JPH11348441A - 記録媒体 - Google Patents

記録媒体

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JPH11348441A
JPH11348441A JP10177992A JP17799298A JPH11348441A JP H11348441 A JPH11348441 A JP H11348441A JP 10177992 A JP10177992 A JP 10177992A JP 17799298 A JP17799298 A JP 17799298A JP H11348441 A JPH11348441 A JP H11348441A
Authority
JP
Japan
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layer
release
release material
adhesive layer
base material
Prior art date
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Pending
Application number
JP10177992A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Kimura
哲 木村
Yoshimune Motoyanagi
吉宗 本柳
Yasushi Murai
靖 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP10177992A priority Critical patent/JPH11348441A/ja
Publication of JPH11348441A publication Critical patent/JPH11348441A/ja
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  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字面が汚れたりせず、印字面を鮮明な記録
状態に保つことができ、保存性に優れたものを得ること
である。 【解決手段】 基材15の表面に印字ヘッドにより印字
が施される感熱記録層16を設け、基材15の裏面に剥
離処理層17を設け、この剥離処理層17に粘着層18
を有する透明な剥離材19を剥離可能に設けた。従っ
て、基材15の表面の感熱記録層16に印字ヘッドによ
り印字を施した後、基材15の裏面の剥離処理層17か
ら透明な剥離材19を剥離し、この透明な剥離材15を
印字が施された感熱記録層16に粘着層18を介して貼
り付けることにより、透明な剥離材19を通して感熱記
録層16を見ることができるとともに、この透明な剥離
材19により感熱記録層16を保護することができ、こ
のため印字面が汚れたりせず、印字面を鮮明な記録状態
に保つことができ、保存性に優れたものを得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印字装置に用い
られる記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字装置に設けられた印字ヘッド
の発熱により所望の文字や図形などの印字データが印字
されて記録される記録媒体としては、例えば、印字ヘッ
ドの発熱によりインクリボンのインクが溶融されて転写
される記録紙、あるいは印字ヘッドの発熱により感熱記
録層が発色して印字が行われる感熱紙などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
インクリボンを用いる記録紙では、印字ヘッドの発熱に
よりインクリボンのインクが溶融されて転写されること
により、印字面に転写されたインクが露出するため、印
字面のこすれなどによって、転写されたインクが剥がれ
たり、また転写されたインクで用紙が汚れたりし、印字
面を鮮明な記録状態に保つことができないという問題が
ある。また、後者の感熱記録層を有する感熱紙では、印
字ヘッドの発熱により感熱記録層を発色させているが、
感熱記録層は熱以外に、皮脂や油、薬品などに反応しや
すいため、耐熱性、耐久性、耐薬品性などのいずれの点
においても、インクリボンを使用する熱転写に比べて保
存性が劣るという問題がある。
【0004】この発明の課題は、印字面が汚れたりせ
ず、印字面を鮮明な記録状態に保つことができ、保存性
に優れたものを得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基材と、この基材の表面に設けられ印字ヘッドにより印
字が施される印字層と、前記基材の裏面に設けられた剥
離処理層と、この剥離処理層に剥離可能に設けられた粘
着層を有する透光性の剥離材とを備えたことを特徴す
る。この発明によれば、基材の表面に設けられた印字層
に印字ヘッドにより印字を施した後、基材の裏面に設け
られた剥離処理層から粘着層を有する透光性の剥離材を
剥離し、この透光性の剥離材を印字が施された印字層に
粘着層を介して貼り付けることにより、透光性の剥離材
を通して印字層を見ることができるとともに、この透光
性の剥離材により印字層を保護することができ、このた
め印字面が汚れたりせず、印字面を鮮明な記録状態に保
つことができ、保存性に優れたものを得ることができ
る。
【0006】請求項3記載の発明は、基材と、この基材
の表面に設けられ印字ヘッドにより印字が施される印字
層と、前記基材の裏面に設けられた第1粘着層と、この
第1粘着層に剥離可能に設けられた剥離処理層を有する
透光性の第1剥離材と、この第1剥離材の裏面に設けら
れた第2粘着層と、この第2粘着層に剥離可能に設けら
れた第2剥離材とを備えたことを特徴する。この発明に
よれば、基材の表面に設けられた印字層に印字ヘッドに
より印字を施した後、第1粘着層から剥離処理層を介し
て透光性の第1剥離材を剥離し、この第1剥離材の第2
粘着層から第2剥離材を剥離し、この第2剥離材が剥離
された第1剥離材を基材の表面の印字層に第2粘着層を
介して貼り付けることにより、透光性の第1剥離材を通
して印字層を見ることができるとともに、この透光性の
第1剥離材により印字層を保護することができるので、
請求項1記載の発明と同様、印字面が汚れたりせず、印
字面を鮮明な記録状態に保つことができ、保存性に優れ
たものを得ることができるほか、第1剥離材の第2粘着
層により印字が施された基材を所望の対象物の所望位置
に貼り付けることができる。
【0007】請求項5記載の発明は、透光性の基材と、
この基材の表面に設けられ印字ヘッドにより印字が施さ
れる印字層と、前記基材の裏面に設けられた剥離処理層
と、この剥離処理層に剥離可能に設けられた粘着層を有
する剥離材とを備えたことを特徴する。この発明によれ
ば、透光性の基材の表面に設けられた印字層に印字ヘッ
ドにより印字を施した後、この基材の裏面に設けられた
剥離処理層から粘着層を有する剥離材を剥離し、この剥
離材を印字が施された印字層に粘着層を介して貼り付け
ることにより、透光性の基材を通して印字層を見ること
ができるとともに、貼り付けられた剥離材により印字層
を保護することができるので、請求項1記載の発明と同
様、印字面が汚れたりせず、印字面を鮮明な記録状態に
保つことができ、保存性に優れたものを得ることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、図1〜図
4を参照して、この発明の記録媒体の第1実施形態につ
いて説明する。図1は記録媒体の印字に適した印字装置
の要部を示した概略構成図である。この印字装置は装置
本体1を備えており、この装置本体1の所定個所にはカ
セット収納部2が設けられている。このカセット収納部
2内には、プラテンローラ3、印字ヘッド4、供給軸
5、および巻取軸6が設けられているとともに、テープ
カセット7が着脱可能に装着されている。プラテンロー
ラ3は、カセット収納部2内に回転自在に設けられ、図
示しないモータによって回転するように構成されてい
る。印字ヘッド4は、プラテンローラ3に圧接離間可能
に設けられ、その圧接面に発熱素子が配列され、これら
発熱素子が印字データに基づいて選択的に発熱駆動され
るように構成されている。供給軸5および巻取軸6はカ
セット収納部2内に回転自在に設けられており、巻取軸
6はプラテンローラ3の回転と同期して回転するように
構成されている。
【0009】テープカセット7は、カセットケース8を
備えている。このカセットケース8には、印字ヘッド4
が挿入する切欠部9が形成されており、カセットケース
8の内部には、供給リール10が回転自在に配置されて
いる。なお、カセットケース8には、巻取軸6が挿入す
る挿入孔11が設けられている。このテープカセット7
は、切欠部9に印字ヘッド4が挿入し、供給リール10
の筒軸に供給軸5が挿入し、挿入孔11に巻取軸6が挿
入した状態で、カセット収納部2内に装着される。この
状態では、供給リール10から記録媒体であるテープ状
の感熱紙12が繰り出されて切欠部9に送り出され、こ
の送り出された感熱紙12が印字ヘッド4とプラテンロ
ーラ3との間を通り、装置本体1のテープ排出路13か
ら外部に送り出される。なお、テープ排出路13に対応
する個所の装置本体1内には、カッタ機構14が設けら
れている。このカッタ機構14は、テープ排出路13を
挾んで一対のカッタ刃14a、14bが設けられ、これ
らカッタ刃14a、14bが駆動されて接近離間する方
向に相対的に移動することにより、感熱紙12を切断す
るように構成されている。
【0010】供給リール10に巻き取られたテープ状の
感熱紙12は、図2に示すように、基材15を備えてい
る。この基材15の表面(同図では上面)には、印字層
である感熱記録層16が設けられ、基材15の裏面(同
図では下面)には、剥離処理層17が設けられている。
この剥離処理層17には、粘着層18を有する透明な剥
離材19が剥離可能に設けられている。なお、粘着層1
8は透明性を有するものである。この場合、基材15と
しては、例えば、ポリエチレン、ポリアミド、ポリエス
テル、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリエチレンテレ
フタレート(PET)などのプラスチックフィルムや、
上質紙、和紙などの紙が使用されている。
【0011】感熱記録層16は、印字ヘッド4の発熱素
子の発熱により発色するものであり、発色剤、顕色剤、
および結合剤を主成分として、必要に応じて発色助剤、
填剤などの補助剤を含有する構成になっている。発色剤
としては、例えば、トリフェニルメンタン系、フルオラ
ン系、フェノチアジン系などのロイコ染料などが使用さ
れる。顕色剤としては、例えば、フェノール類、有機
酸、固体酸などが使用される。結合剤としては、例え
ば、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体、水性ア
クリル樹脂、でんぷん誘導体などの水溶性結合剤や、ポ
リスチレン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などの非
水溶性結合剤などが使用される。剥離処理層17として
は、例えば、シリコーン樹脂やフッ素樹脂などが使用さ
れる。粘着層18としては、例えば、アクリル系、ポリ
ウレタン系などの透明性を有する溶剤タイプが使用され
る。透明な剥離材19としては、例えば、アクリル、ポ
リエチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)などの透明なプラスチックフィルムが使用される。
【0012】このような感熱紙12を用いて印字装置に
より印字を施す場合には、図1に示すように、まず、感
熱紙12を収納したテープカセット7を装置本体1のカ
セット収納部2に装着し、供給リール10から繰り出さ
れた感熱紙12を切欠部9に送り出して印字ヘッド4と
プラテンローラ3との間に配置する。このときに、感熱
紙12の感熱記録層16が印字ヘッド4に対面する。こ
の後、感熱紙12を介して印字ヘッド4をプラテンロー
ラ3に圧接させ、この状態でプラテンローラ3を回転さ
せて感熱紙12をテープ排出路13に向けて搬送すると
ともに、印字ヘッド4の発熱素子を印字データに基づい
て選択的に発熱駆動する。これにより、図2に示すよう
に、印字ヘッド4の発熱素子の発熱に応じて感熱紙12
の感熱記録層16が部分的に発色して発色部16aが形
成され、これにより印字データに基づいた印字が行われ
る。なお、印字が行われた感熱紙12は、テープ排出路
13から装置本体1の外部に順次送り出され、カッタ機
構14により切断されて、図3に示すラベル状態で外部
に排出される。
【0013】このように印字が施された感熱紙12にお
いては、図4(a)に示すように、基材15の裏面に設
けられた剥離処理層17から粘着層18を有する透明な
剥離材19を剥離し、この後、図4(b)に示すよう
に、剥離した剥離材19を印字が施された感熱記録層1
6の表面に粘着層18を介して貼り付ける。これによ
り、透明な剥離材19を通して印字が施された感熱記録
層16を見ることができるとともに、この透明な剥離材
19により感熱記録層16を保護することができ、この
ため感熱記録層16の表面が汚れたりせず、感熱記録層
16を鮮明な記録状態に保つことができ、保存性に優れ
たものを得ることができる。
【0014】[第2実施形態]次に、図5(a)および
図5(b)を参照して、この発明の記録媒体の第2実施
形態について説明する。なお、図1〜図4に示された第
1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。この記録媒体である感熱紙20は、図5
(a)に示すように、基材15を備えており、この基材
15の表面(同図では上面)には、印字層である感熱記
録層16が設けられ、基材15の裏面(同図では下面)
には、第1粘着層21が設けられている。この第1粘着
層21には、剥離処理層17を有する透明な第1剥離材
22が剥離処理層17により剥離可能に設けられ、この
第1剥離材22の裏面(同図では下面)には、第2粘着
層23が設けられており、この第2粘着層23には、第
2剥離材24が剥離可能に設けられている。この場合、
剥離処理層17は透明性を有するものであり、第1、第
2粘着層21、23は、第1実施形態の粘着層18とほ
ぼ同じ材質であり、アクリル系の透明な溶剤タイプが使
用される。また、透明な第1剥離材22は、第1実施形
態の透明な剥離材19とほぼ同じ材質である。第2剥離
材24は、剥離紙であり、第1実施形態の基材15また
は透明な剥離材19とほぼ同じ材質である。
【0015】このような感熱紙20によれば、第1実施
形態と同様、印字ヘッド4の発熱素子の発熱により感熱
記録層16が発色して印字が行われた後、図5(a)に
示すように、基材15の裏面に設けられた第1粘着層2
1から剥離処理層17を有する透明な第1剥離材22を
剥離し、この第1剥離材22の第2粘着層23から第2
剥離材24を剥離し、この後、図5(b)に示すよう
に、透明な第1剥離材22を基材15の表面の感熱記録
層16に第2粘着層23を介して貼り付ける。これによ
り、透明な第1剥離材22を通して印字が施された感熱
記録層16を見ることができるとともに、この透明な第
1剥離材22により感熱記録層16の表面を保護するこ
とができるので、第1実施形態と同様、感熱記録層16
の表面が汚れたりせず、感熱記録層16を鮮明な記録状
態に保つことができ、保存性に優れたものを得ることが
できるほか、特に、第1剥離材22の第2粘着層23に
より印字が施された基材15を所望の対象物の所望位置
に貼り付けることができる。
【0016】[第3実施形態]次に、図6および図7を
参照して、この発明の記録媒体の第3実施形態について
説明する。この場合にも、図1〜図4に示された第1実
施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略
する。この記録媒体である感熱紙30は、図6(a)に
示すように、透明な基材31を備えている。この透明な
基材31の表面(同図では上面)には、印字層である感
熱記録層16が設けられ、この透明な基材31の裏面
(同図では下面)には、透明な剥離処理層32が設けら
れている。この剥離処理層32には、第1実施形態と同
じ粘着層18を有する剥離材33が剥離可能に設けられ
ている。この場合、透明な基材31は、第1実施形態の
透明な剥離材19とほぼ同じ材質であり、透明な剥離処
理層32は、第1実施形態の剥離処理層17とほぼ同じ
材質で透明性を有するものである。また、剥離材33
は、剥離紙であり、第1実施形態の基材15とほぼ同じ
材質である。
【0017】このような感熱紙30では、印字装置の印
字ヘッド4によって印字されるときに、図7に示すよう
に、文字などの印字データが上下反転して印字される。
このように印字が施された感熱紙30では、図6(a)
に示すように、透明な基材31の裏面に設けられた透明
な剥離処理層32から粘着層18を有する剥離材33を
剥離し、この後、図6(b)に示すように、剥離した剥
離材33を印字が施された感熱記録層16の表面に粘着
層18を介して貼り付けた上、表裏反転させる。これに
より、透明な基材31を通して印字が施された感熱記録
層16を上方より見ることができる。このときには、感
熱記録層16に印字データが上下反転して印字されてい
るので、印字された記録を透明な基材31を通して正規
の文字状態で見ることができる。また、貼り付けられた
剥離材33により、第1実施形態と同様、感熱記録層1
6を保護することができるので、感熱記録層16の表面
が汚れたりせず、感熱記録層16を鮮明な記録状態に保
つことができ、保存性に優れたものを得ることができ
る。
【0018】[第4実施形態]次に、図8(a)および
図8(b)を参照して、この発明の記録媒体の第4実施
形態について説明する。この場合には、図1〜図4に示
された第1実施形態、図5に示された第2実施形態、お
よび図6および図7に示された第3実施形態と同一部分
には同一符号を付し、その説明は省略する。この記録媒
体である感熱紙40は、図8(a)に示すように、透明
な基材31を備えている。この透明な基材31の表面
(同図では上面)には、印字層である感熱記録層16が
設けられており、透明な基材31の裏面(同図では下
面)には、透明な紫外線カット処理層41が設けられ、
この紫外線カット処理層41には、剥離処理層17が設
けられている。この剥離処理層17には、第2実施形態
と同じ第1粘着層21を有する第1剥離材42が剥離可
能に設けられ、この第1剥離材42の裏面(同図では下
面)には、第2粘着層23が設けられており、この第2
粘着層23には、第2剥離材24が剥離可能に設けられ
ている。この場合、紫外線カット処理層41は、シリコ
ーン系の樹脂中に紫外線吸収剤を混合した透明性を有す
るものであり、紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾ
トリアゾール誘導体などが使用される。また、第1剥離
材42は、第1実施形態の基材15とほぼ同じ材質であ
る。
【0019】このような感熱紙40では、第3実施形態
と同様、印字ヘッド4によって文字などの印字データが
上下反転して印字された後、図8(a)に示すように、
透明な基材31の裏面側の剥離処理層17から第1粘着
層21を有する第1剥離材42を剥離し、この後、図8
(b)に示すように、第1剥離材42を透明な基材31
の表面の感熱記録層16に第1粘着層21を介して貼り
付けた上、表裏反転させる。これにより、透明な基材3
1および紫外線カット処理層41を通して印字が施され
た感熱記録層16を上方より見ることができる。このと
きにも、感熱記録層16に印字データが上下反転して印
字されているので、印字された記録を透明な基材31お
よび紫外線カット処理層41を通して正規の文字状態で
見ることができる。
【0020】また、この感熱紙40では、第1剥離材4
2により感熱記録層16の表面が保護されるので、第1
実施形態と同様、感熱記録層16の表面が汚れたりせ
ず、感熱記録層16を鮮明な記録状態に保つことがで
き、保存性に優れたものを得ることができるほか、特
に、紫外線カット処理層41により有害な紫外線をカッ
トすることができるので、紫外線によって感熱記録層1
6が変色したりするのを防ぐことができる。また、この
状態では、第1剥離材42の裏面の第2粘着層23に第
2剥離材24が設けられているので、剥離紙付きのテー
プとして使用することができ、このため必要に応じて第
1剥離材42の第2粘着層23から第2剥離材24を剥
離すれば、第2実施形態と同様、第2粘着層23により
印字が施された基材31を所望の対象物の所望位置に貼
り付けることができる。
【0021】なお、第4実施形態では、透明な基材31
の裏面に紫外線カット処理層41を設けたが、これに限
らず、例えば、第1実施形態の基材15の裏面に紫外線
カット処理層41を設けても良く、また第2実施形態の
第1剥離材22の上面に紫外線カット処理層41を設け
ても良い。このようにすれば、いずれの場合において
も、有害な紫外線をカットすることができ、より一層、
感熱記録層16を良好に保護することができる。
【0022】[第5実施形態]次に、図9(a)〜図9
(c)を参照して、この発明の記録媒体の第5実施形態
について説明する。この場合にも、図1〜図4に示され
た第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説
明は省略する。この記録媒体である記録紙50は、基材
15の表面(同図では上面)に印字層である記録層51
を設けた以外は第1実施形態と同じ構成になっている。
すなわち、この記録層51は、図9(a)に示すよう
に、その表面にインクリボン52を介して印字ヘッド4
が圧接し、この状態で印字ヘッド4の発熱素子の発熱に
よりインクリボン52のインク53が溶融されて転写さ
れることにより、印字データに基づいた印字が施される
ようになっている。この記録層51は、基材15とほぼ
同じ材質である。
【0023】この場合、記録紙50を収納するテープカ
セット7は、図示しないが、そのカセットケース8内に
リボン供給リールおよびリボン巻取リールを備え、この
リボン巻取リールの筒軸に装置本体1の巻取軸6が挿入
し、この状態で図1に示す供給リール10から記録紙5
0が繰り出されるとともに、リボン供給リールからイン
クリボン52が繰り出され、これら記録紙50とインク
リボン52とが重なり合って切欠部9内の印字ヘッド4
とプラテンローラ5との間に送り込まれた後、記録紙5
0がテープ排出路13から送り出され、インクリボン5
2がリボン巻取リールに巻き取られるように構成されて
いる(図1参照)。
【0024】この記録紙50を用いて印字装置により印
字を施す場合には、記録紙50およびインクリボン52
を収納したテープカセット7を装置本体1のカセット収
納部2に装着し、記録紙50およびインクリボン52を
介して印字ヘッド4をプラテンローラ3に圧接させ、こ
の状態でプラテンローラ3を回転させて記録紙50を搬
送するとともに、巻取軸6をプラテンローラ5と同期さ
せて回転させてインクリボン52を巻き取りながら搬送
させる。これと同期して、印字ヘッド4の発熱素子を印
字データに基づいて選択的に発熱駆動する。これによ
り、図9(a)に示すように、印字ヘッド4の発熱素子
の発熱に応じてインクリボン52のインク53が溶融し
て記録紙50に順次転写されることにより、印字データ
に基づいた印字が行われる。なお、印字が行われた記録
紙50は、テープ排出路13から装置本体1の外部に順
次送り出され、カッタ機構14により切断される。
【0025】このように印字が施された記録紙50で
は、第1実施形態と同様、図9(b)に示すように、基
材15の裏面に設けられた剥離処理層17から粘着層1
8を有する透明な剥離材19を剥離し、この後、図9
(c)に示すように、剥離した剥離材19をインク53
が転写された記録層51の表面に粘着層18を介して貼
り付ける。これにより、透明な剥離材19を通して印字
が施された記録層51を見ることができるとともに、こ
の透明な剥離材19により記録層51を保護することが
でき、このため記録層51の表面が汚れたりせず、記録
層51を鮮明な記録状態に保つことができ、保存性に優
れたものを得ることができる。
【0026】なお、上記第5実施形態の記録紙50は、
基材15の裏面に剥離処理層17を設け、この剥離処理
層17に粘着層18を有する透明な剥離材19を剥離可
能に設けた構成になっているが、これに限らず、例え
ば、透明な剥離材19の裏面に紫外線カット処理層41
を設けた構成にしても良い。また、これに限らず、例え
ば、基材15の表面に記録層51を設けた上、図5
(a)および図5(b)に示す第2実施形態のように、
基材15の裏面に第1粘着層21を設け、この第1粘着
層21に剥離処理層17を有する透明な第1剥離材22
を剥離可能に設け、この第1剥離材22の裏面に第2粘
着層23を設け、この第2粘着層23に第2剥離材24
を剥離可能に設けた構成でも良く、しかも第1剥離材2
2の上面に紫外線カット処理層41を設けた構成でも良
い。さらに、これらに限らず、例えば、図6および図7
に示す第3実施形態のように、透明な基材31の表面に
記録層51を設け、透明な基材31の裏面に透明な剥離
処理層32を設け、この剥離処理層32に粘着層18を
有する剥離材33を剥離可能に設けた構成でも良く、し
かも透明な基材31の裏面に紫外線カット処理層41を
設けた構成でも良い。
【0027】また、上記第1〜第5実施形態では、粘着
層18、第1粘着層21の材料として、アクリル系、ポ
リウレタン系などの透明性を有する溶剤タイプを使用し
たが、これに限らず、例えばアクリル系の透明性を有す
るエマルジョンタイプやシリコーンなどを使用するよう
にしても良い。さらに、上記第1〜第5実施形態では、
記録媒体である感熱紙12、または記録媒体である記録
紙50が、ロール状に巻かれたテープ状に構成された場
合について述べたが、これに限らず、例えば、所定サイ
ズにカットされたカット紙にも適用することができる。
この場合のカット紙のサイズとしては、例えば、はが
き、B5、B4、A4、A3などの複数のサイズがあ
り、いずれにも適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、基材の表面に印字ヘッドにより印字が施さ
れる印字層を設け、基材の裏面に剥離処理層を設け、こ
の剥離処理層に粘着層を有する透光性の剥離材を剥離可
能に設けたから、基材の表面に設けられた印字層に印字
ヘッドにより印字を施した後、基材の裏面に設けられた
剥離処理層から粘着層を有する透光性の剥離材を剥離
し、この透光性の剥離材を印字が施された印字層に粘着
層を介して貼り付けることにより、透光性の剥離材を通
して印字層を見ることができるとともに、この透光性の
剥離材により印字層を保護することができ、このため印
字面が汚れたりせず、印字面を鮮明な記録状態に保つこ
とができ、保存性に優れたものを得ることができる。
【0029】また、請求項3記載の発明によれば、基材
の表面に印字ヘッドにより印字が施される印字層を設
け、基材の裏面に第1粘着層を設け、この第1粘着層に
剥離処理層を有する透光性の第1剥離材を剥離可能に設
け、この第1剥離材の裏面に第2粘着層を設け、この第
2粘着層に第2剥離材を剥離可能に設けたから、基材の
表面に設けられた印字層に印字ヘッドにより印字を施し
た後、第1粘着層から剥離処理層を介して透光性の第1
剥離材を剥離し、この第1剥離材の第2粘着層から第2
剥離材を剥離し、この第2剥離材が剥離された第1剥離
材を基材の表面の印字層に第2粘着層を介して貼り付け
ることにより、透光性の第1剥離材を通して印字層を見
ることができるとともに、この透光性の第1剥離材によ
り印字層を保護することができ、このため請求項1記載
の発明と同様、印字面が汚れたりせず、印字面を鮮明な
記録状態に保つことができ、保存性に優れたものを得る
ことができるほか、第1剥離材の第2粘着層により印字
が施された基材を所望の対象物の所望位置に貼り付ける
ことができる。
【0030】さらに、請求項5記載の発明によれば、透
光性の基材の表面に印字ヘッドにより印字が施される印
字層を設け、この基材の裏面に剥離処理層を設け、この
剥離処理層に粘着層を有する剥離材を剥離可能に設けた
から、透光性の基材の表面に設けられた印字層に印字ヘ
ッドにより印字を施した後、この基材の裏面に設けられ
た剥離処理層から粘着層を有する剥離材を剥離し、この
剥離材を印字が施された印字層に粘着層を介して貼り付
けることにより、透光性の基材を通して印字層を見るこ
とができるとともに、貼り付けられた剥離材により印字
層を保護することができ、このため請求項1記載の発明
と同様、印字面が汚れたりせず、印字面を鮮明な記録状
態に保つことができ、保存性に優れたものを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の記録媒体の印字に適した印字装置の
要部を示した概略構成図。
【図2】この発明の記録媒体である感熱紙の第1実施形
態を示した要部の拡大断面図。
【図3】図2の印字が施されて切断されたラベル状の感
熱紙の正面図。
【図4】図2の感熱紙の使用状態を示し、(a)は基材
の剥離処理層から粘着層を有する透明な剥離材を剥離す
る状態を示した要部の拡大断面図、(b)は剥離された
透明な剥離材を基材の感熱記録層に粘着層を介して貼り
付ける状態を示した要部の拡大断面図。
【図5】この発明の記録媒体である感熱紙の第2実施形
態を示し、(a)は基材の第1粘着層から剥離処理層を
有する透明な第1剥離材を剥離する状態を示した要部の
拡大断面図、(b)は第2剥離材が第2粘着層から剥離
された透明な第1剥離材を基材の感熱記録層に第2粘着
層を介して貼り付けた状態を示した要部の拡大断面図。
【図6】この発明の記録媒体である感熱紙の第3実施形
態を示し、(a)は感熱紙の感熱記録層に印字を施す状
態を示した要部の拡大断面図、(b)は透明な基材の剥
離処理層から剥離された剥離材を透明な基材の感熱記録
層に粘着層を介して貼り付けて、表裏反転させた状態を
示した要部の拡大断面図。
【図7】図6(a)で印字データが上下反転して印字さ
れた状態を示した要部の正面図。
【図8】この発明の記録媒体である感熱紙の第4実施形
態を示し、(a)はその感熱紙の要部の拡大断面図、
(b)は透明な基材の剥離処理層から剥離された第1剥
離材を透明な基材の感熱記録層に第1粘着層を介して貼
り付けて、表裏反転させた状態を示した要部の拡大断面
図。
【図9】この発明の記録媒体である記録紙の第5実施形
態を示し、(a)は記録紙の記録層にインクリボンによ
り印字を施す状態を示した要部の拡大断面図、(b)は
基材の剥離処理層から粘着層を有する透明な剥離材を剥
離する状態を示した要部の拡大断面図、(c)は剥離さ
れた透明な剥離材を基材の記録層に粘着層を介して貼り
付ける状態を示した要部の拡大断面図。
【符号の説明】
4 印字ヘッド 12、20、30、40 感熱紙 15 基材 16 感熱記録層 17、32 剥離処理層 18 粘着層 19、33 剥離材 21 第1粘着層 22、42 第1剥離材 23 第2粘着層 24 第2剥離材 31 透明な基材 41 紫外線カット処理層 50 記録紙 51 記録層 52 インクリボン 53 インク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材と、 この基材の表面に設けられ印字ヘッドにより印字が施さ
    れる印字層と、 前記基材の裏面に設けられた剥離処理層と、 この剥離処理層に剥離可能に設けられた粘着層を有する
    透光性の剥離材とを備えたことを特徴する記録媒体。
  2. 【請求項2】前記透光性の剥離材は、紫外線をカットす
    る紫外線カット処理が施されていることを特徴する請求
    項1記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】基材と、 この基材の表面に設けられ印字ヘッドにより印字が施さ
    れる印字層と、 前記基材の裏面に設けられた第1粘着層と、 この第1粘着層に剥離可能に設けられた剥離処理層を有
    する透光性の第1剥離材と、 この第1剥離材の裏面に設けられた第2粘着層と、 この第2粘着層に剥離可能に設けられた第2剥離材とを
    備えたことを特徴する記録媒体。
  4. 【請求項4】前記透光性の第1剥離材は、紫外線をカッ
    トする紫外線カット処理が施されていることを特徴する
    請求項3記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】透光性の基材と、 この基材の表面に設けられ印字ヘッドにより印字が施さ
    れる印字層と、 前記基材の裏面に設けられた剥離処理層と、 この剥離処理層に剥離可能に設けられた粘着層を有する
    剥離材とを備えたことを特徴する記録媒体。
  6. 【請求項6】前記剥離材の裏面に他の粘着層を設け、こ
    の粘着層に他の剥離材を剥離可能に設けたことを特徴す
    る請求項5記載の記録媒体。
  7. 【請求項7】前記透光性の基材は、紫外線をカットする
    紫外線カット処理が施されていることを特徴する請求項
    5または6記載の記録媒体。
  8. 【請求項8】前記印字層は、前記印字ヘッドにより加熱
    されることにより発色する感熱記録層であることを特徴
    する請求項1〜7のいずれか記載の記録媒体。
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