JPH11283861A - コンデンサ用誘電体フィルムおよびコンデンサ - Google Patents
コンデンサ用誘電体フィルムおよびコンデンサInfo
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- JPH11283861A JPH11283861A JP10301677A JP30167798A JPH11283861A JP H11283861 A JPH11283861 A JP H11283861A JP 10301677 A JP10301677 A JP 10301677A JP 30167798 A JP30167798 A JP 30167798A JP H11283861 A JPH11283861 A JP H11283861A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高温下での熱変形量が小さく、コンデンサ容量
の低下が少ない優れたコンデンサ用誘電体フィルムと、
かかるコンデンサ用誘電体フィルムを用いてなるコンデ
ンサを提供すること。 【解決手段】厚さが1〜50μmの範囲であるプラスチ
ックフイルムの少なくとも片面に、厚さが0.2〜10
μmの範囲であるガラス転移点が0〜100℃の樹脂塗
膜層が形成されてなり、該プラスチックフィルムの15
0℃×2時間の熱収縮率値が長さ方向(MD)が0.5
〜3.5%の範囲であり、かつ幅方向(TD)が−1.
0〜2.5%の範囲であり、かつ樹脂塗膜面の表面粗さ
Raが20〜60nmの範囲であり、かつ明細書中定義
するブロッキングのレベルが10g未満であることを特
徴とするコンデンサ用誘電体フィルム。
の低下が少ない優れたコンデンサ用誘電体フィルムと、
かかるコンデンサ用誘電体フィルムを用いてなるコンデ
ンサを提供すること。 【解決手段】厚さが1〜50μmの範囲であるプラスチ
ックフイルムの少なくとも片面に、厚さが0.2〜10
μmの範囲であるガラス転移点が0〜100℃の樹脂塗
膜層が形成されてなり、該プラスチックフィルムの15
0℃×2時間の熱収縮率値が長さ方向(MD)が0.5
〜3.5%の範囲であり、かつ幅方向(TD)が−1.
0〜2.5%の範囲であり、かつ樹脂塗膜面の表面粗さ
Raが20〜60nmの範囲であり、かつ明細書中定義
するブロッキングのレベルが10g未満であることを特
徴とするコンデンサ用誘電体フィルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサ用誘電
体フィルム、及びこれを用いたコンデンサに関するもの
である。
体フィルム、及びこれを用いたコンデンサに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、誘電体フイルムに熱可塑性樹
脂層を設けたコンデンサ用誘電体フイルム及びそれを用
いた巻回型コンデンサが、例えば特公平3−12447
号公報で知られている。
脂層を設けたコンデンサ用誘電体フイルム及びそれを用
いた巻回型コンデンサが、例えば特公平3−12447
号公報で知られている。
【0003】該公報には、熱可塑性樹脂層を塗着した誘
電体フイルムと蒸着金属が、互いに接するように交互に
積層または巻回して、熱可塑性樹脂層の融点又は軟化点
より高い温度で加熱密着する技術が開示されている。該
公報によれば、この熱可塑性樹脂層と電極となる蒸着金
属が密着することで、コンデンサの破壊を防止し、コン
デンサ寿命を延ばすとともに、信頼性を向上させる効果
が得られると、教示されている。
電体フイルムと蒸着金属が、互いに接するように交互に
積層または巻回して、熱可塑性樹脂層の融点又は軟化点
より高い温度で加熱密着する技術が開示されている。該
公報によれば、この熱可塑性樹脂層と電極となる蒸着金
属が密着することで、コンデンサの破壊を防止し、コン
デンサ寿命を延ばすとともに、信頼性を向上させる効果
が得られると、教示されている。
【0004】しかしながら該公報では、誘電体フイルム
と蒸着金属とを密着する際、加熱温度を高くしなければ
充分な密着力を得ることができず、このため基材のプラ
スチックフイルムが熱変形を起して、コンデンサ容量が
低下する欠点があり、また積層体にプレス加工を施して
誘電体フイルムと蒸着金属の密着力を向上させようと、
プレス圧力を強くしても密着力の向上には限界があり、
また、強い圧力で電極金属がストレスを受けて、コンデ
ンサ性能を低下させる欠点があった。
と蒸着金属とを密着する際、加熱温度を高くしなければ
充分な密着力を得ることができず、このため基材のプラ
スチックフイルムが熱変形を起して、コンデンサ容量が
低下する欠点があり、また積層体にプレス加工を施して
誘電体フイルムと蒸着金属の密着力を向上させようと、
プレス圧力を強くしても密着力の向上には限界があり、
また、強い圧力で電極金属がストレスを受けて、コンデ
ンサ性能を低下させる欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題を
解決し、特に高温下での熱変形量が小さく、コンデンサ
容量の低下が少ない優れたコンデンサ用誘電体フィルム
と、かかるコンデンサ用誘電体フィルムを用いてなる優
れたコンデンサを提供することを目的とする。
解決し、特に高温下での熱変形量が小さく、コンデンサ
容量の低下が少ない優れたコンデンサ用誘電体フィルム
と、かかるコンデンサ用誘電体フィルムを用いてなる優
れたコンデンサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
コンデンサ用誘電体フィルムと、かかるコンデンサ用誘
電体フィルムを用いてなるコンデンサは、次の構成から
なる。
コンデンサ用誘電体フィルムと、かかるコンデンサ用誘
電体フィルムを用いてなるコンデンサは、次の構成から
なる。
【0007】[1]厚さが1〜50μmの範囲であるプ
ラスチックフイルムの少なくとも片面に、厚さが0.2
〜10μmの範囲であるガラス転移点が0〜100℃の
樹脂塗膜層が形成されてなり、該フィルムの150℃×
2時間の熱収縮率値が長さ方向(以下MD)が0.5〜
3.5%の範囲であり、かつ幅方向(以下TD)が−
1.0〜2.5%の範囲であり、かつ樹脂塗膜面の表面
粗さRaが20〜60nmの範囲であり、かつ明細書中
定義するブロッキングのレベルが10g未満であること
を特徴とするコンデンサ用誘電体フィルム。
ラスチックフイルムの少なくとも片面に、厚さが0.2
〜10μmの範囲であるガラス転移点が0〜100℃の
樹脂塗膜層が形成されてなり、該フィルムの150℃×
2時間の熱収縮率値が長さ方向(以下MD)が0.5〜
3.5%の範囲であり、かつ幅方向(以下TD)が−
1.0〜2.5%の範囲であり、かつ樹脂塗膜面の表面
粗さRaが20〜60nmの範囲であり、かつ明細書中
定義するブロッキングのレベルが10g未満であること
を特徴とするコンデンサ用誘電体フィルム。
【0008】[2]明細書中定義するブロッキングのレ
ベルが2g未満であることを特徴とする上記[1]に記
載のコンデンサ用誘電体フィルム。
ベルが2g未満であることを特徴とする上記[1]に記
載のコンデンサ用誘電体フィルム。
【0009】[3]プラスチックフィルムがポリエステ
ルフィルムであることを特徴とする上記[1]または
[2]に記載のコンデンサ用誘電体フィルム。
ルフィルムであることを特徴とする上記[1]または
[2]に記載のコンデンサ用誘電体フィルム。
【0010】[4]樹脂塗膜層を構成する樹脂が、ポリ
エステル系樹脂を主成分とすることを特徴とする上記
[1]〜[3]のいずれかに記載のコンデンサ用誘電体
フィルム。
エステル系樹脂を主成分とすることを特徴とする上記
[1]〜[3]のいずれかに記載のコンデンサ用誘電体
フィルム。
【0011】[5]上記[1]〜[4]のいずれかに記
載のコンデンサ用誘電体フィルムの樹脂塗膜面と電極金
属が接するように対向してなり、かつ該コンデンサ用誘
電体フィルムと電極金属が積層又は巻回してなるコンデ
ンサ。
載のコンデンサ用誘電体フィルムの樹脂塗膜面と電極金
属が接するように対向してなり、かつ該コンデンサ用誘
電体フィルムと電極金属が積層又は巻回してなるコンデ
ンサ。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の誘電体フィルムであるプ
ラスチックフィルムとしては、コンデンサとしたときの
誘電特性や、工業的利用性からポリエステルフイルム
(特に、エチレンテレフタレ−ト構成単位が80%以上
のポリエチレンテレフタレ−トフイルム)あるいはポリ
プロピレンフィルムが好ましい。かかるプラスチックフ
ィルムの150℃×2時間におけるMD熱収縮率値が
0.5〜3.5%の範囲であることが必要である。MD
熱収縮率値が0.5%未満の場合、コンデンサ素子製造
時の熱処理工程や、素子が外的条件で高温にさらされた
場合、フイルムの縮みが小さく、場合によってフイルム
が伸びて素子の巻締まりが少なく、フイルムと金属電極
との層間にエア−ボイドが残留し、このため課電時に内
部コロナが発生して、コンデンサ性能を著しく低下させ
る欠点がある。MD熱収が3.5%を越えると、コンデ
ンサ素子製造時の熱処理工程や、素子が外的条件で高温
にさらされた場合、コンデンサ素子が熱変形して、コン
デンサ容量が著しく低下する欠点がある。更に好ましく
はMD熱収縮率値が1.5〜3.5%の範囲が望まし
い。 また、かかるプラスチックフィルムの150℃×
2時間におけるTD熱収縮率値が−1.0〜2.5%の
範囲であることが必要である。TD熱収縮率値が−1.
0%未満の場合、コンデンサ素子製造時の熱処理工程
や、素子が外的条件で高温にさらされた場合、フイルム
の縮みが小さく、場合によってフイルムが伸びて素子の
巻締まりが少なく、フイルムと金属電極との層間にエア
−ボイドが残留し、このため課電時に内部コロナが発生
して、コンデンサ性能を著しく低下させる欠点がある。
TD熱収縮率値が2.5%を超えると、コンデンサ素子
製造時の熱処理工程や、素子が外的条件で高温にさらさ
れた場合、コンデンサ素子が熱変形して、コンデンサ容
量が著しく低下する欠点がある。更に好ましくはTD熱
収縮率値が0〜1.5%の範囲が望ましい。
ラスチックフィルムとしては、コンデンサとしたときの
誘電特性や、工業的利用性からポリエステルフイルム
(特に、エチレンテレフタレ−ト構成単位が80%以上
のポリエチレンテレフタレ−トフイルム)あるいはポリ
プロピレンフィルムが好ましい。かかるプラスチックフ
ィルムの150℃×2時間におけるMD熱収縮率値が
0.5〜3.5%の範囲であることが必要である。MD
熱収縮率値が0.5%未満の場合、コンデンサ素子製造
時の熱処理工程や、素子が外的条件で高温にさらされた
場合、フイルムの縮みが小さく、場合によってフイルム
が伸びて素子の巻締まりが少なく、フイルムと金属電極
との層間にエア−ボイドが残留し、このため課電時に内
部コロナが発生して、コンデンサ性能を著しく低下させ
る欠点がある。MD熱収が3.5%を越えると、コンデ
ンサ素子製造時の熱処理工程や、素子が外的条件で高温
にさらされた場合、コンデンサ素子が熱変形して、コン
デンサ容量が著しく低下する欠点がある。更に好ましく
はMD熱収縮率値が1.5〜3.5%の範囲が望まし
い。 また、かかるプラスチックフィルムの150℃×
2時間におけるTD熱収縮率値が−1.0〜2.5%の
範囲であることが必要である。TD熱収縮率値が−1.
0%未満の場合、コンデンサ素子製造時の熱処理工程
や、素子が外的条件で高温にさらされた場合、フイルム
の縮みが小さく、場合によってフイルムが伸びて素子の
巻締まりが少なく、フイルムと金属電極との層間にエア
−ボイドが残留し、このため課電時に内部コロナが発生
して、コンデンサ性能を著しく低下させる欠点がある。
TD熱収縮率値が2.5%を超えると、コンデンサ素子
製造時の熱処理工程や、素子が外的条件で高温にさらさ
れた場合、コンデンサ素子が熱変形して、コンデンサ容
量が著しく低下する欠点がある。更に好ましくはTD熱
収縮率値が0〜1.5%の範囲が望ましい。
【0013】プラスチックフィルムの厚さは、1〜50
μmの範囲であることが必要である。プラスチックフイ
ルムの厚さが1μm未満の場合、加工時のフイルム破れ
や、その取扱い性に問題があり、50μmを超えると充
分なコンデンサ容量を得るために、コンデンサ素子が大
きくなりすぎるという不具合が生じる。プラスチックフ
イルムの厚みが3〜25μmであることが好ましい。
μmの範囲であることが必要である。プラスチックフイ
ルムの厚さが1μm未満の場合、加工時のフイルム破れ
や、その取扱い性に問題があり、50μmを超えると充
分なコンデンサ容量を得るために、コンデンサ素子が大
きくなりすぎるという不具合が生じる。プラスチックフ
イルムの厚みが3〜25μmであることが好ましい。
【0014】本発明におけるプラスチックフィルムの樹
脂塗膜面の表面粗さRaは20nm以上60nm以下で
あることが必要である。20nm未満では、素子巻き時
にフィルムの滑りが悪くエアボイドを生じやすくなる。
60nmより大きいと、粗すぎて蒸着フィルムとの密着
が悪くなる。
脂塗膜面の表面粗さRaは20nm以上60nm以下で
あることが必要である。20nm未満では、素子巻き時
にフィルムの滑りが悪くエアボイドを生じやすくなる。
60nmより大きいと、粗すぎて蒸着フィルムとの密着
が悪くなる。
【0015】本発明におけるプラスチックフィルムのブ
ロッキングレベルは10g未満であることが必要であ
る。ブロッキングレベルが10gよりも高いと素子巻き
時に張力変動を起こしやすく、これが金属蒸着フィルム
との密着を不均一にすることによりコンデンサー中にエ
アボイドを生じさせる。ブロッキングレベルの好ましい
範囲は2g未満である。本発明におけるブロッキングレ
ベルとは、後述する測定方法により得られる値で表され
る。
ロッキングレベルは10g未満であることが必要であ
る。ブロッキングレベルが10gよりも高いと素子巻き
時に張力変動を起こしやすく、これが金属蒸着フィルム
との密着を不均一にすることによりコンデンサー中にエ
アボイドを生じさせる。ブロッキングレベルの好ましい
範囲は2g未満である。本発明におけるブロッキングレ
ベルとは、後述する測定方法により得られる値で表され
る。
【0016】また本発明に用いるプラスチックフイルム
の製法は、特に限定されるものではなく、得られるフイ
ルムの厚みの均一性や、機械特性に優れている点で二軸
延伸法が好ましいが、一軸延伸法によるものであっても
かまわない。もちろん、インフレ−ション法、ステンタ
−法のいずれでもかまわない。ただし、本発明に用いる
プラスチックフイルムの熱収縮率値を前記の範囲にする
ことで、発明の効果を得ることができる。熱収縮率値を
前記の範囲にするには、フイルム製膜時の延伸倍率と熱
処理温度、またフイルムに樹脂塗膜層を施す塗工時の張
力と加工温度で適宣選択することができる。
の製法は、特に限定されるものではなく、得られるフイ
ルムの厚みの均一性や、機械特性に優れている点で二軸
延伸法が好ましいが、一軸延伸法によるものであっても
かまわない。もちろん、インフレ−ション法、ステンタ
−法のいずれでもかまわない。ただし、本発明に用いる
プラスチックフイルムの熱収縮率値を前記の範囲にする
ことで、発明の効果を得ることができる。熱収縮率値を
前記の範囲にするには、フイルム製膜時の延伸倍率と熱
処理温度、またフイルムに樹脂塗膜層を施す塗工時の張
力と加工温度で適宣選択することができる。
【0017】次に、本発明に用いるプラスチックフイル
ムの製造方法の一例について説明する。ただし、本発明
のプラスチックフイルムは、以下の製造方法に限定され
るものではない。
ムの製造方法の一例について説明する。ただし、本発明
のプラスチックフイルムは、以下の製造方法に限定され
るものではない。
【0018】テレフタル酸とエチレングリコ−ルの共重
合からなる重量平均分子量が35000〜40000
で、融点が260〜270℃、ガラス転移点が67〜7
1℃のペレット状のポリエチレンテレフタレ−ト樹脂を
十分に乾燥して、押出機に供給する。供給されたペレッ
トを270〜350℃に加熱溶融し、2000〜400
0poiseの粘度を持つ溶融流体とする。溶融流体は
フィルタ−で濾過され、スリットを施したTダイよりシ
−ト状に押し出して、40〜68℃のチルロ−ルで冷却
固化されて未延伸シ−トになる。次に、この未延伸シ−
トを80〜100℃の温度でMDに2.5〜5.0倍に
延伸する。MD延伸後は一端40〜68℃の温度まで冷
却後、ステンタ−に送り込み、更に90〜130℃の温
度でTDに3.0〜6.0倍に延伸する。このようにし
て二軸延伸されたフイルムは、そのまま同じステンタ−
内の熱処理ゾ−ンへ送り込まれ、ここで180〜240
℃の温度で1〜30秒間熱処理される。この熱処理でフ
イルムの結晶化度が大幅に上がり、熱的特性が大幅に向
上するばかりか、フイルムの強度や寸法安定性も同時に
向上することができる。ステンタ−内で熱処理されたフ
イルムは、ステンタ−アウト後ほぼ常温まで冷却され、
巻取機で巻き取られる。ここで巻き上げられたフイルム
ロ−ルをスリッタ−にかけて、必要な幅、巻き長さに切
断し巻き上げる。
合からなる重量平均分子量が35000〜40000
で、融点が260〜270℃、ガラス転移点が67〜7
1℃のペレット状のポリエチレンテレフタレ−ト樹脂を
十分に乾燥して、押出機に供給する。供給されたペレッ
トを270〜350℃に加熱溶融し、2000〜400
0poiseの粘度を持つ溶融流体とする。溶融流体は
フィルタ−で濾過され、スリットを施したTダイよりシ
−ト状に押し出して、40〜68℃のチルロ−ルで冷却
固化されて未延伸シ−トになる。次に、この未延伸シ−
トを80〜100℃の温度でMDに2.5〜5.0倍に
延伸する。MD延伸後は一端40〜68℃の温度まで冷
却後、ステンタ−に送り込み、更に90〜130℃の温
度でTDに3.0〜6.0倍に延伸する。このようにし
て二軸延伸されたフイルムは、そのまま同じステンタ−
内の熱処理ゾ−ンへ送り込まれ、ここで180〜240
℃の温度で1〜30秒間熱処理される。この熱処理でフ
イルムの結晶化度が大幅に上がり、熱的特性が大幅に向
上するばかりか、フイルムの強度や寸法安定性も同時に
向上することができる。ステンタ−内で熱処理されたフ
イルムは、ステンタ−アウト後ほぼ常温まで冷却され、
巻取機で巻き取られる。ここで巻き上げられたフイルム
ロ−ルをスリッタ−にかけて、必要な幅、巻き長さに切
断し巻き上げる。
【0019】本発明の樹脂塗膜層を形成する樹脂は、電
気的特性や工業的利用性からポリエステル系樹脂が好ま
しい。ポリエステル系樹脂は、例えばテレフタル酸やイ
ソフタル酸などの多価カルボン酸とエチレングリコ−ル
や1,2−プロピレングリコ−ルなどの多価ヒドロキシ
化合物の常法の重合反応によって、工業的に合成するこ
とができる。また、樹脂のガラス転移点は0〜100℃
の範囲であることが必要である。ガラス転移点が0℃未
満の樹脂を用いた場合、フイルムにベタツキ感が生じて
フイルムの滑り性が悪くなり、巻取ジワが起こりやすく
なる。特に高速巻取加工時に十分な対応ができなくな
る。また、ガラス転移点が100℃以上の樹脂を用いて
コンデンサを作成した場合、樹脂と電極金属との層間に
空気などが残留しやすくなり、このため課電時に内部コ
ロナが発生してコンデンサ性能を著しく低下させる。好
ましくは、ガラス転移点が15〜70℃の範囲にあるも
のが望ましい。また、樹脂塗膜層を形成する場合、1種
類のポリエステル樹脂の単独使用でも、2種類以上のポ
リエステル樹脂の混合や多層複合であってもかまわな
い。
気的特性や工業的利用性からポリエステル系樹脂が好ま
しい。ポリエステル系樹脂は、例えばテレフタル酸やイ
ソフタル酸などの多価カルボン酸とエチレングリコ−ル
や1,2−プロピレングリコ−ルなどの多価ヒドロキシ
化合物の常法の重合反応によって、工業的に合成するこ
とができる。また、樹脂のガラス転移点は0〜100℃
の範囲であることが必要である。ガラス転移点が0℃未
満の樹脂を用いた場合、フイルムにベタツキ感が生じて
フイルムの滑り性が悪くなり、巻取ジワが起こりやすく
なる。特に高速巻取加工時に十分な対応ができなくな
る。また、ガラス転移点が100℃以上の樹脂を用いて
コンデンサを作成した場合、樹脂と電極金属との層間に
空気などが残留しやすくなり、このため課電時に内部コ
ロナが発生してコンデンサ性能を著しく低下させる。好
ましくは、ガラス転移点が15〜70℃の範囲にあるも
のが望ましい。また、樹脂塗膜層を形成する場合、1種
類のポリエステル樹脂の単独使用でも、2種類以上のポ
リエステル樹脂の混合や多層複合であってもかまわな
い。
【0020】樹脂塗膜層の厚さは、0.2〜10μmの
範囲であることが必要である。樹脂塗膜層の厚さが0.
2μm未満の場合、コンデンサ素子製造時の熱処理工程
で、樹脂と電極金属との密着性が劣るばかりか、均一な
樹脂塗膜層が得にくいため塗膜むらが生じて、製品の品
質のバラツキが大きくなる。また樹脂塗膜層の厚が10
μmを超えると、密着力が飽和するばかりか、ブロッキ
ングが発生しやすい。この樹脂塗膜層の厚さが0.3〜
5μmの範囲であることが好もしい。
範囲であることが必要である。樹脂塗膜層の厚さが0.
2μm未満の場合、コンデンサ素子製造時の熱処理工程
で、樹脂と電極金属との密着性が劣るばかりか、均一な
樹脂塗膜層が得にくいため塗膜むらが生じて、製品の品
質のバラツキが大きくなる。また樹脂塗膜層の厚が10
μmを超えると、密着力が飽和するばかりか、ブロッキ
ングが発生しやすい。この樹脂塗膜層の厚さが0.3〜
5μmの範囲であることが好もしい。
【0021】本発明のコンデンサ用プラスチックフィル
ムの樹脂塗膜層を形成する方法としては、特に限定はな
いが、既知のコ−ティング方式、例えば、リバ−スロ−
ルコ−タ−、グラビアコ−タ−、ロッドコ−タ−、エア
ドクタ−コタ−などが挙げられるが、これ以外の塗工装
置であってもかまわない。また、塗布液を塗布する場
合、フイルムの製造工程内、フイルムの製造工程外いず
れであってもかまわない。
ムの樹脂塗膜層を形成する方法としては、特に限定はな
いが、既知のコ−ティング方式、例えば、リバ−スロ−
ルコ−タ−、グラビアコ−タ−、ロッドコ−タ−、エア
ドクタ−コタ−などが挙げられるが、これ以外の塗工装
置であってもかまわない。また、塗布液を塗布する場
合、フイルムの製造工程内、フイルムの製造工程外いず
れであってもかまわない。
【0022】本発明のコンデンサに用いる金属電極は、
特に制限はなく、常法の真空蒸着法などにより、フイル
ムに金属蒸着層を施した金属化フイルムや、箔巻きコン
デンサによく用いられる金属箔であってもかまわない。
また、金属電極を構成する金属も特に制限はなく、例え
ばAl、Zn、Cu、Cr、Sn、Ag、Niなどから
なり、1種類の金属の単独、または2種以上の金属の合
金や多層複合であってもかまわない。
特に制限はなく、常法の真空蒸着法などにより、フイル
ムに金属蒸着層を施した金属化フイルムや、箔巻きコン
デンサによく用いられる金属箔であってもかまわない。
また、金属電極を構成する金属も特に制限はなく、例え
ばAl、Zn、Cu、Cr、Sn、Ag、Niなどから
なり、1種類の金属の単独、または2種以上の金属の合
金や多層複合であってもかまわない。
【0023】本発明はコンデンサ用誘電体フィルムの樹
脂塗膜面と電極金属が接するように対向し、積層又は巻
回してコンデンサとする。かかるコンデンサ素子は積層
又は巻回し後、常法に従って、例えば熱プレス、メタリ
コン、リ−ド線取り付け、電圧処理、外装樹脂加工など
の工程を経てコンデンサとなるが、これに限定されるも
のではない。
脂塗膜面と電極金属が接するように対向し、積層又は巻
回してコンデンサとする。かかるコンデンサ素子は積層
又は巻回し後、常法に従って、例えば熱プレス、メタリ
コン、リ−ド線取り付け、電圧処理、外装樹脂加工など
の工程を経てコンデンサとなるが、これに限定されるも
のではない。
【0024】次ぎに本発明における物性等の特性の測定
方法および評価方法について、下記する。 (1)熱収縮率(%) JIS−C2318に準ずる。(150℃×2時間) (2)初期コンデンサ容量(μF) 課電前のコンデンサ素子を、安藤電気製LCRメ−タ−
(タイプAG−4311)を用いて、25℃の雰囲気中
で、電圧1V、周波数1KHzの条件で容量を測定し
た。 (3)課電コンデンサ容量(μF) コンデンサ素子を110℃の高温中で7KvDCの電圧
を1000時間課電し、初期コンデンサ容量測定時と同
様に安藤電気製LCRメ−タ−で、課電後の容量を測定
した。 (4)容量変化率(%) 容量変化率は、次式で求めた。
方法および評価方法について、下記する。 (1)熱収縮率(%) JIS−C2318に準ずる。(150℃×2時間) (2)初期コンデンサ容量(μF) 課電前のコンデンサ素子を、安藤電気製LCRメ−タ−
(タイプAG−4311)を用いて、25℃の雰囲気中
で、電圧1V、周波数1KHzの条件で容量を測定し
た。 (3)課電コンデンサ容量(μF) コンデンサ素子を110℃の高温中で7KvDCの電圧
を1000時間課電し、初期コンデンサ容量測定時と同
様に安藤電気製LCRメ−タ−で、課電後の容量を測定
した。 (4)容量変化率(%) 容量変化率は、次式で求めた。
【0025】
【数1】 (5)誘電正接(%) コンデンサ容量測定時と同様に安藤電気製LCRメ−タ
−で、誘電正接測定した。 (6)ブロッキングレベル 2枚のコンデンサ用誘電体フィルムを、表裏面が向かい
合い接するうに重ねて50mm角にカットし、これを1
つの試験片として1サンプルにつき10片の試験片を用
意する。試験片どうしが密着しないように、試験片と試
験片の間に離型紙を挿入して重ね合わせ、凹凸のない滑
らかなガラス板に挟み、その上から40g/cm2 加重
して、40℃×85%RHの条件下で7日間放置する。
その後、試験片の剥離強度を引張り試験機にて、90度
の剥離角度で引張り速度200mm/分の条件で剥離強
度を求める。この剥離強度がブロッキングレベルであ
る。
−で、誘電正接測定した。 (6)ブロッキングレベル 2枚のコンデンサ用誘電体フィルムを、表裏面が向かい
合い接するうに重ねて50mm角にカットし、これを1
つの試験片として1サンプルにつき10片の試験片を用
意する。試験片どうしが密着しないように、試験片と試
験片の間に離型紙を挿入して重ね合わせ、凹凸のない滑
らかなガラス板に挟み、その上から40g/cm2 加重
して、40℃×85%RHの条件下で7日間放置する。
その後、試験片の剥離強度を引張り試験機にて、90度
の剥離角度で引張り速度200mm/分の条件で剥離強
度を求める。この剥離強度がブロッキングレベルであ
る。
【0026】ブロッキング性の判定 ○ : 剥離強度が2g/cm未満 △ : 剥離強度が2〜10g/cm未満 × : 剥離強度が10g/cm以上
【0027】
【実施例】以下、実施例及び比較例により具体的かつ詳
細に説明する。ただし、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
細に説明する。ただし、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
【0028】[実施例1]テレフタル酸とエチレングリ
コ−ルの共重合からなる重量平均分子量が38000〜
40000で、融点が268℃、ガラス転移点が69℃
のペレット状のポリエチレンテレフタレ−ト樹脂を十分
に乾燥して押出機に供給する。供給したペレットを29
0℃からシリンダ−内で順に340℃まで加熱し溶融し
溶融流体とする。溶融流体はフィルタ−で濾過し、スリ
ットを施したTダイよりシ−ト状に押し出して、50℃
のチルロ−ルで冷却固化し未延伸シ−トとする。次に、
この未延伸シ−トを100℃の温度でMDに5.0倍に
延伸する。これを一旦45℃の温度まで冷却後、ステン
タ−に送り込み、更に125℃の温度でTDに5.5倍
に延伸する。このようにして厚さが12μmの二軸延伸
フイルムとした。このフイルムをそのまま同じステンタ
−内の熱処理ゾ−ンへ送り込み、ここで200℃の温度
で5秒間熱処理する。ステンタ−内で熱処理したフイル
ムを、ステンタ−アウト後ほぼ常温まで冷却し、巻取機
で巻き取る。ここで巻き上げられたロ−ルをスリッタ−
にかけて、幅1000mmに切断し、巻き長さ4000
mで巻き上げた。
コ−ルの共重合からなる重量平均分子量が38000〜
40000で、融点が268℃、ガラス転移点が69℃
のペレット状のポリエチレンテレフタレ−ト樹脂を十分
に乾燥して押出機に供給する。供給したペレットを29
0℃からシリンダ−内で順に340℃まで加熱し溶融し
溶融流体とする。溶融流体はフィルタ−で濾過し、スリ
ットを施したTダイよりシ−ト状に押し出して、50℃
のチルロ−ルで冷却固化し未延伸シ−トとする。次に、
この未延伸シ−トを100℃の温度でMDに5.0倍に
延伸する。これを一旦45℃の温度まで冷却後、ステン
タ−に送り込み、更に125℃の温度でTDに5.5倍
に延伸する。このようにして厚さが12μmの二軸延伸
フイルムとした。このフイルムをそのまま同じステンタ
−内の熱処理ゾ−ンへ送り込み、ここで200℃の温度
で5秒間熱処理する。ステンタ−内で熱処理したフイル
ムを、ステンタ−アウト後ほぼ常温まで冷却し、巻取機
で巻き取る。ここで巻き上げられたロ−ルをスリッタ−
にかけて、幅1000mmに切断し、巻き長さ4000
mで巻き上げた。
【0029】このフイルムの片面に、ガラス転移点が3
5〜40℃のポリエステル樹脂の固形分濃度が15%と
なるようにエチルメチルケトン:メチルベンゼン=8:
2の混合液で希釈し、この溶液に粒径0.02〜0.0
5μmのSiO2 をポリエステル樹脂の固形分に対して
1%添加し、グラビア法にて塗工する。その後、5Kg
/m幅の張力を掛ながら、130℃の温度で5秒間トン
ネルオ−ブンで乾燥し、乾燥後の塗布厚みを0.5〜
0.7μmとする。さらにその後、チルゾ−ンで冷却
後、常温で巻き取る。この塗布原反を製品スリッタ−で
40mm幅に狭幅スリットし、誘電体フィルムリ−ルサ
ンプルとした。一方、厚さ6μmのポリエステルフイル
ムの片面に、主成分がALで膜抵抗が1.5Ω/□の蒸
着金属を施した金属化フイルムを1ペア(2リ−ル)を
用意した。前記の誘電体フィルム2枚と金属化フイルム
2枚が、互いに誘電体フィルムの樹脂塗布面と金属化フ
イルムの蒸着面が向かい合うように交互に積層してコン
デンサ容量が1μFとなるように巻き回した。この巻き
回したものを、40℃、3×10-3Torrの減圧下で
5時間フイルム層間の空気の排除処理を行い、さらに1
20℃で5Kg/cm2の圧力で1時間熱プレスする。
これを常温まで冷却し、さらにメタリコン、リ−ド線取
り付け、電圧処理、樹脂外装をしてコンデンサとした。
5〜40℃のポリエステル樹脂の固形分濃度が15%と
なるようにエチルメチルケトン:メチルベンゼン=8:
2の混合液で希釈し、この溶液に粒径0.02〜0.0
5μmのSiO2 をポリエステル樹脂の固形分に対して
1%添加し、グラビア法にて塗工する。その後、5Kg
/m幅の張力を掛ながら、130℃の温度で5秒間トン
ネルオ−ブンで乾燥し、乾燥後の塗布厚みを0.5〜
0.7μmとする。さらにその後、チルゾ−ンで冷却
後、常温で巻き取る。この塗布原反を製品スリッタ−で
40mm幅に狭幅スリットし、誘電体フィルムリ−ルサ
ンプルとした。一方、厚さ6μmのポリエステルフイル
ムの片面に、主成分がALで膜抵抗が1.5Ω/□の蒸
着金属を施した金属化フイルムを1ペア(2リ−ル)を
用意した。前記の誘電体フィルム2枚と金属化フイルム
2枚が、互いに誘電体フィルムの樹脂塗布面と金属化フ
イルムの蒸着面が向かい合うように交互に積層してコン
デンサ容量が1μFとなるように巻き回した。この巻き
回したものを、40℃、3×10-3Torrの減圧下で
5時間フイルム層間の空気の排除処理を行い、さらに1
20℃で5Kg/cm2の圧力で1時間熱プレスする。
これを常温まで冷却し、さらにメタリコン、リ−ド線取
り付け、電圧処理、樹脂外装をしてコンデンサとした。
【0030】[実施例2]製膜時のMD延伸倍率を4.
0倍、TD延伸倍率を4.5倍とし、熱処理温度を12
0℃とした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成
した。
0倍、TD延伸倍率を4.5倍とし、熱処理温度を12
0℃とした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成
した。
【0031】[実施例3]樹脂塗布加工の際、トンネル
オ−ブンでの乾燥温度を160℃とした以外は、実施例
1と同様にコンデンサを作成した。
オ−ブンでの乾燥温度を160℃とした以外は、実施例
1と同様にコンデンサを作成した。
【0032】[実施例4]製膜でのフイルム厚さを25
μmした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成し
た。
μmした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成し
た。
【0033】[実施例5]製膜でのフイルム厚さを3μ
mした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成し
た。
mした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成し
た。
【0034】[実施例6]樹脂塗布加工の際、塗布厚み
を8μmとした以外は、実施例1と同様にコンデンサを
作成した。
を8μmとした以外は、実施例1と同様にコンデンサを
作成した。
【0035】[実施例7]樹脂塗布加工でポリエステル
樹脂のガラス転移点が75℃のものを用いた以外は、実
施例1と同様にコンデンサを作成した。
樹脂のガラス転移点が75℃のものを用いた以外は、実
施例1と同様にコンデンサを作成した。
【0036】[比較例1]製膜時のMD延伸倍率を2.
0倍、TD延伸倍率を2.5倍とし、熱処理温度を10
0℃とした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成
した。
0倍、TD延伸倍率を2.5倍とし、熱処理温度を10
0℃とした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成
した。
【0037】[比較例2]製膜時のMD延伸倍率を6.
0倍、TD延伸倍率を6.0倍とし、樹脂塗布加工の際
のトンネルオ−ブンでの乾燥温度を160℃とした以外
は、実施例1と同様にコンデンサを作成した。
0倍、TD延伸倍率を6.0倍とし、樹脂塗布加工の際
のトンネルオ−ブンでの乾燥温度を160℃とした以外
は、実施例1と同様にコンデンサを作成した。
【0038】[比較例3]製膜でのフイルム厚さを75
μmした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成し
た。
μmした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成し
た。
【0039】[比較例4]製膜でのフイルム厚さを0.
8μmした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成
した。
8μmした以外は、実施例1と同様にコンデンサを作成
した。
【0040】[比較例5]樹脂塗布加工での塗布厚みを
15μmとした以外は、実施例1と同様にコンデンサを
作成した。
15μmとした以外は、実施例1と同様にコンデンサを
作成した。
【0041】[比較例6]樹脂塗布加工での塗布厚みを
0.1μmとした以外は、実施例1と同様にコンデンサ
を作成した。
0.1μmとした以外は、実施例1と同様にコンデンサ
を作成した。
【0042】[比較例7]樹脂塗布加工で樹脂のガラス
転移点が−5℃のものを用いた以外は、実施例1と同様
にコンデンサを作成した。
転移点が−5℃のものを用いた以外は、実施例1と同様
にコンデンサを作成した。
【0043】[比較例8]樹脂塗布加工で樹脂のガラス
転移点が120℃のものを用いた以外は、実施例1と同
様にコンデンサを作成した。
転移点が120℃のものを用いた以外は、実施例1と同
様にコンデンサを作成した。
【0044】[比較例9]フイルムに樹脂塗布加工せず
に、実施例1と同様にコンデンサを作成した。
に、実施例1と同様にコンデンサを作成した。
【0045】上記の実施例および比較例の結果を(表−
1)、(表−2)に示した。
1)、(表−2)に示した。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】本発明により、コンデンサ容量の低下が
少ない優れたコンデンサ用誘電体フィルムと、かかるコ
ンデンサ用誘電体フィルムを用いてなるコンデンサを得
ることができる。
少ない優れたコンデンサ用誘電体フィルムと、かかるコ
ンデンサ用誘電体フィルムを用いてなるコンデンサを得
ることができる。
【0049】本発明は、コンデンサ性能が優れているこ
とは勿論であるが、素子巻きなどの作業性や、耐ブロッ
キング性も良好である。
とは勿論であるが、素子巻きなどの作業性や、耐ブロッ
キング性も良好である。
Claims (5)
- 【請求項1】厚さが1〜50μmの範囲であるプラスチ
ックフイルムの少なくとも片面に、厚さが0.2〜10
μmの範囲であるガラス転移点が0〜100℃の樹脂塗
膜層が形成されてなり、該プラスチックフィルムの15
0℃×2時間の熱収縮率値が長さ方向(以下MD)が
0.5〜3.5%の範囲であり、かつ幅方向(以下T
D)が−1.0〜2.5%の範囲であり、かつ樹脂塗膜
面の表面粗さRaが20〜60nmの範囲であり、かつ
明細書中定義するブロッキングのレベルが10g未満で
あることを特徴とするコンデンサ用誘電体フィルム。 - 【請求項2】明細書中定義するブロッキングのレベルが
2g未満であることを特徴とする請求項1に記載のコン
デンサ用誘電体フィルム。 - 【請求項3】プラスチックフィルムがポリエステルフィ
ルムであることを特徴とする請求項1または2に記載の
コンデンサ用誘電体フィルム。 - 【請求項4】樹脂塗膜層を構成する樹脂がポリエステル
系樹脂を主成分とすることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載のコンデンサ用誘電体フィルム。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のコンデン
サ用誘電体フィルムの樹脂塗膜面と電極金属が接するよ
うに対向してなり、かつ該コンデンサ用誘電体フィルム
と電極金属が積層又は巻回してなるコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10301677A JPH11283861A (ja) | 1997-10-16 | 1998-10-08 | コンデンサ用誘電体フィルムおよびコンデンサ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29943397 | 1997-10-16 | ||
| JP9-299433 | 1997-10-16 | ||
| JP10301677A JPH11283861A (ja) | 1997-10-16 | 1998-10-08 | コンデンサ用誘電体フィルムおよびコンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11283861A true JPH11283861A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=26561932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10301677A Pending JPH11283861A (ja) | 1997-10-16 | 1998-10-08 | コンデンサ用誘電体フィルムおよびコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11283861A (ja) |
-
1998
- 1998-10-08 JP JP10301677A patent/JPH11283861A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050216 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070823 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070904 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080108 |