JPH1128679A - ネジインサート自動挿入装置 - Google Patents
ネジインサート自動挿入装置Info
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- JPH1128679A JPH1128679A JP19918297A JP19918297A JPH1128679A JP H1128679 A JPH1128679 A JP H1128679A JP 19918297 A JP19918297 A JP 19918297A JP 19918297 A JP19918297 A JP 19918297A JP H1128679 A JPH1128679 A JP H1128679A
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- screw
- mandrel
- insert
- female screw
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ネジインサートをワークの雌ネジに確実に挿入
でき、しかもコンパクトなネジインサート自動挿入装置
を提供する。 【解決手段】ベース1上を移動するワークテーブル3
と、これに直角な2方向に移動する挿入工具21を具備
し、該挿入工具21はスリーブ30に対し軸方向に僅か
に移動できるように取り付けたプレワインダー45と、
クラッチ38に対し取り外し可能かつ長手方向に位置調
整可能となっているマンドレル40と、該マンドレル4
0を正逆回転させるモータ22と、該モータ22の作動
時間をコントロールする第1タイマー28及び第2タイ
マー29とを有し、更に挿入工具21の非作動時は前記
マンドレル40先端がプレワインダー45とネジ嵌合す
ることなく当接するように付勢するスプリング44とを
有する。又、前記挿入工具21の作動時にネジインサー
ト14をプレワインダー45に供給するネジインサート
自動供給装置を設けている。
でき、しかもコンパクトなネジインサート自動挿入装置
を提供する。 【解決手段】ベース1上を移動するワークテーブル3
と、これに直角な2方向に移動する挿入工具21を具備
し、該挿入工具21はスリーブ30に対し軸方向に僅か
に移動できるように取り付けたプレワインダー45と、
クラッチ38に対し取り外し可能かつ長手方向に位置調
整可能となっているマンドレル40と、該マンドレル4
0を正逆回転させるモータ22と、該モータ22の作動
時間をコントロールする第1タイマー28及び第2タイ
マー29とを有し、更に挿入工具21の非作動時は前記
マンドレル40先端がプレワインダー45とネジ嵌合す
ることなく当接するように付勢するスプリング44とを
有する。又、前記挿入工具21の作動時にネジインサー
ト14をプレワインダー45に供給するネジインサート
自動供給装置を設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネジインサート
を軟質材の雌ネジに自動的に挿入するネジインサート自
動挿入装置に関するものである。
を軟質材の雌ネジに自動的に挿入するネジインサート自
動挿入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ネジインサートは、断面ひし形
の線材をコイル状に巻き上げて造られたもので、軟質材
の雌ネジの強化やネジ穴の補修等に使用される。このネ
ジインサートを雌ネジに挿入することは、特公昭57−
30634号公報、特開平4−201182号公報、特
開平6−320440号公報に示すような挿入工具を用
い、このマンドレルにネジインサート先端のタングを係
合させた後、マンドレルを回転させることによって行う
もので、この際、ネジインサートはマンドレルと共に回
転しながら雌ネジにねじ込まれていくようになってい
る。
の線材をコイル状に巻き上げて造られたもので、軟質材
の雌ネジの強化やネジ穴の補修等に使用される。このネ
ジインサートを雌ネジに挿入することは、特公昭57−
30634号公報、特開平4−201182号公報、特
開平6−320440号公報に示すような挿入工具を用
い、このマンドレルにネジインサート先端のタングを係
合させた後、マンドレルを回転させることによって行う
もので、この際、ネジインサートはマンドレルと共に回
転しながら雌ネジにねじ込まれていくようになってい
る。
【0003】特開平6−320440号公報に記載され
ているように、ネジインサートを雌ネジに挿入する際、
ネジインサートの食いつき部(タング)が雌ネジの食い
つき部と必ずしも一致するとは限らず、通常は円周方向
に食い違いが生じている。特公昭57−30634号公
報に記載の挿入工具によって手動で挿入する限りは、手
で加減をしながら行うので、ネジインサートは比較的容
易に雌ネジにねじ込まれていく。
ているように、ネジインサートを雌ネジに挿入する際、
ネジインサートの食いつき部(タング)が雌ネジの食い
つき部と必ずしも一致するとは限らず、通常は円周方向
に食い違いが生じている。特公昭57−30634号公
報に記載の挿入工具によって手動で挿入する限りは、手
で加減をしながら行うので、ネジインサートは比較的容
易に雌ネジにねじ込まれていく。
【0004】ところで、これを自動化した場合は、雌ネ
ジの中心とネジインサートの中心を自動的に一致させる
こと、及び、雌ネジの食いつき部とネジインサートの食
いつき部を自動的に一致させること、さらには、ネジイ
ンサートが雌ネジに挿入された後は、ネジインサートを
雌ネジに残してこれからマンドレルのみを引き抜くこと
が必要となる。これを行うために、従来は、特開平6−
320440号公報に記載されているように、挿入工具
を3組の板バネを用いて支持することによって、挿入工
具を上下方向に移動可能かつ左右前後の水平2方向に移
動可能にして行っている。又、挿入工具は、特開平4−
201182号公報に記載されているように、マンドレ
ルの下限位置を検出する検出手段を有しており、この検
出手段が作動したとき、マンドレルの回転を停止させ、
次いでマンドレルを逆転させ、ネジインサートを雌ネジ
に残してマンドレルのみを引き抜くようになっている。
ジの中心とネジインサートの中心を自動的に一致させる
こと、及び、雌ネジの食いつき部とネジインサートの食
いつき部を自動的に一致させること、さらには、ネジイ
ンサートが雌ネジに挿入された後は、ネジインサートを
雌ネジに残してこれからマンドレルのみを引き抜くこと
が必要となる。これを行うために、従来は、特開平6−
320440号公報に記載されているように、挿入工具
を3組の板バネを用いて支持することによって、挿入工
具を上下方向に移動可能かつ左右前後の水平2方向に移
動可能にして行っている。又、挿入工具は、特開平4−
201182号公報に記載されているように、マンドレ
ルの下限位置を検出する検出手段を有しており、この検
出手段が作動したとき、マンドレルの回転を停止させ、
次いでマンドレルを逆転させ、ネジインサートを雌ネジ
に残してマンドレルのみを引き抜くようになっている。
【0005】しかしながら、板バネを用いた従来の自動
挿入工具の場合には、以下の問題がある。 1.挿入工具を本体のコラムに対し3組の板バネを介し
て取り付けているため、3組の板バネ及びこれらを互い
に結合する取り付け具等のスペースを必要とし、自動挿
入装置全体が大きくなる。 2.ネジインサートのサイズに応じて挿入工具を変える
必要があり、挿入工具の大きさ及び重さに応じてこれと
バランスするように板バネの強さを選定する必要があ
り、各種板バネを準備するとともに交換する手間が生じ
る。 3.挿入工具は本体のコラムに取り付けられているた
め、ネジインサートの中心軸は板バネのたわむ範囲内で
しか移動できず、したがってワーク(雌ネジの中心軸)
の方をその範囲内に移動させて位置決めを行う必要があ
り、別途、駆動装置及び制御装置を必要とする。又、マ
ンドレルの下限位置を検出する検出手段を用いた従来の
自動挿入工具の場合には、この検出手段は光電スイッチ
とマンドレル自体から成り、光電スイッチがマンドレル
の円弧部と切り欠き側面部によって信号のオン、オフ制
御を行っている。しかし、マンドレル自体の径が小さい
ため、信号のオン、オフ制御を確実に行うことができ
ず、ネジインサートが挿入深さに達してもマンドレルを
逆回転させることができない場合がある。いずれの公知
例の場合も、マンドレルはプレワインダとネジ嵌合し
て、挿入工具に対し一定の位置関係を保っている。この
ため、ネジインサートの挿入深さを微小に変える必要が
生じることがしばしばあるが、それにはストッパ機能を
有するカラーを増やしたり、これを僅かに削ったりして
対応しており、手間を要する。
挿入工具の場合には、以下の問題がある。 1.挿入工具を本体のコラムに対し3組の板バネを介し
て取り付けているため、3組の板バネ及びこれらを互い
に結合する取り付け具等のスペースを必要とし、自動挿
入装置全体が大きくなる。 2.ネジインサートのサイズに応じて挿入工具を変える
必要があり、挿入工具の大きさ及び重さに応じてこれと
バランスするように板バネの強さを選定する必要があ
り、各種板バネを準備するとともに交換する手間が生じ
る。 3.挿入工具は本体のコラムに取り付けられているた
め、ネジインサートの中心軸は板バネのたわむ範囲内で
しか移動できず、したがってワーク(雌ネジの中心軸)
の方をその範囲内に移動させて位置決めを行う必要があ
り、別途、駆動装置及び制御装置を必要とする。又、マ
ンドレルの下限位置を検出する検出手段を用いた従来の
自動挿入工具の場合には、この検出手段は光電スイッチ
とマンドレル自体から成り、光電スイッチがマンドレル
の円弧部と切り欠き側面部によって信号のオン、オフ制
御を行っている。しかし、マンドレル自体の径が小さい
ため、信号のオン、オフ制御を確実に行うことができ
ず、ネジインサートが挿入深さに達してもマンドレルを
逆回転させることができない場合がある。いずれの公知
例の場合も、マンドレルはプレワインダとネジ嵌合し
て、挿入工具に対し一定の位置関係を保っている。この
ため、ネジインサートの挿入深さを微小に変える必要が
生じることがしばしばあるが、それにはストッパ機能を
有するカラーを増やしたり、これを僅かに削ったりして
対応しており、手間を要する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、以
上の点に鑑み、ネジインサートを軟質材の雌ネジに確実
に挿入でき、しかも、コンパクトなネジインサート自動
挿入装置を提供することにある。
上の点に鑑み、ネジインサートを軟質材の雌ネジに確実
に挿入でき、しかも、コンパクトなネジインサート自動
挿入装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を達成するため
に、本発明にかかるネジインサート自動挿入装置は、一
端にタングを有するネジインサートをワークの雌ネジに
挿入するネジインサート自動挿入装置において、ベース
と、該ベースに直立されたコラムと、該コラムに、水平
な1方向へ移動可能に設けられたスライドと、該スライ
ドに上下方向に移動可能に設けられた取付板と、前記ベ
ースに前記水平な1方向に直角な他の水平な1方向に移
動可能に設けられ前記ワークが取り付けられるワークテ
ーブルと、前記取付板に設けられ、前記ワークの前記雌
ネジに前記ネジインサートを挿入する挿入工具とを具備
し、該挿入工具は、 a.スリーブと、 b.前記スリーブ内に設けられた第1クラッチハーフと
該第1クラッチハーフに係脱可能に前記スリーブの軸方
向へ移動可能な第2クラッチハーフとから成るクラッチ
と、 c.第1雌ネジと、前記ネジインサートを受ける供給口
と、該供給口を挟んで該第1雌ネジと対峙し前記ネジイ
ンサートを螺合通過させる第2雌ネジとを有し、前記ス
リーブの一端に該スリーブの軸方向に移動可能に取り付
けられるプレワインダーと、 d.一端部に前記第1雌ネジに螺合できかつ第2雌ネジ
と前記ワークの前記雌ネジに挿入できる雄ネジを有し他
端部を前記第2クラッチハーフに固定されるマンドレル
と、 e.前記スリーブに対し該マンドレルをその軸方向に微
調整するためのマンドレル微調整手段と、を有し、前記
ネジインサート自動挿入装置は、さらに、 A.前記コラムに設けられ、前記ネジインサートを前記
プレワインダーの前記供給口へ供給するネジインサート
自動供給装置と、 B.前記クラッチと共に前記マンドレルを正逆転させ、
正転の時は該マンドレルを前記ワークの方へ移動させて
前記ネジインサートを前記ワークの前記雌ネジに挿入さ
せ、逆転の時は前記マンドレルを該ワークの前記雌ネジ
から引き抜くと共に前記プレワインダーの前記供給口の
前記ネジインサートの領域外の非作動位置へ移動させる
回転手段と、 C.前記非作動位置において前記マンドレルの前記一端
を前記プレワインダーの前記第1雌ネジの、前記第2雌
ねじと反対側の端に当接させる付勢手段と、 D.前記マンドレルの正転開始及び正転時間を制御する
第1タイマーと、前記マンドレルの逆転開始及び逆転時
間を制御する第2タイマーとを具備して成る。又、前記
マンドレル微調整手段は、前記第2クラッチハーフに形
成され前記マンドレルの方へ延びる軸と、前記マンドレ
ルの前記他端部に形成され該軸に螺合する他の雄ネジ
と、該他の雄ネジに螺合しかつ該軸の自由端に係合する
ロックナットより成る。
に、本発明にかかるネジインサート自動挿入装置は、一
端にタングを有するネジインサートをワークの雌ネジに
挿入するネジインサート自動挿入装置において、ベース
と、該ベースに直立されたコラムと、該コラムに、水平
な1方向へ移動可能に設けられたスライドと、該スライ
ドに上下方向に移動可能に設けられた取付板と、前記ベ
ースに前記水平な1方向に直角な他の水平な1方向に移
動可能に設けられ前記ワークが取り付けられるワークテ
ーブルと、前記取付板に設けられ、前記ワークの前記雌
ネジに前記ネジインサートを挿入する挿入工具とを具備
し、該挿入工具は、 a.スリーブと、 b.前記スリーブ内に設けられた第1クラッチハーフと
該第1クラッチハーフに係脱可能に前記スリーブの軸方
向へ移動可能な第2クラッチハーフとから成るクラッチ
と、 c.第1雌ネジと、前記ネジインサートを受ける供給口
と、該供給口を挟んで該第1雌ネジと対峙し前記ネジイ
ンサートを螺合通過させる第2雌ネジとを有し、前記ス
リーブの一端に該スリーブの軸方向に移動可能に取り付
けられるプレワインダーと、 d.一端部に前記第1雌ネジに螺合できかつ第2雌ネジ
と前記ワークの前記雌ネジに挿入できる雄ネジを有し他
端部を前記第2クラッチハーフに固定されるマンドレル
と、 e.前記スリーブに対し該マンドレルをその軸方向に微
調整するためのマンドレル微調整手段と、を有し、前記
ネジインサート自動挿入装置は、さらに、 A.前記コラムに設けられ、前記ネジインサートを前記
プレワインダーの前記供給口へ供給するネジインサート
自動供給装置と、 B.前記クラッチと共に前記マンドレルを正逆転させ、
正転の時は該マンドレルを前記ワークの方へ移動させて
前記ネジインサートを前記ワークの前記雌ネジに挿入さ
せ、逆転の時は前記マンドレルを該ワークの前記雌ネジ
から引き抜くと共に前記プレワインダーの前記供給口の
前記ネジインサートの領域外の非作動位置へ移動させる
回転手段と、 C.前記非作動位置において前記マンドレルの前記一端
を前記プレワインダーの前記第1雌ネジの、前記第2雌
ねじと反対側の端に当接させる付勢手段と、 D.前記マンドレルの正転開始及び正転時間を制御する
第1タイマーと、前記マンドレルの逆転開始及び逆転時
間を制御する第2タイマーとを具備して成る。又、前記
マンドレル微調整手段は、前記第2クラッチハーフに形
成され前記マンドレルの方へ延びる軸と、前記マンドレ
ルの前記他端部に形成され該軸に螺合する他の雄ネジ
と、該他の雄ネジに螺合しかつ該軸の自由端に係合する
ロックナットより成る。
【0008】
【実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形態を図
1乃至図8に基づいて説明する。図1は、この発明のネ
ジインサート自動挿入装置全体(但し、後述のフレーム
は取り外してある。)を示す斜視図で、図2は、これを
正面から見た図である。
1乃至図8に基づいて説明する。図1は、この発明のネ
ジインサート自動挿入装置全体(但し、後述のフレーム
は取り外してある。)を示す斜視図で、図2は、これを
正面から見た図である。
【0009】1はベースで、その上面に案内溝4が形成
され、その隅にコラム2が直立している。ベース1の上
にはワークテーブル3が案内溝4によって案内され、矢
印Aの方向に移動できるように設置されている。ワーク
テーブル3にワークWが取り付けられ、このワークWに
は、後記するようにネジインサートが挿入される雌ネジ
W1が形成されている。この雌ネジW1はベース1の上
面に対して直角になっている。
され、その隅にコラム2が直立している。ベース1の上
にはワークテーブル3が案内溝4によって案内され、矢
印Aの方向に移動できるように設置されている。ワーク
テーブル3にワークWが取り付けられ、このワークWに
は、後記するようにネジインサートが挿入される雌ネジ
W1が形成されている。この雌ネジW1はベース1の上
面に対して直角になっている。
【0010】コラム2の上方に案内部材5が水平に取り
付けられ、この案内部材5に水平に形成された案内溝6
によって案内されて、スライド7が水平で矢印A方向に
直角な矢印B方向に移動するようになっている。スライ
ド7から一対の伝達軸12がベース1の上面に対して直
角に下方に突き出ており、その先端(下端)に取付板1
0が取り付けられている。取付板10には取付具11を
介して挿入工具21がベース1の上面に対して直角に取
り付けられている。
付けられ、この案内部材5に水平に形成された案内溝6
によって案内されて、スライド7が水平で矢印A方向に
直角な矢印B方向に移動するようになっている。スライ
ド7から一対の伝達軸12がベース1の上面に対して直
角に下方に突き出ており、その先端(下端)に取付板1
0が取り付けられている。取付板10には取付具11を
介して挿入工具21がベース1の上面に対して直角に取
り付けられている。
【0011】図示していないが、スライド7の内部には
モータ及びボールネジ等が設けられ、一対の伝達軸12
を矢印A,Bに対して直角な矢印Cの方向に移動するこ
とができるようになっている。このため、挿入工具21
は矢印C方向に移動(昇降)する。また、図示していな
いが、ワークテーブル3及びスライド7についても公知
のサーボモータとボールネジ等による駆動手段を用いて
おり、高精度に位置決めを行うことができる。26はス
イッチ等を配置した制御盤で、ワークテーブル3及びス
ライド7の駆動手段を制御したり、挿入工具21を矢印
C方向に移動したりして、ワークWの雌ネジW1に対し
挿入工具21を位置決めすることができる。
モータ及びボールネジ等が設けられ、一対の伝達軸12
を矢印A,Bに対して直角な矢印Cの方向に移動するこ
とができるようになっている。このため、挿入工具21
は矢印C方向に移動(昇降)する。また、図示していな
いが、ワークテーブル3及びスライド7についても公知
のサーボモータとボールネジ等による駆動手段を用いて
おり、高精度に位置決めを行うことができる。26はス
イッチ等を配置した制御盤で、ワークテーブル3及びス
ライド7の駆動手段を制御したり、挿入工具21を矢印
C方向に移動したりして、ワークWの雌ネジW1に対し
挿入工具21を位置決めすることができる。
【0012】図2に示すように、取付板10には取付具
11によって挿入工具21とともにフレーム15が取り
付けられている。フレーム15の側に送り出しリール1
6及び巻き取りリール17がそれぞれ回転可能に取り付
けられている。送り出しリール16にはその長手方向に
間隔を置いてネジインサート14を取り付けたテープ1
9(図3に最も良く示されている)が巻き付けられてい
る。
11によって挿入工具21とともにフレーム15が取り
付けられている。フレーム15の側に送り出しリール1
6及び巻き取りリール17がそれぞれ回転可能に取り付
けられている。送り出しリール16にはその長手方向に
間隔を置いてネジインサート14を取り付けたテープ1
9(図3に最も良く示されている)が巻き付けられてい
る。
【0013】巻き取りリール17には巻き取りモータ1
8が設けられている。巻き取りモータ18が回転する
と、巻き取りリール17がテープ19を巻き取るので、
図3に示すように、テープ19は矢印Gの巻き取り方向
に移動する。この際、テープ19の穴19aに取り付け
られたネジインサート14が後述のプレワインダー45
の下部に設けた供給口13に設置されることになる。こ
こで、取付具11、送り出しリール16、巻き取りリー
ル17、巻き取りモータ18及びテープ19は、ネジイ
ンサート自動供給装置を構成する。
8が設けられている。巻き取りモータ18が回転する
と、巻き取りリール17がテープ19を巻き取るので、
図3に示すように、テープ19は矢印Gの巻き取り方向
に移動する。この際、テープ19の穴19aに取り付け
られたネジインサート14が後述のプレワインダー45
の下部に設けた供給口13に設置されることになる。こ
こで、取付具11、送り出しリール16、巻き取りリー
ル17、巻き取りモータ18及びテープ19は、ネジイ
ンサート自動供給装置を構成する。
【0014】図4及び図5に挿入工具21の一例を示
す。図4はネジインサート14が図1に示すワークWの
雌ネジW1に挿入される直前の挿入工具21の状態を示
し、図5はネジインサート14が雌ネジW1に挿入し終
わった状態を示す。挿入工具21は、スリーブ30を有
し、その一端にプレワインダー45を他端にモータ22
を設けている。そして、このプレワインダー45は、ネ
ジインサート14を雌ネジW1に挿入するマンドレル4
0が挿通され、ネジインサート14を案内するものであ
る。又、モータ22はマンドレル40を回転駆動する回
転手段を構成する。
す。図4はネジインサート14が図1に示すワークWの
雌ネジW1に挿入される直前の挿入工具21の状態を示
し、図5はネジインサート14が雌ネジW1に挿入し終
わった状態を示す。挿入工具21は、スリーブ30を有
し、その一端にプレワインダー45を他端にモータ22
を設けている。そして、このプレワインダー45は、ネ
ジインサート14を雌ネジW1に挿入するマンドレル4
0が挿通され、ネジインサート14を案内するものであ
る。又、モータ22はマンドレル40を回転駆動する回
転手段を構成する。
【0015】以下、図4及び図5に基づいて挿入工具2
1について述べる。スリーブ30内に円筒形のスプライ
ン軸32が、スリーブ30の内側に設けた環状支持部3
0aによって回転可能に軸支されている。スプライン軸
32の内周には雌スプライン33が形成されている。3
4は、円筒形のヘッドであり、スプライン軸32内に設
けられており、スプライン軸32内に設けられたスプリ
ング44によってモータ22と反対側へ付勢されてい
る。そして、この雌スプライン33にヘッド34の外周
に形成された雄スプライン35が嵌合し、ヘッド34は
スプライン軸32とともに回転し、軸方向へ移動できる
ようになっている。
1について述べる。スリーブ30内に円筒形のスプライ
ン軸32が、スリーブ30の内側に設けた環状支持部3
0aによって回転可能に軸支されている。スプライン軸
32の内周には雌スプライン33が形成されている。3
4は、円筒形のヘッドであり、スプライン軸32内に設
けられており、スプライン軸32内に設けられたスプリ
ング44によってモータ22と反対側へ付勢されてい
る。そして、この雌スプライン33にヘッド34の外周
に形成された雄スプライン35が嵌合し、ヘッド34は
スプライン軸32とともに回転し、軸方向へ移動できる
ようになっている。
【0016】ヘッド34には、第1クラッチハーフ36
がピン36b等によって一体的に取り付けられ、これと
対になる第2クラッチハーフ37がヘッド34に対して
その軸方向に摺動自在に設けられている。これら両クラ
ッチハーフ36,37はクラッチ38を構成し、ヘッド
34と第2クラッチハーフ37との間に介在されるスプ
リング42によって、常時は第2クラッチハーフ37の
凹部37aが第1クラッチハーフ36の凸部36aに噛
み合うようになっている。
がピン36b等によって一体的に取り付けられ、これと
対になる第2クラッチハーフ37がヘッド34に対して
その軸方向に摺動自在に設けられている。これら両クラ
ッチハーフ36,37はクラッチ38を構成し、ヘッド
34と第2クラッチハーフ37との間に介在されるスプ
リング42によって、常時は第2クラッチハーフ37の
凹部37aが第1クラッチハーフ36の凸部36aに噛
み合うようになっている。
【0017】第2クラッチハーフ37の凹部37aと反
対側の端から該第2クラッチハーフ37の軸39がこれ
に共軸に延出している。マンドレル40の両端部にはそ
れぞれ第1の雄ネジ40aと第2の雄ネジ40bがあ
る。図4では第2の雄ネジ40bが軸39の自由端にね
じ込まれ、ロックナット41で締め上げてマンドレル4
0が軸39に固定される。かくて、マンドレル40は、
第2クラッチハーフ37とともに、同一方向に同一速度
で回転されることになる。
対側の端から該第2クラッチハーフ37の軸39がこれ
に共軸に延出している。マンドレル40の両端部にはそ
れぞれ第1の雄ネジ40aと第2の雄ネジ40bがあ
る。図4では第2の雄ネジ40bが軸39の自由端にね
じ込まれ、ロックナット41で締め上げてマンドレル4
0が軸39に固定される。かくて、マンドレル40は、
第2クラッチハーフ37とともに、同一方向に同一速度
で回転されることになる。
【0018】従来と同様に、第2クラッチハーフ37の
凹部37aの、正回転方向トルク伝達側(正回転方向
側)の面には僅かな面取り37bが施されている。この
ため、後記するように、モータ22が正回転してヘッド
34の先端がカラー43に突き当った後は、マンドレル
40のみが前進する。そして、これらの面取り37bが
第1クラッチハーフ36の凸部36aの外側縁に達する
と、両クラッチハーフ36と37との間に滑りが生じ、
第1クラッチハーフ36が回転しているにも拘わらず、
第2クラッチハーフ39の回転が停止し、これとともに
マンドレル40の回転も停止する。マンドレル40の回
転の停止は、後述の通り、このマンドレル40によって
ネジインサート14がワークWの雌ネジW1内の所定の
深さまで挿入された時に生じるように設定される。他
方、第2クラッチハーフ37の凹部37aの、逆回転方
向トルク伝達方向(逆回転方向側))の面には面取りを
施していないので、逆転の際は、両クラッチハーフ3
6,37が噛み合ってマンドレル40も逆転することに
なる。
凹部37aの、正回転方向トルク伝達側(正回転方向
側)の面には僅かな面取り37bが施されている。この
ため、後記するように、モータ22が正回転してヘッド
34の先端がカラー43に突き当った後は、マンドレル
40のみが前進する。そして、これらの面取り37bが
第1クラッチハーフ36の凸部36aの外側縁に達する
と、両クラッチハーフ36と37との間に滑りが生じ、
第1クラッチハーフ36が回転しているにも拘わらず、
第2クラッチハーフ39の回転が停止し、これとともに
マンドレル40の回転も停止する。マンドレル40の回
転の停止は、後述の通り、このマンドレル40によって
ネジインサート14がワークWの雌ネジW1内の所定の
深さまで挿入された時に生じるように設定される。他
方、第2クラッチハーフ37の凹部37aの、逆回転方
向トルク伝達方向(逆回転方向側))の面には面取りを
施していないので、逆転の際は、両クラッチハーフ3
6,37が噛み合ってマンドレル40も逆転することに
なる。
【0019】図4に示すように、スリーブ30の前方
(モータ22と反対側)には、隙間Sを置いて、プレワ
インダー45が軸方向に摺動自在に設けられている。4
7は、プレワインダー45の溝46にはまり込んでスリ
ーブ30に対してプレワインダー45が廻るのを防止す
る廻り止めピンである。又、プレワインダー45がスリ
ーブ30から抜け出ないようにナット48が設けられて
いる。プレワインダー45には、ネジインサート14の
供給口13を挟んで前記マンドレル40を案内する第1
の雌ネジ(マンドレルガイド雌ネジ)45aと、マンド
レル40に取り付けられたネジインサート14を案内す
る第2の雌ネジ(ネジインサートガイド雌ネジ)45b
が形成されている。ネジインサート14の挿入前、即
ち、初期状態ではクラッチ38が2点鎖線の位置にあ
り、マンドレル40の先端(第2クラッチハーフ37と
反対側の端)はスプリング44によりプレワインダー4
5の第1の雌ネジ45aの、モータ22側の端に押し当
たっている。
(モータ22と反対側)には、隙間Sを置いて、プレワ
インダー45が軸方向に摺動自在に設けられている。4
7は、プレワインダー45の溝46にはまり込んでスリ
ーブ30に対してプレワインダー45が廻るのを防止す
る廻り止めピンである。又、プレワインダー45がスリ
ーブ30から抜け出ないようにナット48が設けられて
いる。プレワインダー45には、ネジインサート14の
供給口13を挟んで前記マンドレル40を案内する第1
の雌ネジ(マンドレルガイド雌ネジ)45aと、マンド
レル40に取り付けられたネジインサート14を案内す
る第2の雌ネジ(ネジインサートガイド雌ネジ)45b
が形成されている。ネジインサート14の挿入前、即
ち、初期状態ではクラッチ38が2点鎖線の位置にあ
り、マンドレル40の先端(第2クラッチハーフ37と
反対側の端)はスプリング44によりプレワインダー4
5の第1の雌ネジ45aの、モータ22側の端に押し当
たっている。
【0020】27は制御装置で、制御盤26上のスイッ
チを押すことによって所定のプログラムに基づいてモー
タ22等を制御する。制御装置27の内部には、第1タ
イマー(TR1)28、第2タイマー(TR2)29等
が備えられている。第1タイマー28は、モータ22が
正転(後記するようにマンドレル40がネジインサート
14を雌ネジW1に挿入する回転方向)する時間を制御
し、後記するようにプレワインダー45がワークWの雌
ネジW1に位置決めされた時点でオンする。第2タイマ
ー29は、モータ22の逆転時間を制御し、後記するよ
うに第1タイマー28がオフした時点でオンする。
チを押すことによって所定のプログラムに基づいてモー
タ22等を制御する。制御装置27の内部には、第1タ
イマー(TR1)28、第2タイマー(TR2)29等
が備えられている。第1タイマー28は、モータ22が
正転(後記するようにマンドレル40がネジインサート
14を雌ネジW1に挿入する回転方向)する時間を制御
し、後記するようにプレワインダー45がワークWの雌
ネジW1に位置決めされた時点でオンする。第2タイマ
ー29は、モータ22の逆転時間を制御し、後記するよ
うに第1タイマー28がオフした時点でオンする。
【0021】モータ軸23に雄ねじ付きアダプタ31が
取り付けられ、これがスプライン軸32のモータ22側
端部にネジ結合している。このため、モータ22が回転
駆動されると、モータ軸23、アダプタ31、スプライ
ン軸32、雌スプライン33、雄スプライン35、ヘッ
ド34、クラッチ38、軸39を介してマンドレル40
が同じ方向に回転する。マンドレル40が回転すると、
雄ネジ40aは雌ネジ45aに案内されながら挿入方向
(図1の矢印Cの下降する方向)に移動し、後述するよ
うに、ネジインサート14を通して、ネジインサート1
4先端のタング14a(図7)を把持し、このネジイン
サート14と一体になってワークWの雌ネジW1に挿入
される。プレワインダー45には、カラー43(図4で
は2個)が取り付けてあり、ヘッド34をこれに押し当
てて止まらせるストッパ機能を有している。
取り付けられ、これがスプライン軸32のモータ22側
端部にネジ結合している。このため、モータ22が回転
駆動されると、モータ軸23、アダプタ31、スプライ
ン軸32、雌スプライン33、雄スプライン35、ヘッ
ド34、クラッチ38、軸39を介してマンドレル40
が同じ方向に回転する。マンドレル40が回転すると、
雄ネジ40aは雌ネジ45aに案内されながら挿入方向
(図1の矢印Cの下降する方向)に移動し、後述するよ
うに、ネジインサート14を通して、ネジインサート1
4先端のタング14a(図7)を把持し、このネジイン
サート14と一体になってワークWの雌ネジW1に挿入
される。プレワインダー45には、カラー43(図4で
は2個)が取り付けてあり、ヘッド34をこれに押し当
てて止まらせるストッパ機能を有している。
【0022】ネジインサート14のワークWの雌ねじW
1への挿入長さ又は挿入深さの調整は、カラー43の枚
数を変えることによって行うことができる。更に、ネジ
インサート14の長さにバラツキがあるため、挿入深さ
の微小調整を行うことを必要とすることがあり、これ
は、ロックナット41を緩めてマンドレル40を軸39
に対しその軸方向に微小に出入させることによって行
う。ここで、ロックナット41、軸39及びマンドレル
40の第2の雄ネジ40bはマンドレル微調整手段を構
成する。マンドレル40の先端には、中央溝50が形成
されている。そして、この中央溝50は、第1の雄ネジ
40aのリードの角と同じ傾きを持ち、垂直な両側面
(垂直面)51,52を含む。中央溝50から見て、後
述のマンドレル40の逆転方向のトルク伝達側の垂直面
51はこれの一部を斜めに削って形成された傾斜面53
につながっており、他の垂直面52はその外側の円錐状
傾斜面54につながっている。
1への挿入長さ又は挿入深さの調整は、カラー43の枚
数を変えることによって行うことができる。更に、ネジ
インサート14の長さにバラツキがあるため、挿入深さ
の微小調整を行うことを必要とすることがあり、これ
は、ロックナット41を緩めてマンドレル40を軸39
に対しその軸方向に微小に出入させることによって行
う。ここで、ロックナット41、軸39及びマンドレル
40の第2の雄ネジ40bはマンドレル微調整手段を構
成する。マンドレル40の先端には、中央溝50が形成
されている。そして、この中央溝50は、第1の雄ネジ
40aのリードの角と同じ傾きを持ち、垂直な両側面
(垂直面)51,52を含む。中央溝50から見て、後
述のマンドレル40の逆転方向のトルク伝達側の垂直面
51はこれの一部を斜めに削って形成された傾斜面53
につながっており、他の垂直面52はその外側の円錐状
傾斜面54につながっている。
【0023】図7,図8に、ネジインサート14がマン
ドレル40に取り付けた状態を示す。図7において、マ
ンドレル40が矢印Dの方へ回転して、まず、ネジイン
サート14のタング(ネジインサートの端面の直線部)
14aが溝50にはまり込む。次いで、マンドレル40
が矢印D方向に更に回転すると、タング14aは、垂直
面51によって矢印Eの方向に押され、垂直面52によ
って矢印Fの方向に押され、これによってネジインサー
ト14はマンドレル40とともに同一方向に回転する。
この結果、ネジインサート14は、マンドレル40によ
ってワークWの雌ネジW1内に螺入される。
ドレル40に取り付けた状態を示す。図7において、マ
ンドレル40が矢印Dの方へ回転して、まず、ネジイン
サート14のタング(ネジインサートの端面の直線部)
14aが溝50にはまり込む。次いで、マンドレル40
が矢印D方向に更に回転すると、タング14aは、垂直
面51によって矢印Eの方向に押され、垂直面52によ
って矢印Fの方向に押され、これによってネジインサー
ト14はマンドレル40とともに同一方向に回転する。
この結果、ネジインサート14は、マンドレル40によ
ってワークWの雌ネジW1内に螺入される。
【0024】ネジインサート14を雌ネジW1に所定深
さに挿入し終わると、上述の通り、クラッチ38が外
れ、マンドレル40の回転が停止する。次いで、第2タ
イマー29が操作してマンドレル40を矢印Dと逆方向
に回転させる。これと共に、タング14aに対して傾斜
面53、円錐状傾斜面54がそれぞれ滑っていくので、
マンドレル40のみが回転しながらワークWの雌ネジW
1及び該雌ネジW1に挿入されたネジインサート14か
ら抜き取られていき、原位置に復帰して回転を停止す
る。
さに挿入し終わると、上述の通り、クラッチ38が外
れ、マンドレル40の回転が停止する。次いで、第2タ
イマー29が操作してマンドレル40を矢印Dと逆方向
に回転させる。これと共に、タング14aに対して傾斜
面53、円錐状傾斜面54がそれぞれ滑っていくので、
マンドレル40のみが回転しながらワークWの雌ネジW
1及び該雌ネジW1に挿入されたネジインサート14か
ら抜き取られていき、原位置に復帰して回転を停止す
る。
【0025】以下、図9のフローチャートに従って、こ
の発明の作動を説明する。制御盤26(図1)のスター
トボタンを押して、ワークテーブル3、スライド7をそ
れぞれ矢印A,B方向に移動させて雌ネジW1の中心に
マンドレル40の中心を一致させる。挿入工具21が矢
印Cのごとく下降してプレワインダー45が雌ネジW1
の近傍(0.1〜0.2mm)に位置決めされる(ステ
ップS1)。他方、自動供給装置の巻き取りモータ18
がオンし、テープ19に取り付けられているネジインサ
ート14を供給口13にセットする(ステップS1)。
の発明の作動を説明する。制御盤26(図1)のスター
トボタンを押して、ワークテーブル3、スライド7をそ
れぞれ矢印A,B方向に移動させて雌ネジW1の中心に
マンドレル40の中心を一致させる。挿入工具21が矢
印Cのごとく下降してプレワインダー45が雌ネジW1
の近傍(0.1〜0.2mm)に位置決めされる(ステ
ップS1)。他方、自動供給装置の巻き取りモータ18
がオンし、テープ19に取り付けられているネジインサ
ート14を供給口13にセットする(ステップS1)。
【0026】次に、制御装置27内の第1タイマー28
がオンし(ステップS2)、これらによってモータ22
が正転し、マンドレル40が正転する(ステップS
3)。スプリング44がヘッド34を挿入方向(矢印C
の下降する方向)に押しているので、このステップの最
初の段階では、マンドレル40はプレワインダー45の
マンドレルガイド雄ネジ45aの前記一端に押し当って
いる。そのため、マンドレル40が回転するにつれて、
第1の雄ネジ40aはマンドレルガイド雌ネジ45aに
ガイドされながら下降する。
がオンし(ステップS2)、これらによってモータ22
が正転し、マンドレル40が正転する(ステップS
3)。スプリング44がヘッド34を挿入方向(矢印C
の下降する方向)に押しているので、このステップの最
初の段階では、マンドレル40はプレワインダー45の
マンドレルガイド雄ネジ45aの前記一端に押し当って
いる。そのため、マンドレル40が回転するにつれて、
第1の雄ネジ40aはマンドレルガイド雌ネジ45aに
ガイドされながら下降する。
【0027】マンドレル40が下降して、その先端の溝
50にタング14aを挟む(ステップS4)。ネジイン
サート14は、マンドレル40とともに回転しながらプ
レワインダー45のネジインサートガイド雌ネジ45b
にネジ込まれていき(ステップS5)、これに案内され
ながらワークWの雌ネジW1に食いつく(ステップS
5)。図4に示すように、プレワインダー45はスリー
ブ3に対して挿入方向に隙間Sの遊びがあるため、ネジ
インサート14がステップS5中ワークWの雌ネジW1
に喰いつくまでに、ワークWの雌ねじW1に対するネジ
の位相ズレを吸収する。次いで、ネジインサート14は
マンドレル40とともに雌ネジW1に挿入されていく
(ステップS6)。
50にタング14aを挟む(ステップS4)。ネジイン
サート14は、マンドレル40とともに回転しながらプ
レワインダー45のネジインサートガイド雌ネジ45b
にネジ込まれていき(ステップS5)、これに案内され
ながらワークWの雌ネジW1に食いつく(ステップS
5)。図4に示すように、プレワインダー45はスリー
ブ3に対して挿入方向に隙間Sの遊びがあるため、ネジ
インサート14がステップS5中ワークWの雌ネジW1
に喰いつくまでに、ワークWの雌ねじW1に対するネジ
の位相ズレを吸収する。次いで、ネジインサート14は
マンドレル40とともに雌ネジW1に挿入されていく
(ステップS6)。
【0028】モータ22の正回転によって、ヘッド34
が前進し、ついにその先端がカラー43に突き当って第
1クラッチハーフ36の前進が阻止されるが、第2クラ
ッチハーフ37は正転しながら前進する。そして、最後
に、ネジインサート14がワークWの雌ネジW1の所定
深さに達する。この時に、第1クラッチハーフ36の凸
部36aが第2クラッチハーフ37の面取り37bの位
置に達して、これら面取り37bを滑ることによってク
ラッチ38が外れ、マンドレル40の正転が停止する
(ステップS7)。この段階で、第1タイマー28がオ
フになり(ステップS8)、モータ22の回転が停止す
る(ステップS9)。
が前進し、ついにその先端がカラー43に突き当って第
1クラッチハーフ36の前進が阻止されるが、第2クラ
ッチハーフ37は正転しながら前進する。そして、最後
に、ネジインサート14がワークWの雌ネジW1の所定
深さに達する。この時に、第1クラッチハーフ36の凸
部36aが第2クラッチハーフ37の面取り37bの位
置に達して、これら面取り37bを滑ることによってク
ラッチ38が外れ、マンドレル40の正転が停止する
(ステップS7)。この段階で、第1タイマー28がオ
フになり(ステップS8)、モータ22の回転が停止す
る(ステップS9)。
【0029】次いで、第2タイマー29がオンし(ステ
ップS10)、モータ22が逆転する(ステップS1
1)。このときスプリング42によって、第2クラッチ
ハーフ37は第1クラッチハーフ36の方に力が加わっ
ていることと、上記の通り、面取り37bは逆転方向に
は施されていないことにより、逆転するとすぐに凹部3
7aが凸部36aにはまり込んでクラッチ38が噛み合
うことになる。これによってマンドレル40も逆転する
(ステップS11)。この結果、溝50からネジインサ
ート14のタング14aが外れ、マンドレル40のみが
逆転しながら上昇し、ワークWの雌ネジW1及びこの雌
ネジW1の挿入されたネジインサート14より抜ける
(ステップS12)。以後、マンドレル40はそのまま
逆転を続け、ネジインサートガイド雌ネジ45b、マン
ドレルガイド雌ネジ45aを通過し(ステップS1
3)、その後、空転する(ステップS14)。
ップS10)、モータ22が逆転する(ステップS1
1)。このときスプリング42によって、第2クラッチ
ハーフ37は第1クラッチハーフ36の方に力が加わっ
ていることと、上記の通り、面取り37bは逆転方向に
は施されていないことにより、逆転するとすぐに凹部3
7aが凸部36aにはまり込んでクラッチ38が噛み合
うことになる。これによってマンドレル40も逆転する
(ステップS11)。この結果、溝50からネジインサ
ート14のタング14aが外れ、マンドレル40のみが
逆転しながら上昇し、ワークWの雌ネジW1及びこの雌
ネジW1の挿入されたネジインサート14より抜ける
(ステップS12)。以後、マンドレル40はそのまま
逆転を続け、ネジインサートガイド雌ネジ45b、マン
ドレルガイド雌ネジ45aを通過し(ステップS1
3)、その後、空転する(ステップS14)。
【0030】この空転状態に達したときに、第2タイマ
ー29がオフする(ステップS15)。モータ22は回
転を停止し、マンドレル40も逆転を停止する(ステッ
プS16)。最後に、ネジインサート14を挿入すべき
ワークWの雌ネジW1があるかどうかをチェックし(ス
テップS17)、ない場合は作業は終了し、ある場合は
前述の動作をくり返す。
ー29がオフする(ステップS15)。モータ22は回
転を停止し、マンドレル40も逆転を停止する(ステッ
プS16)。最後に、ネジインサート14を挿入すべき
ワークWの雌ネジW1があるかどうかをチェックし(ス
テップS17)、ない場合は作業は終了し、ある場合は
前述の動作をくり返す。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明のネジインサー
ト自動挿入装置によれば、次のような効果がある。 1.ワークテーブルを前後方向に、スライドを左右方向
に移動させることによって、ワークの雌ネジ中心とネジ
インサートの中心を簡単に一致させることができる。 2.従来のように板バネを介して挿入工具を自動挿入装
置本体に取り付ける必要がないので、装置全体がコンパ
クトになる。 3.プレワインダーには、挿入方向に対し若干の遊びを
有するような機構を付加したので、挿入しようとするネ
ジインサートとワークの雌ネジとの食いつき部でのネジ
の位相のズレを吸収することができ、挿入の安全性が向
上する。 4.挿入工具のモータの制御をタイマーで行っており、
第1タイマーはマンドレルの正転時間を制御し、第2タ
イマーはマンドレルの逆転時間を制御するようになって
いるので、マンドレルはネジインサート挿入後、確実に
逆転することができ、マンドレルのみをワークの雌ネジ
から抜き取ることができる。 5.マンドレルはロックナットをゆるめて、その出入量
を調整することができるので、ネジインサートの挿入深
さを必要に応じて微調整することができる。
ト自動挿入装置によれば、次のような効果がある。 1.ワークテーブルを前後方向に、スライドを左右方向
に移動させることによって、ワークの雌ネジ中心とネジ
インサートの中心を簡単に一致させることができる。 2.従来のように板バネを介して挿入工具を自動挿入装
置本体に取り付ける必要がないので、装置全体がコンパ
クトになる。 3.プレワインダーには、挿入方向に対し若干の遊びを
有するような機構を付加したので、挿入しようとするネ
ジインサートとワークの雌ネジとの食いつき部でのネジ
の位相のズレを吸収することができ、挿入の安全性が向
上する。 4.挿入工具のモータの制御をタイマーで行っており、
第1タイマーはマンドレルの正転時間を制御し、第2タ
イマーはマンドレルの逆転時間を制御するようになって
いるので、マンドレルはネジインサート挿入後、確実に
逆転することができ、マンドレルのみをワークの雌ネジ
から抜き取ることができる。 5.マンドレルはロックナットをゆるめて、その出入量
を調整することができるので、ネジインサートの挿入深
さを必要に応じて微調整することができる。
【図1】本発明のネジインサート自動挿入装置全体を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本発明のネジインサート自動挿入装置の正面図
である。
である。
【図3】プレワインダーとテープ及びネジインサートと
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図4】挿入工具の断面図で、ネジインサートが挿入さ
れる直前の状態を示す図である。
れる直前の状態を示す図である。
【図5】挿入工具の一部を断面した図で、ネジインサー
トが挿入し終わった状態を示す図である。
トが挿入し終わった状態を示す図である。
【図6】マンドレルの先端の形状を示す斜視図である。
【図7】ネジインサートがマンドレルの溝にはいり込ん
だ状態を示す端面図である。
だ状態を示す端面図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【図9】本発明の動作を示すフローチャートである。
1 ベース 2 コラム 3 ワークテーブル 5 案内部材 7 スライド 10 取付板 11 取付具 12 伝達軸 13 供給口 14 ネジインサート 14a タング 19 テープ 21 挿入工具 22 モータ 28 第1タイマー 29 第2タイマー 30 スリーブ 32 スプライン軸 33 雌スプライン 34 ヘッド 35 雄スプライン 38 クラッチ 40 マンドレル 41 ロックナット 43 カラー 44 スプリング 45 プレワインダー 50 溝 51,52 垂直面 W ワーク
Claims (2)
- 【請求項1】一端にタングを有するネジインサートをワ
ークの雌ネジに挿入するネジインサート自動挿入装置に
おいて、ベースと、該ベースに直立されたコラムと、該
コラムに、水平な1方向へ移動可能に設けられたスライ
ドと、該スライドに上下方向に移動可能に設けられた取
付板と、前記ベースに前記水平な1方向に直角な他の水
平な1方向に移動可能に設けられ前記ワークが取り付け
られるワークテーブルと、前記取付板に設けられ前記ワ
ークの前記雌ネジに前記ネジインサートを挿入する挿入
工具とを具備し、 該挿入工具は、 a.スリーブと、 b.前記スリーブ内に設けられた第1クラッチハーフと
該第1クラッチハーフに係脱可能に前記スリーブの軸方
向へ移動可能な第2クラッチハーフとから成るクラッチ
と、 c.第1雌ネジと、前記ネジインサートを受ける供給口
と、該供給口を挟んで該第1雌ネジと対峙し前記ネジイ
ンサートを螺合通過させる第2雌ネジとを有し、前記ス
リーブの一端に該スリーブの軸方向に移動可能に取り付
けられるプレワインダーと、 d.一端部に前記第1雌ネジに螺合でき、かつ、第2雌
ネジと前記ワークの前記雌ネジに挿入できる雄ネジを有
し、他端部を前記第2クラッチハーフに固定されるマン
ドレルと、 e.前記スリーブに対し該マンドレルをその軸方向に微
調整するためのマンドレル微調整手段とを有し、 前記ネジインート自動挿入装置は、さらに、 A.前記コラムに設けられ、前記ネジインサートを前記
プレワインダーの前記供給口へ供給するネジインサート
自動供給装置と、 B.前記クラッチと共に前記マンドレルを正逆転させ、
正転の時は該マンドレルを前記ワークの方へ移動させて
前記ネジインサートを前記ワークの前記雌ネジに挿入さ
せ、逆転の時は前記マンドレルを該ワークの該雌ネジか
ら引き抜くと共に前記プレワインダーの前記供給口の前
記ネジインサートの領域外の非作動位置へ移動させる回
転手段と、 C.前記非作動位置において前記マンドレルの前記一端
を前記プレワインダーの前記第1雌ネジの、前記第2雌
ネジと反対側の端に当接させる付勢手段と、 D.前記マンドレルの正転開始及び正転時間を制御する
第1タイマーと、前記マンドレルの逆転開始及び逆転時
間を制御する第2タイマーとを具備して成るネジインサ
ート自動挿入装置。 - 【請求項2】 前記マンドレル微調整手段は、前記第2
クラッチハーフに形成され前記マンドレルの方へ延びる
軸と、前記マンドレルの前記他端部に形成され該軸に螺
合する他の雄ネジと、該他の雄ネジに螺合しかつ該軸の
自由端に係合するロックナットより成る請求項1に記載
のネジインサート自動挿入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19918297A JPH1128679A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | ネジインサート自動挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19918297A JPH1128679A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | ネジインサート自動挿入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128679A true JPH1128679A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16403512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19918297A Pending JPH1128679A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | ネジインサート自動挿入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1128679A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024058122A1 (ja) * | 2022-09-15 | 2024-03-21 | 株式会社三友精機 | インサート挿入工具及びインサート挿入工具の制御方法 |
| JP2024097044A (ja) * | 2020-08-13 | 2024-07-17 | ベルホフ フェルビンドゥングステクニーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ワイヤスレッドインサートの取付工具用の自動取付機および取付方法 |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP19918297A patent/JPH1128679A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024097044A (ja) * | 2020-08-13 | 2024-07-17 | ベルホフ フェルビンドゥングステクニーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ワイヤスレッドインサートの取付工具用の自動取付機および取付方法 |
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