JPH1133644A - パンチプレスにおける金型交換方法およびその装置 - Google Patents

パンチプレスにおける金型交換方法およびその装置

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JPH1133644A
JPH1133644A JP19594197A JP19594197A JPH1133644A JP H1133644 A JPH1133644 A JP H1133644A JP 19594197 A JP19594197 A JP 19594197A JP 19594197 A JP19594197 A JP 19594197A JP H1133644 A JPH1133644 A JP H1133644A
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changer
lever
changer lever
mold
die
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JP19594197A
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Shigeru Ito
茂 伊藤
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型交換動作を単純で、チェンジャレバーと
金型ブロックの係止部との係止状態を確実なものにす
る。 【解決手段】 パンチプレス1における金型ブロック装
着位置Sの金型ブロック61は、金型ブロック装着位置
側の駆動手段で作動する第1レバー作動装置107によ
り、チェンジャ本体95のチェンジャレバー91が水平
方向に回動されてダイブロック25の係止部89に確実
に係脱する。チェンジャ本体95が上下に揺れながら進
退移動してもチェンジャレバー91が外れることなく金
型ブロック61を移送する。金型交換位置Kの金型ブロ
ック61は、金型交換位置側の第2レバー作動装置12
9により、チェンジャレバー91が水平方向に回動され
てダイブロック25の係止部89に確実に係脱する。第
1レバー作動装置107と第2レバー作動装置129は
それぞれ簡単な機構で独立して設けられており、安価で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンチプレスにお
ける金型交換方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図11に示されているように、パ
ンチプレス201は立設された門型形状の本体フレーム
203を備えており、この本体フレーム203は下部フ
レーム205を上部フレーム207とがサイドフレーム
(図示省略)でもって一体化されている。前記下部フレ
ーム205、上部フレーム207にはそれぞれ基盤目状
に複数のダイD、パンチPを装着したダイブロック20
9、パンチブロック211が相対向してY軸方向(図1
1において上下方向)へ移動自在に設けられている。
【0003】前記ダイブロック209、パンチブロック
211にはナット部材213、215が一体化されてお
り、このナット部材213、215にはY軸方向へ延伸
したY軸用ボールねじ217、219が螺合されてい
る。このY軸用ボールねじ217、219の図11にお
いて上端は軸受221、223で回転自在に支承されて
いると共に、前記Y軸用ボールねじ217、219の図
11において下端はY軸用駆動モータ225、227に
連結されている。
【0004】Y軸用駆動モータ225、227が駆動さ
れると、Y軸用ボールねじ217、219が回転される
ので、ナット部材213、215を介してダイブロック
209、パンチブロック211がY軸方向へ移動される
ことなる。Y軸用駆動モータ225、227がそれぞれ
同期して駆動され、ダイブロック209とパンチブロッ
ク211とが同期して移動される。
【0005】前記パンチブロック211の上方にはラム
(図示省略)を介してパンチPを打圧するためのラムシ
リンダ(図示省略)が設けられており、このラムシリン
ダがU軸、V軸方向へ移動されて所望のパンチPの上方
へ位置決めされ、ラムシリンダの作動でラムを介してパ
ンチPが打撃されることによりパンチPとダイDとの協
働でワークWにパンチング加工が行われる。
【0006】パンチプレス201にはワーク搬入側(図
11中右側)に第1ワークテーブル229がX軸方向に
延伸されており、ワーク搬出側(図11中左側)に第2
ワークテーブル231がX軸方向に延伸されており、各
第1及び第2ワークテーブル229,231にはクラン
プしたワークWをX軸方向に移動・位置決めするための
第1及び第2ワーク移動位置決め装置233、235が
設けられている。
【0007】より詳しくは、ワーク搬入側の第1ワーク
移動位置決め装置233では、図11に示されているよ
うに第1ワークテーブル229に沿ってキャレッジ用駆
動モータ237により正逆回転するキャレッジ用ボール
ねじ239がX軸方向に延伸されており、キャレッジ2
41が前記キャレッジ用ボールねじ239に螺合するナ
ット部材(図示省略)を介してX軸方向に移動される。
【0008】前記キャレッジ241には、第1ワークテ
ーブル229上のワークWの一側端縁を把持する2つの
クランプ243が設けられている。
【0009】ワーク搬出側の第2ワーク移動位置決め装
置235では、前述した第1ワーク移動位置決め装置2
33とほぼ同様である。
【0010】ワークWが第1ワークテーブル229上で
第1ワーク移動位置決め装置233により移動位置決め
され、ワークWの左半分がパンチング加工される。その
後、ワークWの残りの右半分は第2ワーク移動位置決め
装置235により移動位置決めされ、パンチング加工さ
れる。
【0011】従来の例えばパンチプレス201の金型交
換方式としては、図11に示されているように複数のパ
ンチPを配設されたパンチブロック211と複数のダイ
Dを配設されたダイブロック209とからなる金型ブロ
ック245をY軸方向へ移動する金型フレーム(図示省
略)に着脱自在である。
【0012】パンチPとダイDからなる金型の交換のた
めに金型ブロック245を金型フレームから外す際、外
れた金型ブロック245はチェンジャ装置247により
保持され、パンチプレス201に隣接して設けられた金
型段取りテーブル249との交差点の金型交換位置Kま
で運ばれる。
【0013】チェンジャ本体251は、例えばチェンジ
ャ架台253に軸承された複数のスプロケットに噛合さ
れた2本の無端環状のチェーンコンベア255に係止さ
れており、このチェーンコンベア255が駆動モータ等
の駆動手段で回転駆動されることにより、パンチプレス
201の金型ブロック装着位置Sと金型交換位置Kとの
間を移動自在に設けられている。
【0014】そして、前記チェンジャ本体251の前端
側にはダイブロック209の係止部に係脱自在な保持装
置257(図12参照)を備えたチェンジャレバー25
9が設けられている。
【0015】このチェンジャレバー259の保持装置2
57は、例えば図12に示されているようにチェンジャ
レバー259の前端に設けられたフック部261が後部
の支点263を中心に上下に回動自在に設けられてい
る。
【0016】あるいは、図13に示されているようにチ
ェンジャ本体251の前端に固定されたチェンジャレバ
ー259の前端にエアシリンダ265が設けられ、この
エアシリンダ265の上下動するピストンロッド267
によりダイブロック209の係止部269に係脱するよ
うに構成されている。
【0017】金型ブロック241は金型交換位置Kでチ
ェンジャ装置247から外された後、金型段取りテーブ
ル249へ移動され、金型の載せ換えとパンチPとダイ
Dの芯合わせが金型段取りテーブル249で行われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチプレス201における金型交換方式では、支
点263で上下に回動自在に設けられた前者のチェンジ
ャレバー259の保持装置257はチェンジャ装置24
7がチェーンコンベア255の引張力で上下に揺れると
チェンジャレバー259のフック部261がダイブロッ
ク209の係止部269から外れるという問題点があっ
た。
【0019】さらに、ダイブロック209の係止部26
9とチェンジャレバー259のフック部261との係止
位置つまりダイブロック209を引っ張る位置と、チェ
ンジャレバー259の支点263とが金型ブロック24
1の引っ張り方向に対して同方向の同一直線上に設けら
れていない場合は、チェンジャレバー259に横方向の
力が加わり、この力が上方向の起き上がる力となりチェ
ンジャレバー259が外れるという問題点があった。
【0020】また、チェンジャレバー259でダイブロ
ック209を押す場合は、上述したようにチェンジャレ
バー259がダイブロック209の係止部269から外
れるとチェンジャレバー259の先端でダイブロック2
09を押すことになり、金型ブロック241が必要以上
にダイフレームへ突っ込みすぎるという問題点があっ
た。この場合、実際にはチェンジャ装置247の前進端
に設けられているリミットスイッチを押さないので過負
荷アラームになるという問題点となる。
【0021】ピストンロッド267が上下動自在なエア
シリンダ265を設けた後者のチェンジャレバー259
の保持装置257においては、ピストンロッド267が
ダイブロック209の係止部269に係脱したことを検
知するフック保持検出装置が必要であり、このフック保
持検出装置とパンチプレス本体の制御装置に接続するた
めの電線と前記エアシリンダ265にエアを供給するた
めのエア配管とをチェンジャ本体251に設ける必要が
ある。したがって、チェンジャ本体251が移動する際
に前記電線とエア配管を保護するためのキャップフレッ
クス271がチェンジャ本体251設けられている。
【0022】上記の理由で、チェンジャ装置247には
キャップフレックス271を設けるためのスペースを必
要とし、金型を交換するときには前記キャップフレック
ス271が邪魔になるので、このキャップフレックス2
71は金型交換ラインより下方に設けられる必要があ
る。このように従来のチェンジャ装置247はキャップ
フレックス271の取付け空間に制限があるという問題
点や、そのために必要な付帯装置やエアシリンダ265
やフック保持検出装置等の機器を必要とするのでコスト
高になるという問題点があった。
【0023】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、金型交換動作を単純で、チェ
ンジャレバーと金型ブロックの係止部との係止状態を確
実なものにするパンチプレスにおける金型交換方法およ
びその装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のパンチプレスにおける金型
交換方法は、複数のパンチを備えたパンチブロックと複
数のダイを備えたダイブロックとからなる金型ブロック
をパンチプレスに対して交換する金型交換装置で金型ブ
ロックを交換するパンチプレスにおける金型交換方法に
して、前記金型ブロック装着位置側に設けた第1レバー
作動装置により、チェンジャ本体に設けたチェンジャレ
バーを水平方向に回動せしめてパンチプレスにおける金
型ブロック装着位置のダイブロックの係止部にチェンジ
ャレバーの係止部を係合せしめ、前記チェンジャ本体を
金型交換位置側へ移動することにより、前記チェンジャ
レバーに係止された金型ブロックを金型交換位置へ搬出
せしめ、前記金型交換位置側に設けた第2レバー作動装
置により、前記金型ブロックと他の金型ブロックとを交
換すべく前記チェンジャレバーを水平方向に回動せしめ
て金型交換位置のダイブロックの係止部にチェンジャレ
バーの係止部を離脱し、前記金型ブロックと他の金型ブ
ロックとを交換した後に、前記チェンジャ本体を前記金
型ブロック装着位置側へ移動せしめると、チェンジャレ
バーの係止部が金型交換位置のダイブロックの係止部に
係合し、前記チェンジャ本体が金型ブロック装着位置に
達すると、チェンジャレバの係止部が金型ブロック装着
位置のダイブロックの係止部より離脱してなることを特
徴とするものである。
【0025】したがって、チェンジャレバーが水平方向
に回動してダイブロックの係止部に係止されるのでその
係止状態は確実であり、チェンジャ本体が移動するとき
に上下方向に振動するとしてもチェンジャレバーの係止
部がダイブロックの係止部から外れることはない。しか
も、金型ブロック装着位置側には簡単な機構の第1レバ
ー作動装置が設けられ、金型交換位置側には簡単な機構
の第2レバー作動装置がそれぞれ独立して設けられてい
るので、従来のようなエア配管や電線等やキャップフレ
ックス等の付帯機器が必要ではなくなり、コストも安価
である。
【0026】請求項2によるこの発明のパンチプレスに
おける金型交換装置は、複数のパンチを備えたパンチブ
ロックと複数のダイを備えたダイブロックとからなる金
型ブロックをパンチプレスに対して交換する金型交換装
置にして、前記ダイブロックに設けた係止部に係脱自在
なフック状のチェンジャレバーを水平方向に回動可能に
備えると共にこのチェンジャレバーに係止された金型ブ
ロックをパンチプレスにおける金型ブロック装着位置と
金型交換位置へ往復動自在に設けたチェンジャ本体と、
前記金型ブロック装着位置側でチェンジャレバーの係止
部をダイブロックの係止部に係脱すべくチェンジャレバ
ーを水平方向に回動せしめる第1レバー作動装置と、前
記金型交換位置側でチェンジャレバーの係止部をダイブ
ロックの係止部に係脱すべくチェンジャレバーを水平方
向に回動せしめる第2レバー作動装置と、からなること
を特徴とするものである。
【0027】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、チェンジャレバーが水平方向に回動してダイブロ
ックの係止部に係止されるのでその係止状態は確実であ
り、チェンジャ本体が移動するときに上下方向に振動す
るとしてもチェンジャレバーの係止部がダイブロックの
係止部から外れることはない。しかも、金型ブロック装
着位置側には簡単な機構の第1レバー作動装置が設けら
れ、金型交換位置側には簡単な機構の第2レバー作動装
置がそれぞれ独立して設けられているので、従来のよう
なエア配管や電線等やキャップフレックス等の付帯機器
が必要ではなくなり、コストも安価である。
【0028】請求項3によるこの発明のパンチプレスに
おける金型交換装置は、請求項2記載のパンチプレスに
おける金型交換装置において、チェンジャレバーの前端
に係止部を設けると共にチェンジャレバーの後端側をチ
ェンジャ本体に軸承し、水平方向で前記チェンジャレバ
ーの係止部をダイブロックの係止部へ係合する方向に常
時付勢する付勢手段を設け、この付勢手段による付勢方
向と反対方向に前記チェンジャレバーを押圧可能な連動
部材を前記チェンジャ本体に移動自在に設け、前記連動
部材の一端に当接して前記チェンジャレバーを前記付勢
方向と反対方向に移動せしめる前方端カムを金型ブロッ
ク装着位置側に設けてなる第1レバー作動装置であるこ
とを特徴とするものである。
【0029】したがって、チェンジャレバーは付勢手段
によりダイブロックの係止部に常時付勢され、この付勢
力に抗して作動するための第1レバー作動装置は金型ブ
ロック装着位置側に設けた前方端カムによる簡単な機構
により行っているので安価であり、チェンジャレバーは
ダイブロックの係止部に確実に係脱される。
【0030】請求項4によるこの発明のパンチプレスに
おける金型交換装置は、請求項2記載のパンチプレスに
おける金型交換装置において、チェンジャレバーの前端
に係止部を設けると共にチェンジャレバーの後端側をチ
ェンジャ本体に軸承し、水平方向で前記チェンジャレバ
ーの係止部をダイブロックの係止部へ係合する方向に常
時付勢する付勢手段を設け、前記チェンジャレバーの下
面に係合部材を設け、この係合部材に当接して前記チェ
ンジャレバーを前記付勢方向と反対方向に移動せしめる
後方端カムを金型交換位置側に設けてなる第2レバー作
動装置であることを特徴とするものである。
【0031】したがって、請求項3記載の作用とほぼ同
様であり、チェンジャレバーは付勢手段によりダイブロ
ックの係止部に常時付勢され、この付勢力に抗して作動
するための第2レバー作動装置は金型交換位置側に設け
た後方端カムによる簡単な機構により行っているので安
価であり、チェンジャレバーはダイブロックの係止部に
確実に係脱される。
【0032】請求項5によるこの発明のパンチプレスに
おける金型交換装置は、請求項2、3又は4記載のパン
チプレスにおける金型交換装置において、チェンジャレ
バーの係止部のフック形状の先端部に後方側へ返し部を
設けると共にチェンジャレバーの後端側にチェンジャレ
バーの長手方向に対して水平方向で直交する方向に細長
の第1軸孔部とこの第1軸孔部の一方端から後方へ延長
する細長の第2軸孔部とからなる水平方向でL字形状を
なす軸孔部を設け、この軸孔部の第1及び第2軸孔部内
を移動可能な支軸をチェンジャ本体に突設し、この支軸
で前記軸孔部を介してチェンジャレバーを軸支すると共
に、前記第1軸孔部の他方端を前記支軸に常時係合する
方向にチェンジャレバーを付勢する付勢手段を設けてな
ることを特徴とするものである。
【0033】したがって、チェンジャレバーの係止部に
返し部を設けることにより係止部が外れにくくなると共
に、L字状の軸孔部を設けることによりチェンジャレバ
ーが回動してチェンジャレバーの係止部がダイブロック
の係止部から外れるときには前記返し部が邪魔にならず
チェンジャレバーの係止部がダイブロックの係止部から
外れやすくなる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパンチプレスにお
ける金型交換方法およびその装置の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、パンチプレスとし
ては一軸移動式のパンチプレスを対象として説明する
が、この機種に限定されるものでなく、例えば、マルチ
プレス等に採用されるものである。
【0035】図8および図9を参照するに、一軸移動式
のパンチプレス1には立設された門型形状のフレーム3
が備えられており、このフレーム3は下部フレーム5と
上部フレーム7とがサイドフレーム9でもって一体化さ
れている。
【0036】前記フレーム3内はY軸方向(図8におい
て上下方向、図9において左右方向)へ延伸して複数の
上部リニアガイドレール11と下部リニアガイドレール
13が設けられ、この上、下部リニアガイドレール1
1,13に複数のリニアガイド15を介してパンチブロ
ックフレーム17とダイブロックフレーム19とがC型
形状の連結部材21にて一体的に設けられている。前記
パンチブロックフレーム17内には複数配設されたパン
チPを備えたパンチブロック23が装着され、前記ダイ
ブロックフレーム19内には複数配設されたダイDを備
えたダイブロック25が装着されている。
【0037】前記一体的に設けられたパンチブロックフ
レーム17とダイブロックフレーム19とをY軸方向へ
移動させる駆動系としては、パンチブロックフレーム1
7にY軸方向へ螺合したボールねじ27が設けられ、こ
のボールねじ27の片側にはY軸駆動モータ29が設け
られている。
【0038】上記構成により、Y軸駆動モータ29が駆
動されると、ボールねじ27が回転しナット部材(図示
省略)を介してパンチブロックフレーム17とダイブロ
ックフレーム19がY軸方向へ移動されることになる。
【0039】前記パンチブロックフレーム17内にはラ
ムキャレッジ31がV軸方向(図9において左右方向)
へ移動自在に設けられている。より詳細には、ラムキャ
レッジ31はリニアガイド33を介して前記上部リニア
ガイドレール11に装着されてV軸方向へ移動自在とな
っている。このラムキャレッジ31をV軸方向へ移動せ
しめる駆動系は、パンチブロックフレーム17に設けた
V軸駆動モータ35の出力軸に連結されたボールねじ3
7が、ラムキャレッジ31に装着されたナット部材(図
示省略)に螺合されている。
【0040】上記構成により、V軸駆動モータ35が駆
動されるとボールねじ37が回転し、このボールねじ3
7に螺合したナット部材を介してラムキャレッジ31が
V軸方向へ移動されることになる。
【0041】前記ラムキャレッジ31にはパンチPを打
撃するラムシリンダ39がU軸方向(図9において図面
に対して直交する方向)へ移動自在となっている。この
ラムシリンダ39をU軸方向へ移動せしめる駆動系とし
ては、図示を省略したがU軸起動モータに連結されたボ
ールねじが、ラムシリンダ39に設けたナット部材に螺
合している。
【0042】上記構成により、U軸駆動モータが駆動さ
れるとボールねじ、ナット部材を介してラムシリンダ3
9がU軸方向へ移動されると共に、前記V軸方向へのラ
ムシリンダ39の移動により複数のパンチPのうち、所
望のパンチPの直上へ位置決めがなされる。
【0043】図10を参照するに、パンチブロック23
の下面には複数の係合孔41が形成されていて、ダイブ
ロック25には前記係合孔41に係合するショットピン
43が上下動自在の設けられている。さらに、このショ
ットピン43を上下動せしめるショットピン上昇用シリ
ンダ45が前記ダイブロックフレーム19に設けられて
いる。
【0044】上記構成により、パンチブロック23とダ
イブロック25を交換する際には、パンチブロック23
をパンチブロックフレーム17より外すと、パンチブロ
ック23は自重落下し、パンチブロック23の下面に形
成した係合孔41がショットピン43に係合して所定の
間隙を開けてダイブロック25上にパンチブロック23
が載置される。さらに、パンチブロック23とダイブロ
ック25を取り付けられる場合、ショットピン上昇用シ
リンダ45が作動すると、ショットピン43を介してパ
ンチブロック23が持ち上げられ、このパンチブロック
23がパンチブロックフレーム17にセットされる。
【0045】前記フレーム3の前後(図8において左
右)にはテーブル47A,47Bが配置され、このテー
ブル47A,47B上に搬入されたワークWは、複数の
クランプ49A,49Bにて把持され、クランプ49
A,49Bはキャレッジ51A,51Bに設けられてい
る。このキャレッジ51A,51Bは前記テーブル47
A,47Bの片側にX軸方向(図8において左右方向)
へ延伸して敷設されたガイドレール53A,53B上に
ガイド部材(図示省略)を介して設けられている。そし
て、キャレッジ51A,51BはX軸方向へ延伸して設
けられたボールねじ55A,55Bに螺合され、このボ
ールねじ55A,55Bの片端(図8において上、下
側)にはX軸駆動モータ57A,57Bが接続されてい
る。
【0046】上記構成により、テーブル47A上へ搬入
されたワークWがクランプ49Aにて把持され、X軸方
向へキャレッジ51Aにて移動される。フレーム3に設
けられたパンチブロックフレーム17、ダイブロックフ
レーム19がY軸方向へ移動して、所望のパンチP,ダ
イDがワークWの所望する加工位置へ位置決めされる。
そして、ラムシリンダ39が作動し、パンチPとダイD
との協働によりワークWにパンチング加工が施される。
【0047】さらに、ワークWにパンチング加工が進む
と、ワークWは図8において左側へ進み、クランプ49
Aからクランプ49Bに持ちかえられてワークWにパン
チング加工が行われる。したがって、クランプ49A,
49Bはフレーム3内へ入り込まないので、連結部材2
1と干渉しないと共にデッドゾーンがなくなる。
【0048】前記フレーム3の下部フレーム5上にして
図8において上側、図9において右側にチェンジャ装置
59(金型交換装置)が設けられている。このチェンジ
ャ装置59はパンチブロック23とダイブロック25と
からなる金型ブロック61を引き出してパンチプレス1
に隣接して設けられた金型段取り装置63との交差点の
金型交換位置Kへ移動したり、金型交換位置Kからパン
チプレス1の金型ブロック装着位置Sへ金型ブロック6
1を挿入するために移動したりするものである。
【0049】金型交換位置Kには図3に示されているよ
うに金型ブロック61をチェーンコンベア65の上面よ
り上昇させるダイリフタ67が設けられている。
【0050】図8において前記金型交換位置Kへ金型ブ
ロック61を搬入、あるいは金型交換位置Kにある金型
ブロック61を搬出する金型段取り装置63は例えば前
記チェーンコンベア65に直交し、前記テーブル47A
に平行して走行路であるガイドレール69が敷設されて
いる。このガイドレール69上を自走式の運搬車71が
X軸方向へ移動自在となり、この運搬車71には図示を
省略したが前記金型ブロック61をつかむチャック装置
が設けられている。このチャック装置により金型ブロッ
ク61が把持され運搬装置71に引き込まれ載置され
る。
【0051】そして、前記ガイドレール69に隣接する
位置にブロック交換装置が設けられており、このブロッ
ク交換装置で運搬車71上の金型ブロック61は予めセ
ットしてある他の金型ブロック61と交換される。この
ブロック交換装置は公知のものでよいので詳しい説明は
省略する。
【0052】次に、この発明の実施の形態の例としての
主要部であるチェンジャ装置59(金型交換装置)につ
いてさらに詳細に説明する。
【0053】図1〜図3を参照するに、下部フレーム5
上のチェンジャ架台73にはチェーンコンベア65がY
軸方向に延伸して設けられている。このチェーンコンベ
ア65の構成は、チェンジャ架台73の前端側と後端側
にそれぞれ幅方向に2つのスプロケット75が軸承され
ており、前後の各スプロケット75に無端環状のチェー
ン77が噛合されており、後端側のスプロケット軸79
は図3に示されているように駆動モータ81の回転がス
プロケット83やチェーン85等の駆動伝達手段を介し
て正逆回転自在に設けられている。
【0054】なお、前述したダイブロック25の後端に
は図2に示されているようにブラケット87を介して上
向きに突設された係合ピン89(係止部)がチェンジャ
装置59のチェンジャレバー91の係止部93と係合す
るように設けられている。
【0055】前記チェーンコンベア65の上部に位置す
るチェーン77にはチェンジャ本体95が係止金具97
を介して係止されている。したがって、チェーンコンベ
ア65が正逆回転することにより、チェンジャ本体95
はチェンジャレバー91に係止された金型ブロック61
をパンチプレス1における金型ブロック装着位置Sと金
型交換位置Kへ移動すべくチェンジャ架台73上で往復
動自在である。
【0056】前記チェンジャ本体95にはダイブロック
25の係合ピン89(係止部)と係合、離脱自在なフッ
ク形状の係止部93を前端に備えたチェンジャレバー9
1がその後端側を支軸99により水平方向に回動可能に
軸支されている。なお、前記チェンジャレバー91の前
端側はチェンジャ本体95に板状のガイド部材101に
より設けられた間隙のガイド溝103内に挿通されてい
るので、チェンジャレバー91は上下動することなく確
実に水平方向に回動される。
【0057】また、前記チェンジャレバー91はスプリ
ング105等の付勢手段により水平方向で前記チェンジ
ャレバー91の係止部93がダイブロック25の係合ピ
ン89へ係合する方向(図1において反時計回り方向)
に常時付勢されている。
【0058】図1を参照するに、前記金型ブロック装着
位置S側(図1において左方)には前記チェンジャレバ
ー91を前記スプリング105による付勢力に抗して押
圧及び解放するための第1レバー作動装置107が設け
られている。この第1レバー作動装置107は、前記チ
ェンジャレバー91を水平方向に回動せしめてチェンジ
ャレバー91の係止部93を金型ブロック装着位置Sに
あるダイブロック25の係合ピン89に係脱せしめるも
のである。
【0059】第1レバー作動装置107について、より
詳しくは、図4及び図5に示されているように、チェン
ジャレバー91の長手方向のほぼ中央に第1連動部材1
09の一端が回動自在に連結されており、この第1連動
部材109の他端はチェンジャ本体95に固定されてい
るガイド部材111に沿ってX軸方向に摺動自在に設け
られた第2連動部材113の一端に軸支されている。前
記第2連動部材113の他端には第1ローラ115が水
平方向に回転自在に軸承されており、この第1ローラ1
15の先端側の部分はチェンジャ本体95の側壁面から
突出されている。
【0060】金型交換位置K側のチェンジャ架台73の
側部には第1レバー装置支持架台117が設けられてお
り、第1レバー装置支持架台117の上部には前記第1
ローラ115に当接して第1及び第2連動部材109、
113を前記スプリング105の付勢方向と反対方向に
押圧・移動せしめる前方端カム119がガイド体121
に沿ってY軸方向に摺動自在に設けられており、この前
方端カム119はエアシリンダ123等の流体シリンダ
により駆動される。
【0061】なお、前記前方端カム119の前端縁の一
部には図4において下方斜めの後方に向けて傾斜する斜
辺の第1ローラ当接面125が設けられている。
【0062】また、チェンジャ本体95の前端には図1
に示されているようにチェンジャレバー91の両側に2
つのプッシャシャフト127が突設されており、このプ
ッシャシャフト127の前端がダイブロック25の後端
面に当接する位置でチェンジャレバー91の係止部93
がダイブロック25の係止ピン89に係合する位置にな
るように調整されている。
【0063】図1を参照するに、説明の便宜上、図1の
後方側にもチェンジャ装置59が示されており、前記金
型交換位置K側(図1において右方)には前記チェンジ
ャレバー91を前記スプリング105による付勢力に抗
して押圧及び解放するための第2レバー作動装置129
が設けられている。この第2レバー作動装置129は、
前記チェンジャレバー91を水平方向に回動せしめてチ
ェンジャレバー91の係止部93を金型交換位置Kにあ
るダイブロック25の係合ピン89に係脱せしめるもの
である。
【0064】第2レバー作動装置129について、より
詳しくは、図1及び図3に示されているように前記チェ
ンジャレバー91の下面にはチェンジャレバー91の係
止部93と支軸99との間に第2ローラ131(係合部
材)が水平方向に回転自在に軸承されている。チェンジ
ャ本体95の底面には切欠部133が設けられており、
前記第2ローラ131は前記切欠部133内から下方に
突出されている。この第2ローラ131に当接して前記
チェンジャレバー91を前記スプリング105の付勢方
向と反対方向に回動せしめる第2ローラ当接面135を
備えた後方端カム137が金型交換位置K側の幅方向で
ほぼ中央に固定されている。
【0065】後方端カム137は例えば図1に示されて
いるように平面で台形形状をなしており、この台形形状
の斜辺の部分が上記の第2ローラ当接面135で、この
第2ローラ当接面135はチェンジャ本体95の進退に
伴って生じる前記第2ローラ131の移動軌跡上に位置
している。
【0066】チェンジャ本体95が後退すると、金型交
換位置K側でチェンジャレバー91の第2ローラ131
が後方端カム137の斜辺の第2ローラ当接面135に
当接し、引き続きチェンジャ本体95が後退することに
より第2ローラ131が後方端カム137の斜辺の第2
ローラ当接面135に沿って図1において斜め上方の右
方向へ移動するので、チェンジャレバー91が図1にお
いて時計回り方向に回動し、チェンジャレバー91の係
止部93が金型交換位置Kにあるダイブロック25の係
合ピン89から外れる。
【0067】上記の構成により、金型ブロック61は予
め金型ブロック装着位置Sに移動されている。そして、
前方端カム119が第1レバー作動装置107のエアシ
リンダ123の作動により図4において二点鎖線の位置
まで前進する。
【0068】駆動モータ81の回転によりチェーンコン
ベア65が回転することによりチェンジャ本体95が金
型ブロック装着位置S側へ前進する。
【0069】チェンジャ本体95が金型ブロック装着位
置Sへ到達する直前には、チェンジャ本体95の第2連
動部材113の第1ローラ115が前方端カム119の
斜辺の第1ローラ当接面125に当接し、この第1ロー
ラ当接面125に沿って前進するので、第2連動部材1
13が図1及び図4において上方へスプリング105の
付勢力に抗して押圧され、前記第2連動部材113およ
び第1連動部材109の移動によりチェンジャレバー9
1が図1及び図4において時計回り方向に回動する。つ
まり、チェンジャレバー91の前端がダイブロック25
の係止ピン89に衝突しないように回動する。
【0070】チェンジャ本体95が金型ブロック装着位
置Sへ到達した後、エアシリンダ123が作動して前方
端カム119が後退(図1及び図4において下方へ移
動)されることにより、チェンジャレバー91がスプリ
ング105の付勢力により図1及び図4において反時計
回り方向に回動され、チェンジャレバー91の係止部9
3がダイブロック25の係止ピン89に係合される。
【0071】なお、万一、前方端カム119が前進され
ていないときがあっても、チェンジャレバー91の先端
に傾斜面139が設けられているので、チェンジャレバ
ー91の先端に傾斜面139がダイブロック25の係止
ピン89に当接し、チェンジャレバー91の傾斜面13
9がダイブロック25の係止ピン89により図1及び図
4において上方へスプリング105の付勢力に抗して押
圧される。そして、チェンジャ本体95が前方端へ到達
したときにスプリング105の付勢力によりチェンジャ
レバー91が図1及び図4において反時計回り方向へ回
動してチェンジャレバー91の係止部93がダイブロッ
ク25の係止ピン89に係合される。
【0072】駆動モータ81の回転によりチェーンコン
ベア65が回転し、チェンジャ本体95が金型交換位置
K側へ後退する。チェンジャレバー91に係止された金
型ブロック61はチェンジャ本体95に引っ張られてチ
ェーンコンベア65上を所定の金型交換位置Kまで移送
される。
【0073】チェンジャ本体95がチェンジャ架台73
の後方端へ到達する直前には、チェンジャレバー91の
下面の第2ローラ131が後方端カム137の斜辺の第
2ローラ当接面135に当接し、この第2ローラ当接面
135に沿って後退するので、第2ローラ131がスプ
リング105の付勢力に抗して図1において上方へ押圧
されるため、チェンジャレバー91が図1において時計
回り方向に回動され、チェンジャレバー91の係止部9
3がダイブロック25の係止ピン89から離脱される。
【0074】その後、所定の金型交換位置Kへ移動され
た金型ブロック61はダイリフタ67により上昇され
て、金型段取り装置63の運搬装置71に引き込まれ、
金型の載せ換えとパンチPとダイDの芯合わせが金型段
取り装置63で行われる。
【0075】この金型段取り装置63で交換された他の
金型ブロック61は運搬装置71により前述した金型交
換位置Kへ載置される。
【0076】再び駆動モータ81によりチェーンコンベ
ア65が回転し、チェンジャ本体95が金型ブロック装
着位置S側へ前進すると、チェンジャレバー91の下面
の第2ローラ131が後方端カム137の斜辺の第2ロ
ーラ当接面135に沿って前進するので、チェンジャレ
バー91がスプリング105の付勢力により図1におい
て反時計回り方向に回動され、チェンジャレバー91の
係止部93が金型交換位置Kにあるダイブロック25の
係止ピン89に係合される。このとき、チェンジャ本体
95の前端の2つのプッシャシャフト127がダイブロ
ック25の後端面に当接する。
【0077】駆動モータ81によるチェーンコンベア6
5の回転によりチェンジャ本体95が前進し、金型ブロ
ック61が金型ブロック装着位置Sに移動される。この
ときの第1レバー作動装置107の動作は前述したとお
りであるが、金型ブロック61をパンチプレス1に装着
するためには前方端カム119を前進させてチェンジャ
レバー91の係止部93をダイブロック25の係止ピン
89から離脱する必要がある。
【0078】以上のように、チェンジャレバー91が水
平方向に回動してダイブロック25の係止ピン89に係
合されるので、チェンジャ本体95がチェーンコンベア
65上を移動するときに上下方向に振動するとしてもチ
ェンジャレバー91の係止部93がダイブロック25の
係止ピン89から外れることはなく、その係止状態は確
実である。しかも、簡単な機構の第1レバー作動装置1
07が前方端側に設けられ、簡単な機構の第2レバー作
動装置129が後方端に設けられているのでコストが安
価であり、従来のようなエア配管や電線等やキャップフ
レックス等の付帯機器が必要ではなくなる。
【0079】上述した実施の形態に加えて、チェンジャ
レバー91を以下のようにすることもできる。
【0080】図6及び図7を参照するに、チェンジャレ
バー91はフック形状の係止部93の先端部に後方側へ
返し部141を設けることができる。この返し部141
によりチェンジャレバー91の係止部93に係合される
係止ピン89が外れにくくなる。
【0081】さらに、チェンジャレバー91の後端側の
支点となる位置には、チェンジャレバー91の長手方向
に対して水平方向で直交する方向に細長の第1軸孔部1
43とこの第1軸孔部143の端部B(図7において下
方端)から後方(図7において右方)へ細長の第2軸孔
部145とからなる水平方向でL字形状をなす軸孔部1
47が設けられている。
【0082】チェンジャ本体95の底部には前記軸孔部
147の第1及び第2軸孔部143、145内を図7に
おいて端部A、端部B、端部Cを移動可能な支軸99が
突設されており、この支軸99で前記軸孔部147を介
してチェンジャレバー91が軸承される。
【0083】この場合、チェンジャレバー91は図6に
示されているようにスプリング105により図6におい
て下方斜めの後方へ常時付勢されており、この付勢方向
により前記第1軸孔部143の端部Aが前記支軸99に
常時係合している状態にある。
【0084】前方端カム119により第1ローラ115
が押圧されて第1及び第2連動部材113によりチェン
ジャレバー91がスプリング105の付勢力に抗して図
6において上方へ押されるため軸孔部147の端部Bが
支軸99に係合する。この状態から第1ローラ115が
さらに押圧されると、チェンジャレバー91の係止部9
3がダイブロック25の係止ピン89から外れるときに
チェンジャレバー91の係止部93の返し部141の分
だけチェンジャレバー91が前方(図6において左方)
へ移動するので、軸孔部147の端部Cが支軸99に係
合する。
【0085】したがって、チェンジャレバー91の係止
部93に返し部141を設けることにより係止ピン89
が外れにくくなると共に、L字状の軸孔部147を設け
ることによりチェンジャレバー91が回動してチェンジ
ャレバー91の係止部93がダイブロック25の係止ピ
ン89から外れるときには前記返し部141が邪魔にな
らずチェンジャレバー91の係止部93がダイブロック
25の係止ピン89から外れやすくなる。
【0086】なお、この発明は前述した実施の形態の例
に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりそ
の他の態様で実施し得るものである。
【0087】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の例から
理解されるように、請求項1の発明によれば、チェンジ
ャレバーが水平方向に回動してダイブロックの係止部に
係合されるのでその係止状態は確実であり、チェンジャ
本体が移動するときに上下方向に振動するとしてもチェ
ンジャレバーの係止部がダイブロックの係止部から外れ
ることはない。しかも、金型ブロック装着位置側には簡
単な機構の第1レバー作動装置が設けられ、金型交換位
置側には簡単な機構の第2レバー作動装置がそれぞれ独
立して設けられているので、従来のようなエア配管や電
線等やキャップフレックス等の付帯機器が必要ではなく
なり、空間的な制限が少なくなり、またコストも安価に
できる。
【0088】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、チェンジャレバーが水平方向に回動
してダイブロックの係止部に係合されるので、チェンジ
ャ本体がチェーンコンベアにより移動するときに上下方
向に振動するとしてもチェンジャレバーの係止部がダイ
ブロックの係止部から外れることはなく、その係止状態
を確実にできる。しかも、金型ブロック装着位置側には
簡単な機構の第1レバー作動装置が設けられ、金型交換
位置側には簡単な機構の第2レバー作動装置がそれぞれ
独立して設けられているので、従来のようなエア配管や
電線等やキャップフレックス等の付帯機器が必要ではな
くなり、コストも安価にできる。
【0089】請求項3の発明によれば、チェンジャレバ
ーは付勢手段によりダイブロックの係止部に常時付勢さ
れ、この付勢力に抗して作動するための第1レバー作動
装置は金型ブロック装着位置側に設けた前方端カムによ
る簡単な機構により行っているので安価であり、チェン
ジャレバーをダイブロックの係止部に確実に係脱でき
る。
【0090】請求項4の発明によれば、請求項3記載の
効果とほぼ同様であり、チェンジャレバーは付勢手段に
よりダイブロックの係止部に常時付勢され、この付勢力
に抗して作動するための第2レバー作動装置は金型交換
位置側に設けた後方端カムによる簡単な機構により行っ
ているので安価であり、チェンジャレバーをダイブロッ
クの係止部に確実に係脱できる。
【0091】請求項5の発明によれば、チェンジャレバ
ーの係止部に返し部を設けることにより係止部を外れに
くくできる。また、L字状の軸孔部を設けることにより
チェンジャレバーが回動してチェンジャレバーの係止部
がダイブロックの係止部から外れるときには前記返し部
が邪魔にならずチェンジャレバーの係止部をダイブロッ
クの係止部から外れやすくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示すもので、金型交
換装置(チェンジャ装置)の全体的な平面図である
【図2】本発明の実施の形態の例を示すもので、金型交
換装置(チェンジャ装置)の前方端側の正面図である
【図3】本発明の実施の形態の例を示すもので、金型交
換装置(チェンジャ装置)の後方端側の正面図である
【図4】図1の金型交換装置の前方端側の拡大平面図で
ある。
【図5】図4の矢視V−V線の断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の他の例を示すもので、金
型交換装置の前方端側の拡大平面図である。
【図7】図6におけるチェンジャレバーの要部拡大図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態の例を示すもので、パンチ
プレスと金型交換装置(チェンジャ装置)の平面配置図
である。
【図9】図8におけるパンチプレスの拡大正面図であ
る。
【図10】パンチブロックとダイブロックの連結を示す
説明図である。
【図11】従来例のパンチプレスと金型交換装置の平面
配置図である。
【図12】従来例のチェンジャレバーの保持装置の説明
図である。
【図13】従来例のチェンジャレバーの保持装置の説明
図である。
【符号の説明】
1 パンチプレス 3 フレーム 23 パンチブロック 25 ダイブロック 59 チェンジャ装置(金型交換装置) 61 金型ブロック 63 金型段取り装置 65 チェーンコンベア 73 チェンジャ架台 89 係合ピン(係止部) 91 チェンジャレバー 93 係止部(チェンジャレバーの) 95 チェンジャ本体 99 支軸 105 スプリング 107 第1レバー作動装置 109 第1連動部材 113 第2連動部材 115 第1ローラ 119 前方端カム 123 エアシリンダ(流体シリンダ) 129 第2レバー作動装置 131 第2ローラ 137 後方端カム 141 返し部 143 第1軸孔部 145 第2軸孔部 147 軸孔部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパンチを備えたパンチブロックと
    複数のダイを備えたダイブロックとからなる金型ブロッ
    クをパンチプレスに対して交換する金型交換装置で金型
    ブロックを交換するパンチプレスにおける金型交換方法
    にして、 前記金型ブロック装着位置側に設けた第1レバー作動装
    置により、チェンジャ本体に設けたチェンジャレバーを
    水平方向に回動せしめてパンチプレスにおける金型ブロ
    ック装着位置のダイブロックの係止部にチェンジャレバ
    ーの係止部を係合せしめ、 前記チェンジャ本体を金型交換位置側へ移動することに
    より、前記チェンジャレバーに係止された金型ブロック
    を金型交換位置へ搬出せしめ、 前記金型交換位置側に設けた第2レバー作動装置によ
    り、前記金型ブロックと他の金型ブロックとを交換すべ
    く前記チェンジャレバーを水平方向に回動せしめて金型
    交換位置のダイブロックの係止部にチェンジャレバーの
    係止部を離脱し、 前記金型ブロックと他の金型ブロックとを交換した後
    に、前記チェンジャ本体を前記金型ブロック装着位置側
    へ移動せしめると、チェンジャレバーの係止部が金型交
    換位置のダイブロックの係止部に係合し、 前記チェンジャ本体が金型ブロック装着位置に達する
    と、チェンジャレバの係止部が金型ブロック装着位置の
    ダイブロックの係止部より離脱してなることを特徴とす
    るパンチプレスにおける金型交換方法。
  2. 【請求項2】 複数のパンチを備えたパンチブロックと
    複数のダイを備えたダイブロックとからなる金型ブロッ
    クをパンチプレスに対して交換する金型交換装置にし
    て、 前記ダイブロックに設けた係止部に係脱自在なフック状
    のチェンジャレバーを水平方向に回動可能に備えると共
    にこのチェンジャレバーに係止された金型ブロックをパ
    ンチプレスにおける金型ブロック装着位置と金型交換位
    置へ往復動自在に設けたチェンジャ本体と、 前記金型ブロック装着位置側でチェンジャレバーの係止
    部をダイブロックの係止部に係脱すべくチェンジャレバ
    ーを水平方向に回動せしめる第1レバー作動装置と、 前記金型交換位置側でチェンジャレバーの係止部をダイ
    ブロックの係止部に係脱すべくチェンジャレバーを水平
    方向に回動せしめる第2レバー作動装置と、からなるこ
    とを特徴とするパンチプレスにおける金型交換装置。
  3. 【請求項3】 チェンジャレバーの前端に係止部を設け
    ると共にチェンジャレバーの後端側をチェンジャ本体に
    軸承し、水平方向で前記チェンジャレバーの係止部をダ
    イブロックの係止部へ係合する方向に常時付勢する付勢
    手段を設け、この付勢手段による付勢方向と反対方向に
    前記チェンジャレバーを押圧可能な連動部材を前記チェ
    ンジャ本体に移動自在に設け、前記連動部材の一端に当
    接して前記チェンジャレバーを前記付勢方向と反対方向
    に移動せしめる前方端カムを金型ブロック装着位置側に
    設けてなる第1レバー作動装置であることを特徴とする
    請求項2記載のパンチプレスにおける金型交換装置。
  4. 【請求項4】 チェンジャレバーの前端に係止部を設け
    ると共にチェンジャレバーの後端側をチェンジャ本体に
    軸承し、水平方向で前記チェンジャレバーの係止部をダ
    イブロックの係止部へ係合する方向に常時付勢する付勢
    手段を設け、前記チェンジャレバーの下面に係合部材を
    設け、この係合部材に当接して前記チェンジャレバーを
    前記付勢方向と反対方向に移動せしめる後方端カムを金
    型交換位置側に設けてなる第2レバー作動装置であるこ
    とを特徴とする請求項2記載のパンチプレスにおける金
    型交換装置。
  5. 【請求項5】 チェンジャレバーの係止部のフック形状
    の先端部に後方側へ返し部を設けると共にチェンジャレ
    バーの後端側にチェンジャレバーの長手方向に対して水
    平方向で直交する方向に細長の第1軸孔部とこの第1軸
    孔部の一方端から後方へ延長する細長の第2軸孔部とか
    らなる水平方向でL字形状をなす軸孔部を設け、この軸
    孔部の第1及び第2軸孔部内を移動可能な支軸をチェン
    ジャ本体に突設し、この支軸で前記軸孔部を介してチェ
    ンジャレバーを軸支すると共に、前記第1軸孔部の他方
    端を前記支軸に常時係合する方向にチェンジャレバーを
    付勢する付勢手段を設けてなることを特徴とする請求項
    2、3又は4記載のパンチプレスにおける金型交換装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111906187A (zh) * 2019-05-08 2020-11-10 清展科技股份有限公司 旋动式冲模装置

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CN111906187A (zh) * 2019-05-08 2020-11-10 清展科技股份有限公司 旋动式冲模装置

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