JPH11352652A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH11352652A
JPH11352652A JP10162201A JP16220198A JPH11352652A JP H11352652 A JPH11352652 A JP H11352652A JP 10162201 A JP10162201 A JP 10162201A JP 16220198 A JP16220198 A JP 16220198A JP H11352652 A JPH11352652 A JP H11352652A
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JP
Japan
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density
image
unit
warning
test pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP10162201A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuji Tatsumi
節次 辰巳
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP10162201A priority Critical patent/JPH11352652A/ja
Publication of JPH11352652A publication Critical patent/JPH11352652A/ja
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像液の状態を簡単な構成でチェックするこ
とができる画像記録装置を提供する。 【解決手段】 プリンタ部制御回路238により作成し
たテストパターン画像データをフレームメモリ230へ
出力し、LUT234、D/A変換器235を介して露
光部236へ出力する。露光部236によりテストパタ
ーン画像データに基づいて印画紙224を露光し、プロ
セッサ部20において発色現像、漂白定着、水洗、乾燥
の各処理を施して、印画紙224上にテストパターン画
像を形成する。印画紙224上に形成されたテストパタ
ーン画像を、濃度計254によりそれぞれ濃度測定し、
測定した濃度値に基づいて現像液が劣化したか否かを判
断し、劣化していると判断した場合には、表示部253
へ警告メッセージを表示する。劣化警告された場合、オ
ペレータは、現像液の交換または補充作業を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フィルムに記
録されたコマ画像を印画紙等の感光材料上に記録する画
像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真フィルムに撮影記録され
たフィルム画像を印画紙等の感光材料上に露光記録し、
この感光材料を発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処
理を施すことによりプリント画像を得る画像記録装置が
知られている。
【0003】発色現像、漂白定着、水洗の各処理を行う
ための処理液は、環境変化や経時変化、プリント状況等
に応じて劣化するため、定期的に、または処理液の劣化
を監視して所定のタイミングで補充あるいは交換する必
要がある。
【0004】従来においては、現像液の状態をチェック
するために、例えば図13に示すような、予め厳密な管
理のもとに標準となる所定のカラー画像が露光記録され
ているコントロールストリップスを用いて所定のタイミ
ングで濃度測定を行い、この測定された濃度に基づいて
現像液のチェックを行っていた。
【0005】ところが、コントロールストリップスは高
価であり、かつ保存管理が大変であるという問題があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解消するために成されたものであり、現像液の状態を
簡単な構成でチェックすることができる画像記録装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、テストパターン画像を作成
するテストパターン作成手段と、前記テストパターン作
成手段により作成された前記テストパターン画像に基づ
いて印画紙に焼き付け露光する露光手段と、前記露光手
段により露光された前記印画紙を現像することにより、
前記テストパターン画像を前記印画紙にプリントするプ
リント手段と、前記プリント手段により前記印画紙上に
プリントされた前記テストパターン画像の濃度を測定す
る濃度測定手段と、前記濃度測定手段により測定された
濃度値に基づいて、前記プリント手段によるプリント画
像の濃度を補正する濃度補正手段と、前記濃度値または
前記濃度補正手段による濃度補正量に基づいて、前記現
像を行うための現像液の劣化を予測して劣化警告する警
告手段と、を有することを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明では、テストパターン
作成手段により、テストパターン画像を作成する。この
テストパターン画像は、例えば最低濃度(ベース濃度)
から最高濃度まで段階的に濃度を変えて複数のパターン
を作成する。テストパターン画像の色は白黒でもよい
し、カラー(シアン、マゼンダ、イエロー等)でもよ
い。
【0009】そして、テストパターン作成手段により作
成されたテストパターン画像は露光手段により印画紙に
焼き付け露光される。焼き付け露光された印画紙は、プ
リント手段により現像され印画紙上にプリント画像が形
成される。濃度測定手段は、この印画紙上に形成された
テストパターン画像の濃度値を測定する。この濃度値に
基づいて、濃度補正手段によりプリント手段によるプリ
ント画像の濃度補正を行う。そして、濃度値または濃度
補正手段による濃度補正量に基づいて、現像を行うため
の現像液の劣化を予測し、現像液が劣化していると判断
した場合には警告手段により警告する。このように、内
部的にテストパターン画像を作成して、このテストパタ
ーン画像の濃度測定を行うことにより現像液の劣化を警
告するので、従来使用していたコントロールストリップ
スを用いて現像液の劣化をチェックする必要がない。
【0010】請求項2記載の発明は、前記警告手段によ
る警告は、前記濃度値のうち、ベース濃度または最高濃
度と、予め記憶されているベース濃度または最高濃度の
基準値と比較することにより行うことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明では、警告手段による
警告を、測定した濃度値のうち、ベース濃度または最高
濃度と、予め記憶されているベース濃度または最高濃度
の基準値と比較することにより行う。印画紙のばらつき
が少ないような場合には、このように単純な制御で現像
液の劣化警告をすることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、前記濃度値または
前記濃度補正手段による濃度補正量を蓄積する蓄積手段
をさらに有し、前記警告手段による警告は、前記蓄積手
段により蓄積された前記濃度値または前記濃度補正量に
基づいて行われることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、前記警告手段によ
る警告は、前記蓄積手段により蓄積された前記濃度値か
ら、ベース濃度、最高濃度またはコントラストの変化を
求めることにより行うことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明では、濃度測定手段に
より測定した濃度値または濃度補正手段による濃度補正
量を蓄積する蓄積手段をさらに有している。そして、警
告手段による警告は、蓄積手段により蓄積された濃度値
または濃度補正量に基づいて行われる。すなわち、蓄積
されている過去に測定した濃度値または濃度補正量を考
慮して現像液の劣化を警告する。このように蓄積されて
いる過去に測定した濃度値または濃度補正量を用いる場
合には、請求項4記載の発明のように、ベース濃度、最
高濃度またはコントラストの変化に基づいて現像液の劣
化を警告することが望ましい。例えば、毎回最初に測定
したベース濃度と今回測定したベース濃度との変化量を
監視し、この変化量が所定値以上になったら劣化警告す
るようにする。このように、変化量に基づいて劣化警告
を行うことにより、印画紙の種類によって濃度差がある
場合でも精度よく劣化警告を行うことが可能になる。
【0015】請求項5記載の発明は、前記警告手段によ
る警告は、予め保持された前記印画紙の種類ごとの基準
濃度情報をさらに用いて行うことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明では、複数種類の印画
紙を扱う場合には、印画紙の種類ごとの基準濃度情報を
予め保持しておき、この基準濃度情報も考慮して劣化警
告する。このようにすれば、印画紙の種類が違う場合で
も精度よく劣化警告することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を説明する。
【0018】[システム全体の概略構成]まず、本実施
形態に係るディジタルラボシステムについて説明する。
図1には本実施形態に係るディジタルラボシステム10
の概略構成が示されており、図2にはディジタルラボシ
ステム10の外観が示されている。図1に示すように、
このラボシステム10は、ラインCCDスキャナ14、
画像処理部16、レーザプリンタ部18、及びプロセッ
サ部20を含んで構成されており、ラインCCDスキャ
ナ14と画像処理部16は、図2に示す入力部26とし
て一体化されており、レーザプリンタ部18及びプロセ
ッサ部20は、図2に示す出力部28として一体化され
ている。
【0019】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるコマ画像を読み取るためのものであり、例えば13
5サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィル
ム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(24
0サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、12
0サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フ
ィルムのコマ画像を読取対象とすることができる。ライ
ンCCDスキャナ14は、上記の読取対象のコマ画像を
ラインCCDで読み取り、画像データを出力する。
【0020】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって
得られた画像データ、コマ画像以外の原稿(例えば反射
原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像デー
タ、コンピュータで生成された画像データ等(以下、こ
れらをファイル画像データと総称する)を外部から入力
する(例えば、メモリカード等の記憶媒体を介して入力
したり、通信回線を介して他の情報処理機器から入力す
る等)ことも可能なように構成されている。
【0021】画像処理部16は、入力された画像データ
に対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、
画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像
ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0022】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源を備えており、画像処理部16から入力された記
録用画像データに応じて変調したレーザ光を印画紙に照
射して、走査露光によって印画紙に画像を記録する。ま
た、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18で走査
露光によって画像が記録された印画紙に対し、発色現
像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これによ
り、印画紙上に画像が形成される。
【0023】[ラインCCDスキャナの構成]次にライ
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。図3に
はラインCCDスキャナ14の光学系の概略構成が示さ
れている。この光学系は、ハロゲンランプやメタルハラ
イドランプ等から成り写真フィルム22に光を照射する
光源30を備えており、光源30の光射出側には、写真
フィルム22に照射する光を拡散光とする光拡散ボック
ス36が順に配置されている。
【0024】写真フィルム22は、光拡散ボックス36
の光射出側に配置されたフィルムキャリア38(図5参
照、図3では図示省略)によって、コマ画像の画面が光
軸と垂直になるように搬送される。なお、図3では長尺
状の写真フィルム22を示しているが、1コマ毎にスラ
イド用のホルダに保持されたスライドフィルム(リバー
サルフィルム)やAPSフィルムについては、各々専用
のフィルムキャリアが用意されており(APSフィルム
用のフィルムキャリアは磁気層に磁気記録された情報を
読み取る磁気ヘッドを有している)、これらの写真フィ
ルムも搬送することが可能とされている。
【0025】また、光源30と光拡散ボックス36との
間には、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロ
ー)の調光フィルタ114C、114M、114Yが射
出光の光軸に沿って順に設けられており、写真フィルム
22を挟んで光源30と反対側には、光軸に沿って、コ
マ画像を透過した光を結像させるレンズユニット40、
ラインCCD116が順に配置されている。図3ではレ
ンズユニット40として単一のレンズのみを示している
が、レンズユニット40は、実際には複数枚のレンズか
ら構成されたズームレンズであってもよい。
【0026】ラインCCD116は、CCDセルが一列
に多数配置されかつ電子シャッタ機構が設けられたセン
シング部が、間隔を空けて互いに平行に3ライン設けら
れており、各センシング部の光入射側にR、G、Bの色
分解フィルタの何れかが各々取付けられて構成されてい
る(所謂3ラインカラーCCD)。ラインCCD116
は、各センシング部の受光面がレンズユニット40の結
像点位置に一致するように配置されている。
【0027】また、各センシング部の近傍には転送部が
各センシング部に対応して各々設けられており、各セン
シング部の各CCDセルに蓄積された電荷は、対応する
転送部を介して順に転送される。また図示は省略する
が、ラインCCD116とレンズユニット40との間に
はシャッタが設けられている。
【0028】図4にはラインCCDスキャナ14の電気
系の概略構成が示されている。ラインCCDスキャナ1
4は、ラインCCDスキャナ14全体の制御を司るマイ
クロプロセッサ46を備えている。マイクロプロセッサ
46には、バス62を介してRAM64(例えばSRA
M)、ROM66(例えば記憶内容を書換え可能なRO
M)が接続されていると共に、モータドライバ48が接
続されており、モータドライバ48にはフィルタ駆動モ
ータ54が接続されている。フィルタ駆動モータ54は
調光フィルタ114C、114M、114Yを各々独立
にスライド移動させることが可能とされている。
【0029】マイクロプロセッサ46は、図示しない電
源スイッチのオンオフに連動して光源30を点消灯させ
る。また、マイクロプロセッサ46は、ラインCCD1
16によるコマ画像の読み取り(測光)を行う際に、フ
ィルタ駆動モータ54によって調光フィルタ114C、
114M、114Yを各々独立にスライド移動させ、ラ
インCCD116に入射される光量を各成分色光毎に調
節する。
【0030】またモータドライバ48には、レンズユニ
ット40の複数枚のレンズの位置を相対的に移動させる
ことでレンズユニット40のズーム倍率を変更するズー
ム駆動モータ70、レンズユニット40全体を移動させ
ることでレンズユニット40の結像点位置を光軸に沿っ
て移動させるレンズ駆動モータ106が接続されてい
る。マイクロプロセッサ46は、コマ画像のサイズやト
リミングを行うか否か等に応じて、ズーム駆動モータ7
0によってレンズユニット40のズーム倍率を所望の倍
率に変更する。
【0031】一方、ラインCCD116にはタイミング
ジェネレータ74が接続されている。タイミングジェネ
レータ74は、ラインCCD116や後述するA/D変
換器82等を動作させるための各種のタイミング信号
(クロック信号)を発生する。ラインCCD116の信
号出力端は、増幅器76を介してA/D変換器82に接
続されており、ラインCCD116から出力された信号
は、増幅器76で増幅されA/D変換器82でディジタ
ルデータに変換される。
【0032】A/D変換器82の出力端は、相関二重サ
ンプリング回路(CDS)88を介してインタフェース
(I/F)回路90に接続されている。CDS88で
は、フィードスルー信号のレベルを表すフィードスルー
データ及び画素信号のレベルを表す画素データを各々サ
ンプリングし、各画素毎に画素データからフィードスル
ーデータを減算する。そして、演算結果(各CCDセル
での蓄積電荷量に正確に対応する画素データ)を、I/
F回路90を介してスキャン画像データとして画像処理
部16へ順次出力する。
【0033】なお、ラインCCD116からはR、G、
Bの測光信号が並列に出力されるので、増幅器76、A
/D変換器82、CDS88から成る信号処理系も3系
統設けられており、I/F回路90からは、スキャン画
像データとしてR、G、Bの画像データが並列に出力さ
れる。
【0034】また、モータドライバ48には、シャッタ
を開閉させるシャッタ駆動モータ92が接続されてい
る。ラインCCD116の暗出力については、後段の画
像処理部16で補正されるが、暗出力レベルは、コマ画
像の読み取りを行っていないときに、マイクロプロセッ
サ46がシャッタを閉止させることで得ることができ
る。
【0035】[画像処理部の構成]次に画像処理部16
の構成について図5を参照して説明する。画像処理部1
6は、ラインCCDスキャナ14に対応してラインスキ
ャナ補正部122が設けられている。ラインスキャナ補
正部122は、ラインCCDスキャナ14から並列に出
力されるR、G、Bの画像データに対応して、暗補正回
路124、欠陥画素補正部128、及び明補正回路13
0から成る信号処理系が3系統設けられている。
【0036】暗補正回路124は、ラインCCD116
の光入射側がシャッタにより遮光されている状態で、ラ
インCCDスキャナ14から入力されたデータ(ライン
CCD116のセンシング部の各セルの暗出力レベルを
表すデータ)を各セル毎に記憶しておき、ラインCCD
スキャナ14から入力されたスキャン画像データから、
各画素毎に対応するセルの暗出力レベルを減ずることに
よって補正する。
【0037】また、ラインCCD116の光電変換特性
は各セル単位でのばらつきもある。欠陥画素補正部12
8の後段の明補正回路130では、ラインCCDスキャ
ナ14に画面全体が一定濃度の調整用のコマ画像がセッ
トされている状態で、ラインCCD116で前記調整用
のコマ画像を読み取ることによりラインCCDスキャナ
14から入力された調整用のコマ画像の画像データ(こ
の画像データが表す各画素毎の濃度のばらつきは各セル
の光電変換特性のばらつきに起因する)に基づいて各セ
ル毎にゲインを定めておき、ラインCCDスキャナ14
から入力された読取対象のコマ画像の画像データを、各
セル毎に定めたゲインに応じて各画素毎に補正する。
【0038】一方、調整用のコマ画像の画像データにお
いて、特定の画素の濃度が他の画素の濃度と大きく異な
っていた場合には、ラインCCD116の前記特定の画
素に対応するセルには何らかの異常があり、前記特定の
画素は欠陥画素と判断できる。欠陥画素補正部128は
調整用のコマ画像の画像データに基づき欠陥画素のアド
レスを記憶しておき、ラインCCDスキャナ14から入
力された読取対象のコマ画像の画像データのうち、欠陥
画素のデータについては周囲の画素のデータから補間し
てデータを新たに生成する。
【0039】また、ラインCCD116は3本のライン
(CCDセル列)が写真フィルム22の搬送方向に沿っ
て所定の間隔を空けて順に配置されているので、ライン
CCDスキャナ14からR、G、Bの各成分色の画像デ
ータの出力が開始されるタイミングには時間差がある。
ラインスキャナ補正部122は、コマ画像上で同一の画
素のR、G、Bの画像データが同時に出力されるよう
に、各成分色毎に異なる遅延時間で画像データの出力タ
イミングの遅延を行う。
【0040】ラインスキャナ補正部122の出力端はセ
レクタ132の入力端に接続されており、補正部122
から出力された画像データはセレクタ132に入力され
る。また、セレクタ132の入力端は入出力コントロー
ラ134のデータ出力端にも接続されており、入出力コ
ントローラ134からは、外部から入力されたファイル
画像データがセレクタ132に入力される。セレクタ1
32の出力端は入出力コントローラ134、イメージプ
ロセッサ部136A、136Bのデータ入力端に各々接
続されている。セレクタ132は、入力された画像デー
タを、入出力コントローラ134、イメージプロセッサ
部136A、136Bの各々に選択的に出力可能とされ
ている。
【0041】イメージプロセッサ部136Aは、メモリ
コントローラ138、イメージプロセッサ140、3個
のフレームメモリ142A、142B、142Cを備え
ている。フレームメモリ142A、142B、142C
は各々1フレーム分のコマ画像の画像データを記憶可能
な容量を有しており、セレクタ132から入力された画
像データは3個のフレームメモリ142の何れかに記憶
されるが、メモリコントローラ138は、入力された画
像データの各画素のデータが、フレームメモリ142の
記憶領域に一定の順序で並んで記憶されるように、画像
データをフレームメモリ142に記憶させる際のアドレ
スを制御する。
【0042】イメージプロセッサ140は、フレームメ
モリ142に記憶された画像データを取込み、階調変
換、色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮する
ハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネス
を強調するハイパーシャープネス処理等の各種の画像処
理を行う。なお、上記の画像処理の処理条件は、オート
セットアップエンジン144(後述)によって自動的に
演算され、演算された処理条件に従って画像処理が行わ
れる。イメージプロセッサ140は入出力コントローラ
134に接続されており、画像処理を行った画像データ
は、フレームメモリ142に一旦記憶された後に、所定
のタイミングで入出力コントローラ134へ出力され
る。なお、イメージプロセッサ部136Bは、上述した
イメージプロセッサ部136Aと同一の構成であるので
説明を省略する。
【0043】ところで、本実施形態では個々のコマ画像
に対し、ラインCCDスキャナ14において異なる解像
度で2回の読み取りを行う。1回目の比較的低解像度で
の読み取り(以下、プレスキャンという)では、コマ画
像の濃度が極端に低い場合(例えばネガフィルムにおけ
る露光オーバのネガ画像)にも、ラインCCD116で
蓄積電荷の飽和が生じないように決定した読取条件(写
真フィルムに照射する光のR、G、Bの各波長域毎の光
量、CCDの電荷蓄積時間)でコマ画像の読み取りが行
われる。このプレスキャンによって得られた画像データ
(プレスキャン画像データ)は、セレクタ132から入
出力コントローラ134に入力され、更に入出力コント
ローラ134に接続されたオートセットアップエンジン
144に出力される。
【0044】オートセットアップエンジン144は、C
PU146、RAM148(例えばDRAM)、ROM
150(例えば記憶内容を書換え可能なROM)、入出
力ポート152を備え、これらがバス154を介して互
いに接続されて構成されている。
【0045】オートセットアップエンジン144は、入
出力コントローラ134から入力された複数コマ分のコ
マ画像のプレスキャン画像データに基づいて、ラインC
CDスキャナ14による2回目の比較的高解像度での読
み取り(以下、ファインスキャンという)によって得ら
れた画像データ(ファインスキャン画像データ)に対す
る画像処理の処理条件を演算し、演算した処理条件をイ
メージプロセッサ部136のイメージプロセッサ140
へ出力する。この画像処理の処理条件の演算では、撮影
時の露光量、撮影光源種やその他の特徴量から類似のシ
ーンを撮影した複数のコマ画像が有るか否か判定し、類
似のシーンを撮影した複数のコマ画像が有った場合に
は、これらのコマ画像のファインスキャン画像データに
対する画像処理の処理条件が同一又は近似するように決
定する。
【0046】なお、画像処理の最適な処理条件は、画像
処理後の画像データを、レーザプリンタ部18における
印画紙への画像の記録に用いるのか、外部へ出力するの
か等によっても変化する。画像処理部16には2つのイ
メージプロセッサ部136A、136Bが設けられてい
るので、例えば、画像データを印画紙への画像の記録に
用いると共に外部へ出力する等の場合には、オートセッ
トアップエンジン144は各々の用途に最適な処理条件
を各々演算し、イメージプロセッサ部136A、136
Bへ出力する。これにより、イメージプロセッサ部13
6A、136Bでは、同一のファインスキャン画像デー
タに対し、互いに異なる処理条件で画像処理が行われ
る。
【0047】更に、オートセットアップエンジン144
は、入出力コントローラ134から入力されたコマ画像
のプレスキャン画像データに基づいて、レーザプリンタ
部18で印画紙に画像を記録する際のグレーバランス等
を規定する画像記録用パラメータを算出し、レーザプリ
ンタ部18に記録用画像データ(後述)を出力する際に
同時に出力する。また、オートセットアップエンジン1
44は、外部から入力されるファイル画像データに対し
ても、上記と同様にして画像処理の処理条件を演算す
る。
【0048】入出力コントローラ134はI/F回路1
56を介してレーザプリンタ部18に接続されている。
画像処理後の画像データを印画紙への画像の記録に用い
る場合には、イメージプロセッサ部136で画像処理が
行われた画像データは、入出力コントローラ134から
I/F回路156を介し記録用画像データとしてレーザ
プリンタ部18へ出力される。また、オートセットアッ
プエンジン144はパーソナルコンピュータ158に接
続されている。画像処理後の画像データを画像ファイル
として外部へ出力する場合には、イメージプロセッサ部
136で画像処理が行われた画像データは、入出力コン
トローラ134からオートセットアップエンジン144
を介してパーソナルコンピュータ158に出力される。
【0049】パーソナルコンピュータ158は、CPU
160、メモリ162、ディスプレイ164、キーボー
ド166(図2も参照)、マウス177、ハードディス
ク168、CD−ROMドライバ170、搬送制御部1
72、拡張スロット174、及び画像圧縮/伸長部17
6を備えており、これらがバス178を介して互いに接
続されて構成されている。搬送制御部172はフィルム
キャリア38に接続されており、フィルムキャリア38
による写真フィルム22の搬送を制御する。また、フィ
ルムキャリア38にAPSフィルムがセットされた場合
には、フィルムキャリア38がAPSフィルムの磁気層
から読み取った情報(例えば画像記録サイズ等)が入力
される。
【0050】また、メモリカード等の記憶媒体に対して
データの読出し/書込みを行うドライバ(図示省略)
や、他の情報処理機器と通信を行うための通信制御装置
は、拡張スロット174を介してパーソナルコンピュー
タ158に接続される。入出力コントローラ134から
外部への出力用の画像データが入力された場合には、前
記画像データは拡張スロット174を介して画像ファイ
ルとして外部(前記ドライバや通信制御装置等)に出力
される。また、拡張スロット174を介して外部からフ
ァイル画像データが入力された場合には、入力されたフ
ァイル画像データは、オートセットアップエンジン14
4を介して入出力コントローラ134へ出力される。こ
の場合、入出力コントローラ134では入力されたファ
イル画像データをセレクタ132へ出力する。
【0051】なお、画像処理部16は、プレスキャン画
像データ等をパーソナルコンピュータ158に出力し、
ラインCCDスキャナ14で読み取られたコマ画像をデ
ィスプレイ164に表示したり、印画紙に記録すること
で得られる画像を推定してディスプレイ164に表示
し、キーボード166を介してオペレータにより画像の
修正等が指示されると、これを画像処理の処理条件に反
映することも可能とされている。
【0052】[レーザプリンタ部及びプロセッサ部の構
成]次に、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20
の構成について説明する。図6には、レーザプリンタ部
18の光学系の構成が示されている。レーザプリンタ部
18は、レーザ光源210R、210G、210Bの3
個のレーザ光源を備えている。レーザ光源210RはR
の波長(例えば、680nm)のレーザ光を射出する半
導体レーザ(LD)で構成されている。また、レーザ光
源210Gは、LDと、該LDから射出されたレーザ光
を1/2の波長のレーザ光に変換する波長変換素子(S
HG)から構成されており、SHGからGの波長(例え
ば、532nm)のレーザ光が射出されるようにLDの
発振波長が定められている。同様に、レーザ光源210
BもLDとSHGから構成されており、SHGからBの
波長(例えば、475nm)のレーザ光が射出されるよ
うにLDの発振波長が定められている。なお、上記LD
に代えて固体レーザを使用してもよい。レーザ光源21
0R、210G、210Bのレーザ光源射出側には、各
々コリメータレンズ212、音響光学変調素子(AO
M)214が順に配置されている。AOM214は、各
々入射されたレーザ光が音響光学媒質を透過するように
配置されているとともに、各々AOMドライバ213
(図7参照)に接続されており、AOMドライバ213
から高周波信号が入力されると、音響光学媒質内を前記
高周波信号に応じた超音波が伝搬し、音響光学媒質を透
過するレーザ光に音響光学効果が作用して回折が生じ、
前記高周波信号の振幅に応じた強度のレーザ光がAOM
214から回折光として射出される。
【0053】AOM214の各々の回折光射出側にはポ
リゴンミラー218が配置されており、AOM214の
各々から回折光として射出されたR、G、Bの波長の3
本のレーザ光は、ポリゴンミラー218の偏向反射面上
の略同一の位置に照射され、ポリゴンミラー218で反
射される。ポリゴンミラー218のレーザ光射出側に
は、fθレンズ220、平面ミラー222が順に配置さ
れており、ポリゴンミラー218で反射された3本のレ
ーザ光は、fθレンズ220を透過し、平面ミラー22
2によって反射されて印画紙224に照射される。
【0054】図7にはレーザプリンタ部18及びプロセ
ッサ部20の電気系の概略構成が示されている。レーザ
プリンタ部18は画像データを記憶するフレームメモリ
230を備えている。フレームメモリ230はI/F回
路232を介して画像処理部16に接続されており、画
像処理部16から入力された記録用画像データ(印画紙
224に記録すべき画像の各画素毎のR、G、B濃度を
表す画像データ)はI/F回路232を介してフレーム
メモリ230に一旦記憶される。フレームメモリ230
は濃度補正用LUT(ルックアップテーブル)234、
D/A変換器235を介して露光部236に接続される
とともに、プリンタ部制御回路238に接続されてい
る。
【0055】露光部236は、前述のようにLD(及び
SHG)から成るレーザ光源210を3個備えるととも
に、AOM214及びAOMドライバ213も3系統備
えており、ポリゴンミラー218、ポリゴンミラー21
8を回転させるモータを備えた主走査ユニット240が
設けられている。露光部236はプリンタ部制御回路2
38に接続されており、プリンタ部制御回路238によ
って各部の動作が制御される。
【0056】印画紙224への画像の記録を行う場合、
プリンタ部制御回路238は、記録用画像データが表す
画像を走査露光によって印画紙224に記録するため
に、画像処理部16から入力された画像記録用パラメー
タに基づき、記録用画像データに対して各種の補正を行
って走査露光用画像データを生成し、フレームメモリ2
30に記憶させる。そして、露光部236のポリゴンミ
ラー218を回転させ、レーザ光源210R、210
G、210Bからレーザ光を射出させるとともに、生成
した走査露光用画像データをフレームメモリ230から
LUT234、D/A変換器235を介して露光部23
6へ出力させる。これにより、走査露光用画像データが
アナログ信号に変換されて露光部236に入力される。
【0057】AOMドライバ213は、入力されたアナ
ログ信号のレベルに応じてAOM214に供給する超音
波信号の振幅を変化させ、AOM214から回折光とし
て射出されるレーザ光の強度をアナログ信号のレベル
(すなわち、印画紙224に記録すべき画像の各画素の
R濃度及びG濃度及びB濃度の何れか)に応じて変調す
る。従って、3個のAOM214からは印画紙224に
記録すべき画像のR、G、B濃度に応じて強度変調され
たR、G、Bのレーザ光が射出され、これらのレーザ光
はポリゴンミラー218、fθレンズ220、平面ミラ
ー222を介して印画紙224に照射される。
【0058】そして、ポリゴンミラー218の回転に伴
って各レーザ光の照射位置が図6において矢印B方向に
沿って走査されることにより主走査が成され、印画紙2
24が図6において矢印C方向に沿って一定速度で搬送
されることによりレーザ光の副走査が成され、走査露光
によって印画紙224に画像が記録される。走査露光に
よって画像が記録された印画紙224はプロセッサ部2
0へ送り込まれる。
【0059】プリンタ部制御回路238にはプリンタド
ライバ242が接続されており、プリンタ部ドライバ2
42には、露光部236に対して送風するファン24
4、レーザプリンタ部に装填されたマガジンに収納され
ている印画紙をマガジンから引き出すためのマガジンモ
ータ246が接続されている。また、プリンタ部制御回
路238には、印画紙224の裏面に文字等をプリント
するバックプリント部248が接続されている。これら
のファン244、マガジンモータ246、バックプリン
ト部248はプリンタ部制御回路238によって作動が
制御される。
【0060】また、プリンタ部制御回路238には、未
露光の印画紙224が収納されるマガジンの着脱、及び
マガジンに収納されている印画紙のサイズや印画紙がな
くなったことを検出するマガジンセンサ250、オペレ
ータが各種の指示を入力するための操作盤252(図2
も参照)、プロセッサ部20で現像等の処理が行われて
可視化された画像の濃度を測定する濃度計254、現像
液の劣化警告(後述)を表示する表示部253、プロセ
ッサ部20のプロセッサ部20のプロセッサ部制御回路
256が接続されている。
【0061】プロセッサ部制御回路256には、プロセ
ッサ部20の機体内の印画紙搬送経路を搬送される印画
紙224の通過の検出や、処理層内に貯留されている各
種の処理液の液面位置の検出等を行う各種センサ258
が接続されている。
【0062】また、プロセッサ部制御回路256には、
現像等の処理が完了して機体外に排出された印画紙を所
定のグループ毎に仕分けするソータ260(図2参
照)、処理層内に補充液を補充する補充システム26
2、ローラ等の洗浄を行う自動洗浄システム264が接
続されているとともに、プロセッサ部ドライバ266を
介して、各種ポンプ/ソレノイド268が接続されてい
る。これらのソータ260、補充システム262、自動
洗浄システム264、及び各種ポンプ/ソレノイド26
8は、プロセッサ部制御回路256によって作動が制御
される。
【0063】[現像液の劣化警告について]印画紙にプ
リントされるプリント画像の品質は、環境変化、経時変
化、プリント状況等により変化するため、定期的にレー
ザプリンタ部18の所謂キャリブレーション(補正)を
行って、一定のプリント品質を保つようにしている。こ
のため、一例として図9に示すようなテストパターン画
像を印画紙224上にプリントし、このテストパターン
画像の濃度を濃度計254によりそれぞれ測定する。そ
して、測定された濃度値に基づいて濃度補正量を決定し
て補正するようになっている。
【0064】テストパターン画像は、C(シアン)、M
(マゼンダ)、Y(イエロー)の各色について、それぞ
れ最高濃度であるDmax (一例として濃度値2.5)か
ら最低濃度であるDmin (印画紙ベース濃度)まで段階
的に0.5ずつ濃度値を変化させたパターン画像が所定
間隔で3列に並んでいる。このテストパターン画像デー
タは、プリンタ部制御回路238により作成される。
【0065】作成されたテストパターン画像データはフ
レームメモリ230へ出力され、LUT234、D/A
変換器235を介して露光部236へ出力される。そし
て、露光部236により印画紙224が露光され、プロ
セッサ部20において現像処理が成されて可視化され、
印画紙224上にテストパターン画像が形成される。
【0066】この印画紙上に形成されたテストパターン
画像は、濃度計254によりそれぞれ濃度測定される。
プリンタ部制御回路238では、測定された濃度値から
濃度補正量を算出し、この濃度補正量に基づいてLUT
234により濃度補正を行う。なお、この測定した濃度
値または濃度補正量は、プリンタ部制御回路238に内
蔵されたRAM等に測定されるごとに記憶することがで
きるようになっている。
【0067】また、プリンタ部制御回路238では、測
定された濃度値または濃度補正量を用いて、プロセッサ
部20での現像処理に使用される現像液が劣化している
かどうかを判断し、劣化していると判断した場合には、
表示部253に警告メッセージを表示して警告すること
ができるようになっている。警告方法としては警告メッ
セージを表示する場合に限らず、警告音を鳴らすように
してもよい。
【0068】この劣化警告に用いる情報の例としては、
min の絶対濃度やDmax の絶対濃度、Dmin やDmax
の変化、コントラストの変化等の情報を用いることがで
きる。
【0069】Dmin の絶対濃度を用いる場合は、C、
M、YそれぞれのDmin の濃度値と、予め記憶された基
準となる濃度値と比較して、その差が、C、M、Yのう
ちどれか1つでも所定値以上になった場合に劣化警告す
る。この基準となる濃度値は、例えばハードディスク1
68等に記憶しておくことができる。Dmin は未露光の
ため、露光部236の変動に無縁であり、警告精度は高
い。なお、印画紙は保存期間が長いとDmin の濃度値が
上昇するため、保存期間情報を取得するようにし、この
情報を加味して劣化警告を行うようにしてもよい。D
max の絶対濃度を用いる場合も、Dmin の絶対濃度を用
いる場合と基本的に同じであり、C、M、Yそれぞれの
min の濃度値と、予め記憶された基準となる濃度値と
比較して、その差が、C、M、Yのうちどれか1つでも
所定値以下になった場合に劣化警告する。
【0070】また、印画紙の種類によってDmin 、D
max の絶対濃度は異なる場合があるため、複数種類の印
画紙を用いる場合には、印画紙ごとに基準濃度情報をハ
ードディスク168等に記憶しておき、この印画紙ごと
の基準濃度情報をさらに加味して劣化警告すればさらに
精度よく劣化警告することができる。
【0071】上記のように、Dmin 、Dmax の絶対濃度
で劣化警告を行う場合には、印画紙ごとの基準濃度情報
を得れば精度よく劣化警告することができるが、過去に
測定した濃度値を用いてDmin 、Dmax の変化に基づい
て劣化警告すれば、印画紙ごとの情報がなくても精度よ
く劣化警告を行うことができる。
【0072】例えば、所定間隔でテストパターン画像を
プリントして濃度測定し、濃度測定するごとに1回目に
測定したDmin と、今回測定したDmin とを比較する。
これをC、M、Yそれぞれについて行い、いずれか1つ
でも濃度差が0.03以上だった場合に劣化警告する。
【0073】また、コントラストの変化を用いて劣化警
告する場合には、例えば濃度測定を行うごとに濃度値
0.5〜1.5までの間のコントラスト(傾き)を算出
するとともに、前回測定したコントラストとの比からコ
ントラスト変化を求める。そして、それぞれプリンタ部
制御回路238に内蔵されたRAMへ記憶していくとと
もに、過去に求めたすべてのコントラスト変化を掛け合
わせてコントラスト総変化量を求める。
【0074】例えば、図10に示すように、1回目に濃
度値0.5のパターンを発生させるために与えた露光量
をEA 、測定した濃度値をDA 、1回目に濃度値1.5
のパターンを発生させるために与えた露光量をEB 、測
定した濃度値をDB とすると、コントラストα1 は(D
B −DA )/(EB −EA )となる。そして、n回目に
測定したコントラストをαn とすると、1回目から2回
目のコントラスト変化β12はα2 /α1 となり、2回目
から3回目のコントラスト変化β23はα3 /α 2 とな
る。以下同様にしてコントラスト変化を求めていく。そ
して、例えば5回目の濃度測定を行った場合には、コン
トラスト総変化量βtotal は、β12×β23×β34×β45
で表される。このコントラスト総変化量βtotal が例え
ば変化量10%以上、すなわち、βtotal が1±0.1
の範囲外になったときに劣化警告するようにする。
【0075】このように、Dmin 、Dmax 、またはコン
トラストの変化に基づいて劣化警告するようにすれば、
印画紙ごとの情報がなくても精度よく劣化警告すること
ができる。
【0076】なお、過去の濃度値または濃度補正量を用
いて劣化警告する場合において、マガジンセンサ250
により印画紙がなくなったことを検出して印画紙の補充
を行った場合には、印画紙のばらつき(ロット差)があ
るので、印画紙補充時のデータは除外する必要がある。
【0077】例えば図11に示すように、印画紙を補充
して4回目の濃度測定を行った場合には、上記のコント
ラスト総変化量で劣化警告する場合には、1〜3回目ま
でのコントラスト変化と、4〜6回目のコントラスト変
化からコントラスト総変化量を求めて劣化警告する必要
がある。
【0078】また、濃度補正量が極端に大きいような場
合には環境変化等の別な要因が考えられるため、その時
のデータも除外する必要がある。
【0079】さらに、現像液を足して現像液良化の作業
が行われた場合には、100%現像液が良化されるわけ
ではないので、作業の前の変化も考慮する必要がある。
例えば、図12に示すようにDmin が変化して、4回目
の濃度測定で劣化警告し、現像液を足す作業を行ったと
する。ここで、7回目の濃度測定を行ったときには、3
回目、4回目のDmin の値は5回目のDmin の値よりも
大きいので現像液良化作業が行われていたと判断して除
外し、コントラスト総変化量βtotal を、β12×β56×
β67として求める。
【0080】次に、本実施の形態の作用として、プリン
タ部制御回路238によって実行される現像液の劣化を
チェックする制御を図8に示すフローチャートに従って
説明する。なお、劣化警告に用いる情報としては、コン
トラストの変化に基づいて劣化警告する場合を例に説明
する。
【0081】オペレータが操作盤252で所定の操作を
行って現像液劣化チェックの開始を指示すると、図8に
示す制御がプリンタ部制御回路238によって実行開始
される。
【0082】まず、プリンタ部制御回路238により図
9に示すようなテストパターン画像データが作成される
(ステップ302)。そして、作成されたテストパター
ン画像データはフレームメモリ230へ出力され、LU
T234、D/A変換器235を介して露光部236へ
出力される。
【0083】そして、露光部236によりテストパター
ン画像データに基づいて印画紙224が露光され(ステ
ップ304)、プロセッサ部20において発色現像、漂
白定着、水洗、乾燥の各処理が施される(ステップ30
6)。これにより、印画紙224上にテストパターン画
像が形成される。
【0084】この印画紙224上に形成されたテストパ
ターン画像は、濃度計254によりC、M、Yそれぞれ
について濃度測定される(ステップ308)。測定され
た濃度値は、プリンタ部制御回路238に内蔵されたR
AMに記憶される。プリンタ部制御回路238では、測
定された濃度値と、過去に測定された濃度値から、まず
はCについてのコントラスト総変化量βtotal を計算す
る(ステップ310)。
【0085】βtotal は、上述したように、1回目から
2回目のコントラスト変化β12をα 2 /α1 として求
め、以下同様にしてコントラスト変化を求めていくと、
β12×β23×β34×・・・で表される。また、βtotal
を計算する際、現像液良化の作業を行ったときのデータ
は除外して計算する。例えば、図12に示すような場合
には、3回目、4回目のデータは除外して計算する。す
なわち、β23及びβ34は除外してコントラスト総変化量
βtotal はβ12×β56×β67とする。
【0086】次に、求めたβtotal が所定範囲内、例え
ば1±0.1以内か否かを判断し(ステップ312)、
所定範囲外だった場合には、表示部253にメッセージ
を表示して劣化警告する(ステップ314)。劣化警告
された場合には、オペレータは、現像液の交換または補
充作業を行う。所定範囲内だった場合には、ステップ3
16でC、M、Yについてすべて終了したか否かを判断
し、ステップ310へ戻ってM、Yについても同様の処
理を行う。
【0087】このように、テストパターン画像を発生さ
せて、このテストパターン画像を濃度測定することによ
り現像液の劣化警告を行うので、従来のようにコントロ
ールストリップスを用いて現像液の劣化をチェックする
必要がない。
【0088】なお、上記実施形態では、テストパターン
画像は、C、M、Yそれぞれについて段階的に0.5ず
つ濃度値を変化させたパターン画像としているが、これ
に限らず、濃度値は必要に応じて変更してもよい。ま
た、C、M、Yのうち1種類のパターンだけでもよい
し、カラーとは限らず白黒のパターンにしてもよい。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内部的にテストパターン画像を作成して、このテストパ
ターン画像の濃度測定を行うことにより現像液の劣化を
警告するので、従来使用していたコントロールストリッ
プスを用いて現像液の劣化をチェックする必要がないと
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係るディジタルラボシステム
の概略構成図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】ラインCCDスキャナの光学系の概略構成図で
ある。
【図4】ラインCCDスキャナの電気系の概略構成図で
ある。
【図5】画像処理部の概略構成図である。
【図6】レーザプリンタ部の光学系の概略構成図であ
る。
【図7】レーザプリンタ部及びプロセッサ部の電気系の
概略構成を示すブロック図である。
【図8】本実施の形態における制御フローを示す流れ図
である。
【図9】テストパターン画像の一例を示す概略図であ
る。
【図10】濃度−露光量の関係を示す図である。
【図11】印画紙の補充を行ったときの劣化警告につい
て説明するための図である。
【図12】現像液を足した場合の劣化警告について説明
するための図である。
【図13】コントロールストリップスの一例を示す概略
図である。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム 18 レーザプリンタ部 20 プロセッサ部 224 印画紙 236 露光部 238 プリンタ部制御回路 253 表示部 254 濃度計

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストパターン画像を作成するテストパ
    ターン作成手段と、 前記テストパターン作成手段により作成された前記テス
    トパターン画像に基づいて印画紙に焼き付け露光する露
    光手段と、 前記露光手段により露光された前記印画紙を現像するこ
    とにより、前記テストパターン画像を前記印画紙にプリ
    ントするプリント手段と、 前記プリント手段により前記印画紙上にプリントされた
    前記テストパターン画像の濃度を測定する濃度測定手段
    と、 前記濃度測定手段により測定された濃度値に基づいて、
    前記プリント手段によるプリント画像の濃度を補正する
    濃度補正手段と、 前記濃度値または前記濃度補正手段による濃度補正量に
    基づいて、前記現像を行うための現像液の劣化を予測し
    て劣化警告する警告手段と、 を有する画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記警告手段による警告は、前記濃度値
    のうち、ベース濃度または最高濃度と、予め記憶されて
    いるベース濃度または最高濃度の基準値と比較すること
    により行うことを特徴とする請求項1記載の画像記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記濃度値または前記濃度補正手段によ
    る濃度補正量を蓄積する蓄積手段をさらに有し、前記警
    告手段による警告は、前記蓄積手段により蓄積された前
    記濃度値または前記濃度補正量に基づいて行われること
    を特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記警告手段による警告は、前記蓄積手
    段により蓄積された前記濃度値から、ベース濃度、最高
    濃度またはコントラストの変化を求めることにより行う
    ことを特徴とする請求項3記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記警告手段による警告は、予め保持さ
    れた前記印画紙の種類ごとの基準濃度情報をさらに用い
    て行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか
    1項に記載の画像記録装置。
JP10162201A 1998-06-10 1998-06-10 画像記録装置 Pending JPH11352652A (ja)

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JP10162201A JPH11352652A (ja) 1998-06-10 1998-06-10 画像記録装置

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