JPH08300903A - 凍結道路におけるスリップ防止装置 - Google Patents
凍結道路におけるスリップ防止装置Info
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- JPH08300903A JPH08300903A JP7132655A JP13265595A JPH08300903A JP H08300903 A JPH08300903 A JP H08300903A JP 7132655 A JP7132655 A JP 7132655A JP 13265595 A JP13265595 A JP 13265595A JP H08300903 A JPH08300903 A JP H08300903A
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Landscapes
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮空気源を備えた自動車の凍結道路におけ
る制動および発進時のスリップ防止装置に関し、適時適
切にかつ効率良く車両のスリップを防止でき、かつ構造
的にも車両の大幅な改造を必要としない上記装置を得る
ことである。 【構成】 自動車のタイヤ2の走行方向直前の位置から
タイヤと路面との接地点に向けて空気を噴射するノズル
4と砂タンク8とを設ける。ノズル4への空気供給路1
1の途中には電磁バルブ22を設ける。砂タンク8とノ
ズル4とは、ノズル4の空気流によって砂を吸引するエ
ジェクタ9を介して連結される。電磁バルブ22の開閉
は、手動スイッチ25、凍結検出センサの温度接点27
及びブレーキペダル踏込動作の検出接点20のアンド信
号によって行う。ノズル4のノズル口には、ヒータ7と
ノズル温度センサ5とを設ける。ヒータ7の電源のオン
オフは、手動スイッチ26とノズル温度接点28とのア
ンド信号により行う。
る制動および発進時のスリップ防止装置に関し、適時適
切にかつ効率良く車両のスリップを防止でき、かつ構造
的にも車両の大幅な改造を必要としない上記装置を得る
ことである。 【構成】 自動車のタイヤ2の走行方向直前の位置から
タイヤと路面との接地点に向けて空気を噴射するノズル
4と砂タンク8とを設ける。ノズル4への空気供給路1
1の途中には電磁バルブ22を設ける。砂タンク8とノ
ズル4とは、ノズル4の空気流によって砂を吸引するエ
ジェクタ9を介して連結される。電磁バルブ22の開閉
は、手動スイッチ25、凍結検出センサの温度接点27
及びブレーキペダル踏込動作の検出接点20のアンド信
号によって行う。ノズル4のノズル口には、ヒータ7と
ノズル温度センサ5とを設ける。ヒータ7の電源のオン
オフは、手動スイッチ26とノズル温度接点28とのア
ンド信号により行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、路面凍結時における
自動車の制動時のスリップ防止装置に関するもので、特
に圧縮空気源を備えた大型の自動車に採用される上記装
置に関するものである。
自動車の制動時のスリップ防止装置に関するもので、特
に圧縮空気源を備えた大型の自動車に採用される上記装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】路面凍結時における自動車のタイヤのス
リップを防止する手段として、スパイクタイヤが長く用
いられてきた。しかし無雪舗装路面における粉塵公害の
問題から、使用が停止されている。このスパイクタイヤ
に代わるものとして、ゴムの材質やトレッドパターンに
種々の考慮を払った種々のスタッドレスタイヤが提供さ
れているが、凍結道路におけるスリップ防止作用の点で
は、スパイクタイヤに遠く及ばない。このため凍結道路
における車両事故の増大が懸念される。
リップを防止する手段として、スパイクタイヤが長く用
いられてきた。しかし無雪舗装路面における粉塵公害の
問題から、使用が停止されている。このスパイクタイヤ
に代わるものとして、ゴムの材質やトレッドパターンに
種々の考慮を払った種々のスタッドレスタイヤが提供さ
れているが、凍結道路におけるスリップ防止作用の点で
は、スパイクタイヤに遠く及ばない。このため凍結道路
における車両事故の増大が懸念される。
【0003】凍結道路におけるスリップ防止手段とし
て、凍結路面に砂を撒くことが有効であることは周知で
あり、たとえば凍結しやすい山合いの坂道等に砂箱が設
置してあり、車両がスリップして動けなくなったとき
に、その砂箱から砂を取り出してタイヤの前に撒いて車
両を発進させるということが従来から行われている。
て、凍結路面に砂を撒くことが有効であることは周知で
あり、たとえば凍結しやすい山合いの坂道等に砂箱が設
置してあり、車両がスリップして動けなくなったとき
に、その砂箱から砂を取り出してタイヤの前に撒いて車
両を発進させるということが従来から行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、スパイク
タイヤの使用停止に伴う自動車事故の増大を防止するこ
とを目的としてなされたもので、スリップ防止要素とし
て砂を用いる手段において、適時適切にかつ効率良く車
両のスリップを防止することができ、かつ構造的にも車
両の大幅な改造を必要としない凍結路面における自動車
のスリップ防止装置を得ることを課題としている。
タイヤの使用停止に伴う自動車事故の増大を防止するこ
とを目的としてなされたもので、スリップ防止要素とし
て砂を用いる手段において、適時適切にかつ効率良く車
両のスリップを防止することができ、かつ構造的にも車
両の大幅な改造を必要としない凍結路面における自動車
のスリップ防止装置を得ることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では、自動車の
タイヤ2の走行方向直前の位置からタイヤと路面との接
地点に向けて空気を噴射するノズル4と砂タンク8とを
設けている。ノズル4への空気供給路11の途中には電
磁バルブ22が設けられる。砂タンク8とノズル4と
は、ノズル4に空気が供給されたときに、その空気流に
よって砂タンク8内の砂を吸引するエジェクタ9を介し
て連結される。エジェクタ9は、ノズル4と一体的にま
たはノズル4と前記電磁バルブ22との間の空気流路2
1に設けられる。
タイヤ2の走行方向直前の位置からタイヤと路面との接
地点に向けて空気を噴射するノズル4と砂タンク8とを
設けている。ノズル4への空気供給路11の途中には電
磁バルブ22が設けられる。砂タンク8とノズル4と
は、ノズル4に空気が供給されたときに、その空気流に
よって砂タンク8内の砂を吸引するエジェクタ9を介し
て連結される。エジェクタ9は、ノズル4と一体的にま
たはノズル4と前記電磁バルブ22との間の空気流路2
1に設けられる。
【0006】上記の砂タンク8、ノズル4及びエジェク
タ9を含む要素群は、前後輪の全てに設けることもでき
るし、前輪または後輪のいずれか一方のみに設けても良
い。制動効果の点では前輪に設けるのが有効であるが、
発進時のスリップも防止できるようにするには、駆動輪
に設ける。制動時の尻振り等の横滑りを防止するには、
四輪全てに設けるのが有効である。
タ9を含む要素群は、前後輪の全てに設けることもでき
るし、前輪または後輪のいずれか一方のみに設けても良
い。制動効果の点では前輪に設けるのが有効であるが、
発進時のスリップも防止できるようにするには、駆動輪
に設ける。制動時の尻振り等の横滑りを防止するには、
四輪全てに設けるのが有効である。
【0007】砂タンク8とエジェクタ9との間には、バ
ルブ12を介在させることもできるし、介在させないこ
ともできる。バルブ12を設けるときは、このバルブは
前記電磁バルブ22と同時に開閉されるようにする。こ
のバルブ12は、たとえば弁座及び弁体をゴムとしたダ
イヤフラム弁などのように、砂のかみこみによる摩耗や
漏れを生じない構造のものを用いる。
ルブ12を介在させることもできるし、介在させないこ
ともできる。バルブ12を設けるときは、このバルブは
前記電磁バルブ22と同時に開閉されるようにする。こ
のバルブ12は、たとえば弁座及び弁体をゴムとしたダ
イヤフラム弁などのように、砂のかみこみによる摩耗や
漏れを生じない構造のものを用いる。
【0008】砂タンク8とエジェクタ9とを結ぶ配管1
3は、砂タンク8の底面に開口させてもよいが、砂タン
ク内の砂14に上方から差し込まれるように吸入管10
を設けて、砂タンク8の底部に開口させる構造も有効で
ある。後者の構造は、砂タンク8とエジェクタ9との間
にバルブ12を設けない場合の構造として特に有効であ
る。
3は、砂タンク8の底面に開口させてもよいが、砂タン
ク内の砂14に上方から差し込まれるように吸入管10
を設けて、砂タンク8の底部に開口させる構造も有効で
ある。後者の構造は、砂タンク8とエジェクタ9との間
にバルブ12を設けない場合の構造として特に有効であ
る。
【0009】空気流路に設けた電磁バルブ22及び砂配
管にバルブ12を設けた場合の当該バルブの開閉は、手
動スイッチ25、凍結検出センサの温度接点27及びブ
レーキペダル踏込動作の検出接点20のアンド信号によ
って行われる。凍結検出センサ15は、車両の前側端下
方などのような車両の発熱の影響を受けない位置に設け
る。上記温度接点27は、凍結検出センサ15が摂氏0
度以下の温度を検出したときに閉成されるように設定す
る。ブレーキペダル踏込検出接点20は、従来から車両
に設けられているストップランプスイッチと兼用するこ
とができる。しかし特に必要な場合にのみスリップ防止
動作をさせるようにする(砂が無駄に消費されるのを防
止できる)ときは、ストップランプスイッチの動作点よ
りさらにブレーキペダルを踏み込んだときに、初めて動
作する専用のスイッチを設けるのが好ましい。
管にバルブ12を設けた場合の当該バルブの開閉は、手
動スイッチ25、凍結検出センサの温度接点27及びブ
レーキペダル踏込動作の検出接点20のアンド信号によ
って行われる。凍結検出センサ15は、車両の前側端下
方などのような車両の発熱の影響を受けない位置に設け
る。上記温度接点27は、凍結検出センサ15が摂氏0
度以下の温度を検出したときに閉成されるように設定す
る。ブレーキペダル踏込検出接点20は、従来から車両
に設けられているストップランプスイッチと兼用するこ
とができる。しかし特に必要な場合にのみスリップ防止
動作をさせるようにする(砂が無駄に消費されるのを防
止できる)ときは、ストップランプスイッチの動作点よ
りさらにブレーキペダルを踏み込んだときに、初めて動
作する専用のスイッチを設けるのが好ましい。
【0010】前述した電磁バルブ12、22の開閉制御
は、シーケンス回路で実現することもできるし、デジタ
ル電子回路で実現することもできるし、マイクロコンピ
ュータのソフトによって実現することもできる。
は、シーケンス回路で実現することもできるし、デジタ
ル電子回路で実現することもできるし、マイクロコンピ
ュータのソフトによって実現することもできる。
【0011】空気を噴射するノズル4のノズル口には、
ヒータ7とノズル温度センサ5とが設けられる。ヒータ
7の電源のオンオフは、手動スイッチ26とノズル温度
センサ5のノズル温度接点28とのアンド信号により行
われる。このノズル温度接点28はノズル温度センサ5
が摂氏0度以下を検出したときに閉成されるように設定
される。
ヒータ7とノズル温度センサ5とが設けられる。ヒータ
7の電源のオンオフは、手動スイッチ26とノズル温度
センサ5のノズル温度接点28とのアンド信号により行
われる。このノズル温度接点28はノズル温度センサ5
が摂氏0度以下を検出したときに閉成されるように設定
される。
【0012】
【作用】外気温または道路表面の反射率等によって、凍
結検出センサ15が路面の凍結またはそのおそれがある
ことを検出すると、温度接点27が閉成され、この状態
でブレーキペダルが踏み込まれると、ブレーキペダル踏
み込み接点20が閉成して、両接点27、20のアンド
信号により、電磁バルブ(第1電磁バルブ)22が開か
れ、ノズル4からタイヤ2と路面との接地点に向けて空
気が噴射される。ノズル4から空気が噴射されると、エ
ジェクタ9の作用により砂タンク8内の砂14が吸引さ
れ、その砂が空気噴流に混じってタイヤ2と路面との接
点に噴射される。そのため凍結道路における制動時のタ
イヤ2と路面とのスリップが防止される。
結検出センサ15が路面の凍結またはそのおそれがある
ことを検出すると、温度接点27が閉成され、この状態
でブレーキペダルが踏み込まれると、ブレーキペダル踏
み込み接点20が閉成して、両接点27、20のアンド
信号により、電磁バルブ(第1電磁バルブ)22が開か
れ、ノズル4からタイヤ2と路面との接地点に向けて空
気が噴射される。ノズル4から空気が噴射されると、エ
ジェクタ9の作用により砂タンク8内の砂14が吸引さ
れ、その砂が空気噴流に混じってタイヤ2と路面との接
点に噴射される。そのため凍結道路における制動時のタ
イヤ2と路面とのスリップが防止される。
【0013】手動接点25は、路面状態によりスリップ
のおそれがない場合、あるいは渋滞時などの発進停止が
繰り返される低速走行時に、スリップ防止装置の作動を
停止させ、砂が無駄に消費されるのを防止するのに用い
る。ブレーキペダル踏込検出接点20をストップランプ
スイッチとは別に、ブレーキペダルを深く踏み込んだと
きにのみ動作するように設けたものでは、普通に制動を
かけるようなときには、スリップ防止装置は作動せず、
スリップの危険のある急激な制動時にのみスリップ防止
装置が作動して、砂の無駄な消費を防止できる。
のおそれがない場合、あるいは渋滞時などの発進停止が
繰り返される低速走行時に、スリップ防止装置の作動を
停止させ、砂が無駄に消費されるのを防止するのに用い
る。ブレーキペダル踏込検出接点20をストップランプ
スイッチとは別に、ブレーキペダルを深く踏み込んだと
きにのみ動作するように設けたものでは、普通に制動を
かけるようなときには、スリップ防止装置は作動せず、
スリップの危険のある急激な制動時にのみスリップ防止
装置が作動して、砂の無駄な消費を防止できる。
【0014】駆動輪にこの発明のスリップ防止装置を設
けた場合、車両発進時にスリップが生じたときは、発進
前にブレーキを踏んでタイヤ2と路面との接点に砂を撒
き、次いで発進動作を行うことにより、発進時の車両の
スリップも防止できる。
けた場合、車両発進時にスリップが生じたときは、発進
前にブレーキを踏んでタイヤ2と路面との接点に砂を撒
き、次いで発進動作を行うことにより、発進時の車両の
スリップも防止できる。
【0015】この発明の装置では、砂が空気噴流によっ
てタイヤ2と路面との接点に向けて噴射されるように供
給されるため、砂がタイヤと路面との接地面に食い込む
ように散布されて、少ない砂で大きなスリップ防止効果
が得られるとともに、スリップ防止効果も直ちに発揮さ
れる。またエジェクタによって砂タンク8内の砂を吸引
するから、砂の供給停止が確実である。
てタイヤ2と路面との接点に向けて噴射されるように供
給されるため、砂がタイヤと路面との接地面に食い込む
ように散布されて、少ない砂で大きなスリップ防止効果
が得られるとともに、スリップ防止効果も直ちに発揮さ
れる。またエジェクタによって砂タンク8内の砂を吸引
するから、砂の供給停止が確実である。
【0016】ノズル4に設けたヒータ7は、ノズル4に
付着した水が凍り、ノズルが閉鎖されるのを防止する。
ノズル4を設けた部分の温度は、タイヤの走行摩擦熱や
自動車のエンジン及び排気管等からの熱により大気温よ
り高い場合が多い。そのためノズル温度センサ5をノズ
ル4の設置部分に設けて、ヒータ7によって電気が無駄
に消費されるのを防止している。
付着した水が凍り、ノズルが閉鎖されるのを防止する。
ノズル4を設けた部分の温度は、タイヤの走行摩擦熱や
自動車のエンジン及び排気管等からの熱により大気温よ
り高い場合が多い。そのためノズル温度センサ5をノズ
ル4の設置部分に設けて、ヒータ7によって電気が無駄
に消費されるのを防止している。
【0017】
【実施例】次に図面に示す実施例について説明する。図
3において、自動車1のタイヤ2の走行方向前方には、
シャーシまたはボディから延びるブラケット3にノズル
4とノズル温度センサ5とが装着されている。ノズル4
はそのノズル口をタイヤ2と路面6との接点に向けられ
ており、かつこのノズル4の先端部分には、電気ヒータ
7が巻装されている。ノズル4の上方(図3の例ではボ
ンネット内)には、砂タンク8が配置されている。ノズ
ル4は、その直上に設けたエジェクタ9を経て、空気配
管11により後述するエアタンク19に連通されてい
る。砂タンク8は、第2電磁バルブ12を設けた砂配管
13により、エジェクタ9に連結されている。図3の例
では砂配管の上端は砂タンク8の底面に開口しており、
下端はエジェクタ9の空気流路の側面に開口している。
3において、自動車1のタイヤ2の走行方向前方には、
シャーシまたはボディから延びるブラケット3にノズル
4とノズル温度センサ5とが装着されている。ノズル4
はそのノズル口をタイヤ2と路面6との接点に向けられ
ており、かつこのノズル4の先端部分には、電気ヒータ
7が巻装されている。ノズル4の上方(図3の例ではボ
ンネット内)には、砂タンク8が配置されている。ノズ
ル4は、その直上に設けたエジェクタ9を経て、空気配
管11により後述するエアタンク19に連通されてい
る。砂タンク8は、第2電磁バルブ12を設けた砂配管
13により、エジェクタ9に連結されている。図3の例
では砂配管の上端は砂タンク8の底面に開口しており、
下端はエジェクタ9の空気流路の側面に開口している。
【0018】砂配管13は、図4に示すように、その上
端を砂タンク8内の砂14に上方より差し込んで、その
先端が砂タンク8の底面に臨んで開口するように設ける
こともできる。砂タンク8を図4のように設けたとき
は、砂配管13の途中に第2電磁バルブ12を設ける必
要はない。
端を砂タンク8内の砂14に上方より差し込んで、その
先端が砂タンク8の底面に臨んで開口するように設ける
こともできる。砂タンク8を図4のように設けたとき
は、砂配管13の途中に第2電磁バルブ12を設ける必
要はない。
【0019】図3において、車両の前方側端のエンジン
や排気管の熱の影響を最も受けにくい位置に、凍結検出
センサ15が装着されている。この凍結検出センサは温
度センサで、外気温を検出することによって路面の凍結
のおそれを検知する。
や排気管の熱の影響を最も受けにくい位置に、凍結検出
センサ15が装着されている。この凍結検出センサは温
度センサで、外気温を検出することによって路面の凍結
のおそれを検知する。
【0020】図1は、自動車の空気配管系をこの発明の
スリップ防止装置とともに示したブロック図である。図
では1個のタイヤ及びスリップ防止装置のみを示した
が、他のタイヤにも同様なエアブレーキ16及びスリッ
プ防止装置17が配置されている。
スリップ防止装置とともに示したブロック図である。図
では1個のタイヤ及びスリップ防止装置のみを示した
が、他のタイヤにも同様なエアブレーキ16及びスリッ
プ防止装置17が配置されている。
【0021】図1において、コンプレッサ18で供給さ
れる圧縮空気は、エアタンク19に蓄えられ、このエア
タンクから引き出されたノズル配管11により、第1電
磁バルブ22及びエジェクタ9を経てノズル4に空気が
供給される。電磁バルブ22はノズル4への空気の開閉
を行っており、電磁バルブ22が開いたときにノズル4
から空気が噴射され、電磁バルブ22が閉鎖されること
によってノズル4からの空気の噴射は停止する。この第
1電磁バルブ22と砂タンク8に設けた前述した第2電
磁バルブ12とは、後述するシーケンス回路により同時
に開閉される。従って第1電磁バルブ22が開いてノズ
ル4に空気が供給されたときは、砂タンク8内の砂14
がエジェクタ9で吸引されて空気とともにタイヤ2と路
面との接点に噴射される。
れる圧縮空気は、エアタンク19に蓄えられ、このエア
タンクから引き出されたノズル配管11により、第1電
磁バルブ22及びエジェクタ9を経てノズル4に空気が
供給される。電磁バルブ22はノズル4への空気の開閉
を行っており、電磁バルブ22が開いたときにノズル4
から空気が噴射され、電磁バルブ22が閉鎖されること
によってノズル4からの空気の噴射は停止する。この第
1電磁バルブ22と砂タンク8に設けた前述した第2電
磁バルブ12とは、後述するシーケンス回路により同時
に開閉される。従って第1電磁バルブ22が開いてノズ
ル4に空気が供給されたときは、砂タンク8内の砂14
がエジェクタ9で吸引されて空気とともにタイヤ2と路
面との接点に噴射される。
【0022】自動車のブレーキペダルが踏まれると、マ
スタシリンダ23に加圧空気が供給され、オイルリザー
バ32のブレーキオイルがマスタシリンダから各車輪の
ブレーキ装置に供給されて制動動作が行われる。ブレー
キペダルにはストップランプスイッチ24が付設されて
おり、ブレーキペダルが踏み込まれたときにストップラ
ンプスイッチが閉成してストップランプを点燈する。な
お、図1において、30はクラッチブースタ、31はT
/Mブースタ、33はエアドライヤ、34はエキゾース
トブレーキ、35はマグネチックバルブ、36はロープ
レッシャスイッチ、37はチェックバルブ、38はプレ
ッシャレギュレータ、39はエアゲージ、40はエアホ
ーン、41はブレーキバルブ、42はセーフティバルブ
である。
スタシリンダ23に加圧空気が供給され、オイルリザー
バ32のブレーキオイルがマスタシリンダから各車輪の
ブレーキ装置に供給されて制動動作が行われる。ブレー
キペダルにはストップランプスイッチ24が付設されて
おり、ブレーキペダルが踏み込まれたときにストップラ
ンプスイッチが閉成してストップランプを点燈する。な
お、図1において、30はクラッチブースタ、31はT
/Mブースタ、33はエアドライヤ、34はエキゾース
トブレーキ、35はマグネチックバルブ、36はロープ
レッシャスイッチ、37はチェックバルブ、38はプレ
ッシャレギュレータ、39はエアゲージ、40はエアホ
ーン、41はブレーキバルブ、42はセーフティバルブ
である。
【0023】図2は、第1電磁バルブ22、第2電磁バ
ルブ12及び電気ヒータ7のシーケンス回路図である。
図に示した手動スイッチ25、26は、自動車の運転席
に設けられる。路面温度接点27は凍結検出センサ15
の出力により開閉される。凍結検出センサを温度センサ
としたときは、外気温が0度以下となったときに路面温
度接点27が閉成されるようにし、また凍結検出センサ
として反射センサを用いたときは、路面の反射率が高く
なったとき(氷の表面反射または積雪による高い反射率
の乱反射)に路面温度接点27が閉成されるようにす
る。ストップスイッチ24は、前述したようにブレーキ
ペダルが踏み込まれたときに閉成する。
ルブ12及び電気ヒータ7のシーケンス回路図である。
図に示した手動スイッチ25、26は、自動車の運転席
に設けられる。路面温度接点27は凍結検出センサ15
の出力により開閉される。凍結検出センサを温度センサ
としたときは、外気温が0度以下となったときに路面温
度接点27が閉成されるようにし、また凍結検出センサ
として反射センサを用いたときは、路面の反射率が高く
なったとき(氷の表面反射または積雪による高い反射率
の乱反射)に路面温度接点27が閉成されるようにす
る。ストップスイッチ24は、前述したようにブレーキ
ペダルが踏み込まれたときに閉成する。
【0024】手動スイッチ25が投入されている状態に
おいて、路面温度接点27及びストップスイッチ24が
閉成したとき(路面が凍結または凍結のおそれのある状
態でブレーキペダルが踏まれたとき)、リレー1及びリ
レー2が動作し、第1電磁バルブ22及び第2電磁バル
ブ12が通電して、両バルブ22、12を開放する。従
ってノズル4から空気が噴射し、その空気流に引かれて
砂タンク8内の砂14が空気噴流とともにタイヤ2と路
面との接地面に向けて噴射される。ブレーキペダルを離
せばストップスイッチが開成し、空気及び砂の噴射は停
止する。路面が凍結するおそれのない状態であるとき及
び運転者が手動スイッチ25を切ったときは、ブレーキ
ペダルを踏んでも空気及び砂の噴射は起こらない。
おいて、路面温度接点27及びストップスイッチ24が
閉成したとき(路面が凍結または凍結のおそれのある状
態でブレーキペダルが踏まれたとき)、リレー1及びリ
レー2が動作し、第1電磁バルブ22及び第2電磁バル
ブ12が通電して、両バルブ22、12を開放する。従
ってノズル4から空気が噴射し、その空気流に引かれて
砂タンク8内の砂14が空気噴流とともにタイヤ2と路
面との接地面に向けて噴射される。ブレーキペダルを離
せばストップスイッチが開成し、空気及び砂の噴射は停
止する。路面が凍結するおそれのない状態であるとき及
び運転者が手動スイッチ25を切ったときは、ブレーキ
ペダルを踏んでも空気及び砂の噴射は起こらない。
【0025】図2のノズル温度接点28は、ノズル4に
隣接して設けたノズル温度センサ5の出力により開閉す
る。すなわちノズル温度接点28は、ノズル温度センサ
5が摂氏0度以下の温度を検出したときに閉成する。手
動スイッチ26が投入された状態で、ノズル温度接点2
8が閉成すると、リレー3が動作し、ヒータ7に通電す
る。これによりノズル周辺の温度が0度以下となって、
車両走行中にノズル4に付着した水滴が凍って、ノズル
4を閉鎖してしまう事態を防止する。
隣接して設けたノズル温度センサ5の出力により開閉す
る。すなわちノズル温度接点28は、ノズル温度センサ
5が摂氏0度以下の温度を検出したときに閉成する。手
動スイッチ26が投入された状態で、ノズル温度接点2
8が閉成すると、リレー3が動作し、ヒータ7に通電す
る。これによりノズル周辺の温度が0度以下となって、
車両走行中にノズル4に付着した水滴が凍って、ノズル
4を閉鎖してしまう事態を防止する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、路面に
凍結や積雪がある場合の車両制動時のスリップを防止す
ることができ、路面凍結時においても車両の速やかな停
止を可能にするから、自動車事故の防止に有効である。
また構造が簡単であるとともに、タイヤと路面との接地
面に砂を確実にかつ速やかに供給できるため、信頼性が
高い。また不必要に砂を消費することがなく、砂が過度
に供給されることもないので、砂の消費も少ない。
凍結や積雪がある場合の車両制動時のスリップを防止す
ることができ、路面凍結時においても車両の速やかな停
止を可能にするから、自動車事故の防止に有効である。
また構造が簡単であるとともに、タイヤと路面との接地
面に砂を確実にかつ速やかに供給できるため、信頼性が
高い。また不必要に砂を消費することがなく、砂が過度
に供給されることもないので、砂の消費も少ない。
【図1】この発明の実施例の要部を示すブロック図
【図2】制御シーケンス回路を示す回路図
【図3】自動車に装着された状態を示す模式的な側面図
【図4】砂タンクの他の構造を示す断面図
1 自動車 2 タイヤ 4 ノズル 5 ノズル温度センサ 7 ヒータ 8 砂タンク 9 エジェクタ 12 第2電磁バルブ 13 砂配管 15 凍結検出センサ 20 ブレーキペダル踏込検出接点 22 第1電磁バルブ 25 手動接点 27 温度接点 28 温度接点
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車のタイヤ(2) の走行方向前方から
タイヤ(2) と路面との接点に向けて空気を噴射するノズ
ル(4) と、このノズルへの空気の供給及び停止を行う電
磁バルブ(22)と、砂タンク(8) と、電磁バルブ(22)の下
流側でノズル(4) のまたはノズル(4) への空気流により
砂タンク(8) 内の砂(14)を吸引するように配置したエジ
ェクタ(9) と、凍結検出センサ(15)及びその温度接点(2
7)と、ブレーキペダルの踏込検出接点(20)とを備え、前
記電磁バルブ(22)は前記温度接点(27)とブレーキペダル
踏込検出接点(20)とのアンド信号により開閉されること
を特徴とする、凍結道路における自動車のスリップ防止
装置。 - 【請求項2】 手動接点(25)と砂タンク(8) からエジェ
クタ(9) への砂配管(13)に介在された第2の電磁バルブ
(12)とを備え、第2の電磁バルブ(12)と請求項1記載の
電磁バルブ(22)とは、手動接点(25)と請求項1記載の温
度接点(27)とブレーキペダル踏込検出接点(20)とのアン
ド信号によって開閉される、請求項1記載のスリップ防
止装置。 - 【請求項3】 ノズル(4) にヒータ(7) とノズル温度セ
ンサ(5) とを備え、ヒータ(7) の電源回路にノズル温度
センサ(5) の検出温度により開閉されるノズル温度接点
(28)が介装されていることを特徴とする、請求項1また
は2記載のスリップ防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7132655A JPH08300903A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 凍結道路におけるスリップ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7132655A JPH08300903A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 凍結道路におけるスリップ防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08300903A true JPH08300903A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=15086408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7132655A Pending JPH08300903A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 凍結道路におけるスリップ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08300903A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100350659B1 (ko) * | 2000-04-12 | 2002-08-30 | 박상권 | 자동차 미끄러짐 방지 장치 및 그 방법 |
| EP2708377A1 (en) * | 2012-09-13 | 2014-03-19 | Augustin Kroupa | System of one-off strewing for twin-trace motor vehicles |
| CN118810300A (zh) * | 2024-07-16 | 2024-10-22 | 大连理工大学 | 一种基于热量补偿和主动控制的汽车轮胎防滑系统 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6138202U (ja) * | 1984-08-13 | 1986-03-10 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のスリツプ防止装置 |
| JPH05229461A (ja) * | 1992-02-19 | 1993-09-07 | Hitachi Ltd | 路面・タイヤ間摩擦係数制御手段を有した自動車 |
| JPH06293202A (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-21 | Toyota Motor Corp | 車両のスリップ防止方法及びその装置 |
-
1995
- 1995-05-02 JP JP7132655A patent/JPH08300903A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6138202U (ja) * | 1984-08-13 | 1986-03-10 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のスリツプ防止装置 |
| JPH05229461A (ja) * | 1992-02-19 | 1993-09-07 | Hitachi Ltd | 路面・タイヤ間摩擦係数制御手段を有した自動車 |
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| CN118810300A (zh) * | 2024-07-16 | 2024-10-22 | 大连理工大学 | 一种基于热量补偿和主动控制的汽车轮胎防滑系统 |
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