JPH11348167A - 強光沢印刷用シート - Google Patents
強光沢印刷用シートInfo
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- JPH11348167A JPH11348167A JP10163417A JP16341798A JPH11348167A JP H11348167 A JPH11348167 A JP H11348167A JP 10163417 A JP10163417 A JP 10163417A JP 16341798 A JP16341798 A JP 16341798A JP H11348167 A JPH11348167 A JP H11348167A
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- Japan
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- sheet
- electron beam
- high gloss
- layer
- coating layer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子線硬化樹脂被覆層が柔軟性および表面の
平滑性に優れ、かつ湿度変動を伴う経時保存に際しても
光沢度の低下が抑えられ、かつ良好な印刷適性を有する
強光沢印刷用シートを提供する。 【解決手段】 シート状支持体と、その少なくとも一面
上に形成され、電子線硬化性有機化合物を主成分として
含む塗料組成物の電子線硬化体からなる電子線硬化樹脂
被覆層を有し、前記シート状支持体に電子線硬化性アク
リレートモノマーを浸透させた際、浸透前後のシート状
支持体の、JIS P 8138 A法に基づく不透明
度の変化量が、0.1%以下である。さらに前記シート
状支持体が、シート状基材と、その少なくとも一面に浸
透防止層とを有するものであり、前記浸透防止層の表面
の中心線平均粗さRaが、0.15〜1.50μmであ
ることが好ましい。
平滑性に優れ、かつ湿度変動を伴う経時保存に際しても
光沢度の低下が抑えられ、かつ良好な印刷適性を有する
強光沢印刷用シートを提供する。 【解決手段】 シート状支持体と、その少なくとも一面
上に形成され、電子線硬化性有機化合物を主成分として
含む塗料組成物の電子線硬化体からなる電子線硬化樹脂
被覆層を有し、前記シート状支持体に電子線硬化性アク
リレートモノマーを浸透させた際、浸透前後のシート状
支持体の、JIS P 8138 A法に基づく不透明
度の変化量が、0.1%以下である。さらに前記シート
状支持体が、シート状基材と、その少なくとも一面に浸
透防止層とを有するものであり、前記浸透防止層の表面
の中心線平均粗さRaが、0.15〜1.50μmであ
ることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、強光沢印刷用シ
ートに関するものであり、さらに詳しく述べるならば、
本発明は、電子線硬化性有機化合物を主成分として含む
塗料組成物(以下、電子線硬化性樹脂組成物という)の
電子線硬化体からなる電子線硬化樹脂被覆層が柔軟性お
よび表面の平滑性に優れ、かつ経時による表面性が低下
しない強光沢印刷用シートに関するものである。
ートに関するものであり、さらに詳しく述べるならば、
本発明は、電子線硬化性有機化合物を主成分として含む
塗料組成物(以下、電子線硬化性樹脂組成物という)の
電子線硬化体からなる電子線硬化樹脂被覆層が柔軟性お
よび表面の平滑性に優れ、かつ経時による表面性が低下
しない強光沢印刷用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、キャスト塗被紙と呼ばれる光沢
塗被紙は、顔料および接着剤を主成分とする塗被層を、
それが水を含んで可塑状態にある間に加熱された鏡面に
圧接し、乾燥仕上げして形成された強光沢塗被層を設け
たものであるが、強光沢塗被紙としての光沢度は満足で
きるものではなく、さらに高い光沢のものが望まれてい
た。
塗被紙は、顔料および接着剤を主成分とする塗被層を、
それが水を含んで可塑状態にある間に加熱された鏡面に
圧接し、乾燥仕上げして形成された強光沢塗被層を設け
たものであるが、強光沢塗被紙としての光沢度は満足で
きるものではなく、さらに高い光沢のものが望まれてい
た。
【0003】近年、電子線硬化を利用し、紙やフィルム
などに高平滑性、高光沢性、耐溶剤性などの機能を持た
せた材料の開発が行われている。
などに高平滑性、高光沢性、耐溶剤性などの機能を持た
せた材料の開発が行われている。
【0004】従来のキャストコート紙は、高光沢の印刷
用コート紙で、クレーのような顔料およびSBRラテッ
クスのような接着剤を主成分とする塗布液を原紙に塗布
し、塗布層が可塑状態にある間に加熱された平滑な成型
面(一般に鏡面のクロムメッキ面)を有するキャスト金
属製円筒型回転体に圧接して乾燥仕上げして製造される
が、強光沢コート紙としての光沢度および平滑度は満足
ゆくものではなく、印刷における画像再現性および光沢
感をさらに上げるためにはより平滑で光沢の高いものが
望まれていた。一方、写真印画紙用支持体などの分野
で、より高い光沢度、より高い平滑度を得るための手段
として電子線硬化技術の利用が行われるようになってき
た。電子線硬化を利用し、紙やフィルムなどの基材上に
電子線硬化層を設ける技術の場合においても、通常のキ
ャストコート紙と同様に平滑な表面を得るために、平滑
な面を有する成型体を用いる方法として、ドラムキャス
ト法やフィルムキャスト法が開示されている。例えば、
特公昭55−10302号公報には、移動するシート状
基材上に電子線硬化性樹脂材料を塗布し、前記塗布液層
に金属製円筒型回転体を圧着し、シート状基材の背面か
ら電子線を照射して樹脂材料を硬化させた後、金属製円
筒型回転体から剥離する方法、または特公昭60−17
105号公報や特開昭59−206043号公報には、
金属製円筒型回転体表面に電子線硬化性樹脂組成物を塗
布し、シート状基材の表面とを貼り合わせた後、シート
状基材の背面から電子線を照射して塗布液層を硬化させ
た後、金属製円筒型回転体から剥離する方法、さらに特
開平5−93984号公報では、成型面として金属製円
筒型回転体を用いてキャストする方法において、シート
状支持体に電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、一方金属
製円筒型回転体表面にも別の電子線硬化性樹脂組成物を
塗布し、第1の電子線照射装置で硬化後、シート状支持
体と貼り合わせて積層し、第2の電子線照射装置で硬化
後、剥離する方法などの技術が開示されている。
用コート紙で、クレーのような顔料およびSBRラテッ
クスのような接着剤を主成分とする塗布液を原紙に塗布
し、塗布層が可塑状態にある間に加熱された平滑な成型
面(一般に鏡面のクロムメッキ面)を有するキャスト金
属製円筒型回転体に圧接して乾燥仕上げして製造される
が、強光沢コート紙としての光沢度および平滑度は満足
ゆくものではなく、印刷における画像再現性および光沢
感をさらに上げるためにはより平滑で光沢の高いものが
望まれていた。一方、写真印画紙用支持体などの分野
で、より高い光沢度、より高い平滑度を得るための手段
として電子線硬化技術の利用が行われるようになってき
た。電子線硬化を利用し、紙やフィルムなどの基材上に
電子線硬化層を設ける技術の場合においても、通常のキ
ャストコート紙と同様に平滑な表面を得るために、平滑
な面を有する成型体を用いる方法として、ドラムキャス
ト法やフィルムキャスト法が開示されている。例えば、
特公昭55−10302号公報には、移動するシート状
基材上に電子線硬化性樹脂材料を塗布し、前記塗布液層
に金属製円筒型回転体を圧着し、シート状基材の背面か
ら電子線を照射して樹脂材料を硬化させた後、金属製円
筒型回転体から剥離する方法、または特公昭60−17
105号公報や特開昭59−206043号公報には、
金属製円筒型回転体表面に電子線硬化性樹脂組成物を塗
布し、シート状基材の表面とを貼り合わせた後、シート
状基材の背面から電子線を照射して塗布液層を硬化させ
た後、金属製円筒型回転体から剥離する方法、さらに特
開平5−93984号公報では、成型面として金属製円
筒型回転体を用いてキャストする方法において、シート
状支持体に電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、一方金属
製円筒型回転体表面にも別の電子線硬化性樹脂組成物を
塗布し、第1の電子線照射装置で硬化後、シート状支持
体と貼り合わせて積層し、第2の電子線照射装置で硬化
後、剥離する方法などの技術が開示されている。
【0005】これらの強光沢シート状物を形成する電子
線硬化性樹脂組成物は通常紙基材の上に塗工されるが、
硬化前の電子線硬化性樹脂組成物は紙基材に対する浸透
性が高いものがあり、あるいはオリゴマーとモノマーの
配合により形成された塗料のモノマー成分が選択的に浸
透して、表面の光沢性を著しく低下させたり、あるいは
前記のような成型面でキャストする場合などには、ピッ
トを発生して好ましくなかった。
線硬化性樹脂組成物は通常紙基材の上に塗工されるが、
硬化前の電子線硬化性樹脂組成物は紙基材に対する浸透
性が高いものがあり、あるいはオリゴマーとモノマーの
配合により形成された塗料のモノマー成分が選択的に浸
透して、表面の光沢性を著しく低下させたり、あるいは
前記のような成型面でキャストする場合などには、ピッ
トを発生して好ましくなかった。
【0006】このような問題を解決するために、電子線
硬化性樹脂組成物に対する浸透防止性を有する塗工層を
有する紙を基材に使用する方法が開発された。しかしこ
の場合にも経時で光沢度が低下したり、柔軟性が不足す
るなど、更なる改善が望まれていた。
硬化性樹脂組成物に対する浸透防止性を有する塗工層を
有する紙を基材に使用する方法が開発された。しかしこ
の場合にも経時で光沢度が低下したり、柔軟性が不足す
るなど、更なる改善が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は従来技術の
前記の問題点を解決し、電子線硬化性樹脂組成物の電子
線硬化体からなる電子線硬化樹脂被覆層が柔軟性および
表面の平滑性に優れ、かつ湿度変動を伴う経時保存に際
しても光沢度の低下が抑えられ、かつ良好な印刷適性を
有する強光沢印刷用シートを提供するものである。
前記の問題点を解決し、電子線硬化性樹脂組成物の電子
線硬化体からなる電子線硬化樹脂被覆層が柔軟性および
表面の平滑性に優れ、かつ湿度変動を伴う経時保存に際
しても光沢度の低下が抑えられ、かつ良好な印刷適性を
有する強光沢印刷用シートを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明者らは鋭意検討
した結果、前記シート状基材に電子線硬化性アクリレー
トモノマーを浸透させた際、浸透前後のシート状基材
の、不透明度の変化量が所定の数値以下になるようなバ
リアー性を有するを強光沢印刷用シートは、優れた表面
平滑性と柔軟性を有し、湿度変動を伴う経時保存に際し
ても光沢度の低下が抑えられ、かつ良好な印刷適性を有
することを見出し、本発明を完成させたのである。
した結果、前記シート状基材に電子線硬化性アクリレー
トモノマーを浸透させた際、浸透前後のシート状基材
の、不透明度の変化量が所定の数値以下になるようなバ
リアー性を有するを強光沢印刷用シートは、優れた表面
平滑性と柔軟性を有し、湿度変動を伴う経時保存に際し
ても光沢度の低下が抑えられ、かつ良好な印刷適性を有
することを見出し、本発明を完成させたのである。
【0009】すなわち本発明に係る強光沢印刷用シート
は、シート状支持体と、その少なくとも一面上に形成さ
れ、電子線硬化性有機化合物を主成分として含む塗料組
成物の電子線硬化体からなる電子線硬化樹脂被覆層を有
し、前記シート状支持体に電子線硬化性アクリレートモ
ノマーを浸透させた際、浸透前後のシート状支持体の、
JIS P 8138 A法に基づく不透明度の変化量
が、0.1%以下であることを特徴とするものである。
は、シート状支持体と、その少なくとも一面上に形成さ
れ、電子線硬化性有機化合物を主成分として含む塗料組
成物の電子線硬化体からなる電子線硬化樹脂被覆層を有
し、前記シート状支持体に電子線硬化性アクリレートモ
ノマーを浸透させた際、浸透前後のシート状支持体の、
JIS P 8138 A法に基づく不透明度の変化量
が、0.1%以下であることを特徴とするものである。
【0010】また本発明に係る強光沢印刷用シートは、
前記シート状支持体が、シート状基材と、その少なくと
も一面に浸透防止層とを有するものであることが好まし
く、前記浸透防止層が、溶融押し出し法によりシート状
支持体上にラミネートされたポリオレフィン樹脂から形
成されたものであることが好ましい。
前記シート状支持体が、シート状基材と、その少なくと
も一面に浸透防止層とを有するものであることが好まし
く、前記浸透防止層が、溶融押し出し法によりシート状
支持体上にラミネートされたポリオレフィン樹脂から形
成されたものであることが好ましい。
【0011】さらに本発明に係る強光沢印刷用シート
は、前記浸透防止層の表面の中心線平均粗さRaが、
0.15〜1.50μmであることが好ましく、前記浸
透防止層が、溶融押し出し法によりシート状基材上にポ
リオレフィン樹脂をラミネート被覆される際に、平均深
さ0.05〜0.7μm、平均ピッチ0.1〜100μ
mの表面凹凸を有するクーリングロールを用いて、ポリ
オレフィン樹脂を冷却させると同時に、ポリオレフィン
樹脂表面を微細な凹凸で型付けされて形成されたもので
あることが好ましい。すなわち表面凹凸を有するクーリ
ングロールを用いた場合、クーリングロールとして鏡面
仕上げをしたものを用いた場合に発生する塗工開始およ
び終了時のポリオレフィン樹脂被覆層の表面と強光沢を
得るために使用する成型面としての金属製円筒型回転体
の表面との密着現象による紙切れなどを引き起こさず、
好ましい。
は、前記浸透防止層の表面の中心線平均粗さRaが、
0.15〜1.50μmであることが好ましく、前記浸
透防止層が、溶融押し出し法によりシート状基材上にポ
リオレフィン樹脂をラミネート被覆される際に、平均深
さ0.05〜0.7μm、平均ピッチ0.1〜100μ
mの表面凹凸を有するクーリングロールを用いて、ポリ
オレフィン樹脂を冷却させると同時に、ポリオレフィン
樹脂表面を微細な凹凸で型付けされて形成されたもので
あることが好ましい。すなわち表面凹凸を有するクーリ
ングロールを用いた場合、クーリングロールとして鏡面
仕上げをしたものを用いた場合に発生する塗工開始およ
び終了時のポリオレフィン樹脂被覆層の表面と強光沢を
得るために使用する成型面としての金属製円筒型回転体
の表面との密着現象による紙切れなどを引き起こさず、
好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】 本発明のシート状支持体は、電
子線硬化性有機化合物の浸透性を示す電子線硬化性アク
リレートモノマーを浸透させた際、浸透前後のシート状
支持体の、JIS P 8138 A法に基づく不透明
度の変化量が、0.1%以下であることが必要である。
不透明度の変化量が0.1%より大きい場合には、電子
線硬化樹脂被覆層表面が荒れ、電子線硬化樹脂被覆層と
成型体表面との間に空気溜りができ、その空気により電
子線硬化阻害を受け、電子線硬化樹脂被覆層の成型体表
面から剥離が不十分となり、空気溜りの部分が金属製円
筒型回転体表面に残ったり、電子線硬化樹脂被覆層表面
にはピットの発生が多くなる。ピットの発生が多いと、
印刷時において印刷ベタ部では白抜け斑点状の欠陥にな
り、光沢低下も起こることがある。
子線硬化性有機化合物の浸透性を示す電子線硬化性アク
リレートモノマーを浸透させた際、浸透前後のシート状
支持体の、JIS P 8138 A法に基づく不透明
度の変化量が、0.1%以下であることが必要である。
不透明度の変化量が0.1%より大きい場合には、電子
線硬化樹脂被覆層表面が荒れ、電子線硬化樹脂被覆層と
成型体表面との間に空気溜りができ、その空気により電
子線硬化阻害を受け、電子線硬化樹脂被覆層の成型体表
面から剥離が不十分となり、空気溜りの部分が金属製円
筒型回転体表面に残ったり、電子線硬化樹脂被覆層表面
にはピットの発生が多くなる。ピットの発生が多いと、
印刷時において印刷ベタ部では白抜け斑点状の欠陥にな
り、光沢低下も起こることがある。
【0013】本発明のシート状支持体は、電子線硬化性
アクリレートモノマーを浸透させた際、浸透前後のシー
ト状支持体の、JIS P 8138 A法に基づく不
透明度の変化量が、0.1%以下であれば、特にその素
材を限定するものではない。例えば、コート紙、キャス
トコート紙、アート紙などの紙基材、合成紙、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リ塩化ビニルなどの合成樹脂フィルム、ポリエチレンな
どのポリオレフィン樹脂で紙基材の片面あるいは両面に
ラミネートを施されたラミネート紙、また紙基材を使用
する場合には、別途電子線硬化性樹脂組成物の浸透を防
止するための浸透防止層を設けたものでもよい。
アクリレートモノマーを浸透させた際、浸透前後のシー
ト状支持体の、JIS P 8138 A法に基づく不
透明度の変化量が、0.1%以下であれば、特にその素
材を限定するものではない。例えば、コート紙、キャス
トコート紙、アート紙などの紙基材、合成紙、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リ塩化ビニルなどの合成樹脂フィルム、ポリエチレンな
どのポリオレフィン樹脂で紙基材の片面あるいは両面に
ラミネートを施されたラミネート紙、また紙基材を使用
する場合には、別途電子線硬化性樹脂組成物の浸透を防
止するための浸透防止層を設けたものでもよい。
【0014】本発明の電子線硬化性アクリレートモノマ
ーに対するバリアー性を有する浸透防止層としては、ポ
リオレフィン樹脂層が好ましい。ポリオレフィン樹脂と
しては、通常ポリエチレン樹脂が有利に使用されるが、
電子線硬化性樹脂組成物に対するバリアー性、および柔
軟性を有し、湿度に対する変動を抑えられるものであれ
ば、ポリエチレンに限定される必要はなく、ポリプロピ
レンやポリエステルなどが利用できる。また使用される
ポリエチレン構造は、線状でも分岐状でもよく、低密度
ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン
(L・LDPE)や高密度ポリエチレン(HDPE)で
も良く、その他種々の特性を持つものが利用できる。ま
たポリエチレン樹脂層は少なくとも電子線硬化樹脂被覆
層が塗布される側の原紙上に浸透防止層として設ける必
要があるが、原紙の両面にラミネートされていても何ら
問題はない。
ーに対するバリアー性を有する浸透防止層としては、ポ
リオレフィン樹脂層が好ましい。ポリオレフィン樹脂と
しては、通常ポリエチレン樹脂が有利に使用されるが、
電子線硬化性樹脂組成物に対するバリアー性、および柔
軟性を有し、湿度に対する変動を抑えられるものであれ
ば、ポリエチレンに限定される必要はなく、ポリプロピ
レンやポリエステルなどが利用できる。また使用される
ポリエチレン構造は、線状でも分岐状でもよく、低密度
ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン
(L・LDPE)や高密度ポリエチレン(HDPE)で
も良く、その他種々の特性を持つものが利用できる。ま
たポリエチレン樹脂層は少なくとも電子線硬化樹脂被覆
層が塗布される側の原紙上に浸透防止層として設ける必
要があるが、原紙の両面にラミネートされていても何ら
問題はない。
【0015】本発明に係る強光沢印刷用シートは、前記
浸透防止層の表面の中心線平均粗さRaが、0.15〜
1.50μmであることが好ましく、より好ましくは
0.20〜1.20μmである。中心線平均粗さRa
が、0.15μm未満であると、塗工開始および終了時
のポリオレフィン樹脂被覆層の表面と強光沢を得るため
に使用する成型面としての金属製円筒型回転体の表面と
の密着現象による紙切れが発生することがあり、1.5
0μmより大きいと、強光沢面としての平滑性が損なわ
れたり、微少な塗工欠陥ともいうべきピットの発生が起
ることがある。
浸透防止層の表面の中心線平均粗さRaが、0.15〜
1.50μmであることが好ましく、より好ましくは
0.20〜1.20μmである。中心線平均粗さRa
が、0.15μm未満であると、塗工開始および終了時
のポリオレフィン樹脂被覆層の表面と強光沢を得るため
に使用する成型面としての金属製円筒型回転体の表面と
の密着現象による紙切れが発生することがあり、1.5
0μmより大きいと、強光沢面としての平滑性が損なわ
れたり、微少な塗工欠陥ともいうべきピットの発生が起
ることがある。
【0016】本発明の溶融押し出しラミネートの基材と
して用いられるシート状支持体の種類に関しては特に制
限はないが、上質紙のような紙基体、布、不織布などを
用いることができ、好ましくは紙基体を用いる。紙基体
としては、通常50〜300g/m2の坪量を有し、表
面の平滑な紙基体が用いられる。本発明で用いられる紙
基体の種類には、特に制限は無い。紙基体を形成するパ
ルプとしては、一般的には、樅、栂等から製造した針葉
樹パルプ、楓、ブナ、ポプラ等から製造した広葉樹パル
プ、針葉樹広葉樹混合パルプ等の天然パルプを主成分と
するものが広く用いられ、クラフトパルプ、サルファイ
トパルプ、ソーダパルプ等の晒パルプを使用できる。ま
た合成繊維や合成パルプを含むパルプから製造した紙基
体も使用できる。前記紙基体には、通常の各種添加剤、
例えば乾燥紙力増強剤、サイズ剤、填料、湿潤紙力増強
剤、定着剤、pH調整剤等を1種類以上含むことができ
る。
して用いられるシート状支持体の種類に関しては特に制
限はないが、上質紙のような紙基体、布、不織布などを
用いることができ、好ましくは紙基体を用いる。紙基体
としては、通常50〜300g/m2の坪量を有し、表
面の平滑な紙基体が用いられる。本発明で用いられる紙
基体の種類には、特に制限は無い。紙基体を形成するパ
ルプとしては、一般的には、樅、栂等から製造した針葉
樹パルプ、楓、ブナ、ポプラ等から製造した広葉樹パル
プ、針葉樹広葉樹混合パルプ等の天然パルプを主成分と
するものが広く用いられ、クラフトパルプ、サルファイ
トパルプ、ソーダパルプ等の晒パルプを使用できる。ま
た合成繊維や合成パルプを含むパルプから製造した紙基
体も使用できる。前記紙基体には、通常の各種添加剤、
例えば乾燥紙力増強剤、サイズ剤、填料、湿潤紙力増強
剤、定着剤、pH調整剤等を1種類以上含むことができ
る。
【0017】本発明の強光沢印刷用シートの表面平滑性
および光沢度を高めるためには、電子線硬化樹脂被覆層
の形成に平滑な表面を有する金属製円筒型回転体や成形
用シート状材料等を用いるキャスト法で製造することが
好ましく、また白色度等を向上させる目的から、電子線
硬化性樹脂組成物に顔料を配合することが好ましい。ま
たシート状支持体として、地合の良好でない紙基体を用
いる場合には、紙基体の地合ムラに基づく表面の美粧性
の低下を解消するため、電子線硬化樹脂被覆層を2層以
上の積層構造にする場合もあるが、本発明の溶融ラミネ
ートによる押し出し被覆した浸透防止層を設けた場合に
は、地合の影響を受けにくく、特に電子線硬化樹脂被覆
層を積層構造にする必要はない。
および光沢度を高めるためには、電子線硬化樹脂被覆層
の形成に平滑な表面を有する金属製円筒型回転体や成形
用シート状材料等を用いるキャスト法で製造することが
好ましく、また白色度等を向上させる目的から、電子線
硬化性樹脂組成物に顔料を配合することが好ましい。ま
たシート状支持体として、地合の良好でない紙基体を用
いる場合には、紙基体の地合ムラに基づく表面の美粧性
の低下を解消するため、電子線硬化樹脂被覆層を2層以
上の積層構造にする場合もあるが、本発明の溶融ラミネ
ートによる押し出し被覆した浸透防止層を設けた場合に
は、地合の影響を受けにくく、特に電子線硬化樹脂被覆
層を積層構造にする必要はない。
【0018】本発明に係る強光沢印刷用シートの製造方
法としては、シート状基材上のポリオレフィン樹脂被覆
層を有する側の一面上に電子線硬化性樹脂組成物を塗布
し、電子線照射して硬化させる方法がある。
法としては、シート状基材上のポリオレフィン樹脂被覆
層を有する側の一面上に電子線硬化性樹脂組成物を塗布
し、電子線照射して硬化させる方法がある。
【0019】別の本発明に係る強光沢印刷用シートの製
造方法としては、シート状基材上のポリオレフィン樹脂
被覆層を有する側の一面上に電子線硬化性樹脂組成物を
塗布して塗布液層を形成し、この塗布液層を成型体表面
上に押圧し、それによって形成された積層体に電子線照
射を施して硬化し、前記成型体表面から剥離する方法が
ある。
造方法としては、シート状基材上のポリオレフィン樹脂
被覆層を有する側の一面上に電子線硬化性樹脂組成物を
塗布して塗布液層を形成し、この塗布液層を成型体表面
上に押圧し、それによって形成された積層体に電子線照
射を施して硬化し、前記成型体表面から剥離する方法が
ある。
【0020】別の本発明に係る強光沢印刷用シートの製
造方法としては、シート状支持体の一面上に、電子線硬
化性樹脂組成物を塗布して内側塗布液層を形成し、別に
成型体表面上に、顔料含有電子線硬化性樹脂組成物を塗
布して最外側塗布液層を形成し、前記成型体表面上の最
外側塗布液層に、前記シート状支持体上の内側塗布液層
を重ね合わせ、それによって形成された重層体に電子線
照射を施して、内側塗布液層および最外側塗布液層を、
互いに接着および硬化するとともに、内側樹脂被覆層を
介してシート状支持体および最外側樹脂被覆層を接合さ
せ積層体を形成し、この積層体を前記成型体表面から剥
離する方法がある。
造方法としては、シート状支持体の一面上に、電子線硬
化性樹脂組成物を塗布して内側塗布液層を形成し、別に
成型体表面上に、顔料含有電子線硬化性樹脂組成物を塗
布して最外側塗布液層を形成し、前記成型体表面上の最
外側塗布液層に、前記シート状支持体上の内側塗布液層
を重ね合わせ、それによって形成された重層体に電子線
照射を施して、内側塗布液層および最外側塗布液層を、
互いに接着および硬化するとともに、内側樹脂被覆層を
介してシート状支持体および最外側樹脂被覆層を接合さ
せ積層体を形成し、この積層体を前記成型体表面から剥
離する方法がある。
【0021】また別の本発明に係る強光沢印刷用シート
の製造方法としては、シート状支持体の一面上に、電子
線硬化性樹脂組成物を塗布して内側塗布液層を形成し、
別に成型体表面上に、顔料含有電子線硬化性樹脂組成物
を塗布して最外側塗布液層を形成し、前記成型体表面上
においてこれに電子線照射を施して硬化して、最外側樹
脂被覆層を形成し、前記成型体表面上の最外側樹脂被覆
層に、前記シート状支持体上の内側塗布液層を重ね合わ
せ、それによって形成された重層体に電子線照射を施し
て、内側塗布液層および最外側樹脂被覆層を互いに接着
および硬化するとともに、内側樹脂被覆層を介してシー
ト状支持体および最外側樹脂被覆層を接合して積層体を
形成し、この積層体を前記成型体表面から剥離する方法
がある。
の製造方法としては、シート状支持体の一面上に、電子
線硬化性樹脂組成物を塗布して内側塗布液層を形成し、
別に成型体表面上に、顔料含有電子線硬化性樹脂組成物
を塗布して最外側塗布液層を形成し、前記成型体表面上
においてこれに電子線照射を施して硬化して、最外側樹
脂被覆層を形成し、前記成型体表面上の最外側樹脂被覆
層に、前記シート状支持体上の内側塗布液層を重ね合わ
せ、それによって形成された重層体に電子線照射を施し
て、内側塗布液層および最外側樹脂被覆層を互いに接着
および硬化するとともに、内側樹脂被覆層を介してシー
ト状支持体および最外側樹脂被覆層を接合して積層体を
形成し、この積層体を前記成型体表面から剥離する方法
がある。
【0022】電子線硬化樹脂被覆層に顔料を含有させる
場合、顔料含有電子線硬化性樹脂組成物中に用いられる
顔料には特に限定はなく、クレー、カオリン、タルク、
水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、重質炭酸カ
ルシウム、軽質炭酸カルシウム、アナターゼ型またはル
チル型二酸化チタン、亜鉛華、硫酸バリウム等の無機顔
料、およびプラスチックピグメントとして知られている
ポリスチレンのような有機顔料を使用することができ
る。これらの顔料は通常白色であり、表面無処理のまま
使用してもよいが、シロキサン、アルミナ、アルコー
ル、シランカップリング剤等で表面処理したものを使用
してもよい。また顔料は、単一種からなるものでもよ
く、または2種類以上を混合して使用してもよい。また
このような顔料が配合された電子線硬化性樹脂組成物に
は分散剤、離型剤、消泡剤、着色剤、染料、防腐剤等の
公知の助剤を必要に応じて配合することもできる。
場合、顔料含有電子線硬化性樹脂組成物中に用いられる
顔料には特に限定はなく、クレー、カオリン、タルク、
水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、重質炭酸カ
ルシウム、軽質炭酸カルシウム、アナターゼ型またはル
チル型二酸化チタン、亜鉛華、硫酸バリウム等の無機顔
料、およびプラスチックピグメントとして知られている
ポリスチレンのような有機顔料を使用することができ
る。これらの顔料は通常白色であり、表面無処理のまま
使用してもよいが、シロキサン、アルミナ、アルコー
ル、シランカップリング剤等で表面処理したものを使用
してもよい。また顔料は、単一種からなるものでもよ
く、または2種類以上を混合して使用してもよい。また
このような顔料が配合された電子線硬化性樹脂組成物に
は分散剤、離型剤、消泡剤、着色剤、染料、防腐剤等の
公知の助剤を必要に応じて配合することもできる。
【0023】顔料の配合量は、電子線硬化性樹脂組成物
100重量部(固形分)中、10〜80重量部であるこ
とが好ましく、より好ましくは20〜60重量部であ
る。顔料配合量が10重量部未満では、顔料の隠蔽性が
不良になることがあり、それが80重量部より多くなる
と、塗料粘度が過度に高くなり、流動性が不良になって
しまうことがある。
100重量部(固形分)中、10〜80重量部であるこ
とが好ましく、より好ましくは20〜60重量部であ
る。顔料配合量が10重量部未満では、顔料の隠蔽性が
不良になることがあり、それが80重量部より多くなる
と、塗料粘度が過度に高くなり、流動性が不良になって
しまうことがある。
【0024】最外側樹脂被覆層(電子線硬化樹脂被覆層
が単一層であるときは、この層)に使用する電子線硬化
性有機化合物は、特に限定されるものではないが、印刷
適性を付与する目的から下記の化合物を配合することが
好ましい。
が単一層であるときは、この層)に使用する電子線硬化
性有機化合物は、特に限定されるものではないが、印刷
適性を付与する目的から下記の化合物を配合することが
好ましい。
【0025】この電子線硬化性有機化合物としては、 (1)直鎖状もしくは側鎖を有する分子量300〜10
000のアルキル構造含有有機化合物 (2)分子量30〜300のアルキルジオールと硬化ヒ
マシ油の反応生成物構造含有有機化合物 (3)不飽和高級脂肪酸の二量体に由来するダイマー酸
構造含有有機化合物 (4)分子量1000〜10000のポリエーテル構造
含有有機化合物 が挙げることができる。これらの化合物は、上記の構造
のいずれかを有していれば、ウレタン変性、エステル変
性、エポキシ変性等されていても何ら差し支えない。
000のアルキル構造含有有機化合物 (2)分子量30〜300のアルキルジオールと硬化ヒ
マシ油の反応生成物構造含有有機化合物 (3)不飽和高級脂肪酸の二量体に由来するダイマー酸
構造含有有機化合物 (4)分子量1000〜10000のポリエーテル構造
含有有機化合物 が挙げることができる。これらの化合物は、上記の構造
のいずれかを有していれば、ウレタン変性、エステル変
性、エポキシ変性等されていても何ら差し支えない。
【0026】また、これらの印刷適性を付与する電子線
硬化性有機化合物は、通常高粘度のものが多いため、ハ
ンドリングを良くする目的から、希釈モノマーとして低
粘度の電子線硬化性有機化合物を配合しても何ら差し支
えない。
硬化性有機化合物は、通常高粘度のものが多いため、ハ
ンドリングを良くする目的から、希釈モノマーとして低
粘度の電子線硬化性有機化合物を配合しても何ら差し支
えない。
【0027】希釈モノマーの種類には特に限定されるも
のではないが、下記の化合物を単独あるいは数種類併用
しても良い。
のではないが、下記の化合物を単独あるいは数種類併用
しても良い。
【0028】この希釈モノマーとしては、 (1)脂肪族、脂環族および芳香族の1〜6価のアルコ
ールおよびポリアルキレングリコールのアクリレート化
合物類 (2)脂肪族、脂環族および芳香族の1〜6価のアルコ
ールにポリアルキレンオキシドを付加させたもののアク
リレート化合物類 (3)ポリアクリロイルアルキルリン酸エステル類 (4)多塩基酸とポリオールとアクリル酸との反応生成
物 (5)イソシアネートとポリオールとアクリル酸との反
応生成物 (6)エポキシ化合物とアクリル酸との反応生成物 (7)エポキシ化合物とポリオールとアクリル酸との反
応生成物 等を挙げることができる。
ールおよびポリアルキレングリコールのアクリレート化
合物類 (2)脂肪族、脂環族および芳香族の1〜6価のアルコ
ールにポリアルキレンオキシドを付加させたもののアク
リレート化合物類 (3)ポリアクリロイルアルキルリン酸エステル類 (4)多塩基酸とポリオールとアクリル酸との反応生成
物 (5)イソシアネートとポリオールとアクリル酸との反
応生成物 (6)エポキシ化合物とアクリル酸との反応生成物 (7)エポキシ化合物とポリオールとアクリル酸との反
応生成物 等を挙げることができる。
【0029】具体的に述べるならば、単官能希釈モノマ
ーとしては、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリレート、
N−ビニルピロリドン、アクリロイルモルホリン、2−
エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2
−ヒドロキシブチルアクリレート、テトラヒドロフルフ
リルアクリレート、カプロラクトン変性テトラヒドロフ
ルフリルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、
シクロヘキシルメタクリレート、ジシクロヘキシルアク
リレート、イソボロニルアクリレート、ベンジルアクリ
レート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、
メトキシトリエチレングリコールアクリレート、メトキ
シプロピレングリコールアクリレート、N,N−ジメチ
ルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメチルアミノ
エチルメタクリレート、2−エチルヘキシルカルビトー
ルアクリレート、ω−カルボキシポリカプロラクタンモ
ノアクリレート、フタル酸モノヒドロキシエチルアクリ
レート、アクリル酸ダイマー、アクリル酸−9,10−
エポキシ化オレイル、メタクリル酸−9,10−エポキ
シ化オレイル、マレイン酸エチレングリコールモノアク
リレート、ジシクロペンテニルアクリレート、ジシクロ
ペンタニルアクリレート、ジシクロペンテニルオキシエ
チレンアクリレート、4,4−ジメチル−1,3−ジオ
キソランのカプロラクタン付加物のアクリレート、3−
メチル−5,5−ジメチル−1,3−ジオキソランのカ
プロラクトン付加物のアクリレート、エチレンオキシド
変性フェノキシ化リン酸アクリレート等が用いられる。
ーとしては、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリレート、
N−ビニルピロリドン、アクリロイルモルホリン、2−
エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2
−ヒドロキシブチルアクリレート、テトラヒドロフルフ
リルアクリレート、カプロラクトン変性テトラヒドロフ
ルフリルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、
シクロヘキシルメタクリレート、ジシクロヘキシルアク
リレート、イソボロニルアクリレート、ベンジルアクリ
レート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、
メトキシトリエチレングリコールアクリレート、メトキ
シプロピレングリコールアクリレート、N,N−ジメチ
ルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメチルアミノ
エチルメタクリレート、2−エチルヘキシルカルビトー
ルアクリレート、ω−カルボキシポリカプロラクタンモ
ノアクリレート、フタル酸モノヒドロキシエチルアクリ
レート、アクリル酸ダイマー、アクリル酸−9,10−
エポキシ化オレイル、メタクリル酸−9,10−エポキ
シ化オレイル、マレイン酸エチレングリコールモノアク
リレート、ジシクロペンテニルアクリレート、ジシクロ
ペンタニルアクリレート、ジシクロペンテニルオキシエ
チレンアクリレート、4,4−ジメチル−1,3−ジオ
キソランのカプロラクタン付加物のアクリレート、3−
メチル−5,5−ジメチル−1,3−ジオキソランのカ
プロラクトン付加物のアクリレート、エチレンオキシド
変性フェノキシ化リン酸アクリレート等が用いられる。
【0030】多官能希釈モノマーとしては、エタンジオ
ールジアクリレート、1,3−プロパンジオールジアク
リレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9−ノ
ナンジオールジアクリレート、1,14−テトラデカン
ジオールジアクリレート、1,15−ペンタデカンジオ
ールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレ
ート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプ
ロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリ
コールジアクリレート、2−ブチル−2−エチルプロパ
ンジオールジアクリレート、エチレンオキシド変性ビス
フェノールAジアクリレート、ポリエチレンオキシド変
性ビスフェノールAジアクリレート、ポリエチレンオキ
シド変性水添ビスフェノールAジアクリレート、プロピ
レンオキシド変性ビスフェノールAジアクリレート、ポ
リプロピレンオキシド変性ビスフェノールAジアクリレ
ート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリ
コールエステルジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸
エステルネオペンチルグリコールエステルのカプロラク
トン付加物ジアクリレート、エチレンオキシド変性イソ
シアヌル酸ジアクリレート、ペンタエリスリトールジア
クリレートモノステアレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジグリシジルエーテルアクリル酸付加物、ポリオキシ
エチレンエピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジア
クリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート、エチ
レンオキシド変性トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、ポリエチレンオキシド変性トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、プロピレンオキシド変性トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、ポリプロピレンオキ
シド変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、エチレンオキシ
ド変性イソシアヌル酸トリアクリレート、エチレンオキ
シド変性グリセロールトリアクリレート、ポリエチレン
オキシド変性グリセロールトリアクリレート、プロピレ
ンオキシド変性グリセロールトリアクリレート、ポリプ
ロピレンオキシド変性グリセロールトリアクリレート、
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジトリメチ
ロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールペ
ンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトール
ヘキサアクリレート、ポリカプロラクトン変性ジペンタ
エリスリトールヘキサアクリレート等がある。
ールジアクリレート、1,3−プロパンジオールジアク
リレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9−ノ
ナンジオールジアクリレート、1,14−テトラデカン
ジオールジアクリレート、1,15−ペンタデカンジオ
ールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレ
ート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプ
ロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリ
コールジアクリレート、2−ブチル−2−エチルプロパ
ンジオールジアクリレート、エチレンオキシド変性ビス
フェノールAジアクリレート、ポリエチレンオキシド変
性ビスフェノールAジアクリレート、ポリエチレンオキ
シド変性水添ビスフェノールAジアクリレート、プロピ
レンオキシド変性ビスフェノールAジアクリレート、ポ
リプロピレンオキシド変性ビスフェノールAジアクリレ
ート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリ
コールエステルジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸
エステルネオペンチルグリコールエステルのカプロラク
トン付加物ジアクリレート、エチレンオキシド変性イソ
シアヌル酸ジアクリレート、ペンタエリスリトールジア
クリレートモノステアレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジグリシジルエーテルアクリル酸付加物、ポリオキシ
エチレンエピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジア
クリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート、エチ
レンオキシド変性トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、ポリエチレンオキシド変性トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、プロピレンオキシド変性トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、ポリプロピレンオキ
シド変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、エチレンオキシ
ド変性イソシアヌル酸トリアクリレート、エチレンオキ
シド変性グリセロールトリアクリレート、ポリエチレン
オキシド変性グリセロールトリアクリレート、プロピレ
ンオキシド変性グリセロールトリアクリレート、ポリプ
ロピレンオキシド変性グリセロールトリアクリレート、
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジトリメチ
ロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールペ
ンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトール
ヘキサアクリレート、ポリカプロラクトン変性ジペンタ
エリスリトールヘキサアクリレート等がある。
【0031】顔料を前記電子線硬化性有機化合物中に分
散するには、3本ロールミル(スリーロールミル)、2
本ロールミル(ツーロールミル)、カウレスデゾルバ
ー、ホモミキサー、サンドグラインダー、プラネタリー
ミキサーおよび超音波分散機等を使用することができ
る。
散するには、3本ロールミル(スリーロールミル)、2
本ロールミル(ツーロールミル)、カウレスデゾルバ
ー、ホモミキサー、サンドグラインダー、プラネタリー
ミキサーおよび超音波分散機等を使用することができ
る。
【0032】本発明に係る強光沢印刷用シートが2層以
上の電子線硬化樹脂被覆層を有する場合、シート状支持
体と接する内側樹脂被覆層に使用する電子線硬化性有機
化合物には、特に、限定するものではないが、内側樹脂
被覆層および最外側樹脂被覆層との接着性を付与するた
めに、類似した分子構造を有する電子線硬化性有機化合
物を用いるのが好ましい。
上の電子線硬化樹脂被覆層を有する場合、シート状支持
体と接する内側樹脂被覆層に使用する電子線硬化性有機
化合物には、特に、限定するものではないが、内側樹脂
被覆層および最外側樹脂被覆層との接着性を付与するた
めに、類似した分子構造を有する電子線硬化性有機化合
物を用いるのが好ましい。
【0033】成型体として使用する金属製円筒型回転体
は、その材質形状を特に限定するものではないが、ステ
ンレススチール、銅、クロム等で鏡面仕上げされた平滑
な周面を有しているもので、最外側樹脂被覆層との剥離
を容易にするために、金属製円筒型回転体の表面にシリ
コーンオイルやワックス等の剥離助剤を供給することも
できる。
は、その材質形状を特に限定するものではないが、ステ
ンレススチール、銅、クロム等で鏡面仕上げされた平滑
な周面を有しているもので、最外側樹脂被覆層との剥離
を容易にするために、金属製円筒型回転体の表面にシリ
コーンオイルやワックス等の剥離助剤を供給することも
できる。
【0034】成型体として使用する成形用シート状材料
は、平滑で柔軟性があればその材質に限定はないが、具
体的にはポリエステルフィルムのようなプラスチックフ
ィルム、金属シート、樹脂コート紙、金属蒸着フィル
ム、金属蒸着紙などが好ましく、成形用シート状材料の
表面には、最外側樹脂被覆層の剥離を容易にするため
に、シリコーンやワックスなどの剥離助剤を供給しても
よい。さらに成形用シート状材料の表面に適宜の処理、
例えばシリコーン処理のような処理を施して、硬化した
最外側樹脂被覆層の剥離を容易にしてもよい。成型体と
して使用される成形用シート状材料は、エンドレスベル
ト状に加工されていてもよい。成型体として使用する成
形用シート状材料は繰り返して使用することもできる
が、度重なる電子線照射による衝撃は成形用シート状材
料を劣化させるため、この繰り返し使用の回数には限度
がある。
は、平滑で柔軟性があればその材質に限定はないが、具
体的にはポリエステルフィルムのようなプラスチックフ
ィルム、金属シート、樹脂コート紙、金属蒸着フィル
ム、金属蒸着紙などが好ましく、成形用シート状材料の
表面には、最外側樹脂被覆層の剥離を容易にするため
に、シリコーンやワックスなどの剥離助剤を供給しても
よい。さらに成形用シート状材料の表面に適宜の処理、
例えばシリコーン処理のような処理を施して、硬化した
最外側樹脂被覆層の剥離を容易にしてもよい。成型体と
して使用される成形用シート状材料は、エンドレスベル
ト状に加工されていてもよい。成型体として使用する成
形用シート状材料は繰り返して使用することもできる
が、度重なる電子線照射による衝撃は成形用シート状材
料を劣化させるため、この繰り返し使用の回数には限度
がある。
【0035】また成型体である金属製円筒型回転体の表
面あるいは成形用シート状材料の表面、またはシート状
支持体の表面に電子線硬化性樹脂組成物を塗布する方法
としては、例えばバーコート法、エアードクターコート
法、ブレードコート法、スクイズコート法、エアーナイ
フコート法、ロールコート法、グラビアコート法、トラ
ンスファーコート法、コンマコート法、スムージングコ
ート法、マイクログラビアコート法、リバースロールコ
ート法、マルチロールコート法、ディップコート法、キ
スコート法、ゲートロールコート法、落下カーテンコー
ト法、スライドコート法、ファウンテンコート法および
スリットダイコート法等を用いることができる。特に成
型体として金属製円筒型回転体を使用する場合には、金
属製円筒型回転体の表面に傷を付けないために、塗布用
ゴムロールを使用するロールコート法あるいはオフセッ
トグラビアコート法が用いることが好ましく、さらには
非接触タイプのファウンテンコーターやスリットダイコ
ーター等が有利に用いられる。
面あるいは成形用シート状材料の表面、またはシート状
支持体の表面に電子線硬化性樹脂組成物を塗布する方法
としては、例えばバーコート法、エアードクターコート
法、ブレードコート法、スクイズコート法、エアーナイ
フコート法、ロールコート法、グラビアコート法、トラ
ンスファーコート法、コンマコート法、スムージングコ
ート法、マイクログラビアコート法、リバースロールコ
ート法、マルチロールコート法、ディップコート法、キ
スコート法、ゲートロールコート法、落下カーテンコー
ト法、スライドコート法、ファウンテンコート法および
スリットダイコート法等を用いることができる。特に成
型体として金属製円筒型回転体を使用する場合には、金
属製円筒型回転体の表面に傷を付けないために、塗布用
ゴムロールを使用するロールコート法あるいはオフセッ
トグラビアコート法が用いることが好ましく、さらには
非接触タイプのファウンテンコーターやスリットダイコ
ーター等が有利に用いられる。
【0036】本発明の強光沢印刷用シートにおいて、1
層の樹脂被覆層もしくは少なくとも1層の内側樹脂被覆
層と最外側樹脂被覆層からなる電子線硬化樹脂被覆層の
合計塗被量は、硬化後において3〜60g/m2である
ことが好ましく、より好ましくは5〜40g/m2であ
る。この塗被量が3g/m2未満では、得られる塗被体
の表面平滑性が不十分になり、美粧性が得られず、光沢
度が低下することがある。またこの塗被量が60g/m
2より多くなると、効果が飽和し、コスト高になること
がある。
層の樹脂被覆層もしくは少なくとも1層の内側樹脂被覆
層と最外側樹脂被覆層からなる電子線硬化樹脂被覆層の
合計塗被量は、硬化後において3〜60g/m2である
ことが好ましく、より好ましくは5〜40g/m2であ
る。この塗被量が3g/m2未満では、得られる塗被体
の表面平滑性が不十分になり、美粧性が得られず、光沢
度が低下することがある。またこの塗被量が60g/m
2より多くなると、効果が飽和し、コスト高になること
がある。
【0037】電子線硬化樹脂被覆層が、少なくとも1層
の内側樹脂被覆層と、最外側樹脂被覆層からなる場合、
最外側樹脂被覆層の美粧性と印刷適性を付与するために
は、その硬化後の塗被量が0.1g/m2以上であるこ
とが好ましく、より好ましくは0.3〜20g/m2で
ある。最外側樹脂被覆層の塗被量が0.1g/m2未満
であると、顔料の配合量が多くても隠蔽性が不十分にな
ることがある。
の内側樹脂被覆層と、最外側樹脂被覆層からなる場合、
最外側樹脂被覆層の美粧性と印刷適性を付与するために
は、その硬化後の塗被量が0.1g/m2以上であるこ
とが好ましく、より好ましくは0.3〜20g/m2で
ある。最外側樹脂被覆層の塗被量が0.1g/m2未満
であると、顔料の配合量が多くても隠蔽性が不十分にな
ることがある。
【0038】また前記内側樹脂被覆層の機能を確保する
ためには、その硬化後の塗被量3g/m2以上であるこ
とが好ましく、より好ましくは5〜20g/m2であ
る。内側樹脂被覆層の塗被量が3g/m2未満では紙基
体の地合ムラ等に起因するピットの発生や印刷時のムラ
を埋めきれない。
ためには、その硬化後の塗被量3g/m2以上であるこ
とが好ましく、より好ましくは5〜20g/m2であ
る。内側樹脂被覆層の塗被量が3g/m2未満では紙基
体の地合ムラ等に起因するピットの発生や印刷時のムラ
を埋めきれない。
【0039】電子線照射に用いられる電子線照射装置と
しては、特にその方式に制限はないが、例えばハンデグ
ラーフ型スキャニング方式、タブルスキャニング方式、
ブロードビーム方式、およびカーテンビーム方式等の電
子線照射装置を用いることができるが、この中でも比較
的安価で大出力の得られるカーテンビーム方式のものが
本発明に有効に用いられる。
しては、特にその方式に制限はないが、例えばハンデグ
ラーフ型スキャニング方式、タブルスキャニング方式、
ブロードビーム方式、およびカーテンビーム方式等の電
子線照射装置を用いることができるが、この中でも比較
的安価で大出力の得られるカーテンビーム方式のものが
本発明に有効に用いられる。
【0040】電子線照射の際の加速電圧は100〜30
0kVであることが好ましく、吸収線量としては、0.
1〜8Mradであることが好ましく、0.5〜5Mr
adがより好ましい。
0kVであることが好ましく、吸収線量としては、0.
1〜8Mradであることが好ましく、0.5〜5Mr
adがより好ましい。
【0041】
【実施例】 以下に実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明するが、本発明は、勿論これらに限定されるもの
ではない。
に説明するが、本発明は、勿論これらに限定されるもの
ではない。
【0042】実施例1 下記の操作により強光沢印刷用シートを作製した。 組成物1 成 分 配合量 ポリプロピレングリコールのウレタン変性オリゴマー 45重量部 (商標:KU−511−2B,荒川化学工業社製) 1,9−ノナンジオールジアクリレート 25重量部 (商標:ニューフロンティアL−C9A,分子量268,第一工業製薬社製) 二酸化チタン(商標:R−23,堺化学社製) 30重量部
【0043】強光沢印刷用シートの作製(電子線硬化樹
脂被覆層が1層) 坪量127.9g/m2の紙基体の一表面上にコロナ放
電による表面活性処理を施し、その上に密度0.950
g/m3のポリエチレン樹脂を被覆量10g/m2となる
ように溶融押し出し被覆を行い、ポリエチレン樹脂によ
る樹脂被覆層を形成し、シート状支持体を作製した。こ
のポリエチレン樹脂の溶融押し出し被覆時に用いたクー
リングロールは、通常ラフグロスと呼ばれる表面の凹凸
の平均深さが0.3μm、平均ピッチが10μmのもの
を使用した。
脂被覆層が1層) 坪量127.9g/m2の紙基体の一表面上にコロナ放
電による表面活性処理を施し、その上に密度0.950
g/m3のポリエチレン樹脂を被覆量10g/m2となる
ように溶融押し出し被覆を行い、ポリエチレン樹脂によ
る樹脂被覆層を形成し、シート状支持体を作製した。こ
のポリエチレン樹脂の溶融押し出し被覆時に用いたクー
リングロールは、通常ラフグロスと呼ばれる表面の凹凸
の平均深さが0.3μm、平均ピッチが10μmのもの
を使用した。
【0044】次にここで得たシート状支持体の表面に、
組成物1の組成の混合物をカウレスディゾルバーで1時
間混合分散させて調製した塗料を、ダイレクトリバース
グラビアコーターを用いて、硬化後の塗被量が10g/
m2になるように塗被する。この塗布液層を介して鏡面
を有する金属製円筒型回転体の周面上にニップロールで
押し付け、紙基体の裏面側より加速電圧300kV、吸
収線量2Mradで電子線を照射し、塗布液層の電子線
硬化性樹脂組成物を硬化させた後、リリースロールを介
して金属製円筒型回転体より剥離する。このような工程
において、製造開始時から製造終了時まで、ポリエチレ
ン樹脂で被覆した浸透防止層の表面と金属製円筒型回転
体の周面とがブロッキングを起こすことなく、問題無く
製造することが出来た。評価結果を表1に示した。
組成物1の組成の混合物をカウレスディゾルバーで1時
間混合分散させて調製した塗料を、ダイレクトリバース
グラビアコーターを用いて、硬化後の塗被量が10g/
m2になるように塗被する。この塗布液層を介して鏡面
を有する金属製円筒型回転体の周面上にニップロールで
押し付け、紙基体の裏面側より加速電圧300kV、吸
収線量2Mradで電子線を照射し、塗布液層の電子線
硬化性樹脂組成物を硬化させた後、リリースロールを介
して金属製円筒型回転体より剥離する。このような工程
において、製造開始時から製造終了時まで、ポリエチレ
ン樹脂で被覆した浸透防止層の表面と金属製円筒型回転
体の周面とがブロッキングを起こすことなく、問題無く
製造することが出来た。評価結果を表1に示した。
【0045】評価方法 (1)浸透性 アクリレートモノマー C9A(ブチルエチルプロパン
ジオールジアクリレート)を0.025ccシート状基
材に滴下し、30秒放置後拭き取り、不透明度計で不透
明度を測定し、C9A浸透前後の不透明度の差を取る。
不透明度変化量が0.1%以下であれば、実用上問題な
い。
ジオールジアクリレート)を0.025ccシート状基
材に滴下し、30秒放置後拭き取り、不透明度計で不透
明度を測定し、C9A浸透前後の不透明度の差を取る。
不透明度変化量が0.1%以下であれば、実用上問題な
い。
【0046】(2)ピット 電子線硬化樹脂被覆層をステレオマイクロスコープ(商
品名:STEREODYNA SCOPE MODEL
TS−2:VISION ENGINNEERING社製)で観察し、1
0mm2当たりのピットの数を評価した。ピットの大き
さが50〜100μmのものと、100μmより大きい
ものの数をカウントし、基材の巾方向に8ヶ所測定した
数の合計で表した。50〜100μmの大きさピットの
数が50個以下であれば、実用上問題ない。100μm
より大きなピットの数が30個以下であれば、実用上問
題ない。
品名:STEREODYNA SCOPE MODEL
TS−2:VISION ENGINNEERING社製)で観察し、1
0mm2当たりのピットの数を評価した。ピットの大き
さが50〜100μmのものと、100μmより大きい
ものの数をカウントし、基材の巾方向に8ヶ所測定した
数の合計で表した。50〜100μmの大きさピットの
数が50個以下であれば、実用上問題ない。100μm
より大きなピットの数が30個以下であれば、実用上問
題ない。
【0047】(3)印刷シートの柔軟性評価 印刷シートの柔軟性は以下の方法により評価した。得ら
れた強光沢印刷シートの光沢面を外側にして二つ折りに
し、ステンレス製板を押し当てて荷重を掛け、折り目を
付ける。折り目の部分に筆記用インキを塗布し、染着の
程度を評価する。評価基準は、下記の通りである。 ○・・・塗膜が割れず基材の原紙に染着が全くしないも
の △・・・部分的に塗膜の割れがあり、軽度の染着がある
もの ×・・・染着の程度が激しいもの 評価結果を表1に示した。
れた強光沢印刷シートの光沢面を外側にして二つ折りに
し、ステンレス製板を押し当てて荷重を掛け、折り目を
付ける。折り目の部分に筆記用インキを塗布し、染着の
程度を評価する。評価基準は、下記の通りである。 ○・・・塗膜が割れず基材の原紙に染着が全くしないも
の △・・・部分的に塗膜の割れがあり、軽度の染着がある
もの ×・・・染着の程度が激しいもの 評価結果を表1に示した。
【0048】(4)塗被層表面の像鮮明度の評価 強光沢印刷用シートの表面性を評価するためにJIS
K 7105に基づくスガ試験機社製の像鮮明度測定装
置により、光学櫛2.0mmを用いて像鮮明度を測定し
た。測定は経時的な表面性の低下を判定するために、2
0℃、65%の条件で3日間調湿させたサンプルについ
て評価した。評価結果のうち、○および△は表面性が優
れているが、×では表面性不十分と判定した。 ○ は像鮮明度80%以上 △ は像鮮明度65〜80未満 ×は像鮮明度65未満
K 7105に基づくスガ試験機社製の像鮮明度測定装
置により、光学櫛2.0mmを用いて像鮮明度を測定し
た。測定は経時的な表面性の低下を判定するために、2
0℃、65%の条件で3日間調湿させたサンプルについ
て評価した。評価結果のうち、○および△は表面性が優
れているが、×では表面性不十分と判定した。 ○ は像鮮明度80%以上 △ は像鮮明度65〜80未満 ×は像鮮明度65未満
【0049】(5)浸透防止層の表面の中心線平均粗さ
Ra
Ra
【0050】実施例2 実施例1で用いたシート状支持体を用い、強光沢印刷用
シートの作製方法を下記の方法で行った。 組成物2(内側樹脂被覆層形成用) 成 分 配合量 ダイマー酸変性ウレタンアクリレート 50重量部 (商標:DA−7B,荒川化学工業社製) 2−エチル−2−ブチルプロパンジオールジアクリレート 50重量部 (商標:ニューフロンティアC9A,分子量268,第一工業製薬社製)
シートの作製方法を下記の方法で行った。 組成物2(内側樹脂被覆層形成用) 成 分 配合量 ダイマー酸変性ウレタンアクリレート 50重量部 (商標:DA−7B,荒川化学工業社製) 2−エチル−2−ブチルプロパンジオールジアクリレート 50重量部 (商標:ニューフロンティアC9A,分子量268,第一工業製薬社製)
【0051】強光沢印刷用シートの作製(電子線硬化樹
脂被覆層が2層) 組成物1を、成型体として用いられる表面粗度0.2S
の鏡面構造を有するクロムメッキを施した金属製円筒型
回転体の表面に、オフセットグラビアコーターを用い
て、硬化後の塗被量が5g/m2になるように塗被し、
最外側塗布液層とした。次に、前記組成物2の混合分散
物を、実施例1と同様のラミネートした基材の表面に、
ダイレクトリバースグラビアコーターを用いて、硬化後
の塗被量が10g/m2になるように塗被する。この塗
布液層を介して前記組成物1を、鏡面を有する金属製円
筒型回転体の周面上にニップロールで押し付け、紙基体
の裏面側より加速電圧300kV、吸収線量2Mrad
で電子線を照射し、塗布液層の電子線硬化性樹脂組成物
を硬化させた後、リリースロールを介して金属製円筒型
回転体より剥離する。このような工程において、製造開
始時から製造終了時まで、ポリエチレン樹脂で被覆した
浸透防止層の表面と金属製円筒型回転体の周面とがブロ
ッキングを起こすことなく、問題無く製造することが出
来た。評価は、実施例1と同様に行った。評価結果を表
1に示した。
脂被覆層が2層) 組成物1を、成型体として用いられる表面粗度0.2S
の鏡面構造を有するクロムメッキを施した金属製円筒型
回転体の表面に、オフセットグラビアコーターを用い
て、硬化後の塗被量が5g/m2になるように塗被し、
最外側塗布液層とした。次に、前記組成物2の混合分散
物を、実施例1と同様のラミネートした基材の表面に、
ダイレクトリバースグラビアコーターを用いて、硬化後
の塗被量が10g/m2になるように塗被する。この塗
布液層を介して前記組成物1を、鏡面を有する金属製円
筒型回転体の周面上にニップロールで押し付け、紙基体
の裏面側より加速電圧300kV、吸収線量2Mrad
で電子線を照射し、塗布液層の電子線硬化性樹脂組成物
を硬化させた後、リリースロールを介して金属製円筒型
回転体より剥離する。このような工程において、製造開
始時から製造終了時まで、ポリエチレン樹脂で被覆した
浸透防止層の表面と金属製円筒型回転体の周面とがブロ
ッキングを起こすことなく、問題無く製造することが出
来た。評価は、実施例1と同様に行った。評価結果を表
1に示した。
【0052】実施例3 実施例1と同様の操作を行った。ただし組成物1を塗布
するシート状支持体として、坪量127.9g/m2の
紙基体の一表面上にコロナ放電による表面活性処理を施
し、その上に密度0.950g/m3のポリエチレン樹
脂を被覆量10g/m2となるように溶融押し出し被覆
を行った。その際に用いたクーリングロール表面は、表
面粗度0.2Sの鏡面を有するものを使用した。ただし
本実施例で得たシート状支持体を使用した場合には、加
工開始時に、シート状支持体のポリエチレン樹脂被覆層
の表面と金属製円筒型回転体の周面とが貼り付くブロッ
キング現象が観察された。評価は、実施例1と同様に行
った。評価結果を表1に示した。
するシート状支持体として、坪量127.9g/m2の
紙基体の一表面上にコロナ放電による表面活性処理を施
し、その上に密度0.950g/m3のポリエチレン樹
脂を被覆量10g/m2となるように溶融押し出し被覆
を行った。その際に用いたクーリングロール表面は、表
面粗度0.2Sの鏡面を有するものを使用した。ただし
本実施例で得たシート状支持体を使用した場合には、加
工開始時に、シート状支持体のポリエチレン樹脂被覆層
の表面と金属製円筒型回転体の周面とが貼り付くブロッ
キング現象が観察された。評価は、実施例1と同様に行
った。評価結果を表1に示した。
【0053】実施例4 下記成分の電子線硬化性樹脂組成物(組成物3)をペイ
ントコンディショナーで1時間混合分散させて、塗布液
を調製した。 組成物3 成 分 配合量 ウレタンアクリレートオリゴマー 30重量部 (商標:ビームセット505B、荒川化学工業社製) ブチルエチルプロパンジオールジアクリレート 70重量部 二酸化チタン(商標:A220、石原産業社製) 30重量部 上記塗布液を、コート紙(商標:OKトップコートダ
ル、王子製紙製、坪量157g/m2)の1表面上に、1
5g/m2となるように、リバースグラビアコーターを
用いて塗布した塗布液層を、成型面として使用する平滑
な面を有する厚さ75μmのPETフィルムに、ガイド
ロール(ニップロール)で貼り合わせキャストし、その
後、PETフィルムの裏面から電子線照射装置により加
速電圧250kV、吸収線量2Mradの条件で照射
し、塗布液層を硬化し、その後、ガイドロール(リリー
スロール)を介して剥離し、強光沢印刷用シートを作製
した。評価は、実施例1と同様に行った。評価結果を表
1に示した。
ントコンディショナーで1時間混合分散させて、塗布液
を調製した。 組成物3 成 分 配合量 ウレタンアクリレートオリゴマー 30重量部 (商標:ビームセット505B、荒川化学工業社製) ブチルエチルプロパンジオールジアクリレート 70重量部 二酸化チタン(商標:A220、石原産業社製) 30重量部 上記塗布液を、コート紙(商標:OKトップコートダ
ル、王子製紙製、坪量157g/m2)の1表面上に、1
5g/m2となるように、リバースグラビアコーターを
用いて塗布した塗布液層を、成型面として使用する平滑
な面を有する厚さ75μmのPETフィルムに、ガイド
ロール(ニップロール)で貼り合わせキャストし、その
後、PETフィルムの裏面から電子線照射装置により加
速電圧250kV、吸収線量2Mradの条件で照射
し、塗布液層を硬化し、その後、ガイドロール(リリー
スロール)を介して剥離し、強光沢印刷用シートを作製
した。評価は、実施例1と同様に行った。評価結果を表
1に示した。
【0054】実施例5 キャストコート紙(商標:OK工程剥離紙、王子製紙
製、坪量157g/m2)のキャストコート層表面上に、
実施例1と同様にして電子線硬化樹脂被覆層を設けた。
評価は、実施例1と同様に行った。評価結果を表1に示
した。
製、坪量157g/m2)のキャストコート層表面上に、
実施例1と同様にして電子線硬化樹脂被覆層を設けた。
評価は、実施例1と同様に行った。評価結果を表1に示
した。
【0055】実施例6 キャストコート紙(商標:ミラーコートバッグ、王子製
紙製、坪量145g/m2)のキャストコート層表面上
に、実施例1と同様にして電子線硬化樹脂被覆層を設け
た。評価は、実施例1と同様に行った。評価結果を表1
に示した。
紙製、坪量145g/m2)のキャストコート層表面上
に、実施例1と同様にして電子線硬化樹脂被覆層を設け
た。評価は、実施例1と同様に行った。評価結果を表1
に示した。
【0056】実施例7 合成紙ユポ(商標:FPG−95、王子油化合成紙製)
上に、実施例1と同様にして電子線硬化樹脂被覆層を設
けた。評価は、実施例1と同様に行った。評価結果を表
1に示した。
上に、実施例1と同様にして電子線硬化樹脂被覆層を設
けた。評価は、実施例1と同様に行った。評価結果を表
1に示した。
【0057】比較例1 マットコート紙(商標:OKロイヤル、王子製紙製、坪
量157g/m2)のコート層表面上に、実施例1と同様
にして電子線硬化樹脂被覆層を設けた。評価は、実施例
1と同様に行った。評価結果を表1に示した。
量157g/m2)のコート層表面上に、実施例1と同様
にして電子線硬化樹脂被覆層を設けた。評価は、実施例
1と同様に行った。評価結果を表1に示した。
【0058】比較例2 上質紙(商標:OKプリンス、王子製紙製、157g/
m2)の上に、実施例1と同様にして電子線硬化樹脂被覆
層を設けた。評価は、実施例1と同様に行った。評価結
果を表1に示した。
m2)の上に、実施例1と同様にして電子線硬化樹脂被覆
層を設けた。評価は、実施例1と同様に行った。評価結
果を表1に示した。
【0059】比較例3 実施例1と同様の操作を行った。ただし組成物1を塗布
する基材として、坪量127.9g/m2の紙基体の一
表面上に浸透防止層として、下記の組成物4を固形分濃
度15%の塗料を、固形分3g/m2となるように塗工
したものを使用した。評価は、実施例1と同様に行っ
た。評価結果を表1に示した。 組成物4 成 分 配合量 ポリビニルアルコール(商標:NL05、日本合成化学社製) 50重量部 クレー(商標:UW90、エンゲルハード社製) 50重量部
する基材として、坪量127.9g/m2の紙基体の一
表面上に浸透防止層として、下記の組成物4を固形分濃
度15%の塗料を、固形分3g/m2となるように塗工
したものを使用した。評価は、実施例1と同様に行っ
た。評価結果を表1に示した。 組成物4 成 分 配合量 ポリビニルアルコール(商標:NL05、日本合成化学社製) 50重量部 クレー(商標:UW90、エンゲルハード社製) 50重量部
【0060】
【表1】
【0061】
【発明の効果】 本発明に係る強光沢印刷用シートは、
電子線硬化樹脂被覆層が柔軟性および表面の平滑性に優
れ、かつ湿度変動を伴う経時保存に際しても像鮮明度の
低下を引き起こさず、光沢度の低下が抑えられ、かつ良
好な印刷適性を有し、実用上極めて有用なものである。
電子線硬化樹脂被覆層が柔軟性および表面の平滑性に優
れ、かつ湿度変動を伴う経時保存に際しても像鮮明度の
低下を引き起こさず、光沢度の低下が抑えられ、かつ良
好な印刷適性を有し、実用上極めて有用なものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 シート状支持体と、その少なくとも一面
上に形成され、電子線硬化性有機化合物を主成分として
含む塗料組成物の電子線硬化体からなる電子線硬化樹脂
被覆層を有する強光沢印刷用シートにおいて、前記シー
ト状支持体に電子線硬化性アクリレートモノマーを浸透
させた際、浸透前後のシート状支持体の、JIS P
8138 A法に基づく不透明度の変化量が、0.1%
以下であることを特徴とする強光沢印刷用シート。 - 【請求項2】 前記シート状支持体が、シート状基材
と、その少なくとも一面に浸透防止層とを有する請求項
1記載の強光沢印刷用シート。 - 【請求項3】 前記浸透防止層が、ポリオレフィン樹脂
から形成されたものである請求項2記載の強光沢印刷用
シート。 - 【請求項4】 前記浸透防止層の表面の中心線平均粗さ
Raが、0.15〜1.50μmである請求項3記載の
強光沢印刷用シート。 - 【請求項5】 前記浸透防止層が、溶融押し出し法によ
りシート状基材上にポリオレフィン樹脂をラミネート被
覆される際に、平均深さ0.05〜0.7μm、平均ピ
ッチ0.1〜100μmの表面凹凸を有するクーリング
ロールを用いて、ポリオレフィン樹脂を冷却させると同
時に、ポリオレフィン樹脂表面を微細な凹凸で型付けさ
れて形成されたものである請求項3または請求項4記載
の強光沢印刷用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10163417A JPH11348167A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 強光沢印刷用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10163417A JPH11348167A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 強光沢印刷用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11348167A true JPH11348167A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15773511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10163417A Pending JPH11348167A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 強光沢印刷用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11348167A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007062753A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Dainippon Printing Co Ltd | インキ浸透防止層を有する紙カップ |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP10163417A patent/JPH11348167A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007062753A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Dainippon Printing Co Ltd | インキ浸透防止層を有する紙カップ |
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