングに相当する場合に、当該第2正
/負タイミング判別信号に対応する前記第1波形整形信
号の信号レベル遷移タイミングに前記第2検出信号の信
号レベルを第3ピークホールド信号として保持する第3
ピークホールド工程と、前記第2正/負タイミング判別
信号が負ピークホールドタイミングに相当する場合に、
当該第2正/負タイミング判別信号に対応する前記第1
波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第2検
出信号の信号レベルを第4ピークホールド信号として保
持する第4ピークホールド工程と、を有する、ことを特
徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態について説明する。 [1] 実施形態 [1.1] 実施形態の構成 [1.1.1] 腕時計型データ情報処理装置の構成 図1に本発明の回転検出装置を有する腕時計型データ情
報処理装置の正面図を示す。腕時計型情報処理装置10
0の本体101の上部(紙面手前側)には、円環状に形
成された回転ベゼル102が本体101に対して摺動可
能に配置されている。また、回転ベゼル102の上面に
は、等間隔に「ア、イ、ウ、……、9、:、〜」の文字
等が印刷等により形成されている。回転ベゼル102の
内周側には、カバーガラス103が配設されており、こ
のカバーガラス103の下面側(紙面奥側)に、腕時計
型情報処理装置100に入力された情報等が表示される
表示部104が配設されている。
【0023】表示部104の図面上側には回転ベゼル1
02上に形成された文字等の1つを指示する指示マーク
110が印刷等により形成されている。また、本体10
1の周囲には、確定スイッチ105、削除スイッチ10
6、濁点スイッチ107および原点スイッチ108がそ
れぞれ配設されている。なお、これらのスイッチは、カ
バーガラス103上に設けるようにしてもよい。図2に
腕時計型情報処理装置100から回転ベゼル102を取
り外した状態を示す。図2に示すように、本体101に
は孔31a,31bが形成されており、この孔31a,
31b内に第1検出手段として機能する第1センサユニ
ット32と第2検出手段として機能する第2センサユニ
ット33とがそれぞれ配置されている。
【0024】この場合において、第1センサユニット3
2と回転ベゼル102の回転中心Oとを結ぶ線と、第2
センサユニット33と回転中心Oとを結ぶ線とが角度θ
1を形成するように第1センサユニット32および第2
センサユニット33がそれぞれ配置されている。また、
第1センサユニット32は、上述した指示マーク110
が指示する文字等(図2の場合「ア」)の下方(図2の
紙面奥側)に配置されている。なお、角度θ1について
は後述する。
【0025】図3に、図2のIV−IV線に沿って視た図を
示す。図3に示すように、回転ベゼル102の下面に
は、回転ベゼル102の上面に形成された文字等に対応
する位置に光学パターン41が形成されている。この光
学パターン41が形成された面の下方にはセンサーカバ
ーガラス42が本体101に取り付けられている。この
とき、本体101とセンサカバーガラス42の間にはパ
ッキン43が配設されており、これによりセンサカバー
ガラス42の下部への水等の侵入を防止することができ
る。センサカバーガラス42の下方には、第1センサユ
ニット32が配設されている。
【0026】第1センサユニット32は、LED(Ligh
t Emitting Diode)44と、フォトダイオード45と、
LED44とフォトダイオード45との間に配置される
遮光板44aと、基板46とから構成されており、LE
D44が光学パターン41に向けて第1検出光L1を射
出、照射し、その反射光をフォトダイオード45が受光
し、受光した第1検出光L1に基づいて第1検出信号A
を生成する。同様に第2センサユニット33は、LED
46(図7参照)と、フォトダイオード47(図7参
照)と、LED46とフォトダイオード47との間に配
置される遮光板と、基板とから構成されており、LED
46が光学パターン41に向けて第2検出光L2を射
出、照射し、その反射光をフォトダイオード47が受光
し、受光した第2検出光L2に基づいて第2検出信号B
を生成する。
【0027】このように第1センサユニット32の生成
した第1検出信号A及び第2センサユニット33が生成
した第2検出信号Bが後述する情報処理部81(図6参
照)によってカウントされ、これにより回転ベゼル10
2の回転角度及び回転っ方向を検出している。第1セン
サユニット32の基板46の下側には、接点バネ47が
設けられており、この接点バネ47により第1センサユ
ニット32及び第2センサユニット33と腕時計型情報
処理装置100のCPU等が電気的に接続されている。
なお、接点バネ47の代わりにリード線を設けるように
してもよい。
【0028】図2および図3に示すように、本体101
の上部には、円周上に溝34が形成されている。一方、
図3に示すように回転ベゼル102の下面には、下側に
突出する突条46が形成されており、この突条46が溝
34に摺動可能に嵌合されている。また、回転ベゼル1
02の図中右側の側面と本体101との間にはOリング
47が配置されており、これにより腕時計型情報処理装
置100内部への水や光などの侵入を防止している。
【0029】[1.1.2] 光学パターンについて 次に、光学パターン41について説明する。図4は、反
射部材として機能する回転ベゼル102の下面を示す図
である。光学パターン41は、図4に示すように、LE
D44の照射する光を吸収する吸収領域41aとLED
44の光を反射する反射領域41bとが交互に形成され
ている。このとき、吸収領域41aと反射領域41bと
は、回転中心Oを中心とした角度θ2毎に形成されてい
る。
【0030】この場合において、上述した回転ベゼル1
02の上面に形成された文字等がn個(nは偶数)の場
合には、θ2=360/n[゜]となる。第1センサユ
ニット32は、使用者が回転ベゼル102を回転させた
ときに、図5(a)に示す光学パターン41の吸収領域
41aと反射領域41bとを交互に読み取ることによ
り、図5(b)に示すような略正弦波形を有する第1検
出信号Aを生成することができる。一方、第2センサユ
ニット33も同様に、図5(c)に示すような略正弦波
形を有する第2検出信号Bを生成することとなる。この
場合において、第1検出信号Aと第2検出信号Bの位相
は、後に詳述するように、1/4波長だけずれるように
吸収領域41a及び反射領域41b並びに第1センサユ
ニット32及び第2センサユニット33の配置が設定さ
れている。
【0031】[1.1.3] センサユニットの配置 次に、第1センサユニット32と第2センサユニット3
3との間の角度θ2について説明する。本実施形態で
は、θ1=(θ2×m)+θ2/2となるように第1セン
サユニット32および第2センサユニット33が配置さ
れている。ただし、mは整数である。これにより、回転
ベゼル102が使用者により回転させられた場合には、
第1センサユニット32が生成する第1検出信号Aと第
2センサユニット33が生成する第2検出信号Bに1/
4の位相差が生じることになる。
【0032】図5に示すように、回転ベゼル102を時
計回りに回転させた場合には、第2センサユニット33
の生成する第2検出信号Bに第1センサユニット32の
生成する第1検出信号Aより1/4の位相進みが生じ、
回転ベゼル102を反時計回りに回転させた場合には、
第2センサユニット33の生成するパルス信号に第1セ
ンサユニット32の生成するパルス信号より1/4の位
相遅れが生じることになる。このような位相遅れ・位相
進みを検知することによって後述するように回転ベゼル
102の回転方向を検出することが可能となっている。
【0033】[1.1.4] 機能構成 次に、上述のように検出された回転ベゼル102の回転
角度および回転方向から文字等の情報を生成して表示部
104に表示し、情報を格納する機能構成について図6
を用いて説明する。情報処理部111は、パルス数カウ
ンタ及び正/逆反転検出部を有しており、第1センサユ
ニット32が生成する第1検出信号Aおよび第2センサ
ユニット33が生成する第2検出信号Bに基づいて情報
データを生成し、ユーザにより確定された情報データの
メモリ113への格納を行うものである。このとき、情
報処理部111は、回転ベゼル102の回転位置に対応
した情報データが記憶された情報テーブル112を参照
することにより情報信号を生成する。このようにして生
成された情報信号に基づいてキャラクタージェネレータ
114が表示部104に文字等の情報を表示する。
【0034】原点スイッチ108は、腕時計型情報処理
装置100を情報入力状態に切り替えるものであり、原
点スイッチ108がオンされると、情報処理部81のパ
ルス数カウンタが0にリセットされ、第1センサユニッ
ト32および第2センサユニット33により回転ベゼル
102の回転角度および回転方向の検出を開始するよう
になっている。確定スイッチ105、削除スイッチ10
6は、情報処理部81において生成された情報データを
それぞれ確定あるいは削除するものである。濁点スイッ
チ107は、情報処理部111において生成された情報
が仮名文字の場合には、濁点を付加するものである。ま
た、情報が英文字の場合には、濁点スイッチ107は小
文字と大文字とを切り替える機能を持っている。
【0035】なお、情報処理部111が生成する情報は
文字情報に限らず、改行などの文字編集や、この情報処
理装置におけるモード切換(例えば、時間表示モードと
文字入力モードとを切り換える)などの指令データを生
成することも可能である。この場合、情報テーブル11
2には、文字編集やモード切換などの指令情報が回転ベ
ゼル102の回転位置に対応して記憶されており、検出
された回転ベゼル102の回転位置に基づいて情報処理
部81が指令データを生成することとなる。
【0036】[1.1.5] 情報処理部及びセンサユ
ニットの具体的構成 次に情報処理部111、第1センサユニット32及び第
2センサユニット33の具体的な構成について図7を参
照して説明する。まず、情報処理部111の概要構成に
ついて説明する。情報処理部111は、第1検出信号A
の波形整形を行って、第1波形整形信号SAを出力する
第1波形整形回路50と、第1波形整形信号SAの立ち
上がり/立下がりを判定し、第1アップダウン判定信号
AU/Dを出力する第1アップダウン判定回路51と、第
1波形整形信号SA及び第1アップダウン判定信号AU/D
に基づいて光学パターン、ひいては、回転ベゼル102
の第1センサユニット32及び第2センサユニット33
に対する相対的な回転方向を判定し、第1回転方向判定
信号ARDを出力する第1正/逆判定回路52と、を備え
て構成されている。
【0037】また、情報処理部111は、第2検出信号
Bの波形整形を行って、第2波形整形信号SBを出力す
る第2波形整形回路53と、第2波形整形信号SBの立
ち上がり/立下がりを判定し、第2アップダウン判定信
号BU/Dを出力する第2アップダウン反転回路54と、
第2波形整形信号SB及び第2アップダウン判定信号BU
/Dに基づいて光学パターン、ひいては、回転ベゼル10
2の第2センサユニット32及び第2センサユニット3
3に対する相対的な回転方向を判定し、第2回転方向判
定信号BRDを出力する第2正/逆判定回路55と、を備
えて構成されている。さらに情報処理部111は、第1
波形整形信号SA及び第1アップダウン判定信号AU/Dに
基づいて後述の初期設定回路58に第1検出タイミング
信号SD1を出力する第1検出タイミング生成回路56
と、第2波形整形信号SB及び第2アップダウン判定信
号BU/Dに基づいて後述の初期設定回路58に第2検出
タイミング信号SD2を出力する第2検出タイミング生成
回路57と、初期化信号SINIT入力時(例えば、SINIT
=“L”レベル時)には、第1波形整形回路50への第
1検出タイミング信号SD1の入力を禁止して初期基準レ
ベル信号SREFIを入力するとともに、第2波形整形回路
53への第2検出タイミング信号SD2の入力を禁止して
初期基準レベル信号SREFIを入力する初期設定回路58
と、第1アップダウン判定信号AU/D、第1回転方向判
定信号ARD、第2アップダウン判定信号BU/D及び第2
回転方向判定信号BRDに基づいてに基づいて光学パター
ン、ひいては、回転ベゼル102の第1センサユニット
32及び第2センサユニットに対する相対的な回転角度
を算出する信号処理ユニット59と、を備えて構成され
ている。
【0038】第1センサユニット32は、第1検出光L
1を射出するLED(Light Emitting Diode)44と、
光学パターン41により反射された第1検出光L1を受
光し、第1トランジスタQ1を介して第1検出信号Aと
して出力するフォトダイオード45と、を備えて構成さ
れている。また、第2センサユニット33も同様に第2
検出光L2を射出するLED46と、光学パターン41
により反射された第2検出光L2を受光し、第2トラン
ジスタQ2を介して第2検出信号Bとして出力するフォ
トダイオード47と、を備えて構成されている。第1波
形整形回路50は、第1検出信号Aの正ピーク信号レベ
ルを第1ピークホールド信号SP1として保持する第1ピ
ークホールド回路60と、第1検出信号Aの負ピーク信
号レベルを第2ピークホールド信号SP2として保持する
第2ピークホールド回路61と、第1ピークホールド信
号SP1と第2ピークホールド信号SP2の差電圧を分圧し
て、第1基準レベル信号SREF1を生成し出力する第1基
準レベル信号生成手段として機能する第1分圧回路62
と、初期化信号SINIT入力時に第1検出信号Aの第1ピ
ークホールド回路60への入力を禁止する第1スイッチ
63と、初期化信号SINIT入力時に第1検出信号Aの第
2ピークホールド回路61への入力を禁止する第2スイ
ッチ64と、第1基準レベル信号SREF1に基づいて第1
検出信号Aの波形整形を行い、第1波形整形信号SAを
出力するコンパレータ65と、を備えて構成されてい
る。
【0039】第2波形整形回路53は、第2検出信号B
の正ピーク信号レベルを第3ピークホールド信号SP3と
して保持する第3ピークホールド回路66と、第2検出
信号Bの負ピーク信号レベルを第4ピークホールド信号
SP4として保持する第4ピークホールド回路67と、第
3ピークホールド信号SP3と第4ピークホールド信号S
P4の差電圧を分圧して、第2基準レベル信号SREF2を生
成し出力する第2基準レベル信号生成手段として機能す
る第2分圧回路68と、初期化信号SINIT入力時に第2
検出信号Bの第3ピークホールド回路66への入力を禁
止する第1スイッチ69と、初期化信号SINIT入力時に
第2検出信号Bの第4ピークホールド回路67への入力
を禁止する第2スイッチ70と、第2基準レベル信号S
REF2に基づいて第2検出信号Bの波形整形を行い、第2
波形整形信号SBを出力するコンパレータ71と、を備
えて構成されている。
【0040】第1アップダウン判定回路51は、2個の
直列接続されたインバータ及びロウパスフィルタを有
し、第1波形整形信号SAを所定時間遅延して遅延第1
波形整形信号DSAを出力する遅延回路75と、第1波
形整形信号SA及び遅延第1波形整形信号DSAの論理積
(AND)をとって、第1アップダウン判定信号AU/D
を構成し、第1波形整形信号SAの立ち上がり時に
“H”レベルとなる第1アップ判定信号AUPを出力する
AND回路76と、第1波形整形信号SA及び遅延第1
波形整形信号DSAの論理積の否定(NAND)をとっ
て、第1アップダウン判定信号AU/Dを構成し、第1波
形整形信号SAの立ち下がり時に“H”レベルとなる第
1ダウン判定信号ADNを出力するNAND回路77と、
を備えて構成されている。第1正/逆判定回路52は、
第2正/逆判定回路55と共用され、第1波形整形信号
SA及び第2波形整形信号SBの排他論理和(EXOR)
をとるEXOR回路78と、第1アップ判定信号AUP及
び第1ダウン判定信号ADNの論理和(OR)をとるOR
回路79と、EXOR回路78の出力がデータ端子Dに
入力され、、OR回路79の出力がクロック端子/CK
に入力され、データ出力端子Qから第1回転方向判定信
号ARDを出力するDフリップフロップ回路80と、を備
えて構成されている。
【0041】第2アップダウン判定回路54は、2個の
直列接続されたインバータ及びロウパスフィルタを有
し、第2波形整形信号SBを所定時間遅延して遅延第2
波形整形信号DSBを出力する遅延回路85と、第2波
形整形信号SB及び遅延第2波形整形信号DSBの論理積
(AND)をとって、第2アップダウン判定信号BU/D
を構成し、第2波形整形信号SBの立ち上がり時に
“H”レベルとなる第1アップ判定信号BUPを出力する
AND回路86と、第2波形整形信号SB及び遅延第2
波形整形信号DSBの論理積の否定(NAND)をとっ
て、第1アップダウン判定信号BU/Dを構成し、第2波
形整形信号SBの立ち下がり時に“H”レベルとなる第
1ダウン判定信号BDNを出力するNAND回路87と、
を備えて構成されている。第2正/逆判定回路55は、
第1正/逆判定回路52と共用され、第1波形整形信号
SA及び第2波形整形信号SBの排他論理和(EXOR)
をとるEXOR回路78と、第2アップ判定信号BUP及
び第2ダウン判定信号BDNの論理和(OR)をとるOR
回路89と、EXOR回路78の出力がデータ端子Dに
入力され、、OR回路89の出力がクロック端子/CK
に入力され、データ出力端子Qから第2回転方向判定信
号BRDを出力するDフリップフロップ回路90と、を備
えて構成されている。
【0042】第1検出タイミング生成回路56は、第2
ダウン判定信号BDN及び第2回転方向判定信号BRDの論
理積(AND)をとるAND回路95と、第2アップ判
定信号BUP及び第2回転方向判定信号BRDの反転信号の
論理積(AND)をとるAND回路96と、AND回路
95の出力信号及びAND回路96の出力信号の論理和
(OR)をとるOR回路97と、第2アップ判定信号B
UP及び第2回転方向判定信号BRDの論理積(AND)を
とるAND回路98と、第2ダウン判定信号BDNP及び
第2回転方向判定信号BRDの反転信号の論理積(AN
D)をとるAND回路99と、AND回路98の出力信
号及びAND回路99の出力信号の論理和(OR)をと
るOR回路120と、を備えて構成されている。第2検
出タイミング生成回路57は、第1アップ判定信号AUP
及び第1回転方向判定信号ARDの論理積(AND)をと
るAND回路121と、第1ダウン判定信号ADNP及び
第1回転方向判定信号ARDの反転信号の論理積(AN
D)をとるAND回路122と、AND回路121の出
力信号及びAND回路122の出力信号の論理和(O
R)をとるOR回路123と、第1ダウン判定信号ADN
及び第1回転方向判定信号ARDの論理積(AND)をと
るAND回路124と、第1アップ判定信号AUP及び第
1回転方向判定信号ARDの反転信号の論理積(AND)
をとるAND回路125と、AND回路124の出力信
号及びAND回路125の出力信号の論理和(OR)を
とるOR回路126と、を備えて構成されている。
【0043】初期設定回路58は、初期基準レベル信号
SREFIを生成する初期基準レベル信号生成回路130
と、初期化信号SINITを反転するインバータ131と、
初期化信号SINITの“L”レベル時に初期基準レベル信
号SREFIを第1ピークホールド回路60に入力すべくオ
ン(閉)状態となるスイッチ132と、初期化信号SIN
ITの“L”レベル時に初期基準レベル信号SREFIを第2
ピークホールド回路61に入力すべくオン(閉)状態と
なるスイッチ133と、初期化信号SINITの“L”レベ
ル時に初期基準レベル信号SREFIを第3ピークホールド
回路66に入力すべくオン(閉)状態となるスイッチ1
34と、初期化信号SINITの“L”レベル時に初期基準
レベル信号SREFIを第4ピークホールド回路67に入力
すべくオン(閉)状態となるスイッチ135と、を備え
て構成されている。
【0044】また、初期設定回路58は、初期化信号S
INIT及びOR回路97の出力信号の論理積(AND)を
とり、初期化信号SINITの“L”レベル時に第1スイッ
チ63をオフ(開)状態として第1検出信号Aが第1ピ
ークホールド回路60に入力されるのを禁止するAND
回路136と、初期化信号SINIT及びOR回路120の
出力信号の論理積(AND)をとり、初期化信号SINIT
の“L”レベル時に第2スイッチ64をオフ(開)状態
として第1検出信号Aが第2ピークホールド回路61に
入力されるのを禁止するAND回路137と、初期化信
号SINIT及びOR回路123の出力信号の論理積(AN
D)をとり、初期化信号SINITの“L”レベル時に第1
スイッチ69をオフ(開)状態として第2検出信号Bが
第3ピークホールド回路66に入力されるのを禁止する
AND回路138と、初期化信号SINIT及びOR回路1
26の出力信号の論理積(AND)をとり、初期化信号
SINITの“L”レベル時に第2スイッチ70をオフ
(開)状態として第2検出信号Bが第2ピークホールド
回路67に入力されるのを禁止するAND回路139
と、を備えて構成されている。
【0045】[1.1.6] 情報処理部及びセンサユ
ニットの具体的動作 次に、情報処理部11、1第1センサユニット32及び
第2センサユニット33の具体的な初期動作及び通常動
作について図8を参照して説明する。 [1.1.6.1] 初期動作 初期動作においては、初期化信号SINITが“L”レベル
とされる。また、初期基準レベル信号生成回路130
は、電源電圧を分圧して、初期基準レベル信号SREFIを
生成する。さらにインバータ131は、初期化信号SIN
ITを反転して、スイッチ132〜135に出力する。こ
れらにより、初期設定回路58のスイッチ132は、初
期基準レベル信号SREFIを第1ピークホールド回路60
に入力すべくオン(閉)状態となる。また、スイッチ1
33は、初期基準レベル信号SREFIを第2ピークホール
ド回路61に入力すべくオン(閉)状態となる。さらに
スイッチ134は、初期基準レベル信号SREFIを第3ピ
ークホールド回路66に入力すべくオン(閉)状態とな
る。さらにまた、スイッチ135は、初期基準レベル信
号SREFIを第4ピークホールド回路67に入力すべくオ
ン(閉)状態となる。
【0046】そして、第1波形整形回路50の第1ピー
クホールド回路60は、初期基準レベル信号SREFIの信
号レベルを第1ピークホールド信号SP1として保持す
る。また、第2ピークホールド回路61は、初期基準レ
ベル信号SREFIの信号レベルを第2ピークホールド信号
SP2として保持する。この結果、第1分圧回路62は、
0[V]の第1基準レベル信号SREF1を生成してコンパ
レータ65に出力する。一方、第1センサユニット32
のLEDは、第1検出光L1を射出し、光学パターン4
1に照射する。これにより、フォトダイオード45は、
光学パターン41により反射された第1検出光L1を受
光し、第1検出信号Aをコンパレータ65に出力する。
【0047】コンパレータ65は、第1基準レベル信号
SREF1に基づいて第1検出信号Aの波形整形を行い、第
1波形整形信号SAを第1アップダウン判定回路51に
出力し、第1アップダウン判定回路51は、第1波形整
形信号SAに基づいて、第1波形整形信号SAの立ち上が
り時には、“H”レベルの第1アップ判定信号AUPを信
号処理ユニット59及び第1検出タイミング生成回路5
6に出力し、第1波形整形信号SAの立ち下がり時に
は、“H”レベルの第1ダウン判定信号ADNを信号処理
ユニット59及び第1検出タイミング生成回路56に出
力する。一方、第2波形整形回路53の第3ピークホー
ルド回路66は、初期基準レベル信号SREFIの信号レベ
ルを第3ピークホールド信号SP3 として保持する。ま
た、第4ピークホールド回路67は、初期基準レベル信
号SREFIの信号レベルを第4ピークホールド信号SP4と
して保持する。この結果、第2分圧回路68は、0
[V]の第1基準レベル信号SREF1を生成してコンパレ
ータ71に出力する。一方、第2センサユニット33の
LED46は、第2検出光L2を射出し、光学パターン
41に照射する。
【0048】これにより、フォトダイオード47は、光
学パターン41により反射された第2検出光L2を受光
し、第2検出信号Bをコンパレータ71に出力する。コ
ンパレータ71は、第2基準レベル信号SREF2に基づい
て第2検出信号Bの波形整形を行い、第2波形整形信号
SBを第2アップダウン判定回路54に出力し、第2ア
ップダウン判定回路54は、第2波形整形信号SBに基
づいて、第2波形整形信号SBの立ち上がり時には、
“H”レベルの第2アップ判定信号BUPを信号処理ユニ
ット59及び第2検出タイミング生成回路57に出力
し、第2波形整形信号SBの立ち下がり時には、“H”
レベルの第2ダウン判定信号BDNを信号処理ユニット5
9及び第2検出タイミング生成回路57に出力する。一
方、第1正/逆判定回路52のEXOR回路78は、第
1波形整形信号SA及び第2波形整形信号SBの排他論理
和(EXOR)をとり、OR回路79は、第1アップ判
定信号AUP及び第1ダウン判定信号ADNの論理和(O
R)をとる。そして、Dフリップフロップ回路80は、
EXOR回路78の出力がデータ端子Dに入力され、O
R回路79の出力がクロック端子/CKに入力され、デ
ータ出力端子Qから第1回転方向判定信号ARDを信号処
理ユニット59に出力することとなる。
【0049】また、第2正/逆判定回路55のEXOR
回路78は、第1波形整形信号SA及び第2波形整形信
号SBの排他論理和(EXOR)をとり、OR回路89
は、第2アップ判定信号BUP及び第2ダウン判定信号B
DNの論理和(OR)をとる。そして、Dフリップフロッ
プ回路90は、EXOR回路78の出力がデータ端子D
に入力され、、OR回路89の出力がクロック端子/C
Kに入力され、データ出力端子Qから第2回転方向判定
信号BRDを信号処理ユニット59に出力することとな
る。これらにより信号処理ユニット59は、第1アップ
ダウン判定信号AU/D(=AUP及びADN)、第1回転方
向判定信号ARD、第2アップダウン判定信号BU/D(=
BUP及びBDN)及び第2回転方向判定信号BRDに基づい
てに基づいて光学パターン、ひいては、回転ベゼル10
2の第1センサユニット32及び第2センサユニットに
対する相対的な回転角度を算出することとなる。従っ
て、初期動作状態においては、コンパレータ65及びコ
ンパレータ71の基準信号レベルが所定の信号レベルと
なるため(上記、例では0[V]に固定)、検出精度は
低くなるものの、確実に回転ベゼル102の回転方向及
び回転角度を検出することが可能となる。
【0050】[1.1.6.2] 通常動作 上記初期動作が終了すると、通常動作に移行することと
なる。通常動作においては、初期化信号SINITが“H”
レベルとされる。また、インバータ131は、初期化信
号SINITを反転して、スイッチ132〜135に出力す
る。これらにより、初期設定回路58のスイッチ132
〜135は、全てオフ状態となる。以下の説明において
は、説明の簡略化のため、初期動作終了時点において、
第1回転方向判定信号ARD=“H”レベル(すなわち、
正回転方向相当)、第2回転方向判定信号BRD=“H”
レベル(すなわち、正回転方向相当)、第1アップ判定
信号AUP=“H”レベル、第1ダウン判定信号ADN=
“L”レベル、第2アップ判定信号BUP=“L”レベ
ル、第2ダウン判定信号BDN=“H”レベルの場合につ
いて説明する。
【0051】[1.1.6.2.1] 第1検出タイミ
ング生成回路及び第1波形整形回路の動作 第1検出タイミング生成回路56のAND回路95は、
第2ダウン判定信号BDN(=“H”)及び第2回転方向
判定信号BRD(=“H”)の論理積(AND)をとり、
“H”レベルの信号をOR回路97に出力する。また、
AND回路96は、第2アップ判定信号BUP(=
“L”)及び第2回転方向判定信号BRDの反転信号(=
“L”)の論理積(AND)をとり、“L”レベルの信
号をOR回路97に出力する。これによりOR回路97
は、“H”レベルの信号をAND回路136に出力する
こととなる。この時点において、初期化信号SINITは、
“H”レベルであるので、AND回路136は、“H”
レベルの信号をスイッチ63に出力し、スイッチ63は
オン状態となり、第1検出信号Aが第1ピークホールド
回路60に入力され、第1ピークホールド回路60は、
第1検出信号Aの正信号レベル(最終的には、正ピーク
信号レベル)を第1ピークホールド信号SP1として保持
することとなる。
【0052】一方、AND回路98は、第2アップ判定
信号BUP(=“L”レベル)及び第2回転方向判定信号
BRD(=“H”レベル)の論理積(AND)をとり、
“L”ベルの信号をOR回路120に出力する。また、
AND回路99は、第2ダウン判定信号BDN(=
“H”)及び第2回転方向判定信号BRDの反転信号(=
“L”)の論理積(AND)をとり、“L”レベルの信
号をOR回路120に出力することとなる。これにより
OR回路120は、“L”レベルの信号をAND回路1
37に出力することとなる。従って、AND回路136
は、“L”レベルの信号をスイッチ64に出力し、スイ
ッチ64はオフ状態となり、第2ピークホールド回路6
1は、前回の第1検出信号Aの負信号レベル(最終的に
は負ピーク信号レベル)を第2ピークホールド信号SP2
として保持することとなる。
【0053】この結果、第1分圧回路62は、第1ピー
クホールド信号SP1と第2ピークホールド信号SP2の差
電圧を分圧して、第1基準レベル信号SREF1を生成しコ
ンパレータ65に出力する。一方、第1センサユニット
32のLEDは、第1検出光L1を射出し、光学パター
ン41に照射する。これにより、フォトダイオード45
は、光学パターン41により反射された第1検出光L1
を受光し、第1検出信号Aをコンパレータ65に出力す
る。コンパレータ65は、第1基準レベル信号SREF1に
基づいて第1検出信号Aの波形整形を行い、第1波形整
形信号SAを第1アップダウン判定回路51に出力し、
第1アップダウン判定回路51は、第1波形整形信号S
Aに基づいて、第1波形整形信号SAの立ち上がり時に
は、“H”レベルの第1アップ判定信号AUPを信号処理
ユニット59及び第1検出タイミング生成回路56に出
力し、第1波形整形信号SAの立ち下がり時には、
“H”レベルの第1ダウン判定信号ADNを信号処理ユニ
ット59及び第1検出タイミング生成回路56に出力す
る。
【0054】一方、第1正/逆判定回路52のEXOR
回路78は、第1波形整形信号SA及び第2波形整形信
号SBの排他論理和(EXOR)をとり、OR回路79
は、第1アップ判定信号AUP及び第1ダウン判定信号A
DNの論理和(OR)をとる。そして、Dフリップフロッ
プ回路80は、EXOR回路78の出力がデータ端子D
に入力され、OR回路79の出力がクロック端子/CK
に入力され、データ出力端子Qから第1回転方向判定信
号ARDを信号処理ユニット59に出力することとなる。
これらにより信号処理ユニット59は、第1アップダウ
ン判定信号AU/D(=AUP及びADN)、第1回転方向判
定信号ARD、第2アップダウン判定信号BU/D(=BUP
及びBDN)及び第2回転方向判定信号BRDに基づいて光
学パターン、ひいては、回転ベゼル102の第1センサ
ユニット32及び第2センサユニットに対する相対的な
回転角度を算出することとなる。
【0055】このようにして、図9に示すように、第1
検出信号Aの振幅が小さく、第2検出信号Bの振幅が大
きい場合でも、図10(a)に示すように、第1基準レ
ベル信号SREF1を第1検出信号Aの変動に合わせて順次
適正な信号レベルとするため、図10(b)に示した理
想的な第1波形整形信号に近い第1波形整形信号SAを
得ることができ、調整工程を設けなくても、調整工程を
設けることなく、自動的に順次検出精度を高くして、確
実に回転ベゼル102の回転方向及び回転角度を検出す
ることが可能となる。また、第1検出信号Aの振幅が大
きく、第2検出信号Bの振幅が小さい場合も同様の効果
が得られる。
【0056】[1.1.6.2.2] 第2検出タイミ
ング生成回路及び第2波形整形回路の動作 第2検出タイミング生成回路57のAND回路12は、
第1アップ判定信号AUP(=“H”)及び第1回転方向
判定信号ARD(=“H”)の論理積(AND)をとり、
“H”レベルの信号をOR回路123に出力する。ま
た、AND回路122は、第1ダウン判定信号ADN(=
“L”)及び第1回転方向判定信号ARDの反転信号(=
“L”)の論理積(AND)をとり、“L”レベルの信
号をOR回路123に出力する。これによりOR回路1
23は、“H”レベルの信号をAND回路138に出力
することとなる。この時点において、初期化信号SINIT
は、“H”レベルであるので、AND回路138は、
“H”レベルの信号をスイッチ69に出力し、スイッチ
69はオン状態となり、第2検出信号Bが第3ピークホ
ールド回路66に入力され、第3ピークホールド回路6
6は、第2検出信号Bの正信号レベル(最終的には、正
ピーク信号レベル)を第3ピークホールド信号SP3 と
して保持することとなる。一方、AND回路124は、
第1ダウン判定信号ADN(=“L”レベル)及び第1回
転方向判定信号BRD(=“H”レベル)の論理積(AN
D)をとり、“L”ベルの信号をOR回路126に出力
する。また、AND回路125は、第1アップ判定信号
BUP(=“H”)及び第1回転方向判定信号ARDの反転
信号(=“L”)の論理積(AND)をとり、“L”レ
ベルの信号をOR回路126に出力することとなる。こ
れによりOR回路126は、“L”レベルの信号をAN
D回路139に出力することとなる。
【0057】従って、AND回路139は、“L”レベ
ルの信号をスイッチ70に出力し、スイッチ64はオフ
状態となり、第2ピークホールド回路61は、前回の第
2検出信号Bの負信号レベル(最終的には負ピーク信号
レベル)を第4ピークホールド信号SP4として保持する
こととなる。この結果、第2分圧回路68は、第3ピー
クホールド信号SP3と第4ピークホールド信号SP4の差
電圧を分圧して、第2基準レベル信号SREF2を生成しコ
ンパレータ71に出力する。一方、第2センサユニット
33のLED46は、第2検出光L2を射出し、光学パ
ターン41に照射する。これにより、フォトダイオード
47は、光学パターン41により反射された第2検出光
L2を受光し、第2検出信号Bをコンパレータ71に出
力する。コンパレータ71は、第2基準レベル信号SRE
F2に基づいて第2検出信号Bの波形整形を行い、第2波
形整形信号SBを第2アップダウン判定回路54に出力
し、第2アップダウン判定回路54は、第2波形整形信
号SBに基づいて、第2波形整形信号SBの立ち上がり時
には、“H”レベルの第2アップ判定信号BUPを信号処
理ユニット59及び第2検出タイミング生成回路57に
出力し、第2波形整形信号SBの立ち下がり時には、
“H”レベルの第2ダウン判定信号BDNを信号処理ユニ
ット59及び第2検出タイミング生成回路57に出力す
る。
【0058】一方、第2正/逆判定回路55のEXOR
回路78は、第1波形整形信号SA及び第2波形整形信
号SBの排他論理和(EXOR)をとり、OR回路89
は、第2アップ判定信号BUP及び第2ダウン判定信号B
DNの論理和(OR)をとる。そして、Dフリップフロッ
プ回路90は、EXOR回路78の出力がデータ端子D
に入力され、、OR回路89の出力がクロック端子/C
Kに入力され、データ出力端子Qから第2回転方向判定
信号BRDを信号処理ユニット59に出力することとな
る。これらにより信号処理ユニット59は、第1アップ
ダウン判定信号AU/D(=AUP及びADN)、第1回転方
向判定信号ARD、第2アップダウン判定信号BU/D(=
BUP及びBDN)及び第2回転方向判定信号BRDに基づい
てに基づいて光学パターン、ひいては、回転ベゼル10
2の第1センサユニット32及び第2センサユニットに
対する相対的な回転角度を算出することとなる。このよ
うにして、図9に示すように、第1検出信号Aの振幅が
小さく、第2検出信号Bの振幅が大きい場合でも、図1
0(c)に示すように、第2基準レベル信号SREF2を第
2検出信号Bの変動に合わせて順次適正な信号レベルと
するため、図10(d)に示した理想的な第2波形整形
信号に近い第2波形整形信号SBを得ることができ、調
整工程を設けなくても、自動的に順次検出精度を高くし
て、確実に回転ベゼル102の回転方向及び回転角度を
検出することが可能となる。また、第1検出信号Aの振
幅が大きく、第2検出信号Bの振幅が小さい場合も同様
の効果が得られる。
【0059】[1.1.6.2.3] 動作のまとめ 上記動作を要約すれば、第1検出信号Aの正ピーク信号
レベルは、第2検出信号Bを波形整形した第2波形整形
信号SBの立下がり時に検出され、第2検出信号Bの正
ピーク信号レベルは、第1検出信号Aを波形整形した第
1波形整形信号SAの立ち上がり時に検出されることと
なる。同様にして、第1検出信号Aの負ピーク信号レベ
ルは、第2検出信号Bを波形整形した第2波形整形信号
SBの立上がり時に検出され、第2検出信号Bの負ピー
ク信号レベルは、第1検出信号Aを波形整形した第1波
形整形信号SAの立ち下がり時に検出されることとな
る。このようにして、得られた第1検出信号A及び第2
検出信号Bのそれぞれの正ピーク信号レベル及び負ピー
ク信号レベルに基づいて、波形整形を行うコンパレータ
の第1基準信号レベルSREF1及び第2基準信号レベルS
REF2を自動的に最適な値とすることができ、調整工程を
設けることなく、経時変化の影響も低減して、確実に回
転ベゼル102の回転方向及び回転角度を検出すること
が可能となる。
【0060】[1.2] 次に回転方向検出及び回転位置検出動作について図11
ないし図13を参照して説明する。 [1.2.1] 正方向に回転している場合 回転ベゼル102が正方向に回転している場合には、図
11に符号で示す場合のように第2波形整形信号SB
のピークの手前で回転方向を逆転した場合及び図11に
符号で示す場合のように第2波形整形信号SBのピー
クを越えてから回転方向を逆転した場合のいずれにおい
ても、図12に示すように、第1波形整形信号SAの立
ち上がりタイミングにおいては、第2波形整形信号SB
=“L”となり、第1波形整形信号SAの立ち下がりタ
イミングにおいては、第2波形整形信号SB=“H”と
なる。同様に、回転ベゼル102が正方向に回転してい
る場合には、第2波形整形信号SBの立ち上がりタイミ
ングにおいては、第1波形整形信号SA=“H”とな
り、第2波形整形信号SBの立ち下がりタイミングにお
いては、第1波形整形信号SA=“L”となる。
【0061】従って、信号処理ユニット53は、例え
ば、図13示すように、第1波形整形信号SAの立ち上
がりタイミング→第2波形整形信号SBの立ち上がりタ
イミング→第1波形整形信号SAの立ち下がりタイミン
グ→第2波形整形信号SBの立ち下がりタイミング→…
…における第2波形整形信号SB及び第2波形整形信号
SBを観測し、第2波形整形信号SB=“L”→第1波形
整形信号SA=“H”→第2波形整形信号SB=“H”→
第1波形整形信号SA=“L”→……となっていれば、
回転ベゼル102が正方向に回転していると判断し、正
方向に対応するカウントアップ(またはカウントダウ
ン)を行い、原点位置にカウント値を加算して回転ベゼ
ル102の回転位置を検出することとなる。この場合に
おいて、第1波形整形信号SAの信号遷移タイミング及
び第2波形整形信号SDIFの信号遷移タイミングの双方
を用いて相互に信号レベルを参照しているので、位置検
出精度は、第1検出信号及び第2検出信号の周期の1/
8周期となる。従って、一のセンサユニットを用いる場
合と比較して、倍の精度で位置を検出することができ
る。
【0062】[1.2.2] 逆方向に回転している場
合 また、回転ベゼル102が逆方向に回転している場合に
は、図8に示すように、第1波形整形信号SAの立ち上
がりタイミングにおいては、第2波形整形信号SB=
“H”となり、第1波形整形信号SAの立ち下がりタイ
ミングにおいては、第2波形整形信号SB=“L”とな
る。同様に、回転ベゼルが逆方向に回転している場合に
は、第2波形整形信号SBの立ち上がりタイミングにお
いては、第1波形整形信号SA=“L”となり、第2波
形整形信号SBの立ち下がりタイミングにおいては、第
1波形整形信号SA=“H”となる。従って、信号処理
ユニット53は、例えば、図9に示すように、第1波形
整形信号SAの立ち上がりタイミング→第2波形整形信
号SBの立ち下がりタイミング→第1波形整形信号SAの
立ち下がりタイミング→第2波形整形信号SBの立ち上
がりタイミング→……における第1波形整形信号SA及
び第2波形整形信号SBを観測し、第2波形整形信号SB
=“H”→第1波形整形信号SA=“H”→第2波形整
形信号SB=“L”→第1波形整形信号SA=“L”→…
…となっていれば、回転ベゼル102が逆方向に回転し
ていると判断し、逆方向に対応するカウントアップ(ま
たはカウントダウン)を行い、原点位置にカウント値を
加算して回転ベゼル102の回転位置を検出することと
なる。この場合においても、第1波形整形信号SAの信
号遷移タイミング及び第2波形整形信号SDIFの信号遷
移タイミングの双方を用いて相互に信号レベルを参照し
ているので、位置検出精度は、第1検出信号及び第2検
出信号の周期の1/8周期となる。従って、一のセンサ
ユニットを用いる場合と比較して、倍の精度で位置を検
出することができる。
【0063】[1.3] 腕時計型情報処理装置の情報
入力方法および動作 次に、上記の腕時計型情報処理装置100の情報入力方
法および動作について説明する。まず、使用者は、予め
定められた原点位置に回転ベゼル102を合わせてお
く。本実施形態では、原点位置を図2に示す状態、すな
わち、「ア」が指示マーク110に指示されている状態
にする。この状態で使用者は原点スイッチ108を押下
し、これにより腕時計型情報処理装置100は情報入力
状態となり、第1センサユニット32および第2センサ
ユニット33が回転ベゼル102の回転角度および回転
方向の検出を開始する。そして、使用者は入力したい情
報、例えば、文字「カ」を入力したい場合には、図14
に示すように、回転ベゼル102上に形成された「カ」
が指示マーク110に指示される位置に回転ベゼルを反
時計回りに回転させる。このとき、パルス数検出センサ
ユニット32は回転ベゼル102の回転角度θを検出
し、第2センサユニット33は、回転ベゼル102の回
転方向を検出する。このように検出された回転角度およ
び回転方向に基づいて入力情報「カ」が情報処理部81
により生成され、表示部104に表示される。この状態
で確定スイッチ105を押下すると文字「カ」が確定
し、次の情報の入力待ち状態になる。また、削除スイッ
チ106を押下すると、「カ」が削除され、入力待ち状
態となる。また、濁点スイッチ107を押下すると、
「ガ」が表示部104に表示される。
【0064】[1.4] 効果 本発明に係る情報処理装置は、文字などの情報やモード
選択など指令情報などの多数の情報の入力を可能とする
場合にも、構成が簡易であるため小型化が容易である。
従って、上述したように腕時計型とすることが可能であ
る。また、腕時計型情報処理装置100は、上述したよ
うに回転ベゼル102を回転させて情報を入力するに際
し、第1波形整形信号SAの信号遷移タイミング及び第
2波形整形信号SBの信号遷移タイミングの双方を用い
て相互に信号レベルを参照しているので、位置検出精度
は、第1検出信号及び第2検出信号の周期の1/8周期
とすることができ、高精度で回転ベゼル102の回転位
置を検出して、確実に情報入力を行うことが可能とな
る。また、互いに連関する第1波形整形信号SA及び第
2波形整形信号SBを相互に参照しているため、センサ
ユニットの経時変化の影響を低減することができる。
【0065】[2] 変形例 [2.1] 第1変形例 上記実施形態においては、第1センサユニット32及び
第2センサユニット33として、反射型のセンサを用い
ていたが、光学パターン41を光透過部材で形成し、光
学パターン41に吸収領域(非透過領域)及び透過領域
を設けることにより透過型のセンサユニットを用いても
同様の効果を得ることが可能となる。 [2.2] 第2変形例 また、本発明に係る回転検出装置は、上述した腕時計型
の情報処理装置に限らず、携帯電話などの他のタイプの
情報処理装置等にも応用することも可能である。この場
合、回転部分は回転ベゼルに限らず、円盤状、円筒状、
半球状等の他の形状を用いることができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、第1ピークホールド信
号及び第2ピークホールド信号に基づいて、第1基準レ
ベル信号を生成し、第1検出信号を第1基準レベル信号
と比較することにより前記第1検出信号の波形整形を行
って波形整形信号として出力するとともに、第3ピーク
ホールド信号及び第4ピークホールド信号に基づいて、
第2基準レベル信号を生成し、第2検出信号を第2基準
レベル信号と比較することにより第2検出信号の波形整
形を行って第2波形整形信号として出力するので、波形
整形を行う第1基準信号レベル及び第2基準信号レベル
を自動的に最適な値とすることができ、調整工程を設け
ることなく、経時変化の影響も低減して、確実に回転方
向及び回転角度を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る腕時計型情報処理装
置の正面図である。
【図2】 図1の腕時計型情報処理装置から回転ベゼル
を取り外した状態を示す図である。
【図3】 図1のIV−IV線に沿って視た図である。
【図4】 回転ベゼルの下面を示す図である。
【図5】 回転ベゼルに形成された光学パターンと、第
1検出信号及び第2検出信号との関係を説明する図であ
る。
【図6】 腕時計型情報処理装置の入力情報信号を生成
するための機能構成ブロック図である。
【図7】 センサユニット及び情報処理部の概要構成ブ
ロック図である。
【図8】 センサユニット及び情報処理部の具体的構成
ブロック図である。
【図9】 基準信号レベルの設定状態を説明する図(そ
の1)である。
【図10】 基準信号レベルの設定状態を説明する図
(その2)である。
【図11】 実施形態の動作を説明する図(その1)で
ある。
【図12】 実施形態の動作を説明する図(その2)で
ある。
【図13】 実施形態の動作を説明する図(その3)で
ある。
【図14】 図2に示す腕時計型情報処理装置の回転ベ
ゼルを反時計回りにθ[゜]回転させた状態を示す図で
ある。
【図15】 従来の回転ベゼルを備える腕時計を示す斜
視図である。
【符号の説明】
32…第1センサユニット 33…第2センサユニット 41…光学パターン 41a…吸収領域 41b…反射領域、 44、46…LED 45、47…フォトダイオード 50…第1波形整形回路 51…第1アップダウン判定回路 52…第1正/逆判定回路 53…第2波形整形回路 54…第2アップダウン判定回路 55…第2正/逆判定回路 56…第1検出タイミング生成回路 57…第2検出タイミング生成回路 100…腕時計型情報処理装置 102…回転ベゼル 111…情報処理部 112…情報テーブル

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の第1タイミングにおける入力信号
    の正ピーク信号レベルを第1ピークホールド信号として
    保持する第1ピークホールド手段と、 所定の第2タイミングにおける前記入力信号の負ピーク
    信号レベルを第2ピークホールド信号として保持する第
    2ピークホールド手段と、 前記第1ピークホールド信号及び前記第2ピークホール
    ド信号に基づいて、基準レベル信号を生成し出力する基
    準レベル信号生成手段と、 前記入力信号を前記基準レベル信号と比較することによ
    り前記入力信号の波形整形を行って波形整形信号として
    出力する波形整形手段と、 を備えたことを特徴とする波形整形回路。
  2. 【請求項2】 所定の第1タイミングにおける入力信号
    の正ピーク信号レベルを第1ピークホールド信号として
    保持する第1ピークデテクタと、 所定の第2タイミングにおける前記入力信号の負ピーク
    信号レベルを第2ピークホールド信号として保持する第
    2ピークデテクタと、 前記第1ピークホールド信号及び前記第2ピークホール
    ド信号に基づいて、基準レベル信号を生成し出力する基
    準レベル信号生成回路と、 前記入力信号を前記基準レベル信号と比較することによ
    り前記入力信号の波形整形を行って波形整形信号として
    出力するコンパレータと、 を備えたことを特徴とする波形整形回路。
  3. 【請求項3】 吸収領域と反射領域とを有する所定の光
    学パターンが形成された反射部材と、 前記反射部材に第1検出光を照射し、前記反射部材によ
    り反射された前記第1検出光を受光して前記光学パター
    ンに対応する第1検出信号を出力する第1検出手段と、 前記第1検出手段と回転中心に対して所定角度離間して
    配設され、前記反射部材に第2検出光を照射し、反射さ
    れた前記第2検出光を受光して前記光学パターンに対応
    する第2検出信号を出力する第2検出手段と、 第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第
    1検出信号のピーク信号レベルを確定し、保持する第1
    ピーク確定保持手段と、 第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第
    2検出信号のピーク信号レベルを確定し、保持する第2
    ピーク確定保持手段と、 前記第1検出信号のピーク信号レベルに基づいて前記第
    1検出信号の波形整形を行って前記第1波形整形信号と
    して出力する第1波形整形手段と、 前記第2検出信号のピーク信号レベルに基づいて前記第
    2検出信号の波形整形を行って前記第2波形整形信号と
    して出力する第2波形整形手段と、 を備えたことを特徴とする回転検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の回転検出装置において、 前記第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前
    記第2波形整形信号のサンプリングを行って第1サンプ
    リングデータを得るとともに、前記第2波形整形信号の
    信号レベル遷移タイミングに前記第1波形整形信号のサ
    ンプリングを行って第2サンプリングデータを得、前記
    第1サンプリングデータ及び前記第2サンプリングデー
    タに基づいて前記反射部材の前記第1検出手段及び前記
    第2検出手段に対する相対的な回転方向及び回転角度を
    算出する信号処理手段と、 を備えたことを特徴とする回転検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の回転検出装置において、 前記信号処理手段は、前記反射部材の前記第1検出手段
    及び前記第2検出手段に対する相対的な回転方向が正転
    方向か逆転方向かを判別し、正転/逆転判別信号を出力
    する正転/逆転判別手段を有し、 前記第1ピーク確定保持手段は、前記第2波形整形信号
    の信号レベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信
    号に基づいて、当該第2波形整形信号の信号レベル遷移
    タイミングが正ピークホールドタイミングか負ピークホ
    ールドタイミングかを判別し第1正/負タイミング判別
    信号を出力する第1正/負タイミング判別手段と、 前記第1正/負タイミング判別信号が正ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第
    1ピークホールド信号として保持する第1ピークホール
    ド手段と、 前記第1正/負タイミング判別信号が負ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第
    2ピークホールド信号として保持する第2ピークホール
    ド手段と、を有し、 前記第2ピーク確定保持回路は、前記第1波形整形信号
    の信号レベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信
    号に基づいて、当該第1波形整形信号の信号レベル遷移
    タイミングが正ピークホールドタイミングか負ピークホ
    ールドタイミングかを判別し第2正/負タイミング判別
    信号を出力する第2正/負タイミング判別手段と、 前記第2正/負タイミング判別信号が正ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第2正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第1波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第2検出信号の信号レベルを第
    3ピークホールド信号として保持する第3ピークホール
    ド手段と、 前記第2正/負タイミング判別信号が負ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第2正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第1波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第2検出信号の信号レベルを第
    4ピークホールド信号として保持する第4ピークホール
    ド手段と、を有する、 ことを特徴とする回転検出装置。
  6. 【請求項6】 吸収領域と透過領域とを有する所定の光
    学パターンが形成された光透過部材と、 前記光透過部材に第1検出光を照射し、前記光透過部材
    を透過した前記第1検出光を受光して前記光学パターン
    に対応する第1検出信号を出力する第1検出手段と、 前記第1検出手段と回転中心に対して所定角度離間して
    配設され、前記光透過部材に第2検出光を照射し、前記
    光透過部材を透過した前記第2検出光を受光して前記光
    学パターンに対応する第2検出信号を出力する第2検出
    手段と、 第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第
    1検出信号のピーク信号レベルを確定し、保持する第1
    ピーク確定保持手段と、 第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第
    2検出信号のピーク信号レベルを確定し、保持する第2
    ピーク確定保持手段と、 前記第1検出信号のピーク信号レベルに基づいて前記第
    1検出信号の波形整形を行って前記第1波形整形信号と
    して出力する第1波形整形手段と、 前記第2検出信号のピーク信号レベルに基づいて前記第
    2検出信号の波形整形を行って前記第2波形整形信号と
    して出力する第2波形整形手段と、 を備えたことを特徴とする回転検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の回転検出装置において、 前記第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前
    記第2波形整形信号のサンプリングを行って第1サンプ
    リングデータを得るとともに、前記第2波形整形信号の
    信号レベル遷移タイミングに前記第1波形整形信号のサ
    ンプリングを行って第2サンプリングデータを得、前記
    第1サンプリングデータ及び前記第2サンプリングデー
    タに基づいて前記光透過部材の前記第1検出手段及び前
    記第2検出手段に対する相対的な回転方向及び回転角度
    を算出する信号処理手段と、 を備えたことを特徴とする回転検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の回転検出装置において、 前記信号処理手段は、前記光透過部材の前記第1検出手
    段及び前記第2検出手段に対する相対的な回転方向が正
    転方向か逆転方向かを判別し、正転/逆転判別信号を出
    力する正転/逆転判別手段を有し、 前記第1ピーク確定保持手段は、前記第2波形整形信号
    の信号レベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信
    号に基づいて、当該第2波形整形信号の信号レベル遷移
    タイミングが正ピークホールドタイミングか負ピークホ
    ールドタイミングかを判別し第1正/負タイミング判別
    信号を出力する第1正/負タイミング判別手段と、 前記第1正/負タイミング判別信号が正ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第
    1ピークホールド信号として保持する第1ピークホール
    ド手段と、 前記第1正/負タイミング判別信号が負ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第
    2ピークホールド信号として保持する第2ピークホール
    ド手段と、を有し、 前記第2ピーク確定保持回路は、前記第1波形整形信号
    の信号レベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信
    号に基づいて、当該第1波形整形信号の信号レベル遷移
    タイミングが正ピークホールドタイミングか負ピークホ
    ールドタイミングかを判別し第2正/負タイミング判別
    信号を出力する第2正/負タイミング判別手段と、 前記第2正/負タイミング判別信号が正ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第2正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第1波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第2検出信号の信号レベルを第
    3ピークホールド信号として保持する第3ピークホール
    ド手段と、 前記第2正/負タイミング判別信号が負ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第2正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第1波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第2検出信号の信号レベルを第
    4ピークホールド信号として保持する第4ピークホール
    ド手段と、を有する、 ことを特徴とする回転検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項5または請求項8記載の回転検出
    装置において、 前記第1波形整形手段は、前記第1ピークホールド信号
    及び前記第2ピークホールド信号の電圧差を所定の第1
    分圧比で分圧して前記第1基準レベル信号を生成し、前
    記第1検出信号と前記第1基準レベル信号を比較するこ
    とにより波形整形を行い、 前記第2波形整形手段は、前記第3ピークホールド信号
    及び前記第4ピークホールド信号の電圧差を所定の第2
    分圧比で分圧して前記第2基準レベル信号を生成し、前
    記第2検出信号と前記第2基準レベル信号を比較するこ
    とにより波形整形を行う、 ことを特徴とする回転検出装置。
  10. 【請求項10】 請求項3ないし請求項5のいずれかに
    記載の回転検出装置において、 前記反射部材を前記第1検出手段及び前記第2検出手段
    に対して相対的に回転させた場合に出力される前記第1
    検出信号の位相と前記第2検出信号の位相とが1/4波
    長ずれるように前記第1検出手段と前記第2検出手段と
    の間の離間角度を設定したことを特徴とする回転検出装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項3ないし請求項5のいずれかに
    記載の回転検出装置において、 前記光学パターンは、前記第1検出光及び前記第2検出
    光を吸収する前記吸収領域と前記第1検出光及び前記第
    2検出光を反射する前記反射領域とが、前記回転中心を
    中心とした角度θ2が360/n[゜](nは偶数)と
    なるように交互に形成され、 前記第1検出手段または前記第2検出手段のそれぞれ
    と、前記回転中心とを結ぶ線がなす角度θ1が θ1=(θ2×m)+θ2/2 (ただし、mは整数) とされていることを特徴とする回転検出装置。
  12. 【請求項12】 請求項3ないし請求項5のいずれかに
    記載の回転検出装置において、 前記反射部材は、円環状の回転ベゼルに形成されてお
    り、 前記第1検出手段及び前記第2検出手段は、使用者の手
    首に巻き付けることが可能なバンド部を有し、前記回転
    ベゼルが回転可能に取り付けられる腕時計型本体側に形
    成されていることを特徴とする回転検出装置。
  13. 【請求項13】 吸収領域と反射領域とを有する所定の
    光学パターンが形成された反射部材と、 前記反射部材に第1検出光を照射し、前記反射部材によ
    り反射された前記第1検出光を受光して前記光学パター
    ンに対応する第1検出信号を出力する第1センサと、 前記第1センサと回転中心に対して所定角度離間して配
    設され、前記反射部材に第2検出光を照射し、反射され
    た前記第2検出光を受光して前記光学パターンに対応す
    る第2検出信号を出力する第2センサと、 第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第
    1検出信号のピーク信号レベルを確定し、保持する第1
    ピーク確定保持回路と、 第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第
    2検出信号のピーク信号レベルを確定し、保持する第2
    ピーク確定保持回路と、 前記第1検出信号のピーク信号レベルに基づいて前記第
    1検出信号の波形整形を行って前記第1波形整形信号と
    して出力する第1コンパレータと、 前記第2検出信号のピーク信号レベルに基づいて前記第
    2検出信号の波形整形を行って前記第2波形整形信号と
    して出力する第2コンパレータと、 を備えたことを特徴とする回転検出装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の回転検出装置におい
    て、 前記第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前
    記第2波形整形信号のサンプリングを行って第1サンプ
    リングデータを得るとともに、前記第2波形整形信号の
    信号レベル遷移タイミングに前記第1波形整形信号のサ
    ンプリングを行って第2サンプリングデータを得、前記
    第1サンプリングデータ及び前記第2サンプリングデー
    タに基づいて前記反射部材の前記第1センサ及び前記第
    2センサに対する相対的な回転方向及び回転角度を算出
    する信号処理回路と、 を備えたことを特徴とする回転検出装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の回転検出装置におい
    て、 前記信号処理回路は、前記反射部材の前記第1センサ及
    び前記第2センサに対する相対的な回転方向が正転方向
    か逆転方向かを判別し、正転/逆転判別信号を出力する
    正転/逆転判別回路を有し、 前記第1ピーク確定保持回路は、前記第2波形整形信号
    の信号レベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信
    号に基づいて、当該第2波形整形信号の信号レベル遷移
    タイミングが正ピークホールドタイミングか負ピークホ
    ールドタイミングかを判別し第1正/負タイミング判別
    信号を出力する第1正/負タイミング判別回路と、 前記第1正/負タイミング判別信号が正ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第
    1ピークホールド信号として保持する第1ピークホール
    ド回路と、 前記第1正/負タイミング判別信号が負ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第
    2ピークホールド信号として保持する第2ピークホール
    ド回路と、を有し、 前記第2ピーク確定保持回路は、前記第1波形整形信号
    の信号レベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信
    号に基づいて、当該第1波形整形信号の信号レベル遷移
    タイミングが正ピークホールドタイミングか負ピークホ
    ールドタイミングかを判別し第2正/負タイミング判別
    信号を出力する第2正/負タイミング判別回路と、 前記第2正/負タイミング判別信号が正ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第2正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第1波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第2検出信号の信号レベルを第
    3ピークホールド信号として保持する第3ピークホール
    ド回路と、 前記第2正/負タイミング判別信号が負ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第2正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第1波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第2検出信号の信号レベルを第
    4ピークホールド信号として保持する第4ピークホール
    ド回路と、を有する、 ことを特徴とする回転検出装置。
  16. 【請求項16】 吸収領域と反射領域とを有する所定の
    光学パターンが形成された反射部材に第1検出光を照射
    し、前記反射部材により反射された前記第1検出光を受
    光して前記光学パターンに対応する第1検出信号を出力
    する第1センサと、前記第1センサと回転中心に対して
    所定角度離間して配設され、前記反射部材に第2検出光
    を照射し、反射された前記第2検出光を受光して前記光
    学パターンに対応する第2検出信号を出力する第2セン
    サと、を有する回転検出装置の回転検出方法において、 第2波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第
    1検出信号のピーク信号レベルを確定し、保持する第1
    ピーク確定保持工程と、 第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前記第
    2検出信号のピーク信号レベルを確定し、保持する第2
    ピーク確定保持工程と、 前記第1検出信号のピーク信号レベルに基づいて前記第
    1検出信号の波形整形を行って前記第1波形整形信号と
    して出力する第1波形整形工程と、 前記第2検出信号のピーク信号レベルに基づいて前記第
    2検出信号の波形整形を行って前記第2波形整形信号と
    して出力する第2波形整形工程と、 を備えたことを特徴とする回転検出方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の回転検出方法におい
    て、 前記第1波形整形信号の信号レベル遷移タイミングに前
    記第2波形整形信号のサンプリングを行って第1サンプ
    リングデータを得るとともに、前記第2波形整形信号の
    信号レベル遷移タイミングに前記第1波形整形信号のサ
    ンプリングを行って第2サンプリングデータを得、前記
    第1サンプリングデータ及び前記第2サンプリングデー
    タに基づいて前記反射部材の前記第1センサ及び前記第
    2センサに対する相対的な回転方向及び回転角度を算出
    する信号処理工程と、 を備えたことを特徴とする回転検出方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の回転検出方法におい
    て、 前記信号処理工程は、前記反射部材の前記第1センサ及
    び前記第2センサに対する相対的な回転方向が正転方向
    か逆転方向かを判別し、正転/逆転判別信号を出力する
    正転/逆転判別工程を有し、 前記第1ピーク確定保持工程は、前記第2波形整形信号
    の信号レベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信
    号に基づいて、当該第2波形整形信号の信号レベル遷移
    タイミングが正ピークホールドタイミングか負ピークホ
    ールドタイミングかを判別し第1正/負タイミング判別
    信号を出力する第1正/負タイミング判別工程と、 前記第1正/負タイミング判別信号が正ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第
    1ピークホールド信号として保持する第1ピークホール
    ド工程と、 前記第1正/負タイミング判別信号が負ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第1正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第2波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第1検出信号の信号レベルを第
    2ピークホールド信号として保持する第2ピークホール
    ド工程と、を有し、 前記第2ピーク確定保持工程は、前記第1波形整形信号
    の信号レベル遷移タイミング及び前記正転/逆転判別信
    号に基づいて、当該第1波形整形信号の信号レベル遷移
    タイミングが正ピークホールドタイミングか負ピークホ
    ールドタイミングかを判別し第2正/負タイミング判別
    信号を出力する第2正/負タイミング判別工程と、 前記第2正/負タイミング判別信号が正ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第2正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第1波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第2検出信号の信号レベルを第
    3ピークホールド信号として保持する第3ピークホール
    ド工程と、 前記第2正/負タイミング判別信号が負ピークホールド
    タイミングに相当する場合に、当該第2正/負タイミン
    グ判別信号に対応する前記第1波形整形信号の信号レベ
    ル遷移タイミングに前記第2検出信号の信号レベルを第
    4ピークホールド信号として保持する第4ピークホール
    ド工程と、を有する、 ことを特徴とする回転検出方法。
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