JPH1128904A - スリップ防止用車両制動補助装置 - Google Patents
スリップ防止用車両制動補助装置Info
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- JPH1128904A JPH1128904A JP20235297A JP20235297A JPH1128904A JP H1128904 A JPH1128904 A JP H1128904A JP 20235297 A JP20235297 A JP 20235297A JP 20235297 A JP20235297 A JP 20235297A JP H1128904 A JPH1128904 A JP H1128904A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コスト、維持コストが廉価であり、凍結
路面での車両の制動に効果的に寄与するスリップ防止用
車両制動補助装置を提供することである。 【解決手段】 アンチロックブレーキ装置を装備した車
両に取付けられるスリップ防止用車両制動補助装置(1
0)であって、砂を収容する砂タンク(44)と、砂タ
ンクの排出口に第1の電磁バルブ(46)を介して連結
された砂排出管(48)とを備え、砂排出管が車輪の前
方まで延び、先端が開放しており、アンチロックブレー
キ装置の電子制御ユニット(22)と第1の電磁バルブ
が第1の電気回路(54)によって接続されており、車
輪がロック状態になると、電子制御ユニットから第1の
電気回路を介して第1の電磁バルブにバルブ開放信号が
送られるように構成されていることを特徴とする。
路面での車両の制動に効果的に寄与するスリップ防止用
車両制動補助装置を提供することである。 【解決手段】 アンチロックブレーキ装置を装備した車
両に取付けられるスリップ防止用車両制動補助装置(1
0)であって、砂を収容する砂タンク(44)と、砂タ
ンクの排出口に第1の電磁バルブ(46)を介して連結
された砂排出管(48)とを備え、砂排出管が車輪の前
方まで延び、先端が開放しており、アンチロックブレー
キ装置の電子制御ユニット(22)と第1の電磁バルブ
が第1の電気回路(54)によって接続されており、車
輪がロック状態になると、電子制御ユニットから第1の
電気回路を介して第1の電磁バルブにバルブ開放信号が
送られるように構成されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、スリップ防
止用車両制動補助装置に関し、より詳細には、特にAB
Sを装備した車両に取付けるのに適したスリップ防止用
車両制動補助装置に関する。
止用車両制動補助装置に関し、より詳細には、特にAB
Sを装備した車両に取付けるのに適したスリップ防止用
車両制動補助装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】積雪寒冷地において
は、冬期に路面が凍結するため、スリップによる交通事
故が後を絶たない。特に、従前、積雪寒冷地では冬期に
スパイクタイヤが使用されていたが、いわゆる車粉公害
が社会問題化するにつれて、スパイクタイヤの使用が規
制されることとなったため、スリップによる交通事故の
危険性が一層高まっている。
は、冬期に路面が凍結するため、スリップによる交通事
故が後を絶たない。特に、従前、積雪寒冷地では冬期に
スパイクタイヤが使用されていたが、いわゆる車粉公害
が社会問題化するにつれて、スパイクタイヤの使用が規
制されることとなったため、スリップによる交通事故の
危険性が一層高まっている。
【0003】このような状況下において、凍結路面での
車両のスリップを防止し安全走行を確保するため、以下
の示すような種々の対策が講じられている。まず、冬期
の路面の凍結を防止するため、路面に融雪剤や砂等が散
布されている。しかしながら、融雪剤等の散布には、か
なりの経費がかかる上、全ての凍結路面に融雪剤等を散
布することは実質的に不可能である。
車両のスリップを防止し安全走行を確保するため、以下
の示すような種々の対策が講じられている。まず、冬期
の路面の凍結を防止するため、路面に融雪剤や砂等が散
布されている。しかしながら、融雪剤等の散布には、か
なりの経費がかかる上、全ての凍結路面に融雪剤等を散
布することは実質的に不可能である。
【0004】また、凍結路面ができないように、道路の
除雪の徹底が図られている。しかしながら、全ての道路
を完全に除雪するのは極めて困難である上、日中の暖気
により融けて夜間に路面上で凍結する融雪水を完全に排
除するのは実質的に不可能である。
除雪の徹底が図られている。しかしながら、全ての道路
を完全に除雪するのは極めて困難である上、日中の暖気
により融けて夜間に路面上で凍結する融雪水を完全に排
除するのは実質的に不可能である。
【0005】また、車両の制動能力を向上すべく、スタ
ッドレスタイヤのパターンや材質等を改良する試みがな
されているが、現在のところ、凍結路面に効果的なスタ
ッドレスタイヤは見当たらない。
ッドレスタイヤのパターンや材質等を改良する試みがな
されているが、現在のところ、凍結路面に効果的なスタ
ッドレスタイヤは見当たらない。
【0006】さらに、車輪のロックを防止して操舵能力
を保持し、車体姿勢を安定させるアンチロックブレーキ
装置(ABS)を装備した車両が多くなってきたが、A
BSは、凍結路面での制動には、さほど有効ではない。
を保持し、車体姿勢を安定させるアンチロックブレーキ
装置(ABS)を装備した車両が多くなってきたが、A
BSは、凍結路面での制動には、さほど有効ではない。
【0007】以上のように、凍結路面での車両のスリッ
プを防止する方法としては、未だ満足すべき解決策が提
示されていないのが現状である。したがって、本発明
は、製造コスト、維持コストとも廉価であり、凍結路面
での車両の制動に効果的に寄与するスリップ防止用車両
制動補助装置を提供することを目的とする。
プを防止する方法としては、未だ満足すべき解決策が提
示されていないのが現状である。したがって、本発明
は、製造コスト、維持コストとも廉価であり、凍結路面
での車両の制動に効果的に寄与するスリップ防止用車両
制動補助装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1のスリップ
防止用車両制動補助装置は、アンチロックブレーキ装置
を装備した車両に取付けられる装置であって、砂を収容
する砂タンクと、砂タンクの排出口に第1の電磁バルブ
を介して連結された砂排出管とを備え、砂排出管が車輪
の前方まで延び、先端が開放しており、アンチロックブ
レーキ装置の電子制御ユニットと第1の電磁バルブが第
1の電気回路によって接続されており、車輪がロック状
態になると、電子制御ユニットから第1の電気回路を介
して第1の電磁バルブにバルブ開放信号が送られるよう
に構成されていることを特徴とするものである。
防止用車両制動補助装置は、アンチロックブレーキ装置
を装備した車両に取付けられる装置であって、砂を収容
する砂タンクと、砂タンクの排出口に第1の電磁バルブ
を介して連結された砂排出管とを備え、砂排出管が車輪
の前方まで延び、先端が開放しており、アンチロックブ
レーキ装置の電子制御ユニットと第1の電磁バルブが第
1の電気回路によって接続されており、車輪がロック状
態になると、電子制御ユニットから第1の電気回路を介
して第1の電磁バルブにバルブ開放信号が送られるよう
に構成されていることを特徴とするものである。
【0009】本願請求項2のスリップ防止用車両制動補
助装置は、前記請求項1に記載の装置において、一端が
砂排出管に連結され、他端がエアコンプレッサに連結さ
れたエア管と、エア管の途中に配置された第2の電磁バ
ルブとを備え、電子制御ユニットと第2の電磁バルブが
第2の電気回路によって接続されており、車輪がロック
状態になると、電子制御ユニットから第2の電気回路を
介して第2の電磁バルブにバルブ開放信号が送られるよ
うに構成されていることを特徴とするものである。
助装置は、前記請求項1に記載の装置において、一端が
砂排出管に連結され、他端がエアコンプレッサに連結さ
れたエア管と、エア管の途中に配置された第2の電磁バ
ルブとを備え、電子制御ユニットと第2の電磁バルブが
第2の電気回路によって接続されており、車輪がロック
状態になると、電子制御ユニットから第2の電気回路を
介して第2の電磁バルブにバルブ開放信号が送られるよ
うに構成されていることを特徴とするものである。
【0010】本願請求項3のスリップ防止用車両制動補
助装置は、前記請求項2に記載の装置において、第2の
電気回路に、第1および第2の電磁バルブを閉鎖すると
き、第1の電磁バルブのバルブ閉鎖信号よりも僅かに遅
れて第2の電磁バルブのバルブ閉鎖信号を伝える遅延手
段が介在されていることを特徴とするものである。
助装置は、前記請求項2に記載の装置において、第2の
電気回路に、第1および第2の電磁バルブを閉鎖すると
き、第1の電磁バルブのバルブ閉鎖信号よりも僅かに遅
れて第2の電磁バルブのバルブ閉鎖信号を伝える遅延手
段が介在されていることを特徴とするものである。
【0011】本願請求項4のスリップ防止用車両制動補
助装置は、砂を収容する砂タンクと、砂タンクの排出口
に第1の電磁バルブを介して連結された砂排出管とを備
え、砂排出管が車輪の前方まで延び、先端が開放してお
り、第1の電磁バルブを開閉する開閉手段を備えている
ことを特徴とするものである。
助装置は、砂を収容する砂タンクと、砂タンクの排出口
に第1の電磁バルブを介して連結された砂排出管とを備
え、砂排出管が車輪の前方まで延び、先端が開放してお
り、第1の電磁バルブを開閉する開閉手段を備えている
ことを特徴とするものである。
【0012】本願請求項5のスリップ防止用車両制動補
助装置は、前記請求項4に記載の装置において、一端が
砂排出管に連結され、他端がエアコンプレッサに連結さ
れたエア管と、エア管の途中に配置された第2の電磁バ
ルブと、第2の電磁バルブを開閉する開閉手段とを備え
ていることを特徴とするものである。
助装置は、前記請求項4に記載の装置において、一端が
砂排出管に連結され、他端がエアコンプレッサに連結さ
れたエア管と、エア管の途中に配置された第2の電磁バ
ルブと、第2の電磁バルブを開閉する開閉手段とを備え
ていることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。図1は、ABSを
利用した本発明のスリップ防止用車両制動補助装置の構
成を示した概略図である。図1において、本発明のスリ
ップ防止用車両制動補助装置は、全体として参照符号1
0で示されている。図1に示されるABSは、各車輪
(すなわち、右前車輪12、左前車輪14、右後車輪1
6、右後車輪18)に隣接して各々配置された車輪速セ
ンサ20と、電子制御ユニット(ECU)22と、液圧
ユニット24とを備えている。
実施の形態について詳細に説明する。図1は、ABSを
利用した本発明のスリップ防止用車両制動補助装置の構
成を示した概略図である。図1において、本発明のスリ
ップ防止用車両制動補助装置は、全体として参照符号1
0で示されている。図1に示されるABSは、各車輪
(すなわち、右前車輪12、左前車輪14、右後車輪1
6、右後車輪18)に隣接して各々配置された車輪速セ
ンサ20と、電子制御ユニット(ECU)22と、液圧
ユニット24とを備えている。
【0014】車輪速センサ20は、車輪又は駆動軸とと
もに回転する歯車の歯を検出することによって、車輪の
回転速度に比例した周波数の交流信号を発生するもので
あり、スピードセンサ或いは回転速度センサとも呼ばれ
る。
もに回転する歯車の歯を検出することによって、車輪の
回転速度に比例した周波数の交流信号を発生するもので
あり、スピードセンサ或いは回転速度センサとも呼ばれ
る。
【0015】ECU22は通常、車輪速センサ20から
伝えられる交流信号を受けて車輪速度を演算しそれを基
にしてスリップ率信号や車輪加減速度信号を算出する演
算機能と、それらの信号を論理的に組み合わせてブレー
キ圧力に対する制御命令を発生し液圧ユニット24に伝
える制御機能と、各構成部品やシステム全体の機能チェ
ックと監視を行い、それらに欠陥が生じた場合にランプ
やブザーによって運転者に警告した上で、システムの機
能を停止させ、通常ブレーキを可能にするモニタ機能と
を有している。
伝えられる交流信号を受けて車輪速度を演算しそれを基
にしてスリップ率信号や車輪加減速度信号を算出する演
算機能と、それらの信号を論理的に組み合わせてブレー
キ圧力に対する制御命令を発生し液圧ユニット24に伝
える制御機能と、各構成部品やシステム全体の機能チェ
ックと監視を行い、それらに欠陥が生じた場合にランプ
やブザーによって運転者に警告した上で、システムの機
能を停止させ、通常ブレーキを可能にするモニタ機能と
を有している。
【0016】液圧ユニット24は、マスタシリンダ26
とホイールシリンダ28との間に配置され、ECU22
からの制御命令を受けて電磁バルブ、ポンプ、モータを
駆動することにより、直接的又は間接的にブレーキ圧力
を増減させるものであり、アクチュエータとも呼ばれ
る。
とホイールシリンダ28との間に配置され、ECU22
からの制御命令を受けて電磁バルブ、ポンプ、モータを
駆動することにより、直接的又は間接的にブレーキ圧力
を増減させるものであり、アクチュエータとも呼ばれ
る。
【0017】各車輪速センサ20とECU22は、電気
回路30、32、34、36によって、それぞれ接続さ
れている。ECU22と液圧ユニット24は、電気回路
38によって接続されている。また、マスタシリンダ2
6と液圧ユニット24は、液圧管路40によって接続さ
れており、液圧ユニット24と各ホイールシリンダ28
は、液圧管路42によって、それぞれ接続されている。
回路30、32、34、36によって、それぞれ接続さ
れている。ECU22と液圧ユニット24は、電気回路
38によって接続されている。また、マスタシリンダ2
6と液圧ユニット24は、液圧管路40によって接続さ
れており、液圧ユニット24と各ホイールシリンダ28
は、液圧管路42によって、それぞれ接続されている。
【0018】上述のABSは、従来技術のものでよい。
また、図1に示されるABSは、いわゆる4センサ4チ
ャンネルシステムのものであるが、他の型式のABS
(例えば、3センサ3チャンネルシステム、4センサ2
チャンネルシステムなど)を使用してもよい。
また、図1に示されるABSは、いわゆる4センサ4チ
ャンネルシステムのものであるが、他の型式のABS
(例えば、3センサ3チャンネルシステム、4センサ2
チャンネルシステムなど)を使用してもよい。
【0019】本発明のスリップ防止用車両制動補助装置
10は、砂を収容する砂タンク44を備えている。砂タ
ンク44の下端には、排出口44aが設けられており、
排出口44aには、電磁バルブ46を介して、砂排出管
48が連結されている。砂排出管48は、図1に示され
るように、右前車輪12および左前車輪14の前方まで
延びており、砂排出管48の先端48a、48bは、砂
を排出することができるように、開口している。
10は、砂を収容する砂タンク44を備えている。砂タ
ンク44の下端には、排出口44aが設けられており、
排出口44aには、電磁バルブ46を介して、砂排出管
48が連結されている。砂排出管48は、図1に示され
るように、右前車輪12および左前車輪14の前方まで
延びており、砂排出管48の先端48a、48bは、砂
を排出することができるように、開口している。
【0020】砂排出管48には、エア管50の一端が連
結されており、エア管50の他端は、車両に搭載された
エアコンプレッサ(図示せず)に連結されている。ま
た、エア管50の途中には、電磁バルブ52が配置され
ている。さらに、電磁バルブ46とECU22が電気回
路54によって接続され、電磁バルブ52とECU22
が電気回路56によって接続されている。
結されており、エア管50の他端は、車両に搭載された
エアコンプレッサ(図示せず)に連結されている。ま
た、エア管50の途中には、電磁バルブ52が配置され
ている。さらに、電磁バルブ46とECU22が電気回
路54によって接続され、電磁バルブ52とECU22
が電気回路56によって接続されている。
【0021】好ましくは、電気回路56には、電磁バル
ブ46、52を閉鎖するとき、電磁バルブ46のバルブ
閉鎖信号よりも僅かに遅れて電磁バルブ52のバルブ閉
鎖信号を伝える遅延手段58が介在されている。これに
より、砂排出管48内に砂が残留するのが回避される。
ブ46、52を閉鎖するとき、電磁バルブ46のバルブ
閉鎖信号よりも僅かに遅れて電磁バルブ52のバルブ閉
鎖信号を伝える遅延手段58が介在されている。これに
より、砂排出管48内に砂が残留するのが回避される。
【0022】なお、エアコンプレッサは、エアサスペン
ションシステムのエアコンプレッサを使用してもよく、
或いは、本発明のスリップ防止用車両制動補助装置10
用のエアコンプレッサを使用してもよい。
ションシステムのエアコンプレッサを使用してもよく、
或いは、本発明のスリップ防止用車両制動補助装置10
用のエアコンプレッサを使用してもよい。
【0023】なお、本発明のスリップ防止用車両制動補
助装置10に使用する砂は、粒径が約1mm程度の洗い
砂を乾燥させたものが好ましい。
助装置10に使用する砂は、粒径が約1mm程度の洗い
砂を乾燥させたものが好ましい。
【0024】以上のように構成されている本発明のスリ
ップ防止用車両制動補助装置10の作動について説明す
る。車輪速センサ20から伝えられる信号により、車輪
がロック状態にあるとECU22が判定すると、ECU
22は、液圧ユニット24に対して制御信号を送るとと
もに、電気回路54、56を介して電磁バルブ46、5
2に、バルブ開放信号を送る。電磁バルブ46に送られ
た信号により、電磁バルブ46が開放されて砂タンク4
4から砂が排出される。一方、電磁バルブ52に送られ
た信号により、電磁バルブ52が開放される。これによ
り、エアコンプレッサから供給される圧縮空気がエア管
50を介して砂排出管48に送り込まれ、砂排出管48
の先端48a、48bから右前車輪12、左前車輪14
の前方の路面、又は右前車輪12、左前車輪14自体
に、或いは、これらの双方に砂が噴射される。
ップ防止用車両制動補助装置10の作動について説明す
る。車輪速センサ20から伝えられる信号により、車輪
がロック状態にあるとECU22が判定すると、ECU
22は、液圧ユニット24に対して制御信号を送るとと
もに、電気回路54、56を介して電磁バルブ46、5
2に、バルブ開放信号を送る。電磁バルブ46に送られ
た信号により、電磁バルブ46が開放されて砂タンク4
4から砂が排出される。一方、電磁バルブ52に送られ
た信号により、電磁バルブ52が開放される。これによ
り、エアコンプレッサから供給される圧縮空気がエア管
50を介して砂排出管48に送り込まれ、砂排出管48
の先端48a、48bから右前車輪12、左前車輪14
の前方の路面、又は右前車輪12、左前車輪14自体
に、或いは、これらの双方に砂が噴射される。
【0025】本発明は、以上の発明の実施の形態に限定
されることはなく、特許請求の範囲に記載された発明の
範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の
範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態では、左右前車輪12、14
の前方路面、及び/又は左右前車輪12、14自体にの
み砂が噴射されるように構成されているが、左右後車輪
16、18の前方路面、及び/又は左右後車輪16、1
8自体にも砂が噴射されるように構成してもよい。
されることはなく、特許請求の範囲に記載された発明の
範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の
範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態では、左右前車輪12、14
の前方路面、及び/又は左右前車輪12、14自体にの
み砂が噴射されるように構成されているが、左右後車輪
16、18の前方路面、及び/又は左右後車輪16、1
8自体にも砂が噴射されるように構成してもよい。
【0026】また、前記実施の形態では、スリップ防止
用車両制動補助装置10がABSと連動して作動するよ
うに構成されているが、ABSが装備されていない車両
では、スリップ防止用車両制動補助装置10のみを車両
に装着し、例えば、運転席に設けられたバルブ開閉手段
を操作して手動で電磁バルブを開放することにより、砂
を噴射するように構成してもよい。これは、例えば、車
輪が雪にはまって車両が動けなくなったときに、駆動車
輪の前面の路面に砂を落下させて車両を脱出させようと
する場合などに有効である。
用車両制動補助装置10がABSと連動して作動するよ
うに構成されているが、ABSが装備されていない車両
では、スリップ防止用車両制動補助装置10のみを車両
に装着し、例えば、運転席に設けられたバルブ開閉手段
を操作して手動で電磁バルブを開放することにより、砂
を噴射するように構成してもよい。これは、例えば、車
輪が雪にはまって車両が動けなくなったときに、駆動車
輪の前面の路面に砂を落下させて車両を脱出させようと
する場合などに有効である。
【0027】また、前記実施の形態では、圧縮空気によ
り砂が噴射されるようになっているが、圧縮空気を使用
せずに、車輪の前面の路面に砂が自然落下するように構
成してもよい。
り砂が噴射されるようになっているが、圧縮空気を使用
せずに、車輪の前面の路面に砂が自然落下するように構
成してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、凍結路面、及び/又は
車輪に散布された乾燥砂により、車輪と路面との摩擦力
が大きくなり、車両の停止距離を短縮することができ
る。ABSを利用した場合には、車輪がロックした箇所
(即ち、スリップし易い箇所)でのみ砂が散布され、不
要な箇所では散布されないため、極めて効率的であると
ともに、本発明の装置を装備した車両がスリップし易い
箇所に砂を散布するため、本発明の装置を装備しない車
両のスリップ防止にも寄与する。また、本発明は、スリ
ップし易い箇所を見つける凍結路面自動探知装置ともな
り、従来は路面の凍結状況を目視して砂等を散布してい
た道路管理者は、本発明の装置により特定箇所に散布さ
れた砂を清掃すれば足り、道路管理業務が効率的にな
る。また、本発明において使用される砂は通常、1リッ
トル当たり4〜5円程度であるため、維持コストが廉価
である。また、既存のABS、エアサスペンション装置
を活用することができるため、製造コストが比較的廉価
である。さらに、本発明は、凍結路面のみならず、雨で
濡れた路面にも効果的である。
車輪に散布された乾燥砂により、車輪と路面との摩擦力
が大きくなり、車両の停止距離を短縮することができ
る。ABSを利用した場合には、車輪がロックした箇所
(即ち、スリップし易い箇所)でのみ砂が散布され、不
要な箇所では散布されないため、極めて効率的であると
ともに、本発明の装置を装備した車両がスリップし易い
箇所に砂を散布するため、本発明の装置を装備しない車
両のスリップ防止にも寄与する。また、本発明は、スリ
ップし易い箇所を見つける凍結路面自動探知装置ともな
り、従来は路面の凍結状況を目視して砂等を散布してい
た道路管理者は、本発明の装置により特定箇所に散布さ
れた砂を清掃すれば足り、道路管理業務が効率的にな
る。また、本発明において使用される砂は通常、1リッ
トル当たり4〜5円程度であるため、維持コストが廉価
である。また、既存のABS、エアサスペンション装置
を活用することができるため、製造コストが比較的廉価
である。さらに、本発明は、凍結路面のみならず、雨で
濡れた路面にも効果的である。
【図1】ABSを利用した本発明のスリップ防止用車両
制動補助装置の構成を示した概略図である。
制動補助装置の構成を示した概略図である。
10 スリップ防止用車両制動補助装置 12、14、16、18 車輪 20 車輪速センサ 22 電子制御ユニット(ECU) 24 液圧ユニット 44 砂タンク 46、52 電磁バルブ 48 砂排出管 50 エア管 54、56 電気回路 58 遅延手段
Claims (5)
- 【請求項1】 アンチロックブレーキ装置を装備した車
両に取付けられるスリップ防止用車両制動補助装置であ
って、 砂を収容する砂タンクと、砂タンクの排出口に第1の電
磁バルブを介して連結された砂排出管とを備え、砂排出
管が車輪の前方まで延び、先端が開放しており、アンチ
ロックブレーキ装置の電子制御ユニットと第1の電磁バ
ルブが第1の電気回路によって接続されており、車輪が
ロック状態になると、電子制御ユニットから第1の電気
回路を介して第1の電磁バルブにバルブ開放信号が送ら
れるように構成されていることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 一端が砂排出管に連結され、他端がエア
コンプレッサに連結されたエア管と、エア管の途中に配
置された第2の電磁バルブとを備え、電子制御ユニット
と第2の電磁バルブが第2の電気回路によって接続され
ており、車輪がロック状態になると、電子制御ユニット
から第2の電気回路を介して第2の電磁バルブにバルブ
開放信号が送られるように構成されていることを特徴と
する請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 第2の電気回路には、第1および第2の
電磁バルブを閉鎖するとき、第1の電磁バルブのバルブ
閉鎖信号よりも僅かに遅れて第2の電磁バルブのバルブ
閉鎖信号を伝える遅延手段が介在されていることを特徴
とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 スリップ防止用車両制動補助装置であっ
て、 砂を収容する砂タンクと、砂タンクの排出口に第1の電
磁バルブを介して連結された砂排出管とを備え、砂排出
管が車輪の前方まで延び、先端が開放しており、第1の
電磁バルブを開閉する開閉手段を備えていることを特徴
とする装置。 - 【請求項5】 一端が砂排出管に連結され、他端がエア
コンプレッサに連結されたエア管と、エア管の途中に配
置された第2の電磁バルブと、第2の電磁バルブを開閉
する開閉手段とを備えていることを特徴とする請求項4
に記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20235297A JPH1128904A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | スリップ防止用車両制動補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20235297A JPH1128904A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | スリップ防止用車両制動補助装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128904A true JPH1128904A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16456107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20235297A Pending JPH1128904A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | スリップ防止用車両制動補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1128904A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004033232A1 (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-22 | Advics Co., Ltd. | 車両用スリップ防止装置 |
| CN116118791A (zh) * | 2023-01-16 | 2023-05-16 | 玉溪大红山矿业有限公司 | 一种适用于井下无人驾驶电机车防滑装置 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP20235297A patent/JPH1128904A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004033232A1 (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-22 | Advics Co., Ltd. | 車両用スリップ防止装置 |
| CN116118791A (zh) * | 2023-01-16 | 2023-05-16 | 玉溪大红山矿业有限公司 | 一种适用于井下无人驾驶电机车防滑装置 |
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