JPH11297233A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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JPH11297233A
JPH11297233A JP10097249A JP9724998A JPH11297233A JP H11297233 A JPH11297233 A JP H11297233A JP 10097249 A JP10097249 A JP 10097249A JP 9724998 A JP9724998 A JP 9724998A JP H11297233 A JPH11297233 A JP H11297233A
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coil
cancel
cancel coil
deflection yoke
lead
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Masami Kawanishi
正美 川西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャンセルコイルを備えた偏向ヨークでは、
その2本のリード線のばらけ防止、さらには2本のリー
ド線間のループ形状を避けるために、リード線を絶縁チ
ューブに挿入したり、リード線を互いによじっている
が、そのよじり工数がかかり、絶縁チューブの挿入量の
ばらつきで不要輻射のVLMF値の劣化やばらつきが発
生していた。 【解決手段】 キャンセルコイルの2本のリード線16
が、コイルボビン15の周部に設けられた巻付けリブ1
7に巻き付けられた状態で保持されてから、端子14に
接続されている偏向ヨークの構成とし、キャンセルコイ
ルのリード線16の配線作業工数を低減し、キャンセル
コイルのリード線16の引き出し口の位置規制、および
リード線長さの規制を行い、不要輻射のVLMF値の劣
化やばらつきのないものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不要輻射(漏洩磁
束)を防止するキャンセルコイルを備えた偏向ヨークに
関する。
【0002】
【従来の技術】図3の従来の偏向ヨークの側面図に示す
ように、従来のこの種の偏向ヨーク1は、一対の垂直偏
向コイルおよび一対の水平偏向コイル(図示せず)と、
偏向ヨーク1の外側に配置した配線用の端子板2と、こ
の端子板2に突設した端子3と、偏向ヨーク1の径大部
の外側に配置したコイルボビン4と、このコイルボビン
4に収容され不要輻射(漏洩磁束)を防止するキャンセ
ルコイル(図示せず)と、このコイルボビン4のキャン
セルコイルの引き出し口5より引き出され、前記の端子
3に接続された2本のキャンセルコイルのリード線6を
備えている。そして、コイルボビン4の引き出し口5か
らキャンセルコイルのリード線6を引き回し、端子板2
の端子3に接続している。
【0003】前記キャンセルコイルの2本のリード線6
は、ばらけないように互いによじっており、さらに2本
のリード線6間が広くなったループ形状を形成せず、キ
ャンセルコイルの2本のリード線6の位置関係に起因す
る不要輻射のVLMF( Very Low frequency Magnetic
Field )値の劣化やばらつきを防止するために、前記
よじりの長さを長くしたり、キャンセルコイルの2本の
リード線6をテープ8によりテーピングしていた。ま
た、キャンセルコイルの配線の際、垂直偏向コイルのリ
ード線9との間を絶縁するために、キャンセルコイルの
2本のリード線6は、絶縁チューブ7内に収容されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の偏向
ヨークにおいては、キャンセルコイルの2本のリード線
6のばらけ防止、さらには2本のリード線6間のループ
形状を避けるために、図4の従来の偏向ヨークにおける
キャンセルコイルの配線を示す斜視図に示すように絶縁
チューブ7に挿入されたリード線6を互いによじってい
るが、そのよじり工数がかかるという問題とともに、絶
縁チューブ7の挿入量のばらつきが問題であった。
【0005】たとえば、図5の従来の偏向ヨークにおけ
るキャンセルコイルの配置で絶縁チューブの挿入量が長
すぎた状態を示す斜視図に示すように絶縁チューブ7の
挿入量が短いと、配線時、端子3の手前でリード線6が
裸線になってしまうため、半田付けの際に異線間でタッ
チしてしまう。また、図6の従来の偏向ヨークにおける
キャンセルコイルの配線で絶縁チューブの挿入量が短か
すぎた状態を示す斜視図に示すように絶縁チューブ7の
挿入量が長いと、配線時、リード線6にたるみができる
ために2本のリード線6間にループ形状が形成されてし
まい、VLMF値の劣化やばらつきが発生してしまうと
いう問題点を有していた。
【0006】本発明は、キャンセルコイルのリード線の
配線作業工数を低減し、キャンセルコイルのリード線の
引き出し口の位置規制およびリード長さの規制を行い、
不要輻射のVLMF値の劣化やばらつきのない偏向ヨー
クを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、キャンセルコイルの2本のリード線が、キ
ャンセルコイルボビンの周部に設けられたリブに巻き付
けられた状態で保持されてから、端子に接続されている
偏向ヨークの構成としたものである。
【0008】この発明によれば、キャンセルコイルのリ
ード線の配線作業工数を低減し、キャンセルコイルのリ
ード線の引き出し口の位置規制、およびリード線長さの
規制を行い、不要輻射のVLMF値の劣化やばらつきの
ない偏向ヨークが得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ファンネル形状の一対のコアと、一対の垂直偏向コ
イルと、一対の水平偏向コイルと、前記垂直偏向コイル
と水平偏向コイルの間に介在させた絶縁枠と、前記絶縁
枠の大径側の対向位置に設けられた不要輻射を防止する
ための一対のキャンセルコイルと、前記キャンセルコイ
ルを収納するコイルボビンと、前記キャンセルコイルの
2本のリード線がそれぞれ接続される前記絶縁枠に設け
られた端子とを備え、前記2本のリード線が前記コイル
ボビンの周部に設けられたリブに巻き付けられて保持さ
れてから前記端子に接続されている偏向ヨークであり、
キャンセルコイルの2本のリード線の巻線におけるばら
けを防止し、絶縁チューブの挿入量の位置規制ができて
2本のリード線の配線長さを規制できるという作用を有
する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の偏向ヨークにおいて、リブは、T字形状に形成
され、コイルボビンの側面にはり出して設けられた構成
としたものであり、キャンセルコイルの2本のリード線
を容易に巻き付けることができ、巻き付けたリード線を
脱落させないという作用を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2記載の偏向ヨークにおいて、T字形状のリブは、2段
の巻溝を有する構成としたものであり、キャンセルコイ
ルの2本のリード線を区別できるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の偏向ヨ
ークにおけるキャンセルコイルの配線を示す側面図、図
2は同偏向ヨークにおけるキャンセルコイルのリード線
を保持する巻付けリブの斜視図である。
【0013】図1および図2において、10はファンネ
ル形状の一対のコア11と、コア11の内側に配置され
た一対の垂直偏向コイル(図示せず)と、前記垂直偏向
コイルの内側に配置された一対の水平偏向コイル(図示
せず)と、垂直偏向コイルと水平偏向コイルの間に絶縁
枠12を介在させて備えている偏向ヨーク、13は絶縁
枠12に設けた配線用の端子板、14は端子板13に設
けた複数の端子、15は絶縁枠12の大径側の対向位置
に設けられ、不要輻射を防止するためのキャンセルコイ
ル(図示せず)をそれぞれ収容させている一対のコイル
ボビン、16は一対のコイルボビン15から導出したキ
ャンセルコイルの2本のリード線、17は前記コイルボ
ビン15の周部の側面に張り出るように設けられ、前記
2本のリード線16を保持するT字形状の巻付けリブ、
18は前記キャンセルコイルのリード線16を絶縁する
絶縁チューブ、19は2本の絶縁チューブ18を平行に
束縛するテープ、20は垂直偏向コイルのリード線であ
る。
【0014】前記の各構成部材よりなる偏向ヨーク10
について、そのキャンセルコイルのリード線16の配線
を以下に説明する。
【0015】コイルボビン15から導出されたキャンセ
ルコイルの2本のリード線16は、コイルボビン15に
設けた巻付けリブ17に巻き付けられる。巻付けリブ1
7に巻き付けられたキャンセルコイルの2本のリード線
16は、垂直偏向コイルのリード線20と絶縁するため
に絶縁チューブ18に挿入された後、端子14にそれぞ
れ巻き付けられる。端子14に巻き付けられたキャンセ
ルコイルの2本のリード線16は、半田付け等によって
接続される。
【0016】ここで、キャンセルコイルの2本のリード
線16を巻付けリブ17に巻き付ける際、2本のリード
線16が脱落しないように前記巻付けリブ17はT字形
状となっている。また、キャンセルコイルの2本のリー
ド線16を各々区別するために、巻付けリブ17は2段
の巻溝を持つ形状となっており、キャンセルコイルの一
方のリード線を巻付けリブ17の根元の巻溝に、もう一
方のリード線を巻付けリブ17の先端の巻溝にそれぞれ
巻き付けている。
【0017】このように本発明によれば、キャンセルコ
イルの2本のリード線16が巻付けリブ17に一本ずつ
緊締状態で保持されているので、キャンセルコイルの2
本のリード線16がばらけないように互いによじる作業
が不要となるので、配線作業工数の低減を図ることがで
きる。また、絶縁チューブ18の挿入量の位置規制につ
いて、絶縁チューブ18の端部を巻付けリブ17に当接
させることで、絶縁チューブ18の挿入量の規制ができ
るので、キャンセルコイルの2本のリード線16を端子
14に配線する際、リード線長さのばらつきに起因する
異線間のタッチ防止ができ、また、不要輻射のVLMF
値の劣化やばらつきをなくすことができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明に
よれば、キャンセルコイルの2本のリード線が巻付けリ
ブに緊締状態で保持され、前記リード線を絶縁する絶縁
チューブの挿入量の位置規制がされてからリード線が端
子に接続されているので、配線作業工数の低減ととも
に、不要輻射のVLMF値の劣化やばらつきをなくすこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の偏向ヨークにおけるキ
ャンセルコイルの配線を示す側面図
【図2】同偏向ヨークにおけるキャンセルコイルのリー
ド線を保持する巻付けリブ部の斜視図
【図3】従来の偏向ヨークの側面図
【図4】従来の偏向ヨークにおけるキャンセルコイルの
配線を示す斜視図
【図5】従来の偏向ヨークにおけるキャンセルコイルの
配線で絶縁チューブの挿入量が長すぎた状態を示す斜視
図
【図6】従来の偏向ヨークにおけるキャンセルコイルの
配線で絶縁チューブの挿入量が短かすぎた状態を示す斜
視図
【符号の説明】
10 偏向ヨーク 11 コア 12 絶縁枠 13 端子板 14 端子 15 コイルボビン 16 リード線 17 巻付けリブ 18 絶縁チューブ 19 テープ 20 垂直偏向コイルのリード線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンネル形状の一対のコアと、一対の垂
    直偏向コイルと、一対の水平偏向コイルと、前記垂直偏
    向コイルと水平偏向コイルの間に介在させた絶縁枠と、
    前記絶縁枠の大径側の対向位置に設けられた不要輻射を
    防止するための一対のキャンセルコイルと、前記キャン
    セルコイルを収納するコイルボビンと、前記キャンセル
    コイルの2本のリード線がそれぞれ接続される前記絶縁
    枠に設けられた端子とを備え、前記2本のリード線が前
    記コイルボビンの周部に設けられたリブに巻き付けられ
    て保持されてから前記端子に接続されていることを特徴
    とする偏向ヨーク。
  2. 【請求項2】リブは、T字形状に形成され、コイルボビ
    ンの側面にはり出して設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の偏向ヨーク。
  3. 【請求項3】T字形状のリブは、2段の巻溝を有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の偏向ヨーク。
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