JPH11320343A - 生産計画立案方法及びその装置 - Google Patents

生産計画立案方法及びその装置

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JPH11320343A
JPH11320343A JP13722998A JP13722998A JPH11320343A JP H11320343 A JPH11320343 A JP H11320343A JP 13722998 A JP13722998 A JP 13722998A JP 13722998 A JP13722998 A JP 13722998A JP H11320343 A JPH11320343 A JP H11320343A
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JP
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production
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time
planning
lot
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JP13722998A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tanaka
昌行 田中
Satoshi Yamamura
聡 山村
Toshihiro Yamada
逸弘 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産装置の数や工程数が多く、同じ製品の生
産が繰り返し行われるような複雑かつ大規模な工場の場
合、全装置の生産能力データや、工程間搬送時間等のデ
ータを細かく調べて、工場の実体と合致した値をシステ
ムに反映させるためには過去の実績から統計的な値を求
めたり、立案処理を何度か行い調整する必要があるが、
これに必要な時間を短縮する。 【解決手段】 工程毎にあらかじめ指定された手順を適
用し工場全体の生産計画を作成する生産計画立案方法に
おいて、所定数の生産物のロットのための生産装置と生
産時刻を決定する詳細立案手順と、前記基本データと、
各工程での生産に必要な時間に関する工程所要時間デー
タとから前記ロットの生産時刻を算出する遷移算出手段
とを用いて、生産計画を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生産計画を立案する
ための生産計画立案方法およびその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、技術革新や消費者構造の変化など
に伴い、製造業においては、多品種少量生産、納期短
縮、製品のライフサイクルの短縮といった生産活動にお
ける形態の変化が急速に進んでいる。このような変化に
対応できるよう、製造業ではコンピュータによる生産の
システム化が進んでいる。生産計画の作成においても、
高精度で効率の良い生産計画を作成するため、コンピュ
ータによる自動化への取組が不可欠となってきている。
【0003】特に半導体や液晶等の薄膜加工に代表され
るような、製造工程数が多く、同じ装置を複数回用い同
様の加工を複数回数繰り返す形の複雑な工程では、扱う
データ量も多い。従って生産計画を作成するために考慮
しなければならない製造上の制約事項も多岐に渡り、精
度の良い計画を短時間で作成するには、人手では困難な
状況になっている。
【0004】従来の生産計画作成においては、図6に示
すように、コンピュータを有する中央処理装置101を
用い、与えられた生産計画作成プログラム100に従っ
て生産計画を作成する。中央処理装置101には、物の
生産計画や、物を生産する工程における装置の配置など
の計画を行う際に必要な基本データと、各装置での加工
に必要な時間に関する装置能力データとを記憶しておく
記憶装置102が接続されている。記憶装置102はさ
らに、連続して生産する装置間で、前の工程の生産装置
から次の工程の生産装置までの生産物の移動時間に関す
る装置間所要時間データと、生産物をどの装置にどの順
番で割り付けるかを記述した割付ルールを記憶してお
く。そしてこれらの記憶データを基に生産計画を立案す
る。立案した結果は前記記憶装置に記憶される。
【0005】中央処理装置101には入力装置104が
接続され、対象工程に必要な既知データを入力できるよ
うになされている。また、中央処理装置101には、立
案結果を表示する表示装置106や立案結果を印字する
印字装置108もそれぞれ接続されている。生産計画作
成では、前記基本データと装置能力データと装置間所要
時間データとを基に、前工程共通の割付ルールに従って
所定数の生産物のロットの全てをそれぞれの装置に割り
付ける。生産管理者は、全装置の能力や各装置間のロッ
トの搬送時間等のデータを過去の実績から統計的に調
べ、これらのデータを現在の工場の実体に合わせるため
に、データの更新を行う。
【0006】また、前工程で共通に使える割付ルール
を、場合分けしながら試行錯誤で作り、前工程の生産計
画を立案する。また、立案した後、異なる加工を同一装
置を使用して行わなければならない制約を有する工程や
負荷の高い工程では、次の作業の負荷を見ながら装置の
空き時間を埋めるために生産計画の見直しを行い、主要
な工程についてのみ生産計画を基に生産の指示を行って
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、生産装置の数
や工程数が多く、同じ製品の生産が繰り返し行われるよ
うな複雑かつ大規模な工場の場合、前記のように、全装
置の生産能力データや工程間搬送時間等のデータを細か
く調べて、工場の実体と合致した値をシステムに反映さ
せる必要がある。そのためには過去の実績から統計的な
値を求めたり、立案処理を何度か行い調整する必要があ
り、非常に多くの時間を必要とする。また、人手での検
査工程や不安定な装置等では生産時間に不確定な部分が
多く、細かなデータを実体に合わせるのが困難である。
また、前記の従来の方法では、個々のロットで見た場合
に、ある工程を複数回繰り返す場合に、先回の工程で使
用した装置をその後で再度繰り返す工程においても先回
と同じ装置を使用しなければならない、といった制約条
件に対する対応が考慮されていないため、実行可能な生
産計画を立案できない。
【0008】また、前記従来の方法では、一つあるいは
複数の工程を複数回繰り返す場合において、生産中の仕
掛ロットの数量をその繰り返された回数毎に平準化し、
日々の生産完了ロット数を一定に保つような生産計画は
立案できなかった。また、負荷の高いある工程におい
て、後工程にある装置の生産負荷を平準化し、装置の稼
働率を高めるといった、生産者の要望に対して最適な生
産計画を立案することができなかった。本発明は、装置
数や工程数が多く、同様の加工が繰り返し行われるよう
な複雑かつ大規模な工程において、個々の工程の制約を
考慮して敏速に最適な生産計画を立案できる生産計画立
案方法およびその装置を提供することを課題とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の生産計画立案方法は、複数の工程の加工を
行う工場において、物の生産計画や物を生産する工程に
おける装置の配置などの計画を行う際に必要な事項に関
する基本データと、各装置での加工に必要な時間に関す
る装置能力データと、連続して生産する装置間で、前の
工程の生産装置から次の工程の生産装置までの生産物の
移動時間に関する装置間所要時間データと、各装置群毎
に生産物をどの装置にどの順番で割り付けるかを記述し
た割付ルールのデータとから、所定数の生産物のロット
の生産装置と生産時刻を決定する詳細立案手順を有す
る。そして前記基本データと、各工程での生産に必要な
時間に関する工程所要時間データとから、所定のロット
の生産時刻を算出する遷移算出手順と前記の詳細立案手
順とを用いて、工程毎に指定された手順を適用し工場全
体の生産計画を作成することを特徴とするものである。
【0010】本発明の生産計画立案方法では、基本デー
タ、装置能力データ、装置間所要時間データ、割付ルー
ルのデータ及び工程所要時間データを既知データとして
入力する。基本データは、複数の工程のうち、生産計画
や生産する工程における装置の配置などの計画を行う際
に必要な事項に関するデータである。装置能力データ
は、詳細立案手順で生産計画を作成する工程にのみ関す
る各装置での生産に必要な時間に関するデータである。
装置間所要時間データは、連続して生産する装置間で、
前の工程の生産装置から次の工程の生産装置までの生産
物の移動時間に関するデータである。割付ルールは、各
装置群毎に生産物をどの装置にどの順番で割り付けるか
を記述したルールである。工程所要時間データは、遷移
算出手段で生産計画を作成する各工程での生産に必要な
時間に関するデータである。
【0011】詳細立案手順では、前記基本データ、装置
能力データ、装置間所要時間データを基に、割付を行う
装置群毎に定められた割付ルールを用いて、ロットの生
産装置と生産時刻を決定する。また、遷移算出手順で
は、前記基本データ、工程所要時間データを用いてロッ
トの各工程での生産時刻を決定する。このようにして工
程毎に決められた手順を用いて、詳細立案手順と遷移算
出手順とを、立案する工程によって切り替えながら生産
計画を作成することで、工場の実体にあった生産計画を
敏速に立案することができる。
【0012】詳細立案手順の場合は、前記記憶内容の基
本データ、装置能力データ、装置間所要時間データを基
に割付を行う装置群毎に定められた割付ルールを用い
て、ロットの生産装置と生産時刻を決定し、その結果を
生産計画データとして記憶装置に格納する。また、遷移
算出手順の場合は、前記記憶内容の基本データ、工程所
要時間データを用いてロットの各工程での生産時刻を決
定し、生産計画データとして記憶装置に格納する。前記
詳細立案手順と遷移算出手順とを立案する工程によって
切り替えながら、割付を行う全てのロットとその工程の
立案を高速でかつ適正に行うことを、初期の既知データ
の入力だけで自動的に達成することができる。
【0013】また本発明の他の観点の生産計画立案方法
は、ロット毎に前後に関連する複数の工程のうち、前工
程の立案を行った後、この前工程の既作成割付データ
と、複数回同様の装置群で生産を行う場合に同一の装置
を使用しなければならない工程を指定した同一装置使用
制約データとから、指定された前工程で割り付けた装置
と同一の装置を、後工程で優先的に選択して後工程の割
付を行う割付ルールに基づき生産計画を作成する。
【0014】本発明の前記他の観点の生産計画立案方法
では、ロット毎に工程の前後に関連する複数の工程のう
ち、前の工程の生産計画を優先的に立案した後、この前
の工程の既作成割付データと、同一の装置を使用しなけ
ればならない工程を指定した同一装置使用制約データを
用いて、同一装置使用に指定されている工程の割付を行
う。この場合、指定された前の工程で使用した装置を優
先的に選択し割り付けることで、前後に関連した工程間
で同一の装置を使用するように生産計画を立案すること
が可能となる。
【0015】また本発明の他の観点の生産計画立案方法
は、繰り返して生産する工程の区間を示すデータと、立
案中のロットの所在を示す仕掛データとを基に、前記工
程区間に存在するロットの数量を含む統計データを作成
する統計処理手段を用い、前記統計データを基に工程区
間に存在するロットの数量を適切に調整する割付を行う
割付ルールに基づき生産計画を作成する。
【0016】この方法では、同じ工程を繰り返して生産
される工程について、まず繰り返される工程の区間のデ
ータと、立案中のロットの所在を示す仕掛データとをも
とに、繰り返される工程区間の立案中のロットの分布を
統計処理する。この統計結果に基づいてロットの分布が
多い工程区間に、仕掛かっているロットを優先的に割り
付けることによって、日々の生産完了数を平準化するこ
とが可能となる。
【0017】また本発明の他の観点の生産計画立案方法
は、ロット生産をする工程の順序データと、各工程で使
用可能な装置データと、前記仕掛データとを基に割付を
行う工程を有し、その工程で生産可能なロットを決定し
た後、前記ロットに関して後工程の仕掛ロットの数量を
集計し、仕掛ロット数が少ないロットを優先して割付を
行う割付ルールに基づいて生産計画を作成する。
【0018】この方法では、まず、割付を行う工程と、
その工程で生産可能なロットを決定する。そのロットに
関して、連続する後工程に仕掛かっているロットの数量
を集計する。次に後工程に仕掛かっているロット数が少
ないロットを優先して割付を行うことによって、後工程
の装置の負荷を平準化する生産計画の作成が可能とな
る。
【0019】本発明の他の観点の生産計画立案方法は、
物の生産計画や物を生産する工程における装置の配置計
画などの計画を行う際に必要な事項に関する基本データ
と、各装置での加工に必要な時間に関する装置能力デー
タと、連続して生産する装置間で、前の工程の生産装置
から次の工程の生産装置までの生産物の移動時間に関す
る装置間所要時間データと、生産物をどの装置にどの順
番で割り付けるかを記述した一つ、または複数の割付ル
ールとを有する。そして生産計画立案法は、前記基本デ
ータ、装置能力データ、装置間所用時間データをもとに
割付ルールに従ってロットの生産装置と生産時刻を決定
する詳細立案手手順と、前記基本データと、各工程で必
要となる生産時間に関する工程所要時間データとに基づ
き、ロットが各工程を通過する時間を決定する遷移算出
手順とを有する。
【0020】この方法では、まず複数の工程のうち、物
の生産計画や物を生産する工程における装置の配置など
の計画を行う際に必要な基本データを入力装置より入力
し記憶装置に格納する。また、詳細立案手順で生産計画
を作成する工程に関してのみ、各装置での生産に必要な
時間に関する装置能力データと、連続して生産する装置
間で、前の生産装置から次の生産装置までの生産物の移
動時間に関する装置間所要時間データと各装置群毎に生
産物をどの装置にどの順番で割り付けるかを記述した割
付ルールを入力装置を用いて入力し、記憶装置に格納す
る。更に遷移算出手段で生産計画を作成する工程に関し
ては、各工程での生産に必要な時間に関する工程所要時
間データを入力装置より入力し、記憶装置に格納する。
この記憶内容をもとに工程毎の割付手順を詳細立案手順
でするかと遷移算出手順でするかが判断される。
【0021】本発明の生産計画立案装置は、前記基本デ
ータ、装置能力データ、装置間所要時間データ、工程所
要時間データの入力装置と、生産計画の内容を表示する
表示装置と、生産計画の内容を印刷する印刷装置と、前
記入力装置、記憶装置、表示装置、及び印刷装置を総括
して管理制御する中央処理装置とを備えたことを特徴と
するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図1〜図4を用いながら本発
明の好適な実施例としての生産計画の作成装置及びこれ
を用いる生産計画立案方法について説明する。図1に本
実施例の装置の概略構成を示す。コンピュータを有する
中央処理装置1は、既知データの内容に応じて各工程の
生産計画を適正に作成するソフトウエアとして詳細立案
手順2と遷移算出手順3を備えている。
【0023】中央処理装置1には、生産計画を作成する
のに必要なデータを記憶しておく記憶装置11と、作成
した生産計画を表示する表示装置12および印字する印
字装置13とが接続されている。記憶装置11には初期
の既知データを入力する入力装置14が接続されてい
る。詳細立案手順2は、基本データ21、装置能力デー
タ22、装置間所用時間データ23および割付ルール2
6等の初期既知データによって、所定のロットの生産装
置と生産時刻を決定し、生産計画データ25を作成また
は更新するプログラムである。基本データ21とは、使
用可能な装置データ、生産すべきロットの機種データ、
機種毎にどの工程で生産されるかを示すプロセスフロー
データ等である。生産時刻とは、ロットの段取開始時
刻、生産開始時刻、生産完了時刻を総称したものであ
る。
【0024】遷移算出手順3は、前記基本データと工程
所要時間データ24によって、所定のロットの工程にお
ける生産時刻を決定し、生産計画データ25を作成又は
更新するプログラムである。記憶装置11には、前記入
力装置14から前記初期既知データが入力される。ま
た、記憶装置11には、詳細立案手順2で作成した立案
結果の生産計画データ25、および遷移算出手順3で作
成した生産計画の立案結果の生産計画データ25がそれ
ぞれ入力され、記憶される。以上の構成の動作について
図2を用いながら説明する。図2は中央処理装置1によ
り生産計画を作成するのに際し、詳細立案手順2と遷移
算出手順3を用いて割付処理を行う手順を示すフローチ
ャートである。
【0025】先ず、物の生産計画や物を生産する工程に
おける装置の配置などの計画を行う際に必要な基本デー
タ21と、各装置での加工に必要な時間に関する装置能
力データ22とが既知条件として入力装置14により入
力される。同様にして、連続する工程で加工する各装置
間で、前の工程の生産装置から次の工程の生産装置まで
の生産物の移動時間に関する装置間所用時間データ22
と、各装置群毎に生産物をどの装置にどの順番で割り付
けるかを記述した割付ルール26と、各工程での生産に
必要な時間に関する工程所要時間データ24が既知の条
件として入力装置14により入力される。これら入力デ
ータは記憶装置11によって記憶される。
【0026】これらの入力データによって中央処理装置
1が動作すると、基本データ21を基に、立案工程決定
手順のステップ31により、立案の対象となる工程を決
定し、判定ステップ32でその工程が詳細立案手順によ
る処理か遷移算出手順による処理かの判定を行う。立案
を行う工程が詳細立案手順により処理すべき工程の場
合、ステップ33に進み、基本データ21と装置能力デ
ータ22と装置間所要時間データ22を基にして、立案
する装置を選択する。そしてその工程にある装置の中か
ら、割付ルール26によって割り付けの対象となる装置
を1つ選択する。次に立案ロット選択のステップ34に
よってその装置で生産可能なロットを割付ルール26に
よって1つ選択し、第1の割付手順のステップ35によ
ってロットの生産時刻を決定する。割付ルール26は、
立案を行う工程によってそれぞれ記述され、異なる選択
の優先付けがなされる。
【0027】立案を行う工程が遷移算出手順3により処
理すべき工程の場合、基本データ21と工程所要時間デ
ータ24を基に、第2の割付手順のステップ36によっ
てロットの生産時刻を決定する。立案した結果を生産計
画データ25として記憶装置11に記憶させる。上記の
工程毎の立案を割付対象ロットが全て割り付けられるま
で繰り返し行う。以上のように、工程毎に異なる割付手
順を用いることによって敏速かつ効率よく、工場の実態
にあった生産計画を立案することができる。図3は前後
に関連する各工程で同一の装置を使用するような生産計
画を立案する手順を示すフローチャートである。
【0028】これについて説明すると、工程決定手順の
ステップ31により立案対象の工程を決定した後、複数
の工程で同一の装置を使用しなければならないことを指
定する同一装置使用制約データ43を参照する。同一装
置制約判定手順のステップ41によって、立案を行う工
程が以前使用した装置を使用しなければならないかどう
かを判定する。立案する工程が同一装置使用制約を有す
る工程の場合、立案装置選択のステップ33と立案ロッ
ト選択のステップ34によって、同一装置使用制約デー
タ43で定められた工程で使用した装置と同じ装置にロ
ットを割り付けるよう選択する。次に第1の割付手順の
ステップ35によって割り付けを行う。ステップ42を
経てロットの投入から完成までの全行程に関して繰り返
して同処理を行うことにより、工程間で同一の装置を使
用するよう生産計画を立案することが可能となる。
【0029】図4は、日々の生産完了数を平準化する生
産計画を立案する場合の手順を示すフローチャートであ
る。立案工程決定手順のステップ31により立案対象の
工程を決定した後、立案装置選択のステップ33によっ
て立案する対象の装置を1つ選択する。その後、同様の
工程を繰り返す区間を示す工程区間データ52と、立案
中の対象ロットの所在を示す仕掛データ53を基に、仕
掛統計処理手順のステップ51によって、工程区間毎に
仕掛かりロットの分布を統計処理し、統計データ54と
してに格納する。次いで、統計データ54に基づいて、
ロットの分布が多い工程区間に仕掛かっているロット
を、立案ロット選択のステップ34によって優先的に選
択し、第1の割付手順のステップ35によって割り付け
を行う。ステップ42を経てロットの投入から完成まで
の全行程に関して繰り返して同処理を行うことにより、
日々の生産完了数を平準化した生産計画を立案すること
が可能となる。
【0030】図5は、装置の負荷を平準化する生産計画
を立案する場合の手順を示すフローチャートである。ま
ず工程決定手順のステップ31により立案対象の工程を
決定する。次に、立案中の仕掛データ62を基に、その
工程で立案可能なロットに関して、後工程仕掛ロット集
計のステップ61によって連続する後工程に仕掛かって
いるロットの数量を集計し仕掛統計データ63として格
納する。次いで、仕掛統計データ63に基づいて立案装
置選択のステップ33と立案ロット選択のステップ34
によって、後工程の負荷の低い装置とロットを優先して
選択し、第1の割付手順のステップ35によって割り付
けを行う。ロットの投入から完成までの全行程に関して
ステップ42を経て繰り返して同処理を行うことによ
り、装置の負荷を平準化した生産計画の立案が可能とな
る。
【0031】
【発明の効果】本発明の生産計画立案方法によれば、装
置数や工程数が多く、同様の加工が繰り返し行われるよ
うな複雑な工程を有する生産を行う大規模な工場に対し
ても、立案手順を工程毎に適切に切り替えながら立案を
行う。従って工場の実態に合致した生産計画の立案を敏
速に行うことができる。また、個々のロットで見た場合
に、ある工程で使用した装置を、その後の工程において
も再び使用しなければならないといった制約条件がある
場合でも、それを満たした生産計画の立案が可能とな
る。
【0032】また、複数の工程を複数回繰り返す場合に
おいて、生産中の仕掛ロットの数量を、繰り返される工
程の回数毎に平準化する生産計画を立案することによ
り、日々の生産完了ロット数を一定の値に平準化するこ
とが可能となる。また、負荷の高い工程の後工程の仕掛
状態を考慮した生産計画の立案を行うことによって、装
置の負荷を平準化でき、装置の稼働率を上げることがで
きる。
【0033】本発明の生産計画装置によれば、装置数や
工程数が多く、同様の工程が繰り返し行われるような複
雑な工程を有する大規模な工場に対して、個々の工程の
制約を考慮し、工程毎に割り付け手順を適切に適用する
ことによって最適な生産計画を敏速に立案できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の生産計画立案装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】前後に関連した工程に関して、工程毎に立案手
順を切り替え割付処理を行う手順を示すフローチャート
である。
【図3】前後に関連した工程間で同一の装置を使用する
ように生産計画を立案する手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】生産が繰り返される工程の区間の仕掛ロット数
を平準化するための手順を示すフローチャートである。
【図5】後工程の仕掛ロット数を基に、装置負荷を平準
化するための手順を示すフローチャートである。
【図6】従来の生産計画立案装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 詳細立案手順 3 遷移算出手順 11 記憶装置 12 表示装置 13 印刷装置 14 入力装置 21 基本データ 22 装置能力データ 23 装置間所要時間データ 24 工程所要時間データ 25 生産計画データ 26 割付ルール 31 立案工程決定手順 33 立案装置選択 34 立案ロット選択 35 第1の割付手順 36 第2の割付手順 37 終了判定 41 同一装置制約判定手順 43 同一装置使用制約データ 51 仕掛統計処理手順 52 工程区間データ 53 仕掛データ 54 統計データ 61 後工程仕掛ロット集計 62 仕掛データ 63 仕掛統計データ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の工程を有する加工を行う工場にお
    いて、 物の生産計画や物を生産する工程における装置の配置な
    どの計画を行う際に必要な事項に関する基本データと、
    各装置での加工に要する時間に関する装置能力データ
    と、連続する生産工程に用いる装置間で、前の工程の生
    産装置から次の工程の生産装置までの生産物の移動時間
    に関する装置間所要時間データと、各装置群毎に生産物
    をどの装置にどの順番で割り付けるかを記述した割付ル
    ールのデータとから、 所定数の生産物のロットのための生産装置と生産時刻を
    決定する詳細立案手順、前記基本データ、及び各工程で
    の生産に必要な時間に関する工程所要時間データならび
    に、前記ロットの生産時刻を算出する遷移算出手順を用
    いて、 工程毎にあらかじめ指定された手順を適用し工場全体の
    生産計画を作成する生産計画立案方法。
  2. 【請求項2】 前記ロット毎に、前後に関連する複数の
    工程のうち、前工程の立案を行った後、この前工程で作
    成された割付データと、同様の装置群で複数回の生産を
    行う場合に同一の装置を使用しなければならない工程を
    指定した同一装置使用制約データとから、指定された前
    工程で割り付けた装置と同一装置使用制約データとか
    ら、指定された前工程で割り付けた装置と同一の装置を
    後工程で優先的に選択するようにし、後工程の割付を行
    う割付ルールを形成し、これに基づき生産計画を作成す
    る請求項1記載の生産計画立案方法。
  3. 【請求項3】 同じ加工を繰り返して生産する工程の区
    間を示すデータと、立案対象のロットの所在を示す仕掛
    データとを基に、前記工程の区間に存在するロットの数
    量を含む統計データを作成する統計処理手段を用い、前
    記統計データを基に工程の区間に存在するロットの数量
    を適切に調整する割付を行う割付ルールに基づき生産計
    画を作成する請求項1又は2記載の生産計画立案方法。
  4. 【請求項4】 前記ロットを生産する工程の順序を示す
    順序データと、各工程で使用可能な装置の装置データ
    と、前記仕掛データとを基に割付を行う工程を有し、 前記の工程で生産可能なロットを決定した後、前記ロッ
    トに関して後工程の仕掛ロットの数量を集計し、仕掛ロ
    ット数が少ないロットを優先して割付を行う割付ルール
    に基づいて生産計画を作成する請求項3記載の生産計画
    立案方法。
  5. 【請求項5】 物の生産計画及び物を生産する工程にお
    ける装置の配置計画などの計画を行う際の計画に必要な
    事項を示す基本データと、各装置での加工に要する時間
    に関する装置能力データと、連続する生産工程に用いる
    装置間で、前の工程の生産装置から次の工程の生産装置
    までの生産物の移動時間に関する装置間所要時間データ
    と、生産物をどの装置にどの順番で割り付けるかを記述
    した一つ、または複数の割付ルールのデータと、前記基
    本データ、装置能力データ及び装置間所要時間データを
    もとに割付ルールに従ってロットの生産装置と生産時刻
    を決定する詳細立案手順と、前記基本データと、各工程
    で必要な生産時間に関する工程所要時間データを記憶す
    る記憶装置と、 ロットが各工程を通過する時間を決定する遷移算出手順
    と、前記基本データ、装置能力データ、装置間所要時間
    データ、工程所要時間データの入力装置と、 生産計画の内容を表示する表示装置と、 生産計画の内容を印刷する印刷装置と、 前記記憶装置、入力装置、表示装置、印刷装置を総括し
    て管理制御する中央処理装置と、 を有する生産計画作成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2001075541A1 (ja) * 2000-04-04 2004-04-30 富士通株式会社 生産管理ネットワークシステムおよび生産管理方法、ならびに生産管理プログラムを記録した記録媒体
JP2007233579A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Elpida Memory Inc 生産管理方法及び生産管理システム

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