JPH11297980A - のこ引きにより切り離されるメサ構造の半導体チップ - Google Patents
のこ引きにより切り離されるメサ構造の半導体チップInfo
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Abstract
体チップを提供する。 【解決手段】 周知のタイプの半導体ウェハのウェハ面
の一つが、窒化シリコンのマスク層で覆われる。その
後、傾斜壁部を含む複数のメサを形成するために、複数
の交差している溝が、マスク層を通してのこ引きされ
る。溝付き壁部および露出接合付着部は、ウェハの加熱
を含むプロセス中にガラスにより封入される。その後、
マスク層は、パターン形成マスクを必要としない選択的
エッチング・プロセス中に除去され、前記メサの頂部の
ところの露出シリコン面、およびウェハの対向面が金属
メッキされる。その後、ウェハは、それぞれがガラスの
パッシベーション化メサをその上に持つ、個々のチップ
を得るために、溝を通して複数の平面に沿ってダイシン
グされる。
Description
チップに関し、特に機械的のこ引きプロセスにより切り
離される前記チップの製造に関する。
流装置用に使用される、ほぼ平らな半導体基板の形をし
ていて、前記基板から上に向かって延びるメサを持つ半
導体チップは周知である。前記メサ内のp−n接合は、
前記メサの傾斜した壁部を遮断するので、前記p−n接
合に隣接する電界強度は、前記メサ内と比較するとメサ
表面の方が低くなる。それ故、前記装置の電圧破壊を招
く条件の下では、前記破壊はメサ表面に沿って起こるの
でなく、メサ内部で起こる。周知のように、前記内部破
壊は、表面に沿った破壊と比較するとその破壊力は遙か
に小さく、表面破壊を回避することによって、前記装置
は破壊を起こす前に遙かに大きなエネルギーのパルスに
耐えることができる。
は、1964年7月付けの「電子装置に対するIEEE
講演」の313〜323ページに掲載された「P−N接
合の表面における電界の制御」に記載された、R.L.デ
ーヴィスおよびF.E.ジェントリーによる報告および分
析がおそらく最初であろう。前記著者が実験した装置に
おいては、傾斜した壁部は研磨により形成された。近年
より一般的に行われる方法は、例えば、W.G.アイント
ホーフェン他の米国特許第4,740,477号;第4,
891,685号;第5,010,023号および第5,3
99,901号が開示しているように、傾斜壁部を異方
性エッチングにより形成する方法である。(これら特許
の主題は、引用によって本明細書の記載に援用する。)
前記異方性エッチング・プロセスは、窒化シリコンのマ
スク層でコーティングされたシリコン・ウェハを提供す
るステップと、前記マスク層上にホトレジスト層を塗布
するステップと、ホトマスクを使用して前記ホトレジス
ト層にパターンを形成するメサを形成するステップとを
含む。その後、前記ウェハの表面上に複数のメサを形成
するために、前記パターン形成されたホトレジスト層を
通して、その下に位置するマスク層までエッチングが行
われる。メサが形成された後で、さらに、これから形成
されるメサを含む各チップのパラメータを指定するため
に、後続の処理ステップが行われる。その後、メサの壁
部の表面をパッシベーション化するために、メサの側壁
部の酸化が行われる。メサ頂部のところでシリコン面を
露出するために、(通常、ホトマスクを使用する写真製
版プロセスにより)前記メサを覆っている前記マスク層
が除去され、チップ電極を形成するために露出した表面
およびウェハの底面が金属メッキされ、例えば、機械的
のこ引きのようなウェハ・ダイシング作業により、基本
的に完成したチップ構造体が切り離される。
り、広く使用されているが、このプロセスは、例えば、
プロセス中にホトマスクを製作し、使用する等、比較的
プロセスが複雑であり、また使用する材料が高価である
ために、コストが比較的高い。それ故、本明細書におい
て本発明者が提案しているように、もっとコストの安い
メサ形成プロセスはないものだろうかという疑問がわい
てくる。ほぼ完成したウェハをダイシングするための周
知の機械的のこ引きは、メサを形成するための初期のス
テップ用のものであると見なされ、以下に説明するよう
に、チップ製造プロセスの一部として使用された。
るための機械的のこ引きは周知である。また、前記のこ
引きは、個々のチップが必要とするほぼすべての処理が
終了した後で通常行われるが、場合によっては、ウェハ
をチップにダイスするのに使用するのこ引きプロセス
が、各チップの側面を形成し、パッシベーション化する
のにも使用される場合がある。
0号は、(コラム4の23〜24行に)のこ引きによる
ウェハ・ダイシングを行うと、その結果、「溝が斜めに
なり(溝がウェハ全体を通してのこ引きされ、各チップ
の側面が形成され)、整流装置または他の最終製品に対
して高い降伏電圧が生じる」と開示している。
開示している前記プロセスにおいては、ほぼ完全に処理
され、対向する主要面上に金属電極を持つシリコン半導
体ウェハは、ワックス層を通して硬質の支持基板に接着
される。その後、傾斜側面を持つ複数の直交溝が、前記
ウェハの厚さ全体を通してのこ引きされ、下のワックス
層の一部ものこ引きされる。溝がのこ引きにより形成さ
れた表面を平滑にするために、エッチング・プロセスが
使用され、その後、前記複数の溝を充填するために、シ
リコン樹脂が前記ウェハの溝付き表面上に付着される。
前記樹脂は、硬化後、前記溝の壁部にしっかりと接着す
るが、前記ウェハの金属メッキした表面にはしっかりと
接着しない。その後、前記樹脂は、バフ作業により、前
記ウェハのメッキ面から容易に除去されるが、前記溝内
からは前記樹脂は除去されない。前記ウェハは、その
後、前記支持基板から切り離される。前記ウェハは、の
こ引きにより個々のチップに切り離されるが、これら個
々のチップは、それらチップの間またはこれらチップに
くっついている硬化樹脂により、相互にくっついたまま
である。その後、半田が、前記チップ上の前記金属電極
の表面に選択的に半田付けされ、前記チップは、最終的
に、前記チップ間の樹脂層をスライスすることにより切
り離される。前記チップの側面は、依然として硬化した
樹脂でコーティングされていて、この硬化した樹脂は前
記チップ側面をパッシベーション化する。
い電圧破壊特性用のパッシベーション化した斜めの側面
を持っているが、シルのプロセスは、基本的には、プリ
カーサチップのすべての基本的な処理が終了した後で通
常行われる、周知のダイシング・プロセスを修正したも
のである。より詳しく説明すると、シルのダイシング・
プロセスが行われるウェハ製造段階においては、プリカ
ーサチップのすべての高温処理が終了し、それ以降高温
処理は行われない。それ故、シルのプロセスの場合に
は、(好適には、例えば、400℃以上の高温処理ステ
ップで形成することが好ましい)金属電極は、すでに設
置されていて、使用チップ・パッシベーション化材料、
すなわち、開示のシリコン樹脂が、例えば、約200℃
で塗布され、硬化される。
説明するように、本発明は、以前に使用した異方性エッ
チング・プロセスおよびチップ製造スケジュールの比較
的早期に、直接の代替方法としての機械的のこ引きの使
用を含む。シルの特許には、前記直接の代替方法または
その実行方法に触れてもいないし、示唆もしていない。
ェンの、前記米国特許第4,740,477号および第
4,891,685号は、メサを形成するための「機械的
切断」の使用を開示している。しかし、本発明者の知る
限り、前記特許により製造したすべての装置は、メサを
形成するのに異方性エッチングを使用する。「機械的切
断」、すなわち、のこ引きは、本発明が行われるまで
は、実際に使用されたこともなければ、詳細に検討され
たこともない。また、前記「実際の」装置は、メサの形
成および前記メサの頂部上の金属電極の設置の両方に、
写真製版プロセスを使用して製造される。前記写真製版
プロセスのコストは高い。以下に説明するように、本発
明は、写真製版プロセスを全然使用しないで、メサを形
成するために、メサの側壁部をパッシベーション化し、
メサの頂面の金属化を行う。
は、メサ構造のチップを製造するのに今まで使用されて
きた周知のタイプの半導体ウェハの提供を含む。前記ウ
ェハは、その主要な面に対して平行な面内に設けられて
いるp−n接合を含み、前記ウェハの前記半導体材料の
上面は、好適には、窒化シリコンであることが好ましい
マスク層で覆われている。その後、メサが、前記マスク
層を通して、前記ウェハ内に複数の溝をのこ引きするこ
とにより、間隔を置いて前記ウェハの上部に形成され
る。のこ引きされた溝は傾斜壁部を持ち、前記メサの側
壁部において、前記接合の縁部と交差し、露出させるた
めに、(前記ウェハののこ引きした表面を平滑にするた
めの、後続のエッチング・プロセスを行った後、触れる
ことができる)ある深さを持つ。好適には、ガラスであ
ることが好ましいパッシベーション化材料が、前記溝内
に充填され、前記メサの側壁部をガラスで覆うために加
熱される。ガラスによる被覆プロセス中、各メサの頂部
の窒化シリコンのマスク層が、下の半導体材料を酸化か
ら保護し、前記パッシベーション・ガラスと接触するの
を防止する。その後、前記マスク層は、下のメサ半導体
材料を露出させるために、(エッチングにより、および
ホトマスクを使用しないで)除去される。このように露
出されたメサの頂面および前記ウェハの底面は、その
後、金属化され、これにより前記ウェハの処理はほぼ完
了し、このウェハは、その後、例えば、機械的のこ引き
により、メサを含む個々のチップに切断される。
のような支持構造体上に装着された、シリコンであるこ
とが好ましい半導体ウェハ10が図1に示される。(別
の方法としては、前記ウェハを、周知の真空チャック上
に装着することもできる。)前記テープ12は、簡単に
説明したように、のこ引きによる溝の形成が行われてい
る間に前記ウェハを支持する働きをする。ウェハののこ
引き(通常は、前記ウェハはダイシングされる)、およ
びのこ引きの際のテープの使用方法は周知である。
個々の整流装置、TVS(過渡電圧サプレッサ)、トラ
ンジスタ、ある種のタイプのサイリスタ等のような半導
体装置で使用するための、チップを製造するために使用
する周知のウェハと同じものであっても良い。
ウェハ10は、n+ 層20により覆われている上のn-
層18と一緒に、プレーナp−n接合16を形成してい
る底部p+ 層14を含む。(用語「プレーナ接合」は、
単に平らな接合を意味する。用語「プレーナ」は、周知
の「プレーナ接合プロセス」を意味するものではな
い。)
することができ、前記層18および20がエピタキシャ
ル法により逐次その上に成長する。別の方法としては、
前記頂面20を、エピタキシャル法により成長したn-
層18に、nタイプのドーピング用の不純物を拡散させ
ることにより、形成することもできる。さらに別の方法
としては、上部n+ 層20を形成するために、n- の個
々の層18の基板を、一方の側面を通してnドーピング
し、前記底部p+ 層14を形成するために、他方の側面
を通してpドーピングすることもできる。
している)前記層20の上面24は、マスク層22によ
り覆われている。前記マスク層は、以下に説明するよう
に、前記ウェハの局部的エッチングおよび高温処理を行
うために、また形成されるメサの層20の頂面の汚染を
防止するために使用される。前記層22の好適な材料と
しては、少なくとも部分的に窒化されているシリコンが
ある。何故なら、窒化シリコンは、後で形成されるガラ
スのパッシベーション化層に対して、選択的にエッチン
グすることができるからである。半導体装置の製造の際
に窒化シリコンを使用することは周知である。
だけを示す)図2および図3に示すように、複数の直交
溝28が、前記ウェハの上部に形成される。前記複数の
溝28は、前記ウェハ10の全長にわたって延びていな
いで、前記ウェハを共通な下の基板14から上に向かっ
て延びる複数の同一のメサ34に分割している。(図2
および図3には、完全なメサを一つだけ示す。)
頂部のところの窒化シリコン層22の頂面30から前記
基板14の方向に、下に行くに従ってその面積が増大し
ている。この実施形態の場合、前記メサの側壁部36
は、まっすぐで同じ角度で傾斜している。各メサは前記
ウェハ10に元から存在していたプレーナp−n接合1
6の一部を含み、各メサ接合の縁部16aは、前記メサ
の側壁部36のところで露出している。周知のように、
またデーヴィスおよびジェントリーの前記論文に記載さ
れているように、メサのp−n接合とメサの傾斜壁部と
の交点により、半導体チップの必要な電圧破壊特性が得
られる。
の前記直交溝28は、例えば、ダイヤモンドのブレード
を持つ円形鋸38(図4参照)によるのこ引きにより形
成される。前記ブレードの刃は、予め定めた角度φで斜
めになっていて、前記ブレードの斜めの側面40は平ら
な面42のところで合流している。前記ウェハ10内で
のこ引きされた前記複数の溝28(図2参照)の形は、
前記ブレードの刃の溝の形に正確に対応する。(すでに
説明したように、通常はウェハのダイシング用の)シリ
コン・ウェハののこ引きは周知であり、選択した形およ
び寸法のダイヤモンドのブレードは、受注製造の形で市
販されている。通常、ブレードの傾斜角度φ(および、
対応する溝壁部の傾斜角度φ)は、30〜75度の範囲
である。また、湾曲した側壁部を持つブレードは、湾曲
した壁部を持つ複数の溝を形成するのに使用することが
できる。
周知の技術により行われ、パッシベーション化用の材料
および本発明により製造されたチップを後で内蔵するた
めの、特定の半導体装置の定格により異なる。
00ミリのダイヤモンド・ウェハに40×40の溝とい
うように)各ウェハ10内にのこ引きされるが、好適に
は、一本のブレードにより、一度に一本ずつ形成するの
が好ましい。組み合わせブレードを使用することによ
り、複数の溝を同時に形成することができるが、この場
合には、一般的にいって、寸法上の変動が非常に大きく
なる。
記プレーナp−n接合16は、メサ壁部36と交差しな
ければならない。それ故、溝28を形成している前記メ
サは、最初のウェハ10に存在するプレーナp−n接合
16と交差するだけの十分な深さを持っていなければな
らないし、露出したp−n接合の縁部16aの少し下を
延びていなければならない。(上記の論文に記載されて
いて)周知のように、前記p−n接合16の向こうの溝
の深さは、電圧破壊条件の下で、少なくとも、前記p−
n接合16から下に向かって広がる空乏層の最大幅と同
じくらいのものでなければならない。前記p+ 層14の
導電率は比較的高いので、前記層14内の空乏層の広が
りは、比較的小さい。それ故、一般的にいって、前記溝
28の深さは、各メサ内のp−n接合16の深さより少
し深いだけでよい。前記深さは、製造される特定の半導
体の関数である。
の)前記p−n接合16は、前記ウェハ頂面30の4〜
7ミル下に存在し、最初にのこ引きにより形成された前
記溝の深さは、前記p−n接合16の深さとほぼ等し
い。(図2に示すように)前記溝の最終的な深さは、の
こ引きプロセス中に形成される前記溝側壁部を平滑にす
るために行われる次のエッチング・プロセスにより決ま
る。
は周知であり、例えば、前記シルの特許が開示してい
る。本発明の好適なエッチング溶液は、3:1:1の比
率で混合している硝酸、酢酸およびフッ化水素酸からな
る。前記エッチングは、8〜12℃の温度で約30〜6
0秒間の間、前記溶液に漬けることによって行われる。
特定の例を挙げて説明すると、深さ4ミルのp−n接合
16の場合には、前記溝28は4.5ミルの深さにのこ
引きされ、エッチング後の最終的な深さ(図2参照)は
5ミルになる。(図2は、エッチング・ステップ後の前
記ウェハ10である。図1のテープ12は、前記ウェハ
ののこ引き作業の間は使用されるが、前記エッチングを
行う前には除去される。)
前記エッチングによる平滑化プロセスも、各メサ上に存
在する窒化シリコンの層22の、残りの部分に影響を与
えないことである。前記窒化シリコン層22は、実行さ
れる高温プロセスに耐えるものである。前記高温プロセ
スについて以下に説明する。
p−n接合16の縁部16aは、前記メサ側壁部36の
ところで露出していて、前記メサ側壁部36を適当な
「パッシベーション化」材料により覆う必要がある。パ
ッシベーション化層の使用は、半導体装置では周知であ
り、通常、二酸化シリコンのパッシベーション化層が、
前記メサの壁部上に熱により成長する。しかし、本発明
の場合には、パッシベーション化材料は、以下に説明す
るように後で実行される以降のプロセスの際に、ホトマ
スクを使用しないですむようにするために選択される。
好適には、使用するパッシベーション化材料は、例え
ば、亜鉛(または鉛)−ホウケイ酸ガラスのような半導
体装置での封入のために通常使用される、(以下に説明
するような)周知のガラスの比較的厚い層である。最も
簡単なのは、選択したガラスの粒子のスラリー46(図
5参照)を、前記ウェハの溝付きの面30上に塗り、前
記複数の溝の間のウェハ面の平らな部分30から、ほぼ
すべての前記スラリーを同時に拭き取りながら、前記ス
ラリーを前記溝内に強制的に充填するために、前記面を
横切って、(例えば、スキージ47により)ドクター・
ブレードを使って塗布する方法である。
の他の方法は、電気泳動およびスクリーン印刷法を含
む。電気泳動を使用する場合には、前記ガラスは、導電
性面上だけに形成される。すなわち、前記シリコン・メ
サ側壁部36上だけに形成され、前記メサの頂部を覆っ
ている窒化シリコン層22上には形成されない。
を最初塗布し(その後で、前記メサの頂面から除去する
と)、前記ガラス・スラリー46は溝28をほぼ充填す
る。その後、前記ガラスは、例えば、作業片を830℃
程度の温度にゆっくりと加熱するというような、周知の
焼成プロセスにより、平滑な封入層にガラス化される。
この場合、溶解と流動が起こり、その後で、前記ガラス
をアニール化するために、前記ガラス層を、均等に、よ
りゆっくりと冷却する。
記ガラス化したガラスは、成形され、前記メサ側壁部3
6を密封状態に封入する。前記ガラス層46aの厚さ
は、図に示すように、均一ではないが、前記層46aの
最小の厚さは、(前記メサ頂面24に近い縁部領域を除
いて)約50,000オングストロームである。この厚
さは、各メサ上の窒化シリコンの層22の、例えば、約
2,000オングストロームよりかなり厚い。(また、
前記ガラス層の最小の厚さは、前記ウェハ上に非選択的
に形成した(以下に説明する)パッシベーション化材料
の他の任意の層の厚さよりかなり厚い。)
のシルの特許が開示しているプロセスで使用されるシリ
コン樹脂のパッシベーション化材料より優れている)好
適なパッシベーション化材料であることと、前記ガラス
の正しい使用法は、前記作業片の前記の830℃までの
加熱を含むことである。前記窒化シリコン層22が存在
する場合には、前記作業片の前記加熱を実際に行うこと
ができる。前記窒化シリコン層22は、前記ガラスの焼
成プロセス中、前記窒化シリコン22により覆われてい
る前記n+ シリコン層20の前記頂面24の汚染または
酸化を防止する。
は、製造中の特定のチップにより、さらに他の高温プロ
セスを行うことができる。例えば、前記溝壁部の選択的
な酸化を、例えば、パッシベーション化をよりよく行う
ために、1100℃の蒸気で、ガラス化が起こる前に実
行することができる。それ故、前記パッシベーション化
材料は、ガラス層により覆われた、(図5だけに例示と
して示した)(例えば、5,000〜20,000オン
グストロームの幅のある厚さの)二酸化シリコン層25
を含む。また、ここでも、前記ガラス化が起こる前に、
前記メサに他のドーピング用の不純物を加え、前記メサ
内で前記不純物を拡散することができる。
サの側壁部上に熱により成長しているこの例の場合、今
説明したように、電気泳動によるガラスの形成はできな
い。好適なプロセスは、前記のスラリー付着 − ドクタ
ー・ブレードによる塗布プロセスである。
成長させる代わりに、それ単体または種々の組み合わせ
で他の材料を使用することができる。それ故、また前記
ガラス化プロセスの前に、二酸化シリコンの層25a
(図6だけに例示として示した)を、周知の「低温酸化
物」プロセスにより、前記ウェハの溝付き面全体に直接
付着することができる。または類似の周知のプロセスに
より、比較的高温で付着させることができる。前記の付
着した酸化物の層は、例えば、前記の熱により成長した
酸化物のような、直接または前に付着されたパッシベー
ション化材料と一緒になって、前記メサのシリコン側壁
部36をパッシベーション化する働きをする。
上の前記窒化シリコン層22をカバーするが、前記層2
2は、前記の付着した酸化物の層が、前記窒化物の層2
2の下の前記メサのシリコン面24と接触するのを防止
する。
結晶シリコンおよび窒化シリコンがある。基板上に前記
材料を付着させるための技術は周知である。
a(図7参照)は、その後、前記メサの頂部が、前記ガ
ラス層で覆われないようにするプロセスの際に形成され
る。それ故、パッシベーション化材料層が、全ウェハ
(例えば、付着材料である、二酸化シリコン、多結晶シ
リコンおよび/または窒化シリコン)上に付着している
ような場合には、前記の付着パッシベーション化材料
は、前記窒化シリコン層22の頂部上に露出したままの
状態になっている。前記材料は、窒化シリコン層22
(以下に説明する)と一緒に後で除去されるので、好適
には、すべての前記の付着層は、(例えば、約50,0
00オングストロームの前記最小の厚さを持つ)ガラス
の遙かに厚い層46aと比較した場合、例えば、約30
0〜500オングストロームのような比較的薄いもので
あることが好ましい。
終わりに、またガラス化プロセスの後で、窒化シリコン
層22および任意の被覆層が除去される。前記窒化シリ
コン層22が被覆されていない場合には、前記層22
を、二酸化シリコンおよびガラスをほんの少ししかエッ
チングしない燐酸のような窒化シリコン選択性エッチン
グ剤で除去することができる。
リコン22を除去するための好適なプロセスとしては、
プラズマ・エッチング・プロセスがある。このプロセス
は、すべての露出した表面材料(すなわち、前記ガラス
層46a、前記窒化シリコン層22および/または任意
の付着二酸化シリコン、多結晶シリコンおよび窒化シリ
コンパッシベーション化層)有効に、しかし注意深く制
御した速度で除去する。それ故、前記プラズマ・エッチ
ング・プロセスの場合には、メサを覆っている窒化シリ
コン層22が、(任意の被覆付着層と一緒に)同じ厚さ
の前記ガラス層46aと一緒に除去される場合、(周知
のプラズマ組成監視を使用して)前記プロセスは直ちに
中止する。前記ガラス層の最小の厚さは、窒化シリコン
層(プラス任意の複数の被覆付着パッシベーション化
層)の厚さよりかなり厚いので、前記ガラス層46a
(プラスすべての下の複数のパッシベーション化層)の
残りの厚さで、前記メサの傾斜壁部を有効にパッシベー
ション化するのに十分である。(図8は、窒化シリコン
層22を含まないウェハ10である。)
(図8の層50)の金属メッキを行うには、前記窒化シ
リコン層22を除去する必要がある。しかし、ガラス・
パッシベーション化層46aおよび窒化シリコンの前記
メサ被覆層(およびすべての付着パッシベーション化
層)の組み合わせは、前記メサを被覆している層の、エ
ッチングによる選択的除去を有意に可能にするが、写真
製版エッチング・プロセスを使用する必要はない。すな
わち、すでに説明したように、選択的除去は、材料およ
び前記パッシベーション化層および前記マスク層の深さ
を選択することにより自動的に行われる。写真製版プロ
セスを使用しないので、従来技術のプロセスと比較する
と、コストをかなり節減することができる。
記メサ頂部を形成している前記n+層20を露出するこ
とにより、前記ウェハは基本的には直ちに金属化を行う
ことができる。すなわち、すでに説明したように、前記
窒化シリコン22を除去した場合に、前記窒化シリコン
層22が、前記シリコン層20の上面24の酸化または
他の汚染を防止していたので、露出したシリコン面24
は、(前記面24上の「元からあった酸化物」を除去す
るためのに、弱いHFエッチング剤に短時間漬けた後
で)、金属化プロセスを行うのに十分クリーンな状態に
なっている。前記溝28内の前記ガラス層46aは、導
電性を持たず、周知の無電解プロセスを使用することに
より、例えば、ニッケルおよび金のような金属の種々の
層50(図8参照)が、前記ウェハのメサ・シリコン面
24および底面14aに選択的にメッキされる。通常、
ニッケルの層は、前記シリコン面に無電解でメッキさ
れ、その後けい酸ニッケルを形成するために焼成され
る。前記ケイ化物の面は、その後、清掃され、ニッケル
の他の層が追加され、その後で金張りが行われる。
部である。それぞれが個々の半導体チップを封入するた
めのものである。個々のチップ10aは、図8の点線5
2に沿って、前記溝28を通って垂直にのこ引きする等
の方法で、前記ウェハをダイシングすることにより作る
ことができる。各メサ34を取り巻く前記ガラス層46
aは、このようにスライスされるが、前記ガラス層は、
ひび割れを起こさないでメサの側壁部にしっかりと付着
している。
チップ10aは、周知のエッチング・プロセスにより形
成されたメサを持つチップとほぼ同じものである。それ
故、半導体装置を最終的な形にするための前記チップの
後続の処理は、本明細書に記載しない周知の手順で行う
ことができる。
版プロセスを使用しないで、すなわち、ホトレジスト層
および最初に前記ホトレジスト層のパターンを形成する
ための、対応するホトマスクおよび前記パターン形成し
た層を通してエッチングを全然必要としないで、半導体
ウェハを処理して装置にすることができることである。
機械的のこ引き(その後の、窒化シリコンの被覆層22
により、前記メサ・シリコン頂面24を侵食しないエッ
チング・プロセスにより、平滑処理および溝を深くする
処理)により、種々のメサが形成され、前記メサ・シリ
コン面を準備するためのステップ、およびメサ・シリコ
ン面の金属メッキが、写真製版プロセスを必要としない
「選択的」プロセスにより行われる。
ーピングを含む、幾分より複雑な装置を製造するために
本発明を使用する場合には、写真製版プロセスを必要と
する場合もある。しかし、本明細書に記載したとおり、
メサ形成、メサ・パッシベーション化、およびメサ金属
メッキの複数のプロセスは、写真製版プロセスを使用し
ないで行われる。
ウェハの側面図である。
の前記テープを除去し、溝の壁部を平滑にするために、
前記ウェハを化学的にエッチングした後の、図1のウェ
ハの部分拡大図である。
ために使用するブレードの刃の正面図である。
による連続処理ステップにおけるウェハ部分を示す。
(熱により選択的に成長したパッシベーション化層の一
例を示す。)
による連続処理ステップにおけるウェハ部分を示す。
(前記ウェハの全表面上に非選択的に形成されたパッシ
ベーション化層の一例を示す。)
による連続処理ステップにおけるウェハ部分を示す。
による連続処理ステップにおけるウェハ部分を示す。
Claims (9)
- 【請求項1】 メサ構造を持つ半導体チップの製造方法
であって、ウェハの第一および第二の面に平行なプレー
ナp−n接合を持つシリコンのウェハを供給するステッ
プと、前記第一の面を窒化シリコン・マスク層で覆うス
テップと、前記ウェハの一部だけを貫通する溝をのこ引
きすることにより、前記p−n接合と交差する傾斜壁部
を持つメサを形成するステップと、前記メサ傾斜壁部と
前記壁部により中断している前記p−n接合の一部とを
ガラスの第一のパッシベーション化材料の一つの層で封
入するステップと、その後で、前記ガラス層の少なくと
も一部を正しい位置に維持しながら、前記メサの頂面と
しての前記ウェハの第一の面を露出するために、前記マ
スク層を除去するステップと、その後で、前記メサの頂
面および前記ウェハの第二の面を金属メッキするステッ
プとを含む方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記マス
ク層除去ステップが、前記ガラス層および前記シリコン
・ウェハに対して比較的エッチング力の弱いエッチング
剤により、前記窒化シリコン層を選択的にエッチングす
ることにより行われる方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の方法において、少なくと
も前記一部に沿って、前記窒化シリコン層の厚さよりか
なり厚い深さを持つ前記ガラス層の形成を含み、前記マ
スク層除去ステップが、前記ガラス層の一部の厚さの一
部を除去しながら、前記窒化シリコン層の深さ全部を除
去するために、前記両方の層の同時プラズマ・エッチン
グを含む方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の方法において、前記のこ
引きステップの後、および前記封入ステップの前に、前
記溝の面を平滑にし、前記のこ引きした溝の深さを深く
するために、前記溝の面のエッチングを行う方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の方法において、前記p−
n接合が、前記ウェハの前記第一の面から第一の距離の
ところに位置していて、前記溝が前記第一の面から前記
第一の距離とほぼ等しい深さにのこ引きされ、前記溝エ
ッチング・ステップが、前記溝の深さを前記p−n接合
のところで電圧破壊を引き起こす、半導体装置内の前記
チップの電気的動作状態の間に、前記p−n接合から広
がる空乏層の最大幅に少なくとも等しい、前記p−n接
合を越える距離に深くする方法。 - 【請求項6】 請求項4記載の方法において、前記ウェ
ハののこ引きステップにより、前記ウェハ上の複数の同
一のメサを供給するステップと、すべての前記メサを同
じ方法で処理するステップと、個々の半導体チップを供
給するために、前記ウェハ第一および第二の面に垂直な
面に沿って、前記溝の底面を通して、前記ウェハをダイ
シングするステップとを含む方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の方法において、前記封入
ステップの前に、前記メサの傾斜壁部上に二酸化シリコ
ンの層を熱により成長させる方法。 - 【請求項8】 請求項4記載の方法において、前記封入
ステップが、前記溝のこ引きステップの後で前記マスク
層上のガラス・スラリーの塗布と、前記マスク層からス
ラリーをほぼ完全に除去しながら、前記スラリーを前記
溝内に強制的に充填するために、前記マスク層の面上で
前記スラリーをドクター・ブレードにより広げるプロセ
スを含む方法。 - 【請求項9】 請求項4記載の方法において、前記封入
ステップの前に、前記メサの傾斜壁部と前記マスク層を
前記第二のパッシベーション化層に覆うために、前記ウ
ェハの溝付き面上に、第二のパッシベーション化材料の
層を付着させるプロセスを含み、前記封入ステップが、
それが前記メサ傾斜壁部を前記ガラス層が覆っている場
合に、前記第二のパッシベーション化層を選択的に覆う
プロセスを含み、前記ガラス層が、前記マスク層および
前記被覆第二のパッシベーション化材料の層の両方の深
さより厚い厚さの持つ部分を含み、前記除去ステップ
が、前記ガラス層の一部の深さの一部だけを除去しなが
ら、前記マスク層および前記被覆第二のパッシベーショ
ン化材料の層の両方の厚さを除去するために、前記ウェ
ハの前記溝付き面のプラズマ・エッチングを含む方法。
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