JPH11297933A - 表示体駆動用半導体装置 - Google Patents

表示体駆動用半導体装置

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JPH11297933A
JPH11297933A JP9885698A JP9885698A JPH11297933A JP H11297933 A JPH11297933 A JP H11297933A JP 9885698 A JP9885698 A JP 9885698A JP 9885698 A JP9885698 A JP 9885698A JP H11297933 A JPH11297933 A JP H11297933A
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voltage
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Yukio Otaka
幸夫 大高
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の入出力端子全数に検査用の導電
針を接触して行う検査に代えて、検査回路を備えること
によってほとんどの出力端子に対して触針することなく
検査測定が可能な検査回路を備えた表示体駆動用半導体
装置が提案されたが、検査測定が煩雑になり検査時間が
著しく増大するという課題がある。 【解決手段】 表示体駆動用半導体装置の主な回路動作
を行う機能回路と、機能回路を制御するための入力端子
と、出力端子と、出力回路と、出力回路に第1の電圧を
供給する第1の電源端子と、出力回路に第2の電圧を供
給する第2の電源端子と、検査回路と、検査回路を制御
するための検査用制御端子と、検査用の第3の電源端子
と、検査用の抵抗素子とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示パネルに代
表される表示素子の駆動に使用する表示体駆動用半導体
装置に関し、特に検査測定を簡易化するための検査用回
路を有する表示体駆動用半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示体駆動用半導体装置を含むほとんど
の半導体装置は、入出力端子のすべてに対して外部の測
定装置に電気的に接続するための針立て(以下触針と記
載する)を行って検査測定している。
【0003】これら半導体装置の入出力端子は、触針す
るために大きな面積のパッドを必要とし、なおかつそれ
ぞれの入出力端子に触針させる針が互いに接触しないよ
うに端子と端子の間隔を広くとる必要がある。
【0004】上記の要因のために、数多くの入出力端子
を集積して構成する表示体駆動用半導体装置では、入出
力端子を高集積化できず半導体装置が大きくなってしま
ったり、一つの半導体装置に集積可能な入出力端子の数
が前記針立て検査上の制約から著しく制限されてしまう
といった課題がある。
【0005】この課題を解決するために従来技術とし
て、検査回路を備えることによってほとんどの出力端子
に対して触針することなく検査測定できる図2に示す表
示体駆動用半導体装置が提案されている。
【0006】図2は、従来例における検査回路を備えた
表示体駆動用半導体装置を示すブロック図である。 以
下に図2を用いて従来例における検査回路を備えた表示
体駆動用半導体装置の構成を説明する。
【0007】図2で表示体駆動用半導体装置8は、表示
体駆動用半導体装置8の主な回路動作を行う機能回路2
と、機能回路2の回路動作を制御するための信号を入力
する入力端子6と、出力端子10と、出力回路4と、出
力回路4に第1の電圧を供給する第1の電源端子20
と、出力回路に第2の電圧を供給する第2の電源端子2
2と、検査時に出力端子10a,10b,・・・,10
nを強制的に短絡するための検査回路16と、検査回路
16を制御するための信号を入力する検査用制御端子1
8とで構成している。
【0008】つづいて、図2を用いて従来例における検
査回路を備えた表示体駆動用半導体装置に対する検査測
定方法を説明する。
【0009】なお、以下に説明する検査測定方法は第1
の測定手法と第2の測定手法との2つの手法で成り立っ
ており、順序は構わないが必ず両測定手法を実施する必
要がある。以下第1の測定手法と第2の測定手法に分け
て順に説明する。
【0010】まず、第1の測定手法を説明する。
【0011】はじめに、第1の電源端子20と、第2の
電源端子22と、入力端子6と、検査用制御端子18に
触針し、さらに出力端子10a,10b,・・・,10
nのうち1つの端子ここでは出力端子10aのみに触針
する。
【0012】つづいて第1の電源端子20に第1の電圧
を供給し、第2の電源端子22の第2の電圧を供給す
る。
【0013】次に、出力端子10a,10b,・・・,
10nが第1の電圧を出力するような入力信号を入力端
子6に入力して機能回路2を動作させ、出力回路4を制
御して、出力端子10a,10b,・・・,10nに第
1の電圧を出力させる。
【0014】ここで出力端子10a,10b,・・・,
10nのうちただ1つ触針している出力端子10aの電
圧値を測定して、第1の電圧を正しく出力しているかど
うか検査確認する。
【0015】次に、検査用制御端子18に信号を入力し
て検査回路16のスイッチ素子をすべてオンさせて、検
査回路16で出力端子10a,10b,・・・,10n
を短絡する。
【0016】このとき表示体駆動用半導体装置8が良品
であれば出力端子10a,10b,・・・,10nの電
圧値は同一であるため、出力端子10a,10b,・・
・,10nを検査回路16で短絡しても出力端子間に電
流は流れない。
【0017】もし出力端子10a,10b,・・・,1
0nのなかに期待する電圧値になっていない出力端子が
少なくとも1つ以上ある場合には、この期待する電圧値
になっていない出力端子と他の期待する電圧値になって
いる出力端子との間に短絡電流が流れる。したがって、
もし短絡電流が流れれば表示体駆動用半導体装置8には
何らかの不良があると判定できる。
【0018】上記短絡電流の有無は、第1の電源端子2
0に表示体駆動用半導体装置8の外部から第1の電圧を
供給する電源装置(図示せず)と第1の電源端子20と
の間に電流計を挿入するか、または第2の電源端子22
に表示体駆動用半導体装置8の外部から第2の電圧を供
給する電源装置(図示せず)と第2の電源端子22との
間に電流計を挿入して測定することができる。
【0019】前記短絡電流が流れないならば出力端子1
0a,10b,・・・,10nは同一の電圧値を出力し
ていることがわかり、なおかつ出力端子10aは触針し
てその電圧値が第1の電圧であることを確認してあるの
で、結局出力端子10a,10b,・・・,10nがす
べて第1の電圧を正しく出力していると確認できる。
【0020】以上の測定では出力端子10a,10b,
・・・,10nのすべてに第1の電圧を出力させて測定
したが、今度は出力端子10a,10b,・・・,10
nのすべてに第2の電圧を出力させて同様な測定を行
う。
【0021】さらに、出力端子10a,10b,・・
・,10nのすべてに第1の電圧を出力させたり出力端
子10a,10b,・・・,10nのすべてに第2の電
圧を出力させるところの機能回路2の動作のし方が入力
信号に応じて複数通りある場合は、その機能回路2の動
作のし方のすべてに対してここまでに説明した測定を繰
り返す。
【0022】以上第1の測定手法を行うことによって、
出力端子10a,10b,・・・,10nのすべてに同
一の電圧値を出力するような機能回路2のすべての動作
機能の良否と、出力回路4のすべてのスイッチ素子につ
いてオフ状態への制御の可否とオフ状態でのリーク不良
の有無と、さらには表示体駆動用半導体装置8内部で第
1の電圧を供給する配線と第2の電圧を供給する配線と
の間に短絡不良が無いこととを検査確認することができ
る。
【0023】なお、上記第1の測定手法において正常で
あることを前提としている点、すなわち出力回路16を
構成するすべてのスイッチ素子と出力回路4を構成する
すべてのスイッチ素子についてのオン状態への制御の可
否とオン状態での導通特性の良否と、その他上記第1の
測定手法で検査確認できない表示体駆動用半導体装置の
不良とは第2の測定手法によって検査確認できる。
【0024】以下に、第2の測定手法を説明する。
【0025】まず、第1の測定手法で触針したのと同じ
端子に触針する。本第2の測定手法では出力端子10a
に触針する必要はないが、ここでは触針用治具を第1の
測定手法と共用するために出力端子10aにも触針す
る。
【0026】つづいて第1の電源端子20に第1の電圧
を供給し、第2の電源端子22の第2の電圧を供給す
る。
【0027】次に、出力端子10a,10b,・・・,
10nのうち出力端子10aのみが第1の電圧を出力
し、他のすべての出力端子が第2の電圧を出力するよう
に入力端子6に信号を入力して機能回路2を動作させ出
力回路4を制御する。
【0028】この状態で、検査用制御端子18に信号を
入力して検査回路16のすべてのスイッチ素子オンさせ
て、検査回路16で出力端子10a,10b,・・・,
10nを短絡する。
【0029】このとき表示体駆動用半導体装置8が正常
である場合には出力端子10aと他の全ての出力端子と
の間に短絡電流が流れる。
【0030】上記短絡電流の有無は、第1の電源端子2
0に表示体駆動用半導体装置8の外部から第1の電圧を
供給する電源装置(図示せず)と第1の電源端子20と
の間に電流計を挿入するか、または第2の電源端子22
に表示体駆動用半導体装置8の外部から第2の電圧を供
給する電源装置(図示せず)と第2の電源端子22との
間に電流計を挿入して測定することができる。
【0031】上記測定で得られた短絡電流値が期待され
る値であれば、機能回路2は意図した通りに正常に機能
し、出力端子10aに接続するスイッチ素子11aとス
イッチ素子15aのオンへの動作と素子特性が正常であ
り、第1の電源端子からスイッチ素子11aに至る第1
の電圧の配線経路に断線不良がないと確認できる。
【0032】以上の測定を、排他的に第1の電圧を出力
させるところの出力端子を出力端子10aから出力端子
10b,10c,・・・,10nに順次1つづつ入れ替
えて同様の測定を繰り返すことにより、10b,10
c,・・・,10nそれぞれの端子に接続するスイッチ
素子11b,11c,・・・,11nとスイッチ素子1
5b,15c,・・・,15nすべてについてのオンへ
の動作と素子特性と、さらに第1の電源端子からスイッ
チ素子11b,11c,・・・,11nそれぞれに至る
第1の電圧の配線経路に断線不良がないこととを確認す
る。以上で第1の電圧を出力させる出力端子以外の出力
端子には第2の電圧を出力させるものとする。
【0033】さらに今度は上記の測定での第1の電圧と
第2の電圧との関係を入れ換えて、排他的に特定の1つ
の出力端子のみに第2の電圧を出力させ、他の出力端子
に第1の電圧を出力させるかたちでここまで説明したす
べての測定を行うことにより、10a,10b,・・
・,10nそれぞれの端子に接続するスイッチ素子13
a,13b,・・・,13nとスイッチ素子15a,1
5b,・・・,15nすべてについてのオンへの動作と
素子特性と、さらに第2の電源端子からスイッチ素子1
3a,13b,・・・,13nそれぞれに至る第2の電
圧の配線経路に断線不良がないこととを確認する。
【0034】最後に検査制御端子に信号を入力して検査
回路16内のすべてのスイッチ素子をオフさせた上で、
第2の測定手法のはじめで行ったのと同様に出力端子1
0a,10b,・・・,10nの1つずつに順次排他的
に第1の電圧を出力させ他のすべての出力端子に第2の
電圧を出力させてその都度出力端子間の短絡電流の有無
を測定する。この測定で前記短絡電流が流れないならば
検査回路16内のすべてのスイッチ素子は制御通り正し
くオフに制御でき、かつオフ状態でリーク不良がないと
検査確認できる。
【0035】以上第2の測定手法を行うことによって、
出力端子10a,10b,・・・,10nのそれぞれに
接続する出力回路4のすべてのスイッチ素子をそれぞれ
独立に正しく制御する機能回路2の動作が正常であるこ
とと、出力回路4のすべてのスイッチ素子のオンへの制
御とオン状態での素子特性の良否と、検査回路16を構
成するスイッチ素子が正しく制御できかつオン状態とオ
フ状態の素子特性が正常であることと、さらには出力回
路4と検査回路16とに配線の断線不良が無いことと、
第1の電源端子と第2の電源端子それぞれから出力回路
にいたる間の配線に断線不良がないこととを検査確認す
ることができる。
【0036】以上で説明した第1の測定手法と第2の測
定手法の両測定手法を行うことにより、図2に示す従来
例としての表示体駆動用半導体装置8に対して、ほとん
どの出力端子に対して触針することなく検査測定を行う
ことが可能である。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す従来例に対
する検査測定では、一回の電流測定と測定値の良否判定
を行うために、下記のような煩雑な手順を必要とする。
【0038】すなわち、入力端子6に入力信号を与えて
機能回路2と出力回路10とを所望の通りに動作させ、
次に検査用制御端子18に信号を与えて検査用回路16
を動作させて出力端子10のすべてを短絡し、つづいて
電流値を測定し、測定した電流値を期待する電流値と比
較して良否を判定する。
【0039】上述のように煩雑な手順が必要なため一回
毎の電流測定は迅速には行えない。しかも、上述の電流
測定は機能回路2の動作機能のし方とその結果としての
出力回路4の動作のし方すべてに対応する回数分行う必
要があり、また出力端子が多いほど必要な電流測定の回
数は増えるために、実際には極めて多数回の電流測定が
必要である。
【0040】以上より図2に示す従来例の表示体駆動用
半導体装置は、検査測定に著しく長い時間がかかってし
まうという大きな課題がある。
【0041】またできるだけ検査時間を短縮するには、
高速に高精度な電流測定を行う必要があり、非常に高価
な測定装置を用いなければならないという課題もある。
【0042】本発明の目的は、上記課題を解決して、簡
易にかつ短い時間で検査測定を行うことが可能な表示体
駆動用半導体装置を提供することにある。
【0043】
【課題を解決するための手段】表示体駆動用半導体装置
の主な回路動作を行う機能回路と、機能回路を制御する
ための入力端子と、出力端子と、出力回路と、出力回路
に第1の電圧を供給する第1の電源端子と、出力回路に
第2の電圧を供給する第2の電源端子と、検査回路と、
検査回路を制御するための検査用制御端子と、検査用の
第3の電源端子と、検査用の抵抗素子とを具備して表示
体駆動用半導体装置を構成する。
【0044】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳述する。図1は、本発明の実施例における表
示体駆動用半導体装置を示すブロック図である。まず、
図1を用いて本発明の実施例における表示体駆動用半導
体装置の構成を説明する。
【0045】図1で表示体駆動用半導体装置8は、表示
体駆動用半導体装置8の主な回路動作を行う機能回路2
と、機能回路2の回路動作を制御するための信号を入力
する入力端子6と、出力端子10と、出力回路4と、検
査測定以外のとき出力回路4に第1の電圧を供給する第
1の電源端子20と、出力回路4に第2の電圧を供給す
る第2の電源端子22と、検査時に出力端子10a,1
0b,・・・,10nを強制的に短絡するための検査回
路16と、検査回路16を制御するための信号を入力す
る検査用制御端子18と、検査用の抵抗素子24と、検
査測定のときに出力回路4に第1の電圧を供給する第3
の電源端子26とで構成する。
【0046】つづいて、本発明の図1に示す表示体駆動
用半導体装置に対する検査測定方法を説明する。
【0047】なお、以下に説明する検査測定方法は第1
の測定手法と第2の測定手法との2つの手法で成り立っ
ており、順序は構わないが必ず両測定手法を実施する必
要がある。以下第1の測定手法と第2の測定手法に分け
て順に説明する。
【0048】まず、第1の測定手法を説明する。はじめ
に、第3の電源端子26と、第2の電源端子22と、入
力端子6と、検査用制御端子18に触針し、さらに出力
端子10a,10b,・・・,10nのうち1つの端子
ここでは出力端子10aのみに触針する。
【0049】つづいて第3の電源端子26に第1の電圧
を供給し、第2の電源端子22の第2の電圧を供給す
る。
【0050】次に、出力端子10a,10b,・・・,
10nが第1の電圧を出力するような入力信号を入力端
子6に入力して機能回路2を動作させ、出力回路4を制
御して、出力端子10a,10b,・・・,10nに第
1の電圧を出力させる。
【0051】ここで出力端子10a,10b,・・・,
10nのうちただ1つ触針している出力端子10aの電
圧値を測定して、第1の電圧を正しく出力しているかど
うか検査確認する。
【0052】次に、検査用制御端子18に信号を入力し
て検査回路16のスイッチ素子をすべてオンさせて、検
査回路16で出力端子10a,10b,・・・,10n
を短絡する。
【0053】このとき表示体駆動用半導体装置8が良品
であれば出力端子10a,10b,・・・,10nの電
圧値は同一であるため、出力端子10a,10b,・・
・,10nを検査回路16で短絡しても出力端子間に電
流は流れない。
【0054】もし出力端子10a,10b,・・・,1
0nのなかに期待する電圧値になっていない出力端子が
少なくとも1つ以上ある場合には、この期待する電圧値
になっていない出力端子と他の期待する電圧値になって
いる出力端子との間に短絡電流が流れる。したがって、
もし短絡電流が流れれば表示体駆動用半導体装置8には
何らかの不良があると判定できる。
【0055】逆に前記短絡電流が流れなければ出力端子
10a,10b,・・・,10nは同一の電圧値を出力
していることがわかり、なおかつ出力端子10aは触針
してその電圧値が第1の電圧であることを確認してある
ので、結局出力端子10a,10b,・・・,10nが
すべて第1の電圧を正しく出力していると確認できる。
【0056】上記短絡電流は、第3の電源端子26と抵
抗素子24と第2の電源端子22とを通して流れるた
め、短絡電流の有無およびその値は、抵抗素子24の抵
抗値と短絡電流値に応じて抵抗素子24の両端に発生す
る電位差を、第1の電源端子20と第3の電源端子26
との端子間の電位差として測定することにより検査確認
することができる。
【0057】以上の測定では出力端子10a,10b,
・・・,10nのすべてに第1の電圧を出力させて測定
したが、今度は出力端子10a,10b,・・・,10
nのすべてに第2の電圧を出力させて同様な測定を行
う。
【0058】さらに、出力端子10a,10b,・・
・,10nのすべてに第1の電圧を出力させたり出力端
子10a,10b,・・・,10nのすべてに第2の電
圧を出力させるところの機能回路2の動作のし方が入力
信号に応じて複数通りある場合は、その機能回路2の動
作のし方のすべてに対してここまでに説明した測定を繰
り返す。
【0059】以上第1の測定手法を行うことによって、
出力端子10a,10b,・・・,10nのすべてに同
一の電圧値を出力するような機能回路2のすべての動作
機能の良否と、出力回路4のすべてのスイッチ素子につ
いてオフ状態への制御の可否とオフ状態でのリーク不良
の有無と、さらには表示体駆動用半導体装置8内部で第
1の電圧を供給する配線と第2の電圧を供給する配線と
の間に短絡不良が無いこととを検査確認することができ
る。
【0060】なお、上記第1の測定手法において正常で
あることを前提としている点、すなわち出力回路16を
構成するすべてのスイッチ素子と出力回路4を構成する
すべてのスイッチ素子についてのオン状態への制御の可
否とオン状態での導通特性の良否と、その他上記第1の
測定手法で検査確認できない表示体駆動用半導体装置の
不良とは第2の測定手法によって検査確認できる。
【0061】以下に、第2の測定手法を説明する。
【0062】まず、第1の測定手法で触針したのと同じ
端子に触針する。本第2の測定手法では出力端子10a
に触針する必要はないが、ここでは触針用治具を第1の
測定手法と共用するために出力端子10aにも触針す
る。
【0063】次に、出力端子10a,10b,・・・,
10nのうち出力端子10aのみが第1の電圧を出力
し、他のすべての出力端子が第2の電圧を出力するよう
に入力端子6に信号を入力して機能回路2を動作させ出
力回路4を制御する。
【0064】この状態で、検査用制御端子18に信号を
入力して検査回路16のすべてのスイッチ素子オンさせ
て、検査回路16で出力端子10a,10b,・・・,
10nを短絡する。
【0065】このとき表示体駆動用半導体装置8が正常
である場合には出力端子10aと他の全ての出力端子と
の間に短絡電流が流れる。
【0066】上記短絡電流は、第3の電源端子26と抵
抗素子24と第2の電源端子22とを通して流れるた
め、短絡電流の有無およびその値は、抵抗素子24の抵
抗値と短絡電流値に応じて抵抗素子24の両端に発生す
る電位差を第1の電源端子20と第3の電源端子26と
の端子間の電位差として測定することによって検査確認
することができる。
【0067】上記測定で得られた電位差が期待される値
であれば、前記短絡電流値は正常であって、機能回路2
は意図した通りに正常に機能し、出力端子10aに接続
するスイッチ素子11aとスイッチ素子15aのオンへ
の動作と素子特性が正常であり、第1の電源端子からス
イッチ素子11aに至る第1の電圧の配線経路に断線不
良がないと確認できる。
【0068】以上の測定を、排他的に第1の電圧を出力
させるところの出力端子を出力端子10aから出力端子
10b,10c,・・・,10nに順次1つづつ入れ替
えて同様の測定を繰り返すことにより、10b,10
c,・・・,10nそれぞれの端子に接続するスイッチ
素子11b,11c,・・・,11nとスイッチ素子1
5b,15c,・・・,15nすべてについてのオンへ
の動作と素子特性と、さらに第1の電源端子からスイッ
チ素子11b,11c,・・・,11nそれぞれに至る
第1の電圧の配線経路に断線不良がないこととを確認す
る。以上で第1の電圧を出力させる出力端子以外の出力
端子には第2の電圧を出力させるものとする。
【0069】さらに今度は上記の測定での第1の電圧と
第2の電圧との関係を入れ換えて、排他的に特定の1つ
の出力端子のみに第2の電圧を出力させ、他の出力端子
に第1の電圧を出力させるかたちでここまで説明したす
べての測定を行うことにより、10a,10b,・・
・,10nそれぞれの端子に接続するスイッチ素子13
a,13b,・・・,13nとスイッチ素子15a,1
5b,・・・,15nすべてについてのオンへの動作と
素子特性と、さらに第2の電源端子からスイッチ素子1
3a,13b,・・・,13nそれぞれに至る第2の電
圧の配線経路に断線不良がないこととを確認する。
【0070】最後に検査制御端子に信号を入力して検査
回路16内のすべてのスイッチ素子をオフさせた上で、
第2の測定手法のはじめで行ったのと同様に出力端子1
0a,10b,・・・,10nの1つずつに順次排他的
に第1の電圧を出力させ他のすべての出力端子に第2の
電圧を出力させて、その都度出力端子間の短絡電流の有
無を第3の電源端子26と第2の電源端子22との端子
間の電位差を測定することにより判定する。この測定で
前記短絡電流が流れないと判定されれば検査回路16内
のすべてのスイッチ素子は制御通り正しくオフに制御で
き、かつオフ状態でリーク不良がないと検査確認でき
る。
【0071】以上第2の測定手法を行うことによって、
出力端子10a,10b,・・・,10nのそれぞれに
接続する出力回路4のすべてのスイッチ素子をそれぞれ
独立に正しく制御する機能回路2の動作が正常であるこ
とと、出力回路4のすべてのスイッチ素子のオンへの制
御とオン状態での素子特性の良否と、検査回路16を構
成するスイッチ素子が正しく制御できかつオン状態とオ
フ状態の素子特性が正常であることと、さらには出力回
路4と検査回路16とに配線の断線不良が無いことと、
第1の電源端子と第2の電源端子それぞれから出力回路
にいたる間の配線に断線不良がないこととを検査確認す
ることができる。
【0072】以上で説明した第1の測定手法と第2の測
定手法の両測定手法を行うことにより、図1に示す本発
明における表示体駆動用半導体装置8に対して、ほとん
どの出力端子に対して触針することなく、なおかつ時間
と手間のかかる電流測定を行わずに検査測定を行うこと
が可能である。
【0073】しかも電流測定が不要であるため、上記一
連の信号入力による機能回路2および出力回路4の制御
と、電位差の測定およびその良否判定は、すべて入力パ
ターン発生器(図示せず)の動作に同期して高速にかつ
断続することなく一続きの検査測定作業として行うこと
ができる。
【0074】つまり、パターン発生器の動作に同期して
高速に検査測定を行うことができるファンクシナル試験
の手法と装置によって、図2に示す従来例で極めて多数
回の電流測定を行って実施したのと同等な検査測定をす
ることが可能である。
【0075】このために、本発明の表示体駆動用半導体
装置の構成を採用することにより、従来例の表示体駆動
用半導体装置の課題である検査測定に著しく長い時間が
掛かるという問題点が解決される。
【0076】以上本実施例で用いたスイッチ素子は全て
トランジスタ素子で構成でき、したがって表示体駆動用
半導体装置内に作り込むことができる。また、本発明で
の表示体駆動用半導体装置の構成の一つの要素である抵
抗素子は半導体素子として表示体駆動用半導体装置内に
作り込むことができる。
【0077】
【発明の効果】表示体駆動用半導体装置の検査測定を簡
易かつ短時間の内に実施することが可能であるため、表
示体駆動用半導体装置の検査測定に要する手間と時間を
大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示体駆動用半導体装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】従来技術による従来例として検査用回路を備え
る表示体駆動用半導体装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2 機能回路 4 出力回路 6 入力端子 8 表示体駆動用半導体装置 10 出力端子 16 検査回路 18 検査用制御端子 20 第1の電源端子 22 第2の電源端子 24 抵抗素子 26 第3の電源端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示体駆動用半導体装置の主な回路動作
    を行う機能回路と、機能回路を制御するための入力端子
    と、出力端子と、出力回路と、出力回路に第1の電圧を
    供給する第1の電源端子と、出力回路に第2の電圧を供
    給する第2の電源端子と、検査回路と、検査回路を制御
    するための検査用制御端子と、検査用の第3の電源端子
    と、検査用の抵抗素子とを具備することを特徴とする表
    示体駆動用半導体装置。
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