JPH11348105A - スリガラス調を有する製品およびその製法 - Google Patents
スリガラス調を有する製品およびその製法Info
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- JPH11348105A JPH11348105A JP15632998A JP15632998A JPH11348105A JP H11348105 A JPH11348105 A JP H11348105A JP 15632998 A JP15632998 A JP 15632998A JP 15632998 A JP15632998 A JP 15632998A JP H11348105 A JPH11348105 A JP H11348105A
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】商品として充分に満足できる高質感のスリガラ
ス調を有しつつも実用上問題がない製品およびその製法
を提供する。 【解決手段】化粧料容器Aの容壁は、内層1と外層2と
からなっている。内層1は、透明なポリプロピレン樹脂
3からなる層であり、外層2は、透明なポリプロピレン
樹脂3中に平均粒径10μmのポリスチレン樹脂4のビ
ーズが全体の30重量%分散されている層である。
ス調を有しつつも実用上問題がない製品およびその製法
を提供する。 【解決手段】化粧料容器Aの容壁は、内層1と外層2と
からなっている。内層1は、透明なポリプロピレン樹脂
3からなる層であり、外層2は、透明なポリプロピレン
樹脂3中に平均粒径10μmのポリスチレン樹脂4のビ
ーズが全体の30重量%分散されている層である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スリガラス調(透
明性があり、マット調(艶消し調)を有する外観)を有
する製品およびその製法に関するものである。
明性があり、マット調(艶消し調)を有する外観)を有
する製品およびその製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、製品には、その製品によって様
々な特性が要求される。特に、化粧料容器部品には、耐
薬品性,保香性,機械的および熱的強度等の特性が要求
される。これらの要求を満たすため、ポリプロピレンや
ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂を用いたもの
が広範に使用されている。さらに、特定の部品において
は、装飾性が優れていることも要求されている。そのよ
うなものの一つとして、スリガラス調を有する化粧料容
器部品がある。
々な特性が要求される。特に、化粧料容器部品には、耐
薬品性,保香性,機械的および熱的強度等の特性が要求
される。これらの要求を満たすため、ポリプロピレンや
ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂を用いたもの
が広範に使用されている。さらに、特定の部品において
は、装飾性が優れていることも要求されている。そのよ
うなものの一つとして、スリガラス調を有する化粧料容
器部品がある。
【0003】このようなスリガラス調を有する化粧料容
器部品は、一般に、つぎのようにして製造される。すな
わち、透明な合成樹脂成形体の母材となる透明性合成樹
脂をブロー成形したのち、その成形品の表面にスリガラ
ス調の塗装を施すことにより製造される。このようにし
て製造された化粧料容器部品は、マット調に深みがで
る。
器部品は、一般に、つぎのようにして製造される。すな
わち、透明な合成樹脂成形体の母材となる透明性合成樹
脂をブロー成形したのち、その成形品の表面にスリガラ
ス調の塗装を施すことにより製造される。このようにし
て製造された化粧料容器部品は、マット調に深みがで
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製造方法では、塗装工程が必要となり、その製造が
煩わしくなるとともに、製造コストが高くなる。
来の製造方法では、塗装工程が必要となり、その製造が
煩わしくなるとともに、製造コストが高くなる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、商品として充分に満足できる高質感のスリガラ
ス調を有しつつも実用上問題がない製品およびその製法
の提供をその目的とする。
もので、商品として充分に満足できる高質感のスリガラ
ス調を有しつつも実用上問題がない製品およびその製法
の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、製品の容壁が、下記(A)および(B)
の厚み方向の積層構造になっているスリガラス調を有す
る製品を第1の要旨とし、少なくとも、下記(a)およ
び(b)からなる2層構造のパリソンを用い、上記透明
性合成樹脂母材の融点と上記合成樹脂の粉粒体の融点の
間の温度で、上記パリソンをふくらませて成形するブロ
ー成形により製品を製造するスリガラス調を有する製品
の製法を第2の要旨とする。 (A)透明性合成樹脂の層からなる内層 (B)内層に隣接する外層であって、透明性合成樹脂母
材中に、合成樹脂の粉粒体が分散されている層 (a)透明性合成樹脂内層 (b)内層に隣接する外層であって、透明性合成樹脂母
材中に、この透明性合成樹脂母材よりも融点の高い合成
樹脂の粉粒体が分散されている層
め、本発明は、製品の容壁が、下記(A)および(B)
の厚み方向の積層構造になっているスリガラス調を有す
る製品を第1の要旨とし、少なくとも、下記(a)およ
び(b)からなる2層構造のパリソンを用い、上記透明
性合成樹脂母材の融点と上記合成樹脂の粉粒体の融点の
間の温度で、上記パリソンをふくらませて成形するブロ
ー成形により製品を製造するスリガラス調を有する製品
の製法を第2の要旨とする。 (A)透明性合成樹脂の層からなる内層 (B)内層に隣接する外層であって、透明性合成樹脂母
材中に、合成樹脂の粉粒体が分散されている層 (a)透明性合成樹脂内層 (b)内層に隣接する外層であって、透明性合成樹脂母
材中に、この透明性合成樹脂母材よりも融点の高い合成
樹脂の粉粒体が分散されている層
【0007】すなわち、本発明のスリガラス調を有する
製品は、透明性合成樹脂からなる内層に、合成樹脂の粉
粒体が分散されている透明性合成樹脂からなる外層を積
層することにより、スリガラス調を得ている。このた
め、塗装工程(従来の技術)が不要になる。また、スリ
ガラス調の塗装に比べて耐久性も高くなる。さらに、全
体が合成樹脂材料で構成されており、塗膜のような異種
材料が用いられてないことから、リサイクルも容易とな
る。
製品は、透明性合成樹脂からなる内層に、合成樹脂の粉
粒体が分散されている透明性合成樹脂からなる外層を積
層することにより、スリガラス調を得ている。このた
め、塗装工程(従来の技術)が不要になる。また、スリ
ガラス調の塗装に比べて耐久性も高くなる。さらに、全
体が合成樹脂材料で構成されており、塗膜のような異種
材料が用いられてないことから、リサイクルも容易とな
る。
【0008】また、合成樹脂の粉粒体の屈折率が外層の
透明性合成樹脂母材の屈折率と異なる屈折率であって
も、外層の厚みが500μm以下である場合には、外層
は、透明なマット調、すなわちスリガラス調を有するも
のとなる。その結果、本発明のスリガラス調を有する製
品は、内層の透明性と関連して、商品として充分に満足
できる高質感のスリガラス調を有することができる。
透明性合成樹脂母材の屈折率と異なる屈折率であって
も、外層の厚みが500μm以下である場合には、外層
は、透明なマット調、すなわちスリガラス調を有するも
のとなる。その結果、本発明のスリガラス調を有する製
品は、内層の透明性と関連して、商品として充分に満足
できる高質感のスリガラス調を有することができる。
【0009】また、合成樹脂の粉粒体の屈折率が外層の
透明性合成樹脂母材の屈折率と略同じ屈折率である場合
には、外層は、透明なマット調、すなわちスリガラス調
を有するものとなる。その結果、本発明のスリガラス調
を有する製品は、内層の透明性と関連して、商品として
充分に満足できる高質感のスリガラス調を有することが
できる。
透明性合成樹脂母材の屈折率と略同じ屈折率である場合
には、外層は、透明なマット調、すなわちスリガラス調
を有するものとなる。その結果、本発明のスリガラス調
を有する製品は、内層の透明性と関連して、商品として
充分に満足できる高質感のスリガラス調を有することが
できる。
【0010】また、本発明のスリガラス調を有する製品
の製法は、透明性合成樹脂からなる内層に、合成樹脂の
粉粒体が分散されている透明性合成樹脂からなる外層を
積層することにより、スリガラス調を得ている。このた
め、塗装工程(従来の技術)が不要になる。また、スリ
ガラス調の塗装に比べて耐久性も高くなる。さらに、全
体が合成樹脂材料で構成されており、塗膜のような異種
材料が用いられてないことから、リサイクルも容易とな
る。
の製法は、透明性合成樹脂からなる内層に、合成樹脂の
粉粒体が分散されている透明性合成樹脂からなる外層を
積層することにより、スリガラス調を得ている。このた
め、塗装工程(従来の技術)が不要になる。また、スリ
ガラス調の塗装に比べて耐久性も高くなる。さらに、全
体が合成樹脂材料で構成されており、塗膜のような異種
材料が用いられてないことから、リサイクルも容易とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
面にもとづいて詳しく説明する。
【0012】
【実施例1】図1および図2は、本発明の製品の一実施
例を示している。この実施例では、製品として、図1に
示すような、化粧料容器Aを用いている。この化粧料容
器Aの容壁は、図2に示すように、内層1と外層2とか
らなっている。内層1は、無色透明なポリプロピレン樹
脂3であり、外層2は、無色透明なポリプロピレン樹脂
(母材)3中に平均粒径10μmの無色透明なポリスチ
レン樹脂(架橋によって多次元構造になっている)4の
ビーズ(粉粒体)が全体の30重量%分散されている層
である。
例を示している。この実施例では、製品として、図1に
示すような、化粧料容器Aを用いている。この化粧料容
器Aの容壁は、図2に示すように、内層1と外層2とか
らなっている。内層1は、無色透明なポリプロピレン樹
脂3であり、外層2は、無色透明なポリプロピレン樹脂
(母材)3中に平均粒径10μmの無色透明なポリスチ
レン樹脂(架橋によって多次元構造になっている)4の
ビーズ(粉粒体)が全体の30重量%分散されている層
である。
【0013】上記化粧料容器Aは、つぎのようにして得
られる。すなわち、まず、透明な合成樹脂成形体を構成
しうる高温状態のポリプロピレン樹脂3液中に平均粒径
10μmのポリスチレン樹脂4のビーズを全体の30重
量%添加し、充分に混合してポリプロピレン樹脂3液中
に分散させる。ついで、この混合物とポリプロピレン樹
脂3とを押出機から押し出して円筒状のパリソンとす
る。このパリソンは、内層1と外層2とからなり、内層
1が透明なポリプロピレン樹脂3、外層2が混合物とな
るように押し出される。つぎに、上記パリソンが熱によ
ってまだ軟らかいうちに、目的とする化粧料容器Aの形
状が内壁に形成された2つ割り金型で上記パリソンを挟
みパリソン内に空気を吹き込んでふくらませて成形す
る。ついで、冷却したのち、金型を開き成形品を取り出
す。この成形品が図1に示す化粧料容器Aである。
られる。すなわち、まず、透明な合成樹脂成形体を構成
しうる高温状態のポリプロピレン樹脂3液中に平均粒径
10μmのポリスチレン樹脂4のビーズを全体の30重
量%添加し、充分に混合してポリプロピレン樹脂3液中
に分散させる。ついで、この混合物とポリプロピレン樹
脂3とを押出機から押し出して円筒状のパリソンとす
る。このパリソンは、内層1と外層2とからなり、内層
1が透明なポリプロピレン樹脂3、外層2が混合物とな
るように押し出される。つぎに、上記パリソンが熱によ
ってまだ軟らかいうちに、目的とする化粧料容器Aの形
状が内壁に形成された2つ割り金型で上記パリソンを挟
みパリソン内に空気を吹き込んでふくらませて成形す
る。ついで、冷却したのち、金型を開き成形品を取り出
す。この成形品が図1に示す化粧料容器Aである。
【0014】ここで、融点は、ビーズのポリスチレン樹
脂4の方が、母材のポリプロピレン樹脂3よりも高くな
っており、上記ブロー成形する際の温度は、母材のポリ
プロピレン樹脂3の融点と、ビーズのポリスチレン樹脂
4の融点との間の温度である。このため、ビーズのポリ
スチレン樹脂4が溶解されずに残っている。
脂4の方が、母材のポリプロピレン樹脂3よりも高くな
っており、上記ブロー成形する際の温度は、母材のポリ
プロピレン樹脂3の融点と、ビーズのポリスチレン樹脂
4の融点との間の温度である。このため、ビーズのポリ
スチレン樹脂4が溶解されずに残っている。
【0015】また、ポリスチレン樹脂4の比重は、無機
質の粉粒体の比重の約半分であるため、同じ重量%混合
すると、ポリスチレン樹脂4のビーズのほうが無機質の
粉粒体よりも約2倍の量混合される。したがって、外層
2には、充分な量のポリスチレン樹脂4のビーズが混合
されている。
質の粉粒体の比重の約半分であるため、同じ重量%混合
すると、ポリスチレン樹脂4のビーズのほうが無機質の
粉粒体よりも約2倍の量混合される。したがって、外層
2には、充分な量のポリスチレン樹脂4のビーズが混合
されている。
【0016】さらに、ポリプロピレン樹脂3の屈折率が
1.49、ポリスチレン樹脂4のビーズの屈折率が1.
59であり、両者の屈折率は少し異なるが、外層を薄く
(例えば500μm以下)形成しているため、外層2
は、充分に満足できる高質感のスリガラス調を有するこ
とができる。その結果、化粧料容器Aは、内層1の透明
性と関連して、商品として充分に満足できる高質感のス
リガラス調を有することができる。
1.49、ポリスチレン樹脂4のビーズの屈折率が1.
59であり、両者の屈折率は少し異なるが、外層を薄く
(例えば500μm以下)形成しているため、外層2
は、充分に満足できる高質感のスリガラス調を有するこ
とができる。その結果、化粧料容器Aは、内層1の透明
性と関連して、商品として充分に満足できる高質感のス
リガラス調を有することができる。
【0017】また、上記ポリスチレン樹脂4のビーズ
は、架橋剤を用いて共重合されている。この重合方法
は、懸濁重合で行われ、重合体は綺麗な球状になってい
る。
は、架橋剤を用いて共重合されている。この重合方法
は、懸濁重合で行われ、重合体は綺麗な球状になってい
る。
【0018】このため、外層2の表面では、綺麗な球状
になったポリスチレン樹脂4のビーズの一部が突出する
こととなり、外層2の表面は、滑らかになり、手触りが
良くなる。
になったポリスチレン樹脂4のビーズの一部が突出する
こととなり、外層2の表面は、滑らかになり、手触りが
良くなる。
【0019】また、このように、化粧料容器Aの容壁が
内層1と外層2とからなり、内層1が透明で、外層2が
スリガラス調を有する場合には、透明な成形品の表面に
塗装を施した構造と同じようになり、マット調に深みが
でる。
内層1と外層2とからなり、内層1が透明で、外層2が
スリガラス調を有する場合には、透明な成形品の表面に
塗装を施した構造と同じようになり、マット調に深みが
でる。
【0020】
【実施例2】実施例1において、ポリスチレン樹脂4の
ビーズに代えてアクリル樹脂(架橋によって多次元構造
になっている)のビーズを用いた。それ以外は実施例1
と同様にして化粧料容器Aを製造した。
ビーズに代えてアクリル樹脂(架橋によって多次元構造
になっている)のビーズを用いた。それ以外は実施例1
と同様にして化粧料容器Aを製造した。
【0021】このようにして得られた化粧料容器Aは、
ポリプロピレン樹脂3の屈折率が1.49、アクリル樹
脂の屈折率が1.49であり、両者の屈折率が同じであ
るから、外層を薄く形成しなくても、外層2は、充分に
満足できる高質感のスリガラス調を有することができ
る。その結果、化粧料容器Aは、内層1の透明性と関連
して、商品として充分に満足できる高質感のスリガラス
調を有することができる。その他の作用・効果は上記実
施例1と同様である。
ポリプロピレン樹脂3の屈折率が1.49、アクリル樹
脂の屈折率が1.49であり、両者の屈折率が同じであ
るから、外層を薄く形成しなくても、外層2は、充分に
満足できる高質感のスリガラス調を有することができ
る。その結果、化粧料容器Aは、内層1の透明性と関連
して、商品として充分に満足できる高質感のスリガラス
調を有することができる。その他の作用・効果は上記実
施例1と同様である。
【0022】なお、以上の実施例において、外層2を形
成する透明性合成樹脂と合成樹脂のビーズとの組み合わ
せは、上記のものに限定されるものではなく、他の組み
合わせでもよい。
成する透明性合成樹脂と合成樹脂のビーズとの組み合わ
せは、上記のものに限定されるものではなく、他の組み
合わせでもよい。
【0023】また、内層1および外層2の透明性合成樹
脂は、着色され、有色透明なものでもよい。また、外層
2の合成樹脂のビーズも、着色され、有色透明なもので
もよい。
脂は、着色され、有色透明なものでもよい。また、外層
2の合成樹脂のビーズも、着色され、有色透明なもので
もよい。
【0024】また、外層2の合成樹脂のビーズの粒径
は、特に限定されるものではないが、50μm以下であ
ることが好ましい。この粒径が50μmを上回ると、外
層2は、綺麗なマット調を有さなくなる。
は、特に限定されるものではないが、50μm以下であ
ることが好ましい。この粒径が50μmを上回ると、外
層2は、綺麗なマット調を有さなくなる。
【0025】また、外層2の合成樹脂のビーズの量も、
特に限定されるものではないが、外層2の5〜50重量
%であることが好ましい。この量が上記の範囲を外れる
と、綺麗なスリガラス調やマット調を有さなくなる傾向
がみられるからである。
特に限定されるものではないが、外層2の5〜50重量
%であることが好ましい。この量が上記の範囲を外れる
と、綺麗なスリガラス調やマット調を有さなくなる傾向
がみられるからである。
【0026】また、化粧料容器Aの容壁は2層に限定さ
れるものではなく、3層以上でもよい。この場合、最内
層は上記内層1であり、この最内層よりも外側の少なく
とも1層は上記外層2であり、それ以外の層は、上記内
層1でも外層2でもよい。
れるものではなく、3層以上でもよい。この場合、最内
層は上記内層1であり、この最内層よりも外側の少なく
とも1層は上記外層2であり、それ以外の層は、上記内
層1でも外層2でもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明のスリガラス調を
有する製品は、透明性合成樹脂からなる内層に、合成樹
脂の粉粒体が分散されている透明性合成樹脂からなる外
層を積層することにより、スリガラス調を得ている。こ
のため、塗装工程(従来の技術)が不要になる。また、
スリガラス調の塗装に比べて耐久性も高くなる。さら
に、全体が合成樹脂材料で構成されており、塗膜のよう
な異種材料が用いられてないことから、リサイクルも容
易となる。
有する製品は、透明性合成樹脂からなる内層に、合成樹
脂の粉粒体が分散されている透明性合成樹脂からなる外
層を積層することにより、スリガラス調を得ている。こ
のため、塗装工程(従来の技術)が不要になる。また、
スリガラス調の塗装に比べて耐久性も高くなる。さら
に、全体が合成樹脂材料で構成されており、塗膜のよう
な異種材料が用いられてないことから、リサイクルも容
易となる。
【0028】また、合成樹脂の粉粒体の屈折率が外層の
透明性合成樹脂母材の屈折率と異なる屈折率であって
も、外層の厚みが500μm以下である場合には、外層
は、透明なマット調、すなわちスリガラス調を有するも
のとなる。その結果、本発明のスリガラス調を有する製
品は、内層の透明性と関連して、商品として充分に満足
できる高質感のスリガラス調を有することができる。
透明性合成樹脂母材の屈折率と異なる屈折率であって
も、外層の厚みが500μm以下である場合には、外層
は、透明なマット調、すなわちスリガラス調を有するも
のとなる。その結果、本発明のスリガラス調を有する製
品は、内層の透明性と関連して、商品として充分に満足
できる高質感のスリガラス調を有することができる。
【0029】また、合成樹脂の粉粒体の屈折率が外層の
透明性合成樹脂母材の屈折率と略同じ屈折率である場合
には、外層は、透明なマット調、すなわちスリガラス調
を有するものとなる。その結果、本発明のスリガラス調
を有する製品は、内層の透明性と関連して、商品として
充分に満足できる高質感のスリガラス調を有することが
できる。
透明性合成樹脂母材の屈折率と略同じ屈折率である場合
には、外層は、透明なマット調、すなわちスリガラス調
を有するものとなる。その結果、本発明のスリガラス調
を有する製品は、内層の透明性と関連して、商品として
充分に満足できる高質感のスリガラス調を有することが
できる。
【0030】また、本発明のスリガラス調を有する製品
の製法は、透明性合成樹脂からなる内層に、合成樹脂の
粉粒体が分散されている透明性合成樹脂からなる外層を
積層することにより、スリガラス調を得ている。このた
め、塗装工程(従来の技術)が不要になる。また、スリ
ガラス調の塗装に比べて耐久性も高くなる。さらに、全
体が合成樹脂材料で構成されており、塗膜のような異種
材料が用いられてないことから、リサイクルも容易とな
る。
の製法は、透明性合成樹脂からなる内層に、合成樹脂の
粉粒体が分散されている透明性合成樹脂からなる外層を
積層することにより、スリガラス調を得ている。このた
め、塗装工程(従来の技術)が不要になる。また、スリ
ガラス調の塗装に比べて耐久性も高くなる。さらに、全
体が合成樹脂材料で構成されており、塗膜のような異種
材料が用いられてないことから、リサイクルも容易とな
る。
【図1】本発明のスリガラス調を有する化粧料容器部品
の一実施例を示す斜視図である。
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】上記化粧料容器部品の容壁の説明図である。
A 化粧料容器 1 内層 2 外層 3 ポリプロピレン樹脂 4 ポリスチレン樹脂
Claims (4)
- 【請求項1】 製品の容壁が、下記(A)および(B)
の厚み方向の積層構造になっていることを特徴とするス
リガラス調を有する製品。 (A)透明性合成樹脂の層からなる内層 (B)内層に隣接する外層であって、透明性合成樹脂母
材中に、合成樹脂の粉粒体が分散されている層 - 【請求項2】 合成樹脂の粉粒体の屈折率が外層の透明
性合成樹脂母材の屈折率と異なる屈折率であり、外層の
厚みが500μm以下である請求項1記載のスリガラス
調を有する製品。 - 【請求項3】 合成樹脂の粉粒体の屈折率が外層の透明
性合成樹脂母材の屈折率と略同じ屈折率である請求項1
記載のスリガラス調を有する製品。 - 【請求項4】 少なくとも、下記(a)および(b)か
らなる2層構造のパリソンを用い、上記透明性合成樹脂
母材の融点と上記合成樹脂の粉粒体の融点の間の温度
で、上記パリソンをふくらませて成形するブロー成形に
より製品を製造することを特徴とするスリガラス調を有
する製品の製法。 (a)透明性合成樹脂内層 (b)内層に隣接する外層であって、透明性合成樹脂母
材中に、この透明性合成樹脂母材よりも融点の高い合成
樹脂の粉粒体が分散されている層
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15632998A JPH11348105A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | スリガラス調を有する製品およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15632998A JPH11348105A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | スリガラス調を有する製品およびその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11348105A true JPH11348105A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15625410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15632998A Pending JPH11348105A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | スリガラス調を有する製品およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11348105A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001072513A1 (en) * | 2000-03-24 | 2001-10-04 | Cyro Industries | Plastic sheet product offering matte appearance and method of preparation |
| JP2008087173A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Toppan Printing Co Ltd | 成型用積層樹脂シート |
| CN109987863A (zh) * | 2019-04-03 | 2019-07-09 | 广东中航特种玻璃技术有限公司 | 蒙砂夹层玻璃及其制备方法 |
-
1998
- 1998-06-04 JP JP15632998A patent/JPH11348105A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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