JPH11296806A - 磁気ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッドおよびその製造方法Info
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- JPH11296806A JPH11296806A JP10089916A JP8991698A JPH11296806A JP H11296806 A JPH11296806 A JP H11296806A JP 10089916 A JP10089916 A JP 10089916A JP 8991698 A JP8991698 A JP 8991698A JP H11296806 A JPH11296806 A JP H11296806A
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- magnetic
- magnetic head
- glass
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気コアがスライダに埋め込まれたコンポジ
ットタイプの磁気ヘッドに関して、電磁変換特性および
信頼性の優れた磁気ヘッドの提供を目的とする。 【解決手段】 磁気コア半体がAu膜を介した加圧加熱
接着で接合された強固なギャップ強度を持つ磁気コア2
とスライダ1とが、信頼性の高い高融点のモールドガラ
ス3で接合された磁気ヘッド。モールドガラス3での接
合は金属磁性膜形成後に最も高い温度で行うことで、金
属磁性膜の磁気特性の劣化が少なく、また高融点のガラ
スが使え、高性能、高信頼性の磁気ヘッドが得られる。
ットタイプの磁気ヘッドに関して、電磁変換特性および
信頼性の優れた磁気ヘッドの提供を目的とする。 【解決手段】 磁気コア半体がAu膜を介した加圧加熱
接着で接合された強固なギャップ強度を持つ磁気コア2
とスライダ1とが、信頼性の高い高融点のモールドガラ
ス3で接合された磁気ヘッド。モールドガラス3での接
合は金属磁性膜形成後に最も高い温度で行うことで、金
属磁性膜の磁気特性の劣化が少なく、また高融点のガラ
スが使え、高性能、高信頼性の磁気ヘッドが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッドコアが
いわゆるスライダに組み込まれたコンポジットタイプの
磁気ヘッドおよびその製造方法に関するものである。
いわゆるスライダに組み込まれたコンポジットタイプの
磁気ヘッドおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報を高密度に記録再生するために金属
磁性材料を用いた磁気ヘッドが主流になっている。その
構成としてはバルクタイプのヘッドとしてフェライトギ
ャップ面に金属磁性膜を形成したいわゆるMIGヘッド
(Metal−in−Gapヘッド)、金属磁性材料が
閉磁路を形成している積層タイプのヘッドがあげられ
る。一方ごく最近では、フォトリソ技術を使ったいわゆ
る薄膜ヘッドなどがあげられる。
磁性材料を用いた磁気ヘッドが主流になっている。その
構成としてはバルクタイプのヘッドとしてフェライトギ
ャップ面に金属磁性膜を形成したいわゆるMIGヘッド
(Metal−in−Gapヘッド)、金属磁性材料が
閉磁路を形成している積層タイプのヘッドがあげられ
る。一方ごく最近では、フォトリソ技術を使ったいわゆ
る薄膜ヘッドなどがあげられる。
【0003】これらのヘッドで使われる金属磁性材料と
しては、Coを主成分としたアモルファス材料、センダ
スト、Feを主成分とした窒化膜などが利用されている
のは周知の通りである。
しては、Coを主成分としたアモルファス材料、センダ
スト、Feを主成分とした窒化膜などが利用されている
のは周知の通りである。
【0004】これらのバルクタイプの磁気ヘッドをスラ
イダに埋め込んだ構成で使われるコンポジットタイプの
ヘッドにおいては、磁気コア半体をギャップを介して形
造るのにガラスボンディング技術が使われ、さらにはこ
のコアをスライダに埋め込む際にもガラス接着技術を用
いて加熱接着が行われているというように、ガラス接合
が何度か行なわれている。そのために各工程で使われる
ガラス材料に制約が発生するという問題があった。
イダに埋め込んだ構成で使われるコンポジットタイプの
ヘッドにおいては、磁気コア半体をギャップを介して形
造るのにガラスボンディング技術が使われ、さらにはこ
のコアをスライダに埋め込む際にもガラス接着技術を用
いて加熱接着が行われているというように、ガラス接合
が何度か行なわれている。そのために各工程で使われる
ガラス材料に制約が発生するという問題があった。
【0005】一方磁気コアがスライダなどに埋め込まれ
ずに単体で使われるVTRなどの場合には、特開平6−
52513号公報に開示されているように、ギャップを
Au等の金属で接合する報告がなされている。図8に従
来の技術を使った磁気ヘッドの斜視図を模式的に表した
図を示す。特開平6−52513においては、ギャップ
材63は、Cr、Ti、Mo、W、Mn、Fe、Co、
Ni、Al、Ta、Cu、Au、Agのうちの少なくと
も一種類以上の金属およびこれらの酸化物、窒化物より
なり下地層として形成される第1の金属層とAu、A
g、Pt、Pdのうちの1種類の金属からなる第2の金
属層からなると報告されている。
ずに単体で使われるVTRなどの場合には、特開平6−
52513号公報に開示されているように、ギャップを
Au等の金属で接合する報告がなされている。図8に従
来の技術を使った磁気ヘッドの斜視図を模式的に表した
図を示す。特開平6−52513においては、ギャップ
材63は、Cr、Ti、Mo、W、Mn、Fe、Co、
Ni、Al、Ta、Cu、Au、Agのうちの少なくと
も一種類以上の金属およびこれらの酸化物、窒化物より
なり下地層として形成される第1の金属層とAu、A
g、Pt、Pdのうちの1種類の金属からなる第2の金
属層からなると報告されている。
【0006】しかしながらVTR用のヘッドの場合はコ
ンポジットタイプのヘッドと比べると、構造、製造方法
が全く異なっていることや、さらにはコンポジットタイ
プのヘッドの場合には、VTR用ヘッドに比べて非常に
高い信頼性を要求されること等から、ガラスに対する制
約なども大きい。従ってコンポジットタイプのヘッドの
場合には、VTR用ヘッドとは全く異なった新しい対策
が必要である。
ンポジットタイプのヘッドと比べると、構造、製造方法
が全く異なっていることや、さらにはコンポジットタイ
プのヘッドの場合には、VTR用ヘッドに比べて非常に
高い信頼性を要求されること等から、ガラスに対する制
約なども大きい。従ってコンポジットタイプのヘッドの
場合には、VTR用ヘッドとは全く異なった新しい対策
が必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】コンポジットタイプの
磁気ヘッドにおいては、ギャップ形成の際に磁気コア半
体をガラス接着し、さらには磁気コアをスライダに接着
する際にもガラスモールド接着を行うというように、少
なくとも2回のガラス接着を行わなければいけない。そ
のためにギャップ形成およびガラスモ−ルドを行うガラ
スに制約が発生するという課題がある。
磁気ヘッドにおいては、ギャップ形成の際に磁気コア半
体をガラス接着し、さらには磁気コアをスライダに接着
する際にもガラスモールド接着を行うというように、少
なくとも2回のガラス接着を行わなければいけない。そ
のためにギャップ形成およびガラスモ−ルドを行うガラ
スに制約が発生するという課題がある。
【0008】つまり2回目のガラス接着工程(スライダ
と磁気コアのガラスモールド接着)では、1回目のガラ
スが緩んでギャップ精度が悪くなったり、もしくはギャ
ップ部で割れなどが発生することを防ぐために、1回目
でのガラスモールドに比べて50〜100℃程度の低い
温度でガラスモールド接着を行わなければいけない。そ
のため、磁気コアを形造るガラス、磁気コアとスライダ
を接着するモールドガラスなど何種類かのガラスが使わ
れており、その中でも磁気コアとスライダを接着するモ
ールドガラスは磁気ヘッドを構成するガラスの中で最も
作業温度が低いガラスとなっている。
と磁気コアのガラスモールド接着)では、1回目のガラ
スが緩んでギャップ精度が悪くなったり、もしくはギャ
ップ部で割れなどが発生することを防ぐために、1回目
でのガラスモールドに比べて50〜100℃程度の低い
温度でガラスモールド接着を行わなければいけない。そ
のため、磁気コアを形造るガラス、磁気コアとスライダ
を接着するモールドガラスなど何種類かのガラスが使わ
れており、その中でも磁気コアとスライダを接着するモ
ールドガラスは磁気ヘッドを構成するガラスの中で最も
作業温度が低いガラスとなっている。
【0009】ところで金属磁性膜にとってガラス接着と
いうのは熱処理を加えて最適な軟磁気特性を得るための
工程であるが、最適温度の領域はそれほど広くはない。
したがって異なった温度で熱処理をしなければならない
ことは金属磁性膜の特性を落とすことになる。たとえば
1回目に最適温度の熱を加えても、スライダとの接着時
に低い温度で熱処理することにより、金属磁性膜の軟磁
気特性を劣化させることや逆に2回目に最適な温度にあ
わせようとすると1回目の熱処理は非常に高い温度でし
なければならず、その温度は金属磁性膜の耐熱温度を超
えていたり、MIGタイプのヘッドにおいては擬似ギャ
ップの悪影響が大きくなったりなど不都合が発生すると
いう課題を有している。
いうのは熱処理を加えて最適な軟磁気特性を得るための
工程であるが、最適温度の領域はそれほど広くはない。
したがって異なった温度で熱処理をしなければならない
ことは金属磁性膜の特性を落とすことになる。たとえば
1回目に最適温度の熱を加えても、スライダとの接着時
に低い温度で熱処理することにより、金属磁性膜の軟磁
気特性を劣化させることや逆に2回目に最適な温度にあ
わせようとすると1回目の熱処理は非常に高い温度でし
なければならず、その温度は金属磁性膜の耐熱温度を超
えていたり、MIGタイプのヘッドにおいては擬似ギャ
ップの悪影響が大きくなったりなど不都合が発生すると
いう課題を有している。
【0010】さらには、異なった組成のガラスを使うこ
とで、これらのガラスがガラスモールド接着工程で混ざ
ってしまいそのため気泡や結晶等が発生したりして非常
に不都合なこととなる。
とで、これらのガラスがガラスモールド接着工程で混ざ
ってしまいそのため気泡や結晶等が発生したりして非常
に不都合なこととなる。
【0011】本発明はこれらの課題を解決し、総合的に
品質の優れたコンポジットタイプの磁気ヘッドおよびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
品質の優れたコンポジットタイプの磁気ヘッドおよびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために以下の方法を提供するものである。
するために以下の方法を提供するものである。
【0013】コア半体の磁気ギャップ部の膜の構成を磁
気コア側からSiO2もしくはSiO2を主成分とする
ガラス膜、Cr膜、Au膜とし、ギャップ形成の際にこ
れらで構成されたコア半体同士を加圧加熱接着する。さ
らにこの構造の利点を生かしてスライダと磁気ヘッドコ
アを接着する際にモールドガラス材料として、金属磁性
材料を形成後に最も高い温度で接着できる材料を選択
し、ガラスモールドを行う。
気コア側からSiO2もしくはSiO2を主成分とする
ガラス膜、Cr膜、Au膜とし、ギャップ形成の際にこ
れらで構成されたコア半体同士を加圧加熱接着する。さ
らにこの構造の利点を生かしてスライダと磁気ヘッドコ
アを接着する際にモールドガラス材料として、金属磁性
材料を形成後に最も高い温度で接着できる材料を選択
し、ガラスモールドを行う。
【0014】本発明の磁気ヘッドの構成により、Au接
合により強固なギャップ強度が得られ、またスライダと
磁気コアとの接着工程などの熱処理工程においても、磁
気ギャップが緩む恐れが全くない。したがって磁気ヘッ
ド製造工程での最終の熱処理工程、ここではスライダと
磁気コアの接着工程で、金属磁性膜にとっての最適温度
でモ−ルドを行うことができる。この結果、従来は比較
的低い温度での熱処理により生じた金属磁性膜の磁気的
劣化を防ぐことができ、つまり金属磁性膜の特性を最大
限に生かした磁気ヘッドであるとともにモールドガラス
材料として耐熱性、耐湿性等の信頼性に優れたガラスを
使うことができ、品質の優れた磁気ヘッドが実現できる
のである。
合により強固なギャップ強度が得られ、またスライダと
磁気コアとの接着工程などの熱処理工程においても、磁
気ギャップが緩む恐れが全くない。したがって磁気ヘッ
ド製造工程での最終の熱処理工程、ここではスライダと
磁気コアの接着工程で、金属磁性膜にとっての最適温度
でモ−ルドを行うことができる。この結果、従来は比較
的低い温度での熱処理により生じた金属磁性膜の磁気的
劣化を防ぐことができ、つまり金属磁性膜の特性を最大
限に生かした磁気ヘッドであるとともにモールドガラス
材料として耐熱性、耐湿性等の信頼性に優れたガラスを
使うことができ、品質の優れた磁気ヘッドが実現できる
のである。
【0015】さらには磁気コアの接着の信頼性をあげた
り、トラック形成加工などに対する加工負荷に対する強
度をあげるためにアペックス部にガラスを設けておく場
合でも、スライダとの接着に用いるガラスと同じガラス
を使うことにより、ガラス接着時にガラスが混ざった場
合の気泡や結晶の発生を防ぐことができ、その結果従来
よりも強いチップ強度を得ることができる。
り、トラック形成加工などに対する加工負荷に対する強
度をあげるためにアペックス部にガラスを設けておく場
合でも、スライダとの接着に用いるガラスと同じガラス
を使うことにより、ガラス接着時にガラスが混ざった場
合の気泡や結晶の発生を防ぐことができ、その結果従来
よりも強いチップ強度を得ることができる。
【0016】以上のことから、本発明により磁気ヘッド
の品質、磁気ヘッドの製造方法の工程品質を格段に向上
する効果が得られる。
の品質、磁気ヘッドの製造方法の工程品質を格段に向上
する効果が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、磁気ヘッドコアがスライダに埋め込まれたいわゆる
コンポジットタイプの磁気ヘッドにおいて、一対の磁気
ヘッドコア半体同士が磁気ギャップ部においてAuを主
成分とする材料で接合されており、スライダと磁気コア
を接合するモールドガラスが磁気ヘッドを構成するバル
クのガラス材料の中で最も作業温度の高いガラスとした
磁気ヘッドである。
は、磁気ヘッドコアがスライダに埋め込まれたいわゆる
コンポジットタイプの磁気ヘッドにおいて、一対の磁気
ヘッドコア半体同士が磁気ギャップ部においてAuを主
成分とする材料で接合されており、スライダと磁気コア
を接合するモールドガラスが磁気ヘッドを構成するバル
クのガラス材料の中で最も作業温度の高いガラスとした
磁気ヘッドである。
【0018】本発明の請求項2に記載の発明は、磁気ヘ
ッドコアがスライダに埋め込まれたいわゆるコンポジッ
トタイプの磁気ヘッドにおいて、一対の磁気ヘッドコア
半体同士が磁気ギャップ部においてAuを主成分とする
材料で接合されており、磁気ヘッドコアのアペックス部
に配置されたガラスと同じ組成のバルクのガラスを使っ
て、スライダと磁気コアが接合されている磁気ヘッドで
ある。
ッドコアがスライダに埋め込まれたいわゆるコンポジッ
トタイプの磁気ヘッドにおいて、一対の磁気ヘッドコア
半体同士が磁気ギャップ部においてAuを主成分とする
材料で接合されており、磁気ヘッドコアのアペックス部
に配置されたガラスと同じ組成のバルクのガラスを使っ
て、スライダと磁気コアが接合されている磁気ヘッドで
ある。
【0019】本発明の請求項3に記載の発明は、磁気ヘ
ッドコアが金属磁性材料を磁気回路の一部に使用してい
ることを特徴とする請求項1、2記載の磁気ヘッドであ
る。
ッドコアが金属磁性材料を磁気回路の一部に使用してい
ることを特徴とする請求項1、2記載の磁気ヘッドであ
る。
【0020】本発明の請求項4に記載の発明は、磁気ヘ
ッドコアが主磁路がフェライトでギャップ近傍に金属磁
性膜が形成されたMIGヘッドであることを特徴とする
請求項1〜3記載の磁気ヘッドである。
ッドコアが主磁路がフェライトでギャップ近傍に金属磁
性膜が形成されたMIGヘッドであることを特徴とする
請求項1〜3記載の磁気ヘッドである。
【0021】本発明の請求項5に記載の発明は、磁気ヘ
ッドコアの主磁路が金属磁性膜で構成され、金属磁性膜
と絶縁膜が交互に積層された構造からなることを特徴と
する請求項1〜3記載の磁気ヘッドである。
ッドコアの主磁路が金属磁性膜で構成され、金属磁性膜
と絶縁膜が交互に積層された構造からなることを特徴と
する請求項1〜3記載の磁気ヘッドである。
【0022】本発明の請求項6に記載の発明は、磁気ヘ
ッドコアの金属磁性膜がFe−M(但し、MはTa、T
i、Nb、Zr、W、C、Hf、Si、Alの少なくと
も1種類以上の元素をあらわす)を主成分とし、窒素を
含有する磁性体であることを特徴とする請求項1〜5記
載の磁気ヘッドである。
ッドコアの金属磁性膜がFe−M(但し、MはTa、T
i、Nb、Zr、W、C、Hf、Si、Alの少なくと
も1種類以上の元素をあらわす)を主成分とし、窒素を
含有する磁性体であることを特徴とする請求項1〜5記
載の磁気ヘッドである。
【0023】本発明の請求項7に記載の発明は、磁気ヘ
ッドコアの金属磁性膜がCoを主成分とし、他にTa、
Zr、Nb、Ti、Hfを含んだアモルファス合金であ
ることを特徴とする請求項1〜5記載の磁気ヘッドであ
る。
ッドコアの金属磁性膜がCoを主成分とし、他にTa、
Zr、Nb、Ti、Hfを含んだアモルファス合金であ
ることを特徴とする請求項1〜5記載の磁気ヘッドであ
る。
【0024】本発明の請求項8に記載の発明は、磁気ヘ
ッドコアとスライダを接合するモールドガラス材料が4
50℃以上の温度で両者を接合できるガラス材料である
ことを特徴とする請求項1、2記載の磁気ヘッドであ
る。
ッドコアとスライダを接合するモールドガラス材料が4
50℃以上の温度で両者を接合できるガラス材料である
ことを特徴とする請求項1、2記載の磁気ヘッドであ
る。
【0025】本発明の請求項9に記載の発明は、磁気ヘ
ッドコア半体のギャップ部が磁性体側からSi、Ta、
Cr、Tiの少なくとも1つの元素からなる酸化物を含
む酸化物、Cr、Auの順に構成されていることを特徴
とする請求項1、2記載の磁気ヘッドである。
ッドコア半体のギャップ部が磁性体側からSi、Ta、
Cr、Tiの少なくとも1つの元素からなる酸化物を含
む酸化物、Cr、Auの順に構成されていることを特徴
とする請求項1、2記載の磁気ヘッドである。
【0026】本発明の請求項10に記載の発明は、磁気
ヘッドコア半体のギャップ部が磁性体側からSiO2も
しくはSiO2を含む酸化物、Cr、Auの順に構成さ
れていることを特徴とする請求項1、2記載の磁気ヘッ
ドである。
ヘッドコア半体のギャップ部が磁性体側からSiO2も
しくはSiO2を含む酸化物、Cr、Auの順に構成さ
れていることを特徴とする請求項1、2記載の磁気ヘッ
ドである。
【0027】本発明の請求項11に記載の発明は、磁気
コア半体同士をAuで加熱加圧接合する工程と、トラッ
クを所定の幅に加工する工程と、磁気コアをスライダに
ガラス材料を使って加熱接合する工程とを含むことを特
徴とする磁気ヘッドの製造方法である。
コア半体同士をAuで加熱加圧接合する工程と、トラッ
クを所定の幅に加工する工程と、磁気コアをスライダに
ガラス材料を使って加熱接合する工程とを含むことを特
徴とする磁気ヘッドの製造方法である。
【0028】本発明の請求項12に記載の発明は、所定
のトラック幅を得られるように薄膜作成技術を用いて金
属磁性膜を形成する工程と、磁気コア半体同士をAuで
加熱加圧接合する工程と、磁気コアをスライダにガラス
材料を使って加熱接合する工程とを含むことを特徴とす
る磁気ヘッドの製造方法である。
のトラック幅を得られるように薄膜作成技術を用いて金
属磁性膜を形成する工程と、磁気コア半体同士をAuで
加熱加圧接合する工程と、磁気コアをスライダにガラス
材料を使って加熱接合する工程とを含むことを特徴とす
る磁気ヘッドの製造方法である。
【0029】本発明の請求項13に記載の発明は、磁気
コアをスライダにガラスモ−ルドして接合する工程で、
加熱接合温度が金属磁性材料を形成後に最も高い温度で
あることを特徴とする請求項11、12記載の磁気ヘッ
ドの製造方法である。
コアをスライダにガラスモ−ルドして接合する工程で、
加熱接合温度が金属磁性材料を形成後に最も高い温度で
あることを特徴とする請求項11、12記載の磁気ヘッ
ドの製造方法である。
【0030】本発明の請求項14に記載の発明は、磁気
コアをスライダに加熱接合する際に、モールドガラスに
圧力を加えながら接合することを特徴とする請求項1
1、12記載の磁気ヘッドの製造方法である。
コアをスライダに加熱接合する際に、モールドガラスに
圧力を加えながら接合することを特徴とする請求項1
1、12記載の磁気ヘッドの製造方法である。
【0031】本発明の請求項15に記載の発明は、磁気
コア半体同士をAuで加熱加圧接合する際にアペックス
部に同時にガラスをモ−ルドする工程と、トラックを所
定の幅に加工する工程と、磁気コアをスライダにガラス
モ−ルドして加熱接合する際に、アペックス部にモ−ル
ドしたガラスと同じ組成のガラスを用いることを特徴と
する磁気ヘッドの製造方法である。
コア半体同士をAuで加熱加圧接合する際にアペックス
部に同時にガラスをモ−ルドする工程と、トラックを所
定の幅に加工する工程と、磁気コアをスライダにガラス
モ−ルドして加熱接合する際に、アペックス部にモ−ル
ドしたガラスと同じ組成のガラスを用いることを特徴と
する磁気ヘッドの製造方法である。
【0032】本発明の請求項16に記載の発明は、所定
のトラック幅を得られるように薄膜作成技術を用いて金
属磁性膜を形成する工程と、磁気コア半体同士をAuで
加熱加圧接合する際にアペックス部に同時にガラスをモ
−ルドする工程、磁気コアをスライダにガラスモ−ルド
して接合する際に、アペックス部にモ−ルドしたガラス
と同じ組成のガラスを用いることを特徴とする磁気ヘッ
ドの製造方法である。
のトラック幅を得られるように薄膜作成技術を用いて金
属磁性膜を形成する工程と、磁気コア半体同士をAuで
加熱加圧接合する際にアペックス部に同時にガラスをモ
−ルドする工程、磁気コアをスライダにガラスモ−ルド
して接合する際に、アペックス部にモ−ルドしたガラス
と同じ組成のガラスを用いることを特徴とする磁気ヘッ
ドの製造方法である。
【0033】本発明の請求項1ないし請求項16に記載
の発明は、Au接合により強固なギャップ強度が得ら
れ、またスライダと磁気コアとの接着工程などの熱処理
工程においても、磁気ギャップが緩む恐れが全くない。
したがって磁気ヘッド製造工程での最終の熱処理工程、
ここではスライダと磁気コアの接着工程で、金属磁性膜
にとっての最適温度でモ−ルドを行うことができる。こ
の結果、従来は比較的低い温度での熱処理により生じた
金属磁性膜の磁気的劣化を防ぐことができ、つまり金属
磁性膜の特性を最大限に生かした磁気ヘッドであるとと
もにモールドガラス材料として耐熱性、耐湿性等の信頼
性に優れたガラスを使うことができ、品質の優れた磁気
ヘッドが実現できるものである。
の発明は、Au接合により強固なギャップ強度が得ら
れ、またスライダと磁気コアとの接着工程などの熱処理
工程においても、磁気ギャップが緩む恐れが全くない。
したがって磁気ヘッド製造工程での最終の熱処理工程、
ここではスライダと磁気コアの接着工程で、金属磁性膜
にとっての最適温度でモ−ルドを行うことができる。こ
の結果、従来は比較的低い温度での熱処理により生じた
金属磁性膜の磁気的劣化を防ぐことができ、つまり金属
磁性膜の特性を最大限に生かした磁気ヘッドであるとと
もにモールドガラス材料として耐熱性、耐湿性等の信頼
性に優れたガラスを使うことができ、品質の優れた磁気
ヘッドが実現できるものである。
【0034】さらには磁気コアの接着の信頼性をあげた
り、トラック形成加工などに対する加工負荷に対する強
度をあげるためにアペックス部にガラスを設けておく場
合でも、スライダとの接着に用いるガラスと同じガラス
を使うことにより、ガラス接着時にガラスが混ざった場
合の気泡や結晶の発生を防ぐことができ、その結果従来
よりも強いチップ強度を得ることができる。
り、トラック形成加工などに対する加工負荷に対する強
度をあげるためにアペックス部にガラスを設けておく場
合でも、スライダとの接着に用いるガラスと同じガラス
を使うことにより、ガラス接着時にガラスが混ざった場
合の気泡や結晶の発生を防ぐことができ、その結果従来
よりも強いチップ強度を得ることができる。
【0035】以上のことから、本発明により磁気ヘッド
の品質、磁気ヘッドの製造方法の工程品質を格段に向上
する効果が得られる。
の品質、磁気ヘッドの製造方法の工程品質を格段に向上
する効果が得られる。
【0036】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1(a)、(b)は本発明の実施の
形態1の磁気ヘッドの斜視図および要部拡大図である。
なお、図1(b)は、図1(a)のA部の要部拡大図で
ある。図1(a)は、スライダ1に、磁気コア2が埋め
込まれたコンポジットタイプの磁気ヘッドである。磁気
コア2はモ−ルドガラス3によりスライダと接着されて
いる。磁気コア2の構造を図2(a)、(b)に示す。
磁気コア2はフェライト4が主磁路で、ギャップ近傍に
金属磁性膜5が形成されたいわゆるMIGヘッドであ
る。コア半体11、12がギャップ部のAu膜8を介し
て接合されている。また摺動面側が所望のトラック幅1
7が得られるように加工され、トラックが形成されてい
る。磁気コア2のギャップ近傍の拡大図である図1
(b)を見ると、フェライト4と金属磁性膜5との境界
には擬似ギャップ低減用の反応防止膜13が形成され、
各コア半体11、12の金属磁性膜5側からSiO2膜
6、Cr膜7、Au膜8となっている。このSiO2膜
6、Cr膜7、Au膜8がこのヘッドの磁気ギャップ部
を構成する。またAu膜8がコア半体11、12を接合
し、強固なギャップ強度が得られている。トラックの両
側はスライダ1と磁気コア2を接着するモ−ルドガラス
3で構成されている。このモールドガラス3は磁気ヘッ
ドコア2の電磁変換特性を最も優れた物にする温度条
件、ここでは500℃でモールド接着できるように選択
されたガラスである。
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1(a)、(b)は本発明の実施の
形態1の磁気ヘッドの斜視図および要部拡大図である。
なお、図1(b)は、図1(a)のA部の要部拡大図で
ある。図1(a)は、スライダ1に、磁気コア2が埋め
込まれたコンポジットタイプの磁気ヘッドである。磁気
コア2はモ−ルドガラス3によりスライダと接着されて
いる。磁気コア2の構造を図2(a)、(b)に示す。
磁気コア2はフェライト4が主磁路で、ギャップ近傍に
金属磁性膜5が形成されたいわゆるMIGヘッドであ
る。コア半体11、12がギャップ部のAu膜8を介し
て接合されている。また摺動面側が所望のトラック幅1
7が得られるように加工され、トラックが形成されてい
る。磁気コア2のギャップ近傍の拡大図である図1
(b)を見ると、フェライト4と金属磁性膜5との境界
には擬似ギャップ低減用の反応防止膜13が形成され、
各コア半体11、12の金属磁性膜5側からSiO2膜
6、Cr膜7、Au膜8となっている。このSiO2膜
6、Cr膜7、Au膜8がこのヘッドの磁気ギャップ部
を構成する。またAu膜8がコア半体11、12を接合
し、強固なギャップ強度が得られている。トラックの両
側はスライダ1と磁気コア2を接着するモ−ルドガラス
3で構成されている。このモールドガラス3は磁気ヘッ
ドコア2の電磁変換特性を最も優れた物にする温度条
件、ここでは500℃でモールド接着できるように選択
されたガラスである。
【0037】この構造により、磁気コア2の最適温度で
ガラスモールドできることから、すぐれた電磁変換特性
が得られるとともに、ギャップ強度の優れたヘッドチッ
プ、耐水性等の信頼性の優れたモールドガラス3を使う
ことが可能となり、総合的に品質の高い磁気ヘッドを得
ることができる。
ガラスモールドできることから、すぐれた電磁変換特性
が得られるとともに、ギャップ強度の優れたヘッドチッ
プ、耐水性等の信頼性の優れたモールドガラス3を使う
ことが可能となり、総合的に品質の高い磁気ヘッドを得
ることができる。
【0038】図2は先程示した磁気コア2の斜視図であ
る。図2(a)が巻線窓の上端部つまりアペックス部に
アペックスガラス9が設けられた場合である。このガラ
ス9は磁気コア2とスライダを接着するモ−ルドガラス
3と同じ材料か、もしくはモ−ルドガラス3より作業温
度の低いガラスで構成されている。これにより磁気コア
の強度をさらに向上できる。図2(b)がアペックス部
にガラスが設けられていない場合である。磁気コアにガ
ラスが無いために、スライダとのガラスモールド接着時
にガラスが混合するということがなく、気泡が発生しな
い。
る。図2(a)が巻線窓の上端部つまりアペックス部に
アペックスガラス9が設けられた場合である。このガラ
ス9は磁気コア2とスライダを接着するモ−ルドガラス
3と同じ材料か、もしくはモ−ルドガラス3より作業温
度の低いガラスで構成されている。これにより磁気コア
の強度をさらに向上できる。図2(b)がアペックス部
にガラスが設けられていない場合である。磁気コアにガ
ラスが無いために、スライダとのガラスモールド接着時
にガラスが混合するということがなく、気泡が発生しな
い。
【0039】なお金属磁性材料の例としてはFeを主成
分とした窒化膜、炭化膜や合金膜、Coを主成分とした
アモルファス膜などが挙げられる。好ましくは、Feを
主成分とした窒化膜として、FeTaN、FeNbZr
N、FeTaZrN、FeTiN、FeSiN、FeS
iAlN、FeWN、FeTaZrN、またこれらに耐
食性を上げるために微量の元素を添加した材料などが、
また炭化膜としてはFeTaC、FeTaなどが、合金
膜としてはFeSiAl、FeSi、FeGaSiR
u、などの合金が挙げられる。またCoを主成分とする
アモルファス膜としてはCoTaZrNb、CoTaZ
r、CoNbZr、CoHfZr、などが挙げられる。
なおこれらの材料はあくまでその一例でありこれらだけ
に縛られないことは言うまでもないことである。これら
の材料を使うことで、高保磁力の記録媒体に十分な記録
を行うことが可能となる。
分とした窒化膜、炭化膜や合金膜、Coを主成分とした
アモルファス膜などが挙げられる。好ましくは、Feを
主成分とした窒化膜として、FeTaN、FeNbZr
N、FeTaZrN、FeTiN、FeSiN、FeS
iAlN、FeWN、FeTaZrN、またこれらに耐
食性を上げるために微量の元素を添加した材料などが、
また炭化膜としてはFeTaC、FeTaなどが、合金
膜としてはFeSiAl、FeSi、FeGaSiR
u、などの合金が挙げられる。またCoを主成分とする
アモルファス膜としてはCoTaZrNb、CoTaZ
r、CoNbZr、CoHfZr、などが挙げられる。
なおこれらの材料はあくまでその一例でありこれらだけ
に縛られないことは言うまでもないことである。これら
の材料を使うことで、高保磁力の記録媒体に十分な記録
を行うことが可能となる。
【0040】またギャップ部での構成としては、実施の
形態1においては、SiO2膜、Cr膜、Au膜を例示
したが、SiO2膜のかわりに、Si、Ta、Cr、T
iの少なくとも1つの元素からなる酸化物を含む酸化物
膜を使うことが可能である。このSiO2で例示した部
分は、金属磁性膜とギャップ部材料が、熱拡散を起こさ
ないようにするために必要である。この構造により、磁
気的にシャープなギャップを形成することができるとと
もに、光学顕微鏡によりギャップ長を認識することが可
能となる。
形態1においては、SiO2膜、Cr膜、Au膜を例示
したが、SiO2膜のかわりに、Si、Ta、Cr、T
iの少なくとも1つの元素からなる酸化物を含む酸化物
膜を使うことが可能である。このSiO2で例示した部
分は、金属磁性膜とギャップ部材料が、熱拡散を起こさ
ないようにするために必要である。この構造により、磁
気的にシャープなギャップを形成することができるとと
もに、光学顕微鏡によりギャップ長を認識することが可
能となる。
【0041】(実施の形態2)実施の形態1を示す図1
において、磁気コア2が異なった構造をとったのが、本
実施の形態2である。本実施の形態の磁気コア2の構造
を図3に示す。図3(a)、(b)は本発明の実施の形
態2の磁気ヘッドの斜視図および要部拡大図である。な
お、図3(b)は、図3(a)のB部の要部拡大図であ
る。
において、磁気コア2が異なった構造をとったのが、本
実施の形態2である。本実施の形態の磁気コア2の構造
を図3に示す。図3(a)、(b)は本発明の実施の形
態2の磁気ヘッドの斜視図および要部拡大図である。な
お、図3(b)は、図3(a)のB部の要部拡大図であ
る。
【0042】図3において、非磁性基板23上に磁気コ
アを構成する磁気回路が金属磁性膜21で構成されたも
のである。金属磁性膜21は高周波での渦電流損失を低
減するため絶縁物(ここではSiO2膜22)との積層
構造となっている。ここではギャップ部が実施の形態1
と同様に磁気コア側からSiO2膜6、Cr膜7、Au
膜8という構成になっており、コア半体同士がAu膜8
で接合されている。
アを構成する磁気回路が金属磁性膜21で構成されたも
のである。金属磁性膜21は高周波での渦電流損失を低
減するため絶縁物(ここではSiO2膜22)との積層
構造となっている。ここではギャップ部が実施の形態1
と同様に磁気コア側からSiO2膜6、Cr膜7、Au
膜8という構成になっており、コア半体同士がAu膜8
で接合されている。
【0043】この構造により、磁気ヘッドコア2の最適
温度でガラスモールドできることから、すぐれた電磁変
換特性が得られるとともに、ギャップ強度の優れたヘッ
ドチップ、耐水性等の信頼性の優れたモールドガラス3
を使うことが可能となり、総合的に品質の高い磁気ヘッ
ドを得ることができる。
温度でガラスモールドできることから、すぐれた電磁変
換特性が得られるとともに、ギャップ強度の優れたヘッ
ドチップ、耐水性等の信頼性の優れたモールドガラス3
を使うことが可能となり、総合的に品質の高い磁気ヘッ
ドを得ることができる。
【0044】なお本実施の形態2でも金属磁性材料の一
例としては、実施の形態1で例示した同じ材料があげら
れ、また磁気ギャップ部14に使われるSiO2で例示
した材料にも、実施の形態1で例示したのと同じ材料を
構成することができる。
例としては、実施の形態1で例示した同じ材料があげら
れ、また磁気ギャップ部14に使われるSiO2で例示
した材料にも、実施の形態1で例示したのと同じ材料を
構成することができる。
【0045】またこの磁気コア2の場合でも実施の形態
1で示したのと同じようにアペックス部にアペックスガ
ラス9があるヘッドとないヘッドがあげられ、その効果
も同様の効果が得られる。
1で示したのと同じようにアペックス部にアペックスガ
ラス9があるヘッドとないヘッドがあげられ、その効果
も同様の効果が得られる。
【0046】本発明の磁気ヘッドの電磁変換特性、外形
(気泡発生)、磁気コア単体でのチップ強度、耐湿性、
歩留まり等に関して検討した結果を(表1)、(表
2)、(表3)、(表4)に示す。(表1)、(表2)
はMIGヘッド(実施の形態1)での比較、(表3)、
(表4)は積層タイプ(実施の形態2)のヘッドでの比
較である。
(気泡発生)、磁気コア単体でのチップ強度、耐湿性、
歩留まり等に関して検討した結果を(表1)、(表
2)、(表3)、(表4)に示す。(表1)、(表2)
はMIGヘッド(実施の形態1)での比較、(表3)、
(表4)は積層タイプ(実施の形態2)のヘッドでの比
較である。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】表中の項目に関しては、A部はアペックス
部のガラス(実施の形態ではガラス9)とギャップ形成
時の加熱温度、S部はスライダと磁気コアの接着ガラス
(実施の形態ではモ−ルドガラス3)と接合温度を示
す。ガラス単体の作業温度はAが500℃、Bが550
℃、Cが450℃である。
部のガラス(実施の形態ではガラス9)とギャップ形成
時の加熱温度、S部はスライダと磁気コアの接着ガラス
(実施の形態ではモ−ルドガラス3)と接合温度を示
す。ガラス単体の作業温度はAが500℃、Bが550
℃、Cが450℃である。
【0052】表中の(a)、(b)、(c)がギャップ
部の接合にAu接合を採用した本発明の磁気ヘッド、
(d)、(e)が従来のガラス接着方法を採用した磁気
ヘッドである。
部の接合にAu接合を採用した本発明の磁気ヘッド、
(d)、(e)が従来のガラス接着方法を採用した磁気
ヘッドである。
【0053】この結果から評価した項目すべてに関して
本発明の磁気ヘッドは、従来の磁気ヘッドに比べて優れ
ていることがわかる。また金属磁性膜に関してはFeT
aN膜およびCoNbZrTa膜を用いて検討を行った
が効果に関してはどちらも同じ結果であった。
本発明の磁気ヘッドは、従来の磁気ヘッドに比べて優れ
ていることがわかる。また金属磁性膜に関してはFeT
aN膜およびCoNbZrTa膜を用いて検討を行った
が効果に関してはどちらも同じ結果であった。
【0054】(実施の形態3)図4は本発明の磁気ヘッ
ドの製造方法の実施の形態3を示す工程図であり、図4
に基づき、本発明の磁気ヘッドの製造方法の実施の形態
3の工程を説明する。
ドの製造方法の実施の形態3を示す工程図であり、図4
に基づき、本発明の磁気ヘッドの製造方法の実施の形態
3の工程を説明する。
【0055】図4(a)において、一対のフェライトバ
−31のギャップ面に所定の膜厚の金属磁性膜(ここで
はFeTaN膜)32、ギャップ33材となるSiO2
膜、Cr膜、Au膜(図示せず)を形成する。
−31のギャップ面に所定の膜厚の金属磁性膜(ここで
はFeTaN膜)32、ギャップ33材となるSiO2
膜、Cr膜、Au膜(図示せず)を形成する。
【0056】図4(b)において、コア半体を突き合わ
せ、加圧加熱接着を行う。ここでは温度は350℃で加
圧力は20MPaである。
せ、加圧加熱接着を行う。ここでは温度は350℃で加
圧力は20MPaである。
【0057】図4(c)において、所定のトラック幅が
得られるように機械加工でトラック加工を行う。図中、
点線がトラック加工線を示す。
得られるように機械加工でトラック加工を行う。図中、
点線がトラック加工線を示す。
【0058】図4(d)において、このようにして選ら
れた磁気コア36をスライダ37の所定の位置にセット
して加熱接着を行う。温度はここで用いたFeTaN膜
の最適温度として500℃である。この時、モールドガ
ラスに圧力を加えながらモ−ルドすることで耐水性、硬
度、強度の高いガラス、つまり信頼性に優れたガラスを
使うことが可能となる。
れた磁気コア36をスライダ37の所定の位置にセット
して加熱接着を行う。温度はここで用いたFeTaN膜
の最適温度として500℃である。この時、モールドガ
ラスに圧力を加えながらモ−ルドすることで耐水性、硬
度、強度の高いガラス、つまり信頼性に優れたガラスを
使うことが可能となる。
【0059】このようにして得られた磁気ヘッドが埋め
込まれたスライダを所定の大きさ、形に仕上げるために
研磨などを行う。
込まれたスライダを所定の大きさ、形に仕上げるために
研磨などを行う。
【0060】このような製造方法により、電磁変換特性
に優れた磁気ヘッドが実現できるとともに、耐水性等に
優れたガラスが使え、チップ強度の優れた品質の良い磁
気ヘッドを製造することが可能となる。
に優れた磁気ヘッドが実現できるとともに、耐水性等に
優れたガラスが使え、チップ強度の優れた品質の良い磁
気ヘッドを製造することが可能となる。
【0061】(実施の形態4)本実施の形態4は、実施
の形態3を示す図4(b)の工程が図5(a)もしくは
(b)となり、それ以外は図4と同じ工程である磁気ヘ
ッドの製造方法である。つまり(b)工程で加圧加熱接
着を行う際同時に、アペックス先端部分をガラスモ−ル
ドする。39がモールド後にアペックスガラスとなる。
この時の処理温度は500℃である。図5(a)は自然
流動でガラスをアペックス部に充填する方法であり、図
5(b)はたとえばあらかじめ摺動面からアペックス部
に貫通した溝を形成しておいたコアに圧力を加えながら
ガラスをアペックス部に加圧挿入する方法である。本方
法により耐水性がさらに優れたガラスを使うことが可能
である。
の形態3を示す図4(b)の工程が図5(a)もしくは
(b)となり、それ以外は図4と同じ工程である磁気ヘ
ッドの製造方法である。つまり(b)工程で加圧加熱接
着を行う際同時に、アペックス先端部分をガラスモ−ル
ドする。39がモールド後にアペックスガラスとなる。
この時の処理温度は500℃である。図5(a)は自然
流動でガラスをアペックス部に充填する方法であり、図
5(b)はたとえばあらかじめ摺動面からアペックス部
に貫通した溝を形成しておいたコアに圧力を加えながら
ガラスをアペックス部に加圧挿入する方法である。本方
法により耐水性がさらに優れたガラスを使うことが可能
である。
【0062】本実施の形態4によれば、実施の形態3の
ヘッドに比べてさらにチップ強度の優れた磁気ヘッドコ
アの製造が可能となる。
ヘッドに比べてさらにチップ強度の優れた磁気ヘッドコ
アの製造が可能となる。
【0063】(実施の形態5)図6は本発明の磁気ヘッ
ドの製造方法の実施の形態5を示す工程図であり、図6
に基づき、本発明の磁気ヘッドの製造方法の実施の形態
5の工程を説明する。
ドの製造方法の実施の形態5を示す工程図であり、図6
に基づき、本発明の磁気ヘッドの製造方法の実施の形態
5の工程を説明する。
【0064】図6(a)において、鏡面研磨を行った非
磁性基板41上に所定の膜厚の金属磁性膜42を絶縁物
(図示せず)と積層しながら形成する。
磁性基板41上に所定の膜厚の金属磁性膜42を絶縁物
(図示せず)と積層しながら形成する。
【0065】図6(b)において、これらを所定の加工
を施して図のようなコア半体43を形造り、ギャップ部
材としてそのギャップ面にSiO2膜、Cr膜、Au膜
を形成し、コア半体同士を加圧加熱接着する。この時の
温度は350℃、加圧力は20MPaである。
を施して図のようなコア半体43を形造り、ギャップ部
材としてそのギャップ面にSiO2膜、Cr膜、Au膜
を形成し、コア半体同士を加圧加熱接着する。この時の
温度は350℃、加圧力は20MPaである。
【0066】図6(c)において、所定の幅のチップ形
状に切断する。一点鎖線は切断線である。
状に切断する。一点鎖線は切断線である。
【0067】図6(d)において、前述の工程で得られ
た磁気コア49をスライダ50の所定の位置にセットす
るため加熱接着を行う。温度はここで用いたFeTaN
膜の最適温度として500℃である。この時、モールド
ガラス51に圧力を加えながらモ−ルドすることで耐水
性、硬度、強度の高いガラス、つまり信頼性に優れたガ
ラスを使うことが可能となる。このモールドガラスがモ
ールド後にアペックスガラスとなる。
た磁気コア49をスライダ50の所定の位置にセットす
るため加熱接着を行う。温度はここで用いたFeTaN
膜の最適温度として500℃である。この時、モールド
ガラス51に圧力を加えながらモ−ルドすることで耐水
性、硬度、強度の高いガラス、つまり信頼性に優れたガ
ラスを使うことが可能となる。このモールドガラスがモ
ールド後にアペックスガラスとなる。
【0068】図6(e)において、前述の工程で得られ
た磁気ヘッドが埋め込まれたスライダを所定の大きさ、
形に仕上げるために研磨などを行う。
た磁気ヘッドが埋め込まれたスライダを所定の大きさ、
形に仕上げるために研磨などを行う。
【0069】(実施の形態6)本実施の形態は、実施の
形態5を示す図6の(b)工程が図7となり、それ以外
は図6と同じ工程となる磁気ヘッドの製造方法である。
つまり、ギャップの加圧加熱接着を行う際(図6
(b))に、アペックス部分をガラスモ−ルドする。3
9がアペックス部のモ−ルドガラスである。この時温度
は500℃である。
形態5を示す図6の(b)工程が図7となり、それ以外
は図6と同じ工程となる磁気ヘッドの製造方法である。
つまり、ギャップの加圧加熱接着を行う際(図6
(b))に、アペックス部分をガラスモ−ルドする。3
9がアペックス部のモ−ルドガラスである。この時温度
は500℃である。
【0070】この後(c)〜(d)は実施の形態5と同
じである。実施の形態5のヘッドに比べてさらにチップ
強度の優れた磁気ヘッドコアの製造が可能となる。
じである。実施の形態5のヘッドに比べてさらにチップ
強度の優れた磁気ヘッドコアの製造が可能となる。
【0071】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッド、磁気ヘッドの製造
方法により、電磁変換特性の優れた、また品質面にも優
れた磁気ヘッドおよびその製造方法が提供できる。
方法により、電磁変換特性の優れた、また品質面にも優
れた磁気ヘッドおよびその製造方法が提供できる。
【図1】本発明の実施の形態1における磁気ヘッドを示
す斜視図および要部拡大図
す斜視図および要部拡大図
【図2】本発明の実施の形態1における磁気ヘッドコア
の斜視図
の斜視図
【図3】本発明の実施の形態2における磁気ヘッドコア
の斜視図および要部拡大図
の斜視図および要部拡大図
【図4】本発明の実施の形態3における磁気ヘッドの製
造方法の工程図
造方法の工程図
【図5】本発明の実施の形態4における磁気ヘッドの製
造方法の一工程図
造方法の一工程図
【図6】本発明の実施の形態5における磁気ヘッドの製
造方法の工程図
造方法の工程図
【図7】本発明の実施の形態6における磁気ヘッドの製
造方法の一工程図
造方法の一工程図
【図8】従来の磁気ヘッドを示す斜視図
1,37,50 スライダ 2,36,49 磁気コア 3,38,51 モールドガラス 4 フェライト 5,21,32,42 金属磁性膜 6 SiO2膜 7 Cr膜 8 Au膜 9,39 アペックスガラス 11,12,43 コア半体 14 磁気ギャップ
Claims (16)
- 【請求項1】 磁気ヘッドコアがスライダに埋め込まれ
たいわゆるコンポジットタイプの磁気ヘッドにおいて、
一対の磁気ヘッドコア半体同士が磁気ギャップ部におい
てAuを主成分とする材料で接合されており、スライダ
と磁気コアを接合するモールドガラスが磁気ヘッドを構
成するバルクのガラス材料の中で最も作業温度の高いガ
ラスであることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 磁気ヘッドコアがスライダに埋め込まれ
たいわゆるコンポジットタイプの磁気ヘッドにおいて、
一対の磁気ヘッドコア半体同士が磁気ギャップ部におい
てAuを主成分とする材料で接合されており、磁気ヘッ
ドコアのアペックス部に配置されたガラスと同じ組成の
バルクのガラスを使って、スライダと磁気コアが接合さ
れていることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項3】 磁気ヘッドコアが金属磁性材料を磁気回
路の一部に使用していることを特徴とする請求項1、2
記載の磁気ヘッド。 - 【請求項4】 磁気ヘッドコアが主磁路がフェライトで
ギャップ近傍に金属磁性膜が形成されたMIGヘッドで
あることを特徴とする請求項1〜3記載の磁気ヘッド。 - 【請求項5】 磁気ヘッドコアの主磁路が金属磁性膜で
構成され、金属磁性膜と絶縁膜が交互に積層された構造
からなることを特徴とする請求項1〜3記載の磁気ヘッ
ド。 - 【請求項6】 磁気ヘッドコアの金属磁性膜がFe−M
(但し、MはTa、Ti、Nb、Zr、W、C、Hf、
Si、Alの少なくとも1種類以上の元素をあらわす)
を主成分とし、窒素を含有する磁性体であることを特徴
とする請求項1〜5記載の磁気ヘッド。 - 【請求項7】 磁気ヘッドコアの金属磁性膜がCoを主
成分とし、他にTa、Zr、Nb、Ti、Hfを含んだ
アモルファス合金であることを特徴とする請求項1〜5
記載の磁気ヘッド。 - 【請求項8】 磁気ヘッドコアとスライダを接合するモ
ールドガラス材料が450℃以上の温度で両者を接合で
きるガラス材料であることを特徴とする請求項1、2記
載の磁気ヘッド。 - 【請求項9】 磁気ヘッドコア半体のギャップ部が磁性
体側からSi、Ta、Cr、Tiの少なくとも1つの元
素からなる酸化物を含む酸化物、Cr、Auの順に構成
されていることを特徴とする請求項1、2記載の磁気ヘ
ッド。 - 【請求項10】 磁気ヘッドコア半体のギャップ部が磁
性体側からSiO2もしくはSiO2を含む酸化物、C
r、Auの順に構成されていることを特徴とする請求項
1、2記載の磁気ヘッド。 - 【請求項11】 磁気コア半体同士をAuで加熱加圧接
合する工程と、トラックを所定の幅に加工する工程と、
磁気コアをスライダにガラス材料を使って加熱接合する
工程とを含むことを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項12】 所定のトラック幅を得られるように薄
膜作成技術を用いて金属磁性膜を形成する工程と、磁気
コア半体同士をAuで加熱加圧接合する工程と、磁気コ
アをスライダにガラス材料を使って加熱接合する工程と
を含むことを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項13】 磁気コアをスライダにガラスモ−ルド
して接合する工程で、加熱接合温度が金属磁性材料を形
成後に最も高い温度であることを特徴とする請求項1
1、12記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項14】 磁気コアをスライダに加熱接合する際
に、モールドガラスに圧力を加えながら接合することを
特徴とする請求項11、12記載の磁気ヘッドの製造方
法。 - 【請求項15】 磁気コア半体同士をAuで加熱加圧接
合する際にアペックス部に同時にガラスをモ−ルドする
工程と、トラックを所定の幅に加工する工程と、磁気コ
アをスライダにガラスモ−ルドして加熱接合する際に、
アペックス部にモ−ルドしたガラスと同じ組成のガラス
を用いることを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項16】 所定のトラック幅を得られるように薄
膜作成技術を用いて金属磁性膜を形成する工程と、磁気
コア半体同士をAuで加熱加圧接合する際にアペックス
部に同時にガラスをモ−ルドする工程、磁気コアをスラ
イダにガラスモ−ルドして接合する際に、アペックス部
にモ−ルドしたガラスと同じ組成のガラスを用いること
を特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089916A JPH11296806A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 磁気ヘッドおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089916A JPH11296806A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 磁気ヘッドおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11296806A true JPH11296806A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=13984042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10089916A Pending JPH11296806A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 磁気ヘッドおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11296806A (ja) |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP10089916A patent/JPH11296806A/ja active Pending
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